JP2003055269A - 安定器ピッチ材料の除染方法 - Google Patents

安定器ピッチ材料の除染方法

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JP2003055269A
JP2003055269A JP2002203996A JP2002203996A JP2003055269A JP 2003055269 A JP2003055269 A JP 2003055269A JP 2002203996 A JP2002203996 A JP 2002203996A JP 2002203996 A JP2002203996 A JP 2002203996A JP 2003055269 A JP2003055269 A JP 2003055269A
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pitch
organic solvent
solvent
aromatic compound
polyhalogenated aromatic
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A Gonzalez Luciano
エー.ゴンザレツ ルシアノ
Blair F Sim
エフ. シム ブレア
Henry E Kowalyk
イー.コワリク ヘンリー
James D Harcus
デー. ハーカス ジェームズ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蛍光ランプの安定器のピッチに含まれるポリ
ハロゲン化芳香族化合物を分解する方法を提供する。 【解決手段】 この方法は、(a)前記ピッチを十分な
量の有機溶媒と接触させて、ピッチと溶媒とが、ポリハ
ロゲン化芳香族化合物がその中に溶解した液相を形成す
るようにする工程、および(b)液相中のポリハロゲン
化芳香族化合物を化学的に分解する工程を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蛍光ランプの安定
器で使用されるタイプの、一般にポリ塩化ビフェニル
(PCB)などのポリハロゲン化芳香族化合物で汚染さ
れたピッチ材料に関し、詳細には、このようなピッチ材
料中に存在するポリハロゲン化芳香族化合物を分解する
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】蛍光ランプの安定器は一般に、リアクト
ル(鉄心およびコイルアセンブリを含む)、コンデンサ
およびサーマルプロテクタと、それらを取り囲むヘビー
ゲージスチールボックスから成る。コンデンサには、一
般にPCBなどの1種または2種以上のポリハロゲン化
芳香族化合物から成る誘電体材料が充てんされる。
【0003】安定器の内部構成部品とスチールボックス
の間の空間には一般に、常温では固体であり、約110
℃から約150℃の温度で融解する、「ピッチ」として
も知られるアスファルト・ベースのシールポッティング
材料が充てんされる。蛍光ランプの安定器に含まれるピ
ッチは一般に、不良コンデンサから漏れ出た誘電体流体
に由来し、または難燃剤などとしてピッチに組み込まれ
たある量のポリハロゲン化芳香族化合物を含む。
【0004】ポリハロゲン化芳香族化合物の使用によっ
て生じた環境上および毒物学上の問題は、有害物質規制
法(Toxic Substances Contro
lAct:TSCA)による1976年の生産制限、お
よび米国環境保護庁(EPA)による1979年の全面
的製造禁止に至らしめた。ポリハロゲン化芳香族化合物
を含む廃棄物の処分にも新たな規制要件が課せられた。
【0005】ポリハロゲン化芳香族化合物を含む廃棄物
の処分にはさまざまな技術が使用可能だが、行政の規制
要件が、それぞれの管轄権内でそれらの使用を制限、規
制している。ポリハロゲン化芳香族化合物を含む安定器
を処分する適当な方法は米国では、それらの状態および
当該州および連邦の規則によって決まる。TSCAの規
定によれば、漏れのない安定器は、自治体の固形廃棄物
埋立地に廃棄することができる。一方、漏れのある安定
器は、EPA承認の高温焼却炉で焼却しなければならな
い。
【0006】ポリハロゲン化芳香族化合物を含む廃棄物
を埋立地に廃棄処分することに関する将来の潜在的な不
都合のため、焼却が、ポリハロゲン化芳香族化合物を含
む安定器を処分する好ましい方法となった。しかし、安
定器全体を焼却するのには高いコストがかかることか
ら、安定器を構成要素に分離し、金属要素は回収し、ポ
リハロゲン化芳香族化合物を含むコンデンサおよびピッ
チは焼却するという代替処理法が開発された。
【0007】一般に、蛍光ランプの安定器のピッチはポ
リハロゲン化芳香族化合物を、含んだとしても非常にわ
ずかしか含まない。しかし、ピッチのポリハロゲン化芳
香族化合物含量を分析するコストは焼却コストよりも一
般に高く、したがってピッチは通常、分析せずに焼却に
まわされる。比較的に小量のポリハロゲン化芳香族化合
物を分解するために大量のピッチを焼却するのは不経済
である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】処分のコスト低減およ
び効率向上のため、ポリハロゲン化芳香族化合物を分解
する、蛍光ランプ安定器ピッチの改良された処理方法が
求められている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、蛍光ランプ安
定器のピッチに含まれるポリハロゲン化芳香族化合物を
分解する方法であって、ピッチを1種または2種以上の
有機溶媒と一緒にして、ポリハロゲン化芳香族化合物が
その中に溶解した液相を形成させ、続いて、その液相中
のポリハロゲン化芳香族化合物を化学的に分解する方法
を提供することにより、従来技術の上記欠点を解決す
る。
【0010】本発明の方法によれば、有機溶媒と一緒に
する前に、ピッチを部分的または完全に融解してもよ
く、あるいは、ピッチを有機溶媒と常温で一緒にし、続
いて加熱することにより、溶媒にピッチを溶解させても
よい。
【0011】本発明の好ましい実施形態では、有機溶媒
は鉱油から成り、場合によっては、ピッチが溶解する温
度を引き下げるため、1種または2種以上の共溶媒を加
えてもよい。
【0012】ピッチおよび有機溶媒を含む単一の液相の
形成に続き、「Method for Deconta
mination of Low Level Pol
yhalogenated Aromatic Con
taminated Fluid and Simul
taneous Destruction of Hi
gh Level Polyhalogenated
Aromatics」という名称の発明について200
0年8月18日に出願したカナダ国特許出願第2316
409号に記載されるように、液相をアルカリ分散と接
触させることによって、その中に溶解したポリハロゲン
化芳香族化合物を分解することが好ましい。この出願の
教示はその全体が本明細書に組み込まれる。あるいは、
ポリハロゲン化芳香族化合物を含む材料を除染する他の
既知のプロセスによって、上記単一の液相に含まれるポ
リハロゲン化芳香族化合物を化学的に分解することもで
きる。これには、水酸化カリウムまたは水酸化ナトリウ
ムとポリエチレングリコールの混合物との反応、または
t−ブトキシカリウムとの反応が含まれる。ただしこれ
らに限定されるわけではない。
【0013】したがって本発明は、ピッチ中に存在する
比較的に低濃度のポリハロゲン化芳香族化合物を分解す
る単純かつ経済的な方法であって、ピッチを焼却する必
要性が回避される方法を提供する。
【0014】その一態様では本発明は、蛍光ランプの安
定器のピッチに含まれるポリハロゲン化芳香族化合物を
分解する方法であって、(a)前記ピッチを十分な量の
有機溶媒と接触させて、ピッチと溶媒とが、ポリハロゲ
ン化芳香族化合物がその中に溶解した液相を形成するよ
うにする工程、および(b)液相中のポリハロゲン化芳
香族化合物を化学的に分解する工程を含む方法を提供す
る。
【0015】
【発明の実施の形態】蛍光ランプ安定器のピッチ中のポ
リハロゲン化芳香族化合物を分解する好ましい方法を説
明する。本発明の方法を実行する前には、ランプ安定器
をその個々の構成要素に分離しておくことが好ましい。
ポリハロゲン化芳香族化合物を含まない金属ケーシング
およびその他の構成要素は、可能ならば回収し再利用す
る。コンデンサ油およびピッチは、ポリハロゲン化芳香
族化合物を含む主要な構成要素であり、これらは別個に
処理する。
【0016】ピッチは、長鎖炭化水素から成り、常温で
は固体で、約110℃から約150℃の温度範囲で融解
するタール状物質である。
【0017】本発明によればピッチは、2段階の工程で
処理される。第1の工程では、ピッチを十分な量の有機
溶媒と接触させて、ピッチと溶媒とが、ポリハロゲン化
芳香族化合物がその中に溶解した液相を形成するように
する。本明細書で使用する、ピッチと溶媒による液相の
形成とは、ピッチに存在する実質的に全てのポリハロゲ
ン化芳香族化合物が有機溶媒に溶解する程度にまで、ピ
ッチが有機溶媒に溶解または分散していることを指す。
【0018】本発明の1つの好ましい方法では、溶媒と
一緒にする前にまず、ピッチを加熱する。少なくとも部
分的に融解する温度まで、一般には約110℃から約1
50℃の温度までピッチを加熱し、その後、有機溶媒と
接触させる。有機溶媒は、混合中にピッチの実質的な凝
固が起こらない温度まで予熱しておくことが好ましい。
その結果、ピッチの有機溶媒溶液が得られる。この溶液
は、第2の工程での処理のため、約90℃の温度に維持
することが好ましい。
【0019】本発明の別の好ましい方法では、固体のピ
ッチを有機溶媒と一緒にし、続いて、単一の液相が形成
されるまで加熱する。溶媒として鉱油を使用し、濃度約
20重量パーセントのPCBを含むピッチを使用した典
型的な場合では、ピッチは、約70℃から約120℃の
温度で30分以内に溶解する。
【0020】所与の重量のピッチを溶解するのに使用す
る溶媒の量は、当然ながら、使用する溶媒の性質および
温度に左右される。一般に、ピッチを溶解し、常温まで
冷却しても溶液が過度に増粘することなくピッチが溶解
した状態を維持する最低量の溶媒を使用することが好ま
しい。溶媒中のピッチの濃度は一般に、約10重量パー
セントから約30重量パーセントであり、好ましくは、
約15重量パーセントから約25重量パーセントであ
る。
【0021】本発明の方法では、鉱油から成る溶媒を選
択することが好ましく、これには、鉱油と共溶媒を含む
溶媒、あるいはポリハロゲン化芳香族化合物で汚染され
た鉱油を含む溶媒が含まれる。鉱油を含む溶媒の選択が
好ましいのは、第2の工程が、低濃度のPCBで汚染さ
れた鉱油をフィード溶液として受け入れるように設計さ
れているためである。このような汚染鉱油は一般に電力
変圧器から得られる。
【0022】ピッチと有機溶媒とが単一の液相を形成す
る温度を引き下げ、かつ/またはピッチと有機溶媒とが
単一の液相を形成する速度を増大させるような共溶媒を
選択することが好ましい。好ましい共溶媒は不活性有機
溶媒の中から選択される。本発明の発明者は好ましい共
溶媒として、イソオクタン、イソプロパノールおよびメ
タノールを識別したが、当業者には明白なように、他の
いくつかの共溶媒も有用である。
【0023】溶解したポリハロゲン化芳香族化合物で溶
媒が汚染されている場合には、溶媒が、このような物質
を比較的に低い濃度で含むことが好ましく、その濃度は
溶液1kgあたり約1mgから50,000mg、好ま
しくは約2mg/kgから5,000mg/kgであ
る。本発明の特に好ましい実施形態では、このような汚
染された溶媒が、電力変圧器から得られる低濃度PCB
汚染鉱油を含む。この鉱油は、クロロベンゼンなどの他
の汚染物質を含む可能性がある。
【0024】溶媒に溶解または分散させたピッチの溶液
または分散液を次に、第2の工程のフィード材料として
使用する。この第2の工程は、溶媒に溶解したポリハロ
ゲン化芳香族化合物を化学的に分解することを含む。本
発明の好ましい方法では、その第2の工程が、前述のカ
ナダ国特許出願第2316409号に記載したように、
第1の工程で作り出した液相をアルカリ分散と接触させ
ることを含む。この特許出願に記載された方法は、ポリ
ハロゲン化芳香族化合物を分解する発熱反応によって、
低濃度のポリハロゲン化芳香族化合物で汚染された不活
性流体を除染し、同時に、高濃度のポリハロゲン化芳香
族化合物で汚染された材料を除染することに関する。こ
の方法は、(i)容器の中に(a)不活性溶媒と(b)
アルカリ分散と(c)高濃度汚染材料を入れる段階、
(ii)段階(i)の終結とほぼ同時に内容物の温度を
その引火点よりも低く維持するのに十分な量の汚染され
た不活性流体を容器に加える段階、ならびに(iii)
汚染された不活性流体および材料が除染されるまでアル
カリ分散とポリハロゲン化芳香族化合物の反応を進行さ
せて除染された不活性流体を生み出す段階からなる。
【0025】本発明の方法の第2の工程で使用するアル
カリ分散は、リチウム、ナトリウムおよびカリウムから
なる群より選択するアルカリ金属から得る。鉱油にナト
リウム金属を分散させたものが好ましい。
【0026】本明細書で使用する用語「ポリハロゲン化
芳香族化合物」には例えば、ポリ塩化ビフェニル、ポリ
臭化ビフェニル、ハロゲン化ベンゼン、ハロゲン化ビフ
ェニル、ポリ塩化ジベンゾフラン、クロルダンおよびハ
ロゲン化多環芳香族化合物が含まれる。ほとんどの場合
この化合物は、単独の、または変圧器油、安定器油、熱
伝達流体、潤滑剤などの炭化水素またはシリコーン・ベ
ースの油との混合物としてのポリ塩化ビフェニルであ
る。
【0027】本発明の方法の第1の工程で形成した溶液
または分散液を、第2の工程の低濃度に汚染された不活
性流体として使用することが好ましく、第2の工程の高
濃度汚染材料は、蛍光ランプ安定器のコンデンサまたは
電力補正コンデンサの誘電体流体を含むことが好まし
い。
【0028】次に、以下の実施例で本発明をさらに説明
する。 実施例1−ピッチの融解および溶解 蛍光ランプ安定器のPCB汚染ピッチをビーカーに入
れ、加熱した。いくつかの温度でピッチの挙動を観察し
た。結果を以下に示す。温度/℃ 状態 30 固体 75 固体 90 軟化 100 さらに軟化 110 部分融解 130 極めて流動性 150 自由流動 冷却後、ピッチが固化することを観察した。融解したピ
ッチを、90℃に予熱した鉱油と混合して単一の液相を
形成した。
【0029】実施例2−ピッチと溶媒の混合およびピッ
チの加熱溶解 蛍光ランプ安定器のPCB汚染ピッチ(10g)を、V
oltesso 35(商標)鉱油(43g)と混合
し、撹拌しながら加熱した。ピッチは、120℃で30
分以内に完全に溶解した。溶液をそのまま常温まで冷却
した。ピッチは溶媒に溶解したままであった。
【0030】ある好ましい実施形態に関して本発明を説
明したが、本発明はその実施形態に限定されるものでは
ない。本発明は、前記特許請求の範囲に含まれる全ての
実施形態を包含する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B09B 3/00 303Z (72)発明者 ブレア エフ. シム カナダ エル6エックス 1エル5 オン タリオ,ブランプトン,イングリッシュ ストリート 23 (72)発明者 ヘンリー イー.コワリク カナダ エル7アール 3エックス5 オ ンタリオ,バーリングトン,オーチャード ロード 2211 (72)発明者 ジェームズ デー. ハーカス カナダ エム8エックス 1ジェー4 オ ンタリオ,トロント,ウィルガー ロード 22 Fターム(参考) 4D004 AA06 AA22 AB06 CA02 CA22 CA29 CA32 CA41 CC04 CC12 CC15 DA03 DA06 4H006 AA05 AC13 AC26 BB11 BB14 BE10 BE21 EA22

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蛍光ランプの安定器のピッチに含まれる
    ポリハロゲン化芳香族化合物を分解する方法であって、 (a)前記ピッチを十分な量の有機溶媒と接触させて、
    ピッチと溶媒とが、ポリハロゲン化芳香族化合物がその
    中に溶解した液相を形成するようにする工程、および (b)液相中のポリハロゲン化芳香族化合物を化学的に
    分解する工程を含む方法。
  2. 【請求項2】 工程(a)の前に、ピッチを少なくとも
    部分的に融解する工程をさらに含む、請求項1に記載の
    方法。
  3. 【請求項3】 ピッチを少なくとも部分的に融解する工
    程が、ピッチを約110℃から約150℃の温度に加熱
    することを含む、請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 工程(b)の前に、液相を約90℃まで
    冷却する、請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 工程(a)の間に、ピッチおよび有機溶
    媒を加熱する、請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 工程(a)の間に、まずピッチと有機溶
    媒とを常温で接触させ、続いて、前記液相を形成する十
    分な温度まで加熱する、請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記有機溶媒が鉱油を含む、請求項1に
    記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記有機溶媒が鉱油および共溶媒を含
    み、その共溶媒がイソオクタン、イソプロパノールおよ
    びメタノールからなる群より選択される有機溶媒を含
    む、請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記有機溶媒が、ポリハロゲン化芳香族
    化合物で汚染された鉱油を含む、請求項1に記載の方
    法。
  10. 【請求項10】 前記有機溶媒が鉱油を含み、工程
    (b)が、前記液相を化学ブレンドと接触させることに
    より、ポリハロゲン化有機化合物を分解することを含
    む、請求項1に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記化学ブレンドが、水酸化カリウム
    または水酸化ナトリウムとポリエチレングリコールとの
    混合物を含む、請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記化学ブレンドが、t−ブトキシカ
    リウムと溶媒とを混合することによって得られる、請求
    項10に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記溶媒が鉱油である、請求項12に
    記載の方法。
  14. 【請求項14】 工程(b)が、前記液相をアルカリ分
    散と接触させることを含み、そのアルカリ分散がリチウ
    ム、ナトリウムおよびカリウムからなる群より選択され
    るアルカリ金属から得られる、請求項1に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記アルカリ金属が鉱油に分散され、
    ポリハロゲン化芳香族化合物がその中に溶解する前記有
    機溶媒が鉱油である、請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 アルカリ金属がナトリウムである、請
    求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 ポリハロゲン化芳香族化合物がポリ塩
    化ビフェニルである、請求項1に記載の方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7488863B2 (en) 2001-11-07 2009-02-10 Powertech Labs, Inc Process for destruction of halogenated organic compounds in solids
JP2014004500A (ja) * 2012-06-21 2014-01-16 Kazuya Masuda 蛍光灯安定器の除染方法

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