JP2003054531A - 食品用容器及びその製法 - Google Patents

食品用容器及びその製法

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JP2003054531A JP2001242073A JP2001242073A JP2003054531A JP 2003054531 A JP2003054531 A JP 2003054531A JP 2001242073 A JP2001242073 A JP 2001242073A JP 2001242073 A JP2001242073 A JP 2001242073A JP 2003054531 A JP2003054531 A JP 2003054531A
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JP
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food container
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food
bamboo
layer
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JP2001242073A
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Yoshitane Fuchigawa
吉胤 渕側
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YANAGI PRODUCTS KK
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YANAGI PRODUCTS KK
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    • Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/90—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in food processing or handling, e.g. food conservation
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02W90/10—Bio-packaging, e.g. packing containers made from renewable resources or bio-plastics

Landscapes

  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 中身の食品の余分な水分を除去し、結露の少
ない食品用容器を提供する。 【解決手段】 ３層以上の積層状に接着された複数枚の
竹の皮１から成る。竹の皮１が一層ごとに縦方向と横方
向とが交互になるよう積層されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品用容器に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の弁当箱や収納器等の食品用容器と
しては、例えば透明のプラスチック製のものが多く使用
されてきた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、それらの食品
用容器では、密封状態のため、中身の食品の余分な水分
は蒸発することがなく、結露していた。また、廃棄・焼
却等するときに、公害問題となっていた。
【０００４】そこで、本発明は、中身の食品の余分な水
分を除去し、結露の少ない食品用容器を提供することを
目的とする。また、廃棄・焼却等するときに、公害問題
とならず、リサイクルをすることができる食品用容器を
提供することを他の目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る食品用容器は、３層以上の積層状に
接着された複数枚の竹の皮から成るものである。また、
竹の皮が一層ごとに縦方向と横方向とが交互になるよう
積層されているものである。
【０００６】また、本発明に係る食品用容器の製法は、
複数枚の竹の皮を３層以上の積層状に接着し、プレスし
つつ加熱することにより成形する方法である。また、加
熱温度Ｔを 200℃≦Ｔ≦ 300℃に設定し、加熱時間ｔを
20秒≦ｔ≦30秒に設定する方法である。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を示す図面に基
づき、本発明を詳説する。
【０００８】図１及び図２は、本発明の第１の実施の形
態を示す。すなわち、この食品用容器は、立体凹状の浅
皿であって、３層の積層状に接着された複数枚の竹の皮
１…から成る。食品用容器が１層又は２層の竹の皮１か
ら成る場合、強度が小さく、食品用容器として不向きで
ある。接着剤としては、でんぷん系等の食品衛生上好ま
しい材質とする。
【０００９】図３に示すように、竹の皮１…は一層ごと
に縦方向と横方向とが交互になるよう積層されている。
そのため、いずれの方向の曲げ外力に対しても十分に耐
え得る強度を発揮する。
【００１０】次に、この食品用容器の製法について説明
する。まず、図４に示すように、複数枚の竹の皮１…を
一層ごとに縦方向と横方向とが交互になるよう３層積層
する。図例では、第１層目が横方向、第２層目が縦方
向、第３層目が横方向とされている。そして、上述のよ
うに、可食糊等から成る接着剤２（図３参照）にて相互
に接着する。
【００１１】なお、図４に示す実施の形態では、各層が
２枚（以上）の竹の皮１…をその側縁部が僅かに重なる
ようにして、広い面積の一層を形成し、そのようにした
広い面積の一層を、次々と、積層している。このように
すれば、比較的小型の竹の皮１…を使用して、広く大き
な容器を、作成可能となる。（要するに、本発明では
「層」のカウントは、図４のような場合には、僅かに側
縁部が重なっている場合でも、１層とカウントする。）
【００１２】次に、図５及び図６に示すように、プレス
しつつ加熱することにより食品用容器の形状に成形す
る。図５は、プレス前の状態を示し、図６は、プレス時
の状態を示す。図中、３は雌型を示し、４は雄型を示
す。また、５はカッター刃であって、図６に示すよう
に、押さえ部６にて食品用容器を押さえつつ、不要な周
縁部分７（図５参照）を切除する。
【００１３】プレスするときの加熱温度Ｔを 200℃≦Ｔ
≦ 300℃に設定し、加熱時間ｔを20秒≦ｔ≦30秒に設定
する。加熱温度Ｔが、Ｔ＜ 200℃の場合は、所定の食品
用容器の形状に形成するのが困難である。加熱温度Ｔ
が、 300℃＜Ｔの場合は、食品用容器が熱によって焦げ
てしまう虞れがある。また、加熱時間ｔが、ｔ＜20秒の
場合は、所定の食品用容器の形状に形成するのが困難で
ある。加熱時間ｔが、30秒＜ｔの場合は、食品用容器が
熱によって焦げてしまう虞れがある。
【００１４】図７は、第２の実施の形態を示す。すなわ
ち、この食品用容器は、深皿であって、２点鎖線で示す
ような蓋８をすることにより、弁当箱となる。
【００１５】なお、本発明は設計変更可能であって、例
えば、竹の皮１は柔軟なので、平面視の形状を丸型、角
型、六角型等とするも良い。また、食品用容器が、３層
より多層の竹の皮１…から成るも良い。
【００１６】
【発明の効果】本発明は、上述の如く構成されるので、
次に記載する効果を奏する。
【００１７】（請求項１によれば）中身の食品の余分な
水分を除去し、結露を少なくすることができる。また、
材料が天然のため、廃棄・焼却等するときに、公害問題
とならず自然（土）に還る。また、リサイクルをするこ
とができる。また、竹の皮１…の模様が天然素材ならで
はのものであって、美しい。３層以上積層されているの
で、強度と剛性が高い。さらに、竹の皮１…による殺菌
効果が得られる。
【００１８】（請求項２によれば）異方性が小さくな
り、強度的なバランスが良くなる。つまり、特定の方向
が強度的に劣る、ということをなくすことができ、あら
ゆる方向の曲げによる外力に耐え得る。
【００１９】（請求項３によれば）短時間で効率良く食
品用容器を製造することができる。 （請求項４によれば）食品用容器を焦がすことなく、か
つ、十分に積層一体化できて、所定の形状に確実に形成
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施の形態を示す斜視図であ
る。
【図２】断面正面図である。
【図３】要部拡大断面正面図である。
【図４】説明平面図である。
【図５】説明正面図である。
【図６】説明正面図である。
【図７】第２の実施の形態を示す断面正面図である。
【符号の説明】
１ 竹の皮 Ｔ 加熱温度 ｔ 加熱時間
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｂ６５Ｄ 1/22 ＢＲＭ Ｂ６５Ｄ 1/22 ＢＲＱ ＢＲＱ ＢＳＧ ＢＳＧ 1/34 1/34 1/00 Ｂ Ｃ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ３層以上の積層状に接着された複数枚の
    竹の皮１…から成ることを特徴とする食品用容器。
  2. 【請求項２】 竹の皮１…が一層ごとに縦方向と横方向
    とが交互になるよう積層されている請求項１記載の食品
    用容器。
  3. 【請求項３】 複数枚の竹の皮１…を３層以上の積層状
    に接着し、プレスしつつ加熱することにより成形するこ
    とを特徴とする食品用容器の製法。
  4. 【請求項４】 加熱温度Ｔを 200℃≦Ｔ≦ 300℃に設定
    し、加熱時間ｔを20秒≦ｔ≦30秒に設定する請求項３記
    載の食品用容器の製法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2028112A1 (en) 2007-08-24 2009-02-25 Kabushiki Kaisha Shinrin-Shigen-Riyo-Sokushin-Kenkyusho A wooden container and a process for manufacturing thereof
CN102922582A (zh) * 2012-06-18 2013-02-13 徐飞 一种容器的制造方法
JP2022166483A (ja) * 2021-04-21 2022-11-02 やなぎプロダクツ株式会社 木製スプーンの製造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP2028112A1 (en) 2007-08-24 2009-02-25 Kabushiki Kaisha Shinrin-Shigen-Riyo-Sokushin-Kenkyusho A wooden container and a process for manufacturing thereof
EP2050678A1 (en) * 2007-08-24 2009-04-22 Kabushiki Kaisha Shinrin-Shigen-Riyo-Sokushin-Kenkyusho Process and apparatus for manufacturing a wooden container
CN102922582A (zh) * 2012-06-18 2013-02-13 徐飞 一种容器的制造方法
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