JP2003047054A - 移動体通信システム - Google Patents

移動体通信システム

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JP2003047054A
JP2003047054A JP2001227769A JP2001227769A JP2003047054A JP 2003047054 A JP2003047054 A JP 2003047054A JP 2001227769 A JP2001227769 A JP 2001227769A JP 2001227769 A JP2001227769 A JP 2001227769A JP 2003047054 A JP2003047054 A JP 2003047054A
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JP2001227769A
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Naomichi Hata
直道 秦
Hiroshi Tawada
博 多和田
Hiroyuki Yamada
博之 山田
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Original Assignee
Toyota Motor Corp
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    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08GTRAFFIC CONTROL SYSTEMS
    • G08G1/00Traffic control systems for road vehicles
    • G08G1/20Monitoring the location of vehicles belonging to a group, e.g. fleet of vehicles, countable or determined number of vehicles

Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動体にデータ通信用の通信モジュールが搭
載されている場合にその通信モジュールを介することな
く通話を行うことができるようにする。 【解決手段】 移動体に搭載される通信システムであっ
て、データ通信を行う通信モジュール100と、音声通
信が可能な通話手段400が接続される接続部208と
を備える構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体(車両や携
帯型端末)にデータ通信用の通信モジュールが搭載され
ている場合にその通信モジュールを介することなく通話
(音声通信)を行うことができるようにする技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、情報センターなどから移動
体(車両、または、PDAやモバイルパソコンなどの携
帯端末など)に搭載された通信モジュールを介して各種
サービス(たとえば、課金対象のコンテンツの提供サー
ビス)を受けることが可能な通信システムを開発してい
る。通信モジュールとは、情報センターなど特定の相手
先との間で携帯電話網を介してデータ通信を行うデータ
通信用の通信装置である。
【0003】しかしながら、通信モジュールは、データ
通信用の通信装置であるためこれを介して通話を行うこ
とができないという問題がある。通信モジュールをデー
タ通信と通話の兼用モジュールとすることも考えられる
が、そのためには通信コストが上昇することになる。ま
た、通信するための電話番号が統一されるため、通話中
であればデータ通信は不可能であり、データ通信を行っ
ている時は通話ができない。更に、通信モジュールをデ
ータ通信と通話の兼用モジュールとしたとしても、同一
人が複数の移動体を所有したり、複数人が同一の移動体
を所有したりすることがあるため、通信モジュールに通
話のための着信がそれほどないと予想できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、移動
体にデータ通信用の通信モジュールが搭載されている場
合にその通信モジュールを介することなく通話を行うこ
とができるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、移動体に搭載される移動体通信システム
であって、データ通信を行う通信モジュールと、音声通
信が可能な通話手段が接続される接続部とを備える構成
とした。
【0006】本発明によれば、データ通信はデータ通信
用の通信モジュールで、音声通信は通話手段で行うこと
が可能になる。通話手段は、携帯電話機やPHS電話機
などである。
【0007】前記通話手段は前記接続部に有線または無
線で接続される。有線としては通信ケーブル、無線とし
てはブルートゥースなどの無線通信技術を用いる。
【0008】上記の移動体通信システムはさらに、通信
先との間で前記通話手段を介して通話を行うハンズフリ
ーユニットを備えるようにしてもよい。このようにすれ
ば、データ通信はデータ通信用の通信モジュールで、通
話は通話手段を介してハンズフリーで行うことが可能に
なる。
【0009】上記の移動体通信システムはさらに、所定
サービスの要求を入力する入力手段と、前記所定サービ
スの要求が入力された場合に、特定の相手先(たとえ
ば、情報センター)に対して前記通信モジュールを介し
て前記所定サービスの要求を送信する手段とを備えてい
てもよい。このようにすれば、所定サービスの要求が入
力された場合に、携帯電話機ではなく通信モジュールに
よってデータ通信を行うことができる。この場合、前記
所定サービスの要求に応じて前記特定の相手先から送信
されるコンテンツを前記通信モジュールを介して受信す
る。
【0010】上記の移動体通信システムはさらに、画像
表示装置と、前記通信モジュールを介して受信したコン
テンツに基づいて前記画像表示装置に画像を表示する手
段とを備えていてもよい。
【0011】上記移動体通信システムは、音声出力装置
と、前記通信モジュールを介して受信したコンテンツに
基づいて前記音声出力装置から音楽を出力する手段とを
さらに備えていてもよい。
【0012】前記移動体は車両または携帯端末である。
前記移動体が車両である場合には、前記通信用モジュー
ルには前記車両に搭載されたエンジン始動用のバッテリ
ーから電源が供給される。従来、データ通信と通話の兼
用モジュールとしてデジタル携帯電話機等が用いられて
いたが、充電しながらデータ通信を行うことができない
ため短時間の通信しかできなかった。しかし、このよう
にすれば、通信モジュール自身にバッテリーを搭載して
これを電源とする場合に比べて、比較的長期間データ通
信を行うことが可能になる。
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態である
移動体通信システムを含む課金データ管理システムにつ
いて、図面を参照しながら説明する。本実施の形態で
は、移動体として車両を例にして説明する。
【0013】図1、図5は、課金データ管理システムの
概略システム構成を示す図である。図2は、通信モジュ
ールなどの取付状態を説明するための図である。図1、
図5に示すように、課金データ管理システムは、車両V
に搭載された通信モジュール100および車載情報端末
200と、情報センター300とを包含している。
【0014】通信モジュール100は、情報センター3
00など特定の相手先との間で携帯電話網を介して(そ
の他の公衆回線網やインターネットなどを介する場合も
含む)データ通信を行うデータ通信用(またはデータ通
信専用)の通信装置である。通信方式としてはデータ量
に応じて課金されるパケット交換方式を用る。このた
め、データの送受を行わない限り通信料金が発生しな
い。
【0015】通信モジュール100は、図2に示すよう
に、外観が略矩形箱形の筐体に形成されており、ダッシ
ュボード内に取り付けられている。通信モジュール10
0はROMなどの記憶装置(図示せず)を内蔵してお
り、この記憶装置には通信モジュール100の電話番号
と、車両の識別情報(通信モジュール100に付与され
た一意のモジュールナンバーと、通信モジュール100
が搭載される車両の車体フレームに付与されたフレーム
ナンバー)とが格納されている。なお、車両識別情報と
して、通信モジュール100が搭載される車両の車体フ
レームに付与されたフレームナンバーだけとすることも
できる。
【0016】通信モジュール100の電話番号と通信モ
ジュール100に付与されたモジュールナンバーは、通
信モジュール100の製造工場において記憶装置に書き
込まれる。通信モジュール100は、車両の製造工場に
おいて車両に取り付けられる。
【0017】通信モジュール100は、車載情報端末2
00などから制御されることによって、特定の電話番号
を発信情報として外部に送出する。これにより、情報セ
ンター300との間でデータ通信を行うための通信路が
確立され、情報センター300との間でデータ通信を行
うことが可能となる。通信モジュール100をダッシュ
ボード内に取り付けた場合には、データ通信の安定性を
確保するために、フロントガラス内側など電波を送受し
やすい車両部分に取り付けたアンテナ101を通信モジ
ュール100に接続することが好ましい。
【0018】通信モジュール100には、イグニッショ
ンキーのオン(またはワイヤレスキーなどその他のエン
ジン始動方法)によってエンジンを始動することによ
り、予め車両に搭載されているバッテリー(図示しない
エンジン始動用のバッテリー)から作動用の電源が供給
され(通信モジュール電源オン)、イグニッションキー
のオフ(またはワイヤレスキーなどその他のエンジン停
止方法)によってエンジンを停止することにより、作動
用の電源が供給されなくなる(通信モジュール電源オ
フ)。
【0019】なお、エンジン始動用のバッテリーやこれ
とは別に車両に搭載した非常用の通信用電源から通信モ
ジュール100に常時電源を供給して着信可能状態とし
ておけば、たとえば、エンジンが始動されることなく車
両がレッカー車などで盗まれた場合であっても、情報セ
ンター300から通信モジュール100を呼び出して盗
難車両の位置を調べることが可能となる。
【0020】本実施の形態においては、情報センター3
00を運営する事業会社が通信キャリア(通信事業者)
との間との契約により、通信モジュール100によるデ
ータ通信料や月々の基本料金などの通信コストを負担す
る。したがって、ユーザーには通信モジュール100に
よるデータ通信料や月々の基本料金は課金されず、情報
料(コンテンツ利用料)のみが課金される。なお、情報
センター300を運営する事業会社が通信キャリアとの
間で行う契約は、人単位ではなく、車両単位となってい
る。情報センター300を運営する事業会社は、所定の
タイミングで通信キャリアに対して通信コストを支払
う。
【0021】通信モジュール100は、上記のように車
載情報端末200と別体としてもよいし、車載情報端末
200の筐体内に収容するようにしてもよい。また、通
信モジュール100は、ダッシュボード内に限らず、運
転席や助手席などのシートの下やトランクルームなど、
車内の各種の場所に取り付けてもよい。
【0022】通信モジュール100には所定のインター
フェースを介して車載情報端末200が接続されてい
る。車載情報端末200は、CPUとこのCPUにバス
を介して接続された、RAM、ROM(またはハードデ
ィスク装置などの記憶媒体)、メモリカード読取装置、
音声出力装置、通信モジュール100とのインターフェ
ース(いずれも図示せず)、画像表示装置201、入力
装置202、車両現在地検出手段(GPSアンテナ20
3、車速センサ204、および、地磁気センサ205な
ど)、燃料残検出センサなどその他のセンサ206、マ
イク207、携帯電話機400が接続される接続部20
8、および、ハンズフリーユニット(図示せず)などを
備えている。なお、GPS機能は通信モジュール100
に内蔵してもよい。
【0023】ROMには、ウインドウズCEなどのオペ
レーティングシステムと、このオペレーティングシステ
ム上で実行されるナビゲーションプログラムや音楽・画
像(静止画または動画)の再生プログラムなどが格納さ
れている。
【0024】ナビゲーションプログラムは、主に、メモ
リカード読取装置によってメモリカードから読み取られ
た経路案内に用いられるデータ(地図データや経路探索
用データや経路案内用データなど)に基づいて、車両現
在地などの所定位置から目的地までの経路を案内する。
車両現在地としては、GPSアンテナ203を介して衛
星から受信した信号に基づいて算出される絶対位置と、
車速センサ204や地磁気センサ205などから検出さ
れた信号に基づいて算出される相対位置とがある。
【0025】再生プログラムは、主に、メモリカード読
取装置によってメモリカードから読み取られた音楽ファ
イルや画像ファイルに基づいて、車載のスピーカーなど
の音声出力装置から音楽を出力し、また、液晶ディスプ
レイやCRTディスプレイなどの画像表示装置201に
画像を表示する。
【0026】経路案内に用いられるデータや音楽ファイ
ル・画像ファイルは、情報センター300から通信モジ
ュール100を介して取得されてメモリカードに記録さ
れる。これらのデータ(経路案内に用いられるデータや
音楽ファイル・画像ファイル)は、情報センター300
から圧縮された状態で取得してメモリカードに記録し、
必要に応じて解凍して使用するようにしてもよい。な
お、これらのデータは、家庭用のパーソナルコンピュー
タ(図示せず)などによってメモリカードに記録される
場合もある。
【0027】入力装置202は所定サービスの要求など
を入力する装置であり、車載情報端末200正面に設け
たスイッチ、音声認識装置、画像表示装置201の表示
面に設けたタッチパネルなどを用いる。音声認識装置
は、車載のマイク207から入力された音声から特徴パ
ターンを抽出してこれを予め用意されたパターン(RO
Mなどに格納されている)と比較することで入力された
音声を認識する装置であり、特定のパターンが認識され
た場合には、その認識パターンに対応づけられた情報が
入力され、または、命令が実行されるようになってい
る。
【0028】接続部208は、特定の相手先との間で音
声通信が可能な通話手段としての携帯電話機400が通
信ケーブルCを介して有線接続される接続ポートであ
り、通信ケーブルCに応じたコネクタを用いる。また、
携帯電話機400は、接続部208に無線接続されるよ
うにしてもよい。この場合の通信方式としては、ブルー
トゥース(携帯情報機器向けの無線通信技術であり、現
在、2.45GHz帯の電波を利用して、1Mbpsの速度でデー
タをやりとりすることができる。)などを用いる。
【0029】ハンズフリーユニットにはマイク207と
車載スピーカーなどの音声出力装置と携帯電話機400
が接続されており、携帯電話機400を介して特定の相
手先(または通信先)との間で通話が可能となってい
る。ハンズフリーユニットは車載情報端末200に内蔵
されていてもよいし、別体で設けてもよい。
【0030】車載情報端末200は、入力装置202を
介して所定サービスの要求が入力された場合には、特定
の電話番号を発信情報として送出するように通信モジュ
ール100を制御する。これにより、情報センター30
0との間でデータ通信を行うための通信路が確立され、
情報センター300との間でデータ通信を行うことが可
能となる。なお、入力装置202を介して所定サービス
の要求が入力された場合に、すでに、情報センター30
0との間でデータ通信を行うための通信路が確立されて
いるときは、上記の処理を行わない。
【0031】車載情報端末200は、情報センター30
0との間でデータ通信を行うための通信路が確立される
と、情報センター300に対して通信モジュール100
を介して、入力装置202から入力された所定サービス
の要求と、所定サービスの要求を行うユーザーの識別情
報と、通信モジュール100に内蔵された記憶装置に格
納された車両識別情報(フレームナンバーとモジュール
ナンバー)と、通信モジュール100の電話番号を送信
するように通信モジュール100を制御する。
【0032】情報センター300は、図1に示すよう
に、CPU301とこのCPU301にバスを介して接
続されたハードディスク装置などの記憶装置に構築され
た各種のデータベース(車両情報データベース302、
ユーザー情報データベース303、および、課金情報デ
ータベース304など)や、車両に搭載された通信モジ
ュール100との間でデータ通信を行う通信装置(図示
せず)などを備えている。図3は、これらのデータベー
スの論理的構成を示している。
【0033】車両情報データベース302は、フレーム
ナンバー、モジュールナンバー、電話番号、車両情報の
項目によって構成されている。ユーザー情報データベー
ス303は、フレームナンバー、ユーザー識別情報(ロ
グインナンバーまたは音声認識データ)、クレジットカ
ード番号(決済ナンバー)の項目によって構成されてい
る。このユーザー情報データベース303が移動体識別
情報と該移動体識別情報に対応づけられた少なくとも一
つのユーザ識別情報とを格納したデータベースに相当す
る。
【0034】ユーザー情報データベース303には、一
つのフレームナンバーに対して複数のユーザー識別情報
が登録されていることがある。同一車両を複数人で使用
する場合、たとえば、車両所有者とその家族または知人
などが使用する場合にユーザーごとに課金するためであ
る。
【0035】課金情報データベース304は、クレジッ
トカード番号(決済ナンバー)、フレームナンバー、使
用日時、利用金額(課金の金額)の項目によって構成さ
れている。なお、課金情報データベース304に代え
て、課金が発生するごとに、課金データとして、クレジ
ットカード番号、フレームナンバー、使用日時、利用金
額の項目をファイルに記録するようにしてもよい。な
お、課金データとしては、少なくともクレジットカード
番号、利用金額の項目があればよい。
【0036】情報センター300は、経路案内に用いら
れるデータや音楽ファイル・画像ファイルなどが登録さ
れた各種のコンテンツデータベース(図示せず)を備え
ている。
【0037】次に、上記構成の課金データ管理システム
の動作について、図面を参照しながら説明する。図4
は、課金データ管理システムの動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【0038】通信モジュール100は、車両の製造工場
において車両に取り付けられる。フレームナンバーは、
この車両の製造過程において通信モジュール100に内
蔵された記憶装置などに書き込まれる。車両の製造工場
においては、その製造工場から車両が出荷される前に
(または、通信モジュール100が搭載された車両がユ
ーザーに販売される前に)通信モジュール100の動作
確認試験などのために、情報センター300に対して通
信モジュール100を介して、通信モジュール100に
内蔵された記憶装置に格納された車両識別情報(フレー
ムナンバーとモジュールナンバー)と通信モジュール1
00の電話番号を送信する(S100)。情報センター
300は、通信モジュール100から通信装置を介して
車両識別情報(フレームナンバーとモジュールナンバ
ー)と電話番号を受信して、車両情報データベース30
2に登録する(S101)。これによってフレームナン
バーとモジュールナンバーが紐付けされることになる。
【0039】通信モジュール100が搭載された車両を
購入したユーザーは、車載情報端末200の初回操作時
に画像表示装置201に表示される初期登録画面や音声
出力装置から出力される音声案内に従って、情報料(コ
ンテンツ利用料)支払いのためのクレジットカード番号
(決済ナンバー)、自己の氏名、ユーザー識別情報(暗
証番号などで、ログインナンバーとしても使用され
る)、連絡先(住所、電話番号、電子メールアドレスな
ど)、生年月日などを入力装置202を介して入力す
る。なお、情報料支払い方法として、プリペイドカード
による支払い、口座を指定して自動引き落としによる支
払い、現金による支払いなども選択可能となっている。
また、上記ユーザー識別情報に代えて、マイク207を
介して特定の音声を入力し、その入力音声から特徴パタ
ーンを抽出してこれをユーザー識別情報とすることも可
能である。このようにすれば、特定の音声を発すること
で情報センター300にログインすることが可能にな
る。
【0040】入力されたユーザー情報は、情報センター
300に対して通信モジュール100を介して、通信モ
ジュール100に内蔵された記憶装置に格納された車両
識別情報(フレームナンバーとモジュールナンバー)と
通信モジュール100の電話番号と共に送信される(S
102)。情報センター300は、フレームナンバーと
ユーザー情報を受信した場合には、ユーザー情報データ
ベース303に登録する(S101)。これによって、
初期登録が完了し、フレームナンバーとモジュールナン
バーと通信モジュール100の電話番号とユーザー情報
とが紐づけられることになる。
【0041】次に、情報センター300から通信モジュ
ール100を介して各種のコンテンツを取得する際の動
作について説明する。
【0042】イグニッションキーがオンされると、通信
モジュール100の電源がオンになると共に、車載情報
端末200が起動する。ユーザーが携帯電話機を所持し
ている場合には、接続部208にその携帯電話機を無線
または有線で接続する。以後、外部から携帯電話機に対
して着信があった場合には、所定コール数の後にまたは
通話ボタン(図示せず)を押下げるなどすることによ
り、ハンズフリー通話が可能となる。また、特定の通話
先を指定して発信ボタン(図示せず)を押下げるなどす
ることによっても、ハンズフリー通話が可能になる。こ
のハンズフリー通話は、携帯電話機を介して行うため、
通信モジュール100によるデータ通信が行われている
か否かにかかわらず行うことができる。
【0043】情報センター300から有料のサービスを
受ける場合(たとえば、課金対象のコンテンツを取得す
る場合)には、情報センター300にログインするため
に、入力装置202を介してその有料のサービスの要求
を行うユーザーの識別情報を入力する(パスワードを設
定している場合にはパスワードも入力する)。このユー
ザー識別情報としては、上記のS102で入力したもの
を用いる。ユーザー識別情報として特定音声の特徴パタ
ーンを登録した場合には、初期登録時に発した特定音声
をマイク207に向かって発してログインすることにな
る。
【0044】なお、初期登録したユーザーとは異なるユ
ーザー、たとえば、車両所有者の家族または知人などが
情報センター300から有料のサービスを受ける場合
(たとえば、課金対象のコンテンツを取得する場合)に
は、その者のユーザー情報を入力する(パスワードを設
定している場合にはパスワードも入力する)。このユー
ザー情報の項目は、上記初期登録の際に入力したものと
同様である。入力されたユーザー情報は、情報センター
300に対して通信モジュール100を介して、通信モ
ジュール100に内蔵された記憶装置に格納された車両
識別情報(フレームナンバーとモジュールナンバー)と
通信モジュール100の電話番号と共に送信される。情
報センター300は、フレームナンバーとユーザー情報
を受信した場合には、ユーザー情報データベース303
に登録する。初期登録したユーザーとは異なるユーザー
は、以後、情報センター300から課金対象のコンテン
ツを取得する場合には、入力装置202を介して自己の
ユーザー識別情報を入力するだけで情報センター300
にログイン可能となる。
【0045】情報センター300は、認証サーバ(図示
せず)などによってユーザー認証を行い、認証が成立し
た場合にログインを許可する。これにより、各種のコン
テンツの利用などが可能となる。
【0046】車載情報端末200は、ログイン後、入力
装置202を介して所定サービスの要求が入力された場
合には、情報センター300に対して通信モジュール1
00を介して、所定サービスの要求と所定サービスの要
求を行うユーザーの識別情報(現在ログインしているユ
ーザーのユーザー識別情報)と通信モジュール100に
内蔵された記憶装置に格納された車両識別情報(フレー
ムナンバーおよびモジュールナンバー)とを送信する
(S103)。なお、所定サービスの要求時には、車両
識別情報としてモジュールナンバーだけを送信するよう
にしてもよい。
【0047】所定サービスの要求としては、経路案内に
用いられるデータの取得要求や、車両現在地を含む地域
の地図データの取得要求や、音楽ファイル、画像ファイ
ルの取得要求などがある。所定サービスの要求が車両現
在地を含む地域の地図データの取得要求である場合に
は、車両現在地検出手段によって検出された位置情報を
含めて送信する。
【0048】情報センター300は、通信モジュール1
00から通信装置を介して所定サービスの要求とユーザ
ー識別情報とフレームナンバーとを受信した場合に、そ
の受信した所定サービスの要求を検索(解析)する。そ
して、情報センター300は、その要求がコンテンツ取
得要求であるときは、コンテンツデータベースから要求
内容に応じたコンテンツを読み出し、必要に応じて加工
を施して、所定サービス要求元の通信モジュール100
に対して通信装置を介して該当するコンテンツを送信す
る(所定サービス実行手段)(S104)。所定サービ
ス実行手段は、主に、CPU301と所定のプログラム
によって実現される。
【0049】車載情報端末200は、通信モジュール1
00を介してコンテンツを受信して、そのコンテンツに
応じたプログラムを実行することによって、経路案内、
車両現在地を含む地域の地図表示、音楽や画像の再生を
行う。
【0050】情報センター300はまた、通信モジュー
ル100から通信装置を介して所定サービスの要求とユ
ーザー識別情報とフレームナンバーとを受信した場合
に、課金データを生成する(課金データ生成手段)。課
金データ生成手段は、主に、CPU301と所定のプロ
グラムによって実現される。生成された課金データは、
通信モジュール100から通信装置を介して受信したフ
レームナンバーに対応づけられた少なくとも一つのユー
ザー識別情報のうち、通信モジュール100から通信装
置を介して受信したユーザー識別情報(現在ログインし
ているユーザーの識別情報)に一致するユーザー識別情
報(ユーザー識別情報のクレジットカード番号)に対応
づけて課金情報データベース304に登録(または格
納)される。
【0051】これにより、同一の車両を用いて複数の者
が情報センターから有料のサービスを受けた場合に、そ
のサービスの利用者ごとに課金することが可能になる。
【0052】生成される課金データとしては、少なくと
も、通信モジュール100から受信したユーザー識別情
報に対応づけられたクレジットカード番号と利用金額
(課金の金額)を含み、その他、通信モジュール100
から受信したフレームナンバー、使用日時(コンテンツ
の取得日時)などを含んでもよい。利用金額としては、
課金データ生成手段によって所定サービスの要求内容
(所定サービスとして要求されたコンテンツの種類やデ
ータ量)に応じた課金の金額が算出される。生成された
課金データは、所定のタイミングで専用線などを介して
金融機関のコンピュータに対して送信され、ユーザーに
対して利用料金が請求される(S106)。利用料金の
請求は、いつ、誰が、どの車両で、何のサービスを利用
したのかを利用明細などに明記の上、車両毎に車両所有
者などの代表利用者に請求するようにしてもよいし、利
用者毎に請求するようにしてもよい。
【0053】次に、情報センター300(または、販売
店などのコンピュータ。以下同様)から通信モジュール
100に対して着信があった場合の動作について説明す
る。
【0054】情報センター300は、車両情報データベ
ース302に登録されている電話番号を用いて、通信モ
ジュール100との間でデータ通信を行うために発呼処
理を行う。通信モジュール100の電源がオンの状態で
情報センター300から着信があった場合には、所定コ
ール数の後に、情報センター300との間でデータ通信
を行うための通信路が確立され、通信モジュール100
との間でデータ通信を行うことが可能となる。情報セン
ター300は、通信路が確立されると車両情報取得要求
を送信する(S107、S112)。
【0055】車両情報取得要求としては、燃料残検出セ
ンサによって検出された燃料残値、その他のセンサによ
って検出された、走行キロ数、特定位置におけるワイパ
ーのオンオフ情報、特定位置におけるライトのオンオフ
情報、特定位置における気温・湿度情報、特定位置にお
ける車速値、走行軌跡情報、その他、車種、乗車人数、
目的地などの取得要求がある。これらの車両情報取得要
求は、特定の車両情報を対象とする取得要求としてもよ
いし、全ての車両情報を対象とする取得要求としてもよ
い。
【0056】車両情報は、情報センター300から車両
情報取得要求があるごとに検出して送信するようにして
もよいし、検出されるごとに車載のメモリに格納してお
き、情報センター300から車両情報取得要求があった
場合にそのメモリから読み出して送信するようにしても
よい。
【0057】車載情報端末200は、車両情報取得要求
を受信した場合には、情報センター300に対して通信
モジュール100を介してその要求内容に応じた車両情
報と、車両識別情報とユーザー識別情報を送信するよう
に通信モジュール100を制御する(S108)。
【0058】情報センター300は、車両情報を受信し
て、その車両情報に基づいて各種の加工、処理を行う
(S109)。たとえば、車両情報として受信した燃料
残値が予め設定したしきい値以下である場合には、その
車両に対して最寄りのガソリンスタンドまでの経路を案
内するデータを送信することが可能である。また、車両
情報として受信した走行キロ数が予め設定したしきい値
を越えた場合には、その車両に対して車両点検の案内を
通知するデータを送信することが可能である。
【0059】また、車両情報として受信した特定位置に
おける、ワイパーのオンオフ情報やライトのオンオフ情
報や気温・湿度情報に基づけば、特定地域の気象状況を
判定することが可能である。また、車両情報として受信
した特定位置における車速値に基づけば、特定道路の渋
滞の有無を判定することが可能である。また、車両情報
として受信した走行軌跡情報(車両現在地検出手段によ
って検出された連続した位置データ)に基づけば、新規
道路のデータベースを作成することが可能である。
【0060】なお、情報センター300は、通信路が確
立された場合に、広告情報やリコール情報を送信するよ
うにしてもよい。この場合、車載情報端末200は、通
信モジュール100を介して広告情報やリコール情報を
受信して、画像表示装置201にそれらの情報を表示
し、または、音声出力装置から音声を出力する。
【0061】情報センター300は、販売店コンピュー
タなどが車両情報取得要求を行った場合には、その販売
店に対する課金データを生成して所定のデータベースに
登録する(S110)。課金データは、所定のタイミン
グで専用線などを介して金融機関のコンピュータに対し
て送信され、販売店に対して請求される(S111)。
【0062】なお、通信モジュール100は、データ通
信用の通信装置であると説明したが、緊急通話用のボタ
ンなどを車内に設け、これが押下された場合には、特定
の相手先との間で通信モジュール100を介して通話す
ることができるようにしてもよい。
【0063】上記のように、通信モジュール100を車
両に搭載することにより(車両に内蔵することによ
り)、車両盗難時に取り外されたり、電源を切断される
ことがない状況をつくることができる。
【0064】また、上記のように、通信事業者との契約
を一括して事業者が行い、ユーザーから見えなくするこ
とで、通信利用者から徴収する利用料など、ビジネスモ
デルを独自に設計することができる。たとえば、ユーザ
ーの意思ではなく、自動車メーカー/販売店のニーズで
車両情報を吸い上げる場合など、通信費の負担を操作す
ることができる。
【0065】また、上記のように、車両を特定するため
の情報としてフレームナンバーを用いるようにしたの
で、ユーザーの意思あるいは、自動車メーカー/販売店
のニーズで、車両の走行、制御情報(走行距離、走行時
間、燃費、機器作動状況、故障など)などをセンター側
に取り込んだ際、車両の特定により「製造〜販売の記
録」を付加できる(車両情報のアップリンクサービ
ス)。また、自動車メーカー/販売店などから、特定車
両のユーザーに向けた各種情報の提供ができる(車両に
関する情報のダウンリンクサービス)。
【0066】また、上記のように、ユーザーを特定する
ための情報として、所定サービスの要求を行うユーザー
の識別情報を用いるようにしたので、情報センター側ま
たはネットワークサーバ側にエージェント機能を持ち、
個人の嗜好性を蓄積した上で、個人の要求に対応した情
報提供サービスを行うことができる(個人特定のサービ
ス)。また、同一車両を複数ユーザーで利用することを
想定し、利用した人に利用した分だけの課金を行うこと
ができる(複数ユーザー利用への対応)。
【0067】上記実施の形態では、移動体として車両を
例に説明したが、移動体として携帯端末を用いてもよ
い。この場合には移動体識別情報として、携帯端末に付
与された製造番号を用いる。
【0068】上記課金データ管理システムは、レンタカ
ーサービスにも適用することができる。レンタカーから
のサービス利用に伴う料金を、利用者ではなく、レンタ
カー会社に課金する。利用者個人の決済が介入すること
はセキュリティ上、問題が多いためである。レンタカー
サービスに適用するには次のようにする。初回登録時
には、レンタカー会社(法人)が決済方法を登録する。
あわせて、その該当車両が「レンタカー」であることを
登録する。レンタカー会社は、ネットワーク経由で
「ログインNO」を入力し、利用者に操作させることな
く、利用可能な環境をつくる。利用料あるいは通信料
は、レンタカー会社に請求がいく。レンタカー会社と
使用者の間の精算(料金設定とタイミング)は、別途定
める規則にしたがって行われる。なお、不正利用を牽
制するために、レンタカー会社への請求資料上、利用時
間、利用料金などの区分を明示し、使用者を遡ることが
できるしくみとする。
【0069】また、上記課金データ管理システムは、タ
クシーおよび宅急便(登録商標)などの運送業者にも適
用することができる。タクシーなどからのサービス利用
に伴う料金を、運転者ではなく、タクシー会社などに課
金する場合は、上記のレンタカーと同様に運用する。
【0070】また、同じ車両から同時に複数人がサービ
スを受ける場合、次のようにすることができる。ある車
両に複数人が乗車していて、同じ走行中に、その複数人
がサービスを利用し、利用した人に利用した分だけ課金
する場合、初回登録時には、クルマのオーナーが決済
方法を登録しているものとする。それとは別に、走行
中にでも、新たな者が初回登録および利用時登録を行え
ることとする。あくまで、利用時登録を行ったタイミ
ングで、その都度「誰が利用しているか(誰に課金すべ
きか)をリセットするしくみとする。
【0071】なお、本発明は、その精神または主要な特
徴から逸脱することなく、他の様々な形で実施すること
ができる。このため、上記の実施形態はあらゆる点で単
なる例示にすぎず、限定的に解釈されるものではない。
【発明の効果】本発明によれば、移動体にデータ通信用
の通信モジュールが搭載されている場合にその通信モジ
ュールを介することなく通話を行うことが可能になっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を説明するための課金デ
ータ管理システムの概略システム構成図である。
【図2】 通信モジュールの取付状態を説明するための
図である。
【図3】 情報センターが保持するデータベースの論理
的構成を示す図である。
【図4】 課金データ管理システムの動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図5】 課金データ管理システムの概略システム構成
図である。
【符号の説明】
100 通信モジュール 200 車載情報端末 201 画像表示装置 202 入力装置 203 GPSアンテナ 204 車速センサ 205 地磁気センサ 206 その他センサ 207 マイク 300 情報センター 301 CPU 302 車両情報データベース 303 ユーザー情報データベース 304 課金情報データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 博之 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 5K025 CC01 EE18 EE25 GG24 5K027 AA11 BB01 CC08 HH26 KK02 5K067 AA21 BB04 BB21 BB41 BB43 EE00 EE02 FF38 HH21 5K101 KK16 LL12 MM07 NN21 NN36 NN37 RR11 SS07 SS08 TT06 UU16

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体に搭載される通信システムであっ
    て、 データ通信を行う通信モジュールと、 音声通信が可能な通話手段が接続される接続部とを備え
    る、移動体通信システム。
  2. 【請求項2】 前記通話手段は前記接続部に有線接続さ
    れる、請求項1に記載の移動体通信システム。
  3. 【請求項3】 前記通話手段は前記接続部に無線接続さ
    れる、請求項1に記載の移動体通信システム。
  4. 【請求項4】 通信先との間で前記通話手段を介して通
    話を行うハンズフリーユニットを備える、請求項1から
    3のいずれかに記載の移動体通信システム。
  5. 【請求項5】 所定サービスの要求を入力する入力手段
    と、 前記所定サービスの要求が入力された場合に、特定の相
    手先に対して前記通信モジュールを介して前記所定サー
    ビスの要求を送信する手段とをさらに備える、請求項1
    から4のいずれかに記載の移動体通信システム。
  6. 【請求項6】 前記所定サービスの要求に応じて前記特
    定の相手先から送信されるコンテンツを前記通信モジュ
    ールを介して受信する、請求項5に記載の移動体通信シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 画像表示装置と、 前記通信モジュールを介して受信したコンテンツに基づ
    いて前記画像表示装置に画像を表示する手段とをさらに
    備える、請求項6に記載の移動体通信システム。
  8. 【請求項8】 音声出力装置と、 前記通信モジュールを介して受信したコンテンツに基づ
    いて前記音声出力装置から音楽を出力する手段とをさら
    に備える、請求項6に記載の移動体通信システム。
  9. 【請求項9】 前記移動体は車両であり、 前記通信モジュールには前記車両に搭載されたエンジン
    始動用のバッテリーから電源が供給される、請求項1か
    ら8のいずれかに記載の移動体通信システム。
  10. 【請求項10】 前記通信手段は、携帯電話機である、
    請求項1から9のいずれかに記載の移動体通信システ
    ム。
  11. 【請求項11】 前記移動体は携帯端末である、請求項
    1から10のいずれかに記載の移動体通信システム。
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