自動会計仕訳システムおよび自動会計仕訳プログラム

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JP2003044644A
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JP2001230545A
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Inventor
Daisaku Fukunaga
Hajime Maehara
Kosuke Shinada
一 前原
耕助 品田
大作 福永
Original Assignee
Idemitsu Kosan Co Ltd
出光興産株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従前の取引における明細データを基に各種入
出金に対応して会計処理が円滑に効率よくできる経理シ
ステムを提供する。 【解決手段】 ホストコンピュータ2の通信手段にて、
金融VAN8のファームバンキングから被代行者の入出
金取引明細データを入手する。過去に会計仕訳項目を関
連付けして会計仕訳した入出金取引明細データを、入出
金取引明細データを構成する金融項目の組み合わせで形
成した照合パターンと照合率の低いものから順次照合
し、分類分けする。分類毎の入出金取引明細データの共
通する金融項目と会計仕訳項目とにて自動仕訳マスタを
形成する。照合パターンと一致する入手した入出金取引
明細データに、自動仕訳マスタの会計仕訳項目を関連付
けし、自動的に会計仕訳する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、入出金取引明細デ
ータを取引内容に対応して分類する自動会計仕訳システ
ムおよび自動会計仕訳プログラムに関する。 【0002】 【背景技術】従来の会計処理システムとして、例えば特
開平7−325874号公報、特開平10−24083
8号公報、特開平11−161722号公報および特開
平11−272765号公報に記載のものが知られてい
る。 【0003】そして、特開平7−325874号公報に
記載のものは、本社側ホストコンピュータおよび各支社
や作業所側ホストコンピュータには、各自動引落マスタ
が構築されている。これら自動引落マスタには、本社、
各支社および各作業所の端末コンピュータから、各種公
共料金の自動引落情報およびそれぞれの取引入金予定情
報が登録されている。そして、本社および各支社や作業
所での自動引落会計処理時には、本社および各支社や作
業所の銀行口座の入出金情報を全取引銀行の銀行業務用
ホストコンピュータから本社側ホストコンピュータで一
括して取り込む。この後、入出金情報を本社、各支社お
よび各作業所の端末コンピュータに区分して自動配布す
る。そして、本社側ホストコンピュータおよび各支社や
作業所側ホストコンピュータは、受け取った取引銀行か
らの入出金情報と自動引落管理マスタとを照合し、自動
引落済みをチェックして、本社および各支社や作業所毎
に自動引落を自動的に会計処理する。 【0004】しかしながら、この特開平7−32587
4号公報に記載のものでは、本社および各支社や作業所
の公共料金などの自動引落を対象としているが、実際の
会計処理の際には、振込入金などの他の入出金も多数あ
る。このため、本社および各支社や作業所の会計処理負
担のさらなる低減が望まれる。また、本社側ホストコン
ピュータおよび各支社や作業所側ホストコンピュータの
各自動引落マスタに、自動引落に関する契約内容や顧客
ナンバをあらかじめ登録しておく必要があるが、各公共
機関や銀行毎に契約内容や顧客ナンバなどの設定が異な
る。このため、本社側ホストコンピュータや各支社や作
業所側ホストコンピュータの自動引落マスタと照合させ
る入出金情報を統一した規格にする必要があり、この統
一した規格を設定する作業が極めて煩雑である。 【0005】また、特開平10−240838号公報に
記載のものは、フィルター手段により、料金の請求機関
から発行された請求データの契約者番号の位置情報に基
づいて、支払う側の負担機関の契約者番号を抽出する。
そして、請求データ処理手段により、負担機関の契約者
番号と請求金額とを含む支払日単位の請求データを作成
する。さらに、料金の種別、各契約者、各支払日毎に請
求金額を記憶しデータファイルに蓄積する。また、請求
機関からの請求データが発行されたときに対応する支払
日の請求金額を記憶し、カレンダに基づいて支払日の1
営業日前に支払日単位の請求データを作成する。そし
て、料金の請求機関から発行された請求データを負担機
関の口座毎に支払日単位で一括して会計処理する。 【0006】しかしながら、この特開平10−2408
38号公報に記載のものでは、自動引落を対象としてお
り、多数ある各種振込入金などの他の入出金にも対応し
た会計処理による処理負担の低減が望まれる。そして、
各負担機関および各負担機関が取り引きする各請求機関
に対応して多数の入出金に関するフィルター手段を構築
する必要があり、例えば新たな請求機関や負担機関の新
設などの際に設定し直す必要が生じ、保守管理が煩雑と
なり汎用性のさらなる向上が望まれる。 【0007】一方、特開平11−161722号公報に
記載のものは、ホストコンピュータに、所定月毎に各会
社の請求伝票に基づいて、振込予定月日、振込期日、取
引先名、請求元の振込口座番号、入金予定金額などの振
込予定データを入力しておく。そして、ファームバンキ
ング(Firm Banking)から各会社に対する振込データを入
手し、あらかじめ入力された振込予定データのうちから
一致する振込予定データを検索し、自動的に会計処理す
る。 【0008】しかしながら、この特開平11−1617
22号公報に記載のものでは、振込入金を対象としてお
り、多数ある各種自動引落などの他の入出金にも対応し
た会計所による処理負担の低減が望まれる。そして、各
振込入金する会社およびこれら会社が取り引きする振込
入金先あるいは取引銀行毎に異なる振込データを、あら
かじめ入力された振込予定データと照合させる入出金情
報を統一した規格にする必要があり、その統一した規格
を設定する作業が極めて煩雑である。 【0009】また、特開平11−272765号公報に
記載のものは、口座振替編集手段により、各種収納機関
の請求する料金に係る金融機関や口座、請求の内訳科目
などの情報を含む料金明細データから金融機関の口座振
替データおよび利用機関の電子請求・内訳明細データに
変換して編集する。そして、口座振替データをあらかじ
め定められた支払日毎に集計し、支払日に応じて利用機
関に配信して口座の振り替え処理をする。また、電子請
求・内訳明細データをあらかじめ定められた支払日に応
じて利用機関に配信して承諾手続をする。 【0010】しかしながら、この特開平11−2727
65号公報に記載のものでは、公共料金などの自動引落
を対象としており、多数ある各種振込入金などの他の入
出金にも対応した会計処理による処理負担の低減が望ま
れる。そして、各収納機関および各金融機関毎に異なる
料金明細データから、統一した規格の電子請求・内訳明
細データに変換して編集するための構成が複雑となる。
このため、例えば新たな請求機関や負担機関の新設など
の際に設定し直す必要が生じ、保守管理が煩雑となり汎
用性のさらなる向上が望まれる。 【0011】 【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の特開平7−325874号公報、特開平10−240
838号公報、特開平11−161722号公報および
特開平11−272765号公報に記載のものでは、多
数ある各種入出金に対応した会計処理による処理負担の
低減が望まれる。また、取引間あるいは銀行毎に異なる
データを一括して処理するために統一化する必要があ
り、作業が極めて煩雑で構成も複雑化し、保守管理性お
よび汎用性の向上が図れない問題がある。 【0012】本発明は、上記問題点に鑑みて、従前の取
引における明細データを基に各種入出金に対応して会計
処理が円滑に効率よくできる自動会計仕訳システムおよ
び自動会計仕訳プログラムを提供することを目的とす
る。 【0013】 【課題を解決するための手段】本発明の自動会計仕訳シ
ステムは、金融機関で管理する付加価値通信網のファー
ムバンキングに蓄積され入出金の取引内容を示す複数の
金融項目を有した複数の入出金取引明細データを取得す
る入出金データ取得手段と、前記入出金取引明細データ
の金融項目を用いて複数の異なる照合パターンを形成す
る照合パターン形成手段と、前記入出金取引明細データ
を前記複数の照合パターンとそれぞれ対比してこの対比
する各照合パターンと金融項目が一致する前記入出金取
引明細データを1つの分類として区分けする照合手段
と、この照合手段にて区分けされた分類毎の前記入出金
取引明細データの共通する金融項目および分類された前
記入出金取引明細データの共通する入出金の取引内容で
あって会計仕訳で利用される複数の会計仕訳項目を関連
付けして自動仕訳マスタを複数形成する自動仕訳マスタ
形成手段と、前記照合手段にて照合パターンと金融項目
が一致する前記入出金取引明細データを認識することに
より、この入出金取引明細データおよび前記自動仕訳マ
スタを構成する会計仕訳項目を関連付けして会計仕訳す
る自動仕訳手段とを具備したことを特徴ものである。 【0014】この発明では、入出金データ取得手段によ
り、金融機関で管理する付加価値通信網のファームバン
キングから入出金の取引内容を示す複数の項目を有した
複数の入出金取引明細データを取得する。また、照合パ
ターン形成手段により、入出金取引明細データを構成す
る複数の金融項目のうちの少なくとも1つ以上の金融項
目を用いて複数の異なる照合パターンを形成する。そし
て、照合手段により、集積された複数の入出金データ取
得手段を複数の照合パターンとそれぞれ対比させ、対比
する各照合パターンと金融項目が一致する入出金取引明
細データを1つの分類として区分けする。さらに、自動
仕訳マスタ形成手段により、区分けした分類毎の入出金
取引明細データの共通する金融項目と、分類された入出
金取引明細データの共通する入出金の取引内容であって
会計仕訳で利用される複数の会計仕訳項目とを関連付け
して複数の自動仕訳マスタを形成する。そして、自動仕
訳手段により、照合手段にて照合パターンと金融項目が
一致する入出金取引明細データを認識すると入出金取引
明細データに自動仕訳マスタの会計仕訳項目を関連付け
て会計仕訳する。このことにより、例えば複数の支社や
支店、工場、作業所、販売店などにおける各経理処理が
一括して処理可能となり、経理処理負荷が低減して効率
のよい会計処理が可能となる。 【0015】そして、本発明では、照合手段は、複数の
照合パターンのうちの照合率の低い照合パターンから順
次照合率の高くなる照合パターンを入出金取引明細デー
タと対比し、この対比する各照合パターンと金融項目が
一致する入出金取引明細データを1つの分類として区分
けすることが好ましい。この構成では、複数の照合パタ
ーンのうちの照合率の低い照合パターンから照合率の高
くなる照合パターンを順次入出金取引明細データと対比
させ、対比した照合パターンと金融項目が一致する入出
金取引明細データ毎に1つの分類として区分けする。こ
のことにより、自動仕訳マスタの金融項目を設定するた
めに入出金取引明細データを分類する区分けが確実なも
のとなり、自動仕訳マスタの形成および会計仕訳が容易
で効率よくできる。 【0016】また、本発明では、照合パターンを構成す
る金融項目は、振込者名、入出金の取引内容の摘要およ
び取引金額であることが好ましい。この構成では、照合
パターンを構成する金融項目として、会計仕訳で取引内
容を特定するために十分な振込者名、入出金の取引内容
の摘要および取引金額を用いる。このことにより、確実
な会計仕訳の効率化が図れる。 【0017】さらに、本発明では、照合手段は、入出金
取引明細データと対比する複数の照合パターンの対比順
序を、前記照合パターンを構成する金融項目の数の多い
順とすることが好ましい。この構成では、複数の照合パ
ターンを構成する金融項目の数の多い順で照合パターン
を入出金取引明細データと対比させる。このことによ
り、自動仕訳マスタの金融項目を設定するために入出金
取引明細データを分類する区分けが簡単な構成で確実な
ものとなり、自動仕訳マスタの形成および会計仕訳が容
易で効率よくできる。 【0018】また、本発明では、照合手段は、入出金取
引明細データと対比する複数の照合パターンの対比順序
が入力設定可能であることが好ましい。この構成では、
入力操作により入出金取引明細データと対比する複数の
照合パターンの対比順序を設定可能とする。このことに
より、自動仕訳マスタの金融項目を設定するために入出
金取引明細データを分類する区分けが、入力操作により
設定する対比順序により適宜設定可能となり、自動仕訳
マスタの形成の自由度が向上し、各種会計仕訳に対応可
能となり、利便性および汎用性が向上する。 【0019】そして、本発明では、会計仕訳項目を用い
て複数の異なる会計照合パターンを形成する会計照合パ
ターン形成手段と、入出金取引明細データを前記会計照
合パターンと対比してこの対比する会計照合パターンと
会計仕訳項目が一致する前記入出金取引明細データを1
つの分類として区分けする会計照合手段とを備え、照合
パターン形成手段は、会計照合手段にて区分けされた分
類毎の前記入出金取引明細データの共通する金融項目を
用いて照合パターンを形成することが好ましい。この構
成では、会計照合パターンにより、複数の会計仕訳項目
のうちの少なくとも1つ以上の会計仕訳項目を用いて複
数の会計照合パターンを形成し、会計照合手段により、
会計照合パターンと入出金取引明細データとを対比さ
せ、会計照合パターンと会計仕訳項目が一致する入出金
取引明細データを1つの分類として区分けする。そし
て、区分けした分類内で入出金取引明細データの共通す
る金融項目を用いて照合パターン形成手段にて照合パタ
ーンを形成する。このことにより、入出金取引明細デー
タの金融項目で良好に分類されない入出金取引明細デー
タでも、一旦会計仕訳項目にて構成した会計照合パター
ンにて分類させることで、例えば振込者名の一部分に共
通性が容易に見出され、分類するための条件が容易に設
定可能となり、効率よく自動仕訳マスタが形成され、良
好な会計仕訳が得られる。 【0020】さらに、本発明では、会計照合手段は、複
数の会計照合パターンのうちの照合率の低い会計照合パ
ターンから順次照合率の高くなる会計照合パターンを入
出金取引明細データと対比し、この対比する会計照合パ
ターンと会計仕訳項目が一致する入出金取引明細データ
を1つの分類として順次区分けすることが好ましい。こ
の構成では、複数の会計照合パターンのうちの照合率の
低い会計照合パターンから照合率の高くなる会計照合パ
ターンを順次入出金取引明細データと対比させ、対比し
た会計照合パターンと会計仕訳項目が一致する入出金取
引明細データ毎に1つの分類として区分けする。このこ
とにより、例えば取引先や各金融機関で異なる表記とな
る振込者名でも部分的な共通性が容易に見出されて分類
するための条件が容易に設定可能となり、入出金取引明
細データの金融項目で良好に分類されない入出金取引明
細データでも従前の会計仕訳項目にて構成した会計照合
パターンにて分類させることで、入出金取引明細データ
を分類する区分けが確実で効率よくできる自動仕訳マス
タが形成され、良好な会計仕訳が得られる。 【0021】また、本発明では、会計照合手段は、入出
金取引明細データと対比する複数の会計照合パターンの
対比順序を、前記会計照合パターンを構成する会計仕訳
項目の数の多い順とすることが好ましい。この構成で
は、複数の会計照合パターンを構成する会計仕訳項目の
数の多い順で会計照合パターンを入出金取引明細データ
と対比させる。このことにより、自動仕訳フォームの金
融項目を設定するために入出金取引明細データを分類す
る区分けが簡単な構成で確実なものとなり、自動仕訳フ
ォームの形成および会計仕訳が容易で効率よくできる。 【0022】本発明の自動会計仕訳プログラムは、金融
機関で管理する付加価値通信網のファームバンキングに
蓄積され入出金の取引内容を示す複数の金融項目を有し
た複数の入出金取引明細データを取得し、この取得した
入出金取引明細データの金融項目を用いて複数の異なる
照合パターンを形成し、これら複数の照合パターンと前
記入出金取引明細データとをそれぞれ対比させて前記対
比させた照合パターンと金融項目が一致する前記入出金
取引明細データを1つの分類として順次区分けし、これ
ら区分けされた分類毎の前記入出金取引明細データの共
通する金融項目および分類された前記入出金取引明細デ
ータの共通する入出金の取引内容であって会計仕訳で利
用される複数の会計仕訳項目を関連付けして自動仕訳マ
スタを複数形成し、前記照合パターンと金融項目が一致
する入出金取引明細データを認識することにより、この
入出金取引明細データおよび前記自動仕訳マスタを構成
する会計仕訳項目を関連付けして会計仕訳することを特
徴とする。 【0023】この発明では、例えば複数の支社や支店、
工場、作業所、販売店などにおける各経理処理が一括し
て処理可能となり、経理処理負荷が低減して効率のよい
会計処理が可能となる。また、別途特別な装置を用いる
ことなく、既存のコンピュータを利用して処理可能とな
る。 【0024】 【発明の実施の形態】以下、本発明の自動会計仕訳シス
テムにおける一実施の形態を図面に基づいて説明する。 【0025】図1において、1は自動会計仕訳システム
で、この自動会計仕訳システム1は、例えば経理処理が
委任されて代行する代行者側となる本社に設置されたホ
ストコンピュータ2を有している。このホストコンピュ
ータ2には、例えば支社や支店、工場、作業所、販売店
などの経理処理を委任して代行してもらう被代行者側に
設置された端末コンピュータ3が、電話回線や有線、あ
るいは光や電波などの無線媒体による通信手段4を介し
て接続されている。 【0026】そして、ホストコンピュータ2および端末
コンピュータ3は、各種制御をする図示しない制御手
段、各種データを記憶して集積する記憶手段5、各種デ
ータを入力操作により設定する図示しないキーボードな
どの入力手段、各種文字や画像などを表示する図示しな
い表示手段、および、図示しない印刷手段を有してい
る。 【0027】また、ホストコンピュータ2は、例えば電
話回線や有線、あるいは無線媒体を介して各金融機関7
が管理する付加価値通信網(Value-Added Network:VA
N)であるいわゆる金融VAN8に接続する図示しない
通信手段を有している。この付加価値通信網とは、情報
の提供、高速通信、情報交換など多くのサービスを付加
したネットワークをいう。 【0028】そして、この金融VAN8には、ファーム
バンキング(Firm Banking:FB)が構築されている。こ
のファームバンキングとは、ファームとしての企業など
の被代行者のコンピュータ3と銀行などの金融機関7の
コンピュータを通信回線で接続し、各種の銀行取引や情
報提供をオンラインで行うシステムをいう。そして、ホ
ストコンピュータ2は、通信手段によりファームバンキ
ングから振り込みや資金移動、出入金の取引照会などの
入出金取引明細データを取得可能となっている。この取
得した入出金取引明細データは、記憶手段5に記憶され
てデータベースとして集積される。 【0029】ここで、入出金取引明細データは、入出金
の取引内容である金融項目、例えばヘッダレコードであ
るデータ区分、入出金取引明細通知などの種別コード、
JISなどのコード区分、作成日、入出金の取引日付、
銀行コード、銀行名、支店コード、支店名、預金種目、
口座番号、口座名、取引前残高の状態である貸越区分、
通帳・証書区分、取引前残高、種別補助コード、送信
日、入出金区分、取引区分、取引金額である入金、取引
金額である出金、入出金の取引内容の摘要および振込者
名である振込依頼人名などの複数の金融項目から構成さ
れている。なお、振込依頼人名は、個人に限らす、企業
や団体なども含む。 【0030】また、記憶手段5には、入出金取引明細デ
ータとともに、被代行者側で会計処理の際に利用される
会計仕訳データが記憶されている。この会計仕訳データ
は、入出金取引明細データの取引内容を示す項目である
金融項目に対応し、例えば図2に示すように、被代行者
と入出金の取引相手との間における入出金の名称やその
コードなどの部門や銀行口座、電気料などの名称やその
コードなどの勘定科目、摘要などである。なお、この会
計仕訳データは、例えば被代行者側の端末コンピュータ
3の入力手段により入力され通信手段4を介してホスト
コンピュータ2で受信したり、被代行者側から入手した
情報に基づいてホストコンピュータ2の入力手段により
入力されて設定される。 【0031】さらに、記憶手段5には、会計処理が円滑
となるように、入出金取引明細データを自動的に経理処
理すなわち仕訳するための条件である自動仕訳フォーム
としての自動仕訳マスタが記憶されている。 【0032】また、ホストコンピュータ2は、自動仕訳
手段プログラムの実行により、図示しない自動仕訳手
段、自動仕訳マスタ形成手段、照合手段および照合パタ
ーン形成手段が構成される。 【0033】そして、照合パターン形成手段は、照合手
段にて入出金取引明細データと対比すなわち照合させる
照合パターンを形成する。この照合パターンは、入出金
取引明細データを構成するマッチングキーである複数の
金融項目のうちのいずれか1つ以上の金融項目を用いて
適宜組み合わせてそれぞれ形成される。そして、マッチ
ングキーとなる金融項目としては、例えば表1に示すよ
うに、振込依頼人名、入出金の取引内容の摘要および取
引金額が用いられ、これら金融項目から6通りの照合パ
ターンが形成される。また、例えば振込依頼人名の一部
分のみを金融項目とするなど、部分的でもできる。 【0034】 【表1】

【0035】なお、これら金融項目は、例えば被代行者
側の端末コンピュータ3の入力手段およびホストコンピ
ュータ2の入力手段からの入力操作により設定される。
そして、これら照合パターンは、表1にも示すように、
構成するマッチングキーの数が多いものほど、入出金取
引明細データとの照合率が低くなる、すなわちマッチン
グの難度が増大する。 【0036】また、照合手段は、入出金取引明細データ
を照合率の低い照合パターンから照合率の高くなる照合
パターンと順次照合させる。これら照合パターンとマッ
チングキーが一致する入出金取引明細データを、1つの
分類として区分けする。この照合手段にて区分けした結
果は、例えば図2に示すように、自動仕訳マスタ設定候
補リストとして表示手段にて表示あるいは印刷手段にて
印刷される。 【0037】なお、入出金取引明細データを照合パター
ンと順次対応させても、照合されない場合には、図3に
示す会計仕訳項目などがない入出金明細記入表を作成す
る。そして、作成された入出金明細記入表の空白部分
に、会計仕訳項目や取引金額の内訳などが入力設定され
ると、各入出金取引明細データ毎に所定の会計処理項目
や取引金額の内訳などが関連付けされ、図2に示すよう
な自動仕訳マスタ設定候補リストが作成される。なお、
自動仕訳マスタ設定候補リストは記憶手段に記憶され
る。 【0038】そして、自動仕訳マスタ形成手段は、照合
パターンとの照合により金融項目が一致した入出金取引
明細データと関連付けされる自動仕訳マスタを形成す
る。この自動仕訳マスタは、上述した照合手段にて区分
された分類毎の入出金取引明細データの共通する金融項
目と、この分類分けされた入出金取引明細データで共通
する入出金の取引内容で、被代行者側の会計仕訳で利用
される会計仕訳項目とが関連付けされて構成されたもの
である。なお、この自動仕訳マスタは、例えば図4に示
す表示手段にて表示されたフォーム内に金融項目および
会計仕訳項目が入力設定されることにより形成される。 【0039】また、自動仕訳手段は、照合手段にて照合
パターンと照合することにより金融項目が一致した当月
分の入出金取引明細データを認識することにより、この
入出金取引明細データの金融項目と一致する自動仕訳マ
スタの会計仕訳項目を関連付けし、図5に示す処理確認
リストのような入出金明細確認表を作成して会計仕訳す
る。なお、会計仕訳された結果である入出金明細確認表
は、通信手段により被代行者側の端末コンピュータ3に
送信される。 【0040】なお、入手した当月分の入出金取引明細デ
ータに自動仕訳マスタを関連付けすることができず会計
仕訳できない場合には、自動仕訳マスタの設定が不十分
であるとし、適宜金融項目および会計仕訳項目を組み合
わせた自動仕訳マスタを形成するために、図3に示す入
出金明細記入表を作成する。この図3に示す入出金明細
記入表は、金融項目のみで会計仕訳項目が関連付けされ
ていない状態のもので、例えば各入出金取引明細データ
における会計仕訳項目を被代行者側の端末コンピュータ
3の入力手段およびホストコンピュータ2の入力手段か
ら入力する旨を促すように、空白状態で表示されたり印
刷される。そして、入力設定された会計仕訳項目は、記
憶手段5に記憶されてデータベースとして集積される。 【0041】次に、上記一実施の形態における自動会計
仕訳システムにおける動作を図面に基づいて説明する。 【0042】まず、ホストコンピュータ2の記憶手段5
にあらかじめ会計仕訳項目や自動仕訳マスタが記憶され
ていない初期の段階での動作を説明する。初期段階で
は、ホストコンピュータ2および端末コンピュータ3に
自動会計仕訳プログラムを実行させる。この自動仕訳手
段プログラムの実行により、ホストコンピュータ2に照
合パターン形成手段、照合手段、自動仕訳マスタ形成手
段および自動仕訳手段を構築する。 【0043】そして、図7に示すように、通信手段によ
り、金融VAN8のファームバンキングから被代行者の
入出金の取引結果である入出金取引明細データを入手す
る(ステップ1)。そして、照合手段は、入出金取引明細
データを照合パターンと照合させる(ステップ2)。 【0044】ここで、初期段階では照合パターンが記憶
手段5に記憶されていないので、入手した入出金取引明
細データは照合されず、そのまま記憶手段5に記憶され
る(ステップ3)。このため、照合手段は、図3に示す入
出金明細記入表を作成する(ステップ4)。そして、この
作成された入出金明細記入表の空白部分に、入力手段に
より被代行者側で会計仕訳に利用している会計仕訳項目
や取引金額の内訳などを入力設定する(ステップ5)。こ
の入力設定により、各入出金取引明細データ毎に所定の
会計処理項目や取引金額の内訳などが関連付けされて記
憶手段5に記憶され(ステップ6)、図5に示すような処
理確認リストが作成されて会計仕訳される(ステップ
7)。この作成された処理確認リストは、入出金明細確
認表として通信手段を介して被代行者側に送信される。
また、所定の会計処理項目や取引金額の内訳などが関連
付けされた各入出金取引明細データは、日次累積処理す
なわち日付毎に処理され(ステップ8)、記憶手段5に記
憶される(ステップ9)。 【0045】そして、次の月では、再び通信手段により
金融VAN8から入出金取引明細データを取得する。こ
の入手した入出金取引明細データを、再び照合手段によ
り照合パターンと照合させる。この月でも先月の処理と
同様に、照合パターンが形成されていないので、入手し
た入出金取引明細データは照合されない。このため、照
合手段により作成された入出金明細記入表の空白部分
に、再び入力手段にて会計仕訳項目や取引金額の内訳な
どを入力設定し、入出金取引明細データ毎に会計仕訳項
目や取引金額の内訳などを関連付けし、処理確認リスト
を作成して会計仕訳するとともに、会計仕訳情報として
記憶手段5に記憶する。 【0046】このようにして、数ヶ月例えば3ヶ月程
度、入力手段にて従来の会計仕訳と同様に会計仕訳項目
を入力設定して会計仕訳を繰り返すと、入出金取引明細
データおよびこの入出金取引明細データに関連付けされ
た会計仕訳項目が記憶手段5に集積される。 【0047】そして、図8に示すように、入力手段に
て、入出金取引明細データを構成する金融項目、例えば
振込依頼人名、入出金の取引内容の摘要および取引金額
を入力設定して、照合パターン形成手段により、表1に
示すような照合パターンを形成する。この形成した照合
パターンを、図6に示すように、照合手段により集積さ
れた従前の取引の入出金取引明細データ、例えば過去6
ヶ月分および当月分と照合させる(ステップ10)。この
照合の際には、複数の照合パターンのうち、照合率の低
い照合パターンから照合率が高くなる照合パターンと順
次照合させる。この照合により、照合パターンの金融項
目と一致する入出金取引明細データは1つの分類として
区分けされ、図2に示す自動仕訳マスタ設定候補リスト
が作成される(ステップ11)。この自動仕訳マスタ設定
候補リストから、各分類毎の入出金取引明細データの共
通する金融項目および会計仕訳項目が容易に認識可能と
なる。 【0048】この自動仕訳マスタ設定候補リストに基づ
いて、自動仕訳マスタに設定する金融項目および会計仕
訳項目を入力手段にて入力設定し、自動仕訳マスタを形
成する(ステップ12)。なお、この自動仕訳マスタを形
成する際の入力設定は、例えば図4に示す自動仕訳マス
ターメンテのような画面表示に基づいて、金融項目およ
び会計仕訳項目を入力設定する。 【0049】そして、自動仕訳マスタが設定された後
は、ステップ1で通信手段により金融VAN8から当月
分の入出金取引明細データを取得すると、ステップ2で
照合手段は照合パターンと照合させる。この照合によ
り、入手した当月分の入出金取引明細データが照合パタ
ーンと金融項目で一致した場合、この入出金取引明細デ
ータに、照合パターンの金融項目と一致する自動仕訳マ
スタの会計仕訳項目を関連付けして(ステップ13)、ス
テップ7で図5に示す処理確認リストを作成して会計仕
訳する。この作成された処理確認リストは、入出金明細
確認表として通信手段を介して被代行者側に送信される
とともに、記憶手段5に記憶される(ステップ14)。こ
のようにして、自動仕訳マスタが構築されることで、金
融VAN8から毎月入手する入出金取引明細データが自
動的に会計仕訳される。 【0050】なお、照合パターンと一致するが、自動仕
訳マスタの会計仕訳項目と関連付けられる処理確認リス
トでは十分な会計仕訳ができる状態まで仕訳されない。
このため、一部自動仕訳状態(ステップ15)では、ステ
ップ4およびステップ5から例えば不足する会計仕訳項
目を入力手段により設定入力し、所定の会計仕訳項目が
関連付けられ会計仕訳ができる十分な様式となった入出
金明細確認表を作成する。 【0051】また、被代行者側で新たな入出金の取引に
より、自動仕訳マスタが登録されていない入出金取引明
細データを入手した場合には、照合手段にて照合パター
ンと照合させた際に照合されない。このため、会計仕訳
されない状態となる。この会計仕訳されない入出金取引
明細データは、上述したように、入出金明細記入表を作
成し、被代行者側で新たな会計仕訳項目などを関連付け
させて会計仕訳する。さらに、入力手段に入力設定し
て、新たな自動仕訳マスタを作成し、記憶手段5に記憶
させる。このことにより、翌月から同様な入出金の取引
が発生しても、確実に自動的に会計仕訳される。 【0052】上述したように、上記一実施の形態によれ
ば、次に示す効果がある。 【0053】(1)通信手段により金融機関で管理する
金融VAN8のファームバンキングから被代行者の入出
金の取引に関する入出金取引明細データを取得する。ま
た、入出金取引明細データを構成する金融項目のうちの
少なくとも1つ以上の金融項目を適宜組み合わせて複数
の異なる照合パターンを形成する。そして、照合手段に
より、集積された従前の複数の入出金データ取得手段を
複数の照合パターンとそれぞれ照合させ、各照合パター
ンと金融項目が一致する入出金取引明細データを1つの
分類として区分けし、分類毎の入出金取引明細データの
共通する金融項目と、分類された入出金取引明細データ
の共通する入出金の取引内容であって会計仕訳で利用さ
れる会計仕訳項目とを関連付けして自動仕訳マスタを形
成する。そして、入手した当月分の入出金取引明細デー
タを照合手段にて照合パターンと照合して金融項目が一
致した入出金取引明細データを、自動仕訳マスタの会計
仕訳項目と関連付けして会計仕訳する。このため、例え
ば複数の支社や支店、工場、作業所、販売店などにおけ
る各経理処理が一括して自動的に処理でき、経理処理負
荷が低減して効率のよい会計処理ができる。 【0054】(2)入出金取引明細データと照合する
際、照合率の低い照合パターンから照合率の高くなる照
合パターンを順次照合させ、照合パターンと金融項目が
一致する入出金取引明細データ毎に1つの分類として区
分けする。このため、自動仕訳マスタの金融項目を設定
するために入出金取引明細データを分類する区分けが確
実なものとなり、自動仕訳マスタの形成および会計仕訳
が容易で効率よくできる。 【0055】(3)照合パターンを構成する金融項目と
して、会計仕訳で取引内容を特定するために十分な振込
者名、入出金の取引内容の摘要および取引金額を用い
る。このため、入出金取引明細データを効率よく確実に
分類分けでき、確実な会計仕訳が効率よくできる。 【0056】(4)複数の照合パターンを構成する金融
項目の数の多い順で照合パターンを入出金取引明細デー
タと照合させる。このため、自動仕訳マスタの金融項目
を設定するために入出金取引明細データを分類する区分
けが簡単な構成で確実なものとなり、自動仕訳マスタの
形成および会計仕訳が容易で効率よくできる。 【0057】なお、上記一実施の形態において、照合パ
ターンを振込者名、入出金の取引内容の摘要および取引
金額を用いて形成したが、これに限らず、例えば仕向銀
行名やEDI(Electronic Data Interchange:電子デー
タ交換)情報など、入出金取引明細データを構成するい
ずれの金融項目で形成してもできる。 【0058】そして、入出金取引明細データを照合でき
ない場合に形成する入出金明細記入表をホストコンピュ
ータ2の入力手段で入力設定する場合に限らず、例えば
通信手段4を介して端末コンピュータ3に入出金明細記
入表を送信し、端末コンピュータ3の表示手段に表示あ
るいは印刷手段にて印刷して、端末コンピュータ3の入
力手段にて入力設定してもできる。同様に、照合パター
ンを構成する金融項目の入力設定も、ホストコンピュー
タ2の入力手段に限らず、端末コンピュータ3の入力手
段で入力設定し、この入力設定したデータをホストコン
ピュータ2に送信して認識させてもできる。 【0059】また、照合率の低いものから高くなる照合
パターンを入出金取引明細データと照合させたが、照合
させる方法はこの方法に限らず、いずれの方法でもでき
る。 【0060】さらに、入力手段により適宜金融項目を入
力設定して照合パターンを形成し、照合パターンを自動
的に照合率の低いものから高くなる順に照合させて説明
したが、金融項目を入力設定する際に、照合させる順序
を設定してもできる。この構成によれば、自動仕訳マス
タの金融項目を設定するために入出金取引明細データを
分類する区分けが、入力操作により設定する照合順序に
より適宜設定可能となり、自動仕訳マスタの形成の自由
度が向上し、各種会計仕訳に対応でき、利便性および汎
用性を向上できる。 【0061】次に、本発明の他の実施の形態について図
面を参照して説明する。 【0062】この図9に示す他の実施の形態は、上記図
1ないし図8に示す実施の形態において照合パターンを
入力設定する際に、照合パターンを構成する金融項目を
設定するために、別の方法で入出金取引明細データを分
類分けするものである。 【0063】すなわち、照合パターンにて入出金取引明
細データを照合する際、照合パターンを構成する金融項
目では良好に照合できない場合がある。例えば、図9に
示すように、振込依頼人名として表記される数列中に振
込日が合わせて記載されているような場合には、振込依
頼人名ではマッチングすることができなくなる。したが
って、分類分けされた入出金取引明細データは照合され
ない、あるいは照合されても照合率の高い照合パターン
で照合されてしまう状態となる。このため、自動仕訳マ
スタを形成するための金融項目および会計仕訳項目の良
好な設定ができなくなり、良好な会計仕訳が効率よくで
きなくなるおそれがある。 【0064】この図9に示す実施の形態では、集積した
過去の入出金取引明細データを照合パターンにて照合し
ても照合されない。この照合されない入出金取引明細デ
ータを、被代行者側で利用する会計仕訳項目を用いて照
合する。 【0065】すなわち、自動仕訳手段プログラムを実行
することにより、ホストコンピュータ2には図1ないし
図8に示す実施の形態と同様の自動仕訳手段、図示しな
い自動仕訳マスタ形成手段、照合手段および照合パター
ン形成手段とともに、会計照合手段および会計照合パタ
ーンが構築される。 【0066】そして、会計照合パターン形成手段は、会
計照合手段にて記憶手段5にデータベースとして集積さ
れた過去の入出金取引明細データと対比すなわち照合さ
せる会計照合パターンを形成する。この会計照合パター
ンは、被代行者側が会計処理の際に利用する会計仕訳項
目であって、従前の取引に利用している会計仕訳項目、
すなわち過去に会計仕訳した際に利用した会計仕訳項目
のうちのいずれか1つ以上のマッチングキーを用いて適
宜組み合わせるなどにより異なる会計照合パターンが複
数形成される。なお、この会計照合パターンも、図1な
いし図8に示す実施の形態の照合パターンと同様に、構
成する会計仕訳項目の数が多く、かつデータベース内で
取引別種類の多い会計仕訳項目を含むものほど照合率が
低くなる、すなわちマッチングの難度が増大する。 【0067】これら会計仕訳項目は、被代行者側で設定
された内容に基づいてホストコンピュータ2の入力手段
からの入力操作により設定される。なお、上述したよう
に、例えば被代行者側の端末コンピュータ3の入力手段
により入力設定することにより、ホストコンピュータ2
が通信手段を介して認識する構成とするなど、いずれの
方法でも対応できる。 【0068】一方、会計照合手段は、照合手段と同様
に、入出金取引明細データを照合率の低い会計照合パタ
ーンから照合率の高くなる会計照合パターンと順次照合
させる。これら会計照合パターンとマッチングキーが一
致する入出金取引明細データを1つの分類として区分け
する。この会計照合手段にて区分けした結果は、例えば
図2に示す自動仕訳マスタ設定候補リストと同様な形式
で、表示手段にて表示あるいは印刷手段にて印刷され
る。 【0069】そして、この図9に示す実施の形態では、
入力手段にて適宜会計仕訳項目を入力設定し、会計照合
パターン形成手段にて会計照合パターンを複数形成す
る。ここで、会計照合パターンを構成する会計仕訳項目
は、従前の取引すなわち過去の入出金の取引について会
計仕訳する際に利用される会計仕訳項目である。例え
ば、被代行者と入出金の取引相手との間における入出金
の名称やそのコードなどの部門や銀行口座、電気料など
の名称やそのコードなどの勘定科目、摘要などである。
特に、勘定項目および部門など2つ以上組み合わせて会
計照合パターンを形成することが好ましい。 【0070】この形成された会計照合パターンを、会計
照合手段により記憶手段5に記憶されて集積された過去
の入出金取引明細データと照合させる。この照合の際に
は、複数の会計照合パターンのうち、照合率の低い照合
パターンから照合率が高くなる会計照合パターンと順次
照合させる。この照合により、会計照合パターンの会計
仕訳項目と一致する入出金取引明細データは1つの分類
として区分けされ、図2に示すような自動仕訳マスタ設
定候補リストが作成される。 【0071】この自動仕訳マスタ設定候補リストから、
各分類毎の入出金取引明細データの共通する金融項目お
よび会計仕訳項目が容易に認識可能となる。例えば、図
9に示すように、振込依頼人名の下2桁で相違するが、
この振込依頼人名の下4桁が振込日を意味し、上9桁が
同一の振込依頼人を特定する番号であることが容易に認
識される。したがって、照合パターンを構成する金融項
目を入力設定する際には、振込依頼人名の所定の一部
分、すなわち上9桁の部分を照合パターンの金融項目と
して入力設定すればよい。 【0072】この自動仕訳マスタ設定候補リストに基づ
いて、自動仕訳マスタに設定する金融項目および会計仕
訳項目を入力手段にて入力設定し、自動仕訳マスタを形
成する。この後、図1ないし図8に示す実施の形態と同
様に、今月分の入出金取引明細データを照合パターンと
照合させ、この照合パターンと金融項目が一致する入出
金取引明細データに自動仕訳マスタの会計仕訳項目を関
連付けして、図5に示すような処理確認リストを作成し
て会計仕訳する。なお、作成された処理確認リストは、
入出金明細確認表として通信手段を介して被代行者側に
送信されるとともに、記憶手段5に記憶される。このよ
うにして、自動仕訳マスタが構築されることにより、毎
月入手される入出金取引明細データが自動的に会計仕訳
される。 【0073】この図9に示す実施の形態によれば、上記
図1ないし図8に示す実施の形態の効果に加え、次に示
す効果がある。 (5)複数の会計仕訳項目のうちの少なくとも1つ以上
の会計仕訳項目を用いて適宜組み合わせて複数の異なる
会計照合パターンを形成し、会計照合パターンと入出金
取引明細データとを照合させ、会計照合パターンと会計
仕訳項目が一致する入出金取引明細データを1つの分類
として区分けする。そして、区分けした分類内で入出金
取引明細データの共通する金融項目を用いて照合パター
ン形成手段にて照合パターンを形成する。このため、入
出金取引明細データを構成する金融項目では良好に分類
されない入出金取引明細データでも、従前の会計仕訳で
利用した会計仕訳項目にて構成した会計照合パターンに
て一旦分類させることで、例えば振込依頼人名の一部分
に共通性を容易に見出すことができ、分類するための条
件が容易に設定できるので、効率よく自動仕訳マスタを
形成でき、良好な会計仕訳が効率よく容易にできる。 【0074】(6)複数の会計照合パターンのうちの照
合率の低い会計照合パターンから照合率の高くなる会計
照合パターンを集積され会計仕訳された過去の入出金取
引明細データと照合させ、照合した会計照合パターンと
会計仕訳項目が一致する入出金取引明細データ毎に1つ
の分類として区分けする。このため、例えば取引先や各
金融機関で異なる表記となり入出金取引明細データの金
融項目で良好に分類されない振込依頼人名でも部分的な
共通性を容易に見出されて分類するための条件を容易に
設定でき、入出金取引明細データを分類する区分けが確
実で効率よくできる自動仕訳マスタを形成でき、良好な
会計仕訳が効率よく容易にできる。 【0075】(7)複数の会計照合パターンを構成する
会計仕訳項目の数の多い順で会計照合パターンを入出金
取引明細データと照合させる。このため、自動仕訳フォ
ームの金融項目を設定するために入出金取引明細データ
を分類する区分けが簡単な構成で確実なものとなり、自
動仕訳フォームの形成および会計仕訳が容易で効率よく
できる。 【0076】なお、この図9に示す実施の形態におい
て、会計照合パターンを構成する会計仕訳項目をホスト
コンピュータ2の入力手段で入力設定する場合に限ら
ず、端末コンピュータ3の入力手段で入力設定し、この
入力設定したデータをホストコンピュータ2に送信して
認識させるなどしても対応できる。 【0077】また、照合率の低いものから高くなる会計
照合パターンを入出金取引明細データと照合させたが、
照合させる方法はこの方法に限らず、いずれの方法でも
できる。 【0078】さらに、入力手段により適宜会計仕訳項目
を入力設定して会計照合パターンを形成し、会計照合パ
ターンを自動的に照合率の低いものから高くなる順に照
合させて説明したが、会計仕訳項目を入力設定する際
に、照合させる順序を設定してもできる。この構成によ
れば、自動仕訳マスタの金融項目および会計仕訳項目を
設定するために入出金取引明細データを分類する区分け
が、入力操作により設定する照合順序により適宜設定可
能となり、自動仕訳マスタの形成の自由度が向上し、各
種会計仕訳に対応でき、利便性および汎用性を向上でき
る。 【0079】 【発明の効果】本発明によれば、ファームバンキングか
ら取得した入出金取引明細データを構成する金融項目を
組み合わせて複数の照合パターンを形成し、照合パター
ンと入出金取引明細データとの対比により金融項目が一
致する入出金取引明細データを1つの分類として順次区
分けし、分類毎の入出金取引明細データの共通する金融
項目と共通する入出金の取引内容を示す会計仕訳項目を
関連付けして自動仕訳マスタを複数形成し、照合パター
ンと一致する入出金取引明細データを自動仕訳マスタの
会計仕訳項目と関連付けして会計仕訳するため、例えば
複数の支社や支店、工場、作業所、販売店などにおける
各経理処理が一括して処理可能となり、経理処理負荷が
低減して効率のよい会計処理が可能となる。また、別途
特別な装置を用いることなく、既存のコンピュータを利
用して処理可能となる。

【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施の形態に係る自動会計仕訳シス
テムを示す説明図である。 【図2】同上自動会計仕訳システムにおける会計仕訳の
際に作成される自動仕訳マスタ設定候補リストを示す説
明図である。 【図3】同上自動会計仕訳システムにおける会計仕訳の
際に作成される入出金明細記入表を示す説明図である。 【図4】同上自動会計仕訳システムにおける会計仕訳の
際に作成される自動仕訳マスターメンテを示す説明図で
ある。 【図5】同上自動会計仕訳システムにおける会計仕訳の
際に作成される処理確認リストである入出金明細確認表
を示す説明図である。 【図6】同上自動会計仕訳システムにおける会計仕訳の
入出金取引明細データを分類分けする動作を説明する概
念図である。 【図7】同上自動会計仕訳システムにおける会計仕訳の
動作を説明するフローチャートである。 【図8】同上自動会計仕訳システムにおける会計仕訳の
動作での自動仕訳マスタ設定候補リストを作成する動作
を説明するフローチャートである。 【図9】本発明の他の実施の形態に係る自動会計仕訳シ
ステムにおける会計仕訳の際に作成される自動仕訳マス
タ設定候補リストを示す説明図である。 【符号の説明】 1 自動会計仕訳システム 8 付加価値通信網である金融VAN 10 自動仕訳手段

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 金融機関で管理する付加価値通信網のフ
    ァームバンキングに蓄積され入出金の取引内容を示す複
    数の金融項目を有した複数の入出金取引明細データを取
    得する入出金データ取得手段と、 前記入出金取引明細データの金融項目を用いて複数の異
    なる照合パターンを形成する照合パターン形成手段と、 前記入出金取引明細データを前記複数の照合パターンと
    それぞれ対比してこの対比する各照合パターンと金融項
    目が一致する前記入出金取引明細データを1つの分類と
    して区分けする照合手段と、 この照合手段にて区分けされた分類毎の前記入出金取引
    明細データの共通する金融項目および分類された前記入
    出金取引明細データの共通する入出金の取引内容であっ
    て会計仕訳で利用される複数の会計仕訳項目を関連付け
    して自動仕訳マスタを複数形成する自動仕訳マスタ形成
    手段と、 前記照合手段にて照合パターンと金融項目が一致する前
    記入出金取引明細データを認識することにより、この入
    出金取引明細データおよび前記自動仕訳マスタを構成す
    る会計仕訳項目を関連付けして会計仕訳する自動仕訳手
    段とを具備したことを特徴とした自動会計仕訳システ
    ム。 【請求項2】 請求項1に記載の自動会計仕訳システム
    において、 照合手段は、複数の照合パターンのうちの照合率の低い
    照合パターンから順次照合率の高くなる照合パターンを
    入出金取引明細データと対比し、この対比する各照合パ
    ターンと金融項目が一致する入出金取引明細データを1
    つの分類として区分けすることを特徴とした自動会計仕
    訳システム。 【請求項3】 請求項1または2に記載の自動会計仕訳
    システムにおいて、 照合パターンを構成する金融項目は、振込者名、入出金
    の取引内容の摘要および取引金額であることを特徴とし
    た自動会計仕訳システム。 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の自
    動会計仕訳システムにおいて、 照合手段は、入出金取引明細データと対比する複数の照
    合パターンの対比順序を、前記照合パターンを構成する
    金融項目の数の多い順とすることを特徴とした自動会計
    仕訳システム。 【請求項5】 請求項4に記載の自動会計仕訳システム
    において、 照合手段は、入出金取引明細データと対比する複数の照
    合パターンの対比順序が入力設定可能であることを特徴
    とした自動会計仕訳システム。 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の自
    動会計仕訳システムにおいて、 会計仕訳項目を用いて複数の異なる会計照合パターンを
    形成する会計照合パターン形成手段と、 入出金取引明細データを前記会計照合パターンと対比し
    てこの対比する会計照合パターンと会計仕訳項目が一致
    する前記入出金取引明細データを1つの分類として区分
    けする会計照合手段とを備え、 照合パターン形成手段は、会計照合手段にて区分けされ
    た分類毎の前記入出金取引明細データの共通する金融項
    目を用いて照合パターンを形成することを特徴とした自
    動会計仕訳システム。 【請求項7】 請求項6に記載の自動会計仕訳システム
    において、 会計照合手段は、複数の会計照合パターンのうちの照合
    率の低い会計照合パターンから順次照合率の高くなる会
    計照合パターンを入出金取引明細データと対比し、この
    対比する会計照合パターンと会計仕訳項目が一致する入
    出金取引明細データを1つの分類として順次区分けする
    ことを特徴とした自動会計仕訳システム。 【請求項8】 請求項6または7に記載の自動会計仕訳
    システムにおいて、 会計照合手段は、入出金取引明細データと対比する複数
    の会計照合パターンの対比順序を、前記会計照合パター
    ンを構成する会計仕訳項目の数の多い順とすることを特
    徴とした自動会計仕訳システム。 【請求項9】 金融機関で管理する付加価値通信網のフ
    ァームバンキングに蓄積され入出金の取引内容を示す複
    数の金融項目を有した複数の入出金取引明細データを取
    得し、 この取得した入出金取引明細データの金融項目を用いて
    複数の異なる照合パターンを形成し、 これら複数の照合パターンと前記入出金取引明細データ
    とをそれぞれ対比させて前記対比させた照合パターンと
    金融項目が一致する前記入出金取引明細データを1つの
    分類として順次区分けし、 これら区分けされた分類毎の前記入出金取引明細データ
    の共通する金融項目および分類された前記入出金取引明
    細データの共通する入出金の取引内容であって会計仕訳
    で利用される複数の会計仕訳項目を関連付けして自動仕
    訳マスタを複数形成し、 前記照合パターンと金融項目が一致する入出金取引明細
    データを認識することにより、この入出金取引明細デー
    タおよび前記自動仕訳マスタを構成する会計仕訳項目を
    関連付けして会計仕訳することを特徴とした自動会計仕
    訳プログラム。 【請求項10】 請求項9に記載の自動会計仕訳プログ
    ラムにおいて、 入出金取引明細データと対比される照合パターンは、照
    合率の低いものから照合率の高くなる順であることを特
    徴とした自動会計仕訳プログラム。 【請求項11】 請求項9または10に記載の自動会計
    仕訳プログラムにおいて、 金融項目として振込者名、入出金の取引内容の摘要およ
    び取引金額を用いることを特徴とした自動会計仕訳プロ
    グラム。 【請求項12】 請求項9ないし11のいずれかに記載
    の自動会計仕訳プログラムにおいて、 入出金取引明細データと照合パターンとの対比順序は、
    照合パターンの金融項目の数の多い順とすることを特徴
    とした自動会計仕訳プログラム。 【請求項13】 請求項9ないし12のいずれかに記載
    の自動会計仕訳プログラムにおいて、 会計仕訳項目を用いて複数の異なる会計照合パターンを
    形成し、 入出金取引明細データを前記会計照合パターンと対比し
    てこの対比する会計照合パターンと会計仕訳項目が一致
    する前記入出金取引明細データを1つの分野として区分
    けし、 この区分けされた分類内で入出金取引明細データの共通
    する金融項目を用いて照合パターンを形成することを特
    徴とした自動会計仕訳プログラム。

Cited By (7)

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