JP2003042038A - 内燃機関、特に自動車用の内燃機関 - Google Patents

内燃機関、特に自動車用の内燃機関

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JP2003042038A
JP2003042038A JP2002201578A JP2002201578A JP2003042038A JP 2003042038 A JP2003042038 A JP 2003042038A JP 2002201578 A JP2002201578 A JP 2002201578A JP 2002201578 A JP2002201578 A JP 2002201578A JP 2003042038 A JP2003042038 A JP 2003042038A
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internal combustion
combustion engine
piston
fuel
conduit
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JP2002201578A
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Helmut Rembold
レンボルト ヘルムート
Edmund Schaut
シャウト エドムント
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Robert Bosch GmbH
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Robert Bosch GmbH
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    • F02M59/44Details, components parts, or accessories not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M59/02 - F02M59/42; Pumps having transducers, e.g. to measure displacement of pump rack or piston
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排ガスを最適化させるように作動し、かつ可
能な限り長時間にわたって確実に作動することのできる
内燃機関を提供する。 【解決手段】 内燃機関10、特に自動車用の内燃機関
10であって、燃料タンク32と少なくとも1つの燃料
ポンプ26と、内燃機関10の燃焼室に燃料を到達させ
ることができる少なくとも1つの燃料噴射装置20と、
漏れ導管36とが設けられており、該漏れ導管が一方で
は内燃機関10の空気入口18に接続され、かつ他方で
は燃料ポンプ26に接続されている形式のものにおい
て、漏れ導管36が潤滑剤分離装置42と接続されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関、特に自
動車用の内燃機関であって、燃料タンクと少なくとも1
つの燃料ポンプと、内燃機関の燃焼室に燃料を到達させ
ることができる少なくとも1つの燃料噴射装置と、漏れ
導管とが設けられており、該漏れ導管が一方では内燃機
関の空気入口に接続され、かつ他方では燃料ポンプに接
続されている形式のものに関する。
【0002】このような形式の内燃機関は、ドイツ連邦
共和国特許公開第19627757号明細書に基づいて
公知である。この公知の内燃機関は、回転ピストンポン
プとして形成された燃料ポンプを有している。ピストン
はこの場合偏心軸によって駆動される。偏心軸はベルト
を介して内燃機関によって駆動される。偏心軸は玉軸受
を介して回転可能に支承されている。玉軸受は潤滑剤に
よって潤滑されている。
【0003】燃料ポンプによって圧送される燃料が、偏
心軸の玉軸受の潤滑剤と可能な限り僅かしか混合しない
ようにするために、公知の内燃機関の燃料ポンプでは、
燃料が存在する燃料ポンプ領域と、潤滑剤が存在する領
域との間をシールするための装置が設けられている。こ
の装置は漏れ導管を有しており、この漏れ導管を介して
漏れ液は、内燃機関の吸気管内に存在する負圧に基づい
て該吸気管内に吸い込まれる。
【0004】公知の内燃機関では、その排ガス特性が必
ずしも常に最適ではないということが確認された。さら
に数時間後には内燃機関の燃焼室内に付着物もしくは堆
積物が確認された。このような付着物もしくは堆積物
は、例えば吸気弁や排気弁の機能を劣化させる可能性が
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ゆえに本発明の課題
は、冒頭に述べた形式の内燃機関を改良して、排ガスを
最適化させるように作動し、かつ可能な限り長時間にわ
たって確実に作動することのできる内燃機関を提供する
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、冒頭に述べた形式の内燃機関にお
いて、漏れ導管が潤滑剤分離装置と接続されているよう
にした。
【0007】
【発明の効果】このように構成された本発明による内燃
機関には、内燃機関の燃焼室内への不都合な潤滑剤侵入
を回避できるという利点がある。もし内燃機関の燃焼室
内に潤滑剤が侵入すると、潤滑剤は内燃機関における燃
焼時に、不都合な排ガス成分を発生させ、そして上に述
べたような付着物もしくは堆積物を生ぜしめてしまう。
本発明による内燃機関において設けられた潤滑剤分離装
置によって、漏れ導管から空気入口に導かれた液体から
潤滑剤は分離される。これによって漏れ導管を介して
は、事実上純然たる燃料だけが内燃機関の空気入口、一
般的には吸気管に達することになる。これによって内燃
機関の排ガス特性が改善され、内燃機関の燃焼室内にお
ける付着物もしくは堆積物も僅かしか形成されなくな
る。
【0008】本発明の別の有利な構成は請求項2以下に
記載されている。
【0009】潤滑剤分離装置がオイル分離装置を有して
いると、燃料ポンプにおける軸受を潤滑するために通常
使用される潤滑オイルを、確実に分離できるという利点
が得られる。分離された潤滑オイルは、燃料ポンプの相
応な軸受箇所に戻されるか又は、いずれにせよ必要な内
燃機関の保守の際に空にされる集合タンクに排出される
ことができる。
【0010】潤滑剤分離装置がフィルタであると、特に
簡単な構造が得られ、かつ比較的安価である。
【0011】本発明の特に有利な構成では、漏れ導管が
内燃機関のクランクケーシングの空気抜き導管と接続さ
れていて、潤滑剤分離装置が空気抜き導管内において、
該空気抜き導管への漏れ導管の開口部と空気入口との間
に配置されている。このような内燃機関は構造が比較的
簡単である。それというのは、このような空気抜き導管
はクランクケーシングのために一般的にいずれにせよ設
けられており、しかも空気抜き導管における潤滑剤分離
装置は、燃料ポンプからの潤滑剤のみならず、クランク
ケーシングからの潤滑剤をも分離するからである。これ
によって内燃機関の排ガス特性はさらに改善される。こ
のような共通の分離装置はさらに、2つの別個の装置に
比べて小型かつ安価である。
【0012】燃料ポンプと空気入口との間に、特に漏れ
導管に、遮断弁が配置されていると、内燃機関の停止時
に燃料が燃料ポンプから漏れ導管を介して空気入口に達
することを回避することができ、有利である。これによ
って、再始動時における内燃機関の排ガス特性が改善さ
れ、さらに内燃機関の停止時においても、燃料ポンプの
領域の燃料導管内における圧力保持が可能になり、ひい
てはこの領域における気泡の形成を回避すること又は少
なくとも減少させることができる。ひいては温間始動
(Heissstart)時における内燃機関の始動特性が改善さ
れる。
【0013】遮断弁が電気作動式であると、このような
遮断弁は極めて正確に作動する。そしてこの遮断弁が、
無電流状態において閉鎖されるようになっていると、内
燃機関の停止時に燃料が漏れ導管を介して燃料ポンプか
ら流出することを、簡単かつ確実に防止することができ
る。
【0014】このことは、無圧状態において閉鎖される
ようになっている液圧作動式の遮断弁に対しても言え
る。液圧作動式の遮断弁の利点としては、その構造が単
純であることが挙げられるが、液圧のための制御導管が
必要であることに基づいて、液圧作動式の遮断弁の設置
は、電気式の遮断弁に比べて面倒であり、かつ高コスト
にある。
【0015】本発明の別の有利な構成では、内燃機関の
燃料ポンプがピストンと、該ピストンを軸方向可動に案
内するガイド部分と、ピストンによって制限される作業
室と、該作業室に接続可能な低圧領域及び高圧領域と、
ピストンを軸方向において負荷する駆動手段と、少なく
とも1つの分離室とを有しており、該分離室が、ピスト
ンとガイド部分との間において少なくとも部分的に周方
向に延びている。
【0016】特にこのように構成されたピストンポンプ
では、ピストンの一方の行程運動時に、オイルを通す領
域から分離室内へのオイルのクリープ流もしくはドラッ
グ流が生じる。そして逆向きの行程運動時には、燃料を
通す領域から分離室内への燃料のクリープ流もしくはド
ラッグ流が生じる。これによって分離室内に存在する液
体は、潤滑剤と極めて強く混合させられる。分離室が漏
れ導管に、ひいては潤滑剤分離装置にも接続されている
と、排出される液体内にかなりも潤滑剤が混入していて
も、空気入口には最終的にほぼ燃料だけが達することを
保証することができる。
【0017】分離室を簡単に構成するためには、分離室
が少なくとも1つのリング溝によってガイド部分に形成
されていると有利である。また択一的に、リング溝をピ
ストンに形成することも可能である。
【0018】本発明のさらに別の有利な構成では、分離
室が軸方向においてガイド部分に対して次のように、す
なわちガイド部分における2つのガイド区分が分離室の
両側に設けられていて、両ガイド区分においてピストン
が案内されているように、配置されている。燃料ポンプ
の潤滑剤を通す領域に対するガイド区分はこの場合場合
によっては幾分大きくてもよい。それというのは、この
ようになっていると、ピストンが潤滑され、ガイド部分
に対するピストンの滑り摩擦が減じられ、ピストンポン
プの効率が全体として改善されるからである。さらに、
潤滑剤が潤滑剤を通す領域から分離室に達するまでの比
較的長い経路に基づいて、分離室への、及び該分離室か
ら漏れ導管への潤滑剤の侵入が減じられる。
【0019】さらにまた、分離室と駆動手段との間にリ
ングシール部材が設けられていると、分離室への潤滑剤
の侵入を減じることができる。
【0020】本発明の別の構成では、燃料ポンプのピス
トンが、直径の異なった2つの軸方向区分を有してお
り、さらに放圧通路が設けられていて、該放圧通路が両
軸方向区分の間の移行領域から低圧領域に通じている。
このように構成されていると、低圧領域における圧力変
動が減じられ、ひいてはそこに存在する成分に対する負
荷が軽減される。
【0021】
【発明の実施の形態】次に図面を参照しながら本発明の
実施の形態を説明する。
【0022】内燃機関は図1において全体を符号10で
示されている。内燃機関10は、シリンダヘッド14と
弁カバー16とを備えた機関ブロック12を有してい
る。機関ブロック12内には図示されていないがクラン
クケーシングが設けられている。
【0023】機関ブロック12内には複数の燃焼室(図
示せず)が設けられている。これらの燃焼室には燃焼空
気が吸気管18を介して供給される。燃料は機関ブロッ
ク12内における燃焼室に、シリンダヘッド14に固定
されたインジェクタ20を介して直接噴射される。イン
ジェクタ20はまた燃料集合導管22に接続されてお
り、この燃料集合導管22は一般に「レール」と呼ばれ
る。燃料集合導管22には燃料導管24を介して、内燃
機関10のクランク軸によって駆動される高圧燃料ポン
プ26から燃料が供給される。この高圧燃料ポンプ26
に燃料は、燃料導管28を介して電気式の燃料ポンプ3
0から供給される。この燃料ポンプ30は燃料タンク3
2から燃料を吸い込む。
【0024】高圧燃料ポンプ26から燃料集合導管22
に圧送される燃料量は、量制御弁34を介して調節され
る。高圧燃料ポンプ26からは漏れ導管36が、電磁作
動式の遮断弁38に延びており、この遮断弁38からさ
らに空気抜き導管40に延びている。遮断弁38は無電
流状態において閉鎖される。空気抜き導管40はクラン
クケーシングから弁カバー16を介して吸気管18に延
びている。空気抜き導管40への漏れ導管36の開口は
符号41で示されている。
【0025】空気抜き導管40には漏れ導管36の開口
41と吸気管18との間に、潤滑剤分離装置42が設け
られている。この潤滑剤分離装置42は、図示の実施例
ではオイル分離装置である。しかしながらまた潤滑剤分
離装置42をフィルタとして形成することも可能であ
る。オイル分離装置42の下には集合タンク44が固定
されている。この集合タンク44は、オイル分離装置4
2によって分離された潤滑剤を捕集するために働く。
【0026】高圧燃料ポンプ26の正確な構造は図2に
示されている。すなわち高圧燃料ポンプ26のケーシン
グ46内には円筒形のガイド部分48が縁曲げによって
保持されている。ガイド部分48には貫通孔50が設け
られており、この貫通孔50においてピストン52が軸
方向可動に案内されている。ピストン52は2つの軸方
向区分(符号なし)を有しており、両区分は互いに異な
った直径を有している。両区分の間には段部54が存在
する。
【0027】ケーシング46は図2において上方に向か
って両制御弁34におって閉鎖される。両制御弁34と
ガイド部分48と、図2で見てピストン52の上端面と
によって、作業室56が制限される。この作業室56
は、図2における断面の外側に位置していることに基づ
いて単に破線で示されている低圧領域58と接続されて
いる。
【0028】低圧領域58と作業室56との間には、図
2に同様に示されていない逆止弁が設けられている。図
2において同様に示されていない別の逆止弁を介して、
作業室56はさらに高圧領域60と接続されている。こ
の高圧領域60は燃料導管24に接続され、高圧燃料ポ
ンプ26の低圧領域58は燃料導管28に接続されてい
る。
【0029】ピストンは皿形タペット62を介して駆動
カム64によって駆動される。すなわち軸66の回転、
ひいては軸66に結合された駆動カム64の回転によっ
て、ピストン52は軸方向において負荷される。この場
合ピストン52の皿形タペット62は、圧縮ばね68に
よって駆動カム64に向かって押圧される。高圧ピスト
ンポンプ26の駆動軸66は、図2には示されていない
玉軸受を介して低摩擦で回転可能に支承されている。駆
動軸66は玉軸受と一緒にケーシング70内に配置され
ており、このケーシング70はケーシング46と堅固に
結合されている。駆動カム64と皿形タペット62との
間の接触面及び玉軸受の潤滑は、潤滑オイル(図2には
図示せず)によって行われる。
【0030】ガイド部分48における貫通孔50は、段
状に形成されている。ピストン52の段部54が位置し
ている高さにおいて、貫通孔50とピストン52との間
にはリング室72が存在している。このリング室72は
放圧通路74を介して低圧領域58と接続されている。
リング室72の上下においてガイド部分48の孔50は
ガイド区分を形成しており、この両ガイド区分において
ピストン52は滑動可能に案内されている。
【0031】リング室72の下には貫通孔50の壁にリ
ング溝76が形成されている。このリング溝76によっ
てガイド部分48とピストン52との間には分離室が形
成される。この分離室76漏れ通路78を介して漏れ導
管36と接続されている。図2で見て分離室76の下に
おいて貫通孔50の壁には、別のリング溝が設けられて
おり、この別のリング溝にはリップシール80が挿入さ
れている。
【0032】高圧ピストンポンプ26は以下のように働
く:駆動軸66及び駆動カム64の回転時に、ピストン
52は軸方向において往復動させられる。これによって
交互に作業室56は燃料によって満たされ、燃料はピス
トン52によって次いで作業室56から高圧領域60内
に圧送される。
【0033】ピストン52はこの場合その軸方向長さの
比較的大きな部分にわたって、ガイド部分48によって
直接案内される。ピストン52とガイド部分48との間
における間隙はこの場合次のように、すなわち可能な限
り僅かな燃料しか作業室56からリング室72に、そし
てさらに分離室76に達しないように、寸法設定されて
いる。同様にまた、潤滑剤の過剰量がケーシング70か
ら分離室76に達することも阻止される。このことは付
加的に、リップシール80によって助成される。
【0034】それにもかかわらず、ピストン52の行程
運動及びこれに関連したクリープ流もしくはドラッグ流
(Schleppstroemung)に基づいて、作業室56からの燃
料及びケーシング70からの潤滑剤が分離室76内に侵
入することを、完全に回避することはできない。しかし
ながら分離室76によって、潤滑剤がさらにリング室7
2を越えて作業室56内にまで達することは、ほぼ完全
に回避される。そしてまた分離室76によって、燃料が
ケーシング70に達することも十分に阻止される。
【0035】内燃機関10の通常運転中、遮断弁38は
給電され、これにより開放されている。従って分離室7
6からは漏れ通路78、漏れ導管36及び空気抜き導管
40を介して吸気管18へと、直接接続されている。内
燃機関の通常運転中、吸気管18においては負圧が存在
しているので、燃料及び潤滑剤は分離室76から空気抜
き導管40に向かって吸い込まれる。
【0036】これによって、燃料が存在する領域と潤滑
剤が存在する領域との間において、上に述べたようなシ
ール作用が得られる。潤滑剤・燃料混合物は、オイル分
離装置42に達する。そしてこのオイル分離装置42に
おいて潤滑剤は分離されて集合タンク44内にもたらさ
れる。燃料はさらに吸気管18内に達し、そこから内燃
機関10の燃料室に達する。
【0037】内燃機関10の停止時には遮断弁38は無
電流であり、ひいては分離室76と吸気管18との間に
おける接続は中断されている。これによって、内燃機関
10の停止後に、燃料が高圧ピストンポンプ26の弛緩
した低圧領域58から分離室76に、さらにそこから吸
気管18を介して燃焼室に達することは、回避される。
同様にこの場合リップシール80によって、燃料がケー
シング70内に流入すること、そしてそこに存在する潤
滑剤を希薄にすることは阻止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】燃料ポンプを備えた内燃機関を示す概略図であ
る。
【図2】図1に示された燃料ポンプの一部を拡大して示
す断面図である。
【符号の説明】
10 内燃機関、 12 機関ブロック、 14 シリ
ンダヘッド、 16弁カバー、 18 吸気管、 20
インジェクタ、 22 燃料集合導管、24 燃料導
管、 26 高圧燃料ポンプ、 28 燃料導管、 3
0 燃料ポンプ、 32 燃料タンク、 34 量制御
弁、 36 漏れ導管、 38 遮断弁、 40 空気
抜き導管、 41 開口、 42 潤滑剤分離装置、
44集合タンク、 46 ケーシング、 48 ガイド
部分、 50 貫通孔、52 ピストン、 54 段
部、 56 作業室、 58 低圧領域、 60高圧領
域、 62 皿形タペット、 64 駆動カム、 66
軸、 68 圧縮ばね、 70 ケーシング、 72
リング室、 74 放圧通路、 76リング溝もしく
は分離室、 78 漏れ通路、 80 リップシール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F01M 13/04 F01M 13/04 D F02M 55/00 F02M 55/00 C D 63/00 63/00 R (72)発明者 エドムント シャウト ドイツ連邦共和国 フリオルツハイム シ ュヴァルツヴァルトシュトラーセ 26 Fターム(参考) 3G015 BD10 BD23 BE02 BF05 CA04 CA16 DA10 EA25 3G066 AB02 AD10 AD12 BA00 BA23 BA34 BA61 CA01S CA08 CA09 CA35 CD06 CD10 CD11 CE02 CE12 CE22 DB02 DB19

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関(10)、特に自動車用の内燃
    機関(10)であって、燃料タンク(32)と少なくと
    も1つの燃料ポンプ(26)と、内燃機関(10)の燃
    焼室に燃料を到達させることができる少なくとも1つの
    燃料噴射装置(20)と、漏れ導管(36)とが設けら
    れており、該漏れ導管(36)が一方では内燃機関(1
    0)の空気入口(18)に接続され、かつ他方では燃料
    ポンプ(26)に接続されている形式のものにおいて、
    漏れ導管(36)が潤滑剤分離装置(42)と接続され
    ていることを特徴とする内燃機関。
  2. 【請求項2】 潤滑剤分離装置(42)がオイル分離装
    置(42)を有している、請求項1記載の内燃機関。
  3. 【請求項3】 潤滑剤分離装置がフィルタを有してい
    る、請求項1記載の内燃機関。
  4. 【請求項4】 漏れ導管(36)が内燃機関(10)の
    クランクケーシングの空気抜き導管(40)と接続され
    ていて、潤滑剤分離装置(42)が空気抜き導管(4
    0)内において、該空気抜き導管(40)への漏れ導管
    (36)の開口部と空気入口(18)との間に配置され
    ている、請求項1から3までのいずれか1項記載の内燃
    機関。
  5. 【請求項5】 燃料ポンプ(26)と空気入口(18)
    との間に、特に漏れ導管(36)に、遮断弁(38)が
    配置されている、請求項1から4までのいずれか1項記
    載の内燃機関。
  6. 【請求項6】 遮断弁(38)が電気作動式であり、無
    電流状態において閉鎖されるようになっている、請求項
    5記載の内燃機関。
  7. 【請求項7】 遮断弁(38)が液圧作動式であり、無
    圧状態において閉鎖されるようになっている、請求項5
    記載の内燃機関。
  8. 【請求項8】 燃料ポンプ(26)がピストン(52)
    と、該ピストン(52)を軸方向可動に案内するガイド
    部分(48)と、ピストン(52)によって制限される
    作業室(56)と、該作業室(56)に接続可能な低圧
    領域(58)及び高圧領域(60)と、ピストン(5
    2)を軸方向において負荷する駆動手段(64)と、少
    なくとも1つの分離室(76)とを有しており、該分離
    室(76)が、ピストン(52)とガイド部分(48)
    との間において少なくとも部分的に周方向に延びてい
    て、かつ漏れ導管(36)と接続されている、請求項1
    から7までのいずれか1項記載の内燃機関。
  9. 【請求項9】 分離室(76)が少なくとも1つのリン
    グ溝によってガイド部分(48)に形成されている、請
    求項8記載の内燃機関。
  10. 【請求項10】 分離室が少なくとも1つのリング溝に
    よってピストンに形成されている、請求項8又は9記載
    の内燃機関。
  11. 【請求項11】 分離室(76)が軸方向においてガイ
    ド部分(48)に対して次のように、すなわちガイド部
    分(48)における2つのガイド区分が分離室(76)
    の両側に設けられていて、両ガイド区分においてピスト
    ン(52)が案内されているように、配置されている、
    請求項8から10までのいずれか1項記載の内燃機関。
  12. 【請求項12】 分離室(76)と駆動手段(64)と
    の間に、周方向においてピストン(52)を取り囲んで
    延びているリングシール部材、特にリップシール(8
    0)が配置されている、請求項8から11までのいずれ
    か1項記載の内燃機関。
  13. 【請求項13】 燃料ポンプ(26)のピストン(5
    2)が、直径の異なった2つの軸方向区分を有してお
    り、放圧通路(74)が設けられていて、該放圧通路
    (74)が両軸方向区分の間の移行領域(72)から低
    圧領域(58)に通じている、請求項8から12までの
    いずれか1項記載の内燃機関。
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