JP2003038810A - 遊技用装置 - Google Patents

遊技用装置

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JP2003038810A
JP2003038810A JP2001226474A JP2001226474A JP2003038810A JP 2003038810 A JP2003038810 A JP 2003038810A JP 2001226474 A JP2001226474 A JP 2001226474A JP 2001226474 A JP2001226474 A JP 2001226474A JP 2003038810 A JP2003038810 A JP 2003038810A
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Japan
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game
machine
payout
card
gaming
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JP2001226474A
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English (en)
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Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遊技媒体を提供するための処理を行う遊技用装
置において、一台で異なるタイプの遊技機(例えば現金
機及びCR機の双方)のいずれにも対応可能な遊技用装
置を提供する。 【解決手段】台間機10は、現金機40に対応して設け
られている場合には、玉払出機15において、紙幣識別
機12の出力情報から特定される貨幣金額の範囲内にお
ける所定額,又はカードR/W14の出力情報から特定
されるプリペイド度数の範囲内における所定度数に相当
する遊技媒体数の払出処理を行う。またCR機30に対
応して設けられている場合には、CR通信部17におい
て、カードR/W14の出力情報から特定されるプリペ
イド度数の範囲内における所定度数に相当する遊技媒体
数の払出要求信号出力処理を行うか、又は玉払出機15
において、紙幣識別機12の出力情報から特定される貨
幣金額の範囲内における所定額に相当する遊技媒体数の
払出処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機に対応して
設けられ、該遊技機における遊技に使用可能な遊技媒体
を提供するための処理を行う遊技用装置に係り、さらに
詳しくは、異なるタイプの遊技機(例えば現金機及びC
R機の双方)のいずれにも対応可能な遊技用装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、パチンコ機やスロットマシン
等の遊技機が列設される遊技島においては、隣接する二
台の遊技機の間に、パチンコ玉やメダル等の遊技媒体を
貸し出す遊技用装置として、いわゆる台間機が配置され
ている。この台間機としては、以下に述べる二種類のタ
イプのものが知られている。
【0003】まず第一のタイプは、いわゆる現金式の遊
技機(以下「現金機」という。)に対応して設けられる
現金機用の台間機である。このタイプにおいては、貨幣
挿入口から貨幣(紙幣及び/又は硬貨)の挿入を受け付
けると、貨幣識別機により受け付けた貨幣の識別が行わ
れ、識別された貨幣金額の範囲内における所定額に相当
する遊技媒体数が、台間機に設けられた払出装置から払
い出されるように構成されている。なお払い出された遊
技媒体は遊技機の受け皿に供給されて、該遊技機におけ
る遊技に使用される。
【0004】また、この第一のタイプにおいて、例えば
特開平2−174885号公報に示す台間機では、前記
の構成に加えて、カード挿入口から遊技に使用可能な遊
技用有価価値の大きさ(例えばプリペイド度数)を特定
可能な情報が記録された遊技用記録媒体(例えばプリペ
イドカード)の挿入を受け付けると、カードリーダ/ラ
イタ(以下「カードR/W」という。)により受け付け
た遊技用記録媒体の記録情報が読み取られ、読み取った
記録情報から特定される遊技用有価価値の大きさの範囲
内における所定の遊技用有価価値の大きさに相当する遊
技媒体数が、台間機に設けられた払出装置から払い出さ
れるように構成されている。なお遊技用記録媒体による
遊技媒体の貸出に伴う売上(以下「カード売上」とい
う。)は、カード発行会社等が運営する第三者機関によ
り管理される。
【0005】また第二のタイプは、いわゆるCR式の遊
技機(以下「CR機」という。)に対応して設けられる
CR機用の台間機である。このタイプにおいては、カー
ド挿入口から遊技に使用可能な遊技用有価価値の大きさ
(例えばプリペイド度数)を特定可能な情報が記録され
た遊技用記録媒体(例えばプリペイドカード)の挿入を
受け付けると、カードR/Wにより受け付けた遊技用記
録媒体の記録情報が読み取られ、読み取った記録情報か
ら特定される遊技用有価価値の大きさの範囲内における
所定の遊技用有価価値の大きさに相当する遊技媒体数の
払出を要求する払出要求信号が、台間機に設けられたC
R通信部から遊技機に対して出力されるように構成され
ている。なお該払出要求信号を受信した遊技機において
は、遊技機の内部から遊技媒体が払い出され、払い出さ
れた遊技媒体は遊技機の受け皿に供給されて、該遊技機
における遊技に使用される。
【0006】また、この第二のタイプにおいて、例えば
特開平9−108424号公報に示す台間機では、前記
の構成に加えて、貨幣挿入口から貨幣(紙幣及び/又は
硬貨)の挿入を受け付けると、貨幣識別機により受け付
けた貨幣の識別が行われ、識別された貨幣金額の範囲内
における所定額に相当する遊技媒体数の払出を要求する
払出要求信号が、台間機に設けられたCR通信部から遊
技機に対して出力されるように構成されている。なお貨
幣による遊技媒体の貸出に伴う売上(以下「現金売上」
という。)と、前記カード売上は、前記第三者機関によ
り管理される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上に説明した両タイ
プに係る台間機は、それぞれ現金機又はCR機のいずれ
か一方には対応可能なものであるが、その双方に対応可
能なものではなかったため、例えば遊技機を異なるタイ
プのものに変更する場合には、それに併せて台間機も変
更しなければならず、遊技場での変更作業に手間がかか
ったり、設備コストが高くつくという問題があった。
【0008】本発明は、このような背景のもとになされ
たものであり、その目的は、遊技機に対応して設けら
れ、該遊技機における遊技に使用可能な遊技媒体を提供
するための処理を行う遊技用装置において、一台の遊技
用装置で異なるタイプの遊技機(例えば現金機及びCR
機の双方)のいずれにも対応可能な遊技用装置を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、次のような手段を採る。
【0010】まず請求項1に係る発明は、遊技機に対応
して設けられる遊技用装置であって、貨幣を受け付け、
該受け付けた貨幣の識別を行うと共に、該識別された貨
幣金額を特定可能な情報を出力する貨幣処理部と、遊技
に使用可能な遊技用有価価値の大きさを特定可能な情報
が記録された遊技用記録媒体を受け付け、該受け付けた
遊技用記録媒体の記録情報を読み取ると共に、該読み取
った記録情報に基づいて前記遊技用有価価値の大きさを
特定可能な情報を出力する遊技用記録媒体処理部と、外
部に設けられた遊技媒体供給装置から前記遊技機におけ
る遊技に使用可能な遊技媒体の供給を受けて所定数の遊
技媒体を払い出す払出処理を行う遊技媒体払出部と、前
記遊技機に設けられた遊技媒体払出装置にて所定数の遊
技媒体を払い出すための払出要求信号を出力する払出要
求信号出力処理を行う通信部と、前記遊技媒体払出部に
おいて、前記貨幣処理部より出力された情報から特定さ
れる貨幣金額の範囲内における所定額に相当する遊技媒
体数の前記払出処理を実行させる遊技媒体払出部制御手
段と、前記通信部において、前記遊技用記録媒体処理部
より出力された情報から特定される遊技用有価価値の大
きさの範囲内における所定の遊技用有価価値の大きさに
相当する遊技媒体数の前記払出要求信号出力処理を実行
させる通信部制御手段と、を備えることを特徴とする遊
技用装置である。これによれば、遊技用装置が現金機に
対応して設けられている場合には、遊技媒体払出部にお
いて、貨幣処理部より出力された情報から特定される貨
幣金額の範囲内における所定額に相当する遊技媒体数の
払出処理が行われる。また遊技用装置がCR機に対応し
て設けられている場合には、通信部において、遊技用記
録媒体処理部より出力された情報から特定される遊技用
有価価値の大きさの範囲内における所定の遊技用有価価
値の大きさに相当する遊技媒体数の払出要求信号出力処
理が行われる。従って、一台の遊技用装置で異なるタイ
プの遊技機(例えば現金機及びCR機の双方)のいずれ
にも対応可能となる。
【0011】また請求項2に係る発明は、請求項1に記
載した遊技用装置であって、前記払出処理が行われた場
合における前記所定額を特定可能な情報と、前記払出要
求信号出力処理が行われた場合における前記所定の遊技
用有価価値の大きさを特定可能な情報と、を遊技場外に
設けられる管理装置に送信する送信手段を備えることを
特徴とする遊技用装置である。
【0012】また請求項3に係る発明は、請求項2に記
載した遊技用装置であって、前記送信手段は、前記払出
処理が行われた場合における前記所定額を特定可能な情
報と、前記払出要求信号出力処理が行われた場合におけ
る前記所定の遊技用有価価値の大きさを特定可能な情報
と、を前記管理装置が識別可能に送信することを特徴と
する遊技用装置である。
【0013】また請求項4に係る発明は、請求項1〜3
のいずれか1つに記載した遊技用装置であって、前記通
信部が前記遊技機と接続されておらず、前記遊技用記録
媒体処理部にて前記遊技用記録媒体を受け付けた場合
に、前記遊技媒体払出部制御手段は、前記遊技媒体払出
部において、前記遊技用記録媒体処理部より出力された
情報から特定される遊技用有価価値の大きさの範囲内に
おける所定の遊技用有価価値の大きさに相当する遊技媒
体数の前記払出処理を実行させることを特徴とする遊技
用装置である。
【0014】また請求項5に係る発明は、請求項1〜4
のいずれか1つに記載した遊技用装置であって、前記遊
技用記録媒体処理部にて受け付けている遊技用記録媒体
の記録情報から特定される前記遊技用有価価値の大きさ
が零となったことに基づいて該遊技用記録媒体を回収す
るための回収処理を行う遊技用記録媒体回収手段を備え
ることを特徴とする遊技用装置である。
【0015】さらに請求項6に係る発明は、請求項1〜
5のいずれか1つに記載した遊技用装置であって、前記
遊技用記録媒体処理部にて前記遊技用記録媒体を受け付
けている状態で、前記貨幣処理部にて前記貨幣を受け付
けた場合に、前記遊技媒体払出部制御手段は、前記遊技
媒体払出部において、前記貨幣処理部より出力された情
報から特定される貨幣金額の範囲内における所定額に相
当する遊技媒体数の前記払出処理を実行させることを特
徴とする遊技用装置である。
【0016】上記課題を解決するための手段の具体例
を、発明の実施の形態及び図面の表記と対応させて説明
する。遊技機にはCR式パチンコ機(以下「CR機」と
いう。)30及び現金式パチンコ機(以下「現金機」と
いう。)40が対応する。遊技用装置には台間機10が
対応する。貨幣には紙幣2が対応する。貨幣処理部には
紙幣識別機12が対応する。遊技に使用可能な遊技用有
価価値の大きさにはプリペイド度数が対応し、遊技用記
録媒体にはプリペイドカード3が対応する。遊技用記録
媒体処理部にはカードR/W14が対応する。遊技媒体
にはパチンコ玉が対応する。遊技媒体払出部には玉払出
機15が対応する。遊技媒体払出装置には玉払出装置3
3が対応する。通信部にはCR通信部17が対応する。
遊技媒体払出部制御手段には制御基板18が対応する。
通信部制御手段には制御基板18が対応する。遊技場外
に設けられる管理装置には遊技場外管理装置70が対応
する。送信手段にはターミナルボックス用通信部20が
対応する。遊技用記録媒体回収手段には制御基板18が
対応する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。なお、以下においては、データ
ベースを「DB」と略記する。
【0018】[1.本発明の構成]まず、本発明の構成
について説明する。本発明に係る遊技用装置である台間
機10は、図1及び図2に示すように、遊技機である現
金機40又はCR機30に対応して設けられ、該遊技機
における遊技に使用可能な遊技媒体であるパチンコ玉を
提供するための処理(即ち玉貸処理)を行うものであっ
て、一台の台間機10で異なるタイプの遊技機(即ち現
金機40及びCR機30の双方)のいずれにも対応可能
なものである。
【0019】この台間機10は、図1に示すように、遊
技場に設けられる遊技場管理装置50及びターミナルボ
ックス60とデータ通信可能に接続されており、またタ
ーミナルボックス60は、遊技場外に設けられる遊技場
外管理装置70とデータ通信可能に接続されおり、これ
ら台間機10,遊技場管理装置50,ターミナルボック
ス60,及び遊技場外管理装置70は、全体として遊技
用システム1を構成している。以下、遊技用システム1
の各構成要素について説明する。
【0020】台間機10は、図2に示すように、縦方向
に細長い箱状の筐体を有する。この筐体の前面には、図
2(a)に示すように、動作ランプ23,紙幣インジケ
ータ11a,紙幣挿入口11,玉貸単位度数表示器2
1,玉貸単位度数設定ボタン22,ノズル16,度数表
示器24,玉貸ボタン25,返却ボタン26,カードイ
ンジケータ13a,カード挿入口13等が設けられてい
る。
【0021】また図2(b)に示すように、筐体の内部
には、紙幣識別機12,玉払出機15,CR通信部1
7,制御基板18,カードR/W14,及び図1に示す
遊技場管理装置用通信部19,ターミナルボックス用通
信部20等が設けられており、筐体の背面には、玉供給
樋4が接続されていると共に、CR通信用端子17a,
遊技場管理装置用端子19a,及びターミナルボックス
用端子20a等が設けられている。
【0022】これらの各機器は、図1に示すように接続
されているが、その配置は図2に示す例には限られず任
意である。なお図1では図示を省略しているが、動作ラ
ンプ23,紙幣インジケータ11a,及びカードインジ
ケータ13aも、制御基板18に接続されている。この
台間機10には、後述する図5(b)に示すように、台
間機10を特定可能な情報である台間機IDが、台間機
10毎に付与され、図示しないアドレス設定スイッチに
よって設定される。
【0023】紙幣挿入口11は貨幣受付部の一例であっ
て、図2(b)に示すように、起立状態かつ横長の状態
の紙幣2を挿入・返却可能な開口である。この紙幣挿入
口11の上方には、図2(a)に示すように、紙幣イン
ジケータ11aが設けられている。この紙幣インジケー
タ11aは、後述する紙幣識別機12の動作の状況を表
すためのランプであり、例えば紙幣2を受付可能な場合
に点灯し、紙幣2を受け付けている場合に消灯し、紙幣
2が紙幣挿入口11から返却される場合に点滅して注意
を促すものである。
【0024】紙幣挿入口11の後方には、図2(b)に
示すように、紙幣識別機12が連設されている。この紙
幣識別機12は貨幣処理部の一例であって、貨幣を受け
付け、該受け付けた貨幣の識別を行うと共に、該識別さ
れた貨幣金額を特定可能な情報を出力するものである。
ここでは該貨幣として、一種類の紙幣2(例えば千円紙
幣)を取り扱う場合を想定しているが、該貨幣は、複数
種類の紙幣(例えば二千円紙幣,五千円紙幣,一万円紙
幣等)や、一種類又は複数種類の硬貨(例えば百円硬
貨,五百円硬貨等)や、紙幣と硬貨の併用(種類は問わ
ない)でも良い。
【0025】なお紙幣識別機12の後面側には、識別さ
れた紙幣2を排出する貨幣排出口(図示外)が設けられ
ており、また台間機10の背後における遊技島の内部に
は、紙幣識別機12の貨幣排出口から排出された紙幣2
を搬送して回収するための貨幣搬送装置(図示外)が設
けられており、さらに該貨幣搬送装置の終端には、貨幣
収納部(図示外)が設けられている。これにより、台間
機10に挿入された紙幣2が遊技島毎に回収される。
【0026】カード挿入口13は遊技用記録媒体受付部
の一例であって、図2(b)に示すように、起立状態か
つ横長の状態の後述するプリペイドカード3を挿入・返
却可能な開口である。このカード挿入口13の上方に
は、図2(a)に示すように、カードインジケータ13
aが設けられている。このカードインジケータ13a
は、後述するカードR/W14の動作の状況を表すため
のランプであり、例えばプリペイドカード3を受付可能
な場合に点灯し、プリペイドカード3を受け付けている
場合に消灯し、プリペイドカード3がカード挿入口13
から返却される場合に点滅して注意を促すものである。
【0027】カード挿入口13の後方には、図2(b)
に示すように、カードR/W14が連設されている。こ
のカードR/W14は遊技用記録媒体処理部の一例であ
って、遊技に使用可能な遊技用有価価値の大きさを特定
可能な情報が記録された遊技用記録媒体を受け付け、該
受け付けた遊技用記録媒体の記録情報を読み取ると共
に、該読み取った記録情報から特定される遊技用有価価
値の大きさを特定可能な情報を出力するものである。こ
こでは該遊技用記録媒体として、遊技用有価価値の大き
さであるプリペイド度数を特定可能なプリペイドカード
3を取り扱う場合を想定している。
【0028】このプリペイドカード3は、例えば長方形
状を呈するプラスチック製の薄板における所定の部位
に、前記プリペイド度数,及び該プリペイド度数を特定
可能な情報であるカードIDが少なくとも記録された記
録領域(図示外)が形成されてなるものであり、該記録
領域が磁気ストライプである磁気カードや、該記録領域
がICチップであるICカード等が含まれる。なおプリ
ペイドカード3の形状は長方形状には限られず、例えば
正方形状,多角形状,円形状,楕円形状等であっても良
く、また材質もプラスチック製には限られず、例えば金
属製等であっても良く、さらに属性も磁気カードやIC
カードには限られず、例えば感熱式カード,バーコード
が記録された紙製のカードやレシート等であっても良
い。またプリペイド度数は、遊技に使用可能な有価価値
の大きさが前払された前払い有価価値の大きさの一例で
あって、ここではプリペイド入金に供された貨幣金額が
所定の比率(例えば百円で1度数)で度数に変換された
ものである。
【0029】なおカードR/W14の後面側には、プリ
ペイドカード3の記録情報から特定されるプリペイド度
数が零となった該プリペイドカード3を排出するカード
排出口(図示外)が設けられており、また台間機10の
背後における遊技島の内部には、カードR/W14のカ
ード排出口から排出されたプリペイドカード3を搬送し
て回収するための遊技用記録媒体搬送装置(図示外)が
設けられており、さらに該遊技用記録媒体搬送装置の終
端には、遊技用記録媒体収納部(図示外)が設けられて
いる。これにより、台間機10に挿入されたプリペイド
カード3が遊技島毎に回収される。
【0030】玉払出機15は遊技媒体払出部の一例であ
って、外部に設けられた遊技媒体供給装置から遊技媒体
の供給を受けて所定数の遊技媒体を払い出す払出処理を
行うものであり、ここでは台間機10の背後における遊
技島の内部に設けられた図示しない遊技媒体供給装置か
ら図2(b)に示す玉供給樋4を介してパチンコ玉の供
給を受けて、所定数(例えば125個)のパチンコ玉を
最小単位毎に(即ち一個ずつで)払い出すように構成さ
れている。
【0031】具体的には、図3に示すように、玉払出機
15の内部には、誘導路15a,モータ15b,歯車1
5c,螺旋軸15d,回転検出器15e,カウンタ15
f,排出路15g等が設けられている。誘導路15a
は、玉供給樋4から連続的に流下されて供給されるパチ
ンコ玉を、螺旋軸15dの部位に向けて誘導するための
通路である。モータ15bは、歯車15cを介して回転
力を伝達することにより、螺旋軸15dを回転するため
のものである。螺旋軸15dは、円筒状の軸の外周に螺
旋状の突条が突設され、その軸線が台間機10の前後方
向(図3では左右方向)と平行に、軸心周りに回転自在
に支持されたものである。この螺旋軸15dの前部に
は、歯車15cと噛み合う歯部が刻設されている。また
螺旋軸15dの前端には、一部が切り欠かれた略円盤状
の遮蔽盤が固設されている。
【0032】回転検出器15eは、投光器から照射さ
れ、前記遮蔽盤の切り欠きを通過して受光器に到達した
光を検出することにより、螺旋軸15dの回転を検出す
るものである。なお後述する制御基板18から払出信号
が出力されている払出処理中に螺旋軸15dの回転が検
出されない場合には、玉詰まりや故障等のエラーと判断
される。カウンタ15fは、螺旋軸15dの下流に設け
られ、螺旋軸15dの部位を通過したパチンコ玉の数を
計数するためのものである。なお前記払出処理中に螺旋
軸15dの回転が回転検出器15eにより所定数検出さ
れる一方でカウンタ15fによりパチンコ玉が検出され
ない場合には、玉切れや玉詰まり等のエラーと判断され
る。排出路15gは、カウンタ15fの下流に設けら
れ、螺旋軸15dの部位を通過したパチンコ玉を、後述
するノズル16に向けて排出するためのものである。
【0033】この玉払出機15では、通常時(即ち前記
払出処理中でない場合)には、螺旋軸15dの回転が停
止されており、誘導路15aから誘導されるパチンコ玉
は、螺旋軸15dの外周に螺旋状に突設されている突条
により、螺旋軸15dの部位で堰き止められて、排出路
15gへの流下が規制されている。一方、前記払出処理
中には、モータ15bが回転され、歯車15cを介して
回転力が伝達されて、螺旋軸15dが回転され、突条に
より堰き止められていたパチンコ玉が、螺旋軸15dの
部位から一個ずつ送り出され、カウンタ15fにより計
数され、排出路15gに流下されて、ノズル16に向け
て排出される。そしてカウンタ15fの計数値が所定数
に達すると、モータ15bの回転が停止されて、パチン
コ玉の払出が終了する。
【0034】ノズル16は、図2(a)に示すように、
玉払出機15から払い出されるパチンコ玉を遊技機(図
示のCR機30又は図示しない現金機40)の上皿に向
けて誘導するための通路である。なおノズル16は、図
3に示すように、その基端部において、上下方向及び左
右方向に回動又は折曲可能に構成されている。
【0035】CR通信部17は通信部の一例であって、
図1に示すように、CR機30に設けられた後述する玉
払出装置33にて所定数の遊技媒体を払い出すための払
出要求信号を出力する払出要求信号出力処理を行うもの
であり、ここでは後述する制御基板18に設けられてい
る。
【0036】このCR通信部17は、図1に示すよう
に、台間機10がCR機30に対応して設けられる場合
には、図2(b)に示す前記CR通信用端子17aが該
CR機30に設けられた後述する玉払出制御基板32と
接続される。これにより、後述する図4に示すように、
玉払出制御基板32から出力される遊技機READY信
号(以下「PRDY」という。),及び払出完了信号
(以下「EXS」という。)がCR通信部17に入力さ
れ、逆にCR通信部17から出力される台間機READ
Y信号(以下「BRDY」という。),及び払出要求信
号(以下「BRQ」という。)が玉払出制御基板32に
入力される。なおCR通信部17は、CR機30に設け
られた後述する度数表示器34,玉貸ボタン35,及び
返却ボタン36とも接続されている。
【0037】なおCR通信部17は、図1に示すよう
に、台間機10が現金機40に対応して設けられる場合
には、図2(b)に示す前記CR通信用端子17aは該
現金機40とは接続されず、前記払出要求信号出力処理
を行わない。
【0038】制御基板18は制御部の一例であって、後
述する動作プログラムに基づいて動作し、前記玉払出機
15及びCR通信部17を動作するための制御を行うも
のである。この制御基板18は、図示しないCPU,R
AM,ROM等を備えている。記憶部であるROMに
は、台間機メイン処理プログラム(図6を参照),現金
受付払出処理プログラム(図7を参照),及びカード受
付払出処理(図8を参照)等が記憶されており、これら
のプログラムは、RAMを作業領域としてCPUで実行
される。なお記憶部はROMには限られず、他の記憶装
置(例えばハードディスク等)であっても良い。
【0039】この制御基板18は、前記台間機メイン処
理プログラムに基づいて動作することにより、CR通信
部17において、カードR/W14より出力された情報
から特定されるプリペイド度数の範囲内における所定度
数に相当する遊技媒体数の前記払出要求信号出力処理を
実行させる通信部制御手段として機能する。
【0040】また制御基板18は、前記台間機メイン処
理プログラム及び現金受付払出処理プログラムに基づい
て動作することにより、玉払出機15において、紙幣識
別機12より出力された情報から特定される貨幣金額の
範囲内における所定額に相当する遊技媒体数の前記払出
処理を実行させる遊技媒体払出部制御手段として機能す
る。なお制御基板18は、カードR/W14にてプリペ
イドカード3を受け付けている状態で、紙幣識別機12
にて紙幣2を受け付けた場合にも、同様の遊技媒体払出
部制御手段として機能する(図6のSa24,及び図7
を参照)。
【0041】さらに制御基板18は、CR通信用端子1
7aが遊技機と接続されておらず(即ち台間機10が現
金機40に対応して設けられており)、カードR/W1
4にてプリペイドカード3を受け付けた場合にも、前記
台間機メイン処理プログラム及びカード受付払出処理プ
ログラムに基づいて動作することにより、玉払出機15
において、カードR/W14より出力された情報から特
定されるプリペイド度数の範囲内における所定度数に相
当する遊技媒体数の前記払出処理を実行させる遊技媒体
払出部制御手段として機能する(図6のSa25,及び
図8を参照)。
【0042】なお制御基板18は、前記払出処理が行わ
れた場合に、前記所定額に相当する玉数がセットされる
と共に、前記カウンタ15fにてパチンコ玉が計数され
る毎に払出カウンタ値を1つずつ減算更新する払出カウ
ンタとして機能する。また制御基板18は、前記カウン
タ15fにてパチンコ玉が検出されない場合に、タイマ
値を一つずつ加算更新するタイマとして機能する。この
タイマは、パチンコ玉の払出に要する時間を考慮して、
例えば10sec程度に設定されており、該設定時間中
に前記カウンタ15fにてパチンコ玉が検出されない場
合には、玉切れ,玉詰まり,又は故障等のエラーと判断
されて、エラー処理が行われる(図7又は図8のSb1
6を参照)。このエラー処理は、例えば動作ランプ23
の消灯や、遊技場の店員の呼出等である。
【0043】また制御基板18は、前記払出処理が行わ
れた場合における前記所定額を特定可能な情報(以下
「現金売上情報」という。)と、前記払出要求信号出力
処理が行われた場合における前記所定度数を特定可能な
情報(以下「カード売上情報」という。)を、遊技場管
理装置50,及び遊技場外管理装置70と接続されるタ
ーミナルボックス60に送信する処理も行う(図6のS
a16,及び図7のSb11を参照)。この現金売上情
報には、例えば台間機ID,売上種別(例えば
「1」),及び使用金額が含まれ、またカード売上情報
には、例えば台間機ID,売上種別(例えば「2」),
カードID,及び使用度数が含まれる。この売上種別
は、遊技場外管理装置70において現金売上情報とカー
ド売上情報を識別可能にするためのものである。
【0044】さらに制御基板18は、カードR/W14
にて受け付けているプリペイドカード3の記録情報から
特定されるプリペイド度数が零となったことに基づいて
該プリペイドカード3を回収するための回収処理を行う
遊技用記録媒体回収手段として機能する(図6のSa1
9を参照)。具体的には、カードR/W14の搬送機構
を駆動させ、受け付けているプリペイドカード3を前記
カード排出口から外部に設けられる遊技用記録媒体搬送
装置(図示外)に向けて排出する排出処理を実行させ
る。
【0045】遊技場管理装置用通信部19は、前記現金
売上情報とカード売上情報を、遊技場管理装置50に送
信するものである。この遊技場管理装置用通信部19
は、図2(b)に示す前記遊技場管理装置用端子19a
を介して、図1に示すように、遊技場管理装置50に設
けられた後述するデータ通信部51とデータ通信可能に
接続される。
【0046】これにより、前記払出処理が行われた場合
には、台間機10から遊技場管理装置50に対して現金
売上情報(台間機ID,売上種別,使用金額)が送信さ
れ(図7のSb11を参照)、逆に遊技場管理装置50
から台間機10に対して後述する現金売上データの更新
が完了した旨の完了通知が返信される(同図のSb12
を参照)。また前記払出要求信号出力処理が行われた場
合には、台間機10から遊技場管理装置50に対してカ
ード売上情報(台間機ID,売上種別,カードID,使
用度数)が送信され(図6のSa16を参照)、逆に遊
技場管理装置50から台間機10に対して後述するカー
ド売上データの更新が完了した旨の完了通知が返信され
る(同図のSa17を参照)。
【0047】ターミナルボックス用通信部20は送信手
段の一例であって、前記現金売上情報とカード売上情報
を、遊技場外に設けられる遊技場外管理装置70に送信
するためのものであり、具体的には、該現金売上情報と
カード売上情報を、遊技場外管理装置70と接続される
ターミナルボックス60に送信するものである。このタ
ーミナルボックス用通信部20は、図2(b)に示す前
記ターミナルボックス用端子20aを介して、図1に示
すように、ターミナルボックス60に設けられた後述す
るデータ通信部61aとデータ通信可能に接続される。
【0048】これにより、前記払出処理が行われた場合
には、台間機10からターミナルボックス60に対して
現金売上情報(台間機ID,売上種別,使用金額)が送
信され(図7のSb11を参照)、逆にターミナルボッ
クス60から台間機10に対して後述する現金売上デー
タの更新が完了した旨の完了通知が返信される(同図の
Sb12を参照)。また前記払出要求信号出力処理が行
われた場合には、台間機10からターミナルボックス6
0に対してカード売上情報(台間機ID,売上種別,カ
ードID,使用度数)が送信され(図6のSa16を参
照)、逆にターミナルボックス60から台間機10に対
して後述するカード残度数データ及びカード売上データ
の更新が完了した旨の完了通知が返信される(同図のS
a17を参照)。
【0049】なお台間機10のカード挿入口13からプ
リペイドカード3を受け付けた場合には、台間機10か
らターミナルボックス60に対して照合要求(カードI
D,度数)が送信され(図6のSa3を参照)、逆にタ
ーミナルボックス60から台間機10に対して照合一致
又は照合不一致が返信される(同図のSa4,又はSa
22を参照)。
【0050】玉貸単位度数表示器21は、払出要求が行
われた場合に使用されるプリペイド度数を玉貸単位度数
として表示するためのものであり、玉貸単位度数設定ボ
タン22は、玉貸単位度数を設定するためのボタンであ
る。この玉貸単位度数は、玉貸単位度数設定ボタン22
を操作することにより、例えば1度数〜5度数まで1度
数刻みで5段階に設定可能であり、設定された玉貸単位
度数は、玉貸単位度数表示器21に表示される。
【0051】動作ランプ23は、台間機10の動作の状
況を表すためのランプであり、例えばパチンコ玉の貸出
が可能な場合に点灯し、パチンコ玉の貸出が不可能な場
合に消灯し、台間機10が故障の場合に点滅するように
構成されている。度数表示器24は、プリペイドカード
3に記録されたカードIDから特定されるプリペイド度
数を表示するためのものであり、玉貸ボタン25は、パ
チンコ玉の玉貸要求を行うためのボタンであり、返却ボ
タン26は、プリペイドカード3の返却要求を行うため
のボタンである。
【0052】CR機30は遊技機の一例であって、遊技
場における遊技島(図示外)に複数並列して設置され、
CR機30の内部から供給されたパチンコ玉を用いて遊
技を行う、いわゆるCR式のパチンコ機である。このC
R機30は、図2(a)に示すように、その前面に、遊
技領域,上皿,下皿,及び発射ハンドル等を備えている
と共に、度数表示器34,玉貸ボタン35,及び返却ボ
タン36も備えている。なお度数表示器34は前記度数
表示器24と、玉貸ボタン35は前記玉貸ボタン25
と、返却ボタン36は前記返却ボタン36と、それぞれ
同様の機能のものである。またCR機30は、その内部
に、図1に示すように接続され、遊技を制御する主制御
基板31,遊技機から排出するパチンコ玉である賞球や
玉貸等の払出の制御を行う玉払出制御基板32,及び遊
技媒体払出装置である玉払出装置33等を備えていると
共に、図示しないが、遊技の演出や遊技装置を制御する
表示制御基板,音声制御基板,装飾ランプ制御基板,電
源制御基板,及び発射制御基板等も備えている。
【0053】以下、図4を参照して、台間機10の制御
基板18及びCR機30の玉払出制御基板32における
玉貸処理に関する制御のタイミング,即ち前記PRD
Y,BRDY,BRQ,及びEXSの各信号の入出力の
タイミングを説明する。
【0054】まず玉払出制御基板32は、台間機10の
CR通信部17と接続されて通信が可能な状態であると
スタンバイ状態となり、PRDYをLOWとする(S
1)。このようにPRDYが出力されている状態におい
て前記玉貸ボタン25又は35が操作されると、制御基
板18はBRDYをLOWとし(S2)、この状態にお
いてBRQをLOWとする(S3)。
【0055】次いで玉払出制御基板32は、BRDYの
LOWを検出した状態においてBRQのLOWを検出す
ると、玉払出装置33からパチンコ玉の払出が可能であ
るか否かを確認し、該確認結果が可能である場合にはE
XSをLOWとする(S4)。該EXSのLOWを検出
した制御基板18は、BRQをHIGHとし(S5)、
該BRQのHIGHを検出した玉払出制御基板32は、
玉払出装置33に払出信号を出力し、これに基づいて1
度数分のパチンコ玉(例えば25個)の払出行われると
共に、該払出の終了に基づいてEXSをHIGHとする
(S6)。
【0056】該EXSのHIGHを検出した制御基板1
8は、RAMに記憶している度数から1度数を減算更新
すると共に、度数表示器24及び34に更新後の度数を
表示する。制御基板18は、これらS3〜S6の制御を
セットされた度数分だけ繰り返し、これらの制御の終了
に基づいてBRDYをHIGHとして(S7)、貸出処
理を終了する。
【0057】なおCR機30の内部にある玉払出装置3
3から上皿に供給されたパチンコ玉が、発射ハンドルの
操作により遊技領域の内部に打ち込まれて遊技が行われ
る。そして打ち込まれたパチンコ玉が、遊技領域に形成
された入賞口に入賞すると、玉払出制御基板32から発
せられる払出信号に基づいて、玉払出装置33から賞球
が払い出されて上皿又は下皿に供給される。なお主制御
基板31は、玉払出制御基板32をはじめとする各種の
基板の動作を制御するものである。
【0058】現金機40は遊技機の一例であって、遊技
場における遊技島(図示外)に複数並列して設置され、
外部から供給されたパチンコ玉を用いて遊技を行う、い
わゆる現金式のパチンコ機である。この現金機40は、
図2(a)に示すCR機30と同様に、その前面に、遊
技領域,上皿,下皿,発射ハンドル等を備えているが、
該CR機30とは異なり、前記度数表示器34,玉貸ボ
タン35,及び返却ボタン36は備えていない。また現
金機40は、その内部に、図1に示すように接続され、
遊技を制御する主制御基板41,遊技機から排出するパ
チンコ玉である賞球等の払出の制御を行う玉払出制御基
板42,及び玉払出装置43等を備えていると共に、図
示しないが、遊技の演出や遊技装置を制御する表示制御
基板,音声制御基板,装飾ランプ制御基板,電源制御基
板,及び発射制御基板等も備えている。
【0059】この現金機40においては、玉払出機15
からノズル16を介して上皿に供給されたパチンコ玉
が、発射ハンドルの操作により遊技領域の内部に打ち込
まれて遊技が行われる。そして打ち込まれたパチンコ玉
が、遊技領域に形成された入賞口に入賞すると、玉払出
制御基板42から発せられる払出信号に基づいて、玉払
出装置43から賞球が払い出されて上皿又は下皿に供給
される。なお主制御基板41は、玉払出制御基板42を
はじめとする各種の基板の動作を制御するものである。
【0060】遊技場管理装置50は、図1に示すように
接続されるデータ通信部51,制御部52,及びハード
ディスク53等を備えており、遊技場内の所定の箇所
(例えば管理事務所等)に設置されるものである。なお
ハードディスク53には、売上DB53aが記憶されて
いる。
【0061】データ通信部51は、前述の如く、通信回
線を介して台間機10の遊技場管理装置用通信部19と
データ通信可能に接続され、遊技場管理装置50と台間
機10との間の通信を司るものである。制御部52は、
CPU,RAM,ROM等を備えるコンピュータであ
る。このROMには、後述する売上DB更新プログラム
等が記憶されており、このプログラムは、RAMを作業
領域としてCPUで実行される。なお記憶部はROMに
は限られず、他の記憶装置(例えばハードディスク53
等)であっても良い。
【0062】ここで売上DB更新プログラムは、前記現
金売上情報を受信した場合に、受信した台間機IDに対
応する売上DB53aの登録情報(現金売上データ)に
ついて、受信した使用金額を登録されている現金売上に
加算更新し、更新処理が終了した場合に完了通知を台間
機10に返信すると共に、前記カード売上情報を受信し
た場合に、受信した台間機IDに対応する売上DB53
aの登録情報(カード売上データ)について、受信した
使用度数を所定の比率で換算した金額を登録されている
カード売上に加算更新し、更新処理が終了した場合に完
了通知を台間機10に返信するプログラムである。この
売上DB更新プログラムが制御部52の動作プログラム
として実行されることにより、制御部52において売上
DB更新処理が行われる。
【0063】売上DB53aでは、図5(a)に示すよ
うに、台間機10を識別可能な情報である台間機IDに
対応付けて、売上データが管理されている。具体的に
は、紙幣2によるパチンコ玉の貸出に伴う売上を表す
「現金売上」,及びプリペイドカード3によるパチンコ
玉の貸出に伴う売上を表す「カード売上」の各データ
が、台間機ID毎に管理されている。従って、ある台間
機10に対応する売上データを一元的に管理できると共
に、現金売上データとカード売上データを区別して管理
できる。なお売上データは、台間機ID毎に管理される
ものには限られず、遊技島毎に管理されるものでも良
い。
【0064】ターミナルボックス60は、図1に示すよ
うに接続されるデータ通信部61a,データ通信部61
b,制御部62,及びハードディスク63等を備えてお
り、遊技場内の所定の箇所(例えば管理事務所等)に設
置されるものである。なおハードディスク63には、売
上DB63a及びカードDB63bが記憶されている。
このターミナルボックス60は、遊技場外管理装置70
を備える後述する第三者機関が一括して製造するもので
あり、遊技場側が内部にまでアクセスできないようにブ
ラックボックス化されている。
【0065】データ通信部61aは、前述の如く、通信
回線を介して台間機10のターミナルボックス用通信部
20とデータ通信可能に接続され、ターミナルボックス
60と台間機10との間の通信を司るものである。デー
タ通信部61bは、通信回線を介して遊技場外管理装置
70の後述するデータ通信部71とデータ通信可能に接
続され、ターミナルボックス60と遊技場外管理装置7
0との間の通信を司るものである。これにより、ターミ
ナルボックス60から遊技場外管理装置70に対して適
宜のタイミングで前記現金売上情報又はカード売上情報
が送信されて、ターミナルボックス60と遊技場外管理
装置70との間で売上データやカード残度数データの共
有化が図られる。なお適宜のタイミングとは、リアルタ
イム,一定時間毎,又は一日毎等の任意のタイミングで
ある。
【0066】制御部62は、CPU,RAM,ROM等
を備えるコンピュータである。このROMには、後述す
る照合処理プログラム,前記売上DB更新プログラム,
及び後述するカードDB更新プログラム等が記憶されて
おり、これらのプログラムは、RAMを作業領域として
CPUで実行される。なお記憶部はROMには限られ
ず、他の記憶装置(例えばハードディスク63等)であ
っても良い。
【0067】ここで照合処理プログラムは、前記照合要
求を受信した場合に、受信したカードID及び度数をカ
ードDB63bの登録情報に照合し、照合一致である場
合には照合一致を台間機10に返信し、照合不一致であ
る場合には照合不一致を台間機10に返信するプログラ
ムである。この照合処理プログラムが制御部62の動作
プログラムとして実行されることにより、制御部62に
おいて照合処理が行われる。
【0068】また売上DB更新プログラムは、前記制御
部52において説明したのと同様のプログラムである
が、該売上DB更新プログラムの説明中における売上D
B53aは売上DB63aと読み替えるものとする。こ
の売上DB更新プログラムが制御部62の動作プログラ
ムとして実行されることにより、制御部62において売
上DB更新処理が行われる。
【0069】さらにカードDB更新プログラムは、前記
カード売上情報を受信した場合に、受信したカードID
に対応するカードDB63bの登録情報(カード残度数
データ)について、受信した使用度数を登録されている
使用度数に加算更新すると共に、受信した使用度数を登
録されている残度数から減算更新し、かつ更新処理が終
了した場合に完了通知を台間機10に返信するプログラ
ムである。このカードDB更新プログラムが制御部62
の動作プログラムとして実行されることにより、制御部
62においてカードDB更新処理が行われる。
【0070】売上DB63aでは、前記図5(a)と同
様に売上データが管理されている。カードDB63bで
は、図5(b)に示すように、プリペイドカード3を識
別可能な情報であるカードIDに対応付けて、カード残
度数データが管理されている。具体的には、現在残存す
るプリペイド度数を表す「残度数」,発行に供された貨
幣金額に相当するプリペイド度数を表す「発行度数」,
及び玉貸に供されたプリペイド度数を表す「使用度数」
の各データが、カードID毎に管理されている。
【0071】遊技場外管理装置70は、図1に示すよう
に接続されるデータ通信部71,制御部72,及びハー
ドディスク73等を備えており、カード発行会社等が運
営する遊技場外の第三者機関に設置されるものである。
なおハードディスク73には、売上DB73a及びカー
ドDB73bが記憶されている。データ通信部71は、
前述の如く、通信回線を介してターミナルボックス60
のデータ通信部61bとデータ通信可能に接続され、遊
技場外管理装置70とターミナルボックス60との間の
通信を司るものである。
【0072】制御部72は、CPU,RAM,ROM等
を備えるコンピュータである。このROMには、前記売
上DB更新プログラム及び前記カードDB更新プログラ
ム等が記憶されており、これらのプログラムは、RAM
を作業領域としてCPUで実行される。なお記憶部はR
OMには限られず、他の記憶装置(例えばハードディス
ク73等)であっても良い。
【0073】ここで売上DB更新プログラムは、前記制
御部52において説明したのと同様のプログラムである
が、該売上DB更新プログラムの説明中における売上D
B53aは売上DB73aと読み替えるものとする。こ
の売上DB更新プログラムが制御部72の動作プログラ
ムとして実行されることにより、制御部72において売
上DB更新処理が行われる。
【0074】またカードDB更新プログラムは、前記制
御部62において説明したのと同様のプログラムである
が、該カードDB更新プログラムの説明中におけるカー
ドDB63bはカードDB73bと読み替えるものとす
る。このカードDB更新プログラムが制御部72の動作
プログラムとして実行されることにより、制御部72に
おいてカードDB更新処理が行われる。
【0075】売上DB73aでは、前記図5(a)と同
様に売上データが管理されている。即ち遊技用システム
1では、遊技場管理装置50と遊技場外管理装置70の
二箇所において、売上データが共有化されて管理されて
いる。なおカードDB73bでは、前記図5(b)と同
様にカード残度数データが管理されている。
【0076】[2.本発明の作用]次に、本発明の作用
について説明する。なお、以下においては、プリペイド
度数を単に「度数」という。
【0077】図6は台間機10における台間機メイン処
理の処理内容を表すフローチャートである。
【0078】台間機10においては、図6に示すよう
に、ステップSa(以下単に「Sa」という。)1〜2
8により、台間機メイン処理が行われる。具体的には、
まずSa1でプリペイドカード3の受付が有るか否かの
判断が行われる。このSa1でプリペイドカード3の受
付が無い(NO)と判断される場合には、Sa20で貨
幣の受付が有るか否かの判断が行われ、貨幣の受付が無
い(NO)と判断される場合には、Sa1に戻ってプリ
ペイドカード3又は貨幣の受付を待機し、貨幣の受付が
有る(YES)、即ち紙幣挿入口11から紙幣2の挿入
が有ると判断される場合には、Sa21で後述する図7
に示す現金受付払出処理が行われ、RETURNに進
む。即ち台間機10においては、プリペイドカード3を
受け付けた場合には、プリペイドカード3のカードID
から特定されるプリペイド度数に基づく玉貸が行われ、
貨幣を受け付けた場合には、該貨幣金額に基づく玉貸が
行われる。
【0079】一方、Sa1でプリペイドカード3の受付
が有る(YES)、即ちカード挿入口13からプリペイ
ドカード3の挿入が有ると判断される場合には、Sa2
でプリペイドカード3に記録されているカードID及び
度数がカードR/W14にて読み取られ、Sa3で照合
要求(カードID,度数)がターミナルボックス60に
送信され、Sa4に進む。なお照合要求を受信したター
ミナルボックス60では、前記照合処理が行われる。
【0080】Sa4ではターミナルボックス60から照
合一致の受信が有るか否かの判断が行われる。このSa
4で照合一致の受信が無い(NO)と判断される場合に
は、Sa22でターミナルボックス60から照合不一致
の受信が有るか否かの判断が行われ、照合不一致の受信
が無い(NO)と判断される場合には、Sa4に戻って
照合一致又は照合不一致の受信を待機し、照合不一致の
受信が有る(YES)と判断される場合には、Sa28
でプリペイドカード3がカード挿入口13から返却さ
れ、RETURNに進む。
【0081】一方、Sa4で照合一致の受信が有る(Y
ES)と判断される場合には、Sa5で前記読み取った
度数が制御基板18のRAMに記憶されると共に度数表
示器24(及び台間機10がCR機30に対応して設け
られている場合には度数表示器34)に表示され、Sa
6に進む。
【0082】Sa6では玉貸操作が有るか否かの判断が
行われる。このSa6で玉貸操作が無い(NO)と判断
される場合には、Sa23で貨幣の受付が有るか否かの
判断が行われ、貨幣の受付が無い(NO)と判断される
場合には、後述するSa26に進み、貨幣の受付が有る
(YES)、即ち紙幣挿入口11から紙幣2の挿入が有
ると判断される場合には、Sa24で後述する図7に示
す現金受付払出処理が行われ、Sa6に戻る。即ち台間
機10においては、プリペイドカード3を受け付けてい
る状態であっても、貨幣を受け付けた場合には、該貨幣
金額に基づく玉貸が行われる。
【0083】なおSa26では返却操作が有るか否かの
判断が行われ、返却操作が無い(NO)と判断される場
合には、Sa6に戻って玉貸操作,貨幣の受付,又は返
却操作を待機し、返却操作が有る(YES)、即ち返却
ボタン26(又は台間機10がCR機30に対応して設
けられている場合には返却ボタン36)が押下されたと
判断される場合には、Sa27で制御基板18のRAM
に記憶されている度数がカードR/W14にてプリペイ
ドカード3に記録され、Sa28でプリペイドカード3
がカード挿入口13から返却され、RETURNに進
む。
【0084】前記Sa6で玉貸操作が有る(YES)、
即ち玉貸ボタン25(又は台間機10がCR機30に対
応して設けられている場合には玉貸ボタン35)が押下
されたと判断される場合には、Sa7で遊技機との接続
が有るか否かの判断が行われる。このSa7で遊技機と
の接続が無い(NO)、即ち台間機10が現金機40に
対応して設けられていると判断される場合には、Sa2
5で後述する図8に示すカード受付払出処理が行われ、
後述するSa16に進む。即ち台間機10においては、
遊技機と接続されていない場合には、プリペイド度数に
基づく玉貸が玉払出機15において行われる。
【0085】一方、Sa7で遊技機との接続が有る(Y
ES)、即ち台間機10がCR機30に対応して設けら
れていると判断される場合には、Sa8で制御基板18
のRAMに記憶されている度数が玉貸単位度数(例えば
5度数)以上であるか否かの判断が行われる。このSa
8で度数が玉貸単位度数以下である(NO)、即ち度数
が不足していると判断される場合には、Sa10で該度
数(例えば3度数)が玉貸可能度数としてセットされ、
Sa11に進む。一方、Sa8で度数が玉貸単位度数以
上である(YES)、即ち度数が足りていると判断され
る場合には、Sa9で玉貸単位度数がセットされ、Sa
11に進む。
【0086】Sa11では1度数分のパチンコ玉(例え
ば25個)の払出を要求する払出要求信号(前記BR
Q)がCR機30に送信され、具体的には、払出要求信
号が制御基板18からCR通信部17に対して出力さ
れ、該CR通信部17からCR通信用端子17aを介し
て玉払出制御基板32に送信され、Sa12に進む。な
お払出要求信号を受信したCR機30においては、1度
数分のパチンコ玉が玉払出装置33から払い出され、C
R機30の上皿に供給される。
【0087】Sa12ではCR機30から前記払出が完
了した旨の払出完了信号(前記EXS)の受信を待機
し、該払出完了信号の受信が有る(YES)と判断され
る場合には、Sa13で制御基板18のRAMに記憶さ
れている度数から1度数が減算更新され、Sa14で更
新後の度数が度数表示器24及び34に表示され、Sa
15に進む。即ち台間機10においては、遊技機と接続
されている場合には、CR通信部17から玉払出制御基
板32に払出要求信号が出力され、プリペイド度数に基
づく玉貸が玉払出装置33において行われる。
【0088】Sa15ではSa11〜Sa14の玉貸処
理がセットされた度数に達したか否かの判断が行われ
る。このSa15で玉貸処理がセットされた度数に達し
ていない(NO)と判断される場合には、Sa11に戻
ってセットされた度数に達するまで玉貸処理が行われ
る。一方、Sa15で玉貸動作がセットされた度数に達
した(YES)と判断される場合には、Sa16に進
む。
【0089】なお前記玉貸処理では、1度数分のパチン
コ玉の払出を要求する払出要求信号が送信され、前記払
出完了信号が受信される毎に、制御基板18のRAMに
記憶されている度数から1度数が減算更新され、更新後
の度数が度数表示器24及び34に表示されているが、
これに限らず、セットされた度数分のパチンコ玉の払出
を要求する払出要求信号が送信され、前記払出完了信号
が受信された後に、制御基板18のRAMに記憶されて
いる度数からセットされた度数が一括して減算更新さ
れ、更新後の度数が度数表示器24及び34に表示され
るようにしても良い。
【0090】Sa16ではカード売上情報(台間機I
D,売上種別,カードID,使用度数)が遊技場管理装
置50及びターミナルボックス60に送信され、Sa1
7に進む。なおカード売上情報を受信した遊技場管理装
置50では前記売上DB更新処理が行われ、ターミナル
ボックス60では前記売上DB更新処理及び前記カード
DB更新処理が行われる。また前記適宜のタイミングで
該カード売上情報がターミナルボックス60から遊技場
外管理装置70に送信され、該カード売上情報を受信し
た遊技場外管理装置70でも前記売上DB更新処理及び
前記カードDB更新処理が行われる。Sa17では遊技
場管理装置50からカード売上データの更新が完了した
旨の完了通知の受信を待機すると共にターミナルボック
ス60からカード売上データ及びカード残度数データの
更新が完了した旨の完了通知の受信を待機し、該完了通
知の受信が有る(YES)と判断される場合には、Sa
18に進む。
【0091】Sa18では制御基板18のRAMに記憶
されている度数(即ち残度数)が零であるか否かの判断
が行われ、残度数が零でない(NO)と判断される場合
には、Sa6に戻り、残度数が零である(YES)と判
断される場合には、Sa19でプリペイドカード3がカ
ードR/W14から外部に設けられる遊技用記録媒体搬
送装置(図示外)に向けて排出されて遊技用記録媒体収
納部(図示外)に回収され、RETURNに進む。
【0092】図7は台間機10におけるサブルーチンで
ある現金受付払出処理の処理内容を表すフローチャート
である。
【0093】台間機10においては、図7に示すよう
に、ステップSb(以下単に「Sb」という。)1〜7
により、サブルーチンである現金受付払出処理が行われ
る。具体的には、まずSb1で受け付けた紙幣2(ここ
では千円紙幣)が紙幣識別機12により識別され、Sb
2で紙幣2の識別結果が正常であるか否かの判断が行わ
れる。このSb2で識別結果が正常でない(NO)、即
ち紙幣2を識別できないと判断される場合には、Sb3
で紙幣2が紙幣挿入口11から返却され、処理が終了す
る。一方、Sb2で紙幣2の識別結果が正常である(Y
ES)、即ち紙幣2を識別できたと判断される場合に
は、該紙幣2が紙幣識別機12から外部に設けられる貨
幣搬送装置(図示外)に向けて排出されて貨幣収納部
(図示外)に回収され、Sb4に進む。
【0094】Sb4では識別された貨幣金額(即ち識別
金額)が制御基板18のRAMに記憶され、Sb5で識
別金額に相当する玉数(ここでは250個)が前記払出
カウンタにセットされ、Sb6でパチンコ玉が玉払出機
15から払い出され、Sb7に進む。なお玉払出機15
から払い出されたパチンコ玉は、ノズル16を介して現
金機40又はCR機30の上皿に供給される。
【0095】Sb7では前記カウンタ15fにてパチン
コ玉の検出が有るか否かの判断が行われる。このSb7
でパチンコ玉の検出が無い(NO)と判断される場合に
は、Sb13で前記タイマのタイマ値が加算され、Sb
14でタイマ値が所定値(例えば10sec)であるか
否かの判断が行われ、タイマ値が所定値でない(NO)
と判断される場合には、Sb7に戻り、タイマ値が所定
値である(YES)と判断される場合、即ち設定時間中
に前記カウンタ15fにてパチンコ玉が検出されない場
合には、玉切れ,玉詰まり,又は故障等のエラーと判断
されて、Sb15でタイマがリセットされ、Sb16で
前記エラー処理(例えば動作ランプ23の消灯や、遊技
場の店員の呼出等)が行われ、処理が終了する。
【0096】一方、Sb7でパチンコ玉の検出が有る
(YES)と判断される場合には、Sb8で前記払出カ
ウンタの払出カウンタ値が減算され、Sb9で払出カウ
ンタ値が零であるか否かの判断が行われ、払出カウンタ
値が零でない(NO)と判断される場合には、Sb7に
戻り、払出カウンタ値が零である(YES)と判断され
る場合、即ちセットされた玉数の払出が終了した場合に
は、Sb12に進む。
【0097】Sb12では現金売上情報(台間機ID,
売上種別,使用金額)が遊技場管理装置50及びターミ
ナルボックス60に送信され、Sb12に進む。なお現
金売上情報を受信した遊技場管理装置50及びターミナ
ルボックス60では、前記売上DB更新処理が行われ
る。また前記適宜のタイミングで該現金売上情報がター
ミナルボックス60から遊技場外管理装置70に送信さ
れ、該現金売上情報を受信した遊技場外管理装置70で
も、前記売上DB更新処理が行われる。Sb12では遊
技場管理装置50及びターミナルボックス60から現金
売上データの更新が完了した旨の完了通知の受信を待機
し、該完了通知の受信が有る(YES)と判断される場
合には、処理が終了する。
【0098】図8は台間機10におけるサブルーチンで
あるカード受付払出処理の処理内容を表すフローチャー
トである。なおカード受付払出処理は、前記現金受付払
出処理と同様のステップを含むため、前記の説明と同一
の部分については同一の符号を付して、重複する説明を
省略する。
【0099】台間機10においては、図8に示すよう
に、ステップSc(以下単に「Sc」という。)1〜
3,及び前記Sb6〜10と前記Sb13〜16によ
り、サブルーチンであるカード受付払出処理が行われ
る。具体的には、まずSc1で制御基板18のRAMに
記憶されている度数が玉貸単位度数(例えば5度数)以
上であるか否かの判断が行われる。このSc1で度数が
玉貸単位度数以下である(NO)、即ち度数が不足して
いると判断される場合には、Sc3で該度数(例えば3
度数)に相当する玉数(ここでは75個)が前記払出カ
ウンタにセットされ、前記Sb6に進む。一方、Sc1
で度数が玉貸単位度数以上である(YES)、即ち度数
が足りていると判断される場合には、Sc2で玉貸単位
度数に相当する玉数(ここでは125個)が前記払出カ
ウンタにセットされ、前記Sb6に進む。その後、前記
Sb6〜10及び前記Sb13〜16が行われ、処理が
終了する。なお前記Sb11及びSa12に相当するス
テップは、図6に示す台間機メイン処理のSa16及び
Sa17にて行われる。
【0100】以上に説明した台間機10においては、現
金機40に対応して設けられている場合には、玉払出機
15において、紙幣識別機12の出力情報から特定され
る貨幣金額,又はカードR/W14の出力情報から特定
されるプリペイド度数の範囲内における所定度数に相当
するパチンコ玉の払出処理が行われる。またCR機30
に対応して設けられている場合には、CR通信部17に
おいて、カードR/W14の出力情報から特定されるプ
リペイド度数の範囲内における所定度数に相当するパチ
ンコ玉の払出要求信号出力処理が行われるか、又は玉払
出機15において、紙幣識別機12の出力情報から特定
される貨幣金額に相当する遊技媒体数の払出処理が行わ
れる。従って、台間機10の構成を何ら変えることな
く、一台の台間機10で現金機40又はCR機30のい
ずれにも対応可能である。
【0101】[3.本発明の変形例]最後に、本発明の
変形例について説明する。
【0102】上記の実施形態では、遊技機が、パチンコ
玉が外部に払い出される通常のパチンコ機(現金機40
又はCR機30)である例について説明したが、これに
限らず、遊技機は、例えばメダルやパチンコ玉が外部に
払い出されるスロットマシンやパチロット等であっても
良く、その種類や形態は特に限定されない。
【0103】上記の実施形態では、遊技用装置(台間機
10)が、遊技機(現金機40又はCR機30)に対応
して該遊技機の側部に設けられる例について説明した
が、これに限らず、遊技用装置は、例えば遊技機の上部
や下部に設けられるものでも良い。即ち遊技機と遊技用
装置との配置関係は特に限定されない。
【0104】上記の実施形態では、一台の遊技機(現金
機40又はCR機30)に対して一台の遊技用装置(台
間機10)が設けられる例について説明したが、これに
限らず、例えば二台の遊技機に対して一台の遊技用装置
が設けられるようにしても良い。即ち遊技機と遊技用装
置の対応関係は特に限定されない。
【0105】上記の実施形態では、貨幣処理部(紙幣識
別機12)が、貨幣として紙幣2を受け付ける例につい
て説明したが、これに限らず、貨幣は硬貨であっても良
い。この場合には、遊技用装置(台間機10)に、硬貨
投入口,硬貨通路,硬貨選別機,硬貨返却ボタン,硬貨
返却口等を備えるように構成し、識別された硬貨を遊技
用装置の外部に設けられる貨幣搬送機構にて搬送するよ
うに構成する。なお貨幣として紙幣と硬貨の双方を受け
付けるようにしても良い。
【0106】上記の実施形態では、貨幣処理部(紙幣識
別機12)が、紙幣挿入口11から有体物である紙幣の
挿入を受け付ける例について説明したが、これに限ら
ず、貨幣処理部は、無体物である貨幣(例えば電子マネ
ー等の貨幣金額に相当する金額データ)を接触又は非接
触で受け付けるものでも良い。
【0107】上記の実施形態では、遊技用有価価値の大
きさが前払い有価価値の大きさ(プリペイド度数)であ
る例について説明したが、本発明はこれに限られず、遊
技用有価価値の大きさは、遊技用記録媒体の発行に供さ
れた金額そのものや、遊技者が遊技を行うことにより該
遊技者の所有となった獲得有価価値の大きさが貯蓄され
てなる貯蓄有価価値の大きさ(貯玉数,貯メダル数)
や、該貯蓄有価価値の大きさに相当する金額でも良い。
即ち遊技用有価価値の大きさは、遊技に使用可能な有価
価値の大きさであれば良い。
【0108】上記の実施形態では、遊技用記録媒体処理
部(カードR/W14)が、カード挿入口13から遊技
用記録媒体(プリペイドカード3)の挿入を受け付ける
例について説明したが、これに限らず、遊技用記録媒体
処理部は、所定の部位に載置される遊技用記録媒体を受
け付けるものや、所定の領域内にある遊技用記録媒体を
非接触で受け付けるものでも良い。
【0109】上記の実施形態では、遊技用記録媒体(プ
リペイドカード3)の記録情報から特定される遊技用有
価価値の大きさ(プリペイド度数)が零となった該遊技
用記録媒体が、遊技用装置(台間機10)の外部に設け
られる遊技用記録媒体搬送装置に向けて排出されて回収
される例について説明したが、これに限らず、該遊技用
記録媒体は、遊技用装置の内部に貯留されて回収される
ものでも良い。
【0110】上記の実施形態では、遊技用記録媒体(プ
リペイドカード3)を回収するタイミングが、遊技用有
価価値の大きさが零となった直後である例について説明
したが、これに限らず、例えば遊技用有価価値の大きさ
が零となってから所定時間が経過した場合や、遊技用有
価価値の大きさが零となった際に遊技用記録媒体処理部
(カードR/W14)の内部に留保した後に次なる遊技
用記録媒体(プリペイドカード3)が受け付けられた場
合等でも良い。即ち前記回収のタイミングは特に限定さ
れず、遊技用有価価値の大きさが零となったことに基づ
いて回収されるものであれば良い。
【0111】上記の実施形態では、図7に示す現金受付
払出処理が行われる場合に、貨幣処理部(紙幣識別機1
2)にて識別された貨幣金額のすべて(即ち全額)に相
当する数の遊技媒体(パチンコ玉)が払い出される例に
ついて説明したが、これに限らず、識別された貨幣金額
の範囲内における所定額に相当する数の遊技媒体が払い
出されるものでも良い。この場合には、該所定額を選択
可能な操作部が設けられ、また紙幣や硬貨を内部にスト
ックする釣銭払出装置が設けられて、識別された貨幣金
額から所定額を差し引いた釣銭が、内部にストックされ
た紙幣や硬貨によって払い出されるように構成される。
【0112】上記の実施形態では、現金売上情報とカー
ド売上情報にそれぞれ売上種別が含まれ、該売上種別に
より遊技場外管理装置70にて現金売上情報とカード売
上情報を識別可能に区別する例について説明したが、こ
れに限らず、現金売上情報とカード売上情報をパラレル
出力にして出力端子により区別するようにしても良く、
現金売上情報とカード売上情報を区別する形態は特に限
定されない。
【0113】上記の実施形態では、玉貸単位度数表示器
21,玉貸単位度数設定ボタン22度数表示器24,玉
貸ボタン25,返却ボタン26が、遊技用装置(台間機
10)の前面に設けられる例について説明したが、これ
に限らず、これらの機器の一部又は全部が、例えば遊技
用装置に設けられるタッチパネル式のディスプレイに、
操作を受付可能な態様で表示されるようにしても良い。
また、これらの機器の配置態様は、図2(a)に示す例
には限定されない。
【0114】上記の実施形態では、遊技用装置(台間機
10)がCR機30に対応して設けられている場合に、
遊技用装置に備えられる度数表示器24,玉貸ボタン2
5,返却ボタン26,又はCR機30に備えられる度数
表示器34,玉貸ボタン35,返却ボタン36の双方が
有効である例について説明したが、これに限らず、CR
機30側のそれらのみが有効とされ、遊技用装置側のそ
れらは無効とされるようにしても良く、逆に遊技用装置
側のそれらのみが有効とされ、CR機30側のそれらは
無効とされるようにしても良い。即ち度数表示器,玉貸
ボタン,返却ボタンは、CR機30側又は遊技用装置側
の少なくとも一方が有効とされていれば良い。
【0115】
【発明の効果】本発明に係る遊技用装置によれば、以下
のような効果を奏する。
【0116】まず請求項1に係る遊技用装置によれば、
一台の遊技用装置で異なるタイプの遊技機(例えば現金
機及びCR機の双方)のいずれにも対応可能となり、遊
技機を異なるタイプのものに変更する場合であっても、
それに併せて遊技用装置を変更する必要がないので、遊
技場での変更作業の手間や設備コストを低減できる。
【0117】また請求項2に係る遊技用装置によれば、
払出処理が行われた場合における所定額を特定可能な情
報(現金売上情報)と、払出要求信号出力処理が行われ
た場合における所定の遊技用有価価値の大きさを特定可
能な情報(カード売上情報)を、遊技場外に設けられる
第三者機関等の管理装置で一元的に管理できる。
【0118】また請求項3に係る遊技用装置によれば、
払出処理が行われた場合における所定額を特定可能な情
報(現金売上情報)と、払出要求信号出力処理が行われ
た場合における所定の遊技用有価価値の大きさを特定可
能な情報(カード売上情報)を、遊技場外に設けられる
第三者機関等の管理装置で区別して管理できる。
【0119】また請求項4に係る遊技用装置によれば、
現金機に対応して設けられる遊技用装置において、遊技
用記録媒体により遊技媒体の貸出ができるので、遊技者
の利便性が向上する。
【0120】また請求項5に係る遊技用装置によれば、
回収した遊技用記録媒体を再利用できるので、遊技用記
録媒体の発行コストを低減できる。
【0121】さらに請求項6に係る遊技用装置によれ
ば、遊技用記録媒体を受け付けている状態であっても、
貨幣により遊技媒体の貸出ができるので、遊技媒体の貸
出を受けようとする遊技者の意思を尊重できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は台間機を含む遊技用システムの一例を表
す機能ブロック図である。
【図2】図2(a)はCR機及び台間機の一例を表す正
面図であり、図2(b)は該台間機の側面図である。
【図3】図3は台間機の玉払出機の内部構造の一例を表
す断面側面図である。
【図4】図4は台間機の制御基板18及びCR機の玉払
出制御基板における玉貸処理に関する制御のタイミング
を表すタイミングチャートである。
【図5】図5は遊技場管理装置,ターミナルボックス,
及び遊技場外管理装置で管理されるデータの一例を表す
図であり、(a)は売上DBで管理される売上データ,
(b)はカードDBで管理されるカード残度数データで
ある。
【図6】図6は台間機における台間機メイン処理の処理
内容を表すフローチャートである。
【図7】図7は台間機におけるサブルーチンである現金
受付払出処理の処理内容を表すフローチャートである。
【図8】図8は台間機におけるサブルーチンであるカー
ド受付払出処理の処理内容を表すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1…遊技用システム 2…紙幣 3…プリペイドカード 4…玉供給樋 10…台間機 11…紙幣挿入口 11a…紙幣インジケータ 12…紙幣識別機 13…カード挿入口 13a…カードインジケータ 14…カードR/W 15…玉払出機 15a…誘導路 15b…モータ 15c…歯車 15d…螺旋軸 15e…回転検出器 15f…カウンタ 15g…排出路 16…ノズル 17…CR通信部 17a…CR通信用端子 18…制御基板 19…遊技場管理装置用通信部 19a…遊技場管理装置用端子 20…ターミナルボックス用通信部 20a…ターミナルボックス用端子 21…玉貸単位度数表示器 22…玉貸単位度数設定ボタン 23…動作ランプ 24…度数表示器 25…玉貸ボタン 26…返却ボタン 30…CR機(CR式パチンコ機) 31…主制御基板 32…玉払出制御基板 33…玉払出装置 34…度数表示器 35…玉貸ボタン 36…返却ボタン 40…現金機(現金式パチンコ機) 41…主制御基板 42…玉払出制御基板 43…玉払出装置 50…遊技場管理装置 51…データ通信部 52…制御部 53…ハードディスク 53a…売上DB 60…ターミナルボックス 61a…データ通信部 61b…データ通信部 62…制御部 63…ハードディスク 63a…売上DB 63b…カードDB 70…遊技場外管理装置 71…データ通信部 72…制御部 73…ハードディスク 73a…売上DB 73b…カードDB

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技機に対応して設けられる遊技用装置で
    あって、 貨幣を受け付け、該受け付けた貨幣の識別を行うと共
    に、該識別された貨幣金額を特定可能な情報を出力する
    貨幣処理部と、 遊技に使用可能な遊技用有価価値の大きさを特定可能な
    情報が記録された遊技用記録媒体を受け付け、該受け付
    けた遊技用記録媒体の記録情報を読み取ると共に、該読
    み取った記録情報に基づいて前記遊技用有価価値の大き
    さを特定可能な情報を出力する遊技用記録媒体処理部
    と、 外部に設けられた遊技媒体供給装置から前記遊技機にお
    ける遊技に使用可能な遊技媒体の供給を受けて所定数の
    遊技媒体を払い出す払出処理を行う遊技媒体払出部と、 前記遊技機に設けられた遊技媒体払出装置にて所定数の
    遊技媒体を払い出すための払出要求信号を出力する払出
    要求信号出力処理を行う通信部と、 前記遊技媒体払出部において、前記貨幣処理部より出力
    された情報から特定される貨幣金額の範囲内における所
    定額に相当する遊技媒体数の前記払出処理を実行させる
    遊技媒体払出部制御手段と、 前記通信部において、前記遊技用記録媒体処理部より出
    力された情報から特定される遊技用有価価値の大きさの
    範囲内における所定の遊技用有価価値の大きさに相当す
    る遊技媒体数の前記払出要求信号出力処理を実行させる
    通信部制御手段と、 を備えることを特徴とする遊技用装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載した遊技用装置であって、 前記払出処理が行われた場合における前記所定額を特定
    可能な情報と、前記払出要求信号出力処理が行われた場
    合における前記所定の遊技用有価価値の大きさを特定可
    能な情報と、を遊技場外に設けられる管理装置に送信す
    る送信手段を備えることを特徴とする遊技用装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載した遊技用装置であって、 前記送信手段は、前記払出処理が行われた場合における
    前記所定額を特定可能な情報と、前記払出要求信号出力
    処理が行われた場合における前記所定の遊技用有価価値
    の大きさを特定可能な情報と、を前記管理装置が識別可
    能に送信することを特徴とする遊技用装置。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか1つに記載した遊
    技用装置であって、 前記通信部が前記遊技機と接続されておらず、前記遊技
    用記録媒体処理部にて前記遊技用記録媒体を受け付けた
    場合に、 前記遊技媒体払出部制御手段は、前記遊技媒体払出部に
    おいて、前記遊技用記録媒体処理部より出力された情報
    から特定される遊技用有価価値の大きさの範囲内におけ
    る所定の遊技用有価価値の大きさに相当する遊技媒体数
    の前記払出処理を実行させることを特徴とする遊技用装
    置。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれか1つに記載した遊
    技用装置であって、 前記遊技用記録媒体処理部にて受け付けている遊技用記
    録媒体の記録情報から特定される前記遊技用有価価値の
    大きさが零となったことに基づいて該遊技用記録媒体を
    回収するための回収処理を行う遊技用記録媒体回収手段
    を備えることを特徴とする遊技用装置。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれか1つに記載した遊
    技用装置であって、 前記遊技用記録媒体処理部にて前記遊技用記録媒体を受
    け付けている状態で、前記貨幣処理部にて前記貨幣を受
    け付けた場合に、 前記遊技媒体払出部制御手段は、前記遊技媒体払出部に
    おいて、前記貨幣処理部より出力された情報から特定さ
    れる貨幣金額の範囲内における所定額に相当する遊技媒
    体数の前記払出処理を実行させることを特徴とする遊技
    用装置。
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