JP2003035137A - エキゾーストマニホールドカバー - Google Patents
エキゾーストマニホールドカバーInfo
- Publication number
- JP2003035137A JP2003035137A JP2001220723A JP2001220723A JP2003035137A JP 2003035137 A JP2003035137 A JP 2003035137A JP 2001220723 A JP2001220723 A JP 2001220723A JP 2001220723 A JP2001220723 A JP 2001220723A JP 2003035137 A JP2003035137 A JP 2003035137A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- exhaust manifold
- bolt
- heat shrinkage
- manifold cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Exhaust Silencers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 良好に熱収縮を吸収して面剛性が向上される
エキゾーストマニホールドカバーの提供を目的とする。 【構成】 エキゾーストマニホールド１に覆設されるカ
バー５であって、カバー５には、略中央部に熱収縮吸収
用の凹部５ａが形成されている。
エキゾーストマニホールドカバーの提供を目的とする。 【構成】 エキゾーストマニホールド１に覆設されるカ
バー５であって、カバー５には、略中央部に熱収縮吸収
用の凹部５ａが形成されている。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、エキゾーストマニホ
ールドカバーに関するものである。 【０００２】 【従来の技術及びその課題】従来、エキゾーストマニホ
ールドにはカバーが覆設されているが、従来のカバーは
エキゾーストマニホールドからの高熱で膨張し、カバー
を取り付けているボルト側に熱応力が加わり、ボルトが
緩んだり、カバーに亀裂が生じる恐れがあるという問題
点があった。 【０００３】 【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、剛性が向上されるエキ
ゾーストマニホールドカバーを提供せんことを目的と
し、その要旨は、エキゾーストマニホールドに覆設され
るカバーであって、該カバーには、略中央部に熱収縮吸
収用の凹部が形成されていることである。 【０００４】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１は、エキゾーストマニホールドとカバーの分
解斜視図であり、エキゾーストマニホールド１は、上端
側にシリンダヘッドに取り付けるためのシリンダヘッド
取付フランジ２が形成され、下端には、触媒ケースに取
り付けるためのフランジ部３が形成されており、上端側
及び下端側の左右に、ボルト締結ボス４，４，４，４
が、例えば４本形成されたものとなっている。 【０００５】このエキゾーストマニホールド１全体を覆
蓋する形状に形成されたカバー５には、前記ボルト締結
ボス４，４，４，４と整合する位置にボルト通し孔６，
６，６，６が形成されており、各ボルト通し孔６にボル
トを通して、前記ボルト締結ボス４，４，４，４にそれ
ぞれ締め付けることで、カバー５はエキゾーストマニホ
ールド１に取り付けられて、エキゾーストマニホールド
１を覆蓋するものである。 【０００６】本例におけるカバー５には、ほぼ中央部に
凹状に凹部５ａが形成されており、この凹部５ａは、上
面側から下方側に向かって延びる凹溝状に形成され、こ
の凹部５ａにより、熱収縮を良好に吸収できるように構
成されている。 【０００７】即ち、カバー５は、エキゾーストマニホー
ルド１からの高熱を受けて熱収縮を繰り返すが、本例で
はカバー５に凹部５ａが形成されているため、熱収縮を
良好に凹部５ａで吸収することができ、そのため、左右
のボルト通し孔６，６側へ熱応力が加わることが少な
く、従って、ボルト通し孔６に通されている図示しない
ボルトに応力が加わり、従来のようにボルトが緩むよう
なことがなくなる。 【０００８】また、強い応力が加わるとカバー５の割れ
が生じる場合があるが、本例では凹部５ａで熱応力が吸
収されて左右側へは伝わることが少ないために、カバー
５が熱応力を受けて割れることがなく、面剛性が従来よ
りも極めて向上されたものとなる。 【０００９】 【発明の効果】本発明はエキゾーストマニホールドに覆
設されるカバーであって、カバーには、略中央部に熱収
縮吸収用の凹部が形成されていることにより、エキゾー
ストマニホールドから伝わる熱で、カバーに熱収縮が起
こるが、この熱収縮を良好に凹部で吸収することがで
き、ボルトなどに熱応力が加わることがなく、従って、
ボルトの緩みとかカバーの割れが良好に防がれて、カバ
ーの面剛性が向上される効果を有する。
ールドカバーに関するものである。 【０００２】 【従来の技術及びその課題】従来、エキゾーストマニホ
ールドにはカバーが覆設されているが、従来のカバーは
エキゾーストマニホールドからの高熱で膨張し、カバー
を取り付けているボルト側に熱応力が加わり、ボルトが
緩んだり、カバーに亀裂が生じる恐れがあるという問題
点があった。 【０００３】 【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、剛性が向上されるエキ
ゾーストマニホールドカバーを提供せんことを目的と
し、その要旨は、エキゾーストマニホールドに覆設され
るカバーであって、該カバーには、略中央部に熱収縮吸
収用の凹部が形成されていることである。 【０００４】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１は、エキゾーストマニホールドとカバーの分
解斜視図であり、エキゾーストマニホールド１は、上端
側にシリンダヘッドに取り付けるためのシリンダヘッド
取付フランジ２が形成され、下端には、触媒ケースに取
り付けるためのフランジ部３が形成されており、上端側
及び下端側の左右に、ボルト締結ボス４，４，４，４
が、例えば４本形成されたものとなっている。 【０００５】このエキゾーストマニホールド１全体を覆
蓋する形状に形成されたカバー５には、前記ボルト締結
ボス４，４，４，４と整合する位置にボルト通し孔６，
６，６，６が形成されており、各ボルト通し孔６にボル
トを通して、前記ボルト締結ボス４，４，４，４にそれ
ぞれ締め付けることで、カバー５はエキゾーストマニホ
ールド１に取り付けられて、エキゾーストマニホールド
１を覆蓋するものである。 【０００６】本例におけるカバー５には、ほぼ中央部に
凹状に凹部５ａが形成されており、この凹部５ａは、上
面側から下方側に向かって延びる凹溝状に形成され、こ
の凹部５ａにより、熱収縮を良好に吸収できるように構
成されている。 【０００７】即ち、カバー５は、エキゾーストマニホー
ルド１からの高熱を受けて熱収縮を繰り返すが、本例で
はカバー５に凹部５ａが形成されているため、熱収縮を
良好に凹部５ａで吸収することができ、そのため、左右
のボルト通し孔６，６側へ熱応力が加わることが少な
く、従って、ボルト通し孔６に通されている図示しない
ボルトに応力が加わり、従来のようにボルトが緩むよう
なことがなくなる。 【０００８】また、強い応力が加わるとカバー５の割れ
が生じる場合があるが、本例では凹部５ａで熱応力が吸
収されて左右側へは伝わることが少ないために、カバー
５が熱応力を受けて割れることがなく、面剛性が従来よ
りも極めて向上されたものとなる。 【０００９】 【発明の効果】本発明はエキゾーストマニホールドに覆
設されるカバーであって、カバーには、略中央部に熱収
縮吸収用の凹部が形成されていることにより、エキゾー
ストマニホールドから伝わる熱で、カバーに熱収縮が起
こるが、この熱収縮を良好に凹部で吸収することがで
き、ボルトなどに熱応力が加わることがなく、従って、
ボルトの緩みとかカバーの割れが良好に防がれて、カバ
ーの面剛性が向上される効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図１】エキゾーストマニホールドとカバーの分解斜視
図である。 【符号の説明】 １ エキゾーストマニホールド ２ シリンダヘッド取付フランジ ３ 触媒ケース取付フランジ ４ ボルト締結ボス ５ カバー ５ａ 凹部 ６ ボルト通し孔
図である。 【符号の説明】 １ エキゾーストマニホールド ２ シリンダヘッド取付フランジ ３ 触媒ケース取付フランジ ４ ボルト締結ボス ５ カバー ５ａ 凹部 ６ ボルト通し孔
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 エキゾーストマニホールドに覆設される
カバーであって、該カバーには、略中央部に熱収縮吸収
用の凹部が形成されていることを特徴とするエキゾース
トマニホールドカバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001220723A JP2003035137A (ja) | 2001-07-19 | 2001-07-19 | エキゾーストマニホールドカバー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001220723A JP2003035137A (ja) | 2001-07-19 | 2001-07-19 | エキゾーストマニホールドカバー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003035137A true JP2003035137A (ja) | 2003-02-07 |
Family
ID=19054502
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001220723A Pending JP2003035137A (ja) | 2001-07-19 | 2001-07-19 | エキゾーストマニホールドカバー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003035137A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006076963A2 (de) * | 2005-01-21 | 2006-07-27 | Elringklinger Ag | Strukturbauteil, insbesondere abschirmteil |
| EP2481908A1 (en) * | 2011-01-31 | 2012-08-01 | Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha | Exhaust gas recirculation system |
| KR101189294B1 (ko) * | 2005-09-14 | 2012-10-09 | 현대자동차주식회사 | 히트 프로텍터 장착구조 |
| WO2014133511A1 (en) * | 2013-02-28 | 2014-09-04 | Faurecia Emissions Control Technologies | Exhaust manifold with turbo support |
-
2001
- 2001-07-19 JP JP2001220723A patent/JP2003035137A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006076963A2 (de) * | 2005-01-21 | 2006-07-27 | Elringklinger Ag | Strukturbauteil, insbesondere abschirmteil |
| WO2006076963A3 (de) * | 2005-01-21 | 2006-09-08 | Elringklinger Ag | Strukturbauteil, insbesondere abschirmteil |
| JP2008528849A (ja) * | 2005-01-21 | 2008-07-31 | アルリンクリンゲル アクチエン ゲゼルシャフト | 構造用部品、とくにシールド部品 |
| KR101189294B1 (ko) * | 2005-09-14 | 2012-10-09 | 현대자동차주식회사 | 히트 프로텍터 장착구조 |
| EP2481908A1 (en) * | 2011-01-31 | 2012-08-01 | Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha | Exhaust gas recirculation system |
| CN102619647A (zh) * | 2011-01-31 | 2012-08-01 | 三菱自动车工业株式会社 | 废气再循环系统 |
| WO2014133511A1 (en) * | 2013-02-28 | 2014-09-04 | Faurecia Emissions Control Technologies | Exhaust manifold with turbo support |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040312 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050413 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050823 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060104 |