JP2003034127A - ヒートポンプ - Google Patents

ヒートポンプ

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JP2003034127A
JP2003034127A JP2001224501A JP2001224501A JP2003034127A JP 2003034127 A JP2003034127 A JP 2003034127A JP 2001224501 A JP2001224501 A JP 2001224501A JP 2001224501 A JP2001224501 A JP 2001224501A JP 2003034127 A JP2003034127 A JP 2003034127A
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JP
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temperature
refrigerant
compressor
gas refrigerant
heat pump
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Takashi Hikichi
尚 引地
Jiyunya Washitari
純哉 鷲足
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Keihin Corp
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Keihin Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】特に加熱対象物の温度が低い場合において、暖
房能力の高いヒートポンプを提供する。 【解決手段】圧縮機52によって圧縮された冷媒は、室
内凝縮器62で凝縮され高温高圧のガス冷媒となり、こ
のガス冷媒によって外気または内気が加熱され車室内に
供給される。一方、外気または内気を加熱したガス冷媒
は、減圧弁96によって液化することのない適正圧力ま
で減圧された後、圧縮機52に戻される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に温度の低い加
熱対象物を効果的に加熱することのできるヒートポンプ
に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、車載用エアコンで構築される従
来の一般的なヒートポンプ2の概略構成を示す。このヒ
ートポンプ2は、冷媒を吸入圧縮する圧縮機4と、冷媒
を高温高圧の冷媒とする室内凝縮器6と、凝縮された冷
媒を液体と気体とに分離する気液分離器8と、液体の冷
媒を膨張させて低温低圧の冷媒とする膨張弁10と、膨
張した冷媒を蒸発させて外気から熱を奪う室外吸熱器1
2とから基本的に構成される。この場合、圧縮機4は、
車両のエンジン14によって回転駆動される。
【0003】以上の構成からなるヒートポンプ2の動作
を図10に基づいて説明する。図10は、冷媒の圧力と
エンタルピとの関係を示すモリエル線図と、ヒートサイ
クルとを重ねて表したものである。
【0004】冷媒は、室外吸熱器12において外気から
熱を吸収し、過熱度を持った完全なガス状態とされた
後、圧縮機4により圧縮されて室内凝縮器6に供給され
る。次いで、このガス状態の冷媒は、室内凝縮器6にお
いて、過冷却度を持った高温高圧の完全な液状態とな
る。この液状態の冷媒は、送風ファン16によって送風
される空気を加熱し、温風を室内に供給する。一方、液
状態の冷媒は、気液分離器8を介して膨張弁10に供給
され、急激に膨張させることで低圧の冷媒として室外吸
熱器12に供給された後、再び、過熱度を持ったガス状
態の冷媒として圧縮機4に戻される。
【0005】ところで、上記のようにして外気を加熱す
るヒートサイクルの場合、外気温が低い条件では、ヒー
トポンプ2が駆動される前の冷媒の圧力が低く、この状
態から圧縮機4を駆動すると、室外吸熱器12による吸
熱量が減少して着霜し、圧縮機4の吸入圧力が低下して
しまう。さらには、圧縮機4の吸入圧力が負圧となり、
冷媒の流量が減少して暖房性能が著しく低下する不具合
が生じる。
【0006】そこで、図11に示すようにヒートポンプ
32を構成した従来技術が提案されている(特開平9−
39550号公報参照)。このヒートポンプ32では、
図12に示すように、エンジン33で駆動される圧縮機
34により冷媒を圧縮して室内凝縮器36に供給し、送
風ファン38によって送風される空気を加熱し、温風を
室内に供給する。一方、室内凝縮器36から排出された
冷媒は、減圧弁40によって中間圧の冷媒に減圧された
後、気液分離器42によって液体と気体とに分離され、
気体状態の冷媒が圧縮機34に直接供給される。また、
液体状態の冷媒は、膨張弁44によって膨張され、低圧
の冷媒として室外吸熱器46に供給された後、ガス状態
の冷媒として圧縮機34に供給される。
【0007】この場合、圧縮機34には、気液分離器4
2および室外吸熱器46の双方からガス状態の冷媒が供
給されるため、十分な暖房能力を得ることができる。
【0008】しかしながら、この従来技術では、ガス状
態の冷媒と液体状態の冷媒とを気液分離器42によって
分離する必要があるため、配管経路が複雑になるばかり
でなく、圧縮機34においては、図9に示す圧縮機4の
吸入ポートおよび吐出ポートに加えて、新たに気液分離
器42からのガス状態の冷媒を吸入する吸入ポートが必
要となり、システム全体が複雑となる問題がある。ま
た、室外吸熱器46を使用しているので、外気温が低い
場合には、室外吸熱器46が着霜して暖房効率が低下し
てしまうという問題がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記の不具
合を解消するためになされたもので、特に加熱対象物の
温度が低い場合において、暖房能力の高いヒートポンプ
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明では、圧縮機によってガス冷媒を圧縮し、
凝縮器によって液化しない範囲でガス冷媒を凝縮し、そ
の際に発生する熱によって加熱対象物を加熱する。次い
で、凝縮されたガス冷媒は、減圧弁で負圧とならない適
正圧力まで減圧された後、圧縮機に戻される。
【0011】この場合、冷媒は、圧縮機から液化される
ことなく凝縮器および減圧器を介して再び圧縮機に供給
されるため、圧縮機における吸入圧力が適正に保持さ
れ、冷媒流量が加熱対象物の温度によって減少すること
がなく、これによって高い暖房能力が保持される。
【0012】なお、温度検出部により加熱対象物の温度
を検出し、加熱対象物供給制御部により加熱対象物の流
量を制御することで、ガス冷媒を液化しない状態で凝縮
器から排出することができる。
【0013】また、温度検出部により加熱対象物の温度
を検出し、圧縮機制御部を制御することで、ガス冷媒を
液化しない状態で凝縮器から排出することができる。
【0014】さらに、温度検出部により加熱対象物の温
度を検出し、減圧弁を制御することで、ガス冷媒を液化
しない状態で凝縮器から排出することができる。
【0015】上記のように構成されるヒートポンプを車
載用エアコンの冷凍サイクルの一部によって構成するこ
とにより、効率的に冷暖房を遂行することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のヒートポンプが
適用される本実施形態の車載用エアコン50を示す。こ
の車載用エアコン50は、冷凍サイクルとヒートサイク
ルとを備える。
【0017】冷凍サイクルは、冷媒を吸入圧縮する圧縮
機52と、ラジエータの前面に取り付けられ、冷却ファ
ン54等によって送給される外気により高温高圧の冷媒
を冷却して液化する室外凝縮器56と、レシーバ58
と、冷媒を膨張させて低温低圧の状態とする膨張弁60
と、車室側に配設され、膨張弁60から供給された冷媒
を蒸発させることにより周囲から熱を吸収する室内吸熱
器61とから基本的に構成される。なお、圧縮機52と
室外凝縮器56との間には、後述するヒートサイクル時
において機能する室内凝縮器62と、冷凍サイクルおよ
びヒートサイクルを切り換えるための三方弁等からなる
切換弁66とが配設される。
【0018】室内吸熱器61および室内凝縮器62は、
車室側の空調ダクト68内に配設される。空調ダクト6
8は、外気または内気を取り入れる吸入口70、72を
一端部に備える。吸入口70、72は、切換ドア74に
よって切り換え可能に構成される。なお、吸入口70の
近傍には、外気の温度を検出するための温度検出器76
が配設される。また、空調ダクト68内には、吸入口7
0、72に近接し、モータ78によって回転する送風フ
ァン80、82が配設される。
【0019】空調ダクト68の他端部には、室内吸熱器
61または室内凝縮器62によって温度調整された空気
を車室内の所定部位に導くためのフット吹出口84、フ
ェイス吹出口86およびデフロスタ吹出口88が配設さ
れる。フット吹出口84、フェイス吹出口86およびデ
フロスタ吹出口88には、それぞれ切換ドア90、92
および94が配設される。なお、室内吸熱器61と室内
凝縮器62との間には、冷凍サイクルとヒートサイクル
とを切り換える切換ドア63が配設される。
【0020】一方、ヒートサイクルは、圧縮機52と、
冷媒を凝縮させることにより発生する熱により外気また
は内気(加熱対象物)を加熱する室内凝縮器62と、凝
縮された冷媒を減圧して圧縮機52に戻す減圧弁96と
から基本的に構成される。室内凝縮器62と減圧弁96
との間には、冷凍サイクルおよびヒートサイクルを切り
換えるための切換弁66が配設される。なお、減圧弁9
6としては、圧縮機52により吸入される冷媒の圧力を
一定に保持することのできる吸入圧力調整弁を用いるよ
うにしてもよい。
【0021】図2は、ヒートサイクルの制御ブロックを
示す。本実施形態のヒートサイクルを制御する制御部9
8(加熱対象物供給制御部、圧縮機制御部、減圧弁制御
部)は、圧縮機52、室内凝縮器62および減圧弁96
の間で循環する冷媒が、常時、ガス状態となるように、
温度検出器76(温度検出部)によって検出された外気
温に応じて、送風ファン80、82による送風量、圧縮
機52の回転数、減圧弁96の設定圧力を制御する。
【0022】本実施形態の車載用エアコン50は、基本
的には以上のように構成されるものであり、次に、その
動作について説明する。
【0023】先ず、冷凍サイクルについて説明する。こ
の場合、切換ドア63は、室内吸熱器61を通過した外
気または内気が室内凝縮器62を経由することなく、直
接フット吹出口84、フェイス吹出口86またはデフロ
スタ吹出口88へ送給されるよう、室内吸熱器61と室
内凝縮器62との間に設定される。また、切換弁66
は、冷媒が室内凝縮器62から室外凝縮器56へ導入さ
れるように設定される。なお、図1において、冷却サイ
クルの回路の一部および冷媒の流れ方向は、点線で示し
ている。
【0024】そこで、圧縮機52がエンジンあるいはバ
ッテリにより駆動されると、ガス冷媒が圧縮され、室内
凝縮器62および切換弁66を介し高温高圧のガス冷媒
として室外凝縮器56に供給される。室外凝縮器56に
供給されたガス冷媒は、冷却ファン54によって供給さ
れる外気により冷却され、高温高圧の液状冷媒とされた
後、レシーバ58を介して安定した量の液状冷媒が膨張
弁60に供給される。膨張弁60は、液状冷媒を急激に
膨張させ、低温低圧の霧状の冷媒を室内吸熱器61に供
給する。
【0025】一方、送風ファン80、82によって空調
ダクト68内に供給された外気または内気は、室内吸熱
器61内の冷媒の蒸発によって吸熱されて冷却される。
冷却された外気または内気は、フット吹出口84、フェ
イス吹出口86またはデフロスタ吹出口88から車室内
に送風され、冷房が行われる。
【0026】なお、室内吸熱器61内で蒸発した低温低
圧のガス冷媒は、再び圧縮機52によって圧縮されるこ
とにより、冷凍サイクルが繰り返される。
【0027】次に、ヒートサイクルについて説明する。
この場合、切換ドア63は、室内吸熱器61を通過した
外気または内気が室内凝縮器62を経由してフット吹出
口84、フェイス吹出口86またはデフロスタ吹出口8
8へ送給される状態に設定される(図1参照)。また、
切換弁66は、冷媒が室内凝縮器62から減圧弁96へ
と導入されるように設定される。なお、図1において、
ヒートサイクルでの冷媒の回路および流れ方向は、実線
で示している。
【0028】そこで、圧縮機52がエンジンあるいはバ
ッテリにより駆動されると、ガス冷媒が圧縮され、高温
高圧のガス冷媒として空調ダクト68内の室内凝縮器6
2に供給される。この場合、送風ファン80、82によ
って送給された外気あるいは内気は、室内凝縮器62内
の高温高圧のガス冷媒によって加熱され、フット吹出口
84、フェイス吹出口86またはデフロスタ吹出口88
から車室内に送風され、暖房が行われる。一方、外気ま
たは内気によって冷却されたガス冷媒は、減圧弁96に
よって減圧された後、再び圧縮機52に供給される。
【0029】ここで、本実施形態では、図3に示すよう
に、圧縮機52によりガス冷媒を圧縮して室内凝縮器6
2に供給した後、室内凝縮器62において、モリエル線
図の飽和蒸気線を超えない範囲でガス媒体を凝縮させる
ことにより、過熱度を持ったガス媒体として減圧弁96
に供給している。次いで、このガス媒体を負圧とならな
い適正圧力まで減圧し、ガス状態のままで圧縮機52に
戻すようにしている。
【0030】従って、圧縮機52の回転数を増加させて
も、吸入圧力を図3の点線で示す従来のヒートサイクル
(図10参照)より高くすることができ(図3、吸入圧
力P参照)、これによって、冷媒の流量を必要に応じて
増加させ、急速暖房を行うことができる。
【0031】図4〜図6は、図3に示すように、冷媒に
対して過熱度を持たせた状態でヒートサイクルを実現さ
せるための条件を示す。
【0032】先ず、送風ファン80、82によって室内
凝縮器62に供給される外気の送風量は、圧縮機52の
回転数および減圧弁96の設定圧力を一定として、外気
温に対してハッチングで示す範囲で設定する必要があ
る。図4に示すように、例えば、外気温が低い場合に
は、送風ファン80、82による送風量を少なく設定
し、冷媒の外気による過度の冷却での液化を回避するよ
うにする。
【0033】また、冷媒の流量を決定する圧縮機52の
回転数は、送風ファン80、82の送風量および減圧弁
96の設定圧力を一定として、外気温に対してハッチン
グで示す範囲で設定する必要がある。図5に示すよう
に、例えば、外気温が低い場合には、圧縮機52の回転
数を高く設定し、十分な流量の媒体を室内凝縮器62に
供給し、高温高圧として冷媒の液化を回避するようにす
る。
【0034】さらに、冷媒の流量を決定する減圧弁96
の設定圧力は、送風ファン80、82の送風量および圧
縮機52の回転数を一定として、外気温に対してハッチ
ングで示す範囲で設定する必要がある。図6に示すよう
に、例えば、外気温が低い場合には、減圧弁96の設定
圧力を高く設定し、十分な流量の媒体を室内凝縮器62
に供給し、高温高圧として冷媒の液化を回避するように
する。
【0035】本実施形態では、図2に示すように、温度
検出器76で外気温を検出し、その検出値に従って、モ
ータ78を制御して送風ファン80、82による送風量
を制御し、圧縮機52および減圧弁96を制御して冷媒
の供給量を制御している。
【0036】図7は、前記のようにして制御を行った場
合の圧縮機52における吸入圧力変化(実線)を、図9
および図10に示す従来技術の場合の圧縮機4における
吸入圧力変化(点線)と比較したものである。また、図
8は、圧縮機52の駆動開始からの経過時間と車室内の
温度変化との関係を示す。図8の実線a1、a2は、本
実施形態を示し、点線は、従来技術を示す。
【0037】この場合、従来技術においては、圧縮機4
の駆動開始当初において、負圧が生じており(図7中、
点線参照)、冷媒が十分に供給されていないことが了解
される。これに対して、本実施形態においては、圧縮機
52の駆動開始当初から十分に高い吸入圧力が得られて
おり、室内凝縮器62に対して冷媒を十分に供給し、外
気を迅速に過熱できることが了解される。従って、図8
に示すように、本実施形態では、圧縮機52を駆動して
からの車室内の温度上昇率が従来技術に比較して相当に
高くなっている。なお、実線a2は、実線a1よりも圧
縮機52の回転数を高く設定した場合を示す。
【0038】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、加熱対
象物の温度が低い場合であっても、圧縮機を介して凝縮
器に冷媒を十分に供給することができ、これによって、
加熱対象物を迅速に加熱することができる。
【0039】また、本発明を冷凍サイクルとヒートサイ
クルとを備えた車載用エアコンに適用した場合、コンパ
クトな構成で効率的な冷暖房を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の車載用エアコンの構成図である。
【図2】図1に示す車載用エアコンにおけるヒートサイ
クルの制御ブロック図である。
【図3】図1に示す車載用エアコンにおけるヒートサイ
クルの説明図である。
【図4】本実施形態におけるヒートポンプの外気温に対
する送風量の適正範囲の説明図である。
【図5】本実施形態におけるヒートポンプの外気温に対
する圧縮機回転数の適正範囲の説明図である。
【図6】本実施形態におけるヒートポンプの外気温に対
する減圧弁設定圧力の適正範囲の説明図である。
【図7】本実施形態におけるヒートポンプの圧縮機と従
来技術の圧縮機との吸入圧力変化の比較説明図である。
【図8】本実施形態におけるヒートポンプと従来技術の
ヒートポンプとの車室内温度変化の比較説明図である。
【図9】従来技術に係るヒートポンプの構成図である。
【図10】図9に示すヒートポンプによるヒートサイク
ルの説明図である。
【図11】さらに他の従来技術に係るヒートポンプの構
成図である。
【図12】図11に示すヒートポンプによるヒートサイ
クルの説明図である。
【符号の説明】
50…車載用エアコン 52…圧縮機 56…室外凝縮器 58…レシーバ 60…膨張弁 61…室内吸熱器 62…室内凝縮器 66…切換弁 76…温度検出器 78…モータ 80、82…送風ファン 84…フット吹出
口 86…フェイス吹出口 88…デフロスタ
吹出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鷲足 純哉 栃木県塩谷郡高根沢町宝積寺字サギノヤ東 2021番地8 株式会社ケーヒン栃木開発セ ンター内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガス冷媒を吸入圧縮する圧縮機と、 圧縮された前記ガス冷媒を液化させない範囲で凝縮する
    凝縮器と、 凝縮された前記ガス冷媒を減圧して前記圧縮機に導く減
    圧弁と、 を備え、前記凝縮器において発生する熱により加熱対象
    物を加熱することを特徴とするヒートポンプ。
  2. 【請求項2】請求項1記載のヒートポンプにおいて、 加熱前の前記加熱対象物の温度を検出する温度検出部
    と、 前記温度に応じた前記ガス冷媒を液化させることのない
    流量の前記加熱対象物を前記凝縮器に供給する加熱対象
    物供給制御部と、 を備えることを特徴とするヒートポンプ。
  3. 【請求項3】請求項1記載のヒートポンプにおいて、 加熱前の前記加熱対象物の温度を検出する温度検出部
    と、 前記温度に応じて前記圧縮機を制御し、前記ガス冷媒を
    液化させることのない流量の前記ガス冷媒を前記凝縮器
    に供給する圧縮機制御部と、 を備えることを特徴とするヒートポンプ。
  4. 【請求項4】請求項1記載のヒートポンプにおいて、 加熱前の前記加熱対象物の温度を検出する温度検出部
    と、 前記温度に応じて前記減圧弁を制御し、前記ガス冷媒を
    液化させることのない流量の前記ガス冷媒を前記凝縮器
    から排出させる減圧弁制御部と、 を備えることを特徴とするヒートポンプ。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかに記載のヒートポ
    ンプにおいて、 当該ヒートポンプは、車載用エアコンの冷凍サイクルの
    一部によって構成されることを特徴とするヒートポン
    プ。
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