JP2003030785A - Led交通信号灯具 - Google Patents
Led交通信号灯具Info
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Abstract
らLEDランプに換えると、確かに平均故障周期(MT
BF)は延長されるが、万一に故障を生じたときのメン
テナンスが煩雑化する問題点を生じている。 【解決手段】 本発明により、アウターレンズ6とイン
ナーレンズ5とが本体ケース8側に取付けられ、光源基
板3と電源装置7とが本体ケース8の後部に設けられる
開口部8bに着脱自在な構成とされたカバー部9側に取
付けられているLED交通信号灯具1としたことで、電
源に起因して事故を生じる部分をカバー部9に集結して
モジュール化し、更には、カバー部9の交換も何らの工
具も熟練も不要のものとして、誰にでも簡便に補修の行
えるものとして課題を解決する。
Description
号などに使用される交通信号用灯具に関するものであ
り、詳細には、光源としてLEDランプの複数を用い、
例えばフィラメントの断線による不点灯事故などの発生
の確率を低下させて一層の信頼性の向上と、信頼性が向
上したことによるメンテナンスの簡素化によりランニン
グコストの低減とを図る交通信号用灯具に係るものであ
る。
の例を示すものが図6であり、従来は、交通信号灯の専
用とした白熱電球91を光源として採用するものであ
り、よって、前記交通信号灯具90の側には、この種の
交通信号灯用の白熱電球91を取付けるためのソケット
92を備えておくものであった。
は、作業車、或いは、梯子などで高所に設置されている
交通信号灯具90に近づき交換を行うものとなるが、こ
のときに専用白熱電球91を携帯する以外には特に工具
などを携帯する必要はなく、また、熟練も要求されない
作業であるので、簡便且つ安全に誰でも作業が行えるも
のとなっていた。
いたりこの種の交通信号灯具90の信頼性を一層に向上
させる目的で、図7に示すように、断線の発生の確率が
極めて低いLEDランプ81を光源として採用するもの
が増加している。この場合、LEDランプ81は白熱電
球91に比べて光量が少ないので、例えば20個程度と
複数のLEDランプ81を使用するものとなり、これら
のLEDランプ81は光源基板82、ヒートシンク84
などに取付けられ一体化と配線とが行われている。
(AC100V、50〜60Hz)で直接に点灯させる
ことは不可能であるので、上記商用電源をLEDランプ
81の点灯に適する直流電圧に変換する電源装置83も
必要となり、この結果、商用電源からLEDランプに至
る電気配線も煩雑化している。
号灯具であっても、例えば、落雷など非常に過酷な条件
においては、不点灯を生じることは避けられない。この
場合、不点灯の対策として、光源基板82を交換すれば
良いのか、電源装置83を交換すればよいのか、或い
は、双方とも交換しなければならないのかを判断するの
には専門知識が要求されると共に、例え光源基板82の
みの交換であるとしても、上記した電気配線の着脱が要
求されるなど作業が煩雑化して、誰でも簡便且つ安全に
作業が行えるという状況には成らず、メンテナンスの迅
速化に支障を来す問題点を生じている。
課題を解決するための具体的手段として、アウターレン
ズと、インナーレンズと、複数のLEDランプとヒート
シンクとが取付けられる光源基板と、前記光源基板に電
源を供給する電源装置とから成るLED交通信号灯具に
おいて、前記アウターレンズとインナーレンズとが本体
ケース側に取付けられ、前記光源基板と電源装置とが前
記本体ケースの後部に設けられる開口部に着脱自在な構
成とされたカバー部側に取付けられていることを特徴と
するLED交通信号灯具を提供することで、メンテナン
スを簡便なものとして課題を解決するものである。
態に基づいて詳細に説明する。図1および図2は、LE
D交通信号灯具1の使用状況を示すものであり、図中に
符号10で示すものはLED交通信号灯具1が取付けら
れる筐体10であり、前記LED交通信号灯具1は筐体
10のフロントケース11側に取付けられ、通常(設置
状態)には図1に示すようにフロントケース11とリア
ケース12とは箱状に組合わされて、LED交通信号灯
具1を内部に収納するものとされている。
フロントケース11を蝶番13により上方に回転させて
前記LED交通信号灯具1を外部に露出させ、この状態
で光源などの交換、或いは、清掃などのメンテナンス作
業を行うものである。従って、メンテナンス作業時には
設置状態におけるLED交通信号灯具1に対しての天地
が逆転した状態で行われるものとなる。
本発明のLED交通信号灯具1であり、図示は本発明の
構成の理解を容易とするために、メンテナンス状態で示
すものであるが、路上に設置されて交通信号灯として使
用されている状態では、図示とは天地が逆転するものと
されている。
信号灯1は、光源である複数のLEDランプ2と、これ
ら複数のLEDランプ2を搭載する光源基板3と、ヒー
トシンク4と、インナーレンズ5と、アウターレンズ6
と、電源装置7とから構成されている。
プ2に生じる発熱を外部に放散し、前記LEDランプ2
に過熱による破損などを生じないようにするために設け
られるものであり、前記光源基板3の背面側に取付けら
れて、この光源基板3を介して後に説明する本体ケース
8とカバー部9とで密封状として形成される灯室外に熱
を放散させる。
プ2若しくは光源基板3の近傍を焦点とするフレネルカ
ット5aが施され、LEDランプ2が発する光を略平行
光線としてアウターレンズ6に入射させ、これを受ける
アウターレンズ6には適宜に光を拡散させるレンズカッ
ト6aが施され、前記インナーレンズ5からの光にLE
D交通信号灯具1として要求されている配光特性を与え
る。
0Vである商用電源をLEDランプ2を点灯させるのに
適切なDC電圧に変換するものであり、よって、入力側
は商用電源に接続され、出力側は例えばプリント配線基
板などで形成されて各LEDランプ2に対する配線が行
われた光源基板3に接続されている。
レンズ5とアウターレンズ6とを本体ケース8側に取付
けるものであり、この本体ケース8は、例えば樹脂の射
出成形などで前方にはレンズ取付部8aが開口し、後方
には開口部8bが開口する中空の略コーン状に形成さ
れ、前記インナーレンズ5とアウターレンズ6とは例え
ばゴムなどのパッキン或いはホットメルト接着剤などを
用いて気密な状態としてレンズ取付部8aに取付けられ
ている。
bに着脱自在とするカバー部9を設けるものであり、前
記カバー部9には、差し込みピン9aとレバー付きフッ
ク9bとが設けられ、差し込みピン9aを本体ケース8
に設けられた受け孔8cに挿入し、図3に示すように、
前記レバー付きフック9bを本体ケース8に設けられた
係着部8dに掛着することで、本体ケース8とカバー部
9とは一体化する。
ス作業を行う状態においては、前記挿入ピン9aが下方
に位置するようにしている。従って、作業者が不慣れで
あって何らの注意も払うことなく上方に位置するレバー
付きフック9bと係着部8dとの係着を解除したとして
も、前記カバー部9には下方への重力が加わっているの
で、図5に示すように挿入ピン9aとピン受け孔8cと
の係合は外れることはない。
aに対するピン受け孔8cの孔径のクリアランスなどを
適宜なものとしておけば、カバー部9は係着が解除され
た後にも依然として本体ケース8に保持されるものとな
り、両者8、9を外すためには意図的にカバー部9に持
ち上げる方向の力を加えるなどしなければ成らず、よっ
て、メンテナンス作業時の不注意により生じるカバー部
9の落下は防止できるものとなる。
る作用は、カバー部9の取付け作業のときにも有効であ
り、一旦、挿入ピン9aをピン受け孔8cに差し込んだ
後には、前記カバー部9は本体ケース8により仮保持さ
れているものとなるので、例えば、前記電源装置7と商
用電源との接続なども安全に行えるものとなる。
後部には、前記カバー部9を取付けるための開口部8b
が設けられるものであり、且つ、前記カバー部9はLE
Dランプ2、光源基板3、電源装置7などを付属させる
ものであるので、開口部8bは従来例の家庭用電球を光
源として採用したものよりも広い開口面積が必要とな
る。
えば150×150mm角など、手、或いは、適宜な清掃
用具などを入れるのに充分な開口面積としておけば、上
記のカバー部9の交換時に、前記インナーレンズ5の内
面など従来は不可能であった部分の清掃が可能となり、
LED交通信号灯具1の使用期間中における性能維持も
可能となる。
ウターレンズとインナーレンズとが本体ケース側に取付
けられ、前記光源基板と電源装置とが前記本体ケースの
後部に設けられる開口部に着脱自在な構成とされたカバ
ー部側に取付けられているLED交通信号灯具としたこ
とで、落雷時など電源に起因して事故を生じる部分をカ
バー部に集結してモジュール化し、更には、前記のカバ
ー部の交換も何らの工具も熟練も不要のものとして、誰
にでも補修の行えるものとし、メンテナンス作業を簡素
化し、これにより信号灯が使用不能となる時間を短縮し
て円滑な交通と事故の発生の防止を可能とする極めて優
れた効果を奏するものである。
することで、従来は不可能であった交通信号灯の内面の
清掃も可能とし、使用時間の経過と共に排気ガスなどに
よる汚れで光量が次第に低下するなどを防止し、性能の
維持を可能とし、この面からも見やすさを向上させて、
円滑な交通の実現を可能とする優れた効果を奏するもの
である。
バー付きフック部との係着が解かれた状況においても、
本体ケースのピン受け孔に挿入されている挿入ピンの掛
着により、本体ケースからのカバー部の落下を防止する
構成としたことで、不慣れな作業者においても作業時に
カバー部の落下を生じないものとなり、作業時の安全性
の向上にも優れた効果を奏するものとなる。
を示す説明図である。
ンス状態を示す説明図である。
をメンテナンス状態で示す断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 アウターレンズと、インナーレンズと、
複数のLEDランプとヒートシンクとが取付けられる光
源基板と、前記光源基板に電源を供給する電源装置とか
ら成るLED交通信号灯具において、前記アウターレン
ズとインナーレンズとが本体ケース側に取付けられ、前
記光源基板と電源装置とが前記本体ケースの後部に設け
られる開口部に着脱自在な構成とされたカバー部側に取
付けられていることを特徴とするLED交通信号灯具。 - 【請求項2】 前記カバー部の前記LED交通信号灯と
しての設置状態での下方には前記本体ケースに設けられ
た係着部に係着するレバー付きフック部が設けられ、上
方には前記本体ケースに設けられたピン受け孔に挿入さ
れる挿入ピンが設けられて本体ケースに対する取付けが
行われ、前記設置状態とは天地が逆転するメンテナンス
状態では前記係着部とレバー付きフック部との係着が解
かれた状況においても、前記本体ケースのピン受け孔に
挿入されている前記挿入ピンの掛着により、前記本体ケ
ースからの前記カバー部の落下を防止する構成とされて
いることを特徴とする請求項1記載のLED交通信号灯
具。 - 【請求項3】 前記本体ケースに設けられる前記開口部
は、前記カバー部が取り外された状態でこの本体ケース
の内面の清掃を行うに充分な開口面積を有していること
を特徴とする請求項1記載のLED交通信号灯具。
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007173214A (ja) * | 2005-12-21 | 2007-07-05 | Leotek Electronics Corp | 交通信号灯アセンブリ及びこれを取替える方法 |
JP2011124051A (ja) * | 2009-12-09 | 2011-06-23 | Nihon Funen Co Ltd | 交通信号機用の電球に代わって使用されるledランプ |
WO2016121712A1 (ja) * | 2015-01-29 | 2016-08-04 | 学校法人中村産業学園 | Led信号灯 |
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2001
- 2001-07-19 JP JP2001219646A patent/JP3848855B2/ja not_active Expired - Fee Related
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WO2016121712A1 (ja) * | 2015-01-29 | 2016-08-04 | 学校法人中村産業学園 | Led信号灯 |
JP2016139374A (ja) * | 2015-01-29 | 2016-08-04 | 学校法人 中村産業学園 | Led信号灯 |
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