JP2003028031A - 多気筒内燃機関における燃料噴射弁の取付け装置 - Google Patents

多気筒内燃機関における燃料噴射弁の取付け装置

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JP2003028031A
JP2003028031A JP2001214896A JP2001214896A JP2003028031A JP 2003028031 A JP2003028031 A JP 2003028031A JP 2001214896 A JP2001214896 A JP 2001214896A JP 2001214896 A JP2001214896 A JP 2001214896A JP 2003028031 A JP2003028031 A JP 2003028031A
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fuel injection
injection valve
fuel
pipe
cylinder
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English (en)
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Masanori Shimada
昌典 島田
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料噴射弁5における先端の燃料噴射端部5
bを、シリンダヘッド4における装着孔6内に密接嵌合
する一方、前記燃料噴射弁5における他端の燃料入り口
端部5cを、燃料デリバリパイプ9におけるソケット孔
9b内に差し込み接続する場合において、軸線の不一致
の誤差に起因する燃料漏れの発生、差し込み接続の不能
を招来することを低減する。 【解決手段】 前記各燃料噴射弁と前記燃料デリバリパ
イプとの間に、管継ぎ手10を配設して、この管継ぎ手
の一端のソケット孔10aに前記燃料噴射弁の他端にお
ける燃料入り口部5cを、前記管継ぎ手の他端のソケッ
ト管部10bを前記燃料デリバリパイプのソケット孔に
各々差し込み接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多気筒内燃機関に
おけるシリンダヘッドに、各気筒におけるシリンダ内に
対して燃料を直接噴射供給する燃料噴射弁を取付ける場
合において、その取付け装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、多気筒内燃機関における各気筒に
対する燃料噴射弁の取付けは、例えば、特開平8−31
2503号公報等に記載されているように、その先端に
おける一端の燃料噴射端部を、シリンダヘッドに穿設し
た装着孔内に密接嵌合にて挿入する一方、前記各気筒の
燃料噴射弁における他端の燃料入り口端部を、これにシ
ール用リングを被嵌した状態で、内燃機関におけるクラ
ンク軸線の方向に延びる一本の燃料デリバリパイプのう
ち各気筒箇所に穿設したソケット孔内に着脱可能に差し
込み接続するという構成にしているのが一般的である。
【0003】しかし、前記燃料噴射弁は、その一端にお
ける燃料噴射端部の軸線と、他端における燃料入り口端
部の軸線とを、同一の軸線にするという構成であること
により、この燃料噴射弁を、シリンダヘッドにおける各
気筒の箇所に取付けて、その他端における燃料入り口端
部を燃料デリバリパイプのソケット孔内に差し込み接続
する場合には、以下に述べるような問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、各気筒に対
する燃料噴射弁をシリンダヘッドに対して取付けた状態
において、この各燃料噴射弁の他端における燃料入り口
端部を、一本の燃料デリバリパイプに穿設されている各
ソケット孔内に挿入するためには、各燃料噴射弁におけ
る燃料入り口端部の軸線と、燃料デリバリパイプにおけ
る各装着孔の軸線とを互いに正確に一致することが必要
である。
【0005】この場合において、前記各燃料噴射弁にお
ける燃料入り口端部の軸線は、当該燃料噴射弁における
燃料噴射端部の軸線、ひいては、この燃料噴射端部が密
接嵌合にて挿入されるシリンダヘッド側における装着孔
の軸線によって決まることになるから、シリンダヘッド
側に取付けた各燃料噴射弁における燃料入り口端部の軸
線と、燃料デリバリパイプにおける各装着孔の軸線とを
互いに正確に一致するためには、結局、シリンダヘッド
側における各装着孔の軸線と、燃料デリバリパイプ側に
おける各ソケット孔の軸線とを、両方の軸線がずれた
り、或いは、非平行になったりすることないように、互
いに正確に一致するようにしなければならない。
【0006】しかし、前記燃料噴射弁における燃料噴射
端部と燃料入り口端部とは同一の軸線であるにもかから
ず、前記燃料噴射端部が挿入される各装着孔は、シリン
ダヘッド側に、前記燃料入り口端部が差し込み接続され
る各ソケット孔は、前記シリンダヘッドとは別体の燃料
デリバリパイプ側に各々穿設されることにより、前記シ
リンダヘッド側における各装着孔と、燃料デリバリパイ
プ側における各ソケット孔との間には、各装着孔におけ
るピッチ間隔と各ソケット孔におけるピッチ間隔との間
寸法誤差を生じたり、各装着孔の軸線と各ソケット孔の
軸線とが非平行になったりするというように、軸線の一
致に対する誤差が存在し、この軸線の一致に対する誤差
の全てが、前記各燃料噴射弁における他端の燃料入り口
端部を燃料デリバリパイプにおけるソケット孔に差し込
み接続した部分に集中するから、この部分に燃料の漏れ
が発生するとか、場合によっては前記差し込み接続がで
きずに組み立て不能等のような問題を招来することにな
る。
【0007】特に、前記両軸線の一致に対する誤差は、
前記燃料ポンプにおける軸線方向の長さ寸法に比例して
大きくなる一方、前記燃料噴射弁を、平面視で各気筒に
おけるシリンダの真上の部位にシリンダの軸線の方向に
延びるように配設するという構造にした場合、この燃料
噴射弁における軸線方向の長さは、当該燃料噴射弁をシ
リンダの軸線に対して外向きに傾斜した場合よりも大幅
に長くなるから、前記の問題は、一層増大するのであっ
た。
【0008】本発明は、この問題を解消することを技術
的課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を達成す
るため本発明は、「多気筒内燃機関において、そのシリ
ンダヘッドの各気筒個所に穿設した装着孔に先端の燃料
噴射端部を密接嵌合にて挿入した燃料噴射弁と、クラン
ク軸の軸線方向に延びる燃料デリバリパイプとから成
り、前記各燃料噴射弁と前記燃料デリバリパイプとの間
に、管継ぎ手を配設して、この管継ぎ手の一端における
ソケット孔に、前記燃料噴射弁の他端における燃料入り
口部を、これにシール用リングを被嵌して差し込み接続
する一方、前記管継ぎ手の他端に設けたソケット管部
を、これにシール用リングを被嵌して、前記燃料デリバ
リパイプに穿設のソケット孔に差し込み接続した。」こ
とを特徴としている。
【0010】
【発明の作用・効果】このように構成することにより、
シリンダヘッド側の各装着孔と、燃料デリバリパイプ側
の各ソケット孔との間に両方の軸線がずれたり、或い
は、非平行になったりするというように、軸線の一致に
対する誤差が存在しても、この軸線の一致に対する誤差
を、燃料噴射弁における他端の燃料入り口端部を管継ぎ
手におけるソケット孔に差し込み接続した部分と、管継
ぎ手におけるソケット管部を燃料デリバリパイプにおけ
るソケット孔に差し込み接続した部分との二箇所に分散
して吸収できる。
【0011】従って、本発明によると、各気筒に対する
燃料噴射弁を、平面視で各気筒におけるシリンダの真上
の部位にシリンダの軸線の方向に延びるように配設する
ことで、当該燃料噴射弁の長さが長い場合であっても、
前記した軸線の一致に対する誤差に起因する燃料漏れの
発生、及び差し込み接続不能等の問題を招来することを
確実に低減できる効果を有する。
【0012】これに加えて、請求項2の記載したよう
に、前記燃料噴射弁の他端における燃料入り口部に、ア
ダプター管を溶接接合し、このアダプター管の末端に、
前記管継ぎ手に差し込み接続される燃料入り口部を設け
ることにより、長さの短い燃料噴弁を、アダプター管を
使用して、長い長さの燃料噴射弁にすることができるか
ら、一つの燃料噴射弁を、その長さが短くて良い場合
と、長くしなげればならない場合とに共用することがで
きる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
1〜図3の図面について説明する。
【0014】この図において、符号1は、複数個の気筒
A1,A2,A3を備えた多気筒内燃機関を示し、この
内燃機関1は、各気筒A1,A2,A3ごとにシリンダ
3を備えたシリンダブロック2と、このシリンダブロッ
ク2の上面に締結したシリンダヘッド4とで構成されて
いる。
【0015】前記シリンダヘッド4のうち各気筒A1,
A2,A3の個所には、燃料噴射弁5が、平面視で前記
シリンダ3の真上の部位に当該燃料噴射弁5における軸
線5aが前記シリンダ3における軸線3aの方向に平行
に延びるように配設されている。
【0016】この各燃料噴射弁5の先端(下端)におけ
る燃料噴射端部5bは、シリンダヘッド4に穿設した装
着孔6内に密接嵌合にて挿入されている。また、前記各
燃料噴射弁5は、これに被嵌したリングねじ7をシリン
ダヘッド4に螺合し、このリングねじ7のねじ込みにて
軸線方向に締結することにより、シリンダヘッド4に対
して固着されている。
【0017】本実施の形態の場合、前記燃料噴射弁5
は、その軸線5aの長さを長くすることのために、通
常、シリンダ3の軸線3aに対して外向きに傾斜して使
用される短い長さの燃料噴射弁5′に対して適宜長さの
アダプター管5″を溶接接合にて一体的に接続するとい
う構成にしており、このように構成した燃料噴射弁5の
他端(上端)には、シール用リング8を被嵌した燃料入
り口端部5cが一体的に設けられている。
【0018】符号9は、前記シリンダヘッド4の上面
に、前記各気筒A1,A2,A3の列方向に延びるよう
に配設した一本の燃料デリバリパイプを示し、この燃料
デリバリパイプ9のうち前記各気筒A1,A2,A3の
個所ごとに設けたボス部9aには、ソケット孔9bが穿
設されている。
【0019】そして、前記各燃料噴射弁5と、前記燃料
デリバリパイプ9における各ボス部9aとの間に、管継
ぎ手10を配設して、この管継ぎ手10の下端に、ソケ
ット孔10aを設けて、このソケット孔10a内に、前
記燃料噴射弁5の他端(上端)における燃料入り口端部
5cを差し込み接続する一方、前記管継ぎ手10の上端
に、シール用リング11を被嵌したソケット管部10b
を一体的に設けて、このソケット管部10bを、前記燃
料デリバリパイプ9の各ボス部9aにおけるソケット孔
9b内に差し込み接続する。
【0020】このように構成することにより、シリンダ
ヘッド4の各装着孔6における軸線、ひいては、この装
着孔6に密接嵌合にて挿入される各燃料噴射弁5におけ
る軸線5aと、燃料デリバリパイプ9における各ソケッ
ト孔9bの軸線との間に、両方の軸線がずれたり、或い
は、非平行になったりするというように、軸線の一致に
対する誤差が存在しても、この軸線の一致に対する誤差
を、燃料噴射弁5における他端の燃料入り口端部5bを
管継ぎ手10におけるソケット孔10aに差し込み接続
した部分と、管継ぎ手10におけるソケット管部10b
を燃料デリバリパイプ9におけるソケット孔9bに差し
込み接続した部分との二箇所に分散して吸収できる。
【0021】従って、前記した軸線の一致に対する誤差
に起因して、差し込み接続が不能になる事態が発生する
ことを確実に低減できるとともに、前記誤差に起因して
シール用リングのシール性が低下して燃料漏れが発生す
ることを確実に低減できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す内燃機関の要部縦断
正面図である。
【図2】図1のII−II視拡大断面図である。
【図3】分解した状態を示す図である。
【符号の説明】
1 多気筒内燃機関 2 シリンダブロック 3 シリンダ 4 シリンダヘッド 5 燃料噴射弁 5a 燃料噴射弁の軸線 5b 燃料噴射端部 5c 燃料入り口端部 6 燃料噴射弁の装着孔 8 シール用リング 9 燃料デリバリパイプ 9a ボス部 9b ソケット孔 10 管継ぎ手 10a ソケット孔 10b ソケット管部 11 シール用リング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多気筒内燃機関において、そのシリンダヘ
    ッドの各気筒個所に穿設した装着孔に先端の燃料噴射端
    部を密接嵌合にて挿入した燃料噴射弁と、クランク軸の
    軸線方向に延びる燃料デリバリパイプとから成り、前記
    各燃料噴射弁と前記燃料デリバリパイプとの間に、管継
    ぎ手を配設して、この管継ぎ手の一端におけるソケット
    孔に、前記燃料噴射弁の他端における燃料入り口部を、
    これにシール用リングを被嵌して差し込み接続する一
    方、前記管継ぎ手の他端に設けたソケット管部を、これ
    にシール用リングを被嵌して、前記燃料デリバリパイプ
    に穿設のソケット孔に差し込み接続したことを特徴とす
    る多気筒内燃機関における燃料噴射弁の取付け装置。
  2. 【請求項2】前記請求項1の記載において、前記燃料噴
    射弁の他端における燃料入り口部に、アダプター管を溶
    接接合し、このアダプター管の末端に、前記管継ぎ手に
    差し込み接続される燃料入り口部を設けたことを特徴と
    する多気筒内燃機関における燃料噴射弁の取付け装置。
JP2001214896A 2001-07-16 2001-07-16 多気筒内燃機関における燃料噴射弁の取付け装置 Pending JP2003028031A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010500505A (ja) * 2006-08-16 2010-01-07 デルフィ テクノロジーズ, インコーポレイテッド 急速カップリングコネクタ
CN115280011A (zh) * 2020-03-18 2022-11-01 臼井国际产业株式会社 汽油直喷轨

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010500505A (ja) * 2006-08-16 2010-01-07 デルフィ テクノロジーズ, インコーポレイテッド 急速カップリングコネクタ
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