JP2003026397A - 梁システム型枠取付用リフター - Google Patents
梁システム型枠取付用リフターInfo
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- E04—BUILDING
- E04G—SCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
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Abstract
きる簡易な構成の装置を得て、施工に際してタワークレ
ーンの利用割合を削減する。 【解決手段】マスト3に支持された一対のフォーク4で
梁システム型枠を昇降させるリフターであって、車輪
5、6、7、8それぞれが水平方向に旋回可能にして台
座2に取り付けられ、前車輪5m6と後車輪7、8とは
リンク14を介して連結され、後車輪7、8に取り付け
た操舵手段15の旋回操作により前車輪5、6と後車輪
7、8とが少なくとも90度旋回して、前後移動と横移
動とを行なえるようにした。
Description
脱に用いるリフターに関するものである。 【0002】 【発明が解決しようとする課題】近年、超高層における
鉄筋コンクリート造の集合住宅の施工に際して、プレキ
ャストコンクリート部材を用いる工業化工法による施工
と従来工法による施工とを合理的に組み合わせて躯体を
一階分ずつ構築し、続けて設備工事と仕上げ工事を進め
て順次一階分ごとに完成させていく構法が採用されてい
る。一階分の躯体施工サイクルの一例を下記表1に示
す。 【0003】 【表1】 【0004】ところで、一般に高層、超高層の鉄筋コン
クリートビルの躯体施工は、鉄筋、プレキャストコンク
リート部材などを地上から揚重して取り付ける際、そし
て、柱、梁、スラブのコンクリート打設などの主要作業
もタワークレーンに依存している。さらに、躯体施工階
にその直下階などから型枠や支保工などの資材を揚重
(盛り替え)することも加わるため、タワークレーンに
よる揚重作業が非常に煩雑になるという問題がある。こ
のため、タワークレーンの揚重負荷軽減、有効利用、稼
働率の向上が施工サイクル、ひいて躯体工期を大きく左
右することになる。 【0005】例えば上記超高層鉄筋コンクリート造の集
合住宅の施工についてもタワークレーンの使用頻度が高
くなっている。例えば、上記表1中に示したように超高
層鉄筋コンクリート造の集合住宅などの施工では梁シス
テム型枠が多く採用されている。この梁システム型枠は
梁側、梁底、支保工などが一体となった型枠であり、大
梁型枠に関して採用されることが多く、N−1階立ち上
がりの梁、スラブのコンクリート打設後、この梁システ
ム型枠が脱型され、そのままの形で施工階(N階)に転
用され、この施工階が変る際にタワークレーンを用いて
梁システム型枠の盛り替えを行なっている。この構法で
は梁、スラブのコンクリート強度発生および大梁鉄筋の
機械的ジョイントの施工を考慮して、柱型枠の取り付け
から柱コンクリートの打設作業が終了した後、大梁鉄筋
を先に取り付け、その後、下階から盛り替えられた梁シ
ステム型枠(大梁用の型枠)を取り付けるようにしてい
る。 【0006】タワークレーンを用いる点などを含んだ上
記梁システム型枠の取り扱いの詳細な手順を、N−1階
立ち上がりの梁、スラブのコンクリート打設後から説明
する。 (1)(N−1階立ち上がり):数日後にフォークリフ
トなどを利用し、梁システム型枠を脱型する。 (2)(N−1階立ち上がり):梁システム型枠を荷揚
げ構台へ移動する。移動は梁システム型枠自身のキャス
ターを利用する。 (3)(N−1階〜N階立ち上がり):梁システム型枠
をタワークレーンで上階(N階)スラブ上へ全数または
数台ごとに揚重する(盛り替えする)。 (4)(N階立ち上がり):図7に示すように、梁シス
テム型枠aを取り付け済み大梁鉄筋bの下に移動、仮置
きする。 (5)(N階立ち上がり):梁システム型枠に再び玉掛
けする。 (6)(N階立ち上がり):図9と図10に示すよう
に、タワークレーンで持ち上げ、所定高さで梁システム
型枠aを押して(水平移動して)、片側の柱型枠に突き
当てるようにして位置決めする。 (7)(N階立ち上がり):梁システム型枠aが備えて
いる支保工cを伸長させるなどして梁システム型枠aの
取り付けを完了し、玉掛けを外す。 【0007】このように梁システム型枠の取り扱いに際
してもタワークレーンを使用しているが、この施工方法
には以下のような問題点がある。 (1)構法の手順上、施工階直下階より揚重(盛り替
え)した梁システム型枠を直接施工階の梁筋に取り付け
ることができない。これは、梁筋が先に取り付けられて
いるためであり、よって、一旦、スラブ上に梁システム
型枠を全数揚重、あるいは数台ずつ揚重・仮置きした
後、再び梁システム型枠に玉掛けし直し、持ち上げて梁
システム型枠をセットする手間を要している。 (2)施工階に仮置きされた梁システム型枠は、タワー
クレーンが他の梁システム型枠を盛り替えしている間
は、仮置きされたままの状態となって梁筋側への取り付
けができない。補足すれば、上記梁システム型枠の取り
付けには、この梁システム型枠を持ち上げ、さらにこの
型枠を梁長手方向に押して片側の柱型枠に突き当てる
(微小水平移動させる)必要があること、また、梁、ス
ラブのコンクリート打設の数日後の作業となるため、自
重2〜3トンとなるフォークリフトなどはそのスラブ上
に乗せることができない。そのため、施工階での梁シス
テム型枠の取付はタワークレーンに頼らざるをえないの
が現状である。 【0008】そこで本発明は上記事情に鑑み、上記梁シ
ステム型枠の取り付けや取り外しに利用できる簡易な構
成の装置を得ることを課題とし、施工に際してタワーク
レーンの利用割合を削減することを目的とするものであ
る。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を考慮
してなされたもので、前後に一対ずつの車輪を備えて移
動可能にした台座からマストが立ち上げられ、該マスト
に支持された一対のフォークが昇降するリフターであっ
て、前記車輪それぞれは水平方向に旋回可能にして台座
に取り付けられているとともに、前車輪と後車輪とはリ
ンクを介して連結され、後車輪に取り付けた操舵手段の
旋回操作により前車輪と後車輪とが少なくとも90度旋
回して、前後移動と横移動とが可能に設けられているこ
とを特徴とする梁システム型枠取付用リフターを提供し
て、上記課題を解消するものである。 【0010】 【発明の実施の形態】つぎに本発明を図1から図8に示
す実施の形態に基づいて詳細に説明する。図中1は梁シ
ステム型枠取付用リフターで、該リフター1は、平面視
形状を略H型とした台座2と、前記台座2から立ち上げ
られたマスト3と、前記マスト3に支持されて昇降する
一対のフォーク4とからなり、前記台座2における前端
部(フォークの張り出し方向側)に前車輪5、6を配
し、後端部に後車輪7、8を配して移動可能に設けられ
ているものである。上記フォーク4の昇降機能はつぎの
通りである。フォーク4を支持するマスト3は、台座2
に固定されてリフター幅方向(フォーク4の張り出し方
向と直交する方向)に相対する一対の固定支柱部9の間
に門形状の可動支柱部10を配して、この可動支柱部1
0を前記固定支柱部9に対して上下方向に移動可能に連
結したものである。そして、マスト3の中心軸上(上下
方向)において油圧シリンダ装置11を台座2から前記
可動支柱部10の天部に渡してこの油圧シリンダ装置1
1の伸縮動作により前記可動支柱部10が昇降する。ま
た、前記可動支柱部10の前面側に配されたフォーク取
付板12が、このフォーク取付板12の背面側に設けた
ローラを介して可動支柱部10に上下移動可能に係合す
るとともに、一端を台座2あるいは固定支柱部9に連結
したチェン13を前記可動支柱部10の天部側のローラ
を経て前記フォーク取付板12に連結されている。前記
フォーク取付板12に一対のフォーク4が取り付られて
いるが、フォーク4それぞれはこのフォーク取付板12
の幅方向に移動調整可能にして設けられている。このよ
うにして上記マスト3における可動支柱部10が上昇す
れば一対のフォーク4が上昇し、また、可動支柱部10
が下がればフォーク4も下がるようになる。なお、リフ
ター1を示す図においては説明を容易にするために、油
圧ポンプなどの駆動部、電源部は省略した。また、この
フォーク4の昇降機構は一例であり、本発明はこの例に
限定されるものでなない。 【0011】この梁システム型枠取付用リフター1は上
述したように前車輪5、6を一対にして、また後車輪
7、8を一対にして有していて、移動可能に設けられて
いるとともに、以下に示す構成によって、横方向にも移
動可能としている。まず、梁システム型枠取付用リフタ
ー1ではフォーク4を梁システム型枠の下に差し入れた
り、その下から引き抜いたりできるように、フォーク4
の張り出し方向に沿った方向に前後移動可能に設けられ
ている。さらに、上記前車輪5、6と後車輪7、8それ
ぞれは台座2に固定されているものではなく水平方向に
旋回可能となるようにこの台座2に取り付けられてい
て、図2と図3とに示すように、一方の前車輪5と後車
輪7とがリンク14を介して、また、他方の前車輪6と
後車輪8とがリンク14を介して連結されていて、前後
の車輪が同時に同方向に旋回するように設けられてい
る。なお、図3においては前車輪と後車輪それぞれの一
方のみを示したが、他方においても、リンク14の掛け
渡し位置を外側とした以外は同様の構成である。 【0012】図中15は上記後車輪7、8に設けられた
操舵手段で、この操舵手段15は、後車輪7、8それぞ
れにおいて車輪本体を支持するとともに台座2に対して
水平方向に回転自由とした車輪支持具16に取り付けら
れたステーからなるものである。操舵手段15は一端部
が前記車輪支持具16の天面に回転可能に連結され、全
体を起こしたり倒したりできるようにしており、前記車
輪支持具16から操舵手段15に掛けたスプリング17
により起立状態となるように付勢されている。そして上
記操舵手段15がリフター後方側に位置するときには前
車輪5、6、後車輪7、8の向きが上記フォークの張り
出し方向となっており、リフター1を前方(フォーク張
り出し方向)に移動させたり、或いは後退させたりする
ことができる。また、操舵手段15を引き倒した状態の
ままこの操舵手段15それぞれを互いに逆方向(外側)
に回動させることで後車輪7、8が回動し、リンク14
を介して前車輪5が前記後車輪7と同時に同じ方向に同
角度で回動し、リンク14を介して前車輪6が前記後車
輪8と同時に同じ方向に同角度で回動する。仮にリフタ
ー後方側に操舵手段15が位置していてリフター1が前
後方向に移動できる状態のとき、前記操舵手段15を後
方に引き倒してから90度回動させれば、前車輪5、
6、後車輪7、8が90度の角度で共に向きを変えるこ
とになる。これによって、リフター1は横方向に移動す
ることができるようになる。 【0013】本梁システム型枠取付用リフター1では上
記前後車輪5、6、7、8の向きとを維持するための位
置決め手段18が設けられている。図3に示すように、
前記位置決め手段18は上記台座2の後端部それぞれに
取り付けられて上げ下げできるようにした係止体18a
と、後車輪7、8の車輪支持具16の天面において前記
係止体18aに対応する軌跡上に位置する二つの係止孔
18bとからなるものであり、リフター1の前後移動が
可能となるように前後車輪の向きをリフター前後方向
(フォークの張り出し方向に沿った方向)に維持する位
置と、リフター1の横方向の移動が可能となるように前
後車輪の向きをリフター幅方向(フォークの張り出し方
向と直交する方向)に維持する位置とに前記係止孔18
bが開口していて、操舵手段15の横方向への操舵によ
り前後車輪の向きを横方向に変えてから前記位置決め手
段18の係止体18aを、対応した係止孔18bに係止
させることで前後車輪の向きが横方向に固定されること
になり、また、前記係止状態にある係止体18aと係止
孔18bとの係合状態を解くことで、操舵手段15によ
る操舵が可能となり、その操舵手段15を倒した状態で
リフター後方へと回動させることで、前後車輪の向きが
前後方向となるように操舵され、前記係止手段18にお
ける係止体18aをもう一方の係止孔18bに係止させ
ることで、前後車輪それぞれの向きが前後方向に沿った
向きに固定される。 【0014】このようにして前後車輪の方向を規制する
ことで梁システム型枠取付用リフター1の移動方向を前
後方向としたり横方向としたりすることができ、この梁
システム型枠取付用リフター1を用いて梁システム型枠
を移動、昇降させる場合、一対のフォークを梁システム
型枠の下部に差し入れて支持させるようにすればよく、
梁システム型枠の上げ下げ、リフター前後方向への移
動、リフター横方向への移動ができる。勿論、梁システ
ム型枠を移動させる場合、上記位置決め手段18を用い
た前後車輪5、6、7、8の方向付けは必ずしも必要と
なるものではなく、例えば、後述するように鉄筋組みさ
れた梁に対して梁システム型枠を取り付ける場合に前後
車輪5、6、7、8の方向付けを行なうようにする。 【0015】上記梁システム型枠取付用リフター1を用
いた梁システム型枠の取り回し手順を、N−1階立ち上
がりの梁、スラブのコンクリート打設後から説明する。 (1)(N−1階立ち上がり):N−1階立ち上がりで
のコンクリート打設を行なってから数日後に梁システム
型枠取付用リフター1を利用し、梁システム型枠aを脱
型する(図4、5参照)。 (2)(N−1階立ち上がり):梁システム型枠を梁シ
ステム型枠取付用リフターを用いて荷揚げ構台へ移動す
る。 (3)(N−1階〜N階立ち上がり):梁システム型枠
aをタワークレーンで上階(N階)スラブ上にへ揚重す
る。また、タワークレーンでN−1で使用した梁システ
ム型枠取付用リフターを上階(N階)スラブ上へ揚重す
る。 (4)(N階立ち上がり):梁システム型枠aを大梁鉄
筋(組み上げ済み)の下に移動する(図6参照)。 (5)(N階立ち上がり):梁システム型枠取付用リフ
ターで持ち上げてから梁システム型枠を押して(横方向
に水平移動して)、片側の柱型枠などに突き当てて位置
決めする。 (6)(N階立ち上がり):梁システム型枠が備えてい
る支保工を伸長させるなどして梁システム型枠の取り付
けを完了し、梁システム型枠取付用リフターのフォーク
を降ろして、この梁システム型枠取付用リフターを梁下
から引き出す。 【0016】上記N−1階立ち上がりでの梁システム型
枠aの脱型を説明すれば、図4、5に示すように、梁シ
ステム型枠aの下に梁システム型枠取付用リフター1を
位置させ、フォーク4を上昇させて梁システム型枠の下
部にあてがい、フォーク4で支持した状態で支保工を梁
システム型枠の底部側に折り込んで格納して、フォーク
4を引き降ろすようにする。なお、梁下空間などのスペ
ースに余裕がある場合など、条件が許されるのであれ
ば、脱型は従来のフォークリフトを用いて行なってもよ
い。上記N階立ち上がりでの梁システム型枠aの取付
は、図6と図7に示すように、予めフォーク4の張り出
し方向に直交するようにして梁システム型枠aを乗せ置
き、この状態で梁システム型枠aが鉄筋組された梁下に
位置するように梁システム型枠取付用リフター1を前進
させる。或いは梁システム型枠が有するキャスターによ
り梁下に位置させ、梁システム型枠に対して本リフター
1を前進させてフォークをその型枠下に差し入れて支持
する。そして、梁下となった梁システム型枠aを所定の
高さまで上昇させてから、前後車輪を90度旋回して向
きを位置決め手段18で固定した状態で横方向に水平移
動し、梁システム型枠aの片側を柱型枠に突き当てる。
その後、収納されていた支保工を引き出して位置決めす
る(図8)。梁システム型枠の位置決めが終了した後に
は、フォークを下げて引き出すようにする。このように
梁システム型枠取付用リフター1を用いて梁システム型
枠aを取り扱うようにすることで、タワークレーンを使
用することなく梁システム型枠の取付が行なえ、タワー
クレーンの使用頻度を低減させることができる。 【0017】 【発明の効果】以上説明したように、本発明の梁システ
ム型枠取付用リフターは、前後に一対ずつの車輪を備え
て移動可能にした台座からマストが立ち上げられ、該マ
ストに支持された一対のフォークが昇降するリフターで
あって、前記車輪それぞれは水平方向に旋回可能にして
台座に取り付けられているとともに、前車輪と後車輪と
はリンクを介して連結され、後車輪に取り付けた操舵手
段の旋回操作により前車輪と後車輪とが少なくとも90
度旋回して、前後移動と横移動とが可能に設けられてい
ることを特徴とするものである。このように梁システム
型枠取付用リフターが前後移動と横移動とを行なうこと
ができるため、梁システム型枠を所定高さ位置で支持し
た状態でその型枠の長さ方向に移動させて鉄筋組された
梁への梁システム型枠の取付が行なえる。よって、施工
階にタワークレーンで直下階より揚重(盛り替え)され
た梁システム型枠に対しては、揚重されたものから順
次、この梁システム型枠取付用リフターにて取付けるこ
とができ、型枠取付に際してタワークレーンを使用しな
いことから、タワークレーン拘束時間の削減を図ること
ができる。そして、一日の作業時間の短縮、ひいては施
工サイクルの日数の削減が可能となる。 【0018】また、フォークリフトなどの自走型揚重装
置に比べて軽量で構造が簡単であることから、取り扱い
が容易になり、従来のタワークレーンを用いた型枠取付
作業時と同様の作業員数で型枠取付作業を実施できるな
ど、実用性に優れた効果を奏するものである。
一例を示す説明図である。 【図2】一例を上方から見た状態で示す説明図である。 【図3】前車輪と後車輪とを示す説明図である。 【図4】施工階下において梁システム型枠の取り外しに
際してフォークを上昇させた時点を示す説明図である。 【図5】同じく梁システム型枠を降ろした状態を示す説
明図である。 【図6】施工階に梁システム型枠を揚重した状態を示す
説明図である。 【図7】梁システム型枠取付用リフターにより梁システ
ム型枠を上昇させる状態を示す説明図である。 【図8】梁システム型枠取付用リフターにより梁システ
ム型枠を横移動させた状態を示す説明図である。 【図9】施工階においてタワークレーンにより梁システ
ム型枠を鉄筋組みされた梁側に引き上げる状態を示す説
明図である。 【図10】施工階においてタワークレーンにより梁シス
テム型枠を横移動させた状態を示す説明図である。 【符号の説明】 1…梁システム型枠取付リフター 2…台座 4…フォーク 5、6…前車輪 7、8…後車輪 14…リンク 15…操舵手段 16…車輪支持具 17…スプリング 18…位置決め手段
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】前後に一対ずつの車輪を備えて移動可能に
した台座からマストが立ち上げられ、該マストに支持さ
れた一対のフォークが昇降するリフターであって、前記
車輪それぞれは水平方向に旋回可能にして台座に取り付
けられているとともに、前車輪と後車輪とはリンクを介
して連結され、後車輪に取り付けた操舵手段の旋回操作
により前車輪と後車輪とが少なくとも90度旋回して、
前後移動と横移動とが可能に設けられていることを特徴
とする梁システム型枠取付用リフター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001214329A JP2003026397A (ja) | 2001-07-13 | 2001-07-13 | 梁システム型枠取付用リフター |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2001214329A JP2003026397A (ja) | 2001-07-13 | 2001-07-13 | 梁システム型枠取付用リフター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003026397A true JP2003026397A (ja) | 2003-01-29 |
Family
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001214329A Pending JP2003026397A (ja) | 2001-07-13 | 2001-07-13 | 梁システム型枠取付用リフター |
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JP (1) | JP2003026397A (ja) |
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