JP2003025817A - タイヤ情報の通信方式およびタイヤセンサー装置ならびにタイヤセンサー装置を設けた車両 - Google Patents

タイヤ情報の通信方式およびタイヤセンサー装置ならびにタイヤセンサー装置を設けた車両

Info

Publication number
JP2003025817A
JP2003025817A JP2001213720A JP2001213720A JP2003025817A JP 2003025817 A JP2003025817 A JP 2003025817A JP 2001213720 A JP2001213720 A JP 2001213720A JP 2001213720 A JP2001213720 A JP 2001213720A JP 2003025817 A JP2003025817 A JP 2003025817A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
tire
sensor device
pressure
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001213720A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Toyofuku
雅宣 豊福
Masashi Fumoto
真佐志 麓
Toshihiro Miyazaki
俊弘 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP2001213720A priority Critical patent/JP2003025817A/ja
Publication of JP2003025817A publication Critical patent/JP2003025817A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C23/00Devices for measuring, signalling, controlling, or distributing tyre pressure or temperature, specially adapted for mounting on vehicles; Arrangement of tyre inflating devices on vehicles, e.g. of pumps or of tanks; Tyre cooling arrangements
    • B60C23/02Signalling devices actuated by tyre pressure
    • B60C23/04Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre
    • B60C23/0408Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre transmitting the signals by non-mechanical means from the wheel or tyre to a vehicle body mounted receiver
    • B60C23/0422Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre transmitting the signals by non-mechanical means from the wheel or tyre to a vehicle body mounted receiver characterised by the type of signal transmission means
    • B60C23/0433Radio signals
    • B60C23/0447Wheel or tyre mounted circuits
    • B60C23/0455Transmission control of wireless signals
    • B60C23/0462Structure of transmission protocol

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両のホィールに組み付けられたタイヤの空
気圧に関する情報を含む、少なくとも一種類のデータ
を、このホィールに取り付けたタイヤセンサー装置か
ら、車両に設けた受信装置に無線送信するに当たって、
種々の使用条件に対応することができ、しかも、不必要
に電力を消耗させることのない、タイヤ情報の通信方
式、これを用いたタイヤセンサー装置、および、このタ
イヤセンサー装置を設けた車両を提供する。 【解決手段】 あらかじめ定めた複数の種類の選択対象
データのうちから選択した送信データと、これらの選択
したデータの種類を表すデータ選択情報を含むデータパ
ターンコードとを送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両におけるタイ
ヤの状態を監視して、その異常を運転者に認識させるた
めのタイヤ情報の通信方式、タイヤセンサー装置および
このタイヤセンサー装置を設けた車両に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】タイヤの空気圧を検出し、この空気圧に
関する情報を、車両のホィールに設けられ、一般的には
タイヤバルブ装置に取り付けられたタイヤセンサー装置
から、車両に設けた受信装置に、所定サンプリング周期
で無線送信して、空気圧の異常を運転者に知らせるタイ
ヤ監視システムは、従来から知られている。
【0003】このようなタイヤ監視システムにおいて
は、車両の仕様や用途、運転者に異常を知らせる内容や
方法、あるいは、タイヤ監視システムのハードウェアの
構成等に応じて、ホィール側に設けたタイヤセンサー装
置から、車両側に設けた受信装置に、データを送信する
際のプロトコルを決めるとともに、タイヤセンサー装置
からは、このプロトコルに基づいてコーディングしたデ
ータを送信し、受信装置では、受信したデータを、この
プロトコルに基づいてデコーディングしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな、決められた組み合わせの、タイヤセンサー装置
と、受信装置との間だけしか通信できないプロトコルを
用いるタイヤ監視システムに対しては、次の問題点が指
摘されている。すなわち、ある消費者が、このようなタ
イヤ監視システムを具えた車両を新車として購入した
後、一般に取替え部品としている流通しているホィール
を、市場から購入し、装着済みのホィールに替えて、車
両に取り付けて使用しようとした場合、車両側の受信装
置を、所定の性能どおりに機能させるためには、この購
入したホィールに、新車のホィールに装着されていたタ
イヤセンサー装置と同一のプロトコルを用いて通信でき
るセンサー装置が取り付けられている必要がある。
【0005】そして、プロトコルに関するこのような条
件を満足する、センサー装置だけしか取りけられないホ
ィールに取替えを限定することは、消費者の購入選択範
囲を大幅に制限することになり、これが、個人の欲求を
抑制し、消費の自由度を制限する点や、車両の安全な走
行に寄与するタイヤ監視システムの普及を阻害する点等
において好ましいものではない。
【0006】また、汎用性のないプロトコルで通信する
タイヤ監視システムにおいては、種々の受信装置、たと
えば、複数のメーカーから供給される複数種の受信装置
と通信できる一種のタイヤセンサー装置を製造すること
ができないことを意味し、これは、タイヤセンサー装置
の生産ロットを小さくし、よってコストアップを招くこ
ととなる。受信装置を製造する場合も、同様に、コスト
アップを招く。
【0007】さらに、汎用性のないプロトコルで通信す
るタイヤ監視システムの、タイヤセンサー装置や受信装
置のそれぞれの性能を向上させるための開発において
は、これらを単独で性能を向上させることは難しくし、
その結果、タイヤ監視システムの技術進歩を遅延させて
いる。
【0008】ところで、タイヤセンサー装置は、回転す
るホィールに取り付けられ、これに電力を簡易に供給す
る方法がないので、通常は、電池で作動される。このた
め、タイヤセンサー装置では、電池の寿命をできるだけ
延ばす上で、電力の消耗を抑制することが要求される。
【0009】しかも、このようなタイヤ監視システムで
は、タイヤセンサー装置に受信機能を持たせることは、
装置を複雑にするので、タイヤセンサー装置から、所定
のサンプリング周期で、一方的にデータを受信装置に送
信する方法が一般的であるが、この一方向通信方式で
は、受信側からの送信要求に応じて臨機応変に、送信す
るデータのタイミングとデータの量を調整することがで
きず、この点でもすでに無駄な電力を消耗するため、こ
れを抑制することは、最重要課題となっていた。
【0010】プロトコルを汎用性のあるものにするもっ
とも容易な方法は、車両の仕様や用途、運転者に異常を
知らせる内容や方法、あるいは、タイヤ監視システムの
ハードウェアの構成等のさまざまな使用状況で要求され
るすべてのデータの種類とデータの量を必ず送信し、使
用状況によって該当データがないときは、ヌルのデータ
を送信するようなプロトコルである。しかし、このプロ
トコルに基づいた通信方式は、状況によっては、タイヤ
センサー装置から、不必要なデータを無駄に送信するこ
とになり、電力の消耗を抑制するという最重要課題を満
足させることはできない。
【0011】この発明は、このような問題に鑑みてなさ
たものであり、種々の使用条件に対応することができ、
しかも、不必要に電力を消耗させることのない、タイヤ
情報の通信方式、これを用いたタイヤセンサー装置、お
よび、このタイヤセンサー装置を設けた車両を提供する
ことを、その目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明はなされたものであり、その要旨構成なら
びに作用を以下に示す。
【0013】請求項1に記載のタイヤ情報の通信方式
は、車両のホィールに組み付けられたタイヤの空気圧に
関する情報を含む、少なくとも一種類のデータを、この
ホイールもしくはタイヤに設けたタイヤセンサー装置か
ら、車両に設けた受信装置に、無線送信するに当たっ
て、あらかじめ定めた複数の種類の選択対象データのう
ちから選択した送信データと、これらの選択したデータ
の種類を表すデータ選択情報を少なくとも含むデータパ
ターンコードとを送信するものである。
【0014】このタイヤ情報の通信方式によれば、必要
最低限のデータだけ送信することができので、データ量
を少なくすることができ、しかも、複数の種類の選択対
象データと、これらの選択対象データの長さと、互いの
順番とが、あらかじめプロトコルとして定められていれ
ば、受信側では、送信されないデータの種類がこのデー
タパターンコードから判るので、送信されたデータの配
列の、どこからどこまでが、どの種類のデータかを判定
することができ、受信データをデコーディングすること
ができる。
【0015】車両に設けた受信装置には、その用途によ
って、空気圧のほかに、タイヤの温度やタイヤの回転速
度に関する情報についても、タイヤセンサー装置から受
信し、これらの情報に異常なものがあれば、これを運転
者に知らせるものがあり、このような受信装置に対して
は、これらの温度や回転速度に関する情報も送れるよう
な、タイヤセンサー装置と通信方式とが必要となる。し
かしながら、温度や速度の情報を用いない受信装置に対
しても、このような情報を送ることは、無駄な電力を消
費する上に、冗長なデータを通信することによる通信エ
ラーの発生確率が増大し、好ましいものではない。
【0016】この発明に係るタイヤ情報の通信方式で
は、このようなそれぞれの受信装置のいずれに対して
も、必要にして十分な種類のデータを選択して送信する
ことが可能となる。
【0017】ここで、選択対象データの長さは、これを
あらかじめプロトコルとして定めてもよいが、この代わ
りに、選択対象データの長さを表すコードを定めて、こ
のコードを、データパターンコードに含ませて、都度、
送信することもでき、後者の方式では、データ長が変化
する使用状況が想定される場合、データ長を都度変化さ
せることができるので、節電効果、および、エラーの発
生確率を抑制できる点において有利である。
【0018】ここで、データパターンコードをデータの
先頭に位置させると、受信側では、最初にデータの区切
り方を認識できるので、送信完了前に、データを解読し
始めることができる。
【0019】請求項2に記載のタイヤ情報の通信方式
は、請求項1に記載するところにおいて、選択対象デー
タの種類毎にデータ長とデータの送信順序とをあらかじ
め定めるとともに、選択対象データに対して、それぞ
れ、選択の有無をコーディングしたデータパターンコー
ドを送信するものである。
【0020】このタイヤ情報の通信方式によれば、デー
タ長に関する情報を、データパターンコードに含まない
ので、データパターンコードの長さを短くすることがで
きる。使用状況に関わらず、選択対象データのデータ長
が変化しない場合には、電力を節減する点、および、エ
ラーの発生確率を抑制する点において有効である。
【0021】請求項3に記載のタイヤ情報の通信方式
は、請求項1〜2のいずれかに記載するところにおい
て、圧力データと、この圧力データを実際の圧力に換算
する、あらかじめ定めた複数の換算式のうち、いずれか
一つの換算式の選択情報を表す圧力換算式選択データと
を送信するものである。
【0022】このタイヤ情報の通信方式は、圧力データ
に加えて、このデータを、実際の圧力に換算する際、ど
の換算式を用いるかを示す、換算式の選択情報も併せて
送信するものである。
【0023】そもそも、この通信方式の目的とするとこ
ろは前述の通り、どんな使用状況に対しても、ホィール
側のタイヤセンサー装置と、車両側の受信装置との間の
通信を可能にさせることであり、したって、送信する圧
力データも、幅広いレンジの圧力に対応できるものでな
くてはならないが、この広いレンジをカバーして、しか
も、十分な分解能の圧力データとするためには、このデ
ータ長は、自ずと、膨大なものとなってしまい、このこ
とは、節電の点、データの信頼性の点で好ましくないこ
とは前述した通りである。
【0024】この問題に対処するために、このタイヤ情
報の通信方式は、圧力換算式選択データを用いるもので
あるが、この作用を次に例示する。低圧で使用される軽
荷重のタイヤを装着した車両に用いる受信装置では、低
い圧力範囲のデータだけを要求するのに対し、高圧で使
用される重荷重タイヤを装着した車両に用いる受信装置
では、逆に、高い圧力範囲のデータだけを必要とする。
この場合のタイヤ情報の通信方式では、一つの数値デー
タ範囲に対し、それぞれの圧力範囲に換算する換算定数
をもつ二つの換算式を定めておき、どちらの換算式を選
択して換算すべきかを示す圧力換算式選択データを、圧
力を示す数値データと併せて送信することにより、この
圧力を示す数値データを膨大なものにすることなく、前
述の低圧と高圧の両方の使用条件に対応できる通信方式
とすることができる。
【0025】ここでいう、換算式は、単に、比例的に換
算するものだけに限定されるものではなく、非線型な換
算式は勿論のこと、実際の圧力と、送信する圧力データ
とを、一対一に対応付けるものであれば、どんなもので
もよい。
【0026】また、ここでは、圧力データについてだけ
説明したが、圧力データの他のデータ、例えば、温度デ
ータや電源電圧データを併せて送信する場合、これらの
データについても、あらかじめ定めた複数の換算式のう
ち、いずれか一つの換算式の選択情報を表す換算式選択
データとを送信することにより、同様に、同じデータ長
で、分解能を低下させることなく、幅広い範囲の状況に
対応させることが可能となる。
【0027】請求項4に記載のタイヤ情報の通信方式
は、請求項1〜3のいずれかに記載するところにおい
て、それぞれのタイヤセンサー装置を識別する自己ID
コードを送信するものである。
【0028】装着位置ごとに、タイヤセンサー装置に異
なる自己IDコードをもたせ、それぞれのタイヤセンサ
ー装置からそれぞれ異なる自己IDコードを送信するこ
とにより、空気圧の異常が発生したタイヤの装着位置
を、受信装置に識別させることができる。また、混雑し
た状況下で、車両が走行しているとき、他の車両に装着
したタイヤセンサー装置からの信号を受信することも考
えられるが、この場合には、この信号が自身の車両に装
着したタイヤセンサー装置からのものでないことを識別
することができる。
【0029】請求項5に記載のタイヤ情報の通信方式
は、請求項1〜4のいずれかに記載するところにおい
て、測定空気圧が、正常と判定するタイヤの空気圧範囲
にある場合、異常な場合に対して、長いサンプリング周
期での送信を可能にするものである。
【0030】このタイヤ情報の通信方式においては、タ
イヤの空気圧の異常の有無に応じて、データの送信頻度
を変更できるので、タイヤの空気圧が正常な状態ではサ
ンプリング周期を長くでき、節電に寄与させることがで
きる。
【0031】請求項6に記載のタイヤ情報の通信方式
は、請求項1〜5のいずれかに記載するところにおい
て、送信するデータの全長を、所定の整数で分割してで
きるすべてのブロックに対して、それぞれのブロック内
の同じ順番の位置のビット同志を集めてなるグループ
の、それぞれのパリティを表すパリティデータを、予め
定めた位置に付加して送信するものである。
【0032】このタイヤ情報の通信方式では、送信する
データの全長が長くなり、ブロックの数が増えても、所
定の整数のビット数でパリティコードを構成することが
でき、データの種類が増えてもこれに柔軟に対応でき
る。
【0033】請求項7に記載のタイヤ情報の通信方式
は、請求項1〜6のいずれかに記載の通信方式に基づい
て送信されたデータを受信するとともに、それぞれ、デ
ータパターンコードを含む前記データの種類、データ
長、データの配置、およびデータの換算式に関するプロ
トコルに基づいてデコーディングするものである。
【0034】このタイヤ情報の通信方式は、あらかじめ
定めたプロトコルに基づき、受信するので、種々の使用
状況に応じて、通信を確立できるとともに、前述の通
り、節電ならびにデータの信頼性向上に寄与することが
できる。
【0035】請求項8に記載のタイヤセンサー装置は、
タイヤの空気圧を検出する圧力センサーと、圧力センサ
ーから得られた情報を、送信データに変換する制御部
と、この変換されたデータを、請求項1〜6のいずれか
に記載の通信方式で送信するトランスミッターとを具え
るものである。
【0036】このタイヤセンサー装置は、前述の通り、
種々の使用状況に対応して用いることができる。
【0037】請求項9に記載の車両は、請求項8に記載
のタイヤセンサー装置を、複数のホィールに設けるとと
もに、このタイヤセンサー装置からのデータを請求項7
に記載の通信方式を用いて受信し、運転者に空気圧に関
する情報を伝達する受信装置を具えてなるものである。
【0038】この車両は、前述の通り、種々の使用状況
に対応できるタイヤセンサー装置と受信装置とを具えて
いて、それぞれ、個別に、取り替えたり、仕様を変更し
たりしても、通信を確立することができるので、消費者
の望むタイヤセンサー装置と受信装置との組合わせを可
能にすることができる。また、前述の通り、節電の点、
データの信頼性を向上させる点についても寄与すること
ができる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下に、この発明に係るタイヤ情
報の通信方式、タイヤセンサー装置およびこのタイヤセ
ンサー装置を設けた車両の実施形態を図1〜図8に示す
ところに基づいて説明する。図1は、タイヤセンサー装
置1をホィール6に取り付けた状態を示す断面図であ
る。タイヤセンサー装置1は、タイヤに空気を注入する
ための円筒状のバルブ装置3と一体となってホィール6
に取り付けられている。そしてホィール6とタイヤ4
は、圧力測定の対象となるタイヤ閉空間5を形成する。
【0040】図2は、このタイヤセンサー装置1を設け
た車両7を示す略線平面配置図である。図2において、
車両7には、その前後左右の位置に配置した四個のホィ
ール6A、6B、6C、6Dに、それぞれ、取り付けた
タイヤセンサー装置1A、1B、1C、1Dと、これら
のセンサー装置から所定のサンプリング周期で、無線送
信されるタイヤの空気圧に関する情報を含むデータを受
信して、運転者に空気圧の異常を知らせる受信装置20
とを設けている。この図においては、四個のホィールを
設けているが、ホィールの個数は、これに限定されるこ
とはない。
【0041】図3は、タイヤセンサー装置1の内部構成
を示すブロック線図である。タイヤセンサー装置1は、
タイヤ閉空間5の空気圧を検出する圧力センサー11
と、タイヤ閉空間5の温度を検出する温度センサー12
と、電源の電圧を測定する電源電圧センサー14とを具
えるとともに、これらのセンサーからの信号を制御し
て、送信するデータに変換する送信データ制御部15
と、この変換された送信データを、受信装置20に無線
で送信するトランスミッタ−16とを具えている。この
実施の形態では明記はしていないが、このほかに、その
他のセンサー、例えば、タイヤ回転速度を検出する回転
速度センサー13を設けることもできる。
【0042】図4は、受信装置20の内部構成を示すブ
ロック線図である。この受信装置20は、空気圧異常を
含む情報を運転者に知らせるためのモニター24を設け
るとともに、タイヤセンサー装置1より無線で送信され
たデータを受信するレシーバー21、レシーバー21で
受信した受信データを、モニター24に表示するデータ
に変換する受信データ制御部22および受信データ制御
部22で変換して得られた表示データを、モニター24
に出力するための出力部23を具えている。
【0043】次に、これらの装置の適用下で、この発明
に係る通信方式によって送信されるデータについて説明
する。なお、この実施形態では、セリアル伝送方式を採
用している。図5は、タイヤセンサー装置1のトランス
ミッター16から送信されるデータの構成の一例を示す
構成図である。この例で示すデータは、全長が十バイト
で、これらを、一バイトごとに区切ったときの、おのお
ののブロックのデータ名称とデータの内容の概要を表1
に示す。
【0044】
【表1】
【0045】図5に示す、ブロック1のデータパターン
コードは、選択対象データのうち、この送信データに含
まれて送信されるデータの種類について、その有無を表
すコードである。
【0046】この実施形態では、選択対象データを、第
一のIDコードから第三のIDコードを一まとめにした
IDコード、エラーコード、圧力データ、温度データ、
電源電圧データ、速度データおよびパリティコードとし
て取り決め、これらのデータを配置する順番について
は、データパターンコードの後に、送信回数とサブID
を配置し、その後に、選択対象データを上記の順に送信
することと取り決めている。もし、選択されないデータ
があれば、これをスキップして、その後のデータを、最
後に選択されたデータのすぐ後に連結する。
【0047】また、データの長さは、図5に示す通り、
IDコードの全長を三バイトとし、他の種類のデータは
その長さを一バイトとして取り決めている。
【0048】このデータパターンコードのデータ構造を
図6に示す。同図において、八個の枠の上に記した〜
の数字は、それぞれ、データパターンコードの第一ビ
ットから第八ビットを示している。ここで、第一ビット
から第六ビットまでの各ビットと第八ビットは、IDコ
ード、エラーコード、圧力データ、温度データ、電源電
圧データ、速度データおよびパリティコードのそれぞれ
が、データパターンコードの後に送信されるか否かを表
す。そして、いずれのデータについても、データを送信
するときは、対応するビットを「1」とし、送信しないと
きは、これを「0」とする。第七ビットは空きとしている
ので、ここには、いつも「0」を割り当てる。
【0049】図6に例示するデータパターンコードのデ
ータ列は、第六ビットと第七ビットだけが「0」であり、
これは、図5に示すデータと対応している。すなわち、
図5に示すデータでは、データパターンコードの第六ビ
ットに対応する速度データを除く他の種類のデータは、
全て選択され送信される。
【0050】図5に示す、ブロック2の、送信回数とサ
ブIDコードについて説明する。ブロック2の上位二ビ
ットには、送信回数を割り当てる。この送信回数は、図
5に示すデータを何回続けて送信するか示すものであ
り、1〜3回の送信回数を割り当てることが可能であ
る。
【0051】サブIDは、後に、送信する各種のデー
タ、すなわち、圧力データ、温度データ、電源電圧デー
タおよび速度データにつき、送信するデータをどのよう
に実際のデータに解読するかの換算式を定めておき、そ
れぞれの換算式にIDを付けたものである。後に説明す
るそれぞれのデータの換算式は、標準の換算式に基づく
ものであるが、標準ではない別の換算式のIDを、サブ
IDとして送信すると、そのIDに対応する換算式に基
づいて解読される。
【0052】このサブIDは前述の換算式選択データに
対応するものであり、この効果は、圧力データ、温度デ
ータ、電源電圧データ、速度データのデータ長を長くす
ることなく、しかも、分解能を小さくすることもなく、
幅広い圧力や温度範囲に対応することを可能とすること
にあることは前述の通りである。
【0053】次に、図5のブロック3からブロック5を
占めるIDコードは、これは、個々のタイヤセンサー装
置それぞれに対応して付けられた自己認識IDコードで
ある。これによって、タイヤに異常の発生した場合、そ
の発生部位を特定できること、自他いずれの車両からの
信号かを識別できることは、前述の通りである。
【0054】図5に示すブロック6のエラーコードにつ
いて説明する。図7は、エラーコードのデータ構造を示
す構造図である。図7に示すように、この上位二ビット
は、エラーの重要性を示すコードを表し、それぞれ、次
の通りのことを意味する。「 00」:タイヤセンサー装置の動作不良が発生している「 01」:タイヤの空気圧が低下しており、空気圧の充填
が推奨される状態である「 10」:更に空気圧が低下しており、車両を減速し、タ
イヤの点検が推奨される状態である「 11」:より一層、空気圧が低下しており、停車し、タ
イヤの交換が必要な状態である
【0055】ブロック6の下位六ビットは、エラーの種
類に応じてあらかじめ定めるエラーコードを割り当て
る。このことにより、受信側は、どのようなエラーが発
生したかを認識することができる。
【0056】ブロック7〜ブロック9には、それぞれ圧
力データ、温度データおよび電源電圧データを割り当て
ているが、これらのデータは、前述の標準の換算式にし
たがってデータを送信する場合、以下に示す換算式にし
たがって、実際の値と、送信データとを対応付けられて
いる。
【0057】タイヤ空気圧に関しては、これが、70k
Pa未満もしくは計測下限値未満であれば、送信する圧
力データを0とし、タイヤ空気圧が576kPaを越
え、もしくは、計測上限値を越える場合は、圧力データ
を255とし、これが、70kPa〜576kPaの場
合は、この圧力をkPaで表わした数値をPとすると、
式(1)により計算されるN1を圧力データとする。 N1=(P−68)/2 (1)
【0058】タイヤ空気温度に関しては、これが、−5
0℃未満もしくは計測下限値未満であれば、送信する温
度データを0し、タイヤ空気温度が203℃を越え、も
しくは、計測上限値を越える場合は、温度データを25
5とし、タイヤ空気温度が−50℃〜203℃の場合
は、この温度を℃で表したときの数値をTとすると、式
(2)により計算されるN2を温度データとする。 N2=T+51 (2)
【0059】次に、電源電圧データに関しては、検出さ
れた電圧が、電池の動作保証下限値未満の場合、電源電
圧データを0とし、検出された電圧が、電池の動作保証
上限値を超える場合、これを255とし、検出された電
圧が、これらの間の場合は、検出された電圧をVボル
ト、動作保証下限値をVmin、動作保証上限値をVm
axとしたとき、式(3)により計算されるN3を電源
電圧データとする。 N3=253x(V−Vmin)/(Vmax−Vmin)+1 (3)
【0060】以上、説明した換算式はあくまで標準の換
算式に基づくものであり、別のサブIDの換算式に則っ
てコーディングし、デコーディングする場合は、異なっ
たルールで換算することができる。
【0061】ブロック10のパリティコードの符号化の
方法について、図8に示すところに基づいて説明する。
図8は、図5に示すデータ構造で表されるデータを示す
一例であり、各ブロックのそれぞれの第三ビット目だけ
を、「0」、「1」で明示したものである。この図に示すよ
うに、パリティコードの第三ビットは、ブロック1から
ブロック9までのそれぞれの第三ビットを一つのグルー
プとしたとき、このグループのパリティを、ブロック1
0の第三ビットに配置する。すなわち、この例では、ブ
ロック1からブロック9までのそれぞれの第三ビット目
の「1」は、全部で七個あり、したって奇数を示す「1」を
ブロック10の第三ビットにコーディングしている。
【0062】同様にして、各ブロックの他の位置にある
ビットについても同様の操作を行い、ブロック10のパ
リティコードの各ビットにデータをコーディングするこ
とができる。このようなパリティコードの符号化方法を
採用することにより、データの種類が増えても、同じビ
ット数のパリティコードで対応することができ、汎用性
の高い通信方式を得ることができる。
【0063】図8に示す例では、データ構造が一バイト
ずつ区切られている場合を例にとって示しているが、デ
ータが一定の長さで区切られていなくても、データの区
切りであるか、ないかに関わらず、全データを、所定の
任意の数値、例えば六で区切ってそれぞれをブロックと
し、それぞれのブロックの同じ順番にあるビット同志を
グループとしてこのパリティを最後につければよい。
【0064】また、この通信方式において、データを送
信するタイミングは、車両に装着された複数のタイヤセ
ンサー装置からのデータが同期して、常に重ならないよ
うにするため、それぞれランダムに送信するようにして
いるが、その送信の最大サンプリング周期は、下記のよ
うに、検出した空気圧が正常な場合は、サンプリング周
期を長く設定できるようにしている。
【0065】すなわち、走行中に、あらかじめ設定した
下限値以下、例えば、150kPa以下の値のタイヤ空
気圧を検出したときは、そのサンプリング周期を最大1
0秒とするが、これ以外は、サンプリング周期を10分
以内とすることができる。ただし、停止中は、タイヤ空
気圧があらかじめ設定した前記下限値以下でない場合
は、データは送信しなくてもよく、この下限値以下の圧
力を検出しても、サンプリング周期の最大値を60分と
することができる。
【0066】以上、この発明に係る通信方式によって送
信されるデータ構造について詳細を説明したが、データ
構造は図5に示すものに限定されることなく、例えば、
データの最初にデタの始まりをあらわスタートビットを
配置してもよく、又、データの最後にデータの終りをあ
らわすストップビットを付加してもよい。
【0067】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
この発明によれば、あらかじめ定めた複数の種類の選択
対象データのうちから選択した送信データと、これらの
選択したデータの種類を表すデータ選択情報を含むデー
タパターンコードとを送信することにより、種々の使用
条件に対応することができ、しかも、不必要に電力を消
耗させることのない、タイヤ情報の通信方式、これを用
いたタイヤセンサー装置、および、このタイヤセンサー
装置を設けた車両を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 タイヤセンサー装置の取り付け状態を示す略
線図である。
【図2】 タイヤセンサー装置を設けた車両を示す配置
図である。
【図3】 タイヤセンサー装置の内部構成を示すブロッ
ク線図である。
【図4】 受信装置の内部構成を示すブロック線図であ
る。
【図5】 送信データのデータ構成を示す構成図であ
る。
【図6】 データパターンコードのデータ構成を示す構
成図である。
【図7】 エラーコードのデータ構成を示す構成図であ
る。
【図8】 送信データの一例を示す構成図である。
【符号の説明】
1、1A、1B、1C、1D タイヤセンサー装置 3 バルブ装置 4 タイヤ 5 タイヤ閉空間 6、6A、6B、6C、6D ホィール 7 車両 11 圧力センサー 12 温度センサー 14 電源電圧センサー 15 送信データ制御部 16 トランスミッター 20 受信装置 21 レシーバー 22 受信データ制御部 23 出力部 24 モニター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮崎 俊弘 東京都小平市小川東町3−1−1 株式会 社ブリヂストン技術センター内 Fターム(参考) 2F073 AA36 AB20 BB02 BC02 CC01 CC14 CC20 CD17 GG01 GG04 GG06

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のホィールに組み付けられたタイヤ
    の空気圧に関する情報を含む、少なくとも一種類のデー
    タを、このホイールもしくはタイヤに設けたタイヤセン
    サー装置から、車両に設けた受信装置に、無線送信する
    に当たって、あらかじめ定めた複数の種類の選択対象デ
    ータのうちから選択した送信データと、これらの選択し
    たデータの種類を表すデータ選択情報を少なくとも含む
    データパターンコードとを送信するタイヤ情報の通信方
    式。
  2. 【請求項2】 選択対象データの種類毎にデータ長とデ
    ータの送信順序とをあらかじめ定めるとともに、選択対
    象データに対して、それぞれ、選択の有無をコーディン
    グしたデータパターンコードを送信する請求項1に記載
    のタイヤ情報の通信方式。
  3. 【請求項3】 圧力データと、この圧力データを実際の
    圧力に換算する、あらかじめ定めた複数の換算式のう
    ち、いずれか一つの換算式の選択情報を表す圧力換算式
    選択データとを送信する請求項1〜2のいずれかに記載
    のタイヤ情報の通信方式。
  4. 【請求項4】 それぞれのタイヤセンサー装置を識別す
    る自己IDコードを送信する請求項1項1〜3のいずれ
    かに記載のタイヤ情報の通信方式。
  5. 【請求項5】 測定空気圧が、正常と判定するタイヤの
    空気圧範囲にある場合、異常な場合に対して、長いサン
    プリング周期での送信を可能にする請求項1〜4のいず
    れかに記載のタイヤ情報の通信方式。
  6. 【請求項6】 送信するデータの全長を、所定の整数で
    分割してできるすべてのブロックに対して、それぞれの
    ブロック内の同じ順番の位置のビット同志を集めてなる
    グループの、それぞれのパリティを表すパリティデータ
    を、予め定めた位置に付加して送信する請求項1〜5の
    いずれかに記載のタイヤ情報の通信方式。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の通信方
    式に基づいて送信されたデータを受信するとともに、そ
    れぞれ、データパターンコードを含む前記データの種
    類、データ長、データの配置、およびデータの換算式に
    関するプロトコルに基づいてデコーディングするタイヤ
    情報の通信方式。
  8. 【請求項8】 タイヤの空気圧を検出する圧力センサー
    と、圧力センサーから得られた情報を、送信データに変
    換する制御部と、この変換されたデータを、請求項1〜
    6のいずれかに記載の通信方式で送信するトランスミッ
    ターとを具えるタイヤセンサー装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のタイヤセンサー装置
    を、複数のホィールに設けるとともに、このタイヤセン
    サー装置からのデータを請求項7に記載の通信方式を用
    いて受信し、運転者に空気圧に関する情報を伝達する受
    信装置を具えてなる車両。
JP2001213720A 2001-07-13 2001-07-13 タイヤ情報の通信方式およびタイヤセンサー装置ならびにタイヤセンサー装置を設けた車両 Withdrawn JP2003025817A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001213720A JP2003025817A (ja) 2001-07-13 2001-07-13 タイヤ情報の通信方式およびタイヤセンサー装置ならびにタイヤセンサー装置を設けた車両

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001213720A JP2003025817A (ja) 2001-07-13 2001-07-13 タイヤ情報の通信方式およびタイヤセンサー装置ならびにタイヤセンサー装置を設けた車両

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003025817A true JP2003025817A (ja) 2003-01-29

Family

ID=19048654

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001213720A Withdrawn JP2003025817A (ja) 2001-07-13 2001-07-13 タイヤ情報の通信方式およびタイヤセンサー装置ならびにタイヤセンサー装置を設けた車両

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003025817A (ja)

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004289593A (ja) * 2003-03-24 2004-10-14 Denso Corp 電子ナンバープレート通信システムと電子ナンバープレート通信方法およびそれに用いる電子ナンバープレート
JP2007071808A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 Chuo Motor Wheel Co Ltd タイヤ監視装置のデータ生成出力装置及びタイヤ監視装置
JP2007322251A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Sunx Ltd 検出センサ、そのセンサヘッド及びコントロールユニット
US7557698B2 (en) 2005-01-26 2009-07-07 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Wheel information processing device
JP2010533612A (ja) * 2007-07-03 2010-10-28 コンティネンタル オートモーティブ システムズ ユーエス, インコーポレイティッド 汎用タイヤ圧監視センサ
US8502655B2 (en) 2011-08-09 2013-08-06 Continental Automotive Systems, Inc. Protocol misinterpretation avoidance apparatus and method for a tire pressure monitoring system
US8576060B2 (en) 2011-08-09 2013-11-05 Continental Automotive Systems, Inc. Protocol arrangement in a tire pressure monitoring system
US8659412B2 (en) 2009-12-10 2014-02-25 Continental Automotive Systems, Inc. Tire pressure monitoring apparatus and method
US8742914B2 (en) 2011-08-09 2014-06-03 Continental Automotive Systems, Inc. Tire pressure monitoring apparatus and method
US8751092B2 (en) 2011-01-13 2014-06-10 Continental Automotive Systems, Inc. Protocol protection
US9024743B2 (en) 2011-08-09 2015-05-05 Continental Automotive System, Inc. Apparatus and method for activating a localization process for a tire pressure monitor
US9446636B2 (en) 2014-02-26 2016-09-20 Continental Automotive Systems, Inc. Pressure check tool and method of operating the same
US9517664B2 (en) 2015-02-20 2016-12-13 Continental Automotive Systems, Inc. RF transmission method and apparatus in a tire pressure monitoring system
US9676238B2 (en) 2011-08-09 2017-06-13 Continental Automotive Systems, Inc. Tire pressure monitor system apparatus and method
CN108215674A (zh) * 2016-12-13 2018-06-29 比亚迪股份有限公司 胎压信息的传输和处理方法及装置、tpms
US10220660B2 (en) 2015-08-03 2019-03-05 Continental Automotive Systems, Inc. Apparatus, system and method for configuring a tire information sensor with a transmission protocol based on vehicle trigger characteristics
JP2019169911A (ja) * 2018-03-26 2019-10-03 ファナック株式会社 収集装置、収集方法及び収集プログラム
CN114051461A (zh) * 2019-07-25 2022-02-15 森萨塔电子技术有限公司 改进车轮单元传感器和主控制器之间的通信

Cited By (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004289593A (ja) * 2003-03-24 2004-10-14 Denso Corp 電子ナンバープレート通信システムと電子ナンバープレート通信方法およびそれに用いる電子ナンバープレート
US7557698B2 (en) 2005-01-26 2009-07-07 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Wheel information processing device
JP2007071808A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 Chuo Motor Wheel Co Ltd タイヤ監視装置のデータ生成出力装置及びタイヤ監視装置
JP2007322251A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Sunx Ltd 検出センサ、そのセンサヘッド及びコントロールユニット
US8742913B2 (en) 2007-07-03 2014-06-03 Continental Automotive Systems, Inc. Method of preparing a universal tire pressure monitoring sensor
JP2010533612A (ja) * 2007-07-03 2010-10-28 コンティネンタル オートモーティブ システムズ ユーエス, インコーポレイティッド 汎用タイヤ圧監視センサ
US8692661B2 (en) 2007-07-03 2014-04-08 Continental Automotive Systems, Inc. Universal tire pressure monitoring sensor
US8659412B2 (en) 2009-12-10 2014-02-25 Continental Automotive Systems, Inc. Tire pressure monitoring apparatus and method
US8751092B2 (en) 2011-01-13 2014-06-10 Continental Automotive Systems, Inc. Protocol protection
US9024743B2 (en) 2011-08-09 2015-05-05 Continental Automotive System, Inc. Apparatus and method for activating a localization process for a tire pressure monitor
US9676238B2 (en) 2011-08-09 2017-06-13 Continental Automotive Systems, Inc. Tire pressure monitor system apparatus and method
US8576060B2 (en) 2011-08-09 2013-11-05 Continental Automotive Systems, Inc. Protocol arrangement in a tire pressure monitoring system
US8502655B2 (en) 2011-08-09 2013-08-06 Continental Automotive Systems, Inc. Protocol misinterpretation avoidance apparatus and method for a tire pressure monitoring system
US9259980B2 (en) 2011-08-09 2016-02-16 Continental Automotive Systems, Inc. Apparatus and method for data transmissions in a tire pressure monitor
US9776463B2 (en) 2011-08-09 2017-10-03 Continental Automotive Systems, Inc. Apparatus and method for data transmissions in a tire pressure monitor
US8742914B2 (en) 2011-08-09 2014-06-03 Continental Automotive Systems, Inc. Tire pressure monitoring apparatus and method
US9446636B2 (en) 2014-02-26 2016-09-20 Continental Automotive Systems, Inc. Pressure check tool and method of operating the same
US9517664B2 (en) 2015-02-20 2016-12-13 Continental Automotive Systems, Inc. RF transmission method and apparatus in a tire pressure monitoring system
US10220660B2 (en) 2015-08-03 2019-03-05 Continental Automotive Systems, Inc. Apparatus, system and method for configuring a tire information sensor with a transmission protocol based on vehicle trigger characteristics
CN108215674A (zh) * 2016-12-13 2018-06-29 比亚迪股份有限公司 胎压信息的传输和处理方法及装置、tpms
JP2019169911A (ja) * 2018-03-26 2019-10-03 ファナック株式会社 収集装置、収集方法及び収集プログラム
US11073815B2 (en) 2018-03-26 2021-07-27 Fanuc Corporation Collection device, collection method, and collection program that transmit partial data belonging to state data and matching a first condition set in advance
CN114051461A (zh) * 2019-07-25 2022-02-15 森萨塔电子技术有限公司 改进车轮单元传感器和主控制器之间的通信
CN114051461B (zh) * 2019-07-25 2024-03-22 森萨塔电子技术有限公司 改进车轮单元传感器和主控制器之间的通信

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003025817A (ja) タイヤ情報の通信方式およびタイヤセンサー装置ならびにタイヤセンサー装置を設けた車両
US7791461B2 (en) Tire management system with data demanding signal and tire status value transmitting at different cycles
US9162542B2 (en) Tire air pressure transmission device and tire air pressure monitor system
AU2014309338B2 (en) Configuring a tire pressure monitoring system
JP2006117143A (ja) 通信システムおよび車輪側無線送信装置
JP6728158B2 (ja) タイヤ状態検出装置
JP2007283816A (ja) タイヤ空気圧監視装置
GB2386194A (en) Wireless tyre pressure monitoring with signal receiver wake-up call
JP5405560B2 (ja) 無線によりタイヤ空気圧を監視する方法、無線タイヤ空気圧監視システムおよびシステム構成要素
JP2007010427A (ja) タイヤ空気圧監視システム
JP2006282108A (ja) 車輪情報取得装置
EP2145778B1 (en) Tire inflation pressure measuring device
US20160176245A1 (en) Apparatus and method for changing tpms sensor message preamble based upon mode
JP2003080910A (ja) タイヤ状態監視装置
US8576058B2 (en) Method, system, and system components for the wireless monitoring of a tire pressure
US11302120B2 (en) Utility vehicle monitoring system
KR100780536B1 (ko) 타이어 압력 감시 장치
JP4082345B2 (ja) 車輪状態検出装置、車輪及び車体
JP2009248784A (ja) タイヤ空気圧モニタ装置、その制御方法、およびプログラム
JP2003182325A (ja) タイヤ状態監視装置
WO2021127700A1 (en) Reduced number of states in a tire pressure monitoring system
KR20220037413A (ko) 휠 유닛 센서와 마스터 제어기 간의 통신 개선
JP2006062533A (ja) タイヤ状態監視システム
JP2007331604A (ja) タイヤ空気圧監視システム
JP2015016786A (ja) タイヤ状態監視装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080612

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20080612

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20091028