JP2003011754A - エアバッグ及びエアバッグ装置 - Google Patents
エアバッグ及びエアバッグ装置Info
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- JP2003011754A JP2003011754A JP2001306632A JP2001306632A JP2003011754A JP 2003011754 A JP2003011754 A JP 2003011754A JP 2001306632 A JP2001306632 A JP 2001306632A JP 2001306632 A JP2001306632 A JP 2001306632A JP 2003011754 A JP2003011754 A JP 2003011754A
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Abstract
側に凹曲していても、該車体外面との間に殆ど隙間を生
じることなくエアバッグを該車体外面に沿って展開させ
る外面展開型エアバッグ装置を提供する。 【解決手段】 エアバッグ1は、展開時に該車体外面と
対面するロワーパネル6と、その反対側のアッパーパネ
ル8からなる。ロワーパネル6の中央部付近にはつまみ
部16が設けられており、該ロワーパネル6は、このつ
まみ部16によってその中央部付近に向って窄められた
ものとなっている。このため、該エアバッグ1Aは、膨
張時には全体としてロワーパネル6側に凹曲した形状に
膨張し、凸曲した車体外面に沿って密着して展開するよ
うになる。
Description
歩行者、自転車、バイク等と衝突した際に、歩行者や自
転車、バイク等の乗員(以下、歩行者等という。)が車
体に直接に当ることを防止して歩行者等を保護するため
のエアバッグ及びエアバッグ装置に関する。
行者等を保護する手段として、衝突が検知又は予知され
たときに、車体外面に沿ってエアバッグを展開させ、こ
のエアバッグによって該歩行者等が車体に直接に当るこ
とを防止する外面展開型エアバッグ装置が提案されてい
る。
曲ないし屈曲していると、エアバッグが車体外面に沿っ
て展開したときに、エアバッグと車体外面との間に隙間
が生じることがある。
ても、該車体外面との間に殆ど隙間を生じさせることな
くエアバッグが該車体外面に沿って展開する外面展開型
エアバッグ装置を提供することを目的とする。
車体外面に沿って膨張するエアバッグにおいて、車体外
面に対面する裏面及びそれと反対側の表面との一方につ
まみ部が設けられ、これにより、膨張時に該つまみ部を
設けた側が凹に反った形状となることを特徴とするもの
である。
が導入されると、つまみ部を設けた側が凹に反った形状
に膨張する。従って、車体外面の凹又は凸に合せてつま
み部をエアバッグに設けておくことにより、エアバッグ
は車体外面との間に殆ど隙間を生じさせることなく膨張
するようになる。
ネルの一部がエアバッグの外方又は内方につまみ出さ
れ、このつまみ出された部分の基端側同士が接合されて
形成されたものであることが好ましい。このつまみ部
は、容易に形成することができる。
ときには、このつまみ部にガス導入口を設けることが好
ましい。つまみ部がエアバッグの外側に配置されて出っ
張っていると、このつまみ部のガス導入口にガス発生器
等を接続し易い。
のエアバッグと、このエアバッグ内にガスを供給するガ
ス発生器とを備えたものである。
内にガス導入管を配置してもよく、このようにすれば、
エアバッグ内にガスを均等に供給し易い。
施の形態について説明する。
開型エアバッグ装置のエアバッグの製造手順を示す説明
図であり、(a)図はこのエアバッグの分解斜視図、
(b)図はエアバッグ中間体の斜視図、(c)図はエア
バッグ製品の斜視図、(d)図は(c)図のD−D線に
沿う断面図である。また、第2図(a)はこのエアバッ
グの膨張時の斜視図、第2図(b),(c)はそれぞれ
第2図(a)のB−B線、C−C線に沿う断面図であ
る。第3図は、このエアバッグを備えた外面展開型エア
バッグ装置の設置態様及びエアバッグ展開状況を示す自
動車の車体前部の側面図である。
に示す通り、自動車の車体前端部付近からフード2の外
面に沿って展開可能なエアバッグ1と、このエアバッグ
1を膨張させるためのガス発生器4を備えている。な
お、該フード2の外面を含むこの自動車の車体前部外面
は、全体として上方に凸に湾曲した形状となっている。
の外面と対面するロワーパネル6と、その反対側のアッ
パーパネル8の2枚のパネルからなる。第1図(a)に
示す通り、これらのロワーパネル6及びアッパーパネル
8は、それぞれ略長方形のパネルであり、両者はほぼ同
一の形状及び大きさ(表面積)を有している。
まず、これらロワーパネル6及びアッパーパネル8の周
縁部同士を縫合等による線状結合部10により結合し、
第1図(b)に示す袋状のエアバッグ中間体12を作製
する。該線状結合部10は、このエアバッグ中間体12
の周縁部に沿って周回するように設けられている。
いて互いに隣接する部分同士を重ね合わせるように該ロ
ワーパネル6の中央部付近をつまみ上げ、そのつまみ上
げた部分の基端部に沿って該ロワーパネル6の重なり合
った部分同士を縫合等による線状結合部14によって結
合(つまみ縫い)し、つまみ部16を形成する。この結
果、第1図(c),(d)に示すように、ロワーパネル
6が該つまみ部16によってその中央部付近に向って窄
められたエアバッグ1製品が製造される。なお、この実
施の形態では、線状結合部14はパネル6,8の長辺と
略平行方向に延在している。
近に向って窄まった状態にあるエアバッグ1内にガス発
生器4からガスが導入されると、第2図(a)〜(c)
に示すように、該エアバッグ1は全体としてロワーパネ
ル6側に凹曲した形状に膨張するようになる。
にガス発生器4からのガス導入口(図示略)が設けられ
ている。
行者や自転車、バイク等と衝突した状況にないとき)に
は、フード2と隣接する車体前端部付近の内部(車体内
部)領域に設置された容器状のリテーナ(エアバッグ保
持部材)18内に折り畳まれた状態で収容されている。
このリテーナ18の上面には、エアバッグ膨出用の開口
が設けられている。
は、車体前端部付近の上面の外装部材の一部を構成する
リッド(蓋状体。図示略)によって閉鎖されている。こ
のリッドは、エアバッグ1が膨張するときには、このエ
アバッグ1によって押し開かれてリテーナ18の上面開
口を車体外部に開放するようになっている。
の車体前端部には、当該自動車が歩行者や自転車、バイ
ク等との衝突を感知する衝突感知センサや衝突予知セン
サ(図示略)が設けられている。上記外面展開型エアバ
ッグ装置は、この衝突感知センサや衝突予知センサが衝
突を感知又は予知するとガス発生器4を作動させ、該ガ
ス発生器4からのガスをエアバッグ1内に導入して該エ
アバッグ1を膨張させるように構成されている。
衝突すると、該衝突感知センサや衝突予知センサがこの
衝突を感知又は予知し、ガス発生器4からエアバッグ1
内にガスが導入されてエアバッグ1の膨張が開始され
る。エアバッグ1は、その内部に導入されたガス圧によ
り前記リッドを押し開いて車体外部に膨出し、車体前端
部付近からフード2の外面に沿って展開しようとする。
この際、エアバッグ1は、前述の通り、全体としてフー
ド2と対面するロワーパネル6側に凹曲するように膨張
する。このため、該エアバッグ1は、フード2の外面に
沿って密着して展開するようになる。
置にあっては、エアバッグ1は、フード2との間に殆ど
隙間を生じさせることなく該フード2に沿って密着して
膨張展開するので、該フード2上に展開した時にフード
2にフィットするようになり、フード2上でずれにくい
ものとなる。
外面展開型エアバッグ装置のエアバッグの構成を示す説
明図であり、(a)図はこのエアバッグの分解斜視図、
(b)図はこのエアバッグ製品の斜視図である。また、
第5図は第4図(b)のエアバッグ製品の要部拡大斜視
図であり、第6図はこのエアバッグとガス発生器との接
続構造を示す要部分解斜視図である。
グ装置は、凸曲した車体外面に沿って展開可能なエアバ
ッグ1Aと、このエアバッグ1Aを膨張させるためのガ
ス発生器4Aを備えている。
面と対面するロワーパネル6Aと、その反対側のアッパ
ーパネル8Aの2枚のパネルからなる。第4図(a)に
示す通り、これらのロワーパネル6A及びアッパーパネ
ル8Aは、それぞれ略長方形のパネルであり、両者はほ
ぼ同一の形状及び大きさ(表面積)を有している。ま
た、該ロワーパネル6Aの中央部付近には、該ガス発生
器4Aからのガス導入口22が設けられている。
ル8Aとは、その周縁部に沿って周回するように設けら
れた縫合等よりなる線状結合部10Aによって互いの周
縁部同士が結合され、袋状とされている。また、このロ
ワーパネル6Aの中央部付近にはつまみ部16Aが設け
られており、該ロワーパネル6Aは、このつまみ部16
Aによってその中央部付近に向って窄められたものとな
っている。
の中央部付近においてガス導入口22を挟んで対向した
部分同士を重ね合わせるように該ロワーパネル6Aの中
央部付近をつまみ上げ、そのつまみ上げた部分の基端部
に沿って該ロワーパネル6Aの重なり合った部分同士を
縫合等による線状結合部24,26によって結合(つま
み縫い)することにより形成されている。なお、このつ
まみ部16Aを形成するに当り、該ガス導入口22は、
このつまみ部16Aの頂部付近に配置されている。
つまみ部16Aの基端部の両裾部分から該基端部に沿っ
て互いに接近方向に延在し、つまみ部16Aの頂部に向
かう線状結合部28,30に連なっている。該線状結合
部28は、つまみ部16Aの頂部の該ガス導入口22の
一方のサイドから該つまみ部16Aの基端部側に延在さ
れ、該基端部側において、線状結合部24の前記端部2
4aと接合されている。また、該線状結合部30は、つ
まみ部16Aの頂部の該ガス導入口22の他方のサイド
から該線状結合部28と交わることなく該つまみ部16
Aの基端部側に延在され、該基端部側において、線状結
合部26の前記端部26aと接合されている。
離だけ離隔しており、それらの間のつまみ部16Aの内
部領域には、ガス導入口22とエアバッグ1Aの内部領
域とを連通するダクト32が形成されている。
サイド領域には、それぞれ該つまみ部16Aの頂部から
各線状結合部28,30の延在方向に沿って切込み部3
4,36が設けられている。これらの切込み部34,3
6を設けたことにより、ダクト32は筒状となってい
る。
らのガスをエアバッグ1A内に導入するためのガス導入
管38が連結されている。このガス発生器4Aをエアバ
ッグ1Aに接続するに当っては、ガス導入口22からダ
クト32内に該ガス導入管38の先端側を挿入し、次い
で、ホースバンド等の締結具40によりダクト32を該
ガス導入管38の先端側の側周面に締め付ける。
アッパーパネル8Aとは、線状結合部10Aよりも内側
の領域において、縫合等よりなる線状結合部42,4
4,46,48によって結合されている。これらの線状
結合部42,44,46,48は、第4図(b)に示す
ように、それぞれロワーパネル6A及びアッパーパネル
8Aの短辺方向又は長辺方向と平行方向に延在され、且
つ互いに該ロワーパネル6A及びアッパーパネル8Aの
中央部の領域を枠状に取り囲むように配置されている。
エアバッグ1Aの内部領域は、中央側の第1室50と、
該第1室50を取り囲む略四角環形の第2室52とに区
画されている。
6,48の端部同士の間の領域は、該第1室と第2室と
の間のガスの流通を確保する連通部54,56,58,
60となっている。また、これらの連通部54,56,
58,60に臨む線状結合部42,44,46,48の
各端部には、該連通部54,56,58,60内をガス
が流通したときにそのガス圧によって各線状結合部4
2,44,46,48が断裂することを防止するため
に、補強用の環状結合部62a,62b,64a,64
b,66a,66b,68a,68bが設けられてい
る。
A内に導入されると、該エアバッグ1Aは、つまみ部1
6Aによりロワーパネル6Aがその中央部付近に向って
窄められた状態になっているので、全体として該ロワー
パネル6A側に凹曲した形状に膨張する。このため、該
エアバッグ1Aは、車体外部側に凸曲した車体外面に沿
って密着して展開するようになる。
って周回するように細長い室52が形成されており、こ
のエアバッグ1Aは、膨張すると該室52の長手方向に
高い剛性を有するようになる。これにより、自動車走行
中に該エアバッグ1Aがフード上面等を覆うように膨張
したときに、該エアバッグ1Aが風圧によってめくり上
がるようなことがない。そのため、この外面展開型エア
バッグ装置においては、該エアバッグ1Aをフード等に
密着させるよう留め付ける手段を車体等に設ける必要が
全くない。
っては、ロワーパネル6Aとアッパーパネル8Aとがそ
の周縁部よりも内側の領域において線状結合部42,4
4,46,48によって互いに結合されているので、エ
アバッグ1Aの膨張時の厚みが規制される。また、エア
バッグ1Aは、全体として車体外面の凸曲形状に追従し
て膨張展開し易いものとなる。
ス導入口22及びダクト32を設け、このダクト32を
ホースバンド等の締結具40で該ガス導入管38の先端
側に締め付けるだけでガス発生器4Aがエアバッグ1A
に接続することができるので、接続作業が極めて容易で
ある。
4図(b)の構成に限られるものではなく、例えば、第
7図に示す螺旋状のものであってもよい。第7図は、実
施の形態に係るエアバッグ1Bの斜視図である。
の形状及び大きさを有する略長方形のロワーパネル6B
とアッパーパネル8Bとからなり、両者の周縁部同士が
線状結合部10Bにより結合されている。この線状結合
部10Bは、ロワーパネル6B及びアッパーパネル8B
の周縁部に沿って周回するように設けられている。該ロ
ワーパネル6Bの中央部付近にはつまみ部16Bが設け
られている。このつまみ部16Bは前記つまみ部16A
と同様の構成を有している。
導入口22Aが設けられている。また、このつまみ部1
6Bは、その基端部に沿って設けられた線状結合部24
A,26Aによりつまみ縫いが施されると共に、線状結
合部28A,30Aにより、つまみ部16Aの内側に
は、該ガス導入口22Aとエアバッグ1Bの内部領域と
を連通するダクト32Aが形成されている。さらに、こ
のつまみ部16Bに切込み部34A,36Aを設けたこ
とにより、該ダクト32Aは筒状となっている。
パネル6Bとアッパーパネル8Bとは、その周縁部より
も内側の領域において、該つまみ部16Bの周囲を旋回
しながら該周縁部に向って徐々に拡径する螺旋状に延設
された線状結合部70によって互いに結合されている。
係る外面展開型エアバッグ装置のエアバッグとガス発生
器との接続構造を示す分解斜視図であり、第9図はこの
エアバッグの膨張時の斜視図である。
ッグ装置は、車体外部側に凸曲した車体外面に沿って展
開可能なエアバッグ1Cと、このエアバッグ1Cを膨張
させるためのガス発生器4Bを備えている。
と対面するロワーパネル6Cと、その反対側のアッパー
パネル8Cとからなる。これらのロワーパネル6Cとア
ッパーパネル8Cとは、それぞれほぼ同一の形状及び大
きさを有する略長方形のパネルである。このロワーパネ
ル6Cの中央部付近には、該ロワーパネル6Cの長辺方
向に細長く延在したつまみ部16Cが設けられている。
該ロワーパネル6Cは、このつまみ部16Cによってそ
の中央部付近に向って窄められたものとなっている。
の中央部付近において該ロワーパネル6Cをつまみ上
げ、次いで、そのつまみ上げた部分の基端部を線状結合
部72,74,76により結合することにより形成され
ている。このつまみ部16Cの内側の領域には、該線状
結合部72,74,76により、該ロワーパネル6Cの
長辺方向に延在するチューブ状の室78が区画されてい
る。
近の頂部にガス発生器4Bからのガス導入口22Bが設
けられている。このガス導入口22Bは、該室78内に
連通している。
まみ部16Cの頂部から該つまみ部16Cの基端部側に
向って延在すると共に、その途中からUターンして該つ
まみ部16Cの頂部に戻るように延在した1対の略U字
形の線状結合部80,82が設けられている。この線状
結合部80,82により、つまみ部16Cの内側の領域
に該ガス導入口22Bに連なるダクト32Bが形成され
ている。
80,82によって略U字形に囲まれた領域内には、そ
れぞれつまみ部16Cの頂部から該つまみ部16Cの基
端部側に向って切込み部84,86が設けられている。
これにより、ダクト32Bは筒状となっている。
つまみ部16Cの基端部に沿って直列に配置されてい
る。また、隣り合う該線状結合部72,74,76の端
部同士は離隔したものとなっており、該隣り合う線状結
合部72,74,76同士の間には前記室78とエアバ
ッグ1Cの内部領域とを連通する連通部88,90が形
成されている。
らのガスをエアバッグ1C内に導入するための略クラン
ク形に屈曲した形状のガス導入管38Aが連結されてい
る。このガス導入管38Aは、複数個(第8図では2個
のみ図示)のガス噴出口100が設けられている。
Bからダクト32Bを通して室78内に挿入され、ホー
スバンド等の締結具40Aによりダクトに接続される。
器4Bからのガスはガス導入管38A内を通過し、該ガ
ス導入管38Aの室内挿入部98に設けられたガス噴出
口100から室78内に噴出され、次いで、該室78内
から連通部88,90を介してエアバッグ1C内に導入
される。
6Cとアッパーパネル8Cとは、その周縁部よりも内側
の領域において、対面する部位同士が線状結合部10
2,104によって互いに連結されている。
6C及びアッパーパネル8Cの一方の長辺側からつまみ
部16Cを取り囲むように略コ字型に延在している。こ
の線状結合部102には、線状結合部102で囲まれる
領域の内外を連通させてエアバッグ1C内のガスの流通
を確保するための連通部106,108,110が設け
られている。
2によって囲まれた領域内において、つまみ部16Cの
延在方向と略平行方向に延在されている。なお、この線
状結合部104の両端側は、該線状結合部102と接し
ておらず、この線状結合部104の両端側と該線状結合
部102との間に連通部118,120が形成されてい
る。
は、ガス発生器4Bからのガスがガス導入管38Aを通
って室内挿入部98のガス噴出口100から室78内に
噴出され、さらに、この室78内から連通部88,90
を介してエアバッグ1Cの内部領域に導入されることに
より、エアバッグ1Cが膨張する。そして、このエアバ
ッグ1Cは、ロワーパネル6Cが該つまみ部16Cによ
りその中央部付近に窄められているので、全体的に該ロ
ワーパネル6C側に凹曲した形状に膨張し、凸曲した車
体外面に沿って密着して展開するようになる。
ガス発生器4Bからのガスは、まずガス導入管38Aの
室内挿入部98に設けられた複数個のガス噴出100か
ら分散されて室78内に噴出される。その後、このガス
は、該室78内から複数個の連通部88,90を介して
さらに分散されてエアバッグ1C内に導入される。これ
により、該エアバッグ1C内に万遍なくガスが行き渡る
ようになり、該エアバッグ1Cは極めて均一に膨張する
ことができる。
102,104により膨張時の厚みが規制されると共
に、車体外面の凸曲形状に追従して膨張し易いものとな
っている。
が膨張するときにアッパーパネル8Cが過度にロワーパ
ネル6Cから膨らみ出すことを抑制するために、ロワー
パネル6Cとアッパーパネル8Cとをその周縁部よりも
内側の領域において結合する線状結合部等の構成は任意
であり、第8,9図の構成に限られるものではない。こ
のような線状結合部の構成は、例えば次の第10,11
図に示すようなものであってもよい。なお、第10図
は、本発明の他の実施の形態に係るエアバッグの斜視
図、第11図(a),(b)は、それぞれ第10図のA
−A線、B−B線に沿う断面図であり、各図中、第8,
9図と同一の符号は同一の部分を示している。
アッパーパネル8Cとは、その周縁部よりも内側の領域
において、対面する部位同士が計6ヶ所に設けられた環
状結合部124,126,128,130,132,1
34によって結合されている。該環状結合部124,1
26,128は、ロワーパネル6C及びアッパーパネル
8Cの短辺方向の中央部分よりも一半側において該ロワ
ーパネル6C及びアッパーパネル8Cの長辺方向と平行
方向に等間隔に配置されている。また、該環状結合部1
30,132,134は、ロワーパネル6C及びアッパ
ーパネル8C短辺方向の中央部分よりも他半側において
該ロワーパネル6C及びアッパーパネル8Cの長辺方向
と平行方向に等間隔に配置されている。
その他の構成は、前述のエアバッグ1Cと同様のもので
あり、同一の部分には同一の符号を付して説明を省略す
る。
は、自動車の車体前部に設けられたフード等、凸曲した
形状を有する車体外面に沿って膨張展開するように構成
されているが、本発明の外面展開型エアバッグ装置にあ
っては、エアバッグは、凹曲した車体外面に沿って膨張
展開するように構成することもできる。
張展開するように構成するには、該エアバッグの展開時
に車体外面と対面するロワーパネルと反対側のアッパー
パネルにつまみ部を設ければよい。このように構成する
と、該アッパーパネルがつまみ部によって窄められたも
のとなり、エアバッグは、該アッパーパネル側に凹曲し
た形状に膨張するようになる。これにより、該エアバッ
グは、凹曲した車体外面に沿って展開可能となる。
成するロワーパネル(又はアッパーパネル)の中央部付
近につまみ部を1個設けているが、例えば、次の第12
〜19図に示すエアバッグ1D〜1Kのように、つまみ
部を2個以上設けてもよく、ロワーパネル(又はアッパ
ーパネル)の中央部付近以外の箇所につまみ部を設けて
もよい。
に係るエアバッグ1Dの平面図であり、第12図
(b),(c)は、それぞれ第12図(a)のB−B
線、C−C線に沿う断面図である。
は、ロワーパネル6Dとアッパーパネル8Dとは、線状
結合部10Dによってその周縁部に沿って互いに結合さ
れると共に、その周縁部よりも内側の領域において、縫
合等による線状結合部136,138,140によって
結合されている。各線状結合部136,138,140
は、それぞれロワーパネル6D及びアッパーパネル8D
の長辺方向と略平行方向に延在されており、該ロワーパ
ネル6D及びアッパーパネル8Dの短辺方向に互いに並
列に配置されている。
端側は、該ロワーパネル6D及びアッパーパネル8Dの
周縁部に沿って延在した線状結合部10Dとは接してお
らず、各線状結合部136,138,140の両端部と
該線状結合部10Dとの間には、エアバッグ1D内にお
いて該線状結合部136,138,140によって区画
された領域同士の間のガスの流通を確保する連通部14
2a,142b,144a,144b,146a,14
6bが形成されている。
0により、このエアバッグ1Dの内部領域は、計4個の
室150,152,154,156に区画されている。
154,156を覆う4箇所の領域の中央部付近には、
それぞれつまみ部158,160,162,164が設
けられている。
置に膨張用のガス導入口(図示略)が設けられている。
張するときには、各室150〜156がロワーパネル6
D側に凹曲するように膨張するので、該エアバッグ1D
は全体として該ロワーパネル6D側に凹曲した形状に膨
張するようになる。
ッグ1Eの平面図であり、第13図(b),(c)は、
それぞれ第13図(a)のB−B線、C−C線に沿う断
面図である。
は、ロワーパネル6Eとアッパーパネル8Eとは、線状
結合部10Eによってその周縁部に沿って互いに結合さ
れると共に、その周縁部よりも内側の領域において、縫
合等による線状結合部170,172によって結合され
ている。
及びアッパーパネル8Eの中央部付近の領域を取り囲む
ように配置されており、該ロワーパネル6E及びアッパ
ーパネル8Eの長辺方向に長い略長方形の枠形状に延在
されている。また、該線状結合部172は、この線状結
合部170によって取り囲まれた領域を該ロワーパネル
6E及びアッパーパネル8Eの長辺方向に二分するよう
設けられており、該ロワーパネル6E及びアッパーパネ
ル8Eの短辺方向と略平行方向に延在されている。
状結合部170,172により、該エアバッグ1Eの中
央部付近においてロワーパネル6E及びアッパーパネル
8Eの長辺方向に隣接した第1及び第2の室174,1
76と、これら第1及び第2の室174,176を取り
囲む第3の室178とに区画されている。
取り囲むように延在された線状結合部170には、第1
室と第3室とを連通する連通部180,182と、第2
室176と第3室178とを連通する連通部184,1
86が設けられている。
第2の室174,176を覆う2箇所の領域には、それ
ぞれつまみ部188,190が設けられている。
置に膨張用のガス導入口(図示略)が設けられている。
張するときには、該第1及び第2の室174,176が
ロワーパネル6E側に凹曲するように膨張するので、該
エアバッグ1Eは全体として該ロワーパネル6E側に凹
曲した形状に膨張するようになる。
ッグ1Fの平面図であり、第14図(b)は第14図
(a)のB−B線に沿う断面図である。
は、ロワーパネル6Fとアッパーパネル8Fとは、線状
結合部10Fによってその周縁部に沿って互いに結合さ
れると共に、その周縁部よりも内側の領域において、縫
合等による線状結合部196,198,200によって
結合されている。
れぞれロワーパネル6F及びアッパーパネル8Fの長辺
方向と略平行方向に延在されており、該ロワーパネル6
F及びアッパーパネル8Fの短辺方向に互いに並列に配
置されている。また、各線状結合部196,198,2
00の両端部は、該ロワーパネル6F及びアッパーパネ
ル8Fの周縁部に沿って設けられた線状結合部10Fに
接している。
結合部196,198,200により、計4個の室20
2,204,206,208に区画されている。なお、
各線状結合部196,198,200には、これらの隣
り合う室202,204,206,208同士を連通す
る連通部210,212,214,216,218,2
20が設けられている。
206,208を覆う4箇所の領域の中央部付近には、
それぞれつまみ部222,224,226,228が設
けられている。
置に膨張用のガス導入口(図示略)が設けられている。
張するときには、各室202〜208がロワーパネル6
F側に凹曲するように膨張するので、該エアバッグ1F
は全体として該ロワーパネル6F側に凹曲した形状に膨
張するようになる。
ッグ1Gの平面図であり、第15図(b)は第15図
(a)のB−B線に沿う断面図である。
は、ロワーパネル6Gとアッパーパネル8Gとは、線状
結合部10Gによってその周縁部に沿って互いに結合さ
れると共に、その周縁部よりも内側の領域において、縫
合等による線状結合部234,236,238,24
0,242によって結合されている。
40,242は、それぞれロワーパネル6G及びアッパ
ーパネル8Gの短辺方向と略平行方向に延在されてお
り、該ロワーパネル6G及びアッパーパネル8Gの長辺
方向に互いに並列に配置されている。また、各線状結合
部234,236,238,240,242の両端部
は、該ロワーパネル6G及びアッパーパネル8Gの周縁
部に沿って設けられた線状結合部10Gに接している。
結合部234,236,238,240,242によ
り、計6個の室244,246,248,250,25
2,254に区画されている。なお、各線状結合部23
4,236,238,240,242には、これらの隣
り合う室244,246,248,250,252,2
54同士を連通する連通部256,258,260,2
62,264,266,268,270が設けられてい
る。
248,250,252,254を覆う6箇所の領域の
中央部付近には、それぞれつまみ部272,274,2
76,278,280,282が設けられている。
置に膨張用のガス導入口(図示略)が設けられている。
張するときには、各室244,246,248,25
0,252,254がロワーパネル6G側に凹曲するよ
うに膨張するので、該エアバッグ1Gは全体として該ロ
ワーパネル6G側に凹曲した形状に膨張するようにな
る。
ッグ1Hの平面図であり、第16図(b),(c)は、
それぞれ第16図(a)のB−B線、C−C線に沿う断
面図である。
は、ロワーパネル6Hとアッパーパネル8Hとは、線状
結合部10Hによってその周縁部に沿って互いに結合さ
れると共に、その周縁部よりも内側の領域において、縫
合等による線状結合部288,290,292,29
4,296,298によって結合されている。
れロワーパネル6H及びアッパーパネル8Hの短辺方向
の中央部付近よりも一半側及び他半側において、該ロワ
ーパネル6H及びアッパーパネル8Hの長辺方向と平行
方向に延在されている。該線状結合部288,290の
両端側は線状結合部10Hに接合している。
8は、該線状結合部288,298によって挟まれたエ
アバッグ1Hの中央部付近の領域をロワーパネル6H及
びアッパーパネル8Hの長辺方向に5等分するように配
置されており、それぞれ該ロワーパネル6H及びアッパ
ーパネル8Hの短辺方向に延在している。
部10Hと該線状結合部288との間に室300が区画
されており、該線状結合部10Hと線状結合部290と
の間に室302が区画されている。また、これらの線状
結合部288,290によって挟まれた領域において、
該線状結合部292,294,296,298によって
5つの室304,306,308,310,312(第
16図(b))が区画されている。これらの室304〜
312は、ロワーパネル6H及びアッパーパネル8Hの
長辺方向に直列に隣接している。
れぞれ上記の室300,302と、室304,406,
308,310,312とを連通する連通部316,3
18,320,322,324,326,328,33
0,332,334が設けられている。
308,310,312を覆う5箇所の領域の中央部付
近には、それぞれつまみ部336,338,340,3
42,344が設けられている。
置に膨張用のガス導入口(図示略)が設けられている。
張するときには、各室304,306,308,312
がそれぞれロワーパネル6H側に凹曲するように膨張す
るので、該エアバッグ1Hは全体として該ロワーパネル
6H側に凹曲した形状に膨張するようになる。
ッグ1Iの平面図であり、第17図(b),(c)は、
それぞれ第17図(a)のB−B線、C−C線に沿う断
面図である。
は、ロワーパネル6Iとアッパーパネル8Iとは、線状
結合部10Iによってその周縁部に沿って互いに結合さ
れると共に、その周縁部よりも内側の領域において、縫
合等による線状結合部350,352,354,35
6,358,360によって結合されている。
ロワーパネル6I及びアッパーパネル8Iの長短辺方向
の中央部付近よりも一半側及び他半側において、該ロワ
ーパネル6I及びアッパーパネル8Iの短辺方向と平行
方向に延在されている。該線状結合部350,352の
両端側は線状結合部10Iに接合している。
0は、該線状結合部350,352によって挟まれたエ
アバッグ1Iの中央部付近の領域をロワーパネル6I及
びアッパーパネル8Iの短辺方向に5等分するように配
置されており、それぞれ該ロワーパネル6I及びアッパ
ーパネル8Iの長辺方向に延在している。
部10Iと該線状結合部350との間に室362が区画
されており、該線状結合部10Iと線状結合部352と
の間に室364が区画されている。また、これらの線状
結合部350,352とによって挟まれた領域におい
て、該線状結合部354,356,358,360よっ
て5つの室366,368,370,372,374が
区画されている。これらの室366〜374は、ロワー
パネル6H及びアッパーパネル8Hの短辺方向に並列に
隣接している。
れ上記の室362,364と、室366,368,37
0,372,374とを連通する連通部376,37
8,380,382,384,386,388,39
0,392,394が設けられている。
370,372,374を覆う5箇所の領域の中央部付
近には、それぞれつまみ部396,398,400,4
02,404が設けられている。
置に膨張用のガス導入口(図示略)が設けられている。
張するときには、各室366,368,370,37
2,374がそれぞれロワーパネル6I側に凹曲するよ
うに膨張するので、該エアバッグ1Iは全体として該ロ
ワーパネル6I側に凹曲した形状に膨張するようにな
る。
ッグ1Jの平面図であり、第18図(b)は第18図
(a)のB−B線に沿う断面図である。
は、ロワーパネル6Jとアッパーパネル8Jとは、線状
結合部10Jによってその周縁部に沿って互いに結合さ
れると共に、その周縁部よりも内側の領域において、縫
合等による線状結合部408によって結合されている。
示すように、ロワーパネル6J及びアッパーパネル8J
の短辺方向の中央部付近であって、該ロワーパネル6J
及びアッパーパネル8Jの長辺方向に延在した領域にお
いて、該短辺方向に交互に略U字形に凸曲及び凹曲しな
がら該長辺方向に蛇行するように延在されている。この
線状結合部408により、エアバッグ1Jの該ロワーパ
ネル6J及びアッパーパネル8Jの短辺方向の中央部付
近の領域は、該ロワーパネル6J及びアッパーパネル8
Jの長辺方向に並列した6個の室410,412,41
4,416,418,420(第15図(b))に区画
されている。
414,416,418,420を覆う6箇所の領域の
中央部付近には、それぞれつまみ部422,424,4
26,428,430,432が設けられている。
置に膨張用のガス導入口(図示略)が設けられている。
張するときには、各室410,412,414,41
6,418,420がロワーパネル6J側に凹曲するよ
うに膨張するので、該エアバッグ1Jは全体として該ロ
ワーパネル6J側に凹曲した形状に膨張するようにな
る。
D〜1Jは、それぞれ細長い室を有しており、膨張する
と該室の長手方向に高い剛性を有するようになる。これ
により、自動車走行中に該エアバッグ1D〜1Jがフー
ド上面等を覆うように膨張したときに、該エアバッグ1
D〜1Jが風圧によってめくり上がるようなことがな
く、該エアバッグ1Aをフード等に密着させるよう留め
付ける手段を車体等に設ける必要もない。
ッグ1Kの平面図であり、第19図(b)は第19図
(a)のB−B線に沿う断面図である。
は、ロワーパネル6Kとアッパーパネル8Kとは、線状
結合部10Kによってその周縁部に沿って互いに結合さ
れると共に、その周縁部よりも内側の領域において、縫
合等による環状結合部436,438,440,442
によって結合されている。
の大きな環状結合部であり、それぞれロワーパネル6K
及びアッパーパネル8Kの長辺方向の一半側及び他半側
の中央部付近に設けられている。また、環状結合部43
8,442は、該環状結合部436,440よりも直径
の小さな環状結合部であり、それぞれ該環状結合部43
6,440の内側領域において該環状結合部436,4
40と略同心状に設けられている。
6K及びアッパーパネル8Kの長辺方向の一半側及び他
半側には、これらの環状結合部436,438,44
0,442により、それぞれドーナツ形の室444と室
446とが形成されている。
は、それぞれ該室444及び446と、該室444及び
446の外部領域の室448とを連通する連通部45
0,452,454,456が設けられている。
ーパネル6Kの長辺方向の一端側との間の領域、該室4
44と室446との間の領域、及び該室446とロワー
パネル6Kの長辺方向の他端側との間の領域にそれぞれ
つまみ部458,460,462が設けられている。
置に膨張用のガス導入口(図示略)が設けられている。
張するときには、ロワーパネル6Kが上記3箇所の領域
においてつまみ部458,460,462によって窄ま
った状態になっているので、エアバッグ1Kは全体とし
て該ロワーパネル6K側に凹曲した形状に膨張するよう
になる。
ては、エアバッグは、車体前部に設けられたフード外面
に沿って展開するよう構成されるだけでなく、該フード
以外の車体各部の外面に沿って展開するように構成され
てもよい。
は、車体前部のフード470の外面からウィンドシール
ド472の外面に沿って展開するよう構成されている。
このエアバッグ1Lにおいては、フード470及びウィ
ンドシールド472と対面するロワーパネル(符号略)
とは反対側のアッパーパネル(符号略)につまみ部16
Lが設けられており、該エアバッグ1Lは、膨張すると
きには全体として該アッパーパネル側に凹曲した形状に
膨張し、フード470の外面からウィンドシールド47
2の外面に沿って密着して展開するようになっている。
なお、第20図中、符号4Lはこのエアバッグ1Lを膨
張させるためのガス発生器を示し、符号18Lは、平常
時にこのエアバッグ1Lを収容するためのリテーナを示
している。
後部のトランクルーム(図示略)のリッド474の外面
からリアウィンドシールド476の外面に沿って展開す
るように構成されている。このエアバッグ1Mにおいて
も、リッド474及びリアウィンドシールド476と対
面するロワーパネル(符号略)とは反対側のアッパーパ
ネル(符号略)につまみ部16Mが設けられており、該
エアバッグ1Mは、膨張するときには全体として該アッ
パーパネル側に凹曲した形状に膨張し、リッド474の
外面からリアウィンドシールド476の外面に沿って密
着して展開するようになっている。
行時に歩行者や自転車、バイク等と衝突しそうになった
ときに車体前端部の外面に沿って展開し、衝突時の歩行
者等への衝撃を緩和するように構成されている。このエ
アバッグ1Nにおいては、車体前端部と対面するロワー
パネル(符号略)につまみ部(図示略)が設けられてお
り、該エアバッグ1Nは、膨張するときには全体として
該ロワーパネル側に凹曲した形状に膨張し、車体前端部
の外面に沿って密着して展開するようになっている。
行時に歩行者や自転車、バイク等と衝突しそうになった
ときに車体後端部の外面に沿って展開し、衝突時の歩行
者等への衝撃を緩和するように構成されている。このエ
アバッグ1Pにおいては、車体後端部と対面するロワー
パネル(符号略)につまみ部(図示略)が設けられてお
り、該エアバッグ1Pは、膨張するときには全体として
該ロワーパネル側に凹曲した形状に膨張し、車体後端部
の外面に沿って密着して展開するようになっている。
が車体外部側に凸曲或いは車体内部側に凹曲していて
も、該車体外面との間に殆ど隙間を生じることなくエア
バッグを車体外面に沿って展開させる外面展開型エアバ
ッグ装置が提供される。
グ装置のエアバッグの製作手順を示す説明図である。
図である。
及びエアバッグの展開状況を示す自動車の車体前部の側
面図である。
バッグ装置のエアバッグの構成を示す説明図である。
グとガス発生器との接続構造を示す要部分解斜視図であ
る。
る。
型エアバッグ装置の分解斜視図である。
グ膨張時の斜視図である。
エアバッグ装置のエアバッグ膨張時の斜視図である。
1Dの構成を示す説明図である。
1Eの構成を示す説明図である。
1Fの構成を示す説明図である。
1Gの構成を示す説明図である。
1Hの構成を示す説明図である。
1Iの構成を示す説明図である。
1Jの構成を示す説明図である。
1Kの構成を示す説明図である。
アバッグ装置の構成を示す自動車の側面図である
H,1I,1J,1K,1L,1M,1N,1P エア
バッグ 6,6A,6B,6C,6D,6E,6F,6G,6
H,6I,6J,6Kロワーパネル 8,8A,8B,8C,8D,8E,8F,8G,8
H,8I,8J,8K16,16A,16B,16C,
16L,16M つまみ部
Claims (5)
- 【請求項1】 車体外面に沿って膨張するエアバッグに
おいて、車体外面に対面する裏面及びそれと反対側の表
面との一方につまみ部が設けられ、これにより、膨張時
に該つまみ部を設けた側が凹に反った形状となることを
特徴とするエアバッグ。 - 【請求項2】 請求項1において、該つまみ部は、該エ
アバッグを構成するパネルの一部がエアバッグの外方又
は内方につまみ出され、このつまみ出された部分の基端
側同士が接合されて形成されたものであることを特徴と
するエアバッグ。 - 【請求項3】 請求項1又は2において、前記つまみ部
はエアバッグの外側に配置されており、該つまみ部にガ
ス導入口が設けられていることを特徴とするエアバッ
グ。 - 【請求項4】 車体外面に沿って膨張可能なエアバッグ
と、該エアバッグ内にガスを供給するガス発生器とを有
するエアバッグ装置において、該エアバッグが請求項1
ないし3のいずれか1項に記載のエアバッグであること
を特徴とするエアバッグ装置。 - 【請求項5】 請求項4において、該エアバッグは請求
項3に記載のエアバッグであり、 該エアバッグのつまみ部内に、前記ガス発生器に接続さ
れたガス導入管が配置されていることを特徴とするエア
バッグ装置。
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