JP2003009393A - 電力設備の監視制御サービス提供方法、監視制御サービスシステム及びプログラム - Google Patents

電力設備の監視制御サービス提供方法、監視制御サービスシステム及びプログラム

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JP2003009393A
JP2003009393A JP2001185078A JP2001185078A JP2003009393A JP 2003009393 A JP2003009393 A JP 2003009393A JP 2001185078 A JP2001185078 A JP 2001185078A JP 2001185078 A JP2001185078 A JP 2001185078A JP 2003009393 A JP2003009393 A JP 2003009393A
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service
control
power equipment
operator
monitoring
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Yoshio Ehata
良雄 江幡
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運用者電力設備の監視制御などのサービ
スを提供する。 【解決手段】 各運用者の電力設備1a〜1cの状態情
報を送受信する通信制御装置5a〜5c及びクライアン
ト端末6a〜6cが接続されるネットワーク3に監視・
制御のサービスを提供する監視制御システム4を接続す
る。このシステムは、運用者の契約のもとに設定ツール
27にて電力設備のサービス対象及び設備情報を記憶
し、また画面フォーマットを設定する。通信制御装置か
ら電力設備の状態情報を受信すると、監視手段26は、
設備情報を参照し状態情報に関する監視結果を得る。ク
ライアント端末から監視表示要求を受けると、画面フォ
ーマットに監視結果を書き込んだ画面表示情報を作成
し、要求元クライアント端末に送信する。また制御要求
の場合、選択制御手段24は、制御要求をネットワーク
を介して通信制御装置に電力設備を制御させる構成であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力設備の監視、
制御などのサービスを提供する電力設備の監視制御サー
ビス提供方法、監視制御サービスシステム及びプログラ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電力設備の監視や制御は、専ら電
力設備を保有する電力会社,電鉄会社,ビル管理会社或
いは個人等が自ら監視員を雇い入れて監視や制御を行う
のが一般的であり、電力設備の監視や制御などのサービ
ス提供を受けるという方法は採られていない。
【0003】図22は従来の電力設備の監視制御方法を
説明する図である。
【0004】この監視制御方法は、A運用者、B運用
者、C運用者が個別に電力設備101a、101b、1
01cを保有し、それぞれ監視制御装置102a、10
2b、102cを用いて、独自に該当する各電力設備の
監視、制御を行っている。その結果、運用者の保有する
電力設備の規模にも依るが、少ない監視員が独自の経
験、知識に頼りながら監視、制御を行っている場合が多
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、以上のような
電力設備の監視制御方法は、各運用者が自ら電力設備の
監視、制御を行っているが、このような方法が経済的な
面などから必ずしも妥当な運用方法とは言いがたい。
【0006】例えば電力設備の監視制御を行うために必
要な監視制御装置102a,102b,102cおよび
これら装置を用いて監視員が電力設備の監視制御を実施
しているが、初期投資費用や人員を含めて相当の維持管
理の費用がかかり、経済的な面の負担が大きい。
【0007】また、電力設備の監視制御に際し、監視や
制御、さらには運用のノウハウを持つ専門家や専門団体
に委託した方が電力設備の監視や制御を含めて運用の適
切なサービスを受けられる場合がある。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、電力設備を保有する運用者に対して電力設備の監視
制御や運用などのサービスを適切に提供可能な電力設備
の監視制御サービス提供方法及び監視制御サービスシス
テムを提供することを目的とする。
【0009】また、本発明の他の目的は、電力設備を保
有する運用者に対して電力設備の監視制御や運用などの
サービスを適切に提供するためのプログラムを提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】(1) 上記課題を解決
するために、本発明に係わる電力設備の監視制御サービ
ス提供方法は、各運用者がサービス提供の依頼を受ける
際、当該運用者の保持する電力設備にそれぞれクライア
ント端末および通信制御装置を介して通信回線に接続す
る段階と、通信制御装置から電力設備の状態を表す情報
を受けたとき、前記サービス提供の依頼のもとに予め設
定される前記第1の対象非対象情報ファイルの内容から
サービス対象と判断したとき、前記状態情報の監視処理
を実行し監視結果を得る監視段階と、クライアント端末
から前記通信回線を介して監視表示要求を受けたとき、
予め定める画面フォーマットに前記監視結果を書き込ん
で表示可能な状態に作成し前記要求元クライアント端末
に送信する段階と、前記クライアント端末から制御要求
を受けたとき、前記サービス提供依頼のもとに設定され
る前記第1の対象非対象情報ファイルまたは制御専用の
第2の対象非対象情報ファイルからサービス対象と判断
したとき、当該制御要求内容を該当通信制御装置を介し
て前記電力設備を制御する制御段階とを有する方法であ
る。
【0011】本発明は、以上のような方法とすることに
より、運用者が特別に監視制御に関するシステムを用意
せずにサービス提供者に監視サービスと制御サービスと
を依頼するだけで、経済的に電力設備を運用することが
可能となる。一方、サービス提供側では、複数の運用者
の電力設備を監視・制御サービスを提供することによ
り、複数の運用者の電力設備をまとめてサービスでき、
運用者に経済的なサービスを提供可能となる。
【0012】なお、以上のような構成において、対象非
対象情報ファイル、設備情報ファイル及び画面フォーマ
ットファイル等を用意し、各運用者からサービス提供の
依頼を受けたとき、各ファイルにサービス対象、電力設
備の設備情報、所要の画面フォーマットを設定すれば、
監視表示要求や制御要求を受けたとき、要求元クライア
ントがサービス対象か否か、運用者の電力設備の状態情
報に対する設備情報の参照により状態情報の監視を可能
とし、運用者側クライアント端末の監視表要求に対し、
画面フォーマットに監視結果を埋め込んで表示可能な情
報を作成し、運用者側クライアント端末に送信可能とな
る。
【0013】また、サービス提供条件ファイルを設け、
サービス提供条件を格納すれば、その条件に従って必要
なサービスを提供でき、さらに各種ファイルの内容を容
易に変更可能とすることにより、柔軟にサービスを提供
することが可能となる。
【0014】(2) 各運用者の電力設備の状態情報を
送受信する通信制御装置および運用者クライアント端末
が接続される通信回線に接続され、各運用者の電力設備
の監視・制御のサービスを提供する本発明に係わる監視
制御サービスシステムにおいて、各運用者の依頼のもと
に電力設備のサービス対象および設備情報を記憶すると
ともに、所要の画面フォーマットを設定する設定ツール
と、前記通信制御装置から送信される電力設備の状態情
報を受信し、この状態情報と前記設備情報を参照しなが
ら前記状態情報を監視しその監視結果を記憶する監視手
段と、前記クライアント端末から監視表示要求や制御要
求を受付けるサーバと、このサーバが監視表示要求を受
け付けたとき、その受け付けた監視表示要求に基づき、
クライアント端末が設定ツールでサービス対象と設定さ
れているとき、前記画面フォーマットに前記監視手段で
得られた監視結果を書き込んだ画面表示情報を作成し、
要求元クライアント端末に表示させる表示手段と、また
制御要求を受け付けたとき、要求元クライアント端末が
設定ツールでサービス対象と設定されている場合、前記
サーバで受け付けた制御要求を順次待ち行列となるよう
に入力する制御指示入力手段と、この待ち行列の順番で
制御要求を選択し前記通信回線に送信し、前記通信制御
装置に電力設備を制御させる選択制御手段とを設けた構
成である。
【0015】本発明は、以上のような構成とすることに
より、運用者からの依頼のもとに設定ツールが運用者の
電力設備のサービス対象および設備情報を記憶し、また
所要の画面フォーマットを設定する。この状態におい
て、サーバがクライアント端末からの監視表示要求を受
けたとき、表示手段は、クライアント端末が設定ツール
でサービス対象と設定されているとき、前記画面フォー
マットに前記監視手段で得られた監視結果を書き込んだ
画面表示情報を作成し、要求元クライアント端末に表示
させ、またサーバがクライアント端末からの制御要求を
受けたとき、制御指示入力手段が要求元クライアント端
末が設定ツールでサービス対象と設定されている場合、
前記サーバで受け付けた制御要求を順次待ち行列となる
ように入力すると、選択制御手段は、その待ち行列の順
番で制御要求を選択し通信回線に送信し、前記通信制御
装置に電力設備を制御させるので、クライアント端末か
らの監視表要求に対し、観察可能な画像で監視結果を提
供でき、また制御要求に対し、各運用者の要求順に複数
の電力設備を的確に制御サービスすることが可能とな
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0017】(実施の形態1)図1ないし図3は本発明
に係わる電力設備の監視制御サービス提供方法が適用さ
れてなる監視制御サービスシステムを備えたネットワー
クシステムの構成図である。
【0018】このネットワークシステムは、A運用者、
B運用者およびC運用者がそれぞれ保有する電力設備1
a,1b,1cとサービス提供システム2とによって構
成され、そのうちA運用者の電力設備1aおよびB運用
者の電力設備1bはそれぞれサービス提供システム2に
よって運用されている段階であるが、C運用者の電力設
備1cについては、図1では依頼段階、図2では監視・
制御サービスを提供するための設定段階、図3では運用
段階にある。
【0019】このサービス提供システム2は、大略的に
は監視サービスと制御サービスとを提供する役割をもっ
ており、図1に示す依頼段階では、公衆回線,専用回線
等を含むWAN(Wide Area Network)などの通信回
線3が設けられ、この通信回線3には、電力設備1a,
1bの状態を監視制御するサービス提供会社が所持する
監視制御サービスシステム4と、電力設備1a,1bの
状態を表す情報を送信し、かつ、監視制サービス御シス
テム4から送信されてくる制御信号を受信し該当電力設
備1a,1bを制御する電力設備1a,1bごとに1つ
以上設けられているテレコントローラのごとき通信制御
装置(以下、TCと呼ぶ)5a,5bと、監視制御サー
ビスシステム4が制御信号を送信しながら電力設備1
a,1bの状態を監視するが、その監視結果を受信した
り、各種サービスの提供を監視制御サービスシステム3
に要求する運用者側が所有する運用者側クライアント端
末6a,6bとが接続されている。
【0020】前記TC4a,4bは、電力設備1a,1
bの状態を所要とする情報に変換し通信回線3の通信規
則に従って例えば数秒ごとに送信するものであって、こ
の電力設備1a,1bの状態を表す情報としては、例え
ば遮断器や断路器などの開閉器の状態、各種スイッチ類
の状態、保護装置の状態、電力設備1a,1bの各所で
計測される電圧・電流、有効電力・無効電力などが挙げ
られる。
【0021】前記運用者側クライアント端末6a,6b
は、通称パソコンが用いられ、監視制御サービスシステ
ム4側から提供されるHTML言語情報を解析しその提
供内容を表示部に表示する場合にはブラウザソフトが搭
載されている必要があるが、HTML言語情報を解析せ
ずに単に監視情報などを受け取ったり、その監視情報を
表示する場合にはブラウザソフトを必要としない。
【0022】一方、監視制御サービスシステム4は、契
約のもとにサービスの対象となった電力設備1a,1b
の監視結果を格納する監視結果ファイル11a〜11
e、サービスの対象となった電力設備1a,1bの監視
上必要な各種の設備情報を格納する設備情報ファイル1
2a〜12e、各電力設備1a〜1cのサービス対象・
非対称データを格納する対象非対象ファイル13a〜1
3e、同一または運用者ごとに異なる表示形態で表示す
るための画面フォーマット14a〜14e及びサービス
の対象となった電力設備1a,1bの監視制御処理を実
行するCPUで構成される監視制御処理部15が設けら
れている。
【0023】なお、前述する監視結果とは、例えば開閉
器類の状態、電力設備の電圧値・電流値、有効電力値・
無効電力値、或いは上下限値からの逸脱状態などであ
る。また、画面フォーマット14a〜14eは、監視結
果を単に所定のフォーマットで表示するだけでなく、H
TML言語で記述されたWebページのごとき電力設備
側のクライアント端末6a,6bに当該記述されたHT
ML言語内容に基づいて表示するフォーマットの場合も
ある。
【0024】また、監視制御サービスシステム4側に
は、表示部16、各種の設定や必要な指示を入力する入
力手段17およびサービス提供用プログラムを記憶する
内部または外部記憶メモリ18が設けられているる。
【0025】さらに、前記監視制御処理部15は、機能
的には、クライアント端末6a,6bから送信されてく
る制御指示を含む各種の提供要求を受信したり、監視結
果をそのままクライアント端末6a,6bに送信した
り、或いはHTML言語で記述されたWebページの適
宜な領域に監視結果を記述しクライアント端末6a,6
bに送信するWebサーバ21、このWebサーバ21
から渡される制御指示を受付け、対象非対象ファイル1
3a〜13eの内容からサービス対象となっていると
き、制御指示を出力設定する制御指示入力手段22、こ
の制御指示入力手段22から設定される順番に格納され
る待ち行列メモリ23、この待ち行列メモリ23の先頭
から制御指示を選択し出力する選択制御手段24、この
選択制御手段24の制御指示内容に基づいて制御信号を
TC5a,5bに送信し、該当電力設備1a,1bを制
御し、かつ、TC5a,5bから送信される制御結果で
ある電力設備1a,1bの状態を表す情報を取り込むT
C入出力手段25、このTC入出力手段25から渡され
る状態情報に関し、対象非対象を判断し、サービス対象
にある場合には設備情報ファイル12a,12bに格納
される設備情報を参照し、監視結果を取出し、該当する
監視結果ファイル11a,11bに格納する監視手段2
6、ある運用者の電力設備がサービス対象となったと
き、入力手段17からの指示に基づいて各種の設定を実
行するソフトウエアである設定ツール27および運用者
側クライアント等からの要求に応じて画面フォーマット
のみ、或いは画面フォーマットに監視結果を書き込んだ
状態の画面表示情報を作成しWebサーバ21に渡す表
示手段28によって構成されている。
【0026】次に、以上のようなネットワークシステム
における動作ないし電力設備の監視制御サービス提供方
法について説明する。
【0027】図1において、サービス提供システム2
は、A運用者、B運用者との契約のもとに電力設備1
a,1bに対し、監視サービスおよび制御サービスを提
供する関係にある。C運用者の電力設備1cはサービス
提供システム2のサービスをまだ受けていない状態にあ
る。
【0028】このような状態において、各TC5a,5
bは、該当電力設備1a,1bの状態を検出し所要とす
る情報に変換し、例えば数秒ごとに通信回線3を経由さ
せてTC入出力手段25に伝送する。ここで、電力設備
1a,1bの状態を表す情報は前述した通りであり、例
えば電力設備の各所で計測された電圧値などである。こ
のTC入出力手段25は、電力設備1a,1bの状態を
表す情報を受け取ると、監視手段26に渡す。監視手段
26は、対象非対象ファイル13a,13bを調べ、電
力設備1a,1bがサービス対象となっていることを確
認し、TC入出力手段25から受け取った情報に基づき
電力設備1a,1bを監視する。この監視手段26は、
受け取った情報に基づいて電力設備1a,1bを監視す
るに際し、TC入出力手段25から受け取った情報の何
番目の情報は、設備情報ファイル12a,12bの設備
情報を参照し、電力設備1a,1bのどの設備の何の状
態を表す情報かを調べ、電力設備の中の何れの機器の状
態か、さらにはTC入出力手段25を介して選択制御手
段24から受け取る制御指示内容も考慮し、監視結果を
出し、監視結果ファイル11a,11bに格納する。こ
こで、監視結果とは、前述したように例えば開閉器類の
開閉状態、電力設備の電圧値・電流値、有効電力値・無
効電力値、上下限値からの逸脱状態などが挙げられる。
【0029】この状態において、A運用者またはB運用
者が運用者側クライアント端末6a,6bから監視結果
の提供要求を送出すると、その提供要求は通信回線3を
経由してWebサーバ21に送られる。このWebサー
バ21は、入力された表示要求を表示手段28に渡す。
表示手段28は、対象非対象情報ファイル13a,13
bを調べ、電力設備1aまたは電力設備1bがサービス
の対象になっていることを確認すると、非HTML言語
またはHTML言語の記述に基づく画面フォーマット1
4aまたは14bの所要とする個所に監視結果を書き込
んだ画面表示情報を作成し、Webサーバ21に送出す
る。Webサーバ21は、作成された画面表示情報を通
信回線経由でクライアント端末6aまたは6bに送り、
画面フォーマットに従って監視結果を表示する。
【0030】従って、A運用者またはB運用者として
は、クライアント端末6aまたは6bの表示部で要求し
た監視結果を見ることができる。いわゆる監視サービス
の提供を受けることが可能となる。
【0031】次に、A運用者またはB運用者がクライア
ント端末6aまたは6bから制御要求を送出すると、そ
の要求はクライアント端末6a,6bから通信回線3を
経由してWebサーバ21に送られる。Webサーバ2
1は、通信回線3から受信した制御要求を制御指示入力
手段22に渡す。制御指示入力手段22は、対象非対象
情報ファイル13a,13bを調べ、電力設備1a,1
bがサービス対象になっているか否かを判断し、サービ
ス対象になっていると判断したとき、その制御指示を待
ち行列メモリ23に入れるとともに、選択制御手段24
を起動する。なお、このとき既に選択制御手段24が起
動されている場合には改めて起動しない。一方、サービ
ス対象になっていないと判断したとき、制御指示を待ち
行列メモリ23に入れないとともに、選択制御手段24
も起動しない。
【0032】前記選択制御手段24が起動されると、待
ち行列メモリ23から制御指示を取出し、当該制御指示
をTC入出力手段25に渡す。この選択制御手段24
は、引き続き、待ち行列メモリ23に別の電力設備の制
御指示が格納されていれば、同じように取出し、同様に
TC入出力手段25に渡す。選択制御手段24は、待ち
行列メモリ23が空になるまで同じ動作を繰り返す。
【0033】このTC入出力手段25は、制御指示を通
信回線3経由にてTC5aまたは5bに送り、電力設備
1aまたは電力設備1bを制御する。従って、このよう
な一連の処理によってA運用者およびB運用者は、電力
設備1a,1bを制御することができる。よって、A運
用者およびB運用者は、制御サービスを受けている段
階、すなわち制御サービスの運用中の段階となる。
【0034】なお、監視制御サービスシステム4は、運
用者の要望にそったシーケンスプログラムをもつ場合、
このシーケンスプログラムに従って制御指示入力手段2
に制御要求を入力し、該当運用者の電力設備を制御する
構成としてもよい。
【0035】ところで、この段階では、C運用者はサー
ビス提供者から監視サービスも制御サービスも受けてい
ないが、A運用者、B運用者と同様にサービス提供者か
ら電力設備1cに対するサービスの提供を受ける場合、
C運用者はサービス提供者へサービスを依頼するため
に、電力設備1cとTC5cとのインタフェースを整え
て準備し、サービス提供者へサービスの提供を依頼する
ことになる。従って、図1の段階は、C運用者に関して
はサービスの依頼段階であると言える。
【0036】図2はC運用者の電力設備1cに対するサ
ービスの設定段階を示す図である。
【0037】この依頼段階では、サービスの依頼を受け
たサービス提供者が表示部16および入力手段17を用
いて、設定ツール27を介して対象非対象情報ファイル
13cにサービス対象データを設定し、またTC5cか
ら送られてくる情報または契約時のC運用者からの具体
的なサービスの内容等に基づき、設備情報ファイル12
cに、当該情報が電力設備1cのどの設備の何れの情報
かを示す情報を設定し、画面フォーマット14cにはC
運用者の要望またはサービス提供者により予め定めた各
運用者共通のフォーマットを設定する。
【0038】さらに、サービス提供システム2内にTC
5cとクライアント6cを設置し、それぞれを通信回線
3および電力設備1cに接続する。
【0039】つまり、図2に示す段階は、サービス提供
者がC運用者の電力設備1cの監視サービスと制御サー
ビスを提供するための設定段階である。
【0040】図3はC運用者の電力設備1cに対する設
定終了後の実際の運用段階を示す図である。
【0041】C運用者における電力設備1cのサービス
は図1に示す電力設備1a、電力設備1bの場合と同様
であるので、ここでは電力設備1cのサービス内容は省
略する。つまり、依頼段階、設定段階および運用段階を
経ることにより、サービス提供者は、C運用者の電力設
備1cの監視サービスおよび制御サービスを提供できる
ことになる。
【0042】図4は本発明に係わる電力設備の監視制御
サービス提供方法の他の実施の形態を適用してなるネッ
トワークシステムの構成図である。
【0043】図3では、対象非対象情報ファイル13a
〜13eが監視サービス及び制御サービスの両方につい
て対象・非対称を確認するために使用されたが、本実施
の形態では、監視サービス用と制御サービス用とに分
け、それぞれ個別に対象非対象情報ファイル13a〜1
3e、13'a〜13'eを設け、監視サービスの対象有
無はファイル13a〜13eから確認し、制御サービス
の対象有無はファイル13'a〜13'eから確認するよ
うにした例である。従って、それ以外の構成及び動作は
図1〜図3と同様であるので、ここではそれらの図の説
明に譲る。
【0044】従って、図1ないし図4の実施の形態によ
れば、A運用者、B運用者、C運用者は独自に電力設備
の監視制御システム4を準備する必要がなくなり、また
建物等の大掛かりな構造物の構築も不要となり、初期投
資費用等のコストを大幅に低減できる。また、サービス
提供者は、電力設備の監視制御サービスシステム4を用
意することにより、複数の運用者の電力設備をまとめて
サービスでき、経済的にサービスを提供でき、さらに各
運用者ごとに電力設備が異なる場合でも、運用上のノウ
ハウを保持する専門家が直接携わることにより、運用上
の信頼性を確保することができる。
【0045】次に、図1に示す監視制御サービスシステ
ム4に設けられる記憶装置18に記憶されるプログラム
による一連の処理動作について図5を参照して説明す
る。
【0046】動作が開始すると、監視制システム4は、
記憶装置18に記憶されるプログラムを読取って適宜な
バッファメモリ(図示せず)に記憶した後、電力設備1
aまたは1bなどの状態情報受信か否かを判断する(S
1)。前述したようにTC5aまたはTC5bなどから
数秒ごとに電力設備の状態を表す情報が送信されている
ので、TC入出力手段25では逐次電力設備の状態情報
を受信している。よって、電力設備の状態情報を受信し
たと判断したとき、監視手段26では当該電力設備が監
視サービスの対象となっているか否かを対象非対象情報
ファイル13a,13bから判断し(S2)、サービス
対象となっている場合には設備情報ファイル12a,1
2bに記憶される設備情報から電力設備1a,1bのど
の設備の何の状態情報であるかを検索し(S3)、この
検索された設備に対するTC入出力手段25で受信した
状態情報について所要とする監視処理を実行し(S
4)、この実行結果である監視結果を該当する監視結果
ファイル11aまたは11bに格納する(S5)。ステ
ップS1〜S5は電力設備の状態情報監視機能である。
【0047】ステップS1において、電力設備の状態情
報に関する受信でないと判断されたとき、ステップS6
に移行し、表示手段28が運用者側のクライアント端末
6aまたは6bなどから監視表示要求が有るか否かを判
断し、監視表示要求有りと判断したとき、対象非対象情
報ファイル13a,13bから監視サービス対象となっ
ているか否かを調べ(S7)、監視サービス対象となっ
ている場合には、表示要求内容から監視結果のみの要求
か画面フォーマットを含む表示要求かを判断する(S
8)。
【0048】監視結果のみの要求の場合には監視結果フ
ァイル11aまたは11bから監視結果を読み出し、W
ebサーバ21及び通信回線3を経由し、要求元クライ
アント6aまたは6bに伝送する(S9)。
【0049】ステップS8にて画面フォーマットを含む
場合、非HTML言語の画面フォーマットまたはHTM
L言語で記述されたWebページの画面フォーマットの
所定領域に監視結果を書き込み、同様にWebサーバ2
1及び通信回線3を経由し、要求元クライアント端末6
aまたは6bに伝送する(S10〜S12)。このステ
ップS6〜S11は監視表示要求実行機能である。
【0050】さらに、ステップS6において、監視表示
要求でないと判断されたとき、引き続き、Webサーバ
21にて運用者側のクライアント端末6aまたは6bな
どから制御要求ありか否かを判断し(S13)、制御要
求有りの場合にはその制御要求内容に基づいて制御指示
であると判断し、対象非対象情報ファイル13a,13
bから制御サービス対象となっているか否かを調べ(S
14)、制御サービス対象となっている場合には、制御
指示を待ち行列メモリ23に入力する(S15)。しか
る後、選択制御手段24では、制御指示を取出し(S1
6)、TC入出力手段25および通信回線3を介してT
C5aまたは5bに送信し(S17)、電力設備1aを
制御する。しかる後、未だ待ち行列メモリ23に制御指
示があるか否かを判断し、有りの場合には、引き続き、
ステップS16に戻り、同様の処理を繰り返す(S1
8)。ステップS13〜S18は制御要求実行機能であ
る。
【0051】なお、ステップS13において、制御要求
無しと判断されたとき、運用者との取決めに基づいてシ
ーケンスプログラムに基づいて制御指示を行う必要があ
る場合、制御指示を待ち行列メモリ23に入力し、同様
にステップS16,S17,S18の処理を実行する。
【0052】従って、以上のように監視制御処理部15
がCPUで構成されている場合、記憶装置18に記憶さ
れるプログラムに従って所定の処理を実行することによ
り、運用者側からの監視表示要求や制御要求に対し、所
要の表示フォーマットに監視結果を書き込んで運用者側
クライアントに表示でき、また運用者の制御要求を取り
込み、待ち行列に従って順次TC入出力手段25から運
用者側の電力設備を制御するので、監視サービス及び制
御サービスを適切に実行できる。
【0053】(実施の形態2)図6は本発明に係わる電
力設備の監視制御サービス提供方法の他の実施形態を説
明する監視制御サービスシステムを備えたネットワーク
システムの構成図である。
【0054】この実施の形態は、サービスシステム2の
サービス提供者側に新たにサービス提供側端末31を設
置し、このサービス提供側端末31を通信回線3上に接
続してなる構成である。従って、その他の構成は、図1
ないし図3と全く同様であるので、ここではその構成お
よび動作については省略し、図1ないし図3の説明に譲
る。
【0055】この実施の形態においては、サービス提供
者がクライアント端末例えば6a,6b,6cと同様に
通信回線3上に接続されるサービス提供側端末31から
電力設備1a,1b,1cに対する監視表示要求や制御
要求を送出し、ネットワーク3を介してWebサーバ2
1に送信する。このときの実際の動作は図3で既に説明
した通りであり、例えば監視表示要求については、例え
ば画面フォーマットに監視結果を書き込んだ画面表示情
報を作成し、通信回線3を介してサービス提供側端末3
1に監視画像を表示する。制御要求に対しては、制御要
求内容を制御指示入力手段22−待ち行列メモリ23−
TC入出力手段25−通信回線3を経て、所要の制御要
求先であるTC例えば5aに伝送し、電力設備1aを制
御する。
【0056】この実施の形態例では、通信回線3に接続
されたサービス提供側端末31から要求を受けたとき、
監視サービス及び制御サービスを実行できる。すなわ
ち、サービス提供者は、サービスシステム2を用いて、
例えばA運用者に代わって電力設備1aを監視したり、
制御することが可能となる。すなわち、サービス提供者
は運用サービスを提供できる。
【0057】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、サービス提供者は、例えば休日にのみA運用者、B
運用者、C運用者に代わって監視や制御をする運用サー
ビスを提供できる。平日時には、A運用者、B運用者、
C運用者が自ら監視や制御の運用を行うことができる。
【0058】(実施の形態3)図7は本発明に係わる電
力設備の監視制御サービス提供方法の他の実施形態を説
明する監視制御サービスシステムを備えたネットワーク
システムの構成図である。
【0059】この実施の形態においては、サービスシス
テム2内に新たにサービス提供条件ファイル32a〜3
2eを設け、A運用者,B運用者の電力設備1a,1b
はもとより、図7に示すごとくサービス設定段階にある
C運用者の電力設備1cに対しても、サービス提供条件
ファイル32cにサービス提供条件を設定する構成とな
っている。ここで、サービス提供条件とは、各運用者の
要望により、当該運用者の電力設備ごとに年月日、曜
日、時間によって監視サービスや制御サービスを依頼し
たり、依頼しないことの条件である。このことは、例え
ば土曜日と日曜日はサービスせずに平日だけサービスす
るとか、夜間はサービスせずに夜間以外のみサービスす
るなどの条件とか、或いは電力設備に異常が生じたとき
は無条件でサービスするなどの条件を設定できる。
【0060】従って、それ以外は、図1ないし図3と同
様であるので、構成及び動作はこれらの図の説明に譲
る。
【0061】図8は同じく本発明に係わる電力設備の監
視制御サービス提供方法の他の実施形態を説明する図で
あって、C運用者の電力設備1cがサービスの運用段階
に入っていることを示す図である。
【0062】この実施の形態は、監視制御システム4内
に対象条件判定手段33に設け、例えばクライアント端
末6a〜6cから条件変更が送信され、或いはクライア
ント端末6a〜6cによるHTMLの画面フォーマット
14a〜14cのWebページの書込みなどにより、各
運用者から条件変更を受けたとき、対象条件判定手段3
3が定期的に動作し、受け取った条件と対象非対象情報
ファイル13a〜13c、サービス提供条件ファイル3
2a〜32cの内容とを比較参照し、変更された条件に
基づいて各ファイル13a〜13e、32a〜32eの
内容を更新する方法である。なお、それ以外は、図1な
いし図3と同様であるので、その構成および動作はそけ
らの図の説明に譲る。
【0063】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、サービス提供者は、運用者がサービス提供を望むと
きだけ確実に監視サービスおよび制御サービスを適切に
提供することが可能となる。
【0064】(実施の形態4)図9は本発明に係わる電
力設備の監視制御サービス提供方法の他の実施形態を説
明する監視制御サービスシステムを備えたネットワーク
システムの構成図である。
【0065】この実施の形態においては、設定段階にあ
るC運用者のクライアント端末6cがWebサーバ21
をアクセスし、HTML言語の記述によるメニュー画面
を表示し、当該メニュー画面にリンクされる監視,制
御,運用などの選択画面を呼び出し、この選択画面に必
要な事項を書き込むことにより、設定ツール27が監
視,制御,運用に必要なファイル12c,13c,32
c,14cなどに必要事項を設定する段階である。つま
り、この実施の形態は、クライアント端末6cが通信回
線3およびWebサーバ21を経由して設定ツール27
を利用可能とすることにより、各運用者が電力設備の設
定段階における各種の設定を自身でできるようにする。
【0066】なお、HTML言語記述の画面に必要事項
を設定し伝送するようにしたが、例えばクライアント端
末6c側から設定ファイルを通信回線3を径由してWe
bサーバ21に伝送し、設定ツール27がWebサーバ
21で取り込んだ設定ファイルの内容に従って各種の設
定を実施してもよい。
【0067】それ以外の構成及び動作は図7と同様であ
るので、その他の部分については図1〜図3、図7の説
明に譲る。
【0068】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、サービス提供者は、設定段階で設定すべきサービス
提供条件や画面フォーマットを運用者に設定させること
により、実際の運用にそった設定が効率的に実施でき
る。
【0069】(実施の形態5)図10は本発明に係わる
電力設備の監視制御サービス提供方法の他の実施形態を
説明する監視制御サービスシステムを備えたネットワー
クシステムの構成図である。
【0070】この実施の形態は、監視制御サービスシス
テム4に中止再開手段36を設け、運用者またはサービ
ス提供者が通信回線3上に接続される運用者側クライア
ント端末6a,6b,6c,サービス提供側端末31か
ら通信回線3およびWebサーバ21経由でサービス提
供条件中止再開データを中止再開手段36に送信し、こ
の中止再開手段36がサービス提供条件中止再開データ
に基づいてサービス提供条件ファイル32a,32b,
32cに中止または再開する条件を書き込み変更する例
である。
【0071】この条件書込み後、対象条件判定手段33
は、サービス提供条件ファイル32a,32b,32c
の書込み内容に従って対象非対象情報ファイル13a,
13b,13cを更新する。他の構成要素である監視手
段26、制御指示入力手段22及表示手段28は対象非
対象情報ファイル13a〜13cにファイル内容に基づ
いて監視、制御および表示の中止または再開を実施す
る。
【0072】なお、サービス提供条件ファイル32a,
32b,32cに中止条件を書き込んだ時、既に制御指
示が待ち行列メモリ23に格納されている場合が有るの
で、中止再開手段36では、待ち行列メモリ23から該
当制御指示を削除するか、或いは中止条件データを選択
制御手段24に送出し、該当する制御指示がきたとき、
その制御指示を排除する処理を実行する。
【0073】他の構成および動作は、図1〜図3、図7
と同様であるので、それらの図の説明に譲る。
【0074】従って、この実施の形態によれば、監視制
御サービスシステム4に中止再開手段36を設け、運用
者側クライアント端末またはサービス提供側端末31か
ら通信回線3およびWebサーバ21経由でサービス提
供条件中止再開データを受けたとき、サービス提供条件
ファイル32a,32b,32cに中止または再開条件
を書き込み変更するので、サービス提供者や運用者は、
緊急時にサービスを取りやめたり、再開したりすること
ができる。
【0075】また、図11は本発明に係わる電力設備の
監視制御サービス提供方法のさらに他の実施形態を説明
する図である。
【0076】この実施の形態は、監視制御サービスシス
テム4にサービス提供条件変更手段37を設け、運用者
またはサービス提供者が通信回線3上に接続される運用
者側クライアント端末6a,6b,6c,サービス提供
側端末31から通信回線3およびWebサーバ21経由
でサービス提供条件変更手段37を用いて、サービス提
供条件ファイル32a〜32cを変更できる。その結
果、対象条件判定手段33は、サービス提供条件ファイ
ル32a〜32cのファイル内容に基づいて対象非対象
情報ファイル13a〜13cを更新することにより、他
の構成要素である監視手段26、制御指示入力手段22
及び表示手段28は対象非対象情報ファイル13a〜1
3cを更新内容に基づいて監視、制御および表示を実施
したり、実施を中止したりする。
【0077】なお、サービス提供条件ファイル32a,
32b,32cにサービス条件変更データを書き込んだ
時、既に制御指示が待ち行列メモリ23に格納されてい
る場合が有るので、サービス提供条件変更手段37で
は、待ち行列メモリ23から該当制御指示を削除する
か、或いはサービス条件変更データを選択制御手段24
に送出し、該当する制御指示がきたとき、その制御指示
を変更処理することも可能である。
【0078】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、運用者またはサービス提供者は電力設備の運用中で
あっても、緊急時にサービス提供条件を任意に変更する
ことができる。
【0079】(実施の形態6)図12は本発明に係わる
電力設備の監視制御サービス提供方法のさらに他の実施
形態を説明する監視制御サービスシステムを備えたネッ
トワークシステムの構成図である。
【0080】この実施の形態は、監視制御サービスシス
テム4にサービス実施状況変更手段38を設け、運用者
またはサービス提供者が通信回線3上に接続される運用
者側クライアント端末6a,6b,6c,サービス提供
側端末31から通信回線3およびWebサーバ21経由
し、サービス実施状況変更手段38を用いて、対象非対
象情報ファイル13a〜13c或いは13'a〜13'c
のファイル内容を対象から非対象へ、或いは逆に非対象
から対象へと変更することができる。その結果、監視手
段26、制御指示入力手段22および表示手段28は、
前記ファイル13a〜13c或いは13'a〜13'cの
変更内容に基づいて監視、制御、表示を実施したり、実
施を中止したりする。
【0081】なお、その他の構成および動作は、図1〜
図4と同一であるので、それらの図の説明に譲る。
【0082】従って、この実施の形態によれば、運用者
やサービス提供者は、電力設備ごとにサービスの提供を
止めたり、再開したりできる利点を有する。
【0083】(実施の形態7)図13は本発明に係わる
電力設備の監視制御サービス提供方法のさらに他の実施
形態を説明する監視制御サービスシステムを備えたネッ
トワークシステムの構成図である。
【0084】この実施の形態は、監視制御サービスシス
テム4に運用者設定変更禁止手段41を設け、通信回線
3に接続される運用者である運用者側クライアント端末
6a〜6cから中止再開手段36を利用することを禁止
するものである。その他の構成および動作は図10と同
様であるので、ここではその説明を省略し、図10の説
明に譲る。
【0085】また、図14は本発明に係わる電力設備の
監視制御サービス提供方法のさらに他の実施形態を説明
する図であって、図11の構成の中の監視制御サービス
システム4内に新たに運用者設定変更禁止手段41を設
け、通信回線3に接続される運用者である運用者側クラ
イアント端末6a〜6cからサービス提供状況変更手段
37を利用することを禁止するものである。その他の構
成および動作は図11と同様であるので、ここではその
説明を省略し、図11の説明に譲る。
【0086】図15は、本発明に係わる電力設備の監視
制御サービス提供方法のさらに他の実施形態を説明する
図であって、図12の構成の中の監視制御サービスシス
テム4内に新たに運用者設定変更禁止手段41を設け、
通信回線3に接続される運用者である運用者側クライア
ント端末6a〜6cからサービス実施状況変更手段38
を利用することを禁止するものである。その他の構成お
よび動作は図12と同様であるので、ここではその説明
を省略し、図12の説明に譲る。
【0087】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、サービス提供者が緊急時などの都合の悪いとき、運
用者が勝手にサービスの中断や再開、さらにサービス提
供条件の変更、サービス実施状況の変更を行うことを禁
止し、電力系統設備の安定的運用を確保するものであ
る。
【0088】(実施の形態8)図16は本発明に係わる
電力設備の監視制御サービス提供方法のさらに他の実施
形態を説明する監視制御システム及びサービス提供シス
テムを備えたネットワークシステムの構成図である。
【0089】この実施の形態は、監視制御システム4内
に、新たに対象非対象情報ファイル13a〜13eを定
期的に調べてサービス期間を積算するサービス期間計算
手段42と、このサービス期間計算手段42により積算
されたサービス期間が格納されるサービス期間ファイル
43a〜43cと、予め単位時間当たりの課金料金また
はサービス期間に応じた変動料金が設定され、サービス
期間ファイル43a〜43cに格納されるサービス期間
と単位時間当たりの課金料金または変動料金とから運用
者のサービス期間に応じた課金計算を実施し、必要に応
じてプリンタその他の出力装置44から帳票などを出力
する課金手段45などが設けられている。その他の構成
および動作は図3および図4と同一であるので、それら
同一部分は図3,図4の説明に譲る。
【0090】なお、課金手段42としては、対象非対象
情報ファイル13a〜13eを定期的に調べる例につい
て述べたが、例えば対象非対象情報ファイル13a〜1
3eが変化する都度、積算,非積算処理を実施する方法
であってもよい。
【0091】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、サービス提供者は、運用者へのサービス期間に応じ
てサービス料を徴収するための情報を得ることができ
る。
【0092】(実施の形態9)図17は本発明に係わる
電力設備の監視制御サービス提供方法のさらに他の実施
形態を説明する監視制御サービスシステムを備えたネッ
トワークシステムの構成図である。
【0093】この実施の形態は、監視制御システム4内
のWebサーバ21の出力側に当該Webサーバ21が
クライアント端末6a〜6cから各種の要求(表示要
求、制御要求等)や対象・非対象の変更、サービス提供
条件の変更等を受けたとき、運用者、電力設備の時刻、
要求内容・変更内容を取り込んでユーザ履歴ファイル4
7に書き込むユーザ履歴記録手段48と、定期的または
サービス提供者の要求時にユーザ履歴ファイル47の内
容を所要のフォーマットに従ってプリンタその他の出力
装置49から帳票などの形式で出力するユーザ履歴出力
手段50とが設けられている。その他の構成および動作
は図3および図4と同一であるので、それら同一部分は
図3,図4の説明に譲る。
【0094】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、サービス提供者は、運用者ごとにサービス内容の履
歴を提示することができる。
【0095】(実施の形態10)図18は本発明に係わ
る電力設備の監視制御サービス提供方法のさらに他の実
施形態を説明する監視制御サービスシステムを備えたネ
ットワークシステムの構成図である。
【0096】この実施の形態は、監視制御サービスシス
テム4内の制御指示入力手段22および表示手段28の
出力側に表示要求や制御要求を受けるごとに運用者ごと
の利用回数カウンタ51a〜51cをカウントアップす
る利用回数積算手段52と、定期的またはクライアント
端末を含むサービス提供者から要求があったとき、プリ
ンタその他の出力装置53から運用者ごとの利用回数を
出力する利用回数出力手段54が設けられ、その他の構
成および動作は図3および図4と同一であるので、それ
ら同一部分は図3,図4の説明に譲る。
【0097】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、サービス提供者は各運用者に対し、サービスの利用
回数に応じて課金することが可能となる。
【0098】(実施の形態11)図19は本発明に係わ
る電力設備の監視制御サービス提供方法のさらに他の実
施形態を説明する監視制御システム及びサービス提供シ
ステムを備えたネットワークシステムの構成図である。
【0099】この実施の形態は、各運用者の要望に基づ
いて運用者毎のサービス対象電力設備一覧ファイル56
a〜56cを用意し、その一覧ファイルの内容に応じて
サービスを提供するものである。図20は、サービス対
象電力設備一覧ファイルの内容の一例であって、サービ
ス対象電力設備一覧ファイルに運用者と電力設備との関
係を規定している場合、Webサーバ21は、その規定
内容に従って例えばA運用者のクライアント端末6aか
ら電力設備Aのサービスだけ受付け、B運用者のクライ
アント端末6bからは電力設備Bのサービスだけ受付け
ることになる。
【0100】これに対し、図21では、Webサーバ2
1は、A運用者のクライアント端末6aから電力設備
A、電力設備B、電力設備Cのサービスを受付ける例を
示している。これはA運用者が電力設備A、電力設備
B、電力設備Cを保有し、必要に応じてB運用者および
C運用者に委託する場合が考えられ、よってB運用者の
クライアント端末6bから電力設備Bのサービスを受け
付けることを意味する。これは、例えばA運用者が平日
に限り、電力設備A、電力設備B、電力設備Cを運用
し、土曜日および休日の場合のみB運用者が電力設備B
を運用し、C運用者が電力設備Cを運用する場合が考え
られる。
【0101】なお、サービス提供者が運用者の要望に基
づいて、サービス対象電力設備一覧ファイルを作成する
例を述べたが、各運用者のクライアント端末から書き込
むようにしてもよい。
【0102】また、図20および図21は運用者を中心
にサービスを提供する電力設備を規定したが、逆に電力
設備を中心に運用者を規定するサービス対象電力設備一
覧ファイルであっても同様に適用可能である。
【0103】なお、上記実施の形態では、監視制御シス
テム4はコンピュータで実現できるが、このとき何らか
の要因でコンピュータが異常になり、監視制御システム
4が機能しなくなる場合が考えられる。例えばコンピュ
ータの温度異常とか、主メモリの異常とか、コンピュー
タのディスク異常などの重大な異常は、一般的にコンピ
ュータで検出可能になっているので、コンピュータのオ
ペレーティングシステムから異常通知を受けたとき、異
常警報を出力する構成とすることは言うまでもない。
【0104】このように異常警報を出力する構成とすれ
ば、サービス提供者はサービスシステム2の異常時に運
用者ごとに異常であることを連絡することができる。
【0105】その他、本願発明は、上記実施の形態に限
定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々
変形して実施できる。また、各実施の形態は可能な限り
組み合わせて実施することが可能であり、その場合には
組み合わせによる効果が得られる。さらに、上記各実施
の形態には種々の上位,下位段階の発明が含まれてお
り、開示された複数の構成要素の適宜な組み合わせによ
り種々の発明が抽出され得るものである。例えば問題点
を解決するための手段に記載される全構成要件から幾つ
かの構成要件が省略されうることで発明が抽出された場
合には、その抽出された発明を実施する場合には省略部
分が周知慣用技術で適宜補われるものである。
【0106】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
力設備を保有する複数の運用者に対して電力設備の監視
制御や運用などのサービスを提供する電力設備の監視制
御サービス提供方法および監視制御システムを提供でき
る。
【0107】また、本発明は、電力設備を保有する複数
の運用者に対して電力設備の監視制御や運用などのサー
ビスを適切に提供するためのプログラムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる電力設備の監視制御サービス
提供方法を適用してなる監視制御システムを備えた運用
者電力設備のサービス依頼段階のネットワークシステム
の構成図。
【図2】 運用者電力設備の設定段階のネットワークシ
ステムの構成図。
【図3】 運用者電力設備の運用段階のネットワークシ
ステムの構成図。
【図4】 図3に示す構成の一部を変形した運用段階の
ネットワークシステムの構成図。
【図5】 本発明に係わるプログラムの一実施の形態を
説明するフローチャート。
【図6】 サービス提供者が運用サービスを行う例を説
明するネットワークシステムの他の例を示す構成図。
【図7】 サービス提供条件も設定する例を説明するネ
ットワークシステムの他の例を示す構成図。
【図8】 サービス提供条件も運用段階で反映させるよ
うにしたネットワークシステムの他の例を示す構成図。
【図9】 サービス提供条件を設定段階で設定するネッ
トワークシステムの他の例を示す構成図。
【図10】 運用中にサービスの中止再開停止を行う例
を説明するネットワークシステムの他の例を示す構成
図。
【図11】 運用中にサービスのサービス提供条件変更
を行う例を説明するネットワークシステムの他の例を示
す構成図。
【図12】 サービスの実施状況を変更する例を説明す
るネットワークシステムの他の例を示す構成図。
【図13】 運用中にサービスの中止再開停止を行う例
を説明するサービス提供条件も運用段階で反映させるよ
うにしたネットワークシステムの他の例を示す構成図。
【図14】 運用中にサービスのサービス提供条件を変
更する例を説明するネットワークシステムの他の例を示
す構成図。
【図15】 サービスの実施状況を変更する例を説明す
るネットワークシステムの他の例を示す構成図。
【図16】 サービス期間に応じて課金する例を説明す
るネットワークシステムの他の例を示す構成図。
【図17】 サービス利用履歴を記憶する例を説明する
ネットワークシステムの他の例を示す構成図。
【図18】 サービス利用回数による課金の例を説明す
るネットワークシステムの他の例を示す構成図。
【図19】 サービス利用回数による課金の例を説明す
るネットワークシステムの他の例を示す構成図。
【図20】 運用者毎サービス対象電力設備一覧ファイ
ルの一例を示す図。
【図21】 運用者毎サービス対象電力設備一覧ファイ
ルの他の例を示す図。
【図22】 従来の電力設備の監視制御方法を説明する
図。
【符号の説明】
1a,1b.1c…電力設備 2…サービス提供システム 3…通信回線 4…監視制御サービスシステム 5a,5b,5c…通信制御装置 6a,6b,6c…クライアント端末 11a〜11e…監視結果ファイル 12a〜12e…接尾情報ファイル 13a〜13e,13'a〜13'e…対象非対象情報フ
ァイル 14a〜14e…画面フォーマット 21…Webサーバ 22…制御指示入力手段 23…待ち行列メモリ 24…選択制御手段 25…TC入出力手段 26…監視手段 27…設定ツール 28…表示手段 31…サービス提供側端末 32…サービス提供条件ファイル 33…対象条件判定手段 36…中止再開手段 37…サービス提供条件変更手段 38…サービス実施状況変更手段 41…運用者設定変更禁止手段 42…サービス期間計算手段 45…課金手段 48…ユーザ履歴記憶手段 50…ユーザ履歴出力手段 52…利用回数積算手段 54…利用回数出力手段 56…運用者毎サービス対象電力設備一覧ファイル

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各運用者がサービス提供の依頼を受ける
    際、当該運用者の保持する電力設備にそれぞれクライア
    ント端末および通信制御装置を介して通信回線に接続す
    る段階と、 前記通信制御装置から電力設備の状態を表す情報を受け
    たとき、前記サービス提供の依頼のもとに設定される前
    記第1の対象非対象情報ファイルの内容からサービス対
    象と判断したとき、前記状態情報の監視処理を実行し監
    視結果を得る監視段階と、 前記クライアント端末から前記通信回線を介して監視表
    示要求を受けたとき、予め定める画面フォーマットに前
    記監視結果を書き込んで表示可能な状態に作成し前記要
    求元クライアント端末に送信する段階と、 前記クライアント端末から制御要求を受けたとき、前記
    サービス提供依頼のもとに設定される前記第1の対象非
    対象情報ファイルまたは制御専用の第2の対象非対象情
    報ファイルの内容からサービス対象と判断したとき、当
    該制御要求内容を該当通信制御装置を介して前記電力設
    備を制御する制御段階とを有することを特徴とする電力
    設備の監視制御サービス提供方法。
  2. 【請求項2】 各運用者がサービス提供の依頼を受ける
    とき、当該運用者の保持する電力設備に関し、第1の対
    象非対象情報ファイルにサービス対象を設定し、設備情
    報ファイルに依頼元である運用者の電力設備の設備情報
    を格納し、また画面フォーマットを設定する設定段階
    と、 前記通信制御装置から電力設備の状態を表す情報を受け
    たとき、前記第1の対象非対象情報ファイルの内容から
    サービス対象と判断すると、前記状態情報の監視処理を
    実行し得られた監視結果を監視結果ファイルに格納する
    状態監視段階と、 前記クライアント端末から通信回線を介して監視表示要
    求を受けたとき、前記第1の対象非対象情報ファイルの
    内容からサービス対象と判断したとき、予め設定される
    非HTML言語またはHTML言語で記述されるWeb
    ページ内に前記監視結果ファイルに格納される監視結果
    を書き込んだ画面表示情報を作成し、前記要求元クライ
    アント端末に送信する表示画面送信段階と、 前記クライアント端末から制御要求を受けたとき、前記
    第1の対象非対象ファイルまたは制御専用の第2の対象
    非対象情報ファイルの内容からサービス対象と判断した
    とき、当該制御要求内容を待ち行列手段に入力する段階
    と、 この待ち行列手段から順次制御要求内容を取出し前記通
    信回線および該当通信制御装置を介して前記電力設備を
    制御する制御段階とを有することを特徴とする電力設備
    の監視制御サービス提供方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の電力設備
    の監視制御サービス提供方法において、 前記通信回線に接続されるサービス提供側端末が前記ク
    ライアント端末に代わって前記監視表示要求や前記制御
    要求を当該通信回線に送信し、電力設備の監視・制御の
    運用サービスを実施する運用代行段階を有することを特
    徴とする電力設備の監視制御サービス提供方法。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2記載の電力設備
    の監視制御サービス提供方法において、 サービス提供条件ファイルを設け、前記クライアント端
    末からサービスの変更条件を受けたとき、前記対象非対
    象情報ファイルのみ、または当該対象非対象情報ファイ
    ルおよび前記サービス提供条件ファイルの内容を参照
    し、前記変更条件に基づいて前記対象非対象情報ファイ
    ル、サービス提供条件ファイルの内容を更新する対象条
    件判定段階を有することを特徴とする電力設備の監視制
    御サービス提供方法。
  5. 【請求項5】 請求項1、請求項2、請求項4の何れか
    一項に記載の電力設備の監視制御サービス提供方法にお
    いて、 前記通信回線に接続される運用者側クライアント端末が
    当該通信回線を経由して設定内容を送信し、この設定内
    容に基づいて設定ツールが各種ファイル及び画面フォー
    マットを設定する段階を有することを特徴とする電力設
    備の監視制御サービス提供方法。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の電力設備の監視制御サー
    ビス提供方法において、 前記通信回線に接続される運用者側クライアント端末ま
    たはサービス提供側端末が当該通信回線を経由して中
    止、再開を含むサービス提供条件変更データを送信し、
    前記サービス提供条件ファイルを変更する段階を有する
    ことを特徴とする電力設備の監視制御サービス提供方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項1または請求項2に記載の電力設
    備の監視制御サービス提供方法において、 前記通信回線に接続される運用者側クライアント端末ま
    たはサービス提供側端末が当該通信回線を経由してサー
    ビス実施状況変更データを送信し、前記第1および第2
    の対象非対象情報ファイルの何れか一方または両方のサ
    ービス対象を変更することを特徴とする電力設備の監視
    制御サービス提供方法。
  8. 【請求項8】 請求項6または請求項7に記載の電力設
    備の監視制御サービス提供方法において、 前記通信回線に接続される運用者側クライアント端末か
    ら中止、再開を含むサービス提供条件変更データまたは
    サービス実施状況変更データを受信した場合でも、それ
    らサービス実施状況の変更またはサービス提供条件の変
    更を禁止することを特徴とする電力設備の監視制御サー
    ビス提供方法。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし請求項8の何れか一項に
    記載の電力設備の監視制御サービス提供方法において、 定期的または内容変更の都度、前記対象非対象情報ファ
    イルからサービス期間を積算するサービス期間積算段階
    と、この段階で積算されたサービス期間に応じた課金計
    算を実行する課金段階とを有することを特徴とする電力
    設備の監視制御サービス提供方法。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし請求項8の何れか一項
    に記載の電力設備の監視制御サービス提供方法におい
    て、 前記クライアント端末から送られてくる各種の要求や対
    象変更等のデータを受信すると、ユーザ履歴ファイルに
    書き込むユーザ履歴記録段階と、定期的またはサービス
    提供者の要求時にユーザ履歴ファイルの内容を出力する
    ユーザ履歴出力段階とを有することを特徴とする電力設
    備の監視制御サービス提供方法。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし請求項8の何れか一項
    に記載の電力設備の監視制御サービス提供方法におい
    て、 各運用者のクライアント端末から表示要求や制御要求を
    受けるごとに運用者ごとの利用回数カウンタをカウント
    アップする利用回数積算段階と、運用者ごとの利用回数
    を出力する利用回数出力段階とを有することを特徴とす
    る電力設備の監視制御サービス提供方法。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし請求項8の何れか一項
    に記載の電力設備の監視制御サービス提供方法におい
    て、 電力設備運用者ごとまたは電力設備ごとにサービス対象
    電力設備一覧ファイルを用意し、このファイルに規定す
    る運用者と電力設備との関係に基づき、運用者側クライ
    アント端末から電力設備のサービスを受け付けることを
    特徴とする電力設備の監視制御サービス提供方法。
  13. 【請求項13】 各運用者の電力設備の状態情報を送受
    信する通信制御装置および運用者クライアント端末が接
    続される通信回線に接続され、各運用者の電力設備の監
    視・制御のサービスを提供する監視制御サービスシステ
    ムにおいて、 各運用者の依頼のもとに電力設備のサービス対象および
    設備情報を記憶するとともに、所要の画面フォーマット
    を設定する設定ツールと、 前記通信制御装置から送信される電力設備の状態情報を
    受信し、この状態情報と前記設備情報を参照しながら前
    記状態情報を監視しその監視結果を記憶する監視手段
    と、 前記クライアント端末から監視結果の表示要求を受付け
    るサーバと、 このサーバで受け付けた表示要求に基づき、クライアン
    ト端末が設定ツールでサービス対象と設定されていると
    き、前記画面フォーマットに前記監視手段で得られた監
    視結果を書き込んだ画面表示情報を作成し、要求元クラ
    イアント端末に表示させる表示手段とを備えた監視制御
    サービスシステム。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の監視制御サービスシ
    ステムにおいて、 前記クライアント端末から制御要求を受け付けるサーバ
    と、 要求元クライアント端末が設定ツールでサービス対象と
    設定されているとき、前記サーバで受け付けた制御要求
    を順次待ち行列となるように入力する制御指示入力手段
    と、 この待ち行列の順番で制御要求を選択し前記通信回線に
    送信し、前記通信制御装置に電力設備を制御させる選択
    制御手段とを設けたことを特徴とする監視制御サービス
    システム。
  15. 【請求項15】 各運用者の電力設備の状態情報を送受
    信する通信制御装置および運用者クライアント端末を有
    する通信回線に接続されるコンピュータが各運用者の電
    力設備の監視・制御のサービスを提供するプログラムで
    あって、 前記通信制御装置から送信される電力設備の状態情報を
    受信し、運用者の依頼のもとに当該電力設備が既にサー
    ビス対象となっているとき、当該状態情報の監視処理を
    実行し、監視結果を得る状態情報監視機能と、前記クラ
    イアント端末からの要求が監視表示要求か制御要求かを
    判断する判断機能と、この判断機能によって監視表示要
    求と判断し、かつ、監視表示要求元の電力設備がサービ
    ス対象となっているとき、画面フォーマットの所定領域
    に監視結果を書き込んで要求元クライアントに送信する
    監視表示要求実行機能と、前記判断機能によって制御要
    求と判断し、かつ、制御要求元の電力設備がサービス対
    象となっているとき、制御要求内容を要求元の前記通信
    制御装置に送信し、電力設備を制御させる制御要求実行
    機能とを実現させるためのプログラム。
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