JP2003008409A - 比較回路 - Google Patents

比較回路

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JP2003008409A
JP2003008409A JP2001188634A JP2001188634A JP2003008409A JP 2003008409 A JP2003008409 A JP 2003008409A JP 2001188634 A JP2001188634 A JP 2001188634A JP 2001188634 A JP2001188634 A JP 2001188634A JP 2003008409 A JP2003008409 A JP 2003008409A
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Yukio Kato
幸男 加藤
Yuichi Tsujimoto
裕一 辻本
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Toyota Industries Corp
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Toyota Industries Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒステリシス特性を備え、且つ応答特性の良
い比較回路を提供する。 【解決手段】 電流源と、一端側が電流源に接続された
第1及び第2の半導体素子と、一端側が共通電位に接続
された第3及び第4の半導体素子とを備え、第1の半導
体素子には第1の入力信号が供給され、第2の半導体素
子には第2の入力信号が供給され、第3及び第4の半導
体素子はカレントミラー回路を構成し、第2及び第4の
半導体素子の接続点には出力回路が接続されている比較
回路であって、第4の半導体素子と共通電位との間に接
続された第1のインピーダンス回路を備え、第1のイン
ピーダンス回路のインピーダンスは出力回路の出力信号
に応じて変更される。あるいは、第3の半導体素子と共
通電位との間に接続された第2のインピーダンス回路を
備え、第2のインピーダンス回路のインピーダンスは出
力回路の出力信号に応じて変更される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、様々な制御装置等
に利用される比較回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の比較回路について、図1を用いて
説明する。なお、以下では、特に断りがない限り、
「M」はMOSトランジスタを表す。図1において、電
流源I1は、第1電位(例えば、5[v])に接続さ
れ、互いのソースが結合されたM1及びM2により構成
された差動回路に所定電流を供給する。M1のゲートに
は第1入力電圧Vin1が入力され、M2のゲートには
第2入力電圧Vin2が入力されている。M2のドレイ
ンの電位が、第1入力電圧Vin1及び第2入力電圧V
in2に入力された電圧の比較結果(初段出力)であ
る。M3、M4及びM5は、各ゲートにM3のドレイン
が接続され、カレントミラー回路を構成している。この
カレントミラー回路によって、M3により基準電流経路
が形成され、M4により出力電流経路が形成され、M5
によりバイパス電流経路が形成される。ここで、M5は
M6が導通状態になった場合(この例では、Voutが
「H」レベルになった場合)に導通状態となり、比較回
路にヒステリシス特性を持たせる。
【0003】差動回路とカレントミラー回路により、V
in1<Vin2の場合は、M1のドレインから出力さ
れる電流よりも、M2のドレインから出力される電流の
方が少なくなり、M2のドレインの電位が下がる。逆
に、Vin1>Vin2の場合は、M1のドレインから
出力される電流よりも、M2のドレインから出力される
電流の方が多くなり、M2のドレインの電位が上がる。
M7と電流源I2、M8aとM8b、M9aとM9bに
よる3つのグループの回路は、各々が反転増幅回路を構
成している。例えば、Vin1<Vin2となってM2
のドレインの電位が「L」レベルに下がると、M7がオ
フしてM7のドレインの電位は「H」レベルになる。す
ると、次段ではM8aがオフしてM8bがオンするの
で、M8bのドレインの電位は「L」レベルになる。さ
らに、次段ではM9aがオンしてM9bがオフするの
で、M9aのドレインの電位(この場合は、Vout)
は「H」レベルになる。図2に、Vin1、Vin2及
びVoutの関係を示す。そして、Vout(比較回路
の出力)が「H」レベルになると、M6がオンしてM2
のドレインからの電流経路がM4に加えてM5も加わる
ため、Voutが「L」レベルになる際、M2のドレイ
ンが「H」レベルになり難くなることで、図2に示すヒ
ステリシスが形成される。
【0004】次に、ヒステリシスの必要性について図3
を用いて説明する。入力電圧Vin1とVin2の比較
に基づいて出力電圧Voutが出力されるが、入力電圧
Vin1及びVin2には、実際には様々なノイズ成分
が重畳されている。図3の上図のように見える場合で
も、時間軸及び電圧軸を拡大すれば、図3の下図のよう
な波形であることが少なくない。この場合、比較回路に
ヒステリシス特性を設けていないと、図3の下図に示す
ように出力電圧Voutがチャタリングする。出力電圧
Voutがチャタリングすると、後続する回路が誤動作
する可能性がある。そこで、このような出力電圧Vou
tのチャタリングを防止するために、比較回路にヒステ
リシス特性が設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の比較回路は、ヒ
ステリシス特性を設けるために、M2のドレインにヒス
テリシス用のM5のドレインを接続していた。このた
め、M5のドレイン・ソース間及びドレイン・ゲート間
に存在する寄生容量等により、出力電圧Voutの応答
時間が遅れる。例えば、図4に示すように、時間軸を数
nsecレベルまで上げると、出力電圧Voutが立上
る際の遅れ時間(TDH)と、立下る際の遅れ時間(T
DL)を確認できる。この数nsecの遅れであっても
制御装置等の応答特性が悪くなる。しかし、応答特性を
速くするためにヒステリシス回路(この場合は、M5)
を削除してしまうと、制御装置等がノイズ等により誤動
作する可能性がある。本発明は、このような点に鑑みて
創案されたものであり、ヒステリシス特性を備え、且つ
応答特性の良い比較回路を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の第1発明は、請求項1に記載されたとおりの
比較回路である。請求項1に記載の比較回路では、電流
源と、一端側が電流源に接続された第1及び第2の半導
体素子と、一端側が共通電位に接続された第3及び第4
の半導体素子とを備え、第1の半導体素子には第1の入
力信号が供給され、第2の半導体素子には第2の入力信
号が供給され、第3及び第4の半導体素子はカレントミ
ラー回路を構成し、第2及び第4の半導体素子の接続点
には出力回路が接続されている比較回路であって、第4
の半導体素子と共通電位との間に接続された第1のイン
ピーダンス回路を備え、第1のインピーダンス回路のイ
ンピーダンスは出力回路の出力信号に応じて変更され
る。請求項1に記載の比較回路を用いれば、出力回路の
出力に応じて、第1のインピーダンス回路のインピーダ
ンス特性を変更することでヒステリシス特性を備えるこ
とができる。また、初段出力(第2及び第4の半導体素
子の接続点)には出力回路のみが接続されており、出力
回路以外の回路による寄生容量等が存在せず、応答特性
の良い比較回路を構成できる。
【0007】また、本発明の第2発明は、請求項2に記
載されたとおりの比較回路である。請求項2に記載の比
較回路では、第3の半導体素子と共通電位との間に接続
された第2のインピーダンス回路を備え、第2のインピ
ーダンス回路のインピーダンスは出力回路の出力信号に
応じて変更される。請求項2に記載の比較回路を用いれ
ば、出力回路の出力に応じて、第2のインピーダンス回
路のインピーダンス特性を変更することでヒステリシス
特性を備えることができる。また、このヒステリシス特
性は、第1発明とは異なるヒステリシス特性である。ま
た、初段出力(第2及び第4の半導体素子の接続点)に
は出力回路のみが接続されており、出力回路以外の回路
による寄生容量等が存在せず、応答特性の良い比較回路
を構成できる。
【0008】また、本発明の第3発明は、請求項3に記
載されたとおりの比較回路である。請求項3に記載の比
較回路では、第4の半導体素子と共通電位との間に接続
された第1のインピーダンス回路と、第3の半導体素子
と共通電位との間に接続された第2のインピーダンス回
路とを備え、第1及び第2のインピーダンス回路のイン
ピーダンスは出力回路の出力信号に応じて変更される。
請求項3に記載の比較回路を用いれば、出力回路の出力
に応じて、第1及び第2のインピーダンス回路のインピ
ーダンス特性を各々変更することでヒステリシス特性を
備えることができる。また、このヒステリシス特性は、
第1発明及び第2発明とは異なるヒステリシス特性であ
る。また、初段出力(第2及び第4の半導体素子の接続
点)には出力回路のみが接続されており、出力回路以外
の回路による寄生容量等が存在せず、応答特性の良い比
較回路を構成できる。
【0009】また、本発明の第4発明は、請求項4に記
載されたとおりの比較回路である。請求項4に記載の比
較回路では、第1及び第2インピーダンス回路には、抵
抗とMOSトランジスタ、あるいは複数のMOSトラン
ジスタを用いる。請求項4に記載の比較回路を用いれ
ば、抵抗とMOSトランジスタで構成した場合は単純に
構成することが可能であり、複数のMOSトランジスタ
で構成した場合は集積回路として構成する時にチップの
占有面積を、より小さくすることができる。
【0010】また、本発明の第5発明は、請求項5に記
載されたとおりの比較回路である。請求項5に記載の比
較回路では、第1〜第4の半導体素子には、MOSトラ
ンジスタを用いる。請求項5に記載の比較回路を用いれ
ば、集積回路としてICチップ上に、容易に構成でき
る。また、ICチップの面積を、より小さくできる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。図5は、本発明の比較回路の第1の
実施の形態の概略回路図を示している。 ◆[第1の実施の形態] 図5は、図1に示した従来の比較回路に対して、M5及
びM6を廃止している。その代わりに、抵抗R3(第2
インピーダンス回路)をM3のソースと第2電位(例え
ば、GND(共通電位))の間に接続し、抵抗R4とM
41の並列回路(第1インピーダンス回路)をM4のソ
ースと第2電位(例えば、GND(共通電位))の間に
接続することによりヒステリシス特性を持たせている。
M41のドレインは、M4のソースに接続され、M41
のソースは、第2電位に接続され、M41のゲートに
は、出力回路の出力電圧Voutと同電位の電圧が入力
されている。この回路構成により、初段出力(この例で
は、M2のドレインとM4のドレインの接続点)には、
出力回路(この例では、M7のゲート)のみが接続され
ている。
【0012】次に、入力電圧Vin1とVin2の状態
と出力電圧Vout及びヒステリシス特性の関係につい
て説明する。 [Vin1>Vin2の状態]M1とM2を含む差動回
路により、電流源I1から供給される電流Iが、M1と
M2に振り分けられる。M1とM2を流れる電流を各々
I(M1)、I(M2)とすると、I(M1)<I(M
2)になる。また、I=I(M1)+I(M2)であ
る。この電流が、M3とM4を含むカレントミラー回路
に流れ込む。カレントミラー回路は、M3とM4の互い
のゲートが接続されるとともに、M3のドレインとM3
のゲートが接続されている。よって、M3側が基準電流
経路になり、M4側が出力電流経路になる。このカレン
トミラー回路によって、M3を流れる電流I(M3)
(=I(M1))とM4を流れる電流I(M4)は、所
定比に調節される。以下では、所定比が1:1である場
合について説明する。M4には、M2から電流I(M
2)が供給されるが、M4を流れる電流はM3の作用に
よって制限されるため、M4のドレイン側の電位が上昇
して「H」レベルになる。
【0013】M4のドレインが「H」レベルになったこ
とにより、M7がオンするのでM7のドレインが「L」
レベルになる。続いて、M7のドレインが「L」レベル
になったことにより、M8aがオンしてM8bがオフす
るのでM8aのドレインが「H」レベルになる。更に、
M8aのドレインが「H」レベルになったことにより、
M9aがオフしてM9bがオンするのでM9bのドレイ
ン(この場合、出力回路の出力電圧Vout)が「L」
レベルになる。出力電圧Voutが「L」レベルになる
と、M41はオフする。ここで、M41のオフ抵抗値は
抵抗R4の抵抗値に比べて非常に大きいため、M41の
オフ抵抗値は無視することができる。したがって、この
場合、抵抗R4とM41の並列回路(第1インピーダン
ス回路)は、抵抗R4のみの回路と等価である。
【0014】[Vin1<Vin2の状態]M1とM2
を含む差動回路により、電流源I1から供給される電流
Iが、M1とM2に振り分けられる。M1とM2を流れ
る電流を各々I(M1)、I(M2)とすると、I(M
1)>I(M2)になる。また、I=I(M1)+I
(M2)である。この電流が、M3とM4を含むカレン
トミラー回路に流れ込む。このカレントミラー回路によ
って、M3を流れる電流I(M3)(=I(M1))と
同じ電流I(M4)がM4に流れる。しかし、M4に実
際に供給される電流は、I(M2)であり、I(M1)
より少量の電流が供給される。これにより、M4のドレ
イン側の電位が下降して「L」レベルになる。
【0015】M4のドレインが「L」レベルになったこ
とにより、M7がオフするのでM7のドレインが「H」
レベルになる。続いて、M7のドレインが「H」レベル
になったことにより、M8aがオフしてM8bがオンす
るのでM8bのドレインが「L」レベルになる。更に、
M8bのドレインが「L」レベルになったことにより、
M9aがオンしてM9bがオフするのでM9aのドレイ
ン(この場合、出力回路の出力電圧Vout)が「H」
レベルになる。出力電圧Voutが「H」レベルになる
と、M41はオンする。この場合、M4のソースには、
M41のオン抵抗と抵抗R4の並列回路が接続された状
態となる。並列回路のため、M41のオン抵抗と抵抗R
4の合成抵抗は、抵抗R4のみの抵抗値より小さくな
り、M3とM4の電流比が1:1より1:k(k>1)
に変化する。
【0016】次に、図6を用いて、図5に示す比較回路
のヒステリシス特性について説明する。図6は、縦軸に
電圧、横軸に時間を設定している。上記に記載したよう
に、M41は、Voutが「H」レベルになった場合に
オンする。つまり、Voutの出力を逆にする(「H」
から「L」にする)には、M3とM4の電流比が1:k
(k>1)であるためM2のドレインを「H」にするに
は、電流比が1:1の時に比べてより大量のI(M2)
すなわち、より低いVin2が必要となる。以上より、
Voutを「H」から「L」にする時にヒステリシスが
現れる。ここで、図6は、応答遅れ時間を表していな
い。実際には、図4と同様に、立上り時間の遅れ(TD
H)と立下り時間の遅れ(TDL)が存在する。しか
し、M2のドレインの電位(初段出力)には出力回路の
M7のゲートのみが接続されることで、応答時間は約1
0%〜40%向上することを確認できた。
【0017】次に、図5の抵抗R3、R4をMOSトラ
ンジスタで構成した(MOSトランジスタのオン抵抗を
利用した)、第2の実施の形態を、図7に示す。 ◆[第2の実施の形態] 図7は、図5に示した第1の実施の形態の概略回路図に
対して、抵抗R3の代わりに常時オンするM32を接続
し、抵抗R4の代わりに常時オンするM42を接続して
いる。他は図5と同一である。M32とM42のゲート
は互いに接続されるとともに、第1電位(例えば、5
[v])に接続されている。また、M32のドレインは
M3のソースに接続され、M32のソースは、第2電位
(例えば、GND(共通電位))に接続されている。ま
た、M42のドレインはM4のソースに接続され、M4
2のソースは、第2電位(例えば、GND(共通電
位))に接続されている。また、M42には、図5の回
路と同様に、出力電圧Voutに応じてオン/オフする
M41が並列に接続され、ヒステリシス特性を持たせて
いる。M32が第2インピーダンス回路を構成し、M4
2とM41の並列回路が第1インピーダンス回路を構成
している。この回路構成により、初段出力(この例で
は、M2のドレインとM4のドレインの接続点)には、
出力回路(この例では、M7のゲート)のみが接続され
ている。
【0018】M32とM42は、ゲートに第1電位を接
続し常時オンさせて、そのオン抵抗をインピーダンス回
路として利用する。ここで、入力電圧Vin1とVin
2の状態と出力電圧Vout及びヒステリシス特性の関
係については、図5と同じなので、説明を省略する。
【0019】次に、図5のM41を廃止して、抵抗R3
に並列にM31を接続した、第3の実施の形態を、図8
に示す。 ◆[第3の実施の形態] 図8は、図5に示した第1の実施の形態の概略回路図に
対して、抵抗R4に並列に接続されたM41の代わり
に、抵抗R3に並列に接続されたM31を接続すること
により、ヒステリシス特性を持たせている。M31のド
レインは、M3のソースに接続され、M31のソース
は、第2電位に接続され、M31のゲートは、出力回路
の出力電圧Voutと異なる極性の電圧(この例では、
Voutの1段前の反転部M8a及びM8bのドレイン
の出力電圧)が入力されている。他は図5と同一であ
る。M31と抵抗R3の並列回路が第2インピーダンス
回路を構成し、抵抗R4が第1インピーダンス回路を構
成している。この回路構成により、初段出力(この例で
は、M2のドレインとM4のドレインの接続点)には、
出力回路(この例では、M7のゲート)のみが接続され
ている。
【0020】次に、入力電圧Vin1とVin2の状態
と出力電圧Vout及びヒステリシス特性の関係につい
て説明する。 [Vin1>Vin2の状態]図5と同様に、M1とM
2を流れる電流を各々I(M1)、I(M2)とする
と、I(M1)<I(M2)になる。また、I=I(M
1)+I(M2)である。第1の実施の形態と同様、M
3とM4を含むカレントミラー回路によって、M3を流
れる電流I(M3)(=I(M1))とM4を流れる電
流I(M4)は所定比(例えば1:1)に調節される。
しかし、M4には、M2から電流I(M2)が供給され
るが、M4を流れる電流はM3の作用によって制限され
るため、M4のドレイン側の電位が上昇して「H」レベ
ルになる。
【0021】M4のドレインが「H」レベルになったこ
とにより、M7がオンするのでM7のドレインが「L」
レベルになる。続いて、M7のドレインが「L」レベル
になったことにより、M8aがオンしてM8bがオフす
るのでM8aのドレインが「H」レベルになる。更に、
M8aのドレインが「H」レベルになったことにより、
M9aがオフしてM9bがオンするのでM9bのドレイ
ン(この場合、出力回路の出力電圧Vout)が「L」
レベルになる。M8aのドレインが「H」レベルになる
と、M31はオンする。この場合、M3のソースには、
M31のオン抵抗と抵抗R3の並列回路が接続される。
並列回路のため、M31のオン抵抗と抵抗R3の合成抵
抗は、抵抗R3のみの抵抗値より小さくなり、M3とM
4の電流比が1:1からk:1(k>1)に変化する。
よって、Voutを「L」から「H」にするには、より
大量のI(M1)すなわち、より低いVin1が必要と
なりヒステリシスが現れる。
【0022】[Vin1<Vin2の状態]図5と同様
に、M1とM2を流れる電流を各々I(M1)、I(M
2)とすると、I(M1)>I(M2)になる。また、
I=I(M1)+I(M2)である。第1の実施の形態
と同様、M3とM4を含むカレントミラー回路によっ
て、M3を流れる電流I(M3)(=I(M1))とM
4を流れる電流I(M4)は所定比(例えば1:1)に
調節される。しかし、M4には、M2から電流I(M
2)が供給されるが、M4を流れる電流はM3の作用に
よって制限されるため、M4のドレイン側の電位が下降
して「L」レベルになる。
【0023】M4のドレインが「L」レベルになったこ
とにより、M7がオフするのでM7のドレインが「H」
レベルになる。続いて、M7のドレインが「H」レベル
になったことにより、M8aがオフしてM8bがオンす
るのでM8bのドレインが「L」レベルになる。更に、
M8bのドレインが「L」レベルになったことにより、
M9aがオンしてM9bがオフするのでM9aのドレイ
ン(この場合、出力回路の出力電圧Vout)が「H」
レベルになる。M8bのドレインが「L」レベルになる
と、M31はオフする。ここで、M31のオフ抵抗値は
抵抗R3の抵抗値に比べて非常に大きいため、M31の
オフ抵抗値は無視することができる。したがって、この
場合、抵抗R3とM31の並列回路(第2インピーダン
ス回路)は、抵抗R3のみの回路と等価である。
【0024】次に、図9を用いて、図8に示す比較回路
のヒステリシス特性について説明する。図9は、縦軸に
電圧、横軸に時間を設定している。上記に記載したよう
に、M31は、Voutと異なる極性の電圧(この場合
は、Voutの1段前の反転部M8a及びM8bのドレ
インの出力電圧)が「H」レベルになった場合にオンす
る。つまり、M3とM4の電流比がk:1(k>1)で
あるためM2のドレインを「L」にするには、電流比が
1:1の時に比べてより大量のI(M1)すなわち、よ
り高いVin2が必要となる。以上より、Voutを
「L」から「H」にする時にヒステリシスが現れる。こ
こで、図9は、応答遅れ時間を表していない。実際に
は、図4と同様に、立上り時間の遅れ(TDH)と立下
り時間の遅れ(TDL)が存在する。しかし、M2のド
レインの電位(初段出力)には出力回路のM7のゲート
のみが接続されることで、応答時間は向上する。
【0025】次に、図8の抵抗R3、R4をMOSトラ
ンジスタで構成した(MOSトランジスタのオン抵抗を
利用した)、第4の実施の形態を、図10に示す。 ◆[第4の実施の形態] 図10は、図8に示した第3の実施の形態の概略回路図
に対して、抵抗R3の代わりに常時オンするM32を接
続し、抵抗R4の代わりに常時オンするM42を接続し
ている。他は図8と同一である。M32とM42のゲー
トは互いに接続されるとともに、第1電位(例えば、5
[v])に接続されている。また、M32のドレインは
M3のソースに接続され、M32のソースは、第2電位
(例えば、GND(共通電位))に接続されている。ま
た、M42のドレインはM4のソースに接続され、M4
2のソースは、第2電位(例えば、GND(共通電
位))に接続されている。また、M32には、図8の回
路と同様に、出力電圧Voutと異なる極性の電圧(こ
の例では、Voutの1段前の反転部M8a及びM8b
のドレインの出力電圧)に応じてオン/オフするMOS
トランジスタM31が並列に接続され、ヒステリシス特
性を持たせている。M32とM31の並列回路が、第2
インピーダンス回路を構成し、M42が、第1インピー
ダンス回路を構成している。この回路構成により、初段
出力(この例では、M2のドレインとM4のドレインの
接続点)には、出力回路(この例では、M7のゲート)
のみが接続されている。
【0026】M32とM42は、ゲートに第1電位を接
続し常時オンさせて、そのオン抵抗をインピーダンス回
路として利用する。ここで、入力電圧Vin1とVin
2の状態と出力電圧Vout及びヒステリシス特性の関
係については、図8と同じなので、説明を省略する。
【0027】次に、図5の回路に対して、抵抗R3に並
列にM31を接続した、第5の実施の形態を、図11に
示す。 ◆[第5の実施の形態] 図11は、図5に示した第1の実施の形態の概略回路図
に対して、抵抗R3に並列に接続されたM31を追加し
ている。M31のドレインは、M3のソースに接続さ
れ、M31のソースは、第2電位に接続され、M31の
ゲートは、出力回路の出力電圧Voutと異なる極性の
電圧(この例では、Voutの1段前の反転部M8a及
びM8bのドレインの出力電圧)が入力されている。他
は図5と同一である。M31と抵抗R3の並列回路が第
2インピーダンス回路を構成し、M41と抵抗R4の並
列回路が第1インピーダンス回路を構成している。この
回路構成により、初段出力(この例では、M2のドレイ
ンとM4のドレインの接続点)には、出力回路(この例
では、M7のゲート)のみが接続されている。
【0028】次に、入力電圧Vin1とVin2の状態
と出力電圧Vout及びヒステリシス特性の関係につい
て説明する。 [Vin1>Vin2の状態]図5と同様に、M1とM
2を流れる電流を各々I(M1)、I(M2)とする
と、I(M1)<I(M2)になる。また、I=I(M
1)+I(M2)である。第1の実施の形態と同様、M
3とM4を含むカレントミラー回路によって、M3を流
れる電流I(M3)(=I(M1))とM4を流れる電
流I(M4)は所定比(例えば1:1)に調節される。
しかし、M4には、M2から電流I(M2)が供給され
るが、M4を流れる電流はM3の作用によって制限され
るため、M4のドレイン側の電位が上昇して「H」レベ
ルになる。
【0029】M4のドレインが「H」レベルになったこ
とにより、M7がオンするのでM7のドレインが「L」
レベルになる。続いて、M7のドレインが「L」レベル
になったことにより、M8aがオンしてM8bがオフす
るのでM8aのドレインが「H」レベルになる。更に、
M8aのドレインが「H」レベルになったことにより、
M9aがオフしてM9bがオンするのでM9bのドレイ
ン(この場合、出力回路の出力電圧Vout)が「L」
レベルになる。M8aのドレインが「H」レベルになる
と、M31はオンする。この場合、M3のソースには、
M31のオン抵抗と抵抗R3の並列回路が接続される。
並列回路のため、M31のオン抵抗と抵抗R3の合成抵
抗は、抵抗R3のみの抵抗値より小さくなり、M3とM
4の電流比が1:1からk:1(k>1)に変化する。
よって、Voutを「L」から「H」にするには、より
大量のI(M1)すなわち、より低いVin1が必要と
なりヒステリシスが現れる。
【0030】[Vin1<Vin2の状態]図5と同様
に、M1とM2を流れる電流を各々I(M1)、I(M
2)とすると、I(M1)>I(M2)になる。また、
I=I(M1)+I(M2)である。第1の実施の形態
と同様、M3とM4を含むカレントミラー回路によっ
て、M3を流れる電流I(M3)(=I(M1))とM
4を流れる電流I(M4)は所定比(例えば1:1)に
調節される。しかし、M4には、M2から電流I(M
2)が供給されるが、M4を流れる電流はM3の作用に
よって制限されるため、M4のドレイン側の電位が下降
して「L」レベルになる。
【0031】M4のドレインが「L」レベルになったこ
とにより、M7がオフするのでM7のドレインが「H」
レベルになる。続いて、M7のドレインが「H」レベル
になったことにより、M8aがオフしてM8bがオンす
るのでM8bのドレインが「L」レベルになる。更に、
M8bのドレインが「L」レベルになったことにより、
M9aがオンしてM9bがオフするのでM9aのドレイ
ン(この場合、出力回路の出力電圧Vout)が「H」
レベルになる。出力電圧Voutが「H」レベルになる
と、M41はオンする。この場合、M4のソースには、
M41のオン抵抗と抵抗R4の並列回路が接続される。
並列回路のため、M41のオン抵抗と抵抗R4の合成抵
抗は、抵抗R4のみの抵抗値より小さくなり、M3とM
4の電流比が1:1より1:k(k>1)に変化する。
つまり、図11の回路は、図5の回路のヒステリシス
と、図8の回路のヒステリシスの両方を備えた回路とな
る。
【0032】次に、図12を用いて、図11に示す比較
回路のヒステリシス特性について説明する。図12は、
縦軸に電圧、横軸に時間を設定している。上記に記載し
たように、M41は、Voutが「H」レベルになった
場合にオンする。つまり、Voutの出力を逆にする
(「H」から「L」にする)には、M3とM4の電流比
が1:k(k>1)であるためM2のドレインを「H」
にするには、電流比が1:1の時に比べてより大量のI
(M2)すなわち、より低いVin2が必要となる。以
上より、Voutを「H」から「L」にする時にヒステ
リシスが現れる。また、M31は、Voutと異なる極
性の電圧(この場合は、Voutの1段前の反転部M8
a及びM8bのドレインの出力電圧)が「H」レベルに
なった場合にオンする。つまり、M3とM4の電流比が
k:1(k>1)であるためM2のドレインを「L」に
するには、電流比が1:1の時に比べてより大量のI
(M1)すなわち、より高いVin2が必要となる。以
上より、Voutを「L」から「H」にする時にヒステ
リシスが現れる。ここで、図12は、応答遅れ時間を表
していない。実際には、図4と同様に、立上り時間の遅
れ(TDH)と立下り時間の遅れ(TDL)が存在す
る。しかし、M2のドレインの電位(初段出力)には出
力回路のM7のゲートのみが接続されることで、応答時
間は向上する。
【0033】次に、図11の抵抗R3、R4をMOSト
ランジスタで構成した(MOSトランジスタのオン抵抗
を利用した)、第6の実施の形態を、図13に示す。 ◆[第6の実施の形態] 図13は、図11に示した第5の実施の形態の概略回路
図に対して、抵抗R3の代わりに常時オンするM32を
接続し、抵抗R4の代わりに常時オンするM42を接続
している。他は図11と同一である。M32とM42の
ゲートは互いに接続されるとともに、第1電位(例え
ば、5[v])に接続されている。また、M32のドレ
インはM3のソースに接続され、M32のソースは、第
2電位(例えば、GND(共通電位))に接続されてい
る。また、M42のドレインはM4のソースに接続さ
れ、M42のソースは、第2電位(例えば、GND(共
通電位))に接続されている。また、M32には、図1
1の回路と同様に、出力電圧Voutと異なる極性の電
圧(この例では、Voutの1段前の反転部M8a及び
M8bのドレインの出力電圧)に応じてオン/オフする
M31が並列に接続されている。M32とM31の並列
回路が、第2インピーダンス回路を構成し、M42とM
41の並列回路が、第1インピーダンス回路を構成して
いる。この回路構成により、初段出力(この例では、M
2のドレインとM4のドレインの接続点)には、出力回
路(この例では、M7のゲート)のみが接続されてい
る。
【0034】M32とM42は、ゲートに第1電位を接
続し常時オンさせて、そのオン抵抗をインピーダンス回
路として利用する。ここで、入力電圧Vin1とVin
2の状態と出力電圧Vout及びヒステリシス特性の関
係については、図11と同じなので、説明を省略する。
【0035】以上、本実施の形態で説明した各回路は、
異なる3通りのヒステリシス特性を持たせている。どの
ヒステリシス特性の回路を用いるか、後続する回路及び
制御装置等での使用目的に応じて選択される。
【0036】本発明の比較回路は、本実施の形態で説明
した構成に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲
で種々の変更、追加、削除が可能である。また、本実施
の形態で説明した比較回路を、ディスクリート品で構成
してもよいし、集積回路の一部としてIC内に構成して
もよい。構成及び組み込みの方法は、種々の方法が可能
である。また、本実施の形態で説明した比較回路は、M
OSトランジスタを用いて構成したが、バイポーラトラ
ンジスタ等、他の半導体素子を用いて構成してもよい。
例えば、M1〜M4を全てバイポーラトランジスタで構
成してもよいし、M1及びM2をMOSトランジスタで
構成してM3及びM4をバイポーラトランジスタで構成
してもよいし、M1及びM2をバイポーラトランジスタ
で構成してM3及びM4をMOSトランジスタで構成し
てもよい。また、nチャネルMOSとpチャネルMOS
を逆にして、差動回路(実施の形態でのM1及びM2)
とカレントミラー回路(実施の形態でのM3及びM4)
を上下逆にした構成(第1電位、インピーダンス回路、
カレントミラー回路、差動回路、電流源、第2電位の順
にした構成)も可能であり、種々の構成が可能である。
また、本実施の形態では、第1及び第2インピーダンス
回路をカレントミラー回路と第2電位の間に設けたが、
第1及び第2インピーダンス回路をどこに設けてもよ
い。また、各MOSトランジスタの特性(オン抵抗値
等)、各抵抗の特性(インピーダンス値等)は、種々の
値に設定可能である。また、以上(≧)、以下(≦)、
より大きい(>)、未満(<)等は、等号を含んでも含
まなくてもよい。また、本実施の形態の説明に用いた数
値は一例であり、この数値に限定されるものではない。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜5のい
ずれかに記載の比較回路を用いれば、ヒステリシス特性
を備え、且つ応答特性の良い比較回路を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の比較回路の概略回路図である。
【図2】従来の比較回路のヒステリシス特性を説明する
図である。
【図3】ヒステリシスを持たない場合の、比較回路の動
作を説明する図である。
【図4】比較回路の応答遅れ時間を説明する図である。
【図5】本発明の比較回路の一実施の形態の概略回路図
である。
【図6】図5に示す比較回路のヒステリシス特性を説明
する図である。
【図7】図5に示す比較回路の別の構成例を示す図であ
る。
【図8】本発明の比較回路の他の実施の形態の概略回路
図である。
【図9】図8に示す比較回路のヒステリシス特性を説明
する図である。
【図10】図8に示す比較回路の別の構成例を示す図で
ある。
【図11】本発明の比較回路の他の実施の形態の概略回
路図である。
【図12】図11に示す比較回路のヒステリシス特性を
説明する図である。
【図13】図11に示す比較回路の別の構成例を示す図
である。
【符号の説明】
Vin1 第1入力電圧 Vin2 第2入力電圧 Vout 出力電圧 I1、I2 電流源 M1〜M9b MOSトランジスタ R3、R4 抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G035 AD02 AD03 AD23 AD56 AD63 5J039 DA08 DB08 DB19 KK17 KK18 MM03 MM08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電流源と、一端側が前記電流源に接続さ
    れた第1及び第2の半導体素子と、一端側が共通電位に
    接続された第3及び第4の半導体素子とを備え、前記第
    1の半導体素子には第1の入力信号が供給され、前記第
    2の半導体素子には第2の入力信号が供給され、前記第
    3及び第4の半導体素子はカレントミラー回路を構成
    し、前記第2及び第4の半導体素子の接続点には出力回
    路が接続されている比較回路であって、 前記第4の半導体素子と前記共通電位との間に接続され
    た第1のインピーダンス回路を備え、前記第1のインピ
    ーダンス回路のインピーダンスは前記出力回路の出力信
    号に応じて変更される、ことを特徴とする比較回路。
  2. 【請求項2】 電流源と、一端側が前記電流源に接続さ
    れた第1及び第2の半導体素子と、一端側が共通電位に
    接続された第3及び第4の半導体素子とを備え、前記第
    1の半導体素子には第1の入力信号が供給され、前記第
    2の半導体素子には第2の入力信号が供給され、前記第
    3及び第4の半導体素子はカレントミラー回路を構成
    し、前記第2及び第4の半導体素子の接続点には出力回
    路が接続されている比較回路であって、 前記第3の半導体素子と前記共通電位との間に接続され
    た第2のインピーダンス回路を備え、前記第2のインピ
    ーダンス回路のインピーダンスは前記出力回路の出力信
    号に応じて変更される、ことを特徴とする比較回路。
  3. 【請求項3】 電流源と、一端側が前記電流源に接続さ
    れた第1及び第2の半導体素子と、一端側が共通電位に
    接続された第3及び第4の半導体素子とを備え、前記第
    1の半導体素子には第1の入力信号が供給され、前記第
    2の半導体素子には第2の入力信号が供給され、前記第
    3及び第4の半導体素子はカレントミラー回路を構成
    し、前記第2及び第4の半導体素子の接続点には出力回
    路が接続されている比較回路であって、 前記第4の半導体素子と前記共通電位との間に接続され
    た第1のインピーダンス回路と、前記第3の半導体素子
    と前記共通電位との間に接続された第2のインピーダン
    ス回路とを備え、前記第1及び第2のインピーダンス回
    路のインピーダンスは出力回路の出力信号に応じて変更
    される、ことを特徴とする比較回路。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の比較回
    路であって、 前記第1及び第2インピーダンス回路は、抵抗とMOS
    トランジスタ、あるいは複数のMOSトランジスタで構
    成される、ことを特徴とする比較回路。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の比較回
    路であって、 前記第1〜第4の半導体素子は、MOSトランジスタで
    ある、ことを特徴とする比較回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010114787A (ja) * 2008-11-08 2010-05-20 Nec Engineering Ltd コンパレータ回路

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