JP2003008285A - 電子部品供給装置 - Google Patents

電子部品供給装置

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JP2003008285A
JP2003008285A JP2001188610A JP2001188610A JP2003008285A JP 2003008285 A JP2003008285 A JP 2003008285A JP 2001188610 A JP2001188610 A JP 2001188610A JP 2001188610 A JP2001188610 A JP 2001188610A JP 2003008285 A JP2003008285 A JP 2003008285A
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carrier tape
opening
electronic component
auxiliary cover
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JP2001188610A
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Katsutoshi Kinoshita
勝利 木ノ下
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Juki Corp
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Juki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピックアップ領域にキャリヤテープを安定し
た状態で確実に送ることができる、低コストな電子部品
供給装置を提供する。 【解決手段】 アッパーカバー12に着脱自在、且つ、
選択的に装着可能とされた複数種類の補助カバー14を
電子部品供給装置10に備え、且つ、補助カバー14
を、装着状態で開口部16における送り方向後側の後端
16Aから前端16B側に突出して後枠18を形成しつ
つ該開口部16の後端16A側を被うことにより、該開
口部16に臨むキャリヤテープ104の表面104Bを
部分的に遮蔽するようにし、且つ、後枠18の突出量が
相互に異なるように設定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品搭載機に
備えられていて、搭載ヘッドに電子部品を供給する電子
部品供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図5〜図7に示される電子部品供
給装置100のように、電子部品102を収納する凹部
104Aが表面104B側に等ピッチで設けられ、且
つ、該表面104B側がカバーテープ104Cで封止さ
れたキャリヤテープ104をピックアップ領域106に
こま送りする送り機構108と、該ピックアップ領域1
06の送り方向後側で前記キャリヤテープ104からカ
バーテープ104Cを剥離する剥離機構110と、ピッ
クアップ領域106の近傍で前記キャリヤテープ104
の表面104Bを遮蔽するように配置され、且つ、電子
部品をピックアップするための開口部112が設けられ
たアッパーカバー114と、を含んでなる電子部品供給
装置が知られている。
【0003】送り機構108は円板の外周に突起が等ピ
ッチで形成されたプーリを有し、該突起をキャリヤテー
プ104の送り孔104Dに係合させつつプーリを回転
させてキャリヤテープを送るようにされている。
【0004】剥離機構108は、前記カバーテープ10
4Cをリールで巻き取ることにより、該カバーテープ1
04Cを前記キャリヤテープ104から剥離するように
されている。
【0005】カバーテープ104Cが剥離されることに
より、キャリヤテープ104内に収納された電子部品1
02は、ピックアップ領域106で上方に開放され、該
ピックアップ領域106の上方から搭載ヘッド116が
下降・接近して電子部品102をピックアップし、基板
上に搭載するようにされている。
【0006】カバーテープが剥離されると、キャリヤテ
ープ内の電子部品は振動等により跳ね上がって上方に飛
び出すことがある。又、カバーテープが剥離されたキャ
リヤテープは、剥離機構による緊縛力から解放されて厚
さ方向にたるみ易くなる。
【0007】このような電子部品の跳ね上がりやキャリ
ヤテープのたるみのために、搭載ヘッドが電子部品を正
確にピックアップすることができないことがある。
【0008】そこで、このような電子部品のピックアッ
プミスを防止するため、ピックアップ領域106にはア
ッパーカバー114が設けられている。
【0009】アッパーカバー114は、カバーテープ1
04Cに代わってキャリヤテープ104の表面104B
を遮蔽することにより電子部品が跳ね上がることを防止
している。
【0010】又、アッパーカバー114はキャリヤテー
プ104の表面104Bに当接して、キャリヤテープ1
04を送り方向摺動自在に案内し、該キャリヤテープの
厚み方向のたるみを防止している。
【0011】即ち、カバーテープ104Cが剥離された
キャリヤテープ104の表面104Bはアッパーカバー
114に遮蔽され、アッパーカバー114の開口部11
2まで送られることにより上方に開放される。
【0012】キャリヤテープ104をピックアップ領域
106に安定した状態で送るためには、アッパーカバー
114の開口部112の大きさを極力小さくしてアッパ
ーカバー114がキャリヤテープ104の表面104B
を遮蔽する面積を極力大きくすることが望ましい。
【0013】一方、キャリヤテープには、収納する電子
部品の大きさ等により、様々な大きさ、ピッチの凹部を
有するものが存在する。
【0014】凹部の大きさが異なるキャリヤテープから
電子部品をピックアップするためには、凹部の大きさが
最大のキャリヤテープに合わせてアッパーカバーの開口
部を設ける必要があった。
【0015】このため凹部が小さなキャリヤテープの場
合、ピックアップの順序の凹部のみならずその後続の凹
部までもが開口部から上方に開放されて、電子部品のピ
ックアップミスが発生することがあった。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】これに対して、キャリ
ヤテープの種類毎に専用の電子部品供給装置を用意すれ
ば、ピックアップの順序の凹部のみが開口部から上方に
開放するような開口部のアッパーカバーとすることがで
きるが、搭載頻度が少ないキャリヤテープに対して専用
の電子部品供給装置を用意すると減価償却費が高くな
り、電子部品供給装置及び電子部品搭載機の大幅なコス
ト増加という問題を発生させることとなる。
【0017】本発明は、以上の問題点に鑑みてなされた
ものであって、ピックアップ領域にキャリヤテープを安
定した状態で確実に送ることができる、低コストな電子
部品供給装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、電子部品を収
納する凹部が表面側に等ピッチで設けられ、且つ、該表
面側がカバーテープで封止されたキャリヤテープをピッ
クアップ領域にこま送りする送り機構と、該ピックアッ
プ領域の送り方向後側で前記キャリヤテープから前記カ
バーテープを剥離する剥離機構と、前記ピックアップ領
域の近傍で前記キャリヤテープの表面を遮蔽するように
配置され、且つ、電子部品をピックアップするための開
口部が設けられたアッパーカバーと、を含んでなる電子
部品供給装置において、前記アッパーカバーに着脱自
在、且つ、選択的に装着可能とされた複数種類の補助カ
バーを備え、各補助カバーを、装着状態で前記開口部に
おける前記送り方向後側の後端から前端側に突出して後
枠を形成しつつ該開口部の後端側を覆うことにより、該
開口部に臨む前記キャリヤテープの表面を部分的に遮蔽
するようにし、且つ、前記後枠の突出量が相互に異なる
ように設定したことにより、上記目的を達成するもので
ある。
【0019】又、前記送り方向進退動自在、且つ、任意
の進退位置に保持可能とされた補助カバーを前記アッパ
ーカバーに装着し、該補助カバーを、前記開口部におけ
る前記送り方向後側の後端から前端側に突出して後枠を
形成可能として該開口部の後端側を部分的に覆うことに
より、該開口部に臨む前記キャリヤテープの表面を部分
的に遮蔽可能とし、且つ、前記開口部の後端からの前記
後枠の増減自在とてもよい。
【0020】更に、前記開口部の前端から後端側に突出
して前枠を形成し、該開口部の前端側を覆うことによ
り、該開口部に臨む前記キャリヤテープの表面を遮蔽す
るように前記補助カバーを構成してもよい。
【0021】又、前記補助カバーを第1の補助カバーと
して、該第1の補助カバーと別体の部材で前記送り方向
進退動自在、且つ、任意の進退位置に保持可能とされた
第2の補助カバーを前記アッパーカバーに装着し、該第
2の補助カバーを、前記開口部の前端から後端側に突出
して前記キャリヤテープの幅方向と略平行な前枠を形成
可能とし、且つ、該前枠の突出量を増減自在としてもよ
い。
【0022】本発明によれば、共通の電子部品供給装置
で凹部の大きさ、ピッチが異なるキャリヤテープを安定
した状態、且つ、低コストでピックアップ領域に送るこ
とができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の例体の例を図
面を参照して詳細に説明する。
【0024】図1及び図2に示されるように、本実施の
形態の例に係る電子部品供給装置10は、アッパーカバ
ー12に着脱自在、且つ、選択的に装着可能とされた複
数種類の補助カバー14が備えられ、各補助カバー14
は装着状態で前記アッパーカバー12の開口部16にお
けるキャリヤテープ104の送り方向後側の後端16A
から前端16B側に突出して後枠18を形成しつつ該開
口部16の後端16A側を被うことにより、該開口部1
6に臨む前記キャリヤテープ104の表面104Bを部
分的に遮蔽するようにされ、且つ、前記後枠18の突出
量が相互に異なるように設定されたことを特徴としてい
る。
【0025】その他の点については前記従来の電子部品
供給装置100と同様であるので図5から図7と同一符
号を付することとして説明を省略する。
【0026】前記補助カバー14は長方形板状体で前記
アッパーカバー12の開口部16よりも小さな長方形の
貫通孔14Aが形成され、前記開口部16を囲むように
前記アッパーカバー12の両面側に配置されている。
【0027】又、前記補助カバー14には2つのねじ貫
通孔14B及び14Cが形成され、これらねじ貫通孔1
4B及び14Cを挿通し、前記アッパーカバー12に螺
合するねじ20A及び20Bにより該アッパーカバー1
2に着脱自在に装着されている。
【0028】前記後枠18は、前記貫通孔14Aの一辺
部として形成され、前記キャリヤテープ104の幅方向
と略平行とされている。
【0029】この後枠18を形成する一辺と反対側の一
辺は、前記開口部16の前端16Bから後端16A側に
突出して前枠22を形成し、該開口部16の前端16B
側を被うことにより、該開口部16に臨む前記キャリヤ
テープ104の表面104Bを部分的に遮蔽するように
されている。
【0030】前記後枠18も、前記キャリヤテープ10
4の幅方向と略平行とされている。
【0031】各補助カバー14は、前記後枠18と前記
ねじ貫通孔14B及び14Cとの間隔が相互に異なるよ
うに設定され、これにより、前記アッパーカバー12に
装着した状態で、前記開口部16の後端16Aからの前
記後枠18の突出量が相互に異なるようにされている。
【0032】次に、前記電子部品供給装置10の作用に
ついて説明する。
【0033】該電子部品供給装置10における電子部品
の供給を行うときは、キャリヤテープ104の凹部10
4Aの大きさ及びピッチに合致した前記補助カバー14
を選択し、前記アッパーカバー12に装着する。
【0034】具体的には、図3に示されるように、前記
ピックアップ領域106に送られて収納した電子部品1
02がピックアップの順番となって凹部104Aの近傍
のみが上方に露出するような補助カバー14を選択す
る。
【0035】即ち、当該凹部104Aの前記送り方向後
端縁の前記後枠18が僅かに後方に位置し、且つ、当該
凹部104Aの前端よりも前記前枠22が僅かに前方に
位置するような補助カバー14を選択して前記アッパー
カバー12に装着する。
【0036】このようにすることで、カバーテープ10
4Cが剥離されたキャリヤテープ104の表面104B
は、ピックアップの順序の凹部104Aのみが上方に開
放され、他の部分が全て前記アッパーカバー12及び補
助カバー14により遮蔽することとなり、ピックアップ
の順序の凹部104Aよりも後方の後続の凹部104A
が上方に露出することがなく、これら凹部104Aに収
納された電子部品が振動等により上方に飛び出すことが
ない。
【0037】又、前記補助カバー14の後枠18及び前
枠22の間の区間を除いて、前記キャリヤテープ104
は、上方への動きが規制されるため、該キャリヤテープ
104が前記ピックアップ領域106の近傍で上下方向
に弛むことがなく、該キャリヤテープ104は安定した
状態で送り方向に沿って搬送される。
【0038】即ち、前記ピックアップ領域106におい
て搭載ヘッド114が電子部品を確実にピックアップす
ることができ、前記電子部品供給装置100は信頼性の
高い電子部品供給装置である。
【0039】以後、キャリヤテープを交換することによ
り、交換前後で凹部104Aの大きさ又はピッチが異な
るときは、交換後の凹部の大きさ及びピッチに適した補
助カバー14を選択して前記アッパーカバー12に装着
する。
【0040】前記補助カバー14は、長方形の貫通孔1
4Aが形成された簡単な形状の板状体で低コストであ
り、又、前記ねじ20A及び20Bにより前記アッパー
カバー12に容易に着脱することができるので、前記電
子部品供給装置10は、容易に、且つ、低コストで様々
な種類のキャリヤテープに対応することができる。
【0041】次に本発明の実施の形態の第2例について
説明する。
【0042】本実施の形態の第2例に係る電子部品供給
装置30は、前記キャリヤテープ104の送り方向進退
動自在、且つ、任意の進退位置に保持可能とされた第1
の補助カバー32がアッパーカバー34に装着され、該
補助カバー32は前記アッパーカバー34の開口部36
における前記送り方向後側の後端36Aから前端36B
側に突出して後枠38を形成可能とされ、該開口部36
の後端36A側を部分的に被うことにより、該開口部3
6に臨む前記キャリヤテープ104の表面104Bを部
分的に遮蔽可能とされ、且つ、前記開口部36の後端3
6Aからの前記後枠38の突出量が増減自在とされてい
る。
【0043】前記後枠38は、前記キャリヤテープ10
4の幅方向と略平行とされている。
【0044】又、前記電子部品供給装置30は、前記第
1の補助カバー32と別体の部材で前記送り方向進退動
自在、且つ、任意の進退位置に保持可能とされた第2の
補助カバー40が前記アッパーカバー34に装着され、
該補助カバー40は前記開口部36の前端36Bから後
端36A側に突出して前記キャリヤテープ104の幅方
向と略平行な前枠42を形成可能とされ、且つ、該前枠
42の突出量が増減自在とされている。
【0045】前記第1の補助カバー32は、コ字型の板
状体で、コ字の凹部が前記後枠38を構成し、該後枠3
8が前記開口部36の後端36Aに沿うように配置され
ている。
【0046】又、前記第1の補助カバー32には、前記
キャリヤテープ104の長手方向に沿う3つの長孔32
A、32B及び32Cが形成されている。
【0047】前記長孔32A及び32Bは、前記キャリ
ヤテープ104の幅方向の両端側に設けられ、前記アッ
パーカバー34に設けられた突起34A、及び34Bに
それぞれ摺動自在に嵌合している。即ち、前記第1の補
助カバー32は、前記キャリヤテープ104の送り方向
の一定範囲で進退動自在とされている。
【0048】前記長孔32Cは、前記キャリヤテープ1
04の幅方向の中央近傍に形成されている。該長孔32
Cを挿通し、前記アッパーカバー34に螺合するねじ4
4Aにより、前記第1の補助カバー32は任意の進退位
置に保持可能とされている。これにより、前記後枠38
は、前記開口部36の後端36Aから前記送り方向に引
き込み突出自在とされ、且つ、突出量が増減自在とされ
ている。
【0049】前記第2の補助カバー40は、前記第1の
補助カバー32と同様の形状で、コ字型の凹部が前記前
枠42を構成している。該第2の補助カバー40は、前
記第1の補助カバー32と向き合うように配置されてい
る。該第2の補助カバー40は、長孔40A及び40B
において前記アッパーカバー34の突起44A及び44
Bに摺動自在に嵌合し、前記送り方向の一定範囲で進退
動自在とされている。又、長孔40Cを挿通し前記アッ
パーカバー34に螺合するねじ44Bにより任意の進退
位置に保持可能とされている。
【0050】これにより、前記前枠42は、前記開口部
36の前端36Bから前記送り方向に引き込み突出自在
とされ、突出量が増減自在とされている。
【0051】次に、前記電子部品供給装置30の作用に
ついて説明する。
【0052】前記電子部品供給装置30により電子部品
の供給を行うときは、まず、前記キャリヤテープ104
の表面104Bが、ピックアップの順序の前記凹部10
4Aの近傍のみにおいて上方に露出するように、前記第
1の補助カバー32及び第2の補助カバー40の進退位
置を調節する。
【0053】即ち、前記後枠38が、前記ピックアップ
の順序の凹部104Aの後端よりも僅かに後方に、前記
前枠42が、該凹部104Aの前端よりも僅かに前方に
位置するようにこれら第1の補助カバー32及び第2の
補助カバー40の進退位置を調節する。調節後、前記ね
じ44A及び44Bをこのように、前記第1の補助カバ
ー32及び第2の補助カバー40の進退位置を適宜調節
することにより、前記実施の形態の第1例における電子
部品供給装置10と同様に、前記電子部品供給装置30
は、安定した状態で電子部品をピックアップ領域106
に送ることができる信頼性の高い電子部品供給装置であ
る。
【0054】又、前記第1の補助カバー32及び前記第
2の補助カバー40は、簡単な形状の板状体で低コスト
であると共に、前記送り方向に進退動することにより前
記後枠38及び前記前枠42の突出量が調節可能とされ
ており、部品点数も少ない。
【0055】又、前記第2の補助カバー40が前記第1
の補助カバー32と別体の部材とされ、2つの補助カバ
ーが独立して前記送り方向に進退動することができるの
で、前記後枠38及び前記前枠42が基準ピックアップ
位置の後方及び前方に均等に離間するように前記第1の
補助カバー32及び第2の補助カバー40の進退位置を
調節することができる。
【0056】このようにすることで、前記後枠38及び
前枠42を基準として、前記キャリヤテープ104の送
りの初期設定(キャリブレーション)を容易に行うこと
ができる。
【0057】即ち、目視により前記キャリヤテープ10
4の凹部104Aが前記後枠38と前記前枠42との間
に均等な状態で収まるように前記キャリヤテープ104
のキャリブレーションを行うことにより、キャリヤテー
プの正確なキャリブレーションを容易に実現することが
できる。
【0058】なお、前記実施の形態の第1例において、
前記補助カバー14は長方形の貫通孔が形成された板状
体とされ、後枠及び前枠を形成するようにされている
が、本発明はこれに限定されるものではなく、キャリヤ
テープの弛みが問題とされない場合には、電子部品の跳
ね上がりを防止するための後枠のみを形成する補助カバ
ーとしてもよい。
【0059】例えば、貫通孔を形成することなく、簡単
な長方形板状体の補助カバーとすれば、補助カバーのコ
ストを更に低減することができる。
【0060】一方、キャリヤテープの送りのキャリブレ
ーションのために、後枠及び前枠を基準とする場合に
は、前記実施の形態の第1例と同様に前枠を形成する補
助カバーとすると共に、後枠と前枠とが基準ピック位置
から均等の位置となるように補助カバーに貫通孔を形成
するとよい。
【0061】又、前記実施の形態の第2例において、前
記電子部品供給装置30は、第1の補助カバー及び第2
の補助カバーの2つの補助カバーを備えているが、本発
明はこれに限定されるものではなく、第1の補助カバー
のみを備える電子部品供給装置としてもよい。
【0062】又、前記実施の形態の第2例において、前
記第1の補助カバー及び第2の補助カバーはコ字型の板
状体とされているが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、簡単な長方形板状体の補助カバーとしてもよ
い。
【0063】更に、第2の補助カバーを設けない場合に
は、前記実施の形態の第1例における補助カバー14と
同様に、貫通孔が形成され、後枠及び前枠を形成する第
1の補助カバーとしてもよい。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ピックアップ領域にキャリヤテープを安定した状態で確
実に、且つ、低コストで送ることが可能となるという優
れた効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の例に係る電子部品供給装
置のアッパーカバー周辺の構造を拡大して示す斜視図
【図2】同平面図
【図3】同側断面図
【図4】本発明の実施の形態の第2例に係る電子部品供
給装置のアッパーカバー周辺の構造を拡大して示す平面
【図5】従来の電子部品供給装置の要部構造を示す斜視
【図6】従来のキャリヤテープの構造を示す斜視図
【図7】従来の電子部品供給装置のピックアップ領域の
周辺の構造を拡大して示す側和断面図
【符号の説明】
10、30、100…電子部品供給装置 12、34、114…アッパーカバー 14…補助カバー 16、36…後端 16A、36A…後端 16B、36B…前端 18、38…後枠 22、42…前枠 32…第1の補助カバー 40…第2の補助カバー 102…電子部品 104…キャリヤテープ 104A…凹部 104B…表面 104C…カバーテープ 106…ピックアップ領域 108…送り機構

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子部品を収納する凹部が表面側に等ピッ
    チで設けられ、且つ、該表面側がカバーテープで封止さ
    れたキャリヤテープをピックアップ領域にこま送りする
    送り機構と、該ピックアップ領域の送り方向後側で前記
    キャリヤテープから前記カバーテープを剥離する剥離機
    構と、前記ピックアップ領域の近傍で前記キャリヤテー
    プの表面を遮蔽するように配置され、且つ、電子部品を
    ピックアップするための開口部が設けられたアッパーカ
    バーと、を含んでなる電子部品供給装置において、 前記アッパーカバーに着脱自在、且つ、選択的に装着可
    能とされた複数種類の補助カバーが備えられ、各補助カ
    バーは装着状態で前記開口部における前記送り方向後側
    の後端から前端側に突出して後枠を形成しつつ該開口部
    の後端側を覆うことにより、該開口部に臨む前記キャリ
    ヤテープの表面を部分的に遮蔽するようにされ、且つ、
    前記後枠の突出量が相互に異なるように設定されたこと
    を特徴とする電子部品供給装置。
  2. 【請求項2】電子部品を収納する凹部が表面側に等ピッ
    チで設けられ、且つ、該表面側がカバーテープで封止さ
    れたキャリヤテープをピックアップ領域にこま送りする
    送り機構と、該ピックアップ領域の送り方向後側で前記
    キャリヤテープから前記カバーテープを剥離する剥離機
    構と、前記ピックアップ領域の近傍で前記キャリヤテー
    プの表面を遮蔽するように配置され、且つ、電子部品を
    ピックアップするための開口部が設けられたアッパーカ
    バーと、を含んでなる電子部品供給装置において、 前記送り方向進退動自在、且つ、任意の進退位置に保持
    可能とされた補助カバーが前記アッパーカバーに装着さ
    れ、該補助カバーは前記開口部における前記送り方向後
    側の後端から前端側に突出して後枠を形成可能とされて
    該開口部の後端側を部分的に覆うことにより、該開口部
    に臨む前記キャリヤテープの表面を部分的に遮蔽可能と
    され、且つ、前記開口部の後端からの前記後枠の増減自
    在とされたことを特徴とする電子部品供給装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2において、 前記補助カバーは前記開口部の前端から後端側に突出し
    て前枠を形成し、該開口部の前端側を覆うことにより、
    該開口部に臨む前記キャリヤテープの表面を遮蔽するよ
    うにされたことを特徴とする電子部品供給装置。
  4. 【請求項4】請求項2において、 前記補助カバーを第1の補助カバーとして、該第1の補
    助カバーと別体の部材で前記送り方向進退動自在、且
    つ、任意の進退位置に保持可能とされた第2の補助カバ
    ーが前記アッパーカバーに装着され、該第2の補助カバ
    ーは前記開口部の前端から後端側に突出して前記キャリ
    ヤテープの幅方向と略平行な前枠を形成可能とされ、且
    つ、該前枠の突出量が増減自在されたことを特徴とする
    電子部品供給装置。
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