JP2002544164A - 5−(2−クロロエチル)−4−メチルチアゾールエジシレート(クロメチアゾールエジシレート)の非経口処方物 - Google Patents
5−(2−クロロエチル)−4−メチルチアゾールエジシレート(クロメチアゾールエジシレート)の非経口処方物Info
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、物理的、化学的および微生物学的安定性ならびに生物学的適合性に加えて改善された抗微生物特性を有する5−(2−クロロエチル)−4−メチルチアゾールエジシレート(一般的にクロメチアゾールエジシレート(clomethiazoleedisylate)として知られている)の非経口処方物に関する。
Description
【0001】
本発明は、物理的、化学的および微生物学的安定性ならびに生物学的適合性に
加えて改善された抗微生物特性を有する5−(2−クロロエチル)−4−メチルチ
アゾールエジシレート(一般的にクロメチアゾールエジシレート(clomethiazole
edisylate)として知られている)の非経口処方物に関する。
加えて改善された抗微生物特性を有する5−(2−クロロエチル)−4−メチルチ
アゾールエジシレート(一般的にクロメチアゾールエジシレート(clomethiazole
edisylate)として知られている)の非経口処方物に関する。
【0002】
クロメチアゾールは、鎮静ならびに抗痙攣、精神安定および催眠のために25
年以上にわたって広く使用されている。臨床的使用のためのこの薬剤の活性形態
は、塩基またはそのエジシレート塩のいずれかである。非経口投与のための現在
市場に提供されるものは、等張性水溶液中にクロメチアゾールエジシレート8mg
/mLおよびデキストロースモノ水和物40mg/mLを含むヘミネブリン(Heminevr
in)(登録商標)8mg/mLである。しかしながら、この組成物を神経変性の治療
に使用することはできない。なぜならばデキストロースがこの治療適応症に対し
て配合禁忌であると考えられるからである。
年以上にわたって広く使用されている。臨床的使用のためのこの薬剤の活性形態
は、塩基またはそのエジシレート塩のいずれかである。非経口投与のための現在
市場に提供されるものは、等張性水溶液中にクロメチアゾールエジシレート8mg
/mLおよびデキストロースモノ水和物40mg/mLを含むヘミネブリン(Heminevr
in)(登録商標)8mg/mLである。しかしながら、この組成物を神経変性の治療
に使用することはできない。なぜならばデキストロースがこの治療適応症に対し
て配合禁忌であると考えられるからである。
【0003】 無菌的に充填される(すなわち、0.22μmフィルターを通した濾過により最
終的に滅菌される)医薬製品は、製造過程中に微生物汚染を極めて受けやすい。
それ故に、製造の観点ならびに安全性の理由(すなわち、臨床での製品の取り扱
いおよび貯蔵の間に生じる損傷のために起こりうる汚染)の両方から、この薬剤
物質自体が抗微生物特性を示すならば大いに有利であると考えられる。マルチド
ーズ製品に対し、これらの製品が保存剤を含有することは法律上の要求である。
もしも医薬物質自体が保存剤に課せられる法律上の要件を満たすならば、保存剤
を添加する必要がないので、大いに有利であると考えられる。
終的に滅菌される)医薬製品は、製造過程中に微生物汚染を極めて受けやすい。
それ故に、製造の観点ならびに安全性の理由(すなわち、臨床での製品の取り扱
いおよび貯蔵の間に生じる損傷のために起こりうる汚染)の両方から、この薬剤
物質自体が抗微生物特性を示すならば大いに有利であると考えられる。マルチド
ーズ製品に対し、これらの製品が保存剤を含有することは法律上の要求である。
もしも医薬物質自体が保存剤に課せられる法律上の要件を満たすならば、保存剤
を添加する必要がないので、大いに有利であると考えられる。
【0004】 クロメチアゾールエジシレートは熱に敏感であるので、これを最終的に加熱滅
菌すべきでなく、例えば最も普通の最終滅菌法であるオートクレーブ処理により
滅菌すべきでない。それ故に本発明に係る処方物は、濾過により最終的に滅菌し
、無菌的に充填する必要がある。 非経口処方物は、物理的、化学的および微生物学的に安定であるだけでなく生
物学的に適合性であるべきである。
菌すべきでなく、例えば最も普通の最終滅菌法であるオートクレーブ処理により
滅菌すべきでない。それ故に本発明に係る処方物は、濾過により最終的に滅菌し
、無菌的に充填する必要がある。 非経口処方物は、物理的、化学的および微生物学的に安定であるだけでなく生
物学的に適合性であるべきである。
【0005】
本発明の目的は、物理的、化学的および微生物学的安定性ならびに生物学的適
合性に加えて改善された抗微生物特性を有する非経口処方物を提供することであ
る。
合性に加えて改善された抗微生物特性を有する非経口処方物を提供することであ
る。
【0006】 本発明者らは驚くべきことに、本発明に係る処方物とクロメチアゾールエジシ
レートの現在市販されている処方物、Heminevrin(登録商標)とを比較すると、
本発明に係る処方物が有意により良好な抗微生物効力を示すことを見出した。塩
化ナトリウム8mg/mLまたはデキストロースモノ水和物40mg/mLには確認され
た抗微生物効力はなく、クロメチアゾールエジシレートの濃度は Heminevrin(
登録商標)と本発明に係る処方物とで全く同じである。このため、Heminevrin(
登録商標)と本発明との効力の差は予想されなかったが、驚くべきことに、塩化
ナトリウムはデキストロースモノ水和物と比較してクロメチアゾールエジシレー
トの抗微生物効力を向上させるようである。
レートの現在市販されている処方物、Heminevrin(登録商標)とを比較すると、
本発明に係る処方物が有意により良好な抗微生物効力を示すことを見出した。塩
化ナトリウム8mg/mLまたはデキストロースモノ水和物40mg/mLには確認され
た抗微生物効力はなく、クロメチアゾールエジシレートの濃度は Heminevrin(
登録商標)と本発明に係る処方物とで全く同じである。このため、Heminevrin(
登録商標)と本発明との効力の差は予想されなかったが、驚くべきことに、塩化
ナトリウムはデキストロースモノ水和物と比較してクロメチアゾールエジシレー
トの抗微生物効力を向上させるようである。
【0007】 従って本発明は、5−(2−クロロエチル)−4−メチルチアゾールエジシレー
ト、水および塩化ナトリウムを含む安定な非経口処方物を提供する。5−(2−
クロロエチル)−4−メチルチアゾールエジシレートは、一般的にクロメチアゾ
ールエジシレートとして知られている。簡易化のために、本明細書全体をとおし
てクロメチアゾールエジシレートまたはCMZ−エジシレートと呼ぶことにする
。 本発明の別の目的は、神経変性の治療のための上記処方物の使用を提供するこ
とである。 本発明の別の目的は、本発明に係る処方物の製造方法を提供することである。
ト、水および塩化ナトリウムを含む安定な非経口処方物を提供する。5−(2−
クロロエチル)−4−メチルチアゾールエジシレートは、一般的にクロメチアゾ
ールエジシレートとして知られている。簡易化のために、本明細書全体をとおし
てクロメチアゾールエジシレートまたはCMZ−エジシレートと呼ぶことにする
。 本発明の別の目的は、神経変性の治療のための上記処方物の使用を提供するこ
とである。 本発明の別の目的は、本発明に係る処方物の製造方法を提供することである。
【0008】
本発明によれば、クロメチアゾールエジシレートの非経口投与に適する処方物
が開示される。本発明者らは驚くべきことに、塩化ナトリウムを等張剤として使
用することにより、物理的、化学的および生物学的安定性ならびに生物学的適応
性に加えて改善された抗微生物特性を有する、神経変性に罹患した患者の治療の
ための安定な処方物が得られることを見出した。
が開示される。本発明者らは驚くべきことに、塩化ナトリウムを等張剤として使
用することにより、物理的、化学的および生物学的安定性ならびに生物学的適応
性に加えて改善された抗微生物特性を有する、神経変性に罹患した患者の治療の
ための安定な処方物が得られることを見出した。
【0009】 本発明に係る処方物は下記の成分を含む: - クロメチアゾールエジシレート、 - 水および - 塩化ナトリウム。 以下の記載において、組成物中の各成分の量は、特に指示しない限り、処方物
の全容量に対する重量%として表される。
の全容量に対する重量%として表される。
【0010】 本発明の特別の観点において、本発明に係る処方物中のクロメチアゾールエジ
シレートの濃度は、0.1%〜2.0%、好ましくは0.4%〜1.0%、より好ま
しくは0.7%〜0.9%の範囲にあってよく、特に約0.8%である。 さらに、本発明のこの観点における処方物は、等張剤として使用される塩化ナ
トリウムを0.1〜1.8%含む。塩化ナトリウムを等張剤として使用することは
、粒状物質レベルが許容されうるもので、そして有意により良好な抗微生物効力
を有する透明溶液が得られるという利点を有する。好ましくは、塩化ナトリウム
は0.7〜0.9%の濃度で用いられる。
シレートの濃度は、0.1%〜2.0%、好ましくは0.4%〜1.0%、より好ま
しくは0.7%〜0.9%の範囲にあってよく、特に約0.8%である。 さらに、本発明のこの観点における処方物は、等張剤として使用される塩化ナ
トリウムを0.1〜1.8%含む。塩化ナトリウムを等張剤として使用することは
、粒状物質レベルが許容されうるもので、そして有意により良好な抗微生物効力
を有する透明溶液が得られるという利点を有する。好ましくは、塩化ナトリウム
は0.7〜0.9%の濃度で用いられる。
【0011】 本発明の処方物は、処方物のpHを2.0〜8.5の範囲、好ましくは4.5〜
8.0の範囲、より好ましくは6.0〜8.0の範囲、最も好ましくは約7.4に維
持するための塩基性物質をさらに含むことができる。好ましくは、適切な量の水
酸化ナトリウムを添加して処方物のpHを調節する。 最終処方物のpHを調節するために、場合により酸性物質、例えば塩酸を使用
することができる。
8.0の範囲、より好ましくは6.0〜8.0の範囲、最も好ましくは約7.4に維
持するための塩基性物質をさらに含むことができる。好ましくは、適切な量の水
酸化ナトリウムを添加して処方物のpHを調節する。 最終処方物のpHを調節するために、場合により酸性物質、例えば塩酸を使用
することができる。
【0012】 好ましくは、本発明のこの観点は、 (a)0.1〜2.0%のクロメチアゾールエジシレート; (b)0.1〜1.8%の塩化ナトリウム; (c)場合によりpHを2.0〜8.5の範囲に調節するための水酸化ナトリウ
ム;および (d)全量100%にするのに充分な量の水 を含む処方物に関する。
ム;および (d)全量100%にするのに充分な量の水 を含む処方物に関する。
【0013】 より好ましい処方物は、 (a)0.4〜1.0%のクロメチアゾールエジシレート; (b)0.7〜0.9%の塩化ナトリウム; (c)場合によりpHを4.5〜8.0の範囲に調節するための水酸化ナトリウ
ム;および (d)全量100%にするのに充分な量の水 を含む。
ム;および (d)全量100%にするのに充分な量の水 を含む。
【0014】 最も好ましい処方物は、 (a)0.7〜0.9%のクロメチアゾールエジシレート; (b)0.7〜0.9%の塩化ナトリウム; (c)場合によりpHを6.0〜8.0の範囲に調節するための水酸化ナトリウ
ム;および (d)全量100%にするのに充分な量の水 を含む。
ム;および (d)全量100%にするのに充分な量の水 を含む。
【0015】 本発明に係る処方物の一例は、 (a)0.8%のクロメチアゾールエジシレート; (b)0.8%の塩化ナトリウム; (c)pHを約7.4に調節するための水酸化ナトリウム;および (d)全量100%にするのに充分な量の水 を含む。
【0016】 本発明はさらに、上記の処方物の製造法に関する。この製造法は、WFI(注
射用水)中にクロメチアゾールエジシレートおよび塩化ナトリウムを溶解し、そ
の後で場合により塩基性物質でpHを調節することを必要とする。
射用水)中にクロメチアゾールエジシレートおよび塩化ナトリウムを溶解し、そ
の後で場合により塩基性物質でpHを調節することを必要とする。
【0017】 好ましくは、この製造法は、 (a)水の主要部分を装入し、 (b)室温に冷却し、 (c)塩化ナトリウムを装入し、撹拌して溶解し、 (d)クロメチアゾールエジシレートを装入し、撹拌して溶解し、 (e)場合により塩基性物質を装入し、 (f)場合によりさらに塩基性物質および/または酸性物質を徐々に添加して
pHを調節し、 (g)水を添加して最終容量に調節し、 (h)最後に無菌濾過を用いて溶液を滅菌すること を必要とする。 工程h)は、大きくても0.22μmの孔径を有する無菌膜フィルターを通して
溶液を濾過することにより行うことができる。 上記の手順は不活性雰囲気中、例えば窒素中または酸素不含アルゴン中で行う
ことができる。 クロメチアゾールエジシレートの製造は、例えば GB 847 520 に記載されてい
る。
pHを調節し、 (g)水を添加して最終容量に調節し、 (h)最後に無菌濾過を用いて溶液を滅菌すること を必要とする。 工程h)は、大きくても0.22μmの孔径を有する無菌膜フィルターを通して
溶液を濾過することにより行うことができる。 上記の手順は不活性雰囲気中、例えば窒素中または酸素不含アルゴン中で行う
ことができる。 クロメチアゾールエジシレートの製造は、例えば GB 847 520 に記載されてい
る。
【0018】 本明細書において用いられる「抗微生物特性」および「抗微生物効力」という
用語は、微生物の量を減少させる能力を指す。 本明細書において用いられる「物理的安定性」という用語は、薬剤物質または
他の成分の沈殿が防止されており、そして+2〜+8℃で3年間貯蔵した後に粒
子カウンティング法で測定した粒状物質に関する薬局方の要件を満足する処方物
を指す。
用語は、微生物の量を減少させる能力を指す。 本明細書において用いられる「物理的安定性」という用語は、薬剤物質または
他の成分の沈殿が防止されており、そして+2〜+8℃で3年間貯蔵した後に粒
子カウンティング法で測定した粒状物質に関する薬局方の要件を満足する処方物
を指す。
【0019】 本明細書において用いられる「化学的安定性」という用語は、+2〜+8℃で
3年間貯蔵した後の薬剤物質のアッセイ、関連する物質のレベルおよびpHに関
する薬局方の要件を満足する処方物を指す。 本明細書において用いられる「微生物学的安定性」という用語は、+2〜+8
℃で3年間貯蔵した後の無菌性およびエンドトキシンに関する薬局方の要件を満
足する処方物を指す。 本明細書において用いられる「生物学的適合性」という用語は、卒中の治療に
おいて配合禁忌と考えられるいかなる成分をも含有しない処方物を指す。
3年間貯蔵した後の薬剤物質のアッセイ、関連する物質のレベルおよびpHに関
する薬局方の要件を満足する処方物を指す。 本明細書において用いられる「微生物学的安定性」という用語は、+2〜+8
℃で3年間貯蔵した後の無菌性およびエンドトキシンに関する薬局方の要件を満
足する処方物を指す。 本明細書において用いられる「生物学的適合性」という用語は、卒中の治療に
おいて配合禁忌と考えられるいかなる成分をも含有しない処方物を指す。
【0020】製造方法 本発明に係る処方物は、塩化ナトリウムを室温で水に溶解し、クロメチアゾー
ルエジシレートを添加し、そして場合により塩基性物質を添加することにより製
造することができる。最終処方物のpHは、塩基性物質および/または酸性物質
の添加により調節することができる。
ルエジシレートを添加し、そして場合により塩基性物質を添加することにより製
造することができる。最終処方物のpHは、塩基性物質および/または酸性物質
の添加により調節することができる。
【0021】医学的適応症 本発明に係る処方物は、神経変性の予防または治療において、特に急性卒中の
ような卒中、脳虚血、低酸素または脊髄損傷に罹患した患者を治療するために好
都合に使用される。一般的に、24時間当たりの有効量は、25〜150mg/kg
体重、好ましくは50〜100mg/kgの活性成分であろうと考えられる。この有
効な日用量は、治療される被験者の応答に応じて、および/または本発明の配合
物を処方する医師の評価に応じて減少または増加することができる。従って上記
の有効な日用量の範囲はガイドラインにすぎず、本発明の範囲および使用をいか
なる程度にも限定することを意図するものではない。
ような卒中、脳虚血、低酸素または脊髄損傷に罹患した患者を治療するために好
都合に使用される。一般的に、24時間当たりの有効量は、25〜150mg/kg
体重、好ましくは50〜100mg/kgの活性成分であろうと考えられる。この有
効な日用量は、治療される被験者の応答に応じて、および/または本発明の配合
物を処方する医師の評価に応じて減少または増加することができる。従って上記
の有効な日用量の範囲はガイドラインにすぎず、本発明の範囲および使用をいか
なる程度にも限定することを意図するものではない。
【0022】投与経路 クロメチアゾールエジシレートの新規処方物は、例えば注射として、または好
ましくは静脈内注入として非経口投与されるべきである。急性卒中の治療におい
ては、体重1kg当たり約70mgが24時間中に投与される。卒中が起こった後1
2時間以内に投与を開始することが好ましい。
ましくは静脈内注入として非経口投与されるべきである。急性卒中の治療におい
ては、体重1kg当たり約70mgが24時間中に投与される。卒中が起こった後1
2時間以内に投与を開始することが好ましい。
【0023】安定性および適合性 新規処方物は、+2〜+8℃で36か月間貯蔵した場合に、薬局方による大容
量非経口薬に関する要件を満足する。室温での貯蔵寿命は、少なくとも1か月で
ある。さらに新規処方物は、卒中の治療において配合禁忌と考えられる成分を含
有しない。 以下の実施例は本発明を説明することを意図するものであって、本発明の範囲
を限定することを意図するものではない。
量非経口薬に関する要件を満足する。室温での貯蔵寿命は、少なくとも1か月で
ある。さらに新規処方物は、卒中の治療において配合禁忌と考えられる成分を含
有しない。 以下の実施例は本発明を説明することを意図するものであって、本発明の範囲
を限定することを意図するものではない。
【0024】
【表1】
【0025】
【表2】
【0026】
【表3】
【0027】
【実施例】実施例1 クロメチアゾールエジシレート8mg/mL(塩化ナトリウム8mg/mLを含有し、
水酸化ナトリウムでpHを7.4に調節)および Heminevrin(登録商標)8mg/
mL(クロメチアゾールエジシレート8mg/mL、デキストロースモノ水和物40mg
/mLを含有し、水酸化ナトリウムでpHを7.4に調節)の両方を、抗微生物効
力について試験した。試験は Ph Eur 1999 に従って行った。6〜8個の20mL
の部分に別個に、それぞれ0.1mLの次の試験微生物:S. Aureus、C. Albicans
、A. Niger および Pen. Chrysogenum を接種した。次いでこれらの部分を制御
した室温で光から保護して貯蔵した。異なる間隔でサンプルを取り出し、CFU
/mL(コロニー形成単位/mL)の数を測定した。CFUの数は、適切に希釈して
プレートカウント手順で測定した。表1〜3参照。
水酸化ナトリウムでpHを7.4に調節)および Heminevrin(登録商標)8mg/
mL(クロメチアゾールエジシレート8mg/mL、デキストロースモノ水和物40mg
/mLを含有し、水酸化ナトリウムでpHを7.4に調節)の両方を、抗微生物効
力について試験した。試験は Ph Eur 1999 に従って行った。6〜8個の20mL
の部分に別個に、それぞれ0.1mLの次の試験微生物:S. Aureus、C. Albicans
、A. Niger および Pen. Chrysogenum を接種した。次いでこれらの部分を制御
した室温で光から保護して貯蔵した。異なる間隔でサンプルを取り出し、CFU
/mL(コロニー形成単位/mL)の数を測定した。CFUの数は、適切に希釈して
プレートカウント手順で測定した。表1〜3参照。
【0028】実施例1からの結果および結論 表1〜3は、Heminevrin(登録商標)よりも本発明に係る処方物において、全
ての試験微生物に関してCFUの減少が遙かに速かったことを示している。 S. Aureus に関しては、二つの処方物間の相違は60分後に10倍より大きく
、2時間および4時間後の効力にも差があった。 C. Albicans に関しては、二つの処方物間の相違は2時間、4時間および6時
間後に10倍より大きかった。 A. Niger に関しては、二つの処方物間の差は6日後に10倍より大きく、1
1日後に本発明に係る処方物には検出可能な微生物が存在しなかったが、Hemine
vrin(登録商標)には2.0×103のCFU/mLが認められた。 Pen. Chrysogenum に関しては、二つの処方物間の差は30時間および48時
間ならびに3日後に10倍より大きかった。 結論として、本発明に係る処方物が市販の製品 Heminevrin(登録商標)より
も遙かに良好な抗微生物効力を示すことが明らかである。
ての試験微生物に関してCFUの減少が遙かに速かったことを示している。 S. Aureus に関しては、二つの処方物間の相違は60分後に10倍より大きく
、2時間および4時間後の効力にも差があった。 C. Albicans に関しては、二つの処方物間の相違は2時間、4時間および6時
間後に10倍より大きかった。 A. Niger に関しては、二つの処方物間の差は6日後に10倍より大きく、1
1日後に本発明に係る処方物には検出可能な微生物が存在しなかったが、Hemine
vrin(登録商標)には2.0×103のCFU/mLが認められた。 Pen. Chrysogenum に関しては、二つの処方物間の差は30時間および48時
間ならびに3日後に10倍より大きかった。 結論として、本発明に係る処方物が市販の製品 Heminevrin(登録商標)より
も遙かに良好な抗微生物効力を示すことが明らかである。
【0029】実施例2 90mLの水を装入し、室温に冷却する。800mgの塩化ナトリウムおよび80
0mgのCMZ−エジシレートを加え、撹拌して溶解する。0.5mLの水酸化ナト
リウム5Mを加え、7.4のpHが得られるように水酸化ナトリウム2Mを徐々
に加えてpHを調節する。最終容量を調節するために、約10mLの室温の水を加
える。この溶液を、0.22μmの無菌膜を通して濾過する。
0mgのCMZ−エジシレートを加え、撹拌して溶解する。0.5mLの水酸化ナト
リウム5Mを加え、7.4のpHが得られるように水酸化ナトリウム2Mを徐々
に加えてpHを調節する。最終容量を調節するために、約10mLの室温の水を加
える。この溶液を、0.22μmの無菌膜を通して濾過する。
【0030】実施例3 90mLの水を装入し、室温に冷却する。800mgの塩化ナトリウムおよび50
0mgのCMZ−エジシレートを加え、撹拌して溶解する。0.3mLの水酸化ナト
リウム5Mを加え、7.4のpHが得られるように水酸化ナトリウム2Mを徐々
に加えてpHを調節する。最終容量を調節するために、約10mLの室温の水を加
える。この溶液を、0.22μmの無菌膜を通して濾過する。
0mgのCMZ−エジシレートを加え、撹拌して溶解する。0.3mLの水酸化ナト
リウム5Mを加え、7.4のpHが得られるように水酸化ナトリウム2Mを徐々
に加えてpHを調節する。最終容量を調節するために、約10mLの室温の水を加
える。この溶液を、0.22μmの無菌膜を通して濾過する。
【0031】実施例4 90mLの水を装入し、室温に冷却する。800mgの塩化ナトリウムおよび10
00mgのCMZ−エジシレートを加え、撹拌して溶解し、4.5のpHが得られ
るように水酸化ナトリウム2Mを徐々に加えてpHを調節する。最終容量を調節
するために、約10mLの室温の水を加える。この溶液を、0.22μmの無菌膜を
通して濾過する。
00mgのCMZ−エジシレートを加え、撹拌して溶解し、4.5のpHが得られ
るように水酸化ナトリウム2Mを徐々に加えてpHを調節する。最終容量を調節
するために、約10mLの室温の水を加える。この溶液を、0.22μmの無菌膜を
通して濾過する。
【0032】実施例5 90mLの水を装入し、室温に冷却する。600mgの塩化ナトリウムおよび20
00mgのCMZ−エジシレートを加え、撹拌して溶解する。この溶液の得られた
pHは約2である。最終容量を調節するために、約10mLの室温の水を加える。
この溶液を、0.22μmの無菌膜を通して濾過する。
00mgのCMZ−エジシレートを加え、撹拌して溶解する。この溶液の得られた
pHは約2である。最終容量を調節するために、約10mLの室温の水を加える。
この溶液を、0.22μmの無菌膜を通して濾過する。
【0033】比較例 下記の比較例1〜2においては、上記の実施例1〜2における塩化ナトリウム
および水酸化ナトリウムの代わりに、重炭酸ナトリウムおよび Tribonate(登録
商標)を等張剤および緩衝剤の両方として用いた。
および水酸化ナトリウムの代わりに、重炭酸ナトリウムおよび Tribonate(登録
商標)を等張剤および緩衝剤の両方として用いた。
【0034】比較例1 90mLの重炭酸ナトリウム水溶液(50mg/mL)を室温で装入する。800mg
のCMZ−エジシレートを加え、撹拌して溶解する。さらに10mLの重炭酸ナト
リウム水溶液(50mg/mL)を室温で加え、最終容量を調節する。直ちに沈殿が
観察される。
のCMZ−エジシレートを加え、撹拌して溶解する。さらに10mLの重炭酸ナト
リウム水溶液(50mg/mL)を室温で加え、最終容量を調節する。直ちに沈殿が
観察される。
【0035】比較例2 90mLの Tribonate(登録商標)(Trometamol、重炭酸ナトリウム、燐酸二ナ
トリウム、酢酸を含有する溶液)を室温で装入する。800mgのCMZ−エジシ
レートを加え、撹拌して溶解する。約10mLの室温の Tribonate(登録商標)を
加え、最終容量を調節する。直ちに沈殿が観察される。
トリウム、酢酸を含有する溶液)を室温で装入する。800mgのCMZ−エジシ
レートを加え、撹拌して溶解する。約10mLの室温の Tribonate(登録商標)を
加え、最終容量を調節する。直ちに沈殿が観察される。
【0036】実施例2〜5および比較例1〜2からの結果および結論 800mgのCMZ−エジシレートを100mLの重炭酸ナトリウム(50mg/mL
)または100mLの Tribonate(登録商標)のいずれに加えても、沈殿が生じる
。
)または100mLの Tribonate(登録商標)のいずれに加えても、沈殿が生じる
。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT,AU, AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ,EE ,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR, HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,K P,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU ,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX, NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,S G,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ ,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 イングリド・イェーピネン スウェーデン国エス−151 85セーデルテ イエ.アストラゼネカ.アール・アンド・ ディー・セーデルテイエ (72)発明者 トマース・ペーテルソン−ヌーデン スウェーデン国エス−151 85セーデルテ イエ.アストラゼネカ.アール・アンド・ ディー・セーデルテイエ Fターム(参考) 4C076 AA11 CC01 CC11 DD22D FF14 4C086 AA01 AA02 BC82 MA02 MA05 MA55 NA14 ZA02 ZA36
Claims (28)
- 【請求項1】 水、クロメチアゾールエジシレートおよび塩化ナトリウムを
含む非経口投与のための処方物。 - 【請求項2】 全処方物の約0.1%(w/v)〜約2.0%(w/v)のクロメチアゾ
ールエジシレートを含む請求項1に記載の処方物。 - 【請求項3】 約0.4%(w/v)〜約1.0%(w/v)のクロメチアゾールエジシ
レートを含む請求項2に記載の処方物。 - 【請求項4】 約0.7%(w/v)〜約0.9%(w/v)のクロメチアゾールエジシ
レートを含む請求項3に記載の処方物。 - 【請求項5】 約0.1%(w/v)〜約1.8%(w/v)の塩化ナトリウムを含む請
求項1に記載の処方物。 - 【請求項6】 約0.7%(w/v)〜約0.9%(w/v)の塩化ナトリウムを含む請
求項5に記載の処方物。 - 【請求項7】 処方物のpHを2.0〜8.5の範囲に調節するための、場合
により塩基性物質および場合により酸性物質を含む請求項1に記載の処方物。 - 【請求項8】 処方物のpHを4.5〜8.0の範囲に調節するための、塩基
性物質および場合により酸性物質を含む請求項7に記載の処方物。 - 【請求項9】 処方物のpHを6.0〜8.0の範囲に調節するための、塩基
性物質および場合により酸性物質を含む請求項8に記載の処方物。 - 【請求項10】 塩基性物質が水酸化ナトリウムである請求項7に記載の処
方物。 - 【請求項11】 (a)0.1〜2.0%のクロメチアゾールエジシレート; (b)0.1〜1.8%の塩化ナトリウム; (c)場合によりpHを2.0〜8.5の範囲に調節するための水酸化ナトリウ
ム;および (d)全量100%にするのに充分な量の水 を含む請求項1に記載の処方物。 - 【請求項12】 (a)0.4〜1.2%のクロメチアゾールエジシレート; (b)0.7〜0.9%の塩化ナトリウム; (c)場合によりpHを4.5〜8.0の範囲に調節するための水酸化ナトリウ
ム;および (d)全量100%にするのに充分な量の水 を含む請求項11に記載の処方物。 - 【請求項13】 (a)0.7〜0.9%のクロメチアゾールエジシレート; (b)0.7〜0.9%の塩化ナトリウム; (c)場合によりpHを6.0〜8.0の範囲に調節するための水酸化ナトリウ
ム;および (d)全量100%にするのに充分な量の水 を含む請求項12に記載の処方物。 - 【請求項14】 (a)0.8%のクロメチアゾールエジシレート; (b)0.8%の塩化ナトリウム; (c)pHを約7.4に調節するための水酸化ナトリウム;および (d)全量100%にするのに充分な量の水 を含む請求項13に記載の処方物。
- 【請求項15】 (a)水の主要部分を装入し、 (b)室温に冷却し、 (c)塩化ナトリウムを装入し、撹拌して溶解し、 (d)クロメチアゾールエジシレートを装入し、撹拌して溶解し、 (e)場合により塩基性物質を装入し、 (f)場合によりさらに塩基性物質および/または酸性物質を徐々に添加して
pHを調節し、 (g)水を添加して最終容量に調節し、 (h)最後に無菌濾過を用いて溶液を滅菌すること を特徴とする請求項1〜14のいずれか1項に記載の処方物の製造方法。 - 【請求項16】 神経変性の予防または治療のための、請求項1〜14のい
ずれか1項に記載の処方物の使用。 - 【請求項17】 急性卒中のような卒中、脳虚血、低酸素または脊髄損傷の
予防または治療のための請求項16に記載の使用。 - 【請求項18】 急性卒中の予防または治療のための請求項17に記載の使
用。 - 【請求項19】 水、クロメチアゾールエジシレートおよび塩化ナトリウム
を含む神経変性の予防または治療に使用するための医薬処方物。 - 【請求項20】 急性卒中のような卒中に関連する神経変性の予防または治
療に使用するための請求項19に記載の医薬処方物。 - 【請求項21】 脳虚血に関連する神経変性の予防または治療に使用するた
めの請求項19に記載の医薬処方物。 - 【請求項22】 低酸素に関連する神経変性の予防または治療に使用するた
めの請求項19に記載の医薬処方物。 - 【請求項23】 脊髄損傷に関連する神経変性の予防または治療に使用する
ための請求項19に記載の医薬処方物。 - 【請求項24】 神経変性の治療が必要なヒトを含む哺乳類に請求項1〜1
4のいずれか1項で定義された医薬処方物を投与することによる神経変性の治療
または予防方法。 - 【請求項25】 急性卒中のような卒中の治療が必要なヒトを含む哺乳類に
請求項1〜14のいずれか1項で定義された医薬処方物を投与することによる急
性卒中のような卒中に関連する、請求項24に記載の神経変性の治療または予防
方法。 - 【請求項26】 脳虚血の治療が必要なヒトを含む哺乳類に請求項1〜14
のいずれか1項で定義された医薬処方物を投与することによる、脳虚血に関連す
る請求項24に記載の神経変性の治療または予防方法。 - 【請求項27】 低酸素の治療が必要なヒトを含む哺乳類に請求項1〜14
のいずれか1項で定義された医薬処方物を投与することによる、低酸素に関連す
る請求項24に記載の神経変性の治療または予防方法。 - 【請求項28】 脊髄損傷の治療が必要なヒトを含む哺乳類に請求項1〜1
4のいずれか1項で定義された医薬処方物を投与することによる、脊髄損傷に関
連する請求項24に記載の神経変性の治療または予防方法。
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