JP2002541489A - 放射線検出器及び面ビームラジオグラフィー用装置 - Google Patents

放射線検出器及び面ビームラジオグラフィー用装置

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JP2002541489A
JP2002541489A JP2000611107A JP2000611107A JP2002541489A JP 2002541489 A JP2002541489 A JP 2002541489A JP 2000611107 A JP2000611107 A JP 2000611107A JP 2000611107 A JP2000611107 A JP 2000611107A JP 2002541489 A JP2002541489 A JP 2002541489A
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electrode
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フランケ、トム
ペスコフ、ブラジミール
ウッルベルグ、クリステル
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エックスカウンター アーベー
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    • GPHYSICS
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    • G21K1/00Arrangements for handling particles or ionising radiation, e.g. focusing or moderating
    • G21K1/02Arrangements for handling particles or ionising radiation, e.g. focusing or moderating using diaphragms, collimators
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Abstract

(57)【要約】 電離放射線を検出するための検出器(64)及びそのような検出器で構成されたラジオグラフィー用装置。該検出器は、イオン化可能な媒体で充満されたチャンバー、前記チャンバー内にスペースをもって備えられた第一及び第二電極装置(2、1、18、19)、変換容積(13)を有する前記スペース、前記チェンバー内に配置された電子アバランシェ増幅手段(17)、及び電子アバランシェを検出する少なくとも一つの読み出し素子装置(15)より構成されている。放射線入射口は、放射線が第一及び第二電極装置間の変換 容積に入射するよう設けられている。互いに積層することが容易な検出器を実現するため、第一及び第二電極装置は第一及び第二主板を呈すが、前記主板は非平行である。これにより、積層検出器を有する撮影装置が簡便かつ費用効率良く製作できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、電離放射線検出器及び面ビームラジオグラフィー用装置に関する。
【0002】 上記の種類の検出器及び装置は、同時係属出願中のPCT-出願PCT/SE98
/01873号に記載されているが、ここでは参考文献として組み入れている。
当該参考文献に記載の検出器は、ガス平行板アバランシェチャンバーを備えてい
る。この検出器は、良好な解像力を有し、X線検出効率高く、また検出器に入射
する全光子を計数することが可能である。これは、エネルギー検出、特定エネル
ギー範囲の光子からの検出信号あるいは陽極又は陰極からの特定の距離範囲で入
力した光子からの検出信号の識別等、検出信号を処理する場合に更に大きな可能
性が得られる。
【0003】 この種の検出器を面ビームラジオグラフィー、すなわちスリット式あるいは走
査式ラジオグラフィーに使用する場合は、被写体にほんの低線量X線光子を照射
するだけで高画質の画像が得られる装置が提供できる。
【0004】 ガス平行板アバランシェチャンバーについては、陽極及び陰極板は平行である
ことが必要であると思われており、極板間の平行を達成するため多くの努力がな
されてきた。そのような検出器は、一次元検出器であり、二次元画像を得るには
X線ビーム及び検出器を被写体を横切るように走査することにより達成できる。 X線管の負荷を軽減し、かつ機構を(走査距離を減ずることにより)簡略化す
るためには、一次元検出器のマルチラインセットを用いることが有効である。こ
れにより走査時間も短縮される。
【0005】 そのようなマルチライン検出器を得るために多数の一次元検出器を積層しても
よい。この場合、検出器はX線源と位置合わせされていることが望ましい。検出
器の板が平行である時、複数の一次元検出器で構成される検出装置の組立及び位
置合わせは複雑であり、なおかつ時間がかかる。
【0006】 本発明の主な目的は、電離放射線を検出するための一次元検出器を提供するこ
とであるが、該検出器はアバランシェ増幅を採用しており、また他の一次元検出
器と積層して簡便かつ費用効率良く検出装置を形成する。
【0007】 当該及び他の目的はイオン化可能なガスを充満したチャンバーと、このチャン
バー内に間に変換容積を有する間隙を持って設けられた第一及び第二電極装置と
、このチェンバー内に配された電子アバランシェ増幅手段と、少なくとも一つの
電子アバランシェを検出する読み出し素子装置とからなる電離放射線を検出する
装置において、放射線入射口が第一及び第二電極装置間の変換容積に入射するよ
う放射線入射口が設けられ、第一及び第二電極装置が第一及び第二主板を呈し、
これら板は非平行であり、電子アバランシェ増幅手段は少なくとも一つのアバラ
ンシェ陰極装置及び少なくとも一つのアバランシェ陽極装置を具備し、少なくと
も一つのアバランシェ陰極装置及び少なくとも一つのアバランシェ陽極装置の間
のアバランシェ増幅のための電場を生成する手段を具備することを特徴とする検
出器によって達成される。
【0008】 上記の特徴によって良好な解像度、高X線検出効率、及び検出器に入射する全
光子を計数することが可能な検出器を実現する。
【0009】 X線エネルギー分解能の良好な検出器も得られる。
【0010】 性能の低下がなく、長寿命の、高X線束で稼動できる検出器を実現する。
【0011】 上記の特徴により、電磁放射線並びに入射粒子及び素粒子を含むあらゆる種類
の放射線を効果的に検出する検出器を実現する。
【0012】 アバランシェ増幅を採用し、他の一次元検出器と積層して簡便かつ費用効率良
く検出装置を形成することができる電離放射線を検出する少なくとも一つの一次
元検出器で構成される面ビームラジオグラフィー用装置を提供することも本発明
の目的である。
【0013】 当該及び他の目的は、X線源、前記X線源及び被写体間に実質的に平面なX線
ビームを形成する手段から構成され、更に上記検出器を含むことを特徴とする面
ビームラジオグラフィー用装置により達成される。
【0014】 上記の特徴により被写体に低線量のX線光子を照射するだけで高画質の画像が
得られる面ビームラジオグラフィー用装置、すなわちスリット式又は走査式ラジ
オグラフィー用装置を実現する。
【0015】 検出器に入射したX線光子の主要部分が検出され、更に画像の各ピクセル値を
得るために計数又は積算する面ビームラジオグラフィー用装置を実現する。
【0016】 被検査体内で散乱した放射線により生じる面ビーム画像ノイズが極めて少ない
面ビームラジオグラフィー用装置を実現する。
【0017】 X線エネルギースペクトルの拡散により生じる画像ノイズの少ない面ビームラ
ジオグラフィー用装置を実現する。
【0018】 簡便かつ安価で、X線検出効率が高く、且つX線エネルギー分解能良く稼動で
きる検出器を備えた面ビームラジオグラフィー用装置を実現する。
【0019】 更に、性能を低下せず、長寿命であり、かつ高X線束で稼動できる検出器を備
えた面ビームラジオグラフィー用装置を実現する。
【0020】 図1は、本発明による面ビームラジオグラフィー用装置の、面X線ビーム9の
平面に垂直な平面における断面図である。該装置は、X線源60を備え、当線源
は第一の細長いコリメータウインドウ61と共に平面扇形X線ビーム9を生成し
、被写体62の照射を行う。第一の細長いコリメータウインドウ61は、X線回
折ミラーあるいはX線レンズ等基本的に平面X線ビームを形成する他の手段と置
き換えることができる。被写体62を透過したビームは、検出器64に入射する
。X線ビームと位置合わせされた任意に設けられる細いスリット又は第二のコリ
メータウインドウ10は、X線ビーム9の検出器64への入射口を形成する。入
射X線光子の主要部分は検出器64で検出されるが、当該検出器は変換及びドリ
フト容積(volume)13、及び電子アバランシェ増幅手段17を備え、X線光子が
両電極装置1、2の間に側方から入射するよう配されており、また当該電極装置
間において変換及びドリフト容積13内の電子及びイオンをドリフトするための
電場が形成される。
【0021】 この例においては、面X線ビームはコリメータ61によって平行化されたビー
ムである。
【0022】 当該検出器及びその操作について更に以下に述べる。X線源60、第一の細長
いコリメータウインドウ61、任意に設けられるコリメータウインドウ10及び
検出器64は特定の手段65、例えばフレーム又は支持体65により互いに接続
され固定されている。このようにして形成された当該ラジオグラフィー用装置は
、被写体を走査する装置として移動できる。図1に示すように、単一の検出器シ
ステムにおいて、走査は回転運動、例えば当該装置をX線源60又は検出器64
を通る軸の回りに回転することによってなされる。軸の位置は当該装置の適用又
は使用例に依存し、また使用例によっては、軸は被写体62を通っても良い。走
査は、検出器及びコリメータが移動する移動運動によっても、又は被写体を移動
することによって実施できる。多数の検出器を積層したマルチライン構成におい
ては、図5及び図6と共に後に解説するが、走査は様々な方法で実施できる。多
くの場合、ラジオグラフィー用装置が固定され、被写体が移動した方が有利であ
る。
【0023】 検出器64は、陰極板2である第一ドリフト電極装置及び陽極板1である第二
ドリフト電極装置を備える。図から明らかなように、これらは平面X線ビームに
垂直な平面内で互いに角度αをなすように配置されている。両者間のスペースに
は、変換及びドリフト容積となるガスの充満した細い隙間又は領域13があり、
また電子アバランシェ増幅手段17が配置されている。陽極板1及び陰極板2に
電圧が印加され、電子アバランシェ増幅手段17には一つ又は複数の電圧が印加
される。これにより隙間13において電子及びイオンのドリフトを引き起こすド
リフト電場が生じ、また電子アバランシェ増幅手段17において一つの電子アバ
ランシェ増幅電場又は複数の電子アバランシェ増幅電場が生じる。陽極板1と関
連して電子アバランシェを検出するための読み出し素子装置15が備えられてい
る。好ましくは、読み出し素子装置15は陽極電極も構成する。代わって、読み
出し素子装置15は陰極板2あるいは電子アバランシェ増幅手段17と関連して
形成しても良い。また、誘電体層又は基板によって陽極あるいは陰極電極から隔
離された陽極あるいは陰極板上に形成しても良い。この場合、陽極あるいは陰極
電極は誘導パルスに対し半透明である必要があり、例えばストリップあるいはパ
ッド状に形成される。図3及び図4の下に異なる実現可能な読み出し素子装置1
5を示す。
【0024】 図から明らかなように、被検出X線は検出器に側方から入射し、陰極板2及び
陽極板1の間にある変換及びドリフト容積13に入射する。X線は、好ましくは
陽極板1に平行な方向より検出器に入射し、細長いスリット又はコリメータウイ
ンドウ10を通って検出器に入射する。このようにして、入射X線光子の主要部
分が相互作用し、かつ検出されるに十分な長さの相互作用経路を有する検出器が
容易に作製できる。コリメータが使用される場合、コリメータは好ましくは薄い
面ビームが電子アバランシェ増幅手段17に近接する検出器に入射するように配
置し、かつ好ましくはそれと平行であるように配する。
【0025】 隙間あるいは領域13はガスで充満されるが、当ガスは例えば90%のクリプ
トン及び10%の二酸化炭素の混合物、又は例えば80%のキセノン及び20%
の二酸化炭素の混合物でよい。ガスは加圧可能で、好ましくは1−20気圧の範
囲である。したがって、当該検出器はスリット状の入射ウインドウ92を有する
気密性ハウジング91を具備する。当該ウンドウよりX線ビーム9が、検出器に
入射する。このウインドウは放射線に対し透明な材質、例えばマイラーあるいは
薄いアルミフォイルで形成される。これは、これまで用いられている陽極及び陰
極板に垂直な入射放射線用に設計され広範囲をカバーするウインドウを要するガ
スアバランシェチャンバーと比較して、特にガスアバランシェチャンバー64の
側方入射ビームを検出する本発明の有利な付加的効果である。当ウインドウはこ
のように更に細くでき、したがってウインドウで吸収されるX線光子数を減ずる
ことができる。
【0026】 運転中、入射X線9は、もし設置されていれば、電子アバランシェ増幅手段1
7に近接するオプションの細長いスリットあるいはコリメータウインドウ10を
通って検出器に入射し、更にガス容積中を好ましくは電子アバランシェ増幅手段
17と平行な方向に通過する。各X線光子は、気体原子との相互作用の結果ガス
内に一次電離電子イオン対を生成する。この生成は光電効果、コンプトン効果、
又はオージェ効果による。生成された各一次電子11は、別の気体原子と相互作
用することにより運動エネルギーを失い、更に電子イオン対(二次電離電子イオ
ン対)が生成される。一般的に、本プロセスでは、20keVのX線光子1個によ
り数百から数千の二次電離電子イオン対が生成される。二次電離電子16は(一
次電離電子11と共に)変換及びドリフト容積13内の電場により電子アバラン
シェ増幅手段17の方へドリフトする。電子が電子アバランシェ増幅手段17の
強い電場あるいは電気力線の収束する領域に入射するとアバランシェ増幅される
。このことは以下で更に述べる。
【0027】 アバランシェ電子及びイオンの運動は、読み出し素子装置15内で電子アバラ
ンシェ検出のための電気信号を誘導する。これらの信号は、電子アバランシェ増
幅手段17、陰極板2あるいは陽極板1、又は2つ以上の前記領域の組み合わせ
と関連して検出される。信号は読み出し回路14で更により増幅及び処理され、
X線光子の相互作用の位置及び必要に応じてX線光子エネルギーが正確に測定さ
れる。
【0028】 図2aは本発明の第一の具体的実施例による検出器の、部分的に拡大した、図
1のII−II線における断面図である。図から明らかなように、陰極板2は陰
極電極である誘電体基板6及び導電体層5で構成される。陽極1は陽極電極であ
る誘電体基板3及び導電体層4により構成される。隙間13及び陽極1の間には
、電子アバランシェ増幅手段17が配置される。当増幅手段17は、誘電体24
によって分離されたアバランシェ増幅陰極18及びアバランシェ増幅陽極19を
備えている。図に示すように、これはガスあるいは陰極18及び陽極19を担持
する固体基板24であってよい。図に示すように、陽極電極4及び19は同一の
導電体で形成される。直流電源7によって陰極18及び陽極19間に電圧が印加
され、アバランシェ増幅領域25内に極めて強い電場が形成される。このアバラ
ンシェ領域25は、互いに向かい合うアバランシェ陰極18の端部の間あるいは
周囲の領域に形成され、この領域では印加電圧により集中電場が生じる。直流電
源7はまた陰極電極5及び陽極電極4(19)と接続されている。印加電圧は、
隙間13に弱い電場、ドリフト電場が形成されるように選択される。変換及びド
リフト容積13内の相互作用により放出された電子(一次及び第二次電子)は、
ドリフト電場により増幅手段17の方へドリフトする。電子は極めて強いアバラ
ンシェ増幅電場に入射し加速される。加速された電子11、16は、領域25内
で他の気体原子と相互作用し、更に電子イオン対を生成する。これら生成された
電子は、電場内で加速され、更に新しい気体原子と相互作用し、更に電子イオン
対を生成する。本過程は、電子がアバランシェ領域内を陽極19に向かって移動
する間持続し、電子アバランシェが生じる。アバランシェ領域を去った電子は、
陽極19の方へドリフトする。電場が十分強い場合は、電子アバランシェは陽極
19まで継続しうる。
【0029】 アバランシェ領域25は、もしあれば、陰極18及び誘電体基板24内の開口
部又はチャネルによって形成される。開口部又はチャネルは、上方から見て、円
形であっても、あるいは基板24の両端及び、もしあれば、陰極18間に亘る縦
長の連続体であっても良い。開口部又はチャネルが上方から見て円形の場合、こ
れらは並べて配され、開口部又はチャネルの各列は複数の円形の開口部又はチャ
ネルを有する。複数の縦長の開口部又はチャネルあるいは円形のチャネルの列は
、互いに隣接し、互いに平行か又は入射X線と平行に形成される。あるいは、開
口部又はチャネルは別のパターンで配置することも可能である。
【0030】 陽極電極4、19はまた、アバランシェ領域25を形成する開口部又はチャネ
ルと関連して設けられたストリップの形態で読み出し素子20を形成する。好ま
しくは、一つのストリップは、各開口部又はチャネルあるいは開口部又はチャネ
ルの列ごとに配置される。ストリップは長さに沿って分割でき、一つのセクショ
ンは各円形の開口部又はチャネルあるいは複数の開口部又はチャネルにパッド形
状で設けられる。ストリップ及びセクションは、もしあれば、互いに電気的に絶
縁される。各検出器電極素子すなわちストリップ又はセクションは、好ましくは
別々に処理回路14に接続される。あるいは、読み出し素子は基板の背面部(陽
極電極4、19の側部の反対側)に配してもよい。この場合、陽極電極4、19
は、誘導されたパルスに対して半透明である必要があり、例えばストリップある
いはパッド状である。図3及び図4の下方に可能な異なる読み出し素子装置15
が示されている。
【0031】 一つの例として縦長のチャネルは、0.01−1mmの範囲の幅を持って良く
、円形チャネルは0.01−1mmの範囲の直径を有して良い。また、誘電体2
4の厚さ(アバランシェ陰極18及び陽極19間の間隔)は、0.01−1mm
の範囲である。
【0032】 別法として、誘電体基板3、6は導電体層で置き換えて、導電体層5、4は抵
坑性担持体、例えば一酸化珪素、導電ガラスあるいはダイアモンドにより置き換
えることができる。この場合、誘電体層あるいは担持体は、ドリフト電極装置と
関連して配置される場合、好ましくは導電体層及び読み出し素子20間に配され
る。
【0033】 図2bは本発明の第二の具体的実施例による検出器の、部分的に拡大した、図
1のII−II線における断面図である。当実施例は、陽極電極4及び19が誘
電体、当該誘電体は固体でも気体でもよい、によって隔離された異なる導電体に
よって形成されていること及び開口部あるいはチャネルもまたアバランシェ陽極
電極19内に形成されている点で図2aの実施例とは異なる。アバランシェ増幅
陽極19は直流電源7に接続される。陽極電極4及び19間の誘電体が固体であ
る場合、当該誘電体を通じて開口部あるいはチャネルは包含される。この開口部
あるいはチャネルは、基本的にアバランシェ領域25を形成する開口部あるいは
チャネルに対応する。陽極電極4及び19間に電場が形成される。この電場はド
リフト電場、すなわち弱い電場であっても、あるいはアバランシェ増幅電場、す
なわち極めて強い電場であってもよい。図3及び図4の下方に異なった可能な読
み出し素子装置15を示す。
【0034】 図2cは本発明の第三の具体的実施例による検出器の、部分的に拡大した、図
1のII−II線における断面図である。検出器は、上述のごとく、陰極2、陽
極1及びアバランシェ増幅手段17を備える。変換及びドリフト容積である隙間
13は陰極2及びアバランシェ増幅手段17間に設けられる。隙間13はガスが
充填され、また陰極2は上述のごとく形成される。ドリフト陽極1は、誘電体基
板26例えばガラス基板の背面に設けられる。一方基板26の前面には、アバラ
ンシェ増幅陰極18及び陽極19ストリップが設けられる。陰極18及び陽極1
9ストリップは、導電体ストリップであり、直流電源7に接続されて、集中電場
、すなわちアバランシェ増幅電場を陰極ストリップ18及び陽極19ストリップ
間の各領域に形成する。陽極1及び陰極2もまた直流電源7に接続される。印加
電圧は弱い電場、ドリフト電場が隙間13全体に形成されるよう選択される。あ
るいは、誘電体基板26はガスで置き換えてもよい。その場合、陽極及び陰極は
例えばそれぞれの端部が支持される。
【0035】 好ましくは、アバランシェ陽極ストリップ19もまた読み出し素子20を形成
し、更に処理回路14に接続される。代わりに、アバランシェ陰極ストリップ1
8は読み出し素子を形成、あるいは陽極ストリップ19と共に形成する。別な方
法として、陽極電極1は分割でき更に互いに絶縁されているストリップで構成し
てもよい。これらのストリップは、読み出し素子のみ、あるいは陽極及び又は陰
極ストリップと共に形成してもよい。陽極・陰極及び読み出し素子として機能す
るストリップは直流電源7及び処理回路14に分離に適した連結法で接続される
。更に別な方法として、陰極ストリップ18及び又は陽極ストリップ19は、例
えば一酸化ケイ素、導電ガラス又はダイアモンド製の抵抗性上層によって覆われ
た基礎導電体層によって形成される。これは、強い電場によってガス中に発生可
能なスパークの出力を減じる。更に別の読み出しストリップ装置では、読み出し
ストリップ20はアバランシェ陽極ストリップ19の下に平行に配される。そし
て読み出しストリップ20はアバランシェ陽極ストリップ19より僅かに広く作
られる。もしこれらが陽極1の下に配される場合は、陽極電極は誘導パルスに対
して半透明である必要があり、例えばストリップ又はパッド状である。更に別な
方法では、必要な電場は陰極電極5、18及び陽極電極19によって形成される
ので陽極1は除外してもよい。
【0036】 一例として、ガラス基板は約0.1−5mmの厚さである。更に、導電性陰極
ストリップはおよそ20−1000μmの幅を有し、また導電性陽極ストリップ
はおよそ10−200μmの幅を有す。ピッチはおよそ50−2000μmであ
る。陰極及び陽極はそれが延びる方向に沿ってセグメントに分割できる。
【0037】 運転中、X線光子は実質的にアバランシェ陰極18及び陽極19ストリップと
平行な、図2cの検出器内の空間13に入射する。変換及びドリフト容積13内
では、入射X線光子は吸収され、電子イオン対が上述のごとく生成される。一つ
のX線光子による相互作用の結果生じた一群の一次及び二次電子はアバランシェ
増幅手段17の方へドリフトする。該電子は陽極ストリップ及び陰極ストリップ
間のガスの充満した領域、つまりアバランシェ増幅領域内の極めて強い電場に入
射する。強い電場内で、電子は電子アバランシェを開始する。その結果、陽極ス
トリップに集まる電子数は一次及び二次電子の数より数桁多い(いわゆる気体増
幅)。当該実施例の一つの利点は、各電子アバランシェがほとんど一つの陽極素
子あるいは基本的に一つの検出器電極素子上に唯一つの信号を誘発することであ
る。したがって、一つの座標上の位置分解能はピッチによって決定される。
【0038】 図2dは、本発明の第四の具体的実施例による検出器の、図1と同様の断面図
である。陰極2及び陽極1の間に電圧が印加され、隙間13内にアバランシェ増
幅を引き起こすための極めて強い電場が形成される。これにより、隙間13は変
換及びアバランシェ増幅容積を形成する。陽極及び陰極間の距離が当方向では増
加するため当該容積内の電場は入射X線光子方向では弱い。したがって、もし電
圧が陰極2及び陽極1に印加された場合、増幅は検出器の放射線入射口からの距
離と共に変化する。これを克服するために、陽極1及び又は陰極2は互いに電気
的に絶縁され、入射放射線の方向に垂直な方向に延びるストリップで形成される
。そして、異なる電圧が対向するストリップ間あるいはストリップ及び対向する
電極間に印加される。印加電圧は入射放射線の方向で増加している。これにより
、均一な電場が形成される。
【0039】 運転中、X線光子は実質的に陽極1と平行で陰極2に近接する図2eの検出器
のスペース13に入射する。容積13において、入射X線光子は吸収され、上述
のごとく電子イオン対が生成される。一群の一次及び二次電子が、一つのX線光
子によって引き起こされた相互作用の結果生成される。容積13内の強い電場に
より電子は電子アバランシェを開始する。光子は陽極1と平行に移動し、また電
場は均一なので、アバランシェ増幅は検出器内で均一となる。読み出し素子は、
他の実施例で記載されているように、ドリフト及びアバランシェ陽極1と連係し
かつ絶縁されて別々に配されるか、あるいはドリフト及びアバランシェ陽極又は
陰極電極内に設けられる。
【0040】 均一な電場を実現する別な方法を図2eに示す。図は本発明の第五の具体的実
施例による検出器を備える面ビームラジオグラフィー用装置の全体像の概略図で
ある。ここでは、陰極2は容積13と接するかあるいは裏面で支持誘電体基板と
接する抵抗材で形成される。電圧V1を陽極1及び放射線入射口に最も近接する
陰極2の端部の間に印加し、電圧V2を陽極1及び放射線入射口から最も離れた
陰極2の端部の間に印加する。電圧V1が印加された陽極1及び陰極2間の距離
がd1、また電圧V2が印加された陽極1及び陰極2間の距離がd2であるとき
、V1/d1=V2/d2ならば、電圧は抵抗性陰極2全体に亘って印加される
ので、均一な電場が陽極1及び陰極2間に形成される。検出器の他の部分及び運
転は上述のものと同じか類似する。
【0041】 均一な電場を形成する別な方法としては、連続的な陽極1及び陰極2の電極間
に非均一な電場を形成してもよい。増幅の相違を補償するため、相互に電気的に
絶縁され入射放射線の方向に対して垂直に延びる導電体ストリップの形態をした
一組の付加的な検出器素子を設けてもよい。これら検出器素子からの信号は、相
互に電気的に絶縁され入射放射線の方向に延びる導電体ストリップによって形成
される検出器電極素子内で検出された信号の非均一な増幅を補償するために用い
られる。この補償は読み出し回路14において実行される。
【0042】 上記実施例において検出器電極装置の異なる位置づけについて述べた。これに
はたくさんの変型例があり、例えばストリップ又はセグメントの方向が異なり互
いに隣接する、あるいは別々の位置に一つ以上の検出器電極装置を設けることが
できる。
【0043】 図3には、検出器電極装置4、5、15の可能な構成が示されている。電極装
置4、5、15はストリップ20’で形成されており、検出器電極としてだけで
なく陽極あるいは陰極電極としても作動する。多くのストリップ20’が並んで
配され、各位置で入射X線光子に平行な方向に広がっている。ストリップは、互
いに電気的に絶縁され、スペース23を空けて基板上に形成される。ストリップ
は写真平版法あるいは電鋳法などにより形成される。スペース23及びストリッ
プ20’の幅は所望する(最適な)分解能が得られるよう特定の検出器に適合さ
れる。例えば図2aの実施例では、ストリップ20’は、開口部あるいはチャネ
ル又は開口部あるいはチャネルの列の下に設置され、基本的に開口部あるいはチ
ャネルと同等かあるいは幾分広い幅を有する。これは、検出器電極装置が陽極電
極4から離れて位置する場合及び検出器電極装置もまた陽極電極4で構成される
場合の両方に有効である。
【0044】 各ストリップ20’は個々の信号導体22によって処理回路14に接続され、
各ストリップの信号は好ましくは個別に処理される。陽極又は陰極電極が検出器
電極を構成する部位では、信号導体22はまた分離に適した連結でそれぞれのス
トリップを高電圧直流電源7に接続する。
【0045】 図から明らかなように、ストリップ20’及び間隔23はX線源60をターゲ
ットとしており、またストリップは入射X線光子の方向に沿って広くなっている
。この構成は視差を補償する。
【0046】 図3に示す電極装置は、好ましくは陽極であるが、代りにあるいは連係して陰
極が前記構成を有してもよい。検出器電極装置15がセパレートセグメントの場
合、陽極電極4はストリップ及びスペーシングのない単一の電極として形成して
もよい。同様なことが陰極電極あるいは陽極電極についてもそれらの他が検出器
電極装置により構成される場合にはそれぞれ有効である。しかしながら、検出器
電極装置が陰極あるいは陽極電極に対して反対側の基板上に配置される場合、陽
極あるいは陰極電極は誘導されたパルスに対して半透明で、例えばストリップあ
るいはパッド状に形成される。
【0047】 図4は電極の別の構成を示す。ストリップはセグメント21に分割され、互い
に電気的に絶縁されている。 好ましくは、入射X線に垂直に広がる小さなスペ
ーシングがそれぞれのストリップの各セグメント21間に設けられる。各セグメ
ントは個々の信号導体22により処理回路14に接続され、各セグメントの信号
は好ましくは個別に処理される。図3に示すように、陽極あるいは陰極電極が検
出器電極で構成される場合は、信号導体22もまたそれぞれのストリップを高電
圧直流電源7に接続する。
【0048】 統計的に高エネルギーのX線光子は低エネルギーX線光子よりもガス中の長い
経路を通過して一次電離を引き起こすので、各X線光子のエネルギーを測定する
場合には当該電極が使用できる。当該電極により、X線光子相互作用の位置及び
各X線光子のエネルギーを検出することができる。統計的手法により、高いエネ
ルギー分解能で入射光子のスペクトルを復元することができる。例えばE. L. Ko
sarev et al.Nucl. Instr and methods 208 (1983) 637、及びG. F. Karabadj
ak et al., Nucl. Instr and methods 217 (1983)56を参照。
【0049】 一般的には、総ての実施例において、各入射X線光子は一つ(あるいはそれ以
上)の検出器電極素子において一つの誘導パルスを発生する。このパルスは処理
回路で処理される。この回路は最終的にパルスを成形し、また一つのピクセルを
代表する各ストリップ(パッドあるいはパッドセット)からのパルスを積算ある
いは計数する。パルスはまた各ピクセルにエネルギーの大きさを供給するように
処理することもできる。
【0050】 検出器電極が陰極側にある場合、誘導信号の領域は(X線光子の入射方向に垂
直な方向において)陽極側より広い。したがって、処理回路内の信号計量は好ま
しい。
【0051】 図5は本発明の積層された複数の本発明の検出器64のある実施例の概略図で
ある。当該実施例により、マルチライン走査が実現でき、これにより走査時間だ
けでなく全体の走査距離を減ずることができる。本実施例の装置はX線源60を
備えるが、当線源は多数のコリメータウインドウ61と共に多数の平面扇形のX
線ビーム9を形成して被写体62を照射する。被写体62を透過したビームはX
線ビームと位置合わせをした多数の第二コリメータウインドウ10を通って個々
に積層された検出器64に任意に入射する。第一コリメータウインドウ61は、
第一剛構造物66内に配置され、またオプションとして第二コリメータウインド
ウ10は検出器64に装着された第二剛構造物67内に配置されるか、又は検出
器上に個々に配置される。
【0052】 検出器がX線源と位置合わせされている場合、各検出器の陽極板1及び陰極板
2間の角度αを選択することにより、検出器は互いに平行に向かい合う検出器の
表面と積層することができる。このことは位置合わせや調整などの特別な手順を
必要としないためマルチライン検出器の製作を容易にする。また、部品点数も減
るので検出器の安定性も増倍する。好ましくは、積層検出器は一つの共通のハウ
ジング91に収容される。これは、もし隣接する二つの検出器の陰極2が互いに
向かい合っていて、また隣接する二つの検出器の陽極1が互いに向かい合ってる
と有効である。この場合、隣接する二つの検出器の陰極及び又は陽極は隣接する
二つの検出器のに共通の素子により形成される。もし、これらが別々のハウジン
グに収容される場合は、各ハウジングの外壁は角度α(すなわち一つの壁が陽極
板1と平行で、もう一つの壁が陰極板2と平行)を示す。
【0053】 X線源60、剛構造66、及びコリメータウインドウ61、10をそれぞれ備
える可能な構造67、及び互いに固定された積層検出器64は特定の手段65、
例えばフレーム又は支持体65によって互いに接続され固定されている。このよ
うに形成されたラジオグラフィー用装置は一つの装置として動かすことができ被
写体を走査することができる。このマルチライン構成では、上述のごとく、走査
はX線ビームに垂直な横断運動によって実行される。もしラジオグラフィー用装
置が固定され、被写体が移動すれば都合が良い。
【0054】 大きな容積の単一ガス検出器と比較して積層構成を用いる別な利点は、被写体
62内のX線光子散乱によって生じるバックグラウンドノイズの減少である。入
射X線ビームと平行でない方向を移動するこれら散乱X線光子はもし陽極及び陰
極板を通過し、またそのようなチェンバーに入射すると積層された他の検出器6
4の一つにおいて擬似信号あるいはアバランシェを生じる。この減少は、陽極及
び陰極板、あるいはコリメータ67の物質における(散乱)X線光子の著しい吸
収によって達成される。
【0055】 図6に示すように、このバックグラウンドノイズは細い吸収板68を積層検出
器64間に設けることにより更に減じられる。積層検出器は図5のそれと類似す
るが、薄い吸収材のシートが各隣接する検出器64間に設けられる点で異なる。
これら吸収板あるいはシートは例えばタングステン等の高原子番号の物質で作成
できる。
【0056】 総ての実施例において一般的なのは、ガス容積は極めて細く、イオンを即座に
除去するので、空間電荷は低いか蓄積されない。このことは高率な運転を可能に
する。
【0057】 実施例において、電気力線の収束はストリーマの形成を抑制するために好まし
い。これは、スパークのリスクを軽減する。
【0058】 別の実施例として、隙間あるいは領域13は前記ガス媒体の代わりにイオン化
可能な媒体、例えば液体あるいは固体媒体を含んでも良い。前記固体あるいは液
体媒体は変換及びドリフト容積及び電子アバランシェ容積であってもよい。
【0059】 イオン化可能な液体媒体は、例えばTME(トリメチルエタン)あるいはTM
P(トリメチルペンタン)、又は同様な特性を有する他のイオン化可能な液体媒
体でもよい。
【0060】 イオン化可能な固体媒体は、例えば半導体物質、例えばシリコンやゲルマニウ
ムでよい。イオン化可能な媒体が固体の場合、検出器の周囲のハウジング91は
取り除いてよい。
【0061】 イオン化可能な固体あるいは液体の媒体を用いた検出器は、遥かに薄くでき、
また当検出器によって検出された被写体の画像の解像力に関しては、同様なガス
検出器よりも、入射X線の方向により影響されない。
【0062】 電場はアバランシェ増幅を生じる領域にあることが好ましいが、本発明はイオ
ン化可能な固体あるいは液体の媒体を検出器に用いた場合、電子アバランシェを
引き起こすには十分でない低電圧領域でも有効である。
【0063】 全実施例の別な例として、変換及びドリフト隙間(容積)内の電場は電子アバ
ランシェを引き起こすに十分な強度に保つことができる、したがって、前増幅モ
ードで使用できる。
【0064】 本発明は、多くの実施例を参照して説明したが、添付の請求項によって規定さ
れるような本発明の意図および見解に逸脱しない範囲で、様々な変更が可能であ
ることを理解されるべきである。例えば、前記電場が形成される限りにおいて電
圧は他の方法で印加することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一般的な実施例による面ビームラジオグラフィー用装置の全体像の概
略図である。
【図2a】 本発明の第一の具体的実施例による検出器の、部分的に拡大した、図1のII
−II線における断面図である。
【図2b】 本発明の第二の具体的実施例による検出器の、部分的に拡大した、図1のII
−II線における断面図である。
【図2c】 本発明の第三の具体的実施例による検出器の、部分的に拡大した、図1のII
−II線における断面図である。
【図2d】 本発明の第四の具体的実施例による検出器を備えたラジオグラフィー用装置の
全体像の概略図である。
【図2e】 本発明の第五の具体的実施例による検出器を備えたラジオグラフィー用装置の
全体像の概略図である。
【図3】 X線源及び読み出しストリップによって形成された電極の実施例の概略図であ
る。
【図4】 X線源及びセグメント化された読み出しストリップにより形成された電極の第
二の実施例の平面図である。
【図5】 積層された検出器を有する本発明の実施例の断面図である。
【図6】 積層された検出器を有する本発明の更なる実施例の断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT,AU, AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ,EE ,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR, HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,K P,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU ,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX, NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,S G,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ ,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イオン化可能なガスを充満したチャンバーと、前記チャンバ
    ー内に間に変換容積を有する間隙を持って設けられた第一及び第二電極装置と、
    前記チェンバー内に配された電子アバランシェ増幅手段と、少なくとも一つの電
    子アバランシェを検出する読み出し素子装置とからなる電離放射線を検出する装
    置において、放射線入射口が第一及び第二電極装置間の変換容積に入射するよう
    放射線入射口が設けられ、第一及び第二電極装置が第一及び第二主板を呈し、前
    記板は非平行であり、電子アバランシェ増幅手段は少なくとも一つのアバランシ
    ェ陰極装置及び少なくとも一つのアバランシェ陽極装置を具備し、前記少なくと
    も一つのアバランシェ陰極装置及び前記少なくとも一つのアバランシェ陽極装置
    の間のアバランシェ増幅のための電場を生成する手段を具備することを特徴とす
    る検出器。
  2. 【請求項2】 アバランシェ陰極装置及びアバランシェ陽極装置間に実質的
    に均一な電場を供給するための手段が配されていることを特徴とする請求項1に
    記載の検出器。
  3. 【請求項3】 第一電極装置は第一陰極装置であり、第二電極装置は第一陽
    極装置であり、第一陰極装置はアバランシェ陰極装置で構成され、また第一陽極
    装置はアバランシェ陽極装置で構成され、アバランシェ陰極装置及びアバランシ
    ェ陽極装置は少なくとも一つが互いに電気的に絶縁された複数の電極素子に分割
    されており、また各アバランシェ陰極素子及びアバランシェ陽極素子間にはアバ
    ランシェ陰極装置及びアバランシェ陽極装置間に実質的に均一な電場を形成する
    ために電圧が印加されることを特徴とする請求項1又は2記載の検出器。
  4. 【請求項4】 第一電極装置は第一陰極装置であり、第二電極装置は第一陽
    極装置であり、導電性メッシュ状のアバランシェ陰極装置が第一陽極装置と平行
    に配置され、第一電圧が第一陰極装置及び第二陽極装置間に印加され、また第二
    電圧がアバランシェ陰極装置及びアバランシェ陽極装置間に印加されて、第一陰
    極装置及びアバランシェ陰極装置間に第一電場が形成され、電子アバランシェ増
    幅手段内に複数の集中電場を有する領域が形成され、前記集中電場は実質的に第
    一電場よりもはるかに強いことを特徴とする請求項1に記載の検出器。
  5. 【請求項5】 第二陽極装置がアバランシェ陽極装置により構成されている
    ことを特徴とする請求項4に記載の検出器。
  6. 【請求項6】 前記電子アバランシェ増幅手段が複数のアバランシェ領域を
    有することを特徴とする請求項1又は2記載の検出器。
  7. 【請求項7】 前記少なくとも一つのアバランシェ陰極及び前記少なくとも
    一つのアバランシェ陽極が前記少なくとも一つのアバランシェ陰極及び前記少な
    くとも一つのアバランシェ陽極間にセパレーションを有する誘電体基板の第一側
    に形成され、前記セパレーションによって限定された表面が形成されることを特
    徴とする請求項1、2又は6に記載の検出器。
  8. 【請求項8】 前記少なくとも一つのアバランシェ陰極及び前記少なくとも
    一つのアバランシェ陽極は導電性ストリップを含むことを特徴とする請求項7に
    記載の検出器。
  9. 【請求項9】 複数のアバランシェ陰極及び陽極が前記基板上に交互に配さ
    れていることを特徴とする請求項7又は8記載の検出器。
  10. 【請求項10】 前記アバランシェ陰極及び前記アバランシェ陽極が長さ方
    向の端部が基本的に入射放射線と平行となる導電性ストリップを有することを特
    徴とする請求項9に記載の検出器。
  11. 【請求項11】 複数のアバランシェ領域が前記少なくとも一つのアバラン
    シェ陰極及び前記少なくとも一つのアバランシェ陽極間に配されることを特徴と
    する請求項1又は2記載の検出器。
  12. 【請求項12】 前記少なくとも一つのアバランシェ陰極が誘電体基板の第
    一側部に形成され、また前記少なくとも一つのアバランシェ陽極が前記誘電体基
    板の第二側部に形成され、少なくとも一つのチャネルが前記少なくとも一つのア
    バランシェ陰極及び前記誘電体基板に配され、且つ前記少なくとも一つのアバラ
    ンシェ陽極が前記少なくとも一つのチャネルの壁を形成することを特徴とする請
    求項1に記載の検出器。
  13. 【請求項13】 前記少なくとも一つのアバランシェ陰極が誘電体基板の第
    一側部に形成され、前記少なくとも一つのアバランシェ陽極が前記誘電体基板の
    第二側部に形成され、少なくとも一つのチャネルが前記少なくとも一つのアバラ
    ンシェ陰極、前記誘電体基板及び前記少なくとも一つのアバランシェ陽極に配さ
    れることを特徴とする請求項1に記載の検出器。
  14. 【請求項14】 前記少なくとも一つのチャネルは、実質的に円形の断面を
    有することを特徴とする請求項12又は13に記載の検出器。
  15. 【請求項15】 前記少なくとも一つのチャネルは、実質的に正方形の断面
    を有し、かつ誘電体基板の向かい合う二つの端部の間に延びていることを特徴と
    する請求項12又は13に記載の検出器。
  16. 【請求項16】 読み出し素子が入射放射線と平行な長さ方向の端部を有す
    る細長いストリップを含むことを特徴とする先行請求項いずれか1項に記載の検
    出器。
  17. 【請求項17】 読み出し素子が入射放射線と垂直な長さ方向の端部を有す
    る細長いストリップを含むことを特徴とする請求項1乃至15いずれか1項に記
    載の検出器。
  18. 【請求項18】 第一電極装置がドリフト陰極であり、第二電極装置がドリ
    フト陽極であり、読み出し素子がドリフト陽極及びアバランシェ陽極間に配され
    ることを特徴とする先行請求項いずれか1項に記載の検出器。
  19. 【請求項19】 第一電極装置はドリフト陰極であり、第二電極装置はドリ
    フト陽極であり、ドリフト陽極は読み出し素子及びアバランシェ陽極間に配され
    ることを特徴とする請求項1乃至17のいずれか1項に記載の検出器。
  20. 【請求項20】 第一電極装置はドリフト陰極であり、第二電極装置はドリ
    フト陽極であり、ドリフト陰極は読み出し素子及びアバランシェ陰極間に配され
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項17のいずれか1項に記載の検出器。
  21. 【請求項21】 読み出し素子がまた第一ドリフト電極装置を構成すること
    を特徴とする請求項1乃至17のいずれか1項に記載の検出器。
  22. 【請求項22】 読み出し素子がまた第二ドリフト電極装置を構成すること
    を特徴とする請求項1乃至請求項17のいずれか1項に記載の検出器。
  23. 【請求項23】 読み出し素子がまたアバランシェ陽極装置を構成すること
    を特徴とする請求項1乃至17のいずれか1項に記載の検出器。
  24. 【請求項24】 細いスリット又はコリメータウインドウが、放射線が第一
    ドリフト電極装置に近接して入射するように、入射口と関連づけて配されている
    ことを特徴とする先行請求項いずれか1項に記載の検出器。
  25. 【請求項25】 細いスリットあるいはコリメータウインドウが、放射線が
    アバランシェ陰極装置に近接して入射するように、入射口と関連づけて配されて
    いることを特徴とする請求項1乃至23のいずれか1項に記載の検出器。
  26. 【請求項26】 前記チェンバーが前記イオン化可能なガスに代わってイオ
    ン化可能な液体又は固体によって満たされていることを特徴とする先行請求項い
    ずれか1項に記載の検出器。
  27. 【請求項27】 X線源、前記X線源及び被写体間に実質的に平面なX線ビ
    ームを形成する手段から構成され、更に請求項1乃至26のいずれか1項に記載
    の検出器を含むことを特徴とする面ビームラジオグラフィー用装置。
  28. 【請求項28】 多数の検出器を積層して検出装置を形成し、実質的に平面
    なX線ビームを形成する手段が各検出器に配置され、前記手段が前記X線源及び
    被写体間に配置され、X線源、前記実質的に平面なX線ビームを形成する手段及
    び前記検出装置は、被写体を走査するために用いる装置を形成するため相互に固
    定されていることを特徴とする請求項27に記載の面ビームラジオグラフィー用
    装置。
  29. 【請求項29】 散乱X線光子を吸収するために吸収プレートが検出器間に
    配されていることを特徴とする請求項28に記載の面ビームラジオグラフィー用
    装置。
  30. 【請求項30】 細いスリットあるいはコリメータウインドウがX線源と面
    する各検出器の側部に配されていることを特徴とする請求項24乃至26のいず
    れか1項に記載の面ビームラジオグラフィー用装置。
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