JP2002536031A

JP2002536031A - 相互作用を行う玩具

Info

Publication number: JP2002536031A
Application number: JP2000569897A
Authority: JP
Inventors: アツモン・アロン; アンテビ・アミット; コーエン・モシェ; シモニ・シャロン
Original assignee: コムセンス・テクノロジーズ・リミテッド
Priority date: 1998-09-16
Filing date: 1999-09-16
Publication date: 2002-10-29
Also published as: US9607475B2; US9830778B2; US7480692B2; CA2343897A1; US20090067291A1; US8062090B2; JP2002527926A; US7568963B1; US20140179432A1; AU5996899A; US20130244531A1; US7383297B1; WO2000015316A3; EP1123148A2; US7941480B2; US20090264205A1; US8425273B2; WO2000015316A2; CA2345736A1; US20120058705A1

Abstract

(57)【要約】複数個の玩具のうち、少なくとも１つの第１の玩具は音響信号を生成し、そして、少なくとも１つの第２の玩具はその音響信号を受信する。該第１玩具から該第２玩具が音響信号を受信すると、それは例えば音声を生成及び／又はその動作を制御することによって、応答する。本発明の好適な実施形態では、例えば母ガチョウの後を、好適には鳴きながら複数の子ガチョウが付いていくように、玩具たちは群がり及び／又は玩具の行列を形成してリーダー玩具に付いていく。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】本発明は一般に、相互に作用し合う玩具及び／又は他の装置に関し、特に音響
信号を使うものに関する。

【０００２】［発明の背景］米国特許第５，１９１，６１５号及び４，８４０，６０２号は、異なった位置
から伝わる信号に反応する玩具を示している。一例では、信号はＲＦ信号である
。他の例では信号は、テレビ送信の一部あるいはビデオ記録の一部として搬送さ
れる符号化された光変調（encoded light modulation）である。本明細書に記載
の全ての特許及び刊行物の開示は参照として本書に組み込まれる。

【０００３】米国特許第５，７５２，８８０号とその対応するＰＣＴ公報は、コンピュータ
と２方向通信のリンクを有する玩具を開示している。このリンクは玩具に対して
の指示を提供したり、プログラムをダウンロードするために使用されても良い。

【０００４】米国特許第５，６５５，９４５号は、ＲＦ信号送信で制御される１以上の玩具
セットを開示している。その信号は、子供向け映画の垂直空白周期信号（vertic
al blank period signal）から解読され、１以上の玩具のアクション（音、動作
）が、この送信により映画と同期される。

【０００５】玩具分野以外では、動物集団の機械モデルが構築されている。一つの例では、
機械的なヒキガエルの集団が構成されて、その種の動物の相互作用的な挙動（in
teractive behavior）、例えばゲロゲロ鳴く音のレベルがどうなるかを分析し表
示させている。

【０００６】しかし、子供はしばしば複数の玩具で遊びそれらの間の相互作用をまねる。

【０００７】［発明の概要］本発明のある好適な実施形態の１つの目的は、互いに直接に相互作用する玩具
であって、好適にはその玩具と遊ぶ子供がその楽しみを増す玩具を提供すること
である。本発明の好適な実施形態において、玩具は動きのあるフィギュア、動物
フィギュア、及び／又は人形を含む。好適には、相互作用を行う（interacting
）玩具間に、例えば「母と赤ん坊」あるいは「馬と騎手」などの概念的関係があ
るが、しかし、本発明の好適な実施形態の全てにおいて要求されてはいない。

【０００８】本発明のある好適な実施形態の１つの特徴は、玩具同士が意図的に信号を送受
信する玩具に関している。その信号は、例えば確認、疑問、そして返答などの多
くの関連した信号を含む複雑な相互作用の部分であっても良い。他の実施形態あ
るいは追加的な実施形態として、信号は２つの部分の交流、例えば、玩具”Ａ”
が玩具”Ｂ”にジャンプするように言って玩具”Ｂ”はそれに答えてジャンプ及
び／又はキーキー音を出す（squeak）のであっても良い。玩具間に伝達される２
種類の信号は識別されなければならない。第１種の信号は１つの玩具を他の玩具
に伝える。第２種の信号は例えば玩具のトランシーバにおけるように、玩具を通
過する。本発明の好適な実施形態においては、信号は玩具間を直接的に伝送され
る。代替案としてまたは追加的に、玩具は通信ネットワークに接続されている。
ネットワークは、例えば、少なくとも複数の玩具がハブ（例えば、コンピュータ
、特にパーソナルコンピュータや携帯情報端末（ＰＤＡ））を経由して信号を送
るスタートポロジー（star topology）を有しても良い。代替案としてまたは追
加的に、トポロジーは玩具が次の玩具に信号を転送するようにさせても良い。本
発明の好適な実施形態においては、１つの玩具によって生成された信号が目的の
玩具を指向し、そして、その目的の玩具への指示を含んでも良い。代替案として
または追加的に、信号はマルチキャスト（multi-cast）であっても良い。代替案
としてまたは追加的に、各玩具はどの信号を検出及び／又は反応するか選択して
も良い。

【０００９】本発明のある好適な実施形態の１つの特徴は、音を利用する玩具間の通信に関
する。無線周波数（ＲＦ）；磁場；様々な信号、例えば好適には低周波や、外肢
を動かすことによる可視信号；赤外線（ＩＦ）；及び、可視光線を使う、他のあ
るいは追加的な通信手段として、玩具は音を使って通信しても良い。本発明の好
適な実施形態においては、遊びに使う音の中に、通信に使う音が組み込まれてい
る。１つの実施例においては、１つの玩具は他の玩具に向けて音声出力を生成し
（おしゃべり）、そして他の玩具はその音声出力に反応する。本発明の好適な実
施形態においては、その組み込みは遊びの音の特徴を認識することによってであ
る。代替案としてまたは追加的に、その信号は例えばビープ音のように変調ある
いは付加音に重ねられても良い。代替案としてまたは追加的に、玩具が作用する
ときの何気ない音でも良く、例えば第１の玩具が歩くことによって生じる足の踏
みならし音が２番目の玩具によって応答すべき信号として検出されても良い。

【００１０】本発明のある好適な実施形態の一つの特徴は、互いに反応する玩具セットに関
している。本発明の好適な実施形態において、そのセットは、２，３，４，ある
いは１０以上の玩具の個体を含む。一例として、そのようなセットは、ガチョウ
の母と３羽のガチョウの子を含んでも良い。母ガチョウがガーガー鳴いて歩き始
めると、子ガチョウは又鳴いて母ガチョウの後を歩き始めることができる。他の
実施形態では、そのセットは、複数の兵士の玩具を含んでも良い。好適には、兵
士たちは２つのグループに分けられる。各グループ内で、兵士は好適には、例え
ば歩調を合わせて前進するなど部隊として行動する。１部隊の１人の兵士が第２
の部隊からの兵士に対して“射撃”すると、２番目の兵士は好適には叫んで反応
し倒れて及び／又は動かなくなる。兵士の部隊、動作フィギュア、そして他の玩
具、特に動物や人間に似せている玩具は、必ずしもではないにせよ一般的にプレ
ーヤーによって動かされる部分、例えば腕、足や武器などを含む。

【００１１】本発明のある好適な実施形態の１つの特徴は、玩具間における予期しない及び
／又は複雑な相互反応を可能にして引き起こさせることに関連している。本発明
の好適な実施形態において、各玩具は、比較的単純な論理を使用する信号を送受
信及び／又は反応する。しかし、多くの玩具があって、多くの相関的な位置を取
るので、比較的単純な論理規則であっても外見上は複雑な挙動パタンを示す。動
物の世界では、アリに示される挙動のように、アリは比較的単純であるが、蟻塚
全体としては複雑な挙動を示している。

【００１２】本発明のある好適な実施形態の１つの特徴は、相互作用を行う玩具を介して、
離れたプレーヤ（remote player）が相互作用を容易化することに関する。１つ
の実施形態では、第１のプレーヤが２つの玩具“Ａ”と“Ｂ”で遊んでいて、玩
具“Ａ”が“Ｂ”に話しかけると、玩具“Ｂ”の音声の反応は第２のプレーヤに
よって生成され得る。上に示された兵士の例では、兵士の１部隊は、他の部屋の
ように離れた位置から、ひょっとすれば第２のプレーヤを使って統制され得る。
その統制は、コンピュータを使って第２のプレーヤによってなされ得る。他のあ
るいは追加的な実施形態として、該第２のプレーヤは彼の玩具と相互作用し得て
、この相互作用及び／又はその結果は該兵士の部隊に伝えられてもよい。１つの
実施形態において、該伝達はインターネット接続を利用し、その結果、２人のプ
レーヤは世界の反対側にいることもできる。

【００１３】本発明のある好適な実施形態の１つの特徴は、単純で比較的安価な双方向性（
interactive）玩具に関している。本発明の好適な実施形態において、玩具は単
純なマイクロコントローラを利用して制御され、音響波を利用して通信する。そ
の種の通信は一般に、ＲＦやＩＲ通信よりもはるかに安価である。追加的に、そ
の種の通信は、本発明のある好適な実施形態によると、思考コンピュータ（medi
tating computer）を必要とせず、その結果、コンピュータにソフトウェア及び
／又はハードウェアをインストールする必要はない。例えＲＦ通信が利用されて
も、短距離及び／又は低周波放射が好適に使われて、放射の危険性を低減できる
が、しかし、これは本質的ではない。

【００１４】本発明のある好適な実施形態の１つの特徴は、コンピュータにハードウェアを
インストールすることなく、玩具及び／又は他の装置を、コンピュータシステム
に接続する事に関している。１つの実施形態において、マイクロフォン及び／又
はラウドスピーカの付いたサウンドカードをインストールしたコンピュータを使
って、該ラウドスピーカは、超音波を使って判別装置に応答指令信号を送るため
に使用される。他の実施形態では、その種の応答指令信号は、玩具からの距離及
び／又は位置を判定するのに使われる。好適には、コンピュータのマイクロフォ
ンは応答指令信号装置からの反応を検出するために使われる。複数の実施形態に
おいては、特に玩具では、該応答指令信号の発信は可聴音を含む。

【００１５】本発明の好適な実施形態に従って提供される玩具キットは、可聴信号を生成する、第１機能を有する第１玩具と、前記第１機能と異なる第２の機能を有する少なくとも１の第２玩具と、を含み
、該第２の玩具は音響信号を受信して該信号を利用して前記第２機能を実行する
ことを特徴とする。好適には、前記音響信号は可聴である。

【００１６】本発明の好適な実施形態において、前記玩具はチャイルドセーフ（child safe
）である。他のあるいは追加的な実施形態として、該玩具は幼児に対して安全（
toddler-safe）である。他のあるいは追加的な実施例として、前記玩具はベイビ
ーセーフ（baby-safe）である。

【００１７】本発明の好適な実施形態では、前記音響信号は前記第１の玩具の少なくとも１
部分の動作によって間接的に生成される。

【００１８】本発明の好適な実施形態において、前記玩具は前記機能に相応しい外的形状を
有している。他のあるいは追加的な実施例において、前記玩具は前記機能に相応
しいように動作可能である。他のあるいは追加的な実施例において、前記玩具は
前記機能に相応しいように音声を生成可能である。

【００１９】本発明の好適な実施形態において、前記第１機能は先頭（leader）機能を含み
、前記第２機能は追従（following）機能を含み、その機能は前記第１玩具の運
動に従う運動を示す。代替案としてまたは追加的に、前記第１機能は疑似母親的
機能を含み、前記第２機能は疑似子供的機能を含む。他の実施形態では、前記機
能は異なるおもちゃの兵隊の機能を含む。他の実施形態では、前記機能は異なっ
た擬似的な家畜を含む。

【００２０】代替案としてまたは追加的に、前記第１機能は牧羊犬（sheep-dog）を含み、
前記第２機能は疑似的な羊を含む。

【００２１】本発明の他の好適な実施形態において、前記第１及び第２機能はいずれも、１
つの玩具を他の玩具に対して階層的な優越性として指定しない。

【００２２】本発明の好適な実施形態では、その２つの玩具によって代表されるフィギュア
間の双方向的な会話における発言者の模倣を含む。

【００２３】本発明の好適な実施形態では、前記第２機能は、前記第１機能の表現への反応
を表す。好適には、前記反応は前記第２玩具の運動の生成又は変調を含む。他の
実施形態では、前記運動は前記第１玩具から離れるように導かれる。他の或いは
追加的な実施形態では、前記反応は前記第２玩具による音声の変調や生成を含む
。代替案としてまたは追加的に、前記反応は前記第２玩具による光の変調又は生
成を含む。代替案としてまたは追加的に、前記反応は前記第２玩具の部分的動作
の生成や変調を含む。代替案としてまたは追加的に、前記反応は複数の前記玩具
類の相対的な位置に依存する。好適には、前記第２玩具の音響信号の分析によっ
て判定される。

【００２４】代替案としてまたは追加的に、前記反応は前記複数の玩具の内の少なくとも１
つの玩具と他の玩具との相対的な方向に依存する。好適には、前記方向は前記音
響信号を前記第２玩具が分析することによって判定される。

【００２５】代替案としてまたは追加的に、前記反応は前記複数の玩具の少なくとも１の機
能状態に依存する。好適には、前記反応は前記第１玩具の機能状態に依存する。
代替案としてまたは追加的に、前記反応は前記第２玩具の機能状態に依存する。
代替案としてまたは追加的に、前記機能状態は動作を含む。代替案としてまたは
追加的に、前記機能状態は前記第２玩具が前記音響信号を分析することによって
判定される。

【００２６】本発明の好適な実施形態では、前記少なくとも１つの第２玩具は、少なくとも
２つの双方向性（interacting）チャイルドセーフ玩具を含む。代替案としてま
たは追加的に、前記少なくとも１つの第２玩具、少なくとも７つの双方向性チャ
イルドセーフ玩具を含む。代替案としてまたは追加的に、前記少なくとも１つの
第２玩具は少なくとも１０の双方向性チャイルドセーフ玩具を含む。

【００２７】本発明の好適な実施形態では、前記双方向性玩具は、リニアネットワーク構成
において相互作用をする、例えば、各玩具はその手前の玩具と相互作用する。

【００２８】本発明の好適な実施形態に従う玩具キットは、超音波信号を生成する第１のチャイルドセーフ玩具と、該信号を受信し、該信号に反応して挙動を示す少なくとも１つの第２のチャイ
ルドセーフ玩具とを含む。好適には前記挙動は前記信号において符号化された内
容に反応を表す。代替案としてまたは追加的に、前記挙動は、前記信号の存在に
反応して表す。

【００２９】本発明の好適な実施形態に従う玩具キットは、少なくとも部分的な動作によって音響信号を間接的に生成する第１のチャイル
ドセーフ玩具と、前記信号を受信して用い、前記信号に反応して挙動を表す少なくとも１つの第
２のチャイルドセーフ玩具と、を含む。好適には、前記間接的な音響信号は、前
記第１玩具に取り付けられたガラガラ鳴る装置によって生成される。代替案とし
てまたは追加的に、前記間接的な音響信号は、前記第１玩具の一部分と、前記第
１玩具を支える土台表面との接触によって生成される。

【００３０】本発明の好適な実施形態では、前記挙動は前記第２玩具の運動を含む。代替案
としてまたは追加的に、前記第１玩具は更に、前記第２玩具の前記表された挙動
に反応する。

【００３１】本発明の好適な実施形態に従う玩具キットは、第１信号を生成し第１挙動を表す第１チャイルドセーフ玩具と、前記信号を受信し、前記第１挙動に反応して、前記信号を使用して表すべき第
２挙動を決定して該第２挙動を表す少なくとも１の第２チャイルドセーフ玩具と
、を含む。好適には、前記第２玩具は前記第１の玩具に対して更なる信号を発信
し、それに対して、前記第１玩具は前記更なる信号を使用して表すべき第３の挙
動を決定して前記第２挙動に反応する該第３挙動を表す。代替案としてまたは追
加的に、前記第２挙動は該複数の玩具の挙動を含む。代替案としてまたは追加的
に、前記第２挙動は音声の生成を含む。

【００３２】本発明の好適な実施形態では、前記第２玩具は前記第１玩具からの前記信号を
直接的に受信する。代替案としてまたは追加的に、前記第２玩具は媒介となる装
置を介して前記信号を受信する。好適には、前記媒介装置は第３玩具を含む。他
の実施形態では、前記媒介装置はコンピュータを含む。他の実施形態では、前記
媒介装置はネットワークに接続された少なくとも２以上のコンピュータを含む。

【００３３】本発明の好適な実施形態では、前記第１及び第２玩具は、少なくとも２メート
ル離れたときに動作可能である。代替案としてまたは追加的に、前記第１及び第
２玩具は、少なくとも５メートル離れたときに動作可能である。代替案としてま
たは追加的に、前記第１及び第２玩具は、少なくとも１００メートル離れたとき
に動作可能である。

【００３４】本発明の好適な実施形態では、前記信号は音響信号を含む。

【００３５】本発明の好適な実施形態では、前記信号は、玩具の遊びに関連する音声上への
重ね合わせ（overlay）を含む。

【００３６】本発明の好適な実施形態では、前記信号は符号化された信号を含む。代替案と
してまたは追加的に、前記信号はデジタル的に符号化される。代替案としてまた
は追加的に、前記信号は電磁的信号を含む。好適には、前記信号はＲＦ信号を含
む。代替案としてまたは追加的に、前記信号は光信号を含む。好適には、前記信
号は可視光信号を含む。

【００３７】本発明の好適な実施形態では、前記少なくとも１の第２チャイルドセーフ玩具
は、少なくとも４のチャイルドセーフ玩具を含む。好適には、前記少なくとも４
つの玩具は相互作用的挙動を表す。

【００３８】本発明の好適な実施形態では、前記第１玩具は柔らかな毛皮で覆われている。
代替案としてまたは追加的に、前記第１玩具は動作フィギュアを含む。

【００３９】本発明の好適な実施形態に従って更に提供される遊技方法は、遊技者による、第１玩具の第１位置における第１の相互作用の行程と、前記第１相互作用に反応して、第２玩具による離れた位置での挙動を表す行程
と、を含む。好適には、該方法は、第２遊技者による、前記第２位置で該第２玩具によって前記挙動に反応する第
２相互作用の行程と、を含む。代替案としてまたは追加的に、前記第１及び第２
玩具はコンピュータネットワークを介して通信する。好適には、前記コンピュー
タネットワークはインターネットを含む。

【００４０】本発明の好適な実施形態では、前記第２玩具は前記第２位置において前記第１
玩具に反応し、前記第２相互作用は第３玩具との相互作用を含み、そして、該第
３玩具は前記第２玩具と局地的に相互作用をなして、該相互作用の表示は前記第
１位置へ伝送され、それによって前記第３玩具は前記第１玩具と効率的に相互作
用をなす。

【００４１】本発明の好適な実施形態では、前記第１相互作用の表示は前記第１位置におい
てコンピュータによって表示され、前記第２玩具は前記コンピュータと相互作用
する。

【００４２】本発明の好適な実施形態に従って提供されるコンピュータと玩具との相互作用
の方法は、コンピュータから玩具へと音声を発信する行程と、前記発信に反応する前記玩具による挙動を表す行程と、を含む。代替案として
または追加的に、前記音声は前記玩具が応答すべきリアルタイム（real-time）
信号を含む。代替案としてまたは追加的に、前記音声は前記コンピュータスクリ
ーン上の表示と同期される。

【００４３】本発明の好適な実施形態では、前記方法は、前記音声に反応して、前記玩具か
ら前記コンピュータに対して返す第２音声を発信する行程を含む。代替案として
または追加的に、前記第２音声は、前記玩具を用いる遊技者による遊技の結果の
表示を含む。

【００４４】本発明の好適な実施形態では、前記玩具は前記音声発信によって同期される挙
動を有する複数の玩具を含む。

【００４５】本発明の好適な実施形態では、前記音声は超音波信号を含む。

【００４６】本発明の好適な実施形態に従って提供されるコンピュータと玩具間の相互作用
の方法は、玩具からコンピュータへの音声の発信行程と、前記発信に反応する前記コンピュータによる挙動の表示行程と、を含む。好適
には、該器具はゲームコントローラ（game controller）を含む。他の実施形態
では、前記器具はバット（bat）を含む。

【００４７】本発明の好適な実施形態では、前記音声はリアルタイムで前記コンピュータの
表示上の少なくとも１の対象を制御する。

【００４８】本発明の好適な実施形態では、前記音声は該玩具によってその使用に関連して
間接的に生成される音声である。好適には、前記間接的な音声は地面との衝突音
を含む。代替案としてまたは追加的に、前記間接的な音声は動作に関連する音声
を含む。代替案としてまたは追加的に、前記間接的な音声は対象との衝突音を含
む。

【００４９】本発明の好適な実施形態では、前記音声は、情報を符号化する（encode）。好
適には、前記音声はデジタル的に情報を符号化する。

【００５０】本発明の好適な実施形態では、前記音声は超音波音声を含む。好適には、前記
超音波音声は前記コンピュータの音楽指向サウンドカード（music-oriented sou
nd card）を使って処理される。代替案としてまたは追加的に、前記音声は前記
コンピュータの標準的オーディオ周波数マイクロフォンを用いて検知される。代
替案としてまたは追加的に、前記方法は、前記音声に反応して前記コンピュータ
のオーディオ周波数スピーカを用い、前記コンピュータによって追加的超音波音
声を生成する行程を含む。

【００５１】本発明の好適な実施形態では、前記音声は前記コンピュータによって処理され
て前記コンピュータと前記玩具の少なくとも１の相対的空間特性を判定する。代
替案としてまたは追加的に、前記音声は前記玩具によって処理されて、前記コン
ピュータと前記眼と語の少なくとも１の相対的空間特性を判定する。

【００５２】本発明の好適な実施形態では、前記空間特性は相対的距離を含む。代替案とし
てまたは追加的に、前記空間特性は相対的位置を含む。代替案としてまたは追加
的に、前記空間特性は相対的方向を含む。

【００５３】本発明の好適な実施形態に従って提供されるコンピュータと玩具間の通信方法
は、前記コンピュータのスピーカを用いるＲＦ信号を生成する行程と、１のチャイルドセーフ玩具によって前記ＲＦ信号を検出する行程と、を含む。
好適には、該方法は前記信号を処理して前記玩具と前記スピーカとの相対的な空
間特性を判定する行程を含む。

【００５４】本発明の好適な実施形態に従って提供され略玩具は、玩具部分（toy portion）と、マイクロフォンと、基本的に電源、及び、集積回路を含む信号応答部と、を含み、該集積回路は、前記マイクロフォンからの信号を受信し前記玩具位置を制御し
て応答することを特徴とする。好適には、前記玩具は、前記マイクロフォンと前記集積回路との間のインターフェース回路（interfac
ing circuit）と、前記集積と玩具部分とのインターフェース回路と、を含む。

【００５５】本発明の好適な実施形態では、前記集積回路はアナログ形式でデジタルポート
の部分で受信する。

【００５６】本発明の好適な実施形態に従って提供される玩具ネットワークは、発信を生成する第１位置での中心ステーションと、前記発信を受信する複数の第２ステーションにおける複数の玩具と、を含む。
好適には、前記玩具は前記発信を受信するときには人目に付く表現を生成する。
代替案としてまたは追加的に、前記玩具は前記発信を、仲介コンピュータを介し
て受信する。代替案としてまたは追加的に、前記玩具は前記発信を、ラジオ放送
を介して受信する。好適には、前記ラジオ放送はＤＡＢ（Digital Audio Broadc
ast）を含む。

【００５７】本発明の好適な実施形態では、前記玩具の全てに対して同一の発信が発信され
る。他の実施形態では、前記玩具の異なった個体に対して異なった発信が発信さ
れる。

【００５８】本発明の好適な実施形態では、前記玩具は、それらの相互作用に反応する前記
中央ステーションに対する前記フィードバックをユーザによって、発信する。好
適には、同一の伝送方法が前記玩具と前記中央ステーション間の両方の発信に使
用される。好適には、異なった伝送方法は前記玩具と前記中央ステーション間の
異なった伝送方向に使用される。

【００５９】本発明の好適な実施形態では、前記玩具はクイズ表示玩具を含み、前記発信は
クイズの質問やそのクイズに対する回答を含む。代替案としてまたは追加的に、
前記玩具は前記発信を分析して前記玩具のユーザに対する指示を生成し、前記指
示は前記玩具の前記ユーザによる相互作用が応答可能である。

【００６０】［好ましい実施形態の詳細］本発明は、添付の図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について非限定
的に詳細説明されることにより、より明らかに理解されよう。

【００６１】図１は、本発明の好適な実施形態に従う２つの双方向性玩具の図式的ブロック
ダイアグラムである。玩具２０は玩具２２によって検出される信号を生成する。
玩具２２は、玩具２０にかえす反応２６を生成する。玩具２０は、反応２６を検
出又は検出せずに、次に更なる信号を生成する。代替案としてまたは追加的に、
玩具２２は玩具２０に対して導かれない反応２８を生成する。本発明の好適な実
施形態では、各玩具２０と２２は、例えば動作フィギュア、人形、プラスチック
動物（選択的に柔らかい毛皮で覆われる）及び／又は玩具の兵隊のような個体的
玩具を含む。本発明のある好適な実施形態では、個体的な玩具は、例えば複数の
動作フィギュアが、全て土台板に接続されているように、物理的に相互の接続さ
れている。好適には、玩具は子供、幼児或いは赤ん坊に安全なように（チャイル
ドセーフなど）構成されている。これらの指定は、これらの玩具が様々な年代の
子供たちに売るように包装される構成の特徴に関しており、子供たちには危険で
ないと当然考えられている。又、その種の玩具は、例えば、その上によだれを垂
らしたり寝たりするような一定の環境にも耐えることを要求されるかもしれない
。その種の玩具では一般に、しかし必ず必要というわけではないが、電気的論理
的部分はその玩具内部深くに収められており、その結果、それらは不注意に（親
の見方から）ぶつかりはしない。玩具を、様々なレベルのチャイルドセーフに設
計し組み立てる技術は良く発達した技術であり、ここで述べられる様々な実施形
態に適用可能である。

【００６２】本発明の好適な実施形態では、信号２４は音響信号を含む。その種の信号は可
聴或いは非可聴であっても良く、例えば超音波や可聴下周波数であっても良い。

【００６３】代替案としてまたは追加的に、信号はＩＲ、ＲＦ、低周波磁場及び／又は電場
を含んでも良い。代替案としてまたは追加的に、信号２４はたとえば、注は数倍
化によって応答されるＲＦプローブ波（probe wave）のような、受動信号及び／
又は玩具２２によるプローブ（probe）であっても良い。

【００６４】「音による玩具および装置の制御」と題する１９９８年９月１６日に出願され
たＰＣＴ出願ＰＣＴ／ＩＬ９８／００４５０は、イスラエル受理官庁で受領され
、その開示はここで参照により組み入れられており、音声動作玩具と示されてい
る。特に、その出願は、例えば箱の中のビーズ玉やサラサラという音を立てる物
質（crinkle material）のような動作の結果生じる何気なく音声を生じさせる音
声発生源について説明している。本発明の好適な実施形態では、その種の音声発
生源は玩具２０に接続及び／又は搭載されていて、その結果玩具２０が動くとき
信号は玩具２２に対して生成される。このＰＣＴ出願は又、指向性マイクロフォ
ン及び／又は２以上のマイクロフォン要素を有するステレオマイクロフォンを用
いて、音声の方向及び／又は位置の検出について説明している。代替案としてま
たは追加的に、音声の強さに基づいて相対的な距離が判定される。

【００６５】本発明の好適な実施形態では、例えばランダム或いは周期的ベース（random-
or a periodic-basis）で、音声（または他の信号）は玩具２０によって自動的
に生成される。代替案としてまたは追加的に、例えば遊技者が玩具２０を元気づ
けるように、音声は遊技者によって起こされても良い。

【００６６】本発明の好適な実施形態では、玩具２０は“ママ人形”を、玩具２２は“ベイ
ビー人形”を含んでも良い。従来のシナリオでは、子供はそれぞれの手に１つの
人形を持ってそれらの間で会話をして遊ぶ。本発明の好適な実施形態では、各人
形は他の人形のつぶやいた会話文に応答して会話文を生成する。その会話が始ま
るのは、１つの人形のボタンを押したり、近づいたり及び／又は互いに向かいあ
わせられたりすることによってである。本発明の好適な実施形態では、接近は１
又は両方の玩具が永久磁石のような磁場生成器を有し、そして、他方が磁場の変
化によって動作するスイッチを含む場合、検出される。代替案としてまたは追加
的に、接近は１つの玩具の金属部分が他の玩具の共鳴回路に影響することによっ
て検出される。

【００６７】信号２４は、音響信号に限定されない。本発明の好適な実施形態では、信号（
及び／又は共鳴）は、音響信号強度及び／又は周波数、動作、回転及び／又は動
作の変調及び／又は人形や、その付属物或いは他の部分の回転の制御と、及び／
又は光の瞬きのような照明の制御と、を含む。

【００６８】本発明の好適な実施形態では、例えば母牛がモーと鳴き子牛が動くというよう
な単純な信号応答論理で十分である。しかし、本発明のある好適な実施形態では
、より複雑な論理が提供されている。そのような論理は１又はそれ以上の、異な
る信号間での差別化（differentiation）、マルチレスポンス、おそらくは受信
した信号、継続および応答時間にに基づいてスイッチされる異なった動作モード
及び／又はステージ、信号に応答する検知、複数の参加している玩具たちの数及
び／又は玩具の絶対的及び／又は相対的位置及び／又は方向及び／又は距離を含
む様々な環境的な特性の検知を、含む。

【００６９】本発明の好適な実施形態では、応答時間は、例えば、信号に対する動作は５秒
以内及び／又は信号に依存する継続時間に限られるように、限定される。

【００７０】本発明の好適な実施形態では、論理は玩具の中の回路によって実行される。代
替案としてまたは追加的に、玩具はそれぞれ発信器及び／又は受信器を含み、論
理は十分ではないにしても少なくとも部分的には玩具と通信するコンピュータに
よって実行される。代替案としてまたは追加的に、玩具の他の演算要請は、例え
ば、会話信号の生成及び／又は表示の生成がコンピュータによって実行されて玩
具に送信されて表示され（ビジュアル又は音響的）て実行される。

【００７１】本発明の好適な実施形態では、玩具による信号の検出は信号のバイナリー検出
、例えば、オンオフ状態の検出を含む。代替案としてまたは追加的に、より複雑
な信号検出が実行され、例えばそれらは、信号強度、周波数、周波数スペクトル
、ドップラーシフト、強度及び／又は継続時間の変化の検出や、繰り返し数、声
及び／又は他の音声中の認識パタンの検出や、例えば身振りのような動作パタン
の検出、及び／又は、点滅する光源中の符号の検出などである。このように、送
信された信号は、送信する玩具の行動、位置、環境、近くの玩具たち、局地的に
検出された情報、論理状態及び／又は準備状態を含む。

【００７２】その種の信号の検出及び／又は分析は又、玩具と交信するコンピュータ上で実
行される。物理的検出回路は好適には玩具に位置している。代替案としてまたは
追加的に、検出回路はコンピュータ上に位置している。

【００７３】図２は母ガチョウと子ガチョウの玩具キットを模式的に示しており、本発明の
好適な実施形態にしたがって、ガチョウ３０と複数の子ガチョウ３２を含んでい
る。本発明の好適な実施形態では、ガチョウ３０は例えば音声発生器３４のよう
な信号発生器を含む。音声生成器はランダムに動作可能であり、その時、遊技者
及び／又はガチョウ３０が動いたりして圧迫された結果によって動作される。本
発明の好適な実施形態では、生成器３４はガチョウの足の中に組み込まれていて
、その結果、「ばたばた鳴る」音はガチョウがステップを踏むときに生成される
。代替案としてまたは追加的に、その音声は周期的及び／又はランダムな「ガア
ガア」鳴く声であってもよい。本発明の好適な実施形態では、各子ガチョウ３２
は音声検出器３６を含む。好適には、音声検出器はガチョウによって生成された
音声（または他の信号）を検出し、子ガチョウ３２に応答させる。１つの可能な
応答は「ガアガア」である。代替案としてまたは追加的に、子ガチョウは、母ガ
チョウに向かって移動する。好適には、各子ガチョウは音声生成器３８を、他の
子ガチョウが後を追うために、含む。代替案としてまたは追加的に、全子ガチョ
ウは母ガチョウの後を追う。

【００７４】本発明の好適な実施形態では、音声検出器３６は指向性マイクロフォン、例え
ば周波数応答該空間的に一定でないマイクロフォン或いはステレオマイクロフォ
ン、を含む。本発明の好適な実施形態では、複数のマイクロフォンが各玩具に提
供されて、その結果、玩具を保持していても全てのマイクロフォンをカバーする
ことができそうもなく、玩具をつんぼ状態にさせる。代替案としてまたは追加的
に、該マイクロフォンは邪魔されにくい場所に位置している。本発明の他の好適
な実施形態では、該玩具は子犬の人形、恐らくは母犬人形を含む。本発明の好適
な実施形態では、１匹の子犬が、子供が付けている腕輪のカサカサ言う音に基づ
いて、子供が近くにいると検知すると、その子犬は他の全ての子犬に対して、例
えばほえて信号を送り、そして他の子犬は子供に近づき、或いはそれから逃げ、
円になって走り始める及び／又は他の反応を子供に行う。

【００７５】図３は、本発明の好適な実施形態に従う双方向性玩具フィギュア４０の個体の
模式的ブロックダイアグラムである。玩具４０は好適には、他の玩具から信号を
受信する受信器４２を含む。信号は好適には分析器４４によって分析されて、願
われた応答を決定する。アクチュエータ４８は１又はそれ以上のモータ４６を制
御し及び／又は発信器５０を介して信号を送信するために使用される。代替案と
してまたは追加的に、音響及び／又は工学的応答が生成され得る。代替案として
または追加的に、メッセージが玩具４０の一部を形成するスクリーン上に表示さ
れても良い。

【００７６】本発明の好適な実施形態では、分析器４４はおよびアクチュエータ４８はマイ
クロコントローラとして実現されている。本発明の好適な実施形態では、受信器
４２と送信器５０はピエゾ電気音響要素として、可能的には単一の要素として、
実現されている。本発明の好適な実施形態では、受信器４２の出力はＴＴＬレベ
ルまで増幅されて１又はそれ以上のマイクロコントローラのデータラインに直接
的に接続されて分析される。こうして、高音響周波数は、アナログデジタル変換
（Ａ／Ｄ）なしに検出され及び／又は分析される。好適には、その信号は様々な
量、例えば互いの２倍のような量で増幅されて、複数のデータレッグ（data leg
）に並列接続されて、その結果マルチレベル信号検出が容易となる。

【００７７】本発明の好適な実施形態では、玩具キットは「犬」フィギュアと複数の「羊」
フィギュアとを含む。犬フィギュアは、羊フィギュアの方向に動き、羊フィギュ
アを急がせ及び／又は特定の方向に動かす。本発明の好適な実施形態では、犬フ
ィギュアはメモリを含むので、その結果、それが羊フィギュアに向かって「吠え
た」場所から追跡することができ、及び／又は複数の羊の場所を記憶することが
できる。好適には、犬及び／又は羊は、例えば小屋に組み込まれているベースス
テーションによって発信される信号を検出することによる位置検出回路を含む。
代替案としてまたは追加的に、犬は、例えばその犬の車輪の動作によって現在の
位置を計算する相対動作検出器を含む。

【００７８】本発明の好適な実施形態では、複数の「アリ」フィギュアが提供される。本発
明の好適な実施形態では、ありは、接近検出器を有して、その結果彼らは互いに
近づく場合或いは互いに遠く離れている場合、例えば他のアリに従うべきかどう
かの異なった挙動を表すことができる。本発明の好適な実施形態では、接近検出
器は、例えばＤＣ磁場や低周波数及び／又はパルス化された磁場などの磁場に依
存する。その種の場は本発明の複数の好適な実施形態に従う回転磁石によって生
成される。

【００７９】本発明の好適な実施形態では、個々の玩具は他の特定の玩具と特別に応答及び
／又は相互作用を行うようプログラムされても良い。代替案としてまたは追加的
に、玩具は、玩具間に序列が、少なくとも「リーダー」玩具の指定があるように
プログラムされても良い。１つの実施例では、各玩具は異なった周波数領域で送
信及び／又は受信をする。代替案としてまたは追加的に、各玩具は音声を検出し
た後は異なった時間遅れで送信及び／又は受信を行う。こうして例えば母ガチョ
ウの実施形態では、各子ガチョウ母はガチョウが鳴いた後異なった遅れで鳴き返
すことができる。各子ガチョウは又母ガチョウの後特定の遅れで鳴く子ガチョウ
の後を追うようにプログラムすることもできる（例えば、先頭のガチョウは遅れ
無しで）。

【００８０】図４Ａは２つの双方好適な玩具６０と６２を示す模式的ブロックダイアグラム
であり、１又はそれ以上の玩具６２が遠隔コントローラ６４から少なくとも部分
的に制御されている。本発明の好適な実施形態では、コントローラ６４は、玩具
６２及び／又は玩具６０によって生成された信号へのその応答によって、直接的
に制御する。代替案としてまたは追加的に、該制御は、例えば玩具６２の動作モ
ードを変えるように、より細やかである。代替案としてまたは追加的に、制御は
、コントローラ６４が直接的に玩具６０への信号を生成し及び／又は玩具６０か
らの信号への応答を直接的に生成することによって実行される。

【００８１】制御の幾つかの規模は、好適には以下の分析の全て又は部分によって差別化さ
れる。

【００８２】（ａ）コントローラは人間か、コンピュータか、或いはテープレコーディング
のような予め決められたシーケンスか？（ｂ）制御は玩具の全ての機構/制御可能な機構に及ぶのか、或いは幾つかの
可能的には単一の機構だけに及ぶのか？（ｃ）制御の種類、範囲、量及び／又は他の特性は、時間及び／又は玩具間の
相互作用の機能として、どのように変化するか、そして、そこにおいてその種の
特性は変化するか一定のままでいるか？（ｄ）制御は、近い場所、視界を遮るもののない場所、隣の部屋或いは違った
町や国からか？

【００８３】本発明の好適な実施形態では、玩具６２は、例えばラジオリモートコントロー
ルのような遠隔制御含む。代替案としてまたは追加的に、玩具６２は、コンピュ
ータからのコマンド及び／又は放送又は記録テープに応答する発信に、応答する
。代替案としてまたは追加的に、玩具６２は遊技者の声及び／又は動作によって
動く。

【００８４】本発明の好適な実施形態では、玩具６２から玩具６０へ伝送された信号は、コ
ントローラ６４からの指令を含む。

【００８５】本発明の好適な実施形態では、人間の遊技者は玩具６２を、遊技者に与えられ
た信号発生器を用いて、制御する。その種の生成器はサラサラ音を奏でる腕輪を
含む。代替案としてまたは追加的に、生成器は磁気腕輪を含んでも良い。本発明
の好適な実施形態では、玩具６２は腕輪及び／又はその動作の相対的な位置及び
／又は方向を検出できる。本発明の好適な実施形態では、その旬の検出された位
置及び／又は方向はボクシング、野球、或いはゴルフのような双方向的コンピュ
ータゲームを制御するために使用され、そこにおいて、コンピュータキャラクタ
の手の動きが制御されるのは、腕輪、グローブ及び／又はバット、クラブ、ステ
アリングホイール、ジョイスティック、刀或いは銃のような遊技具に搭載されて
いる音声源（受動的及び／又は電池動作的）によってである。代替案としてまた
は追加的に、バットのようなそのゲームでの仮想的な（virtual）遊戯具の動作
をモデル化して使用される。応答されるべき動作は、１次元、２次元又は３次元
での位置、動作ベクトル及び／又は加速である。５（或いはそれ以上の）自由度
の検知には、遊技具上に２以上の送受信器を必要とする。

【００８６】本発明の好適な実施形態では、バット（或いは他の遊技具）上の音響変換器は
曲げ可能なピエゾフィルムを含み、バットの周りに曲げられて、その結果、送信
及び／又は受信はバットの方向によってより少なく制限されている。

【００８７】本発明の好適な実施形態では、動作フィギュアはコンピュータゲームと並行し
てこれらの動作に応答し、それは直接的に動作を受けることにより或いはコンピ
ュータからの適切な指令を受信することによってである。１又はそれ以上の追加
的な動作フィギュアがコンピュータによって制御されてコンピュータゲームでの
他のキャラクタの動作を表示する。

【００８８】本発明の好適な実施形態では、玩具６２は遠隔位置から制御される。好適には
、玩具６２に対する信号は、遠隔位置に転送される。１つの実施例では、子供は
玩具６０は玩具６２に話していると想像する。玩具６０または子供によって発生
する音声は、遠隔位置へ伝送されるか或いは自然に遠隔位置で聞き取れる。玩具
６２の声及び／又は動作は他の部屋或いは他の町にいる親によって与えられ得る
。本発明の好適な実施形態では、玩具６２は半自動であり、親は誰が玩具６０，
親或いは玩具６２に答えるかを設定可能である。代替案としてまたは追加的に、
玩具は遠隔制御によるスイッチで制御される。親にとっての代替案としてまたは
追加的に、玩具は、友人の家のような離れた位置で、制御され及び／又は子供の
友人を代表しても良い。好適には、友人も又、玩具６０の挙動を表す玩具を持っ
ている。代替案としてまたは追加的に、友人はコンピュータスクリーン上で玩具
６０のシミュレートされた挙動を表すことができる。こうして、２人の子供は家
を離れることなく遊技し得る。

【００８９】図４Ｂは、本発明の好適な実施形態に従う２つの兵士の部隊７０と７２を含む
玩具の兵隊キットを図式的に表しており、各部隊は複数の兵士７１と７３，選択
的なタンク７４と選択的な司令コンソール７６を含む。

【００９０】本発明の好適な実施形態では、玩具の兵士キットによって、例えば図４Ｂに示
されるように、多数の個々の玩具とともに容易に遊技することができる。本発明
の好適な実施形態では、各個々の玩具は他の玩具の行動及び／又は動作に反応し
て、例えば、玩具の兵士７３は任意の玩具の兵士によって発せられた指令を繰り
返すことができる。代替案としてまたは追加的に、１部隊の兵士は、例えば全員
一緒に移動したりよろめいたりして同じように前進することができる。本発明の
好適な実施形態では、兵士は旋回される。代替案としてまたは追加的に、兵士は
足を使って移動する。

【００９１】本発明の好適な実施形態では、１部隊からの玩具は、他の部隊からの玩具の動
作及び／又は信号にも応答する。一例として、タンク７４が兵士７１に砲撃する
と、兵士は倒れて絶叫して応える。好適には、兵士はタンク７４の信号源（音声
のような）によって指向性のある射程内であると検知し、兵士７１も向かってい
ると検知する。他の実施例では、兵士７３が動くと兵士７１はそれに応じて前進
する。指向性のある音声波は、適切な導波管を使って生成されうる。代替案とし
てまたは追加的に、２つの音源は同期して発生されて、その結果、音源から実質
的にただ１本の線に沿って発出して同期して受信される。代替案としてまたは追
加的に、音源の相対的な方向は、玩具上の２のマイクロフォンを用いて判定され
得る。代替案としてまたは追加的に、音声は、音響的にマイクロフォンが取り付
けられた床を介して伝えられる。

【００９２】本発明の好適な実施形態では、コンソール７６は個々の玩具の兵士或いは玩具
のグループに指令するために使用可能である。代替案としてまたは追加的に、玩
具の幾つかのみが指令し、そしてこれらの玩具は他の玩具に対して指令を生成し
て伝える。コンソールを試用する代替案としてまたは追加的に、制御は遊技者の
音声指令であっても良い。代替案としてまたは追加的に、コンソールは例えば異
なった家の遊技者からの遠隔指令であっても良い。本発明の好適な実施形態では
、コンソール７６はコンピュータを含み、玩具の相対的な位置、それらの論理、
それらのモード及び／又はそれらの遠隔遊技者または局地的な遊技者への応答を
表示する。代替案としてまたは追加的に、コンソール７６はカメラを含み、玩具
を表示しそれらの映像を遠隔位置へと伝送する。代替案としてまたは追加的に、
コンソール７６はラウドスピーカを含み、遠隔位置からの音声指令を発声する。

【００９３】本発明の好適な実施形態では、玩具（例えばそれらの動作論理及び／又はそれ
らの特異性）はコンピュータによってプログラムされても良い。好適には、該プ
ログラミングは玩具にダウンロードされる。代替案としてまたは追加的に、玩具
はコンピュータと通信してそれらの論理を実行し、少なくともある場合及び／又
はゲームのシナリオに対してのみコンピュータは（再び）プログラムされる。本
発明の好適な実施形態では、プレーの最初においてコンピュータは全ての玩具に
応答指令信号を出して、どの玩具が実際に遊技フィールドにいるかを判定する。

【００９４】本発明の好適な実施形態では、音声源と複数のマイクロフォン間の空間的角度
はマイクロフォンでの位相差を分析して判定される。代替案としてまたは追加的
に、他の公知技術が用いられる。本発明の好適な実施形態では、パルス音声源と
複数のマイクロフォンとの相対的な位置は飛行方程式の時間を解くことによって
判定される。

【００９５】本発明の好適な実施形態では、４つのマイクロフォンが用いられて３次元の位
置を判定する。r=(x0,y0,z0)に位置する音源と、複数"i"として、Mi=(xi, yi, z
i)におけるマイクロフォンに対して、音源とマイクロフォン間の距離はDi=||r-M
i||である。音の速度“c”は、例えば空中における速度が知られ、それに基づい
て、知られる。他の実施例では、音源とマイクロフォンの固定された既知の位置
間の飛行時間を計測することによって決定され得る。距離間の差異は好適にはdD
(i,j)=Di-Dj=c*dt(i,j)で決められ、ここでdt(i,j)は、マイクロフォンiにおけ
る到着時間とマイクロフォンjにおける到着時間の間の差異として定義される。N
個のマイクロフォンにはN-1個の独立な差異dDが存在する。一つの最適な構成で
は、４面体の頂点に位置した４つのマイクロフォンは音源位置の判定に使用され
得る。実用的見地からは、そのような構成は可能ではないだろう。好適には、４
以上のマイクロフォンが利用されて、その結果、ノイズに対するより高い抵抗性
及び／又はより高い位置的正確さが得られる。本発明の好適な実施形態では、３
次元の位置は次の形式の３つの方程式を数値的にあるいは解析的に解くことによ
って決定される。

【００９６】 dD=c*dt(i.j)=||r-Mi||-||r-Mj||

【００９７】ここで(i,j)は好適には選択されて（1,2）、（2,3）、（3,4）である。しかし、
任意の他の独立な３組のマイクロフォンが使用可能である。

【００９８】本発明の１つの好適な実施形態では、例えばポピュラーな「サウンドブラスタ
ー」として知られているサウンドカードを備えているコンピュータラウドスピー
カが使われて、音声及び／又は超音波信号を玩具及び／又は他の対象に伝送する
。好適には、２０キロヘルツ（kHz）信号が使用される。本発明の好適な実施形
態では、該対象は超音波信号を受信し、それをコンピュータのマイクロフォンに
送り返す。本発明の好適な実施形態では、コンピュータは飛行時間及び／又は他
の伝送の属性を分析してそして対象に関してその距離、位置、動作の速度及び／
又は他の空間的属性を判定する。

【００９９】本発明の好適な実施形態では、対象はその応答指令信号に対してただちに応答
する。他の実施例では、対象は応答指令信号に対する応答を、例えば数ミリ秒遅
らせる。代替案としてまたは追加的に、対象は異なった周波数、例えば４０キロ
ヘルツ(kHz）で発信する。代替案としてまたは追加的に、対象によって発信され
た信号は変換器によって受信され次に、例えば音響的にあるいは電磁的結合を使
用してコンピュータに伝送する。代替案としてまたは追加的に、対象は識別符号
と共に応答しても良い。代替案としてまたは追加的に、対象はエンベロープ（en
velope）と共にその伝送を変調し、そのエンベロープは識別符号の好適なサーバ
であって及び／又は対象のステータスに関する、例えば玩具の腕の位置の情報を
伝送する。ある場合において、対象はより遠隔の対象から情報をリレーする。識
別の場合、対象は、例えば周期的にあるいはユーザによって対象のボタンを押す
ようなコンピュータからのプロンプト（入力要求）なしで識別コードを送っても
良い。ある場合には、情報の伝送は、例えばＦＳＫエンコーディングを使用して
デジタル的に符号化される。他の実施例では、アナログ符号化方法のような他の
符号化方法が実行されても良い。他の実施例では、信号は例えば、信号の増幅あ
るいは情報を直接的に表す周波数のように、符号化されなくても良い。伝送と受
信方法についての様々な詳細は１９９９年３月３日出願の「コンピュータ通信」
と題した米国暫定特許出願第６０／１２２，６８７号に示されており、その開示
はここで参照により組み入れられている。

【０１００】本発明の好適な実施形態では、コンピュータにおいて受信された信号は、好適
にはそのコンピュータによって生成された音声を用いて、コンピュータゲームを
変調及び／又は他の玩具に命令を生成する。

【０１０１】本発明の好適な実施形態では、対象は受信する信号を、トランジスタを通過す
るコイルの放電を使用して増幅し、そのトランジスタは種々の抵抗及び／又は波
形コントローラとして機能する。

【０１０２】本発明の好適な実施形態では、玩具は、単一の回路によって制御される複数の
発信及び／又は受信（センサ）を備えても良い。ボクシンググローブや玩具の列
車のような曲げあるいは変形可能な玩具の一例では、玩具の各区分に１つのセン
サを含む。好適には、マルチプレクサはこれらのセンサの入出力を多重通信して
回路に要求されるチャンネル数を減らす。該多重通信は時間多重通信であっても
良い。代替案としてまたは追加的に、多重通信は周波数多重数審であってもよく
、それは玩具が通信するコンピュータによって送信される信号において、周波数
多重通信におそらく拡張していく。代替案としてまたは追加的に、多重通信によ
って、単一の音響要素が送信器あるいは受信器として選択的に使われることが可
能になる。

【０１０３】幾つかの場合、マイクロフォン及び／又はサウンドカードは、音響信号が送ら
れていないとしても、音響信号を生成に関連する対象のＲＦから受信するには十
分に繊細である。代替案としてまたは追加的に、玩具または他の装置はコンピュ
ータや他の装置のラウドスピーカによって送信されるＲＦを受信し得る。好適に
は、約２０ｋＨｚ、２２ｋＨｚ、２４ｋＨｚの周波数が使用され、それらは標準
的なサウンドカードが持つサンプリングレートであるからだ。

【０１０４】代替案としてまたは追加的に、好適には、コンピュータの使用のために、信号
の送受信にセットトップボックス（set-top box）が使われる。好適には、マイ
クロフォンは該セットトップボックスに接続される。代替案としてまたは追加的
に、セットトップボックスへ送り返す発信はＩＲ信号を使用し、それはセットト
ップボックスによって検出可能である。１つの例では、セットトップボックスは
信号を分析するソフトウェアを含む。その種の信号は対象及び／又は玩具の、テ
レビジョンまたはセットトップボックスによって生成される音声への応答を含む
。代替案としてまたは追加的に、セットトップボックスは音声をサウンドボック
スによって圧縮解除されたビデオ及び／又は音響ストリームに加える。代替案と
してまたは追加的に、セットトップボックスは、一時的及び／又は空間的な光学
変調をビデオストリームに加えて、光学的に繊細な玩具が、例えば音波や超音波
音声を移動または生成することによって検出及び／又は応答する。

【０１０５】セットトップボックスは信号を受信及び／又は分析してケーブルヘッドに送る
ために使用される。代替案としてまたは追加的に、セットトップボックスは、ゲ
ームの相当な部分、たとえばスコアの記録及び／又は表示の更新などを含み、可
能的には記憶装置として及び／又は表示生成スレーブとしてケーブルヘッドを使
用する。

【０１０６】本発明の好適な実施形態では、タッチスクリーンが、例えばペンや玩具の制御
、例えばバットのような接触具の位置を検出するために音響信号を使用する。本
発明の好適な実施形態では、ペンの位置は１以上のペンに搭載されたマイクロフ
ォン及び／又はスピーカを使って検出され、それはコンピュータ及び／又は他の
スピーカ及び／又はマイクロフォンコントローラからの信号を送受信する。可能
な実施形態としては、接触具の３次元位置は４つの音響要素、例えば２つのマイ
クロフォンと２つのスピーカを使って決定される。コンピュータは一般にモデム
スピーカ、内部スピーカ及び／又はキーボードスピーカ、並びにサウンドカード
スピーカを含むことが知られている。

【０１０７】本発明の好適な実施形態では、位置決め方法は、較正を使用し、その過程で位
置づけられた器具は１以上の既知の位置におかれて、スピーカとマイクロフォン
の位置を正すことが可能になる。代替案としてまたは追加的に、その較正手続き
は、（音響は及び／又は音声を生成する信号の）伝搬時間を正すために、及び／
又は反射、波長波長依存減衰及び／又は広域減衰の反射のために、正されように
使用される。

【０１０８】本発明の好適な実施形態に従う、異なった種類のタッチスクリーンは、接触具
が「接触敏感な」表面にふれるときに生じる音声の検知と位置決め（２次元又は
３次元）に基づく接触具の位置を検出する。

【０１０９】本発明の好適な実施形態に従う他の種類のタッチスクリーン又は対象位置検出
器は、タッチスクリーンと交差する超可聴音の閉塞ビームに基づいて接触具を検
出する。

【０１１０】図５は、本発明の好適な実施形態に従う、玩具の相互接続のためのネットワー
ク構成の模式ブロックダイアグラムであって、各接続線は可能な通信経路を示し
ている。本発明の好適な実施形態では、玩具８０と８２は直接交信可能である。
代替案としてまたは追加的に、玩具８２と玩具８６とは媒介物、例えば、両方が
通信し得るコンピュータ８４を使って、通信可能である。代替案としてまたは追
加的に、玩具８０は玩具８２を媒介にして玩具８６と通信する。好適には、玩具
８０からの信号は玩具８６の指定を含む。代替案としてまたは追加的に、全ての
メッセージはマルチキャスト（multi-cast）である。

【０１１１】代替案としてまたは追加的に、玩具８２は玩具９０と、ＬＡＮ又はインターネ
ットのようなコンピュータネットワークで通信し、それによって玩具８２はコン
ピュータ８４と通信して、それはコンピュータ８８と通信し、それは又玩具９０
と通信する。代替案としてまたは追加的に、単一な玩具８６は２つのコンピュー
タ８４と８８と通信し得て、一方から他方へとメッセージを伝達可能であり、そ
れは１又は両方によって制御され及び／又は１又は両方へステータスレポートが
提供する。

【０１１２】本発明の好適な実施形態では、玩具は可聴又は非可聴の音響波を介して通信す
る。代替案としてまたは追加的に、玩具はＩＲを使って通信する。代替案として
または追加的に、玩具はＲＦ信号を使って通信する。代替案としてまたは追加的
に、玩具は低周波磁場を使って通信する。代替案としてまたは追加的に、玩具は
、電話を使って通信し、その例として、玩具の内の１つが電話線、セルラーフォ
ンに接続され及び／又はその種の電話接続に接続されるコンピュータと通信状態
にある。その種の電話接続は又、モデムダイアルアップ接続に及び／又はインタ
ーネット接続に使用され得る。本発明の好適な実施形態では、玩具は電話キーボ
ードによって生成されるＤＴＭＦサウンドによって制御されて、通信ハードウェ
アを単純化する。本発明の好適な実施形態では、玩具によって生成される信号は
、例えば車輪の回転や付加的な雑音によって生じる音によって、意図せずに生成
される。代替案としてまたは追加的に、信号は、一般的な動作例えば玩具のガー
ガー鳴く音に含まれ、それは信号に、点滅する光に変調され得て、その点滅は信
号又は振る身振りに変換されて及び／又はその継続時間や強度が変化され、信号
を伝搬する。追加的にまたは代替案として、信号は応答を分析することによって
、例えば第１の玩具によって生成された異なった音声のどの音声に応答するかを
区別することによって、決定される。追加的にまたは代替案として、信号は例え
ば「鳴き声」の後の余分なビープ音のような、一般的な動作に付加しても良い。
好適には、その種の付加的な信号は、例えば非可聴音であるように、できるだけ
控えめになされる。

【０１１３】図６は、本発明の好適な実施形態にしたがう、コンピュータ１００のための通
信タップ１０２の図式的ブロックダイアグラムである。コンピュータ通信の一つ
の課題は、通信のためのハードウェアとソフトウェアの設定である。図６の構成
において、タップは好適には周辺機器１０４への通信線上におかれる。従って、
ユーザはコンピュータの後部にアクセスすることさえ要請されてコンピュータの
中に一人でおかれる。玩具１０６は好適には、タップ１０２からの信号を送受信
する。追加的にまたは代替案として、玩具１０６は１のタップを受信に１を送信
に使用してもよい。

【０１１４】本発明の好適な実施形態では、タップはプリンタへのケーブル、ネットワーク
ケーブル、カメラケーブル及び／又はスカジー接続上に位置する。追加的にまた
は代替案として、タップはマウスケーブルのようなシリアルケーブル上に位置す
る。追加的にまたは代替案として、タップはモデム線、例えば電話線上に位置し
て、或いはタップを他の電話ソケットに入れることによって、モデムによって受
信される。追加的にまたは代替案として、タップはゲームコントローラ線上に位
置する。追加的にまたは代替案として、タップはマイクロフォン線上に位置する
。追加的にまたは代替案として、タップはディスプレイケーブル線上に位置する
。

【０１１５】本発明の好適な実施形態では、タップは電磁的カプラを含み、それはタップに
まで或いは近くにケーブル中に通過する信号を誘導する。追加的にまたは代替案
として、タップはライン中の信号を検出し玩具１０６へと伝送可能である。本発
明の好適な実施形態では、信号は、ライン中を通過する通常の信号とは異なった
伝送周波数及び／又は信号周波数において存在する。追加的にまたは代替案とし
て、信号は反対方向に伝わる（プリンタのように出力ライン上の入力信号、或い
はマウスのように入力信号上の出力信号）。追加的にまたは代替案として、信号
は、検出されコンピュータのデータストリームから除去されるデータを符号化す
る。追加的にまたは代替案として、信号は、コンピュータ及び／又は周辺機器に
よって信号が考えられない場合のみ、伝送される。

【０１１６】本発明の好適な実施形態では、ピエゾアクチュエータ（或いは他の振動要素）
はマウスに接続される。アクチュエータは、マウスを１又は２の（又はより少な
い）スクリーンピクセル（screen pixel）の強度で振動させそしてその振動は玩
具からの信号としてコンピュータ中のソフトウェアによって検出される。戻り信
号はアクチュエータに関連するタップにシリアルケーブルを介して伝送され得て
、その信号は好適にはタップによって認識され及び／又はマウスによって無視さ
れる。

【０１１７】本発明の他の好適な実施形態では、玩具１０６は、コンピュータのスピーカと
マイクロフォンとを使用してコンピュータ１００と通信する。好適には、玩具１
０６はコンピュータのラウドスピーカからの発信を受信し及び／又はコンピュー
タマイクロフォンに信号を送る。追加的にまたは代替案として、信号はマイクロ
フォンを介して玩具１０６に送られ、そして、ラウドスピーカを介して受信され
、それらはハードウェアがその種の逆接続をサポートするかどうかに依存してい
る。

【０１１８】本発明の他の好適な実施形態では、玩具１０６はコンピュータ１００に付随す
るキーボード上のキーを押すタップを使用するコンピュータ１０２へ送る。好適
には使われるキーはシフトキーである。追加的にまたは代替案として、コンピュ
ータからの信号は、キーボード上のＬＥＤ（発光ダイオード）の検知点灯、たと
えば“Num Lock”ＬＥＤによって検知される。

【０１１９】追加的にまたは代替案として、玩具１０６は、パラレルポート、シリアルポー
トに差し込まれ及び／又は光学的に結合或いはＩＲポート近くに位置する変換器
を用いる。好適には、変換器は通過変換器であって、それを通過してプリンが及
び／又は他の周辺機器はコンピュータと正常に通信する。

【０１２０】本発明の好適な実施形態では、タップ及び／又は変換器は自動的に、どの種類
のケーブルが接続される及び／又はポートが接続されるかを検出する。好適には
、その種の検出は、ラインを通過する信号の強度、周波数及び／又は同期を分析
することによって、なされる。代替案としてまたは追加的に、コンピュータ上の
ソフトウェアはタップによって検出されるべきテスト信号をラインに沿って送信
する。

【０１２１】本発明の好適な実施形態では、コンピュータ１００に相応しいソフトウェアが
インストールされている。好適には、コンピュータは玩具１０６と通信中は他の
どんな用途にも使われない。追加的にまたは代替案として、ソフトウェアは「通
常信号」とタップに関連する信号とを区別可能である。一例として、提供されて
いるキーボードドライバーは、キーボード線上の特別コード及び／又はデータシ
ーケンスを検出して、それらを受信データから除去し、ただ残りの受信データだ
けをコンピュータ１００のオペレーションシステムに送っても良い。追加的にま
たは代替案として、提供されたマウスドライバーは、スプリアス（spurious）及
び／又は微少マウス動作を検出し、それらをタップ関連の信号と認識しても良い
。追加的にまたは代替案として、プリンタドライバはケーブル上のデータをプリ
ンタからであってタップから来ていないと認識可能である。追加的にまたは代替
案として、タップに送られたデータは、好適には、周辺機器によって拒絶又は無
視されるデータとして送られる。代替案としてまたは追加的に、玩具との通信の
タップを使うために、その種のタップは周辺機器をコンピュータ１００につなげ
るために使われても良い。

【０１２２】本発明の好適な実施形態では、例えば既に参照した米国特許第５，７５２，８
８０号に示されるようなRFリンクの代わりに、その種の音響または他の通信が玩
具をプログラムするために及び／又は玩具から情報を取り出すために使用される
。代替案としてまたは追加的に、その種のリンクは玩具とのリアルタイム通信に
使用されても良い。

【０１２３】他の一例では、音響発信カードがゲームセンターのゲームを動作するために使
用される。その種のカードはゲームのスピーカ及び／又はマイクロフォンを使用
しても良い。代替案としてまたは追加的に、カードはユーザの情報例えば、請求
についての情報を含んでも良い。代替案としてまたは追加的に、情報はゲーム情
報例えばゲームで遊技者がどれくらいか又は遊技者のレベルがどれくらいかを含
んでも良く、ゲームセンターのゲームは好適に構成され得る。

【０１２４】その種の音響通信は、遊戯具とコンピュータゲーム間出、例えば刀とプレイス
テーション間での通信に使用され得る。一例では、ライトペン又はライトガンは
プレイステーションに、光検知器によって検知された画素がその強度に応じる信
号を送信する。代替案としてまたは追加的に、同期信号はコンピュータ及び／又
はセットトップボックスからペンへ送られて、ＴＶラスタースキャン（raster s
can）での画素検出に同期する。これらの送信は、位置及び／又は方向の追加的
又は代替案であっても良い。代替案としてまたは追加的に、遊技具は制御の状態
を伝える。代替案としてまたは追加的に、その送信は遊技具に表示されるべき送
信情報であっても良く、例えば、そこでの照明を転送し、殺人の数を表示し及び
／又はテキスト及び／又は画像表示を送る。

【０１２５】図７は、本発明の好適な実施形態に従う中央放送ステーション１１４を使用す
る玩具ネットワークの模式的ブロックダイアグラムである。本発明の好適な実施
形態では、玩具１１０は中央放送ステーション１１４によってコントロールされ
得る。

【０１２６】本発明の好適な実施形態では、ステーション１４４はＤＡＢ（デジタルオーデ
ィオ放送）である。追加的にまたは代替案として、ステーション１１４はケーブ
ル放送及び／又はインターネット放送である。本発明の好適な実施形態では、玩
具１１０はステーション１１４からクイズを受け取り遊技者と相互作用するクイ
ズ玩具を含む。本発明の好適な実施形態では、第２玩具１１２はたぶん離れた場
所にいて同一又は関連する放送ステーションによって又制御される。従って、玩
具１１０と１１２は同期的に動作され得て、例えば、両者が同一のクイズの質問
、或いは同じ質問のセットから選ばれた質問を、同時に尋ねる。本発明の好適な
実施形態では、玩具はステーション１１４へのフィードバック通信を含み、その
フィードバックは図面の中の破線で示されている。本発明の好適な実施形態では
、ステーション１１４は玩具から、クイズの進行、正解の数、玩具又はその所有
者の識別及び／又は他のクイズに関連した情報、競技及び／又は競技者の履歴の
表示を受ける。本発明の好適な実施形態では、ステーション１１４は玩具に対し
て、クイズの勝者及び／又は同時進行的にクイズを楽しんでいる複数の競技者に
関する戦術的な情報の表示を放送する。もう１つの例では、信号が放送されて唯
一の勝者となった玩具が「私が勝者だ」という。

【０１２７】本発明の好適な実施形態では、各玩具は受信器を含んで、ＤＡＢ放送を受信し
てそこに蓄えられた情報をデコード（decode）する。好適には、フィードバック
は玩具からの電話通信によって提供される。好適には、フィードバック通信は、
玩具が勝者であるときのみあるいな他の希な場合のみ使われ、それにより電話線
が使用不能にならないためである。追加的にまたは代替案として、フィードバッ
クは玩具が通信するコンピュータによって仲介される。

【０１２８】追加的にまたは代替案として、ケーブル放送の実施形態において、フィードバ
ック接続は、ケーブルモデムを介しても良い。追加的にまたは代替案として、イ
ンターネット放送の方法でフィードバックは電子メール又はＴＣＰ／ＩＰによっ
ても良い。

【０１２９】種々の本発明の好適な実施形態がここで説明されよう。

【０１３０】本発明の好適な実施形態では、追随玩具が提供され、その追随玩具は好適には
人間が歩くときに出る音声に従う。代替案として、玩具は人間の持つ装置からの
音声に従う。代替案として、玩具は人間から離れて移動する。本発明の好適な実
施形態では、音声は玩具の中にプログラムされている。本発明の好適な実施形態
では、踏みならす音や他のプログラムされた音声が玩具によって検出されるとき
は、玩具は、あたかも踏み出したり及び／又は動作において他の変化を示すよう
に尻込みする。一例では、玩具は蜘蛛の形をして、足はひもを使って蜘蛛の体内
に支持されている。蜘蛛が尻込みすると、ひもはゆるみ足は崩れる。代替案とし
てまたは追加的に、歩調に応答するために、玩具は、キーボードのクリック音、
電話の鳴り音及び／又は他の音声に対して、追随及び／又は応答するようにプロ
グラムされても良い。本発明の好適な実施形態では、玩具はユーザによって、例
えばサンプルの音声に従属することによってプログラムされる。従って、その種
の蜘蛛は特定の個人の足のステップを認識するようにプログラム可能である。

【０１３１】本発明の好適な実施形態では、例えばパンダの形の抱きしめ追随玩具が提供さ
れる。パンダが、後追いする対象、例えば子供を追いかけるとき、おそらくもう
一つの玩具であるパンダも又、対象に接近する。好適には、後追いされる対象と
される距離はここで説明されたようにして決定される。代替案として、接触が判
定される。代替案として、その判定は、追われる対象の静電気充電を使用する。

【０１３２】代替案としてまたは追加的に、追いかける玩具は異なった音声に異なった応答
をしても良く、それ故、多人数競技者のゲームに参加するよう表れる。一例とし
て、犬は競技者の周りに従って、ボールに向かってジャンプし、その時ボールは
床を打ったり捕まえられたりする。

【０１３３】本発明の好適な実施形態では、戦闘動作フィギュアが提供され、その動作フィ
ギュアは、例えば「忍者亀」であって、例えば競技者が手を振るような振り動作
のような競技者の動作に応答する。好適には、フィギュアは、競技者の体の種々
の部分に付けられた音声生成具によって生成される音声に応答する。代替案とし
てまたは追加的に、戦闘玩具は、競技者の出す例えば弓が矢を放つようなある種
の音声に応答する。

【０１３４】本発明の好適な実施形態では、回転玩具（flipping toy）が提供される。好適
には、回転玩具は２以上の面を含む。玩具がある種の音声で「驚く」と、玩具は
異なった面を見せる。一例として、１面は幸せそうな動物で、他の面は唸る動物
である。もう一つの例として、１つの面はカモフラージュされた兵士であり他の
面はカモフラージュされていない兵士である。選択的に、各面の変化は、例えば
１つは兵士にカモフラージュさせ他の１つは兵士自身を見せるような、異なった
驚きの音声を要求する。本発明の好適な実施形態では、玩具は、例えば電気的モ
ータやコイルを使って内部の重量を突然変えることによって、回転する（flip）
。代替案としてまたは追加的に、玩具は、回転のため例えば立ちから座りへと、
少しの数の固定位置の間で位置を変えても良い。

【０１３５】本発明の好適な実施形態では、例えば犬のような不機嫌な動物が提供される。
犬が「空腹」な時うなる及び／又はある種の挙動の他の属性を表す。玩具の食物
が犬に投げ与えられると（例えば、食物によって生じる音声によって識別される
）、犬は機嫌を変え及び／又は食物の方へ及び／又はフードボックスなどの部屋
の異なった場所に行く。１の実施形態では、食物はビー玉（marble）を含む。

【０１３６】本発明の好適な実施形態では、玩具の動物は電話によって生成される音声を使
って制御される。一例では電話が使用されてコンピュータにかけ、そしてコンピ
ュータは例えばＤＴＭＦサウンドによって電話を検知する。もう１つの他の例で
は、コンピュータ及び／又は玩具は、携帯電話セット、無線電話、セルラー電話
或いは玩具の電話によって生成されたＤＴＭＦトーンに反応することができる。

【０１３７】本発明の好適な実施形態では、ベイビモービル（baby mobile）は子供の作る
音声に反応し、例えばその動きのスピードや方向、赤ん坊からの動作要素の距離
及び／又は他の動きの属性を変える。一例として、赤ん坊が静かなときモービル
は近づき、大声を上げると遠のく。

【０１３８】本発明の好適な実施形態では、マルチパート（multi-part）玩具が提供され、
そのパートは互いに後を追うようにされる。一例として、該マルチパートはイモ
ムシの部分を含み、各部分は他の部分をとらえようとする。好適には、部分は互
いに順序を持って従う。この実施形態では、パートが正確に従わないのは利点に
なる。好適には、もしイモムシのパートが互いに追いかけるなら、そのパートは
接触の場所で一緒に接続し、恐らくは、少し後には接続を切ってしまう。おそら
く、イモムシはある種のサウンドを聴くことによってのみ動作を始める。おそら
く、追跡される音声はサラサラという動作音によって及び／又は動作を起こすモ
ータによって何気なく生成された音声によって生成される。他の一例では、亀の
甲羅が（甲羅のない）亀を捕まえて包み込もうとする。他の一例では、動物捕獲
者が、ネットを持って逃げる動物に近づこうとする。他の一例では、複数のサッ
カー選手フィギュア（或いは動作フィギュアが）ボールを捕らえようとする。恐
らくは、幾つかの或いは全部のフィギュアは人間の競技者によって生成される音
声によって制御されても良い。

【０１３９】本発明の好適な実施形態では、複数のフィギュアが提供されて、それぞれは異
なった音楽の音符に反応する。従って、音楽が（録音あるいはライブで）演奏さ
れると、そのフィギュアは音楽に合わせて「踊る」。ここで説明されたように、
複雑な論理が音声反応玩具に定義され得て、例えば、玩具は同じ音符を２度目に
聞く時まだ動作中であるならば、異なって反応する事が可能である。

【０１４０】本発明の好適な実施形態では、外部音声への反応を表示するコンピュータを有
するコンピュータゲームが提供される。

【０１４１】本発明の好適な実施形態では、ボーリングゲームが提供されて、そこではコン
ピュータは移動するボーリングボールとディスプレー上でピンを倒すことによっ
て生成される音声を検知する。好適には、ソフトボールが使われる。好適には、
ボールの動作は、ここで述べられるように、コンピュータマイクロフォン及び／
又はスピーカに関連して決定される。代替案として、独立した音声生成器及び／
又は受信器が利用可能で、その音声要素は好適には、ここで述べたように、最小
限に搭載されたハードウェアを利用するコンピュータに組み込まれている。

【０１４２】他の一例では、コンピュータは投球を表示し、例えば野球であって、野球のバ
ットの動作を検知して「安打」を検知する。他の一例では、コンピュータゴール
キーパーが競技者によって蹴られた本当のボールを止めようとする。位置及び／
又はボールの他の動作属性は、好適に、例えばここで説明されたように、標準的
コンピュータに既にインストールされたハードウェアだけを使って音響的な距離
によって判定される。他の一例では、ボクシングの試合においてコンピュータは
グローブの動きを追跡し、コンピュータフィギュアへの打撃を検出し及び／又は
回避行動をまねる。代替案としてまたは追加的に、コンピュータは競技者の動作
を追跡し、自分のパンチを目指し及び／又はスコアを評価する。選択的に、コン
ピュータは第２遠隔競技者の動作を表示するために使用される。ボクシングに対
する代替案としてまたは追加的に、コンピュータは（好適にはサウンドデバイス
を埋め込まれた或いは手首バンドのサウンドデバイスを有する）動作源を追跡し
ても良い。代替案としてまたは追加的に、コンピュータは玩具の銃及び／又はそ
の銃を持っている競技者の位置及び／又は配列を追跡しても良い。恐らくは部屋
の地図が提供されて、コンピュータが銃はその特定の部屋の中で一直線に見える
かどうかを判定可能としても良い。

【０１４３】本発明の好適な実施形態では、競馬が提供されて、そこではレースの進行は、
競技者の動作、拍車及び／又は玩具の馬の鞭によって生成される音声に反応して
、形成される。

【０１４４】本発明の好適な実施形態では、玩具のブロックのセットが提供され、ユーザが
ブロックを移動すると、コンピュータはその動作を検出し好適には、そのブロッ
クを識別する。コンピュータは好適には、スクリーン上で目に見えるブロックを
積む及び／又は積まないことによる動作に応答する。本発明の好適な実施形態で
は、少数の本当のブロックだけが提供される。恐らくは、ユーザは音声指令、例
えば「下ろせ」を含めても良い。ブロックについて代替案としてまたは追加的に
、他の構造的要素が制御されても良い。

【０１４５】本発明の好適な実施形態では、「シモンが言う」ゲームが提供される。一例と
して、コンピュータは音声の指令を競技者に与え次にその競技者の位置及び／又
は動作を追跡して、指令が守られているかどうかを判定し及び／又はスコアを付
ける。恐らくは、単一のコンピュータは複数の競技者を同時に追跡可能である。
代替案としてまたは追加的に、コンピュータは、例えば「リーダーに従うゲーム
」におけるのように、競技者の動作に応答するフィギュア、例えば「バーニー」
フィギュアを含んでも良い。本発明の好適な実施形態では、コンピュータゲーム
の中の仮想動作フィギュアが、ユーザの例えば成長することによって生成される
音声に対して応答しても良い。恐らくは、フィギュアが成長しすぎれば、それは
はじけて縮むか「死ぬ」。

【０１４６】本発明の好適な実施形態では、コンピュータペットが提供される。そのペット
は仮想ペット（例えばソフトウェア）或いは本物の（例えばハードウェア）であ
っても良い。本発明の好適な実施形態では、ペットは、コンピュータによって生
成される音声、例えば前進、後退及び／又はコンピュータのクリック音に反応す
る。本発明の好適な実施形態では、ペットはユーザによって訓練されて特定の音
声に応答可能となる。代替案としてまたは追加的に、コンピュータはペットに対
して話しかけ、特にいつペットがコンピュータの近くにいるか及び／又はコンピ
ュータが使用中（例えばタイピングされている）であるかどうかに反応する。

【０１４７】本発明の好適な実施形態では、コンピュータによって生み出されたフィギュア
はユーザの動作に応答する。本発明の好適な実施形態では、伸縮性のあるフィギ
ュア（stretch figure）はユーザの生み出す動作及び／又は音声に応答して変形
する。１つの例では、腕を動かすことによりフィギュアはその腕をより長く伸ば
す。

【０１４８】他の一例では、ユーザが動物の音声を生成すると、動物フィギュアが表れる。
代替案としてまたは追加的に、ユーザは、コンピュータが動物に相応しい景色（
例えば、海、陸、山の景色）を生成して次に人間の動作に応答する景色（例えば
、水泳、徒歩、羽ばたき）に変えることによって、動物と競争することができる
。代替案としてまたは追加的に、競技者と相互作用を行う動物は、例えば音声や
動作に応答する。

【０１４９】本発明の好適な実施形態では、音声生成装置及び／又は音声受信装置の数及び
／又は質は向上されて、その結果、仮想現実衣服（virtual reality suit）が提
供される。質が向上された一例は、狭い帯域幅の音声生成器及び／又は変換器が
提供されていることである。一般的に高性能は、ゲームを現実的にするためには
要求されていなく経済的にも実行可能でないようであるが、しかし、高性能は望
ましい。その種の衣服によって一般に、コンピュータが、身体の一部の動きを正
確に追跡することが可能になり、かつ衣服の着用者の存在と一体となるイメージ
を生み出す。一般に、そのイメージは衣服の着用者に示される。そのような衣服
は又好適には、例えばピエゾ電気振動子のようなフィードバック要素を含み、そ
れは仮想世界での対象から衣服の着用者にフィードバックを提供する。

【０１５０】他の１つの実施形態では、上述の方法と装置を使って、多数の競技者の及び／
又はボードゲームを容易にする。多数競技者ゲームの一例では、各競技者はボタ
ンの付いた遠隔装置を持っており、該遠隔装置は彼らの間又は中央装置又はコン
ピュータと通信してどの遠隔装置が１番にボタンを押されたかを決めることがで
きる。代替案としてまたは追加的に、これらの遠隔装置は、その装置に情報、例
えば装置の保持者によって尋ねられる質問や、装置の保持者によって選択される
べき多肢選択の解答を表示するために使用可能である。代替案としてまたは追加
的に、中央装置又はコンピュータはその装置による信号に応答する情報を表示可
能である。正しく認識されるように、コンピュータネットワーク技術を使用して
、これらの装置の幾つかは他のものから全く地理的に離れてあり得る。代替案と
してまたは追加的に、遠隔装置は、その人の番が来たことを表示するために使用
しても良い。

【０１５１】ボードゲームの一例では、競技しているコマは照明されても良く、或いは第２
装置から活動化されてもよく、それにより例えば相応しい動作を指示したり或い
は競技者にその人の番であることを思い出させる。代替案としてまたは追加的に
、氷及び／又はボードの相対的な位置はコンピュータによって使用されて、例え
ば動作及び／又はゲーム管理を決定する。

【０１５２】本発明は好適な、非限定的な実施形態によって説明された。１つの実施形態に
関して説明された特徴は他の実施形態にも使用されても良く、又、本発明の全て
の実施形態は特定の図面に示された或いは特定の例を参照して述べられた全ての
特徴を有する訳ではないことが、理解されるべきである。発明の範囲は、ここで
説明された種々の方法や装置を実行するために相応しいソフトウェアとハードウ
ェアの両方を含むと解釈されるべきである。特に、発明の範囲は好適な実施形態
によって画定されるのではなく、以下の請求項によってである。章別のタイトル
はそこで述べられている主題を限定すると解釈されるべきではなく、むしろ章別
のタイトルはただ本明細書を見やすくするのを助けるためである。以下の請求項
において「含む」「含んでいる」などの語が使われるときは「非限定的に含む」
を意味する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の好適な実施形態に従う１つの双方向性玩具の概略的なブ
ロックダイアグラムである。

【図２】本発明の好適な実施形態に従う母ガチョウと子ガチョウの玩具キ
ットの略図である。

【図３】本発明の好適な実施形態に従う、１個の双方向性玩具フィギュア
の図式的ブロックダイアグラムである。

【図４Ａ】１つの玩具が離れた位置から少なくとも部分的に制御される、
２つの双方向性玩具を示す図式的ブロックダイアグラムである。

【図４Ｂ】本発明の好適な実施形態に従う２つの兵士の部隊と、タンク、
及び、選択的な司令コンソールとを含む兵隊玩具キットを示す模式図である。

【図５】本発明の好適な実施形態に従う玩具の相互接続のためのネットワ
ーク構成の模式的ダイアグラムである。

【図６】本発明の好適な実施形態に従うコンピュータのための連絡タップ
（communication tap）の図式的ブロックダイアグラムである。

【図７】本発明の好適な実施形態に従う、中央放送局を利用する玩具ネッ
トワークの図式的ブロックダイアグラムである。

【符号の説明】

２０、２２,４０，６０，６２，８０，８２，８６，９０、１１０，１１２玩
具２４信号２６、２８応答信号３０、３２ガチョウ３４、３８音声発生器４２受信器４４分析器４６モータ４８アクチュエータ５０送信器６４コントローラ７０，７２部隊７１，７３兵士７４タンク７６コンソール８４，８８，１００コンピュータ１０２タップ１０４周辺機器１１４ＤＡＢ（デジタルオーディオ放送）

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号１２７０７２ (32)優先日平成10年11月16日(1998．11．16) (33)優先権主張国イスラエル（ＩＬ） (31)優先権主張番号１２７５６９ (32)優先日平成10年12月14日(1998．12．14) (33)優先権主張国イスラエル（ＩＬ） (81)指定国ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＴＺ，ＵＧ，ＺＷ )，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＲ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＤＭ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＴＺ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＡ，ＺＷ (72)発明者コーエン・モシェイスラエル国テル−アヴィヴ 63346 ショヴァヴェイツィオンストリート 47 (72)発明者シモニ・シャロンイスラエル国テル−アヴィヴ 63290 キングジョージストリート９Ｆターム(参考） 2C150 AA02 AA14 BC06 CA01 CA02 CA04 CA22 CA25 CA27 DA02 DA04 DA05 DA06 DF03 DF04 DF06 DF33 ED10 ED21 ED42 ED52 EF16 EF17 EF29 EF32 EF34 EF36

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】玩具キットであって、第１機能を有する第１玩具と、前記第１機能と異なる第２機能を有する少なくとも１つの第２玩具と、を含み
、前記第１玩具は音響信号を生成し、前記第２玩具は、前記音響信号を受信しそして前記信号を使用して前記第２機
能を実行する、ことを特徴とする玩具キット。
【請求項２】前記音響信号は可聴であることを特徴とする請求項１に記載
の玩具キット。
【請求項３】前記音響信号は超音波であることを特徴とする請求項１に記
載の玩具キット。
【請求項４】前記玩具はチャイルドセーフであることを特徴とする請求項
１に記載の玩具キット。
【請求項５】前記玩具は幼児に対して安全（toddler-safe）であることを
特徴とする請求項１に記載の玩具キット。
【請求項６】前記玩具はベイビーセーフ（baby-safe）であることを特徴
とする請求項１に記載の玩具キット。
【請求項７】前記音響信号は前記第１玩具の少なくとも一部分の動作によ
って間接的に生成されることを特徴とする請求項１に記載の玩具キット。
【請求項８】前記玩具は、前記機能に相応しい外形を有することを特徴と
する請求項１に記載の玩具キット。
【請求項９】前記玩具は、前記機能に相応しく動くよう操作可能であるこ
とを特徴とする請求項１に記載の玩具キット。
【請求項１０】前記玩具は、前記機能に相応しく音声を操作可能に生成す
ることを特徴とする請求項１に記載の玩具キット。
【請求項１１】請求項１記載の玩具キットであって前記第１機能は先頭（
leader）機能を含み、そして、前記第２機能は追随機能を含み、該第２機能は前
記第１玩具の運動に追随する運動を示すことを特徴とする請求項１に記載の玩具
キット。
【請求項１２】請求項１に記載の玩具キットであって、前記第１機能は疑
似母親（mother-emulating）機能であり、前記第２機能は疑似子供機能であるこ
とを特徴とする玩具キット。
【請求項１３】請求項１に記載の玩具キットであって、前記機能は異なっ
た玩具の兵隊の機能を含むことを特徴とする玩具キット。
【請求項１４】請求項１に記載の玩具キットであって、前記機能は、異な
った疑似家畜を含むことを特徴とする玩具キット。
【請求項１５】請求項１に記載の玩具キットであって、前記第１機能は疑
似牧羊犬を含む。組み前記第２機能は疑似羊を含むことを特徴とする玩具キット
。
【請求項１６】請求項１に記載の玩具キットであって、前記第１および第
２のどちらの機能も１つの玩具がそれ以外の玩具に対して階層的優越性を持つよ
うに指定しないことを特徴とする玩具キット。
【請求項１７】請求項１に記載の玩具キットであって、該各々の機能は２
つの玩具によって代表されるフィギュア間の双方向性の会話において疑似発言者
を含むことを特徴とする玩具キット。
【請求項１８】請求項１に記載の玩具キットであって、前記第２機能は前
記第１機能の表示（exhibition）に対する応答を表示することを特徴とする玩具
キット。
【請求項１９】請求項１８に記載の玩具キットであって、前記応答は前記
第２玩具の運動の生成又は変調を含むことを特徴とする玩具キット。
【請求項２０】請求項１９に記載の玩具キットであって、前記運動は前記
第１玩具に対して向けられていることを特徴とする玩具キット。
【請求項２１】請求項１９に記載の玩具キットであって、前記運動は前記
第１玩具から離れる方向であることを特徴とする玩具キット。
【請求項２２】請求項１８に記載の玩具キットであって、前記応答は前記
第２玩具による音声の変調又は生成であることを特徴とする玩具キット。
【請求項２３】請求項１８に記載の玩具キットであって、前記応答は前記
第２玩具による光の変調又は生成を含むことを特徴とする玩具キット。
【請求項２４】請求項１８に記載の玩具キットであって、前記応答は、前
記第２玩具の部分の動作の生成又は変調であることを特徴とする玩具キット。
【請求項２５】請求項１８に記載の玩具キットであって、前記応答は前記
玩具の相対的な位置に依存することを特徴とする玩具キット。
【請求項２６】請求項２５に記載の玩具キットであって、前記第２玩具が
前記音響信号を分析することによって判定されることを特徴とする玩具キット。
【請求項２７】請求項１８に記載の玩具キットであって、前記応答は、少
なくとも１つの前記玩具と他の玩具との相対的な方向に依存することを特徴とす
る玩具キット。
【請求項２８】請求項２７に記載の玩具キットであって、前記方向は前記
第２玩具が前記音響信号を分析することによって判定されることを特徴とする玩
具キット。
【請求項２９】請求項１８に記載の玩具キットであって、前記応答は少な
くとも１つの前記玩具の機能的な状態に依存することを特徴とする玩具キット。
【請求項３０】請求項１８に記載の玩具キットであって、前記応答は前記
第１玩具の機能的な状態に依存することを特徴とする玩具キット。
【請求項３１】請求項１８に記載の玩具キットであって、前記応答は前記
第２玩具の機能的な状態に依存することを特徴とする玩具キット。
【請求項３２】請求項２９に記載の玩具キットであって、前記機能的な状
態は動作を含むことを特徴とする玩具キット。
【請求項３３】請求項２９に記載の玩具キットであって、前記機能的な状
態は前記第２玩具が前記音響信号を分析することによって判定されることを特徴
とする玩具キット。
【請求項３４】請求項１から３３のうちいずれか１に記載の玩具キットで
あって、前記少なくとも１つの第２玩具は少なくとも２つの双方向性チャイルド
セーフ玩具を含むことを特徴とする玩具キット。
【請求項３５】請求項１から３３のうちいずれか１に記載の玩具キットで
あって、前記少なくとも１つの第２玩具は少なくとも４つの双方向性チャイルド
セーフ玩具を含むことを特徴とする玩具キット。
【請求項３６】請求項１から３３のうちいずれか１に記載の玩具キットで
あって、前記少なくとも１つの第２玩具は少なくとも７つの双方向性チャイルド
セーフ玩具を含むことを特徴とする玩具キット。
【請求項３７】請求項１から３３のうちいずれか１に記載の玩具キットで
あって、前記少なくとも１つの第２玩具は少なくとも１０つの双方向性チャイル
ドセーフ玩具を含むことを特徴とする玩具キット。
【請求項３８】請求項３５に記載の玩具キットであって、前記双方向性玩
具は、線型ネットワーク構成において相互作用をなし、各玩具は前記ネットワー
クにおいてそれより前の玩具と相互作用を行うことを特徴とする玩具キット。
【請求項３９】玩具キットであって、超音波信号を発信する第１チャイルドセーフ玩具と、前記信号を受け、前記信号に応答する挙動を示す少なくとも１つの第２チャイ
ルドセーフ玩具と、を含むことを特徴とする玩具キット。
【請求項４０】請求項３９に記載の玩具キットであって、前記挙動は、前
記信号中の符号化されている（encoded）内容に応答して示されることを特徴と
する玩具キット。
【請求項４１】請求項３９に記載の玩具キットであって、前記挙動は前記
信号の存在に応答して示されることを特徴とする玩具キット。
【請求項４２】玩具キットであって、第１チャイルドセーフ玩具と、少なくとも１つの第２チャイルドセーフ玩具と
、を含み、前記第１チャイルドセーフ玩具は、その少なくとも一部の動作によって間接的
に音響信号を生成し、そして、前記第２のチャイルドセーフ玩具は、前記信号を受信し前記信号を利用して前
記信号に応答する挙動を示すことを特徴とする玩具キット。
【請求項４３】請求項４２に記載の玩具キットであって、前記間接的な音
響信号は前記第１玩具に付けられた鳴り具によって生成されることを特徴とする
玩具キット。
【請求項４４】請求項４２に記載の玩具キットであって、前記間接的な音
響信号は前記第１玩具を支持する土台（ground）と前記第１玩具の部分との接触
によって生成されることを特徴とする玩具キット。
【請求項４５】請求項３９乃至４４の内のいずれか１に記載の玩具キット
であって、前記挙動は前記第２玩具の運動を含むことを特徴とする玩具キット。
【請求項４６】請求項３９乃至４４の内のいずれか１に記載の玩具キット
であって、前記第１玩具は、前記第２玩具の表された挙動に更に応答することを
特徴とする玩具キット。
【請求項４７】玩具キットであって、第１チャイルドセーフ玩具と、少なくとも１つの第２のチャイルドセーフ玩具
と、を含み、前記第１チャイルドセーフ玩具は信号を生成して第１挙動を示し、前記第２チャイルドセーフ玩具は、前記信号を受信し、前記第１挙動に応答し
て、前記信号を使って表すべき第２挙動を判定して前記第２挙動を表すことを特
徴とする玩具キット。
【請求項４８】請求項４７に記載の玩具キットであって、前記第２玩具は
前記第１玩具に対して追加的な信号を発信し、前記第１玩具は前記追加的信号を
使用してどの第３挙動を表すべきか判定して前記第２挙動に応答する第３挙動を
表すことを特徴とする玩具キット。
【請求項４９】請求項４７に記載の玩具キットであって、前記第２挙動は
該玩具の動作を含むことを特徴とする玩具キット。
【請求項５０】請求項４７に記載の玩具キットであって、前記第２挙動は
音声の生成を含むことを特徴とする玩具キット。
【請求項５１】請求項４７に記載の玩具キットであって、前記第２玩具は
前記第１玩具からの前記信号を直接的に受信することを特徴とする玩具キット。
【請求項５２】請求項４７に記載の玩具キットであって、前記第２玩具は
前記信号を仲介装置を介して受信することを特徴とする玩具キット。
【請求項５３】請求項５２に記載の玩具キットであって、前記仲介装置は
第３玩具を含むことを特徴とする玩具キット。
【請求項５４】請求項５２に記載の玩具キットであって、前記仲介装置は
ネットワークによって接続されたコンピュータを含むことを特徴とする玩具キッ
ト。
【請求項５５】請求項５２に記載の玩具キットであって、前記仲介装置は
ネットワークによって接続された少なくとも２つのコンピュータを含むことを特
徴とする玩具キット。
【請求項５６】請求項５２に記載の玩具キットであって、前記第１および
第２玩具は、少なくとも２メートル離されたとき操作可能に動作することを特徴
とする玩具キット。
【請求項５７】請求項５２に記載の玩具キットであって、前記第１および
第２玩具は、少なくとも５メートル離されたとき操作可能に動作することを特徴
とする玩具キット。
【請求項５８】請求項５２に記載の玩具キットであって、前記第１および
第２玩具は、少なくとも１００メートル離されたとき操作可能に動作することを
特徴とする玩具キット。
【請求項５９】請求項４７に記載の玩具キットであって、前記信号は音響
信号を含むことを特徴とする玩具キット。
【請求項６０】請求項５９に記載の玩具キットであって、前記信号は超音
波信号を含むことを特徴とする玩具キット。
【請求項６１】請求項５９に記載の玩具キットであって、前記信号は玩具
遊びに関連した音響への重ね合わせを含むことを特徴とする玩具キット。
【請求項６２】請求項４７に記載の玩具キットであって、前記信号は符号
化された信号を含むことを特徴とする玩具キット。
【請求項６３】請求項４７に記載の玩具キットであって、前記信号はデジ
タル的に符号化さていることを特徴とする玩具キット。
【請求項６４】請求項４７に記載の玩具キットであって、前記信号は電磁
気信号を含むことを特徴とする玩具キット。
【請求項６５】請求項６４に記載の玩具キットであって、前記信号はＲＦ
信号を含むことを特徴とする玩具キット。
【請求項６６】請求項６４に記載の玩具キットであって、前記信号は光信
号を含むことを特徴とする玩具キット。
【請求項６７】請求項６６に記載の玩具キットであって、前記信号は可視
光信号を含むことを特徴とする玩具キット。
【請求項６８】請求項４７乃至６７の内いずれか１に記載の玩具キットで
あって、前記少なくとも１つの第２チャイルドセーフ玩具は、少なくとも４つの
チャイルドセーフ玩具を含むことを特徴とする玩具キット。
【請求項６９】請求項６８に記載の玩具キットであって、前記少なくとも
４つの玩具は相互作用的挙動を表すことを特徴とする玩具キット。
【請求項７０】請求項４７乃至６７の内のいずれか１に記載の玩具キット
であって、前記第１玩具は柔らかい毛皮で覆われていることを特徴とする玩具キ
ット。
【請求項７１】請求項４７乃至６７の内のいずれか１に記載の玩具キット
であって、前記第１玩具は動作フィギュアを含むことを特徴とする玩具キット。
【請求項７２】遊技方法であって、第１位置における第１玩具を用いて、遊技者による第１の相互作用の行程と、前記第１の相互作用に応答する、第２玩具の、離れた第２位置における挙動を
表す行程と、を含むことを特徴とする方法。
【請求項７３】請求項７２に記載の遊技方法であって、前記第２位置における前記第２玩具で、第２遊技者による前記挙動に応答する
第２の相互作用の行程を含むことを特徴とする方法。
【請求項７４】請求項７２に記載の遊技方法であって、前記第１及び第２
玩具はコンピュータネットワークを介して通信可能であることを特徴とする方法
。
【請求項７５】請求項７４記載の方法であって、前記コンピュータネット
ワークはインターネットを含むことを特徴とする方法。
【請求項７６】請求項７３記載の方法であって、前記第２玩具は前記前記第２位置において前記第１玩具を表し、前記第２の相互作用は第３玩具との相互作用を含み、該第３玩具は前記第２玩
具と局地的に相互作用をなして、該相互作用の表示は前記第１位置に送信され、
前記第３玩具は前記第１玩具と効率的に相互作用をなすことを特徴とする方法。
【請求項７７】請求項７２に記載の方法であって、前記第１相互作用の表
示は前記第２位置においてコンピュータによって表示され、そして、前記第２玩
具は前記コンピュータと相互作用をなすことを特徴とする方法。
【請求項７８】コンピュータと玩具間の相互作用の方法であって、コンピュータから玩具へ音声を発信する行程と、前記発信に応答する前記玩具による挙動を表す行程と、を含むことを特徴とする方法。
【請求項７９】請求項７８に記載の方法であって、前記音声は前記玩具に
対する挙動プログラムを符号化することを特徴とする方法。
【請求項８０】請求項７８に記載の方法であって、前記音声は、前記玩具
が応答すべきリアルタイム信号を含むことを特徴とする方法。
【請求項８１】請求項７８に記載の方法であって、前記音声は、前記コン
ピュータスクリーン上の表示に同期していることを特徴とする方法。
【請求項８２】請求項７８に記載の方法であって、第２音声を前記玩具か
ら、前記音声に応答して、前記コンピュータに返して発信する行程を含むことを
特徴とする方法。
【請求項８３】請求項８２に記載の方法であって、前記第２音声は、前記
玩具を用いる遊技者による遊技の結果の表示を含むことを特徴とする方法。
【請求項８４】請求項７８に記載の方法であって、前記玩具はその挙動が
、音声の発信によって同期されている複数の玩具を含むことを特徴とする方法。
【請求項８５】請求項７８に記載の方法であって、前記音声は超音波信号
を含むことを特徴とする方法。
【請求項８６】コンピュータと玩具間との相互作用の方法であって、玩具からコンピュータに音声を送信する行程と、前記送信に応答する前記コンピュータによる挙動を表示する行程と、を含むこ
とを特徴とする方法。
【請求項８７】請求項８６に記載の方法であって、前記玩具は遊技具を含
むことを特徴とする方法。
【請求項８８】請求項８７に記載の方法であって、前記遊技具はゲームコ
ントローラを含むことを特徴とする方法。
【請求項８９】請求項８７に記載の方法であって、前記遊技具はバットを
含むことを特徴とする方法。
【請求項９０】請求項８７に記載の方法であって、前記遊技具はグローブ
を含むことを特徴とする方法。
【請求項９１】請求項８７に記載の方法であって、前記音声は、リアルタ
イムで、前記コンピュータの表示の少なくとも１つの対象を制御することを特徴
とする方法。
【請求項９２】請求項９１に記載の方法であって、前記少なくとも１つの
対象は、前記コンピュータ上で実行されるゲームプログラムの要素であることを
特徴とする方法。
【請求項９３】請求項８６に記載の方法であって、前記音声は使用に関連
して前記玩具によって間接的に生成された音声であることを特徴とする方法。
【請求項９４】請求項９３に記載の方法であって、前記音声は地面に当た
る音声(ground-hitting sounds)を含むことを特徴とする方法。
【請求項９５】請求項９３に記載の方法であって、前記間接的な音声は動
作に関連した音声を含むことを特徴とする方法。
【請求項９６】請求項９３に記載の方法であって、前記音声は、対象の衝
突音声であることを特徴とする方法。
【請求項９７】請求項７８乃至９６の内いずれか１に記載の方法であって
、前記音声は情報を符号化することを特徴とする方法。
【請求項９８】請求項９７に記載の方法であって、前記音声は情報をデジ
タル的に符号化することを特徴とする方法。
【請求項９９】請求項７８乃至９６の内いずれか１に記載の方法であって
、前記音声は超音波音声を含むことを特徴とする方法。
【請求項１００】請求項９９に記載の方法であって、前記超音波音声は前
記コンピュータの音楽用サウンドカードを使って処理されることを特徴とする方
法。
【請求項１０１】請求項１００に記載の方法であって、前記音声は、前記
コンピュータの標準的なオーディオ周波数マイクロフォンを使って検出されるこ
とを特徴とする方法。
【請求項１０２】請求項１００に記載の方法であって、前記音声に応答し
て、前記コンピュータのオーディオ周波数スピーカを使って前記コンピュータに
よって超音波音声を生成する行程を含むことを特徴とする方法。
【請求項１０３】請求項７３に記載の方法であって、前記音声は、前記コ
ンピュータによって処理されて、前記コンピュータと前記玩具の少なくとも１つ
の相対的な空間的特性を判定することを特徴とする方法。
【請求項１０４】請求項７８に記載の方法であって、前記音声は、前記玩
具によって処理されて前記コンピュータと前記玩具との少なくとも１つの相対的
空間的特性を判定することを特徴とする方法。
【請求項１０５】請求項１０３に記載の方法であって、前記空間的特性は
相対距離を含むことを特徴とする方法。
【請求項１０６】請求項１０３に記載の方法であって、前記空間的特性は
相対的位置を含むことを特徴とする方法。
【請求項１０７】請求項１０３に記載の方法であって、前記空間的特性は
相対的方向を含むことを特徴とする方法。
【請求項１０８】コンピュータと玩具間の通信方法であって、前記コンピュータのスピーカを使ってＲＦ信号を生成する行程と、前記ＲＦ信号をチャイルドセーフ玩具によって検出する行程と、を含む方法。
【請求項１０９】請求項１０８に記載の方法であって、前記信号を処理し
て前記玩具と前記スピーカとの相対的空間的特性を判定する行程を含む方法。
【請求項１１０】玩具であって、玩具部分と、マイクロフォンと、信号応答部分と、を含み、前記信号応答部分は、電力源と、前記マイクロフォンからの信号を受信して応
答するために前記玩具を制御集積回路と、を有することを特徴とする玩具。
【請求項１１１】請求項１１０記載の玩具であって、前記マイクロフォンと前記集積回路間のインターフェース回路と、前記集積回路と前記玩具部分間のインターフェース回路と、を含むことを特徴
とする玩具。
【請求項１１２】請求項１１０に記載の玩具であって、前記集積回路は前
記信号を、アナログ形式でデジタルポートに受信することを特徴とする玩具。
【請求項１１３】玩具ネットワークであって、発信を生成する、第１位置における中央ステーションと、前記発信を受信する複数の第２位置における複数の玩具と、を含むことを特徴とする玩具ネットワーク。
【請求項１１４】請求項１１３記載の玩具ネットワークであって、前記玩
具は前記発信を受信するとき人間の検知し得る表示を生成することを特徴とする
玩具ネットワーク。
【請求項１１５】請求項１１３記載の玩具ネットワークであって、前記玩
具は前記発信を仲介コンピュータを介して受信することを特徴とする玩具ネット
ワーク。
【請求項１１６】請求項１１３記載の玩具ネットワークであって、前記玩
具は前記発信をラジオ放送を介して受信することを特徴とする玩具ネットワーク
。
【請求項１１７】請求項１１６記載の玩具ネットワークであって、前記ラ
ジオ放送はＤＡＢ（デジタルオーディオ放送）を含むことを特徴とする玩具ネッ
トワーク。
【請求項１１８】請求項１１３乃至１１７のうちいずれか１に記載の玩具
ネットワークであって、同一の発信が前記玩具全てに伝えられることを特徴とす
る玩具ネットワーク。
【請求項１１９】請求項１１３乃至１１７のうちいずれか１に記載の玩具
ネットワークであって、異なる発信が前記玩具の異なる個体に対して発信される
ことを特徴とする玩具ネットワーク。
【請求項１２０】請求項１１３乃至１１７のうちいずれか１に記載の玩具
ネットワークであって、前記玩具との相互作用に応答するフィードバックをユー
ザによって、前記玩具が前記中央ステーションに向けて発信することを特徴とす
る玩具ネットワーク。
【請求項１２１】請求項１２０記載の玩具ネットワークであって、前記玩
具と前記中央ステーション間の両方の送信方向に同じ送信方法が使われることを
特徴とする玩具ネットワーク。
【請求項１２２】請求項１２０記載の玩具ネットワークであって、前記玩
具と前記中央ステーション間の異なった送信方向に対して異なった送信方法が使
われることを特徴とする玩具ネットワーク。
【請求項１２３】請求項１１３乃至１１７のうちいずれか１に記載の玩具
ネットワークであって、前記玩具はクイズ表示玩具を含み、前記送信は、クイズの質問或いはクイズの質問に対する解答を含むことを特徴
とする玩具ネットワーク。
【請求項１２４】請求項１１３乃至１１７のうちいずれか１に記載の玩具
ネットワークであって、前記玩具は、前記送信を分析して前記玩具のユーザへの
指示を生成し、該指示は前記ユーザの前記玩具との相互作用に応じていることを
特徴とする玩具ネットワーク。