JP2002530148A - 一体化されたカテーテルアプリケータを備えた尿道カテーテル組立体 - Google Patents

一体化されたカテーテルアプリケータを備えた尿道カテーテル組立体

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Abstract

(57)【要約】 尿道カテーテル組立体は、少なくとも１つの尿道カテーテル（１）と、カテーテル（１）の周囲を近接して取り囲むホース部材（４）を含む可撓性管状カテーテルパッケージとを備えている。カテーテルの近位端部はコネクタ部材（３）と接続されており、パッケージはコネクタ部材（３）の収容のためにホース部材（４）と接続されている管状コンパートメント（１０）を備えている。コンパートメント（１０）は第１の端部において着脱可能なカバー部材（１１）によって閉鎖されており、ホース部材（４）と着脱可能に接続されている。コンパートメント（１０）は薄い可撓性材料からなる壁（１４）をさらに備えて形成されており、カテーテルを尿道に安全に誘導するためのアプリケータとして使用するために、ホース部材（４）からのカテーテル（１）及びコンパートメント（１０）の除去によって、コンパートメント（１０）をカテーテルシャフト上に配置することができるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】 本発明は、近位端部を有した少なくとも１つの尿道カテーテルと、前記少なく
とも１つの尿道カテーテルの周囲を近接して取り囲む空洞が設けられているホー
ス部材と少なくとも１つの尿道カテーテルの前記近位端部を収容するために前記
ホース部材と接続されている管状コンパートメントとを含む可撓性管状カテーテ
ルパッケージとを備える尿道カテーテル組立体に関する。
【０００２】 本発明によって企図される種類の尿道カテーテルは、いわゆる膀胱間欠導尿法
に対して使用されることが多くなっている。典型的な用途は、病院で新しく手術
を受けた患者の術後の尿閉に対するものであり、３〜６時間間隔で行われる間欠
導尿法は、手術を受けた患者にとって、持続導尿法と比較して尿道及び膀胱の感
染症の危険性を顕著に減少させるものである。
【０００３】 他の典型的な用途は、自発的な排尿を可能とさせる抑制が多くの場合効かない
対麻痺患者や四肢麻痺患者のような身体障害者に関するような尿失禁のひどいケ
ースに苦しむ患者に対してである。
【０００４】 このような使用者にとって、間欠導尿法が病院における臨床環境の外部の日常
生活の情況においてもますます一般的となったことにより、この患者集団にとっ
て生活の質の著しい改善がなされた。
【０００５】 しかしながら、多くのこのような使用者にとっては、ホースを介してカテーテ
ルを尿収集バッグと接続する必要があり、このホースは一方の端部において尿収
集バッグと接続され、他方の端部においてカテーテルの近位側終端部材と接続さ
れるが、幾つかの接続作業をカテーテルの使用に先立って行わなくてはならない
という固有の不都合がある。
【０００６】 この問題を克服するために、典型的には、尿道を通して膀胱へ挿入するのに十
分な長さの突出するカテーテルを提供するために尿収集バッグからカテーテルを
部分的に引き出すことを許容するバッグ構造を兼ね備えた尿収集バッグの内部に
カテーテルを配置することによって、カテーテルを尿収集バッグと統合、一体化
させることが、例えば、ＧＢ−Ａ−２，２８４，７６４、ＵＳ−Ａ−２，８５６
，９３２、ＵＳ−Ａ−４，３７９，５０６、ＵＳ−Ａ−４，２０４，５２７、Ｕ
Ｓ−Ａ−４，２４６，９０９、ＷＯ９４／０６３７７、ＷＯ９７／２６９３７及
びオランダ意匠登録第０９３２−１９８６号から公知となっている。
【０００７】 この種類のカテーテル−バッグの組み合わせたものは、間違いなく間欠導尿法
の使用を容易にしたが、収集された尿の廃棄と関連する不都合を軽減することは
なかった。
【０００８】 ＵＳ−Ａ−４，２４６，９０９から公知になっている廃棄可能な男性用尿道カ
テーテル組立体では、カテーテル−バッグの組み合わせたものを使用後に廃棄可
能な単一の一体ユニットにして作成される。拡大された又は球状に膨らんだ排出
端部を有したカテーテルが可撓性のバッグの上部室の滅菌環境に入れられている
。上部室の一方の端部は、尿サンプルの収集のための下部サンプル室と着脱可能
に接続されており、上部室の反対側の端部は、カテーテルの拡大された排出端部
と比較して寸法的に縮小されている開口を形成する２つのシェブロンによって一
部が形成されている。
【０００９】 使用においては、２つのシェブロンの外側に位置するバッグの開口した頂部に
陰茎が挿入され、カテーテルに触ること無しに上部室を操作することによって、
拡大された排出端部が２つのシェブロンによって形成された開口に接触し、それ
によりカテーテルと流体連通している短い延長部を形成している上部室がカテー
テルを通して下部サンプル室へ尿サンプルを流動させるまで、汚染のないカテー
テルの尿道への誘導挿入が行われ得る。 しかしながら、この廃棄可能な解決策はかなりの費用的不都合を抱えている。
【００１０】 膀胱の間欠導尿法に関する汚染のないカテーテルの尿道への誘導、挿入は、さ
らに、国際特許出願の国際公開公報第ＷＯ９６／３０２７７号において開示され
ているカテーテル組立体の使用によっても達成され得る。このカテーテル組立体
は、カテーテルの挿入のためのアプリケータとして機能するように設計されたパ
ッケージ内に配置されたカテーテルを備えている。このパッケージは２つのプラ
スチック製薄膜のブランク（半加工品）から構成されており、これら２つの薄膜
ブランクがその縁端に沿って剥離領域において接合されている。カテーテルを使
用するときには、最初に、パッケージを遠位側端部領域において開封してカテー
テルの遠位端部を露出させ、続いて、パッケージの長手方向と概略直角な両方向
にパッケージの壁を引くことによって、逐次的なパッケージの壁の完全な分離を
遠位端部から離れる方向に行う。
【００１１】 このカテーテル組立体によってより費用効果の高い解決策が提供されるが、実
際の経験から、手先の自由（器用さ）が著しく減退した老人及び身体障害者のよ
うな一部の使用者が、パッケージの壁の分離を行うために引っ張る力が要求され
るために、パッケージのアプリケータ機能に関して困難を有し得ることが明らか
になっている。
【００１２】 この背景に基づき、障害を持つ利用者が車椅子を義務付けられているときでさ
えも誘導されて汚染のないカテーテルの安全な挿入を行うことを可能とさせる簡
単且つ比較的安価なカテーテルセットを提供することが本発明の目的である。
【００１３】 この目的を達成するために、本発明による尿道カテーテル組立体は、前記コン
パートメントが、開放した第１の端部において着脱可能なカバー部材によって閉
鎖されているのに対して、反対側に位置する第２の端部においては前記ホース部
材と着脱可能に接続されており、前記コンパートメントが、前記カバー部材の取
り外し及び前記ホース部材からの前記コンパートメントの取り外しの後、前記カ
テーテルを誘導して尿道へ非汚染状態で挿入するためのアプリケータとして使用
するために、前記少なくとも１つのカテーテル上に前記コンパートメントを配置
することを許容するように、薄い可撓性材料からなる壁をさらに備えて形成され
ていることを特徴とする。
【００１４】 この構造によって、供給状態においてカテーテルのためのパッケージの一体化
された一部を形成しているコンパートメントは、容易に切り離されてホース部材
から除去されることができ、カバー部材の取り外しの後、コンパートメントがカ
テーテルシャフト上に配置される。コンパートメントの薄い可撓性壁は、このと
き、適度な外部圧力によってカテーテルに緩く押し付け、圧迫することにより、
指把持アプリケータとして使用され得る。
【００１５】 カテーテル組立体の好ましい実施態様では、カテーテルと流体連通しているカ
テーテルの延長部としてパッケージのホース部材を使用し、間欠導尿法により膀
胱から排出された尿を便器又は他の利用可能な排液手段へ送り得るようにするた
めに獲得されるさらに有利な可能性が、前記コンパートメントとの接続部から離
れて位置する前記ホース部材の遠位端部を着脱可能な閉鎖体によって閉鎖し、前
記閉鎖体の除去及び前記カバー部材の取り外しの後で前記ホース部材が前記ホー
ス部材の遠位端部によって前記少なくとも１つのカテーテルの前記近位端部と接
続可能となり、前記カテーテルと流体連通している延長部材を形成するように、
前記少なくとも１つのカテーテルの前記近位端部が前記ホース部材の前記遠位端
部と接続するように形成されるようにすることによって獲得される。
【００１６】 好ましくは、前記少なくとも１つのカテーテルの前記近位端部がコネクタ部材
と接続されている。この構造は、前記ホース部材の前記遠位端部が前記コネクタ
部材に適合するホースコネクタと分離不能に接続されており、前記閉鎖体が前記
ホースコネクタと着脱可能に接続されるようになっている本発明の他の実施態様
と組み合わせたときに特に有利となる。
【００１７】 他の有利な実施態様では、前記ホース部材が、その近位端部において、前記コ
ンパートメントと着脱可能に接続されている端部部材と分離不能に接続されてい
る。好ましくは、前記着脱可能な接続が弱化線によって形成され、前記コンパー
トメントと前記端部部材との間の接続が前記コンパートメントの前記端部部材へ
のねじ込み及び押込みの両方又は一方によって再度確立されることができ、前記
弱化線が概略液密なシールを形成するようになっている。この構造によって、使
用の後に、簡単にパッケージを閉鎖することが可能となる。
【００１８】 本発明のカテーテル組立体は、尿道に挿入することを目的とした部分の長さ全
体にわたって親水性表面被覆を有しているカテーテルと共に使用するのに特に適
している。したがって、さらに好ましい実施態様では、前記カテーテルがその表
面の少なくとも一部に、前記カテーテルの使用に先立って液体膨潤媒体で処理す
ることによって、前記カテーテルの低摩擦表面特性を生じさせることを目的とし
た親水性表面被覆を備えており、前記パッケージが前記カテーテルの前記親水性
表面被覆の前記処理に十分な量の前記液体膨潤媒体を含んでいる。カテーテルの
ためのパッケージとして使用されるホース部材がカテーテルシャフトを空間をあ
まり空けずに近接して取り囲む空洞を備えていることから、液体膨潤媒体の量は
親水性被覆の準備のために必要とされるものに限定され得る。
【００１９】 親水性表面被覆の準備のために必要とされる所定量の膨潤媒体をカテーテル組
立体に一体化することによって、カテーテルの使用に先立って別個の処理を行う
ことなく親水性表面被覆の準備が行われる。カテーテルは、ホース部材から除去
されると、尿道への挿入のために必要とされる低摩擦特性を即座に有する。
【００２０】 以下、添付の図面を参照して本発明をさらに詳細に説明する。 図１に示されている実施態様では、カテーテル組立体は遠位端部を有した１つ
の細長い尿道カテーテル１を備え、この遠位端部に尿の流入のための入口開口２
が設けられている。示されている実施態様では、カテーテル１は、反対側に位置
する近位端部において、僅かに円錐状のコネクタ部材３と分離不能に接続されて
おり、このコネクタ部材３は、尿を普通の可撓性収集バッグのような適宜の尿収
集手段へ排出させることを目的として、カテーテルを排液ホースのための標準的
なホースコネクタと接続するために使用され得る。
【００２１】 カテーテル組立体は、狭い空間しか空けずにカテーテル１の周囲を近接して取
り囲む空洞５が設けられているホース部材４を含んだ可撓性の管状カテーテルパ
ッケージ（包装）をさらに備えている。ホース部材４は、任意の適した材料から
なる中空体として構成されており、例えばフィルム材料から構成され得る。ホー
ス部材の内部断面寸法は、設けられている空洞がそれにより単数又は複数のカテ
ーテルを収容し得るように選択されている。ホース部材４の遠位端部には着脱可
能な閉鎖体が設けられており、この閉鎖体は、示されている実施態様において、
標準的なホースコネクタに類似でありホース部材４の遠位端部に分離不能に接続
されているコネクタ部分６と、切離閉鎖部分７とを備えている。図６に示されて
いるように、コネクタ部分６は、その外側がカテーテル１の近位端部のコネクタ
部材３と密封された接続部をなすような輪郭になっており、閉鎖部分７を簡単に
切り離せるようにするためのノッチ状の切り込み部８を介して切離閉鎖部分７と
接続され得る。
【００２２】 近位端部において、ホース部材４は、例えば図４に示されているのと同じよう
にしてノッチ状の切り込み部によって切離コンパートメント（区画室）１０と着
脱可能に接続されている端部部材９と分離不能に接続されており、切離コンパー
トメント１０内にはカテーテル１の近位端部に位置するコネクタ部材３が収容さ
れている。代替実施態様として、端部部材９と切離コンパートメント１０との間
の着脱可能な接続が、図９及び図１０に示されているように、端部部材９の先端
に細い橋として形成されている弱化線１６によって提供されてもよい。切離コン
パートメント１０を切り離した後、これら２つの部分の間の接続は切離コンパー
トメント１０を端部部材９内にねじ込む且つ／又は押し込むことによって再建す
ることが可能で、それにより、端部部材９の先端は切離コンパートメント１０の
外表面に対する概略液密なシールとして機能する。なお、この点において、少な
くともコンパートメント１０の外側端部の外径は必ず端部部材９の対応する部分
の内径よりも小さくなくてはならない。コンパートメント１０は、開口した近位
端部において、着脱可能なカバー１１によって閉鎖されている。
【００２３】 示されている実施態様では、ホース部材４の遠位端部の閉鎖部分７並びに端部
部材９及び切離コンパートメント１０は、比較的大きな突出する把持フランジ１
２を備えており、多くの場合著しく減退した手先の自由に苦しんでいるであろう
障害を持つ使用者のためにカテーテル組立体の操作を容易にさせる。
【００２４】 カテーテル組立体の図示されている好ましい実施態様では、カテーテル１それ
自体は公知の種類のものであり、尿道への挿入を目的としたカテーテルシャフト
の長さ部分全体にわたって親水性表面被覆を備え、この親水性表面被覆は、使用
者に対して何らかの不快感を引き起こさせることなしにカテーテルを挿入するた
めに所望される非常に滑りやすく低摩擦な表面のカテーテルを実現するために、
使用に先立って液体膨潤媒体を用いた準備を行うことを要する。
【００２５】 本発明によるカテーテル組立体の使用により、準備に必要とされる量の液体膨
潤媒体をパッケージ内に統合、一体化することによって、親水性表面の必要な準
備を別個の作業で行うことが回避される。図３の断面図において最もよく示され
ているように、液体１３はカテーテルシャフトを取り囲むホース部材４の比較的
狭い空洞内に閉じ込められている。
【００２６】 製造において、カテーテル１は、必要とされる量の液体と共に、ただ単にホー
ス部材パッケージ４内に配置され、続いて、コンパートメント１０を閉鎖しそれ
によりパッケージの近位端部を密封状態で閉鎖するカバー１１によってパッケー
ジを閉鎖する。パッケージの遠位端部はコネクタ部分６をホース部材４と接続す
ることによって密封状態で閉鎖されている。液体１３は直ちに親水性表面被覆に
作用し、それによってカテーテル１はパッケージの開封時に直ちに使用する準備
が完了する。
【００２７】 図示されている好ましい実施態様では、薄い可撓性材料からなる壁１４を備え
て形成されるコンパートメント１０を、誘導してカテーテルを尿道に導入するた
めのアプリケータとして使用することによって、非汚染状態の挿入が提供され得
る。これは、図４に示されているように、端部部材９からコンパートメント１０
を切り離し、図５に示されているようにカテーテル１のシャフト上にコンパート
メント１０を配置することによって達成される。コンパートメント１０の壁１４
の可撓性により、コンパートメントの壁は適度の指の圧力によって押しつぶされ
てカテーテル１と係合し、例として図示されている誘導による男性の尿道１５内
への導入がカテーテル１を直接触ることなく行われ得る。
【００２８】 図示されている好ましい実施態様では、カテーテル組立体は、図７及び図８に
示されているように、閉鎖部分７を切り離し、着脱可能なカバー１１を除去する
ことによって、使用のための準備を施される。このとき、ホース部材４及びその
中に収容されているカテーテル１の可撓性により、カテーテル１と分離不能に接
続されているコネクタ部材３をホース部材４の遠位端部と分離不能に接続されて
いるコネクタ部分６と接続するために、パッケージの近位端部及び遠位端部を結
合させることができる。
【００２９】 このとき、コネクタ部材３をコンパートメント１０から分離させることによっ
て、ホース部材４からカテーテル１を除去することが行われ、それによって、図
８に示されているように、カテーテル１は尿道へ挿入する準備が整う。
【００３０】 この付加的なカテーテル延長部の特徴は、好ましいけれども、本発明によって
得られるような挿入アプリケータのように、コンパートメント１０の使用にとっ
て必要な必要なものではない。したがって、標準的なホースコネクタを近位カテ
ーテル端部又は図１から図８に示されている実施態様におけるコネクタと接続す
ることによって、カテーテル延長部として使用するために、標準的なホースコネ
クタを備えた別個の付加的なホース部材をカテーテル組立体と共に設けてもよい
。
【００３１】 同様に、本発明は、親水性表面被覆を有したカテーテルと共に使用することに
限定されず、代わりに、使用の前に遠位端部の潤滑を要する種類の通常のカテー
テルと共に使用されることも可能である。この適用例に関し、所定量の潤滑剤を
当該技術分野で周知のようにしてパッケージ内に統合、一体化することもできる
。
【図面の簡単な説明】
【図１】 供給状態での本発明によるカテーテル組立体の実施態様の長手方向断面図であ
る。
【図２】 図１の線ＩＩ−ＩＩに沿った断面図である。
【図３】 図１の線ＩＩＩ−ＩＩＩに沿った断面図である。
【図４】 カテーテルの男性尿道への非汚染状態での挿入のためのパッケージの一部の用
法を示している。
【図５】 カテーテルの男性尿道への非汚染状態での挿入のためのパッケージの一部の用
法を示している。
【図６】 図１のホース部材パッケージの遠位端部のための着脱可能な閉鎖部材の拡大図
である。
【図７】 ホース部材パッケージからカテーテルの延長部を形成するための図１のカテー
テル組立体の操作を示している。
【図８】 ホース部材パッケージからカテーテルの延長部を形成するための図１のカテー
テル組立体の操作を示している。
【図９】 図１において円で囲まれた領域に示されている本発明の実施態様の詳細部を拡
大尺度で示している。
【図１０】 図９において円で囲まれた領域に示されている本発明の実施態様の詳細部を拡
大尺度で示している。
【手続補正書】特許協力条約第３４条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成１２年１２月２７日（２０００．１２．２７）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ａ６１Ｍ 25/00 ３１６Ｂ (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ， ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，Ｋ Ｅ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＴＺ，ＵＧ，ＺＷ )，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ， ＴＪ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ， ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，Ｃ Ｒ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＤＭ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ ，ＧＢ，ＧＤ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ， ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，Ｋ Ｚ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＡ ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ， ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，Ｓ Ｋ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＴＺ，ＵＡ，ＵＧ ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＡ，ＺＷ Ｆターム(参考） 4C077 AA19 BB10 DD23 EE04 KK09 KK10 4C098 AA09 CC40 4C167 AA03 AA12 AA34 BB04 BB06 BB19 BB32 BB34 HH10 HH14 HH16 【要約の続き】

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 近位端部を有した少なくとも１つの尿道カテーテル（１）と
    、前記少なくとも１つの尿道カテーテル（１）の周囲を近接して取り囲む空洞（
    ５）が設けられているホース部材（４）と前記少なくとも１つの尿道カテーテル
    （１）の前記近位端部の収容のために前記ホース部材（４）と接続されている管
    状コンパートメント（１０）とを含む可撓性管状カテーテルパッケージとを備え
    る尿道カテーテル組立体であって、前記コンパートメント（１０）が、開口して
    いる第１の端部において着脱可能なカバー部材（１１）によって閉鎖されている
    のに対して、反対側に位置する第２の端部においては前記ホース部材（４）と着
    脱可能に接続されており、前記コンパートメント（１０）が、前記カバー部材（
    １１）の取り外し及び前記ホース部材（４）からの前記コンパートメント（１０
    ）の取り外しの後、前記カテーテル（１）を誘導して尿道（１５）へ非汚染状態
    で挿入するためのアプリケータとして使用するために、前記少なくとも１つのカ
    テーテル（１）上に前記コンパートメント（１０）を配置することを許容するよ
    うに、薄い可撓性材料からなる壁（１４）をさらに備えて形成されていることを
    特徴とする尿道カテーテル組立体。
  2. 【請求項２】 前記コンパートメント（１０）との接続部から離れて位置す
    る前記ホース部材（４）の遠位端部が着脱可能な閉鎖体（７）によって閉鎖され
    ており、前記閉鎖体（７）の除去及び前記カバー部材（１１）の取り外しの後で
    前記ホース部材（４）が前記ホース部材の遠位端部によって前記少なくとも１つ
    のカテーテル（１）の前記近位端部と接続可能となり、前記カテーテル（１）と
    流体連通している延長部材を形成するように、前記少なくとも１つのカテーテル
    （１）の前記近位端部が前記ホース部材（４）の前記遠位端部と接続するように
    形成されていることを特徴とする、請求項１に記載の尿道カテーテル組立体。
  3. 【請求項３】 前記少なくとも１つのカテーテル（１）の前記近位端部がコ
    ネクタ部材（３）と接続されていることを特徴とする、請求項１又は請求項２に
    記載の尿道カテーテル組立体。
  4. 【請求項４】 前記ホース部材（４）の前記遠位端部が前記コネクタ部材（
    ３）に適合するホースコネクタ（６）と分離不能に接続されており、前記閉鎖体
    が前記ホースコネクタ（６）と着脱可能に接続されていることを特徴とする、請
    求項２又は請求項３に記載の尿道カテーテル組立体。
  5. 【請求項５】 前記ホース部材（４）が、その近位端部において、前記コン
    パートメント（１０）と着脱可能に接続されている端部部材（９）と分離不能に
    接続されていることを特徴とする、請求項１から請求項４までの何れか一項に記
    載の尿道カテーテル組立体。
  6. 【請求項６】 前記着脱可能な接続が弱化線（１６）によって形成され、前
    記コンパートメント（１０）と前記端部部材（９）との間の接続が前記コンパー
    トメントの前記端部部材へのねじ込み及び押込みの両方又は一方によって再度確
    立されることができ、前記弱化線（１６）が概略液密なシールを形成することを
    特徴とする、請求項５に記載の尿道カテーテル組立体。
  7. 【請求項７】 前記カテーテル（１）がその表面の少なくとも一部に、前記
    カテーテルの使用に先立って液体膨潤媒体で処理することによって、前記カテー
    テルの低摩擦表面特性を生じさせることを目的とした親水性表面被覆を備えてお
    り、前記パッケージが前記カテーテルの前記親水性表面被覆の前記処理に十分な
    量（１２）の前記液体膨潤媒体を含んでいることを特徴とする、請求項１、請求
    項２又は請求項３に記載の尿道カテーテル組立体。
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