JP2002528837A - コンパクトヘッダフォーマットを有する情報担体及び装置 - Google Patents

コンパクトヘッダフォーマットを有する情報担体及び装置

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JP2002528837A
JP2002528837A JP2000577660A JP2000577660A JP2002528837A JP 2002528837 A JP2002528837 A JP 2002528837A JP 2000577660 A JP2000577660 A JP 2000577660A JP 2000577660 A JP2000577660 A JP 2000577660A JP 2002528837 A JP2002528837 A JP 2002528837A
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track
area
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JP2000577660A
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ハー エム スプライト,ヨハネス
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Philips Electronics NV
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    • GPHYSICS
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    • G11B20/10Digital recording or reproducing
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    • G11B2020/1265Control data, system data or management information, i.e. data used to access or process user data
    • G11B2020/1267Address data

Abstract

(57)【要約】 情報担体(1)は、実質的に平行トラックのパターンを有し、トラックはセクタ(5)を有し、セクタはアドレス情報領域(18)と付随するデータ領域(21)を有する。いわゆるヘッダと呼ばれるアドレス情報領域(18)は、データ領域と整列している。これらのヘッダは、少なくとも1つのアドレス情報フィールド(19)と、少なくとも1つの同期フィールド(20)を有し、隣接トラックのアドレス情報領域は互いに重なり合う。隣接トラックのアドレス情報フィールド(19)は、互いに重なり合わないように配置されており、一方、隣接する同期フィールド(20)はアドレス情報フィールドと重なり合う。このように、コンパクトなヘッダが実現される。本発明は更に、情報担体(1)を読み出す装置に関する。同期フィールド(20)の読出し結果の同期又はロックイン信号(31)を使用して、同期フィールドの長さが検出され、アドレス情報フィールドの信頼性のある読出しが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、トラックは複数のセクタを有し、セクタはアドレス情報領域と関連
するデータ領域を有し、データ領域はアドレス情報領域と連続しており、 アドレス情報領域は少なくとも1つのアドレス情報フィールドと少なくとも1つ
の同期フィールドを有し、隣接トラックのアドレス情報領域は互いに重なり合い
、重なり合うアドレス情報領域内のアドレス情報フィールドは互いに関して重な
り合いから無関係となるように配置されている実質的に平行トラックのパターン
を有する情報担体に関する。
【0002】 本発明は、情報担体上に光スポットを発生することにより光学的に読出し可能
な信号を検出する光学系と、光スポットの位置を制御するトラッキング手段と、
アドレス情報を読み出す読出し手段とを有する前記情報担体を読み出す装置に関
する。
【0003】 この形式の情報担体及び装置は、例えば、関連文献リスト中の文献D1である
日本国特許出願番号JP09237473Aから知られている。この文献は、い
わゆるヘッダと呼ばれるアドレス情報領域とデータ領域を有する情報担体及び、
装置を開示する。アドレス情報領域は、アドレス情報領域に直接続くデータ領域
に属しかつ連続である。これらのアドレス情報領域は、アドレス情報を含むフィ
ールドであるアドレス情報フィールドと、情報担体上の光学的に読出し可能な信
号に基づいて位相ロックループ(PLL)がクロック信号に同期することができ
るフィールドである同期フィールドを有する。このようにアドレス情報フィール
ドは読み出されることができる。同期フィールドは、アドレス情報フィールド又
はデータフィールドの形式の情報が、読出し又は、書き込みされる前に信頼性あ
る同期を確立できる。アドレス情報領域が読み出されるときに信号が十分に強く
あるためには、これらの領域はデータ領域と整列して配置される。ヘッダは、情
報担体上に存在する種々のトラック上に分散される。全体は、ヘッダ構造とも呼
ばれる。
【0004】 文献D1では、以後同期/アドレスフィールドと呼ぶ同期フィールドとアドレ
スフィールドを含む各フィールドの後に、1つのフィールドがスペースのまま残
されることが開示されている。これは、隣接トラックのアドレス情報フィールド
が、クロストークにより検出される危険性を減少する。これらの同期/アドレス
フィールドは、隣接するアドレス情報領域に重なるアドレス情報領域で発生する
。スペースのまま残されるフィールドは、同期フィールド及びアドレスフィール
ドのいずれをも有しない。このようなフィールドがスペースのまま残るので、ア
ドレス情報領域の大きさは上昇し、そして、これは、情報担体の全蓄積容量に悪
影響を与える。
【0005】 本発明の目的は、アドレス情報の信頼性ある読出しが可能で、情報担体の大蓄
積容量が達成できるヘッダ構造を提供することである。
【0006】 このために、最初の段落で述べた本発明に従った情報担体は、重なり合うアド
レス情報領域内の同期フィールドは、アドレス情報フィールドと重なることを特
徴とする。
【0007】 隣接する同期フィールドを重なり合わせることにより、文献D1より知られる
構造よりも、更にコンパクトなヘッダ構造が達成できる。この更にコンパクトな
ヘッダ構造により、情報担体のヘッダは少ない領域となり、データ領域に更に大
きな空間が残される。これによって、更に大きな情報担体の容量が達成される。
【0008】 本発明は、とりわけ、同期情報フィールドの結果によるクロストークが、アド
レス情報フィールドの結果によるクロストークよりも少ないという認識に基づい
ている。同期情報フィールドは本質において比較的短いマークを有し、従って、
比較的高い周波数の信号が同期クロック信号として発生される。そのように比較
的短いマークは、アドレス情報フィールドで発生し比較的低周波数の信号である
比較的長いマークよりもクロストークが少ない。これにより、隣接トラックの同
期フィールドと並んだアドレス情報フィールドを配置でき、信頼性あるヘッダ検
出を維持しながらヘッダのサイズを低減できる。
【0009】 比較的短いマークは比較的長いマークよりもクロストークが少ない理由を以下
に説明する。レーザビームの寸法が読み出されるトラックの幅よりも大きいので
、トラックが読み出されるとき、隣接トラックは読出し信号に寄与する。トラッ
クに比較的短いマークがある場合には、全読出し信号に対するこれらのマークの
寄与は、トラックに比較的長いマークがある場合よりも小さい。一方では、これ
は、小さいマークは単に変調度が低いことによる。他方では、読み出されるトラ
ックの実効スポットサイズよりも隣接トラック内の実効スポットサイズが大きい
ので、この小変調度は更に弱められる。
【0010】 他のヘッダ構造は、関連文献リスト内の文献D2である米国特許番号US5,
383,176から知られている。この場合に実現されているヘッダの低減は、
本発明によるヘッダ構造で実現されるヘッダの低減よりも小さい。文献D2では
、ヘッダは、ランド/グルーブ領域に配置され、この結果、知られている様に、
ランドグルーブの使用によりクロストークが低減される。このヘッダ構造の欠点
は、ヘッダの部分がランド/グルーブ領域に配置されているので、ランド/グル
ーブ領域のヘッダの読出し信号は、、残りのヘッダ内のヘッダの読出し信号から
偏差することである。
【0011】 更なる実施例は、アドレス情報領域は、少なくとも2つのアドレス情報フィー
ルドと少なくとも2つの同期フィールドを有し、アドレス情報フィールドと同期
フィールドは交互に配置されていることを特徴とする。
【0012】 このようにアドレス情報フィールドを構成することにより、コンパクトな構造
でアドレス情報を2回とすることができる。文献D1と比較すると、この構造は
、同じ大きさの2つのアドレス情報フィールドと2つの同期フィールドの場合に
、37.5%のサイズの低減となる。
【0013】 更なる本発明の実施例では、1つのトラックに隣接する2つのトラック内のア
ドレス情報領域は、同一に副分割されたアドレス情報フィールドと同期フィール
ドを有することを特徴とする。
【0014】 更なる本発明の実施例では、アドレス情報領域は、1つのトラックに隣接する
2つのトラック内の同期フィールドが実質的に同一位置である副分割を有するこ
とを特徴とする。
【0015】 これらの2つの実施例は、情報担体は制限された数の異なる形式のアドレス情
報領域のみを担うので優位である。この結果、アドレス情報領域内で有効なアド
レス情報を、簡単で信頼性良く読み出すことができる。更に、アドレス情報領域
に予約されているスペースを有する情報担体の製造が単純化される。
【0016】 更なる本発明の実施例では、読み出されるべきトラックに隣接するトラック内
の同期フィールドは、互いに数ビットのオーダーでシフトしていることを特徴と
する。
【0017】 更なる本発明の実施例では、読み出されるべきトラックに隣接する2つのトラ
ック内の同期フィールドのシフトが非常に大きく、読み出されるべきトラックに
隣接する1つのトラック内のピットは読み出されるべきトラックに隣接する他の
トラック内のスペース部分に対応することを特徴とする。この場合のスペース部
分は、複数のピット間の領域として理解されるべきであることを意味する。
【0018】 これらの2つの実施例は、クロストークが更に低減されるので優位性がある。
読み出されるべきトラックに隣接する同期フィールドは互いに数ビットのオーダ
ーでシフトしているので、読み出されるべきトラックに隣接するトラックからの
信号は互いに相殺される。これは更にクロストークを減少する。
【0019】 本発明の第2の特徴に従って、最初の段落で述べた本発明に従った装置は、
同期フィールドの長さを検出する検出手段を有することを特徴とする。
【0020】 装置は、同期信号の長さがわかるので、アドレス情報フィールドの読出しは正
確な時点から開始できるという優位性がある。この結果、アドレス情報フィール
ドに関してアドレス情報領域の部分が間違えられる可能性が減少する。この結果
、ヘッダ検出の強さが向上する。更に、同期フィールドの長さの知識を、情報担
体からくる信号の検出特性を変えるのに使用できる。
【0021】 本発明のこれらの及び他の特徴は、以下の実施例を参照して説明することによ
り明らかになろう。
【0022】 異なる図面において、同一の参照記号は同一の構成要素を表すものとする。
【0023】 図1は、トラック3に情報を有し、且つ中央に開口部4を有する同心円状に形
成された情報担体1を示す図である。トラック3は、螺旋又は同心円パターンに
配置され、データ領域とアドレス情報領域を有するセクタを有する。
【0024】 図2は図1の領域2の拡大図である。トラック3はここでは5つのセクタに副
分割され、個々に書き込み又は、読み出し機能でアクセス可能である。セクタ5
はデータ領域6と、データ領域6に先行するアドレス情報領域7を有する。アド
レス情報領域7はヘッダと呼ばれる。
【0025】 図3は、図2の領域8の拡大図である。図3は文献D1に記載されたヘッダ構
造を示す。図3では、アドレス情報領域7はデータ領域の間に配置されてる。例
えば、データ領域は、ランド/グループ領域に配置される。このランド/グルー
プ構造は、平らなアドレス情報領域により割り込まれる。アドレス情報領域7は
、第1の形式のアドレス情報領域9及び、第2の形式のアドレス情報領域13を
蓄積するのに使用される。第1の形式のアドレス情報領域は、同期/アドレスフ
ィールドとそれに続くフリースペースを有し、一方、第2の形式のアドレス情報
領域は、フリースペースとそれに続く同期/アドレスフィールドを有する。これ
らのアドレス情報領域はアドレス情報を有し、データ領域の先頭を示す。
【0026】 この図では、アドレス情報領域7はデータ領域6と整列している。この場合の
第1の形式のアドレス情報領域9は、同期/アドレスフィールド10とフリース
ペース11を有する。同期/アドレスフィールド10は、アドレス情報フィール
ドと同期フィールドを有するフィールドとして理解されるべきであることを意味
する。この第1の形式のアドレス情報領域9の後に、データ領域12はトラック
3に続く。第2の形式のアドレス情報領域13は、トラック3の他の部分を割り
込む。この場合の第2の形式のアドレス情報領域13は、フリースペース14と
それに続く同期/アドレスフィールド15を有する。この第2の形式のアドレス
情報領域13の後に、データ領域16はトラックに続く。
【0027】 図4は、本発明の可能な実施例の概略を示す図であり、図2の領域8の拡大図
である。本実施例では、読み出されるべきトラックに隣接するトラック内のアド
レス情報領域は、同一の副分割を有する。アドレス情報領域17も、この場合、
データ領域6の間に割り込み部分を有する。この場合、アドレス情報領域17は
、データ領域6と整列している。
【0028】 第1の形式のアドレス情報領域18は、この場合に、アドレス情報フィールド
19と同期フィールド20を有する。この第1の形式のアドレス情報領域18の
後に、データ領域21がトラック3へ続く。第2の形式のアドレス情報領域44
は、この場合に、アドレス情報フィールド45と同期フィールド46を有する。
この第2の形式のアドレス情報領域44に、データ領域47がトラック3へ続く
。上述の様に、異なるアドレス情報フィールド19と45及び、異なる同期フィ
ールド20と46を配置することにより、同期フィールドは、重なり合うアドレ
ス情報領域内で、アドレス情報フィールドと重なり合う。
【0029】 第1の形式のアドレス情報領域は、18Nアドレス情報フィールド19及び、
N同期フィールド20を有するとすると、フィールド19と20が同じサイズの
場合には、上述の構造は100(N−1/2)/2N%のサイズの減少となる。
一般的に、同期フィールド20はアドレス情報フィールド19よりも大きいので
、低減は大きい。例えば、アドレス情報領域は長さ5aを有する第1の同期フィ
ールドと、それに続く長さaを有するアドレス情報フィールド、長さ2aを有す
る同期フィールド、長さ1aを有するアドレス情報フィールドを有する。
【0030】 上述の図において、ヘッダは、ランド/グルーブ記録が適用されるところから
開始する。グルーブのみの記録又は、ランドのみの記録に対しては、本発明の同
様な方法で適用できることがわかる。更に、本発明は、データ領域がアドレス情
報領域と整列していないが、しかしスタガになっているときにも適用できる。
【0031】 アドレス情報領域に存在するアドレス情報フィールドの数は、誤りの検出及び
、訂正の強さを決定する。多くのアドレス情報フィールドは、誤り検出及び訂正
の機会をかなり増加するが、しかし、同時に、合計のヘッダのサイズに悪影響を
与える。この点で、望まれるアプリケーションによって、最適値が見つけられる
べきである。
【0032】 図5は、本発明の他の可能な実施例の概略を示す図である。本実施例では、同
期フィールドは異なる長さを有する。図5は、データ領域6の間の割り込み部分
のアドレス情報領域50を示す。第1の形式のアドレス情報領域51は、この場
合、同期フィールド52とアドレス情報フィールド53を有する。この第1の形
式のアドレス情報領域51の後に、トラック3がデータ領域54と共に続く。第
2の形式のアドレス情報領域55は、この場合、同期フィールド56とアドレス
情報フィールド57を有する。この第2の形式のアドレス情報領域55の後に、
データ領域58は、トラック3に続く。同期フィールド52と同期フィールド5
6はこの場合、異なる長さを有する。
【0033】 図6は、同期フィールド20の可能な実施例の概略を示す。この場合にも、ア
ドレス情報フィールド19は同期フィールド20に続く。同期フィールド20は
いわゆる3Tパターンを有する。このパターンは、交互の長さ3Tのピット24
と長さ3Tのランド25を有する。このパターンを読むと、比較的高い周波数の
読出し信号が読み出される。
【0034】 図7は、長さ6Tのピットとスペースを有するアドレス情報フィールド61の
読出しの例を示す。長さ3Tのピットとスペースを有する同期フィールド60が
、アドレス情報フィールド61の前にある。同期フィールドとアドレス情報フィ
ールドは共にアドレス情報領域59を形成する。光スポット62は、アドレス情
報フィールド61を読み出す。レーザビームの直径は、トラック63の幅よりも
大きいので、隣接トラック64の一部分も読み出される。トラック63のアドレ
ス情報フィールド61のわきの、同期フィールド65からの比較的短いマークが
、隣接トラック64にある。それゆえ、比較的長いマークの望ましくない読出し
の最中よりもクロストークは低いであろう。トラック63のアドレス情報フィー
ルド61のわきの、他の隣接するトラック66には、同期フィールド67からの
比較的短いマークがある。この同期フィールド内の比較的短いマークは、同期フ
ィールド65からの短いマークと位相が反転している。
【0035】 図8は、情報担体1の読出しのための装置を示す。装置は情報担体1を回転さ
せる駆動手段26と、情報担体上のトラックを読むための読出しヘッド27を有
する。読出しヘッド27は、光ビームを平行光にするコリメータレンズ29と光
ビームの焦点を結ぶ対物レンズ40のような光学要素により案内された光ビーム
29により、記録担体上のトラックに焦点が合わされた光スポット28を生成す
る、知られた形式の光学系を有する。この光ビーム29は、例えば、波長780
nmで、光出力3mWの赤外レーザダイオードのような、放射源41により発生
される。読出しヘッド27は、情報担体上に光ビーム29の焦点を合わせるため
のアクチュエータと、トラックの中心に半径方向に光スポ28の微調整を行うト
ラッキングアクチュエータ30を更に有する。対物レンズ40の位置を変えるこ
とにより、レーザビームは、トラックを追従する。光ビーム29は、情報担体に
より反射された後、例えば、四分円検出器のような既知の形式の検出器42によ
り検出され、読出し信号、トラッキングエラー信号、フォーカスエラー信号、同
期信号及びロックイン信号を含む検出信号31を発生する。このために、ビーム
スプリッタ43、偏光ビームスプリッタ、ペリクル又は遅延要素を使用する。
【0036】 装置は、読み出しヘッド27にに接続され、読出しヘッド27からトラッキン
グエラー信号を受け、且つトラッキングアクチュエータ30を調節するトラッキ
ング手段32を有する。読出し処理中に、例えば、チャネル復号器及び、誤り訂
正器を有する読出し手段34で、読出し信号は矢印33で示される出力情報に変
換される。装置は、本発明で説明したアドレス情報フィールドを検出し、情報担
体上のトラックのアドレス情報フィールドが読み出されたときに検出器信号31
からアドレス情報を得るためのアドレス検出器35と、トラックの半径方向に読
出しヘッド27の位置を粗く位置決めする位置決め手段36とを有する。
【0037】 装置は、読出しヘッド27から検出器信号31を受ける検出手段48をさらに
有する。アドレス情報フィールドを読み出すための読出し手段を同期させるため
に、これらの検出器信号31の有無がタイマ49へ転送される。装置は、制御す
るコンピュータシステム又はユーザからコマンドを受信し、且つ、例えば、駆動
手段26、位置決め手段36、アドレス検出器35、トラッキング手段32及び
、読出し手段34に接続されたシステムバスのような制御線38により装置を制
御する、システム制御ユニット37を更に有する。このために、システム制御ユ
ニット37は、以下に示す手続を実行するための、例えば、マイクロプロセッサ
、プログラムメモリ及び、制御ゲートのような制御回路を有する。システム制御
ユニット37は、論理回路の状態マシンでも使用される。
【0038】 最も最近の読み出し命令に属するデータ領域が完全に読み出された後、アドレ
ス情報領域が読出しヘッド27により読み出され、アドレス情報フィールドはア
ドレス検出器35により検出される。検出手段48は、読出し手段34をアドレ
ス情報フィールドの読出しに同期させるために、同期フィールドの読出し結果か
らの同期信号(この信号は検出器信号31の1つである。)の有無をタイマ49
へ示す。読出し手段34によるタイマの読出しは、同期フィールドの長さを決定
する。
【0039】 同期フィールドの長さの知識は、アドレス情報フィールドの読出しを正しい時
点で開始するのに使用されうる。例えば、アドレス情報領域は各トラックに隣接
する2つのトラックの副分割が同一であるという特徴を有するというように、ヘ
ッダ構造が既知なら、到着する同期信号フィールドの長さは、予測できる。同期
フィールドは、交互に長さaと長さbを有する。
【0040】 同様に、例えば、全ての偶数のトラック番号が長さaを有する同期フィールド
に属するアドレス情報フィールドに蓄積され、そして、全ての奇数のトラック番
号が長さbを有する同期フィールドに属するアドレス情報フィールドに蓄積され
るので、トラック番号の検査を行うことができる。異なる同期フィールドの長さ
が決定されたとき、ヘッダの先頭を示すいわゆるヘッダマークを使用できる。
【0041】 更に、どの時点で同期フィールドが開始し、どのくらい長く続くかが検出され
れば、クロック信号を発生する位相ロックループ(PLL)により電圧制御発信
器が同期されるロックイン処理に適用できる。
【0042】 他の実施例では、ロックイン信号(この信号は検出器信号31の1つである。
)は、同期フィールドの長さを決定するのに匹敵する方法で使用される。この場
合には、同期フィールドの絶対的な長さは決定されないが、電圧制御発信器が同
期される相対的な長さが決定される。しかし、これは同期フィールドの長さの測
定値をも提供する。
【0043】 他の実施例では、装置は読出し手段34に加えて、記録形式の情報担体上に光
学的に読出し可能な符号を設けるための書き込み手段をも有する。それにより、
装置は、読出し及び、書き込みの両機能を行うことができる。
【0044】 本発明は、上述の実施例を参照して明らかであるが、同じ目的を達成するのに
他の実施例も使用することができることは明らかである。さらに、本発明は、新
しい特徴及び/又は特徴の組合せである。
【0045】 関連文献リスト (D1)日本国特許出願番号JP09237473A (D2)米国特許番号US5,383,176
【図面の簡単な説明】
【図1】 情報担体の概略図を示す図である。
【図2】 データ領域とアドレス情報領域を含む図1の拡大図である。
【図3】 参考文献D1に記載されたヘッダ構造を示す概略図である。
【図4】 本発明のヘッダ構造の実施例を示す図である。
【図5】 本発明のヘッダ構造の他の実施例を示す図である。
【図6】 情報担体上の可能な同期フィールドの例を示す図である。
【図7】 同期フィールドとアドレス情報フィールドの読出しの例を示す図である。
【図8】 情報担体を読み出すのに使用される装置の概略図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 Groenewoudseweg 1, 5621 BA Eindhoven, Th e Netherlands Fターム(参考) 5D044 AB01 BC04 CC04 DE12 DE32 DE38 DE75 DE83 EF05 FG18 5D090 AA01 BB04 CC01 CC04 DD03 DD05 EE05 FF07 GG16 GG26 GG28

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラックは複数のセクタを有し、セクタはアドレス情報領域
    と関連するデータ領域を有し、データ領域はアドレス情報領域と連続しており、
    アドレス情報領域は少なくとも1つのアドレス情報フィールドと少なくとも1つ
    の同期フィールドを有し、隣接トラックのアドレス情報領域は互いに重なり合い
    、重なり合うアドレス情報領域内のアドレス情報フィールドは互いに関して重な
    り合いから無関係となるように配置されている実質的に平行トラックのパターン
    を有する情報担体であって、 重なり合うアドレス情報領域内の同期フィールドは、アドレス情報フィールド
    と重なることを特徴とする情報担体。
  2. 【請求項2】 アドレス情報領域は、少なくとも2つのアドレス情報フィー
    ルドと少なくとも2つの同期フィールドを有し、アドレス情報フィールドと同期
    フィールドは交互に配置されていることを特徴とする請求項1記載の情報担体。
  3. 【請求項3】 1つのトラックに隣接する2つのトラック内のアドレス情報
    領域は、同一に副分割されたアドレス情報フィールドと同期フィールドを有する
    ことを特徴とする請求項1或は2記載の情報担体。
  4. 【請求項4】 アドレス情報領域は、1つのトラックに隣接する2つのトラ
    ック内の同期フィールドが実質的に同一位置である副分割を有することを特徴と
    する請求項3記載の情報担体。
  5. 【請求項5】 読み出されるべきトラックに隣接するトラック内の同期フィ
    ールドは、互いに数ビットのオーダーでシフトしていることを特徴とする請求項
    1或は2記載の情報担体。
  6. 【請求項6】 読み出されるべきトラックに隣接する2つのトラック内の同
    期フィールドのシフトが非常に大きく、読み出されるべきトラックに隣接する1
    つのトラック内のピットは読み出されるべきトラックに隣接する他のトラック内
    のスペース部分に対応することを特徴とする請求項5記載の情報担体。
  7. 【請求項7】 同期フィールドの長さは、全てのトラックに関しては同一で
    ないことを特徴とする請求項1記載の情報担体。
  8. 【請求項8】 情報担体上に光スポットを発生することにより光学的に読出
    し可能な信号を検出する光学系と、光スポットの位置を制御するトラッキング手
    段と、アドレス情報を読み出す読出し手段とを有する請求項7記載の情報担体を
    読み出す装置であって、 同期フィールドの長さを検出する検出手段を有することを特徴とする装置。
  9. 【請求項9】 同期フィールドを読み出した結果の同期信号は、同期フィー
    ルドの長さを検出するのに使用されることを特徴とする請求項8記載の装置。
  10. 【請求項10】 同期フィールドを読み出した結果のロックイン信号は、同
    期フィールドの長さを検出するのに使用されることを特徴とする請求項8記載の
    装置。
  11. 【請求項11】 光学的に読出し可能な符号を、書き込み可能形式の情報担
    体上に設ける書き込み手段を有することを特徴とする請求項8記載の装置。
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