JP2002523012A - 増幅されたストローク力を発生可能な連続的に可変の流体静力学的伝動比率コントローラ - Google Patents

増幅されたストローク力を発生可能な連続的に可変の流体静力学的伝動比率コントローラ

Info

Publication number
JP2002523012A
JP2002523012A JP54715298A JP54715298A JP2002523012A JP 2002523012 A JP2002523012 A JP 2002523012A JP 54715298 A JP54715298 A JP 54715298A JP 54715298 A JP54715298 A JP 54715298A JP 2002523012 A JP2002523012 A JP 2002523012A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
swash plate
plate cam
transmission
piston
fluid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP54715298A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4391599B2 (ja
Inventor
ラーキン、ロバート・フランシス
Original Assignee
ジェネラル・ダイナミクス・ランド・システムズ・インク
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ジェネラル・ダイナミクス・ランド・システムズ・インク filed Critical ジェネラル・ダイナミクス・ランド・システムズ・インク
Publication of JP2002523012A publication Critical patent/JP2002523012A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4391599B2 publication Critical patent/JP4391599B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H39/00Rotary fluid gearing using pumps and motors of the volumetric type, i.e. passing a predetermined volume of fluid per revolution
    • F16H39/04Rotary fluid gearing using pumps and motors of the volumetric type, i.e. passing a predetermined volume of fluid per revolution with liquid motor and pump combined in one unit
    • F16H39/06Rotary fluid gearing using pumps and motors of the volumetric type, i.e. passing a predetermined volume of fluid per revolution with liquid motor and pump combined in one unit pump and motor being of the same type
    • F16H39/08Rotary fluid gearing using pumps and motors of the volumetric type, i.e. passing a predetermined volume of fluid per revolution with liquid motor and pump combined in one unit pump and motor being of the same type each with one main shaft and provided with pistons reciprocating in cylinders
    • F16H39/10Rotary fluid gearing using pumps and motors of the volumetric type, i.e. passing a predetermined volume of fluid per revolution with liquid motor and pump combined in one unit pump and motor being of the same type each with one main shaft and provided with pistons reciprocating in cylinders with cylinders arranged around, and parallel or approximately parallel to the main axis of the gearing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Fluid Gearings (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 入力軸(14)、出力軸(16)、入力軸(14)により駆動される流体ポンプユニット(18)、接地した流体原動機ユニット(20)、及び出力軸(16)に駆動可能かつ旋回可能に接続され、流体ポンプと流体原動機ユニット(18と20)間のポンプで輸送した流体交換に適応するよう位置する、くさび形斜板カム(22)を含む、連続的に可変の流体静力学的伝動の伝動比率を制御する。リンケージ機構により結合されて斜板カム(22)を対向する伝動比率変更方向に旋回させる、一対の、流体圧で作動する、差動的に寸法を決めた、ピストン(58及び68)を有する、比率コントローラロが提供される。小さいピストン(58)は出力軸(16)の内部で協働するが、環状形の大きいピストン(68)は出力軸(16)を同軸状に包囲する。リンケージ機構はピストン(58及び68)により作用した軸方向の力を、斜板カム(22)上に作用した、増幅された比率変更運動に変換する。比率コントローラーは大きいピストン(68)に作用する流体圧を変更して、伝動比率を設定すると共に斜板カムの旋回運動の比率変更方向をも決定するよう、選択的に位置する制御弁(78)をも含む。

Description

【発明の詳細な説明】関連特許の説明 本発明は米国特許第5,423,183号、第5,486,142号、第5,524,437号、第5 ,535,589号、及び第5,678,405号に開示された種類の連続的に可変の伝動に 特に応用可能な改良された比率コントローラに関する。技術分野 本発明は流体機械、特に原動機から動力を連続的に(無限に)可変の伝動比率 で負荷に伝動することができる流体静力学的伝動に関する。背景技術 引用した特許では、くさび形斜板カムの対向する側に対向して軸方向に整合す る関係で位置する、流体ポンプユニット及び流体原動機ユニットを含むものとし て開示されている。この流体ポンプユニットは流体原動機により駆動される入力 軸に接続されている一方、固定的な伝動ハウジングに接地されている。入力軸と 同軸でかつ負荷に駆動的に結合している出力軸がトルク結合関係で斜板カムに接 続されている。流体ポンプユニットが流体原動機により駆動されるとき流体はポ ンプと原動機の間で斜板カム中の孔を通って前後にポンプ輸送される。結果とし て、全て同じ方向に作用していいる三つのトルク成分が斜板カム上に作用して出 力トルクを出力軸に生じさせ負荷を駆動する。これら三つのトルク成分の二つは 原動機ユニットにより斜板カム上に作用する機械的成分である。第三の成分は、 斜板カムのくさび形に起因するいろいろな表面領域である、斜板カムの孔の周囲 方向の対向する端部表面、に作用する流体圧によりつくられる異なる力の結果と して得られれる純粋な流体静力学的成分である。 出力軸へのくさび形斜板カムのトルク結合接続により、出力軸の軸に関して斜 板カムの角度的方向が変更可能となる。斜板カム入力面、これは原動機ユニット に並置されている、が出力軸の軸に垂直であるとき伝動比率、例えば速度比は 0:1(ニュートラル)に設定される。一方、原動機ユニットに並置され入力軸 から角度的に変位している、斜板カムの出力面が出力軸の軸に垂直になるとき、 伝動は1:1に設定される。斜板カムは1:0と1:1の比率位置間のいかなる 角度方向に対しても旋回する(ストロークする)ことができるので、伝動の速度 比率は連続的に(無限に)可変である。 引用した特許に開示した流体静力学的伝動では、伝動比率を変更するためくさ び形斜板カムをストロークさせるコントローラーのいろいろな実施例が開示され ている。これら比率コントローラーの実施例は、単一の二重作動ピストン、又は 斜板カムの孔からの加圧流体により対向する軸方向に駆動され、ストロークの力 (モーメント)を斜板カム上に作用させて斜板カムの角度的方向を変化させ、か くして伝動比率を増加(アップストローク)又は減少(ダウンストローク)させ る、一対の対向するピストンのいずれかを利用している。これら作動しているピ ストンが作用するストロークの力は単に流体圧と、これに曝されているピストン 面の面積との積に過ぎない。不幸にも伝動比率を設定するためピストンにより発 生した力及び伝動比率を変更するに必要なストロークの力は斜板カムの角度的方 向にしたがって変化する。例えば、およそ0.5:1の比率のピストンでは、出 力軸の軸に関して斜板カムの入力面及び出力面の角度が等しいとき、斜板カムの 面に作用する流体ポンプの流体の対向する力は本質的に等しい。かくして、作動 ピストンにより斜板カムに作用して斜板カムの0.5:1の比率を設定するに必 要な力は最小である。しかし作動ピストンにより生じ、斜板カムを0.5:1の 比率位置からアップストローク又はダウンストロークする力は斜板カムの孔から 利用可能な流体圧の増加に対して逆比例的に増加しなければならない。この結果 作動ピストンは伝動比率を変化させ設定するに必要な力を生じさせるため、0: 1の比率位置を超える逆の範囲及び1:1の比率位置を超える制限されたオーバ ードライブ範囲を含む、利用可能な範囲の比率に亘り十分に大きい面の表面積を 有する必要がある。大きい作動ピストンは伝動に大きさと重量を加える。 引用特許に開示された比率コントローラーの他の特徴は、斜板カムが出力軸に 固定した横断ピボットピン上に取付けられて出力軸の軸と直角に交差する斜板カ ムピボットの軸をつくることである。軸方向のストロークの力はついで出力軸の 軸から半径方向に変位する位置にて斜板カムに作用し伝動比率を変化させ設定す るに必要なモーメントを発生する。不幸にもこれらモーメントは出力軸に曲げる 力を作用させ、ベアリング及び支持構造に高い負荷をかけ、出力軸の屈折の原因 となる。したがって出力軸及びその支持成分はかかるモーメントに対抗する大き さでなければならない。これは伝動に対してコストに加えてさらに大きさと重量 が加わる。発明の開示 本発明の目的は改良された連続的に可変の流体静力学的伝動を提供することで ある。 本発明の他の目的は連続的な可変の流体静力学的伝動の伝動比率を制御するた めの設備の改良を提供することである。 本発明のさらに他の目的は引用した米国特許に開示された種類の連続的な可変 の流体力学的伝動の改良した比率コントローラーを提供することである。 本発明の別の目的は伝動の大きさ、重量、及びコストの削減に寄与するパッケ ージ利点を提供する、連続的に可変の流体静力学的伝動のための改良した比率コ ントローラーを提供することである。 これら目的を達成するため本発明の連続的に可変の流体静力学的伝動は、ハウ ジング、このハウジングに軸受けされた入力軸、このハウジングに軸受けされ軸 を有する出力軸、入力軸で駆動される流体ポンプユニット、ハウジングに固定さ れた流体原動機ユニット、流体ポンプと流体原動機間に位置し、流体ポンプと流 体原動機間でポンプ輸送された流体の流れを受け入れる穴を含む、くさび形斜板 カム、及び斜板カムをトルク結合関係にて出力軸に旋回可能に接続するコネクタ 、を含む。 この伝動はさらに受け取った加圧流体に結合された第1チャンバーを含む比率 コントローラー、第1チャンバー中の加圧流体に曝される第1面表面積を有する 第1ピストン、受け取った加圧流体に結合された第2チャンバー、第2チャンバ ー中の加圧流体に曝される第2面表面積を有する第2ピストンを含み、第2面表 面積は第1面表面積より大きく、さらに、斜板カムに接続され、第1チャンバー 中の加圧流体により第1方向に駆動され、斜板カムを第1伝動比率変更方向に旋 回させる第1モーメントをつくる第1ピストンにより動作すると共に、第2チャ ンバー中の加圧流体により第1方向に対向する第2方向に駆動され、斜板カムを 第2伝動比率変更方向に旋回させる第2モーメントをつくる第2ピストンにより 動作する、リンケージ機構をさらに含む。 本発明の特徴にしたがうリンケージ機構は、それぞれ第1及び第2方向に駆動 されたとき、第1及び第2ピストンによりリンケージ機構に作用した軸方向の力 を、第1及び第2伝動比率変更方向に斜板カムを旋回させるための増幅された第 1及び第2モーメントにそれぞれ変換するための有効な構造を有する。 本発明のさらなる特徴と利点は以下に説明され明らかになり、さらに本発明の 実施により教示されるであろう。本発明の目的と利点は添付する図面と共に以下 の説明で特に指摘した装置及び請求の範囲の記載により認識され得るであろう。 上記の一般的説明と以下の詳細な説明は共に例示的かつ説明的であり請求の範 囲の発明のさらなる説明を提供するよう意図している。 添付した図面は本発明の理解を助け、本発明の実施例を説明する明細書中で協 力すると共に本発明の原理の説明に役立つよう意図している。 図面の簡単な説明 図1は本発明の実施例による改良された比率コントローラーに協働する連続的 に可変の流体力学的伝動の部分縦断面図である。 図2は図1の改良された比率コントローラーに使用される制御弁の拡大部分断 面図である。 上記図面中、対応する同様な部分には同様な参照番号が附されている。 本発明を実施する最良の方法 図1にみられるように、参照番号10で示される連続的に可変の流体力学的伝動 は基本構成成分として、参照番号12で部分的に示されるハウジングを含み、これ に入力軸14及び出力軸16が同軸の概ね端部対端部関係にて軸受けされてい る。ハウジングの外部の入力軸の端部は原動機(図示せず)への接続を駆動する ようになっているが、ハウジングの外部の出力軸の端部は負荷(図示せず)への 接続を駆動するようになっている。入力軸14は参照番号18で示される流体ポンプ ユニットを駆動する。参照番号20で示される流体原動機ユニットは流体ポンプユ ニット18に対して軸方向に対向する関係にてハウジング12に接地されている。く さび形斜板カム22は流体ポンプユニットと流体原動機ユニット間の位置で出力軸 に駆動可能に接続されており、流体ポンプユニットと流体原動機ユニット間の流 体のポンプ輸送による交換を可能にする孔が設けられている。本発明にしたがっ て構成された比率コントローラー24は、出力軸の軸25に関して斜板カムの角度方 向を旋回的に調節するため斜板カムに連結され、これにより入力軸速度に対する 出力軸速度の伝動比率を設定する。 詳細な図1をみると入力軸14の内部の円筒端部は、軸方向に突出して角度的に 間隔をとった複数のポスト28にしてその各々が環状ポンプのシリンダーブロック 34の別体シリンダー32中でそれぞれ往復しているポンプピストン30を自在取り付 けする上記複数のポスト28を取り付ける、半径方向に延びるキャリアー26に結合 されている。ピストンキャリアー26の円筒状延出部は、ポンプユニット18が入力 軸14により駆動され回転すると前進運動をするための、ポンプのシリンダーブロ ック34を取り付けるよう機能する環状の丸いベアリング36を取り付ける。 流体原動機ユニット20は本質的に流体ポンプユニット18と同等である。しかし 環状の流体原動機ピストンキャリアー38、これは回転するポンプピストンキャリ アー26と同等であるが、環状に整列したポスト40によりハウジング12に接地され ている。このポスト40はその自由端で流体原動機ピストン42を自在取り付けする よう機能している。これら流体原動機ピストンは流体原動機シリンダーブロック 44中に設けられたそれぞれのシリンダー43中で往復する。このブロック44は環状 の丸いベアリング46を介して流体原動機ピストンキャリアー上に自在取り付けさ れる。流体原動機ユニット20はハウジング12に接地されているので、流体原動機 ピストン42及び流体原動機シリンダーブロック44は回転しない。しかしポスト40 への流体原動機ピストンの球形の取り付け及びキャリアー38へ の流体原動機シリンダーブロックの球形の取り付けは、流体原動機シリンダーブ ロックの首振り(nutating)前進運動をポンプシリンダーブロックと同じ方法で 受け入れる。 液圧ポンプユニット18及び流体原動機ユニット20の詳細な説明のために前述の 特許を引用する。これら特許で述べたようにポンプ及び流体原動機シリンダーブ ロックの対向面は斜板カム22の入力22a面及び出力22b面との間で滑り界面接触 するよう圧入される。斜板22の入力面と出力面は角度的に鋭角に指向してくさび 形の斜板カム形を提供する。斜板カムの入力面と出力面間に延びる孔23は流体ポ ンプと流体原動機シリンダーの開口25と連通して、流体が流体ポンプユニットと 流体原動機ユニット間で前後にポンプ輸送され斜板カム中に流体静力学的出力ト ルクが生じる。 図1をなお参照すると、ポンプ18、流体原動機20流体ユニット、及び斜板カム 22にある中央開口を通って延びる出力軸の部分は狭い円筒状区分16Aとして形成 される。ローラーベアリング50は入力軸14内に同軸関係で回転するためこの出力 軸区分16Aを軸受けするよう機能する。出力軸区分16Aの開いた内部はその内部 端末でプラグ52により閉鎖され、参照番号53で示すようにその外端部において固 体出力軸16の内端部との駆動接続のためにスプラインが設けられている。ピボッ トピン54が出力軸区分16Aを横断して延び、出力軸の軸25と直角に交差するピボ ット軸の周りの比率変更旋回運動のために斜板カム22を取付けるよう機能する。 その内部端末に隣接する出力軸区分16Aの軸方向孔はシリンダー56を提供して作 動ピストン58をピボットピン54の左側へすべり受承させる。作動ピストン58の左 端面59、シリンダー56、及びプラグ52は、参照番号63にて図解的に示される液圧 流体回路を介して斜板カムの高圧側だけに接続されるチャンバー60を画成する。 かかる流体回路がいかに形成されて斜板カム22の高圧側からの加圧流体を出すこ とができるかの例が米国特許第5,423,183号及び第5,535,589号に開示されて いる。第5,535,589号特許の流体回路150は斜板カムの低圧側だけに接続するよ う構成されているが、斜板カムの高圧側だけに接続するためには、本発明にした がえば単に第5,535,589号特許のチェックバルブ154の流れ方向を逆にすること でよい。この明細書では流体回路 63は63aで示されるように、かかるチェックバルブを含む。 参照番号62で示すように、作動ピストン58を通過してチャンバー60から流体が 漏洩することを防止するためピストンリングが設けられる。 ピボットピン54の出力(右)側に、L形断面のスリーブ64が固定的な流体原動 機ピストンキャリアー38の中央開口内に嵌まり、環状シリンダー66を形成して環 状作動ピストン68を滑り受承する。かくして環状チャンバー70がピストン68の右 端面67と、シリンダー66の右端部を閉鎖するスリーブ64との間に画成される。本 発明の特徴にしたがうと、作動ピストン68の右端面の面積は作動ピストン58の左 端面の面積より大きい。 作動ピストン68の左端部には切り込みが設けられスラストベアリング72の外環 を受け入れるようになっている。作動ピストン68の右端部は出力軸区分16Aに摺 動可能に取り付けられたカラー74に設けた補足切り込みに受承される。環状チャ ンバー70は、参照番号76で示され図2に詳細に開示される流体回路によって、参 照番号78にて示される制御弁に流体結合される。 さらに図1に示すように、三角形のクランクアーム80が頂部に設けられ、ピボ ットピン54が穴80に嵌合し、これによりクランクアームが、出力軸の軸25と概ね 整合する出力軸区分16A内の中央置にて旋回可能に取り付けられる。このクラン クアームは出力軸区分16Aの中の軸方向に延びたスロット79を通ることに依存し 、ピン80bを第2頂部にてピボットピン54の左側に取り付け、ピン80cを第3頂 部にてピボットピン右側に取り付ける。クランクアーム80に対し正反対に対向す る関係にて位置する、軸方向に延びる駆動アーム82がピン80aをその左側で、ピ ン80bをその右側で支持する。駆動アーム82の上縁部に切り込み82cが形成され 、斜板カム22上に生じた半径方向かつ内方に延びるトルク83を受承し、駆動アー ムを斜板カムに接続する。駆動アーム82は出力軸区分16A中の軸方向に延びるス ロット81を介して受承され、駆動アームを支持するクランクアーム80の丸い頂部 と一致するよう曲がっている下縁部を有する。一対のリンク84がピン85により旋 回可能に相互結合されナックル86を設けている。リンクの自由端は開口を有し、 駆動アーム82b及びクランクアームピン80cをそれぞれ受承する。リンク88の鋭 角形はこれらを近接した関係にて出力軸 区分16Aの周囲に沿って延出させる。図1に見られるように、リンク84のナック ル86は作動ピストン58の右面61に係合するよう位置し、リンク88のナックル90は 、スラストワッシャー72により作動ピストン68に接続されている、カラー74の左 縁部に係合するよう位置する。 以下の説明から判るように旋回可能に相互結合されたクランクアーム80、駆動 アーム82、及びリンク対84及び88の構造は、作動ピストン68及び58によりつくら れた軸方向の力を、斜板カムの配向に無関係に無限に可変の伝動比率角度位置に 斜板カム22をストロークするに十分な力の斜板カム22に作用した増幅されたモー メントに変換する能力を有する機構を提供する。 図2に再びかえると、制御弁78は伝動ハウジング12に取り付けた弁体92を含み 、バルブスリーブ96を滑り受承する穴94を有する。上部環状キャビティ98及び下 部環状キャビティ100は穴94の表面に機械で加工される。流体回路102の外部端末 はキャビティ98と流体連通して、このキャビティに斜板カム22の高圧側から出た 流体を供給する。米国特許第5,486,142号にはかかる流体回路がどのように設 けられたかの例が開示されている。キャビティ100は弁体92及び流体原動機ピス トンキャリアー38中に形成した通路により設けられた流体回路76によって作動チ ャンバー70に結合される。弁スリーブ96の壁を穿孔してつくられた孔104は環状 キャビティ100と弁スリーブ内部97間の流体連通を提供する。弁スリーブ96の壁 を穿孔してつくられた孔106は弁スリーブ内部と弁体の穴94中の環状キャビティ1 00間の流体連通を提供する。 クランク110がその上端部にて弁体92にピン111により旋回可能に取り付けられ ている。リンク112がクランク110の下端部でピン113により旋回可能に接続され ている。このリンクの自由端はペグ116の上端部を旋回可能に取り付けるための ピン114を支持している。このペグの下端部は作動ピストン68に穿孔してつくっ た穴117中に把持されている。クランク110は又、スリーブ96の下端部で支持され た横断ピン119を受承するためのスロット118を提供する二叉に分岐する突起を含 む。この説明から判るように、作動ピストン68は弁スリーブ96に連結されており 、この作動ピストンの運動及び位置は弁スリーブを弁の穴94中に移動し位置決め させるに有効である。弁78の構成的説明の結論として、弁 スリーブ76内に摺動可能に取り付けているのはその下端部において円筒状ランド 122を、その上端部において円筒状ランド124を、有する弁スプール120である。 ランド122は弁スリーブ96中の孔106を開閉するよう作動する。ランド124は単に ベアリング面として、弁スリーブ96内に同軸状にある弁スプール120の円滑な滑 り運動を確保するよう機能する。弁スリーブ96内の弁スプール120の同軸状の位 置を変化させるために、弁スプールの上端部はリードスクリュー126に接続され ている。このスクリューは弁体92の上端部で取り付けられているステッパーモー ター128によって駆動される。 制御弁78の説明から、弁スプール120が弁スリーブ96を介して下方に進むとき 、ランド122が孔106を開いて孔104と流体連通させ、環状キャビティ98中にある 高圧流体がキャビティ100中に流れ、流体回路76を通って作動チャンバー70に圧 力をかけ得ることが判る。一方、弁スプール120がステッパーモーター128により 上方に引張られるとき、ランド122は孔106を開けて作動チャンバー70をランド12 2の下方の弁スリーブ96の下端部に存在する大気圧に通気させる。 上記したように、図1の作動チャンバー60は流体回路62を介して斜板カム22の 高圧側にある流体圧まで連続的に圧力がかけられる。かくして作動チャンバー70 が弁78により大気圧に通気されるとき、チャンバー60内の高流体圧が十分な力を 作動ピストン58の面59に作用してこのピストンを右方に駆動する。作動ピストン 58の面61はナックル86を駆動するようこれに係合してリンク84を直線状にする。 かくして概ね上向きの力がピン82aに作用し、概ね下向きの力がピン82bに作用 する。クランクアーム80がピボットピン54上で反時計方向に自由に旋回し、一方 駆動アーム82が時計方向に揺動し、この結果斜板カム22が時計方向に旋回して伝 動比率を大きくする。同時に、クランクアーム80が反時計方向に旋回すると概ね 上向きの力がピボットピン84の上に作用し、駆動アーム82が時計方向に揺動する と概ね下向きの力がピン82cの上に作用する。かくしてリンク88は折りたたまれ 、ナックル90への右向きの力をつくり、これは順次、カラー74とスラストベアリ ング72を介して作動ピストン68を右方向へ駆動する。チャンバー70は大氣圧に通 気しているので、作動ピストン68は斜板22を 時計方向にストロークする際、作動ピストン58の軸方向駆動力に僅かな抵抗を与 えて伝動比率を大きくする。 伝動比率を低くするには弁スプール120をステッパーモーター128により下方に 動かして孔106を開け、作動チャンバー70を流体回路102、キャビティ98、及び孔 104を介して斜板カムの高圧側に存在する流体圧まで圧力がかけられる。作動チ ャンバー60及び70は同じ高流体圧まで高められるが、作動ピストン68に作用する 左向きの力は作動ピストン58に作用する右向きの力より大きい。その理由は作動 ピストン68の面67は作動ピストン58の面59の面積より大きい面積を有するからで ある。かくして作動ピストン68によりリンク88のナックル86に作用する軸方向の 力は、作動ピストン58によりリンク84のナックル86に作用した右向きの力より大 きい。ナックル90が左方に駆動されるとリンク88が直線状になり概ね上向きの力 をピン82bに、下向きの力をピン84に作用させる。クランクアーム80が時計方向 に回転して概ね上向きの力をピン80bに作用させる一方、ピン82bに作用する概 ね上向きの力が駆動アーム82を反時計方向に揺動させてピン82aに下向きの力を 作用させる。リンク84は折りたたまれてナックル86を左方向の駆動し、これは順 次、斜板カム22が反時計方向に押されて伝動比率が小さくなるとピストン58を左 方に駆動する。 リンク84及び88の互いに旋回可能な相互結合及びアーム82及びクランクアーム 80を駆動する構造的関係により、ナックル86及び90上の作動ピストン58及び68に より生じた軸方向の力は、出力軸の軸25に対するリンクの角度の接線に等しい、 駆動アーム及びクランクにかかる垂直方向の力をつくる。したがって例えば、若 し軸25に対するリンク88の角度が図1に概ね示されるように75度に等しい場合、 リンク88が直線状になるとピン82b及び80cに作用する垂直方向の力は作動ピス トン68によりナックル90に作用する左向き軸方向の力の75度倍の接線に等しくな る。かくして作動ピストン68により作用する軸方向の力はピン80c及び82bに対 する、因数3.732により増幅された垂直方向の力に変換される。この力の増幅は 出力軸の軸25に対するリンク88の角度が90度に到達すると増加する。同時にクラ ンクアーム80及び駆動アーム82によりピン80b及び82aに変換された対向する概 ね垂直の力によりリンク84は折りたたみら れる。ナックル86における軸方向の力(これは軸25に対するこれらリンクの角度 が45度を超える限り拡大される)は作動ピストン86を左方へ駆動する。本発明の この力増幅の特徴及び作動ピストン68の大きな面面積により、このピストンによ り生じた軸方向に押す力を、作動ピストン58を圧倒するばかりでなく、斜板カム 22に対する大きな下方にストロークするモーメントを発生させて斜板カムの角向 に関係なしに伝動比率を減少させる十分強力なものにすることができる。一定の 作動条件下ではリンク84を折りたたむ傾向の、クランクアーム80により作用する 力は、ピン82aに対する概ね下向きの力を生じさせる。これは駆動アーム80によ る斜板カム22に作用する下向きにストロークする力を補充する。 本発明の追加的特徴として、作動ピストン58及び68により発生する軸方向にス トロークルする力は、対向する方向への、概ね垂直方向の力に変換される。この 力の大きさは増幅されるが、ナックル85及び89において互いに相殺される。かく して斜板カム22に作用する押す力は出力軸に作用する曲げモーメントにはならな い。 再び図2を参照すると、ステッパーモーター128を介して車両運転者制御によ り設定したスリーブ96内の弁スプール120の軸方向位置は、斜板カム22の所望の 角度配向(伝動比率)を確立する。制御弁78の部材が図2に示す位置にあるとき 、いかなる特定の伝動比率でも設定することができる。ランド122が孔106を閉塞 し、かくして作動チャンバー70に出入りする流体の流れは阻止される。作動チャ ンバー70中の流体圧は作動ピストン68に力を作用させるに十分な水準にあると考 えられる。これは作動チャンバー60内の流体圧によって作動ピストン58に作用す る力を正確に均衡させる。これら均衡した対向する方向の力は斜板カム22の所望 の比率設定角度配向を維持するに有効な、斜板22に対する均衡のとれた対向する モーメントをつくる。ピストン面70の表面積はピストン面59の表面積より大きい から、比率設定を支持するに必要な作動チャンバー70内の流体圧は作動チャンバ ー60内の流体圧より低い。 ステッパーモーター128が車両運転者の命令に応答して弁スプール120を下方に 駆動するよう作動して伝動比率を減少(車両速度を減少)させるとランド122に より孔106が開いて、作動チャンバー70内の流体圧は斜板カム22高圧側の水 準、すなわち作動チャンバー60内の流体圧に等しい圧力、にまで増加する。作動 ピストン68の大きい面面積のため、このピストンは左方に駆動されて斜板カム22 を下方に押すリンク112及びクランク110により設けられた帰還経路により作動ピ ストン68の左向き運動は弁スリーブ96の下向き運動に変換される。斜板カムが弁 スプール120の低下した位置により命令された比率設定位置にまで下方に押され ると、弁スリーブ96が下方に引張られて孔106はランド122により完全に閉鎖され る。作動チャンバー70はついで孔104及び斜板カム22の高圧側から分離され、チ ャンバー70内に、作動ピストン68に左向きの軸方向の力を作用させて、作動チャ ンバー60内の流体圧により作動ピストン58に作用するに十分な水準の流体圧を残 す。運転者により命令された斜板カムの下方に押された比率設定は維持される。 逆に、運転者が速度増加を命令すると、ステッパーモーター128は弁スプール1 20を上方に高い位置まで引きあげる。ランド122は再び孔106の閉塞を解き、しか しここでは作動チャンバー70は弁スリーブ96の開いている下端部を介して大気圧 に通気している。作動ピストン58はついで作動チャンバー60中の高流体圧により 加圧されて斜板カム22を上方に押し作動ピストン68を右方へ駆動する。弁スリー ブ96は、かくしてランド122が再び孔106を完全に開塞して作動チャンバー70を分 離するまで、リンク112及びクランク110の帰還運動を介して上方に駆動される。 作動ピストン58及び68の軸方向の力は再び平衡して運転者により命令された斜板 カムの新高比率位置を維持する。 上述から、弁スプール120が運転者の比率設定命令に応じて位置し、弁スリー ブ96の運動が作動ピストン68、リンク112、及びクランク110により提供された帰 還運動を介する斜板カム22の運動を追跡して、運転者の比率設定命令が充足され たときを指示すること、が判る。単一のチャンバー、作動チャンバー70、の中だ けの流体圧は斜板カムの比率設定を維持すると共に、斜板カム22を上方及び下方 に押すために制御されることも注目される。作動チャンバー60は斜板カム22の高 圧側に連続的に流体結合され、作動ピストン58と共に出力軸区分16Aに含まれる ので、流体回路62により課された高PV(圧力/速度)流体密封要件が緩和され る。作動チャンバー70は成分が固定的である伝動の液圧原動機 ユニット側に位置するので、普通譲渡された同時係属中の1996年2月28日出願の 連続番号第089/608,389号の中で検討された方法における、流体回路76及び102 のための流体密封には左程関心は無い。 ステッパーモーター128による弁スプール位置決めは運転者の入力、及び流体 圧、入力軸速度、そして出力軸速度のような、伝動10のいろいろな動作パラメー ターに応答するデジタルプロセシング回路によって制御することができることは 評価されるであろう。ステッパーモーター128の回転又は部分回転(ステップ) は弁スプール96の限定された運動となり、これは順次、斜板カムのストロークの 限定された増加をつくる。かくして極めて正確な斜板カム比率設定が達成される 。ステッパーモーターが段階的に動作しないときは、斜板カム22の比率設定角度 位置がそうであるように、弁スプール120は静止している。 本発明の連続的に可変の流体静力学的伝動及び説明した構造に各種の修正と改 変とが本発明の範囲と精神から逸脱することなしになされることは当業者には明 らかであろう。当業者には本発明の他の実施例も明細書の記載とここに開示され た本発明の具体例から明らかになるであろう。例えば作動ピストン58及び68の両 者共出力軸区分16Aの内部に設けられ、又は出力軸区分を同軸的に包囲する環状 成分として設けることができる。したがって明細書と図面は例示的のみに考慮さ れることを意図しており、本発明の真の範囲と精神は以下の請求の範囲に示され ている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,V N,YU,ZW 【要約の続き】 をも含む。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 連続的に可変の流体静力学的伝動にして、 ハウジングと、 前記ハウジングに軸受けされた入力軸と、 前記ハウジングに軸受けされ、軸を有する出力軸と、 前記入力軸で駆動される流体ポンプユニットと、 前記ハウジングに固定された流体原動機ユニットと、 前記流体ポンプと前記流体原動機ユニト間に位置し、前記流体ポンプと前記 流体原動機間でポンプ輸送された流体の流れを受け入れる孔を含むくさび形斜板 カムと、 前記斜板カムをトルク結合関係にて前記出力軸に旋回可能に接続するコネク タと、及び 比率コントローラーにして、 受け入れた加圧流体に接続された第1チャンバーと、 前記第1チャンバー中の加圧流体に曝される第1面面積を有する第1ピスト ンと、 受け入れた加圧流体に接続された第2チャンバーと 前記第2チャンバー中の加圧流体に曝される第2面面積を有する第2ピスト ンにして、前記第2面面積は前記第1面面積より大きい前記第2ピストンと、を 含む前記比率コントローラーと、及び 前記斜板カムに接続されたリンケージ機構にして、前記第1チャンバー中の 前記加圧流体により第1方向に駆動され、前記斜板カムを第1伝動比率変更方向 に旋回させる第1モーメントをつくる前記第1ピストンにより動作すると共に、 前記第2チャンバー中の前記加圧流体により前記第1方向に対向する第2方向に 駆動され、前記斜板カムを第2伝動比率変更方向に旋回させる第2モーメントを つくる前記第2ピストンにより動作する、前記リンケージ機構と、の組合わせを 含むことを特徴とする、前記連続的に可変の流体静力学的伝動。 2. 前記第1及び第2ピストンの少なくとも一つは前記出力軸の内部に設けら れた、請求項1の伝動。 3. 前記第1及び第2ピストンの少なくとも一つは前記出力軸を同軸的に包囲 する環状部材として設けられた、請求項1の伝動。 4. 前記第1チャンバー及び前記第1ピストンは前記出力軸の内部に設けられ 、前記第2チャンバー及び前記第2ピストンは前記出力軸を同軸的に包囲する環 状部材として設けられた、請求項1の伝動。 5. 前記第1チャンバーは前記斜板カムの高流体圧側に独占的に流体結合され 、前記比率コントローラーは前記第2チャンバー中の流体圧を選択的に制御する よう作動する制御弁をさらに含む、請求項1の伝動。 6. 前記制御弁は選択的に位置して 1) 前記第2チャンバーを閉じて前記第 1及び第2ピストンのそれぞれ第1及び第2方向への被駆動運動を禁止し、これ により前記斜板カムの伝動比率設定角度位置を維持し、2) 前記第2チャンバ ーを通気し、これにより前記第1方向への前記第1ピストンの被駆動運動を可能 にして前記斜板カムを前記第1伝動比率変更方向へ旋回させ、3) 前記第2チ ャンバーを前記斜板カムの高流体圧側に結合し、これにより前記第2ピストンの 前記第2方向への被駆動運動をつくり前記斜板カムを前記第2伝動比率変更方向 へ旋回させる、請求項5の伝動。 7. 前記制御弁は、 長手孔及び前記長手孔の表面に軸方向に置き代わった位置にて第1及び第2 の軸方向に延びたキャビティ、前記第1キャビティを前記斜板カムの高流体圧側 に結合する第1通路、及び前記第2キャビティを前記第2チャンバーに結合する 第2通路を有する弁体と、 前記長手孔中に配設され、前記第1キャビティに開放されている第1半径孔 及び前記第2キャビティに開放されている第2半径孔を有する長手弁スリーブと 、及び 前記長手弁スリーブ中に摺動可能に受承され、前記第2半径孔を開閉するた めのランドを有する弁スプールと、を含む、請求項6の伝動。 8. 前記比率コントローラーは運転者が選択した伝動比率設定にしたがって前 記弁スリーブ内の前記弁スプールの軸方向位置を調節するよう接続されたアクチ ュエーターをさらに含む、請求項7の伝動。 9. 前記比率コントローラーは前記第2ピストンと前記弁スリーブを相互接続 して、前記斜板カムの角度的伝動比率設定位置にしたがって前記弁体内の前記弁 スリーブの軸方向の位置決めをするフィードバックリンケージをさらに含む、請 求項8の伝動。 10. 前記弁スリーブは、前記アクチュエーターにより軸方向に位置決めされて 前記斜板カムの前記第1伝動比率変更方向への旋回運動をつくるとき、前記第2 孔が前記弁スプールにより流体連通下に置かれる通気開口を含む、請求項9の伝 動。 11. 前記リンケージ機構は前記第1及び第2ピストンにより前記リンケージ機 構に作用した軸方向の力を、それぞれ第1及び第2方向に駆動されるとき、増幅 された第1及び第2モーメントに変換して前記斜板カムをそれぞれ前記第1及び 第2伝動比率変更方向に旋回させるに有効な構造を有する、請求項1の伝動。 12. 前記コネクタは、前記出力軸に固定され、前記出力軸の軸に交差するピボ ット軸を有する横断ピボットピンを含み、前記リンケージ機構は、 前記ピボット軸から半径方向に置き代わった位置における前記斜板カムへの 接続部、及び前記ピボット軸からそれぞれの対向軸方向に置き代わった第1及び 第2接続点を有する、軸方向に延びた駆動アームと、 前記ピボットピンにより実質的に正反対に対向する関係に前記駆動アームに 取付けられ、前記ピボット軸からそれぞれの対向軸方向に置き代わった第1及び 第2接続点を有する、クランクアームと、 対応する一端にて旋回可能に相互接続されて第1ナックルをつくり、前記駆 動アーム及び前記クランクアームの前記第2接続点にそれぞれ旋回可能に接続さ れた自由端を有する、一対の第1長手リンクと、及び 対応する一端にて旋回可能に相互接続されて第2ナックルをつくり、前記駆 動アーム及び前記クランクアームの前記第2接続点にそれぞれ旋回可能に接続さ れた自由端を有する、一対の前記第2長手リンクと、を含み、 これにより、前記第1ピストンにより前記第1ナックルに作用した軸方向の 力が、前記第1軸方向に駆動されるとき、前記第1リンクを直線状にし、前記第 2リンクを折りたたんで前記第2ピストンを前記第1軸方向に駆動し、前記増幅 された第1モーメントを前記斜板カムに作用させ、前記第2ピストンにより前記 第2ナックルに作用した軸方向の力が、前記第2軸方向に駆動されるとき、前記 第2リンクを直線状にし、前記第1リンクを折りたたんで前記第1ピストンを前 記第2軸方向に駆動し、前記増幅された第2モーメントを前記斜板カムに作用さ せる、請求項11の伝動。 13. 前記第1チャンバー及び前記第1ピストンは前記出力軸の内部に設けられ 、前記第2チャンバー及び前記第2ピストンは前記出力軸を同軸状に包囲する環 状部材として設けられる、請求項12の伝動。 14. 前記第1チャンバーは前記斜板カムの高流体圧側に独占的に流体結合され 、前記比率コントローラーは前記第2チャンバー中の流体圧を選択的に制御する よう作動する制御弁をさらに含む、請求項13の伝動。 15. 記制御弁は選択的に位置して 1) 前記第2チャンバーを閉じて前記第1 及び第2ピストンのそれぞれ第1及び第2方向への被駆動運動を禁止し、これに より前記斜板カムの伝動比率設定角度位置を維持し、2) 前記第2チャンバー を通気し、これにより前記第1方向への前記第1ピストンの被駆動運動を可能に して前記斜板カムを前記第1伝動比率変更方向へ旋回させ、3) 前記第2チャ ンバーを前記斜板カムの高流体圧側に結合し、これにより前記第2ピストンの前 記第2方向への被駆動運動をつくり前記斜板カムを前記第2伝動比率変更方向へ 旋回させる、請求項14の伝動。 16. 前記制御弁は、 長手孔及び前記長手孔の表面に軸方向に置き代わった位置にて第1及び第2 の軸方向に延びたキャビティ、前記第1キャビティを前記斜板カムの高流体圧側 に結合する第1通路、及び前記第2キャビティを前記第2チャンバーに結合する 第2通路を有する弁体と、 前記孔中に配設され、前記第1キャビティに開放されている第1半径孔及び 前記第2キャビティに開放されている第2半径孔を有する長手スリーブと、 及び 前記弁スリーブ中に摺動可能に受承され、前記第2半径孔を開閉するための ランドを有する弁スプールと、を含む、請求項15の伝動。 17. 前記比率コントローラーは運転者が選択した伝動比率設定にしたがって前 記弁スリーブ内の前記弁スプールの軸方向位置を調節するよう接続されたアクチ ュエーターをさらに含む、請求項16の伝動。 18. 前記比率コントローラーは前記第2ピストンと前記弁スリーブを相互接続 して、前記斜板カムの角度的伝動比率設定位置にしたがって前記弁体内の前記弁 スリーブの軸方向の位置決めをするフィードバックリンケージをさらに含む、請 求項17の伝動。 19. 前記弁スリーブは、前記アクチュエーターにより軸方向に位置決めされて 前記斜板カムの前記第1伝動比率変更方向への旋回運動をつくるとき、前記第2 孔が前記弁スプールにより流体連通下に置かれる通気開口を含む、請求項18の 伝動。
JP54715298A 1997-04-25 1998-04-24 増幅されたストローク力を発生可能な連続的に可変の流体静力学的伝動比率コントローラ Expired - Fee Related JP4391599B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US4432397P 1997-04-25 1997-04-25
US60/044,323 1997-04-25
PCT/US1998/008253 WO1998049467A1 (en) 1997-04-25 1998-04-24 Continuously variable hydrostatic transmission ratio controller capable of generating amplified stroking forces

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002523012A true JP2002523012A (ja) 2002-07-23
JP4391599B2 JP4391599B2 (ja) 2009-12-24

Family

ID=21931737

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP54715298A Expired - Fee Related JP4391599B2 (ja) 1997-04-25 1998-04-24 増幅されたストローク力を発生可能な連続的に可変の流体静力学的伝動比率コントローラ

Country Status (10)

Country Link
US (1) US6109034A (ja)
EP (1) EP0975902B1 (ja)
JP (1) JP4391599B2 (ja)
KR (1) KR100590660B1 (ja)
CN (1) CN1260866A (ja)
AU (1) AU7155298A (ja)
BR (1) BR9809408A (ja)
CA (1) CA2287183A1 (ja)
DE (1) DE69801158T2 (ja)
WO (1) WO1998049467A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1705372A1 (en) * 2005-03-11 2006-09-27 Innas B.V. Variable pump or hydraulic motor
CN103470719B (zh) * 2013-09-18 2016-08-17 彭敖勇 一种机液混合动力自动变速箱

Family Cites Families (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1840866A (en) * 1924-03-24 1932-01-12 Automotive Engineering Corp Power transmission apparatus
US1648000A (en) * 1924-05-28 1927-11-08 Lee Engineering Res Corp Variable-speed transmission
US2788636A (en) * 1951-09-19 1957-04-16 Cambi Idraulici Spa Rotary pump and motor hydraulic transmission system
US2832198A (en) * 1954-03-15 1958-04-29 Pichon Gabriel Joseph Zephirin Hydraulic rotary pump and motor transmission
DE1162194B (de) * 1956-05-29 1964-01-30 Georg Wiggermann Druckfluessigkeits-Axialkolbenmaschine
US3175363A (en) * 1961-04-20 1965-03-30 Hans Molly Hydraulic machine of axial piston type
US3204411A (en) * 1964-04-06 1965-09-07 Ford Motor Co Hydrostatic drive
US3313108A (en) * 1964-11-28 1967-04-11 Kopat Ges Fur Konstruktion Ent Hydrostatic torque converter
US3364680A (en) * 1965-12-13 1968-01-23 Chrysler Corp Hydrostatic transmission
US3406608A (en) * 1966-02-18 1968-10-22 Abex Corp Control for variable volume pumps and motors
US3522704A (en) * 1968-11-04 1970-08-04 Sundstrand Corp Hydrostatic transmission
DE2001578A1 (de) * 1969-01-31 1970-08-13 Janson Walter Fluiddurchstroemtes Radialkammer-Aggregat
US3602105A (en) * 1969-07-09 1971-08-31 Emmet G Slusher Hydraulic apparatus
US3834164A (en) * 1972-01-26 1974-09-10 Kopat Ges Entwicklung Und Pate Hydrostatic torque converter
US3740954A (en) * 1972-03-20 1973-06-26 Motorola Inc Variable speed hydraulic drive mechanism
US4355506A (en) * 1977-08-26 1982-10-26 Leonard Willie B Pump-motor power limiter and pressure relief
US4493189A (en) * 1981-12-04 1985-01-15 Slater Harry F Differential flow hydraulic transmission
US4495768A (en) * 1982-03-12 1985-01-29 Inventors Compendium International Corp. Hydrostatic transmissions
FR2588617B1 (fr) * 1985-10-14 1989-11-24 Drevet Michel Machine rotative a pistons et a barillet avec rotule de centrage fixe.
DE3777271D1 (de) * 1986-07-23 1992-04-16 Honda Motor Co Ltd Hydraulisch betaetigtes, stufenlos variierbares getriebe.
DE3714888C2 (de) * 1987-05-05 1994-10-06 Linde Ag Einstellbare Axialkolbenmaschine
US5269142A (en) * 1989-02-22 1993-12-14 Minoru Atake Differential rotation control device with a hydraulic assembly
JP2818474B2 (ja) * 1990-07-04 1998-10-30 日立建機株式会社 油圧駆動回路
KR100259405B1 (ko) * 1991-01-14 2000-06-15 로렌스 알. 폴솜 유압기계
US5493862A (en) * 1994-11-03 1996-02-27 Martin Marietta Corporation Continuously variable hydrostatic transmission
US5486142A (en) * 1994-11-21 1996-01-23 Martin Marietta Corporation Hydrostatic transmission including a simplified ratio controller
US5535589A (en) * 1995-01-30 1996-07-16 Martin Marietta Corporation Ratio controller for continuously variable hydrostatic transmission
US5524437A (en) * 1995-01-30 1996-06-11 Martin Marietta Corporation Continuously variable hydrostatic transmission having ratio controller actuating components incorporated in output shaft
US5531072A (en) * 1995-03-31 1996-07-02 Martin Marietta Corporation Continuously variable hydrostatic transmission having swashplate-mounted cylinder blocks
US5678405A (en) * 1995-04-07 1997-10-21 Martin Marietta Corporation Continuously variable hydrostatic transmission
US5730678A (en) 1996-02-28 1998-03-24 Gen Dynamics Defense Syst Inc Multi-range, hydromechanical transmission for motor vehicles

Also Published As

Publication number Publication date
EP0975902A1 (en) 2000-02-02
DE69801158D1 (de) 2001-08-23
EP0975902B1 (en) 2001-07-18
BR9809408A (pt) 2000-06-13
CN1260866A (zh) 2000-07-19
KR20010020227A (ko) 2001-03-15
US6109034A (en) 2000-08-29
AU7155298A (en) 1998-11-24
WO1998049467A1 (en) 1998-11-05
CA2287183A1 (en) 1998-11-05
KR100590660B1 (ko) 2006-06-19
JP4391599B2 (ja) 2009-12-24
DE69801158T2 (de) 2002-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100383387C (zh) 液压泵和马达
US6062022A (en) Continuously variable hydrostatic transmission including 1:1 ratio lock-up clutch
US5524437A (en) Continuously variable hydrostatic transmission having ratio controller actuating components incorporated in output shaft
US5076057A (en) Hydromechanical continuously variable transmission employing plunger-type hydraulic unit
EP0807770A2 (en) Hydrostatic continuously variable transmission
JP4391599B2 (ja) 増幅されたストローク力を発生可能な連続的に可変の流体静力学的伝動比率コントローラ
JPH0313588Y2 (ja)
JPS5954782A (ja) 可変容積ポンプ用速度低下補償制御装置
US6413055B1 (en) Swashplate position assist mechanism
JP3566729B2 (ja) 連続可変水圧トランスミッションの改良型伝達比コントローラ
JPH10504632A (ja) 回転/直線変換器
EP0698753B1 (en) Reversible hydrostatic transmission with dump valve
EP1245871A2 (en) Ratio control for toroidal-type traction drive incorporating lost motion cam actuator
MXPA99009754A (en) Continuously variable hydrostatic transmission ratio controller capable of generating amplified stroking forces
JP2566465B2 (ja) プランジャ式油圧ユニットおよびこの油圧ユニットを用いた油圧式無段変速機
JPH0337465A (ja) ラジアル式油圧ユニット
JP2001050154A (ja) アキシャルピストン式液圧回転機
US20040123594A1 (en) Hydrostatic transmission having a hydraulic dampening and neutral bleed mechanism
JPS63203960A (ja) 静油圧式無段変速機
JPS63203959A (ja) 斜板式油圧装置の作動油分配装置
JPS5990781A (ja) アキシヤルピストン式液圧回転機
JP2001050155A (ja) 可変容量型斜板式液圧回転機
JPH0337464A (ja) 油圧式無段変速機
JPH02102958A (ja) 斜板プランジャ式油圧装置
SE427571B (sv) Kolvpump av radialtyp med variabelt deplacement

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050425

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071113

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20080212

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080324

A524 Written submission of copy of amendment under section 19 (pct)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A524

Effective date: 20080312

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080708

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081118

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090317

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090522

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20090602

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20090522

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20090602

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090702

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20090716

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090908

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091008

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121016

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131016

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees