JP2002521217A - 添え継ぎされた研磨ウェブおよびその添え継ぎ方法 - Google Patents

添え継ぎされた研磨ウェブおよびその添え継ぎ方法

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JP2002521217A
JP2002521217A JP2000561013A JP2000561013A JP2002521217A JP 2002521217 A JP2002521217 A JP 2002521217A JP 2000561013 A JP2000561013 A JP 2000561013A JP 2000561013 A JP2000561013 A JP 2000561013A JP 2002521217 A JP2002521217 A JP 2002521217A
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JP2000561013A
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ジェフリー・ディ・クローン
Original Assignee
ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24DTOOLS FOR GRINDING, BUFFING OR SHARPENING
    • B24D11/00Constructional features of flexible abrasive materials; Special features in the manufacture of such materials
    • B24D11/06Connecting the ends of materials, e.g. for making abrasive belts

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】 所定のパターン(18)を含む添え継ぎ媒体(16)と共に添え継ぎされた添え継ぎされた研磨ウェブ(10)。本発明の好適態様は、所定パターン(18)を含む添え継ぎ媒体(16)と共に添え継ぎされた不織布研磨ウェブを、ベルトの形で、提供する。添え継ぎ媒体(16)に対して刻み付き表面(32)を押圧し、それによってその刻み付き表面(32)に略対応するパターン(18)を添え継ぎ媒体(16)上に与えることによって、研磨ウェブ(10)を添え継ぎする方法も開示されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 技術分野 本発明は、添え継ぎされた研磨ウェブ、および研磨ウェブを添え継ぎする方法
に関する。本発明は、特に、研磨ウェブの第1端部と、研磨ウェブの隣接第2端
部とに添え継ぎ媒体を接着させるステップと;刻み付き表面を添え継ぎ媒体に対
して押圧して、それによってその刻み付き表面に略対応するパターンを添え継ぎ
媒体上に与えるステップと、を含む研磨ウェブを添え継ぎする方法に関する。
【0002】 背景技術 無端研磨ベルトは、金属、セラミック、および他の材料を摩砕および研磨する
ために採用されている。無端不織布研磨ベルトも、塗装、メッキ、または他の次
に続く準備および仕上げ工程のために材料の表面を清掃、研磨、装飾、および準
備するために採用されている。
【0003】 このような研磨ベルトの製造は、典型的に、細長い研磨ストリップの2つの自
由端を共に添え継ぎ(すなわち、連結)して無端ベルトを形成することを含む。
細長い研磨ストリップの端部を接続するために使用される2種類の典型的な添え
継ぎ方法は、「重ね添え継ぎ法」と「突き合せ添え継ぎ法」として知られている
【0004】 重ね添え継ぎ法は、典型的に、研磨層を研磨ストリップの一端から除去(すな
わち、削ぐ)、ある場合では、研磨ストリップの両端部から(すなわち、二重削
ぎ取り)削ぎ、適当な接着剤でストリップの一端または両端を塗布し、次に、そ
れらの端部を重ね合わせて添え継ぎを形成することによって形成される。重ね添
え継ぎの準備は、例えば、米国特許第1,009,709号、第2,445,8
07号、第3,037,852号、および第3,643,387号で開示されて
いる。重ね添え継ぎ法の欠点は、形成された連結部が一般にベルトの他の部分よ
りも若干堅くなることであり、ベルトの使用中に研磨ベルトからの添え継ぎ媒体
の離層によって製品寿命が低減する恐れがある状態となることである。典型的に
、重ね添え継ぎ法は、ベルトの他の部分よりも僅かに厚くなり、使用中のベルト
が「動揺」または「びびる」原因となり、その現象は、特に機械のオペレータを
苛立たせるものとなる。重ね添え継ぎ部を有するベルトは、ベルトの最上層が破
損する可能性を最小限に抑えるために一方向に走らせることが薦められる。
【0005】 「突き合せ添え継ぎ」は、重なることなくベルトの自由端を共に合わせ、例え
ば、研磨層と反対側のベルトの端部上にパッチまたは材料のストリップ(例えば
、テープ)によって、または端部を架橋する支持体の一部に材料のストリップを
組み合わせ、端部を固定することによって形成される接合である。突き合せ添え
継ぎの準備は、例えば、米国特許第766,930号、第1,588,255号
、第1,728,673号、第2,391,731号、第2,733,181号
、第2,794,726号、第3,154,897号、第3,402,514号
、および第3,427,765号で開示されている。突き合せ添え継ぎ部を有す
る研磨ベルトは、いずれの方向にも走らすことができ、明白な利点となる。
【0006】 次のように突き合せ添え継ぎ法を使用して不織布無端研磨ベルトを造ることが
知られている。所望長さの不織布研磨ストリップが、典型的にベルトの縦方向に
関して35゜〜155゜の角度で、切断されて、相補的端部を提供する。切断角
度は、製造される無端研磨物品の幅に応じて変えられても良い。切断された端部
は、次に接触させられて意図した研磨表面を外側にしてループを形成する。液体
接着剤は、次に、液体接着剤の一部が不織布ループの接触された端部間に来るよ
うに、添え継ぎ領域に塗布される。液体接着剤の塗膜を有する適切な長さの添え
継ぎ媒体は、次に、その1枚の添え継ぎ媒体が接触させられた端部上の中心に配
置され、研磨物品の裏面上の接触させられた領域を実質的に完全に覆うように接
着される。次に、その物品は、215゜〜230゜F(101゜〜110℃)の
表面温度を達成するように設定された加熱プラテンを有する添え継ぎプレス機に
配置される。外側に向いている(研磨)面上の添え継ぎ領域と接触しているプラ
テンは、実質的に滑らかである。その反対側(裏面)のプラテンは、実質的に平
滑表面を備えている。そのプレス機は、1100〜5800 lbs/in
77〜409kg/cm)の加圧で接触させられた端部に沿った領域と接触す
るプラテンと共に閉じられる。熱と圧力との適用は、13〜17秒間継続され、
それで添え継ぎ接着剤が固化または硬化される。それらの物品は、次に、使用で
きる状態となる。
【0007】 無端研磨ベルトは、しばしば過酷な粉砕条件を受ける。その添え継ぎは、研磨
ベルトが長期間そのような過酷な粉砕条件下で損傷しないようにこれらの条件に
耐えることができなければならない。故に、十分な接着力が添え継ぎ媒体と研磨
ベルトとの間に望まれる。添え継ぎ媒体または研磨ベルトのいずれかがそのよう
な過酷な条件に耐えることができない場合、その添え継ぎが破断または破壊する
。この破断は、研磨ベルトの有用な寿命を絶ち、研磨ベルトの完全な利用が達成
されない。
【0008】 研磨ウェブの添え継ぎの構成および準備方法が、例えば、米国特許第5,47
0,362号に記載されている方法によって、継続的に改良されているが、研磨
ベルト添え継ぎは、物品の他の部分とのそれらの構成的な差異によって、改良さ
れずにそのままであり、製品寿命の短縮の潜在的原因となっている。それで、添
え継ぎ部、故に添え継ぎされた物品の動作寿命の改良も、未達成のままである。
【0009】 発明の開示 本発明の1つの態様は、添え継ぎされた研磨ウェブを提供する。添え継ぎされ
た研磨ウェブは、第1添え継ぎされた端部、第1添え継ぎされた端部に隣接した
第2添え継ぎされた端部、および第1添え継ぎ端部と第2添え継ぎ端部とに接着
された添え継ぎ媒体を具備する。その添え継ぎ媒体は、所定パターンを含む。
【0010】 上記添え継ぎされた研磨ウェブの1つの好適具体例では、第1端部と第2端部
とが、単一研磨ウェブの対向端部である。
【0011】 上記添え継ぎされた研磨ウェブの他の好適具体例では、添え継ぎ上の所定パタ
ーンは、複数の隆起したおよび陥没した部分を含み、それら隆起部分と陥没部分
との間の高低差が少なくとも0.010インチである。
【0012】 上記添え継ぎされた研磨ウェブの他の好適具体例では、添え継ぎされた研磨ウ
ェブは、研磨ウェブと添え継ぎ媒体との間に接着剤の層を含む。この具体例の他
の態様では、接着剤の層がポリウレタンを具備する。
【0013】 上記添え継ぎされた研磨ウェブの他の好適具体例では、研磨ウェブの第1添え
継ぎされた端部と第2添え継ぎされた端部とが接触している。
【0014】 上記添え継ぎされた研磨ウェブの他の好適具体例では、第1添え継ぎされた端
部と第2添え継ぎされた端部とが重なる。
【0015】 上記添え継ぎされた研磨ウェブの他の好適具体例では、研磨ウェブは、第1主
表面と、第1主表面と反対側の第2主表面とを含む。この具体例の他の態様では
、第1主表面は、研磨不織布材料を具備する。この具体例の他の態様では、添え
継ぎ媒体は、第2主表面に接着される。この具体例の他の態様では、第2主表面
は補強スクリムを具備する。
【0016】 上記添え継ぎされた研磨ウェブの他の好適具体例では、研磨ウェブは、長手方
向軸を含み、そのウェブの第1端部および第2端部が研磨ウェブの長手方向軸と
斜角をなしている。
【0017】 上記添え継ぎされた研磨ウェブの他の好適具体例では、研磨ウェブの第1端部
に近接した第2主表面の一部と、研磨ウェブの第2端部に近接した第2主表面の
一部とが削がれても良い。
【0018】 上記添え継ぎされた研磨ウェブの他の好適具体例では、添え継ぎ媒体は織テー
プを具備しても良い。
【0019】 本発明の他の態様は、研磨ウェブ、添え継ぎ媒体、および研磨ウェブと添え継
ぎ媒体との間に接着剤の層を具備する添え継ぎされた研磨ウェブを提供する。研
磨ウェブは、第1端部、第1端部と反対側の第2端部、第1主表面、および第1
主表面と反対側の第2主表面を含む。第1主表面は研磨不織布材料を具備し、第
2主表面は補強スクリムを具備し、添え継ぎ媒体は、添え継ぎされた第1端部と
第2添え継ぎされた端部とに接着される。添え継ぎ媒体は、複数の隆起および陥
没部分を含む所定パターンを含む。それらの隆起および陥没部分の高低差は少な
くとも0.010インチである。
【0020】 本発明は、研磨ウェブを添え継ぎする方法をも提供する。その方法は、a)添
え継ぎ媒体を研磨ウェブの第1端部と研磨ウェブの隣接第2端部とに接着させる
ステップと、b)添え継ぎ媒体に対して刻み付き表面を押圧し、それによって刻
み付き表面に略対応するパターンを添え継ぎ媒体上に与えるステップとを含む。
【0021】 上記方法の1つの好適具体例では、添え継ぎ媒体上のパターンは、複数の隆起
および陥没部分を含み、隆起部分と陥没部分との間の高低差が少なくとも0.0
10インチである。
【0022】 上記方法の他の好適具体例では、研磨ウェブの第1端部と第2端部とが単一研
磨ウェブの対向端である。
【0023】 上記方法の他の好適具体例では、刻み付き表面は、複数の隆起および陥没部分
を含み、隆起および陥没部分間の高低差が少なくとも0.015インチである。
【0024】 上記方法の他の好適具体例では、ステップb)は、添え継ぎ媒体に対してプレ
スバーの刻み付き表面を押圧し、それによってプレスバーの刻み付き表面に略対
応するパターンを添え継ぎ媒体上に与える。
【0025】 上記方法の他の好適具体例では、ステップa)は、ウェブおよび添え継ぎ媒体
の少なくとも1つに接着剤を塗布するステップを具備する。この具体例の他の態
様では、接着剤はポリウレタンを具備する。
【0026】 上記方法の他の好適具体例では、その方法は、ステップa)の前に、ウェブの
第1端部と第2端部とを接触させるステップをさらに含む。
【0027】 上記方法の他の好適具体例では、その方法は、ステップa)の前に、ウェブの
第1端部と第2端部とを重ねるステップをさらに含む。
【0028】 上記方法の他の好適具体例では、研磨ウェブは、第1主表面と、第1主表面と
反対側の第2主表面とを含み、第1主表面が研磨不織布材料を具備し、ステップ
a)は、添え継ぎ媒体を第2主表面に接着させるステップを具備する。この具体
例の他の態様では、第2主表面は補強スクリムを具備する。
【0029】 上記方法の他の好適具体例では、その方法は、c)刻み付き表面を高温まで加
熱するステップをさらに具備する。この具体例の他の態様では、ステップc)は
、刻み付き表面を少なくとも215゜Fの温度まで加熱するステップを具備する
。この具体例の他の態様では、ステップc)はステップb)より前である。
【0030】 上記方法の他の好適具体例では、研磨ウェブは、長手方向軸を含み、その方法
は、ステップa)の前に、研磨ウェブの長手方向軸と斜角をなすようにウェブの
第1端部と第2端部とを切断するステップを具備する。
【0031】 上記方法の他の好適具体例では、ステップb)は、刻み付き表面と反対側のウ
ェブの第1主表面に対して第2表面を押圧するステップを具備する。この具体例
の他の態様では、第2表面は平滑表面を含む。この具体例の他の態様では、その
方法は、c)第2表面を高温まで加熱するステップをさらに含む。
【0032】 上記方法の他の好適具体例では、その方法は、ステップa)の前に、研磨ウェ
ブの第1端部の第2主表面の一部を削ぎ、研磨ウェブの第2端部の第2主表面の
一部を削ぐステップをさらに含む。
【0033】 上記方法の他の好適具体例では、添え継ぎ媒体は織テープを具備する。
【0034】 本発明は、上記方法により準備された添え継ぎされた研磨ウェブをも提供する
【0035】 好適な実施態様の説明 本発明は、添え継ぎされた研磨ウェブを提供する。本発明の好適実施例は、所
定パターンを含む添え継ぎ媒体と共に添え継ぎされた不織布研磨ウェブを、ベル
トの形で提供する。本発明は、刻み付き表面を添え継ぎ媒体に対して押圧し、そ
れによって刻み付き表面に略対応するパターンを添え継ぎ媒体上に与えることに
よって研磨ウェブを添え継ぎする方法をも提供する。
【0036】 図1は、本発明の第1好適実施例により添え継ぎされた研磨ウェブを示す。図
1は、共に接触され、添え継ぎ媒体16と共に添え継ぎされた研磨ウェブ10の
第1端部12と研磨ウェブ10の第2端部14とを示す。添え継ぎ媒体16は、
第1端部12および第2端部14の接合部の上に重なり、端部12、14を共に
保持する。添え継ぎ媒体16は、以下で詳細に説明される所定パターン18を含
む。第1端部12と第2端部14とは、2つの分離した別個の研磨ウェブ10の
部分として示される。但し、第1端部12と第2端部14とは、図2を参照して
以下で説明されるように、たった1本の研磨ウェブ10の対向端であっても良い
【0037】 研磨ウェブ10は、第1主表面22と、第1主表面22と反対側の第2主表面
24とを含む。研磨ウェブ10は、第1主表面22と第2主表面24との間に挟
まれた多層を含んでも良い。好ましくは、第1主要層22は不織布研磨材料を具
備する。好ましくは、第2主要層24は補強スクリムを具備する。
【0038】 不織布研磨材料は、Hooverその外の米国特許第2,958,593号お
よびFitzerの米国特許第4,227,350号に記載のものなど、任意の
適当な構成のものであっても良い。好適構成は、けん縮ステープル繊維に空気を
含ませ、すなわち梳いて、交叉するように重ねたフェルト地を具備する。任意に
、そのステープル繊維のフェルト地は、補強布地または補強スクリム上に刺し縫
い被着されても良い。好ましくは、補強スクリムは、目の粗いナイロン布地を具
備する。好ましくは、レゾールフェノール樹脂またはウレタン樹脂を具備する下
塗りコーティングがけん縮ステープル繊維のフェルト地に塗布され、固化されて
結果として得られる構成物が後の製造工程を経て搬送されるに足る強度を提供す
る。好ましくは、レゾールフェノール樹脂またはウレタン樹脂を具備するメーク
コーティングが次に、下塗りされたフェルト地に塗布され、続いて意図した最終
使用用途に適した所望粒度および硬度の研磨粒子が適用される。代わりに、その
メークコーティング樹脂と研磨粒子とを具備するスラリがたった一回の塗布ステ
ップで塗布されても良い。メークコーティングと研磨粒子コーティングとの固化
に続いて、サイズコーティングが任意に塗布されても良い。そのサイズコーティ
ングは、好ましくは、レゾールフェノール樹脂またはウレタン樹脂を具備する。
さらに、平滑な連続重合体被膜が物品の裏面に塗布されて、駆動手段の均一な接
触表面を提供するようにしても良い。このような構成物は、次に必要な研磨ベル
トサイズが得られるように適切な寸法に切断される。
【0039】 図1は、研磨ウェブ10の端部12、14の第2主表面24に接着された添え
継ぎ媒体16を示す。代わりに、添え継ぎ媒体は、研磨ウェブの端部12、14
の第1主表面22に接着されても良い。
【0040】 図2は、添え継ぎされた研磨ウェブ10の代わりとなるべき好適実施例を示す
。ウェブ10は、突き合せ添え継ぎを組み入れる無端ベルトの形で添え継ぎされ
る。示されるように、第1および第2端部12、14は、単一ウェブ10の対向
端である。無端ベルトは、始めに、研磨ウェブ10を、好ましくは、約15cm
〜約1,000cmの、より好ましくは、約30cm〜500cmの範囲の所望
長さに切断することによって製造されても良い。次に、研磨ウェブ10の2つの
対向端部12、14が重なることなく供に連結されて連結部を形成する。研磨ウ
ェブ10は、添え継ぎ媒体16をその連結部の上に接着させ、2つの端部12、
14のそれぞれを共に添え継ぎすることによって共に保持される。
【0041】 図3は研磨ベルト10の他の好適実施例を示す。ウェブ10の添え継ぎされた
端部12、14は、長手方向軸Xまたはベルトの縦方向に対して約10゜〜約1
70゜、より好ましくは約35゜〜約155゜の角度αで切断される。最も好ま
しくは、角度αが67゜に等しいことである。2つの添え継ぎされた端部12、
14は、2つの端部12、14が重ならないように、2つの接触する添え継ぎさ
れた端部12、14間の隙間を最小限に抑えるように角度αで切断される。
【0042】 図4および5は、以下で説明されるように、本発明の方法で使用された刻み付
きプレスバー30の好適実施例を示す。刻み付きプレスバー30は、刻み付き表
面32を含む。刻み付き表面32は一連の隆起部分40および陥没部分42から
造られた刻み付きパターン34を含む。図4は、菱形状の所定パターンを有する
刻み付きプレスバーを示す。図5は、対向方向にアーチ形状の所定パターンを有
する刻み付きプレスバーを示す。代わりに、刻み付き表面32の隆起および陥没
部分40、42が、円形、三角形、四角形、矩形、菱形、直線、および他の適当
な形状など、他のパターンまたは幾何学的形状を形成しても良い。プレスバー3
0は、1040鋼から造られるのが好ましい。
【0043】 プレスバー30の刻み付き(knurled)表面32は、好ましくは、舞い
カッター切削工具または同様の旋盤切削工具を使用して造られるが、これらの切
削工具の両方とも平板表面を加工するために当業者には良く知られている。例え
ば、図6に示された刻み付き表面32を造るために、多数のアーチAが、最初に
、バーの長寸法に沿った第1方向に1インチ当たり21〜23カットの間隔でプ
レスバー30の表面32に刻まれた。プレスバー30を、次に、180゜回転し
て、反対方向に多数のアーチBを刻むので、アーチAとBとが交差する。バー3
0の中央で、アーチAとBとの間の略間隔は、バー30の長寸法に沿って約0.
023インチである。図6の「H」で示された隆起部分40と陥没部分42との
間の高低差は、好ましくは、約0.015in.〜約0.024in.である。
好ましくは、その高低差「H」は、0.020in.である。プレスバーの表面
上にパターンを形成する他の手段が使用されも良く、例えば、鋳造、平目刻み、
ローレット切り切削具での二次成形、およびより浅い表面模様を付けるためのけ
がきなどがある。請求項を含み、ここで使用される場合、プレスバーを説明する
ために使用される場合の用語「刻み付き」は、プレスバー上に刻み付きパターン
を与えるために使用された方法に関係なく、プレスバーが複数の隆起および陥没
部分を有することを示すために使用される。
【0044】 図7および8は、本発明の好適方法を示す。研磨ウェブを添え継ぎする方法は
、a)研磨ウェブの第1端部と研磨ウェブの隣接第2端部とに添え継ぎ媒体を接
着させるステップと、b)添え継ぎ媒体に対して刻み付き表面を押圧し、それに
よって刻み付き表面に略対応するパターンを添え継ぎ媒体上に与えるステップと
を含む。
【0045】 ステップa)の前に、研磨ウェブ10の第1端部12および第2端部14は、
上述のように、補足的角度で切断されて、2つの端部12、14が重ならないよ
うに2つの接触端部12、14間の隙間を最小限に抑えることが好ましい。ステ
ップa)では、第1端部12および第2端部14は、当業者には周知の様々な方
法で添え継ぎ媒体16によって共に接着されても良い。添え継ぎ媒体16を接着
させる好適方法は、接着剤の層38と添え継ぎ媒体16とを第2表面24の接触
端部12、14の上に接着させて、図7に示されるような添え継ぎを形成する。
接着剤38の層は、吹き付け、はけ塗り、ロール塗布、ナイフ塗布、またはしご
き塗りなどの塗布技術で塗布される。好ましくは、接着剤38は、はけ塗りされ
る。接着剤38は、好ましくは、添え継ぎの連結線の場所に近接した各第1およ
び第2端部12、14の全幅に沿って塗布される。接着剤38は、好ましくは、
添え継ぎ媒体16が連結線および端部12、14上に配置されたときに少なくと
も添え継ぎ媒体16の長さを含む連結ラインから離れた距離まで研磨ウェブ10
の軸X方向に塗布される。接着剤38は、塗布時に第2主表面24内にやや浸透
する傾向がある。1つの好適実施例では、接着剤は、約0.35〜17.5mg
/cm、好ましくは1.75〜15mg/cmの量が第1および第2端部1
2、14における研磨ウェブ10の第2主表面24に塗布される。添え継ぎ接着
剤の塗布量が少なすぎる場合、接着力が不十分となるが、その量が多すぎる場合
、余分な接着剤が不都合にも添え継ぎの押圧中に添え継ぎ部分からしみ出す。
【0046】 接着剤38の層が塗布された後、第1および第2端部12、14は、互いに隣
接して配置されて添え継ぎを形成する。添え継ぎ媒体16が、次に第1および第
2端部12、14の両方に接着される。好ましくは、第1および第2端部12、
14は、好ましくは、面一となるように共に合わされて、突き合せ添え継ぎを形
成するために、それらの間に隙間のない、または最小限の隙間しかない連結を形
成する。代わりに、第1および第2端部12、14は、添え継ぎを形成するため
に若干の距離だけ離れていても、互いに重なっていても良い。これらの実施例の
いずれも、第1および第2端部12、14は、たとえ端部12、14が接触して
いなくても、近接していると考えられる。最初に第1および第2端部12、14
を共に合わせ、次に、連結部上に接着剤38を塗布することも、これらのステッ
プの順序が絶対的ではないので、この発明の範囲内である。
【0047】 適当な接着剤38は、ポリウレタン、エポキシ、フェノール、ポリアミド、ポ
リエステル、アクリルなどを具備するものを含む。好適な接着剤は、ポリウレタ
ンである。米国特許第5,575,873号に記載のものなど、放射線硬化性接
着剤が使用されても良い。
【0048】 適当な添え継ぎ媒体16は、織テープ、不織布、織布、メリヤス生地、ステッ
チボンディッド生地、重合フィルム、補強重合フィルム、または上記の処理をし
たものまたはそれらの組合せを含む。織テープの例は、「Sheldahl S
plicing Medium」として、ミネソタ州、ノースフィールドのSh
eldahl Inc.社から市販のものである。
【0049】 ステップb)では、図8に示されるように、プレスバー30の刻み付き表面3
2は、添え継ぎ媒体16に対して押圧され、それによって刻み付き表面32に略
対応するパターンを添え継ぎ媒体16上に与える。刻み付き表面32の隆起部分
40は、ウェブ10の第2主表面24内により深く添え継ぎ媒体16の領域を押
圧して添え継ぎ媒体16内に対応する隆起および陥没部分35、36を造る。そ
の結果、添え継ぎ媒体16とスクリム28との間により強い接着力またはより優
れた係合となり、より長寿命の製品となるより強く且つより柔軟な添え継ぎされ
た研磨ウェブ10が得られる。
【0050】 単一の刻み付きプレスバー30は、添え継ぎ媒体16上にパターンを与えるた
めに使用されても良い。好ましくは、添え継ぎされたウェブ10は、プレスバー
30の刻み付き表面32と第2プレスバーとの間で押圧される。第2プレスバー
48は、添え継ぎ媒体16と反対側の不織布材料26の第1主表面22を押圧す
るための実質的に平滑な表面50を含む。好ましくは、プレスバー30、48は
、215゜〜230゜F(101゜〜110℃)の表面温度を達成するまで加熱
される。好ましくは、プレスバー30、48は、1100〜5800 lbs/
in(77〜409kg/cm)の加圧で添え継ぎに沿った領域と接触する
。好ましくは、熱および圧力の適用は、13〜17秒間継続され、そのときに接
着剤38の層が固化または硬化される。
【0051】 図9は、ステップa)およびb)の後の添え継ぎされた研磨ウェブ10を示す
。その添え継ぎ媒体16は、今では所定パターン18を形成する隆起部分35と
陥没部分36とを有する。添え継ぎ媒体16上の所定パターン18は、プレスバ
ー30の刻み付き表面32の刻み付きパターン34と略対応する。
【0052】 図10は、添え継ぎ媒体16内の隆起および陥没部分35、36の所定パター
ンの平面図を示す。所定パターン18は、交差するアーチとして示される。但し
、上述のように、添え継ぎ上の所定パターンはプレスバー30の刻み付き表面3
2上の刻み付きパターンに略対応し、それは様々なパターンを含んでも良い。添
え継ぎ媒体16上のパターンは、添え継ぎ媒体16のある領域がパターン34に
合致するが、他の領域は合致しないので、刻み付き表面32のパターン34と正
確に整合しない。合致する領域も、様々な程度でそのようになる。プレスバー3
0の刻み付き表面32への添え継ぎ媒体16の合致に影響を及ぼす要因は、添え
継ぎ媒体16とプレスバー30との間に加えられる圧力、刻み付き表面32の隆
起と陥没部分40、42の間の高低差「H」、刻み付き表面32上の刻み付きパ
ターン34のサイズと間隔、および添え継ぎ媒体16とプレスバーの構成を含む
。請求項を含み、ここで使用される場合、添え継ぎ媒体の輪郭を説明するために
使用される場合の用語「所定パターン」は、添え継ぎが平滑プレスバーで押圧さ
れるときの結果として得られる第1表面22の輪郭と区別されるように、プレス
バー上の刻み付きパターンの結果である。
【0053】 図11は、代わりとなるべき突き合せ添え継ぎを組み込む添え継ぎされた研磨
ウェブ10の他の好適実施例を示す。研磨ウェブ10の第1端部12および第2
端部14を接触させる前に、研磨ウェブ10の第2主表面24の一部が、削ぎ取
りとして当業界で知られている工程で接触された端部12、14に近接した領域
で除去される。この厚さの低減を達成するのに動作可能ないかなる手段でも許容
されるが、その工程は、典型的に、削がれるべき領域への研削砥石、ブラシ、ま
たはベルトの適用によって達成される。削がれた部分の深さは、添え継ぎ媒体1
6の露出した表面が近接した削がれていない第2表面24とほぼ同一レベルとな
るように選ばれるべきである。材料が過剰に除去された場合、その結果得られる
添え継ぎされた研磨ウェブ10は、より滑らかなベルト走行のためにより厚みの
ある添え継ぎ媒体16が必要となり、過剰な材料除去のため、有効寿命がより短
い添え継ぎされた研磨ウェブ10を有する物品となる。材料が過小に除去された
場合、より薄い添え継ぎ媒体が、より滑らかな動作のために必要となる、故に、
その添え継ぎの強度が不十分なものとなる。
【0054】 研磨ウェブ10の端部12、14を接触させた後、削がれた領域が上述のよう
に接着剤38の層で被覆され、添え継ぎ媒体が接触端部12の連結部の上に配置
され、端部12、14を共に保持して添え継ぎを形成する。その添え継ぎは、次
に、上述のようにプレスバー30の刻み付き表面32で押圧され、添え継ぎ媒体
16上にパターン34を与える。この特定タイプの突き合せ添え継ぎは、同高さ
の第2主表面で滑らかに動作する添え継ぎされた研磨ウェブ10を提供する。
【0055】 本発明の動作を、以下の詳細な実施例に関してさらに説明する。これらの実施
例は、様々な特定および好適な実施例および技術をさらに例示するために提供さ
れる。但し、多くの変形および修正が本発明の範囲を逸脱することなく行われて
も良いことは理解されよう。
【0056】 屈曲試験方法 この試験は、模擬使用条件下で添え継ぎされた研磨ベルトおよび添え継ぎの屈
曲強さおよび耐久性を試験するように設計された。この試験は、イリノイ州、シ
カゴのCO−AB−CO Abrasive Products, Inc.,
Abrasive Machines Div.,60632から得られた「M
odel Pac III」屈曲試験機を用いて行われた。
【0057】 試験は、試験されている特定の添え継ぎされた研磨物品から切断された幅が0
.5インチ(1.25cm)、長さが12インチ(30.5cm)の試料で行わ
れた。各試験サンプルは、研磨ウェブの添え継ぎされた部分を包含した。その切
断は、添え継ぎ(連結線)がサンプルの中間点に位置するように切断された。サ
ンプルは、室温条件で試験された。サンプルの両端が屈曲試験機で掴まれ、添え
継ぎ媒体が接触するように6.4mmの直径のスチールスピンドル上で高速で前
後運動させられ、角度90゜でスピンドルの円周上を走らせた。スピンドル上で
のサンプルの前後運動中、試験サンプルは、30p.s.i.(2.11kg/
cm)の圧力下に置かれた。サイクルは、角度90゜での添え継ぎのスピンド
ル上での1回の完全な前後運動である。サイクル数は、添え継ぎ媒体が研磨ウェ
ブから分離するまで計数され、記録された。添え継ぎ媒体の分離は、不十分な接
着力または添え継ぎ媒体の破損が原因で、添え継ぎ媒体が添え継ぎ連結部で分離
した時に起こるものと判定された。
【0058】 引張試験方法 添え継ぎされたウェブの引張強さは、次の手順に従って判定された。試料は、
添え継ぎの連結線において7インチ(17.8cm)の長さ、および1インチ(
2.54cm)の幅、および添え継ぎされた遠位端部において2インチ(7.6
cm)の幅を有するように準備された。それらの試料は、500−lb.(22
7kg)のロードセルを有するC.R.E.引張試験機(Thwing−Alb
ert「Intellect500」、ペンシルベニヤ州、フィラデルフィアの
Thwing−Albert Instrument Company社)に配
置された。試料は、ジョウ間の添え継ぎ部の連結線を中心に配置できるように、
ダイアモンド鋸歯状把持表面を有する引張試験機の2インチ(5.1cm)幅の
ジョウ間に取り付けられた。ジョウ間のゲージ長は、5インチ(12.7cm)
に設定され、ジョウ分離速度は2.0インチ/分(5.1cm/分)に設定され
た。ピーク荷重が判定され、インチ幅当たりのポンドの単位で報告される。
【0059】 実施例 対照例Aおよび実施例1が、本発明の添え継ぎされた研磨ウェブの改良された
性能を実証するために造られた。
【0060】 対照例A 対照例Aの不織布研磨ウェブが、背景技術に記載された添え継ぎ方法を利用し
て造られた。ミネソタ州、セントポールのMinnesota Mining
and Manufacturing Company社から「SCOTCH−
BRITE Surface Conditioning Roll,Type
A−VFN」として市販されている不織布研磨ウェブが、67゜で切断されて
幅が12インチで、円周が24インチ(幅が30.5cmで円周が61cm)の
無端研磨ウェブを提供した。1部のポリエステルポリウレタン溶液(酢酸エチル
内20%固体)および約0.0815部の硬化剤(「Desmodure RE
」、ペンシルベニヤ州、ピッツバーグのBayer Corporation社
からの酢酸エチル内の27%ポリイソシアネート)から成るウレタン樹脂系接着
剤が混合された。1インチ(2.5cm)四方の織布添え継ぎ媒体が約1g/2
4インチ長(16mg/cm)のウレタン樹脂系接着剤で塗布された。ウレタン
樹脂系接着剤の粘度は、酢酸エチル溶剤で調整された。ウェブの両端部が接触さ
せられ、添え継ぎが接着されるように裏面で整列配置するように保持された。調
整したウレタン樹脂系接着剤が、次に、接触させられた端部が十分に塗布される
ように、添え継ぎ領域にはけ塗りされた。ウレタン樹脂系接着剤で先に塗布され
た1インチ(2.5cm)四方の織布添え継ぎ媒体は、調整したウレタン樹脂系
接着剤の層の上に、接触させた端部を横切るように配置された。その添え継ぎ領
域は、次に約5,000p.s.i.(352kg/cm)で約220゜F(
104℃)まで加熱された平滑プレスバー間で押圧された。その圧力は、15秒
間維持された。添え継ぎされた不織布研磨ベルトは、次に、プレスから取り出さ
れ、試験を行う準備が整った。
【0061】 実施例1 実施例1は、添え継ぎ媒体と直に接触するプレスバーが、21〜23カット/
インチ(8.3〜9カット/cm)の間隔で、アーチが交差するようにバーの長
寸法に沿って各方向に刻まれ、バーに沿って約0.023インチ(0.58mm
)で配置される「舞いカッターアーチ」法で、刻みつけされたことを除いて、対
照例Aと同じように造られた。各カットの深さは、約0.015in.(0.3
8mm)であった。各実施例1および対照例Aからの3つの試料は、次に、上述
の試験方法で屈曲寿命および引張強さが試験された。それらの結果は、表1に示
され、そこでは、2つの屈曲試料が引張試料毎に試験された。それらの試験結果
から、本発明の添え継ぎされた不織布研磨ウェブが、等しい引張強さで、しかも
少なくとも2倍ほど屈曲寿命を増大させることを示す。
【0062】
【表1】 表1
【0063】 上述の試験および試験結果は、予測的ではなく、単に説明を目的としたもので
あり、試験手順が変われば、異なる結果となることもある。
【0064】 本発明を、その幾つかの実施例を参考にして説明してきた。先の詳細な説明や
実施例は、理解を明瞭にする目的のためだけのものである。不必要な制限がそれ
らから解釈されるべきではない。多くの変更が本発明の範囲を逸脱することなく
説明された実施例で行われ得ることは当業者には明白となろう。故に、本発明は
、請求項の用語で記載された構造体、およびこれらの構造体に匹敵するもの以外
、ここで記載された正確な細部および構造体に限定されるべきではない。
【図面の簡単な説明】
本発明を添付図面を参照してさらに説明するが、数図面を通して同一構造体は
同一参照符号で示される。
【図1】 突き合せ添え継ぎを組み込む添え継ぎされた研磨ウェブの好適実
施例の部分等角図である。
【図2】 添え継ぎされた無端研磨ベルトの好適実施例の等角図である。
【図3】 図2の添え継ぎされた無端研磨ベルトの部分平面図である。
【図4】 本発明の方法で使用する刻み付きバーの好適実施例の等角図であ
る。
【図5】 本発明の方法で使用する刻み付きバーの他の好適実施例の等角図
である。
【図6】 図5の刻み付きプレスバーの一部の拡大図である。
【図7】 本発明の方法の1ステップの好適実施例を示す。
【図8】 本発明の方法の他のステップの好適実施例を示す。
【図9】 添え継ぎされた研磨ウェブの好適実施例の側面図である。
【図10】 添え継ぎ媒体上の所定パターンの平面図である。
【図11】 代わりの突き合せ添え継ぎを組み込む添え継ぎされた研磨ウェ
ブの好適実施例の側面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE, KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,L T,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE, SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,U A,UG,UZ,VN,YU,ZW

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 添え継ぎされた研磨ウェブであって、 a)第1添え継ぎされた端部と、 b)前記第1添え継ぎされた端部に隣接した第2添え継ぎされた端部と、 c)前記第1添え継ぎされた端部と前記第2添え継ぎされた端部とに接着され
    た添え継ぎ媒体とを具備し、前記添え継ぎ媒体が所定パターンを含む、添え継ぎ
    された研磨ウェブ。
  2. 【請求項2】 前記第1端部と前記第2端部とが単一の研磨ウェブの対向端
    部である、請求項1に記載の添え継ぎされた研磨ウェブ。
  3. 【請求項3】 前記所定パターンが複数の隆起および陥没部分を含み、前記
    隆起部分と前記陥没部分との間の高低差が少なくとも0.010インチである、
    請求項1に記載の添え継ぎされた研磨ウェブ。
  4. 【請求項4】 前記研磨ウェブと前記添え継ぎ媒体との間に接着剤の層をさ
    らに含む、請求項1に記載の添え継ぎされた研磨ウェブ。
  5. 【請求項5】 前記第1添え継ぎされた端部と前記第2添え継ぎされた端部
    とが接触している、請求項1に記載の添え継ぎされた研磨ウェブ。
  6. 【請求項6】 前記第1添え継ぎされた端部と前記第2添え継ぎされた端部
    とが重なる、請求項1に記載の添え継ぎされた研磨ウェブ。
  7. 【請求項7】 前記研磨ウェブが第1主表面と、前記第1主表面と反対側の
    第2主表面とを含み、前記第1主表面が研磨不織布材料を具備し、前記添え継ぎ
    媒体が前記第2主表面に接着される、請求項1に記載の添え継ぎされた研磨ウェ
    ブ。
  8. 【請求項8】 前記第2主表面が補強スクリムを具備する、請求項7に記載
    の添え継ぎ研磨ウェブ。
  9. 【請求項9】 前記研磨ウェブが長手方向軸を含み、前記ウェブの前記第1
    端部と第2端部とが前記研磨ウェブの前記長手方向軸と斜角をなしている、請求
    項1に記載の添え継ぎされた研磨ウェブ。
  10. 【請求項10】 a)第1端部、前記第1端部と反対側の第2端部、第1主
    表面、および前記第1主表面と反対側の第2主表面を含む研磨ウェブであって、
    前記第1主表面が研磨不織布材料を具備し、前記第2主表面が補強スクリムを具
    備する、研磨ウェブと、 b)前記添え継ぎされた第1端部と第2添え継ぎされた端部とに接着された添
    え継ぎ媒体であって、前記添え継ぎ媒体が所定パターンを含み、前記所定パター
    ンが複数の隆起および陥没部分を含み、前記隆起部分と前記陥没部分との間の高
    低差が少なくとも0.010インチである、添え継ぎ媒体と、 c)前記研磨ウェブと前記添え継ぎ媒体との間の接着剤の層と、を具備する、
    添え継ぎされた研磨ウェブ。
  11. 【請求項11】 a)研磨ウェブの第1端部と研磨ウェブの隣接第2端部と
    に添え継ぎ媒体を接着させるステップと、 b)前記添え継ぎ媒体に対して刻み付き表面を押圧し、それによって前記刻み
    付き表面に略対応するパターンを前記添え継ぎ媒体上に与えるステップとを具備
    する、研磨ウェブを添え継ぎする方法。
  12. 【請求項12】 前記添え継ぎ媒体上の前記パターンが複数の隆起および陥
    没部分を含み、前記隆起部分と前記陥没部分との間の高低差が少なくとも0.0
    10インチである、請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記第1端部と前記第2端部とが単一の研磨ウェブの対向
    端である、請求項11に記載の方法。
  14. 【請求項14】 ステップb)が前記添え継ぎ媒体に対してプレスバーの前
    記刻み付き表面を押圧し、それによって前記プレスバーの刻み付き表面に略対応
    するパターンを前記添え継ぎ媒体上に与えるステップを具備する、請求項11に
    記載の方法。
  15. 【請求項15】 ステップa)が前記ウェブおよび前記添え継ぎ媒体の少な
    くとも1つに接着剤を塗布するステップを具備する、請求項11に記載の方法。
  16. 【請求項16】 ステップa)の前に、前記ウェブの前記第1端部および前
    記第2端部を接触させるステップをさらに具備する、請求項11に記載の方法。
  17. 【請求項17】 ステップa)の前に、前記ウェブの前記第1端部および前
    記第2端部を重ねるステップをさらに具備する、請求項11に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記研磨ウェブが第1主表面と、前記第1主表面と反対側
    の第2主表面とを含み、前記第1主表面が研磨不織布材料を具備し、ステップa
    )が前記添え継ぎ媒体を前記第2主表面に接着させるステップを具備する、請求
    項11に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記第2主表面が補強スクリムを具備する、請求項18に
    記載の方法。
  20. 【請求項20】 c)前記刻み付き表面を高温まで加熱するさらなるステッ
    プを具備する、請求項11に記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記研磨ウェブが長手方向軸を含み、ステップa)の前に
    、前記研磨ウェブの長手方向軸と斜角をなすように前記ウェブの第1端部と第2
    端部とを切断するステップを具備する、請求項11に記載の方法。
  22. 【請求項22】 ステップb)が前記刻み付き表面と反対側の前記ウェブの
    第1主表面に対して第2表面を押圧するステップを具備する、請求項11に記載
    の方法。
  23. 【請求項23】 ステップc)がステップb)より前である、請求項20に
    記載の方法。
  24. 【請求項24】 請求項11に記載の方法に従って作製された、添え継ぎさ
    れた研磨ウェブ。
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