JP2002517379A - 皮膚を介して生体に作用物質を放出するための経皮吸収治療システム(tts)および前記経皮吸収治療システムの皮膚への適用方法 - Google Patents

皮膚を介して生体に作用物質を放出するための経皮吸収治療システム(tts)および前記経皮吸収治療システムの皮膚への適用方法

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Abstract

(57)【要約】 人体または動物体に皮膚を介して作用物質を放出する本発明の経皮吸収治療システム(TTS)は、分離可能な保護層(11)で適用時まで被覆することのできる皮膚に面する接着性活性層(2)を備えた作用物質を含むマトリックス(5)と被覆層(1)とを有する。前記被覆層(1)は、作用物質に対し不透過性であり、マトリックス(5)および外部間の隔壁を形成している。本発明のシステムは、適用時に、皮膚に面する作用物質を放出するマトリックス(5)の活性層(2)の表面の一部ゾーン(6)が障壁層(3)で覆われており、前記障壁層が前記作用物質に対して不透過性であることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、分離可能な保護層を用いて適用時まで被覆することのできる皮膚に
面する自己接着性活性層を備えた活性成分を含むマトリックスと、前記マトリッ
クスを外部と隔てる被覆層とを有する、人体または動物体に皮膚を介して活性成
分を供給するための経皮吸収治療システム(TTS)に関するものである。
【0002】 経皮吸収治療システムは、皮膚の障壁層を介し、薬用物質が体内全身で有効と
なるようにする薬剤形態を代表するものである。
【0003】 いわゆる単回投与量単位(single dose units)として、それらの単位は、投薬
強度(dosage strength)に関して、一般に「薬用物質の量(gまたはμg)/面積/単
位時間」である、放出量(g/cm2/t)または(μg/cm2/t)によって特徴付けられる。
投与される量の分割に関して、錠剤またはフィルムのような投与形態とは対照的
に、これらのTTSを分割することは非常に困難であるかまたは全く分割できな
い。一方、錠剤またはフィルムでは、投薬量を患者の必要量に適合させるための
分割は、切込みを破断させるか、またはフィルムの場合には脆弱な線部を設ける
ことにより難なく達成される。一方で、例えば、標識線(identification line)
に沿って切断することによりTTSを分割するのは極めて困難である。これは、
そのような分割により、不均一な製品となるか、または特に自己接着性および皮
膚との接触能力の点で問題のある分割されたシステムとなるからである。例えば
、半円形シート状構成体が、半円の端部において接着性に関する問題を露呈する
ことは自明であり、これにより、望ましくない剥離をもたらすこともある。これ
は非常に大きな短所である。なぜならば、皮膚を介しての活性成分供給予定率は
、所定の期間にわたって皮膚と確実に密着接触していることを条件とするからで
ある。皮膚に適用される積層体の形態でのTTSは、体の動作により皮膚が伸縮
するため、回避しなければならない剥離に関して高い危険性を有する。
【0004】 この経験を基に、本発明は、TTSおよびその適用方法を明らかにするという
目的に基づいたものであり、前記TTSは、切断することなく特定の患者の必要
量に投薬量を適合させることができ、均一な製品の場合、困難を伴うことなく、
正確に予め決定することのできる分割されたシステムとなり、且つ、皮膚とのそ
の接触能力に関して信頼性の高いものである。
【0005】 TTSを投与する際の正確な投薬量は、個々に患者の治療上の必要量に調整さ
れ、よって、上記目的は、簡易な方法で、特に、活性成分に対し不透過性の障壁
層により、適用時にマトリックスの活性層の皮膚に面する活性成分供給領域の一
部ゾーンが覆われていることにより、本発明に係るTTSの機械的性質を悪化さ
せることなく達成される。
【0006】 これにより、障壁層で覆われた領域帯から皮膚への作用物質の流動が妨げられ
る。
【0007】 障壁層は、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロ
ース、ポリビニルピロリドン、ビニルピロリドン/酢酸ビニルが60:40のコ
ポリマー、エチルセルロース、トリメチルアンモニウムメチルアクリレートを有
するアクリルおよびメタクリルエステルコポリマー、ジメチルアミノメタクリル
酸と中性メタクリルエステルとのコポリマー、セラック(shellac)、セルロース
アセテートフタレート、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート、メタ
クリル酸とメタクリルエステルとのポリマー、エチルアクリレート/メチルメタ
クリレートが70:30のコポリマー、メタクリル酸/メチルアクリレートが5
0:50のコポリマー、ゼラチン、ポリ酢酸ビニル、メタクリレート、アクリレ
ート分散物、ポリエーテル/ポリアミドブロックコポリマー、ポリエチレン/メ
チルメタクリレートブロックコポリマー、ポリウレタン、ポリエステルブロック
コポリマー、ポリイソ−ブチレン/スチレン/スチレンコポリマー、スチレン/
ブタジエン/スチレン/イソプレンコポリマー、エチレン/酢酸ビニルコポリマ
ー、ポリアミド、ニトロセルロース、並びに当業者に公知のその他ラッカーおよ
びフィルム形成要素のようなフィルム形成ポリマーから成り得る。フィルムに必
要とされる必須の柔軟性により、これらのフィルム形成要素に可塑剤を添加する
ことが不可欠である事は明らかである。
【0008】 この障壁層は、皮膚に面する層において積層体の形態で自己接着性となるよう
に設計する事ができ、その場合、自己接着性層は、オプションとして活性成分を
含有していてもよい。この目的に適した構成成分としては、例えば、アクリレー
ト系、ポリイソブチレン系、シリコーン系などの接着剤のような、包帯や貼付剤
(plaster)の形態で傷の処置にも採用される、当業者に公知の市販のあらゆる接
着剤があげられる。
【0009】 障壁層の皮膚側が自己接着性でないものも可能であるが、自己接着性に仕上げ
ることにより、TTS装着の確実性が更に高まる。
【0010】 自己接着性マトリックスから皮膚に供給される活性成分量は、その拡散が制御
されており、且つ、接触面積に正比例するため、適用期間を通して、皮膚に対し
障壁を有するマトリックスゾーンからの側方拡散は無視できる。下記の単純化し
た計算例により、以下のように説明することができる。
【0011】 TTSに10mgの活性成分を装填すると仮定し、24時間かけて30cm2の面
積に対し5mgが放出されるとすると、放出量は0.17mg/cm2/24hとなる。マ
トリックスの層厚を50μm、被覆度を50%と仮定すると、マトリックスのそ
の円筒状表面面積(側方拡散の可能な面積)は、0.069cm2となり、これは、
放出量0.011mg/24hに相当し、0.23%に等しい。
【0012】 この側方拡散による無視可能な影響の他に、障壁層による被覆により、層厚に
よって縁部に「空洞ゾーン」が生じ、これにより接着性の「残りのマトリックス
領域」の部分における皮膚との接触面積が事実上減少することを考慮しなければ
ならない。この場合、障壁層の層厚が20μmであり、半径を100μm拡大する
と仮定した場合、上記の例(50%被覆)における障壁層の面積が0.95%拡大
されることを実質的に意味する。
【0013】 したがって、この二つの影響のバランスを取るためには、障壁層の層厚をでき
るだけ薄くし、更に、障壁層の皮膚に面する側を自己接着性にすることにより回
避不可能な「非接触空洞」の大きさを制限することが有益である。
【0014】 所定の投与量を調節するために適用前に障壁層を用いて部分的に非活性化され
るシステムは、製造に際し一投薬強度のみを、または、2〜3段階の投薬強度を
もたせ、後に、例えば、円形部といった形態の標準的障壁層により、適用直前に
活性成分の流動に関し段階的に更に調節できる点において従来のシステムとは異
なる。例えば、大人の特定の病状治療に障壁層を備えていないTTSを使用する
こともできるが、そのTTSは、体重がかなり少ない子供に同一の目的で適用す
る前には、活性成分の流動を相応に減少させるように調節される。
【0015】 一連の臨床検査において、これらの発明手段により、正確且つ簡単に投薬量テ
ストを実施することが可能である。
【0016】 本発明の更なる詳細、特性、および利点は、図面において示した模範的な実施
の形態に関する以下の説明から明らかとなる。
【0017】 人体または動物体に対し皮膚を介して活性成分を供給するための図1に示した
経皮吸収治療システムは、分離可能な保護層11を用いて適用時まで被覆するこ
とのできる皮膚に面する自己接着性活性層2を備えた、活性成分を含むマトリッ
クス5と、活性成分に対し不透過性であり、マトリックス5を外部と隔てる被覆
層1とを備えている。後者の膜は、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシ
プロピルメチルセルロース、ポリビニルピロリドン等のような先に挙げた適切な
フィルム形成ポリマーに対応する、活性成分に対して同様に不透過性である障壁
層3と同様の材料から成り得る。TTSを適用するために選ばれた、人間の皮膚
の一部位に、適用直前に提供されるこれらのTTSの場合、マトリックス5の活
性層2は適用時、皮膚に面する活性成分供給領域の一部ゾーン6が活性成分に対
して不透過性である障壁層3により被覆されている。これにより、マトリックス
ゾーン6から皮膚への活性成分の流動が妨げられている。
【0018】 更に図1から明らかなように、障壁層3には皮膚側に接着剤層4が設けられて
いる。接着剤層4を用いて障壁層3の皮膚側が自己接着性を有するように仕上げ
たことにより、着用した際の快適性および皮膚への確実な密着性の点で最適な貼
付剤(plaster)となるが、障壁層3の皮膚側が自己接着性でない投与形態も同様
に本発明の範囲内に含まれるものとする。
【0019】 図2は、図1に対応した構造を有する本発明に係る貼付剤またはTTSの断面
の様子を示す。この中で、1は、マトリックス5の被覆層を示し、活性成分に対
しては不透過性である。マトリックス5の活性層2は、適用前に皮膚側の接着剤
層4を有する障壁層3によって中央部ゾーン6が被覆されている。これにより、
このゾーン6から皮膚への活性成分の流動が妨げられている。側方拡散9と、障
壁層3の縁部に生じる空洞ゾーン8とに関する、相応の計算例を含む上記記載を
参照し、これら二つの欠点による影響は無視できるほど小く、よって、自己接着
性マトリックスから皮膚に供給される活性成分の量は、障壁層3の円形領域に対
するマトリックス5の円形領域の割合に対応するものと考えられる。よって、縁
部7である円形リング状の残りの領域からの活性成分流動は、実質上放出量xmg
/cm2/24hの程度により増大する。
【0020】 この場合、障壁層3の層厚は、1μm〜40μmであればよく、好ましくは5μ
m〜30μm、特に好ましくは10μm〜20μmである。TTSの好ましい実施の
形態においては、マトリックス5の活性層2および障壁層3のいずれもそれぞれ
円形領域を有するように設計するのが好ましく、障壁層3の直径は活性層2の直
径よりも小さい。
【0021】 更に、図3に示しているように、構成要素、すなわち、被覆層1と活性層2の
ための分離可能な保護層11を備えた一方のマトリックス5と、初めは分離可能
な保護層10で被覆されており接着剤層4で仕上げられた障壁層3とを備えた本
発明に係る貼付剤は、例えば、共に一つのパッケージ内に接合されていない状態
で準備される。よって、貼付剤は一つのパッケージ内で障壁層から分離した状態
で保存できる。
【0022】 人体に皮膚を介して活性成分を投与可能に供給するための皮膚へのTTSの適
用方法において、前記TTSは、分離可能な保護層11を用いて適用時まで被覆
することのできる皮膚に対して自己接着性である活性層2を備えた活性成分を含
むマトリックス5と、活性成分に対し不透過性であり、マトリックス5を外側か
ら覆っている被覆層1とを備えており、その手順は、まずマトリックス5から保
護層11を分離して自己接着性の活性層2を露出させ、破線矢印で示しているよ
うにその上に障壁層3を配置し、緩い押圧により自己接着的に固着させ、その後
、矢印12で示しているように保護層10をその接着剤層4から剥離する。こう
して、本発明により設計されたTTSは、患者の皮膚の予定部位に接着するため
の準備が整った状態となる。ここで、単位時間および活性面積につき設定される
、活性成分供給率(mg/cm2/24h)の事前に決定可能な制限に従って、活性成分に
対して不透過性である障壁層3により、マトリックス5の活性層2における活性
領域の一部ゾーンを不活性化させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の障壁層が適用されたTTSの斜視図である。
【図2】図1の断面II−IIに沿った前記TTSの断面図である。
【図3】図1の断面II−IIに沿った、接合直前のTTSと障壁層を示す断面図
である。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分離可能な保護層(11)を用いて適用時まで被覆することのでき
    る皮膚に面する自己接着性活性層(2)を備えた活性成分を含むマトリックス(5)と
    、活性成分に対し不透過性であり、前記マトリックス(5)を外部と隔てる被覆層(
    1)とを有する、人体または動物体に皮膚を介して前記活性成分を供給するための
    経皮吸収治療システム(TTS)であって、適用時、前記マトリックス(5)の活性層(2
    )の皮膚に面する活性成分供給領域の一部ゾーン(6)が、活性成分に対して不透過
    性である障壁層(3)によって覆われていることを特徴とするTTS。
  2. 【請求項2】 前記障壁層(3)が、活性成分をそれ自体含むこともできる接着
    剤層(4)と共に皮膚側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のTT
    S。
  3. 【請求項3】 前記障壁層(3)の皮膚側が自己接着性仕上げされていないこと
    を特徴とする請求項1に記載のTTS。
  4. 【請求項4】 前記障壁層(3)の層厚が1μm〜40μmであることを特徴とす
    る請求項1〜3の一以上に記載のTTS。
  5. 【請求項5】 前記障壁層(3)の層厚が5μm〜30μmであることを特徴とす
    る請求項1〜3の一以上に記載のTTS。
  6. 【請求項6】 前記障壁層(3)の層厚が10μm〜20μmであることを特徴と
    する請求項1〜3の一以上に記載のTTS。
  7. 【請求項7】 前記マトリックス(5)の活性層(2)および前記障壁層(3)のいず
    れもが、それぞれ円形領域を有するように設計されるのが好ましく、前記障壁層
    (3)の直径が前記活性層の直径よりも小さいことを特徴とする請求項1〜6の一
    以上に記載のTTS。
  8. 【請求項8】 前記障壁層(3)が、前記活性層(2)の円形リング状縁部(7)が残
    るように、前記マトリックスの活性層(2)を覆うように配置されるシート状構成
    体であることを特徴とする請求項1〜7の一以上に記載のTTS。
  9. 【請求項9】 一つのパッケージ内でTTSが前記障壁層から分離した状態で
    保存されることを特徴とする前記請求項のいずれか一つに記載のTTS。
  10. 【請求項10】 分離可能な保護層を用いて適用時まで被覆することのできる
    皮膚に対し自己接着性の活性層(2)を備えた活性成分を含むマトリックス(5)と、
    活性成分に対し不透過性であり、外側から前記マトリックス(5)を覆う被覆層(1)
    とを有する、体に皮膚を介して活性成分を投与可能に供給するためのTTSの皮
    膚への適用方法であって、単位時間および活性面積につき設定されるその活性成
    分供給率(mg/cm2/24h)の事前に決定可能な制限に従って、活性成分に対して不
    透過性である障壁層(3)の適用により、前記マトリックス(5)の活性層(2)にお
    ける活性領域の一部ゾーンを、皮膚への適用前に不活性化させることを特徴とす
    るTTSの適用方法。
JP2000506942A 1997-08-06 1998-08-01 皮膚を介して生体に作用物質を放出するための経皮吸収治療システム(tts)および前記経皮吸収治療システムの皮膚への適用方法 Pending JP2002517379A (ja)

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