JP2002514369A - デジタルネットワークを経てのリアルタイムファクシミリ送信 - Google Patents

デジタルネットワークを経てのリアルタイムファクシミリ送信

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Abstract

(57)【要約】 発信側ファクシミリターミナル装置(FTE)が、発信側ファクシミリインターフェイスユニット(FIU)を経て、未知の予想し得ない遅延を伴う中間のデジタルネツトワークに接続され、そして行先側FTEが行先側FIUを経て上記ネットワークに接続されるようなシステムにおいてファクシミリ通信を与える。発信側FTEは、発信側FIUを経て行先側FTEにデータを送信する。発信側FIUは、行先側FIUにデータを送信する。行先側FIUが発信側FTEからのデータを待機する間に、行先側FIUは、行先側FTEのプロトコルの時間切れを防止するために行先側FTEへメークアップされたデータを送信する。FTEは、G3プロトコルのもとで動作する。上記メークアップされたデータは、行先FIUに累積されるデータの量及びネットワーク遅延の形式に基づいて充填データであるか又はストールデータである。

Description

【発明の詳細な説明】 デジタルネットワークを経てのリアルタイムファクシミリ送信発明の分野 本発明は、デジタルネットワークを経てのファクシミリ転送に係り、より詳細 には、デジタルネットワークを経てリアルタイムでファクシミリを送信し、ネッ トワークにより生じる遅延を処理することに係る。先行技術の説明 低遅延のアナログ音声グレードの電話線を経てファクシミリを送信及び受信す るために種々のプロトコルが存在する。1つのこのようなプロトコルは、参考と してここに取り上げるT.30(推奨勧告T.30(07/96)−一般的交換 電話ネットワークにおける文書ファクシミリ送信のための手順(Procedure for d ocument facsimile transmission in the general switched telephone network ))に規定されたグループ3(G3)である。T.30は、電話ネットワークを 経てのファクシミリ転送を取り扱うインターナショナル・テレコミュニケーショ ン・ユニオン(ITU)推奨勧告である。この推奨勧告は、グループ1(G1) 、グループ2(G2)、グループ3(G3)として知られているファクシミリ転 送用の3つの異なるプロトコルを規定する。今日一般に使用されているのは、グ ループ3だけである。 G3プロトコルは、アナログ送信のために規定されたものであるが、近代的な 電話システムの基本的ネットワークは、一般に、デジタルである。従って、G3 ファクシミリは、参考としてここに取り上げるITU G.766に規定された 推奨勧告を用いてデジタル電話ネットワークを経て搬送される。ITU G.7 66推奨勧告は、アナログ信号がいかに復調され、ネットワークを経て転送され そしてコールの遠隔端において再変調されるかを規定している。 PSTN(公衆交換電話ネットワーク)に使用するのに加えて、G3ファクシ ミリは、衛星及び他のデジタルネットワークにも使用される。G.766に規定 された技術は、非PSTNネットワークにおいても一般的に使用できるが、ネツ トワークの特性に適するように適当に変更しなければならない。 G.766に規定されたプロトコル分析(PA)技術は、非PSTNネットワ ークにおいて広く使用されている。この技術は、ファクシミリインターフェイス ユニット(FIU、即ち適合するファクシミリマシンとネットワークとの間のイ ンターフェイスを形成するネットワークのハードウェア/ソフトウェア要素)が G3ファクシミリプロトコルに従うものであって、正しい音声帯域モデムを使用 して、G3ファクシミリマシンからの信号を復調し且つG3ファクシミリマシン への信号を再変調できることを要求する。 デジタルネットワークを経てG3ファクシミリを使用するよう試みるときには 種々の問題が発生し、主たる問題は、デジタルネットワークの性質により付加的 な遅延が接続に追加されることである。例えば、デジタルネットワークに衛星リ ンクが使用される場合には、両信号伝送方向に約250msの遅延が追加される 。 2つの広く分離された地理的位置間でデジタルネットワークを経て送られるコ ールは、2つのファクシミリマシン間の直接的なアナログ接続に比して付加的な 遅延を導入する多数のネットワーク要素を通過する。遅延の問題は、G3ファク シミリがパケット交換ネットワークを経て送信されるときには益々深刻なものと なる。通常、これらのネットワークは、遅延について上限をもたない。更に、種 々のネットワーク事象により2つのパケット間の遅延を予想することができない 。近代的なPSTNとは異なり、パケットネットワークを通過するデータは、予 想し得ない可変の遅延を経験する。 G3ファクシミリプロトコルは、低遅延のアナログ電話接続に対して設計され たものであり、プロトコルの対話を行うための時間周期より長く待機することを ファクシミリマシンに知らせる明確な方法をもたない。G3ファクシミリプロト コルは、遅延が大きい場合に満了(時間切れ)となる多数のタイマーを指定する 。最も使用されるタイマーは、コマンド及び応答に使用されるものである。FI Uは、これがコマンドを送信するときに、タイマーをスタートさせ、そして応答 メッセージを待機する。タイマーは、これが満了になると、コマンドを再送信し 、そしてタイマーを再びスタートさせる。ファクシミリマシンは、応答を受信し 始めると、タイマーを停止する。ファクシミリマシンは、3回再送信を行って応 答がなかった後に、コールを終了する。 大きな遅延状態においては、ファクシミリマシンによるコマンドの再送信が、 しばしば、最初のコマンドに対する応答がネットワークを経て到達するほぼ同じ 時間に生じ、コマンドの第2のコピー(ファクシミリマシンによって送信されて いる)と、ネットワークを経て送られるコマンドの第1コピーに対する応答との 間で衝突が生じる。この状態が図1に示されており、発信側ファクシミリマシン (FTE)が行先側FTE10−2から応答を受け取らないうちに時間切れが生 じる。発信側FTE10−1からの再送信が行先側FTE10−2からの応答と 衝突する。プロトコル衝突に対するファクシミリマシンの応答は、売主特有のも のであって予想することができず、しばしば、文書転送欠陥を招くことになる。 ITU推奨勧告G.766は、遅延状態を取り扱う1つの技術を規定しており 、これは、FIUが、有効なメッセージの前の通常の前段信号のようにフォーマ ットされたいわゆる「充填データ」を送信し始めることである。この充填データは 、コマンドに対する応答が、数秒後であって且つプロトコルの時間切れ(再送信 をトリガーする)がFTEに生じるまでに到着しなかった場合に、FTEへ送信 される。図2は、充填データの使用例を示す。図2に示すように、発信側FTE 10−1は、送信の終了時にタイマーをスタートさせる。従って、時間切れ周期 が満了となる前に、FIU14−1は、ネットワークを経てメッセージを受信す るのを予想して発信側FTE10−1へ前段充填信号を送信し始める。FTE1 0−1は、充填データを受信し始めると、現在進行中のプロトコルタイマーを停 止する。充填データは、ネットワークを経て最初のコマンドに対する応答を受信 することを予想してFIU10−1により送信される。 この遅延補償技術は、例えば、次のものを含む多数の状態において充分に機能 しない。 − FIU発生の充填メッセージ及び応答メッセージの全長がG3ファクシミ リプロトコルの限界を越え、従って、FTEがメッセージを拒絶する間に、応答 メッセージが遅延される。 − 応答メッセージがネットワークを経て全く到着しない。これは、ネットワ ークにおいてメッセージが失われるか又は遠隔のFTEへの再変調中に最初のコ マンドが崩壊したことを含む多数の理由で生じることがある。 − FTEが、再送信を開始する前の指定の全時間切れ周期を待機しないこと によりG3ファクシミリプロトコル仕様に違反する。 別の問題は、ページデータ転送中にネットワークわたって生じる可変遅延であ る。G3ファクシミリは、同期音声帯域モデムを使用しており、送信がスタート すると、首尾良い送信のためにはページデータの定常的な供給が必要とされる。 ネットワークを経て送られるページデータの到着が予想不能に遅延する場合には 、再変調されるデータ流にギャップが形成され、プリントされたページ像に欠陥 が生じる。この問題に対する1つの解決策は、行先側FIU14−2におけるバ ッファ量を増加し、ネットワークデータが得られない時間中にバッファからデー タを送信できるようにすることである。しかしながら、この解決策には、次の2 つの問題がある。 1.必要とされるバッファの量がコール全体にわたる全ての瞬時遅延の和に等 しい。これらの遅延は予想不能であるから、いずれのコールに必要とされるバッ ファ量に対しても上限を確立することが不可能である。 2.この種の付加的なバッファが遅延を増大する。発明の要旨 次の特徴をもつファクシミリシステムを提供することが望まれる。 − ファクシミリシステムは、無制限の可変及び予想不能な遅延を伴うデジタ ルネットワークを経てG3ファクシミリ装置問で文書の転送を行うことができる 。 − ファクシミリシステムは、コールごとに、異なる容量のネットワーク接続 に適用できる。 − ファクシミリシステムは、現在使用されているG3ファクシミリ装置の広 いスペクトルと相互作用できる。 − ファクシミリシステムは、G3ファクシミリ文書を送信するための通常の PSTNオペレータ手順に対して変更を必要としない。 − ファクシミリシステムは、プリントされる文書の見掛けにほとんど又は全 く影響を及ぼさない。 従って、本発明は、大きな又は予想できない遅延を伴うデジタルネットワーク を経てG3ファクシミリを送信する。本発明の技術は、遅延に対して不感であり 、そして現在使用中の種々のG3ファクシミリ装置との高度の適合性を有する。 本 発明を使用することによりファクシミリ文書にほとんど又は全く変化は生じない 。 1つの一般的な観点において、本発明は、無制限の遅延を伴うデジタルネット ワークを経てG3ファクシミリを転送するプロトコルに係る。このプロトコルは 、デジタルネットワークによる無制限の予想し得ない量の遅延を補償する。図面の簡単な説明 本発明の上記及び他の目的並びに効果は、全体にわたって同じ部分を同じ参照 番号で示した添付図面を参照した以下の詳細な説明から明らかとなろう。 図1は、長い遅延の状態におけるコマンド/応答を示す図である。 図2は、再送信を防止するための充填データの使用を示す図である。 図3は、本発明によるファクシミリシステムの典型的な構成を示す図である。 図4は、本発明を用いたコールを示す図である。 図5は、本発明を用いた行先側FIUにおけるページデータ送信状態を示す図 である。 図6は、コールの発信端に比して異なるページ送信レートが交渉されるコール の行先端における特定のプロトコル状態を示す図である。 図7は、FTEが再トレーニングを要求するコールの行先端における特定のプ ロトコル状態を示す図である。好ましい実施形態の詳細な説明 本発明は、発信側ファクシミリターミナル装置10−1がファクシミリインタ ーフェイスユニット14−1(FIU)を経てデジタルネットワーク12に接続 されるような図3に示す環境において動作する。FIU14−1は、FTE10 −1とネットワーク12との間のインターフェイスを形成するネットワーク12 のハードウェア/ソフトウェア要素である。ネットワーク12には、FTE10 −2(FIUを経てネットワーク12に接続された)を含む複数の他のFTEも 接続される。各FTEは、グループ3適合のファクシミリマシンであるのが好ま しい。デジタルネットワーク12は、インターネット等のネットワークである。 FTEに関連した機能的ユニットであって、転送される文書を送信(走査)す る機能的ユニットは、例えば、発信側FTE及び発信側FIUのような発信側ユ ニットと称される。FTEに関連した機能的ユニットであって、転送される文書 を受信(プリント)する機能的ユニットは、例えば、行先側FTE及び行先側F IUのような行先側ユニットと称される。 以下の説明において、FTE10−1は、発信側FTEと考えられ、そしてF IU14−1は、行先側FIUと考えられる。 ファクシミリコールは、次の5つの段階(A−E)で構成される。 段階A(コール設定又は確立)において、電話コールが発信側FTEから行先 側FTEへ発せられる。コールは、自動的に行なわれてもよいし手動で行なわれ てもよい。 段階B(メッセージ前手順)において、行先ステーション(FTE)がその能 力を識別する信号で応答する。次いで、発呼ステーションは、コール中に使用さ れるべきオペレーションモード(例えば、送信速度、解像度、ページサイズ、像 コード方法等)を指示するための信号を送信する。即ち、段階Bでは、任意のプ ロトコル特徴が交渉され、そして高速データ転送能力が照合される。 段階C(メッセージ中手順及びメッセージ送信)においては、手順信号の送信 及びファクシミリ像の送信が行なわれる。手順信号は、例えば、送信側FTE( ステーション)からのモデムトレーニングシーケンスを含み、これは、受信側ス テーションがそのモデムを電話線の特性に適合できるようにする。受信側ステー ション(行先側FTE)が首尾良くトレーニングを行い、そして準備状態となっ た場合には、(CFR)信号を受信するための確認で応答する。CFR信号を受 信すると、送信側ステーションは、交渉された高い速度でファクシミリ信号を送 信する。即ち、一般的に、段階Cでは、高速モデムを用いて文書のページが転送 される。 段階D(メッセージ後手順)は、メッセージ終了、ページ終了の送信、及びペ ージ受け入れの確認に対する信号を含む。 段階Eにおいては、コールが終了となる。 段階B、C及びDにおいては、より高い速度が交渉されるまで高レベルデータ リンク制御(HDLC)を用いて300bpsで信号が通信される。 これらの5つの段階中に、次の信号が送信される。用語及び信号名 低速(300ビット/秒(bps))V.21モデムを用いて次の信号が送信 される。 DIS:サポートすることのできる任意のG3特徴を指定する行先側FTEか らのメッセージ。 DCS:このコールに対して有効となる任意のG3特徴を指定する発信側FT Eからのメッセージ。 MPS:文書の各ページ(最後のページを除く)の後に発信側FTEにより送 信される。 EOP:文書の最後のページの後に発信側FTEにより送信される。 MCF:ページの成功裡な受信を指示するMPS又はEOP信号に対する行先 側FTEの応答。この信号を送信した後に、行先側FTEは、ページ データを受信することが予想される。 RTP:ページの成功裡な受信を指示するMPS又はEOP信号に対する行先 側FTEの応答であるが、音声帯域モデムの再トレーニングを必要と する。 RTN:ページの不成功な受信を指示するMPS又はEOP信号に対する行先 側FTEからの応答であり、音声帯域モデムの再トレーニングを必要 とする。 NSF:所有権、売主特有の特徴、又は可能な非T.30特徴を指定する行先 側FTEからのメッセージ。 CFR:TCF信号の受信が良好であったことを指示するTCF信号に対する 行先側FTEの応答。この信号を送信した後に、行先側FTEは、ペ ージデータの受信を予想する。 FTT:TCF信号の受信が不良であったことを指示するTCF信号に対する 行先FTEの応答。この信号を送信した後に、行先FTEは、DCS 及びTCF信号の受信を予想する。 次の信号は、高速(2400−9600bps)V.27又はV.29音声帯 域モデムを使用して送信される(他の実施形態では、他の速度及びプロトコルを 使用してもよい。例えば、14400bpsまでのレートや、V.17及びV. 29のような標準が使用されてもよい)。 TCF:行先FTEによるページデータの適切な受信が可能であることを確認 するための発信側FTEからの信号。TCF信号は、常にDCS信号 に従う。 ページデータ:発信側FTEにより送信される走査されたページのコード化デ ジタル表示。 ここでは、次の用語が使用される。 トレーニング:DCS/TCFが送信されそしてCFR又はFTTが返送され るプロセス。良好な又は成功裡なトレーニングは、CFR応答を有し 、そして不良又は不成功なトレーニングは、FTT応答を有する。こ れは、Vシリーズ音声帯域モデムトレーニングプロセスを参照しない 。 不良TCF:行先FTE10−2がCFRではなくFTTで応答するように行 先FIU14−2により構成されるT.30 TCF信号。 DISパケット:行先FIU14−2からネットワーク12を経て送られるパ ケットであって、行先FTE10−2から受信されたDIS信号から の情報を含むパケット。 DCSパケット:各FIUによりネットワーク12を経て送られるパケットで あって、隣接FTEで成功裡なトレーニングが生じたことを指示する パケット。 ページデータパケット:発信側FIU14−1によりネットワーク12を経て 送られるパケットであって、ページデータの一部分を含むパケット。 MPSパケット:発信側FIU14−1によりネットワーク12を経て送られ るパケットであって、ページの終了を指示するパケット。 EOPパケット:発信側FIU14−1によりネットワーク12を経て送られ るパケットであって、文書の最後のページの終了を指示するパケット 。 ここで使用する次の用語は、グループ3ファクシミリを統括するITU推奨勧 告T.30及びT.4から得られるものである。 FIF:ファクシミリ情報フィールド。低速信号DIS及びDCSにおいては 、 FIFフィールドは、信号がT.30能力及び交渉された任意の特徴 に関する情報の多数のオクテットを含む場合である。 走査線:ページの単一水平線に沿った全ての像素子より成るコード化されたペ ージ像データの単位。 コードワード:走査線内の像素子は、水平走査線に沿った1つ以上の画素を表 わすコードワードによって記述される。 前段:全てのV.21送信のスタートにおいて、HDLCフラグオクテットの シーケンス。 エラー修正モード(ECM):グループ3に対して規定された選択的拒絶プロ トコルであって、行先FTEが、エラー状態で受信されたページ像デ ータの選択的部分の再送信を要求できるようにするプロトコル。 フレームチェックシーケンス(FCS):T.30のフレーム状データ送信モ ード(HDLCフォーマットデータを使用する)において、各フレー ムは、フレームにおける全ての以前のデータで行なわれた計算の結果 であるビットシーケンスで終了となる。フレームの受信器は、それが 受信したデータに基づいて同じ計算を実行し、そしてその結果を、フ レームに含まれたFCSと比較する。それらが同じである場合には、 フレームがエラーなしに受信されている。それらが異なる場合には、 受信したデータに1つ以上のエラーがあり、全フレームを信頼するこ とができない。 オペレーションの詳細な説明 図3及び4を参照すれば、発信側FTE10−1から行先側FTE10−2へ ファクシミリを送信するために、発信側FTE10−1は、行先側FTE10− 2の電話番号をダイヤルすることにより通常のやり方でコールを開始する。ネッ トワーク12を経てあるプロトコルが実行され、行先側FIU14−2への接続 がなされる。行先側FIU14−2がオンライン状態になると、ネットワーク1 2を通る最大許容データレート(ビット/秒)が分かる。 コールの行先端におけるアクティビティ 行先側FIU14−2は、ここで、行先側FTE10−2のリンギングをスタ ートさせる。行先側FTE10−2は、最終的に、リンギングに応答し、DIS フレームを含む通常のG3プロトコル信号を発信側FTE10−1へ送信する( 図4のS4−1)。コールに含まれるFTE間の非標準的動作モードの交渉を防 止するために行先側FIU10−2によってNSFフレームが破棄される。 行先側FTE10−2からDISフレームを受信すると、行先側FIU14− 2は、DISフレームの内容を編集する。これらの編集は、次のものを含む。 データ信号レートフィールドは、最大許容ネットワークデータレート、又は行 先側FTE14−2からのDISフレームにおける最初のデータ信号レートの低 い方を表わすように変更される。これは、将来、発信側FIU14−1及びFT E10−2によるレート交渉を、ネットワーク12及び行先側FTE10−2の 能力により決定される最大データレートに制限する。例えば、行先側FTE10 −2が9600bpsのレート能力を報告するが、ネットワーク12が5000 bpsしかサポートできない場合には、データ信号レートフィールドが9600 bpsから4800bpsへと変更される(4800bpsは、5000bps 未満の最も高いG3レートである)。 行先側FIU14−2は、ここで、行先側FTE10−2から受信したDIS フレームからの編集された「ファクシミリ情報フィールド(FIF)」フィールド を含むDISパケットをネットワーク12に送信する(図4のS4−2)。低速 信号DIS及びDCSにおいて、FIFフィールドは、信号がT.30能力及び 交渉された任意の特徴に関する情報の多数のオクテットを含む場合である。 同時に、行先側FIU14−2は、行先側FTE10−2におけるプロトコル の時間切れを防止するために通常のG3プロトコル段階Bで進む。G3プロトコ ルにおける次の段階は、行先側FIU14−2が、TCF信号に続いてFTEへ DCSフレームを送信することである。しかしながら、DCSパケットは、発信 側FIU14−1からまだ到着していない。それ故、行先側FIU14−2は、 DCSパケットが発信側FIU14−1からネットワーク12を経て到着するま で、G3プロトコルの段階Bが首尾良く完了するのを防止する。行先側FTE1 0−2においてG3プロトコルの時間切れが生じるのを防止するように、通常の G3プロトコルルールを遵守しながらこれを行わねばならない。この結果を得る のに、次の技術が使用される。 行先側FIU14−2は、メークアップされたDCSフレームをFTEへ送信 する(図4のS4−3)。このDCSフレームのFIFフィールドは、FTEか らそれまでに受信したDIS信号に適合するようにされる。 メークアップされたDCS信号の後に、適当なG3プロトコルのタイミング及 びモデム信号により、行先側FIU14−2は、不良TCF信号を行先側FTE 10−2へ送信する(図4のS4−4)。TCF信号は、G3プロトコルのよう に2進0ビットで構成されず、むしろ、交互の2進1及び0ビットで構成され、 従って、それを不良にする。 TCF信号は、不適切なフォーマットで構成されるので、行先側FTE10− 2は、TCF信号を受信不良と解釈し、そしてCFRフレームではなくFTTフ レームで応答する(図4のS4−5)。それ故、行先側FTE10−2は、別の DCS/TCFサイクルを期待し、そしてページデータを期待するプロトコルの 段階Cへと進まない。DCS/不良TCF/FTTのこのサイクルは、行先側F IU14−2が発信側FTE10−1から(発信側FTU14−1を経て)ネッ トワーク12を経てDCSパケットを受信するまで、FIU14−2が適切なG 3プロトコルのタイミング及び信号を遵守しながら繰り返される(図4のS4− 6)。FTEがこの技術を用いて段階Bに留まることのできる時間長さは、不定 である。 DCSパケットがネットワーク12を経て到着すると(図4のS4−7)、行 先側FIU14−2は、これがDCS信号を行先側FTEへ送信しなければなら ない点に到達するまで、行先側FTE10−2と共にG3プロトコルを続ける。 次いで、行先側FIUは、メークアップされたDCS信号ではなくネットワーク 12を経て受信したDCSパケットの内容を送信する(図4のS4−8)。DC Sに続いて、行先側FIUは、G3プロトコルで規定された適切なフォーマット 及びDCS信号で規定されたデータレートで良好なTCFを送信する(図4のS 4−9)。TCFは適切なフォーマットを有するので、行先側FTE10−2は 、CFRフレームで応答する(図4のS4−10)。 発信側FIU14−1は、ネットワーク12から行先側FTEへのページデー タの転送をスタートする。このページ送信ブロセスは、以下に説明する。 ページ及びそれに関連したページ終了信号を送信した後に、発信側FIU14 −1は、ページ終了確認をFTEから受信する。ネットワーク12を経て受信し たページ終了信号がMPS信号である場合には、FIUは、ページ送信プロセス を始めからスタートする。ページ終了信号がEOPである場合には、発信側FI U14−1がDCNメッセージをFTEへ送信し、コールが終了となる。 行先側FIUにおけるページ送信プロセス 行先側FIU14−2がページデータを行先側FTE10−2へ送信するプロ セスは、ネットワーク12を経てデータが受信されたかどうかに関わりなくFT Eへの有効走査線データの定常流を維持する。(走査線は、ページの単一水平線 に沿った全ての像素子で構成されるコード化されたページ像データの単位である ことを想起されたい。)適度な遅延時間中に、このプロセスは、ネットワーク1 2を経て受信したデータを、T.4により許された付加的な充填を伴って送信し 、充填の目的は、行先側FTE10−2へ走査線を送信するのに要する時間長さ を増加することである。ネットワーク12を経て受信したデータに非常に長いギ ャップがある場合には、プロセスは、有効なフォーマットを有するが元の文書の 部分を構成しない走査線データを形成する。この種のメークアップされたデータ の挿入は、プロセスによって最小にされる。 G3プロトコルの適当な時間において、行先側FIU14−2は、適当なG3 プロトコルタイミング及び信号で行先側FTE10−2へのページデータの送信 をスタートしなければならない。行先側FIUが行先側FTEへページデータを 送信する間に、処理しなければならない多数の条件は、次のものを含む。 1.行先側FIU14−2は、新たなページに対してページデータの送信をス タートしなければならないが、発信側FIU14−1からネットワーク12を経 てページデータがまだ到着していない。行先側FIUは、いわゆるストール線を FTEへ送信することによりこの状態を取り扱う。ストール線は、行先側FIU により形成された有効走査線であって、ネットワーク12から有効走査線が受信 されないときに行先側FTEへ送信される。ストール線は、白の走査線としてプ リントされ、そして行先側FTEへ送信するのに相当量の実時間を必要とするよ うに充填される(以下を参照)。 2.行先側FIU14−2は、ページデータを送信中であるが、発信側FIU 14−1からのデータの流れは、ページが完了する前に中断されるか又は定常状 態でなくなる。FIUは、ストール線(上述の)を送信するか、又はいわゆる充 填線を行先側FTEへ送信することにより、この状態を取り扱う。充填線は、ネ ットワーク12を経て受信される走査線であるが、走査線における有効データの 終了後であって且つ走査線自体の終了の前に付加的な0ビットを追加することに より行先側FIUにより変更されている。従って、走査線の最後の非EOLコー ドワードの後であって且つ走査線を終了するEOLコードワードの前に0ビット が挿入される。充填線の送信は、同じ非充填線の送信よりも相当に長い実時間を 必要とするが、走査線のプリント像には変化が生じない。 行先側FIU14−2が行先側FTEへ新たなページを送信し始めるときには 、あるデータが累積されるまでストール線を送信することにより開始する。 ストール線及び充填線は、データがネットワーク12を経て到達するための余 分な時間を与える一方、適切にフォーマットされた走査線をリアルタイムベース で行先側FTE10−2へ依然として与える。充填線は、行先側FIU14−2 がネットワーク12を経て送られるデータの到達速度の低下を検出したときに、 より多くの受信データが累積できるようにする試みとして使用される。ネットワ ーク12から受信される累積データが予期せぬ遅延のために尽きたときには、ネ ットワーク12からのより多くのデータが累積される間に行先側FTEを満足す るためにストール線が行先側FIUにより発生される。 もし可能であれば、行先側FIUは、全ての白走査線が既に受信されたことを 行先側FIUが検出した場合に、累積された受信データが実際に尽きる前にスト ール走査線の送信をスタートしてもよい。この場合に、受信した白走査線は、ス トール線のために付加的な白走査線に続いてプリントされ、その結果、像の非白 部分にストール線が挿入される場合に比してプリント像への影響はほとんどなく なる。 行先側FIU14−2は、行先側FTE10−2へページデータを送信すると きに4つの主たる状態を有する。これらの状態が図5に示されており、(i)ト ップページストール状態、(ii)無充填状態、(iii)充填状態及び(iv)スト ール状態と称される。これらの状態間を切り換えるプロセスは、ネットワーク1 2からのデータの到着を円滑化し、そしてストール線の挿入により生じることの あるプリントページ像の欠陥を最小にする。このプロセスは、次のような多数の 変数及び定数を含む。 1.ネットワーク12から受信した完全な未プリントの走査線の本数であって 、ここで「CurLines」と称する数; 2.ここで「LowLim」と称する第1の定数; 3.ここで「HighLim」と称する第2の定数;及び 4.ここで「VizLim」と称する第3の定数。 これら3つの定数の関係は、次の通りである。 0<VizLim≦LowLim<HighLim これら定数に対する値の選択は、各用途ごとに異なる。値の選択に影響するフ ァクタは、ページデータをバッファするのに使用できるメモリの量、及びプリン ト像データを崩壊することなく休止を持続しなければならない所要最大時間長さ を含む。 図5を参照すれば、G3プロトコルに基づき、行先側FIU14−2が行先側 FTE10−2へのページデータの送信を開始しなければならないときに、プロ セスがスタートされる。この点において、CurLinesがLowLim以上 である場合には、「無充填」状態に入る。さもなくば、「トップページストール」状 態に入る。 図5に示す状態及び移行は、次の通りである。 トップページストール状態(図5のS5−1) 動作:ストール線をFTEへ送信する。 退出:CurLinesがLowLim以上であるときに「無充填」状態へ進む 。 無充填状態(図5のS5−2) 動作:ネットワーク12を経て受信した走査線をFTEへ送信する。 退出:CurLinesがLowLim末満であるときに「充填」状態へ進む。 充填状態(図5のS5−3)動作:充填線をFTEへ送信する。 退出:CurLinesがHighLimより大きいときには「無充填」状態へ 進む。CurLinesが0であるときには「ストール」状態へ進む。 ストール状態(図5のS5−4) 動作:ストール線をFTEへ送信する。 退出:CurLinesがLowLim以上であるときに「充填」状態へ進む。 ネットワーク12を経てEOP又はMPSパケットが受信されるときには、F IUは、付加的な充填を伴わずに、全ての残りのバッファされた走査線をFTE へ送信するように進む(図5のS5−5)。 このプロセスは、単にネットワーク12を経て受信されるページデータの量で はなく、ネットワーク12を経て受信される走査線の本数に基づくものである。 というのは、遅延技術(即ち充填線及びストール線)は、走査線の境界に対して のみ実行されるからである。データ流内の走査線の位置及び本数が分からない限 り、受信データの量を知ることは無関係である。 行先側FIUにおける例外的条件の処理 プロトコル全体にわたり、行先側FIU14−2は、G3プロトコル及びそれ に関連したエラー処理に従う。行先側FIU14−2による特殊な特定の処理を 必要とする多数の特殊な状態が発生し得る。 プロトコルの段階Bが最初に完了する間に、FIUは、ネットワーク12を経 て受信したDCSに規定されたページデータレートでFTEをトレーニングでき ないことが生じる。この場合には、FTEがFTTでTCFに応答し(図6のS 6−1)そしてFIUが低いレートでのトレーニングを試みており、その1つが 成功となっている(図6のS6−2)。FTEが成功裡なトレーニングを指示す るときには、FIUは、ネットワーク12を経てDCSパケットを送信し(図6 のS6−3)、実際に交渉されたレートを発信側FIU14−1に通知する。明 瞭化のために、図6は、コールのスタートしか示していない。 行先側FTE10−2がMPS信号に対してRTP又はRTN信号で応答する (図7のS7−1)場合には、行先側FIU14−2は、プロトコルの段階Bへ 復帰して、行先側FTEを再トレーニングしなければならない。行先側FIUは 、 既に交渉された同じレートでトレーニング手順をスタートする(図7のS7−2 )。行先側FTEがそのレートでのトレーニングを受け入れない(TCF信号に 対しFTTで応答することにより表わされる)場合には、行先側FIUは、行先 側FTEがCFRで応答する(図7のS7−4)まで、次第に低いレートを試み る(図7のS7−3)。次いで、行先側FIUは、DCSパケットをネットワー ク12へ送信して、新たなレートが交渉されたことを発信側FIU14−1に指 示する。 何らかの理由で、EOPパケットが受信される前に、端一端ネットワーク12 の接続が遮断した場合には、FIUは、G3プロトコルに従い、FIUが不完全 な文書転送を報告しなければならないやり方で文書転送を終了させる。 コールの発信端におけるアクティビティ 発信側FIU14−1は、ネットワーク12を経てDISパケットが到着する のを待機する。DISパケットが到着すると(図4のS4−11)、発信側FI Uは、発信側FTEに、初期G3プロトコル信号を、発信側FIUが単に別のF TE自体であるかのように送信する。標準的なG3プロトコルの段階Bへ進み( 図4のS4−12)、そして発信側FIUは、最終的に、TCF信号に対してC FRで応答することによりトレーニングを受け入れる(図4のS4−13)。こ の点において、発信側FIUは、最も最近受信したDCSフレームのFIFを含 むDCSパケットを行先側FTE10−2からネットワーク12を経て転送する 。 発信FTEがページパケットの送信をスタートするときには、発信側FIUが このデータをFTEから受信したときにネットワーク12を経て転送する(図4 のS4−14)。 発信側FTEは、最終的に、ページデータの送信を停止し、次いで、適当なペ ージ終了信号を送信する(図4のS4−15)。好ましい実施形態では、ページ 終了信号がMPSである場合に、FIUは、第1のMPSに応答せず、FIUが MPS信号を繰り返すまで待機する。FIUは、第2のMPSに対しMCFで応 答する(図4のS−16)。このようにページの確認を遅延することは、ページ 送信中に予想されないネットワーク12の遅延がある場合に、行先側F1U14 −2及びFTEがページ終了プロトコルを完了できるようにするという作用を有 する。応答がない場合に装置が手前のメッセージを繰り返すことがG3プロトコ ルの要件であることに注意されたい。この遅延確認は、ある程度のネットワーク 混雑があると発信側FTE又はFIUが考える場合に好ましいものとなる。 文書の最後のページに対するページ終了信号は、MPSではなくEOPである 。FIUは、最初に受信したEOPに対してMCFで応答する(図4のS4−1 7)。FIUがDCNフレームを送信すると、コールが終了となる。 エラー修正モードに対する特殊な技術 エラー修正モード(ECM)は、誤りのないプリントページを形成することの できるページデータを送信する任意の方法である。ECMにおいて、ページデー タは、パケット又はフレームとして知られた小さなかたまりに分割される。これ らのパケットは、順次番号付けされ、そしてパケットが正しく受信されたかどう か受信器が知り得るようにエラーチェックシーケンスで保護される。 以下に述べるように、ECMを用いてコールを処理する方法は2つある。 第1の方法においては、発信側FIU14−1が発信側FTE10−1からの ECMデータをフレーム解除し、そしてそれを通常の非ECMデータとしてネッ トワーク12を経て送信する。行先側FIU14−2は、ストール及び充填に対 するプロセスを含む上記の全てのプロセスをたどるが、FTEに送られる全ての ページデータをECMフレームにパッケージする。行先側FTE10−2からの 再送信要求を取り扱うために、行先側FIU14−2は、行先側FTE10−2 へ送られる全てのフレームのコピーを、それらが行先側FTE10−2によって 確認されるまで保持しなければならない。 第2の方法においては、発信側FIU14−1がECMフレームを、丁度それ らが発信側FTE10−1から受信されたときに、ネットワーク12を経て転送 する。行先側FlU14−2は、そのストール及び充填プロセスを、ネットワー ク12を経て受信した完全な未送信(行先側FTE10−2へ)のECMフレー ムの数に基づくように変更する。行先側FIU14−2は、フレーム内の走査線 データを見ず、走査線境界がどこであるか知らない。 充填線の上記定義は、ECMの場合に、ECMフレーム間に付加的なフラグが 送信されることを意味するように変更される。「ストール」線の土記定義は、EC Mの場合に、バッファされたECMフレームが行先側FIU14−2に得られな いならば、無意味のデータを含むと共に意図的に不良のFCSを伴うECMフレ ームが行先側FTE10−2へ送信されることを意味するように変更される。フ レームは、不良のFCSを有するので、行先側FTE10−2によって無視され るが、行先側FTE10−2における受信データの欠落による時間切れを防止す る。 上記の定数LowLim及びHighLimの定義は、バッファされた(が、 まだ行先側FTE10−2に送信されていない)ECMフレームの数を指すよう に変更される。定数VizLimは、FIUがプリントページ像を意図的に崩壊 しないので、ECMの取り扱い方法には使用されない。 従って、図5の「充填線送信」状態(参照番号S5−3)においては、行先側F TE10−2へ送信される各ECMフレームの後に行先側FIU14−2によっ て長いフラグシーケンスが発生される。これは、各ECMフレームを送信するの に要する時間長さを効果的に延長する。同様に、図5の「ストール線送信」状態( 参照番号S5−4)においては、ECMフレームが行先側FIU14−2へ送信 されるが、それらは無意味なデータを含み、不良FCSで終了となる。 上述したように、各FTEは、G3ファクシミリ装置である。従って、各FT Eは、スタンドアローンファクシミリマシンであってもよいし、汎用又は特殊目 的のコンピュータ(例えば、PC等)であってもよいし、又はG3ファクシミリ マシンを動作するプロセスを含む他の装置であってもよい。更に、本発明は、ソ フトウェア、ハードウェア又はその組合せで実施することができる。本発明は、 専用のマシン、ASIC等に適用できる。ソフトウェアで完全に又は部分的に実 施するときには、本発明は、ROM、ディスク、ASIC、PROM等を含む( これらに限定されない)メモリ又は記憶媒体に関する。 かくて、デジタルネットワークを経てのリアルタイムファクシミリ送信が提供 される。当業者に明らかなように、本発明は、上記実施形態以外の形態でも実施 でき、上記実施形態は、本発明を例示するもので、これに限定されず、本発明は 、請求の範囲のみによって限定されるものとする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),JP

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.G3プロトコルに基づいて動作する発信側ファクシミリターミナル装置(FTE )が、発信側ファクシミリインターフェイスユニット(FIU)を経て、未知の予想 し得ない遅延を伴う中間のデジタルネットワークに接続され、そしてG3プロ トコルに基づいて動作する行先側FTEbS行先側FIUを経て上記ネットワ ークに接続されるようなシステムにおいて、ファクシミリ通信を与える方法が 、 (a)発信側FTEが発信側FIU及び行先側FIUを経て行先側FTEに データを送信し、 (b)発信側FIUが行先側FIUにデータを送信し、 (c)行先側FIUが発信側FTEからのデータを待機する間に、行先側F IUが、行先側FTEのプロトコルの時間切れを防止するために行先側FTE にメークアップされたデータを送信し、行先側FIUは、この行先側FIUが 発信側FTEからのあるデータを累積するまで、上記メークアップされたデー タを行先側FETに送信し、 (d)発信側FTEは、1ページのデータの送信終了時に、発信側FIUを 経て行先側FTEへページ終了信号を送信し、 (e)発信側FIUは、ページ終了信号についての発信側FTEへの確認を 遅延させ、そして (f)その遅延された確認に応答して、発信側FTEは、発信側FIUを経 て行先側FTEへ別のページ終了信号を送信し、これにより、行先側FIU及 び行先側FTEは、それらのページ終了プロトコルを完了することができ、こ こで、 (i)発信側FTEにより送られるデータは、送信されている文書の走査 線データであり、そして上記メークアップされたデータは、有効なフォーマッ トを有しそしてオリジナル文書の一部分でないデータを含み、 (ii)行先側FIUは、これが発信側FIUから走査線を受信しないとき に上記メークアップされたデータを行先側FTEへ送信し、そして上記メーク アップされたデータは、有効な走査線を含み、 (iii)行先側FIUは、これが発信側FIUから走査線の少なくとも若 干を受信したときに上記メークアップされたデータを行先側FTEへ送信し、 (iv)上記メークアップされたデータは、受信した走査線の若干と、付加 的なデータとを含み、 (v)行先側FTEへ送信される上記メークアップデータの種類は、ネッ トワークを経て行先側FIUにより受信された完全な未プリント走査線の本数 に依存し、そして (vi)上記メークアップデータの送信は、 (1)ネットワークを経て送られるデータの到着速度が遅くなったこと を行先側FIUが検出したときには、行先側FTEに充填線を送信し、そして (2)データの到着における予期せぬ遅延を行先側FIUが検出したと きには、行先側FTEにストール線を送信する、 という段階を含むことを特徴とする方法。 2.発信側ファクシミリターミナル装置(FTE)が発信側ファクシミリインターフ ェイスユニット(FIU)を経て中間のデジタルネットワークに接続され、そして 行先側FTEが行先側FIUを経て上記ネットワークに接続されるようなシス テムにおいて、ファクシミリ通信を与える方法が、 (a)発信側FTEが発信側FIU及び行先側FIUを経て行先側FTEに データを送信し、 (b)発信側FIUが行先側FIUにデータを送信し、そして (c)行先側FIUが発信側FTEからのデータを待機する間に、行先側F IUが、行先側FTEのプロトコルの時間切れを防止するために行先側FTE へメークアップされたデータを送信する、 という段階を含むことを特徴とする方法。 3.発信側FTEにより送られるデータは、送信されている文書の走査線データ であり、そして上記メークアップされたデータは、有効なフォーマットを有し そしてオリジナル文書の一部分でないデータを含む請求項2に記載の方法。 4.行先側FIUは、これが発信側FIUから走査線を受信しないときに上記メ ークアップされたデータを行先側FTEへ送信し、そして上記メークアップさ れたデータは、有効な走査線を含む請求項3に記載の方法。 5.行先側FIUは、これが発信側FTEからあるデータを累積するまで行先側 FTEへ上記メークアップされたデータを送信する請求項4に記載の方法。 6.行先側FIUは、これが全て白の走査線を受け取るまで行先側FTEへ上記 メークアップされたデータを送信し、上記方法は、更に、行先側FIUが全て 白の走査線を受け取るときに、付加的な白の走査線を行先側FTEへ送信する ことを含む請求項4に記載の方法。 7.行先側FIUは、これが発信側FIUから走査線の少なくとも若干を受信し たときに上記メークアップされたデータを行先側FTEへ送信し、そして上記 メークアップされたデータは、受信した走査線の若干と、付加的なデータとを 含む請求項3に記載の方法。 8.行先側FTEへ送信される上記メークアップデータの種類は、ネットワーク を経て行先側FIUにより受信された完全な未プリント走査線の本数に依存す る請求項3に記載の方法。 9.上記メークアップデータの送信は、 (a)ネットワークを経て送られるデータの到着速度が遅くなったことを行 先側FIUが検出したときには、行先側FTEに充填線を送信し、そして (b)データの到着における予期せぬ遅延を行先側FIUが検出したときに は、行先側FTEにストール線を送信する、 という段階を含む請求項8に記載の方法。 10.(d)発信側FTEは、1ページのデータの送信終了時に、発信側FIUを 経て行先側FTEへページ終了信号を送信し、 (e)発信側FIUは、ページ終了信号についての発信側FTEへの確認を 遅延させ、そして (f)その遅延された確認に応答して、発信側FTEは、発信側FIUを経 て行先側FTEへ別のページ終了信号を送信し、これにより、行先側FIU及 び行先側FTEは、それらのページ終了プロトコルを完了することができる、 という段階を更に含む請求項2に記載の方法。 11.ページデータがフレームに分割されるエラー修正モード(ECM)において、 行先側FIUは、 (d)行先側FTEへ送信されるべき全てのページデータをフレームへとパ ッケージし、 (e)全てのページデータをパッケージされたフレームとして行先側FTE へ送信し、 (f)行先側FTEへ送られる各パッケージされたフレームのコピーを保持 し、そして (g)行先側FTEからのフレーム再送信要求に応答して、その要求された フレームのコピーを送信する、 という段階を含む請求項2に記載の方法。 12.行先側FIUは、行先側FTEによりフレームが確認されるまで行先側FT Eへ送られる各パッケージされたフレームのコピーを保持する請求項11に記 載の方法。 13.発信側ファクシミリターミナル装置(FTE)が発信側ファクシミリインターフ ェイスユニット(FIU)を経て中間のデジタルネットワークに接続され、そして 行先側FTEが行先側FIUを経て上記ネットワークに接続されるようなシス テムにおいて、ファクシミリ通信を与える方法が、行先側FIUにより、 (a)発信側FTEからデータを受信し、そして (b)発信側FTEからのデータを待機する間に、行先側FTEのプロトコ ルの時間切れを防止するために行先側FTEへメークアップされたデータを送 信する、 という段階を含むことを特徴とする方法。 14.発信側FTEにより送られるデータは、送信されている文書の走査線データ であり、そして上記メークアップされたデータは、有効なフォーマットを有し そしてオリジナル文書の一部分でないデータを含む請求項13に記載の方法。 15.行先側FIUは、これが発信側FIUから走査線を受信しないときに上記メ ークアップされたデータを行先側FTEへ送信し、そして上記メークアップさ れたデータは、有効な走査線を含む請求項14に記載の方法。 16.行先側FIUは、これが発信側FTEからあるデータを累積するまで行先側 FTEへ上記メークアップされたデータを送信する請求項15に記載の方法。 17.行先側FIUは、これが全て白の走査線を受け取るまで行先側FTEへ上記 メークアップされたデータを送信し、上記方法は、更に、行先側FIUが全て 白の走査線を受け取るときに、付加的な白の走査線を行先側FTEへ送信する ことを含む請求項15に記載の方法。 18.行先側FIUは、これが発信側FIUから走査線の少なくとも若干を受信し たときに上記メークアップされたデータを行先側FTEへ送信し、そして上記 メークアップされたデータは、受信した走査線の若干と、付加的なデータとを 含む請求項14に記載の方法。 19.行先側FTEへ送信される上記メークアップデータの種類は、ネットワーク を経て行先側FIUにより受信された完全な未プリント走査線の本数に依存す る請求項14に記載の方法。 20.上記メークアップデータの送信は、 (a)ネットワークを経て送られるデータの到着速度が遅くなったことを行 先側FIUが検出したときには、行先側FTEに充填線を送信し、そして (b)データの到着における予期せぬ遅延を行先側FIUが検出したときに は、行先側FTEにストール線を送信する、 という段階を含む請求項19に記載の方法。 21.行先側ファクシミリターミナル装置(FTE)において発信側FTEから中間の デジタルネットワークを経てファクシミリ通信を受信する方法であって、行先 側FTEは、行先側FIUを経てネットワークに接続され、上記方法は、行先 側FIUにより、 (a)発信側FTEからデータを受信し、そして (b)発信側FTEからのデータを待機する間に、行先側FTEのプロトコ ルの時間切れを防止するために行先側FTEへメークアップされたデータを送 信する、 という段階を含むことを特徴とする方法。 22.発信側FTEにより送られるデータは、送信されている文書の走査線データ であり、そして上記メークアップされたデータは、有効なフォーマットを有し そしてオリジナル文書の一部分でないデータを含む請求項21に記載の方法。 23.行先側FIUは、これが発信側FIUから走査線を受信しないときに上記メ ークアップされたデータを行先側FTEへ送信し、そして上記メークアップさ れたデータは、有効な走査線を含む請求項22に記載の方法。 24.行先側FIUは、これが発信側FTEからあるデータを累積するまで行先側 FTEへ上記メークアップされたデータを送信する請求項22に記載の方法。 25.行先側FIUは、これが全て白の走査線を受け取るまで行先側FTEへ上記 メークアップされたデータを送信し、上記方法は、更に、行先側FIUが全て 白の走査線を受け取るときに、付加的な白の走査線を行先側FTEへ送信する ことを含む請求項22に記載の方法。 26.行先側FIUは、これが発信側FIUから走査線の少なくとも若干を受信し たときに上記メークアップされたデータを行先側FTEへ送信し、そして上記 メークアップされたデータは、受信した走査線の若干と、付加的なデータとを 含む請求項23に記載の方法。 27.行先側FTEへ送信される上記メークアップデータの種類は、ネットワーク を経て行先側FIUにより受信された完全な未プリント走査線の本数に依存す る請求項24に記載の方法。 28.上記メークアップデータの送信は、 (a)ネットワークを経て送られるデータの到着速度が遅くなったことを行 先側FIUが検出したときには、行先側FTEに充填線を送信し、そして (b)データの到着における予期せぬ遅延を行先側FIUが検出したときに は、行先側FTEにストール線を送信する、 という段階を含む請求項23に記載の方法。 29.上記発信側及び行先側ファクシミリターミナル装置は、G3プロトコルに基 づいて動作する請求項2ないし28のいずれかに記載の方法。 30.上記ネットワークは、未知の予想できない遅延を伴う請求項2ないし28の いずれかに記載の方法。 31.発信側ファクシミリターミナル装置(FTE)が発信側ファクシミリインターフ ェイスユニット(FIU)を経て中間のデジタルネットワークに接続され、そして 行先側FTEが行先側FIUを経て上記ネットワークに接続されるようなシス テムにおいて、行先側FIUが、 (a)上記ネットワークを経て発信側FTEからデータを受信する手段と、 (b)行先側FIUが発信側FTEからのデータを待機する間に、行先側F TEのプロトコルの時間切れを防止するために行先側FTEへメークアップさ れたデータを送信する手段と、 を備えたことを特徴とするFIU。 32.発信側ファクシミリターミナル装置(FTE)が発信側ファクシミリインターフ ェイスユニット(FIU)を経て中間のデジタルネットワークに接続され、そして 行先側FTEが行先側FIUを経て上記ネットワークに接続されるようなシス テムにおいて、 FIUが発信側FTEからのデータを待機する間に、行先側FTEのプロト コルの時間切れを防止するためにFIUが行先側FTEへメークアップされた データを送信する、 というようにプログラムされたことを特徴とするFIU。 33.発信側FTEにより送られるデータは、送信されている文書の走査線データ であり、そして上記メークアップされたデータは、有効なフォーマットを有し そしてオリジナル文書の一部分でないデータを含む請求項32に記載のFIU 。 34.FIUは、行先側FIUが発信側FIUから走査線を受信しないときに上記 メークアップされたデータを行先側FTEへ送信し、そして上記メークアップ されたデータは、有効な走査線を含む請求項33に記載のFIU。 35.行先側FIUは、これが発信側FTEからあるデータを累積するまで行先側 FTEへ上記メークアップされたデータを送信する請求項34に記載のFIU 。 36.FIUは、更に、行先側FIUが全て白の走査線を受け取るまで行先側FT Eへ上記メークアップされたデータを送信するようプログラムされ、更に、行 先側FIUが全て白の走査線を受け取るときに、付加的な白の走査線を行先側 FTEへ送信する請求項35に記載のFIU。 37.FIUは、これが発信側FIUから走査線の少なくとも若干を受信したとき に上記メークアップされたデータを行先側FTEへ送信するようにプログラム され、そして上記メークアップされたデータは、受信した走査線の若干と、付 加的なデータとを含む請求項32に記載のFIU。 38.行先側FTEへ送信される上記メークアップデータの種類は、ネットワーク を経てFIUにより受信された完全な未プリント走査線の本数に依存する請求 項32に記載のFIU。 39.上記メークアップデータの送信は、 (a)ネットワークを経て送られるデータの到着速度が遅くなったことを行 先側FIUが検出したときには、行先側FTEに充填線を送信し、そして (b)データの到着における予期せぬ遅延を行先側FIUが検出したときに は、行先側FTEにストール線を送信する、 ことを含む請求項38に記載のFIU。 40.上記発信側及び行先側ファクシミリターミナル装置は、G3プロトコルに基 づいて動作する請求項32ないし39のいずれかに記載のFIU。 41.上記ネットワークは、未知の予想できない遅延を伴う請求項32ないし39 のいずれかに記載のFIU。 42.発信側ファクシミリターミナル装置(FTE)が、発信側ファクシミリインター フェイスユニット(FIU)を経て、未知の予想し得ない遅延を伴う中間のデジタ ルネットワークに接続され、そして行先側FTEが行先側FIUを経て上記ネ ットワークに接続されるようなシステムにおいて、上記発信側及び行先側ファ クシミリターミナル装置は、G3プロトコルに基づいて動作し、メモリ媒体が 次の段階によりファクシミリ通信を与えるようにプログラムされたソフトウェ アを含み、即ち、 (a)発信側FTEが発信側FIU及び行先側FIUを経て行先側FTEに データを送信し、 (b)発信側FIUが行先側FIUにデータを送信し、 (c)行先側FIUが発信側FTEからのデータを待機する間に、行先側F IUが、行先側FTEのプロトコルの時間切れを防止するために行先側FTE にメークアップされたデータを送信し、 (d)発信側FTEは、1ページのデータの送信終了時に、発信側FIUを 経て行先側FTEへページ終了信号を送信し、 (e)発信側FIUは、ページ終了信号についての発信側FTEへの確認を 遅延させ、そして (f)その遅延された確認に応答して、発信側FTEは、発信側FIUを経 て行先側FTEへ別のページ終了信号を送信し、これにより、行先側FIU及 び行先側FTEは、それらのページ終了プロトコルを完了することができ、そ してページデータがフレームに分割されるエラー修正モード(ECM)において、 (g)行先側FTEへ送信されるべき全てのページデータをフレームへと パッケージし、 (h)全てのページデータをパッケージされたフレームとして行先側FT Eへ送信し、 (i)行先側FTEへ送られる各パッケージされたフレームのコピーを保 持し、そして (j)行先側FTEからのフレーム再送信要求に応答して、その要求され たフレームのコピーを送信し、 更に、発信側FTEにより送られるデータは、送信されている文書の走査線 データであり、そして上記メークアップされたデータは、有効なフォーマット を有しそしてオリジナル文書の一部分でないデータを含み、 更に、上記ソフトウェアは、行先側FIUが発信側FIUから走査線を受信 しないときに行先側FIUが上記メークアップされたデータを行先側FTEへ 送信するようにプログラムされ、そして上記メークアップされたデータは、有 効な走査線を含み、 更に、上記ソフトウェアは、行先側FIUが発信側FTEからあるデータを 累積するまで行先側FIUが行先側FTEへ上記メークアップされたデータを 送信するようにプログラムされ、 更に、上記ソフトウェアは、行先側FIUが全て白の走査線を受け取るまで 行先側FIUが行先側FTEへ上記メークアップされたデータを送信するよう プログラムされ、上記メモリ媒体は、更に、行先側FIUが全て白の走査線を 受け取るときに、付加的な白の走査線を行先側FTEへ送信することを含み、 更に、行先側FTEへ送信される上記メークアップデータの種類は、ネット ワークを経て行先側FIUにより受信された完全な未プリント走査線の本数に 依存し、そして上記メークアップデータの送信は、 (a)ネットワークを経て送られるデータの到着速度が遅くなったことを 行先側FIUが検出したときには、行先側FTEに充填線を送信し、そして (b)データの到着における予期せぬ遅延を行先側FIUが検出したとき には、行先側FTEにストール線を送信する、 ことを特徴とするメモリ媒体。 43.発信側ファクシミリターミナル装置(FTE)が発信側ファタシミリインターフ ェイスユニット(FIU)を経て中間のデジタルネットワークに接続され、そして 行先側FTEが行先側FIUを経て上記ネットワークに接続されるようなシス テムにおいて、メモリ媒体が次の段階によりファクシミリ通信を与えるように プログラムされたソフトウェアを含み、即ち、 (a)発信側FTEが発信側FIU及び行先側FIUを経て行先側FTEに データを送信し、 (b)発信側FIUが行先側FIUにデータを送信し、そして (c)行先側FIUが発信側FTEからのデータを待機する間に、行先側F IUが、行先側FTEのプロトコルの時間切れを防止するために行先側FTE にメークアップされたデータを送信する、 ことを特徴とするメモリ媒体。 44.発信側FTEにより送られるデータは、送信されている文書の走査線データ であり、そして上記メークアップされたデータは、有効なフォーマットを有し そしてオリジナル文書の一部分でないデータを含む請求項43に記載のメモリ 媒体。 45.更に、上記ソフトウェアは、行先側FIUが発信側FIUから走査線を受信 しないときに行先側FIUが上記メークアップされたデータを行先側FTEへ 送信するようにプログラムされ、そして上記メークアップされたデータは、有 効な走査線を含む請求項44に記載のメモリ媒体。 46.更に、上記ソフトウェアは、行先側FIUが発信側FTEからあるデータを 累積するまで行先側FIUが行先側FTEへ上記メークアップされたデータを 送信するようにプログラムされた請求項45に記載のメモリ媒体。 47.更に、上記ソフトウェアは、行先側FIUが全て白の走査線を受け取るまで 行先側FIUが行先側FTEへ上記メークアップされたデータを送信するよう プログラムされ、上記メモリ媒体は、更に、行先側FIUが全て白の走査線を 受け取るときに、付加的な白の走査線を行先側FTEへ送信することを含む請 求項45に記載のメモリ媒体。 48.更に、上記ソフトウェアは、行先側FIUが発信側FIUから走査線の少な くとも若干を受信したときに行先側FIUが上記メークアップされたデータを 行先側FTEへ送信するようにプログラムされ、そして上記メークアップされ たデータは、受信した走査線の若干と、付加的なデータとを含む請求項43に 記載のメモリ媒体。 49.行先側FTEへ送信される上記メークアップデータの種類は、ネットワーク を経て行先側FIUにより受信された完全な未プリント走査線の本数に依存す る請求項44に記載のメモリ媒体。 50.上記メークアップデータの送信は、 (a)ネットワークを経て送られるデータの到着速度が遅くなったことを行 先側FIUが検出したときには、行先側FTEに充填線を送信し、そして (b)データの到着における予期せぬ遅延を行先側FIUが検出したときに は、行先側FTEにストール線を送信する、 ことを含む請求項49に記載のメモリ媒体。 51.更に、上記ソフトウェアは、次の段階によりファクシミリ送信を与えるよう にプログラムされ、即ち、 (d)発信側FTEは、1ページのデータの送信終了時に、発信側FIUを 経て行先側FTEへページ終了信号を送信し、 (e)発信側FIUは、ページ終了信号についての発信側FTEへの確認を 遅延させ、そして (f)その遅延された確認に応答して、発信側FTEは、発信側FIUを経 て行先側FTEへ別のページ終了信号を送信し、これにより、行先側FIU及 び行先側FTEは、それらのページ終了プロトコルを完了することができる請 求項43に記載のメモリ媒体。 52.上記ソフトウェアは、更に、ページデータがフレームに分割されるエラー修 正モード(ECM)において、次の段階によりファクシミリ送信を与えるようにプ ログラムされ、即ち、 (d)行先側FTEへ送信されるべき全てのページデータをフレームへとパ ッケージし、 (e)全てのページデータをパッケージされたフレームとして行先側FTE へ送信し、 (f)行先側FTEへ送られる各パッケージされたフレームのコピーを保持 し、そして (g)行先側FTEからのフレーム再送信要求に応答して、その要求された フレームのコピーを送信する請求項43に記載のメモリ媒体。 53.行先側FIUは、行先側FTEによりフレームが確認されるまで行先側FT Eへ送信される各パッケージされたフレームのコピーを保持する請求項52に 記載のメモリ媒体。 54.上記発信側及び行先側ファクシミリターミナル装置は、G3プロトコルに基 づいて動作する請求項43ないし53のいずれかに記載のメモリ媒体。 55.上記ネットワークは、未知の予想できない遅延を伴う請求項43ないし53 のいずれかに記載のメモリ媒体。
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