JP2002510022A - ボールヘッドとして形成されたタペット端部用の受容ハウジング - Google Patents

ボールヘッドとして形成されたタペット端部用の受容ハウジング

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JP2002510022A JP2000541049A JP2000541049A JP2002510022A JP 2002510022 A JP2002510022 A JP 2002510022A JP 2000541049 A JP2000541049 A JP 2000541049A JP 2000541049 A JP2000541049 A JP 2000541049A JP 2002510022 A JP2002510022 A JP 2002510022A
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Abstract

(57)【要約】 自動車のために特定されているタペット(11)のボールヘッド(10)用の受容ハウジング(1)において、ボールヘッド(10)が、弾性質のインサート体(13)と、ボールソケット(7)を形成する焼結されたインサート体(8)との間に密封されており、かつ確保部材(21)を介して中空体(2)内に位置決めされている。前記の確保部材(21)及び弾性質インサート体(13)は、ボールヘッド(10)の通しを可能にする開口(15)を備えている。これによって受容ハウジング(1)は特に簡便に組立てることができる。更にボールヘッド(10)は、潤滑剤の流出及びダスト粒子の侵入に対して防護されており、かつ前記弾性質インサート体(13)の緩衝特性に基づいて全耐用寿命にわたって遊び無く維持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、受容ハウジングとボールヘッドとがボールジョイントの対偶部材を
成しており、該対偶部材が、タペットの並進運動を、前記受容ハウジングに結合
された構成部分、特にブレーキペダルのペダルアームの回転運動と連結する形式
の、特に自動車ブレーキシリンダのピストン棒の、ボールヘッドとして形成され
たタペット端部用の受容ハウジングに関する。
【0002】 前記のような受容ハウジングは例えば、ブレーキペダルのペダルレバーを、ブ
レーキシリンダのボールヘッドと枢着結合してペダル力をタペットに確実に伝達
するために必要である。このためにボールヘッドは、該ボールヘッドを180゜
以上にわたって包囲するボールソケット内に挿嵌され、これによって枢着結合が
可能になる。ボールヘッドはこの場合、タペット及びシリンダと共に1つの分離
不能なユニットを形成するので、ボールソケットは分割可能に、或いはボールソ
ケット内へボールヘッドをクリップ嵌合できるように弾性変形可能に構成する必
要がある。
【0003】 分割式のボールソケットは、不都合に高い組立費を必要とする。このような弾
性的な受容ハウジングの場合に判った欠点は、最大許容応力を超えると受容ハウ
ジングとボールヘッドとの間の結合が無理矢理に分割されることである。この危
険を避けるためにボールヘッドを強くクランプすることは、ボールヘッドの可動
性を不都合に局限することになる。更なる欠点は、エンジンに起因した振動が、
ボールヘッドから受容ハウジングへ伝達され、この長期間にわたる振動の結果、
摩耗が生じ、ひいては動力伝達に遊びが生じることになる。しかしながら特にブ
レーキ装置の場合には、このような動力伝達遊びは安全性の理由から避けられね
ばならないので、このような事態が生じた場合には当該損耗部品の交換が当然必
要になる。
【0004】 本発明の課題は、ボールヘッド用の受容ハウジングを改良して、確実にかつほ
ぼ摩耗無く作業すると同時に簡便に組付けできるように構成することである。
【0005】 前記課題を解決する本発明の構成手段は、受容ハウジングが、ポット状の中空
体と、該中空体内に配置された弾性的なインサート体とを有し、かつボールヘッ
ドが、前記インサート体によって確保部材を介して前記中空体内に保持され、か
つ該中空体のボトムに向かって予荷重をかけられている点にある。
【0006】 これによってボールヘッドは、該ボールヘッドの滑落が高い負荷を受けた場合
でも不可能であり、もしくは確保部材の破壊によってのみ可能になるように、イ
ンサート体によって固定される。従って発生した動力は、受容ハウジングとイン
サート体とを介して確実にボールヘッドに伝達され、かつ其処から例えばブレー
キシリンダのタペットへ伝達される。同時に前記インサート体を弾性エレメント
、例えばエラストマーとして構成することによって、自動車において殊に原動機
によって惹起されてボールヘッドを介して受容ハウジングへ導入される振動を大
幅に吸収することが可能になる。
【0007】 本発明の特に有利な実施形態では、受容ハウジングは、中空体内に配置された
別のインサート体を有し、ボールヘッドは前記中空体内で両インサート体の間で
確保部材によって位置決めされている。このようにすれば受容ハウジング内にお
けるボールヘッドの特に確実かつ永続的な位置決めが得られる。第2のインサー
ト体はこの場合例えば焼結部品として構成することができる。この実施形態では
ボールヘッドは有利に両インサート体に対して当接し、これによって、中空体の
内表面を特別にボールヘッドの輪郭に対応して成形する必要がなくなる。
【0008】 本発明の有利な実施形態では、ボールヘッドは両インサート体によって密封さ
れている。これによってダスト粒子又は湿気の侵入が効果的に回避される。ひい
てはボールヘッドの摩耗が減少し、これに伴って受容ハウジングの耐用寿命も高
められる。更に潤滑剤の流出が防止され、これによって煩雑な保守作業も省かれ
る。
【0009】 この潤滑に関連した問題は特に別の実施形態によって格別良好に解決される。
すなわち少なくとも1つのインサート体が、潤滑剤マガジンを形成する凹所を有
しているようにする。これによって、ボールヘッドの潤滑のために供用される潤
滑剤の量が高められ、ひいては軸受の耐用寿命も高められる。
【0010】 有利な実施形態では、ボールヘッドは、インサート体によって約180゜にわ
たって包囲されている。これによってインサート体は半割シェルを形成するので
、インサート体内へのボールヘッドの挿嵌が容易になる。
【0011】 インサート体は、ボールヘッドに結合されたタペットによって形成される平面
に対して平行に位置する平面に沿って分割することもできる。これに対して弾性
質のインサート体が1つの開口を有し、該開口が、ボールヘッドに結合されたタ
ペットに組立状態では当接するように弾性的に構成されており、かつ組立時には
前記ボールヘッドを通過させ得る程度に拡張可能であるように構成することによ
って、別の有利な実施形態が得られる。これによってインサート体の一体的な実
施形態が可能になる。ひいてはボールヘッド、タペット及びシリンダの分離不能
なユニットの使用が著しく簡便になる。
【0012】 このために必要とされるインサート体の拡張は、弾性質のインサート体がその
周面に半径方向の狭窄部を有している場合に、特に容易に可能になる。これによ
って実質的に2つの利点が得られる。第1に狭窄部は、材料厚の減少に基づいて
拡張性が容易になることを可能にするので、ボールヘッド通しが簡便になる。第
2にインサート体は容易に圧縮可能であり、かつボールヘッド表面に均等に当接
するので、トレランスの補償も同時に得られる。
【0013】 本発明の特に単純な実施形態では、中空体は、片側の閉じた中空円筒体として
形成されている。このように例えば蓋を有する中空円筒体は、これによって一面
において、別の構成部分に結合するための固定エレメントを容易に有することが
できる。また他面において、片側の閉じた中空円筒体として受容ハウジングを構
成することによって、受容ハウジングの安定性及び耐久性が改善される。更にま
た中空円筒体の閉鎖端部は確保部材のための対応受けとして役立つことができる
ので、該確保部材は、中空円筒体内でボールヘッドを固定的に位置決めすること
になる。
【0014】 特に有利な実施形態では、中空体は、バヨネット式締結機構として形成された
切欠部を有し、該切欠部は、挿嵌された確保部材を前記中空体内に位置決めする
ために形成されている。
【0015】 このために中空体はその周壁面に、適当に成形されたただ1つの切欠部を有し
ており、従って弾性質のインサート体の戻し力に抗して中空体内へ挿嵌された確
保部材は、回動によって前記切欠部内に形状結合的(形状による束縛;form
schluessig)に確保されている。確保部材はこのために、中空体の内
部幅を超えて張出す少なくとも2つの拡張部を備えている。この実施形態はこれ
によって製作が簡単でありかつ組付け又は組外しが容易になる。
【0016】 使用に応じて、ボールヘッドを包囲するインサート体の緊縮作用を個別に適合
することが望ましい。これは、1つのインサート体を別の外側寸法及び/又は別
の材料特性を有するインサート体に交換することによって行うことができる。こ
のために本発明の実施形態では、バヨネット式締結機構が、付加的な確保部材を
受容するように形成されているのが特に有利である。
【0017】 この場合、付加的な各確保部材によって、残留間隙は減少されかつインサート
体の緊締作用は高められる。こうして製作トレランスは比較的大きくすることが
でき、かつ組立時のボールヘッドに対する適合は、異なった個数の確保部材によ
って行うことができる。更にまた受容ハウジングの耐用寿命中における弾性質の
インサート体の戻し力の減退を同様の方式で補償することが可能であり、その場
合このために現存のインサート体を交換する必要はない。その場合、別の確保部
材を挿嵌するために受容ハウジングを開放する必要はないので、適合中における
ダスト侵入を排除することが可能である。
【0018】 本発明の有利な構成では確保部材は板ばねである。インサート体に伝達される
緊締作用はこの場合、相応のばね力を有する適当な確保部材を選択することによ
って、予め設定することができる。従って弾性質インサート体の弾性率は、実質
的に振動の吸振のために役立ち、しかもボールヘッドを固定的に位置決めするた
めの緊締力は板ばねによって導入される。
【0019】 確保部材はボールヘッドの側方に配置することもできる。その結果生じる不均
等な力分布を補償するためには、別の確保部材が設けられねばならない。確保部
材が、ボールヘッドを通すための開口を有しているようにした特に有利な実施形
態では、均等な力分布が保証される。これによって、導入された力はインサート
体からボールヘッドへ均等に伝達される。
【0020】 この場合、確保部材は、複数の係止爪として形成された一方向にだけボールヘ
ッドの通過を許容する区分を有しているのが、特に有利である。これによって、
ボールヘッドがその受容部から抜け出す場合には予め係止爪が塑性変形され、か
つこの塑性変形のためには著しい力が必要になるので、更に改善された運用確実
性が保証される。このように構成された確保部材の組付けは同時にまた、更に単
純化される。
【0021】 本発明の実施形態では、受容ハウジングが1つのレバーに配置され、かつ連結
エレメント内に係合しており、該連結エレメントが、タペットに対して軸方向で
ない力を吸収するために形成されているのが特に有利である。これによって例え
ば旋回運動中に角度位置の変化によってタペットとレバーとの間で発生しかつ旋
回軸線に対して直角方向に作用する応力が受容ハウジングから除かれる。このた
めに非軸方向応力は連結エレメントによって吸収され、これによってレバーの軸
受にかかる負荷が軽減される。
【0022】 レバーと連結エレメントは、共通の軸を中心として旋回可能に配置されている
のが特に有利である。これによって連結エレメントとレバーは同じ運動を行い、
しかも軸方向力だけはレバーによって吸収される。これによってレバーの軸受に
かかる負荷が除かれ、それと同時にレバーには、拘束されることのない運動が可
能になる。
【0023】 次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説する。
【0024】 なお本発明は、多種多様の実施形態を可能にするが、本発明の基本原理を明確
にするために、図面にはその内の2つの実施形態が図示されている。
【0025】 図1の側面図では、受容ハウジング1の個々の構成要素が、組立前の分解状態
で部分的に断面して図示されている。図1から判るように、片側の閉じられたス
リーブとして形成された中空体2は上部区分内に、組立を容易にしかつ圧力補償
に役立つ1つのポート3を有している。下部区分では中空体2の周壁面4は、バ
ヨネット式締結機構5として構成された切欠部6を有している。中空体2の下側
には、ボールソケット7として構成されたインサート体8が図示されており、該
インサート体は例えば焼結部品であることができる。ボールソケット7のほぼ半
球状の凹設部9内にボールヘッド10が挿嵌可能であり、該ボールヘッドは、部
分的に図示されているにすぎない油圧シリンダ12のタペット11と一体的に結
合されている。エラストマーとして構成された別のインサート体13が、前記タ
ペット11に被せ嵌められており、かつ開口15を画成するビード14によって
、前記タペット11の周面に当接している。インサート体13はその周面の中位
に、前記ビード14に対向して1つの狭窄部16を有している。該狭窄部16は
、受容ハウジング1の中心軸線の方向でのインサート体13の圧縮及び開口15
の弾性的な拡張を可能にするので、ボールヘッド10を通すことが可能である。
更にインサート体13はその上側及び下側に夫々、ボールヘッド10の表面にほ
ぼ対応して予め成形された凹設部17,18を有している。インサート体13の
下位凹設部18は、板ばね20として形成された確保部材21の複数の係止爪1
9をほぼ形状結合的に嵌入するために役立つ。該係止爪19は、組立方向にボー
ルヘッド10を通すことはできるが、逆方向での通しを阻止するように弾性変形
可能である。従って係止力を上回って受容ハウジング1からボールヘッド10を
抜き取ると、係止爪19には弾性変形が生じ、かつ確保部材21には破損が生じ
る。断面して示した確保部材21の下側には、図示を明確にするために、構造の
等しい別の確保部材22が、断面されない側面図で図示されている。
【0026】 主として断面図で示した図2には、図1に示した受容ハウジング1の組立状態
が図示されている。ボールヘッド10はこの場合、中空体2の内部で両インサー
ト体8,13によって密封されている。確保部材21はこの場合、弾性変形され
たインサート体13の戻し力に抗して、バヨネット式締結機構5の切欠部6内へ
挿嵌されており、前記インサート体の狭窄部16はこの場合緊縮されている。こ
の位置ではインサート体13はその弾性をほぼ失った状態にある。確保部材21
の係止爪19はこの場合、インサート体13の下部凹設部18に対して当接する
。第2の確保部材22はまだ受容ハウジング1の外部位置で、部分的に図示した
にすぎないタペット11上に位置している。緊締作用を更に高めるために、すで
に取付けられた確保部材21に加えて確保部材22をバヨネット式締結機構5内
へ挿嵌することが可能であり、この場合には第1の確保部材21は上向きにシフ
トされねばならず、これに伴ってインサート体13を更に緊縮する。
【0027】 図3には確保部材22が平面図で示されている。図面から判るように、6個の
係止爪19a,19b,19c,19d,19e,19fが全周にわたって均等
に分配されており、これらの係止爪は中心へ向かって斜向されている。また、直
径方向で対向する2つの拡張部23,24が図示されているが、該拡張部でもっ
て確保部材22は、図1及び図2に示した中空体2の切欠部6内へ挿嵌される。
【0028】 図4には、レバー27に配置された受容ハウジング1が部分的に断面した側面
図で図示されており、前記レバー27自体は、例えば自動車のブレーキペダル装
置の、軸25を中心として旋回可能なペダル管26に結合されている。前記受容
ハウジング1は、図2に示した実施形態にほぼ等しく、かつ付加的に1本のアー
チヘッドピン28を有しており、該アーチヘッドピンは、ペダル管26に同じく
配置された連結エレメント30の切欠部29に係合している。前記アーチヘッド
ピン28を介して、タペット11(部分的に図示)に対して平行でない力が連結
エレメント30へ導入され、其処からペダル管26へ伝達され、これによってレ
バー27の軸受(図示せず)の負荷が除かれる。連結エレメント30は、該連結
エレメント30と一緒に旋回可能なペダル管26の最大振れを制限するためのス
トッパ31を付加的に有している。前記レバー27は、ペダル管26に対して僅
かな遊びをもって回動可能に支承されている。
【0029】 図5には、図4に示したペダル管26の部分並びに該ペダル管に配置された連
結エレメント30が平面図で図示されている。図面から判るように長方形に成形
された連結エレメント30は、部分的に破線で図示したレバー27の、ペダル管
26に配置されたレバー区分33用の切除部32を備えている。図面からは更に
また、破線で図示した受容ハウジング1のアーチヘッドピン28が、切欠部29
内に挿嵌されているのが判る。レバー27は図示位置では不作用位置に在るので
、アーチヘッドピン28は切欠部29内でセンタリングされており、従って連結
エレメント30に対していかなる力も伝達しない。切欠部29から離反した方の
、連結エレメント30の側では、図4に示したストッパ31を受容する孔34が
図示されており、前記ストッパ31は例えばゴム弾性質のエレメントから成るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による受容ハウジングの構成要素を分解しかつ部分的に断面して示した
側面図である。
【図2】 受容ハウジングを組立状態で主として断面して示した側面図である。
【図3】 確保部材の平面図である。
【図4】 レバーを該レバーに配置した本発明の受容ハウジングと共に部分的に断面して
示した側面図である。
【図5】 レバーの概略平面図である。
【符号の説明】
1 受容ハウジング、 2 中空体、 3 ポート、 4 周壁面、 5 バ
ヨネット式締結機構、 6 切欠部、 7 ボールソケット、 8 インサート
体、 9 ほぼ半球状の凹設部、 10 ボールヘッド、 11 タペット、
12 油圧シリンダ、 13 エラストマーとしてのインサート体、 14 ビ
ード、 15 開口、 16 狭窄部、 17,18 凹設部、 19;19a
〜19f 係止爪、 20 板ばね、 21,22 確保部材、 23,24
拡張部、 25 軸、 26 ペダル管、 27 レバー、 28 アーチヘッ
ドピン、 29 切欠部、 30 連結エレメント、 31 ストッパ、 32 切除部、 33 レバー区分、 34 孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 Kruppstrabe 105,Fran kfurt am Main,BRD

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受容ハウジングとボールヘッドとがボールジョイントの対偶
    部材を成しており、該対偶部材が、タペットの並進運動を、前記受容ハウジング
    に結合された構成部分、特にブレーキペダルのペダルアームの回転運動と連結す
    る形式の、特に自動車ブレーキシリンダのピストン棒の、ボールヘッドとして形
    成されたタペット端部用の受容ハウジングにおいて、 受容ハウジング(1)が、ポット状の中空体(2)と、該中空体(2)内に配
    置された弾性質のインサート体(13)とを有し、かつボールヘッド(10)が
    、前記インサート体(13)によって確保部材(21,22)を介して前記中空
    体(2)内に保持され、かつ該中空体(2)のボトムに向かって予荷重をかけら
    れていることを特徴とする、ボールヘッドとして形成されたタペット端部用の受
    容ハウジング。
  2. 【請求項2】 受容ハウジング(1)が、中空体(2)内に配置された別の
    インサート体(8)を有し、ボールヘッド(10)が前記中空体(2)内で両イ
    ンサート体(8,13)間で確保部材(21,22)によって位置決めされてい
    る、請求項1記載の受容ハウジング。
  3. 【請求項3】 ボールヘッド(10)が両インサート体(8,13)によっ
    て密封されている、請求項2記載の受容ハウジング。
  4. 【請求項4】 少なくとも1つのインサート体(8,13)が、潤滑剤マガ
    ジンを形成する凹所を有している、請求項1から3までのいずれか1項記載の受
    容ハウジング。
  5. 【請求項5】 ボールヘッド(10)が、インサート体(8,13)によっ
    て約180゜にわたって包囲されている、請求項1から4までのいずれか1項記
    載の受容ハウジング。
  6. 【請求項6】 弾性質のインサート体(13)が1つの開口(15)を有し
    、該開口が、ボールヘッド(10)に結合されたタペット(11)に組立状態で
    は当接するように弾性的に構成されており、かつ組立時には前記ボールヘッド(
    10)を通過させ得る程度に拡張可能である、請求項1から5までのいずれか1
    項記載の受容ハウジング。
  7. 【請求項7】 弾性質のインサート体(13)がその周面に半径方向の狭窄
    部(16)を有している、請求項1から6までのいずれか1項記載の受容ハウジ
    ング。
  8. 【請求項8】 中空体(2)が、片側の閉じた中空円筒体として形成されて
    いる、請求項1から7までのいずれか1項記載の受容ハウジング。
  9. 【請求項9】 中空体(2)が、バヨネット式締結機構(5)として形成さ
    れた切欠部(6)を有し、該切欠部(6)が、挿嵌された確保部材(21,22
    )を前記中空体(2)内に位置決めするために形成されている、請求項1から8
    までのいずれか1項記載の受容ハウジング。
  10. 【請求項10】 バヨネット式締結機構(5)が、付加的な確保部材(21
    ,22)を受容するように形成されている、請求項9記載の受容ハウジング。
  11. 【請求項11】 確保部材(21,22)が板ばね(20)である、請求項
    1から10までのいずれか1項記載の受容ハウジング。
  12. 【請求項12】 確保部材(21,22)が、ボールヘッド(10)を通す
    ための開口を有している、請求項1から11までのいずれか1項記載の受容ハウ
    ジング。
  13. 【請求項13】 確保部材(21,22)が、複数の係止爪(19a〜19
    f)として形成された一方向にだけボールヘッド(10)の通過を許容する区分
    を有している、請求項1から12までのいずれか1項記載の受容ハウジング。
  14. 【請求項14】 受容ハウジング(1)が1つのレバー(27)に配置され
    、かつ連結エレメント(30)内に係合しており、該連結エレメントが、タペッ
    ト(11)に対して軸方向でない力を吸収するために形成されている、請求項1
    から13までのいずれか1項記載の受容ハウジング。
  15. 【請求項15】 レバー(27)と連結エレメント(30)が、共通の軸(
    25)を中心として旋回可能に配置されている、請求項14記載の受容ハウジン
    グ。
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