JP2002374665A - リニアモータ - Google Patents
リニアモータInfo
- Publication number
- JP2002374665A JP2002374665A JP2001179428A JP2001179428A JP2002374665A JP 2002374665 A JP2002374665 A JP 2002374665A JP 2001179428 A JP2001179428 A JP 2001179428A JP 2001179428 A JP2001179428 A JP 2001179428A JP 2002374665 A JP2002374665 A JP 2002374665A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- permanent magnet
- field pole
- armature
- linear motor
- permanent magnets
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K41/00—Propulsion systems in which a rigid body is moved along a path due to dynamo-electric interaction between the body and a magnetic field travelling along the path
- H02K41/02—Linear motors; Sectional motors
- H02K41/03—Synchronous motors; Motors moving step by step; Reluctance motors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Linear Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】永久磁石に付着した磁性材の小片を容易に取り
除くことができ、かつ組立工数を減らし安価なリニアモ
ータを得る。 【解決手段】本発明のリニアモータは、交互に異極にな
るように複数個の永久磁石2を直線状に配列して構成し
た界磁極3と、界磁極に空隙を介してティースとスロッ
トを有する電機子コアと、電機子コアのスロットにコイ
ルを巻回した電機子巻線とを備え、界磁極を平行四辺形
形状の永久磁石2aとした構成である。また、界磁極の永
久磁石は、複数個分の永久磁石に相当する一体の平行四
辺形形状の永久磁石素材に多極着磁を行った永久磁石ユ
ニットとしてもよい。
除くことができ、かつ組立工数を減らし安価なリニアモ
ータを得る。 【解決手段】本発明のリニアモータは、交互に異極にな
るように複数個の永久磁石2を直線状に配列して構成し
た界磁極3と、界磁極に空隙を介してティースとスロッ
トを有する電機子コアと、電機子コアのスロットにコイ
ルを巻回した電機子巻線とを備え、界磁極を平行四辺形
形状の永久磁石2aとした構成である。また、界磁極の永
久磁石は、複数個分の永久磁石に相当する一体の平行四
辺形形状の永久磁石素材に多極着磁を行った永久磁石ユ
ニットとしてもよい。
Description
【０００1】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機や半導体製
造装置などＦＡに用いられるリニアモータに関する。
造装置などＦＡに用いられるリニアモータに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のリニアモータは、図７に示すよう
な構造となっている。図７は、永久磁石型同期のリニア
モータの全体構成を示す正面図である。図において、３
は界磁極、７は電機子である。この例では、界磁極３を
固定側、電機子７を可動側としている。界磁極３はヨー
ク１に配列した永久磁石2からなり、電機子７は、積層
した電機子コア４のティース部に巻線を巻回したコイル
５を配置し、電機子コア４とコイル５全体を成形樹脂６
にて一体成形したものからなっている。そして、固定子
３と電機子７とをある一定の空隙に配置し永久磁石型同
期のリニアモータを構成している。永久磁石2は、図8に
示すように、長方形形状のものを磁極の向きを交互に複
数個配列しながら、ヨーク１の長手方向に対して、直角
に配置したものではなく、任意の傾きをつけて配置した
構造となっている。この傾きは、コギング推力を押さえ
るために設けられたものである。
な構造となっている。図７は、永久磁石型同期のリニア
モータの全体構成を示す正面図である。図において、３
は界磁極、７は電機子である。この例では、界磁極３を
固定側、電機子７を可動側としている。界磁極３はヨー
ク１に配列した永久磁石2からなり、電機子７は、積層
した電機子コア４のティース部に巻線を巻回したコイル
５を配置し、電機子コア４とコイル５全体を成形樹脂６
にて一体成形したものからなっている。そして、固定子
３と電機子７とをある一定の空隙に配置し永久磁石型同
期のリニアモータを構成している。永久磁石2は、図8に
示すように、長方形形状のものを磁極の向きを交互に複
数個配列しながら、ヨーク１の長手方向に対して、直角
に配置したものではなく、任意の傾きをつけて配置した
構造となっている。この傾きは、コギング推力を押さえ
るために設けられたものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の技術
ではリニアモータの稼働前の点検時に、界磁極の永久磁
石と隣の永久磁石の間、任意の傾きをつけて固定した永
久磁石の側面および上面などに磁性材の小片が永久磁石
の磁力により引き寄せられて付着していることがあっ
た。この磁性材の小片等は容易に取り除くことができ
ず、小片が付着したままの状態で使用すると、界磁極と
電機子とのギャップに入り込み、双方を破損させたり、
モータの特性を劣化させる原因になる。また、永久磁石
が長方形形状をしており、ある任意の傾きをつけてヨー
クに固定する必要があるため高価なテンプレート冶具を
用いて成形され、組立工数が増加し安価な固定子を供給
することが困難である。そこで、本発明は永久磁石に付
着した磁性材の小片を容易に取り除くことができ、かつ
組立工数を減らした安価なリニアモータを提供すること
を目的とする。
ではリニアモータの稼働前の点検時に、界磁極の永久磁
石と隣の永久磁石の間、任意の傾きをつけて固定した永
久磁石の側面および上面などに磁性材の小片が永久磁石
の磁力により引き寄せられて付着していることがあっ
た。この磁性材の小片等は容易に取り除くことができ
ず、小片が付着したままの状態で使用すると、界磁極と
電機子とのギャップに入り込み、双方を破損させたり、
モータの特性を劣化させる原因になる。また、永久磁石
が長方形形状をしており、ある任意の傾きをつけてヨー
クに固定する必要があるため高価なテンプレート冶具を
用いて成形され、組立工数が増加し安価な固定子を供給
することが困難である。そこで、本発明は永久磁石に付
着した磁性材の小片を容易に取り除くことができ、かつ
組立工数を減らした安価なリニアモータを提供すること
を目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、本発明は、ヨーク表面に交互に異極になるように複
数個の永久磁石を直線状に配列した界磁極と、前記界磁
極に空隙を介してティースとスロットを有する電機子コ
アのスロットにコイルを巻回した電機子巻線からなる電
機子とを備えたリニアモータにおいて、前記界磁極の永
久磁石を平行四辺形形状とした構成にしている。また、
前記永久磁石は複数個分の永久磁石に相当する一体の平
行四辺形形状の永久磁石素材に多極着磁を行った永久磁
石ユニットとした構成にしてもよい。
め、本発明は、ヨーク表面に交互に異極になるように複
数個の永久磁石を直線状に配列した界磁極と、前記界磁
極に空隙を介してティースとスロットを有する電機子コ
アのスロットにコイルを巻回した電機子巻線からなる電
機子とを備えたリニアモータにおいて、前記界磁極の永
久磁石を平行四辺形形状とした構成にしている。また、
前記永久磁石は複数個分の永久磁石に相当する一体の平
行四辺形形状の永久磁石素材に多極着磁を行った永久磁
石ユニットとした構成にしてもよい。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図に基づ
いて説明する。 （第１の実施例）図１は、本発明の第１の実施例を示す
界磁極の平面図、図２は図１の永久磁石の拡大平面図で
ある。全体構成は従来と同じく、界磁極を固定側、電機
子を可動側とし、同一部品は同じ符号を付している。こ
のため同一符号の説明は省略する。図において、２ａは
平行四辺形形状の最小単位の永久磁石である。界磁極３
は、ヨーク１の上に単極に着磁した四辺形形状の永久磁
石２ａを磁極が交互に異極となるように複数個を平行固
定した構成にしている。この固定子組立時においては、
高価な複雑な形状をしたテンプレート冶具を用いる必要
がないため、容易に組立を行うことができる。また、こ
の固定子の永久磁石間には隙間がなく、かつ永久磁石が
平行四辺形形状をしているため付着した小片を容易に取
り除くことができる。 （第２の実施例）図3は、本発明の第2の実施例を示す界
磁極の平面図、図4は図3の永久磁石の拡大平面図であ
る。図において、2ｂは永久磁石ユニットである。本実
施例は、第１の実施例の永久磁石２ａの2個分の大きさ
の磁石材を用いて多極着磁を行い、磁極を２組としたも
のを最小単位としたものである。これによって、磁極の
配列成形作業が簡単になる。 （第3の実施例）図5は、本発明の第３の実施例を示す界
磁極の平面図、図6は図5の永久磁石の拡大平面図であ
る。図において、2ｃは永久磁石ユニットである。本実
施例は、第１の実施例の永久磁石２ａの6個分の大きさ
の磁石材を用いて多極着磁を行い、磁極を6組としたも
のを最小単位としたものである。これによって、さらに
磁極の配列成形作業が簡単になる。なお、本実施例で
は、界磁極を固定側に、電機子を可動側にしたものにつ
いて述べたが、反対に界磁極を可動側に、電機子を固定
側にしてもよい。また、同永久磁石ユニットの大きさを
2組のものと6組のものについて述べたが、これに限らず
任意の数でも構成できる。
いて説明する。 （第１の実施例）図１は、本発明の第１の実施例を示す
界磁極の平面図、図２は図１の永久磁石の拡大平面図で
ある。全体構成は従来と同じく、界磁極を固定側、電機
子を可動側とし、同一部品は同じ符号を付している。こ
のため同一符号の説明は省略する。図において、２ａは
平行四辺形形状の最小単位の永久磁石である。界磁極３
は、ヨーク１の上に単極に着磁した四辺形形状の永久磁
石２ａを磁極が交互に異極となるように複数個を平行固
定した構成にしている。この固定子組立時においては、
高価な複雑な形状をしたテンプレート冶具を用いる必要
がないため、容易に組立を行うことができる。また、こ
の固定子の永久磁石間には隙間がなく、かつ永久磁石が
平行四辺形形状をしているため付着した小片を容易に取
り除くことができる。 （第２の実施例）図3は、本発明の第2の実施例を示す界
磁極の平面図、図4は図3の永久磁石の拡大平面図であ
る。図において、2ｂは永久磁石ユニットである。本実
施例は、第１の実施例の永久磁石２ａの2個分の大きさ
の磁石材を用いて多極着磁を行い、磁極を２組としたも
のを最小単位としたものである。これによって、磁極の
配列成形作業が簡単になる。 （第3の実施例）図5は、本発明の第３の実施例を示す界
磁極の平面図、図6は図5の永久磁石の拡大平面図であ
る。図において、2ｃは永久磁石ユニットである。本実
施例は、第１の実施例の永久磁石２ａの6個分の大きさ
の磁石材を用いて多極着磁を行い、磁極を6組としたも
のを最小単位としたものである。これによって、さらに
磁極の配列成形作業が簡単になる。なお、本実施例で
は、界磁極を固定側に、電機子を可動側にしたものにつ
いて述べたが、反対に界磁極を可動側に、電機子を固定
側にしてもよい。また、同永久磁石ユニットの大きさを
2組のものと6組のものについて述べたが、これに限らず
任意の数でも構成できる。
【０００６】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば界磁
極に複数個分の永久磁石に相当する一体の平行四辺形形
状の永久磁石素材に多極着磁を行った永久磁石ユニット
を備えたので、永久磁石に付着した小片を容易に取り除
くことができ、かつ組立工数を減らし安価な固定子を得
る効果がある。
極に複数個分の永久磁石に相当する一体の平行四辺形形
状の永久磁石素材に多極着磁を行った永久磁石ユニット
を備えたので、永久磁石に付着した小片を容易に取り除
くことができ、かつ組立工数を減らし安価な固定子を得
る効果がある。
【図１】本発明の第１の実施例を示す界磁極の平面図
【図２】図１の永久磁石を示す平面図
【図３】本発明の第２の実施例を示す界磁極の平面図
【図４】図３の永久磁石ユニットを示す平面図
【図５】本発明の第３の実施例を示す界磁極の平面図
【図６】図５の永久磁石ユニットを示す平面図
【図７】従来のリニアモータを示す正面図
【図８】図７の永久磁石を示す平面図
１：ヨーク ２：永久磁石 ２ａ：永久磁石 ２ｂ、２ｃ：永久磁石ユニット ３：界磁極 ４：電機子コア ５：コイル ６：成形樹脂 ７：電機子
Claims (2)
- 【請求項１】 ヨーク表面に交互に異極になるように複
数個の永久磁石を直線状に配列した界磁極と、前記界磁
極に空隙を介してティースとスロットを有する電機子コ
アのスロットにコイルを巻回した電機子巻線からなる電
機子とを備えたリニアモータにおいて、前記界磁極の永
久磁石を平行四辺形形状としたことを特徴とするリニア
モータ。 - 【請求項２】ヨーク表面に交互に異極になるように複数
個の永久磁石を直線状に配列した界磁極と、前記界磁極
に空隙を介してティースとスロットを有する電機子コア
のスロットにコイルを巻回した電機子巻線からなる電機
子とを備えたリニアモータにおいて、前記永久磁石は複
数個分の永久磁石に相当する一体の平行四辺形形状の永
久磁石素材に多極着磁を行った永久磁石ユニットとした
ことを特徴とする永久磁石型同期リニアモータ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001179428A JP2002374665A (ja) | 2001-06-14 | 2001-06-14 | リニアモータ |
| PCT/JP2002/005450 WO2002103885A1 (fr) | 2001-06-14 | 2002-06-03 | Moteur lineaire |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001179428A JP2002374665A (ja) | 2001-06-14 | 2001-06-14 | リニアモータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002374665A true JP2002374665A (ja) | 2002-12-26 |
Family
ID=19019987
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001179428A Pending JP2002374665A (ja) | 2001-06-14 | 2001-06-14 | リニアモータ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002374665A (ja) |
| WO (1) | WO2002103885A1 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007040009A1 (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-12 | Thk Co., Ltd. | リニア同期モータ及びリニアモータアクチュエータ |
| CN103312067A (zh) * | 2013-05-23 | 2013-09-18 | 新誉集团有限公司 | 一种外转子永磁发电机磁极结构及装配方法 |
| JP7204058B1 (ja) * | 2022-04-08 | 2023-01-13 | 三菱電機株式会社 | モジュール型リニアモータ |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5778359A (en) * | 1980-11-04 | 1982-05-17 | Ricoh Co Ltd | Linear motor |
| JPH08186974A (ja) * | 1994-12-28 | 1996-07-16 | Fanuc Ltd | 永久磁石界磁リニアモータ |
| JPH08331833A (ja) * | 1995-03-31 | 1996-12-13 | Minolta Co Ltd | 片側駆動装置 |
| JPH09247921A (ja) * | 1996-03-13 | 1997-09-19 | Minolta Co Ltd | リニアモータ |
| JP3834875B2 (ja) * | 1996-07-05 | 2006-10-18 | 日本精工株式会社 | リニアモータ |
-
2001
- 2001-06-14 JP JP2001179428A patent/JP2002374665A/ja active Pending
-
2002
- 2002-06-03 WO PCT/JP2002/005450 patent/WO2002103885A1/ja active Application Filing
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007040009A1 (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-12 | Thk Co., Ltd. | リニア同期モータ及びリニアモータアクチュエータ |
| US7888827B2 (en) | 2005-09-30 | 2011-02-15 | Thk Co., Ltd. | Linear synchronous motor and linear motor actuator |
| JP4993609B2 (ja) * | 2005-09-30 | 2012-08-08 | Ｔｈｋ株式会社 | リニア同期モータ及びリニアモータアクチュエータ |
| CN103312067A (zh) * | 2013-05-23 | 2013-09-18 | 新誉集团有限公司 | 一种外转子永磁发电机磁极结构及装配方法 |
| CN103312067B (zh) * | 2013-05-23 | 2016-04-20 | 新誉集团有限公司 | 一种外转子永磁发电机磁极结构及装配方法 |
| JP7204058B1 (ja) * | 2022-04-08 | 2023-01-13 | 三菱電機株式会社 | モジュール型リニアモータ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| WO2002103885A1 (fr) | 2002-12-27 |
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