JP2002374462A - 放送受信装置 - Google Patents

放送受信装置

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JP2002374462A
JP2002374462A JP2001177573A JP2001177573A JP2002374462A JP 2002374462 A JP2002374462 A JP 2002374462A JP 2001177573 A JP2001177573 A JP 2001177573A JP 2001177573 A JP2001177573 A JP 2001177573A JP 2002374462 A JP2002374462 A JP 2002374462A
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  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放送番組の視聴と録画のスケジュールを作成
する。 【解決手段】 番組情報取得部6が放送される番組の番
組情報を取得し、好み情報抽出部32が番組情報取得部
6により取得された番組情報と、ユーザの操作履歴から
ユーザの好み情報を抽出し、番組評価部34が好み情報
抽出部32により抽出された好み情報に基づき、番組情
報取得部6により取得された番組の評価を行い、番組ス
ケジュール部8が番組評価部34による番組の評価結果
に基づき、受信される番組の視聴と録画を時間軸上に配
置してスケジュールを作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は放送される番組の
視聴スケジュール、録画スケジュール、及び既に録画さ
れた番組の視聴スケジュールをユーザの好みに合わせて
作成する放送受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディジタル放送の普及により、多チャン
ネル時代の到来が予想されている。そのような時代にお
いては、ユーザは自分の見たい番組を探すのにも一苦労
することが考えられる。現在は、ディジタル放送の番組
選択インタフェースとしてEPG(Electronic Program
Guide:電子番組ガイド)が一般的である。ユーザはリ
モコン操作を行い、EPG上から自分の見たい番組を選
択したり、録画を行わせたり、キーワードを与えること
によって番組の検索等を行わせることにより、好みの番
組を探すことができる。
【0003】図27は特開2000−217048公報
に開示されたEPG情報をカスタマイズする従来の放送
受信装置の構成を示すブロック図である。この従来例
は、ユーザが好むキーワードをユーザのTV視聴から自
動的に検出し、ユーザが好むと予想される番組をEPG
上に強調して表示させるものである。図において、10
0は放送受信機、200はデータ処理装置、300は記
録装置、400は出力装置である。
【0004】また、図27のデータ処理装置200にお
いて、201はEPG分析手段、202は受信番組分析
手段、203はユーザ好み分析手段、204はユーザ受
信番組予想手段、205はEPG表示決定手段、206
は受信予想判定手段である。さらに、図27の記憶装置
300において、301は受信番組記憶部、302はユ
ーザ好み記憶部である。
【0005】次に動作について説明する。放送受信機1
00は、EPG情報と受信中のチャンネル情報をデータ
処理装置200へ送出する。EPG分析手段201はE
PG情報を受け取り、受信番組分析手段202及びユー
ザ受信番組予想手段204に出力する。受信番組分析手
段202は、放送受信機100から得られる受信中のチ
ャンネル情報と、EPG分析手段201から得られるE
PG情報を比較し、受信時間が一定の基準を超えた番組
の情報を受信番組記憶部301に記憶する。
【0006】ユーザ好み分析手段203は、受信番組記
憶部301に記憶されている情報からユーザの好みを分
析する。ユーザ好み記憶部302には、ユーザ好み分析
手段203で得られた情報が記憶される。
【0007】ユーザ受信番組予想手段204は、EPG
分析手段201からのEPG情報を入力し、ユーザ好み
記憶部302に記憶された情報を基に、これからユーザ
が受信する番組を予想する。受信予想判定手段206
は、ユーザの実際の好みをより的確に分析するために、
ユーザが実際に受信している番組と、ユーザ受信番組予
想手段204が予想した番組とを比較し、ユーザ好み分
析手段203が行うユーザの好み分析方法を変更させ
る。
【0008】EPG表示決定手段205は、図28に示
すように、ユーザ受信番組予想手段204において、受
信する可能性が高いと判断された番組に対してはコント
ラストを上げ(黒色部分)、また受信する可能性が低い
と判断された番組に対してはコントラストを下げた(白
色部分)EPG表示を行う。
【0009】このように、従来の放送受信装置では、受
信する可能性が低い番組も表示させながら、ユーザが同
時間帯において受信したい番組を選択しやすくする。ま
た、受信する可能性の高い番組を時間軸に並べることに
より、自動的に受信スケジュールを作成することも可能
となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の放送受信装置は
以上のように構成され、EPG情報をカスタマイズし、
ユーザ自らが好みの番組を選択しやすくするためのもの
であるため、視聴や録画のスケジュールを作成したり、
作成されたスケジュールにしたがって、自動的に受信す
る番組を選択したり、録画することができないという課
題があった。
【0011】また、リアルタイムで受信される番組のう
ちユーザが好むものを視覚的に強調するだけで、実際に
はユーザがそれらの番組を視聴することを好むのか、録
画することを好むのかを扱っていないため、興味がある
番組が時間的に重なっていても、裏番組の録画をユーザ
自身が手動で行わなくてはならないと共に、録画番組の
再生もスケジュールには考慮されていないという課題が
あった。
【0012】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、リアルタイムで受信される番組の
視聴と録画、また録画番組の再生も含めたスケジュール
を作成することができると共に、そのスケジュールに従
って自動チャンネル切り替えによる視聴、自動番組録
画、及び自動録画番組再生を行うことができる放送受信
装置を得ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明に係る放送受信
装置は、番組情報取得部により取得された番組情報と、
ユーザの操作履歴からユーザの好み情報を抽出する好み
情報抽出部と、抽出された好み情報に基づき取得された
番組の評価を行う番組評価部と、番組の評価結果に基づ
き、受信される番組の視聴と録画を時間軸上に配置して
スケジュールを作成する番組スケジュール部とを備えた
ものである。
【0014】この発明に係る放送受信装置は、番組評価
部が、好み情報抽出部により抽出された好み情報に基づ
き、番組記録部に録画された番組の評価を行い、番組ス
ケジュール部が、番組の評価結果に基づき、番組記録部
に録画された番組の再生を、受信される番組の視聴と録
画に重ならないように時間軸上に配置してスケジュール
を作成するものである。
【0015】この発明に係る放送受信装置は、受信され
た番組を表示する表示部と、番組スケジュール部により
作成されたスケジュールに基づき、リアルタイムに受信
される番組を表示部に表示させるように若しくは番組記
録部に録画させるように、又は番組記録部に録画された
番組を再生させて表示部に表示させるように制御するシ
ステム制御部とを備えたものである。
【0016】この発明に係る放送受信装置は、番組スケ
ジュール部が、作成したスケジュールと視聴状況取得部
が取得したユーザの視聴状況を比較し、ユーザがスケジ
ュールから外れた番組の視聴を行っていることを検出し
た場合に、システム制御部に視聴されていない番組を番
組記録部に録画させるものである。
【0017】この発明に係る放送受信装置は、番組スケ
ジュール部が、作成したスケジュールと視聴状況取得部
が取得したユーザの視聴状況を比較し、スケジュールに
おける番組の視聴開始時刻が迫っていることを表示部に
表示させるものである。
【0018】この発明に係る放送受信装置は、番組スケ
ジュール部が、作成したスケジュールと視聴状況取得部
が取得したユーザの視聴状況を比較し、ユーザがスケジ
ュールから外れた番組の視聴を行っていることを検出し
た場合に、スケジュールを再作成するものである。
【0019】この発明に係る放送受信装置は、番組情報
取得部が番組の放送時間の延長を検出し、番組スケジュ
ール部が、作成したスケジュール通りの視聴が行えない
ことを検出した場合に、スケジュールを再作成するもの
である。
【0020】この発明に係る放送受信装置は、番組スケ
ジュール部が、番組記録部に録画された番組の放送順序
を考慮してスケジュールを作成するものである。
【0021】この発明に係る放送受信装置は、好み情報
抽出部が、ユーザの操作履歴から、番組情報取得部によ
り取得された番組をユーザがリアルタイムに視聴するこ
とを好むか、録画することを好むかを定量的に把握し、
番組スケジュール部が、リアルタイム視聴又は録画の定
量的な把握結果に基づき、受信される番組の視聴と録画
を時間軸上に配置してスケジュールを作成するものであ
る。
【0022】この発明に係る放送受信装置は、番組スケ
ジュール部が、好み情報抽出部によるリアルタイム視聴
又は録画の定量的な把握結果と、番組評価部による番組
の評価結果に基づき、受信される番組の視聴と録画の組
み合わせを複数評価することにより、受信される番組の
視聴と録画を時間軸上に配置してスケジュールを作成す
るものである。
【0023】この発明に係る放送受信装置は、好み情報
抽出部が、番組をユーザがリアルタイムに視聴すること
を好むか、録画することを好むかを定量的に把握する際
に、時事性が高い番組に対しては、ユーザがリアルタイ
ムに視聴することを好むことを割増して把握するもので
ある。
【0024】この発明に係る放送受信装置は、好み情報
抽出部が番組情報に含まれる番組名、ジャンル、出演者
等のキーワードに対する嗜好性を定量的に把握すること
によりユーザの好み情報を抽出し、番組評価部が各キー
ワードの重みを考慮して番組の評価を行うものである。
【0025】この発明に係る放送受信装置は、ユーザが
指定した録画予約番組を、作成されたスケジュールに登
録する録画予約制御部を備え、番組スケジュール部が、
既に作成したスケジュールに配置された番組が消去又は
上書きされたことを検出した場合に、スケジュールを再
作成するものである。
【0026】この発明に係る放送受信装置は、好み情報
抽出部が時間帯毎のユーザの好み情報を抽出し、番組情
報取得部により取得された番組の時間帯に対応するユー
ザの好み情報に基づき、番組評価部が番組の評価を行う
ものである。
【0027】この発明に係る放送受信装置は、番組情報
取得部により取得された番組情報と、ユーザの操作履歴
からユーザの好み情報を抽出する好み情報抽出部と、抽
出された好み情報に基づき取得された番組の評価を行う
番組評価部と、番組の評価結果に基づき録画候補番組を
抽出する番組スケジュール部と、抽出された録画候補番
組を表示する表示部と、表示された録画候補番組の中か
らユーザにより選択された録画番組を取得する録画スケ
ジュール取得部とを備え、番組スケジュール部が、取得
された録画番組の録画を時間軸上に配置すると共に、ユ
ーザにより選択されなかった他の録画候補番組の視聴を
時間軸上に配置してスケジュールを作成するものであ
る。
【0028】この発明に係る放送受信装置は、好み情報
抽出部が、ユーザの操作履歴から、番組情報取得部によ
り取得された番組をユーザがリアルタイムに視聴するこ
とを好むか、録画することを好むかを定量的に把握し、
番組スケジュール部が抽出した録画候補番組の中で、放
送時間が重なっている番組、又は録画することを好む番
組を、コントラストを強めて表示部に表示させる番組情
報提供部を備えたものである。
【0029】この発明に係る放送受信装置は、番組評価
部が好み情報抽出部により抽出された好み情報に基づ
き、番組記録部に録画されている番組の評価を行い、番
組スケジュール部が番組の評価結果に基づき再生候補番
組を抽出し、表示部が抽出された再生候補番組を表示
し、表示された再生候補番組の中からユーザにより選択
された再生番組を取得する再生スケジュール取得部を備
え、番組スケジュール部が取得された再生番組の視聴を
作成されているスケジュールの時間軸上に配置するもの
である。
【0030】この発明に係る放送受信装置は、番組スケ
ジュール部が、作成したスケジュールと視聴状況取得部
が取得したユーザの視聴状況を比較し、作成したスケジ
ュールにおけるユーザにより選択されなかった他の録画
候補番組の視聴開始時刻が迫っていることを表示部に表
示させるものである。
【0031】この発明に係る放送受信装置は、番組情報
取得部により取得された番組情報と、ユーザの操作履歴
からユーザの好み情報を抽出する好み情報抽出部と、抽
出された好み情報に基づき取得された番組の評価を行う
番組評価部と、取得された番組情報を表示する表示部
と、表示された番組情報の中からユーザにより指示され
たスケジュール優先番組、スケジュール非優先番組、又
はスケジュール優先番組及びスケジュール非優先番組を
取得するスケジュール優先・スケジュール非優先番組取
得部と、番組の評価結果とスケジュール優先・スケジュ
ール非優先番組取得部により取得された取得結果に基づ
き、スケジュールを作成する番組スケジュール部とを備
えたものである。
【0032】この発明に係る放送受信装置は、スケジュ
ール優先・スケジュール非優先番組取得部が、ユーザに
より指示された番組のジャンルや出演者等のキーワード
により、スケジュール優先番組又はスケジュール非優先
番組を取得するものである。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による放
送受信装置の構成を示すブロック図である。図におい
て、1はアンテナ、2は基本機能部、3は評価部、4は
入力部、5は表示部、6は番組情報取得部、7はシステ
ム制御部、8は番組スケジュール部、9はスケジュール
記録部、10はグラフィクス処理部、11は番組情報提
供部である。
【0034】図2は図1に示す基本機能部2の構成を示
すブロック図であり、図において、21はチューナ、2
2はデマルチプレクサ、23は記録部、24は番組記録
部、25は再生部、26はデコーダである。また、図3
は図1に示す評価部3の構成を示すブロック図であり、
図において、31は操作履歴取得部、32は好み情報抽
出部、33は好み情報記録部、34は番組評価部であ
る。
【0035】次に動作について説明する。図2におい
て、アンテナ1が受信した放送波はチューナ21を通
し、デマルチプレクサ22に送られる。デマルチプレク
サ22では、番組情報を含む信号を番組情報取得部6へ
転送し、映像・音声を含む信号をそれぞれデコーダ2
6、記録部23に転送する。
【0036】図1において、番組情報取得部6では、図
4に示すように、番組が放送される日付、放送時間、チ
ャンネル、番組名、出演者、番組のジャンル等の番組情
報が番組毎に取り出される。得られたそれぞれの番組情
報は、番組情報提供部11においてユーザに見やすいよ
うに加工され、グラフィクス処理部10を通して表示部
5に出力される。
【0037】図3において、入力部4から得られたユー
ザのチャンネル切り替えや電源ON/OFF等の操作履
歴は、操作履歴取得部31によって取得される。ここで
取得された操作履歴と番組情報取得部6において得られ
た番組情報から、好み情報抽出部32によりユーザの好
み情報が抽出されて、好み情報記録部33に記録され
る。図5は好み情報の例を示す図であり、好み情報は図
に示すように、番組名、出演者、番組のジャンル等のキ
ーワードと、そのキーワードに対するユーザの好みの強
さを表す嗜好度という値によって定量化される。
【0038】また、図3において、番組評価部34で
は、番組情報取得部6が取得した将来放送される番組と
番組記録部24に記録された番組の評価を行う。評価対
象となる番組が将来放送される番組である場合は、番組
に対するキーワードを番組情報取得部6から取得し、一
方、評価対象となる番組が番組記録部24に記録されて
いる場合には、番組に対するキーワードを映像・音声信
号と同時に記録された番組情報から取得する。番組評価
部34は、それらのキーワードに一致する嗜好度を好み
情報記録部33から得て番組の評価値を求める。
【0039】図1において、番組スケジュール部8で
は、番組評価部34により得られた番組の評価値に基づ
き、ユーザからスケジュール要求が発生したら放送番組
視聴、放送番組録画、録画番組再生に対するスケジュー
ルが作成される。作成されたスケジュールはスケジュー
ル記録部9に記憶され、システム制御部7がこのスケジ
ュールを参照しながら、図2におけるチューナ21、デ
マルチプレクサ22、記録部23、再生部25、デコー
ダ26を制御し、放送番組の視聴、放送番組の録画、及
び録画番組の再生各々をスケジュールによって設定され
た時刻に実行していく。
【0040】放送番組の視聴がスケジュールされた際
は、図2において、システム制御部7により、チューナ
21が指定されたチャンネルの周波数帯域の信号を取り
出すようチューニングされ、デマルチプレクサ22にお
いて所望の映像・音声信号が分離され、デコーダ26に
入力されるよう制御される。デコーダ26に入力された
信号は、映像出力・音声出力が可能な形に復号され、図
1のグラフィクス処理部10を経由して表示部5に出力
される。
【0041】放送番組の録画がスケジュールされた際に
は、図2において、システム制御部7により、チューナ
21が指定されたチャンネルの周波数帯域の信号を取り
出すようチューニングされ、デマルチプレクサ22にお
いて分離された所望の映像・音声信号と、番組情報取得
部6より得られたその番組に対応する番組情報が、記録
部23により番組記録部24に記録されるよう制御され
る。
【0042】また、録画番組の再生がスケジュールされ
た際には、図2において、システム制御部7により、再
生部25が番組記録部24に記録された映像・音声信号
をデコーダ26に入力するよう制御される。デコーダ2
6に入力された信号は、映像出力・音声出力が可能な形
に復号され、図1のグラフィクス処理部10を経由して
表示部5に出力される。このとき、番組記録部24にラ
ンダムアクセス可能な光ディスク装置、又はハードディ
スク装置を用いれば、番組を録画しながら再生すること
も可能となる。
【0043】次に、図3の好み情報抽出部32におい
て、好み情報が操作履歴と番組情報からどのように得ら
れて好み情報記録部33に記録されるかを説明する。ま
ず、好み情報抽出部32がユーザの操作履歴と図4に示
すような番組情報を比較することにより、ユーザが実際
にどの番組を視聴又は録画したかを調べる。次に好み情
報抽出部32は、その番組の番組情報から、番組名、出
演者名、ジャンル名等のキーワードを抽出し、ユーザが
番組の総放送時間の一定割合以上を視聴していたら、そ
れらのキーワードに対して何らかの興味を持っていると
判断してポイントを与え、好み情報記録部33に記録す
る。
【0044】また、番組をユーザが予約録画していた場
合は、明らかにその番組に対する興味を持っていると考
えられるので、予約録画を行った時点で、好み情報抽出
部32は番組に含まれるキーワードに対してポイントを
与えて好み情報記録部33に記録する。
【0045】ここで、ポイントは例えば整数値や実数値
である。また、このポイントの大きさが、ユーザの各々
のキーワードに対する嗜好の強さを表すと考えられるの
で、この嗜好の強さの度合いを嗜好度と呼ぶ。ここに示
したポイントの与え方は、各々のキーワードに対する嗜
好度の計算法の一例であり、他にも放送時間に対する視
聴時間の割合や、視聴時間の合計で嗜好度を計算すると
いった方法もある。図5では、番組名、出演者、ジャン
ルのキーワードに対する嗜好度の例を示している。
【0046】また、ユーザが放送番組をリアルタイムで
視聴することを好むか、録画しておいて後で視聴するこ
とを好むかを判断するために、好み情報抽出部32は、
その番組が一定時間リアルタイムで視聴されたリアルタ
イム視聴回数と、録画された録画回数をそれぞれ好み情
報記録部33に記録すると共に、それぞれの割合である
リアルタイム視聴係数と録画係数を以下のように求めて
好み情報記録部33に記録する。 合計回数=リアルタイム視聴回数+録画回数 リアルタイム視聴係数=リアルタイム視聴回数/合計回
数 録画係数=録画回数/合計回数 ここで、リアルタイム視聴係数は、生中継放送やニュー
ス・天気予報等の時事性が高い番組に対しては特別に割
増しされる。
【0047】次に、好み情報が抽出された後、その好み
情報にしたがって番組評価部34がどのように番組を評
価するかを説明する。図3に示す番組評価部34による
評価は、評価対象となる番組の番組情報に含まれる番組
名、ジャンル、出演者の各キーワードに対応する嗜好度
を好み情報記録部33から取り出し、それらに重み係数
を掛けて加え合わせたものとする。このとき、一つの番
組には複数の出演者が含まれている場合があるが、その
ような場合にはその中で最大嗜好度の出演者のみを用い
る。あるいは、複数出演者の嗜好度の平均をとるという
方法等も考えられる。
【0048】番組の評価値の計算式の例を以下に示す。 評価値=w(番組名)・嗜好度(番組名)+w(ジャン
ル)・嗜好度(ジャンル)+w(出演者)・max{嗜
好度(出演者1)、嗜好度(出演者2)、...、嗜好度
(出演者n)} この式において、嗜好度(番組名)、嗜好度(ジャン
ル)、嗜好度(出演者1)等は、好み情報記録部33から
取り出してきた、それぞれ番組名やジャンル、出演者等
のキーワードに対応する嗜好度を表す。max{嗜好度
(出演者1)、...、嗜好度(出演者n)}は、番組情報
に含まれるn人の出演者の嗜好度の内、最大の嗜好度を
表す。また、w(番組名)、w(ジャンル)、w(出演
者)は、それぞれ番組名、ジャンル、出演者の嗜好度を
どの程度重視して番組を評価するかを表す重み係数であ
る。
【0049】次に番組スケジュール部8の動作について
説明する。図6はスケジュール作成の処理の流れを示す
フローチャートである。スケジュールは、現在時刻から
3時間後までというように一定時間に区切って行う。ま
ず、ステップST11において、最優先でスケジュール
されるのは、ユーザが自らマニュアル入力した録画予約
であり、このマニュアル入力した録画予約をスケジュー
ルに配置する。
【0050】ステップST12において、評価値が幾ら
以上の番組をスケジュールの対象とするかを定めるため
に閾値を設定する。ここで、スケジュール対象となる番
組を決定するための閾値の設定法としては、例えば最大
の番組の評価値の8割に設定したり、番組の評価値が高
い方の番組から一定の割合の番組数を選択するように定
めたりといった方法を用いる。
【0051】ステップST13において、評価が一定の
閾値を超えた放送番組の視聴、録画のスケジュールを行
い、この時点でスケジュールに時間的な隙間があれば、
ステップST14において、評価が一定閾値を超えた録
画番組再生を、評価が高くかつ最も隙間無く埋まる番組
から順に配置していく。
【0052】ここで、充填率という値を次のように定め
る。 充填率=ユーザの総予定視聴時間/スケジュール対象時
間 ここで、「ユーザの総予定視聴時間」とは、リアルタイ
ム放送番組と録画番組の視聴がスケジュールされた合計
時間である。また「スケジュール対象時間」とは、スケ
ジュールの対象となった時間で、例えば現在時刻から2
時間後までのスケジュールを立てた場合には、この値は
2時間となる。
【0053】ステップST15において、充填率が一定
値以上であるかを確認し、この充填率があまりに低い場
合にはスケジュールの意味が無いので、充填率が一定値
を下回った場合には、ステップST16において、評価
値に対する閾値を少し下げ、スケジュール対象となる番
組数を増やし、ユーザがマニュアル入力した録画予約以
外のスケジュールを消去した後、ステップST13に戻
ってもう一度スケジュールし直す。
【0054】図7は図6のステップST13の詳細処理
を示すフローチャートである。ステップST21におい
て、リアルタイム放送番組の中で評価値が一定の閾値以
上であるスケジュールの候補となる番組の中の評価値が
高い方から番組を一つ選択する。ここでは、最初なの
で、評価値が1番高い番組を選択する。ステップST2
2において、番組スケジュール部8は、選択した番組の
リアルタイム視聴係数と録画係数を、好み情報記録部3
3から番組評価部34を介して抽出し、その番組のリア
ルタイム視聴係数と録画係数のどちらが大きいかを調べ
る。
【0055】ステップST22でリアルタイム視聴係数
が録画係数より大きければ、その番組についてはリアル
タイム視聴で見るほうがユーザは好きだと判断し、ステ
ップST23において、リアルタイム視聴可能かを調べ
て、可能ならばステップST26においてスケジュール
する。また、ステップST22で録画係数がリアルタイ
ム視聴係数より大きければ、その番組は一度録画してか
ら見る方が好きだと判断して、ステップST24におい
て、録画にスケジュール可能かを調べて、可能ならばス
テップST26においてスケジュールする。ステップS
T23又はステップST24で、スケジュールが不可能
であれば、ステップST25において、番組を移動すれ
ばスケジュール可能かを調べて、可能であればステップ
ST26においてスケジュールし、不可能であれば、ス
テップST27において、その番組を廃棄する。
【0056】ステップST28において、全てのスケジ
ュール候補番組を選択済みであるかを調べて、選択済み
であれば処理を終了し、選択済でなければ、ステップS
T21に戻って、次に評価値が高い番組を選択して上記
処理を繰り返す。
【0057】ここで図7に示す処理の流れを図8の例に
ついて説明する。図8は番組表とスケジュールを示す図
であり、図9は好み情報記録部33に記憶されている各
番組の評価値、リアルタイム視聴係数、録画係数を示す
図である。図8では1,3,4,6チャンネルの番組表
と、視聴と録画のスケジュールを示しており、図8にお
ける白抜きアルファベットは、図9に示す番組名と対応
している。上に述べたとおり、評価値の高い番組から優
先的にスケジュールされていく。ここでは、評価値の順
位は高い順にA,C,Bとなっている。番組Aはリアル
タイム視聴係数>録画係数なのでリアルタイム視聴にス
ケジュールされている。また、番組Cはリアルタイム視
聴係数<録画係数なので録画にスケジュールされてい
る。番組Bもリアルタイム視聴係数<録画係数なので録
画にスケジュールが試みられるが、先にスケジュールさ
れた番組Cの録画と重なる時間帯があるため、このまま
ではスケジュールできない。
【0058】このように、図7のステップST23,S
T24で、リアルタイム放送番組の視聴、録画のスケジ
ュールが、既に配置されている番組と衝突してしまうこ
とにより不可能な場合には、ステップST25におい
て、スケジュール済みの番組の内の幾つかを、リアルタ
イム視聴から録画へ、又は録画からリアルタイム視聴へ
移動させることによりスケジュール可能であるかどうか
を調べる。
【0059】番組を移動させる際の基準とするのは、次
のような組み合わせに関する評価値である。
【数1】 すなわち、リアルタイム視聴にスケジュールされた番組
はリアルタイム視聴係数を番組の評価値に掛け合わせ、
録画番組にスケジュールされた番組は録画係数を番組の
評価値に掛け合わせ、それらを加えたものを、全体の組
み合わせの評価値とする。この組み合わせ評価値を用い
れば、例えばリアルタイム視聴係数が高く、番組の評価
値も高いような番組は、録画にはスケジュールされにく
い。この組み合わせ評価値が最も高くなるような組み合
わせを選んで、リアルタイム番組の視聴と録画に対する
スケジュールを作成する。
【0060】図10はスケジュールの組み合わせ例を示
す図であり、図10を参照しながら組み合わせ評価例を
説明する。ここで、図9の番組A,B,Cの3つの番組
全てをスケジュール可能な組み合わせとしては、図10
の(a),(b)の2通りが考えられる。ここで、それ
ぞれの組み合わせに対して、上で示した組み合わせ評価
値を計算してみる。 組み合わせ(a)の評価値=0.2×20+0.2×5
+0.6×10=11.0 組み合わせ(b)の評価値=0.8×20+0.8×5
+0.4×10=24.0 この計算結果から、組み合わせ10(a)の評価値<組
み合わせ10(b)の評価値なので、組み合わせ10
(b)をスケジュールする。これは、リアルタイム視聴
係数と録画係数にそれほど差が無い番組Cを録画から視
聴に移動させたものであり、この結果は直感的にも納得
しやすいものとなっている。
【0061】最後に、録画番組の再生を、放送番組の視
聴がスケジュールされておらず、かつ録画番組の再生が
可能な時間帯に配置することでスケジュールは完成す
る。図11は録画番組の再生を含めたスケジュールを示
す図であり、図に示すように、視聴スケジュールの空き
時間帯に録画番組のスケジュールが可能である。評価値
が一定の閾値以上の録画番組を評価の高いものから順に
空き時間に当てはめていき、最も隙間が小さくなるもの
をスケジュールする。
【0062】図1において、番組スケジュール部8によ
り生成されたスケジュールは、番組情報提供部11によ
りユーザに見やすいように加工され、グラフィックス処
理部10を介して表示部5により表示される。そして、
入力部4からのユーザの承認により、生成されたスケジ
ュールは有効となる。このとき、番組スケジュール部8
は、システム制御部7に対してスケジュール開始を通知
し、システム制御部7はスケジュール記録部9に記録さ
れたスケジュールにしたがって制御を行う。また、生成
されたスケジュールをユーザが承認しなかった場合に
は、ユーザは入力部4を介してスケジュールの編集を行
うこともできる。
【0063】スケジュールがユーザに承認されたら、ス
ケジュール通りに放送番組のチャンネル切り替え、放送
番組の録画、録画番組の再生が自動的に行われていく。
これにより、ユーザは番組選択に悩まず、かつリモコン
操作に煩わされること無く、TV視聴を行うことが可能
となる。
【0064】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、リアルタイムで受信される番組の視聴と録画、また
録画番組の再生も含めたスケジュールを作成することが
できると共に、そのスケジュールに従って自動チャンネ
ル切り替え、自動番組録画、自動録画番組再生を行うこ
とにより、ユーザは番組選択に悩まず、かつリモコン操
作に煩わされること無く、TV視聴を行うことができる
という効果が得られる。
【0065】また、この実施の形態1によれば、好み情
報抽出部32が、番組をユーザがリアルタイムに視聴す
ることを好むか、録画することを好むかを定量的に把握
する際に、時事性が高い番組に対しては、ユーザがリア
ルタイムに視聴することを好むことを割増して把握する
ことにより、時事性が高い番組をリアルタイム視聴する
ように時間軸上に配置し易くすることができるという効
果が得られる。
【0066】さらに、この実施の形態1によれば、好み
情報抽出部32が番組情報に含まれる番組名、ジャン
ル、出演者等のキーワードに対する嗜好性を定量的に把
握することでユーザの好み情報を抽出し、番組評価部3
4が各キーワードの重みを考慮して番組の評価を行うこ
とにより、ユーザの好みにきめ細かく対応して、番組の
視聴と録画のスケジュールを作成することができるとい
う効果が得られる。
【0067】実施の形態2.図12はこの発明の実施の
形態2による放送受信装置の構成を示すブロック図であ
る。図において、12は視聴状況取得部であり、その他
の構成は実施の形態1の図1、図2、図3に示す構成と
同等である。この実施の形態は、スケジュールが作成さ
れた後、ユーザの実際の視聴状況とスケジュールを比較
することにより、ユーザが興味ある番組を見逃さないよ
うにするものである。
【0068】次に動作について説明する。ユーザの視聴
状況は入力部4を介して視聴状況取得部12により取得
され、番組スケジュール部8が、スケジュール記録部9
に記録されたスケジュールとの比較を行う。図13は視
聴スケジュールと実際の視聴結果を示す図であり、ここ
では、ユーザがスケジュールされた番組Aを視聴してい
たが、その後、ふと気が変わりスケジュールされていな
い番組Bへチャンネルを切り替えた様子を示している。
このようにユーザが元のスケジュールから逸脱した視聴
を行ったことは、番組スケジュール部8がユーザの視聴
状況とスケジュールを比較することにより検出される。
【0069】このとき、一定時間以上番組Aを視聴して
いた場合は、それなりに番組Aに対して興味を持ってい
ると考えられるので、番組スケジュール部8は、番組記
録部24に対する再生・記録可能数に余裕があれば番組
Aの録画を開始するようシステム制御部7へ命令を行
う。録画終了後、番組スケジュール部8は、番組Aが再
生可能な状態にあることを、グラフィクス処理部10を
介して表示部5へ出力しユーザに伝える。図13では、
番組Bの視聴終了後、自動録画されていた番組Aを視聴
した様子を示している。
【0070】図14は視聴スケジュールと実際の視聴結
果を示す図であり、ここでは、ユーザが番組Bを視聴中
にスケジュールされた番組Aの放送開始時間が迫り、ユ
ーザに対して警告が発せられた様子を示している。この
ようにスケジュールされた番組Aの放送時間が迫ってい
ることは、番組スケジュール部8がユーザの視聴状況と
スケジュールを比較することにより検出される。番組ス
ケジュール部8は、スケジュールされた番組Aの放送開
始時間が迫っていることを、グラフィクス処理部10を
介して表示部5へ出力しユーザに伝える。その結果、ユ
ーザはスケジュールされた番組Aに気付き、スケジュー
ル通り番組Aを視聴している。また、この番組Bが録画
番組の場合には、警告を出す時期を早めにし、番組Bを
早送り等をして計画的に番組Aの視聴に間に合わせるこ
とも可能である。
【0071】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、スケジュールとユーザの実際の視聴状況を比較する
ことにより、ユーザが番組視聴において興味のある番組
をなるべく見逃さないようにユーザの視聴を導くことが
できるという効果が得られる。
【0072】実施の形態3.図15はこの発明の実施の
形態3による放送受信装置の構成を示すブロック図であ
る。図において、13は録画予約制御部であり、その他
の構成は実施の形態2の図12、実施の形態1の図2、
図3に示す構成と同等である。この実施の形態は、一度
スケジュールが作成された後に自動的に再スケジュール
を行うものである。
【0073】次に動作について説明する。録画予約制御
部13は、入力部4から得られるユーザ入力と番組情報
提供部11から得られる番組表を比較することによっ
て、ユーザが表示部5により表示された番組表を参照し
て指定した録画予約番組を取得し、スケジュール記録部
9に記録された録画スケジュールに録画予約番組を登録
する。
【0074】番組スケジュール部8が、視聴状況取得部
12によって得られたユーザの視聴状況とスケジュール
記録部9に記録されているスケジュールとを比較するこ
とにより、スケジュールを無視した放送番組の視聴を行
ったことを検出したり、ユーザが録画予約制御部13に
対して録画番組の指定を行うことにより録画予約が行わ
れ、予めスケジュール記録部9にスケジュールされてい
た録画予約が消去、又は上書きされる等して録画スケジ
ュールが変更されたことを検出したり、番組情報取得部
6が番組の放送時間の延長を検出した場合には、番組ス
ケジュール部8は自動的に再スケジュールを行う。
【0075】この場合、番組スケジュール部8がグラフ
ィクス処理部10を経由して、表示部5に再スケジュー
ルを行うかどうかの確認をユーザに求め、それに対する
ユーザからの入力によって再スケジュールを行うかどう
かを決定することも可能である。
【0076】図16は視聴スケジュールの変更を示す図
であり、この図では、スケジュールを無視した番組視聴
を行った場合の再スケジュール開始のタイミングを示し
ている。ここでは、ユーザは既に視聴スケジュールに設
定されている番組Aを無視して番組Bの視聴を行ってい
る。実施の形態2における図13に示すように、視聴ス
ケジュールに沿って一定時間以上番組Aを視聴した後
に、視聴スケジュールを外れて番組Bの視聴を行った場
合は、ユーザがある程度番組Aに対する興味を持ってい
ると判断されるため、番組Aの自動録画を行っていた。
【0077】しかし、図16に示すような場合では、ス
ケジュールされた番組Aを全く視聴せず番組Bを視聴し
ている。このようにスケジュールされた番組Aの視聴時
間が一定の閾値時間以下だった場合には、番組スケジュ
ール部8は、スケジュールされた番組Aよりも番組Bの
方がユーザの興味が強いと判断し、スケジュールされて
いない番組Bを一定時間以上視聴した時点で、自動的に
再スケジュールを開始するか、又はユーザに再スケジュ
ールを開始するかどうかの確認を行う。
【0078】図17は録画スケジュールの変更を示す図
であり、この図では、ユーザが一度承認したスケジュー
ルにおける録画予約を消去、又は上書きする等して録画
スケジュールが変更された場合の再スケジュール開始の
タイミングを示している。ここでは、ユーザは、既に録
画スケジュールに設定されている番組Aの録画予約を消
去し番組Bを新たに録画予約している。このような場合
には、番組スケジュール部8は、番組Aよりも番組Bの
方がユーザの興味が強いと判断し、録画予約を変更し終
えた時点で直ちに再スケジュールを開始するか、又はユ
ーザに再スケジュールを開始するかどうかの確認を行
う。
【0079】図18は視聴スケジュールの変更を示す図
であり、この図では、番組の放送時間が延長された場合
の再スケジュール開始のタイミングを示している。ここ
では、視聴スケジュールに設定されている番組Aが、本
来の終了予定時刻になっても終了せずに終了時刻が延長
されている。元々、番組Aの終了後には、番組Cの番組
視聴がスケジュールされているが、この番組Cの放送開
始時刻よりも番組Aの放送終了時刻が遅くなり、元の視
聴スケジュールとの衝突が起こることが確定した時点に
おいて、番組スケジュール部8は、再スケジュールを開
始するか、又はユーザに再スケジュールを開始するかど
うかの確認を行う。
【0080】また、図18では延長された番組が視聴に
スケジュールされた番組の場合を示しているが、番組ス
ケジュール部8は、延長された番組が録画にスケジュー
ルされた番組についても同様に、元の録画スケジュール
に衝突することが確定した時点で再スケジュールを開始
するか、又はユーザに再スケジュールを開始するかどう
かの確認を行う。
【0081】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、作成されたスケジュールを随時、再スケジュールす
ることにより、ユーザは常にその時の状況に合ったスケ
ジュールに沿ってTV視聴を楽しむことができるという
効果が得られる。
【0082】実施の形態4.図19はこの発明の実施の
形態4による放送受信装置の構成を示すブロック図であ
る。図において、14は録画スケジュール取得部、15
は再生スケジュール取得部であり、その他の構成は実施
の形態2の図12、実施の形態1の図2、図3に示す構
成と同等である。この実施の形態は、スケジュールを全
て自動的に作成するのではなく、ユーザと対話的に情報
をやりとりしながらスケジュール作成を行うものであ
る。
【0083】次に動作について説明する。番組スケジュ
ール部8は、番組情報取得部6が取得した番組の中か
ら、番組評価部34からの評価値に基づいて評価値が一
定の閾値以上の録画候補番組を抽出する。番組スケジュ
ール部8は抽出した録画候補番組を番組情報提供部11
に通知する。図20は録画候補番組表とスケジュールを
示す図である。番組情報提供部11では、録画候補とな
っている番組が、図20(a)に示すように、ハイライ
トされて録画候補番組表が構成される。
【0084】このとき、番組情報提供部11は、 ・放送時間が重なっている 又は、 ・録画係数>リアルタイム視聴係数 となっている録画候補番組を、特にコントラストを強め
て表示部5で表示されるよう加工する。図20(a)に
示す録画候補番組表は、グラフィクス処理部10を通じ
て表示部5に出力されてユーザに提示される。
【0085】録画候補番組を確認したユーザが所望の録
画番組を選択し、選択された録画番組が入力部4を介し
て入力され、録画スケジュール取得部14によって取得
されて、番組スケジュール部8に通知される。番組スケ
ジュール部8は、通知された録画番組により録画スケジ
ュールを作成する。図20(b)は番組スケジュール部
8が作成するスケジュールであり、図における録画スケ
ジュールに、ユーザにより選択された番組Bと番組Dが
登録されている。
【0086】また、図20(a)の録画候補番組の中
で、ユーザにより録画番組として選択されなかった番組
A、番組Cも評価値が一定の閾値を越えているので、番
組A、番組Cに対するユーザの興味はある程度高いこと
が予想される。そこで、番組スケジュール部8は、図2
0(b)に示すように、この番組A、番組Cを視聴スケ
ジュールとして仮に登録する。
【0087】次に、番組スケジュール部8は、番組評価
部34が評価した番組記録部24に記録されている番組
の中から再生候補番組を抽出する。このとき、番組記録
部24に記録された番組の内、評価値が一定の閾値以上
のものを再生候補番組とし、それら再生候補番組に対し
て、 ・より評価値が高く、 ・図20(b)に示す視聴スケジュールの中で、現在時
刻に最も近い時間帯に登録されている番組Aの開始時刻
までの時間帯に、より隙間無く当てはまるものを上位に
するよう順位付けを行う。
【0088】図21は再生候補番組表とスケジュールを
示す図である。図21(a)は抽出された再生候補番組
の例を示しており、上記条件に適合する再生候補番組が
順位付けされて抽出される。番組スケジュール部8は抽
出した再生候補番組を番組情報提供部11に通知する。
再生候補番組は、番組情報提供部11により、図21
(a)に示すように、ユーザが見やすいようにハイライ
トされ、グラフィクス処理部10を通じて表示部5に出
力されてユーザに提示される。
【0089】再生候補番組を確認したユーザが所望の再
生番組を選択し、選択された再生番組が入力部4を介し
て入力され、再生スケジュール取得部15によって取得
されて、番組スケジュール部8に通知される。番組スケ
ジュール部8は、通知された再生番組により視聴スケジ
ュールを作成する。図21(b)は番組スケジュール部
8が作成するスケジュールであり、図における視聴スケ
ジュールに、ユーザにより選択された番組Gが登録され
ている。ここで、ユーザは、再生候補番組の順位付けを
無視して、例えば番組Eのように明らかに番組Aの放送
時間に重なるような番組を選択することも可能である。
【0090】実施の形態1では、放送番組の視聴もスケ
ジュールされ、スケジュールされた放送番組の開始時刻
になると自動的にチャンネル切り替えが行われる例を示
したが、この実施の形態においては、自動的にチャンネ
ル切り替えは行わず、実施の形態2に示した方法と同様
に、番組スケジュール部8が、視聴状況取得部12から
得られる視聴状況とスケジュール記録部9に記録されて
いるスケジュールを比較することにより、番組開始時刻
の数分前にユーザに対して好みの番組が放送されること
を伝えるのみである。
【0091】このとき、図21(b)の録画スケジュー
ルに登録された番組Bや番組Dの録画開始時刻が近づい
てもユーザには通知しない。しかし、図21(b)の視
聴スケジュールに登録された番組Aや番組Cの放送開始
時刻が迫ると、ユーザに対して番組Aや番組Cの放送が
間もなく開始することが伝えられる。また、先程述べた
ように、再生番組として番組Eのように番組Aの放送時
間に重なるような番組を選択した場合には、ユーザは番
組Aよりも番組Eに対する興味が強いと考えられるの
で、番組Eの視聴中に番組Aの開始時刻が近づいてきた
としてもユーザには通知しない。番組Eの視聴終了後
は、リアルタイムで放送される番組に対する番組開始前
の通知を再開する。
【0092】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、ユーザが明示的に録画番組、再生番組を指定するこ
とにより、スケジュールを自らコントロールすることが
できると共に、放送番組についても自動的にチャンネル
切り替えは行わず、興味を持っている可能性がある番組
が放送されることが通知されるだけであるので、ユーザ
はスケジュールにしばられること無く好みの番組を自由
に視聴できるという効果が得られる。
【0093】また、この実施の形態4によれば、好み情
報抽出部32が、ユーザの操作履歴から、番組情報取得
部6により取得された番組をユーザがリアルタイムに視
聴することを好むか、録画することを好むかを定量的に
把握し、番組スケジュール部8が抽出した録画候補番組
の中で、放送時間が重なっている番組、又は録画するこ
とを好む番組を、番組情報提供部11がコントラストを
強めて表示部5に表示させることにより、ユーザは表示
された録画候補番組の中から録画番組を容易に選択する
ことができるという効果が得られる。
【0094】実施の形態5.図22はこの発明の実施の
形態5による放送受信装置の構成を示すブロック図であ
る。図において、16はスケジュール優先・非優先番組
取得部であり、その他の構成は実施の形態1の図1、図
2、図3に示す構成と同等である。この実施の形態は、
スケジュール全てを自動的に作成するのではなく、ユー
ザから、優先してスケジュールを行う番組、スケジュー
ルには含めない番組、又はその両方の番組を取得した後
にスケジュール作成を行うものである。
【0095】次に動作について説明する。番組情報提供
部11によって提供された番組表がグラフィクス処理部
10を経由して表示部5に出力される。ユーザはその番
組表を確認して、スケジュールを作成する際に優先する
スケジュール優先番組と、スケジュールには含めないス
ケジュール非優先番組を入力する。スケジュール優先・
非優先番組取得部16によって、スケジュール優先番
組、スケジュール非優先番組が取得され、番組スケジュ
ール部8がそれらの情報を参照しながらスケジュールを
作成する。
【0096】図23はスケジュール作成の処理の流れを
示すフローチャートである。ステップST31におい
て、スケジュール優先・非優先番組取得部16は、ユー
ザから入力部4を介して、スケジュール優先番組、又は
スケジュール非優先番組、又はその両方を取得する。次
に、ステップST32において、番組スケジュール部8
がスケジュール優先番組からスケジュールを作成する。
そして、ステップST33において、番組スケジュール
部8は、スケジュール優先番組のみでスケジュールを構
成したいかどうかをユーザに問い合わせる。もしスケジ
ュール優先番組のみでスケジュールを構成したい場合
は、スケジュールの作成を完了する。
【0097】一方、ステップST33で、スケジュール
優先番組のみだけではなく、それ以外の番組もスケジュ
ールに含めたいとユーザが望む場合は、ステップST3
4において、番組スケジュール部8は評価値が一定の閾
値を超える番組をスケジュール候補番組とする。ステッ
プST35において、そのスケジュール候補番組からス
ケジュール優先番組とスケジュール非優先番組を除いて
スケジュールを行う。このとき、スケジュール優先番組
をスケジュール候補番組から除くのは、既にステップS
T32において、スケジュール優先番組がスケジュール
されているためであり、また、スケジュール非優先番組
をスケジュール候補番組から除くのは、スケジュール非
優先番組がスケジュールに含まれるのを防ぐためであ
る。
【0098】ユーザがスケジュール優先番組、スケジュ
ール非優先番組を指定する際には、例えばジャンルが
「バラエティ」の番組や、「出演者A」が出演している
番組といった単位で指定することも可能である。また、
例えばジャンルや出演者等のキーワードに関して、各々
のキーワードが番組情報の中に{含まれる、含まれな
い}ということによって2値化される論理式の組み合わ
せによっても、番組を指定することも可能である。例え
ば以下のように、(バラエティ番組)∧((出演者A)
∨(出演者B))等という論理式によっては、出演者A
又は出演者Bが出演するバラエティ番組を指定すること
ができる。
【0099】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、ユーザは自分の好みの番組を確実に視聴でき、かつ
興味の無い番組がスケジュールされることを防ぐことが
できるという効果が得られる。
【0100】実施の形態6.この発明の実施の形態6に
よる放送受信装置の構成は、実施の形態1の図1、図
2、図3に示す構成と同等である。実施の形態1で示し
たスケジュール法は、朝・昼・夜等とスケジュールが行
われる時間帯を考慮していなかった。しかし、例えばバ
ラエティ番組が好きなユーザでも、朝の内からバラエテ
ィ番組は見たくないということも考えられる。そこで、
この実施の形態6はスケジュールが行われる時間帯を考
慮して好み情報を蓄積するものである。ここでは、好み
情報抽出部32において抽出され、好み情報記録部33
に記録される好み情報の記録形態が異なる。
【0101】次に動作について説明する。実施の形態1
においては、好み情報抽出部32で抽出される好み情報
は図5に示すようなものであったが、この実施の形態6
における好み情報抽出部32は、図24に示すように、
ユーザの好みによる好み情報を「朝、昼、夜、深夜」等
というように、時間帯を区別して好み情報記録部33に
記録していく。ところで、全てのジャンルや出演者が
朝、昼、夜、深夜等全ての時間帯の番組に渡って含まれ
ている訳では無いので、ある時間帯にはそれまでユーザ
が全く視聴するチャンスの無かったジャンルや出演者が
存在する可能性がある。
【0102】ここで「視聴するチャンスが無い」とは、
当該ジャンル番組や出演者が出演する番組が放送されて
いないか、又は放送されていてもユーザがTVの電源を
切っているために見ることができない場合のことであ
る。そのような場合は、対応する時間帯の嗜好度に
「−」と記録する。例えば、図24の出演者に関する好
み情報の例では、「明石家たこ」は、昼、夜、深夜にお
いてはそれぞれ嗜好度3,10,7を得ているが、朝の
時間帯にはユーザが明石家たこをそれまで視聴するチャ
ンスが無かったために、「−」が記録されている。この
場合、ユーザは朝の時間帯に出演している明石家たこが
嫌いであるとは限らない。
【0103】一方、「久木宏」に対するユーザの好み
は、夜の時間帯に関しては15と高いが、昼には0とな
っている。これは、久木宏を昼の時間帯に視聴するチャ
ンスがあったにも関わらず、ユーザが意図的に視聴を避
けたことを表している。すなわちこのような場合は、視
聴するチャンスが無かった場合の「−」と区別して扱う
必要がある。
【0104】また、通常TV番組は、1週間を周期とし
てそれぞれ何曜日の何時から何時までといったように固
定された時間帯で放送される場合が多い。そのため、リ
アルタイムで番組を視聴する場合には、特定の時間帯に
しか番組名に対する好み情報は蓄積されない。しかし、
一度番組を録画してしまえば、後は自分の好きな時間帯
に視聴することができる。そのため録画番組を再生して
視聴した場合にも、その番組を視聴した時間帯に対応し
て、番組名に関する好みを好み情報記録部33へ蓄積す
る。
【0105】番組評価部34は、評価対象となる番組の
番組情報を番組情報取得部6から取得し、その番組の放
送時間帯を調べる。次に、その時間帯に対応する好み情
報を好み情報記録部33から取り出して番組の評価を行
う。
【0106】以下に番組評価部34が、好み情報記録部
33からどのように好み情報を取り出すかを例を挙げて
説明する。図25に示す番組情報の例の内、番組名「た
こ焼きTV」の放送時間は、19:58〜20:54と
なっており、これは夜の時間帯に属する。したがって、
夜の時間帯に対応する好み情報を好み情報記録部33か
ら取り出す。このとき図24に示す好み情報の例から
は、番組名「たこ焼きTV」の夜の時間帯に対する嗜好
度として32が、出演者「明石家たこ」の夜の時間帯に
対する嗜好度として10が、またジャンル「バラエティ
/バラエティ」の夜の時間帯に対する嗜好度として12
がそれぞれ得られる。
【0107】また、図25に示す番組情報の例の内、番
組名「朝ステーション」の放送時間は、05:55〜0
8:00となっており、これは朝の時間帯に属する。し
たがって、先ほどの例と同様に、朝の時間帯に対応する
好み情報を好み情報記録部33から取り出す。このとき
図24に示す好み情報の例からは、番組名「朝ステーシ
ョン」の朝の時間帯に対する嗜好度として18が、ま
た、ジャンル「社会・報道/ニュース」の朝の時間帯に
対する嗜好度として22がそれぞれ得られる。しかし、
出演者「久木宏」の朝の時間帯に対する嗜好度は「−」
となっており、ユーザがこれまで久木宏を朝の時間帯に
視聴するチャンスが無かったことを示している。
【0108】このような場合には、朝の時間帯に久木宏
が出演している番組を視聴することに対するユーザの好
みは未知である。しかし、夜や深夜の時間帯においては
久木宏に対して、15,3という嗜好度が得られている
ので、朝の時間帯においてもユーザが久木宏の出演番組
を好んで視聴する可能性は十分ある。そこで、ここでは
久木宏の朝以外の時間帯において定義された嗜好度の平
均を計算する。すなわち、それぞれ夜、深夜の時間帯に
おける嗜好度である15,3の時間に対する平均を計算
し、これをユーザの朝の時間帯における久木宏に対する
嗜好度とする。
【0109】最後に実施の形態1に示した方法により、
番組評価部34は得られた嗜好度から番組の評価値を計
算し、その番組毎の評価値に基づいて番組スケジュール
部8がスケジュールを行う。
【0110】以上のように、この実施の形態6によれ
ば、時間帯を考慮したスケジュールを行うことにより、
ユーザは朝、昼、夜、深夜等と時間帯ごとに自分の好み
に合うスケジュールに沿ったTV視聴を行うことが可能
となるという効果が得られる。
【0111】実施の形態7.この発明の実施の形態7に
よる放送受信装置の構成は、実施の形態1の図1、図
2、図3に示す構成と同等である。実施の形態1で示し
たスケジュール法は、連続ドラマ等の番組の間に存在す
る前後関係を考慮していなかった。しかし、例えば連続
ドラマの第1話と第2話が録画されていた場合、含まれ
る出演者によっては番組の評価値が第1話<第2話とな
り、前後関係を考慮しなければ、第2話の方が優先され
てスケジュールが生成される場合もあり得る。そこで、
この実施の形態7は、番組間における放送時刻の前後関
係を考慮してスケジュールを行うものである。ここで
は、番組スケジュール部8において行われるスケジュー
ル法が異なる。
【0112】次に動作について説明する。実施の形態1
において示したように、番組録画時には映像・音声信号
と共に、対応する番組の番組情報も同時に番組記録部2
4に記録される。また、録画番組の再生をスケジュール
する際には、番組記録部24に記録された番組情報に基
づいて、番組評価部34が番組を評価している。
【0113】このとき、番組記録部24に記録されてい
る番組情報は、例えば図26に示すようなものである。
ここでは、スケジュール候補となる番組「ソケット・ボ
ーイ」の日付3/14,3/21,3/28に放送され
た3回分の番組情報が記録されている。ソケット・ボー
イは連続ドラマであり、番組の前後関係が非常に重要で
ある。ユーザがこれら3回分の番組の内、どの番組の視
聴も行っていないのならば、明らかにユーザは3/14
の日付の番組から視聴を行うべきである。このような場
合には、番組スケジュール部8は放送された日付が若い
方から優先してスケジュールを作成する。
【0114】また、図26に挙げたのは連続ドラマの例
であるが、連続ドラマ以外の番組でも番組名が一致する
ことを検出したら、番組スケジュール部8は放送された
日付が若い方から優先してスケジュールを作成する。
【0115】以上のように、この実施の形態7によれ
ば、番組間における放送順序の前後関係を考慮したスケ
ジュールを行うことにより、連続ドラマ等の話の前後関
係が重要な番組を、話の流れに沿って視聴することがで
きると共に、連続ドラマほど内容の前後関係が重要でな
い番組でも、より自然な流れで番組の視聴を行うことが
できるという効果が得られる。
【0116】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、番組
情報取得部により取得された番組情報と、ユーザの操作
履歴からユーザの好み情報を抽出する好み情報抽出部
と、抽出された好み情報に基づき取得された番組の評価
を行う番組評価部と、番組の評価結果に基づき、受信さ
れる番組の視聴と録画を時間軸上に配置してスケジュー
ルを作成する番組スケジュール部とを備えたことによ
り、リアルタイムで受信される番組の視聴と録画のスケ
ジュールを作成することができるという効果がある。
【0117】この発明によれば、受信された番組を録画
する番組記録部を備え、番組評価部が抽出された好み情
報に基づき録画された番組の評価を行い、番組スケジュ
ール部が、番組の評価結果に基づき、録画された番組の
再生を、受信される番組の視聴と録画に重ならないよう
に時間軸上に配置してスケジュールを作成することによ
り、録画番組の再生も含めたスケジュールを作成するこ
とができるという効果がある。
【0118】この発明によれば、作成されたスケジュー
ルに基づき、リアルタイムに受信される番組を表示部に
表示させるように若しくは番組記録部に録画させるよう
に、又は番組記録部に録画された番組を再生させて表示
部に表示させるように制御するシステム制御部を備えた
ことにより、ユーザは番組選択に悩まず、かつリモコン
操作に煩わされること無く、TV視聴を行うことができ
るという効果がある。
【0119】この発明によれば、番組スケジュール部
が、作成したスケジュールと視聴状況取得部が取得した
ユーザの視聴状況を比較し、ユーザがスケジュールから
外れた番組の視聴を行っていることを検出した場合に、
システム制御部に視聴されていない番組を番組記録部に
録画させることにより、ユーザが興味のある番組をなる
べく見逃さないようにすることができるという効果があ
る。
【0120】この発明によれば、番組スケジュール部
が、作成したスケジュールと視聴状況取得部が取得した
ユーザの視聴状況を比較し、スケジュールにおける番組
の視聴開始時刻が迫っていることを表示部に表示させる
ことにより、ユーザが番組視聴において興味のある番組
をなるべく見逃さないようにユーザの視聴を導くことが
できるという効果がある。
【0121】この発明によれば、番組スケジュール部
が、作成したスケジュールと視聴状況取得部が取得した
ユーザの視聴状況を比較し、ユーザがスケジュールから
外れた番組の視聴を行っていることを検出した場合に、
スケジュールを再作成することにより、ユーザは常にそ
の時の状況に合ったスケジュールに沿ってTV視聴を楽
しむことができるという効果がある。
【0122】この発明によれば、番組情報取得部が番組
の放送時間の延長を検出し、番組スケジュール部が、作
成したスケジュール通りの視聴が行えないことを検出し
た場合に、スケジュールを再作成することにより、ユー
ザは常にその時の状況に合ったスケジュールに沿ってT
V視聴を楽しむことができるという効果がある。
【0123】この発明によれば、番組スケジュール部が
番組記録部に録画された番組の放送順序を考慮してスケ
ジュールを作成することにより、話の前後関係が重要な
番組を、話の流れに沿って視聴することができるという
効果がある。
【0124】この発明によれば、好み情報抽出部が、ユ
ーザの操作履歴から、番組情報取得部により取得された
番組をユーザがリアルタイムに視聴することを好むか、
録画することを好むかを定量的に把握し、番組スケジュ
ール部が、リアルタイム視聴又は録画の定量的な把握結
果に基づき、受信される番組の視聴と録画を時間軸上に
配置してスケジュールを作成することにより、リアルタ
イムで受信される番組の、ユーザの好みに応じた視聴と
録画のスケジュールを作成することができるという効果
がある。
【0125】この発明によれば、番組スケジュール部
が、好み情報抽出部によるリアルタイム視聴又は録画の
定量的な把握結果と、番組評価部による番組の評価結果
に基づき、受信される番組の視聴と録画の組み合わせを
複数評価することにより、受信される番組の視聴と録画
を時間軸上に配置してスケジュールを作成することによ
り、リアルタイムで受信される番組の、ユーザの好みに
応じた視聴と録画のスケジュールを作成することができ
るという効果がある。
【0126】この発明によれば、好み情報抽出部が、番
組をユーザがリアルタイムに視聴することを好むか、録
画することを好むかを定量的に把握する際に、時事性が
高い番組に対しては、ユーザがリアルタイムに視聴する
ことを好むことを割増して把握することにより、時事性
が高い番組をリアルタイム視聴するように時間軸上に配
置し易くすることができるという効果がある。
【0127】この発明によれば、好み情報抽出部が番組
情報に含まれる番組名、ジャンル、出演者等のキーワー
ドに対する嗜好性を定量的に把握することでユーザの好
み情報を抽出し、番組評価部が各キーワードの重みを考
慮して番組の評価を行うことにより、ユーザの好みにき
め細かく対応して、リアルタイムで受信される番組の視
聴と録画のスケジュールを作成することができるという
効果がある。
【0128】この発明によれば、ユーザが指定した録画
予約番組を、作成されたスケジュールに登録する録画予
約制御部を備え、番組スケジュール部が、既に作成した
スケジュールに配置された番組が消去又は上書きされた
ことを検出した場合に、スケジュールを再作成すること
により、常にその時の状況に合ったスケジュールを作成
することができるという効果がある。
【0129】この発明によれば、好み情報抽出部が時間
帯毎のユーザの好み情報を抽出し、番組情報取得部によ
り取得された番組の時間帯に対応するユーザの好み情報
に基づき、番組評価部が番組の評価を行うことにより、
時間帯ごとにユーザの好みに合うスケジュールを作成す
ることができるという効果がある。
【0130】この発明によれば、番組情報取得部により
取得された番組情報と、ユーザの操作履歴からユーザの
好み情報を抽出する好み情報抽出部と、抽出された好み
情報に基づき取得された番組の評価を行う番組評価部
と、番組の評価結果に基づき録画候補番組を抽出する番
組スケジュール部と、抽出された録画候補番組を表示す
る表示部と、表示された録画候補番組の中からユーザに
より選択された録画番組を取得する録画スケジュール取
得部とを備え、番組スケジュール部が、取得された録画
番組の録画を時間軸上に配置すると共に、ユーザにより
選択されなかった他の録画候補番組の視聴を時間軸上に
配置してスケジュールを作成することにより、ユーザは
スケジュールの作成をコントロールすることができると
いう効果がある。
【0131】この発明によれば、好み情報抽出部が、ユ
ーザの操作履歴から、番組情報取得部により取得された
番組をユーザがリアルタイムに視聴することを好むか、
録画することを好むかを定量的に把握し、番組スケジュ
ール部が抽出した録画候補番組の中で、放送時間が重な
っている番組、又は録画することを好む番組を、コント
ラストを強めて表示部に表示させる番組情報提供部を備
えたことにより、ユーザは表示された録画候補番組の中
から録画番組を容易に選択することができるという効果
がある。
【0132】この発明によれば、番組評価部が好み情報
抽出部により抽出された好み情報に基づき番組記録部に
録画されている番組の評価を行い、番組スケジュール部
が番組の評価結果に基づき再生候補番組を抽出し、表示
部が抽出された再生候補番組を表示し、表示された再生
候補番組の中からユーザにより選択された再生番組を取
得する再生スケジュール取得部を備え、番組スケジュー
ル部が、再生スケジュール取得部により取得された再生
番組の視聴を、作成されているスケジュールの時間軸上
に配置することにより、ユーザはスケジュールの作成を
コントロールすることができるという効果がある。
【0133】この発明によれば、番組スケジュール部
が、作成したスケジュールと視聴状況取得部が取得した
ユーザの視聴状況を比較し、作成したスケジュールにお
けるユーザにより選択されなかった他の録画候補番組の
視聴開始時刻が迫っていることを表示部に表示させるこ
とにより、ユーザが興味を持っている可能性がある番組
が放送されることを通知されるだけで、ユーザはスケジ
ュールにしばられること無く好みの番組を自由に視聴で
きるという効果がある。
【0134】この発明によれば、番組情報取得部により
取得された番組情報と、ユーザの操作履歴からユーザの
好み情報を抽出する好み情報抽出部と、抽出された好み
情報に基づき取得された番組の評価を行う番組評価部
と、取得された番組情報を表示する表示部と、表示され
た番組情報の中からユーザにより指示されたスケジュー
ル優先番組、スケジュール非優先番組、又はスケジュー
ル優先番組及びスケジュール非優先番組を取得するスケ
ジュール優先・スケジュール非優先番組取得部と、番組
の評価結果と、スケジュール優先・スケジュール非優先
番組取得部により取得された取得結果に基づき、スケジ
ュールを作成する番組スケジュール部とを備えたことに
より、ユーザは自分の好みの番組を確実に視聴でき、か
つ興味の無い番組がスケジュールされることを防ぐこと
ができるという効果がある。
【0135】この発明によれば、スケジュール優先・ス
ケジュール非優先番組取得部が、ユーザにより指示され
た番組のジャンルや出演者等のキーワードにより、スケ
ジュール優先番組又はスケジュール非優先番組を取得す
ることにより、ユーザは自分の好みの番組を確実に視聴
でき、かつ興味の無い番組がスケジュールされることを
防ぐことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による放送受信装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による基本機能部の
構成を示すブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による評価部の構成
を示すブロック図である。
【図4】 この発明の実施の形態1による番組情報の例
を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態1による好み情報の例
を示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態1によるスケジュール
作成の処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】 この発明の実施の形態1によるスケジュール
作成の詳細処理を示すフローチャートである。
【図8】 この発明の実施の形態1による番組表とスケ
ジュールを示す図である。
【図9】 この発明の実施の形態1による好み情報記録
部に記憶されている各番組の評価値、リアルタイム視聴
係数、録画係数を示す図である。
【図10】 この発明の実施の形態1によるスケジュー
ルの組み合わせ例を示す図である。
【図11】 この発明の実施の形態1による録画番組の
再生を含めたスケジュールを示す図である。
【図12】 この発明の実施の形態2による放送受信装
置の構成を示すブロック図である。
【図13】 この発明の実施の形態2による視聴スケジ
ュールと実際の視聴結果を示す図である。
【図14】 この発明の実施の形態2による視聴スケジ
ュールと実際の視聴結果を示す図である。
【図15】 この発明の実施の形態3による放送受信装
置の構成を示すブロック図である。
【図16】 この発明の実施の形態3による視聴スケジ
ュールの変更を示す図である。
【図17】 この発明の実施の形態3による録画スケジ
ュールの変更を示す図である。
【図18】 この発明の実施の形態3による視聴スケジ
ュールの変更を示す図である。
【図19】 この発明の実施の形態4による放送受信装
置の構成を示すブロック図である。
【図20】 この発明の実施の形態4による録画候補番
組表とスケジュールを示す図である。
【図21】 この発明の実施の形態4による再生候補番
組表とスケジュールを示す図である。
【図22】 この発明の実施の形態5による放送受信装
置の構成を示すブロック図である。
【図23】 この発明の実施の形態5によるスケジュー
ル作成の処理の流れを示すフローチャートである。
【図24】 この発明の実施の形態6による好み情報の
例を示す図である。
【図25】 この発明の実施の形態6による番組情報の
例を示す図である。
【図26】 この発明の実施の形態7による番組情報の
例を示す図である。
【図27】 従来の放送受信装置の構成を示すブロック
図である。
【図28】 従来のEPG表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 アンテナ、2 基本機能部、3 評価部、4 入力
部、5 表示部、6番組情報取得部、7 システム制御
部、8 番組スケジュール部、9 スケジュール記録
部、10 グラフィクス処理部、11 番組情報提供
部、12 視聴状況取得部、13 録画予約制御部、1
4 録画スケジュール取得部、15 再生スケジュール
取得部、16 スケジュール優先・非優先番組取得部、
21 チューナ、22 デマルチプレクサ、23 記録
部、24 番組記録部、25 再生部、26 デコー
ダ、31 操作履歴取得部、32 好み情報抽出部、3
3 好み情報記録部、34 番組評価部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/025 H04N 17/00 Z 7/03 7/08 A 7/035 17/00 Fターム(参考) 5C025 AA23 BA25 BA27 BA28 BA30 CA09 CB07 CB08 CB09 DA01 DA05 DA10 5C052 AA01 AB04 DD04 DD10 EE03 5C061 BB03 5C063 AB03 AB07 AC01 AC05 AC10 CA23 CA36 EB32 EB33

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放送される番組の番組情報を取得する番
    組情報取得部と、 上記番組情報取得部により取得された番組情報と、ユー
    ザの操作履歴からユーザの好み情報を抽出する好み情報
    抽出部と、 上記好み情報抽出部により抽出された好み情報に基づ
    き、上記番組情報取得部により取得された番組の評価を
    行う番組評価部と、 上記番組評価部による番組の評価結果に基づき、受信さ
    れる番組の視聴と録画を時間軸上に配置してスケジュー
    ルを作成する番組スケジュール部とを備えたことを特徴
    とする放送受信装置。
  2. 【請求項2】 受信された番組を録画する番組記録部を
    備え、 番組評価部が、好み情報抽出部により抽出された好み情
    報に基づき、上記番組記録部に録画された番組の評価を
    行い、 番組スケジュール部が、上記番組評価部による番組の評
    価結果に基づき、上記番組記録部に録画された番組の再
    生を、受信される番組の視聴と録画に重ならないように
    時間軸上に配置してスケジュールを作成することを特徴
    とする請求項1記載の放送受信装置。
  3. 【請求項3】 受信された番組を表示する表示部と、 番組スケジュール部により作成されたスケジュールに基
    づき、リアルタイムに受信される番組を上記表示部に表
    示させるように若しくは番組記録部に録画させるよう
    に、又は番組記録部に録画された番組を再生させて上記
    表示部に表示させるように制御するシステム制御部とを
    備えたことを特徴とする請求項2記載の放送受信装置。
  4. 【請求項4】 ユーザの視聴状況を取得する視聴状況取
    得部を備え、 番組スケジュール部が、作成したスケジュールと上記視
    聴状況取得部が取得した視聴状況を比較し、ユーザが上
    記スケジュールから外れた番組の視聴を行っていること
    を検出した場合に、システム制御部に視聴されていない
    番組を番組記録部に録画させることを特徴とする請求項
    3記載の放送受信装置。
  5. 【請求項5】 ユーザの視聴状況を取得する視聴状況取
    得部を備え、 番組スケジュール部が、作成したスケジュールと上記視
    聴状況取得部が取得した視聴状況を比較し、上記スケジ
    ュールにおける番組の視聴開始時刻が迫っていることを
    表示部に表示させることを特徴とする請求項3記載の放
    送受信装置。
  6. 【請求項6】 ユーザの視聴状況を取得する視聴状況取
    得部を備え、 番組スケジュール部が、作成したスケジュールと上記視
    聴状況取得部が取得した視聴状況を比較し、ユーザが上
    記スケジュールから外れた番組の視聴を行っていること
    を検出した場合に、スケジュールを再作成することを特
    徴とする請求項3記載の放送受信装置。
  7. 【請求項7】 番組情報取得部が番組の放送時間の延長
    を検出し、 番組スケジュール部が、作成したスケジュール通りの視
    聴が行えないことを検出した場合に、スケジュールを再
    作成することを特徴とする請求項3記載の放送受信装
    置。
  8. 【請求項8】 番組スケジュール部が、番組記録部に録
    画された番組の放送順序を考慮してスケジュールを作成
    することを特徴とする請求項2記載の放送受信装置。
  9. 【請求項9】 好み情報抽出部が、ユーザの操作履歴か
    ら、番組情報取得部により取得された番組をユーザがリ
    アルタイムに視聴することを好むか、録画することを好
    むかを定量的に把握し、 番組スケジュール部が、上記好み情報抽出部によるリア
    ルタイム視聴又は録画の定量的な把握結果に基づき、受
    信される番組の視聴と録画を時間軸上に配置してスケジ
    ュールを作成することを特徴とする請求項1記載の放送
    受信装置。
  10. 【請求項10】 番組スケジュール部が、好み情報抽出
    部によるリアルタイム視聴又は録画の定量的な把握結果
    と、番組評価部による番組の評価結果に基づき、受信さ
    れる番組の視聴と録画の組み合わせを複数評価すること
    により、受信される番組の視聴と録画を時間軸上に配置
    してスケジュールを作成することを特徴とする請求項9
    記載の放送受信装置。
  11. 【請求項11】 好み情報抽出部が、番組をユーザがリ
    アルタイムに視聴することを好むか、録画することを好
    むかを定量的に把握する際に、時事性が高い番組に対し
    ては、ユーザがリアルタイムに視聴することを好むこと
    を割増して把握することを特徴とする請求項9記載の放
    送受信装置。
  12. 【請求項12】 好み情報抽出部が番組情報に含まれる
    番組名、ジャンル、出演者等のキーワードに対する嗜好
    性を定量的に把握することによりユーザの好み情報を抽
    出し、 番組評価部が上記各キーワードの重みを考慮して番組の
    評価を行うことを特徴とする請求項1記載の放送受信装
    置。
  13. 【請求項13】 ユーザが指定した録画予約番組を、作
    成されたスケジュールに登録する録画予約制御部を備
    え、 番組スケジュール部が、既に作成したスケジュールに配
    置された番組が消去又は上書きされたことを検出した場
    合に、スケジュールを再作成することを特徴とする請求
    項1記載の放送受信装置。
  14. 【請求項14】 好み情報抽出部が時間帯毎のユーザの
    好み情報を抽出し、 番組情報取得部により取得された番組の時間帯に対応す
    るユーザの好み情報に基づき、番組評価部が上記番組の
    評価を行うことを特徴とする請求項1記載の放送受信装
    置。
  15. 【請求項15】 放送される番組の番組情報を取得する
    番組情報取得部と、 上記番組情報取得部により取得された番組情報と、ユー
    ザの操作履歴からユーザの好み情報を抽出する好み情報
    抽出部と、 上記好み情報抽出部により抽出された好み情報に基づ
    き、上記番組情報取得部により取得された番組の評価を
    行う番組評価部と、 上記番組評価部による番組の評価結果に基づき、録画候
    補番組を抽出する番組スケジュール部と、 上記番組スケジュール部により抽出された録画候補番組
    を表示する表示部と、 上記表示部により表示された録画候補番組の中からユー
    ザにより選択された録画番組を取得する録画スケジュー
    ル取得部とを備え、 上記番組スケジュール部が、上記録画スケジュール取得
    部により取得された録画番組の録画を時間軸上に配置す
    ると共に、ユーザにより選択されなかった他の録画候補
    番組の視聴を時間軸上に配置してスケジュールを作成す
    ることを特徴とする放送受信装置。
  16. 【請求項16】 好み情報抽出部が、ユーザの操作履歴
    から、番組情報取得部により取得された番組をユーザが
    リアルタイムに視聴することを好むか、録画することを
    好むかを定量的に把握し、 番組スケジュール部が抽出した録画候補番組の中で、放
    送時間が重なっている番組、又は上記好み情報抽出部に
    より定量的に把握された録画することを好む番組を、コ
    ントラストを強めて表示部に表示させる番組情報提供部
    を備えたことを特徴とする請求項15記載の放送受信装
    置。
  17. 【請求項17】 受信された番組を録画する番組記録部
    を備え、 番組評価部が好み情報抽出部により抽出された好み情報
    に基づき、上記番組記録部に録画されている番組の評価
    を行い、 番組スケジュール部が、上記番組評価部による番組の評
    価結果に基づき、再生候補番組を抽出し、 表示部が上記番組スケジュール部により抽出された再生
    候補番組を表示し、 上記表示部により表示された再生候補番組の中からユー
    ザにより選択された再生番組を取得する再生スケジュー
    ル取得部を備え、 上記番組スケジュール部が、上記再生スケジュール取得
    部により取得された再生番組の視聴を、作成されている
    スケジュールの時間軸上に配置することを特徴とする請
    求項15記載の放送受信装置。
  18. 【請求項18】 ユーザの視聴状況を取得する視聴状況
    取得部を備え、 番組スケジュール部が、作成したスケジュールと上記視
    聴状況取得部が取得した視聴状況を比較し、作成したス
    ケジュールにおけるユーザにより選択されなかった他の
    録画候補番組の視聴開始時刻が迫っていることを表示部
    に表示させることを特徴とする請求項15記載の放送受
    信装置。
  19. 【請求項19】 放送される番組の番組情報を取得する
    番組情報取得部と、 上記番組情報取得部により取得された番組情報と、ユー
    ザの操作履歴からユーザの好み情報を抽出する好み情報
    抽出部と、 上記好み情報抽出部により抽出された好み情報に基づ
    き、上記番組情報取得部により取得された番組の評価を
    行う番組評価部と、 上記番組情報取得部により取得された番組情報を表示す
    る表示部と、 上記表示部により表示された番組情報の中からユーザに
    より指示されたスケジュール優先番組、スケジュール非
    優先番組、又はスケジュール優先番組及びスケジュール
    非優先番組を取得するスケジュール優先・スケジュール
    非優先番組取得部と、 上記番組評価部による番組の評価結果と、上記スケジュ
    ール優先・スケジュール非優先番組取得部により取得さ
    れた取得結果に基づき、スケジュールを作成する番組ス
    ケジュール部とを備えたことを特徴とする放送受信装
    置。
  20. 【請求項20】 スケジュール優先・スケジュール非優
    先番組取得部が、ユーザにより指示された番組のジャン
    ルや出演者等のキーワードにより、スケジュール優先番
    組又はスケジュール非優先番組を取得することを特徴と
    する請求項19記載の放送受信装置。
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