JP2002373282A - ポイント還元システムとその方法、そのためのプログラム、およびポイント還元サービス提供方法 - Google Patents

ポイント還元システムとその方法、そのためのプログラム、およびポイント還元サービス提供方法

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JP2002373282A
JP2002373282A JP2001182847A JP2001182847A JP2002373282A JP 2002373282 A JP2002373282 A JP 2002373282A JP 2001182847 A JP2001182847 A JP 2001182847A JP 2001182847 A JP2001182847 A JP 2001182847A JP 2002373282 A JP2002373282 A JP 2002373282A
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Yutaka Kurioka
豊 栗岡
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Furekkusuai Kk
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Furekkusuai Kk
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信ネットワーク上において幅広い顧客の興
味を惹き付けるのに有効なサービスの提供を低コストで
実現し、そのサービスと引き替えに、顧客が所持してい
るポイントを発行元で回収可能とする。 【解決手段】 ポイント発行元サーバ1のポイント情報
管理部13は、アクセスしてきた顧客の端末4からの現
在ポイント表示要求に応答して本人認証を行った後、現
在ポイント表示画面を送信する。ゲーム提供サーバ2の
ゲーム提供部22は、ゲーム参加要求に応答してゲーム
選択画面を送信し、ゲーム指定に応答してポイント指定
画面を送信し、指定された使用ポイントと引き替えに通
信ネットワーク3上でのゲームを提供する。ポイント清
算部23は、ゲームの結果と使用ポイントに応じてポイ
ントの清算を行う。ポイント情報管理部13は、ポイン
ト清算結果に基づき、顧客のポイント情報を更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、販売促進用とし
て、商品購入時にポイントを発行してポイント値に応じ
た利益を顧客に還元するポイント還元方式に関するもの
であり、特に、発行されたポイントを、低コストで実現
可能なサービスの提供と引き替えにポイント発行元で回
収してポイント還元コストを節減するためのポイント還
元システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、販売促進の1つの手法として、顧
客の商品購入実績に応じてポイントを発行し、そのポイ
ント値に応じてキャッシュバックや賞品等の何らかの利
益を顧客に還元するポイント還元方式が存在している。
ポイント還元方式は、ポイント発行先の顧客が、ポイン
ト値に応じて得られるその「利益」を動機付けとしてポ
イント発行元の企業の商品を繰り返し購入することを意
図したものであり、販売促進に極めて有効であるため、
多くの企業において採用されている。
【0003】このポイント還元方式は、例えば、電気製
品や衣料を取り扱う量販店やチェーン店、あるいは多種
類の物品を取り扱う百貨店等、物品を主な商品として提
供する各種の物販業者において採用されているが、これ
に限らず、クレジット会社のカード利用ポイントや航空
会社のマイレージポイントに代表されるように、各種の
サービスを主な商品として提供する各種のサービス業者
においても採用されている。
【0004】このようなポイント還元方式において顧客
に還元する「利益」の種類として、「キャッシュバッ
ク」は、現金または商品代金への充当等、ポイント値に
応じた金額を顧客に還元するものであり、顧客は、還元
された利益を金額という客観的な数値で容易に把握でき
るため、幅広い顧客層に亘って商品購入の動機付けとな
り得る。また、ポイント発行元の企業にとっても、賞品
提供に比べて、賞品の手配や賞品となる物品の保管・発
送等が不要である分だけ手間やコストがかからないとい
う利点がある。そのため、ポイント還元方式を採用して
いる数多くの企業においては、この「キャッシュバッ
ク」をポイント還元する「利益」の選択肢の1つ、ある
いは唯一の選択肢として、固定客の拡大を目指してい
る。
【0005】また、このようにポイント還元をキャッシ
ュバックによって行う場合、購入金額に対するキャッシ
ュバック金額の比率(キャッシュバック率)は極めて重
要であり、ある程度のキャッシュバック率を確保する必
要がある。そのキャッシュバック率を顧客にアピールし
て販売促進効果を得るためには、例えば、キャッシュバ
ック率を購入金額の1%とするよりは、購入金額の5%
とした方がはるかに顧客にアピールできる。特に、価格
競争の激しい業界においては、キャッシュバック率の高
さが割安感を求める顧客の満足度につながるため、キャ
ッシュバック率が高くなりがちである。
【0006】また、ポイント還元をキャッシュバックに
よって行う場合、具体的なキャッシュバック方法として
は、後日の商品購入時における代金の支払いに充当する
方法、一定のポイントが貯まった時点あるいは任意の時
点で現金化する方法、商品購入代金を口座決済する際に
ポイント分の金額を差し引く方法等、といった各種の方
法が存在する。いずれのキャッシュバック方法において
も、賞品などの他の「利益」を提供するポイント還元方
式に比べて、発行ポイントが「利益」として顧客に実際
に還元される比率(ポイント還元率)は高くなりやす
い。
【0007】例えば、一定のポイント値に対して賞品を
提供するポイント還元方式においては、賞品取得に必要
なポイント値に満たない場合や余剰のポイント値などを
生じやすく、それらの発行ポイントは顧客に対して実際
には還元されないため、顧客へのポイント還元率は、比
較的低く抑えられる。これに対して、キャッシュバック
によるポイント還元方式の場合、一定の換金率により1
ポイント単位で全ての発行ポイントをキャッシュバック
することが一般化しているため、顧客へのポイント還元
率は非常に高いものとなる。
【0008】一方、近年のインターネット利用者の急増
に伴い、低コストで効率のよい販売促進手法として、多
くの企業がインターネット上にWebページを開設し、
企業紹介や商品紹介、商品販売等を行っており、インタ
ーネット上での商品販売についても、ポイント還元方式
が広く採用されるようになっている。ポイント還元方式
を採用している企業の多くは、そのWebページ上で、
前述したようなキャッシュバック率を表示しており、特
に、高いキャッシュバック率を設定している場合には、
その点をアピールすることで販売促進を行っている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来のキャッシュバックによるポイント還元方式にお
いては、次のような問題点があった。
【0010】まず、前述した通り、ポイントをキャッシ
ュバックによって顧客に還元することは、幅広い顧客層
に亘って商品購入の動機付けとなるものと期待される一
方で、ポイント還元する「利益」の選択肢がキャッシュ
バックのみの場合には、それらの利益にほとんど興味を
持たない顧客もまた多数存在し得る。また、キャッシュ
バックだけでなく予め用意された一種類または複数種類
の賞品の中から適宜選択できる場合でも、同様に興味を
持たない顧客が多数存在し得る。
【0011】そのような、キャッシュバックや賞品に興
味を持たない顧客については、ポイント還元方式による
販促効果はほとんど期待できない。これに対して、多種
多様な賞品を用意して選択肢を広げることも考えられる
が、賞品として多様な物品を用意する場合には、それら
の物品の手配や保管・発送等の手間が増大し、コストが
増大してしまう。コスト面を考慮すれば、ポイント還元
用の賞品としては、物品を用意するよりはWebページ
上で何らかのサービスを提供することが望ましいが、幅
広い顧客の興味を惹き付けるのに有効なサービスの提供
を低コストで実現することは容易ではない。
【0012】また、前述した通り、キャッシュバックに
よるポイント還元方式においては、ポイント還元率が非
常に高いため、価格競争の観点からキャッシュバック率
も高い場合には、顧客へのポイント還元に要するコスト
が高くなってしまう。例えば、キャッシュバック率が1
0%でポイント還元率がほぼ100%の場合には、ポイ
ント発行元の企業は、顧客全体の購入金額すなわち売上
金額のほぼ10%を顧客へのポイント還元に費やすこと
になる。これに、ポイント還元を実現するための通信・
設備費や人件費等の諸経費を加えると、顧客へのポイン
ト還元に必要な全体のコストは、売上金額の10%を上
回る金額となり、ポイント発行元の企業にとって大きな
負担となる。
【0013】本発明は、このような従来技術の問題点を
解決するために提案されたものであり、その目的は、通
信ネットワーク上において幅広い顧客の興味を惹き付け
るのに有効なサービスの提供を低コストで実現し、その
サービスと引き替えに、顧客が所持しているポイントを
発行元で回収可能とすることにより、販売促進に有効で
コストを節減可能なポイント還元システムを提供するこ
とである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、ポイントと引き替えに、通信ネットワー
ク上で行われるゲームへの参加を可能とすることによ
り、顧客にとっては無料でゲームを楽しむことができ、
ポイント発行元にとっては顧客に対して発行したポイン
トを低コストで回収できるようにしたものである。
【0015】なお、本発明において、重要な用語の定義
は次の通りである。「商品」は、物品に限らず、各種の
サービスの提供を含んでおり、販売される全ての対象を
含む広い概念である。「商品購入実績」は、ポイント発
行元がポイント発行対象として提供または指定する商品
の購入実績であり、一般的に、現実の店舗やインターネ
ット上の仮想店舗、通信販売等の各種の販売方法でポイ
ント発行元が提供している各種の商品の購入実績を含む
が、さらに、ポイント発行元の指定により提携先の商品
の購入実績を含む場合もある。
【0016】「ゲーム」は、カードゲームや競技等の仮
想体験型ゲーム、クイズ、占い、各種の予想投票等、通
信ネットワーク上で顧客が何らかの形で参加し、一定の
結果が得られるような全ての娯楽対象を包含する広い概
念である。「通信ネットワーク上でのゲームの提供」
は、顧客との間でデータをやり取りすることにより、顧
客に通信ネットワーク上でのリアルタイムのゲームプレ
イを実現させることを意味する。
【0017】「使用ポイント」は、ゲームを行うために
顧客が使用するポイントを意味している。「獲得ポイン
ト」は、ゲームの結果によって賞品として顧客に提供さ
れるポイントを意味している。「取得ポイント」は、顧
客が取得したポイントとして、ポイント発行元で管理し
ている顧客のポイント情報に記録され、顧客の現在ポイ
ントに加算されるポイントを意味しており、ゲームによ
って得られたポイントの他、賞品購入実績その他の各種
の要因によって顧客が取得したポイント一般を含む広い
概念である。
【0018】「還元ポイント」は、顧客に還元されたポ
イントとして、ポイント発行元で管理している顧客のポ
イント情報に記録され、顧客の現在ポイントから減算さ
れるポイントを意味しており、ゲームによって還元され
たポイントの他、キャッシュバックや賞品等の各種の方
法で顧客に還元されたポイント一般を含む広い概念であ
る。「賞品」は、各種の物品、獲得ポイントの他、ゲー
ム提供等の各種のサービスの提供を含んでおり、賞品と
して提供される全ての対象を含む広い概念である。
【0019】請求項1の発明は、顧客の商品購入実績に
応じてポイントを発行し、そのポイント値に応じて何ら
かの利益を通信ネットワーク上で顧客に還元するポイン
ト還元システムにおいて、ゲーム提供手段、ポイント清
算手段、清算結果提示手段、およびポイント情報管理手
段を備えたことを特徴としている。ここで、ゲーム提供
手段は、顧客の端末からのゲーム参加要求および使用ポ
イント指定を受信した場合に、その顧客に対し、指定さ
れた使用ポイントと引き替えに通信ネットワーク上での
ゲームを提供する手段である。
【0020】また、ポイント清算手段は、ゲーム提供手
段によって顧客に提供されたゲームの結果と使用ポイン
トに応じて、ゲームに関連するポイントの清算を行う手
段であり、清算結果提示手段は、ポイント清算手段によ
るポイント清算結果を表示する清算結果表示データをそ
の顧客の端末に対して送信する手段である。そしてま
た、ポイント情報管理手段は、顧客のポイント情報を管
理し、ポイント清算手段によるポイント清算結果に基づ
いて顧客のポイント情報を更新する手段である。
【0021】請求項4の発明は、請求項1の発明を方法
の観点から把握したものであり、顧客の商品購入実績に
応じてポイントを発行し、そのポイント値に応じた何ら
かの利益を通信ネットワーク上で顧客に還元するポイン
ト還元方法において、請求項1の発明におけるゲーム提
供手段、ポイント清算手段、清算結果提示手段、および
ポイント情報管理手段、の各機能に対応する、ゲーム提
供ステップ、ポイント清算ステップ、清算結果提示ステ
ップ、およびポイント情報更新ステップ、を有すること
を特徴としている。
【0022】請求項10の発明は、請求項1、4の発明
をプログラムの観点から把握したものであり、顧客の商
品購入実績に応じてポイントを発行し、そのポイント値
に応じた何らかの利益を通信ネットワーク上で顧客に還
元するためのプログラムにおいて、コンピュータに、請
求項1の発明におけるゲーム提供手段、ポイント清算手
段、清算結果提示手段、およびポイント情報管理手段、
の各機能に対応する機能を実現させることを特徴として
いる。
【0023】以上のような請求項1、4、10の発明に
よれば、ポイントと引き替えに、通信ネットワーク上で
行われるゲームへの参加を可能とすることにより、顧客
は、通信ネットワーク上でゲーム参加要求を行い、使用
ポイントを指定するだけで、希望するゲームを即時的に
無料で楽しむことができる。通信ネットワーク上でのゲ
ームの提供は低コストで実現可能であるため、ポイント
発行元は顧客に対して発行したポイントを低コストで回
収できる。
【0024】この場合、顧客にとっては、ポイント還元
の既存の選択肢に加えてゲームという選択肢が増えるこ
とになるため、既存の選択肢にあまり興味のない顧客に
ついても、ポイント還元に対する興味を惹き付けること
が可能となり、販売促進に有効である。また、固定の選
択肢のみにより一定の還元率で固定的にポイント還元す
る場合に比べて、発行したポイントの一部をゲームと引
き替えに流動的に低コストで回収することにより、顧客
へのポイント還元に必要な全体のコストを節減すること
ができる。
【0025】請求項2の発明は、請求項1に記載のポイ
ント還元システムにおいて、ポイント清算手段とポイン
ト情報管理手段の機能に特徴を有するものである。すな
わち、ポイント清算手段は、ゲーム提供手段によって顧
客に提供されたゲームの結果に応じた賞品として顧客に
ポイントを獲得させる場合に、この獲得ポイントから使
用ポイントを差し引いた差引ポイントを求めるように構
成される。また、ポイント情報管理手段は、ポイント清
算手段によって得られた差引ポイントに基づき、その差
引ポイントがプラスである場合にはゲームによる取得ポ
イントとして顧客の現在ポイントに加算し、マイナスで
ある場合にはゲームによる還元ポイントとして顧客の現
在ポイントから減算するように構成される。
【0026】請求項5の発明は、請求項2の発明を方法
の観点から把握したものであり、請求項4に記載のポイ
ント還元方法において、ポイント清算ステップおよびポ
イント情報更新ステップが、請求項2の発明におけるポ
イント清算手段およびポイント情報管理手段の機能に対
応することを特徴としている。
【0027】以上のような請求項2、5の発明によれ
ば、ゲームの結果に応じてポイントが増減するため、顧
客にとってはゲームを楽しみながらポイントの増加も期
待できる。したがって、ゲームに対する顧客の興味を増
大させることが可能となる。また、ゲームによる取得・
還元ポイントを顧客のポイント情報に確実に反映させる
ことができる。
【0028】請求項3の発明は、請求項2に記載のポイ
ント還元システムにおいて、ゲーム提供手段によって顧
客に提供されたゲームの結果に応じた賞品として顧客に
ポイント以外の賞品を提供するための処理を行う賞品提
供手段を備えると共に、ゲーム提供手段、賞品提供手
段、およびポイント清算手段の構成に特徴を有するもの
である。すなわち、ゲーム提供手段は、顧客に提供され
たゲームの結果が、勝利または所定の基準に達している
場合に、その顧客の端末に対し、ゲーム結果を表示する
ゲーム結果表示データを送信すると共に、ポイントおよ
びポイント以外の賞品を含む複数種類の賞品の中から希
望する賞品を選択させる賞品選択支援表示データを送信
するように構成される。
【0029】また、賞品提供手段は、顧客の端末から
の、ポイント以外の賞品の獲得を選択する賞品獲得指示
を受信した場合に、その顧客に賞品を提供するための処
理を行うように構成される。そして、ポイント清算手段
は、顧客の端末からの、ポイント以外の賞品の獲得を選
択する賞品獲得指示を受信した場合に、賞品提供手段に
よる還元分を除いた獲得ポイントから使用ポイントを差
し引いた差引ポイントを求め、ポイントの獲得を選択す
るポイント獲得指示を受信した場合に、その顧客のゲー
ム結果に応じたポイントを顧客に獲得させると共に、こ
の獲得ポイントから使用ポイントを差し引いた差引ポイ
ントを求めるように構成される。
【0030】請求項6の発明は、請求項3の発明を方法
の観点から把握したものであり、請求項5に記載のポイ
ント還元方法において、請求項3の発明における賞品提
供手段の機能に対応する賞品提供ステップを有すると共
に、ゲーム提供ステップ、賞品提供ステップ、およびポ
イント清算ステップが、請求項3の発明におけるゲーム
提供手段、賞品提供手段、およびポイント清算手段、の
各機能を有することを特徴としている。
【0031】以上のような請求項3、6の発明によれ
ば、ゲームの結果に応じてポイントの増減だけでなく、
ポイント以外の賞品を獲得することも可能となり、顧客
は、ポイントとそれ以外の賞品を含む複数種類の賞品の
中から希望する賞品を自由に選択できるため、ゲームに
対する顧客の興味を増大させることが可能となる。
【0032】請求項7の発明は、請求項4〜6のいずれ
か1つに記載のポイント還元方法において、ゲーム提供
ステップの前に、ゲーム選択支援ステップ、ポイント指
定支援ステップ、およびポイント比較ステップを有する
ことを特徴としている。ここで、ゲーム選択支援ステッ
プは、顧客の端末からのゲーム参加要求を受信した場合
に、その顧客の端末に対し、ゲームの種類を選択させる
ゲーム選択支援表示データを送信するステップである。
また、ポイント指定支援ステップは、ゲーム選択支援ス
テップによるゲーム選択支援表示データの送信後に、顧
客の端末からのゲーム指定を受信した場合に、その顧客
の端末に対し、指定されたゲームを行うために使用する
ポイントを指定させるためのポイント指定支援表示デー
タを送信するステップである。そして、ポイント比較ス
テップは、ポイント指定支援ステップによるポイント指
定支援表示データの送信後に、顧客の端末からの使用ポ
イント指定を受信した場合に、その使用ポイントをその
顧客の現在ポイントと比較するステップである。さら
に、ゲーム提供ステップにおいては、ポイント比較ステ
ップによって、使用ポイントが現在ポイント以下である
場合に、その顧客に対し、指定された使用ポイントと引
き替えに通信ネットワーク上でのゲームを提供する。
【0033】この発明によれば、顧客が指定した使用ポ
イントが現在ポイント以下である場合にのみゲームを提
供することにより、現在ポイントを超える使用ポイント
によるゲーム提供という不都合な事態を回避し、現在ポ
イントの範囲内での正当なポイント還元を実現すること
ができる。
【0034】請求項8の発明は、請求項7に記載のポイ
ント還元方法において、ゲーム選択支援ステップの前
に、現在ポイント提示ステップを有することを特徴とし
ている。ここで、現在ポイント提示ステップは、顧客の
端末からの現在ポイント表示要求を受信した場合に、そ
の顧客の端末に対し、その顧客の現在ポイントを表示す
る現在ポイント表示データを、ポイント使用によるゲー
ムへの参加を選択させるためのゲーム参加支援表示デー
タと共に送信するステップである。そして、ゲーム選択
支援ステップにおいては、現在ポイント提示ステップに
よる現在ポイント表示データおよびゲーム参加支援表示
データの送信後に、顧客の端末からのゲーム参加要求を
受信した場合に、その顧客の端末に対し、ゲームの種類
を選択させるゲーム選択支援表示データを送信する。
【0035】この発明によれば、顧客からの現在ポイン
トの表示要求時に、現在ポイントを提示すると共に、ゲ
ームへの参加を選択させるためのゲーム参加支援表示を
行うことにより、顧客が現在ポイントを確認した時点で
そのままゲームに参加する可能性を高めることができ
る。
【0036】請求項9の発明は、請求項4〜8のいずれ
か1つに記載のポイント還元方法において、特定のカー
ド表現データを用いたゲームを提供することを特徴とし
ている。すなわち、ゲーム提供ステップにおいては、
「グー」、「チョキ」、「パー」という3種類の中から
選択されたジャンケンの基本属性を示す表示と、複数種
類の絵柄の中から選択された絵柄による2次属性を示す
表示とを有するカードを表現するカード表現データを用
いて、絵柄を揃えるスロットルゲーム、およびジャンケ
ンのルールを基礎として勝敗を決定するジャンケンカー
ドゲーム、という2種類のゲームを少なくとも提供す
る。
【0037】この発明によれば、極めて平易なルールを
用いた短時間決着型のゲームを提供することにより、ゲ
ームに時間をかけたくない顧客やゲームに熟練していな
い顧客であっても、抵抗なくゲームに参加しやすい上、
ゲームとしての娯楽性も十分に享受できる。したがっ
て、幅広い顧客層に対して、ゲーム参加への興味を誘起
させることが可能となる。
【0038】請求項11の発明は、顧客の商品購入実績
に応じてポイント発行元からその顧客に発行されるポイ
ントと引き替えにその顧客にサービスを提供するポイン
ト還元サービス提供方法において、ゲーム選択支援ステ
ップ、ポイント指定支援ステップ、ポイント比較ステッ
プ、ゲーム提供ステップ、ポイント清算ステップ、清算
結果提示ステップ、および更新用データ提供ステップを
有することを特徴としている。
【0039】ここで、ゲーム選択支援ステップは、ポイ
ント発行元を介して顧客の端末からのゲーム参加要求を
受信した場合に、その顧客の端末に対し、ゲームの種類
を選択させるゲーム選択支援表示データを送信するステ
ップである。また、ポイント指定支援ステップ、ポイン
ト比較ステップ、およびゲーム提供ステップは、請求項
7の発明における同名の各ステップにそれぞれ対応す
る。そして、ポイント清算ステップおよび清算結果提示
ステップは、請求項4の発明における同名の各ステップ
にそれぞれ対応する。さらに、更新用データ提供ステッ
プは、ポイント清算ステップによるポイント清算結果を
顧客の現在ポイント更新用のデータとしてポイント発行
元に送信するステップである。
【0040】この発明によれば、ポイント発行元のWe
bページ等にアクセスしてきた顧客がゲーム参加を希望
する場合に、そのゲーム参加要求をゲームサービス提供
側で受信して直ちにゲーム提供を行うことができる。ま
た、ゲーム提供後は、ポイント清算結果をポイント発行
元に送信することにより、ポイント発行元は、そのポイ
ント清算結果を自らが管理している顧客の現在ポイント
に反映させることができる。なお、請求項4、7の発明
と同様のステップを有することにより、それらの発明と
同様の作用効果が得られることは明らかである。
【0041】請求項12の発明は、請求項11に記載の
ポイント還元サービス提供方法において、請求項6の発
明における賞品提供ステップに対応する賞品提供ステッ
プを有すると共に、ゲーム提供ステップ、賞品提供ステ
ップ、およびポイント清算ステップが、請求項6の発明
における同名の各ステップにそれぞれ対応することを特
徴としている。この発明によれば、請求項6の発明と同
様の作用効果が得られる。
【0042】請求項13の発明は、請求項11または1
2に記載のポイント還元方法において、請求項9の発明
と同様に、特定のカード表現データを用いたゲームを提
供することを特徴としている。この発明によれば、請求
項9の発明と同様の作用効果が得られる。
【0043】
【発明の実施の形態】以下には、本発明の実施の形態を
図面に沿って具体的に説明する。ただし、ここで記載す
る実施の形態は、本発明を何ら限定するものではなく、
本発明の一態様を例示するものにすぎない。
【0044】本発明は、典型的には、コンピュータをソ
フトウェアで制御することにより実現される。この場合
のソフトウェアは、コンピュータのハードウェアを物理
的に活用することで本発明の作用効果を実現するもので
あり、また、従来技術を適用可能な部分には好適な従来
技術が適用される。
【0045】また、本発明を実現するハードウェアやソ
フトウェアの具体的な種類や構成、ソフトウェアで処理
する範囲などは自由に変更可能であり、例えば、本発明
を実現するプログラムは本発明の一態様である。このた
め、以下の説明では、本発明および実施形態の各機能を
実現する仮想的回路ブロックを用いる。
【0046】[1.システム構成]まず、図1は、本発
明を適用した1つの実施の形態に係るポイント還元シス
テムを示す機能ブロック図である。この図1に示すよう
に、ポイント発行元サーバ1は、ゲーム提供サーバ2に
接続されると共に、インターネット等の通信ネットワー
ク3を介して顧客の端末4と接続されている。なお、図
1中では、簡略化の目的から、単一の端末4のみが示さ
れているが、実際には多数の端末4が接続されている。
【0047】図1に示すように、ポイント発行元サーバ
1は、通信部11、公開画面提示部12、ポイント情報
管理部(ポイント情報管理手段)13、顧客情報記憶部
14、顧客別ポイント情報記憶部15、等を有する。ま
た、ゲーム提供サーバ2は、通信部21、ゲーム提供部
(ゲーム提供手段)22、ポイント清算部(ポイント清
算手段)23、清算結果提示部(清算結果提示手段)2
4、賞品提供部(賞品提供手段)25、ゲーム結果記憶
部26、清算結果記憶部27、等を有する。各サーバ
1、2の各部11〜15、21〜27の機能は次の通り
である。
【0048】ポイント発行元サーバ1の通信部11は、
顧客の端末4との間で通信ネットワーク3を介して通信
を行うと共に、ゲーム提供サーバ2との間で通信を行う
手段である。公開画面提示部12は、通信部11を通じ
て顧客の端末4にWebページの公開画面を送信するよ
うになっている。この公開画面には、顧客に現在ポイン
ト表示要求を行わせるための支援表示が含まれる。
【0049】ポイント情報管理部13は、顧客別ポイン
ト情報記憶部15に格納されたポイント情報を管理し、
必要に応じてポイント情報を提示し、更新する機能を有
する。すなわち、ポイント情報管理部13はまず、顧客
の端末4からの現在ポイント表示要求を受信した場合
に、本人認証を行った後、その顧客の端末4に対し、現
在ポイント表示画面を送信するようになっている。この
現在ポイント表示画面には、現在ポイントの表示(現在
ポイント表示データ)と共に、顧客にゲーム参加要求を
行わせるための支援表示(ゲーム参加支援表示データ)
が含まれる。ポイント情報管理部13はまた、ゲーム提
供サーバ2からゲーム終了後にポイント清算結果を受信
した場合に、そのポイント清算結果によって顧客のポイ
ント情報を更新するようになっている。
【0050】顧客情報記憶部14には、顧客の名前、住
所、電話番号などの個人情報の他、ポイント発行元から
付与されたポイントカード番号等の顧客番号、商品購入
実績データ等が記憶されている。顧客別ポイント情報記
憶部15には、各顧客に関するポイント情報として、ポ
イント取得・還元履歴、現在ポイント等が記憶されてい
る。
【0051】ゲーム提供サーバ2の通信部21は、ポイ
ント発行元サーバ1との間で通信を行うと共に、ポイン
ト発行元サーバ1を介して顧客の端末4との間で通信を
行う手段である。ゲーム提供部22は、顧客の端末4か
らのゲーム参加要求を受信した場合に、その顧客の端末
4に対し、ゲーム選択画面を送信するようになってい
る。このゲーム選択画面には、顧客にゲーム選択を行わ
せるための支援表示(ゲーム選択支援表示データ)が含
まれる。
【0052】ゲーム提供部22は、顧客の端末4からの
ゲーム指定を受信した場合に、その顧客の端末4に対
し、ポイント指定画面を送信するようになっている。こ
のポイント指定画面には、顧客に使用ポイントを指定さ
せるための支援表示(ポイント指定支援表示データ)が
含まれる。ゲーム提供部22は、顧客の端末4から指定
された使用ポイントがその顧客の現在ポイント以下であ
る場合に、その顧客に対し、指定された使用ポイントと
引き替えに通信ネットワーク3上でのゲームを提供する
ようになっている。
【0053】さらに、ゲーム提供部22は、顧客に提供
したゲームが終了した場合に、その顧客の端末4に対
し、ゲーム結果表示画面を送信するようになっている。
このゲーム結果表示画面には、ゲーム結果の表示(ゲー
ム結果表示データ)が含まれ、ゲーム結果が勝利または
所定の基準に達している場合にはさらに、顧客にポイン
トとそれ以外の賞品のいずれかを選択させるための支援
表示(賞品選択支援表示データ)が含まれる。
【0054】ポイント清算部23は、ゲーム提供部22
によって顧客に提供されたゲームの結果と使用ポイント
に応じて、ゲームに関連するポイントの清算を行い、獲
得ポイントから使用ポイントを差し引いた差し引きポイ
ントを求めるようになっている。すなわち、ポイント清
算部23は、顧客の端末からの、ポイント以外の賞品の
獲得を選択する賞品獲得指示を受信した場合には、獲得
ポイントをゼロとし、使用ポイントにマイナスを付けた
ポイントをそのまま差引ポイントとするようになってい
る。これに対して、ポイントの獲得を選択するポイント
獲得指示を受信した場合には、その顧客のゲーム結果に
応じたポイントを顧客に獲得させると共に、この獲得ポ
イントから使用ポイントを差し引いた差引ポイントを求
めるようになっている。
【0055】清算結果提示部24は、ポイント清算部2
3によるポイント清算結果を表示する清算結果表示画面
(清算結果表示データ)をその顧客の端末4に対して送
信すると共に、ポイント清算結果を顧客の現在ポイント
更新用のデータとしてポイント発行元サーバ1に送信す
るようになっている。賞品提供部25は、顧客の端末4
からの賞品獲得指示を受信した場合に、その顧客に賞品
を提供するための処理を行うようになっている。
【0056】ゲーム結果記憶部26は、ゲーム提供部2
2によって顧客に提供されたゲームの結果を記憶するよ
うになっており、清算結果記憶部27は、ポイント清算
部23によるポイント清算結果を記憶するようになって
いる。
【0057】[2.ポイント還元処理]図2、図3は、
図1に示すポイント還元システムのポイント発行元サー
バ1とゲーム提供サーバ2によるポイント還元処理の概
略を示すフローチャートである。この図2、図3に示す
ように、本実施の形態に係るポイント還元システムの運
用に当たってはまず、顧客の端末4からのアクセス(S
201のYES)に対して、ポイント発行元サーバ1
は、公開画面提示部12により、通信部11を通じてそ
の顧客の端末4に公開画面を送信する(S202)。
【0058】この公開画面には、例えば、図4に示すよ
うに、最新情報ボタン401、企業紹介ボタン402、
商品紹介ボタン403、ポイントシステム紹介ボタン4
04、現在ポイント表示ボタン405等の支援表示が含
まれており、クリックされたボタンに応じた画面が表示
されるようになっている。
【0059】図4に示すような公開画面の現在ポイント
表示ボタン405がクリックされる等により、顧客の端
末4からの現在ポイント表示要求を受信した場合(S2
03のYES)には、ポイント発行元サーバ1は、顧客
情報記憶部14に記憶されたポイントカード番号やパス
ワードなどの情報に基づき、ポイント情報管理部13に
より本人認証を行う(S204)。本人であると判断し
た場合(S204のYES)には、ポイント情報管理部
13は、顧客別ポイント情報記憶部15に記憶されたポ
イント情報を用いて、その顧客の端末4に現在ポイント
表示画面を送信する(S205)。
【0060】この現在ポイント表示画面には、例えば、
図5に示すように、現在ポイント表示501や最近のポ
イント履歴表示502と共に、ゲーム参加が可能である
ことを示す説明表示503やゲーム参加ボタン504等
の支援表示が含まれている。ここで、ポイント履歴表示
502は、日付、取得ポイント(商品購入による発行ポ
イントやゲームで獲得したポイント)、還元ポイント
(キャッシュバックや賞品等に還元されたポイントやゲ
ームで使用したポイント)、残高ポイント、等を示して
いる。なお、本人認証ができなかった場合(S204の
NO)には、その旨を示すエラー表示を行い(S20
6)、S203に戻る。
【0061】図5に示すような現在ポイント表示画面の
ゲーム参加ボタン504がクリックされる等により、顧
客の端末4からのゲーム参加要求を受信した場合(S2
07のYES)には、ポイント発行元サーバ1は、通信
部11により、顧客の端末4をゲーム提供サーバ2に接
続し、ゲーム提供サーバ2による顧客へのゲーム提供を
可能にする(S208)。
【0062】ゲーム提供サーバ2は、ポイント発行元サ
ーバ1を介して顧客の端末4からのゲーム参加要求を受
信した場合(S221のYES)に、ゲーム提供部22
により、通信部21を通じてその顧客の端末4にゲーム
選択画面を送信する(S222)。
【0063】このゲーム選択画面には、例えば、図6に
示すように、選択可能なゲームの種類に応じた数のゲー
ム指定ボタン601,602や、各ゲームの概要を示す
説明表示603等が支援表示として含まれている。図6
では、一例として、スロットルゲームとジャンケンカー
ドゲームという2種類のゲームを提供する場合のゲーム
選択画面が示されている。
【0064】図7は、スロットルゲームとジャンケンカ
ードゲームで使用するジャンケンカードの一例を示す一
覧図である。この図7に示すように、ジャンケンの基本
属性を示す、「グー」、「チョキ」、「パー」、という
3種類のジャンケンハンドA1〜A3と、絵柄による2
次属性を示す、「司祭」、「戦士」、「女王」、「王
様」、「魔女」、という5種のキャラクターB1〜B5
とが組み合わされて、計15種類のカードが用意されて
いる。このようなジャンケンカードは、通信ネットワー
ク上では、カードを表現するカード表現データの形で仮
想のカードとして存在する。
【0065】図7に示すようなジャンケンカードを使用
したスロットルゲームは、図6の説明表示603に示す
ように、例えば、3つのスロットルを回転させて3枚の
カードのキャラクターを揃えるゲームである。また、ジ
ャンケンカードゲームは、例えば、顧客とコンピュータ
上の仮想の対戦相手にそれぞれカードを配ってジャンケ
ンのルールで勝敗を決定し、勝負がつかない場合には予
め設定されたキャラクター間の強弱に応じて勝敗を決定
するゲームである。なお、具体的なゲーム内容自体は、
本発明の要旨ではないため、これ以上の説明は省略す
る。
【0066】図6に示すようなゲーム選択画面のゲーム
指定ボタン601,602の1つがクリックされる等に
より、顧客の端末4からのゲーム指定を受信した場合
(S223のYES)に、ゲーム提供サーバ2は、ゲー
ム提供部22により、その顧客の端末4にポイント指定
画面を送信する(S224)。
【0067】このポイント指定画面には、例えば、図8
に示すように、使用ポイント入力窓801とその入力値
に応じて連動表示されるプレイ回数表示802、確認ボ
タン803、ポイントとゲームプレイ回数またはカード
枚数との交換レートを示す交換レート表示804等が支
援表示として含まれている。図8では、一例として、ス
ロットルゲームを指定した場合のポイント指定画面が示
されている。
【0068】図8に示すようなポイント指定画面の使用
ポイント入力窓801に使用ポイントのポイント値が入
力される等により、顧客の端末4からの使用ポイント指
定を受信した場合(S225のYES)に、ゲーム提供
サーバ2は、ゲーム提供部22により、指定された使用
ポイントを顧客の現在ポイントと比較し、使用ポイント
が現在ポイント以下である場合(S226のYES)に
のみ、その使用ポイントと引き替えにゲームを提供する
(S227)。
【0069】使用ポイントが現在ポイントを超える場合
(S226のNO)には、その旨を示すエラー表示を行
い(S228)、S225に戻る。なお、顧客の現在ポ
イントに関するデータは、例えば、ゲーム参加要求の受
信時に、そのゲーム参加要求と共にポイント発行元サー
バ1から取得すればよいが、使用ポイント指定時などの
他の時点で取得してもよい。
【0070】ゲーム提供サーバ2は、使用ポイント分の
ゲームが終了した時点(S229のYES)で、ゲーム
提供部22により、顧客の端末4にゲーム結果表示画面
を送信すると共に、ゲーム結果をゲーム結果記憶部26
に保存する(S230)。
【0071】ここで、ゲーム結果表示画面には、例え
ば、図9に示すように、ゲーム結果表示901が含ま
れ、ゲーム結果が勝利または所定の基準に達している場
合にはさらに、ゲーム結果から賞品またはポイントが獲
得できることを示す獲得表示902と、ポイント以外の
賞品を獲得するための賞品獲得ボタン903、ポイント
を獲得するためのポイント獲得ボタン904、等の支援
表示(賞品選択支援表示データ)が含まれる。図9は、
一例として、100ポイント使用によりスロットルゲー
ムを10回プレイして、3枚のカードのキャラクターが
2回揃ったことを示すゲーム結果表示と、そのゲーム結
果に応じて賞品Aまたは150ポイントの獲得が可能で
ある場合にそれらを選択させるためのゲーム結果表示画
面を示している。
【0072】ゲームが勝利または所定の基準に達してい
る場合(S231のYES)において、図9に示すよう
なゲーム結果表示画面の賞品獲得ボタン903がクリッ
クされる等により、顧客の端末4からの賞品獲得指示を
受信した場合(S232のYES)に、ゲーム提供サー
バ2は、賞品提供部25により、その顧客に賞品を提供
するための処理を行う(S233)。この処理は、例え
ば、獲得ポイントに応じた賞品の選択や賞品発送用の伝
票データ作成等の処理である。
【0073】ゲーム提供サーバ2は、顧客の端末4から
の賞品獲得指示またはポイント獲得指示を受信した場合
(S232のYESまたはNO)、あるいは、ゲーム結
果が敗戦または所定の基準に達していない場合(S23
1のNO)には、ポイント清算部23により、ポイント
の清算を行う(S234)。例えば、図9の例で顧客か
らの賞品獲得指示を受信した場合には、獲得ポイントを
ゼロとし、使用ポイントである100ポイントにマイナ
スを付けて差引ポイントとする。
【0074】また、図9の例で顧客からのポイント獲得
指示を受信した場合には、獲得ポイントである150ポ
イントから使用ポイントである100ポイントを差し引
くことにより、差引ポイントはプラス50ポイントとな
る。そしてまた、100ポイント使用によりスロットル
ゲームを10回プレイして、3枚のカードのキャラクタ
ーが1回も揃わなかった場合には、ゲーム結果表示画面
ではゲーム結果表示のみを行い、ポイント清算において
は、獲得ポイントをゼロとし、使用ポイントである10
0ポイントにマイナスを付けて差引ポイントとする。
【0075】ゲーム提供サーバ2は、続いて、清算結果
提示部24により、顧客の端末4に清算結果表示画面を
送信すると共に、ポイント清算結果を清算結果記憶部2
7に保存する(S235)。ここで、清算結果表示画面
には、例えば、図10に示すように、獲得ポイント、使
用ポイント、差引ポイント、等の清算結果表示1001
が含まれると共に、顧客にゲーム続行を選択させるため
の同一ゲーム続行ボタン1002、ゲーム選択画面指定
ボタン1003、顧客にゲーム終了を選択させるための
ゲーム終了ボタン1004、等の支援表示が含まれる。
【0076】図10に示すような清算結果表示画面の同
一ゲーム続行ボタン1002やゲーム選択画面指定ボタ
ン1003がクリックされる等により、顧客の端末4か
らのゲーム続行指示を受信した場合(S236のYE
S)に、ゲーム提供サーバ2は、ゲーム提供部22によ
り、指示内容に応じた画面を顧客の端末4に送信する。
すなわち、同一ゲーム続行ボタン1002等による同一
ゲーム続行指示である場合(S237のYES)には、
S224に戻ってポイント指定画面を送信し、ゲーム選
択画面指定ボタン1003等によるゲーム選択画面送信
要求である場合(S237のNO)には、S222に戻
ってゲーム選択画面を送信する。
【0077】なお、図10に示すような清算結果表示画
面のゲーム終了ボタン1004がクリックされる等によ
り、顧客の端末4からのゲーム終了指示を受信した場合
(S236のNO)には、ゲーム提供サーバ2は、清算
結果提示部24により、その顧客のポイント清算結果を
顧客のポイント情報更新用のデータとしてポイント発行
元サーバ1に送信する(S238)。この後、ゲーム提
供サーバ2は、S221に戻って次のゲーム参加要求に
待機する。
【0078】ポイント発行元サーバ1は、ゲーム提供サ
ーバ2から顧客のポイント清算結果を受信した場合(S
209のYES)に、ポイント情報管理部13により、
顧客別ポイント情報記憶部15内のその顧客のポイント
情報をポイント清算結果に基づいて更新すると共に、顧
客の端末4をゲーム提供サーバ2から切断し、公開画面
に戻す(S210)。
【0079】この場合、ポイント情報管理部13は、ポ
イント清算結果の差引ポイントの情報を、そのプラスマ
イナスに応じてゲームによる取得ポイントまたは還元ポ
イントとして、ポイント取得・還元履歴に追加し、現在
ポイントを加算または減算する。図10の例では、差引
ポイントはプラスであるため、ゲームによる取得ポイン
トとして記録され、現在ポイントに50ポイントが加算
されることになる。なお、顧客がログアウトした後(S
211のYES)は、ポイント発行元サーバ1は、S2
01に戻って次のアクセスに待機する。
【0080】[3.効果]以上説明したような、本実施
の形態に係るポイント還元システムによれば、販売促進
・コスト節減に有効なゲームを提供できる。以下には、
本実施の形態の効果について詳細に説明する。
【0081】[3−1.販売促進・コスト節減に有効な
ゲーム提供]本実施の形態においては、ポイントと引き
替えに、通信ネットワーク上で行われるゲームへの参加
を可能とすることにより、顧客は、通信ネットワーク上
でゲーム参加要求を行い、使用ポイントを指定するだけ
で、希望するゲームを即時的に無料で楽しむことができ
る。通信ネットワーク上でのゲーム提供は低コストで実
現可能であるため、ポイント発行元は顧客に対して発行
したポイントを低コストで回収できる。
【0082】この場合、顧客にとっては、ポイント還元
の選択肢として、キャッシュバックや賞品等の既存の選
択肢に加えてゲームという選択肢が増えることになるた
め、既存の選択肢にあまり興味のない顧客についても、
ポイント還元に対する興味を惹き付けることが可能とな
り、販売促進に有効である。また、キャッシュバックや
固定の賞品のみにより一定の還元率で固定的にポイント
還元する場合に比べて、発行したポイントの一部をゲー
ムと引き替えに流動的に低コストで回収することによ
り、顧客へのポイント還元に必要な全体のコストを節減
することができる。
【0083】[3−2.Webページ利用によるゲーム
参加の促進]本実施の形態においては、ポイント発行元
のWebページにアクセスしてきた顧客が現在ポイント
を確認する際に、Webページの現在ポイント表示画面
上にゲーム参加ボタン等の支援表示を行うことにより、
顧客が現在ポイントを確認した時点でそのままゲームに
参加する可能性を高めることができる。この場合、ゲー
ムに興味を持っていた顧客は勿論のこと、ポイントと引
き替えにゲームに参加できることをあまり認識していな
かった顧客やさほど興味を持っていなかった顧客に対し
ても、現在ポイントを確認した時点でそのポイントによ
りゲームに参加できることを表示することにより、ゲー
ム参加への認識や興味を誘起させることが可能となる。
【0084】[3−3.ポイントの増減や賞品提供によ
る娯楽性の向上]本実施の形態においては、ゲームの結
果に応じてポイントが増減するため、顧客にとってはゲ
ームを楽しみながらポイントの増加も期待できる。ま
た、ゲームの結果に応じてポイントの増減だけでなく、
ポイント以外の賞品を獲得することも可能である。した
がって、ゲームの娯楽性を向上し、ゲームに対する顧客
の興味を増大させることが可能となる。特に、ゲームで
所定の基準に達した場合等にのみ、希少性の高い賞品の
獲得が可能になる等の条件限定や賞品限定等を行うこと
により、ゲームに対する顧客の興味をさらに増大させる
ことが可能となる。
【0085】[3−4.平易で娯楽性の高いゲーム提供
によるゲーム参加の促進]本実施の形態においては、絵
柄を揃えるスロットルゲームや、ジャンケンのルールを
基礎として勝敗を決定するジャンケンカードゲーム、と
いう極めて平易なルールを用いた短時間決着型のゲーム
を提供することにより、ゲームに時間をかけたくない顧
客やゲームに熟練していない顧客であっても、抵抗なく
ゲームに参加しやすい上、ゲームとしての娯楽性も十分
に享受できる。したがって、幅広い顧客層に対して、ゲ
ーム参加への興味を誘起させることが可能となる。
【0086】[3−5.専用のサーバによるシステム効
率向上とコスト節減]本実施の形態においては、ポイン
ト発行元サーバ1とゲーム提供サーバ2とを別に設けて
いることから、ポイント発行元はポイント発行元サーバ
1だけを管理運営し、ゲーム提供サーバ2については専
門のゲームサービス業者が管理運営する、といったシス
テム運用が可能である。この場合、ポイント発行元の負
担を軽減してシステム全体の効率を向上できると共に、
ゲーム提供に伴うコストの節減にもつながる。
【0087】[3−6.迅速なゲーム提供と即時的なポ
イント管理]ポイント発行元サーバ1にゲーム提供サー
バ2を直接接続していることから、両サーバ間で大量な
データ通信を高速で実現可能であるため、ゲーム提供サ
ーバ2は、顧客がWebページの現在ポイント表示画面
上でゲーム参加を希望する場合には、そのゲーム参加要
求をポイント発行元サーバ1から即時的に受信して直ち
にゲーム提供を開始することができる。また、ゲーム提
供後は、ゲーム提供サーバ2で得られたポイント清算結
果をポイント発行元サーバ1に即時的に送信することに
より、ポイント発行元サーバ1は、そのポイント清算結
果を自らが管理している顧客の現在ポイントに即時的に
反映させることができる。
【0088】[3−7.現在ポイント確認による適切な
ポイント還元の実現]顧客の使用ポイントを単に自己申
告のみとした場合には、顧客が実際の現在ポイントより
多い使用ポイントを提示することにより、現在ポイント
を超える使用ポイントによるゲーム提供という不都合な
事態を生じる可能性がある。これに対して、本実施の形
態においては、ゲーム提供に先立って、ゲーム提供サー
バ2が顧客の現在ポイントをポイント発行元サーバ1か
ら取得し、顧客が指定した使用ポイントが現在ポイント
以下である場合にのみゲームを提供することにより、現
在ポイントの範囲内での適切なポイント還元を実現する
ことができる。
【0089】[4.他の実施の形態]なお、本発明は、
前述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明
の範囲内で、他にも多種多様な形態が実施可能である。
【0090】まず、前記実施の形態においては、ポイン
ト発行元サーバとゲーム提供サーバを直接接続し、ゲー
ム提供サーバと顧客の端末との通信をポイント発行元サ
ーバを介して行うようにしたが、本発明において、サー
バの接続構成やサーバ自体の構成は適宜選択可能であ
る。例えば、ポイント発行元サーバとゲーム提供サーバ
とを通信ネットワークを介して接続することや、ポイン
ト発行元サーバ内にゲーム提供サーバの機能を組み込む
こと等が考えられる。
【0091】これに関連して、前記実施の形態において
は、ポイント発行元のWebページの現在ポイント表示
画面上にゲーム参加ボタン等の支援表示を行うことによ
り、顧客が現在ポイントを確認した時点でそのままゲー
ムに参加できるようにしたが、現在ポイント表示画面と
は別にゲーム参加ボタン等の支援表示を行うことも考え
られる。さらに、ポイント発行元のWebページとは別
の、ポイント発行元の提携先のWebページ上等でポイ
ントと引き替えにゲームを提供することも考えられる。
このようなWebページによるゲームの提供方法の変化
に応じて、サーバの接続構成やサーバ自体の構成もまた
変化する。
【0092】また、前記実施の形態の変形例として、ポ
イント指定画面に現在ポイントを表示することも考えら
れる。この場合には、顧客が、現在ポイントと比較しな
がら使用ポイントを入力できるため、現在ポイントを超
える使用ポイントを入力する可能性を低くすることがで
きる。さらに、清算結果表示画面において、差引ポイン
トを反映させた更新後の現在ポイントを表示することも
考えられる。
【0093】また、ゲームの結果に応じて提供する具体
的なポイント値や賞品の種類などは適宜選択可能であ
り、その提供方法もまた適宜選択可能である。前記実施
の形態においては、賞品として、ポイントとポイント以
外の賞品とを二者択一で提供する場合について説明した
が、ポイントとそれ以外の賞品とを組み合わせて提供す
ることも考えられる。例えば、ゲームの結果に応じた獲
得ポイントを提示し、獲得ポイントの一部をポイント以
外の賞品として顧客に還元し、その還元分を除いた残り
の獲得ポイントをポイントのまま顧客に還元することな
どが考えられる。なお、ポイント以外の賞品は、物品に
限らず、追加のゲーム提供等の各種のサービス提供でも
よい。
【0094】そしてまた、前記実施の形態においては、
ゲーム終了ごとにゲームの結果に応じてポイントや賞品
を提供する場合について説明したが、特定のゲームにつ
いて、1週間単位、1ヶ月単位といった一定の期間内に
おける定期的なランキングを行い、ランキングに応じた
ポイントや賞品を提供することなども考えられる。
【0095】一方、前記実施の形態においては、同じジ
ャンケンカードのカード表現データを用いた2種類のゲ
ームを提供したが、同様のカード表現データを用いてさ
らに多くの種類のゲームを提供することも考えられる。
さらに、それらのゲームに限らず、本発明において提供
するゲームの数や種類、内容等は、通信ネットワーク上
で提供できる限り、自由に選択可能であり、同様の効果
が得られるものである。
【0096】このように、本発明のポイント還元システ
ムは、各種の運用が可能であるため、ポイント還元のゲ
ーム以外の選択肢および提供するゲームの具体的な種類
や内容に応じて、システムの機能構成、具体的な装置構
成、具体的な処理手順等は自由に選択可能である。な
お、前述したポイント還元システムを実現または運用す
るための各種の方法や、そのための機能をコンピュータ
に実現させるための各種のプログラムは、いずれも本発
明の一態様である。
【0097】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、ポ
イントと引き替えに、通信ネットワーク上で行われるゲ
ームへの参加を可能とすることにより、顧客にとっては
無料でゲームを楽しむことができ、ポイント発行元にと
っては顧客に対して発行したポイントを低コストで回収
できるため、販売促進に有効でコストを節減可能なポイ
ント還元システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した1つの実施の形態に係るポイ
ント還元システムを示す機能ブロック図。
【図2】図1に示すポイント発行元サーバとゲーム提供
サーバによるポイント還元処理のうち、前半部分の概略
を示すフローチャート。
【図3】図1に示すポイント発行元サーバとゲーム提供
サーバによるポイント還元処理のうち、後半部分の概略
を示すフローチャート。
【図4】図1に示すポイント発行元サーバにより送信さ
れる公開画面の一例を示す画像表示図。
【図5】図1に示すポイント発行元サーバにより送信さ
れる現在ポイント表示画面の一例を示す画像表示図。
【図6】図1に示すゲーム提供サーバにより送信される
ゲーム選択画面の一例を示す画像表示図。
【図7】図1に示すゲーム提供サーバにより提供される
ゲームで具体的に使用するカードの一例を示す一覧図。
【図8】図1に示すゲーム提供サーバにより送信される
ポイント指定画面の一例を示す画像表示図。
【図9】図1に示すゲーム提供サーバにより送信される
ゲーム結果表示画面の一例を示す画像表示図。
【図10】図1に示すゲーム提供サーバにより送信され
る清算結果表示画面の一例を示す画像表示図。
【符号の説明】
1…ポイント発行元サーバ 2…ゲーム提供サーバ 3…通信ネットワーク 4…顧客の端末 11…通信部 12…公開画面提供部 13…ポイント情報管理部 14…顧客情報記憶部 15…顧客別ポイント情報記憶部 21…通信部 22…ゲーム提供部 23…ポイント清算部 24…清算結果提示部 25…賞品提供部 26…ゲーム結果記憶部 27…清算結果記憶部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客の商品購入実績に応じてポイントを
    発行し、そのポイント値に応じた何らかの利益を通信ネ
    ットワーク上で顧客に還元するポイント還元システムに
    おいて、 顧客の端末からのゲーム参加要求および使用ポイント指
    定を受信した場合に、その顧客に対し、指定された使用
    ポイントと引き替えに通信ネットワーク上でのゲームを
    提供するゲーム提供手段と、 前記ゲーム提供手段によって顧客に提供されたゲームの
    結果と使用ポイントに応じて、ゲームに関連するポイン
    トの清算を行うポイント清算手段と、 前記ポイント清算手段によるポイント清算結果を表示す
    る清算結果表示データを顧客の端末に対して送信する清
    算結果提示手段と、 顧客のポイント情報を管理し、前記ポイント清算手段に
    よるポイント清算結果に基づいて顧客のポイント情報を
    更新するポイント情報管理手段と、を備えたことを特徴
    とするポイント還元システム。
  2. 【請求項2】 前記ポイント清算手段は、前記ゲーム提
    供手段によって顧客に提供されたゲームの結果に応じた
    賞品として顧客にポイントを獲得させる場合に、この獲
    得ポイントから使用ポイントを差し引いた差引ポイント
    を求めるように構成され、 前記ポイント情報管理手段は、前記ポイント清算手段に
    よって得られた差引ポイントに基づき、その差引ポイン
    トがプラスである場合にはゲームによる取得ポイントと
    して顧客の現在ポイントに加算し、マイナスである場合
    にはゲームによる還元ポイントとして顧客の現在ポイン
    トから減算するように構成された、ことを特徴とする請
    求項1に記載のポイント還元システム。
  3. 【請求項3】 前記ゲーム提供手段によって顧客に提供
    されたゲームの結果に応じた賞品として顧客にポイント
    以外の賞品を提供するための処理を行う賞品提供手段を
    備え、 前記ゲーム提供手段は、顧客に提供されたゲームの結果
    が、勝利または所定の基準に達している場合に、その顧
    客の端末に対し、ゲーム結果を表示するゲーム結果表示
    データを送信すると共に、ポイントおよびポイント以外
    の賞品を含む複数種類の賞品の中から希望する賞品を選
    択させる賞品選択支援表示データを送信するように構成
    され、 前記賞品提供手段は、顧客の端末からの、ポイント以外
    の賞品の獲得を選択する賞品獲得指示を受信した場合
    に、その顧客に賞品を提供するための処理を行うように
    構成され、 前記ポイント清算手段は、顧客の端末からの、ポイント
    以外の賞品の獲得を選択する賞品獲得指示を受信した場
    合に、前記賞品提供手段による還元分を除いた獲得ポイ
    ントから使用ポイントを差し引いた差引ポイントを求
    め、ポイントの獲得を選択するポイント獲得指示を受信
    した場合に、その顧客のゲーム結果に応じたポイントを
    顧客に獲得させると共に、この獲得ポイントから使用ポ
    イントを差し引いた差引ポイントを求めるように構成さ
    れた、ことを特徴とする請求項2に記載のポイント還元
    システム。
  4. 【請求項4】 顧客の商品購入実績に応じてポイントを
    発行し、そのポイント値に応じた何らかの利益を通信ネ
    ットワーク上で顧客に還元するポイント還元方法におい
    て、 顧客の端末からのゲーム参加要求および使用ポイント指
    定を受信した場合に、その顧客に対し、指定された使用
    ポイントと引き替えに通信ネットワーク上でのゲームを
    提供するゲーム提供ステップと、 前記ゲーム提供ステップによって顧客に提供されたゲー
    ムの結果と使用ポイントに応じて、ゲームに関連するポ
    イントの清算を行うポイント清算ステップと、 前記ポイント清算ステップによるポイント清算結果を表
    示する清算結果表示データをその顧客の端末に対して送
    信する清算結果提示ステップと、 前記ポイント清算ステップによるポイント清算結果に基
    づいて顧客のポイント情報を更新するポイント情報更新
    ステップと、を有することを特徴とするポイント還元方
    法。
  5. 【請求項5】 前記ポイント清算ステップにおいては、
    前記ゲーム提供ステップによって顧客に提供されたゲー
    ムの結果に応じた賞品として顧客にポイントを獲得させ
    る場合に、この獲得ポイントから使用ポイントを差し引
    いた差引ポイントを求め、 前記ポイント情報更新ステップにおいては、前記ポイン
    ト清算ステップによって得られた差引ポイントに基づ
    き、その差引ポイントがプラスである場合にはゲームに
    よる取得ポイントとして顧客の現在ポイントに加算し、
    マイナスである場合にはゲームによる還元ポイントとし
    て顧客の現在ポイントから減算する、ことを特徴とする
    請求項4に記載のポイント還元方法。
  6. 【請求項6】 前記ゲーム提供ステップによって顧客に
    提供されたゲームの結果に応じた賞品として顧客にポイ
    ント以外の賞品を提供するための処理を行う賞品提供ス
    テップを有し、 前記ゲーム提供ステップにおいては、顧客に提供された
    ゲームの結果が、勝利または所定の基準に達している場
    合に、その顧客の端末に対し、ゲーム結果を表示するゲ
    ーム結果表示データを送信すると共に、ポイントの獲得
    およびポイント以外の賞品の獲得のいずれかを選択させ
    る賞品選択支援表示データを送信し、 前記ゲーム提供ステップによる賞品選択支援表示データ
    の送信後に、顧客の端末からの、ポイント以外の賞品の
    獲得を選択する賞品獲得指示を受信した場合に、前記賞
    品提供ステップにおいて、その顧客に賞品を提供するた
    めの処理を行うと共に、前記ポイント清算ステップにお
    いて、使用品提供ステップによる還元分を除いた獲得ポ
    イントから使用ポイントを差し引いた差引ポイントを求
    め、 前記ゲーム提供ステップによる賞品選択支援表示データ
    の送信後に、顧客の端末からの、ポイントの獲得を選択
    するポイント獲得指示を受信した場合に、前記ポイント
    清算ステップにおいて、その顧客のゲーム結果に応じた
    ポイントを顧客に獲得させると共に、この獲得ポイント
    から使用ポイントを差し引いた差引ポイントを求める、
    ことを特徴とする請求項5に記載のポイント還元方法。
  7. 【請求項7】 前記ゲーム提供ステップの前に、 顧客の端末からのゲーム参加要求を受信した場合に、そ
    の顧客の端末に対し、ゲームの種類を選択させるゲーム
    選択支援表示データを送信するゲーム選択支援ステップ
    と、 前記ゲーム選択支援ステップによるゲーム選択支援表示
    データの送信後に、顧客の端末からのゲーム指定を受信
    した場合に、その顧客の端末に対し、指定されたゲーム
    を行うために使用するポイントを指定させるためのポイ
    ント指定支援表示データを送信するポイント指定支援ス
    テップと、 前記ポイント指定支援ステップによるポイント指定支援
    表示データの送信後に、顧客の端末からの使用ポイント
    指定を受信した場合に、その使用ポイントをその顧客の
    現在ポイントと比較するポイント比較ステップとを有
    し、 前記ゲーム提供ステップにおいては、前記ポイント比較
    ステップによって、使用ポイントが現在ポイント以下で
    ある場合に、その顧客に対し、指定された使用ポイント
    と引き替えに通信ネットワーク上でのゲームを提供す
    る、ことを特徴とする請求項4〜6のいずれか1つに記
    載のポイント還元方法。
  8. 【請求項8】 顧客の端末からの現在ポイント表示要求
    を受信した場合に、その顧客の端末に対し、その顧客の
    現在ポイントを表示する現在ポイント表示データを、ポ
    イント使用によるゲームへの参加を選択させるためのゲ
    ーム参加支援表示データと共に送信する現在ポイント提
    示ステップを有し、 前記ゲーム選択支援ステップにおいては、前記現在ポイ
    ント提示ステップによる現在ポイント表示データおよび
    ゲーム参加支援表示データの送信後に、顧客の端末から
    のゲーム参加要求を受信した場合に、その顧客の端末に
    対し、ゲームの種類を選択させるゲーム選択支援表示デ
    ータを送信する、ことを特徴とする請求項7に記載のポ
    イント還元方法。
  9. 【請求項9】 前記ゲーム提供ステップにおいては、 「グー」、「チョキ」、「パー」という3種類の中から
    選択されたジャンケンの基本属性を示す表示と、複数種
    類の絵柄の中から選択された絵柄による2次属性を示す
    表示とを有するカードを表現するカード表現データを用
    いて、絵柄を揃えるスロットルゲーム、およびジャンケ
    ンのルールを基礎として勝敗を決定するジャンケンカー
    ドゲーム、という2種類のゲームを少なくとも提供す
    る、ことを特徴とする請求項4〜8のいずれか1つに記
    載のポイント還元方法。
  10. 【請求項10】 顧客の商品購入実績に応じてポイント
    を発行し、そのポイント値に応じた何らかの利益を通信
    ネットワーク上で顧客に還元するためのプログラムにお
    いて、 コンピュータに、 顧客の端末からのゲーム参加要求および使用ポイント指
    定を受信した場合に、その顧客に対し、指定された使用
    ポイントと引き替えに通信ネットワーク上でのゲームを
    提供する機能と、 顧客に提供されたゲームの結果と使用ポイントに応じ
    て、ゲームに関連するポイントの清算を行う機能と、 前記ポイント清算によるポイント清算結果を表示する清
    算結果表示データをその顧客の端末に対して送信する機
    能と、 顧客のポイント情報を管理し、前記ポイント清算による
    ポイント清算結果に基づいて顧客のポイント情報を更新
    する機能と、を実現させることを特徴とするプログラ
    ム。
  11. 【請求項11】 顧客の商品購入実績に応じてポイント
    発行元からその顧客に発行されるポイントと引き替えに
    その顧客にサービスを提供するポイント還元サービス提
    供方法において、 前記ポイント発行元を介して顧客の端末からのゲーム参
    加要求を受信した場合に、その顧客の端末に対し、ゲー
    ムの種類を選択させるゲーム選択支援表示データを送信
    するゲーム選択支援ステップと、 前記ゲーム選択支援ステップによるゲーム選択支援表示
    データの送信後に、顧客の端末からのゲーム指定を受信
    した場合に、その顧客の端末に対し、指定されたゲーム
    を行うために使用するポイントを指定させるためのポイ
    ント指定支援表示データを送信するポイント指定支援ス
    テップと、 前記ポイント指定支援ステップによるポイント指定支援
    表示データの送信後に、顧客の端末からの使用ポイント
    指定を受信した場合に、その使用ポイントをその顧客の
    現在ポイントと比較するポイント比較ステップと、 前記ポイント比較ステップによって、使用ポイントが現
    在ポイント以下である場合に、その顧客に対し、指定さ
    れた使用ポイントと引き替えに通信ネットワーク上での
    ゲームを提供するゲーム提供ステップと、 前記ゲーム提供ステップによって顧客に提供されたゲー
    ムの結果と使用ポイントに応じて、ゲームに関連するポ
    イントの清算を行うポイント清算ステップと、 前記ポイント清算ステップによるポイント清算結果を表
    示する清算結果表示データをその顧客の端末に対して送
    信する清算結果提示ステップと、 前記ポイント清算ステップによるポイント清算結果を顧
    客のポイント情報更新用のデータとして前記ポイント発
    行元に送信する更新用データ提供ステップと、を有する
    ことを特徴とするポイント還元サービス提供方法。
  12. 【請求項12】 前記ゲーム提供ステップによって顧客
    に提供されたゲームの結果に応じた賞品として顧客にポ
    イント以外の賞品を提供するための処理を行う賞品提供
    ステップを有し、 前記ゲーム提供ステップにおいては、顧客に提供された
    ゲームの結果が、勝利または所定の基準に達している場
    合に、その顧客の端末に対し、ゲーム結果を表示するゲ
    ーム結果表示データを送信すると共に、ポイントの獲得
    およびポイント以外の賞品の獲得のいずれかを選択させ
    る賞品選択支援表示データを送信し、 前記ゲーム提供ステップによる賞品選択支援表示データ
    の送信後に、顧客の端末からの、ポイント以外の賞品の
    獲得を選択する賞品獲得指示を受信した場合に、前記賞
    品提供ステップにおいて、その顧客に賞品を提供するた
    めの処理を行うと共に、前記ポイント清算ステップにお
    いて、使用品提供ステップによる還元分を除いた獲得ポ
    イントから使用ポイントを差し引いた差引ポイントを求
    め、 前記ゲーム提供ステップによる賞品選択支援表示データ
    の送信後に、顧客の端末からの、ポイントの獲得を選択
    するポイント獲得指示を受信した場合に、前記ポイント
    清算ステップにおいて、その顧客のゲーム結果に応じた
    ポイントを顧客に獲得させると共に、この獲得ポイント
    から使用ポイントを差し引いた差引ポイントを求める、
    ことを特徴とする請求項11に記載のポイント還元サー
    ビス提供方法。
  13. 【請求項13】 前記ゲーム提供ステップにおいては、 「グー」、「チョキ」、「パー」という3種類の中から
    選択されたジャンケンの基本属性を示す表示と、複数種
    類の絵柄の中から選択された絵柄による2次属性を示す
    表示とを有するカードを表現するカード表現データを用
    いて、絵柄を揃えるスロットルゲーム、およびジャンケ
    ンのルールを基礎として勝敗を決定するジャンケンカー
    ドゲーム、という2種類のゲームを少なくとも提供す
    る、ことを特徴とする請求項11または12に記載のポ
    イント還元方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004088556A1 (ja) * 2003-03-28 2004-10-14 Konami Corporation データ通信制御システム、通信システム、サービス提供方法及びコンピュータプログラム
JP2011244986A (ja) * 2010-05-26 2011-12-08 Nintendo Co Ltd 携帯型の情報処理装置、情報処理プログラムおよび情報処理方法
JP2013149052A (ja) * 2012-01-19 2013-08-01 Nhn Corp ポイント交換システム
JP2016139250A (ja) * 2015-01-27 2016-08-04 株式会社Nbsキオスク&サービス ゲーム機能付き集客システム

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