JP2002367210A - 光ピックアップ装置 - Google Patents

光ピックアップ装置

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JP2002367210A
JP2002367210A JP2001171156A JP2001171156A JP2002367210A JP 2002367210 A JP2002367210 A JP 2002367210A JP 2001171156 A JP2001171156 A JP 2001171156A JP 2001171156 A JP2001171156 A JP 2001171156A JP 2002367210 A JP2002367210 A JP 2002367210A
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light receiving
light
receiving unit
wavelength
photodiodes
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Application number
JP2001171156A
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English (en)
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Shugoro Harihara
修五郎 針原
Shuji Eda
秀志 江田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CDやDVDなどの波長の異なる光ディスク
に対応可能な2波長レーザ方式のピックアップ装置にお
いて、光学素子系における複雑な組み立て工程や調整工
程を削減可能とすること。 【解決手段】 多数のフォトダイオードをもつ受光部に
おいて、半導体スイッチの切り替え状態を選択・設定す
ることによって、受光部を所望の分割線で4分割構成の
受光部とするように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクに対し
て光学的に情報を記録または再生する光ピックアップ装
置に係り、特に、異なる波長の光ビームを用いて、異な
る規格の光ディスクに記録、再生を行なうことが可能な
光ピックアップ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光ディスクは多量の情報信号を高
密度で記録することができるため、オーディオ、ビデ
オ、コンピュータ等の多くの分野において利用が進めら
れている。ところで、光ディスクにおいては、CD(Co
mpact Disc)やCD−R(CD Recordable)、DVD
(Digital Versatile Disc)など種々の異なる規格のデ
ィスクが市販されており、このような異なる規格の光デ
ィスクを単一の光ピックアップで記録または再生できる
互換性が要求されている。
【0003】CDやCD−Rは、波長780nmの赤外
光ビームに対して基板や記録媒体の特性が最適化されて
おり、また、DVDは、波長650nm付近の赤外光ビ
ームに対して最適化されている。このような異なる波長
で記録または再生される光ディスクに対して、互換性の
ある光ピックアップについて、様々な形態が提案されて
いる。
【0004】その中で特に、1つのパッケージに2つの
異なる波長のレーザチップを搭載した2波長複合レーザ
ダイオードを用いた光ピックアップとして、例えば特開
2000−99983号公報には、2種類のガラスから
なる基板(光透過膜)と第1および第2波長選択膜をそ
れぞれ積層構造にした平行平板を用い、前記波長の異な
る2種類の戻り光を、共通の光検出器により受光する2
波長レーザ方式のピックアップシステムが開示されてい
る.また、例えば特開2000−187876号公報に
は、送受光部を1つのパッケージに封入して光学システ
ムを簡略化した2波長レーザ方式のピックアップシステ
ムが開示されている。
【0005】これらのシステムでは、受光部に複数の受
光素子を組み合わせて発光部からの異なる波長のレーザ
光を受光するが、受光部に4つのフォトダイオードを組
み合わせて用いた従来例を、以下に説明する。
【0006】図15は、従来の2波長複合レーザダイオ
ードを用いた光ピックアップシステムにおける受光部の
素子配列を示す平面図であり、ここでは、4素子・4分
割構成の2組の受光部7aおよび7cと、1素子構成の
2つのフォトダイオード17、18とを組み合せ、合計
10素子のフォトダイオード(A〜J)を用いて構成し
た例を示している。
【0007】7aはDVD用受光部で、4つのフォトダ
イオードA〜Dを用いた4分割構成で形成されており、
このDVD用受光素子7aの中心から距離X1ピッチ離
れた並列の位置には、同様に4つのフォトダイオードE
〜Hを用いた4分割構成のCD用受光部7cが形成され
ている。そして、それぞれの受光部7a、7cは、発光
部側の2つのレーザ素子取り付けピッチと相関のある所
定の位置関係に配置されている。また、CD用受光部7
cの上下に配置された2つのフォトダイオード(I、
J)17、18は、それぞれCD用受光部7cのみと共
に使用されるトラッキングサーボ専用のフォトダイオー
ドとなっている。
【0008】光ピックアップシステムにおける受光部側
のサーボ制御は、各フォトダイオードから検出した信号
出力で行なわれるが、例えば、図15のシステムにおけ
るCD用受光部7cの処理回路の動作を、図16を基に
説明する。
【0009】例えば、図15のCD用受光部7cを構成
する4つのフォトダイオードのうちの1つのフォトダイ
オードEがレーザ光を受光すると、受光したレーザ光の
光量に応じた光電流Iが生じ、該光電流Iを次段のアン
プ20で電圧に変換して制御信号を生成し、これを処理
回路23に出力する。他のフォトダイオードF〜Hも同
様に、受光したレーザ光の光量に応じた制御信号を生成
して処理回路23に出力し、サーボ制御を行う。
【0010】図15の受光部構成において、DVDの場
合は、DVD用受光部7aのみを使用した1ビーム方式
でサーボ制御を行ない、CDの場合は、CD検出用受光
部7cとフォトダイオード(I、J)17、18とを使
用した3ビーム方式でサーボ制御を行うようになってい
る。
【0011】DVD用受光部7aは、フォトダイオード
A、B、C、Dのほぼ中心(4分割する分割線の交点)
にレーザの光が当るように制御され、DVDの再生時
は、トラッキングサーボ制御とフォーカスサーボ制御
を、当該4つのフォトダイオードからの検出出力で行う
ようになっている(サーボメカニズムの詳細は省略す
る)。
【0012】一方、CD用の受光部である7cおよび1
7、18においては、DVD用受光部7aから距離X1
ピッチ離れた位置に並列に配置されるCD用受光部7c
のみが、DVD用受光部7aと同様に、4つのフォトダ
イオードE、F、G、Hを用いて4分割されているが、
このCD用受光部7cの上下には、さらにフォトダイオ
ード17、18が設けられており、この2素子17、1
8はトラッキング専用に用いられるようになっている。
したがって、4素子・4分割構成のCD用受光部7c
は、DVD制御の場合と異なり、フォーカス制御専用で
動作する構成とされている。
【0013】そして、受光部7aの中心と受光部7cの
中心との距離X1ピッチが、先にも述べたように、発光
部側のDVD用レーザダイオードとCD用レーザダイオ
ードとの取り付けピッチと相関がある構成となってお
り、発光側の2素子の取り付けピッチにズレが生じる
と、そのまま受光部側で焦点のズレとなってしまうこと
になる。
【0014】ここで、図15の光ピックアップシステム
において、レーザ光を受光部側のフォトダイオードで受
光したときの検出動作を説明する。まず、始めにDVD
を再生してDVD用受光部7a側の位置を最適状態に調
整した後に、CDを再生しそのレーザ光をCD用受光部
7cで受光した場合について、フォーカスサーボの合焦
波形の様子を図17を基に説明する。
【0015】図17において、7c−(a)は合焦時の
様子を、7c−(b)および7c−(c)は非合焦時の
集光の様子を、それぞれ示している。7c−(a)に示
すように、フォーカスサーボが最適な状態では、4つの
フォトダイオードA〜Dのほぼ中心点で円形に光が集光
される。
【0016】一方、フォーカスが中心点からずれると、
ズレ方によって7c−(b)、7c−(c)に示すよう
に、光の集光が楕円形状に変化して各フォトダイオード
A〜Dに照射される状況が変わり、4つのフォトダイオ
ードにはそれぞれ異なった制御電圧が発生することにな
る。よって、それぞれの光を4つのフォトダイオードA
〜Dで受光して、発生する異なった4種類の制御電圧
を、図16の処理回路23へ送ることでサーボシステム
を制御し、フォーカスサーボを最適化するようにしてい
る(このようなフォーカスサーボは公知であるので、そ
の詳細は省略する)。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】前記の特開2000−
99983号公報のシステムの場合、受光部に1素子の
みの光検出器を用いて、2種類の異なる波長のレーザ光
を受光する構成となっているので、光検出部の構成は簡
略化されるようになっている。しかしながら、複数の光
の光路を1つの焦点に合焦させために、例えば平行平板
のような光学部材を必要とし、この平行平板の内部調整
が複雑となり、コストも高くなるという問題がある。
【0018】また、特開2000−187876号公報
のシステムでは、受光部側に2つの光検出器を互いに隣
接して並列に配置する構成をとっているので、それぞれ
の光検出器の取り付けピッチを精度よく所定の値に調整
しなければならない。しかしながら、この調整は煩雑で
手間のかかるものとなり、これによりコストも高くなる
という問題がある。
【0019】そして、これらの2波長レーザ方式の光ピ
ックアップシステムの場合、例えばDVDの制御を主体
に光学系の位置調整を行ない、CDの焦点位置を合わせ
るとき、発光側の2つのレーザダイオードに取り付けピ
ッチのズレが生じると、そのまま受光側において集光の
焦点位置のズレとなって現れる。このときの受光部側の
問題点につき、以下に説明する。
【0020】図18は、一例として図15のシステムに
おいて、CD用受光部7cの合焦の位置が正規のピッチ
X1の中心から+x方向にズレたときの状態を示してい
る。このとき、合焦位置のズレは同図に示すように、4
つのフォトダイオードの中心から右横方向にズレた位置
に発生する。したがって、例えば7c−(d)のように
焦点が中心部からx方向に外れたときには、ズレ方によ
り7c−(e)、7c−(f)のように、各フォトダイ
オードに当たる光の量がアンバランスとなり、発生する
エラー電圧もアンバランスとなるために、サーボ制御範
囲を超える誤差が発生して、正確な制御から外れ、極端
にズレると制御不能になるという問題がある。
【0021】つまり、異なる波長の2つのレーザ光を、
同一チップ上に設けた複数の受光素子で受光する場合に
は、受光部側に配置した各受光素子の位置を、発光部側
に応じて適切な位置に合わせ込むことが重要となる。し
かし、一般にこれらの調整には、複雑な光学システムや
調整が必要となり、光ピックアップシステムのコストが
高くなるという問題点を有するものとなっていた。
【0022】本発明は、上述の状況に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、CDやDVDなどの波
長の異なる光ディスクに対応可能な2波長レーザ方式の
ピックアップ装置において、光学素子系における複雑な
組み立て工程や調整工程を削減可能とすることにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、1つのパッケージ内に第1の波長の光ビ
ームを発生する第1の光源と、この第1の波長とは異な
る第2の波長の光ビームを発生する第2の光源とが並列
に配置され、前記第1の波長の光ビームまたは前記第2
の波長の光ビームを光ディスク上に集光させて、この光
ディスクからの戻り光を、前記第1の波長用の第1の受
光部または前記第2の波長用の第2の受光部で検出する
ようにした光ピックアップ装置において、前記第1の受
光部と前記第2の受光部とは並列に配置され、前記第1
の受光部は、半導体基板と半導体層とで形成されたフォ
トダイオードが、少なくとも3つ以上横並びでかつ等間
隔に連続した配列で形成されたものを、2列に有するも
のとされると共に、前記第1の受光部の前記各フォトダ
イオードは、それぞれに対応付けられた1対の半導体ス
イッチを介して信号が出力可能なように構成され、対を
なす一方の前記半導体スイッチ同士は各列毎に直列に接
続され、対をなす他方の前記半導体スイッチ同士も各列
毎に直列に接続されて、前記各半導体スイッチの切り替
え状態を選択・設定することによって、前記第1の受光
部を4分割構成の受光部とするように構成され、前記第
2の受光部の中心と前記第1の受光部における4分割す
る分割線の交点との間の距離である、前記2つの受光部
間の取り付けピッチが、前記第1の光源と前記第2の光
源との間の取り付けピッチに対して適正な相関をとるよ
うに、前記各半導体スイッチを切り替えるように、構成
される。
【0024】また、本発明は前記の目的を達成するた
め、1つのパッケージ内に第1の波長の光ビームを発生
する第1の光源と、この第1の波長とは異なる第2の波
長の光ビームを発生する第2の光源とが並列に配置さ
れ、前記第1の波長の光ビームまたは前記第2の波長の
光ビームを光ディスク上に集光させて、この光ディスク
からの戻り光を、前記第1の波長用の第1の受光部また
は前記第2の波長用の第2の受光部で検出するようにし
た光ピックアップ装置において、前記第1の受光部と前
記第2の受光部とは並列に配置され、前記第1の受光部
は、半導体基板と半導体層とで形成されたフォトダイオ
ードが、少なくとも3つ以上横並びでかつ等間隔に連続
した配列で形成されたものを、2列に有するものとされ
ると共に、各列の全フォトダイオードの同極性端子間を
導電パターンで共通接続した状態から、前記導電パター
ンの一部を切断することにより、前記第1の受光部を4
分割構成の受光部とするように構成され、前記第2の受
光部の中心と前記第1の受光部における4分割する分割
線の交点との間の距離である、前記2つの受光部間の取
り付けピッチが、前記第1の光源と前記第2の光源との
間の取り付けピッチに対して適正な相関をとるように、
前記導電パターンの一部を切断するように、構成され
る。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明は、複数のフォトダイオー
ドで受光部を形成した光ピックアップ装置において、光
学系誤差を吸収するための有効な手段を提供するもので
あり、以下、本発明の実施の形態を、図面を用いて説明
する。なお、以下の各実施形態は、本発明による光ピッ
クアップ装置を、DVDプレーヤに搭載した場合の適用
例である。
【0026】図1は、本発明の第1実施形態に係る光ピ
ックアップ装置の概略構成を示す図である。図1におい
て、1はレーザダイオード、2は回折格子、3はビーム
スプリッタ、4はコリメータレンズ、5はオブジェクト
レンズ、6は光ディスク、7は受光部である。
【0027】図1に示すように、レーザダイオード1か
ら出射された光が、回折格子2を通ってビームスプリッ
タ3で反射し、コリメータレンズ4で平行光にされた
後、オブジェクトレンズ5により集光されて、光ディス
ク6に照射される。なお、オブジェクトレンズ5は、後
述のサーボ制御によりその位置を変化させ、ディスク面
での光の焦点位置が最適になるように制御される。図1
おいて、6aはDVDディスクの焦点位置、6bはCD
ディスクの焦点位置である。
【0028】光ディスク6のディスク面は、反射性の高
い材料によりコーティングされると共に、凹凸が形成さ
れており、凹部が情報を有している。
【0029】そして、ディスク面で反射した光は、再度
オブジェクトレンズ5とコリメータレンズ4を通過し、
ビームスプリッタ3に到達するが、光がディスク面で反
射することにより偏光角が変わっているため、ディスク
面からの戻り光は、ビームスプリッタ3を通過すること
になる。ビームスプリッタ3を通過した光は、受光部7
上に設けられたフォトダイオードに到達する。
【0030】すなわち、2つのレーザを出射する発光部
(レーザダイオード1)から、受光部7までの経路は、
光学的に一定の精度を保つように構築されており、受光
部7の2つの受光部(DVD用受光部およびCD用受光
部)7a、7bでそれぞれ焦点が合うようになってい
る。
【0031】ここで、発光側のレーザダイオード1に
は、1つのパッケージ部材内に、隣接して並列にDVD
用レーザダイオード1aとCD用レーザダイオード1b
とが配置されている。受光部7側にも、1つのパッケー
ジ部材内に、DVD用受光部7aとCD用受光部7bと
が隣接して並列に配置されているが、両者7a、7b間
の取り付けピッチX1は、発光側のレーザダイオード1
に取り付けられたDVD用レーザダイオード1a、CD
用レーザダイオード1b間の取り付けピッチと、相関の
ある間隔に設定されている。なお、DVD用受光部7a
の構成は、図15に示した従来構成と同様のもの(すな
わち、4素子・4分割構成)となっている。また、図1
においては示していないが、CD用受光部7bの近傍に
は、図15に示した従来構成と同様に、1素子構成のC
D用のフォトダイオード17、18が設けられていて、
これも1つのパッケージ部材内に配設されている。
【0032】そして、受光部7に入射する光の量と位置
により、光ピックアップ装置のオブジェクトレンズ5を
制御するための誤差信号を検出したり、ディスク面の凹
凸による光の反射量の変化で、情報が検出される。以上
のような光学システムで、光ピックアップ装置が概略構
成されている。
【0033】DVDの再生には650nm、CDの再生
には780nmの波長の光がそれぞれ用いられ、必要に
応じて、レーザーダイオード1の2つのダイオード1a
または1bのいずれか一方が発光するようになってい
る。
【0034】図2は、本実施形態のCD用受光部7bの
各フォトダイオードを形成した半導体基板の断面図であ
る。同図に示すように、P型シリコン半導体基板8上
に、N型エピタキシャル層9およびN型埋め込み層10
が形成され、半導体の製造プロセスにしたがって、図2
に示すPN接合が構築される(製造の詳細は省略す
る)。
【0035】N型エピタキシャル層9には、分離層11
が複数設けられ、該分離層11で囲まれた領域毎に、そ
れぞれフォトダイオードa、b、c、…が隣接して必要
個数だけ形成される。各分離層11で囲まれた領域内に
形成するp層(アノード)12とn層(カソード)
13の上部に、それぞれアノード電極14とカソード電
極15を形成し、これにより1素子のフォトダイオード
がそれぞれ形成される。また、それぞれの各電極14、
15には、信号を伝達するための導電パターン16が表
面の最上部にそれぞれ形成され、該導電パターン16を
通じて後述する半導体スイッチ部へ信号が伝達される。
【0036】図3は、本実施形態のCD用受光部7bお
よびその周辺回路の構成を示す図であり、図2の半導体
基板構造を用いることによって、12素子(12フォト
ダイオード)構成のCD用受光部7bを、半導体スイッ
チ回路と共に形成してある。
【0037】図3において、a〜lは前述の半導体基板
8上に形成した12個のフォトダイオードで、各フォト
ダイオードa〜l毎に、アノード電極14から導電パタ
ーン16により接続したそれぞれ2個づつの半導体スイ
ッチS1〜S24を介して、信号を取り出すように構成
されている。24は各半導体スイッチを選択して切り替
え制御するコントロール部、19〜22は信号増幅を行
うアンプ、23は検出信号を処理してサーボ制御を行う
処理回路である。
【0038】なお、本例では、アノード電極14と半導
体スイッチを接続して信号を取り出し、カソード電極1
5を回路のGNDへ接続する構成としたが、回路構成を
変えることにより、逆にカソード電極15と半導体スイ
ッチを接続して信号を取り出し、アノード電極を回路の
GNDへ接続するように構成してもよい。
【0039】ここで、図4は、図3の構成を模式的に説
明するために、すべての半導体スイッチS1〜S24を
ショート状態にした場合の回路図である。
【0040】図5は、本実施形態の光ピックアップ装置
における受光部7の素子配列を示す平面図である。図5
において、7aは、図15に示した従来構成と同様の、
4素子・4分割構成のDVD用受光部で、このDVD用
受光部7aの中心から距離X1ピッチ離れた位置に、C
D用受光部7bの中心付近が位置するように設定されて
いる。本実施形態では、CD用受光部7bは、先にも述
べたように12素子構成をとっており、上段(上列)に
横並び・等間隔で連続して6素子(a〜f)が、下段
(下列)に横並び・等間隔で連続して6素子(g〜l)
が、それぞれ図5に示すように2列に上下の位置を揃え
て配列されており、フォーカスサーボ制御を行うために
用いられる。また、CD用受光部7bの上下には、図1
5に示した従来構成と同様に、1素子構成のCD用のフ
ォトダイオード17、18が、図5に示すように配置さ
れており、トラッキングサーボを行うために用いられ
る。
【0041】図5に示した本実施形態のCD用受光部7
bの配列構成を、図15に示した従来技術による4素子
・4分割構成のCD用受光部7cと比較すると、本実施
形態では前記した取り付けピッチの調整が必要でない場
合には、CD用受光部7bの上段左側の3つのフォトダ
イオードa、b、cが図15のCD用受光部7cにおけ
るフォトダイオードEに、7bの上段右側の3つのフォ
トダイオードd、e、fが7cにおけるフォトダイオー
ドFに、7bの下段左側の3つのフォトダイオードg、
h、iが7cにおけるフォトダイオードGに.7bの下
段右側の3つのフォトダイオードj、k、lが7cにお
けるフォトダイオードHに、それぞれ相当する動作を行
うように構成されている。
【0042】すなわち、本実施形態では、CD用受光部
7bを12素子構成の素子配列とすることにより、受光
部7bの4分割領域を、細分化した複数のフォトダイオ
ードの組み合せで決定できるようになっており、この組
み合せを任意に選択することにより、DVD用受光部7
aとCD用受光部7bとの間の取り付けピッチXlの調
整を、メカ的な調整を行うことなく、簡単・容易に実現
可能としている。つまり、7aと7b間の距離X1ピッ
チの調整を、7b側で各フォトダイオード1素子分づつ
x方向に増減してずらして選択するだけで(いわば12
素子・4分割構成をとることが可能なCD用受光部7b
における、4分割する領域の境界を任意に選択するだけ
で)、容易に行うことができるようになっている。そし
て、必要とするX1ピッチの精度や間隔の大きさに応じ
て、1素子分のフォトダイオードの横幅(寸法)や、素
子数を、半導体基板作製時に考慮すれば、発光側の2つ
の素子の取り付けピッチバラツキを、受光部側の調整
で、簡単・容易に吸収することがことが可能となる。
【0043】図6は、図4に示す回路構成の具体的動作
を説明するための図である。図6に示した状態では、半
導体スイッチS1〜S3、S10〜S12、S16〜S
18、S19〜S21を、それぞれショート状態に設定
するようにコントロール回路24で制御し、他方、半導
体スイッチS4〜S6、S7〜S9、S13〜S15、
S22〜S24を、それぞれオープン状態に設定するよ
うにコントロール回路24を制御する。各半導体スイッ
チの状態をこのように設定すると、CD用受光部7b
は、それぞれ3素子づつのフォトダイオードを組み合わ
せることにより、4つの受光素子群a〜c、d〜f、g
〜i、j〜lを形成したものとなる。よって、図15に
示した従来技術における4素子・4分割構成のCD用受
光部7cと等価なCD用受光部を、本実施形態ではl2
分割構成によって構築することができる。図7は、図6
の状態に対応する模式的な回路図である。
【0044】図8は、図5の状態から、DVD用受光部
7aとCD用受光部7bとの間の取り付けピッチを+x
軸方向に1素子分だけズラして、すなわちフォトダイオ
ードdの幅分だけズラして、取り付けピッチX2に調整
する場合の例を示している。このように、7aと7bの
取り付けピッチをX2に調整しようとする場合の、各半
導体スイッチの切り替え状態(選択状態)は、図9に示
すようなものとなる。また、この図9の状態に対応する
模式的な回路図は、図10に示すようなものとなる。
【0045】すなわち、7aと7bの取り付けピッチを
X2とするときには、図9に示すように、半導体スイッ
チS1〜S4、S11とS12、S17とS18、S1
9〜S22を、それぞれショート状態に設定するように
コントロール回路24を制御し、他方、半導体スイッチ
S7〜S10、S5とS6、S13〜S16、S23と
S24を、それぞれオープン状態に設定するようにコン
トロール回路24を制御する。
【0046】各半導体スイッチの状態をこのように設定
すると、図10に示すように、CD用受光部7bは、そ
れぞれ4素子づつまたは2素子つづのフォトダイオード
を組み合わせることにより、4つの受光素子群a〜d、
eとf、g〜j、kとlを形成したものとなる。つま
り、CD用受光部7bの上段の4つのフォトダイオード
a、b、c、dが図15のCD用受光部7cにおけるフ
ォトダイオードEに、7bの上段の2つのフォトダイオ
ードe、fが7cにおけるフォトダイオードFに、7b
の下段の4つのフォトダイオードg、h、i、jが7c
におけるフォトダイオードGに、7bの下段の2つのフ
ォトダイオードk、lが7cにおけるフォトダイオード
Hに、それぞれ相当するものとなる。
【0047】以上の状況から分かるように、CD用受光
部(CDフォーカス制御用受光部)7bとして見たと
き、図8に示すように、DVD用受光部7aとCD用受
光部7bとの間の取り付けピッチをX1からX2へと、
フォトダイオードdの幅分(寸法)だけ、7bの受光面
の位置を等価的に横列方向(x方向)にズラしたことに
なる。ここで、図8〜図10の構成においては、図15
の従来技術のCD用受光部(CDフォーカス制御用受光
部)7cに比較すると、4つのフォトダイオード群によ
る4つの受光面の面積に差が生じるが、この受光面積の
差に基づく制御信号分の誤差は、処理回路23で適宜に
補正するようになっている。
【0048】なお、図8〜図10に示した例では、7a
と7bとの間の取り付けピッチを、X1からX2へと大
きくする場合を例にとって説明したが、逆に、7aと7
bとの間の取り付けピッチをX1から小さくすること
も、前述の半導体スイッチの切り替え状態をコントロー
ル部24で制御することにより、容易に実現可能である
ことは言うまでもない。
【0049】また、上述してきた本実施形態では、12
個のフォトダイオードa〜lのみを半導体基板8上に形
成したが、半導体スイッチ部(S1〜S24)を半導体
基板8上に一体に形成してもよい。さらには、コントロ
ール部24、アンプ部19〜22、処理回路部23を、
すべて半導体基板上に一体形成して製造することも可能
である。
【0050】次に、本発明の第2実施形態について説明
する。本実施形態は、複数のフォトダイオードで受光部
を形成した光ピックアップ装置において、光学系誤差を
吸収するための、前記第1実施形態とは別の手法を提供
するものである。なお、本実施形態の各図において、前
記第1実施形態と均等なものには同一符号を付し、その
説明は重複を避けるため省略する。
【0051】図11は、本実施形態のCD用受光部7b
およびその周辺回路の構成を示す図で、本実施形態にお
いても、CD用受光部7bは12素子構成をとるものと
なっていて、12素子・4分割構成をとることが可能な
ものとなっており、前記した図2に示す半導体基板と同
等構造で実現される。なお、本実施形態においては、4
素子・4分割構成のDVD用受光部7a、および、1素
子構成のCD用トラッキングサーボ専用のフォトダイオ
ード17、18は、前記第1実施形態と同様のものとな
っている。
【0052】図11は前記した取り付けピッチの調整前
の状態を示す図である。図11に示すように、半導体基
板8上には12個のフォトダイオードa〜lが2列に形
成されており、同図において、上側に配列した6つのフ
ォトダイオードa〜fのアノード電極は、横並びする6
素子の全てにわたってアルミ配線よりなる導電パターン
16’によって共通線接続されており、この導電パター
ン16’は半導体基板8の両側面のアとイの点から導出
されて、次段のアンプ20、21へそれぞれ接続されて
いる。また、上側に配列した6つのフォトダイオードa
〜fのカソード電極も、同様に、横並びする6素子の全
てにわたってアルミ配線よりなる導電パターン16’に
よって共通線接続されており、この導電パターン16’
は、半導体基板8の両側面のウとエの点から導出され
て、次段のアンプの共通GNDラインへ接続されてい
る。
【0053】また、下側に配列した6つのフォトダイオ
ードg〜lのアノード電極も、横並びする6素子の全て
にわたってアルミ配線よりなる導電パターン16’によ
って共通線接続されており、この導電パターン16’は
半導体基板8の両側面のオとカの点から導出されて、次
段のアンプ19、22へそれぞれ接続されている。同様
に、下側に配列した6つのフォトダイオードg〜lのカ
ソード電極も、横並びする6素子の全てにわたってアル
ミ配線よりなる導電パターン16’によって共通線接続
されており、この導電パターン16’は半導体基板8の
両側面のキとクの点から導出されて、次段のアンプの共
通GNDラインへ接続されている。
【0054】なお、本実施形態では、12個のフォトダ
イオードa〜lのみを半導体基板8上に形成している
が、出力段のアンプ19〜22や処理回路23を、半導
体基板8に一体化して形成することも可能である。
【0055】図12は、図11の状態に対応する等化回
路を示している。図12に示すように、図11に示した
状態では、上側の6つのフォトダイオードa〜fの全て
のアノード側は、共通の導電パターン16’によってそ
れぞれアンプ20、21と接続されており、また、下側
の6つのフォトダイオードg〜lの全てのアノード側
も、共通の導電パターン16’によってそれぞれアンプ
19、22と接続されている。
【0056】図13は、図11の状態から、半導体基板
8上においてY−Y’のラインに沿ってアノード電極側
の2箇所の導電パターン16’を、すなわち半導体基板
8のア−イ間およびオ−カ間の導電パターン16’の1
箇所をそれぞれケおよびコの位置で、レーザカッターに
よって切断した様子を表している。
【0057】図14は、図13の状態に対応する等化回
路を示しており、これは前記した図10と同様のもので
ある。つまり、上述したように導電パターン16’の一
部を切断すると、図14に示すように、CD用受光部7
bは、それぞれ4素子づつまたは2素子つづのフォトダ
イオードを組み合わせることにより、4つの受光素子群
a〜d、eとf、g〜j、kとlを形成したものとな
る。つまり、CD用受光部7bの上段の4つのフォトダ
イオードa、b、c、dが図15のCD用受光部7cに
おけるフォトダイオードEに、7bの上段の2つのフォ
トダイオードe、fが7cにおけるフォトダイオードF
に、7bの下段の4つのフォトダイオードg、h、i、
jが7cにおけるフォトダイオードGに.7bの下段の
2つのフォトダイオードk、lが7cにおけるフォトダ
イオードHに、それぞれ相当するものとなる。
【0058】これによって、CD用受光部(CDフォー
カス制御用受光部)7bとして見たとき、前記した図8
に示すように、DVD用受光部7aとCD用受光部7b
との間の取り付けピッチを、前記したのと同様にX1か
らX2へと、フォトダイオードdの幅分(寸法)だけ、
7bの受光面の位置を等価的に横列方向(x方向)にズ
ラしたことになる。ここで、図8、図13、図14の構
成においては、図15の従来技術のCD用受光部(CD
フォーカス制御用受光部)7cに比較すると、4つのフ
ォトダイオード群による4つの受光面の面積に差が生じ
るが、この受光面積の差に基づく制御信号分の誤差は、
先にも述べたように、処理回路23で適宜に補正するよ
うになっている。
【0059】なおここでは、7aと7bとの間の取り付
けピッチを、X1からX2へと大きくする場合を例にと
って説明したが、逆に、7aと7bとの間の取り付けピ
ッチをX1から小さくすることも、前述の導電パターン
16’の切断位置を適宜に選択することにより、容易に
実現可能であることは言うまでもない。
【0060】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、CDやD
VDなどの波長の異なる光ディスクに対応可能な2波長
レーザ方式のピックアップ装置において、光学素子系に
おける複雑な組み立て工程や調整工程が削減可能とな
り、以って、容易に組み立てができてコストダウンに貢
献できる共に、光学システムの設計の自由度も向上させ
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る光ピックアップ装
置の概略構成を示す説明図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る光ピックアップ装
置における、CD用受光部の各フォトダイオードを形成
した半導体基板の要部断面図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る光ピックアップ装
置における、CD用受光部およびその周辺回路の構成を
示す説明図である。
【図4】図3において全ての半導体スイッチをショート
状態にした場合の等化回路図である。
【図5】本発明の第1実施形態に係る光ピックアップ装
置における、受光部の素子配列を示す説明図である。
【図6】本発明の第1実施形態に係る光ピックアップ装
置において、半導体スイッチを選択的に切り替えたとき
の、CD用受光部およびその周辺回路の構成を示す説明
図である。
【図7】図6に示した状態の等化回路図である。
【図8】本発明の第1実施形態に係る光ピックアップ装
置において、取り付けピッチをX2に調整したときの、
受光部の素子配列を示す説明図である。
【図9】本発明の第1実施形態に係る光ピックアップ装
置において、半導体スイッチを選択的に切り替えたとき
の、CD用受光部およびその周辺回路の構成を示す説明
図である。
【図10】図9示した状態の等化回路図である。
【図11】本発明の第2実施形態に係る光ピックアップ
装置における、導電パターン切断前の状態のCD用受光
部およびその周辺回路の構成を示す説明図である。
【図12】図11に示した状態の等化回路図である。
【図13】本発明の第2実施形態に係る光ピックアップ
装置における、導電パターン切断後の状態のCD用受光
部およびその周辺回路の構成を示す説明図である。
【図14】図13に示した状態の等化回路図である。
【図15】従来技術による受光部の素子配列を示す説明
図である。
【図16】図15のCD用受光部の周辺回路図である。
【図17】4素子・4分割構成の受光部における合焦時
と非合焦時のビームスポットの様子を示す説明図であ
る。
【図18】従来技術による問題点を示す説明図である。
【符号の説明】
1 レーザダイオード 1a DVD用レーザダイオード 1b CD用レーザダイオード 2 回折格子 3 ビームスプリッタ 4 コリメータレンズ 5 オブジェクトレンズ 6 光ディスク 7 受光部 7a DVD用受光部 7b、7c CD用受光部 8 P型シリコン半導体基板(半導体基板) 9 N型エピタキシャル層 10 N型埋め込み層 11 分離層 12 p層 13 n+層 14 アノード電極 15 カソード電極 16、16’ 導電パターン 17、18 CD用でトラッキングサーボ専用のフォト
ダイオード 19、20、21、22 アンプ 23 処理回路 24 コントロール部 A〜J、a〜lフォトダイオード S1〜S24 半導体スイッチ X1、X2 取り付けピッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つのパッケージ内に第1の波長の光ビ
    ームを発生する第1の光源と、この第1の波長とは異な
    る第2の波長の光ビームを発生する第2の光源とが並列
    に配置され、前記第1の波長の光ビームまたは前記第2
    の波長の光ビームを光ディスク上に集光させて、この光
    ディスクからの戻り光を、前記第1の波長用の第1の受
    光部または前記第2の波長用の第2の受光部で検出する
    ようにした光ピックアップ装置において、 前記第1の受光部と前記第2の受光部とは並列に配置さ
    れ、前記第1の受光部は、半導体基板と半導体層とで形
    成されたフォトダイオードが、少なくとも3つ以上横並
    びでかつ等間隔に連続した配列で形成されたものを、2
    列に有するものとされると共に、前記第1の受光部の前
    記各フォトダイオードは、それぞれに対応付けられた1
    対の半導体スイッチを介して信号が出力可能なように構
    成され、対をなす一方の前記半導体スイッチ同士は各列
    毎に直列に接続され、対をなす他方の前記半導体スイッ
    チ同士も各列毎に直列に接続されて、前記各半導体スイ
    ッチの切り替え状態を選択・設定することによって、前
    記第1の受光部を4分割構成の受光部とするように構成
    され、 前記第2の受光部の中心と前記第1の受光部における4
    分割する分割線の交点との間の距離である、前記2つの
    受光部間の取り付けピッチが、前記第1の光源と前記第
    2の光源との間の取り付けピッチに対して適正な相関を
    とるように、前記各半導体スイッチを切り替えるように
    したことを特徴とする光ピックアップ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、 前記半導体基板と前記半導体層とで、前記フォトダイオ
    ードと前記半導体スイッチとを一体化して形成したこと
    を特徴とする光ピックアップ装置。
  3. 【請求項3】 1つのパッケージ内に第1の波長の光ビ
    ームを発生する第1の光源と、この第1の波長とは異な
    る第2の波長の光ビームを発生する第2の光源とが並列
    に配置され、前記第1の波長の光ビームまたは前記第2
    の波長の光ビームを光ディスク上に集光させて、この光
    ディスクからの戻り光を、前記第1の波長用の第1の受
    光部または前記第2の波長用の第2の受光部で検出する
    ようにした光ピックアップ装置において、 前記第1の受光部と前記第2の受光部とは並列に配置さ
    れ、前記第1の受光部は、半導体基板と半導体層とで形
    成されたフォトダイオードが、少なくとも3つ以上横並
    びでかつ等間隔に連続した配列で形成されたものを、2
    列に有するものとされると共に、各列の全フォトダイオ
    ードの同極性端子間を導電パターンで共通接続した状態
    から、前記導電パターンの一部を切断することにより、
    前記第1の受光部を4分割構成の受光部とするように構
    成され、 前記第2の受光部の中心と前記第1の受光部における4
    分割する分割線の交点との間の距離である、前記2つの
    受光部間の取り付けピッチが、前記第1の光源と前記第
    2の光源との間の取り付けピッチに対して適正な相関を
    とるように、前記導電パターンの一部を切断するように
    したことを特徴とする光ピックアップ装置。
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