JP2002360869A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2002360869A
JP2002360869A JP2001176993A JP2001176993A JP2002360869A JP 2002360869 A JP2002360869 A JP 2002360869A JP 2001176993 A JP2001176993 A JP 2001176993A JP 2001176993 A JP2001176993 A JP 2001176993A JP 2002360869 A JP2002360869 A JP 2002360869A
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symbol
timing
displayed
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gaming machine
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Pending
Application number
JP2001176993A
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English (en)
Inventor
Masahiro Takeuchi
正博 竹内
Yoshio Wakana
芳生 若菜
Makoto Tayui
誠 田結
Hidekatsu Takeuchi
英勝 竹内
Seiichi Yanagawa
誠市 梁川
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Takeya Co Ltd
Original Assignee
Takeya Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来品よりも意外性の高い予告動作を行うこ
とができ、予告動作のみに利用するデータの量を従来品
よりも削減可能な遊技機を提供すること。 【解決手段】 大当り抽選の結果が大当りであった場合
(S42:YES)、特別図柄を変動表示し(S4
4)、通常の待機時間であるt1秒間よりも長い待機時
間となるt2秒間待機してから(S45)、大当り図柄
を停止表示する(S46)。一方、大当り抽選の結果が
はずれであった場合(S42:NO)、特別図柄を変動
表示し(S52)、通常の待機時間であるt1秒間待機
してから(S53)、はずれ図柄を停止表示する(S5
4)。したがって、遊技者は、特別図柄の変動開始から
t1秒経過しても特別図柄が停止表示されないという違
和感を覚えた時に、引き続いて大当り図柄が表示される
ことを体感するので、従来の遊技機には無い意外性を感
じることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可変図柄表示手段
を備えた遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、遊技中に所定の抽選条件が成
立した場合(例えば、弾球遊技機であれば、所定の入賞
口へ遊技球が入った場合、所定のゲートを遊技球が通過
した場合、回胴式遊技機であれば、所定枚数のコインが
投入された状態において図柄始動レバーが操作された場
合など)に、内蔵する乱数発生器から乱数値を取得して
当りか否かの抽選を行うとともに、抽選結果が当りであ
った場合には、通常よりも有利な遊技状態(例えば、常
時は閉じている大入賞口や可変入賞口の開放動作を行う
状態、あるいは一回の開放時間が通常よりも長くなる状
態など)に移行する遊技機が知られている。
【0003】この種の遊技機は、一般に、可変図柄表示
手段(例えば、液晶ディスプレイ、7セグメントLED
を利用した数字表示器など)を備えていて、上記抽選条
件が成立した場合に、可変図柄表示手段に表示される図
柄(例えば、3桁の数字)の変動を開始し、その後、該
変動を停止して、抽選結果を表す図柄を可変図柄表示手
段に表示することにより、抽選結果が当りであったか否
かを遊技者に知らせるようになっている。
【0004】また、このような遊技機において、抽選結
果が当りであったことを示す特定図柄が可変図柄表示手
段に表示されることになる場合に、まず所定の予告動作
を実行し、その上で特定図柄を表示するように構成され
た当り予告機能付の遊技機や、抽選結果が当りであった
ことを示す特定図柄が可変図柄表示手段に表示されるこ
とになる場合に、まずリーチ態様(特定図柄の一部分に
相当する図柄や特別に出現するキャラクターなど)を表
示し、その後に特定図柄を表示するように構成されてい
て、リーチ態様が可変図柄表示手段に表示されることに
なる場合に、まず所定の予告動作を実行し、その上でリ
ーチ態様が表示されるように構成されたリーチ予告機能
付の遊技機もある。
【0005】これらの予告機能付の遊技機によれば、特
定図柄やリーチ態様が実際に表示される前に、それらの
図柄が後から表示されることを予告する予告動作が実行
されるので、図柄の変動を開始してから実際に特定図柄
やリーチ態様が表示されるまでの期間中にも、予告動作
が行われるか否かという遊技者にとっての関心事が増
え、その分だけ興趣に富んだ遊技を行うことができた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
予告機能付の遊技機でも、未だ意外性に欠ける面があ
り、市場ではより意外性の高い遊技機が求められてい
た。また、上記予告機能付の遊技機は、予告動作のみに
利用するデータ(例えば、予告動作時に画面に出現する
キャラクターのような、予告動作専用画像のデータ等)
をメモリに記憶していたため、同種の予告機能が無い遊
技機に比べ、メモリ容量が増大するという欠点もあっ
た。
【0007】本発明は、このような課題を解決するため
に完成されたものであり、その目的は、従来品よりも意
外性の高い予告動作を行うことができ、しかも、予告動
作のみに利用するデータの量を従来品よりも削減可能な
遊技機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段、および発明の効果】上述
の目的を達成するために構成された請求項1に記載の遊
技機は、遊技中に所定の抽選条件が成立したら、当りか
否かの抽選を行うとともに可変図柄表示手段に表示され
る図柄の変動を開始し、続いて該変動を停止して抽選結
果を表す図柄を前記可変図柄表示手段に表示し、続いて
前記抽選結果が当りであった場合には、通常よりも有利
な遊技状態に移行するように構成された遊技機であり、
前記抽選結果が当りであった場合の内、少なくとも一部
の場合に、前記抽選結果を表す図柄を表示する前に、遊
技機に所定の予告動作を実行させる予告制御手段を備え
ているか、もしくは、前記抽選結果を表す図柄として、
前記抽選結果が当りであったことを表す特定図柄を表示
する場合のすべてと該特定図柄以外の図柄を表示する場
合の一部について、所定のリーチ態様を前記可変図柄表
示手段に表示してから、前記抽選結果を表す図柄を表示
するように構成されていて、前記リーチ態様を表示する
場合の内、少なくとも一部の場合に、前記リーチ態様を
表示する前に、遊技機に所定の予告動作を実行させる予
告制御手段を備えている遊技機において、前記予告制御
手段の一つとして、前記予告動作を実行する場合の内、
少なくとも一部の場合に、前記図柄の変動を開始するタ
イミングを通常とは異なるタイミングに変更する変動開
始タイミング変更手段を備えたことを特徴とする。
【0009】この遊技機において、通常とは異なるタイ
ミングは、通常よりも早いタイミングであってもよい
し、通常よりも遅いタイミングであってもよい。より具
体的には、通常のタイミングを、例えば、図柄の変動開
始前に可変図柄表示手段に所定の動画像を表示し終えた
時点に設定した場合、通常とは異なるタイミングとして
は、動画像の表示を完全に終える前の時点(例えば動画
像表示完了の1〜2秒前)に設定するか、あるいは、動
画像の表示を完全に終えた後さらにいくらか時間が経過
した時点(例えば動画像表示完了の1〜2秒後に)に設
定すればよい。
【0010】なお、これらの通常のタイミングおよび通
常とは異なるタイミングは、上記のような動画像の表示
時間を基準にして規定されたタイミングに限らず、ラン
プの点滅回数を基準にして規定されたタイミング、効果
音の発生回数を基準にして規定されたタイミングなどど
れでもよく、また、これらの基準の一つだけに基づいて
タイミングを決めてもよいし、二つ以上の基準に基づい
てタイミングを決めてもよい。
【0011】また、図柄が複数の部分で構成されてい
て、各部分が時間差をもって順に変動を開始するような
場合、各部分毎に変動を開始するタイミングが異なるこ
とになるが、この場合は、これら複数の部分の少なくと
も一つについて、変動を開始するタイミングが通常とは
異なるタイミングになっていればよい。より具体的に言
えば、例えば、多くの回胴式遊技機のように、図柄が3
本のリールそれぞれに描かれた左図柄、右図柄、中図柄
の組み合わせによって構成されていて、図柄始動レバー
を操作すると3本のリールが回転して図柄の変動を開始
するように構成されている遊技機であれば、3本のリー
ルが図柄始動レバーの操作とほぼ同時に回転を開始する
のを、通常のタイミングとして設定する一方、3本のリ
ールが図柄始動レバーの操作後に0.5〜10秒程度の
間隔をあけて順に回転を開始するのを、通常とは異なる
タイミングとして設定することにより、各部分の動作開
始タイミングを変えることができる。
【0012】要するに、「通常のタイミング」と「通常
とは異なるタイミング」とを区別できれば、どのような
タイミングでもよい。このように構成された遊技機によ
れば、特定図柄が表示される可能性がある場合、あるい
はリーチ態様が表示される可能性がある場合に、図柄の
変動を開始するタイミングが通常とは異なるタイミング
になることがある。
【0013】そのため、このようなタイミングで図柄の
変動を開始したことが、特定図柄またはリーチ態様が表
示される可能性があることを予告する予告動作となる。
遊技者は、図柄の変動を開始するタイミングが通常とは
異なっているという違和感を覚えた時に、引き続いて特
定図柄またはリーチ態様が表示されることを体感するの
で、従来の遊技機には無い意外性を感じることができ、
従来品よりも興趣に富んだ遊技を行うことができる。
【0014】また、このように図柄の変動を開始するタ
イミングを変えるだけであれば、予告動作を行う場合に
のみ利用する専用のデータを、従来品に比べて削減する
ことができる。次に、請求項2に記載の遊技機は、遊技
中に所定の抽選条件が成立したら、当りか否かの抽選を
行うとともに可変図柄表示手段に表示される図柄の変動
を開始し、続いて該変動を停止して抽選結果を表す図柄
を前記可変図柄表示手段に表示し、続いて前記抽選結果
が当りであった場合には、通常よりも有利な遊技状態に
移行するように構成された遊技機であり、前記抽選結果
が当りであった場合の内、少なくとも一部の場合に、前
記抽選結果を表す図柄を表示する前に、遊技機に所定の
予告動作を実行させる予告制御手段を備えているか、も
しくは、前記抽選結果を表す図柄として、前記抽選結果
が当りであったことを表す特定図柄を表示する場合のす
べてと該特定図柄以外の図柄を表示する場合の一部につ
いて、所定のリーチ態様を前記可変図柄表示手段に表示
してから、前記抽選結果を表す図柄を表示するように構
成されていて、前記リーチ態様を表示する場合の内、少
なくとも一部の場合に、前記リーチ態様を表示する前
に、遊技機に所定の予告動作を実行させる予告制御手段
を備えている遊技機において、前記予告制御手段の一つ
として、前記予告動作を実行する場合の内、少なくとも
一部の場合に、前記図柄の変動を停止するタイミングを
通常とは異なるタイミングに変更する変動停止タイミン
グ変更手段を備えたことを特徴とする。
【0015】この遊技機において、通常とは異なるタイ
ミングは、通常よりも早いタイミングであってもよい
し、通常よりも遅いタイミングであってもよい。より具
体的には、例えば、通常は所定の変動時間(例えば5秒
間)にわたって図柄を変動させた時点で図柄の変動を停
止するようになっている場合、所定の変動時間が経過す
る前の時点(例えば変動開始から3秒後)か、所定の変
動時間が経過した後の時点(例えば変動開始から7秒
後)か、いずれかの時点で図柄の変動を停止すれば、通
常とは異なるタイミングで図柄の変動を停止することに
なる。
【0016】また、図柄が複数の部分で構成されてい
て、各部分が時間差をもって順に変動を停止するような
場合、各部分毎に変動を停止するタイミングが異なるこ
とになるが、この場合は、これら複数の部分の少なくと
も一つについて、変動を停止するタイミングが通常とは
異なるタイミングになっていればよい。
【0017】なお、これらの「通常のタイミング」およ
び「通常とは異なるタイミング」は、区別できるタイミ
ングであればどのようなタイミングでもよい。このよう
に構成された遊技機によれば、特定図柄が表示される可
能性がある場合、あるいはリーチ態様が表示される可能
性がある場合に、図柄の変動を停止するタイミングが通
常とは異なるタイミングになることがある。
【0018】そのため、このようなタイミングで図柄の
変動を停止したことが、特定図柄またはリーチ態様が表
示される可能性があることを予告する予告動作となる。
遊技者は、図柄の変動を停止するタイミングが通常とは
異なっているという違和感を覚えた時に、引き続いて特
定図柄またはリーチ態様が表示されることを体感するの
で、従来の遊技機には無い意外性を感じることができ、
従来品よりも興趣に富んだ遊技を行うことができる。
【0019】また、このように図柄の変動を停止するタ
イミングを変えるだけであれば、予告を行う場合にのみ
利用する専用のデータを、従来品に比べて削減すること
ができる。次に、請求項3に記載の遊技機は、遊技中に
所定の抽選条件が成立したら、当りか否かの抽選を行う
とともに可変図柄表示手段に表示される図柄の変動を開
始し、続いて該変動を停止して抽選結果を表す図柄を前
記可変図柄表示手段に表示し、続いて前記抽選結果が当
りであった場合には、通常よりも有利な遊技状態に移行
するように構成された遊技機であり、前記抽選結果が当
りであった場合の内、少なくとも一部の場合に、前記抽
選結果を表す図柄を表示する前に、遊技機に所定の予告
動作を実行させる予告制御手段を備えているか、もしく
は、前記抽選結果を表す図柄として、前記抽選結果が当
りであったことを表す特定図柄を表示する場合のすべて
と該特定図柄以外の図柄を表示する場合の一部につい
て、所定のリーチ態様を前記可変図柄表示手段に表示し
てから、前記抽選結果を表す図柄を表示するように構成
されていて、前記リーチ態様を表示する場合の内、少な
くとも一部の場合に、前記リーチ態様を表示する前に、
遊技機に所定の予告動作を実行させる予告制御手段を備
えている遊技機において、前記図柄を変動させる際に所
定の効果音を発生させる効果音発生手段を備え、前記予
告制御手段の一つとして、前記予告動作を実行する場合
の内、少なくとも一部の場合に、前記効果音発生手段に
よって前記効果音を発生させるタイミングを通常とは異
なるタイミングに変更する効果音発生タイミング変更手
段を備えたことを特徴とする。
【0020】この遊技機において、通常とは異なるタイ
ミングは、通常よりも早いタイミングであってもよい
し、通常よりも遅いタイミングであってもよい。より具
体的には、例えば、図柄の変動開始と同時に効果音とし
て所定の楽曲を演奏するようになっている場合、通常の
タイミングは図柄の変動開始時点となるので、図柄の変
動開始に先立って(例えば図柄変動開始時点の1〜2秒
前に)楽曲の演奏を開始したり、図柄の変動開始に遅れ
て(例えば図柄変動開始時点の1〜2秒後に)楽曲の演
奏を開始したりすれば、通常とは異なるタイミングで効
果音を発生させることになる。なお、通常は発生させる
効果音を発生させないことによっても、通常とは異なる
タイミングで効果音を発生させるのと同様の作用が期待
できる。
【0021】このように構成された遊技機によれば、特
定図柄が表示される可能性がある場合、あるいはリーチ
態様が表示される可能性がある場合に、効果音を発生さ
せるるタイミングが通常とは異なるタイミングになるこ
とがある。そのため、このようなタイミングで効果音を
発生させたことが、特定図柄またはリーチ態様が表示さ
れる可能性があることを予告する予告動作となる。遊技
者は、効果音の発生タイミングが通常とは異なっている
という違和感を覚えた時に、引き続いて特定図柄または
リーチ態様が表示されることを体感するので、従来の遊
技機には無い意外性を感じることができ、従来品よりも
興趣に富んだ遊技を行うことができる。
【0022】また、このように効果音の発生タイミング
を変えるだけであれば、予告を行う場合にのみ利用する
専用のデータを、従来品に比べて削減することができ
る。なお、以上説明した本発明の遊技機は、請求項4に
記載のように、前記可変図柄表示手段に表示される図柄
を、最初は高速で変動させ、続いて低速で変動させ、そ
の後に変動を停止させるように構成されていて、前記予
告制御手段の一つとして、前記予告動作を実行する場合
の内、少なくとも一部の場合に、前記図柄を低速で変動
させる期間内に表示される図柄の数を通常とは異なる数
に変更する変動図柄数変更手段を備えていてもよい。
【0023】このように構成された遊技機によれば、特
定図柄が表示される可能性がある場合、あるいはリーチ
態様が表示される可能性がある場合、図柄を低速で変動
させる期間内に表示される図柄数が、通常とは異なる数
になる。具体的には、例えば、通常は、図柄を低速で変
動させる期間に入ってから、所定数(例えば3つ)の図
柄を順に表示した上で図柄の変動を停止するようになっ
ている場合、その所定数よりも多い数(例えば6つ)の
図柄を順に表示した上で図柄の変動を停止する。そのた
め、図柄を低速で変動させる期間内に表示される図柄数
が通常とは異なっていることが、特定図柄またはリーチ
態様が表示される可能性があることを予告する予告動作
となる。遊技者は、効果音の発生タイミングが通常とは
異なっているという違和感を覚えた時に、引き続いて特
定図柄またはリーチ態様が表示されることを体感するの
で、従来の遊技機には無い意外性を感じることができ、
従来品よりも興趣に富んだ遊技を行うことができる。
【0024】なお、以上説明した請求項1〜請求項3の
ぞれぞれに記載した構成は、各請求項に記載した構成1
組だけを単独で採用してもよいし、同時に2組以上を採
用してもよい。また、請求項1〜請求項4のぞれぞれに
記載した遊技機においては、前記特定図柄の表示に先立
ってリーチ態様を表示するか否かは任意である。すなわ
ち、リーチ態様の表示後に特定図柄を表示するように構
成されていてもよいし、リーチ態様を表示することな
く、特定図柄を表示するように構成されていてもよい。
【0025】さらに、請求項1〜請求項4のぞれぞれに
記載した遊技機において、前記リーチ態様を表示する構
成を採用した場合、該リーチ態様の表示後には、特定図
柄が表示されることも特定図柄以外の図柄(非特定図
柄)が表示されることもある。すなわち、前記リーチ態
様は、少なくとも特定図柄が表示される前には必ず表示
されるものではあるが、リーチ態様の表示後に特定図柄
が表示されるか否かは不定である。
【0026】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
一例を挙げて説明する。以下に説明する実施形態は、弾
球遊技機の一つであるパチンコ機に本発明を適用した例
である。パチンコ機1は、図1に示すように、始動ゲー
ト3、普通図柄表示装置5、可変入賞装置7、特別図柄
表示装置9、および大入賞装置11などを備え、これら
が遊技盤13上に配設されている。また、遊技盤13に
は、周知の通り、多数の遊技釘や風車等も配設されてい
る。
【0027】また、このパチンコ機1は、図2に示すよ
うに、主制御基板21を中心にして、表示制御基板2
3、音声制御基板25、ランプ制御基板27などを配し
て構成された制御系を備えている。これらの構成の内、
始動ゲート3は、遊技盤13上に2つ配設されており、
それぞれに遊技球の通過を検出可能な通過センサ3aが
組み込まれている。
【0028】普通図柄表示装置5は、遊技球が始動ゲー
ト3を通過する毎に作動して、複数ある普通図柄の内の
いずれかを択一的に表示する装置で、本実施形態におい
て、普通図柄表示装置5は、7セグメントLEDを備え
た数字表示器によって構成されている。この普通図柄表
示装置5が表示する普通図柄には、当り図柄とはずれ図
柄とがあり、本実施形態においては、当り図柄として
「7」を表示し、はずれ図柄として「7」以外の数字を
表示するようになっている。
【0029】可変入賞装置7は、電動式のチューリップ
型入賞装置で、左右対称に開閉動作する一対の可動片7
aと、この可動片7aを駆動して開閉動作させるソレノ
イド7bと、遊技球が可変入賞装置7に入賞したことを
検出可能な入賞センサ7cとを備えている。この可変入
賞装置7の可動片7aは、常時は閉じた状態とされてい
て、普通図柄表示装置5に当り図柄(本実施形態では
「7」)が表示された場合に開いた状態にされる。開い
た状態になった可動片7aは、遊技球が可変入賞装置7
に入賞するか所定時間が経過すると再び閉じられる。
【0030】特別図柄表示装置9は、遊技球が可変入賞
装置7に入賞する毎に作動して、複数ある特別図柄の内
のいずれかを択一的に表示する装置で、本実施形態にお
いて、特別図柄表示装置9は、液晶ディスプレイによっ
て構成されている。特別図柄表示装置9が表示する特別
図柄には、大当り図柄とはずれ図柄があり、さらに大当
り図柄には確変大当り図柄と非確変大当り図柄がある。
本実施形態において、特別図柄は、数字または模様を要
素として、この要素を3つ含む図柄となっており、この
3つの要素すべてが同じになる図柄(例えば「77
7」、「666」など)が大当り図柄、この3つの要素
すべてが同じではない図柄(例えば「767」、「76
5」など)がはずれ図柄とされている。また、大当り図
柄の内のいくつか(例えば「777」だけ)が確変大当
り図柄とされ、確変大当り図柄以外の大当り図柄が非確
変大当り図柄とされている。なお、本実施形態において
は、この特別図柄表示装置9が、本発明でいう可変図柄
表示手段に相当し、大当り図柄が、本発明でいう特定図
柄に相当する。
【0031】大入賞装置11は、通称アタッカーと呼ば
れる装置であり、遊技盤13の盤面に対して前後方向に
開閉動作する可動部材11aと、この可動部材11aを
駆動して開閉動作させるソレノイド11bと、遊技球が
大入賞装置11の内部に設けられた特定領域(通称Vゾ
ーンと呼ばれる領域)を通過したことを検出可能な特定
領域センサ11cと、大入賞装置11に入賞した遊技球
の数をカウントするカウントセンサ11dとを備えてい
る。この大入賞装置11の可動部材11aは、常時は直
立した状態となって大入賞口を閉鎖している。一方、特
別図柄表示装置9に大当り図柄が表示された場合、大入
賞装置11の可動部材11aは前傾した状態となって大
入賞口を開放する。この開放状態では、上方から落下し
てくる遊技球が可動部材11aに載って大入賞口内へと
案内される。前傾した状態になった可動部材11aは、
所定個数の遊技球が大入賞装置11に入賞するか所定時
間が経過すると再び閉じられる。なお、大入賞装置11
に入賞した遊技球が特定領域を通過した場合には、大入
賞口の開放動作が複数回(本実施形態においては計8回
まで)繰り返される。
【0032】主制御基板21は、CPU21a、ROM
21b、RAM21c、乱数カウンタ21dなどを備え
ており、CPU21aがROM21bに記憶された各種
プログラムに従って動作することにより、遊技機全体の
動作を制御している。より具体的には、主制御基板21
は、始動ゲート3の通過センサ3a、可変入賞装置7の
入賞センサ7c、大入賞装置11の特定領域センサ11
c、大入賞装置11のカウントセンサ11dといったセ
ンサ類から遊技球の検出信号を入力し、その検出信号に
基づいて各種制御コマンドを表示制御基板23、音声制
御基板25、あるいはランプ制御基板27に出力し、ま
た、可変入賞装置7のソレノイド7bや大入賞装置11
のソレノイド11bに駆動信号を与える。また、主制御
基板21のRAM21c内には、通過記憶カウンタ、入
賞記憶カウンタ、確率変動フラグFなどの記憶エリアが
確保され、これらの記憶エリアが、後から詳述する処理
において利用される。なお、主制御基板21には、図示
したもの以外にも、各種センサ類(例えば、普通入賞口
の通過センサ、遊技球発射装置のタッチセンサなど)や
各種装置(例えば、遊技球発射装置や賞球払出装置な
ど)を制御するための制御基板が接続されているが、こ
れらについては本発明を理解する上で重要な構成ではな
いので、図示および説明を省略する。
【0033】表示制御基板23は、CPU23a、RO
M23b、RAM23c、乱数カウンタ23dなどを備
えており、主制御基板21から送られてくるコマンドに
従って特別図柄表示装置9および普通図柄表示装置5を
制御する。音声制御基板25は、CPU25a、ROM
25b、RAM25c、音源LSI25dなどを備えて
おり、主制御基板21から送られてくるコマンドに従っ
て楽音信号を生成し、その楽音信号をスピーカ29に与
えて遊技中のBGMとなる楽音を演奏したり、様々な効
果音を発生させたりする。
【0034】ランプ制御基板27は、主制御基板21か
ら送られてくるコマンドに従って、ゲート通過保留ラン
プ31の点灯/消灯、入賞保留ランプ33の点灯/消灯
を制御する。ゲート通過保留ランプ31および入賞保留
ランプ33は、それぞれ最大4灯まで点灯するランプで
ある。なお、ランプ制御基板27は、上記の他、大当り
遊技中の装飾用ランプの点滅等も制御する。
【0035】次に、このパチンコ機1の動作について説
明する。以下に説明する各処理は、主制御基板21の備
えるCPU21aが中心となって実行する処理である。
なお、制御対象となる装置によっては、CPU21aは
制御対象を直接制御せず、別の制御基板に制御コマンド
だけを送り、制御コマンドを受け取った別の制御基板の
備えるCPUが、制御対象に対する実際の制御を実行す
る場合もある。
【0036】パチンコ機1に電力が供給されると、各制
御基板毎に搭載されたCPUは、RAMの初期化等とい
った初期設定処理等を行う。この時、主制御基板21の
CPU21aは、RAM21c内の通過記憶カウンタ、
入賞記憶カウンタ、および確率変動フラグFを初期化
(すべてに0をセット)する。
【0037】その後、主制御基板21のCPU21a
は、遊技に必要な各種処理を開始する。具体的には、遊
技に必要な処理の一つとして、CPU21aは、始動ゲ
ート3を通過した遊技球の数をカウントする通過カウン
ト処理を行う。この通過カウント処理では、CPU21
aは、通過センサ3a,3aにより遊技球の通過が検出
されているか否かを判断し、通過センサ3a,3aによ
り遊技球の通過が検出される毎に、RAM21c内の通
過記憶カウンタの値を最大4まで1ずつ増加させる。一
方、後述する当り抽選が行われる毎に、通過記憶カウン
タの値を最小0まで1ずつ減少させる。そして、これら
通過記憶カウンタの値の増減を行う毎に、ランプ制御基
板27に所定の制御コマンドを送り、ゲート通過保留ラ
ンプ31を通過記憶カウンタの値と同数点灯させる。
【0038】また、CPU21aは、可変入賞装置7へ
入賞した遊技球の数をカウントする入賞カウント処理を
行う。この入賞カウント処理では、CPU21aは、入
賞センサ7cにより遊技球の入賞が検出されているか否
かを判断し、入賞センサ7cにより遊技球の入賞が検出
される毎に、RAM21c内の入賞記憶カウンタの値を
最大4まで1ずつ増加させる。一方、後述する大当り抽
選が行われる毎に、入賞記憶カウンタの値を最小0まで
1ずつ減少させる。そして、これら入賞記憶カウンタの
値の増減を行う毎に、ランプ制御基板27に所定の制御
コマンドを送り、入賞保留ランプ33を入賞記憶カウン
タの値と同数点灯させる。
【0039】さらに、CPU21aは、上述の2つのカ
ウント処理と並行して、図3に示す可変入賞装置に係る
処理を行う。なお、この処理は、ほぼ一定の周期で繰り
返し実行される処理である。この処理を開始すると、C
PU21aは、まず、始動ゲートに対する通過記憶があ
るか否かを判断する(S10)。この処理では、上述の
通過記憶カウンタの値が1〜4である場合に、通過記憶
があると判断し、通過記憶カウンタの値が0である場合
に、通過記憶がないと判断する。ここで、通過記憶があ
る場合(S10:YES)、表示制御基板23に所定の
制御コマンドを送り、普通図柄表示装置5に普通図柄を
変動表示させ(S12)、当り抽選を行う(S13)。
【0040】具体的には、乱数カウンタ21dから4つ
の乱数値(1.当り判定用乱数、2.当り時に使用する
当り図柄決定乱数、3.変動パターン決定乱数、4.は
ずれ時に使用するはずれ図柄決定乱数)を取得し、当り
判定用乱数の値があらかじめ定められた「当り」に該当
する値か「はずれ」に該当する値かで、当り/はずれを
決定する。ちなみに、本実施形態においては、通過記憶
がある場合に、上記4つの乱数値を取得するように構成
してあるが、これ以外のタイミングで乱数値を取得して
もよい。具体例を挙げれば、例えば、上記4つの乱数値
を、遊技球が始動ゲートを通過した時点で取得するよう
に構成してもよいし、2つの乱数値(1.当り判定用乱
数、2.当り時に使用する当り図柄決定乱数)について
は、遊技球が始動ゲートを通過した時点で取得し、残り
2つの乱数値(3.変動パターン決定乱数、4.はずれ
時に使用するはずれ図柄決定乱数)については、保留記
憶に基づいて実際の図柄変動を開始する時点で取得する
ように構成してもよい。
【0041】乱数カウンタ21dの値は、常に変動して
おり、その値は取得するタイミングによって異なるラン
ダムな値となる。乱数カウンタ21dの値は、n通りの
値(但し、nは乱数カウンタ21dの設計段階で任意に
設定された整数値)が一定周期で循環するように変動し
ているので、それらn通りの値の中から、ある1つの値
を取得する確率は1/nであるが、これらn通りの値の
内、何通りの値を「当り」として扱うかを必要に応じて
変えることにより、抽選で「当り」を選択する確率を動
的に変更することができる。本実施形態において、S1
3の処理において当りが選択される確率は、確率変動フ
ラグFがセットされているか否かに応じて変わり、確率
変動フラグFがセットされていない(F=0)場合には
10/31、確率変動フラグFがセットされている(F
=1)場合には28/31とされる。
【0042】さて、上記S13の処理の結果、当りが選
択された場合には(S14:YES)、表示制御基板2
3に所定の制御コマンドを送り、普通図柄表示装置5に
当り図柄を表示させる(S18)。そして、ソレノイド
7bを駆動して可変入賞装置7の入口を拡大させ(S2
0)、その後、所定時間が経過するか所定数の遊技球が
可変入賞装置7に入賞したら(すなわち、これら2条件
の内、先に成立する一方の条件が成立したら)、ソレノ
イド7bの駆動を終了して可変入賞装置7の入口を縮小
させ(S22)、本処理を終了する。本実施形態におい
て、可変入賞装置7の入口が拡大してから縮小するまで
の時間は、確率変動フラグFがセットされているか否か
に応じて変わり、確率変動フラグFがセットされていな
い(F=0)場合には0.5秒間、確率変動フラグFが
セットされている(F=1)場合には3.5秒間とされ
る。
【0043】一方、上記S13の処理の結果、はずれが
選択された場合には(S14:NO)、表示制御基板2
3に所定の制御コマンドを送り、普通図柄表示装置5に
はずれ図柄を表示させ(S34)、本処理を終了する。
本実施形態において、S12の処理によって普通図柄表
示装置5に普通図柄が変動表示されてから、S18また
はS34の処理によって当り図柄またははずれ図柄が停
止表示されるまでの時間は、確率変動フラグFがセット
されているか否かに応じて変わり、確率変動フラグFが
セットされていない(F=0)場合には20秒間、確率
変動フラグFがセットされている(F=1)場合には
5.4秒間とされる。
【0044】なお、上記S10の処理において、通過記
憶がなかった場合(通過記憶カウンタの値が0であった
場合)には(S10:NO)、S12〜S34の処理を
行わずに本処理を終了する。さて、CPU21aは、図
4に示す大当り遊技に係る処理も実行する。なお、この
処理も、ほぼ一定の周期で繰り返し実行される処理であ
るが、大当り遊技の実行中以外の状態において開始され
る。
【0045】この処理を開始すると、CPU21aは、
まず、可変入賞装置に対する入賞記憶があるか否かを判
断する(S40)。この処理では、上述の入賞記憶カウ
ンタの値が1〜4である場合に、入賞記憶があると判断
し、入賞記憶カウンタの値が0である場合に、入賞記憶
がないと判断する。ここで、入賞記憶がある場合(S4
0:YES)、大当り抽選を行う(S41)。本実施形
態において、S41の大当り抽選において大当りが選択
される確率は、確率変動フラグFがセットされているか
否かに応じて変わり、確率変動フラグFがセットされて
いない(F=0)場合には1/319、確率変動フラグ
Fがセットされている(F=1)場合には5/319と
される。なお、大当り抽選の具体的な処理手順は、大当
りとなる確率を除き、既に説明したS13の処理(図3
参照)と同様の処理となるので、ここでは詳細な説明を
省略する。
【0046】大当り抽選の結果、大当りが選択された場
合には(S42:YES)、表示制御基板23に所定の
制御コマンドを送り、特別図柄表示装置9に特別図柄を
変動表示させ(S44)、基準となる通常の変動時間
(=t1秒間)よりも長いt2秒間待機してから(S4
5)、表示制御基板23に所定の制御コマンドを送り、
特別図柄表示装置9に大当り図柄を停止表示させ(S4
6)、大当り遊技を行う(S47)。この大当り遊技を
開始すると、CPU21aは、ソレノイド11bを駆動
して大入賞装置11を作動させ、大入賞口に所定数量の
遊技球が入賞するまで大入賞口を所定時間開口させる動
作を所定回数繰り返す。なお、大当り遊技中の大入賞装
置11の具体的且つ詳細な動作態様は、本発明の特徴を
説明する上できわめて重要な事項ではなく、この種の遊
技機における周知事項なので、これ以上の詳細な説明は
省略する。
【0047】そして、S46において特別図柄表示装置
9に停止表示させた大当り図柄が予め定められている確
変大当り図柄でない場合には(S48:NO)、確率変
動フラグFに0をセットして(S50)、本処理を終了
する。S50の処理においてセットされた確率変動フラ
グFは、次回以降に図3および図4に示した処理を実行
する際に、上述の如く参照されることになる。
【0048】また、S46において特別図柄表示装置9
に停止表示させた大当り図柄が確変大当り図柄である場
合には(S48:YES)、確率変動フラグFに1をセ
ットして(S51)、本処理を終了する。S51の処理
においてセットされた確率変動フラグFは、次回以降に
図3および図4に示した処理を実行する際に、上述の如
く参照されることになる。
【0049】なお、大当り抽選の結果、はずれが選択さ
れた場合には(S42:NO)、表示制御基板23に所
定の制御コマンドを送り、特別図柄表示装置9に特別図
柄を変動表示させ(S52)、基準となる通常の変動時
間であるt1秒間待機してから(S53)、表示制御基
板23に所定の制御コマンドを送り、特別図柄表示装置
9にはずれ図柄を停止表示させ(S54)、本処理を終
了する。
【0050】また、入賞センサ7cにより遊技球の入賞
が検出されていない場合には(S40:NO)、S42
〜S54の処理を行わずに本処理を終了する。このよう
に、本処理においては、大当り抽選の結果、はずれが選
択された場合には、特別図柄の変動開始後にt1秒間待
機してからはずれ図柄を停止表示させ、一方、大当りが
選択された場合には、特別図柄の変動開始後にt1秒間
よりも長いt2秒間待機してから大当り図柄を停止表示
させている。
【0051】より詳しくは、特別図柄は、先にも説明し
た通り、数字または模様を要素として、この要素を3つ
含む図柄(以下、各要素を左側から左図柄、中図柄、右
図柄とも呼ぶ)となっていて、特別図柄の変動を開始す
る際には、大当り抽選の結果が大当りかはずれかによら
ず、これら3つの要素が一斉に変動を開始する。
【0052】その後、大当り抽選の結果がはずれであっ
た場合(すなわち、図5中でいう通常時)は、特別図柄
の変動開始からt1秒間が経過するまでは高速図柄変動
期間となり、t1秒間が経過した時点で図柄を停止表示
させるが、この停止表示の際には、まず左図柄、右図
柄、中図柄の順に時間差をもってスロー表示期間(図5
において斜線で塗りつぶした期間)に移行し、各要素と
もスロー表示期間中に3図柄分だけ図柄が変動したら、
各要素の図柄変動が完全に停止する。
【0053】一方、大当り抽選の結果が当りであった場
合(すなわち、図5中でいう大当り時)は、特別図柄の
変動開始からt1秒間が経過した時点では図柄を停止表
示させることはなく、変動開始からt2秒間が経過する
までは高速図柄変動期間となる。そして、t2秒間が経
過した時点で図柄を停止表示させるが、この停止表示の
際にも、左図柄、右図柄、中図柄の順に時間差をもって
スロー表示期間(図5において斜線で塗りつぶした期
間)に移行し、各要素ともスロー表示期間中に3図柄分
だけ図柄が変動したら、各要素の図柄変動が完全に停止
する。
【0054】したがって、このパチンコ機1によれば、
最終的に大当り図柄が表示されることになる場合には、
図柄の停止表示のタイミングが、通常(はずれ図柄を表
示する場合)よりも遅いタイミングになる。そのため、
このようなタイミングで図柄の変動停止に移行したこと
が、大当り図柄が表示されることを予告する予告動作と
なる。遊技者は、特別図柄の変動停止に移行するタイミ
ングが通常よりも遅いという違和感を覚えた時に、引き
続いて大当り図柄が表示されることを体感するので、従
来の遊技機には無い意外性を感じることができ、従来品
よりも興趣に富んだ遊技を行うことができる。
【0055】また、このように図柄の変動を停止するタ
イミングを変えるだけであれば、予告専用の画像データ
(例えば、予告動作として出現するキャラクターのデー
タ)等は不要となるか、あるいは、予告専用の画像デー
タを利用する場合であっても、過剰に多種類の画像デー
タを用意しなくても、図柄変動停止タイミングのずれと
の組み合わせによって、大当りに移行する確率に違いの
ある複数通りの予告演出を行うなど多彩な予告演出がで
きるようになるので、予告を行う場合にのみ利用する専
用のデータを、従来品に比べて削減することができる。
【0056】なお、本実施形態においては、大当り図柄
を停止表示させる場合に、必ず特別図柄の変動開始後に
t2秒間待機する旨の説明をしたが、このような制御が
所定の割合(例えば3/5の確率)で実施されるように
なっていてもよく、この場合は、「予告動作が無いこ
と」と「大当り図柄が表示されないこと」が等価な事象
にならないので、予告動作が無いことによって遊技者の
期待を損ねてしまうことがなくなる。
【0057】以上、本発明の実施形態について説明した
が、本発明は上記の具体的な一実施形態に限定されず、
この他にも種々の形態で実施することができる。以下、
別の実施形態について簡単に説明する。上記実施形態に
おいては、最終的に大当り図柄が表示されることになる
場合に、図柄の停止表示のタイミングが、通常(はずれ
図柄を表示する場合)よりも遅いタイミングになってい
たが、図6に示すように、図柄の停止表示のタイミング
が、通常よりも早いタイミングになるようにしてもよ
い。この場合でも、遊技者は、特別図柄の変動停止に移
行するタイミングが通常よりも早いという違和感を覚え
た時に、引き続いて大当り図柄が表示されることを体感
するので、従来の遊技機には無い意外性を感じることが
でき、従来品よりも興趣に富んだ遊技を行うことができ
る。
【0058】また、上記実施形態においては、図柄の変
動を停止する際のタイミングをずらすことにより、大当
り図柄の表示を予告していたが、図柄の変動開始タイミ
ングや変動停止タイミングを変える代わりに、図7に示
すように、通常時であれば図柄の変動に同期して出力さ
れる効果音の出力タイミングを、大当り時には、通常と
異なるタイミング(例えば、通常よりも遅いタイミング
(図7中段の例参照)、通常よりも早いタイミング(図
7下段の例参照))にしてもよい。また、このようなタ
イミングのずれは、効果音の出力タイミングをずらすこ
とによって実現してもよいし(図7中段の例参照)、図
柄の変動開始タイミングをずらすことによって実現して
もよい(図7下段の例参照)。これらの場合でも、遊技
者は、特別図柄の変動開始タイミングと効果音の出力タ
イミングとの関係が通常とは異なるという違和感を覚え
た時に、引き続いて大当り図柄が表示されることを体感
するので、従来の遊技機には無い意外性を感じることが
でき、従来品よりも興趣に富んだ遊技を行うことができ
る。なお、図7下段の例の場合、遊技者は、効果音の出
力タイミングを判断基準にして、図柄の変動開始タイミ
ングのずれを認識できるが、効果音の出力以外の事象
(例えば、特定のランプの点灯など)が判断基準となる
ように構成してあってもよい。
【0059】また、上記実施形態においては、図柄の変
動を停止する際のタイミングをずらすことにより、大当
り図柄の表示を予告していたが、例えば、図柄の変動に
同期して振動する操作部を遊技機に設けて、図柄の変動
開始タイミングや変動停止タイミングを変える代わり
に、通常時であれば図柄の変動に同期して振動する操作
部の振動タイミングを、大当り時には、通常と異なるタ
イミング(通常よりも遅いタイミング、あるいは通常よ
りも早いタイミング)にしてもよい。このように構成し
ても、遊技者は、特別図柄の表示内容と操作部の振動タ
イミングとの関係が通常とは異なるという違和感を覚え
た時に、引き続いて大当り図柄が表示されることを体感
するので、従来の遊技機には無い意外性を感じることが
でき、従来品よりも興趣に富んだ遊技を行うことができ
る。
【0060】さらに、上記実施形態においては、最終的
に大当り図柄が表示されることになる場合に、図柄の停
止表示を開始するタイミングが、通常(はずれ図柄を表
示する場合)よりも遅いタイミングになっていたが、図
8に示すように、図柄の停止表示を開始するタイミング
は同じタイミングとしておいて、図柄の一部の停止表示
を完了するタイミング(図8中に示した「確定表示」の
タイミング)を、通常時と大当り時とで異なるタイミン
グとしてもよい。特に、図8に示す例の場合、スロー表
示期間(図8において斜線で塗りつぶした期間)に表示
される図柄の数を、通常時は3図柄、大当り時は6図柄
としてあるので、タイミングのずれを視覚的にも確認す
ることができ、通常であれば3図柄分だけ図柄が変動し
たら停止するはずの図柄が、3図柄分変動しても停止せ
ず、そのことに遊技者が違和感を覚えた時に、図柄が6
図柄分変動したところで大当り図柄が表示されることを
体感するので、従来の遊技機には無い意外性を感じるこ
とができ、従来品よりも興趣に富んだ遊技を行うことが
できる。
【0061】また、上記実施形態において、確率変動し
た場合は、普通図柄が短時間に高確率で当選することに
なるので、可変入賞装置7に入賞する確率が高くなり、
可変入賞装置7への入賞に伴ってカウントアップされる
保留記憶が上限値(遊技球4個分)に到達しやすくな
る。この保留記憶が4個を超えた場合、可変入賞装置7
への入賞に対する賞球の払出は行われるものの、特別図
柄表示装置9での図柄変動は保証されない。そのため、
遊技者は、可変入賞装置7へ4個を超える遊技球が入賞
することを嫌い、遊技球を断続的にしか発射しなくなり
(いわゆる、止め打ちを行うようになり)、この結果、
遊技機の稼働率が低下してしまう。そこで、近年は、確
率変動中の特別図柄変動時間t11を非確率変動中の特
別図柄変動時間t12よりも短くする制御を行い、これ
により、保留記憶が4個を超えにくい状況を生み出し、
遊技機の稼働率低下を防止している。このような遊技機
においては、本発明でいう「通常のタイミング」そのも
のが、確率変動フラグFがセットされているか否かに応
じて2通り設定されていることになるので、これら2通
りの通常のタイミングに対し、通常とは異なるタイミン
グを設定するとよい。具体的には、特別図柄が変動表示
されてから当り図柄またははずれ図柄が停止表示される
までの時間を、確率変動フラグFがセットされている
(F=1)場合には変動開始からt11秒後、確率変動
フラグFがセットされていない(F=0)場合には変動
開始からt12秒後(t11秒<t12秒)と2通り設
定してある場合、通常とは異なるタイミングとしては、
例えば、t12秒よりもさらに長いt21秒後という設
定を行う。こうすれば、遊技者は変動停止タイミングの
遅れに違和感を覚えるので、これをもって遊技者に大当
りに対する期待感を抱かせることができる。あるいは、
通常とは異なるタイミングについても確率変動フラグF
がセットされているか否かに応じて2通り設定してもよ
く、例えば、確率変動フラグFがセットされている(F
=1)場合には変動開始からt21秒後、確率変動フラ
グFがセットされていない(F=0)場合には変動開始
からt22秒後(t21秒<t22秒)と2通り設定す
ればよい。これでも、遊技者は変動停止タイミングの遅
れに違和感を覚えるので、これをもって遊技者に大当り
に対する期待感を抱かせることができる。さらに、通常
のタイミングが上述の如く2通り設定されているのであ
れば、これらを入れ替えるだけでも通常とは異なるタイ
ミングを設定できる。すなわち、通常のタイミングにつ
いて、確率変動フラグFがセットされている(F=1)
場合に変動開始からt11秒後、確率変動フラグFがセ
ットされていない(F=0)場合に変動開始からt12
秒後(t11秒<t12秒)と2通り設定されている場
合、通常とは異なるタイミングについては、確率変動フ
ラグFがセットされている(F=1)場合に変動開始か
らt12秒後、確率変動フラグFがセットされていない
(F=0)場合に変動開始からt11秒後(t11秒<
t12秒)と2通り設定してもよく、これでも、遊技者
は変動停止タイミングのずれに対して違和感を覚えるの
で、これをもって遊技者に大当りに対する期待感を抱か
せることができる。
【0062】さらに、上記のような、可変入賞装置7へ
4個を超える遊技球が入賞することは、程度の違いはあ
るにしても確率変動中に限らず起こり得ることであり、
保留記憶が4個に近づくと、遊技者によっては、遊技球
を断続的にしか発射しなくなり(いわゆる、止め打ちを
行うようになり)、やはり、遊技機の稼働率が低下して
しまう。そこで、近年は、保留記憶が所定数(例えば3
個以上)に達した時の特別図柄変動時間t11を、保留
記憶が所定数未満(例えば2個以下)の特別図柄変動時
間t12よりも短くする制御を行い、これにより、保留
記憶が4個を超えにくい状況を生み出し、遊技機の稼働
率低下を防止している。このような保留記憶増加に伴う
時短制御が行われる遊技機においては、本発明でいう
「通常のタイミング」そのものが、上述の確率変動中/
非確率変動中の場合と同様に2通り設定されることにな
るので、上記の通り、これら2通りのタイミングとは異
なる第3のタイミングを(必要であれば第4のタイミン
グも)設定するか、これら2通りのタイミングを入れ替
えるかして、遊技者に違和感を覚えさせ、これをもって
遊技者に大当りに対する期待感を抱かせることができ
る。
【0063】また、上記実施形態においては、大当り抽
選(S41)の後に、S45またはS53の処理によっ
て変動停止タイミングを異なるタイミングにする旨の説
明を行ったが、これは異なるタイミングになることをフ
ローチャート上で明示的に表現するための便宜的な措置
であり、例えば、大当りかはずれかに応じて異なる他の
処理が存在し、その他の処理に依存して変動停止タイミ
ングが異なるタイミングになるのであれば、実用上は、
あえてS45およびS53のような待機処理を設けなく
てもよい。より具体的には、始動入賞口に遊技球が入賞
した時点(あるいは、保留記憶に基づいて図柄変動を開
始する時点)で取得する変動パターン決定用乱数によっ
てコマンドが決定され、そのコマンドによって通常とは
異なるタイミングに振り分けられるように構成されてい
るのであれば、以下は、コマンドに従って所定の動作を
行うだけで、変動停止タイミングが変化することにな
る。
【0064】加えて、上記実施形態においては、特別図
柄表示装置9に大当り図柄が表示される場合を対象とし
て、予告動作を行う例をいくつか説明してきたが、特別
図柄表示装置9に確変大当り図柄が表示される場合を対
象として、全く同様の予告動作を行うようにしてもよい
し、特別図柄表示装置9にリーチ態様が表示される場合
を対象として、全く同様の予告動作を行うようにしても
よい。なお、ここでいうリーチ態様とは、例えば、3つ
の要素からなる特別図柄の内、2つの要素が変動を停止
した時に、その変動を停止した要素が大当り図柄の一部
となり得る図柄のことである。あるいは、遊技者に対し
て大当たりに対する期待感を抱かせるものであれば、大
当り図柄を表示する前に出現する特別なキャラクターな
どであってもよい。このようなリーチ態様は、残る1つ
の要素が確定しても大当り図柄になるとは限らないし、
特別なキャラクターは出現したものの大当り図柄には至
らなかったというケースも皆無ではないが、遊技者の期
待が高まる状態になるという点では大当り図柄に準ずる
図柄なので、リーチ態様の表示を予告動作の対象として
も、興趣に富んだ遊技を行うことができる。
【0065】さらに加えて、上記実施形態においては、
特別図柄表示装置9が本発明でいう図柄表示手段に相当
する旨を説明したが、普通図柄表示装置5も、本発明で
いう図柄表示手段として構成され得るものである。すな
わち、普通図柄表示装置5に当り図柄を表示する場合
に、上述の如き予告動作のいずれかを行って、その後に
当り図柄を表示するように構成してもよい。
【0066】なお、上記実施形態では、本発明の遊技機
として、パチンコ機を例示したが、パチンコ機以外の弾
球遊技機であっても、本発明の構成を採用することがで
きる。また、弾球遊技機以外の遊技機、例えば、回胴式
遊技機においても本発明の構成を採用することができ
る。回胴式遊技機の場合、所定枚数のコインが投入され
ている状態で、遊技者が図柄始動レバーを操作すると、
当り/はずれ、および表示装置上での演出に関する乱数
を取得し、その乱数値に基づいて図柄表示用のリールの
駆動と表示装置上での演出が行われるので、表示装置上
での演出を実施する中で、本発明による予告動作を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 パチンコ機の正面図である。
【図2】 上記パチンコ機の制御系を示すブロック図で
ある。
【図3】 可変入賞装置に係る処理を表すフローチャー
トである。
【図4】 大当り遊技に係る処理を表すフローチャート
である。
【図5】 大当り時に図柄の変動停止タイミングを通常
よりも遅くして大当り予告を行う場合のタイミングチャ
ートである。
【図6】 大当り時に図柄の変動停止タイミングを通常
よりも早くして大当り予告を行う場合のタイミングチャ
ートである。
【図7】 大当り時に効果音の出力タイミングを通常よ
りも遅くして大当り予告を行う場合、および、大当り時
に図柄の変動開始タイミングを通常よりも遅くして大当
り予告を行う場合のタイミングチャートである。
【図8】 大当り時に図柄の一部の変動停止の完了タイ
ミングを通常よりも遅くして大当り予告を行う場合のタ
イミングチャートである。
【符号の説明】
1・・・パチンコ機、3・・・始動ゲート、5・・・普
通図柄表示装置、7・・・可変入賞装置、9・・・特別
図柄表示装置、11・・・大入賞装置、13・・・遊技
盤、21・・・主制御基板、23・・・表示制御基板、
25・・・音声制御基板、27・・・ランプ制御基板、
29・・・スピーカ、31・・・ゲート通過保留ラン
プ、33・・・入賞保留ランプ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 若菜 芳生 愛知県春日井市稲口町3丁目17番地の4 (72)発明者 田結 誠 東京都中野区新井4丁目4番3号 (72)発明者 竹内 英勝 愛知県春日井市東野町西二丁目14番地の15 (72)発明者 梁川 誠市 愛知県春日井市美濃町2丁目102番地 Fターム(参考) 2C088 AA33 AA42 BC07 EB55

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技中に所定の抽選条件が成立したら、当
    りか否かの抽選を行うとともに可変図柄表示手段に表示
    される図柄の変動を開始し、続いて該変動を停止して抽
    選結果を表す図柄を前記可変図柄表示手段に表示し、続
    いて前記抽選結果が当りであった場合には、通常よりも
    有利な遊技状態に移行するように構成された遊技機であ
    り、 前記抽選結果が当りであった場合の内、少なくとも一部
    の場合に、前記抽選結果を表す図柄を表示する前に、遊
    技機に所定の予告動作を実行させる予告制御手段を備え
    ているか、 もしくは、前記抽選結果を表す図柄として、前記抽選結
    果が当りであったことを表す特定図柄を表示する場合の
    すべてと該特定図柄以外の図柄を表示する場合の一部に
    ついて、所定のリーチ態様を前記可変図柄表示手段に表
    示してから、前記抽選結果を表す図柄を表示するように
    構成されていて、前記リーチ態様を表示する場合の内、
    少なくとも一部の場合に、前記リーチ態様を表示する前
    に、遊技機に所定の予告動作を実行させる予告制御手段
    を備えている遊技機において、 前記予告制御手段の一つとして、前記予告動作を実行す
    る場合の内、少なくとも一部の場合に、前記図柄の変動
    を開始するタイミングを通常とは異なるタイミングに変
    更する変動開始タイミング変更手段を備えたことを特徴
    とする遊技機。
  2. 【請求項2】遊技中に所定の抽選条件が成立したら、当
    りか否かの抽選を行うとともに可変図柄表示手段に表示
    される図柄の変動を開始し、続いて該変動を停止して抽
    選結果を表す図柄を前記可変図柄表示手段に表示し、続
    いて前記抽選結果が当りであった場合には、通常よりも
    有利な遊技状態に移行するように構成された遊技機であ
    り、 前記抽選結果が当りであった場合の内、少なくとも一部
    の場合に、前記抽選結果を表す図柄を表示する前に、遊
    技機に所定の予告動作を実行させる予告制御手段を備え
    ているか、 もしくは、前記抽選結果を表す図柄として、前記抽選結
    果が当りであったことを表す特定図柄を表示する場合の
    すべてと該特定図柄以外の図柄を表示する場合の一部に
    ついて、所定のリーチ態様を前記可変図柄表示手段に表
    示してから、前記抽選結果を表す図柄を表示するように
    構成されていて、前記リーチ態様を表示する場合の内、
    少なくとも一部の場合に、前記リーチ態様を表示する前
    に、遊技機に所定の予告動作を実行させる予告制御手段
    を備えている遊技機において、 前記予告制御手段の一つとして、前記予告動作を実行す
    る場合の内、少なくとも一部の場合に、前記図柄の変動
    を停止するタイミングを通常とは異なるタイミングに変
    更する変動停止タイミング変更手段を備えたことを特徴
    とする遊技機。
  3. 【請求項3】遊技中に所定の抽選条件が成立したら、当
    りか否かの抽選を行うとともに可変図柄表示手段に表示
    される図柄の変動を開始し、続いて該変動を停止して抽
    選結果を表す図柄を前記可変図柄表示手段に表示し、続
    いて前記抽選結果が当りであった場合には、通常よりも
    有利な遊技状態に移行するように構成された遊技機であ
    り、 前記抽選結果が当りであった場合の内、少なくとも一部
    の場合に、前記抽選結果を表す図柄を表示する前に、遊
    技機に所定の予告動作を実行させる予告制御手段を備え
    ているか、 もしくは、前記抽選結果を表す図柄として、前記抽選結
    果が当りであったことを表す特定図柄を表示する場合の
    すべてと該特定図柄以外の図柄を表示する場合の一部に
    ついて、所定のリーチ態様を前記可変図柄表示手段に表
    示してから、前記抽選結果を表す図柄を表示するように
    構成されていて、前記リーチ態様を表示する場合の内、
    少なくとも一部の場合に、前記リーチ態様を表示する前
    に、遊技機に所定の予告動作を実行させる予告制御手段
    を備えている遊技機において、 前記図柄を変動させる際に所定の効果音を発生させる効
    果音発生手段を備え、 前記予告制御手段の一つとして、前記予告動作を実行す
    る場合の内、少なくとも一部の場合に、前記効果音発生
    手段によって前記効果音を発生させるタイミングを通常
    とは異なるタイミングに変更する効果音発生タイミング
    変更手段を備えたことを特徴とする遊技機。
  4. 【請求項4】前記可変図柄表示手段に表示される図柄
    を、最初は高速で変動させ、続いて低速で変動させ、そ
    の後に変動を停止させるように構成されていて、 前記予告制御手段の一つとして、前記予告動作を実行す
    る場合の内、少なくとも一部の場合に、前記図柄を低速
    で変動させる期間内に表示される図柄の数を通常とは異
    なる数に変更する変動図柄数変更手段を備えたことを特
    徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の遊技
    機。
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