JP2002346099A - 遊技機、コンピュータプログラムおよび記録媒体 - Google Patents

遊技機、コンピュータプログラムおよび記録媒体

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JP2002346099A
JP2002346099A JP2001156759A JP2001156759A JP2002346099A JP 2002346099 A JP2002346099 A JP 2002346099A JP 2001156759 A JP2001156759 A JP 2001156759A JP 2001156759 A JP2001156759 A JP 2001156759A JP 2002346099 A JP2002346099 A JP 2002346099A
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JP
Japan
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Application number
JP2001156759A
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English (en)
Inventor
Masayuki Shigeta
正幸 繁田
Masafumi Mineno
雅史 峰野
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Maruhon Industry Co Ltd
Original Assignee
Maruhon Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大当りの遊技を行っている最中に表示される
内容に変化を持たせることにより、遊技に飽き難い遊技
機を実現する。 【解決手段】 大当りのラウンドが開始されると、大当
り発生の起因となった特別図柄の変動表示中に表示され
たリーチ予告画像、リーチパターンの種類、大当り予告
画像、ラウンド数および大当り図柄を表示する。したが
って、大当りのラウンド中に一定のアニメーションしか
表示しない従来の遊技機とは異なる表示をラウンド中に
表示できるため、より一層楽しく大当り遊技を行うこと
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、遊技機、その遊技機
を機能させるためのコンピュータプログラムおよびその
コンピュータプログラムが記録された記録媒体に関し、
たとえば特別図柄制御装置により変動表示された特別図
柄が大当り図柄で停止した場合に大当りが発生するパチ
ンコ機、そのパチンコ機を機能させるためのコンピュー
タプログラムおよびそのコンピュータプログラムが記録
された記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のパチンコ機として、たと
えば図22に示すものが知られている。図22(A)
は、そのパチンコ機に備えられた遊技盤の正面説明図で
あり、図22(B)は、図22(A)に示す遊技盤に設
けられた特別図柄制御装置による特別図柄の変動状態を
示す説明図である。遊技者がパチンコ機500に備えら
れた図示しない操作ハンドルを操作して発射された遊技
球が、遊技盤501に設けられた第1種始動口502に
入賞すると、図22(B)に示すように、特別図柄制御
装置503が、「0」〜「9」などの複数の図柄を表示
領域A〜Cにおいて上下方向にスクロール表示する。
【0003】そして、A領域およびB領域が同じ図柄、
たとえば「7」で停止してリーチ状態になると、C領域
に表示する図柄のスクロールの速度を落とし、どのよう
な図柄で停止するか遊技者をやきもきさせる演出を行
う。そして、たとえばC領域が図柄「7」で停止し、3
つの領域の停止図柄が「777」に揃った場合に大当り
が発生し、変動入賞装置504に設けられた開閉部材5
05が開放動作して大入賞口506が開口する。そし
て、開閉部材505の予め設定された開放時間が経過す
るか、あるいは大入賞口506に予め設定された所定数
の遊技球が入賞すると開閉部材505が閉口動作して大
入賞口506が閉口する。大入賞口506が開口してい
るときにその内部に設けられた特定領域507を遊技球
が通過すると、連続して開閉部材505が開放動作して
大入賞口506が開口する。このように、大入賞口50
6が開放してから閉口するまでを1ラウンドと云い、予
め設定された最大ラウンド数を終了すると大当りによる
遊技を終了する。また、大当りの遊技を行っている最中
には、大当りとなった大当り図柄や実行中のラウンド数
が表示されるとともに、同一のアニメーションなどが表
示され、大当り中の演出が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のパ
チンコ機500は、大当りの遊技を行っている最中に表
示される内容が変化しないため、遊技に飽き易いという
問題がある。
【0005】そこでこの発明は、上記問題を解決するた
めになされたものであり、大当りの遊技を行っている最
中に表示される内容に変化を持たせることにより、遊技
に飽き難い遊技機を実現することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段・作用および効果】この発
明は、上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明
では、画像を変動表示する画像表示装置を備えており、
その画像表示装置により所定の画像が表示された場合
に、遊技状態が遊技者に有利な遊技状態に変化し、前記
画像表示装置は、遊技状態が遊技者に有利な遊技状態に
変化している間に所定の内容を表示する遊技機におい
て、前記画像表示装置が画像の表示を開始してから前記
所定の画像を表示するまでの間に表示された内容のう
ち、所定の期間に表示された内容に対応して、前記所定
の内容を決定する決定手段を備えたという技術的手段を
用いる。
【0007】つまり、画像表示装置は、画像の表示を開
始してから上記所定の画像を表示するまでの間に表示さ
れた内容のうち、所定の期間に表示された内容を、遊技
状態が遊技者に有利な遊技状態に変化している間に表示
することができるため、従来のように、遊技状態が遊技
者に有利な遊技状態に変化している間(大当りの遊技
中)に一定のアニメーションを表示するだけの遊技機と
は異なり、表示内容を変化させることができる。しか
も、遊技状態が遊技者に有利な遊技状態に変化している
間に表示する所定の内容として常に一定の内容を表示す
るのではなく、画像表示装置が画像の表示を開始してか
ら上記所定の画像を表示するまでの間に表示された内容
のうち、所定の期間に表示された内容に対応して、上記
所定の内容(たとえば、上記所定の期間に表示された内
容に関連する内容)を決定することができるため、上記
所定の内容を変化させることができる。したがって、表
示内容の種類を増やすことができるため、より一層遊技
に飽き難い遊技機を実現することができる。
【0008】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の遊技機において、前記決定手段は、前記画像表示装
置により変動表示された画像の変動の種類が所定の種類
であった場合に前記決定を行い、前記画像表示装置は、
前記決定手段により前記決定が行われた場合に、前記変
動表示された画像の変動する様子を前記所定の内容とし
て表示するという技術的手段を用いる。
【0009】つまり、画像表示装置は、画像の変動する
様子を、遊技状態が遊技者に有利な遊技状態に変化して
いる間に表示することができるため、遊技者は、画像の
変動の様子を再度見ることができる。したがって、従来
のように、アニメーションしか表示しない遊技機とは異
なり、上記所定の内容を変化させることができるため、
遊技に飽き難い遊技機を実現することができる。しか
も、画像の変動する様子は、その画像の変動の種類が所
定の種類であった場合に表示されるため、変動の種類に
関係なく表示する場合よりも変化を持たせることができ
るため、より一層遊技に飽き難い遊技機を実現すること
ができる。たとえば、後述する発明の実施の形態に記載
するように、特別図柄の停止パターン(変動の種類)が
リーチパターン(所定の種類)であった場合は、リーチ
パターンの種類を表示する。
【0010】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は請求項2に記載の遊技機において、前記決定手段は、
前記画像表示装置が、前記所定の画像を表示する前に前
記所定の画像に近い画像を表示するとともに、その画像
が前記所定の画像に変化するか否かの演出を表示した場
合に、その演出が所定の種類であった場合に前記決定を
行い、前記画像表示装置は、前記決定手段により前記決
定が行われた場合に、前記演出の内容を前記所定の内容
として表示するという技術的手段を用いる。
【0011】つまり、画像表示装置は、上記所定の画像
を表示する前に所定の画像に近い画像を表示するととも
に、その画像が上記所定の画像に変化するか否かの演出
を表示した場合に、その演出の内容を、遊技状態が遊技
者に有利な遊技状態に変化している間に表示する。した
がって、従来は、上記演出が自分の好きな演出内容の場
合であっても、その演出内容を再現して見ることができ
なかったが、請求項3に記載の発明によれば、上記演出
内容を、遊技状態が遊技者に有利な遊技状態に変化して
いる間(大当り遊技中)に再現して見ることができる。
また、遊技者は、その再現内容を見ることにより、大当
りが発生したときの喜びを再度味わうことができる。し
かも、演出が所定の種類であった場合にその演出を再現
するため、どの演出も再現する場合よりも変化を持たせ
ることができるので、より一層遊技に飽き難い遊技機を
実現することができる。特に、たとえば、後述する発明
の実施の形態に記載するように、数あるリーチの中でも
プレミアムリーチ(演出)が行われる確率は低く、めっ
たに見ることができないため、運良くプレミアムリーチ
が行われ、その結果、大当りになった場合は、感激もひ
としおであり、プレミアムリーチの内容を再度見たいと
いう気持ちが強いが、プレミアムリーチの再現により、
その気持ちに応えることができる。
【0012】請求項4に記載の発明では、請求項1ない
し請求項3のいずれか1つに記載の遊技機において、前
記決定手段は、前記画像表示装置が、前記所定の画像を
表示する前に、前記所定の画像が表示されることを予告
する画像を表示した場合に、その画像が所定の種類であ
った場合に前記決定を行い、前記画像表示装置は、前記
予告する画像を前記所定の内容として表示するという技
術的手段を用いる。
【0013】つまり、画像表示装置は、上記所定の画像
を表示する前に、その所定の画像が表示されることを予
告する画像を表示した場合は、その画像を、遊技状態が
遊技者に有利な遊技状態に変化している間に表示する。
したがって、遊技者は、どのような予告の画像が表示さ
れた結果、遊技状態が遊技者に有利な遊技状態に変化し
たのかを良く知ることができる。しかも、予告する画像
が所定の種類であった場合にその画像を表示するため、
どの予告の画像も表示する場合よりも変化を持たせるこ
とができるため、より一層遊技に飽き難い遊技機を実現
することができる。
【0014】請求項5に記載の発明では、請求項1ない
し請求項4のいずれか1つに記載の遊技機において、前
記画像表示装置は、前記所定の内容として表示する画像
を間引いて表示するという技術的手段を用いる。
【0015】つまり、画像表示装置は、前記遊技状態が
遊技者に有利な遊技状態に変化している間に上記所定の
内容として表示する画像を間引いて表示することができ
るため、画像の表示時間を短縮することができる。した
がって、画像表示装置が画像の変動表示を開始してから
所定の画像を表示するまでの時間が長い場合であって
も、その時間を短縮することができる。また、画像を間
引く分、画像を処理するコンピュータの負荷を軽減でき
る。
【0016】請求項6に記載の発明では、請求項1ない
し請求項5のいずれか1つに記載の遊技機において、前
記画像表示装置は、前記遊技状態が遊技者に有利な遊技
状態に変化している間に表示する内容を前記遊技者が認
識できる程度に簡略化して表示するという技術的手段を
用いる。
【0017】つまり、画像表示装置は、遊技状態が遊技
者に有利な遊技状態に変化している間に表示する内容を
遊技者が認識できる程度に簡略化して表示することがで
きるため、表示のための画像データ量を少なくすること
ができる。また、画像データ量が少なくなる分、画像を
処理するコンピュータの負荷を軽減できる。
【0018】請求項7に記載の発明では、請求項1ない
し請求項6のいずれか1つに記載の遊技機において、前
記画像表示装置が、前記遊技状態が遊技者に有利な遊技
状態に変化している間に表示する内容を、この遊技機の
外部に送信する送信手段を備えたという技術的手段を用
いる。
【0019】つまり、送信手段により、画像表示装置
が、遊技状態が遊技者に有利な遊技状態に変化している
間に表示する内容を、この遊技機の外部に送信すること
ができるため、たとえば、その送信された内容を遊技店
の管理室などに備えられたコンピュータに取込み、どの
遊技機においてどのような画像が遊技者に有利な遊技状
態に変化している間に表示されたかを管理することがで
きる。また、特定の画像が表示された遊技機により遊技
を行っている遊技者に対して特典を付与することもでき
る。
【0020】請求項8に記載の発明では、請求項1ない
し請求項7のいずれか1つに記載の遊技機において、前
記画像表示装置は、前記決定手段により前記決定が行わ
れなかった場合は、予め用意されている画像を前記所定
の内容として表示するという技術的手段を用いる。
【0021】つまり、画像表示装置は、決定手段により
前記決定が行われなかった場合は、予め用意されている
画像を前記所定の内容として表示することができるた
め、決定手段により前記決定が行われた場合に表示され
る画像が表示される場合だけでなく、予め用意されてい
る画像が表示される場合もあるため、表示内容に変化を
持たせることができるので、より一層遊技に飽き難い遊
技機を実現することができる。
【0022】請求項9に記載の発明では、画像を変動表
示する画像表示装置を備えており、その画像表示装置に
より所定の画像が表示された場合に、遊技状態が遊技者
に有利な遊技状態に変化し、前記画像表示装置は、遊技
状態が遊技者に有利な遊技状態に変化している間に所定
の内容を表示する遊技機をコンピュータにより機能させ
るためのコンピュータプログラムにおいて、前記画像表
示装置に備えられたコンピュータが、画像の変動表示を
開始してから前記所定の画像を表示するまでの間に表示
された内容のうち、所定の期間に表示された内容に対応
して、前記所定の内容を決定する処理を実行するための
コンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム
という技術的手段を用いる。
【0023】つまり、請求項1に記載の遊技機は、たと
えば、後述する発明の実施の形態に記載するように、遊
技機に内蔵されたCPU(コンピュータ)により機能す
るため、上記コンピュータプログラムをROM(記録媒
体)に記憶しておき、その記憶されたコンピュータプロ
グラムを上記コンピュータが実行することにより、上記
遊技機を機能させることができる。
【0024】請求項10に記載の発明では、画像を変動
表示する画像表示装置を備えており、その画像表示装置
により所定の画像が表示された場合に、遊技状態が遊技
者に有利な遊技状態に変化し、前記画像表示装置は、遊
技状態が遊技者に有利な遊技状態に変化している間に所
定の内容を表示する遊技機をコンピュータにより機能さ
せるためのコンピュータプログラムが記録された記録媒
体において、前記画像表示装置に備えられたコンピュー
タが、画像の変動表示を開始してから前記所定の画像を
表示するまでの間に表示された内容のうち、所定の期間
に表示された内容に対応して、前記所定の内容を決定す
る処理を実行するためのコンピュータプログラムを含む
コンピュータプログラムが記録された記録媒体という技
術的手段を用いる。
【0025】つまり、コンピュータにより遊技を制御す
る遊技機にあっては、たとえば、後述する発明の実施の
形態に記載するように、遊技機に設けられたROM(記
録媒)に記録されたコンピュータプログラムをCPU
(コンピュータ)が実行することにより機能することか
ら、上記コンピュータプログラムを記録した記録媒体を
使用することにより、請求項1に記載の遊技機を実現で
きる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る遊技機の実
施形態について図を参照して説明する。なお、以下に記
載する各実施形態では、この発明に係る遊技機として第
1種のパチンコ機を例に挙げて説明する。 <第1実施形態> [全体の主要構成]まず、この実施形態のパチンコ機の
主要構成について図1を参照して説明する。図1は、そ
のパチンコ機の外観を示す斜視説明図である。パチンコ
機1には、前枠2が開閉可能に備えられており、その前
枠2には、ガラス枠4が開閉可能に取付けられている。
前枠2の右側には、ガラス枠4開閉用の鍵を差し込む鍵
穴3が設けられている。ガラス枠4の内部には、遊技盤
5が設けられており、前枠2の右側下方には、遊技球を
遊技盤5へ発射する発射装置(図示省略)を操作するた
めの発射ハンドル15が回動可能に取付けられている。
【0027】ガラス枠4の下方には、賞球や貸球が供給
される賞球・貸球供給口6aが形成されており、この賞
球・貸球供給口6aの供給側には、その賞球・貸球供給
口6aから供給された賞球や貸球を溜めておくための上
受け皿6が取り付けられている。上受け皿6の下方に
は、上受け皿6の収容可能数を超えて流下した賞球や上
受け皿球抜きレバー6bの操作により上受け皿6から排
出された遊技球などを排出する排出口7aが形成されて
いる。排出口7aの排出側には、その排出口7aから排
出された遊技球を収容しておくための下受け皿7が設け
られている。また、遊技盤5の上方には、枠ランプ9が
設けられており、下受け皿7の左側には、灰皿7bが設
けられている。
【0028】[遊技盤5の主要構成]次に、遊技盤5の
主要構成について図2および図3を参照して説明する。
図2は遊技盤5の主要構成を示す正面説明図であり、図
3は図2に示す遊技盤5に設けられたセンターケース3
0の正面説明図である。図2に示すように、遊技盤5の
略中央には、センターケース30が備えられている。図
3に示すように、センターケース30には、天入賞口3
1と、3個のLEDからなる普通図柄表示装置34と、
この普通図柄表示装置34の始動可能な回数を4個のL
EDにより表示する普通図柄記憶表示LED35と、複
数の特別図柄、背景画像、リーチの予告を示す画像、大
当りの予告を示す画像、リーチの演出画像、大当り遊技
中の演出画像などを液晶で表示する特別図柄制御装置3
2とが備えられている。また、特別図柄制御装置32
は、その画面左から左表示領域A、中表示領域Bおよび
右表示領域Cからなる3個所の表示領域を備えており、
各表示領域において特別図柄の変動表示および変動停止
などを行う。なお、特別図柄の始動可能な回数として始
動を保留している数(以下、保留数と称する)は、特別
図柄制御装置32の画面に表示される。また、左表示領
域Aにおいて変動表示される特別図柄の列を左図柄列、
中表示領域Bにおいて変動表示される特別図柄の列を中
図柄列、右表示領域Cにおいて変動表示される特別図柄
の列を右図柄列と称する。さらに、左表示領域Aにおい
て確定表示される特別図柄を左確定図柄、中表示領域B
において確定表示される特別図柄を中確定図柄、右表示
領域Cにおいて確定表示される特別図柄を右確定図柄と
称する。また、各図柄列は、特別図柄制御装置32の画
面上を上下方向にスクロール表示される。なお、確定表
示とは、最終的に確定した特別図柄を表示したという意
味であり、確定表示の態様には、変動が完全に停止した
状態、完全に停止しないで上下または左右に振動してい
る状態などが含まれる。
【0029】図2に示すように、センターケース30の
両側上方には、LEDにより装飾された装飾風車46が
それぞれ設けられている。右側の装飾風車46の右斜め
下方には、普通図柄表示装置34を作動させるための普
通図柄作動右ゲート25が設けられており、左側の装飾
風車46の左斜め下方には、同じく普通図柄作動左ゲー
ト26が設けられている。センターケース30の両側下
方には、風車24がそれぞれ設けられており、右側の風
車24の下方には、右入賞口12が設けられており、左
側の風車24の下方には、左入賞口13が設けられてい
る。右入賞口12の右方には、右袖入賞口22が設けら
れており、左入賞口13の左方には、左袖入賞口23が
設けられている。センターケース30の下方には、特別
図柄制御装置32を作動させる機能を有する第1種始動
口27が設けられており、この第1種始動口27の下部
には普通図柄表示装置34の停止図柄が当たり図柄とな
った場合に両翼を開放する普通電動役物28が設けられ
ている。両翼を開放した普通電動役物28は、第1種始
動口27と同様に特別図柄制御装置32を作動開始させ
る機能を備えている。
【0030】センターケース30の下方には、特別図柄
制御装置32の3個所の表示領域における確定図柄が大
当り図柄となった場合に作動する変動入賞装置40が設
けられている。この変動入賞装置40には、大当りの発
生時に開放動作して大入賞口41を開口する板状の開閉
部材43が扉式に開閉可能に取り付けられている。変動
入賞装置40の右側には、右下入賞口14が設けられて
おり、変動入賞装置40の左側には、左下入賞口44が
設けられている。また、変動入賞装置40の内部には、
開閉部材43を連続して開放動作させる機能を有する特
定領域と、この特定領域を通過した遊技球を検出する特
定領域スイッチ(図4に符号42aで示す)が設けられ
ている。また、遊技盤5には、発射された遊技球を遊技
領域へ案内するレール16が取付けられており、遊技盤
5の上部には、上部左右の両コーナーをLEDなどによ
り装飾するコーナー飾り11が設けられており、遊技盤
5の左右には、LEDなどにより装飾するサイド飾り2
0がそれぞれ設けられている。さらに、遊技盤5には、
入賞しなかった遊技球をアウト球として回収するアウト
口45が設けられている。そして、遊技盤5には、多く
の釘(図示省略)が打ち込まれており、遊技盤5に発射
された遊技球は、釘の間を乱舞しながら落下し、各入賞
口や第1種始動口27に入賞したり、普通図柄作動ゲー
ト25,26を通過したり、あるいはアウト口45から
回収されたりする。
【0031】[パチンコ機1の電気的構成]次に、パチ
ンコ機1の主な電気的構成についてそれをブロックで示
す図4を参照して説明する。パチンコ機1には、主基板
100が設けられており、この主基板100には、マイ
クロプロセッサ110が搭載されている。マイクロプロ
セッサ110には、大当りか否かの判定、大入賞口41
への入賞数のカウント、大当りの遊技におけるラウンド
の制御などの遊技の主な制御を実行するメインCPU1
12と、このメインCPU112が各種制御などを実行
するためのコンピュータプログラムなどが記録されたR
OM114と、遊技球が第1種始動口27を通過したこ
との検出結果や入賞などの遊技中に発生する各種デー
タ、ROM114から読出されたコンピュータプログラ
ムなどを一時的に格納するRAM116とが搭載されて
いる。主基板100には、次に記載するものが電気的に
接続されている。遊技球が第1種始動口27を通過した
ことを検出する第1種始動口スイッチ27a、特別図柄
制御装置32、LEDやランプ類を制御するランプ制御
装置300、電源基板80、賞球の払出しなどを制御す
る払出制御基板200、遊技中の効果音などを制御する
音声制御装置79、入賞、リーチパターン、大当りの発
生、大当り図柄などに関する遊技盤情報をパチンコホー
ルの管理室などに設けられたコンピュータ(図示省略)
へ送信するための遊技枠情報端子基板52、盤面中継基
板51、遊技枠中継基板53である。
【0032】払出制御基板200には、主基板100か
ら送出される制御コマンドを入力して動作するマイクロ
プロセッサ210が搭載されており、マイクロプロセッ
サ210には、賞球の払出しなどを制御するサブCPU
212と、このサブCPU212が賞球の払出しなどの
制御を実行するための各種制御プログラムが記録された
ROM214と、サブCPU212が各種制御プログラ
ムを実行する際にROM214から読出された制御プロ
グラムや遊技中に発生する入賞数や賞球数などの各種デ
ータを一時的に格納するRAM216とが搭載されてい
る。また、払出制御基板200には、電源基板80、発
射モータ15eを駆動するための発射モータ駆動基板1
5c、遊技枠情報端子基板52および払出中継基板55
が電気的に接続されている。発射モータ駆動基板15c
には、発射モータ駆動基板15cから発射モータ15e
へ駆動信号を出力させるための発射スイッチ15dが接
続されている。
【0033】遊技枠中継基板53には、満杯検出スイッ
チ72、賞球切れ検出スイッチ73およびセンサ中継基
板54が電気的に接続されている。センサ中継基板54
は、賞球ユニット62に備えられた賞球払出センサ62
a,62bおよび払出中継基板55と電気的に接続され
ている。払出中継基板55には、貸球切れスイッチ6
1、賞球払出モータ62cおよび貸球ユニット63が電
気的に接続されている。盤面中継基板51には、普通電
動役物28を駆動する普通電動役物ソレノイド28a、
普通図柄表示装置34、普通図柄作動右ゲート25を通
過した遊技球を検出する右ゲートスイッチ25a、普通
図柄作動左ゲート26を通過した遊技球を検出する左ゲ
ートスイッチ26a、大入賞口41に入賞した遊技球を
検出する大入賞口スイッチ41a、右袖入賞口22に入
賞した遊技球を検出する右袖入賞口スイッチ22a、左
袖入賞口23に入賞した遊技球を検出する左袖入賞口ス
イッチ23a、右入賞口12に入賞した遊技球を検出す
る右入賞口スイッチ12a、左入賞口13に入賞した遊
技球を検出する左入賞口スイッチ13a、右下入賞口1
4に入賞した遊技球を検出する右下入賞口スイッチ14
a、左下入賞口44に入賞した遊技球を検出する左下入
賞口スイッチ44a、天入賞口31に入賞した遊技球を
検出する天入賞口スイッチ31aおよび大入賞口中継基
板50である。大入賞口中継基板50には、特定領域ス
イッチ42a、特定領域を変化させる部材を駆動する特
定領域ソレノイド42bおよび開閉部材43を駆動する
大入賞口ソレノイド41bが電気的に接続されている。
電源基板80は、AC24V(50Hz/60Hz)の
主電源70から電源の供給を受け、各基板、装置および
発射スイッチ15jなどへ必要電源を供給する。
【0034】[特別図柄制御装置32の電気的構成]次
に、特別図柄制御装置32の主な電気的構成について、
それをブロックで示す図5を参照して説明する。特別図
柄制御装置32は、特別図柄表示器32a、液晶インバ
ータ基板32b、液晶アナログ基板32cおよび特別図
柄制御基板32dを備える。主基板100は、特別図柄
表示器32aによって表示すべき内容を指示する画像制
御コマンドをライン100aを介して特別図柄制御基板
32dに搭載されたサブCPU32eへ送出する。サブ
CPU32eは、主基板100から送出された画像制御
コマンドを受信するとともに、その受信した画像制御コ
マンドの内容をROM32fに記録されたコンピュータ
プログラムに従って解析する。RAM32rは、ROM
32fから読出されたコンピュータプログラムやサブC
PU32eの処理結果などを一時的に格納する。
【0035】続いてサブCPU32eは、その解析結果
をVDP(ビデオ・ディスプレイ・プロセッサ)32g
へ送出する。続いてVDP32gは、特別図柄、背景画
像、リーチの予告を示す画像、大当りの予告を示す画
像、リーチの演出画像などの各種画像を表示するための
画像データが記録されたキャラクタROM32iから上
記解析結果に対応した画像を読出すとともに、その読出
した画像を構成するドットのアドレス、表示色、回転、
拡大および縮小などを上記解析結果に基づいて演算し、
その演算結果を内蔵のパレットRAM32hに一時的に
格納する。続いてVDP32gは、パレットRAM32
hに格納されている演算結果に基づいてRGB信号を液
晶アナログ基板32cへ送出する。続いて液晶アナログ
基板32cは、取込んだRGB信号の色補正および輝度
調整を行い、その信号を液晶インバータ基板32bへ送
出する。液晶インバータ基板32bは、バックライト電
源の役割を果たし、取込んだ信号を昇圧(たとえば、1
2Vから600V)し、特別図柄表示器32aへ送出す
る。そして特別図柄表示器32aは、取込んだ信号に対
応する液晶ドットをスイッチングして表示する。これに
より、各種画像が表示される。
【0036】[画像制御コマンドの流れ]次に、画像制
御コマンドの流れについて図6を参照して説明する。図
6(A)は、メインCPU112からサブCPU32e
に出力された画像制御コマンドの流れを示す説明図であ
り、図6(B)は、メインCPU112からサブCPU
32eへ出力される転送信号および画像制御コマンドを
示す説明図である。なお、ROM114には、特別図柄
制御装置32により変動表示される特別図柄の変動パタ
ーンおよび確定図柄を指示する画像制御コマンド、全図
柄の停止を指示する画像制御コマンドが格納されてい
る。図6(B)に示すように、メインCPU112から
サブCPU32eに出力される画像制御コマンドは、8
ビットのデータ(たとえばHD0〜HD7(16進
数))を示す2バイトで構成されている。図6(A)に
示すように、メインCPU112が上記画像制御コマン
ドテーブルから読出した画像制御コマンドは、メインC
PUバス118を介して出力ポート120へ出力され、
その出力された画像制御コマンドは、メインCPUパラ
レル出力ポート124を介して出力バッファ126に一
時的に保存された後、サブCPU32eに接続された入
力バッファ32mに一時的に保存される。そして、メイ
ンCPU112から出力された転送信号が、メインCP
Uバス118から出力ポート122、出力バッファ12
8および入力バッファ32nを介してサブCPU32e
のトリガ入力(TRG2)32kに入力されると、入力
バッファ32mに保存されている画像制御コマンドがサ
ブCPUパラレル入力ポート32pを介してサブCPU
32eの入力ポート32rに取込まれ、サブCPU32
eはコマンド入力処理を実行する。
【0037】[遊技の主な流れ]次に、遊技の主な流れ
について図7ないし図17を参照して説明する。図7
(A)は、左表示領域Aおよび右表示領域Cにおいてそ
れぞれ特別図柄が高速で変動表示されており、中表示領
域Bにおいてリーチの予告を示す画像が表示されている
様子を示す説明図であり、図7(B)は、左表示領域A
および右表示領域Cにおいて確定図柄が表示されてお
り、中表示領域Bにおいて特別図柄が高速で変動表示さ
れている様子を示す説明図であり、図7(C)は、拡大
リーチの様子を示す説明図であり、左表示領域Aおよび
右表示領域Cにおいて確定図柄が表示されており、中表
示領域Bにおいて特別図柄が低速で変動表示されている
様子を示す説明図である。図8(D)は、拡大リーチに
おいて大当りの予告を示す画像が表示されている様子を
示す説明図であり、図8(E)は、左表示領域A、中表
示領域Bおよび右表示領域Cにおいて特別図柄がそれぞ
れ確定表示された様子を示す説明図であり、図8(F)
は、大当り遊技中の表示内容を示す説明図である。
【0038】(カウンタおよびテーブル)図9(A)は
大当りカウンタの説明図であり、図9(B)は大当り予
告決定カウンタの説明図であり、図9(C)はリーチ決
定カウンタの説明図であり、図9(D)はリーチ予告決
定カウンタの説明図であり、図9(E)はリーチパター
ン決定カウンタの説明図である。図10(A)は大当り
図柄テーブルの説明図であり、図10(B)はハズレ図
柄テーブルの説明図であり、図10(C)はリーチパタ
ーンテーブルの説明図である。
【0039】図9(A)に示す大当りカウンタC1は、
大当りか否かを決定するためのカウンタであり、複数の
数値、この実施形態では「0」〜「319」の計320
の数値をカウントし、メインCPU112は、カウント
値を取得するタイミングになったときに大当りカウンタ
C1がカウントしているカウント値を1つ取得し、その
取得したカウント値が大当り値であるか否かを判定す
る。図9(B)に示す大当り予告決定カウンタC2は、
大当りの発生を予告する画像を表示するか否かを決定す
るために用いるカウンタであり、複数の数値、この実施
形態では「0」〜「15」の計16の数値をカウント
し、メインCPU112は、カウント値を取得するタイ
ミングになったときに大当り予告決定カウンタC2がカ
ウントしているカウント値を1つ取得する。たとえば、
カウント値「0〜7」のうちのいずれかを取得した場合
に大当り予告画像を表示する。
【0040】図9(C)に示すリーチ決定カウンタC3
は、リーチ状態になる停止パターンを実行するかリーチ
以外の通常の停止パターンを実行するかを決定するため
に用いるカウンタであり、複数の数値、この実施形態で
は「0」〜「15」の計16の数値をカウントし、メイ
ンCPU112は、カウント値を取得するタイミングに
なったときにリーチ決定カウンタC3がカウントしてい
るカウント値を1つ取得する。たとえば、カウント値
「0〜7」のうちのいずれかを取得した場合にリーチパ
ターンを実行する。図9(D)に示すリーチ予告決定カ
ウンタC4は、リーチパターンの実行を予告する画像を
表示するか否かを決定するために用いるカウンタであ
り、複数の数値、この実施形態では「0」〜「15」の
計16の数値をカウントし、メインCPU112は、カ
ウント値を取得するタイミングになったときにリーチ予
告決定カウンタC4がカウントしているカウント値を1
つ取得する。たとえば、カウント値「0〜7」のうちの
いずれかを取得した場合にリーチ予告画像を表示する。
【0041】リーチパターン決定カウンタC5は、リー
チパターンの種類を決定するために用いるカウンタであ
り、複数の数値、この実施形態では「0」〜「79」の
計80の数値をカウントし、メインCPU112は、カ
ウント値を取得するタイミングになったときにリーチパ
ターン決定カウンタC5がカウントしているカウント値
を1つ取得する。図10(A)に示す大当り図柄テーブ
ルTb1は、大当り図柄としての確定図柄を選択するた
めのものであり、複数の乱数、この実施形態では乱数
「0」〜「9」と、複数の特別図柄、この実施形態では
特別図柄「0」〜「9」とをそれぞれ対応付けて構成さ
れている。たとえば、メインCPU112が乱数「7」
を選択すると、大当り図柄として「777」が設定され
る。図10(B)に示すハズレ図柄テーブルTb2は、
ハズレ図柄としての確定図柄を選択するためのものであ
り、複数の乱数、この実施形態では乱数「0」〜「9」
と、複数の特別図柄、この実施形態では特別図柄「0」
〜「9」とをそれぞれ対応付けて構成されている。たと
えば、メインCPU112が乱数「2」を選択すると、
ハズレ図柄として「2」が設定される。なお、ハズレ図
柄テーブルTb2は、1つのみ図示したが、実際には、
左図柄用、中図柄用および右図柄用として計3つのハズ
レ図柄テーブルTb2がROM114に格納されてい
る。また、パチンコ機1の電源投入時は、各乱数の初期
値は「0」になっており、1割込み分(たとえば2m
s)経過すると、左図柄用の乱数の初期値が+1繰り上
がり、左図柄用の乱数が1周すると、次に中図柄用の乱
数の初期値が+1繰り上がり、中図柄用の乱数が1周す
ると、次に右図柄用の乱数の初期値が+1繰り上がる。
【0042】図10(C)に示すリーチパターンテーブ
ルTb3は、リーチパターンの種類を設定したテーブル
である。この実施形態では、リーチパターンの種類とし
て、通常リーチ、拡大リーチ、高速リーチ、逆回転リー
チおよびプレミアムリーチの計5種類が設定されてい
る。通常リーチは、最後に停止する図柄列を、その変動
速度を高速から低速に変化させた後に停止させ、確定図
柄の再変動を行わないパターンのリーチである。拡大リ
ーチは、図7(C)〜図8(E)に示すように、最後に
停止する図柄列を、その変動速度を高速から低速に変化
させるとともに、その図柄列の各特別図柄を拡大して表
示させるパターンのリーチである。高速リーチは、最後
に停止する図柄列を、その変動速度を高速から低速に変
化させた後に停止させ、その後、その図柄列を高速で再
変動させた後に停止させるパターンのリーチである。逆
回転リーチは、最後に停止する図柄列を、その変動速度
を高速から低速に変化させた後に停止させ、その後、そ
の図柄列を下から上に逆方向にスクロールさせるリーチ
パターンである。プレミアムリーチは、最後に停止する
図柄列を、その変動速度を高速から低速、さらに超低速
に変化させるとともに、キャラクタなどを表示し、その
キャラクタが特別図柄の動きを制御したりするなど、5
種類のリーチパターンの中で最も凝った演出が行われる
リーチパターンである。
【0043】各リーチパターンには、リーチパターン決
定カウンタC5によりカウントされるカウント値「0」
〜「79」のうち、所定のカウント値が、大当りの場合
とハズレの場合とに分けて、それぞれ対応付けられてい
る。通常リーチには、大当りの場合のカウント値「0」
と、ハズレの場合のカウント値「1」〜「30」とがそ
れぞれ対応付けられている。拡大リーチには、大当りの
場合のカウント値「1」〜「40」と、ハズレの場合の
カウント値「31」〜「50」とがそれぞれ対応付けら
れている。高速リーチには、大当りの場合のカウント値
「41」〜「70」と、ハズレの場合のカウント値「5
1」〜「70」とがそれぞれ対応付けられている。逆回
転リーチには、大当りの場合のカウント値「71」〜
「78」と、ハズレの場合のカウント値「71」〜「7
9」とがそれぞれ対応付けられている。プレミアムリー
チには、大当りの場合のカウント値「79」と、ハズレ
の場合のカウント値「0」とがそれぞれ対応付けられて
いる。また、各リーチは、たとえば左図柄および中図柄
が同一図柄に確定した場合に右図柄のスクロール速度を
落とし、右図柄も同一図柄に確定するか否か、遊技者の
心境をやくもきさせる演出であり、通常リーチ、拡大リ
ーチ、高速リーチ、逆回転リーチ、プレミアムリーチの
順に演出内容が凝ったものになっている。
【0044】(第1種始動口処理)次に、メインCPU
112が実行する第1種始動口処理の流れについて、そ
れを示す図12のフローチャートを参照して説明する。
遊技球が第1種始動口27(図2)に入賞し、もしくは
開放した普通電動役物28(図2)に入賞し、第1種始
動口スイッチ27a(図4)がONすると、メインCP
U112は、第1種始動口スイッチ27aに接続されて
いる入力ポートの電圧変化を検出することにより、第1
種始動口スイッチ27aがONしたことを検出する(ス
テップ(以下Sと略す)10:Yes)。続いてメイン
CPU112は、保留数U1が「4」未満である場合は
(S12:Yes)、保留数U1に「1」を加算し(S
14)、大当りカウンタC1(図9(A))がカウント
したカウント値を1つ取得し(S16)、その取得した
カウント値をRAM116に一時的に格納する(S1
8)。なお、上記の第1種始動口処理は、ROM114
に格納されたコンピュータプログラムにより実行され
る。
【0045】(特別図柄制御)次に、メインCPU11
2が実行する特別図柄制御の流れについて、それを示す
図13および図14のフローチャートを参照して説明す
る。メインCPU112は、特別図柄制御装置32を制
御するための制御コマンドを特別図柄制御装置32へ出
力しているか否か、つまり特別図柄が変動中であるか否
かを判定し(S20)、変動中でないと判定すると(S
20:No)、保留数U1が「1」以上であるか否かを
判定する(S22)。続いてメインCPU112は、保
留数U1が「1」以上であると判定すると(S22:Y
es)、保留数U1から「1」を減算する(S24)。
続いてメインCPU112は、第1種始動口処理のS1
8(図12)においてRAM116に一時的に格納した
カウント値を読出す(S26)。続いてメインCPU1
12は、その読出したカウント値が予め設定されている
大当り値と同一であるか否かに基づいて大当りか否かを
判定する(S28)。たとえば、大当り値が「7」に設
定されており、カウント値が「7」であった場合は大当
りと判定する(S28:Yes)。
【0046】続いてメインCPU112は、大当りと判
定した場合は(S28:Yes)、大当り予告決定カウ
ンタC2(図9(B))のカウント値を1つ取得し(S
30)、その取得したカウント値が「0〜7」のうちの
いずれかであるか否かを判定する(S32)。ここでメ
インCPU112は、取得したカウント値が「0〜7」
のうちのいずれかであると判定すると(S32:Ye
s)、大当りの発生を予告する画像(図8(D)におい
て符号G2で示す)を表示することを決定する(S3
4)。つまり、大当り予告決定カウンタC2がカウント
する「0〜15」の計16のカウント値のうち、「0〜
7」の計8個のカウント値のいずれかを選択した場合
は、大当り予告を行うことが決定されるため、大当りの
場合に大当り予告が行われる確率は、8/16=1/2
である。続いてメインCPU112は、大当り図柄テー
ブルTb1(図10(A))を参照して大当り図柄を選
択する(S36)。
【0047】またメインCPU112は、大当りではな
い、つまりハズレと判定した場合は(S28:No)、
大当り予告決定カウンタC2(図9(B))のカウント
値を1つ取得し(S38)、その取得したカウント値が
「0」であるか否かを判定する(S40)。ここでメイ
ンCPU112は、取得したカウント値が「0」である
と判定すると(S40:Yes)、大当りの発生を予告
する画像(図8(D)において符号G2で示す)を表示
することを決定する(S42)。つまり、大当り予告決
定カウンタC2がカウントする「0〜15」の計16の
カウント値のうち、「0」を選択した場合に大当り予告
を行うことが決定されるため、ハズレの場合でも大当り
の発生を期待させる大当り予告が行われる場合があり、
その確率は、1/16である。続いてメインCPU11
2は、ハズレ図柄テーブルTb2(図10(B))を参
照して左図柄、中図柄および右図柄のハズレ図柄をそれ
ぞれ選択する(S44)。
【0048】続いてメインCPU112は、リーチ決定
カウンタC3(図9(C))がカウントしたカウント値
を1つ取得する(S46)。続いてメインCPU112
は、その取得したカウント値が予め設定されているリー
チ決定値と同一であるか否かに基づいてリーチ表示を行
うか否かを決定する(S48)。たとえば、リーチを行
うことを決定するリーチ決定値が「0」〜「7」であ
り、カウント値が「7」であった場合は、リーチ表示を
行うと決定する(S48:Yes)。続いてメインCP
U112は、リーチ表示を行うと決定した場合は(S4
8:Yes)、リーチ予告決定カウンタC4(図9
(D))のカウント値を1つ取得し(図14のS5
0)、その取得したカウント値が「0〜7」のうちのい
ずれかであるか否かを判定する(S52)。ここでメイ
ンCPU112は、取得したカウント値が「0〜7」の
うちのいずれかであると判定すると(S52:Ye
s)、リーチの発生を予告する画像(図7(A)におい
て符号G1で示す)を表示することを決定する(S5
4)。つまり、リーチ予告決定カウンタC4がカウント
する「0〜15」の計16のカウント値のうち、「0〜
7」の計8個のカウント値のいずれかを選択した場合
は、リーチ予告を行うことが決定されるため、リーチパ
ターンを実行することが決定された場合にリーチ予告が
行われる確率は、8/16=1/2である。
【0049】続いてメインCPU112は、リーチパタ
ーン決定カウンタC5(図9(E))がカウントしたカ
ウント値を1つ取得し(S56)、その取得したカウン
ト値と対応するリーチパターンをリーチパターンテーブ
ルTb3(図10(C))の中から選択する(S5
8)。また、メインCPU112は、リーチ表示を行わ
ないと決定した場合は(S48:No)、リーチ予告決
定カウンタC4(図9(D))のカウント値を1つ取得
し(図14のS60)、その取得したカウント値が
「0」であるか否かを判定する(S62)。ここでメイ
ンCPU112は、取得したカウント値が「0」である
と判定すると(S62:Yes)、リーチの発生を予告
する画像(図7(A)において符号G1で示す)を表示
することを決定する(S64)。つまり、リーチ予告決
定カウンタC4がカウントする「0〜15」の計16の
カウント値のうち、「0」を選択した場合は、リーチ予
告を行うことが決定されるため、リーチパターンを実行
することが決定されなかった場合でもリーチ予告が行わ
れる場合があり、その確率は、1/16である。続いて
メインCPU112は、停止パターンをリーチではない
通常停止パターンに決定する(S42)。
【0050】続いてメインCPU112は、特別図柄制
御装置32が特別図柄を変動表示している変動時間の計
測を開始し(S68)、変動表示の開始を指示する変動
開始コマンドを特別図柄制御装置32へ送信する(S7
0)。なお、そのコマンドには、リーチパターンまたは
通常停止パターンを示す変動パターン指定コマンドと、
確定図柄を示すコマンドと、変動時間を示すコマンドと
が含まれる。また、リーチ予告または大当り予告を行う
ことが決定されている場合は、その決定に対応する画像
の表示を指示するコマンドが含まれる。なお、上記の特
別図柄制御は、ROM114に格納されたコンピュータ
プログラムにより実行される。
【0051】(特別図柄表示処理)次に、特別図柄制御
装置32のサブCPU32eが実行する特別図柄表示処
理の流れについて図11および図15を参照して説明す
る。図11は特別図柄の変動表示から大当りのラウンド
が終了するまでの画像の表示タイミングを示すタイミン
グチャートである。図15はサブCPU32eが実行す
る特別図柄表示処理の流れを示すフローチャートであ
る。サブCPU32eは、メインCPU112から送信
されたコマンドを受信すると(S80:Yes)、その
受信したコマンドを解析する(S82)。続いてサブC
PU32eは、解析の結果、受信したコマンドは、特別
図柄の変動表示の開始を指示するコマンドであると判定
すると(S84:Yes)、受信したコマンドにより示
される変動パターンをセットし(S86)、特別図柄が
変動表示している時間の計測を開始し(S88)、S8
6にてセットした変動パターンに従って特別図柄の変動
表示を開始する(S90)。たとえば、左表示領域A、
中表示領域Bおよび右表示領域Cにおいてそれぞれ特別
図柄「0」〜「9」を高速で変動表示する(図11のT
1)。なお、高速とは、遊技者が変動表示されている特
別図柄の種類を認識するのが困難な程度の変動速度をい
う。
【0052】一方メインCPU112は、図14のS6
8において計測を開始した変動時間がタイムアップした
と判定すると(図13のS72:Yes)、図柄の確定
表示および確定図柄の表示を指示する図柄確定コマンド
を特別図柄制御装置32へ送信し(S74)、計測時間
をリセットする(S76)。そしてサブCPU32e
は、メインCPU112から送信された図柄確定コマン
ドを受信し(図15のS80:Yes)、そのコマンド
を解析した結果(S82)、受信したコマンドは変動開
始コマンドではなく(S84:No)、図柄確定コマン
ドであると判定すると(S92:Yes)、受信したコ
マンドの中に、リーチ予告を示す画像の表示を指示する
コマンドが含まれているか否かを判定し(S94)、含
まれている場合は(S94:Yes)、図7(A)に示
すように、高速で変動する中図柄列の背景にリーチの予
告を示すカエルの画像G1を表示する(S96)。そし
て、その後時間T2になると、左図柄列の変動速度は、
高速から低速に落ちる。なお、低速とは、遊技者が変動
表示されている特別図柄の種類を認識するのが容易な程
度の変動速度をいう。
【0053】続いてサブCPU32eは、S88におい
て計測を開始した時間Tが、時間T3以上になったか否
かを判定する(S98)。ここでサブCPU32eは、
時間T3以上になったと判定すると(S98:Ye
s)、左確定図柄を表示する(S100、図11のT
3)。このとき、右図柄列の変動速度は、高速から低速
に落ちる。続いてサブCPU32eは、S88において
計測を開始した時間Tが、時間T4以上になったか否か
を判定し(S102)、時間T4以上になったと判定す
ると(S102:Yes)、右確定図柄を表示する(S
104、図7(B)、図11のT4)。このとき、中図
柄列の変動速度は、高速から低速に落ち(図7
(C))、図14のS58において拡大リーチが選択さ
れている場合は、図7(C)に示すように、中図柄列の
各特別図柄を拡大して表示する。
【0054】続いてサブCPU32eは、受信したコマ
ンドの中に、大当り予告を示す画像の表示を指示するコ
マンドが含まれているか否かを判定し(S106)、含
まれている場合は(S106:Yes)、図8(D)に
示すように、6匹のオタマジャクシが画面上を右から左
へ横切る表示を行う(S108)。続いてサブCPU3
2eは、S88において計測を開始した時間Tが、時間
T5以上になったか否かを判定する(S110)。ここ
でサブCPU32eは、時間T5以上になったと判定す
ると(S110:Yes)、中確定図柄を表示し(S1
12、図8(E)、図11のT5)、計測時間をリセッ
トする(S114)。なお、リーチ予告画像を表示した
事実、大当り予告画像を表示した事実およびリーチパタ
ーンの種類を示すデータは、RAM32r(図5)に履
歴として一時的に記憶される。また、それらのデータ
は、台番号と共に、遊技枠情報端子基板52(図4)を
介してパチンコホールの管理室に設けられたホールコン
ピュータへ送信され、そのホールコンピュータに備えら
れた記憶装置に記憶される。そして、パチンコホール側
は、記憶装置に記憶された履歴をモニタに表示し、台毎
の履歴を見ることができる。また、特定のリーチパター
ン(たとえば、プレミアムリーチなど発生確率の低いリ
ーチパターン)により大当りになった台により遊技を行
っている遊技者に対して特典を付与することができる。
たとえば景品を付与したりすることができる。
【0055】(オープニング表示処理)次に、サブCP
U32eが実行するオープニング表示処理の流れについ
て、それを示す図16のフローチャートを参照して説明
する。サブCPU32eは、メインCPU112から送
信された画像制御コマンドを受信すると(S120:Y
es)、その受信した画像制御コマンドを解析し(S1
22)、受信した画像制御コマンドが大当りの表示を指
示するものであるか否かを判定する(S124)。ここ
でサブCPU32eは、大当りの表示を指示するもので
あると判定すると(S124:Yes)、特別図柄表示
器32aの画面に「大当り!!」などのメッセージを表
示する(S126)。続いてサブCPU32eは、大当
りのラウンドが開始されたことを検出すると(S12
8:Yes)、ラウンド1を示す画像および大当り図柄
を示す画像を表示する(S130)。たとえば、図8
(E)に示すように、大当り図柄が「222」であった
場合は、図8(F)に示すように、ラウンド1を示す
「ROUND1」という演出画像D4および大当り図柄
が「222」であったことを略して示す「2」という演
出画像D5を表示する。
【0056】(演出内容表示処理)次に、サブCPU3
2eが実行する演出内容表示処理の流れについて、それ
を示す図17を参照して説明する。サブCPU32e
は、RAM32r(図5)に記憶されている履歴を参照
し、リーチ予告画像が表示されたか否かを判定し(S1
34)、表示された場合は(S134:Yes)、その
記憶されている履歴に基づいてリーチ予告画像をキャラ
クタROM32iから読出して表示する(S136)。
たとえば、図8(F)に示すように、「リーチ予告」と
うい表題の下にリーチ予告画像を有する演出画像D1を
表示する。続いてサブCPU32eは、特別図柄の停止
パターンがリーチパターンであったか否かを判定し(S
138)、リーチパターンであった場合は(S138:
Yes)、RAM32rに記憶されている履歴を参照
し、リーチパターンの種類を表示する(S140)。
【0057】たとえば、拡大リーチであった場合は、図
8(F)に示すように、「リーチパターン」という表題
の下に「拡大」という文字を有する演出画像D2を表示
する。続いてサブCPU32eは、RAM32r(図
5)に記憶されている履歴を参照し、大当り予告画像が
表示されたか否かを判定し(S142)、表示された場
合は(S142:Yes)、その記憶されている履歴に
基づいて大当り予告画像をキャラクタROM32iから
読出して表示する(S144)。たとえば、図8(F)
に示すように、「大当り予告」とうい表題の下に大当り
予告画像を有する演出画像D3を表示する。この実施形
態では、図8(D)に示した6匹のオタマジャクシを総
て表示するのではなく、1匹のオタマジャクシ×6とい
う表現方法を採り、遊技者が認識できる程度に簡略化し
て表示する。続いてサブCPU32eは、大当りのラウ
ンドを終了したか否かを判定し(S146)、終了した
と判定すると(S146:Yes)、演出画像D1〜D
5の表示を終了する(S148)。なお、前述の特別図
柄表示処理、オープニング表示処理および演出内容表示
処理は、ROM32fに格納されているコンピュータプ
ログラムにより実行される。
【0058】[第1実施形態の効果] (1)以上のように、第1実施形態のパチンコ機1を使
用すれば、リーチ予告画像、リーチパターンの種類およ
び大当り予告画像を、大当りの遊技を行っている期間に
特別図柄制御装置32の画面に表示することができるた
め、リーチ予告画像、リーチパターンの種類および大当
り予告画像を再度知ることができる。したがって、従来
のように、一定のアニメーションを表示するだけのパチ
ンコ機とは異なり、大当り遊技をより一層楽しいものに
することができるため、遊技に飽き難いパチンコ機を実
現することができる。しかも、リーチ予告画像、リーチ
パターンの種類および大当り予告画像が特定の種類であ
った場合に、それらの画像を再現することができるた
め、より一層変化に富んだ遊技を行うことができる。
【0059】(2)特に、大当り遊技期間中にリーチ予
告画像を表示することができるため、遊技者は、どのよ
うな予告の画像が表示された結果、大当りになったのか
を良く知ることができる。 (3)また、大当り予告画像を遊技者が認識できる程度
に簡略化して表示することができるため、大当り予告画
像を再現するための画像データ量を少なくすることがで
きる。また、画像データ量が少なくなる分、画像を処理
するコンピュータの負荷を軽減できる。 (4)さらに、リーチパターンの種類などを示すデータ
をホールコンピュータへ送信して管理することができ
る。また、特定の画像が表示されたパチンコ機により遊
技を行っている遊技者に対して特典を付与することもで
きる。
【0060】<第2実施形態>次に、この発明の第2実
施形態について図18ないし図21を参照して説明す
る。図18(A)は左表示領域A、中表示領域Bおよび
右表示領域Cにおいてそれぞれ特別図柄が高速で変動表
示されている様子を示す説明図であり、図18(B)
は、左表示領域Aおよび右表示領域Cにおいて確定図柄
が表示されており、中表示領域Bにおいて特別図柄が高
速で変動表示されている様子を示す説明図である。図1
9(C)はスキーリーチが表示されている様子を示す説
明図であり、図19(D)は大当り図柄が表示された様
子を示す説明図であり、図19(E)はラウンド1の実
行中に表示される演出画面の説明図である。図20
(F)は宇宙リーチが表示されている様子を示す説明図
であり、図20(G)は大当り図柄が表示された様子を
示す説明図であり、図20(H)はラウンド1の実行中
に表示される演出画面の説明図である。図21はサブC
PU32eが実行する演出内容表示処理の流れを示すフ
ローチャートである。なお、この実施形態のパチンコ機
は、図21に示す演出内容表示処理の一部を除いて第1
実施形態のパチンコ機1と同じ構成および機能であるた
め、その同じ部分の説明を省略する。また、スキーリー
チおよび宇宙リーチは、プレミアムリーチの一種である
とする。
【0061】(リーチパターンの説明)スキーリーチ
は、図18(A)に示すように、各表示領域において特
別図柄が高速で変動表示され、左右の図柄列が変動速度
を低速に落とした後、図18(B)に示すように停止す
る。そして、図19(C)に示すように、特別図柄の表
示領域が縮小されて画面の左下に移動し、スキーヤーが
スキーをしている画面が表示される。このとき、大当り
の発生を予告する大当り予告画像として雪だるまの画像
G3が表示される。そして、図19(D)に示すよう
に、スキーヤーがゴールすると同時に中図柄が確定表示
され、大当りになる。また、宇宙リーチは、図18
(A)、(B)に示す変動表示の後、図20(F)に示
すように特別図柄の表示領域が縮小されて画面の左下に
移動し、惑星、UFOおよび星が表示される。このと
き、大当りの発生を予告する大当り予告画像としてUF
Oがロケットに向けてミサイルのようなものを発射した
画像G4が表示される。そして、図20(G)に示すよ
うに、ロケットがミサイルで爆破されると同時に中図柄
が確定表示され、大当りになる。
【0062】(演出内容表示処理)サブCPU32e
は、RAM32r(図5)に記憶されている履歴を参照
し、リーチ予告画像が表示されたか否かを判定し(S1
60)、表示された場合は(S160:Yes)、その
記憶されている履歴に基づいてリーチ予告画像をキャラ
クタROM32iから読出して所定時間表示する(S1
62)。続いてサブCPU32eは、リーチ予告画像の
表示を終了したと判定すると(S164:Yes)、リ
ーチパターンがプレミアムリーチであったか否かを判定
し(S166)、プレミアムリーチであった場合は(S
166:Yes)、RAM32rに記憶されている履歴
を参照し、プレミアムリーチの演出画面になる前の各表
示領域における特別図柄の変動状態を間引いて表示する
(S168)。たとえば、左右の図柄列が高速で変動し
た時間や低速で変動した時間の途中を所定時間分、間引
いて表示する。また、サブCPU32eは、プレミアム
リーチでなかった場合は(S166:No)、予め用意
されている一般的なアニメーションを表示する(S17
0)。
【0063】続いてサブCPU32eは、変動状態の表
示を終了したと判定すると(S172:Yes)、プレ
ミアムリーチの演出内容を間引いて表示する(S17
4)。たとえば、演出内容の中で特徴ある場面のみを抽
出して表示する。たとえば、そのプレミアムリーチがス
キーリーチであった場合は、図19(C)に示すよう
に、大当り予告画像G3が表示されたときの場面とか、
図19(D)に示すようにスキーヤーがゴールした場面
とかを表示する。また、宇宙リーチであった場合は、図
20(F)に示すように、大当り予告画像G4が表示さ
れたときの場面とか、図20(G)に示すように、ロケ
ットが爆破された場面とかを表示する。続いてサブCP
U32eは、プレミアムリーチの演出内容の表示を終了
したと判定すると(S176:Yes)、RAM32r
(図5)に記憶されている履歴を参照し、大当り予告画
像が表示されたか否かを判定し(S178)、表示され
た場合は(S178:Yes)、その記憶されている履
歴に基づいて大当り予告画像をキャラクタROM32i
から読出して表示する(S180)。
【0064】続いてサブCPU32eは、特定のアニメ
ーションを表示する(S182)。たとえば、プレミア
ムリーチがスキーリーチであった場合は、図19(E)
に示すように、ゴールしたスキーヤー、そのスキーヤー
と競争をした複数のスキーヤー、大当り予告画像とした
表示された雪だるまを示す画像などを使用したアニメー
ションを表示する。また、宇宙リーチであった場合は、
図20(H)に示すように、惑星、星、UFOなどを使
用したアニメーションを表示する。そしてサブCPU3
2eは、大当りのラウンドを終了したと判定すると(S
184:Yes)、大当り遊技期間中に表示する上記各
種の演出画像の表示を終了する(S186)。
【0065】[第2実施形態の効果] (1)以上のように、第2実施形態のパチンコ機を使用
すれば、リーチになる前の特別図柄の変動状態、リーチ
の演出内容および大当り予告画像を、大当りの遊技を行
っている期間に特別図柄制御装置32の画面に表示する
ことができるため、リーチになる前の特別図柄の変動状
態、リーチの演出内容および大当り予告画像を再度知る
ことができる。したがって、従来のように、一定のアニ
メーションを表示するだけのパチンコ機とは異なり、大
当り遊技をより一層楽しいものにすることができるた
め、遊技に飽き難いパチンコ機を実現することができ
る。特に、リーチ予告画像、リーチパターンの種類およ
び大当り予告画像が特定の種類であった場合に、それら
の画像を再現することができるため、より一層変化に富
んだ遊技を行うことができる。
【0066】(2)また、リーチになる前の特別図柄の
変動状態を大当り遊技機期間中に表示することができる
ため、特別図柄の変動状態を再度見ることができる。特
に、リーチパターンがプレミアムリーチであった場合
に、その演出画面になる前の各表示領域における特別図
柄の変動状態を間引いて表示することができるため、リ
ーチパターンの種類に関係なく、演出画面になる前の変
動状態を表示する場合よりも変化を持たせることができ
るため、より一層遊技に飽き難いパチンコ機を実現する
ことができる。 (3)さらに、リーチの演出内容を大当り期間中に再現
して見ることができるため、大当りが発生したときの喜
びを再度味わうことができる。特に、リーチパターンが
プレミアムリーチであった場合にその演出画面を再現す
るため、リーチパターンの種類に関係なくリーチの演出
画面を再現する場合よりも変化を持たせることができる
ので、より一層遊技に飽き難いパチンコ機を実現するこ
とができる。しかも、数あるリーチの中でもプレミアム
リーチのように、見ることができる確率の低いリーチを
経て大当りになった場合は、感激もひとしおであり、そ
のようなリーチの演出内容を大当り遊技期間中に再度見
ることができるため、より一層楽しく大当り遊技を行う
ことができる。 (4)さらに、特別図柄の変動状態やリーチの演出内容
を間引いて表示することができるため、それらの表示時
間を短縮することができる。また、画像を間引く分、画
像を処理するサブCPU32eの負荷を軽減できる。
【0067】<他の実施形態> (1)特別図柄の変動状態またはリーチの演出内容を示
す動画をスローモーションまたはコマ送りで大当り遊技
期間中に表示することもできる。また、特別図柄の変動
状態またはリーチの演出内容の中で特徴ある場面になっ
たときに、その場面をスローモーションまたはコマ送り
で表示することもできる。 (2)特別図柄の変動状態またはリーチの演出内容を示
す動画を構成する静止画を画面上に並べて大当り遊技期
間中に表示することもできる。また、特別図柄の変動状
態またはリーチの演出内容の中で特徴ある場面を示す静
止画を画面上に並べて大当り遊技期間中に表示すること
もできる。 (3)特別図柄の変動状態またはリーチの演出内容を示
す動画を早送りで大当り遊技期間中に表示することもで
きる。また、特別図柄の変動状態またはリーチの演出内
容の中で特徴ある場面になったときに、その場面を通常
の速度またはスローモーションやコマ送りで表示するこ
ともできる。 (4)リーチ予告画像または大当り予告画像を拡大して
表示することもできる。 (5)表示可能なリーチ予告画像、当り予告画像、リー
チパターンを全種類表示し、それらのどれが表示された
のかが分かるような表示を行うこともできる。
【0068】[各請求項と実施形態との対応関係]特別
図柄が請求項1に記載の画像に対応し、特別図柄制御装
置32が画像表示装置に対応する。また、大当り図柄
が、所定の画像に対応し、大当り遊技中の遊技状態が、
遊技者に有利な遊技状態に対応する。さらに、特別図柄
の変動状態、リーチ予告画像、大当り予告画像およびリ
ーチの演出画像が、所定の内容に対応する。また、リー
チの演出が、請求項3に記載の演出に対応し、大当り予
告画像が、請求項4に記載の所定の画像が表示されるこ
とを予告する画像に対応する。さらに、遊技枠情報端子
基板52が、請求項7に記載の送信手段に対応する。そ
してサブCPU32eが実行する演出内容表示処理(図
17のS134〜S148)が、請求項1に記載の画像
表示装置として機能するとともに、請求項9または請求
項10に記載の処理に対応する。また、サブCPU32
eが実行する図17のS134、S138およびS14
2、あるいは図21のS160、S166およびS17
8が、請求項1に記載の決定手段として機能する。さら
に、図17に示すフローチャートが請求項9に係るコン
ピュータプログラムに対応し、そのコンピュータプログ
ラムが格納されたROM32f(図5)が請求項10に
係る記録媒体に対応する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係るパチンコ機の外観を
示す斜視説明図である。
【図2】図1に示すパチンコ機1に備えられた遊技盤5
の主要構成を示す正面説明図である。
【図3】図2に示す遊技盤5に設けられたセンターケー
ス30の正面説明図である。
【図4】図1に示すパチンコ機1の主な電気的構成をブ
ロックで示す説明図である。
【図5】特別図柄制御装置32の主な電気的構成をブロ
ックで示す説明図である。
【図6】図6(A)は、メインCPU112からサブC
PU32eに出力された画像制御コマンドの流れを示す
説明図であり、図6(B)は、メインCPU112から
サブCPU32eへ出力される転送信号および画像制御
コマンドを示す説明図である。
【図7】図7(A)は、左表示領域Aおよび右表示領域
Cにおいてそれぞれ特別図柄が高速で変動表示されてお
り、中表示領域Bにおいてリーチの予告を示す画像が表
示されている様子を示す説明図であり、図7(B)は、
左表示領域Aおよび右表示領域Cにおいて確定図柄が表
示されており、中表示領域Bにおいて特別図柄が高速で
変動表示されている様子を示す説明図であり、図7
(C)は、拡大リーチの様子を示す説明図であり、左表
示領域Aおよび右表示領域Cにおいて確定図柄が表示さ
れており、中表示領域Bにおいて特別図柄が低速で変動
表示されている様子を示す説明図である。
【図8】図8(D)は、拡大リーチにおいて大当りの予
告を示す画像が表示されている様子を示す説明図であ
り、図8(E)は、左表示領域A、中表示領域Bおよび
右表示領域Cにおいて特別図柄がそれぞれ確定表示され
た様子を示す説明図であり、図8(F)は、大当り遊技
中の表示内容を示す説明図である。
【図9】図9(A)は大当りカウンタの説明図であり、
図9(B)は大当り予告決定カウンタの説明図であり、
図9(C)はリーチ決定カウンタの説明図であり、図9
(D)はリーチ予告決定カウンタの説明図であり、図9
(E)はリーチパターン決定カウンタの説明図である。
【図10】図10(A)は大当り図柄テーブルの説明図
であり、図10(B)はハズレ図柄テーブルの説明図で
あり、図10(C)はリーチパターンテーブルの説明図
である。
【図11】特別図柄の変動表示から大当りのラウンドが
終了するまでの画像の表示タイミングを示すタイミング
チャートである。
【図12】メインCPU112が実行する第1種始動口
処理の流れを示すフローチャートである。
【図13】メインCPU112が実行する特別図柄制御
の流れを示すフローチャートである。
【図14】図13に示す特別図柄制御の続きを示すフロ
ーチャートである。
【図15】サブCPU32eが実行する特別図柄表示処
理の流れを示すフローチャートである。
【図16】サブCPU32eが実行するオープニング表
示処理の流れを示すフローチャートである。
【図17】サブCPU32eが実行する演出内容表示処
理の流れを示すフローチャートである。
【図18】図18(A)は左表示領域A、中表示領域B
および右表示領域Cにおいてそれぞれ特別図柄が高速で
変動表示されている様子を示す説明図であり、図18
(B)は、左表示領域Aおよび右表示領域Cにおいて確
定図柄が表示されており、中表示領域Bにおいて特別図
柄が高速で変動表示されている様子を示す説明図であ
る。
【図19】図19(C)はスキーリーチが表示されてい
る様子を示す説明図であり、図19(D)は大当り図柄
が表示された様子を示す説明図であり、図19(E)は
ラウンド1の実行中に表示される演出画面の説明図であ
る。
【図20】図20(F)は宇宙リーチが表示されている
様子を示す説明図であり、図20(G)は大当り図柄が
表示された様子を示す説明図であり、図20(H)はラ
ウンド1の実行中に表示される演出画面の説明図であ
る。
【図21】サブCPU32eが実行する演出内容表示処
理の流れを示すフローチャートである。
【図22】図22(A)は、そのパチンコ機に備えられ
た遊技盤の正面説明図であり、図22(B)は、図22
(A)に示す遊技盤に設けられた特別図柄制御装置によ
る特別図柄の変動状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機(遊技機) 32 特別図柄制御装置(画像表示装置) 32e サブCPU 32f ROM(記録媒体) 52 遊技枠情報端子基板(送信手段) 112 メインCPU112 G1 リーチの発生を予告する画像 G2 大当りの発生を予告する画像

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を変動表示する画像表示装置を備え
    ており、その画像表示装置により所定の画像が表示され
    た場合に、遊技状態が遊技者に有利な遊技状態に変化
    し、前記画像表示装置は、遊技状態が遊技者に有利な遊
    技状態に変化している間に所定の内容を表示する遊技機
    において、 前記画像表示装置が画像の表示を開始してから前記所定
    の画像を表示するまでの間に表示された内容のうち、所
    定の期間に表示された内容に対応して、前記所定の内容
    を決定する決定手段を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記決定手段は、 前記画像表示装置により変動表示された画像の変動の種
    類が所定の種類であった場合に前記決定を行い、 前記画像表示装置は、 前記決定手段により前記決定が行われた場合に、前記変
    動表示された画像の変動する様子を前記所定の内容とし
    て表示することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記決定手段は、 前記画像表示装置が、前記所定の画像を表示する前に前
    記所定の画像に近い画像を表示するとともに、その画像
    が前記所定の画像に変化するか否かの演出を表示した場
    合に、その演出が所定の種類であった場合に前記決定を
    行い、 前記画像表示装置は、 前記決定手段により前記決定が行われた場合に、前記演
    出の内容を前記所定の内容として表示することを特徴と
    する請求項1または請求項2に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記決定手段は、 前記画像表示装置が、前記所定の画像を表示する前に、
    前記所定の画像が表示されることを予告する画像を表示
    した場合に、その画像が所定の種類であった場合に前記
    決定を行い、 前記画像表示装置は、 前記予告する画像を前記所定の内容として表示すること
    を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1つに
    記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 前記画像表示装置は、 前記所定の内容として表示する画像を間引いて表示する
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1
    つに記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 前記画像表示装置は、 前記所定の内容として表示する内容を前記遊技者が認識
    できる程度に簡略化して表示することを特徴とする請求
    項1ないし請求項5のいずれか1つに記載の遊技機。
  7. 【請求項7】 前記画像表示装置が前記所定の内容とし
    て表示する内容を、この遊技機の外部に送信する送信手
    段を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項6の
    いずれか1つに記載の遊技機。
  8. 【請求項8】 前記画像表示装置は、 前記決定手段により前記決定が行われなかった場合は、
    予め用意されている画像を前記所定の内容として表示す
    ることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか
    1つに記載の遊技機。
  9. 【請求項9】 画像を変動表示する画像表示装置を備え
    ており、その画像表示装置により所定の画像が表示され
    た場合に、遊技状態が遊技者に有利な遊技状態に変化
    し、前記画像表示装置は、遊技状態が遊技者に有利な遊
    技状態に変化している間に所定の内容を表示する遊技機
    をコンピュータにより機能させるためのコンピュータプ
    ログラムにおいて、 前記画像表示装置に備えられたコンピュータが、画像の
    変動表示を開始してから前記所定の画像を表示するまで
    の間に表示された内容のうち、所定の期間に表示された
    内容に対応して、前記所定の内容を決定する処理を実行
    するためのコンピュータプログラムを含むことを特徴と
    するコンピュータプログラム。
  10. 【請求項10】 画像を変動表示する画像表示装置を備
    えており、その画像表示装置により所定の画像が表示さ
    れた場合に、遊技状態が遊技者に有利な遊技状態に変化
    し、前記画像表示装置は、遊技状態が遊技者に有利な遊
    技状態に変化している間に所定の内容を表示する遊技機
    をコンピュータにより機能させるためのコンピュータプ
    ログラムが記録された記録媒体において、 前記画像表示装置に備えられたコンピュータが、画像の
    変動表示を開始してから前記所定の画像を表示するまで
    の間に表示された内容のうち、所定の期間に表示された
    内容に対応して、前記所定の内容を決定する処理を実行
    するためのコンピュータプログラムを含むコンピュータ
    プログラムが記録されたことを特徴とする記録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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