JP2002340395A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2002340395A
JP2002340395A JP2001149190A JP2001149190A JP2002340395A JP 2002340395 A JP2002340395 A JP 2002340395A JP 2001149190 A JP2001149190 A JP 2001149190A JP 2001149190 A JP2001149190 A JP 2001149190A JP 2002340395 A JP2002340395 A JP 2002340395A
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filter
suction
air conditioner
unit
dust
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Yasuhiro Shindo
泰宏 進藤
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Fujitsu General Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F8/00Treatment, e.g. purification, of air supplied to human living or working spaces otherwise than by heating, cooling, humidifying or drying
    • F24F8/90Cleaning of purification apparatus

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑に折れ曲がったフィルタ上のごみを自動
的に清掃するフィルタ清掃機能付きの空気調和機を提供
する。 【解決手段】 本体1の前面上部および上面に設けられ
た吸込口2と、前面下部に設けられた吹出口3とを結ぶ
空気通路に、フィルタ4と、熱交換器6と、送風ファン
5とを夫々設けるとともに、前記フィルタ4上のごみを
除去するごみ除去手段11と、同ごみ除去手段11により除
去されたごみを収納するごみ収納部12とからなるフィル
タ清掃装置9を設けてなる空気調和機において、前記ご
み除去手段11を、前記フィルタ4上を移動自在に形成さ
れたごみ吸引部13と、前記本体1の側面空間内に配置さ
れた吸引ファン部14と、前記ごみ吸引部13と前記吸引フ
ァン部とを連結する吸引ダクト部15とで構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機に係わ
り、より詳細には、フィルタ上のごみを自動的に清掃す
るフィルタ清掃機能に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機は、例えば特開平11
ー159854号公報で開示されているように、フィル
タをユーザの手によって本体の前面パネルから抜き出し
て洗浄し、再度ユーザの手によって本体の前面パネルの
内側に挿入していた。
【0003】この場合、空気調和機が通常は部屋の高所
に設置されていることから、高齢者や女性にとってフィ
ルタの着脱が高所作業となって困難を極めたり、フィル
タを洗浄する作業自体が敬遠されやすいという問題を有
していた。
【0004】これに対し、実開平4ー33916号公報
や、実開平4ー50320号公報などで開示されている
ように、フィルタの清掃装置付きの空気調和機の提案が
なされた。
【0005】しかしながら、従来のフィルタの清掃装置
付きの空気調和機は、次のような問題点を有していた。
すなわち、実開平4ー33916号公報においては、平
板のフィルタを水平方向に移動するブラシでこするとい
う方法であることから、適用が平板のフィルタに限られ
ていた。一方、近年の空気調和機は、小型化を目的とし
て複雑に折れ曲がったフィルタを装着しており、実開平
4ー33916号公報で開示されている方法では全く対
応できないものであった。
【0006】また、実開平4ー50320号公報におい
ては、回転ローラによって空気調和機の外部にフィルタ
を引き出し、予め設けておいた吸引筒と吸込パイプから
フィルタ上のごみを吸引した上、再びフィルタを空気調
和機内の所定の場所に戻すというものであった。
【0007】しかしながらこの方法においては、空気調
和機外に吸引筒や吸込パイプを設けねばならず、外観性
を損なう上、ユーザの機材設置費用の負担も相当なもの
になるという問題点を有していた。
【0008】更にこの方法は、空気調和機の空気吸込口
が前面のみにあり、かつ熱交換器が平坦なものに限られ
るという構造上の制約があり、近年の空気吸込口が前面
から上面にかけて設けられ、熱交換器が複雑に折れ曲が
っているものに対しては、実開平4ー50320号公報
で開示された方法では全くできないものであった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上
記の問題点に鑑み、複雑に折れ曲がったフィルタ上のご
みを自動的に清掃するフィルタ清掃機能付きの空気調和
機を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、本体の前面上部および上面に設けられた吸
込口と、前面下部に設けられた吹出口とを結ぶ空気通路
に、フィルタと、熱交換器と、送風ファンとを夫々設け
るとともに、前記フィルタ上のごみを除去するごみ除去
手段と、同ごみ除去手段により除去されたごみを収納す
るごみ収納部とからなるフィルタ清掃装置を設けてなる
空気調和機において、前記ごみ除去手段を、前記フィル
タ上を移動自在に形成されたごみ吸引部と、前記本体の
側面空間内に配置された吸引ファン部と、前記ごみ吸引
部と前記吸引ファン部とを連結する吸引ダクト部とで構
成している。
【0011】また、前記フィルタ清掃装置に、前記フィ
ルタを前記吸込口の内側に沿って回動させる回動手段を
設けた構成となっている。
【0012】また、前記ごみ吸引部と、前記吸引ダクト
部とが、前記フィルタ上に配置された固定レールによっ
て滑動自在である構成となっている。
【0013】また、前記固定レールの一端または前記本
体の一部に巻き取り用のモータを設け、同巻き取り用の
モータと前記ごみ吸引部とを巻き取り式の薄板ばねで連
結し、前記巻き取り用のモータを駆動して前記薄板ばね
を巻き取ることにより前記ごみ吸引部を移動させるよう
にした構成となっている。
【0014】また、前記吸引ダクト部が伸縮自在である
構成となっている。
【0015】また、前記吸引ダクト部を伸縮させる前記
伸縮手段が、巻き取り式の薄板ばねからなる構成となっ
ている。
【0016】また、前記フィルタを、前記熱交換器と前
記本体の前面パネルとの間に移動自在に設けるととも
に、前記フィルタと前記熱交換器との間に枠状のスペー
サを設けた構成となっている。
【0017】また、前記吸引ファン部の羽根車が、前記
送風ファンに連係されたファンモータと反対側の軸に連
結されるように形成された構成となっている。
【0018】また、前記ごみ収納部を、前記フィルタよ
りもメッシュの細かい網目で形成し、前記ごみ収納部の
網目が前記吸引ファン部の吸込口と連通するように形成
された構成となっている。
【0019】また、前記吸引ファン部の吐出口が、前記
本体の背面側に連通するように形成された構成となって
いる。
【0020】また、前記ごみ吸引部に、吸引口の縁面に
沿ってブラシ部を配置した構成となっている。
【0021】また、前記本体の背面の一部にフィルタ通
過溝を形成し、前記フィルタが、その回動時に前記フィ
ルタ通過溝によって前記本体の背面側に延伸できるよう
にした構成となっている。
【0022】更に、前記本体の背面の一部または前面パ
ネルの一部にフィルタ通過溝を形成し、前記フィルタ
が、その回動時に前記フィルタ通過溝によって前記本体
の前面側に延伸できるようにした構成となっている。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいた実施例として詳細に説明する。図1および図
2は本発明による空気調和機の一実施例を示す斜視図
で、図1は向かって右方向から見た斜視図であり、図2
は向かって左方向から見た斜視図である。
【0024】図1および図2において、1は本発明によ
る空気調和機本体、2は同本体1の前面から上面にかけ
て設けられた吸込口、3は前記本体1の下部に設けられ
た吹出口である。
【0025】前記吸込口2と、前記吹出口3とを結ぶ空
気通路には、空気中の粗ごみを取り除くフィルタ4と、
ファンモータ8に連係された送風ファン5と、熱交換器
6とが設けられている。
【0026】9は前記フィルタ4を清掃するためのフィ
ルタ清掃装置であり、前記フィルタ4を前記本体1の内
側に沿って回動させる回動手段10と、前記フィルタ4上
のごみを除去するごみ除去手段11と、ごみを収納するご
み収納部12とから構成されている。
【0027】前記ごみ除去手段11は、前記フィルタ4上
を移動自在に形成されたごみ吸引部13と、前記本体1の
側面空間内に配置された吸引ファン部14と、前記ごみ吸
引部13と前記吸引ファン部14とを連結する吸引ダクト部
15とからなる構成となっている。
【0028】前記フィルタ4上には固定レール16が設け
られている。前記固定レール16の一端または前記本体1
の一部には巻き取りモータ17が設けられ、前記巻き取り
モータ17と前記ごみ吸引部13とは、巻き取り式の薄板ば
ね18で連結されている。
【0029】前記巻き取りモータ17を駆動することによ
り、前記薄板ばね18が巻き取られ、前記ごみ吸引部13が
移動するように形成されている。
【0030】前記吸引ファン部14は羽根車22とケーシン
グ23とで構成され、前記羽根車22は、前記送風ファン5
に連係されたファンモータ8と反対側の軸に連結するよ
うに形成されている。
【0031】前記ごみ収納部12は、前記フィルタ4より
もメッシュの細かい網目で形成され、前記ごみ収納部12
の網目が前記吸引ファン部14の吸込口24と連通するよう
に形成されている。
【0032】前記吸引ファン部14の吐出口25は、前記本
体1の背面側に連通するように形成されている。前記フ
ィルタ4は、その回動時に前記本体1の背面側に延伸可
能となるように、前記本体1の背面の一部にはフィルタ
通過溝27が設けられている。
【0033】また、前記フィルタ4は、その回動時に前
記本体1の前面側に延伸可能となるように、前記本体1
の前面の一部または前面パネル20の一部にはフィルタ通
過溝28が設けられている。
【0034】図3は、前記ごみ除去手段11を構成する前
記ごみ吸引部13周辺を拡大した部分断面図であり、図4
は、前記ごみ吸引部13と前記吸引ダクト部14を前記フィ
ルタ4側から見た平面図である。
【0035】図3および図4において、前記ごみ除去手
段11を構成する前記ごみ吸引部13と前記吸引ダクト部15
とは、前記フィルタ4上に設けられた固定レール16に、
滑動自在に設けられている。
【0036】前記フィルタ4は、前記熱交換器6と前記
前面パネル20との間に移動自在に設けられ、前記フィル
タ4と前記熱交換器6との間には、枠状のスペーサ21が
設けられている。
【0037】前記スペーサ21が設けられたことにより、
前記フィルタ4が前記熱交換器6に接触することが防止
され、前記熱交換器6上の水滴によって前記フィルタ4
が濡れることにより、ごみが付着して吸引されにくくな
ってしまうということがなくなる。
【0038】前記ごみ吸引部13には、吸引口の縁面に沿
うようにブラシ部26が設けられている。前記吸引ダクト
部15は、前記固定レール16の前記ごみ収納部12側の一部
と、前記固定レール16とに滑動自在に設けられた伸縮手
段19とからなる構成となっている。
【0039】前記固定レール16は、対向する上レール16
a と下レール16b とで構成され、前記伸縮手段19は巻き
取り式の薄板ばね19a および19b とで構成されている。
そして、前記上レール16a と前記下レール16b 、および
前記薄板ばね19a 、19b とで囲まれた空間により、伸縮
自在の吸引ダクト部15が形成されている。
【0040】以上のように形成されたことによって、本
発明による前記フィルタ清掃装置9は次のように作用す
る。すなわち、前記フィルタ4上に付着したごみは、前
記ごみ吸引部13が移動するにつれ吸引され、前記吸引ダ
クト15内を通って前記ごみ収納部12に運ばれ、そこに捕
捉される。
【0041】前記ごみ収納部12は、前記フィルタ4より
もメッシュの細かい網目で形成されているので、ごみが
網目からすり抜けてしまうということはない。前記ごみ
吸引部13が移動しても、前記吸引ダクト15は前記伸縮手
段19によって形成されているので、ダクトが伸縮しごみ
がダクト外に漏れることはない。
【0042】また、前記ごみ吸引部13が左右に移動する
とともに、前記フィルタ4が前記回動手段10によってそ
れと直角方向に移動されるので、前記フィルタ4のほぼ
前部の面積についてごみを吸引することができるように
なり、前記フィルタ4の清掃が効果的に行われることに
なる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複雑に折れ曲がったフィルタ上のごみを自動的に清掃で
きるようにしたフィルタ清掃機能付きの空気調和機とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和機の一実施例を示す斜視
図である。
【図2】本発明による空気調和機の一実施例を示す説明
図である。
【図3】本発明による空気調和機のごみ吸引部周辺を拡
大した部分断面図である。
【図4】本発明による空気調和機のごみ吸引部と吸引ダ
クト部とをフィルタ側から見た平面図である。
【符号の説明】
1 空気調和機本体 2 吸込口 3 吹出口 4 フィルタ 5 送風ファン 6 熱交換器 7 ドレンパン 8 モータ 9 フィルタ清掃装置 10 回動手段 11 ごみ除去手段 12 ごみ収納部 13 ごみ吸引部 14 吸引ファン部 15 吸引ダクト部 16 固定レール 16a 上レール 16b 下レール 17 巻き取りモータ 18 薄板ばね 19 伸縮手段 19a ,19b 薄板ばね 20 前面パネル 21 スペーサ 22 羽根車 23 ケーシング 24 吸込口 25 吹出口 26 ブラシ部 27,28 フィルタ通過溝

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体の前面上部および上面に設けられた
    吸込口と、前面下部に設けられた吹出口とを結ぶ空気通
    路に、フィルタと、熱交換器と、送風ファンとを夫々設
    けるとともに、前記フィルタ上のごみを除去するごみ除
    去手段と、同ごみ除去手段により除去されたごみを収納
    するごみ収納部とからなるフィルタ清掃装置を設けてな
    る空気調和機において、 前記ごみ除去手段を、前記フィルタ上を移動自在に形成
    されたごみ吸引部と、前記本体の側面空間内に配置され
    た吸引ファン部と、前記ごみ吸引部と前記吸引ファン部
    とを連結する吸引ダクト部とで構成してなることを特徴
    とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記フィルタ清掃装置に、前記フィルタ
    を前記吸込口の内側に沿って回動させる回動手段を設け
    てなることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記ごみ吸引部と、前記吸引ダクト部と
    が、前記フィルタ上に配置された固定レールによって滑
    動自在であることを特徴とする請求項1に記載の空気調
    和機。
  4. 【請求項4】 前記固定レールの一端または前記本体の
    一部に巻き取り用のモータを設け、同巻き取り用のモー
    タと前記ごみ吸引部とを巻き取り式の薄板ばねで連結
    し、前記巻き取り用のモータを駆動して前記薄板ばねを
    巻き取ることにより前記ごみ吸引部を移動させるように
    してなることを特徴とする請求項1に記載の空気調和
    機。
  5. 【請求項5】 前記吸引ダクト部が伸縮自在であること
    を特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  6. 【請求項6】 前記吸引ダクト部を伸縮させる伸縮手段
    が、巻き取り式の薄板ばねからなることを特徴とする請
    求項5に記載の空気調和機。
  7. 【請求項7】 前記フィルタを、前記熱交換器と前記本
    体の前面パネルとの間に移動自在に設けるとともに、前
    記フィルタと前記熱交換器との間に枠状のスペーサを設
    けてなることを特徴とする請求項1に記載の空気調和
    機。
  8. 【請求項8】 前記吸引ファン部の羽根車が、前記送風
    ファンに連係されたファンモータと反対側の軸に連結さ
    れるように形成されてなることを特徴とする請求項1に
    記載の空気調和機。
  9. 【請求項9】 前記ごみ収納部を、前記フィルタよりも
    メッシュの細かい網目で形成し、前記ごみ収納部の網目
    が前記吸引ファン部の吸込口と連通するように形成され
    てなることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  10. 【請求項10】 前記吸引ファン部の吐出口が、前記本
    体の背面側に連通するように形成されてなることを特徴
    とする請求項1に記載の空気調和機。
  11. 【請求項11】 前記ごみ吸引部に、吸引口の縁面に沿
    ってブラシ部を配置してなることを特徴とする請求項1
    に記載の空気調和機。
  12. 【請求項12】 前記本体の背面の一部にフィルタ通過
    溝を形成し、前記フィルタが、その回動時に前記フィル
    タ通過溝によって前記本体の背面側に延伸できるように
    したことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  13. 【請求項13】 前記本体の背面の一部または前面パネ
    ルの一部にフィルタ通過溝を形成し、前記フィルタが、
    その回動時に前記フィルタ通過溝によって前記本体の前
    面側に延伸できるようにしたことを特徴とする請求項1
    に記載の空気調和機。
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