JP2002338130A - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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JP2002338130A
JP2002338130A JP2001147598A JP2001147598A JP2002338130A JP 2002338130 A JP2002338130 A JP 2002338130A JP 2001147598 A JP2001147598 A JP 2001147598A JP 2001147598 A JP2001147598 A JP 2001147598A JP 2002338130 A JP2002338130 A JP 2002338130A
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label
unit
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cutting
printing
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JP2001147598A
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Daisuke Inagaki
大亮 稲垣
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Sato Corp
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Sato Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ラベルの種類に拘わらず、使用者のラベルの選
別を補助することが出来るプリンタ装置及びプリンタ装
置に装着される印字検証装置を提供する。 【解決手段】ラベル2を搬送するプラテンローラ4と、
搬送されたラベル2に印字を行うサーマルヘッド5とを
有し、プラテンローラ4による搬送、及びサーマルヘッ
ド5による印字を制御する制御部21を筐体12aに設
けてなるラベルプリンタ12である。ラベルプリンタ1
2には、サーマルヘッド5で印字されたラベル2の表記
を検出するスキャナ22と、検出された検出結果が、有
効か無効かを判断する判断回路部41と、印字されたラ
ベル2を切断するカッタ装置25とを設け、判断回路部
41で判断された検出結果が、無効である場合には、無
効のラベル2をカッタ装置25を用いて切断するように
指示する切断指示部42が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、印字されたラベ
ルの表記が有効か無効かを判断して、選別し無効印字が
施されたラベルの排除を行うことができるプリンタ装置
及びプリンタ装置に装着される印字検証装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、図14に示すように、ラベル2の
表面に印字を施すプリンタ装置1のプリンタ本体1a内
には、台紙3に所定の間隙部分11を設けて貼設された
ラベル2,2を、台紙3と共に搬送する搬送手段として
のプラテンローラ4が設けられている。このプラテンロ
ーラ4の上方には、搬送されたラベルに印字を行う印字
手段としてのサーマルヘッド5が設けられている。
【0003】そして、このプラテンローラ4の下流側に
は、切断手段としてのカッタ装置6が所定間隔をおいて
設けられている。このカッタ装置6は、固定刃7及び駆
動モータ8によって駆動される可動刃9から主に構成さ
れている。これらのラベル2の搬送、印刷、及び切断の
制御は、このプリンタ本体1a内に設けられた制御部1
0によって行われている。
【0004】次に、この従来のプリンタ装置1の作用に
ついて説明する。このように構成された従来のもので
は、前記制御部10の制御により、前記サーマルヘッド
5と、プラテンローラ4との間に台紙1に仮着されたラ
ベル2が搬送されて挿通されると、このラベル2の表面
に、サーマルヘッド5によって印字が施される。そし
て、所定ピッチ分の搬送が更に行われて、ラベル2とラ
ベル2との間隙部分11が、前記カッタ装置6によって
切断されることにより、プリンタ本体1aの出口部1b
から所望の大きさのラベル2が送出される。なお、特許
第2633726号公報に記載されているようなバーコ
ードラベルプリンタ等では、不完全な印字のラベルが、
台紙と共に巻き取られて送出されないように構成されて
いるものも知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のプリンタ装置では、不完全に印字が行われた
ラベル2は、プリンタ本体1aの出口部1bから送出さ
れた後、使用者が目視にて排除するようにしていた。こ
のため、使用者の負担が大きく、使用利便性が良好であ
るとは言い難かった。また、不完全な印字のラベルを台
紙と共に巻き取る構成のものでは、台紙を用いない粘着
テープ等のラベルの作成に用いることが出来ないといっ
た問題もあった。
【0006】そこで、本発明の目的は、上記の問題点を
解消し、ラベルの種類に拘わらず、使用者のラベルの選
別を補助することが出来るプリンタ装置及びプリンタ装
置に装着される印字検証装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載された発明では、ラベルを搬送する
搬送手段と、該搬送手段によって搬送されたラベルに印
字を行う印字手段とを有し、前記搬送手段による搬送、
及び前記印字手段による印字を制御する制御部をプリン
タ本体に設けてなるプリンタ装置において、前記プリン
タ本体には、前記印字手段で印字されたラベルの表記を
検出する検出手段と、該検出手段で検出された検出結果
が、有効か無効かを判断する判断手段と、印字されたラ
ベルを切断する切断手段とを設け、前記判断手段で判断
された検出結果が、無効である場合には、該無効のラベ
ルを該切断手段を用いて切断するように指示する切断指
示部が設けられているプリンタ装置を特徴としている。
【0008】このように構成された請求項1記載のもの
では、前記印字手段で印字されたラベルが、前記搬送手
段で搬送されて、前記検出手段で該ラベルの表記が検出
される。前記判断手段では、前記検出手段で検出された
検出結果が、無効であると判断されると、前記切断指示
部が、前記切断手段に該無効のラベルを切断するように
指示する。このため、無効印字が施されたラベルの排除
をラベルの種類に拘わらず自動的に行え、使用者のラベ
ルの選別を補助することが出来る。
【0009】また、請求項2に記載されたものでは、プ
リンタ本体に対して装脱着可能に構成されて、該プリン
タ本体の印字手段で印字されたラベルの表記を検出する
検出手段と、印字されたラベルを切断する切断手段と、
該検出手段で検出された検出結果が、有効か無効かを判
断する判断手段とを一体に有する検証ユニットに、前記
プリンタ本体への装着状態で、該プリンタ本体の制御部
に接続されて、前記判断手段で判断された検出結果が、
無効である場合には、該無効のラベルを該切断手段を用
いて切断するように指示する切断指示部を設けたことを
特徴とするプリンタ装置に装着される印字検証装置を特
徴としている。
【0010】このように構成された請求項2記載のもの
では、プリンタ本体に、該印字検証装置が装着される
と、前記検出手段によって、印字手段で印字されたラベ
ルの表記が検出される。前記判断手段が、前記検出手段
で検出された検出結果を、無効であると判断すると、前
記切断指示部が、切断手段に該無効のラベルを切断する
ように指示する。このため、無効印字が施されたラベル
の排除を自動的に行え、使用者のラベルの選別を補助す
ることが出来る。従って、切断手段が予め設けられてい
ないプリンタ装置であっても、該検証ユニットを追加す
ることにより、無効印字が施されたラベルの排除が行え
るプリンタ装置となる。また、切断手段が設けられてい
ない従来のプリンタ装置に、この検証ユニットを装着す
ることにより、前記プリンタ本体の制御部に切断指示部
が接続されるので、例えば、所定ピッチでラベルを切断
する切断手段として共用することが出来る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施の形
態について、図示例と共に説明する。なお、前記従来例
と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説
明する。
【0012】図1乃至図10は、この発明の実施の形態
のプリンタ装置を示すものである。まず、全体の構成を
説明すると、この実施の形態1のプリンタ装置では、ラ
ベルを印刷するプリンタ装置としてのラベルプリンタ1
2が、インターフェース部13を介してホストコンピュ
ータ14に接続されている。ラベルプリンタ12は、単
独で、或いはホストコンピュータ14等のコントローラ
の制御の下で、入力された印字データに基づいてラベル
2の印字を行うものである。印字データとしては、ラベ
ルの種類やサイズ、ラベルに印字する文字や図形、バー
コード(以下、文字等と称する)、ラベルに印字する文
字の書体、ラベルに印字する文字のサイズ等と共に、ラ
ベルのピッチがある。また、表記の具体的なものとして
は、バーコード、2次元バーコード、又はOCR文字等
がある。
【0013】まず、このラベルプリンタ12の機械的構
成について説明する。図1に示すように、ラベルプリン
タ12の略ボックス状の筐体12aの内部には、供給リ
ール15が回転可能に軸支されている。この供給リール
15には、帯状の台紙3が、巻廻されている。台紙3の
表面には、複数のラベル2…が、所定間隔をおいて剥離
可能に貼設されている。供給リール15の下流側には、
送出された台紙3を張設するテンションローラ16が設
けられると共に、前記出口1b方向にこの台紙3を搬送
する搬送手段としてのプラテンローラ4が設けられてい
る。テンションローラ16とプラテンローラ4との間に
は、ピッチセンサ23が設けられている。このピッチセ
ンサ23は、制御部21に設けられたピッチ検出回路部
23aに接続されている。プラテンローラ4の上方に
は、発熱体5aを有する印字手段としてのサーマルヘッ
ド5が上下動可能に配置されている。このサーマルヘッ
ド5は、制御部21に設けられたサーマルヘッド制御回
路部5bに接続されている。
【0014】前記筐体12aには、インクリボンカート
リッジ17が装着されている。このインクリボンカート
リッジ17では、リール17aに巻廻されたインクリボ
ン17cが、リール17bに巻き取られるまでの間に、
ガイドローラ18,19,20にガイドされて、前記プ
ラテンローラ4と、前記発熱体5aとの間に挿通される
ように構成されている。
【0015】前記サーマルヘッド5は、制御部21から
与えられたデータに基づいて、発熱体5aを加熱し、イ
ンクリボン17cのインクをラベル2に、文字等として
印字するように構成されている。サーマルヘッド5の下
流側には、前記サーマルヘッド5で印字されたラベル2
の表記を検出する検出手段としてのスキャナ22が設け
られている。このスキャナ22は、インターフェース部
13を介して、制御部21のスキャナドライバ24と接
続されている。更に、このスキャナ22の下流側には、
切断手段としてのカッタ装置25が設けられている。こ
のカッタ装置25は、図3及び図4に示すように、前記
筐体12aに固定される固定刃26と、この固定刃26
に前記ラベル2を挟んで対向する位置にスライド板27
と一体となって上下方向に移動可能に設けられた可動刃
28とを有している。
【0016】この可動刃28は、刃先28aの形状が、
中心を凹状とするように、谷部28b及び左,右両側の
山部28c,28cによって逆山型を呈するように形成
されている。この可動刃28は、図6に示す最上方まで
移動した状態で、前記固定刃26と協調することによ
り、図8ではラベル2とラベル2との間の台紙3部分を
全幅に渡り切断し、図9では、ラベル2と台紙3とを全
幅に渡り切断するようにして、最上方位置よりも下方に
位置する図7に示す半切断位置まで、上方に移動した際
に、左,右の山部28c,28cが、前記固定刃26と
所定量ラップして、図10に示すように、ラベル2及び
台紙3の左,右側縁部2a,2a及び3a,3aのみを
中央部2b,3bを残して切断するように構成されてい
る。
【0017】また、前記スライド板27には、前記筐体
1aから突設された一対のガイドピン29,29をスラ
イド自在に挿通するガイド溝27a,27aが、上下方
向に所定長さ略長孔状を呈して穿設されている。このス
ライド板27の略中央部には、長円形状のカム溝27b
が設けられていて、前記筐体12aに対して回動可能に
設けられた円板30に偏心して突設されたピン部材31
を挿通するように構成されている。
【0018】この円板30の回転中心軸30aには、ウ
ォームホイル32が設けられていて、ステッピングモー
タ33の回転軸33aに設けられたウォームギヤ34に
噛み合わされている。そして、ステッピングモータ33
の回転軸33aの回転駆動力が、この回転中心軸30a
に設けられたウォームギヤ34から90゜向きが変換さ
れて、前記ウォームホイル32に伝達されることによ
り、回転軸33aの回転量に応じて、前記スライド板2
7を上下方向に所定距離移動させるように構成されてい
る。
【0019】このステッピングモータ33は、前記制御
部21のカッタ制御回路部35に接続されている。この
制御部21には、前記プラテンローラ4の駆動を制御す
る搬送制御回路部36が設けられている。また、図2に
示すように、制御部21には、ROM(Read On
ly Memory)37,RAM(Random A
ccess Memory)38,CPU(Centr
al Processing Unit)39、及びバ
ッファ40が設けられている。そして、前記各回路23
a,36,35とCPUとの間は、データバス及びコン
トロールバスで接続されている。ROM37には、前記
ラベルプリンタ12の各部の制御プログラム,各種固定
データ,ラベルプリンタ12の各部制御に必要な制御テ
ーブルデータ,IO定数等が予め記憶されている。RA
M38では、ホストコンピュータ14からインターフェ
ース部13を介して印字データ及び実行プロセスの各モ
ード指示情報が供給され、一時的に記憶される。そし
て、このRAM38には、前記スキャナ22で検出され
た検出結果が、有効か無効かを判断する判断回路部41
が設けられている。更に、このRAM38には、切断指
示部42が設けられている。
【0020】この切断指示部42では、判断回路部41
で判断された検出結果が、無効である場合には、前記制
御部21のカッタ制御回路部35に対して、この無効の
ラベル2がカッタ装置25を用いて切断されるように指
示する構成としている。
【0021】CPU39では、ROM37及びRAM3
8が記憶した制御プログラムに基づいて回転駆動制御信
号を生成して、回転駆動制御信号が搬送制御回路36に
供給される。搬送制御回路36では、回転駆動制御信号
に基づいてプラテンローラ4の回転駆動を制御する。前
記切断指示部12で、判断回路部41で判断された検出
結果が、無効である場合には、この搬送制御回路36
に、ピッチ中央部までバックフィードするように指示が
行われる構成としている。
【0022】また、CPU39では、前記RAM38に
記憶されている印字データに基づいて印字制御信号を生
成し、印字制御信号を前記サーマルヘッド制御回路5b
に供給する。CPU39から印字制御信号を供給された
サーマルヘッド制御回路5bでは、印字制御信号に基づ
いて、前記サーマルヘッド5を駆動するように構成され
ている。更に、CPU39は、ピッチセンサ23が前記
台紙3の裏面に印刷された識別マークを検出すると、ピ
ッチセンサ23が検出した識別マークの位置を基点とし
て、RAM38に記憶されたラベル2の種類やサイズの
情報に基づいてラベル2における印字開始位置を決定し
たり、隣接するラベル2,2の間隔を検出したり、バッ
クフィード動作における台紙3の移動量を決定するよう
に構成されている。
【0023】次に、この実施の形態1の作用について、
図5に示すフローチャートに沿って説明する。まず、S
tep1で印字をスタートさせると、CPU39から印
刷制御信号を供給されたサーマルヘッド制御回路部5b
では、この印刷制御信号に基づいて、サーマルヘッド5
を駆動して、ラベル2の表面に印字を行う。印字された
ラベル2は、前記搬送制御部36の制御により、モータ
によって回転駆動されるプラテンローラ4で、台紙3と
共に搬送される。
【0024】Step2では、次のラベル2が、サーマ
ルヘッド5によって、印字可能な位置まで移動されて最
初に印字されたラベル2が出口部1bから発行される。
そして、最初に印字されたラベル2は、この搬送によ
り、前記スキャナ22の下を通過する。この際、Ste
p3では、このラベル2の表記が検出されて、検証され
る。スキャナ22で検出された表記は、データとしてイ
ンターフェース部13を介してスキャナドライバ24か
らRAM38の判断回路部41に送られて、有効である
と判断された場合には、Step4に進み、印字が完了
したこととなるのでStep5で通常カット位置までフ
ィードされる。
【0025】そして、前記カッタ制御回路部35の制御
により、Step6で、ラベル2及び台紙3の全幅に渡
り、ラベル2,2間の間隙位置でカット動作が行われ
る。すなわち、前記搬送制御回路部36に、前記CPU
39から通常のピッチのフィード指示が送られると共
に、ラベル2とラベル2との間隙位置を前記固定刃26
と可動刃28との間に位置させて、前記カッタ制御回路
部35により、ステッピングモータ33を駆動させる。
ステッピングモータ33の回転駆動量は、前記円板30
が360゜(一回転)するように設定されているので、
前記可動刃28は、図6に示す最上方まで移動してから
再び降下するが、可動刃28の刃先28aは、山部28
c,28cのみならず谷部28bまで前記固定刃26に
ラップするので、図8に示されるように台紙3の全幅に
渡り、カットが行われる。カット後、Step7では、
次のラベル2が、サーマルヘッド5の下方に位置して印
字が開始出来る位置までバックフィードされ、Step
2に戻る。
【0026】また、Step3で、検証が無効であると
判断された場合には、Step8に進み、前記切断指示
部42から前記搬送制御回路部36に印字されたラベル
2をピッチ中央部までバックフィードする様に指示が出
される。前記搬送制御回路部36では、プラテンローラ
4を逆方向に回転駆動させて、ラベル2の略中央を前記
固定刃26と可動刃28との間に位置させて停止させ
る。そして、前記切断指示部42では、前記カッタ装置
25にこの無効のラベル2を切断するように指示する。
【0027】Step9では、前記カッタ装置25がこ
の切断の指示を受けて、前記カッタ制御回路部35が、
ステッピングモータ33を前記円板30が、90゜回転
する位置まで回転駆動させる。前記可動刃28は図7に
示す位置まで上昇して、可動刃28の刃先28aが、山
部28c,28cのみ前記固定刃26とラップする。こ
のため、図10に示すように、前記ラベル2及び台紙3
のうち、中央部2b,3bを残して左,右側縁部2a,
2a及び3a,3aのみが切断される。切断後、前記カ
ッタ制御回路部35の制御によりステッピングモータ3
3が、逆回転して可動刃28が下降される。
【0028】Step10では、前記搬送制御回路部3
6が、プラテンローラ4の回転駆動を制御して通常のラ
ベル2とラベル2との間のカット位置まで、台紙3を前
方にフィードさせる。Step11では、前記カッタ制
御回路部35により、ステッピングモータ33を円板3
0が360゜(一回転)するように回転駆動させて、前
記可動刃28を図6に示すように最上方まで移動させて
から再び降下させる。可動刃28の刃先28aは、山部
28c,28cのみならず谷部28bまで前記固定刃2
6にラップするので、図8に示されるように台紙3の全
幅に渡り、カットが行われることにより、無効のラベル
2の送出が完了する。
【0029】Step12では、次のラベル2の印字の
準備の為、前記搬送制御回路部36が、プラテンローラ
4の回転駆動を制御して、印字開始位置までバックフィ
ードさせる。このように、無効印字が施されたラベル
は、左,右側縁部2a,2a又は全幅で切断されて送出
されているので使用出来ず、排除を自動的に行え使用者
のラベルの選別を補助することが出来る。
【0030】次に他の実施の形態について説明する。図
11乃至図13は、他の実施の形態のラベルプリンタ1
2に装着される印字検証装置100を示すものである。
なお、前記実施の形態と同一乃至均等な部分について
は、同一符号を付して説明する。まず構成から説明する
と、この実施の形態では、プリンタ本体としての筐体1
2aの出口部1bに対して、固定手段としてのネジ部材
101,101を用いて、検証ユニット102を装脱着
可能としている。この検証ユニット102内部には、筐
体12aのサーマルヘッド5で印字されたラベル2の表
記を検出する検出手段としてのスキャナ22と、印字さ
れたラベル2を切断する切断手段としてのカッタ装置2
5と、スキャナ22で検出された検出結果が、有効か無
効かを判断する判断手段としての判断回路部41及び切
断指示部42を一体に設けた回路ユニット103が設け
られている。この回路ユニット103は、筐体12aへ
の装着状態で、コネクタ部104,105によって電気
的に、前記制御部121と接続されるように構成されて
いる。
【0031】次に、この実施の形態の作用について説明
する。ラベルプリンタ12の筐体12aに、印字検証装
置100の検証ユニット102が装着されると、サーマ
ルヘッド5で印字されたラベル2の表記が、出口1bか
ら送出される際にスキャナ22によって、検出される。
判断回路部103が、前記スキャナ22で検出された検
出結果を、無効であると判断すると、切断指示部42
が、カッタ装置25に無効のラベル2を切断するように
指示する。このため、無効印字が施されたラベル2の排
除を自動的に行え、使用者のラベル2の選別を補助する
ことが出来る。従って、カッタ装置25が予め設けられ
ていないラベルプリンタ12であっても、検証ユニット
102を追加することにより、無効印字が施されたラベ
ル2の排除が行えるプリンタ装置となる。また、カッタ
装置25が設けられていない従来のラベルプリンタ12
に、この検証ユニット102を装着することにより、前
記筐体12aの制御部121に切断指示部42を有する
回路ユニット103が、コネクタ104,105で接続
されるので、例えば、所定ピッチでラベル2を切断する
カッタ装置25として共用することが出来る。他の構
成、及び作用効果については、前記実施の形態と同一乃
至均等であるので説明を省略する。
【0032】以上、本発明の実施の形態を図面に基づい
て説明してきたが、本発明は、前記実施の形態に限定さ
れるものでなく、本発明の要旨を変更しない範囲の設計
変更があっても、本発明に含まれる。例えば、前記他の
実施の形態では、判断回路部41及び切断指示部42を
回路ユニット103に備えたものを示して説明してきた
が、特にこれに限らず、筐体12aへの装着時に前記R
AM38にロードさせるように構成してもよい。
【0033】
【発明の効果】上述してきた様に、この発明の請求項1
に記載されたものでは、前記印字手段で印字されたラベ
ルが、前記搬送手段で搬送されて、前記検出手段で該ラ
ベルの表記が検出される。前記判断手段では、前記検出
手段で検出された検出結果が、無効であると判断される
と、前記切断指示部が、前記切断手段に該無効のラベル
を切断するように指示する。このため、無効印字が施さ
れたラベルの排除をラベルの種類に拘わらず自動的に行
え、使用者のラベルの選別を補助することが出来る。ま
た、請求項2に記載されたものでは、プリンタ本体に、
該印字検証装置が装着されると、前記検出手段によっ
て、印字手段で印字されたラベルの表記が検出される。
前記判断手段が、前記検出手段で検出された検出結果
を、無効であると判断すると、前記切断指示部が、切断
手段に該無効のラベルを切断するように指示する。この
ため、無効印字が施されたラベルの排除を自動的に行
え、使用者のラベルの選別を補助することが出来る。従
って、切断手段が予め設けられていないプリンタ装置で
あっても、該検証ユニットを追加することにより、無効
印字が施されたラベルの排除が行えるプリンタ装置とな
る。また、切断手段が設けられていない従来のプリンタ
装置に、この検証ユニットを装着することにより、前記
プリンタ本体の制御部に切断指示部が接続されるので、
例えば、所定ピッチでラベルを切断する切断手段として
共用することが出来る、という実用上有益な効果を発揮
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のプリンタ装置を示し、全
体の構成を説明する筐体の縦断面図である。
【図2】実施の形態のプリンタ装置で、制御部の構成を
説明するブロック図である。
【図3】実施の形態のプリンタ装置で、カッタ装置の構
成を説明する正面図である。
【図4】実施の形態のプリンタ装置で、カッタ装置の要
部の構成を説明する側面図である。
【図5】実施の形態のプリンタ装置の制御フローを説明
するフローチャートである。
【図6】実施の形態のカッタ装置で、ラベルを全幅に渡
り切断する最上方位置まで可動刃を移動させた状態での
正面図である。
【図7】実施の形態のカッタ装置で、ラベルの一部を切
断する位置まで可動刃を移動させた状態での正面図であ
る。
【図8】ラベルを正常位置で切断した様子を示す平面図
である。
【図9】ラベルを排除しやすいように、中央部で切断し
た様子を示す平面図である。
【図10】ラベルを排除しやすいように、中央部で、一
部切断した様子を示す平面図である。
【図11】実施例のプリンタ装置及び印字検証装置を示
し、全体の構成を説明する筐体の縦断面図である。
【図12】実施例のプリンタ装置で、制御部及び接続さ
れる回路ユニットの構成を説明するブロック図である。
【図13】カッタ装置を設けた検証ユニットの部分断面
図である。
【図14】従来のプリンタ装置の構成を説明する側面図
である。
【符号の説明】
2 ラベル 3 台紙 4 プラテンローラ(搬送手段) 5 サーマルヘッド(印字手段) 12 ラベルプリンタ(プリンタ装置) 12a 筐体 22 スキャナ(検出手段) 25 カッタ装置(切断手段) 41 判断回路部(判断手段) 42 切断指示部 100 印字検証装置 102 検証ユニット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラベルを搬送する搬送手段と、該搬送手段
    によって搬送されたラベルに印字を行う印字手段とを有
    し、前記搬送手段による搬送、及び前記印字手段による
    印字を制御する制御部をプリンタ本体に設けてなるプリ
    ンタ装置において、 前記プリンタ本体には、前記印字手段で印字されたラベ
    ルの表記を検出する検出手段と、該検出手段で検出され
    た検出結果が、有効か無効かを判断する判断手段と、印
    字されたラベルを切断する切断手段とを設け、前記判断
    手段で判断された検出結果が、無効である場合には、該
    無効のラベルを該切断手段を用いて切断するように指示
    する切断指示部が設けられていることを特徴とするプリ
    ンタ装置。
  2. 【請求項2】前記プリンタ本体の印字手段で印字された
    ラベルの表記を検出する検出手段と、印字されたラベル
    を切断する切断手段と、該検出手段で検出された検出結
    果が、有効か無効かを判断する判断手段と、前記プリン
    タ本体への装着状態で、該プリンタ本体の制御部に接続
    されて、前記判断手段で判断された検出結果が、無効で
    ある場合には、該無効のラベルを該切断手段を用いて切
    断するように指示する切断指示部とを備えたユニットを
    装脱自在にしたことを特徴とする請求項1記載のプリン
    タ装置。
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