JP2002330930A - 生体情報測定システム、測定装置、及び、通信装置 - Google Patents

生体情報測定システム、測定装置、及び、通信装置

Info

Publication number
JP2002330930A
JP2002330930A JP2001140384A JP2001140384A JP2002330930A JP 2002330930 A JP2002330930 A JP 2002330930A JP 2001140384 A JP2001140384 A JP 2001140384A JP 2001140384 A JP2001140384 A JP 2001140384A JP 2002330930 A JP2002330930 A JP 2002330930A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
transmitting
biological information
measuring
communication device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001140384A
Other languages
English (en)
Inventor
Kikumaro Iwasa
菊麿 岩佐
Minoru Mashiba
実 真柴
Takahisa Sugimoto
貴久 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamura Electric Works Ltd
Original Assignee
Tamura Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tamura Electric Works Ltd filed Critical Tamura Electric Works Ltd
Priority to JP2001140384A priority Critical patent/JP2002330930A/ja
Publication of JP2002330930A publication Critical patent/JP2002330930A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 システムを設置する際の自由度が高く生体情
報等の送受信が可能な生体情報測定システムを提供す
る。 【解決手段】 この生体情報測定システム10は、無線
通信網30を介して情報の送受信を行なう通信装置10
2と、通信装置102と着脱可能に構成されており、通
信装置102から分離した状態で生体情報を測定する測
定装置101とを備える。測定装置101は、生体情報
を測定する生体情報測定部101bと、測定装置101
が通信装置102に装着されると、測定した生体情報を
通信装置102に送信する情報送受信部101aとを備
える。通信装置102は、測定装置101のが送信した
生体情報を受信する情報送受信部102aと、受信した
生体情報を無線通信網30を介して送信する外部送受信
部102bとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生体情報測定シス
テム、測定装置、通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】体温、脈拍、血圧といった生体情報に基
づいて健康を管理し、病気になることを未然に防ぎ、ま
た病気になったとしても早期治癒を意図するいやゆる予
防的治療が様々な態様で行われている。特に、情報通信
技術の発展に伴い、被測定者の普段の生活の中での生体
情報の測定収集を行なう生体情報測定システムが普及し
てきている。
【0003】このような生体情報測定システムの一つの
態様としては、センサで測定した生体情報を電気通信回
線等を介して主治医等に送信するものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の生体情報測定シ
ステムでは、電気通信回線といった有線の通信回線を介
して情報の送受信を行なうため、生体情報測定システム
を設置する際に通信回線の設備が必要であったり、生体
情報測定システムを設置したとしても場所の移動が困難
であったりといったようなシステムの設置の自由度に制
約があった。
【0005】そこで本発明は、システムを設置する際の
自由度が高く生体情報等の送受信が可能な生体情報測定
システム、測定装置、及び、通信装置を提供することを
課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の生体情報測定シ
ステムは、無線通信網を介して外部機器と情報の送受信
を行なう通信装置と、通信装置と着脱可能に構成されて
おり、通信装置から分離した状態で生体情報を測定する
測定装置とを備え、測定装置は、生体情報を測定する生
体情報測定手段と、測定装置が通信装置に装着される
と、生体情報測定手段が測定した生体情報を通信装置に
送信する第1の情報送受信手段とを備え、通信装置は、
測定装置の第1の情報送受信手段が送信した生体情報を
受信する第2の情報送受信手段と、第2の情報送受信手
段が受信した生体情報を無線通信網を介して外部機器に
送信する外部送受信手段とを備える。
【0007】本発明によれば、測定装置が通信装置に装
着されると、測定装置が測定した生体情報を通信装置に
送信するので、測定装置を通信装置から分離した状態で
測定した生体情報を通信装置へ受け渡すことができる。
通信装置は、測定装置から受信した生体情報を無線通信
網を介して外部機器に送信するので、無線通信網と通信
可能な範囲内での生体情報測定システムの設置場所の自
由度が向上する。
【0008】また本発明の生体情報測定システムは、通
信装置は更に第2の内部時計と、第2の内部時計の時刻
を合わせる第2の制御手段とを備え、通信装置の外部送
受信手段は外部通信網を介して外部機器から現在時刻を
受信し、第2の制御手段は外部送受信手段が受信した現
在時刻に第2の内部時計の時刻を合わせ、第2の情報送
受信手段は第2の制御手段が合わせた第2の内部時計の
時刻を測定装置に送信し、測定装置は更に第1の内部時
計と、第1の内部時計の時刻を合わせる第1の制御手段
とを備え、測定装置の第1の情報送受信手段は通信装置
の第2の情報送受信手段から第2の内部時計の時刻を受
信し、第1の制御手段は第1の情報送受信手段が受信し
た時刻に第1の内部時計の時刻を合わるようにしてもよ
い。このようにすれば、通信装置の第2の制御手段が第
2の内部時計を、外部機器から受信した現在時刻に合わ
せることができ、更に測定装置の第1の制御手段が第1
の内部時計を、通信装置から受信した通信装置の第2の
内部時計の時刻に合わせることができるので、被測定者
が第1の内部時計及び第2の内部時計を合わせなくても
よく、第1の内部時計の時刻及び第2の内部時計の時刻
と外部機器から受信した現在時刻との同期をとることが
できる。
【0009】また本発明の生体情報測定システムは、測
定装置の第1の情報送受信手段は、生体情報測定手段が
測定した生体情報と、第1の内部時計が計時した時刻の
情報とを関連付けて通信装置に送信し、通信装置の第2
の情報送受信手段は、測定装置が関連付けて送信した生
体情報と時刻の情報とを受信し、通信装置の外部送受信
手段は、第2の情報送受信手段が受信した生体情報と時
刻の情報とを無線通信網を介して外部機器に送信するよ
うにしてもよい。このようにすれば、測定装置が測定し
た生体情報とその測定した時刻とを関連付けて通信装置
に送信し、通信装置がその生体情報と測定した時刻とを
無線通信網を介して外部機器に送信するので、実際にど
の時刻で生体情報を測定したかといった情報を外部機器
に送信することができる。
【0010】また本発明の生体情報測定システムは、測
定装置は更に生体情報を測定する対象者を特定する個人
情報を取得する個人情報取得手段を備え、測定装置の第
1の情報送受信手段は、生体情報測定手段が測定した生
体情報と、個人情報取得手段が取得した個人情報と、第
1の内部時計が計時した時刻の情報とを関連付けて通信
装置に送信し、通信装置の第2の情報送受信手段は、測
定装置が関連付けて送信した生体情報と個人情報と時刻
の情報とを受信し、通信装置の外部送受信手段は、第2
の情報送受信手段が受信した生体情報と個人情報と時刻
の情報とを無線通信網を介して外部機器に送信するよう
にしてもよい。このようにすれば、測定装置が測定した
生体情報と、被測定者の個人情報と、その測定した時刻
とを関連付けて通信装置に送信し、通信装置がその生体
情報と、被測定者の個人情報と、測定した時刻とを無線
通信網を介して外部機器に送信するので、実際にどの時
刻で生体情報を測定したかといった情報と共に被測定者
を特定する情報を外部機器に送信することができる。
【0011】本発明の測定装置は、無線通信網を介して
外部機器と情報の送受信を行なう通信装置と着脱可能に
構成されており、通信装置から分離した状態で生体情報
を測定するものであって、生体情報を測定する生体情報
測定手段と、測定装置が通信装置に装着されると、生体
情報測定手段が測定した生体情報を通信装置に送信する
第1の情報送受信手段とを備える。
【0012】本発明によれば、測定装置が通信装置に装
着されると、測定装置が測定した生体情報を通信装置に
送信するので、測定装置を通信装置から分離した状態で
測定した生体情報を通信装置へ受け渡すことができる。
【0013】本発明の通信装置は、無線通信網を介して
外部機器と情報の送受信を行ない、生体情報を測定する
測定装置と情報の送受信を行なうものであって、測定装
置が通信装置に装着されると、測定装置が送信した生体
情報を受信する第2の情報送受信手段と、第2の情報送
受信手段が受信した生体情報を無線通信網を介して外部
機器に送信する外部送受信手段とを備える。
【0014】本発明によれば、測定装置から受信した生
体情報を無線通信網を介して外部機器に送信するので、
無線通信網と通信可能な範囲内で通信装置を設置するこ
とができ、測定装置と組み合わせて生体情報測定システ
ムを構成した場合の生体情報測定システムの設置場所の
自由度が向上する。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
しながら説明する。可能な場合には、同一の部分には同
一の符号を付して重複する説明を省略する。
【0016】本発明の実施形態である生体情報測定シス
テム10について説明する。図1は、生体情報測定シス
テム10の構成と、生体情報測定システム10が無線通
信網30(無線通信網)を介して医療データセンター4
0(外部機器)と情報の送受信を行なう様子を模式的に
示した図である。
【0017】無線通信網30は、TDMA(Time
Division Multiple Access)
方式の一つであるPDC(Personal Digi
tal Cellular)方式や、CDMA(Cod
e Division Multiple Acces
s)方式、FDMA(Frequency Divis
ion Multiple Access)方式といっ
た各種の多元接続方式が挙げられるが、これ以外の無線
通信方式であっても採用可能である。
【0018】医療データセンター40は、無線通信網3
0を介して生体情報測定システム10と情報の送受信が
可能なように無線通信網30と接続されている。従っ
て、医療データセンター40は、無線通信網30との間
に電気通信回線網といった有線の通信網を更に介して、
生体情報測定システム10と情報の送受信が可能なよう
に構成されていてもよい。
【0019】医療データセンター40は、物理的には、
CPU(中央処理装置)、メモリ、マウスやキーボード
といった入力装置、ディスプレイといった表示装置、ハ
ードディスクといった格納装置などを備えたコンピュー
タシステム(例えばワークステーション、パーソナルコ
ンピュータ)として構成されており、無線通信網30を
介して生体情報測定システム10に対して生体情報を測
定する時刻の情報や、現在日時といった現在時刻に関す
る情報を送信する。
【0020】生体情報測定システム10は、測定装置1
01と通信装置102とを備えて構成されており、測定
装置101は通信装置102と着脱可能に構成されてい
る。測定装置101は、物理的には、CPU(中央処理
装置)、メモリ、RTC(Real Time Clo
ck)といった周期性を持つ信号発生器を含む内部時計
装置、LCD表示器やスピーカやブザーといった出力装
置、赤外線インターフェイスといった送受信装置、乾電
池といった電源装置などを備えて構成されている。通信
装置102は、物理的には、CPU(中央処理装置)、
メモリ、RTCといった内部時計装置、LCD表示器や
スピーカやブザーといった出力装置、赤外線インターフ
ェイスといった送受信装置、パケット通信装置といった
無線通信装置、乾電池といった電源装置などを備えて構
成されている。
【0021】測定装置101の機能的な構成について説
明する。測定装置101は機能的な構成要素として、情
報送受信部101a(第1の情報送受信手段)と、生体
情報測定部101b(生体情報測定手段)と、内部時計
101c(第1の内部時計)と、制御部101d(第1
の制御手段)と、個人情報取得部101e(個人情報取
得手段)と、体温測定センサ101fと、血圧測定セン
サ101gと、表示部101hとを備えて構成される。
【0022】情報送受信部101aは、測定装置101
が通信装置102に装着されている際に、通信装置10
2と情報の送受信を行なう部分である。情報送受信部1
01aが採用する通信方式としては赤外線方式、小出力
の電波方式、接触方式などがある。情報送受信部101
aは、通信装置102から受信した情報が現在時刻(時
刻に関する情報)であった場合には制御部101dにそ
の時刻を送る。また、情報送受信部101aは、通信装
置102から受信した情報をユーザに通知する必要があ
る場合には表示部101hにその情報を送る。情報送受
信部101aは、生体情報測定部101bや個人情報取
得部101eから受け取った情報の中で、通信装置10
2に送るべき情報を抽出し、制御部101dを介して内
部時計101cから受け取った時刻の情報と共に関連付
けて、通信装置102に送信する。
【0023】生体情報測定部101bは、体温測定セン
サ101fや血圧測定センサ101gといった生体情報
を測定するためのセンサを介して被測定者20の生体情
報を測定する部分である。生体情報を測定するためのセ
ンサとしては、更に、心電図を測定するためのセンサ、
脈拍を測定するためのセンサ等のセンサが用いられる。
生体情報測定部101bは、測定した生体情報を情報送
受信部101aに送る。
【0024】個人情報取得部101eは、被測定者20
を特定するための個人情報を取得する部分である。被測
定者20を特定するための個人情報としては、指紋、虹
彩、網膜、筆跡、声紋、DNAといった生物学的な情報
や、磁気カード、ICカードといった本人の持ち物によ
って特定される情報や、パスワード、暗証番号、秘密キ
ーといった本人のみが記憶している情報などが用いられ
る。個人情報取得部101eはこのような個人情報を基
に、被測定者20が誰であるかを特定し、その情報を情
報送受信部101aに送る。
【0025】内部時計101cは、クロック信号出力に
応じて時刻を刻む部分である。内部時計101cは、時
刻の情報を表示部101hに送ると共に、制御部101
dを介して情報送受信部101aにも送る。
【0026】制御部101dは、情報送受信部101a
から受け取った時刻に基づいて、内部時計101cの時
刻を修正する部分である。制御部101dは、例えば、
情報送受信部101aから受け取った時刻と、内部時計
101cの時刻との差分を取り、その差が所定の値を超
えている場合には内部時計101cが刻んでいる時刻が
ずれていると判断して、内部時計101cの時刻を情報
送受信部101aから受け取った時刻に合わせる。
【0027】表示部101hは、内部時計101c及び
情報送受信部101aから受け取った情報を表示する部
分である。表示の方法としては、画像や音声などを用い
る。
【0028】通信装置102の機能的な構成について説
明する。通信装置102は機能的な構成要素として、情
報送受信部102a(第2の情報送受信手段)と、外部
送受信部102b(外部送受信手段)と、内部時計10
2c(第2の内部時計)と、制御部102d(第2の制
御手段)と、表示部102eとを備えて構成される。
【0029】情報送受信部102aは、測定装置101
が通信装置102に装着されている際に、測定装置10
1と情報の送受信を行なう部分である。情報送受信部1
02aが採用する通信方式としては赤外線方式、小出力
の電波方式、接触方式などがある。情報送受信部102
aは、外部送受信部102bが無線通信網30を介して
医療データセンター40から受信した情報が現在時刻
(時刻に関する情報)であった場合には制御部102d
にその時刻を送る。また、情報送受信部102aは、外
部送受信部102bが受信した情報や、制御部102d
からの情報を測定装置101に送信する。情報送受信部
102aは、測定装置101から情報を受信し、外部送
受信部102bにその情報を受け渡す。
【0030】外部送受信部102bは、無線通信網30
を介して医療データセンター40と情報の送受信を行な
う部分である。外部送受信部102bは、医療データセ
ンター40から受信した情報の内、表示すべき情報は表
示部102eに送り、現在時刻や測定装置101に送る
べき情報は情報送受信部102aに送る。また、外部送
受信部102bは、情報送受信部102aが受信した情
報を医療データセンター40に送信する。
【0031】内部時計102cは、クロック信号出力に
応じて時刻を刻む部分である。内部時計102cは、時
刻の情報を表示部102eに送ると共に、制御部102
dを介して情報送受信部102aにも送る。
【0032】制御部102dは、外部送受信部102b
から受け取った時刻に基づいて、内部時計102cの時
刻を修正する部分である。制御部102dは、例えば、
情報送受信部102aから受け取った時刻と、内部時計
102cの時刻との差分を取り、その差が所定の値を超
えている場合には内部時計102cが刻んでいる時刻が
ずれていると判断して、内部時計102cの時刻を外部
送受信部102bから受け取った時刻に合わせる。
【0033】表示部102eは、内部時計102c及び
情報送受信部102aから受け取った情報を表示する部
分である。表示の方法としては、画像や音声などを用い
る。
【0034】引き続いて、生体情報測定システム10の
動作について、図2及び図3を用いて説明する。図2
は、通信装置102の動作を示したフローチャートであ
り、図3は、測定装置101の動作を示したフローチャ
ートである。
【0035】まず、通信装置102の動作について説明
する。図2(a)は通信装置102が内部時計102c
を現在時刻に合わせる際の動作を示しており、図2
(b)は通信装置102が医療データセンター40へ情
報を送信する際の動作を示している。まず、図2(a)
を用いて、通信装置102が内部時計102cを現在時
刻に合わせる際の動作について説明する。通信装置10
2は、外部送受信部102bが医療データセンター40
から情報を受信したかどうかを判断する(ステップS0
1)。
【0036】医療データセンター40から受信する情報
の一例を図4に示す。医療データセンター40から受信
する情報は、識別情報と、現在日時情報と、検診要求日
時情報とから構成されている。識別情報は、通信装置1
02を特定するための情報と、被測定者20を特定する
ための情報とから構成されている。図4の例でいえば、
ハイフンよりも前の情報は通信装置102を特定するた
めの情報であり、ハイフンよりも後の情報は被測定者2
0を特定するための情報である。現在日時情報は、現在
の日時を示す情報であり、年月日を特定する情報と、時
刻を特定する情報とから構成されている。図4の例でい
えば、カンマよりも前の情報は年月日を特定するための
情報であり、カンマよりも後の情報は時刻を特定するた
めの情報である。検診要求日時情報は、識別情報で特定
される被測定者20に対して生体情報を測定する日時を
指定する情報である。情報の構成は現在日時情報と同様
であり、検診要求日時が複数ある場合には、図4に示す
ように複数の検診要求日時情報を持っている。図4の例
の1行目の例をとると、通信装置の識別情報が「AB1
04」である被測定者「001」は、「2001年1月
1日13:00」「2001年1月1日15:00」
「2001年1月1日17:00」「2001年1月1
日19:00」「2001年1月1日21:00」の5
回生体情報を測定することを指定されている。
【0037】医療データセンター40から情報を受信し
たと判断した場合には、受信した情報の現在日時情報に
基づいて、制御部102dが、内部時計102cを調整
する(ステップS02)。次に表示部102eは、現在
日時や、検診要求日時を表示する(ステップS03)。
図4の1行目の例でいえば、「現在日時は、2001年
1月1日12:00です。001さん、本日の13:0
0と、15:00と、17:00と、19:00と、2
1:00とに検診を行なってください。」といった表示
をする。
【0038】測定装置101が装着されているかどうか
を判断する(ステップS04)。測定装置101が装着
されていれば、現在日時情報や検診要求日時情報といっ
た情報を、情報送受信部102aが測定装置101へ送
信する(ステップS05)。このように送信される情報
の形態は図4に示したものと同様である。ただし現在時
刻は、受信されたものではなく、内部時計が刻む時刻と
なる。
【0039】次に図2(b)を用いて、通信装置102
が医療データセンター40へ情報を送信する際の動作に
ついて説明する。通信装置102は、測定装置101が
装着されているかどうかを判断する(ステップS1
1)。測定装置101が装着されていれば、情報送受信
部102aは、測定装置101から被測定者20の生体
情報や、生体情報を測定した日時を示す情報を受信する
(ステップS12)。そのような情報の一例を図5に示
す。図5に示すように、被測定者を示す情報と、実際に
検診を行なった日時を示す検診日時情報と、体温測定セ
ンサ101fが測定した体温データと、血圧測定センサ
101gが測定した血圧データと、図示していない脈拍
センサが測定した脈拍データと、図示していない心電図
測定センサが測定した心電図波形とから情報が構成され
ている。心電図波形を示すデータは、プロットを座標デ
ータとして持っても、バイナリデータとして持ってもよ
い。
【0040】情報送受信部102aが図5に示すような
情報を受信すると、外部送受信部102bは、受信した
情報を無線通信網30を介して医療データセンター40
へ送信する(ステップS13)。送信するタイミング
は、情報送受信手段102aが情報を受信した都度であ
っても、ある程度受信した情報を蓄積してからまとめて
送信してもよい。医療データセンター40は、図6に示
すように、各通信装置から送信されてくる情報を受信し
格納する。医療データセンター40が格納している情報
は、データ受信日時と、識別情報と、検診日時情報と、
体温データと、血圧データと、脈拍データと、心電図波
形とから構成されている。
【0041】次に、測定装置101の動作について図3
を用いて説明する。図3(a)は測定装置101が内部
時計101cを現在時刻に合わせる際の動作を示してお
り、図3(b)は測定装置101が通信装置102へ情
報を送信する際の動作を示している。まず、図3(a)
を用いて、測定装置101が内部時計101cを現在時
刻に合わせる際の動作について説明する。測定装置10
1は、自身が通信装置102に装着されているかどうか
を判断する(ステップS21)。
【0042】通信装置102に装着されていると判断し
た場合には、図4に示すような現在日時情報や検診要求
日時情報を通信装置102から受信する。制御部101
dは、受信した情報の現在日時情報に基づいて内部時計
101cを調整する(ステップS23)。次に表示部1
01hは、現在日時や検診要求日時を表示する(ステッ
プS24)。ここで、現在日時は通信装置102の内部
時計102cの時刻である。
【0043】次に図3(b)を用いて、測定装置101
が通信装置102へ情報を送信する際の動作について説
明する。測定装置101は、自身が通信装置102に装
着されているかどうかを判断する(ステップS31)。
通信装置102に装着されていないと判断された場合に
は、生体情報測定部101b、体温測定センサ101
f、血圧測定センサ101gを起動させて生体情報を測
定するモードへ移行する(ステップS32)。生体情報
測定部101bは、体温測定センサ101f、血圧測定
センサ101gを介して被測定者20の生体情報を測定
する(ステップS33)。
【0044】次に、測定装置101は、自身が通信装置
102に装着されたかどうかを判断し(ステップS3
4)、装着されていると判断した場合には、体温デー
タ、血圧データ、脈拍データ、心電図波形といった生体
情報と、生体情報を測定した日時と、個人情報取得部1
01eが取得した被測定者20を特定する個人情報とを
関連付けて、情報送受信部101aが通信装置102に
送信する(ステップS35)。
【0045】本発明の実施形態の作用及び効果について
説明する。測定装置101が通信装置102に装着され
ると、測定装置101が測定した被測定者20の生体情
報を通信装置102に送信するので、測定装置101を
通信装置102から分離した状態で測定した生体情報を
通信装置102へ受け渡すことができる。例えば、被測
定者20が、心臓ペースメーカといった医療用電子機器
を使用している場合であっても、測定装置101を通信
装置102から分離した状態で測定することができ、通
信装置102から医療用電子機器に与える影響を軽減す
ることができる。通信装置102は、測定装置101か
ら受信した生体情報を無線通信網30を介して医療デー
タセンター40に送信するので、無線通信網30と通信
可能な範囲内での生体情報測定システム10の設置場所
の自由度が向上する。
【0046】通信装置102の制御手段102dが内部
時計102cを、医療データセンターから受信した現在
時刻に合わせることができるので、被測定者20が通信
装置102の内部時計102cを合わせなくてもよい。
通信装置102の制御部102dが内部時計102c
を、医療データセンター40から受信した現在時刻に合
わせることができ、更に測定装置101の制御部101
dが内部時計101cを、通信装置102から受信した
通信装置102の内部時計102cの時刻に合わせるこ
とができるので、被測定者が内部時計101c及び内部
時計102cを合わせなくてもよく、内部時計101c
の時刻及び内部時計101dの時刻と医療データセンタ
ー40から受信した現在時刻との同期をとることができ
る。
【0047】測定装置101が測定した生体情報とその
測定した時刻とを関連付けて通信装置102に送信し、
通信装置102がその生体情報と測定した時刻とを無線
通信網30を介して医療データセンター40に送信する
ので、実際にどの時刻で生体情報を測定したかといった
情報を医療データセンター40に送信することができ
る。
【0048】測定装置101が測定した生体情報と、被
測定者20の個人情報と、その測定した時刻とを関連付
けて通信装置102に送信し、通信装置102がその生
体情報と、被測定者20の個人情報と、測定した時刻と
を無線通信網30を介して医療データセンター40に送
信するので、実際にどの時刻で生体情報を測定したかと
いった情報と共に被測定者を特定する情報を医療データ
センター40に送信することができる。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、測定装置が通信装置に
装着されると、測定装置が測定した生体情報を通信装置
に送信するので、測定装置を通信装置から分離した状態
で測定した生体情報を通信装置へ受け渡すことができ
る。通信装置は、測定装置から受信した生体情報を無線
通信網を介して外部機器に送信するので、無線通信網と
通信可能な範囲内での生体情報測定システムの設置場所
の自由度が向上する。従って、本発明の目的とするシス
テムを設置する際の自由度が高く生体情報等の送受信が
可能な生体情報測定システムを提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である生体情報測定システム
の構成を示した図である。
【図2】図1の生体情報測定システムの通信装置の動作
を示したフローチャートである。
【図3】図1の生体情報測定システムの測定装置の動作
を示したフローチャートである。
【図4】図1の生体情報測定システムの通信装置が受信
する情報の一例を示した図である。
【図5】図1の生体情報測定システムの測定装置が測定
した情報の一例を示した図である。
【図6】図1の生体情報測定システムから医療データセ
ンターへ送信されて蓄積されている情報の一例を示した
図である。
【符号の説明】
10…生体情報測定システム、101…測定装置、10
1a…情報送受信部、101b…生体情報測定部、10
1c…内部時計、101d…制御部、101e…個人情
報取得部、101f…体温測定センサ、101g…血圧
測定センサ、102…通信装置、102a…情報送受信
部、102b…外部送受信部、102c…内部時計、1
02d…制御部、102e…表示部、30…無線通信
網、40…医療データセンター。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 311 H04Q 9/00 311H 341 341A (72)発明者 杉本 貴久 東京都目黒区下目黒二丁目2番3号 株式 会社田村電機製作所内 Fターム(参考) 2F002 AA05 FA16 GA04 GA06 2F073 AA01 AA21 AB02 AB03 AB12 BB01 BC02 CC01 CC09 CC14 CC15 CC20 GG01 GG08 5K048 AA04 BA34 CA08 DA02 DB01 DC01 EA11 EB10 EB11 FB09 FC01 HA01 HA02 HA05 HA07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信網を介して外部機器と情報の送
    受信を行なう通信装置と、当該通信装置と着脱可能に構
    成されており、当該通信装置から分離した状態で生体情
    報を測定する測定装置とを備える生体情報測定システム
    であって、 前記測定装置は、生体情報を測定する生体情報測定手段
    と、当該測定装置が前記通信装置に装着されると、前記
    生体情報測定手段が測定した生体情報を前記通信装置に
    送信する第1の情報送受信手段とを備え、 前記通信装置は、前記測定装置の第1の情報送受信手段
    が送信した生体情報を受信する第2の情報送受信手段
    と、当該第2の情報送受信手段が受信した生体情報を前
    記無線通信網を介して前記外部機器に送信する外部送受
    信手段とを備える生体情報測定システム。
  2. 【請求項2】 前記通信装置は更に第2の内部時計と、
    当該第2の内部時計の時刻を合わせる第2の制御手段と
    を備え、当該通信装置の外部送受信手段は前記外部通信
    網を介して前記外部機器から現在時刻を受信し、前記第
    2の制御手段は前記外部送受信手段が受信した現在時刻
    に前記第2の内部時計の時刻を合わせ、前記第2の情報
    送受信手段は前記第2の制御手段が合わせた前記第2の
    内部時計の時刻を前記測定装置に送信し、 前記測定装置は更に第1の内部時計と、当該第1の内部
    時計の時刻を合わせる第1の制御手段とを備え、当該測
    定装置の第1の情報送受信手段は前記通信装置の第2の
    情報送受信手段から前記第2の内部時計の時刻を受信
    し、前記第1の制御手段は前記第1の情報送受信手段が
    受信した時刻に前記第1の内部時計の時刻を合わること
    を特徴とする請求項1に記載の生体情報測定システム。
  3. 【請求項3】 前記測定装置の第1の情報送受信手段
    は、前記生体情報測定手段が測定した生体情報と、前記
    第1の内部時計が計時した時刻の情報とを関連付けて前
    記通信装置に送信し、 前記通信装置の第2の情報送受信手段は、前記測定装置
    が関連付けて送信した前記生体情報と前記時刻の情報と
    を受信し、前記通信装置の外部送受信手段は、前記第2
    の情報送受信手段が受信した前記生体情報と前記時刻の
    情報とを前記無線通信網を介して前記外部機器に送信す
    ることを特徴とする請求項2に記載の生体情報測定シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記測定装置は更に生体情報を測定する
    対象者を特定する個人情報を取得する個人情報取得手段
    を備え、当該測定装置の第1の情報送受信手段は、前記
    生体情報測定手段が測定した生体情報と、前記個人情報
    取得手段が取得した個人情報と、前記第1の内部時計が
    計時した時刻の情報とを関連付けて前記通信装置に送信
    し、 前記通信装置の第2の情報送受信手段は、前記測定装置
    が関連付けて送信した前記生体情報と前記個人情報と前
    記時刻の情報とを受信し、前記通信装置の外部送受信手
    段は、前記第2の情報送受信手段が受信した前記生体情
    報と前記個人情報と前記時刻の情報とを前記無線通信網
    を介して前記外部機器に送信することを特徴とする請求
    項2に記載の生体情報測定システム。
  5. 【請求項5】 無線通信網を介して外部機器と情報の送
    受信を行なう通信装置と着脱可能に構成されており、当
    該通信装置から分離した状態で生体情報を測定する測定
    装置であって、 生体情報を測定する生体情報測定手段と、当該測定装置
    が前記通信装置に装着されると、前記生体情報測定手段
    が測定した生体情報を前記通信装置に送信する第1の情
    報送受信手段とを備える測定装置。
  6. 【請求項6】 無線通信網を介して外部機器と情報の送
    受信を行ない、生体情報を測定する測定装置と情報の送
    受信を行なう通信装置であって、 前記測定装置が当該通信装置に装着されると、前記測定
    装置が送信した生体情報を受信する第2の情報送受信手
    段と、当該第2の情報送受信手段が受信した生体情報を
    前記無線通信網を介して前記外部機器に送信する外部送
    受信手段とを備える通信装置。
JP2001140384A 2001-05-10 2001-05-10 生体情報測定システム、測定装置、及び、通信装置 Pending JP2002330930A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001140384A JP2002330930A (ja) 2001-05-10 2001-05-10 生体情報測定システム、測定装置、及び、通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001140384A JP2002330930A (ja) 2001-05-10 2001-05-10 生体情報測定システム、測定装置、及び、通信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002330930A true JP2002330930A (ja) 2002-11-19

Family

ID=18986998

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001140384A Pending JP2002330930A (ja) 2001-05-10 2001-05-10 生体情報測定システム、測定装置、及び、通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002330930A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007218613A (ja) * 2006-02-14 2007-08-30 Fukuda Denshi Co Ltd 生体情報モニタ時刻設定装置
JP2008188379A (ja) * 2007-02-08 2008-08-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 生体信号測定時刻修正システム
US8054175B2 (en) 2006-07-18 2011-11-08 Seiko Instruments Inc. Portable type information transmitting system, portable type information transmitting apparatus and portable type information receiving apparatus
KR101440051B1 (ko) 2012-12-31 2014-09-12 주식회사 케이헬쓰웨어 생체 신호 측정 장치
JP2014190842A (ja) * 2013-03-27 2014-10-06 Arkray Inc 測定装置、測定方法、及び測定プログラム
US11204619B2 (en) 2016-01-19 2021-12-21 Nihon Kohden Corporation Patient monitor
US20220336095A1 (en) * 2019-09-12 2022-10-20 Topcon Corporation Medical system

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007218613A (ja) * 2006-02-14 2007-08-30 Fukuda Denshi Co Ltd 生体情報モニタ時刻設定装置
US8054175B2 (en) 2006-07-18 2011-11-08 Seiko Instruments Inc. Portable type information transmitting system, portable type information transmitting apparatus and portable type information receiving apparatus
JP2008188379A (ja) * 2007-02-08 2008-08-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 生体信号測定時刻修正システム
KR101440051B1 (ko) 2012-12-31 2014-09-12 주식회사 케이헬쓰웨어 생체 신호 측정 장치
JP2014190842A (ja) * 2013-03-27 2014-10-06 Arkray Inc 測定装置、測定方法、及び測定プログラム
US11204619B2 (en) 2016-01-19 2021-12-21 Nihon Kohden Corporation Patient monitor
US20220336095A1 (en) * 2019-09-12 2022-10-20 Topcon Corporation Medical system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102455911B1 (ko) 경보 임플란트를 위한 이식 가능한 리포팅 프로세서
US9936877B2 (en) Wearable computing device for secure control of physiological sensors and medical devices, with secure storage of medical records, and bioimpedance biometric
US11171932B2 (en) Data transmitting apparatus, data receiving apparatus, method and program
US10786169B2 (en) Bio-processor for measuring each biological signals and wearable device having the same
EP1905388B1 (en) Monitoring orthopaedic implant data over a cellular network
US20140235955A1 (en) Electronic Skin Patch for Real Time Monitoring of Cardiac Activity and Personal Health Management
RU2611744C2 (ru) Устройство управления и способ аутентификации
WO2011115717A1 (en) Personal area network pairing
CN104224116B (zh) 医用传感器及其使用方法和操作设备
US10905376B2 (en) Physical parameter measuring
JP6290793B2 (ja) 管理装置、管理システム及び管理方法
JP2002152145A (ja) データ通信システムおよび生体接触部
US10667687B2 (en) Monitoring system for physiological parameter sensing device
JP2002330930A (ja) 生体情報測定システム、測定装置、及び、通信装置
US10456037B2 (en) Terminal device and information processing system
JP2012230521A (ja) 医療管理システムおよび医療管理システムサーバプログラム
JP2002291069A (ja) データ収集システム及びデータ収集方法
CN110999358B (zh) 信息处理装置、服务器以及数据传输系统
CN111613333A (zh) 自助健康检测方法、装置、存储介质及移动终端
JP2022083371A (ja) 生体情報監視装置、管理装置及び生体情報監視システム
JP2014068696A (ja) 生体情報取得装置、生体情報取得システム及び生体情報取得方法
JP2004166896A (ja) 生体情報管理システムおよび生体情報管理方法
JP2002032477A (ja) 治療器具制御システムと医療用icカード
CN204218879U (zh) 医用传感器
KR102402435B1 (ko) 통증 데이터 로거 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20040506

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20040616

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20040624