JP2002328802A - ウィンドウ表示制御方法 - Google Patents

ウィンドウ表示制御方法

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JP2002328802A
JP2002328802A JP2001136282A JP2001136282A JP2002328802A JP 2002328802 A JP2002328802 A JP 2002328802A JP 2001136282 A JP2001136282 A JP 2001136282A JP 2001136282 A JP2001136282 A JP 2001136282A JP 2002328802 A JP2002328802 A JP 2002328802A
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window
display screen
control method
size
windows
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Tatsuo Ito
達雄 伊藤
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、多数のウィンドウを効率よく、快
適に設定し、利用できるウィンドウ表示制御方法を提供
する。 【解決手段】 表示画面上に表示されるウィンドウを制
御プログラムによって制御し、表示画面上のウィンドウ
の位置、サイズ、色、フォント、フォントサイズなどの
属性を制御する方法である。表示画面10上に定義され
た複数のウィンドウa1、a2、b、c1、c2・・・
のそれぞれの位置、サイズ、色、フォント、フォントサ
イズなどのウィンドウの属性情報を、各ウィンドウの利
用目的、利用状況、重要度や、表示画面の物理的条件に
従って、制御プログラムによって書き換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータシス
テムの情報を利用者に一度に複数表示するマルチウィン
ドウシステムにおけるウィンドウの表示制御方法に関す
る。オペレーティングシステム(OS)が提供するウィ
ンドウシステムや、アプリケーションプログラムが提供
するウィンドウシステムにおいて利用することができ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータシステムにおいて
は、マルチウィンドウシステムがユーザーインターフェ
イスとして、コンピュータ処理には不可欠の技術要素に
なっている。このマルチウィンドウシステムは、物理的
に1つの表示画面上に複数のウィンドウを設定し、同時
に表示させるものである。
【0003】このような表示画面上に表示するウィンド
ウの制御方法には種々の提案が既に知られている。例え
ば、特開平5−20012号公報では、複数の処理を実
行中にその出力画面を分割して表示する方法を示してい
る。また、特開平5−61628号公報では、複数のウ
ィンドウを重ねあわせて表示したときの画面の操作性を
向上させる方法を提案している。更に、特開平5−15
8649号公報では、マルチウィンドウOSにおけるウ
ィンドウの処理に関する方法を示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のマル
チウィンドウの制御方法は、もともと1つのCRT(陰
極線管)ディスプレイを対象に開発されており、必ずし
も最近のディスプレイ装置(CRT以外のもの:液晶
等)に合致しない。例えば、ウィンドウサイズや位置が
固定されており、ユーザーが意図的に操作しない限りは
変更できないが、もし、表示画面上に欠陥などにより、
局所的に表示できない部分があると、そこにたまたま表
示されている文字等の内容をみることができないか、あ
るいは見ることが困難となる。
【0005】例えば、TFTなどの液晶ディスプレイで
は、欠陥画素が少数含まれていることが多いが、この欠
陥部位は、表示画面の定まった場所に固定されている。
このような表示画面にウィンドウを設定したときには、
欠陥部分に表示されている内容は見えにくくなる。この
ウィンドウがOSによって、設定されている場合には、
マニュアル操作でその都度この位置を変更しなければな
らない。
【0006】また、複数台のディスプレイを並べて、各
ディスプレイの表示画面を連結した仮想的に大きな表示
画面として利用する場合には、ウィンドウが隣り合うデ
ィスプレイの境界を含んでいる場合は、境界を避けるよ
うにウィンドウを動かしたほうが、ユーザーには見やす
くなる。
【0007】また、複数の情報を同時に表示する場合、
マルチウィンドウシステムでは、複数のウィンドウをな
らべたり、重ねたりして使用するが、使用頻度の低いウ
ィンドウはどんどん後ろに隠れてしまい、後で選択する
ことが難しくなり、また隠れたウィンドウの内容が見え
ないので状態が変化したことも分かりにくい。このよう
に内容が変化した場合は、空いているデスクトップの領
域に移動したり、フォントやウィンドウの色を変更する
ことでユーザーに知らせることもできる。また、空いて
いる領域が少ない場合には、小さなフォントや、縮小イ
メージでそのウィンドウを表示するとともに、ウィンド
ウをその領域に移動することも有効である。
【0008】本発明は、このような、多数のウィンドウ
を効率よく、快適に設定し、利用できるウィンドウ表示
制御方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明では、表示画面に表示されるウィンド
ウの利用状況等や、表示画面の物理的条件などに基づい
て、ウィンドウの位置、サイズ等を変えるようにしてい
る。
【0010】即ち、請求項1の発明は、表示画面上に表
示されるウィンドウを制御プログラムによって制御し、
表示画面上のウィンドウの位置、サイズ、色、フォン
ト、フォントサイズなどの属性を制御する方法におい
て、表示画面上に定義された複数のウィンドウのそれぞ
れの位置、サイズ、色、フォント、フォントサイズなど
のウィンドウの属性情報を、各ウィンドウの利用目的、
利用状況、重要度や、表示画面の物理的条件に従って、
制御プログラムによって書き換えることを特徴とするウ
ィンドウ表示制御方法である。
【0011】請求項2の発明は、プログラムによって書
き換えるウィンドウの属性情報は、時間に依存する変数
とする請求項1に記載のウィンドウ表示制御方法であ
る。
【0012】請求項3の発明は、表示画面上の特定の座
標を含まないように、ウィンドウの位置および/または
サイズに係る属性情報が書き換えられる請求項1または
2に記載のウィンドウ表示制御方法である。
【0013】また、前記の目的を達成するために、本発
明では、特に液晶等で構成されている表示画面の欠陥画
素に起因する問題を解決するために、ウィンドウを周期
的に移動するようにしている。
【0014】即ち、請求項4の発明は、表示画面上に表
示されるウィンドウを制御プログラムによって制御し、
表示画面上のウィンドウの位置、サイズ、色、フォン
ト、フォントサイズなどの属性を制御する方法におい
て、表示画面の原点位置を一定時間ごとに微小距離移動
させることを特徴とするウィンドウ制御方法である。
【0015】請求項5の発明は、表示画面上に表示され
る複数のウィンドウのうち任意のウィンドウについて、
表示画面の原点位置を一定時間ごとに微小距離移動させ
る請求項4に記載のウィンドウ制御方法である。
【0016】請求項6の発明は、移動するウィンドウが
一定時間ごとに微小距離移動させた結果、ウィンドウ内
に、表示画面上で指定された座標を含まなくなった時点
で移動を中断させる請求項4または5に記載のウィンド
ウ制御方法である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照して詳細に説明する。
【0018】一つの表示画面を複数のウィンドウに分割
するには、従来、ウィンドウの座標指定として、次のよ
うなパラメータを利用している。(X、Y、x、y、
w、h):X、Yは表示画面の原点の座標、x、yは原
点座標からのウィンドウの位置、w、hはウィンドウの
幅と高さを意味する。図2にこれらのパラメータの関係
が図示してある。また、その他のウィンドウの属性情報
として、フォントの大きさ、フォントの種類、フォント
の色、ウィンドウの色のほか、さまざまなパラメータが
存在する。
【0019】表示画面上に表示される多数のウィンドウ
を効率よく、快適に設定し、利用できるようにするため
に、上記の各パラメータをウィンドウの利用目的、利用
状態、重要度や、液晶で構成された表示画面の欠陥や、
複数台のディスプレイで一つの表示画面を構成した場合
のディスプレイの境界などの物理的条件によって制御プ
ログラムがパラメータを変化できるようにする。これに
より、各ウィンドウが使いやすい位置に移動したり、見
やすくできる。
【0020】ここでは説明を簡単にするため、位置情報
を変更する場合について図1を参照して説明する。
【0021】例えば、作業の中心となっているウィンド
ウa1は、表示画面10の中央部分に置き、その文字は
大きくて見やすく、背景色もつかれにくいもの(例え
ば、緑や青系の色であろう)とする。また、直前に利用
されたウィンドウa2は再度利用される可能性が高いの
で、作業の中心となっているウィンドウa1の脇に一部
が観察できる状態に置いておく。
【0022】また、作業の中心となっているウィンドウ
ではないが、時々参照する電子メールのようなウィンド
ウbは、図1のように、比較的見えやすい場所に、しか
し作業領域は小さく設定しておけば十分である。
【0023】更に、数日前に作成した文書や、しばらく
使用していないウィンドウc1、c2、・・・は当面利
用しないかもしれないが、表示画面10の片隅に積み重
ねて置く。
【0024】このようなウィンドウの表示を可能とする
ために、各ウィンドウごとに、パラメータの値を保持す
る領域を確保しておき、そこに現状の設定を保存してお
く。この設定は任意の時間に変更することができるよう
にし、そして、変更される毎にウィンドウを作成し直す
ようにする。ウィンドウが移動、または縮小する際に
は、一度に変更せず、変更の差分を時間分割して少しず
つウィンドウを作り直すことで、ユーザーには移動、ま
たは変更していくように見せることもできる。
【0025】各パラメータの値の設定は、ユーザーが直
接指定することもできるが、制御プログラムによって変
更できるものとする。ウィンドウへの入力を監視し、一
定時間入力の無いウィンドウは古い画面用の制御プログ
ラムによって、ウィンドウの位置を書きかえて、図1の
c1、c2、・・・のように表示させる。また、画面を
切り替えたときなどは作業中の画面用の制御プログラム
によって、ウィンドウ位置を変更し、図1のa1のよう
に表示する。直前まで利用していたウィンドウは直前の
画面用の制御プログラムによってウィンドウを制御し、
図1のa2のように表示する。メールなどの特徴的なツ
ールを利用しているウィンドウはそれ用の専用の制御プ
ログラムによってウィンドウを制御し、図1のbのよう
に表示する。
【0026】上記のように制御されるウィンドウの移動
動作において、最初の位置にあるウィンドウを、最終位
置を計算した後ウィンドウを作り直すと、ユーザーには
ウィンドウが瞬間的に別の場所に置き換わる様に見える
ため、どのウィンドウが動いたか、なにがどう変わった
か、わかりにくくなる。また、他のウィンドウに隠れた
ウィンドウが移動した場合は、新しく作成されたのかど
うか判断がつかなくなる。
【0027】そこで、ウィンドウの作成のためのパラメ
ータを時間tに依存した変数とする。例えば、位置情報
のパラメータを(X、Y、x、y、w
)とする。ここではX、Yは固定値とするが、
必要に応じて変数でも構わない。上記によりx、y
は時間によって変化する値となる。ここで単位時間当た
りに動く距離dを定めておけば、ウィンドウのパラメー
タを変更する制御プログラムで、ウィンドウの位置を変
更する際に、移動する距離DをD/d時間かけてウィン
ドウの移動を繰り返すことで、ウィンドウが移動するよ
うにユーザーに提示することができる。
【0028】更に、物理的な欠陥画素がある表示画面
で、その位置にウィンドウがある場合は図3のように移
動させる。図3は表示画面10内に欠陥画素20が複数
ある場合で、ウィンドウe1が欠陥画素20をその領域
に含んでいる場合を示している。ウィンドウシステムが
表示画面10の欠陥画素20の位置(物理的条件)を認
識できる場合は、その特定の座標を記憶しておく。自動
的に認識できない場合は、ユーザーが位置を指定しても
よく、両者の組み合わせでもよい。
【0029】先に説明した、時間によって変化するパラ
メータを用い、ウィンドウe1は各欠陥画素20の座標
を含まなくなるまで、ウィンドウ移動用の制御プログラ
ムが起動を繰り返して、欠陥画素20が含まれないウィ
ンドウe2まで移動することで、ウィンドウに欠陥画素
を含むことのない、制御された、マルチウィンドウシス
テムを提供できる(以下の段落0037〜0038と図
4も参照)。
【0030】上記ではウィンドウの位置のみを変化させ
るようにしたが、ウィンドウのサイズを変化させたり、
位置とサイズを変化するようにしても良い。また、表示
画面が複数のディスプレイで構成されて、隣合うディス
プレイの境界がウィンドウに含まれるような場合も、同
様の方法で境界を含まないようにすることができる。
【0031】更に、表示画面10内に欠陥画素20が含
まれている場合に、ウィンドウの位置を周期的に変化す
るようにした実施の形態を図3を参照して説明する。
【0032】ここでは、x、y、w、hは固定
値とするが、必要に応じて変数でも構わない。ウィンド
ウシステム全体は表示画面10上でX、Yが原点と
なるので、この原点位置を変更することで、複数のウィ
ンドウ全体を移動することができる。
【0033】例えば、原点(X,Y)に対して、単位時
間毎に以下のように座標が変化するものとする。 (X,Y)≧(X+1,Y+1)≧(X,Y+2)≧
(X−1,Y+1)≧(X,Y) 最後の(X,Y)の次はまた、2番目の(X+1,Y+
1)に戻るような周期的な変化をするものとする。これ
により、ウィンドウシステムの各ウィンドウに表示され
ている文字が、欠陥画素と重なり、認識しにくいときで
も、ある単位時間後には座標が1ドットずれることで、
文字と欠陥画素の重なりが解消され、明瞭に認識できる
ようになる。
【0034】上記のように表示画面の原点の位置情報を
変化させて、表示画面上の全ウィンドウ全体が移動する
方法に代えて、任意のウィンドウのみが微少移動する仕
組みを次に説明する。この場合、X、Y、w、h
は固定値とするが、必要に応じて変数でも構わない。各
ウィンドウの位置はx、yの値で決定される。そこ
で、上記の単位時間ごとの座標移動をxt、ytに対し
て処理する。これにより、欠陥画素20を含んでいるウ
ィンドウ以外を動かさすことなしに、欠陥画素とウィン
ドウの文字の重なりによる認識のしにくさを改善するこ
とができる。
【0035】欠陥画素が大きいか、または、欠陥画素が
複数一個所に固まって存在する場合などは、前記のよう
な微少な移動では回避できないことがある。この場合、
元の位置に戻るまで大きく移動するような軌跡を描く関
数を利用することで、回避することができる。ここで、
元々の目的は欠陥画素とウィンドウ内に表示された文字
の重なりを防ぐためのものであり、また、あまり大きく
移動しつづけると目障りでも有るので、欠陥画素の位置
に対応する特定の座標が文字を表示するどのウィンドウ
にも重ならない場合には、前記の座標移動を停止するこ
ともできる。
【0036】図3はディスプレイ内に欠陥画素20が複
数ある場合で、ウィンドウe1が欠陥画素20を領域に
含んでいる場合を示していた。ウィンドウシステムがデ
ィスプレイの欠陥画素の位置を認識できる場合は、その
特定の座標を記憶しておく。自動的に認識できない場合
は、ユーザーが位置を指定してもよく、両者の組み合わ
せでもよい。
【0037】欠陥画素20を対象として、欠陥画素20
を領域内に含まなくなるまで原点座標(表示画面の原点
(X,Y)またはウィンドウの原点(x,y))の移動
を行った後、各ウィンドウ毎に座標計算を行い、各ウィ
ンドウが欠陥画素20の座標を含まなくなった時点で、
原点座標変換処理を中断することで、ウィンドウに欠陥
画素20を含むことのない、制御された、マルチウィン
ドウシステムが提供できる。
【0038】図4に、座標計算を行うプログラムのフロ
ーチャートを示した。ステップs1で欠陥画素座標の取
得がされる。システムが自動的に認識して取得する場合
と、ユーザーの入力により取得される場合があることは
上記で説明の通りである。ステップs2では、現在のウ
ィンドウの原点座標、幅、高さが取得される。続いて、
ステップs3で、ウィンドウ領域内に欠陥画素座標を含
んでいるか否かの判断がされる。この判断でYesの場
合は、ステップs4のウィンドウの原点座標変換処理が
行われ、以下ステップs2、ステップs3が繰り返し実
行される。ステップs3の判断でNoの場合は、ウィン
ドウの原点座標変換処理を中断するのである。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、複数の情報を同時に一つの表示画面に表示する
場合に、使用頻度の低いウィンドウがどんどん後ろに隠
れてしまい、後で選択することが難しくなったり、また
隠れたウィンドウの内容が見えないので状態が変化した
ことも分かりにくいといった不具合をなくすることがで
きる。ウィンドウの内容が変化した場合は、空いている
デスクトップの領域に移動したり、フォントやウィンド
ウの色を変更することでユーザーに知らせることもでき
る。また、空いている領域が少ない場合には、小さなフ
ォントや、縮小イメージでそのウィンドウウを表示する
とともに、ウィンドウを空いている領域に移動すること
もできる。
【0040】請求項2の発明によれば、ウィンドウがゆ
っくり移動していく様子を表示できるため、ウィンドウ
の移動動作において、最初の位置にあるウィンドウを、
最終位置を計算した後ウィンドウを作り直すと、ユーザ
ーにはウィンドウが瞬間的に別の場所に置き換わる様に
見えるため、どのウィンドウが動いたか、なにがどう変
わったか、わかりにくくなり、また、他のウィンドウに
隠れたウィンドウが移動した場合は、新しく作成された
のかどうか判断がつかなくなるといった不具合をなくす
ることができる。
【0041】請求項3の発明によれば、欠陥画素がある
表示画面上で欠陥画素のためにウィンドウの情報が読み
にくくなることをさけることができる。また、複数のデ
スクトップで一つの表示画面を構成した場合でも、必要
な情報を常に表示するようなことも実現できる。
【0042】請求項4の発明によれば、欠陥画素がある
表示画面上で欠陥画素のためにウィンドウの情報が読み
にくくなることをさけることができる。ウィンドウシス
テムの各ウィンドウに表示されている文字が、欠陥画素
と重なり、認識しにくいときでも、ある単位時間後には
座標がずれることで、文字と欠陥画素の重なりが解消さ
れ、認識できるようになる。また、ウィンドウ全体が微
少に動くことで、ウィンドウの位置が変化したことがわ
かりにくく、その結果違和感なく文字の認識が可能にな
る。
【0043】請求項5の発明によれば、必要に応じて任
意のウィンドウだけを動かすことで、全体的に認識しや
すいウィンドウ表示ができる。即ち、表示画面が十分大
きく、ウィンドウが少ない場合は全てのウィンドウを動
かす必要はなく、欠陥画素を含んでいるウィンドウなど
特定のウィンドウのみ移動すればよい。また、ウィンド
ウにグラフィックなどが表示されている場合は文字の場
合に比べて欠陥画素による認識度の低下をあまり受けな
いので、動かす必要はない。このように任意のウィンド
ウだけを動かすことで制御プログラムの負担を軽減し、
処理を高速に行えるようになる。
【0044】請求項6の発明によれば、任意のウィンド
ウの表示領域が欠陥画素を含まなくなった時点で移動を
中断することで、違和感を最小限に抑えることができ
る。ウィンドウの移動の際に、欠陥画素部分を含まない
領域で移動しても、文字の認識度を向上するというメリ
ットがなく、反ってウィンドウの動きが目に付き、違和
感を感じてしまうが、このような事態を避けることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によって制御された表示画面の一例を
示す図である。
【図2】ウィンドウの位置情報に係るパラメータを説明
する図である。
【図3】物理的な欠陥画素がある表示画面に、ウィンド
ウが表示されている状態を示した図である。
【図4】座標計算を行うプログラムのフローチャートで
ある。
【符号の説明】
10;表示画面、20;欠陥画素。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示画面上に表示されるウィンドウを制
    御プログラムによって制御し、表示画面上のウィンドウ
    の位置、サイズ、色、フォント、フォントサイズなどの
    属性を制御するウィンドウ表示制御方法において、 表示画面上に定義された複数のウィンドウのそれぞれの
    位置、サイズ、色、フォント、フォントサイズなどのウ
    ィンドウの属性情報を、各ウィンドウの利用目的、利用
    状況、重要度や、表示画面の物理的条件に従って、前記
    制御プログラムによって書き換えることを特徴とするウ
    ィンドウ表示制御方法。
  2. 【請求項2】 プログラムによって書き換えるウィンド
    ウの属性情報は、時間に依存する変数とする請求項1記
    載のウィンドウ表示制御方法。
  3. 【請求項3】 表示画面上の特定の座標を含まないよう
    に、ウィンドウの位置および/またはサイズに係る属性
    情報が書き換えられる請求項1又は2に記載のウィンド
    ウ表示制御方法。
  4. 【請求項4】 表示画面上に表示されるウィンドウを制
    御プログラムによって制御し、表示画面上のウィンドウ
    の位置、サイズ、色、フォント、フォントサイズなどの
    属性を制御するウィンドウ表示制御方法において、 表示画面の原点位置を一定時間ごとに微小距離移動させ
    ることを特徴とするウィンドウ表示制御方法。
  5. 【請求項5】 表示画面上に表示される複数のウィンド
    ウのうち任意のウィンドウについて、表示画面の原点位
    置を一定時間ごとに微小距離移動させる請求項4記載の
    ウィンドウ表示制御方法。
  6. 【請求項6】 移動するウィンドウが一定時間ごとに微
    小距離移動させた結果、ウィンドウ内に、表示画面上で
    指定された座標を含まなくなった時点で移動を中断させ
    る請求項4又は5に記載のウィンドウ表示制御方法。
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