JP2002323689A - 時分割カラー表示装置 - Google Patents

時分割カラー表示装置

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JP2002323689A
JP2002323689A JP2001129113A JP2001129113A JP2002323689A JP 2002323689 A JP2002323689 A JP 2002323689A JP 2001129113 A JP2001129113 A JP 2001129113A JP 2001129113 A JP2001129113 A JP 2001129113A JP 2002323689 A JP2002323689 A JP 2002323689A
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Kazuki Taira
和 樹 平
Masahiro Baba
場 雅 裕 馬
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の場合に比べ、構成が簡単で、色再現域
が可及的に広く且つ色割れ妨害が視認されにくい高品位
のカラー表示を可能にする。 【解決手段】 カラー画像情報を表すカラー画像入力信
号に基づいて複数色毎の表示画像に分解し、表示画像を
時系列的に表示する単色画像表示手段101と、表示画
像の表示に同期して少なくとも赤、緑、青、黄色の透過
色を選択的に切り換える、2枚の液晶セルおよび複数枚
の偏光板を有している液晶カラーシャッタ102と、を
備え、単色画像表示手段は液晶カラーシャッタが切り換
え可能な全ての透過色に対し画像情報を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカラー画像を時系列的に
表示する時分割カラー表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー画像を表示する方法として、一般
的には1絵素を光の三原色である3つのR(赤)、G
(緑)、B(青)の画素に分割し、各RGB画素の画像情
報を空間的に混合表示する空間分割表示が行われる。
【0003】これに対し、時分割カラー表示装置は1絵
素を分割せず、各RGB画像情報を時間的に順次切り換
えて表示する時分割表示によりカラー画像を表示する。
時分割表示においては、1画面の表示が完了する期間で
ある1フレーム期間は、各表示色画像を表示する複数の
サブフィールド期間に分割される。カラー画像を表示す
るにはRGB三原色表示が必要であるから、通常1フレ
ーム期間は3つのサブフィールドに分割される。
【0004】一般に、各フレーム画像はフリッカを知覚
できない臨界融合周波数(CFF(Critical Fusion Freq
uency))以上で表示されることが必要である。それゆ
え、時分割表示においては1フレーム期間におけるサブ
フィールド数をNとするとフレーム周波数のN倍で各サ
ブフィールドを高速表示することが必要となる。例え
ば、1フレーム周波数を60Hzとし、N=3とすると
各サブフィールド周波数は180Hzとなる。
【0005】時分割表示を実現する手段としては、白色
表示をRGBカラーフィルタで時間的に分光するか、複
数のRGB光源を時間的に切り換えて照明する手段が用
いられる。前者の方式において、RGBカラーフィルタ
を液晶カラーシャッタで構成する方式が知られている。
液晶カラーシャッタは、図20に示すように、高速表示
可能な白黒のCRT40の前に設けられ、複数枚の液晶
セル22,24の前後に有彩色の偏光板31,32,3
3を配置した構成から成り、液晶セル22,24を2値
的に電圧制御することで選択的に入射光の偏光面を回転
させ、これにより吸収させる波長域を選択しRGB切り
換え表示するものである。例えば、特公平5−2509
3号公報においては、黄色とシアン色の偏光板を組み合
わせ、更に液晶セルと無彩色偏光板を配置した構成が明
らかにされている。液晶セルには一般的に高速応答可能
なベンド配向液晶セル(以下、PIツイストセルともい
う)が使用され、2値×2枚=4通りの印加電圧の組み
合わせからRGB表示となる3組が液晶カラーシャッタ
の駆動に使用される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】時分割表示において
は、RGB画像を時系列的に表示するため、しばしぱ
「色割れ」と言われる妨害が発生する。色割れは各RG
B画像を表示する間に視線が移動することで網膜上に結
像するカラー画像の輪郭部にストライプ状の偽色輪郭が
発生する妨害であり、著しく画像品位を劣化させる。
【0007】色割れを視認させないためには、サブフィ
ールド周波数を増加させて網膜上の結像ずれを低減する
ことが効果的であるが、駆動周波数が増大するため実用
上問題がある。色割れを低減させるもう一つの効果的な
手法として、RGB三原色以外のサブフィールドを追加
する方法が特開平8−101672号公報および特開平
9−90916号公報に開示されている。これらは視感
度の高いW(無彩色)信号を第4のサブフィールドにお
いて表示することで、原理的に色割れを生じさせないと
いうものである。上記の従来例においてこの表示を実現
する液晶カラーシャッタの構成が特開昭60−1214
19号公報に開示されている。即ち、この液晶カラーシ
ャッタは、図21に示すように2枚の液晶セル22,2
4と、B色の有彩色偏光板31およびR色の有彩色偏光
板32ならびにG色の有彩色偏光板33とから構成され
る。これらの有彩色偏光板には2色性色素を含浸、延伸
配向した色素系吸収偏光板が用いられる。
【0008】しかしながら、この構成は有彩色偏光板の
波長特性及び偏光度が不足しているために、実用上十分
な色域が確保できないという問題点を有する。以下、こ
れを説明する。図22に有彩色偏光板の透過率特性を示
す。図22において、有彩色偏光板31の吸収軸の偏光
透過特性をグラフ2201に示し、吸収軸に直交する透
過軸の偏光透過特性をグラフ2211に示す。有彩色偏
光板33の吸収軸の偏光透過特性をグラフ2202に示
し、吸収軸に直交する透過軸の偏光透過特性をグラフ2
212に示す。また、有彩色偏光板32の吸収軸の偏光
透過特性をグラフ2203に示し、吸収軸に直交する透
過軸の偏光透過特性をグラフ2213に示す。図21に
示す液晶カラーシャッタにおいて、図22に示す透過特
性を有するR色、G色、B色の有彩色偏光板32,3
3,31から構成される液晶カラーシャッタの透過率特
性を図23に示す。図23において、符号402はテレ
ビジョン用蛍光体の発光スペクトルを示し、符号230
1、2302、2303、2304は、青色(B)、緑
(G)、赤色(R)、無彩色(W)の透過率特性をそれ
ぞれ示す。また、上記液晶カラーシャッタと上記発光ス
ペクトル402を有するテレビジョン用蛍光体との組み
合わせによるRGB色再現域をCIE1976USC色
度図として図24に示す。図24において、符号240
1は、上記液晶カラーシャッタと上記発光スペクトル4
02を有するテレビジョン用蛍光体との組み合わせによ
るRGB色再現域を示し、符号2402は、このときの
W色の色度点を示し、符号2403は、目標仕様(HD
TV(High Definition TeleVision)のスタジオ規格)と
なる色再現範囲を示す。この図24から分かるように、
従来の構成ではハイビジョン規格をはじめ、NTSC(N
ational Television System Committee)、EBU(Europ
ean Broadcasting Union)受像三原色などの目標仕様に
比較すると色域が狭く、鮮やかなカラー表示が困難であ
ることが分かる。
【0009】RGBW表示を可能とする液晶カラーシャ
ッタの別の構成としては、例えば特開表2000−51
0961号公報に開示されている。しかしこの場合は、
液晶セルを3枚使用するため構成が複雑となりコスト的
に不利であるという問題点が生ずる。
【0010】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
のであって、従来の場合よりも色割れが視認されにく
く、且つ構成が簡単で可及的に広い色再現域を得ること
のできる時分割カラー表示装置を提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による時分割カラー表示装置は、カラー画像
情報を表すカラー画像入力信号に基づいて複数色毎の表
示画像に分解し、表示画像を時系列的に表示する単色画
像表示手段と、前記表示画像の表示に同期して少なくと
も赤、緑、青、黄色の透過色を選択的に切り換える、2
枚の液晶セルおよび複数枚の偏光板を有している液晶カ
ラーシャッタと、を備え、前記単色画像表示手段は前記
液晶カラーシャッタが切り換え可能な全ての前記透過色
に対し画像情報を表示することを特徴とする。
【0012】なお、単色画像表示手段は表示画面内に設
けられた各画素の発光、非発光の切り換えにより画像情
報を表示する自発光型画像表示手段であるように構成し
ても良い。
【0013】なお、単色画像表示手段は表示画面内に設
けられた各画素の反射率を変調することにより画像情報
を表示する反射型画像表示手段であるように構成しても
良い。
【0014】なお、液晶カラーシャッタは透過色の異な
る複数の吸収型色偏光板と複数枚の複屈折位相差フィル
ムを含みことが好ましい。
【0015】なお、単色画像表示手段は、カラー画像入
力信号から少なくとも赤、緑,青、黄色の有彩色画像出
力信号を発生する画像信号処理回路を備えることが好ま
しい。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明によるカラー表示装置の実
施形態を図面を参照して説明する。
【0017】まず、本発明によるカラー表示装置の実施
形態を説明する前に、本発明の概要および基本原理につ
いて説明する。本発明は、単色画像表示手段と、液晶カ
ラーシャッタとを備えている。本発明においては、単色
画像表示手段として自発光型あるいは反射型画像表示手
段が使用可能である。自発光型においては、表示画面内
に設けられた各画素の発光、非発光の切り換えにより画
像情報を表示し、且つ発光スペクトルがRGB三原色全
ての波長成分を含むことが必要であり、通常白色表示と
なる。自発光型の表示方式としては、CRT(Cathode R
ay Tube)の他、PDP(Plasma Display Panel)、FED
(Field Emission-type Display)、有機EL(Electro-Lu
minescence)、LED(Light Emitting Diode)を画素に
用いたLEDディスプレイが使用可能であり、CRTの
ように発光強度変調により階調表示を行っても、PDP
のようにPWM(Pulse Width Modulation)などで時間的
に階調制御を行っていても構わない。蛍光体など発光材
料に求められる特性としては、混色を生じないよう比較
的残光時間の短いものが良い。例えば、CRTや強励起
発光のFEDなどではP22、P45等が使用可能であ
る。
【0018】また、表示に外光を利用する反射型画像表
示手段は、表示画面内に設けられた各画素の反射率を変
調することにより画像情報を表示する構成となってお
り、本発明が液晶カラーシャッタを使用する関係上、偏
光スイッチングデバイスである反射型LCD(Liquid Cr
ystal Display)が好適である。反射型LCDは下面の画
素電極が反射面となっている構造が反射効率上好まし
い。液晶動作モードとしては、時分割表示可能な高速の
応答時間を有するOCB(Optically Compensated Biref
ringence)、FLC(Ferroelectric Liquid Crystal)、
SSFLC(SurfaceStabilized Ferroelectric Liquid
Crystal)、AFLC(Anti- Ferroelectric Liquid Crys
tal)などが使用可能である。
【0019】これらの単色画像表示手段では、三原色カ
ラー画像入力信号に基づいて、液晶カラーシャッタで表
示可能な全ての透過色に対応する画像出力信号を生成す
る信号処理回路を備えており、液晶カラーシャッタの透
過色切り換ええに同期して各色の画像出力信号に応じ画
像が表示される。画像出力信号の生成は、追加する透過
色の画顔信号を三原色画像信号からまず生成し、追加色
画像信号と元の三原色画像信号の差分信号から修正三原
色信号が得られる。これらの演算に用いられる係数は、
あらかじめ光源及び液晶カラーシャッタの透過スペクト
ルから三原色色度値、追加色の色度値を求め、追加色の
色度値を三原色色度値で表現することで得られる。反射
型の場合は光源が特定できないため正確な色再現は出来
ないが、自然光を含め照明に用いられる蛍光管の発光ス
ペクトルは限られているため、幾つかの使用環境を想定
して最適設計を行うことは可能である。
【0020】本発明における液晶カラーシャッタは、少
なくとも2枚の液晶セルと複数枚の吸収型色偏光板を含
んでおり、更には無彩色偏光板と複数枚の複屈折位相差
フィルムを含む。前者の偏光板としては、G色、R色の
色素系偏光板が好ましく、後者は偏光透過軸が直交する
B色とイエロー色となるフィルタを形成している。更に
好ましくは、後者の構成をRG波長間、即ちおよそ57
0〜600nmの発光スペクトル成分を除去するフィル
タとして追加することで色域を拡大することが可能であ
る。
【0021】本発明における液晶カラーシャッタでは、
上に述べた構成を取ることにより少なくとも4種類の有
彩色表示が可能となる。例えば、液晶に印加する電圧を
2値的に制御することで、液晶セルが2枚から構成され
る場合は、2値×2枚=4状態、即ち4色の表示とな
る。ここで、有彩色とは1976CIEL
等色空間における彩度C>5を有する色を指すことと
する。より一般的には、ホワイト(W)、ブラック
(K)及びホワイトとブラックの中間調であるグレーの
色名で呼称される無彩色を除く色を指す。
【0022】本発明の目的である色割れ妨害低減に最も
効果的な4つの有彩色表示の組み合わせは、レッド
(R)、グリーン(G)、ブルー(B)、イエロー
(Y)色である。これは、色割れ妨害が表示輝度の高い
画像において、視感度の高い表示色間で最も視認し易く
なるためである。例えば、ハイビジョンにおけるRGB
三原色の視感強度比はR:G:B=0.21:0.7
2:0.07となっている。ここで、例えばWが100
%の表示を従来の時分割カラー表示装置で表示すると、
各RGB表示色において、強度比R:G:B=1:1:
1に対し全体表示輝度が100%、表示輝度比はRが2
1%、Gが72%、Bが7%となり、最も明るいG表示
とその次に明るいR表示間に生じる色割れが最も目立つ
こととなる。
【0023】このWが100%の表示をRGBY表示に
分解すると、理想的にはR色とG色がY色に置き換えら
れる。従って、各RGBY表示色の表示輝度比はRが0
%、Gが0%、Bが7%、Yが93%となり、表示輝度
はY表示に集中するため、B表示とY表示間に生じる色
割れは従来のRGB表示よりも視認され難くなる。
【0024】本発明における液晶カラーシャッタにより
実現されるRGBY表示は、イエロー以外の表示色をR
GB表示に加えた他の4色表示よりも色割れ妨害低減に
有効である。例えば、従来提案されたRGBW表示で
は、Wが100%表示では全てW表示色に置き換えられ
る(R+G+B=W)ため色割れは生じない。しかし、
例えばR:G:B=1:1:0となるYが100%表示
では、全体輝度は93%と輝度の高い画像にもかかわら
ず、W成分は0となるために通常のRGB表示と同じR
が21%、Gが72%の表示輝度比となるため、R表示
とG表示間の色割れが視認され易くなる。一方、本発明
のRGBY表示では全てY表示に置き換えられるため色
割れは生じない。また、イエロー以外に例えばG+B表
示色のシアン(C)を加えたRGBC表示ではWが10
0%表示に対しRが21%、Cが79%の輝度比、Yが
100%表示に対してはRGB表示と同様となり、RG
BY表示に比べ輝度の集中度が低く色割れ低減の効果が
少ない。また、R+B表示色のマゼンタ(M)を加えた
RGBM表示ではWが100%に対しGが72%、M
(マゼンタ)が28%、Yが100%表示に対してはR
GB表示と同様となり、RGBC表示と同じくRGBY
表示よりも色割れ低減の効果が少なくなる。なお、RG
BC表示ではC(シアン)が100%、RGBM表示で
はM色が100%表示において色割れは生じなくなる
が、C(シアン)が100%表示の全体輝度は79%、
M(マゼンタ)が100%では28%であり、W表示、
Y表示における色割れ発生を低減できるRGBY表示の
方が、カラー画像に対する色割れ低減の効果が高くなる
といえる。
【0025】液晶セルには先に述べた高速応答の観点か
ら、PIツイスト配向セル、FLC、SSFLC、AF
LCなどの動作モードが使用可能である。これらの液晶
セルは可視波長域における入射偏光光を直進、90°回
転させることでスイッチングを行うため、リタデーショ
ン波長200〜300nmの1/2波長条件を満たして
いる。また、90°回転時の回転角を互いに補償するた
め、液晶セルの位相軸を互いに直交させて配置すると良
い。
【0026】以下、本発明の実施形態について説明す
る。但し、本発明の構成は実施形態にとどまるものでは
なく、発明の実施形態において述べた構成の各部をさま
ざまに組み合わせた形態をとることが可能であることは
いうまでもない。
【0027】(第1の実施形態)本発明による時分割カラ
ー表示装置の第1の実施形態について説明する。本実施
形態の時分割カラー表示装置の構成を図1に示す。本実
施形態の時分割カラー表示装置は、単色画像表示手段1
01と、この単色画像表示手段101の表示前面に設け
られた液晶カラーシャッタ102とを備えている。本実
施形態においては、単色画像表示手段101は、カラー
フィルタを有さず蛍光体にP22を用いた強励起発光の
FEDである。そして、この単色画像表示手段101
は、RGB三原色カラー画像入力信号に基づいて、液晶
カラーシャッタ102で表示可能な透過色に対応する、
RGB三原色画像信号を含む少なくとも4色(本実施形
態においては、R色、G色、B色の他にY(イエロー)
色)の有彩色画像出力信号を発生する画像信号処理回路
101aを有している。そして、液晶カラーシャッタ1
02の透過色切り換えに同期して各色の画像出力信号に
応じ画像が表示される。
【0028】本実施形態に係る液晶カラーシャッタ10
2の構成を図2に示す。液晶カラーシャッタ102全体
としての向きは単色画像表示手段101に対しどちら向
きであっても構わない。本実施形態においては、液晶シ
ャッタ102は、単色画像表示手段101の発光面側か
ら順に、無彩色偏光板201、複屈折位相差フィルム層
202、同様に無彩色偏光板203、複屈折位相差フィ
ルム層204、例えばPIツイストセルからなる液晶セ
ル205、R色吸収型偏光板206、液晶セル205に
対し位相軸方位を直交させた、例えばPIツイストセル
からなる液晶セル207、およびG色吸収型偏光板20
8が配置された構成となっている。無彩色偏光板20
1,203、および複屈折位相差フィルム層202によ
りGR中間波長除去フィルタが形成され、無彩色偏光板
203および複屈折位相差フィルム層204によりB色
/イエロー(Y)色分離フィルタが形成された構成となっ
ている。
【0029】図3に液晶シャッタ102を構成する各光
学部材の特性値、図4乃至図7に各光学要素の波長特性
を示す。図4における透過率曲線401は、無彩色偏光
板201,203が理想偏光子である場合において、複
屈折位相差フィルム層202の偏光透過率である。単色
画像表示手段101を構成するP22蛍光体402のR
GB発光主成分を含み、不要な580nm付近の波長成
分を除去することで色純度を高めている。
【0030】図5は無彩色偏光板203及び複屈折位相
差フィルム層204により得られる、B色/Y色分離フ
ィルタのx軸方向(B色の透過方向)、y軸方向(R
G、すなわちY色の透過方向)の偏光透過率を示した図
である。図5において、符号501はx軸方向の偏光透
過特性を示すグラフ、符号502はy軸方向の偏光透過
特性を示すグラフである。ここでは簡単のために無彩色
偏光板203は理想的な偏光特性を有していると仮定し
ている。急峻な波長特性を得るため、無彩色偏光板20
3の入射側偏光軸とx軸は直交していないが、設計の変
更により直交するように構成しても構わない。
【0031】図6はR色偏光板206の偏光透過特性を
示す図であり、符号601はy軸方向の偏光透過特性を
示すグラフ、符号602はx軸方向の偏光透過特性を示
すグラフである。図7はG色偏光板208の偏光透過率
特性を示す図であり、符号701はy軸方向の偏光透過
特性を示すグラフ、符号702はx軸方向の偏光透過特
性を示すグラフである。
【0032】図8(a)乃至図8(d)に、本実施形態
に係る液晶カラーシャッタ102の動作及び透過色の関
係を示す。図8(a)に示すように、液晶セル205,
207は電圧無印加(OFF)時、入射光偏光軸に対し4
5°方位に配置された1/2波長条件を満たすため、入
射偏光は90°偏光が回転する。すなわち、液晶セル2
05に入射するRGB三原色光の偏光状態801が、液
晶セル205の出射側で90°回転して偏光状態802
になり、この偏光状態802は偏光板206を通過する
とy軸方向のB成分がR色偏光板206に吸収されるた
め偏光状態803となり、液晶セル207に入射する。
そして、この偏光特性803が液晶セル207によって
90°回転されて偏光状態804となり、G色偏光板2
08を通過することでG色が表示される。
【0033】一方、図8(b)乃至図8(d)に示すよ
うに、電圧印加(ON)時には液晶セルの位相軸が消失す
るため入射偏光はそのまま透過する。従って、液晶セル
205,207のON/OFFの切り換ええ4通りの組
み合わせにおいて、透過色はRGBYの4色が表示可能
である。例えば、図8(a)に示すように液晶セル20
5,207を共にOFFすることによりG色が表示さ
れ、図8(b)に示すように液晶セル205をOFFし
且つ液晶セル207をONすることによりRG色、すな
わちY色が表示され、図8(c)に示すように液晶セル
205をONし且つ液晶セル207をOFFすることに
よりR色が表示され、図8(d)に示すように液晶セル
205,207を共にONすることによりB色が表示さ
れる。
【0034】本実施形態に係る液晶カラーシャッタ10
2の透過率特性を図9に、B、G、R、Wの各色度値及
び色再現範囲を図10に示す。図9において、符号40
2は、単色画像表示手段101を構成するFEDのP2
2蛍光体の発光スペクトルを示し、符号901、90
2、903、904はそれぞれ、B色、G色、R色、Y
色の透過率特性を示す。図10において、符号1000
は本実施形態に係る液晶カラーシャッタの色再現範囲を
示し、符号1001、1002、1003、1004は
B、G、R、Y色の色度値をそれぞれ示し、符号100
5は目標仕様(ハイビジョンのスタジオ規格)となる色
再現範囲を示し、符号1006は図20,21に示す従
来例のRGB色再現範囲を示す。
【0035】図10から分かるように、本実施形態は、
色割れ低減に有効なR、G、B、Yの4つの有彩色表示
を行うことができ、且つ従来の場合に比べて、広い色再
現域を得ることが可能となり、目標仕様に近い色再現
域、すなわち実用的に十分な色再現域を得ることができ
る。また、本実施形態に係る液晶カラーシャッタにおい
ては、液晶セルが2枚しか使用されていないため、構成
が簡単となり、製造コストが増大するのを抑制すること
ができる。
【0036】次に、本実施形態の時分割カラー表示装置
の1フレーム(1FRM)期間中における表示シーケンス
を図11に示す。液晶カラーシャッタの表示可能な表示
色YRGB全てが1フレーム期間中に表示される。液晶
セル205,207への電圧印加波形は、交流駆動のた
め、図示した通りとなる。一方、本実施形態に係る単色
画像表示手段101においては、Y色表示を追加したこ
とにより、単色画像表示手段101に入力されたRGB
三原色画像信号r,g,bが4つのサブフィールド信
号、y、b-y(修正b信号)、r-y(修正r信号)、g-
y(修正g信号)に、画像信号処理回路101aによって
分解され、表示される。なお、単色画像表示手段101
に、YCbCr信号などのコンポジットカラー画像信号
が入力される場合には、この入力信号からRGB三原色
画像信号に分離する分離回路が単色画像表示手段101
に設けられる必要がある。
【0037】上記画像信号処理回路101aの構成を図
12に示す。図12は、三原色入力画像信号(r,g,b)
から出力画像信号(r−y,g−y,b−y,y)を生成す
る画像信号処理回路101aの信号処理ブロック図であ
る。三原色入力画像信号(r,g,b)はγ補正処理回路1
201によりγ補正処理され、線形量子化された信号に
変換される。次に、白色値が所望の色度となるよう、ホ
ワイトバランス処理回路1202によりホワイトバラン
ス処理が施される。続いて、y信号に相当する信号成分
を抜き出すため、RGB信号間で最小値検出処理回路1
203により最小値検出処理が行われ、y信号が決定さ
れる。y信号は他の信号と同様に、ホワイトバランス処
理回路1204によりホワイトバランス処理が行われ
る。RGB信号はy信号と差分処理回路1205におい
て差分処理が行われ、再度、γ処理回路1206により
γ処理され、単色画像表示手段101の信号−輝度特性
(γ特性)に対応した、非線形量子化された画像信号と
して出力される。
【0038】これらの信号処理に用いられる信号処理計
数値は、予め光源及び液晶カラーシャッタの透過スペク
トルから三原色の色度値および追加色(本実施形態にお
いてはY色)の色度値を求め、追加色の色度値を三原色
の色度値で表現することにより得られる。図10の色度
値から求めた本実施形態における信号処理係数値を図1
3に示す。
【0039】図13に示した信号処理係数値は以下の手
順によって導かれる。まず、R、G、B、Y表示時にお
ける表色値(XR,G,B,Y, YR,G,B,Y, ZR,G,B,Y)あるいは
(YR ,G,B,Y, xR,G,B,Y, yR,G,B,Y)は色彩輝度計を用い
て実験的に測定されるか、あるいは図9に示すFEDの
発光波長特性及び液晶カラーシャッタの各色の透過率波
長特性から計算により導かれる。ここで、各変数の下添
え字R、G、B、YはR、G、B、Y表示時における変
数をまとめて示したものである(例えば、XR、XG、XB
XYをまとめてXR,G,B,Yと表記する)。発光特性をE
(λ)、透過率特性をTR,G,B,Y(λ)とすると、
【数1】 また、(2)式のYR,G,B,Yは液晶カラーシャッタの各色
における視感透過率に相当している。
【0040】一方、W表示におけるxy色度値(xW,
yW)は、表示したい映像信号規格に従い任意に決定され
る。例えば、HDTVスタジオ規格に従えば、xW=0.
3127、yW=0.3190であり、ここでは xW=0.313 (7) yW=0.319 (8) とした。また、x+y+z=1の関係を用い、輝度信号
(Y)100%表示におけるY値を100とすると、
(7)、(8)式から XW= 95.05 (9) YW=100.0 (10) ZW=108.91 (11) となる。
【0041】また、ホワイトバランス処理に用いる補正
係数[W]R,G,Bは、上に示された関係式および値を用い
て、通常の三原色表示と同様の手続きで以下のように導
かれる。三原色入力画像信号(r,g,b)をγ補正し、
線形量子化した後の補正信号を(r’, g’,b’)と
する。ここで、r’、g’、b’の範囲は0≦r’≦
1、0≦g’≦1、0≦b’≦1とする。例えば、r、
g、bがγ係数γ0で非線形量子化されたnビットの画
像信号であれば、
【数2】 で表される。更に、補正信号(r’,g’,b’)がW1
00%信号、即ち(r’,g’, b’)=(1,1,1)
となる時に、(10)式に示すようにW表示の輝度YW
ベルが100と成るように、R、G、B表示時のXYZ
表色値を規格化する。規格化されたXYZ表色値を
【数3】 から、α=100/(3.99+10.88+2.4
7)=5.767となる。Y表示時のXYZ表色値に対
しても係数αを乗じ、マトリクス表示すれば
【数4】 となる。加法混色の原理から、補正係数[W]R,G,Bを補正
信号(r’,g’, b’)に乗じた入力信号と表示され
るXYZ表色値の関係は
【数5】 が成り立つ。従って、W信号(r’,g’,b’)=
(1,1,1)に対し、W表示時のXYZ表色値が(9)
〜(11)式に示した値となるように補正係数[W]R,G ,B
を求めると、
【数6】 となる。ここで、[W]R,G,Bの最大値を1に規格化する
と、図13に示した補正係数
【数7】 が得られる。
【0042】次に、RGBY4色表示を行うための変換
係数[Y]R,G,Bを求める。RGB3色での表示をY表示に
おきかえるための変換係数[Y]R,G,Bは、
【数8】 となる。[W]R,G,Bと同様、[Y]R,G,Bの最大値を1に規格
化すると図13に示した
【数9】 が得られる。一方、Y表示におけるホワイトバランス補
正信号[W]Yは、RGB3色でY表示を行ったY値とY表
示のY値が等しい条件、即ち
【数10】 から、 [W]Y=(0.35×23.02+1.0×62.72 +0.06×14.27)/118.63 =0.604 (25) が得られる。
【0043】以上の手順で求めた各パラメータの関係式
をまとめると以下のようになる。ここで、出力画像信号
(r−y,g−y,b−y,y)のγ変換処理前の線形出
力信号を(r”, g”, b”, y”)とする。
【0044】
【数11】 得られるXYZ表色値は
【数12】 で表され、(17)式から求められる通常の三原色表示
におけるXYZ表色値と同じ値が得られる。即ち、色変
換誤差を生じずにRGBY4色表示用の画像信号を生成
することが可能となる。このため、従来の場合よりも色
割れが視認されにくい。
【0045】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、従来の場合よりも色割れが視認されにくく、且つ構
成が簡単で実用的に十分な色再現域を得ることができ
る。このため、高品位のカラー画像を得ることができ
る。
【0046】(第2の実施形態)図14は、本発明におけ
る第2の実施形態の構成を示した図である。本実施形態
の時分割カラー表示装置は、単色画像表示手段1401
と、液晶カラーシャッタ1402とを備えている。本実
施形態においては、単色画像表示手段1401として反
射型LCDを用いた。図15に反射型LCDの動作モー
ドであるV字反転モードの電圧一反射率曲線を示す。こ
の単色画像表示手段1401は、RGB三原色カラー画
像入力信号に基づいて、液晶カラーシャッタ1402で
表示可能な透過色に対応する、RGB三原色画像信号を
含む少なくとも4色(本実施形態においては、R色、G
色、B色の他にY(イエロー)色)の有彩色画像出力信
号を発生する画像信号処理回路1401aを有してい
る。そして、液晶カラーシャッタ1402の透過色切り
換えに同期して各色の画像出力信号に応じ画像が表示さ
れる。
【0047】また、本実施形態に係る液晶カラーシャッ
タ1402の構成を図16に示す。この液晶カラーシャ
ッタ1402は、第1の実施形態に係る液晶カラーシャ
ッタ102の液晶セル205および液晶セル207を液
晶セル1601および液晶セル1602に置き換えた構
成となっている。反射型LCDへの入射偏光軸は一方向
に限定することが必要であり、このため、液晶カラーシ
ャッタ1602の偏光板201側が反射型LCD140
1の表示面側を向いている構成となっている。
【0048】本実施形態では、液晶カラーシャッタ14
02の液晶セル1601,1602にAFLCを用い
た。AFLCを用いた場合の動作シーケンスは図17に
示すようにサブフィールド期間に渡って一定電圧を保持
し、極性反転によって偏光面の回転操作が行われる。従
って、全ての透過色表示を行う本発明では、1フレーム
表示期間で交流駆動することが可能となり都合が良い。
また、PIツイストセルに比べ応答速度も速いため、図
17に示すように1フレーム期間を8サブフィールド表
示することが可能となり、色割れを一層視認させにくく
することが可能である。本実施形態の液晶カラーシャッ
タ1402の透過率特性を図18に示す。図18におい
て、符号1800は外部照明光の一例であるD65光源
のスペクトルを示し、符号1801、1802、180
3、1804は、B色、G色、R色、Y色の透過率特性
をそれぞれ示す。また、本実施形態に係る液晶カラーシ
ャッタ1402に、入射光としてD65光源1801が
入射した場合の色再現域を図19に示す。図19におい
て、符号1900は、本実施形態に係る液晶カラーシャ
ッタ1402に、入射光としてD65光源1801が入
射した場合の色再現域を示し、符号1901、190
2、1903、1904は、B色、G色、R色、Y色の
色度点をそれぞれ示す。また符号1905は目標仕様
(HDTVのスタジオ規格)となる色再現域、符号19
06は従来例の色再現域を示す。
【0049】この第2の実施形態も、第1の実施形態と
同様に、従来の場合よりも色割れが視認されにくく、且
つ構成が簡単で実用的に十分な色再現域を得ることがで
きる。このため、高品位のカラー画像を得ることができ
る。
【0050】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、従来
の場合に比べ、構成が簡単で、色再現域が可及的に広く
且つ色割れ妨害が視認されにくい高品位のカラー表示が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による時分割カラー表示装置の第1の実
施形態の構成を示す図。
【図2】第1の実施形態に係る液晶カラーシャッタの構
成を示す図。
【図3】図2に示す液晶カラーシャッタを構成する光学
部材の光学配置および特性を示す図。
【図4】図2に示す液晶カラーシャッタを構成する位相
差フィルムの偏光透過率特性を示す図。
【図5】第1の実施形態に係るB/Y分離フィルタの偏
光透過率特性を示す図。
【図6】第1の実施形態に係るR色吸収偏光板の偏光透
過率特性を示す図。
【図7】第1の実施形態に係るG色吸収偏光板の偏光透
過率特性を示す図。
【図8】第1の実施形態に係る液晶カラーシャッタの動
作と透過色の関係を示す図。
【図9】第1の実施形態に係る液晶カラーシャッタの透
過率波長特性を示す図。
【図10】第1の実施形態の時分割カラー表示装置にお
ける色再現域及びY色の色度値を示す図。
【図11】第1の実施形態の時分割カラー表示装置にお
ける表示シーケンスを示す図。
【図12】第1の実施形態に係る画像信号処理回路の構
成および信号処理を示すブロック図。
【図13】第1の実施形態に係る画像信号処理回路の信
号処理に用いられる係数を示した図。
【図14】本発明による時分割カラー表示装置の第2の
実施形態の構成を示す図。
【図15】第2の実施形態の単色画像表示手段として用
いられる反射型LCDの電圧一反射率特性を示す図。
【図16】第2の実施形態に係る液晶カラーシャッタの
構成を示す図。
【図17】第2の実施形態の時分割カラー表示装置の表
示シーケンスを示す図。
【図18】第2の実施形態に係る液晶カラーシャッタの
透過率波長特性を示す図。
【図19】第2の実施形態の時分割カラー表示装置にお
ける色再現域及びY色の色度値を示す図。
【図20】従来の、液晶カラーシャッタを用いた時分割
カラー表示装置の構成を示す図。
【図21】従来の液晶カラーシャッタの構成を示す図。
【図22】従来の液晶カラーシャッタに用いられる偏光
板の偏光透過率特性を示す図。
【図23】従来の液晶カラーシャッタの透過率波長特性
を示す図。
【図24】従来の時分割カラー表示装置の色再現域及び
W色の色度値を示す図。
【符号の説明】
101 単色画像表示装置 101a 画像信号処理回路 102 液晶カラーシャッタ 201 偏光板 202 位相差フィルム 203 偏光板 204 位相差フィルム 205 液晶セル 206 偏光板 207 液晶セル 208 偏光板 1401 単色画像表示装置 1401a 画像信号処理回路 1402 液晶カラーシャッタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 9/00 313 G09F 9/00 313 G09G 3/18 G09G 3/18 Fターム(参考) 2H089 HA31 QA05 SA04 TA12 TA14 TA15 TA18 2H091 FA02Y FA09X FA09Z KA02 LA03 LA15 2H093 NA41 NA51 NA61 NC43 ND17 NF28 5C006 AA21 FA21 5G435 AA04 AA18 BB02 BB12 BB16 CC09 CC12 FF05 GG12 HH01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カラー画像情報を表すカラー画像入力信号
    に基づいて複数色毎の表示画像に分解し、前記表示画像
    を時系列的に表示する単色画像表示手段と、 前記表示画像の表示に同期して、少なくとも赤、緑、
    青、および黄色の透過色を選択的に切り換える、2枚の
    液晶セルおよび複数枚の偏光板を有する液晶カラーシャ
    ッタと、 を備え、前記単色画像表示手段は前記液晶カラーシャッ
    タが切り換え可能な全ての前記透過色に対し画像情報を
    表示することを特徴とする時分割カラー表示装置。
  2. 【請求項2】前記単色画像表示手段は表示画面内に設け
    られた各画素の発光、非発光の切り換えにより画像情報
    を表示する自発光型画像表示手段であることを特徴とす
    る請求項1記載の時分割カラー表示装置。
  3. 【請求項3】前記単色画像表示手段は表示画面内に設け
    られた各画素の反射率を変調することにより画像情報を
    表示する反射型画像表示手段であることを特徴とする請
    求項1記載の時分割カラー表示装置。
  4. 【請求項4】前記液晶カラーシャッタは透過色の異なる
    複数の吸収型色偏光板と複数枚の複屈折位相差フィルム
    を含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記
    載の時分割カラー表示装置。
  5. 【請求項5】前記単色画像表示手段は、前記カラー画像
    入力信号から少なくとも赤、緑、青、黄色の有彩色画像
    出力信号を発生する画像信号処理回路を備えたことを特
    徴とする時分割カラー表示装置。
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