JP2002312030A - プラントの運転状況管理用通信システム - Google Patents

プラントの運転状況管理用通信システム

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JP2002312030A
JP2002312030A JP2001115881A JP2001115881A JP2002312030A JP 2002312030 A JP2002312030 A JP 2002312030A JP 2001115881 A JP2001115881 A JP 2001115881A JP 2001115881 A JP2001115881 A JP 2001115881A JP 2002312030 A JP2002312030 A JP 2002312030A
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JP
Japan
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plant
communication terminal
operation status
worker
control room
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Application number
JP2001115881A
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English (en)
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Atsuo Watanabe
敦夫 渡辺
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Nippon Soda Co Ltd
Original Assignee
Nippon Soda Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来のプラントの運転状況管理用通信システム
では、プラント内の各設備の運転状況の報告及び保守作
業等の指示をトランシーバを使用して口頭のみで行って
いたため、正確性に欠けるという不都合があった。ま
た、設備の画像データに基づく保守作業等の指示は、撮
影した画像データをコントロールルームに持ち帰って再
生してから行っていたので画像データに基づく迅速な対
応が困難であった。 【解決手段】プラントの運転状況を監視する作業員が携
帯し、音声通信のほか、文字もしくは画像によるデータ
通信も可能な移動体通信端末を工場内に設けられた基地
局を介してコントロールルーム内の通信端末にネットワ
ーク接続することにより、プラントの運転状況の管理を
正確かつ迅速に行うことができるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラントの運転状
況を管理するためにプラントの運転状況を監視する作業
員とコントロールルーム内の作業員とが音声通信や文字
画像によるデータ通信を行う通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】プラントの良好な運転状況を管理するた
めにはプラント内の管理対象設備を巡回して監視する必
要がある。これら管理対象設備はプラント内の広域に複
数点在しているため、各設備を巡回して実際に点検及び
保守する作業と、そのプラントの運転状況を監視する作
業員から報告される各設備の運転状況データを履歴管理
し、当該作業員への保守作業等の指示を集中的に行うコ
ントロールルーム内での作業とが必要となる。これらの
作業を行うにはプラントの運転状況を監視する作業員と
コントロールーム内の作業員との間で相互に通信するこ
とのできる通信システムを設けなければならない。
【0003】従来、プラントの運転状況を監視する作業
員からコントロールルーム内の作業員にプラントの運転
状況を報告する場合、あるいはコントロールルーム内の
作業員からプラントの運転状況を監視する作業員に保守
作業等の指示をする場合はトランシーバを用いて口頭で
行っていた。コントロールルーム内の作業員は、プラン
トの運転状況を監視する作業員から口頭で提供された運
転状況データをデータベースサーバに手作業で入力し、
運転状況データの履歴管理を行っていた。
【0004】なお、各設備の画像データが必要な場合
は、プラントの運転状況を監視する作業員が自己現像の
できる写真に写し、あるいはデジタルカメラなどの画像
入力装置で各設備を撮影しコントロールルームに持ち帰
って再生していた。コントロールルーム内の作業員は、
その画像データに基づきプラントの運転状況を監視する
作業員に保守作業の指示をし、あるいは画像による運転
状況データとしてデータベースサーバに保存していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】トランシーバを用いる
上述の従来の通信システムでは、運転状況の報告や保守
作業の指示は口頭による説明のみで把握しなければなら
ず、聞き損じや主観的な表現により正確性に欠けるおそ
れがあった。また、上記運転状況データの履歴管理は、
コントロールルーム内の作業員がプラントの運転状況を
監視する作業員の口頭による説明に基づいて、データベ
ースサーバに入力しなければならないという手間が生
じ、入力ミスが生じる可能性もあった。
【0006】プラントの運転状況を監視する作業員がコ
ントロールルーム内の作業員からトランシーバによって
指示を受けながら各設備の画像を画像入力装置を用いて
撮影する場合は、トランシーバとその画像入力装置との
持ち替え作業の繰返しとなるため、作業効率が低下する
という不都合があった。
【0007】さらに、コントロールルーム内の作業員は
撮影された画像をプラントの運転状況を監視する作業員
が持ち帰るまで見ることができないため、画像データに
基づく保守作業の指示等について迅速な対応に支障をき
たす可能性があった。
【0008】そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、プ
ラントの運転状況の管理を正確かつ迅速に行い、作業効
率を向上させることができる通信システムを提供するこ
とを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係るプラントの運転状況管理用通信システム
は、プラントの運転状況を管理するプラント管理システ
ムにおいて、プラントの運転状況を監視する作業員が、
音声通信及び文字もしくは画像によるデータ通信が可能
な移動体通信端末を携帯し、工場内に設けられた基地局
を介してその移動体通信端末と、コントロールルーム内
の通信端末とをネットワーク接続したことを特徴とす
る。
【0010】この構成によれば、プラントの運転状況を
監視する作業員とコントロール内の作業員との間で音声
通信のほか、データ通信も可能となるため、各設備の運
転状況を文字もしくは画像によっても把握することがで
きる。
【0011】また、プラントの運転状況を監視する作業
員から提供された運転状況データはコントロールルーム
内の通信端末に受信され、これを上記ネットワークに接
続したデータベースサーバに保存することができる。保
存されている過去の運転状況データは適宜プラントの運
転状況を監視する作業員が携帯する移動体通信端末に送
信することもできる。
【0012】さらに、コントロールルーム内の作業員に
も移動体通信端末を携帯させれば、プラントの運転状況
を監視する作業員と移動体通信端末相互間での音声通信
が可能となる。また、プラントの運転状況を監視する作
業員との間で行う文字もしくは画像によるデータ通信
は、その移動体通信端末をコントロールルーム内の通信
端末に接続することによっても可能となる。
【0013】なお、上記通信システムにおいて、プラン
トの運転状況を監視する作業員にハンズフリーの作業環
境を提供するためには、プラントの運転状況を監視する
作業員が携帯する移動体通信端末に接続する音声入出力
装置及び画像入出力装置をプラントの運転状況を監視す
る作業員の身体に装着できるようにすればよい。
【0014】
【発明の実施の形態】図1を用いて本発明の一実施の形
態を説明する。1はプラントを構成する設備である。設
備1は、通常一つのプラント内に1a、1b…1nという
ように複数存在する。各設備1a、1b…1n内でプラン
トの運転状況を監視する作業員が携帯する移動体通信端
末2と、工場内に設けられたLANなどのネットワーク
7に接続されているコントロールルーム4内の通信端末
5との間で、工場内に設置された基地局3を介して音声
通信及び文字もしくは画像によるデータ通信が行われ
る。
【0015】コントロールルーム4内の作業員が移動体
通信端末6を携帯する場合は、基地局3を介して移動体
通信端末2と移動体通信端末6との間でも音声通信を行
うことができる。また、データ通信は移動体通信端末6
を通信端末5に接続することによっても移動体通信端末
2との間で行うことができる。
【0016】プラントの運転状況を監視する作業員が携
帯する移動体通信端末2から送信され通信端末5で受信
された運転状況データは、ネットワーク7を介して通信
端末5に接続されているデータベースサーバ8に保存さ
れる。
【0017】データベースサーバ8に保存されている過
去の運転状況データは、コントロールルーム4内の作業
員によって適宜ネットーワーク7を通じて通信端末5に
引き出され、通信端末5から、基地局3を介してプラン
トの運転状況を監視する作業員が携帯する移動体通信端
末2に送信される。
【0018】なお、移動体通信端末2及び移動体通信端
末6は、市販の携帯電話やPHS用電話機などを利用す
ることができる。また、携帯電話やPHS用電話機は、
一般的にトランシーバに比べると軽量であるため、より
機動的な点検及び保守作業が可能となる。さらにPHS
用電話機を使用する場合、PHS端末並びに通信端末5
が、データ通信の国内標準規格であるPIAFS対応の
ものであれば高速のデータ通信も可能となる。さらに、
移動体通信端末2が工場内のLANなどのネットワーク
7に接続されることにより、コントロールルーム内の作
業員は通信端末5で各設備の音声や画像をリアルタイム
に確認することもできる。
【0019】図2を参照して、2はプラントの運転状況
を監視する作業員の身体に装着自在な音声・画像入出力
装置22を接続ケーブル21によって接続した移動体通
信端末である。本実施の形態ではヘッドマウント式にし
たがこれには限られない。
【0020】22aは、伸縮可能なスピーカー部アーム
である。このスピーカー部アーム22aは、スピーカー
部22bがプラントの運転状況を監視する作業員の耳を
覆う位置に来るように長さの調整ができるようになって
いる。スピーカー部22bは、コントロールルーム4内
の作業員からの音声による指示等を受信する。本実施の
形態では、スピーカ部22bは、プラントの運転状況を
監視する作業員が外部の音から遮断されることを防止す
るため、片方だけに設けて他方の耳は開放するような形
態とした。スピーカ部22bの下部には、マイク22c
を支持する調整アーム22dが取付けられている。この
調整アーム22dは、長さの調整が可能であり、各プラ
ントの運転状況を監視する作業員の口元の最適な位置に
マイク22cを設定することができる。マイク22c
は、コントロールルーム4内の作業員への運転状況の報
告等を音声によって送信する。スピーカー部22bの上
部には、画像入力装置22eが図示しないクリップ等で
スピーカー部アーム22aに取付けられている。画像入
力装置22eは、例えば小型のCCDを用いたデジタル
カメラなどである。画像入力装置22eによって撮影さ
れた設備の画像データは、コントロールルーム4内の通
信端末5に送信される。スピーカー部22bが取り付け
られていない方のスピーカー部アーム22aの端部に
は、ディスプレイ22fをプラントの運転状況を監視す
る作業員の片方の眼前で固定するための固定アーム22
gが取り付けられる。ディスプレイ22fは、コントロ
ールルーム4内の作業員から送信されてくる画像データ
又は文字データを表示する。
【0021】プラントの運転状況を監視する作業員が携
帯する移動体通信端末2に音声・画像入出力装置22を
上記のように接続することで、いわゆるハンズフリーな
作業環境が可能となり、コントロールルーム4内の作業
員からの指示をリアルタイムで受けながら保守作業等が
可能となる。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は比較的軽量な移動体通信端末を用いて、プラントを構
成する各設備の運転状況の報告や保守作業等の指示を音
声通信以外に文字及び画像によるデータ通信によっても
行うことができるので、従来のトランシーバによる口頭
のみでの通信に比べ、プラントの運転状況の管理を正確
かつ迅速に行い作業効率を向上させることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すブロック図
【図2】身体に装着自在な移動体通信端末を示す図
【符号の説明】 1 プラントを構成する設備 2 プラントの運転状況を監視する作業員が携帯す
る移動体通信端末 21 接続ケーブル 22 音声・画像入出力装置 3 基地局 4 コントロールルーム 5 コントロールルーム内の通信端末 6 コントロールルーム内の作業員が携帯する移動
体通信端末 7 ネットワーク 8 データベースサーバ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラントの運転状況を管理するプラント
    管理システムにおいて、プラントの運転状況を監視する
    作業員が、音声通信及び文字もしくは画像によるデータ
    通信が可能な移動体通信端末を携帯し、工場内に設けら
    れた基地局を介してその移動体通信端末と、コントロー
    ルルーム内の通信端末とをネットワーク接続したことを
    特徴とするプラントの運転状況管理用通信システム。
  2. 【請求項2】 プラントの運転状況データの履歴管理を
    行うデータベースサーバと上記コントロールルーム内の
    通信端末とを上記ネットワークを介して接続したことを
    特徴とする請求項1記載のプラントの運転状況管理用通
    信システム。
  3. 【請求項3】 上記基地局を介して運転状況を監視する
    作業員が携帯する上記移動体通信端末との間で音声通信
    及び文字もしくは画像によるデータ通信が可能であり、
    コントロールルーム内の上記通信端末に接続することが
    できる移動体通信端末をコントロールルーム内の作業員
    が携帯することを特徴とする請求項1又は請求項2記載
    のプラントの運転状況管理用通信システム。
  4. 【請求項4】 上記プラントの運転状況を監視する作業
    員が携帯する移動体通信端末に接続する音声入出力装置
    及び画像入出力装置であって、プラントの運転状況を監
    視する作業員の身体に装着自在なものを備えたことを特
    徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のプラントの
    運転状況管理用通信システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017119127A1 (ja) * 2016-01-08 2017-07-13 三菱電機株式会社 作業支援装置、作業学習装置及び作業支援システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017119127A1 (ja) * 2016-01-08 2017-07-13 三菱電機株式会社 作業支援装置、作業学習装置及び作業支援システム
JPWO2017119127A1 (ja) * 2016-01-08 2018-03-01 三菱電機株式会社 作業支援装置、作業学習装置及び作業支援システム

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