JP2002303220A - インタンク式燃料ポンプ装置 - Google Patents
インタンク式燃料ポンプ装置Info
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D35/00—Filtering devices having features not specifically covered by groups B01D24/00 - B01D33/00, or for applications not specifically covered by groups B01D24/00 - B01D33/00; Auxiliary devices for filtration; Filter housing constructions
- B01D35/02—Filters adapted for location in special places, e.g. pipe-lines, pumps, stop-cocks
- B01D35/027—Filters adapted for location in special places, e.g. pipe-lines, pumps, stop-cocks rigidly mounted in or on tanks or reservoirs
- B01D35/0273—Filtering elements with a horizontal or inclined rotation or symmetry axis submerged in tanks or reservoirs
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M37/00—Apparatus or systems for feeding liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus; Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
- F02M37/22—Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines, e.g. arrangements in the feeding system
- F02M37/32—Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines, e.g. arrangements in the feeding system characterised by filters or filter arrangements
- F02M37/50—Filters arranged in or on fuel tanks
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 燃料タンクに対する取付形式に関係なく燃料
フィルタを共用できるようにする。 【構成】 燃料タンク内に燃料ポンプ３と燃料フィルタ
４を収容し、燃料ポンプ３の吐出出口７を燃料フィルタ
４へ接続する。燃料フィルタ４は本体部１０内にフィル
タ１１を収容するとともに、その一端に設けた張り出し
部１３を貫通する通路の軸線方向対向位置に燃料入口Ａ
及び１４Ｂを対向配置し、このいずれかへ吐出出口７を
接続し、他方を栓１５で密栓する。また、本体部１０を
貫通する吐出通路１６の両端開口部を軸線方向に対向は
位置された燃料出口１７Ａ及び１７Ｂとし、燃料出口１
７Ａ又は１７Ｂのいずれかを選択的に開放し、他方を栓
１８で密栓する。
フィルタを共用できるようにする。 【構成】 燃料タンク内に燃料ポンプ３と燃料フィルタ
４を収容し、燃料ポンプ３の吐出出口７を燃料フィルタ
４へ接続する。燃料フィルタ４は本体部１０内にフィル
タ１１を収容するとともに、その一端に設けた張り出し
部１３を貫通する通路の軸線方向対向位置に燃料入口Ａ
及び１４Ｂを対向配置し、このいずれかへ吐出出口７を
接続し、他方を栓１５で密栓する。また、本体部１０を
貫通する吐出通路１６の両端開口部を軸線方向に対向は
位置された燃料出口１７Ａ及び１７Ｂとし、燃料出口１
７Ａ又は１７Ｂのいずれかを選択的に開放し、他方を栓
１８で密栓する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、噴射装置へ燃料
を供給するための燃料ポンプを燃料タンク内に設けたイ
ンタンク式燃料ポンプ装置に係り、特に燃料フィルタに
ついて、燃料タンクに対する種々な取付形式にも対応で
きるようにしたものに関する。
を供給するための燃料ポンプを燃料タンク内に設けたイ
ンタンク式燃料ポンプ装置に係り、特に燃料フィルタに
ついて、燃料タンクに対する種々な取付形式にも対応で
きるようにしたものに関する。
【０００２】
【従来の技術】このようなインタンク式燃料ポンプ装置
は公知であり、例えば特公平６−１２１００号等には、
自動車用燃料タンクの天井側にステーを介して燃料ポン
プを取付け、その吐出出口が接続する燃料フィルタを燃
料タンクの天井部へ取付けたものが示されている。な
お、燃料タンクに対する燃料ポンプの取付形式は種々公
知であり、例えば、図２のＡに示す燃料タンクの底部側
へ略直立させて取付けるもの、同Ｂ〜Ｄに示すように傾
けて取付けるもの等がある。
は公知であり、例えば特公平６−１２１００号等には、
自動車用燃料タンクの天井側にステーを介して燃料ポン
プを取付け、その吐出出口が接続する燃料フィルタを燃
料タンクの天井部へ取付けたものが示されている。な
お、燃料タンクに対する燃料ポンプの取付形式は種々公
知であり、例えば、図２のＡに示す燃料タンクの底部側
へ略直立させて取付けるもの、同Ｂ〜Ｄに示すように傾
けて取付けるもの等がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
種々な取付形式を採用する場合、それぞれの形式に応じ
てステーや燃料フィルタの燃料出口及び燃料入口の位置
等を変えなければならず、各取付形式に同一の燃料フィ
ルタを共用化することができなかった。このため、取付
形式が異なる毎に燃料フィルタをそれぞれ新たに製造す
る必要があり、自動２輪車のような他品種少量生産の行
われる分野では、用意すべき種類が多くなり、それだけ
部品管理が煩雑化し、コスト高になった。そこで、燃料
フィルタを取付形式にかかわらず共用化できるようにす
ることが望まれており、本願発明はこの目的を実現する
ものである。
種々な取付形式を採用する場合、それぞれの形式に応じ
てステーや燃料フィルタの燃料出口及び燃料入口の位置
等を変えなければならず、各取付形式に同一の燃料フィ
ルタを共用化することができなかった。このため、取付
形式が異なる毎に燃料フィルタをそれぞれ新たに製造す
る必要があり、自動２輪車のような他品種少量生産の行
われる分野では、用意すべき種類が多くなり、それだけ
部品管理が煩雑化し、コスト高になった。そこで、燃料
フィルタを取付形式にかかわらず共用化できるようにす
ることが望まれており、本願発明はこの目的を実現する
ものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本願のインタンク式燃料ポンプ装置に係る発明は、燃料
タンク内へ燃料ポンプを内蔵し、この燃料ポンプから燃
料をエンジンの噴射装置へ供給するとともに、燃料ポン
プの吐出出口側に燃料フィルタを接続したインタンク式
燃料ポンプ装置において、前記燃料フィルタは筒状のフ
ィルタ本体とその軸線方向へ対向配置される各一対の燃
料出口と燃料入口とを備え、いずれか一つの燃料出口と
燃料入口をそれぞれ選択使用して燃料の通路を構成し、
残りの燃料出口と燃料入口を閉塞することを特徴とする
本願のインタンク式燃料ポンプ装置に係る発明は、燃料
タンク内へ燃料ポンプを内蔵し、この燃料ポンプから燃
料をエンジンの噴射装置へ供給するとともに、燃料ポン
プの吐出出口側に燃料フィルタを接続したインタンク式
燃料ポンプ装置において、前記燃料フィルタは筒状のフ
ィルタ本体とその軸線方向へ対向配置される各一対の燃
料出口と燃料入口とを備え、いずれか一つの燃料出口と
燃料入口をそれぞれ選択使用して燃料の通路を構成し、
残りの燃料出口と燃料入口を閉塞することを特徴とする
【０００５】
【発明の効果】燃料フィルタの軸線方向に対向して燃料
出口と燃料入口を対向配置して各一対づつ設けたので、
燃料出口と燃料入口のそれぞれにつきいずれか一つづつ
を選択し、他を閉塞することにより、燃料の通路が異な
る４種類の燃料フィルタが得られる。これにより、取付
け形式に応じて上記４種類の通路のうちいずれか適した
ものを選択すれば、同一の燃料フィルタで各取付形式を
実現できる。ゆえに、燃料タンクに対する種々の取付形
式に共通使用できるため、燃料フィルタの種類を多くし
ないで済み、部品管理を簡潔にでき、かつコストダウン
が可能になる。
出口と燃料入口を対向配置して各一対づつ設けたので、
燃料出口と燃料入口のそれぞれにつきいずれか一つづつ
を選択し、他を閉塞することにより、燃料の通路が異な
る４種類の燃料フィルタが得られる。これにより、取付
け形式に応じて上記４種類の通路のうちいずれか適した
ものを選択すれば、同一の燃料フィルタで各取付形式を
実現できる。ゆえに、燃料タンクに対する種々の取付形
式に共通使用できるため、燃料フィルタの種類を多くし
ないで済み、部品管理を簡潔にでき、かつコストダウン
が可能になる。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて実施例を説
明する。図１は燃料フィルタの使用方法を説明する図、
図２は取付形式を示す図、図３はインタンク式燃料ポン
プと燃料噴射装置を採用した自動２輪車の燃料供給系統
を示す図である。
明する。図１は燃料フィルタの使用方法を説明する図、
図２は取付形式を示す図、図３はインタンク式燃料ポン
プと燃料噴射装置を採用した自動２輪車の燃料供給系統
を示す図である。
【０００７】まず、図３において、燃料タンク１の内部
には、底部２の上方に燃料ポンプ３と高圧型燃料フィル
タ４が収容され、インタンク形式の燃料ポンプ装置にな
っている。燃料ポンプ３はモータを内蔵した筒状であ
り、軸方向一端側を吸入部５とし、ここに接続したスト
レーナ６（図２）を介して燃料を吸入するとともに他端
側に突出して形成した吐出出口７を燃料フィルタ４へ直
接接続している。
には、底部２の上方に燃料ポンプ３と高圧型燃料フィル
タ４が収容され、インタンク形式の燃料ポンプ装置にな
っている。燃料ポンプ３はモータを内蔵した筒状であ
り、軸方向一端側を吸入部５とし、ここに接続したスト
レーナ６（図２）を介して燃料を吸入するとともに他端
側に突出して形成した吐出出口７を燃料フィルタ４へ直
接接続している。
【０００８】燃料ポンプ３と燃料フィルタ４は一体化さ
れ、かつ底部２に対して傾いて配置され、ステー８によ
り底部２へ取付けられている。ステー５はパイプ状をな
し、内部を燃料の吐出通路とすることにより高圧配管を
兼ね、ここを通った燃料はエンジンＥの噴射弁９へ供給
される。噴射弁９はエンジンの吸気通路ＩＮに臨んでお
り、燃焼室へ向かって燃料を噴射する。
れ、かつ底部２に対して傾いて配置され、ステー８によ
り底部２へ取付けられている。ステー５はパイプ状をな
し、内部を燃料の吐出通路とすることにより高圧配管を
兼ね、ここを通った燃料はエンジンＥの噴射弁９へ供給
される。噴射弁９はエンジンの吸気通路ＩＮに臨んでお
り、燃焼室へ向かって燃料を噴射する。
【０００９】図１はこの燃料ポンプ３の燃料フィルタ４
に対する組立方を示す図であり、燃料ポンプ３は本図に
おいて、吸入部５を下向きかつ吐出出口７を上向きとす
るＡの配置と、逆にしたＢの配置が可能である。このう
ちＡを仮に正立、Ｂを倒立とする。
に対する組立方を示す図であり、燃料ポンプ３は本図に
おいて、吸入部５を下向きかつ吐出出口７を上向きとす
るＡの配置と、逆にしたＢの配置が可能である。このう
ちＡを仮に正立、Ｂを倒立とする。
【００１０】燃料フィルタ４は、例えば、樹脂を射出成
形する等、適宜材料及び適宜製法で形成されるととも
に、燃料ポンプ３よりも長い筒状の本体部１０を備え、
その内部にフィルタ１１を収容するとともにフィルタ１
１の一側は燃料入口通路１２へ接続する。
形する等、適宜材料及び適宜製法で形成されるととも
に、燃料ポンプ３よりも長い筒状の本体部１０を備え、
その内部にフィルタ１１を収容するとともにフィルタ１
１の一側は燃料入口通路１２へ接続する。
【００１１】本体部１０の軸方向一端部で燃料入口通路
１２が設けられた部分には、側方へ張り出す張り出し部
１３が形成され、ここに本体部１０の軸線と平行かつ燃
料入口通路１２に連通する貫通穴１４が形成され、その
両端開口部は燃料入口Ａ及び１４Ｂをなし、互いに軸線
方向にて対向配置されている。
１２が設けられた部分には、側方へ張り出す張り出し部
１３が形成され、ここに本体部１０の軸線と平行かつ燃
料入口通路１２に連通する貫通穴１４が形成され、その
両端開口部は燃料入口Ａ及び１４Ｂをなし、互いに軸線
方向にて対向配置されている。
【００１２】燃料入口Ａには、Ａで示す正立状態におけ
る燃料ポンプ３の吐出出口７が嵌合する。同１４Ｂには
Ｂで示す倒立状態における燃料ポンプ３の吐出出口７が
嵌合する。いずれの場合でも、燃料入口Ａ又は１４Ｂへ
吐出出口７を嵌合することにより、燃料ポンプ３と燃料
フィルタ４がそれぞれの軸線を平行にして一体化する。
このとき、吐出出口７が接続しない側の燃料入口Ａ又は
１４Ｂは栓１５で密栓される。
る燃料ポンプ３の吐出出口７が嵌合する。同１４Ｂには
Ｂで示す倒立状態における燃料ポンプ３の吐出出口７が
嵌合する。いずれの場合でも、燃料入口Ａ又は１４Ｂへ
吐出出口７を嵌合することにより、燃料ポンプ３と燃料
フィルタ４がそれぞれの軸線を平行にして一体化する。
このとき、吐出出口７が接続しない側の燃料入口Ａ又は
１４Ｂは栓１５で密栓される。
【００１３】本体部１０にはその軸方向へ貫通する吐出
通路１６が形成され、その両端開口部は燃料出口１７Ａ
及び１７Ｂをなし、燃料出口１７Ａ及び１７Ｂは軸線方
向にて対向配置される。これら燃料出口１７Ａ又は１７
Ｂのいずれか一方が開放され、他方は栓１８にて密栓さ
れる。このように本体部１０は、フィルタ１１の収容部
であるとともに、吐出通路１６により高圧配管部を兼
ね、さらに燃料ポンプ３の取付ケースを兼ねる多機能部
品である。
通路１６が形成され、その両端開口部は燃料出口１７Ａ
及び１７Ｂをなし、燃料出口１７Ａ及び１７Ｂは軸線方
向にて対向配置される。これら燃料出口１７Ａ又は１７
Ｂのいずれか一方が開放され、他方は栓１８にて密栓さ
れる。このように本体部１０は、フィルタ１１の収容部
であるとともに、吐出通路１６により高圧配管部を兼
ね、さらに燃料ポンプ３の取付ケースを兼ねる多機能部
品である。
【００１４】次に、本実施例の作用を説明する。図１に
おいて、燃料ポンプ３を正立状態Ａとし、吐出出口７を
燃料入口１４Ａへ接続するとともに燃料入口１４Ｂを栓
１５で密栓する。この状態で吐出通路１６は燃料出口１
７Ａ又は１７Ｂのいずれか一方を開けて他方を閉じる２
通りの選択がある。
おいて、燃料ポンプ３を正立状態Ａとし、吐出出口７を
燃料入口１４Ａへ接続するとともに燃料入口１４Ｂを栓
１５で密栓する。この状態で吐出通路１６は燃料出口１
７Ａ又は１７Ｂのいずれか一方を開けて他方を閉じる２
通りの選択がある。
【００１５】仮に燃料入口１４Ａを開放して燃料入口１
４Ｂを栓１５で閉じると、燃料フィルタ４における燃料
の流れは矢示ａ−ｅ−ｆ−ｃのように流れる、燃料入口
１４Ａ−フィルタ１１−燃料出口１７Ａの経路となる
（パターン１）。燃料出口１７Ａを閉じて同１４Ｂを開
ければ、燃料入口１４Ｂ−フィルタ１１−燃料出口１７
Ｂとなり、燃料は矢示ａ−ｅ−ｇ−ｄの経路となる（パ
ターン２）。
４Ｂを栓１５で閉じると、燃料フィルタ４における燃料
の流れは矢示ａ−ｅ−ｆ−ｃのように流れる、燃料入口
１４Ａ−フィルタ１１−燃料出口１７Ａの経路となる
（パターン１）。燃料出口１７Ａを閉じて同１４Ｂを開
ければ、燃料入口１４Ｂ−フィルタ１１−燃料出口１７
Ｂとなり、燃料は矢示ａ−ｅ−ｇ−ｄの経路となる（パ
ターン２）。
【００１６】同様に燃料入口１４Ａを栓１５で閉じて同
１４Ｂへ倒立状態Ｂにある燃料ポンプ３の吐出出口７を
接続すれば、燃料の経路は、燃料入口１４Ｂ−フィルタ
１１−燃料出口１７Ａとなり、矢示ｂ−ｅ−ｇ−ｃの経
路（パターン３）、又は、燃料入口１４Ｂ−フィルタ１
１−燃料出口１７Ｂとなり、矢示ｂ−ｅ−ｇ−ｄの経路
となる（パターン４）。したがって、同一のフィルタ４
を用いて、都合４種類の経路が可能になる。
１４Ｂへ倒立状態Ｂにある燃料ポンプ３の吐出出口７を
接続すれば、燃料の経路は、燃料入口１４Ｂ−フィルタ
１１−燃料出口１７Ａとなり、矢示ｂ−ｅ−ｇ−ｃの経
路（パターン３）、又は、燃料入口１４Ｂ−フィルタ１
１−燃料出口１７Ｂとなり、矢示ｂ−ｅ−ｇ−ｄの経路
となる（パターン４）。したがって、同一のフィルタ４
を用いて、都合４種類の経路が可能になる。
【００１７】図２はこのような経路の相違に対応する取
付状態の変化を示す図であり、Ａは直立取付状態、Ｂ〜
Ｄは傾斜取付状態を示す。図Ａの状態はパターン１を採
用し、燃料ポンプ３の軸線を上下方向へ配置した直立状
態である。
付状態の変化を示す図であり、Ａは直立取付状態、Ｂ〜
Ｄは傾斜取付状態を示す。図Ａの状態はパターン１を採
用し、燃料ポンプ３の軸線を上下方向へ配置した直立状
態である。
【００１８】Ｂはパターン１を用いた傾斜取付状態であ
り、この場合、燃料ポンプ３の軸線が傾斜するととも
に、ステー８は本体部１０に対してくの字状に屈曲して
底部２へ取付けられている。
り、この場合、燃料ポンプ３の軸線が傾斜するととも
に、ステー８は本体部１０に対してくの字状に屈曲して
底部２へ取付けられている。
【００１９】Ｃはパターン２を用い、かつ燃料ポンプ３
及びフィルタ４の各軸線を略水平にしてあり、ステー８
は湾曲して傾斜する底部２へ取付けられている。この形
式は底部２が傾斜する場合に好適となる。
及びフィルタ４の各軸線を略水平にしてあり、ステー８
は湾曲して傾斜する底部２へ取付けられている。この形
式は底部２が傾斜する場合に好適となる。
【００２０】Ｄはパターン４を用い、かつ燃料ポンプ３
及びフィルタ４の各軸線を略傾斜させた取付状態であ
り、湾曲したステー８が略水平の底部２へ取付けられて
いる。この場合、燃料ポンプ３と燃料フィルタ４は全体
の長さが最も長くなるので、燃料タンクの上下方向寸法
があまり大きくなくかつ長い場合に好適となる。
及びフィルタ４の各軸線を略傾斜させた取付状態であ
り、湾曲したステー８が略水平の底部２へ取付けられて
いる。この場合、燃料ポンプ３と燃料フィルタ４は全体
の長さが最も長くなるので、燃料タンクの上下方向寸法
があまり大きくなくかつ長い場合に好適となる。
【００２１】なお、図ではパターン３の使用例は存在し
ないが、上記各使用例に準じて使用できる。また、ステ
ー８の取付対象は、燃料タンクの底部のみでなく、側部
又は天井部に対しても可能である。特に天井部に対する
取付は吐出方向が上向きとなるパターン２、３が有効で
ある。
ないが、上記各使用例に準じて使用できる。また、ステ
ー８の取付対象は、燃料タンクの底部のみでなく、側部
又は天井部に対しても可能である。特に天井部に対する
取付は吐出方向が上向きとなるパターン２、３が有効で
ある。
【００２２】このようにすれば、各種の取付形式に対し
て、燃料ポンプ３の接続位置並びに栓１５及び栓１８の
取付位置を変更するとともに、ステー８を適当な形状に
変更するだけで対応できるから、燃料フィルタ４を共通
使用可能になり、取付形式毎に燃料フィルタ４を別々に
製造する必要がなくなる。したがって、燃料フィルタ４
の種類を多くしないで済み、部品管理を簡潔にでき、か
つコストダウンが可能になる。
て、燃料ポンプ３の接続位置並びに栓１５及び栓１８の
取付位置を変更するとともに、ステー８を適当な形状に
変更するだけで対応できるから、燃料フィルタ４を共通
使用可能になり、取付形式毎に燃料フィルタ４を別々に
製造する必要がなくなる。したがって、燃料フィルタ４
の種類を多くしないで済み、部品管理を簡潔にでき、か
つコストダウンが可能になる。
【００２３】そのうえ、本実施例では、燃料ポンプ３を
燃料フィルタ４へ直接接続し、かつステー８が高圧配管
を兼ねるので、従来のように別体の高圧配管を燃料タン
ク内へ配置しないで済む。したがって、部品点数を削減
し、軽量かつさらなるコストダウンが可能になる。
燃料フィルタ４へ直接接続し、かつステー８が高圧配管
を兼ねるので、従来のように別体の高圧配管を燃料タン
ク内へ配置しないで済む。したがって、部品点数を削減
し、軽量かつさらなるコストダウンが可能になる。
【００２４】なお、本願発明は上記実施例に限定され
ず、同一の発明原理内において種々に変形や応用が可能
である。例えば、栓１５、１８は必ずしも別体に設ける
必要はなく、燃料フィルタ４のボディを例えば樹脂製と
し、射出成形等するとき成形時に一体に形成してもよ
い。さらに適用する燃料タンクは自動２輪車のみならず
自動車等の各種車両用燃料タンクが可能である。
ず、同一の発明原理内において種々に変形や応用が可能
である。例えば、栓１５、１８は必ずしも別体に設ける
必要はなく、燃料フィルタ４のボディを例えば樹脂製と
し、射出成形等するとき成形時に一体に形成してもよ
い。さらに適用する燃料タンクは自動２輪車のみならず
自動車等の各種車両用燃料タンクが可能である。
【図１】実施例に係る燃料フィルタの使用方法を説明す
る図
る図
【図２】実施例に係る燃料ポンプ装置の取付形式を示す
図
図
【図３】実施例の適用される自動２輪車の燃料供給系統
を示す図
を示す図
１：燃料タンク、３：燃料ポンプ、４：燃料フィルタ、
５：吸入部、６：ストレーナ、７：吐出出口、８：ステ
ー、１０：本体部、１１：フィルタ、１３：張り出し
部、１４Ａ・１４Ｂ：燃料入口、１５：栓、１６：吐出
通路、１７Ａ・１７Ｂ：燃料出口、１８：栓
５：吸入部、６：ストレーナ、７：吐出出口、８：ステ
ー、１０：本体部、１１：フィルタ、１３：張り出し
部、１４Ａ・１４Ｂ：燃料入口、１５：栓、１６：吐出
通路、１７Ａ・１７Ｂ：燃料出口、１８：栓
Claims (1)
- 【請求項１】 燃料タンク内へ燃料ポンプを内蔵し、こ
の燃料ポンプから燃料をエンジンの噴射装置へ供給する
とともに、燃料ポンプの吐出出口側に燃料フィルタを接
続したインタンク式燃料ポンプ装置において、前記燃料
フィルタは筒状のフィルタ本体とその軸線方向へ対向配
置される各一対の燃料出口と燃料入口とを備え、いずれ
か一つの燃料出口と燃料入口をそれぞれ選択使用して燃
料の通路を構成し、残りの燃料出口と燃料入口を閉塞す
ることを特徴とするインタンク式燃料ポンプ装置。
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