JP2002298007A - 情報配信システム、情報配信装置、情報配信方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム - Google Patents

情報配信システム、情報配信装置、情報配信方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム

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JP2002298007A
JP2002298007A JP2001099556A JP2001099556A JP2002298007A JP 2002298007 A JP2002298007 A JP 2002298007A JP 2001099556 A JP2001099556 A JP 2001099556A JP 2001099556 A JP2001099556 A JP 2001099556A JP 2002298007 A JP2002298007 A JP 2002298007A
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JP2001099556A
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English (en)
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Koji Sumino
宏司 角野
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JustSystems Corp
Original Assignee
JustSystems Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報をそれを必要とする可能性のあるユーザ
に対して漏れなく配信すること。 【解決手段】 配信する情報と配信先のユーザとのプロ
ファイルの類似性に着目するだけでは、プロファイルに
明示されないニーズがある場合に必要な情報を必要なユ
ーザに提供することができない。そこで、個人間のプロ
ファイルの類似性に着目し、ある情報に関心を示したユ
ーザにその「似た者」に対して当該情報を配信するよう
依頼する。PP2Pシステムにおける各種要求の転送経
路を利用して、上記ユーザのプロファイルを転送し(1
〜3、7)、「似た者」すなわちプロファイルの類似す
る他のユーザからの応答を得て(4〜6、8〜12)、
これらの「似た者」に上記情報を配信する。これによ
り、例えばあるユーザがある商品を購入すると、その
「似た者」にもニーズの明示の有無を問わず、当該商品
などの広告が送付される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の情報配信
装置から構成される情報配信システム、情報配信装置、
情報配信方法およびその方法をコンピュータに実行させ
るプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットを利用した販促活動や広
告宣伝活動が従来から盛んにおこなわれているが、Pu
sh型の情報配信、典型的には製品紹介などの内容から
なる電子メールをユーザにたびたび送付することは、
「スパムメール」「ジャンクメール」としてかえって企
業イメージの低下を招くなど、メリットを上回るデメリ
ットも大きい。
【0003】受信する電子メール(あるいは逆に受信し
ないメール)の条件をユーザがあらかじめ設定してお
き、当該条件に合致する(あるいは合致しない)ものの
みをメールサーバから当該ユーザに選択的に送信した
り、あるいはメールサーバから送信されてきたメールを
ユーザが選択的に受信したりすることは、一般に「メー
ルのフィルタリング」と呼ばれ、すでに広くおこなわれ
ている。
【0004】また、一般に「オプトインメールサービ
ス」と呼ばれる従来技術では、ユーザに欲しい商品や探
しているサービス、趣味や関心事などをあらかじめ登録
させ、電子広告の内容や主体がそれに合致する場合にの
み、当該広告を当該ユーザに対して送信するようにして
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記フ
ィルタリングにおいてはユーザが何の条件も設定してい
ない場合や、既存の条件がその設定以降のユーザの情報
要求の変化を十分反映していない場合には、不要な広告
なども排除されることなく送受信されてしまう。そし
て、これを避けるためにはユーザが逐一条件を設定・再
設定するほかはなく、煩雑である、どうしても要求の変
化から設定の変更までにタイムラグを生じてしまうなど
の問題があった。
【0006】なお、たとえばユーザが閲覧したホームペ
ージの内容を解析するなどして、ユーザの嗜好の変化を
自動的にかつリアルタイムに抽出することを試みても、
ユーザの同意を逐一得ることは現実的でなく、正確性や
的確性も保証されない。
【0007】また、上記オプトインメールにおいては、
通常はあらかじめ用意された「化粧品」「音楽」などの
複数のカテゴリの中から所望のものを選ぶ形になってお
り、たとえば化粧品メーカーAの広告は、「化粧品」に
登録したユーザBには送付されるが、「音楽」に登録し
ている別のユーザCが、人気歌手Xが使用しているとい
う理由でAの化粧品に関心を持ったとしても、このCに
Aの広告が送付されることはない。
【0008】化粧品一般に興味があるわけではない以
上、Cが「化粧品」のカテゴリにも登録することは期待
しづらく、またXが使用しているからというCの隠れた
購買動機は、Aには予測・発見できないことが多い。こ
のように、従来技術でははっきりと表明されたニーズに
合致する広告しか配布することができず、そこから連鎖
的に広がってゆく、あるいは広がってゆく可能性のあ
る、ユーザの隠れたニーズを十分に拾い切れないという
問題点があった。
【0009】この発明は上記従来技術による問題点を解
決するため、情報をそれを必要とする可能性のあるユー
ザに対して漏れなく提供することが可能な情報配信シス
テム、情報配信装置、情報配信方法およびその方法をコ
ンピュータに実行させるプログラムを提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、請求項1に記載の発明にかかる情
報配信システムは、複数の情報配信装置から構成される
情報配信システムにおいて、第1の情報配信装置が、自
己のユーザのプロファイルを送信する送信手段を備え、
第2の情報配信装置が、前記送信手段により送信されて
きたプロファイルを受信する受信手段と、前記受信手段
により受信されたプロファイルと自己のユーザのプロフ
ァイルとが類似するか否かを判定する判定手段と、前記
判定手段により、前記受信手段により受信されたプロフ
ァイルと自己のユーザのプロファイルとが類似すると判
定された場合に、自己のアドレスを前記第1の情報配信
装置に返信する返信手段と、を備えたことを特徴とす
る。
【0011】この請求項1に記載の発明によれば、「似
た者」すなわち類似するプロファイルを有するユーザが
システム内から検索される。
【0012】また、請求項2に記載の発明にかかる情報
配信システムは、前記請求項1に記載の発明において、
前記第2の情報配信装置が、さらに前記受信手段により
受信されたプロファイルを第3の情報配信装置に転送す
る転送手段を備えたことを特徴とする。
【0013】この請求項2に記載の発明によれば、「似
た者」すなわち類似するプロファイルを有するユーザが
システム内から連鎖的に検索される。
【0014】また、請求項3に記載の発明にかかる情報
配信システムは、複数の情報配信装置から構成される情
報配信システムにおいて、第1の情報配信装置が、メッ
セージおよび自己のユーザのプロファイルを送信する送
信手段を備え、第2の情報配信装置が、前記送信手段に
より送信されてきたメッセージおよびプロファイルを受
信する受信手段と、前記受信手段により受信されたプロ
ファイルと自己のユーザのプロファイルとが類似するか
否かを判定する判定手段と、前記判定手段により、前記
受信手段により受信されたプロファイルと自己のユーザ
のプロファイルとが類似すると判定された場合に、前記
受信手段により受信されたメッセージを表示する表示手
段と、を備えたことを特徴とする。
【0015】この請求項3に記載の発明によれば、送信
されたメッセージは「似た者」すなわち類似するプロフ
ァイルを有するユーザに対してのみ表示される。
【0016】また、請求項4に記載の発明にかかる情報
配信装置は、プロファイルを受信する受信手段と、前記
受信手段により受信されたプロファイルと自己のユーザ
のプロファイルとが類似するか否かを判定する判定手段
と、前記判定手段により、前記受信手段により受信され
たプロファイルと自己のユーザのプロファイルとが類似
すると判定された場合に、自己のアドレスを返信する返
信手段と、を備えたことを特徴とする。
【0017】この請求項4に記載の発明によれば、「似
た者」すなわち類似するプロファイルを有するユーザが
システム内から検索される。
【0018】また、請求項5に記載の発明にかかる情報
配信装置は、前記請求項4に記載の発明において、さら
に、前記受信手段により受信されたプロファイルを他の
情報配信装置に転送する転送手段を備えたことを特徴と
する。
【0019】この請求項5に記載の発明によれば、「似
た者」すなわち類似するプロファイルを有するユーザが
システム内から連鎖的に検索される。
【0020】また、請求項6に記載の発明にかかる情報
配信装置は、メッセージおよびプロファイルを受信する
受信手段と、前記受信手段により受信されたプロファイ
ルと自己のユーザのプロファイルとが類似するか否かを
判定する判定手段と、前記判定手段により、前記受信手
段により受信されたプロファイルと自己のユーザのプロ
ファイルとが類似すると判定された場合に、前記受信手
段により受信されたメッセージを表示する表示手段と、
を備えたことを特徴とする。
【0021】この請求項6に記載の発明によれば、送信
されたメッセージは「似た者」すなわち類似するプロフ
ァイルを有するユーザに対してのみ表示される。
【0022】また、請求項7に記載の発明にかかる情報
配信方法は、プロファイルを受信する受信工程と、前記
受信工程で受信されたプロファイルと自己のユーザのプ
ロファイルとが類似するか否かを判定する判定工程と、
前記判定工程で、前記受信工程で受信されたプロファイ
ルと自己のユーザのプロファイルとが類似すると判定さ
れた場合に、自己のアドレスを返信する返信工程と、を
含んだことを特徴とする。
【0023】この請求項7に記載の発明によれば、「似
た者」すなわち類似するプロファイルを有するユーザが
システム内から検索される。
【0024】また、請求項8に記載の発明にかかる情報
配信方法は、前記請求項7に記載の発明において、さら
に、前記受信工程で受信されたプロファイルを転送する
転送工程を含んだことを特徴とする。
【0025】この請求項8に記載の発明によれば、「似
た者」すなわち類似するプロファイルを有するユーザが
システム内から連鎖的に検索される。
【0026】また、請求項9に記載の発明にかかる情報
配信方法は、メッセージおよびプロファイルを受信する
受信工程と、前記受信工程で受信されたプロファイルと
自己のユーザのプロファイルとが類似するか否かを判定
する判定工程と、前記判定工程で、前記受信工程で受信
されたプロファイルと自己のユーザのプロファイルとが
類似すると判定された場合に、前記受信工程で受信され
たメッセージを表示する表示工程と、を含んだことを特
徴とする。
【0027】この請求項9に記載の発明によれば、送信
されたメッセージは「似た者」すなわち類似するプロフ
ァイルを有するユーザに対してのみ表示される。
【0028】また、請求項10に記載の発明にかかるプ
ログラムによれば、前記請求項7〜請求項9のいずれか
一つに記載された方法がコンピュータによって実行され
る。
【0029】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明による情報配信システム、情報配信装置、情報配信
方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログ
ラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0030】(前提技術〜PP2Pシステム)まず、こ
の発明の前提技術であるPP2P(Pure Peer
to Peer)システムについて、図1および図2
を参照しながら簡単に説明する。
【0031】従来、インターネットをはじめとする各種
のネットワークにおける情報配信は、図1(a)に示す
ようにファイルなどの情報を提供するサーバと、サーバ
から情報の提供を受けるクライアントという、サーバ/
クライアント(S/C)システムによっておこなわれて
きた。このシステムには、情報の提供者と被提供者との
上下関係が明確である、サーバに負荷が集中するという
特徴がある。
【0032】これに対してPP2Pシステムでは、サー
バ/クライアントシステムにおけるサーバやクライアン
トに相当するものはなく、図1(b)に示すように、そ
の両者の機能を備える複数の「サーバント」によりシス
テムが構成される。このシステムには、情報の提供者と
被提供者とが対等で、また負荷がネットワーク全体に分
散されるという特徴がある。
【0033】なお、サーバントとは厳密にはアプリケー
ション、代表的なものではAOL社の「Gnutell
a」などを指すが、以下では特に断らない限り、当該ア
プリケーションが動作中のコンピュータのことをサーバ
ントと呼ぶこととする。また、当該コンピュータを使用
するユーザのこともサーバントと呼ぶことがある。
【0034】PP2Pシステム内の各サーバントは、た
とえば図2に示すように連結されている。なお、これは
すぐ下に述べる各種問い合わせなどの転送経路を示すも
のであって、サーバント間の物理的な接続を示したもの
ではない。
【0035】サーバント200が発信した共有ファイル
情報の取得要求は、まず隣接するサーバント201に送
信される(1)。これを受信したサーバント201は、
当該要求を隣接するサーバント202および203に転
送する(2)(3)とともに、自己の共有ファイル情
報、すなわち自己が公開しているファイルの名称一覧な
どをサーバント200に返信する(4)。
【0036】つぎに、サーバント201から上記要求を
受信したサーバント202は、同様に自己の共有ファイ
ル情報をサーバント201に返信し(5)、これがさら
にサーバント200に転送される(6)。また、サーバ
ント201から上記要求を受信したサーバント203
は、まずこれを隣接するサーバント204に転送し
(7)、つぎに自己の共有ファイル情報をサーバント2
01に返信し(8)、これがさらにサーバント200に
転送される(9)。
【0037】そして、サーバント203から上記要求を
受信したサーバント204は、同様に自己の共有ファイ
ル情報をサーバント203に返信し(10)、これがサ
ーバント201を経てサーバント200に転送される
(11)(12)。このようにして、サーバント200
はネットワーク上のすべてのサーバントの共有ファイル
情報を取得し、以後は所望のファイルを有するサーバン
トと直接通信して、当該ファイルを取得することが可能
となる。
【0038】(本発明の概要)そして、以下で詳細に説
明するように、本発明では新たにプロファイル間の類似
の有無の問い合わせと、当該問い合わせへの回答とを導
入し、上記と同様の経路で順次転送をおこなう。ここで
プロファイルとは、後述するように各サーバントのユー
ザの興味や関心などを示す情報であり、典型的にはそれ
らを端的に表すキーワードの集合である。
【0039】図2に示すサーバント200のユーザは、
たとえば図示しない化粧品メーカーのホームページか
ら、その製造・販売する商品を購入する。このときメー
カーは、購入代金の割引などを対価として、このメーカ
ーの広告をシステム内の他のユーザに配信するよう呼び
かける。
【0040】これに応じたサーバント200のユーザ
は、まず自己のプロファイルを隣接するサーバント20
1に送信する(1)。サーバント201は、さらにこれ
を隣接するサーバント202・203に転送する(2)
(3)とともに、受信したプロファイルと自己のユーザ
のプロファイルとを比較して、それらが類似している場
合に自己のアドレスをサーバント200に返信する
(4)。
【0041】また、サーバント202も同様に、受信し
たプロファイルと自己のユーザのプロファイルとが類似
する場合に、自己のアドレスをサーバント201を介し
てサーバント200に返信する(5)(6)。サーバン
ト203は、まずサーバント204に受信したプロファ
イルを転送してから(7)、同様に両者が類似する場合
に、自己のアドレスをサーバント201を介してサーバ
ント200に返信する(8)(9)。サーバント204
も、同様に両者が類似する場合に、自己のアドレスをサ
ーバント203・201を介してサーバント200に返
信する(10)(11)(12)。
【0042】上記のようにして、サーバント200はシ
ステム内の「似た者」、すなわち類似するプロファイル
を有するサーバントのアドレスを取得し、このアドレス
に対して上記化粧品メーカーの広告を配信する。したが
って、当該メーカーの広告は、その商品を購入した顧客
と興味や関心の類似するユーザに対してのみ配信される
ことになる。
【0043】たとえば、サーバント200のユーザもサ
ーバント204のユーザも歌手Xのファンであれば、両
者のプロファイルが類似するので、前者が歌手Xの使用
する化粧品を購入すると、これを契機に後者にも当該化
粧品のメーカーの広告が届くことになる。これはサーバ
ント200や204の保持するプロファイルに、当該メ
ーカーや化粧品などに対する関心がまったく表れていな
かったとしても同様である。
【0044】このように、本発明ではシステム内のある
一人がある商品に関心を示せば、システム内の他の「似
た者」に連鎖的に広告が配信されるようにしているの
で、いわゆる「口コミ」と同様の効果が期待できる。上
記の構成について、以下実施の形態1で説明する。
【0045】なお、ここでは類似の有無が把握できれば
足りるため、プロファイルの類似しないサーバントから
の回答は省略している(すなわち、上記(4)〜(6)
または(8)〜(12)のいずれかは省略されることが
ある)が、もちろんすべてのサーバントから類似度を回
答するようにしてもよい。
【0046】また、上記のように「似た者」かどうかを
問い合わせてから、回答した「似た者」にだけメッセー
ジを送付するのでなく、メッセージにプロファイルを付
けて全員に流してしまい、プロファイルの類似する「似
た者」だけに拾わせるようにしてもよい。この場合、サ
ーバント間で発生する通信は上記(1)〜(3)および
(7)のみとなり、システム全体の負荷の軽減がはから
れる。この構成について、以下実施の形態2で説明す
る。
【0047】(実施の形態1)図3は、この発明の実施
の形態1による情報配信システム内の各装置、すなわち
図2に示すサーバント200〜204のハードウエア構
成を示す説明図である。説明の便宜上、サーバント20
0〜204はいずれも同一のハードウエア構成を有する
ものとする。
【0048】同図において、301は装置全体を制御す
るCPUを、302は基本入出力プログラムを記憶した
ROMを、303はCPU301のワークエリアとして
使用されるRAMを、それぞれ示している。
【0049】また、304はCPU301の制御にした
がってHD(ハードディスク)305に対するデータの
リード/ライトを制御するHDD(ハードディスクドラ
イブ)を、305はHDD304の制御にしたがって書
き込まれたデータを記憶するHDを、それぞれ示してい
る。また、306はCPU301の制御にしたがってF
D(フロッピー(登録商標)ディスク)307に対する
データのリード/ライトを制御するFDD(フロッピー
ディスクドライブ)を、307はFDD306の制御に
したがって書き込まれたデータを記憶する着脱自在のF
Dを、それぞれ示している。
【0050】また、308はカーソル、メニュー、ウィ
ンドウ、あるいは文字や画像などの各種データを表示す
るディスプレイを、309は通信回線310を介してイ
ンターネットに接続され、インターネットとCPU30
1とのインターフェースとして機能するネットワークボ
ードを、それぞれ示している。また、311は文字、数
値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたキ
ーボードを、312は各種指示の選択や実行、処理対象
の選択、カーソルの移動などをおこなうマウスを、それ
ぞれ示している。
【0051】また、313は文字や画像を光学的に読み
取るスキャナを、314はCPU301の制御にしたが
って文字や画像を印刷するプリンタを、315は着脱可
能な記録媒体であるCD−ROMを、316はCD−R
OM315に対するデータのリードを制御するCD−R
OMドライブを、300は上記各部を接続するためのバ
スまたはケーブルを、それぞれ示している。
【0052】つぎに、図4はこの発明の実施の形態1に
よる情報配信システム内の各装置、すなわち図2に示す
サーバント200〜204の構成を機能的に示す説明図
である。各サーバントは同一の構成を有しており、機能
的に対等である。
【0053】実施の形態1による各装置は、プロファイ
ル作成部400、探索パケット送受信部401、類似判
定部402、応答パケット送受信部403およびメッセ
ージ送受信部404を含む構成である。
【0054】さらに、プロファイル作成部400はキー
ワード入力部400a、キーワード抽出部400b、訪
問先抽出部400cおよびプロファイル記憶部400d
を含む構成である。また、探索パケット送受信部401
はプロファイル暗号化部401a、探索パケット作成部
401b、探索パケット送信部401c、探索パケット
受信部401dおよび探索パケット転送部401eを含
む構成である。
【0055】また、類似判定部402はプロファイル復
号部402aおよび類似度算出部402bを含む構成で
ある。また、応答パケット送受信部403は応答パケッ
ト作成部403a、応答パケット送信部403b、応答
パケット受信部403cおよび応答パケット転送部40
3dを含む構成である。また、メッセージ送受信部40
4はメッセージ受信部404aおよびメッセージ送信部
404bを含む構成である。
【0056】まず、プロファイル作成部400は、上述
のようにそのサーバントのユーザの興味、関心、嗜好、
欲しい商品や情報などを示すプロファイルを作成する機
能部である。
【0057】このプロファイルは、主としてユーザから
明示的に入力された「音楽」「歌手X」「ライブ予定」
などのキーワードをキーワード入力部400aで受け付
けて作成する。なお、特に年末年始のライブ予定、武道
館でのライブ予定というように、キーワードに時期や場
所、価格などの限定がつくこともある。
【0058】そして、さらにユーザが確定した回数の多
い単語や、ユーザが閲覧したホームページ中の頻度の高
い単語などをキーワード抽出部400bで自動的に抽出
し、上記キーワードを補完するものとしてプロファイル
に追加する。
【0059】なお、確定回数の多い単語は、たとえば本
出願人が製造・販売する日本語入力ソフトウエア「AT
OK」では単語の確定履歴を取っているので、この履歴
を参照するなどして特定することができる。また、閲覧
後のホームページは、通常キャッシュとして特定のディ
レクトリに保存されているので、このディレクトリに集
積された文書を解析すれば使用頻度の高い単語を特定す
ることができる。
【0060】また、ユーザの電子的あるいは物理的な訪
問先も、当該ユーザの興味などを反映する可能性が高い
ので同様にプロファイルとなりうる。電子的な訪問先は
URLの履歴として残され、また物理的な訪問先はたと
えばGPSによる位置データの履歴として残されるの
で、訪問先抽出部400cによりこれらの履歴を抽出し
てプロファイルの作成にもちいる。なお、参照する履歴
の期間は一日、一週間、一ヶ月など任意に定めることが
できる。
【0061】そして、プロファイル作成部400はキー
ワード入力部400aにより受け付けたキーワード、キ
ーワード抽出部400bにより自動抽出したキーワー
ド、および訪問先抽出部400cにより自動抽出した電
子的・物理的な訪問先などから作成したプロファイル
を、そのプロファイル記憶部400dに保存する。
【0062】つぎに、図4に示すプロファイル作成部4
00以外の各機能部は、相互に協調しながら動作するの
で、以下図2のサーバント200から他のサーバント2
01〜204に広告を配信する場合を例として、図5〜
8のフローチャートにより上記各部の機能を順次説明す
る。
【0063】図5は、この発明の実施の形態1による情
報配信システムにおける、探索パケット発信処理の手順
を示すフローチャートである。この処理は情報の配信
元、ここではサーバント200における処理である。
【0064】ステップS501でサーバント200は、
そのプロファイル作成部400であらかじめ作成済みの
自己のユーザのプロファイルを、探索パケット送受信部
401のプロファイル暗号化部401aにより、所定の
方式で暗号化する。
【0065】そして、ステップS502で探索パケット
作成部401bにより、暗号化後のプロファイルに所定
の形式のヘッダを付加することで、システム内から「似
た者」を探し出すための探索パケットを作成する。
【0066】このヘッダは、パケットのID、このパケ
ットの転送を何番目のサーバントで停止すべきかを示す
変数n(後述。初期値はN)、またプロファイルの類似
の有無を決定する閾値(後述)などから構成される。な
お、この変数nの初期値Nや類似の閾値は、発信元であ
るサーバント200が広告主の依頼を受けて設定する。
【0067】そして、ステップS503で探索パケット
送信部401cから、ステップS502で作成した探索
パケットを隣接するサーバント201、より詳細にはそ
の探索パケット送受信部401の探索パケット受信部4
01dに対して送信する。以後、処理はこの探索パケッ
トを受信したサーバント201における、探索パケット
の転送処理と、応答パケットの返信処理とに移行する。
【0068】図6は、この発明の実施の形態1による情
報配信システムにおける、探索パケット転送処理および
応答パケット返信処理の手順を示すフローチャートであ
る。この処理は探索パケットの転送先のサーバント、こ
こではサーバント201〜204における処理である。
以下、サーバント201を例として説明する。
【0069】ステップS601〜S605は探索パケッ
トの転送処理である。まずステップS601で、サーバ
ント201はサーバント200から送信されてきた探索
パケットを、その探索パケット受信部401dで受信す
る。つぎに、ステップS602でその探索パケット転送
部401eにより、上記探索パケットの送信元であるサ
ーバント200以外に、自己に隣接するサーバントがあ
るかどうかを判定する。
【0070】そして、探索パケットの送信元以外に隣接
するサーバントがなければ(ステップS602:N
o)、以下のステップS603〜S605による探索パ
ケットの転送は省略して、そのままステップS606に
移行する。もっとも、ここでは探索パケットの送信元以
外にも隣接するサーバント202・203があるので
(ステップS602:Yes)、さらにステップS60
3で、探索パケット中の変数nが0に達しているかどう
かを判定する。
【0071】すぐ下に述べるように、サーバント201
はこのパケットをサーバント202・203に転送する
際、nの値を一つデクリメントする。また、サーバント
203はさらにこれをサーバント204に転送する際、
nの値を一つデクリメントする。すなわち、nの値は初
期値のNから、転送の都度一ずつ減らされてゆき、発信
元のサーバント200からN番目のサーバントが受信す
るとき0となっている。
【0072】そして、この変数nが0に達しているとき
は(ステップS603:Yes)、ステップS604お
よびS605での探索パケットの転送を省略して、その
ままステップS606に移行する。すなわち、発信元か
らN番目にあたるサーバントは、隣接するサーバントが
他にあっても探索パケットの転送をおこなわない。この
ため、変数nに初期値Nが設定されたパケットによる
「似た者」の探索は、発信元からN番目の範囲のサーバ
ントに限定されることになる。もちろん、システム内の
全サーバントを調査するときは、Nを無限大に設定して
おけばよい。
【0073】また、変数nが0に達しない間は(ステッ
プS603:No)、ステップS604で探索パケット
転送部401eにより探索パケット内のnの値を一つデ
クリメントし、さらにこの書き換え後の探索パケットを
ステップS605で、隣接するサーバント202・20
3、より詳細にはその探索パケット受信部401dに対
して転送する。
【0074】つぎに、ステップS606〜S610は応
答パケット返信処理である。上記ステップS601〜S
605による探索パケットの転送処理を終えると、ステ
ップS606でサーバント201は、その類似判定部4
02のプロファイル復号部402aにより、ステップS
601で受信した探索パケット内の暗号化されたプロフ
ァイル部分を復号する。
【0075】そして、ステップS607でその類似度算
出部402bにより、ステップS606で復号したプロ
ファイルと、あらかじめプロファイル作成部400によ
り作成されている自己のユーザのプロファイルとを比較
して、両者の類似度を算出する。
【0076】たとえば、双方のユーザが入力したキーワ
ード、確定履歴やホームページのキャッシュなどから自
動抽出されたキーワードに共通するものが多ければ、当
然プロファイル間の類似度は高い。また、電子的な訪問
先すなわち過去に訪問したURLに、完全一致あるいは
部分一致するものが多い場合も類似度が高い。物理的な
訪問先については、同じ時間に同じ場所にいることが比
較的重要なので(場所は同じでも時間が異なれば、用件
はまったく異なったものとなりうる)、過去の一定期間
内に、近い時間に近い場所にいた頻度が高いほど類似度
は高いことになる。
【0077】なお、このプロファイル間の類似度は、共
通するキーワードが多いなどの事実を具体的・客観的な
数値として表現できるものであれば、どのような方式や
計算式により算出されるものであってもよい。
【0078】つぎに、ステップS608でサーバント2
01は、その類似判定部402により、ステップS60
7で算出した類似度が探索パケット内に記述された所定
の閾値を超えたかどうかを判定する。この閾値とは、プ
ロファイル間の類似度がその値以上であれば類似あり、
下回れば類似なしとされる境界の値であって、高ければ
高いほど類似の要件が厳しい、すなわちよほどプロファ
イル間の類似度が高くなければ類似しているとはされな
いことを示している。
【0079】そして、類似度が閾値以上である場合、す
なわち受信したプロファイルと自己のユーザのプロファ
イルとが類似する場合には(ステップS608:Ye
s)、続くステップS609で、その応答パケット送受
信部403の応答パケット作成部403aにより、ステ
ップS601で受信した探索パケットに対する応答パケ
ットを作成する。
【0080】この応答パケットは、自己のアドレスおよ
びステップS607で算出した類似度に所定の形式のヘ
ッダを付加したものである。ヘッダ中には少なくとも、
受信した探索パケットと同一のIDが含まれる。
【0081】そして、サーバント201はステップS6
10で、その応答パケット送信部403bにより、ステ
ップS609で作成した応答パケットをサーバント20
0、より詳細にはその応答パケット受信部403cに対
して送信する。
【0082】また、類似度が閾値を下回る場合、すなわ
ち受信したプロファイルと自己のユーザのプロファイル
とが類似しない場合には(ステップS608:No)、
ステップS609およびS610による応答パケットの
返信はおこなわず、そのまま本フローチャートによる処
理を終了する。
【0083】この後、サーバント202〜204におい
ても、上記と同様の探索パケット転送処理と応答パケッ
ト返信処理とをおこなう。ただし、サーバント202・
204については探索パケットの送信元以外に隣接する
サーバントが存在しないので、ステップS603〜S6
05による探索パケットの転送はおこなわない。また、
ステップS609およびS610による応答パケットの
返信は、サーバント201〜204のうちサーバント2
00と類似するプロファイルを有するもののみがおこな
う。ここでは、サーバント204のみが返信したものと
する。
【0084】つぎに、図7はこの発明の実施の形態1に
よる情報配信システムにおける、応答パケット転送処理
の手順を示すフローチャートである。この処理は探索パ
ケットの最終の転送先以外のサーバント、ここではサー
バント200、201および203における処理であ
る。以下、サーバント203を例として説明する。
【0085】ステップS701で、サーバント203は
その応答パケット送受信部403の応答パケット受信部
403cにより、サーバント204、より詳細にはその
応答パケット送信部403bから送信されてきた応答パ
ケットを受信する。
【0086】そして、ステップS702で、この応答パ
ケットが自己の発信した探索パケットに対して送信され
てきたものであるか、すなわち当該パケットが自己宛に
返されてきたものであるかどうかを判定する。応答パケ
ットのヘッダには、上述のようにその基礎となった探索
パケットのIDが記述されているので、このIDによっ
て、当該応答パケットが自己の問い合わせに応じたもの
かどうかを判断できる。
【0087】そして、ここでサーバント204からの応
答パケットはサーバント203に宛てられたものではな
いので(ステップS702:No)、ステップS703
でサーバント203は、その応答パケット転送部403
dにより、当該パケットを当該パケットの基礎となった
探索パケットの送信元、ここではサーバント201に転
送する。
【0088】この後、サーバント201および200に
おいても、上記と同様の応答パケット転送処理をおこな
う。ただし、応答パケットの最終的な宛先であるサーバ
ント200では、パケットの転送はおこなわずただ自己
が受信するのみである。
【0089】つぎに、図8はこの発明の実施の形態1に
よる情報配信システムにおける、メッセージ配信処理の
手順を示すフローチャートである。この処理は探索パケ
ットの発信元、ここではサーバント200における処理
である。
【0090】ステップS801で、サーバント200は
その応答パケット送受信部403の応答パケット受信部
403cにより、システム内の各サーバントから返信さ
れてきた応答パケットを受信する。そして、探索パケッ
トの発信から一定の待ち時間が経過すると(ステップS
802:Yes)、探索パケットが転送されたすべての
「似た者」から応答パケットを受信したと判断して、ス
テップS803に移行する。
【0091】ステップS803で、サーバント200は
そのメッセージ送受信部404のメッセージ受信部40
4aにより、図示しない化粧品メーカーなどから配信を
依頼された、商品広告などのメッセージを受信(ダウン
ロード)する。そして、ステップS804でメッセージ
送信部404bにより、このメッセージをステップS8
01で受信したすべての応答パケット内のアドレス、こ
こではサーバント204のアドレスに送信する。
【0092】なお、プロファイル作成部400、探索パ
ケット送受信部401、類似判定部402、応答パケッ
ト送受信部403およびメッセージ送受信部404は、
それぞれHD305などからRAM303に読み出され
たプログラムの命令にしたがって、CPU301が命令
処理を実行することにより、各部の機能を実現するもの
である。このプログラムはHD305のほか、FD30
7、CD−ROM315あるいはMOなどの各種記録媒
体に格納することができ、またネットワークを介した配
布も可能である。
【0093】以上説明した実施の形態1によれば、一消
費者の商品購入をとらえて、その「似た者」を芋づる式
に探索し、探索された「似た者」に限って広告などを配
信するようにしているので、「似た者」は似た商品に関
心を示すという仮定が成り立つ限り、それを必要とする
可能性のあるユーザに、漏れなく必要な情報を届けるこ
とができる。
【0094】なお、図2に示すサーバント間の接続は固
定的なものではなく、応答パケットの類似度結果に応じ
て、より「似た者」に置き換える処理をおこない、隣接
サーバントの改善をおこなうことができる。そこで、メ
ッセージを配信する直前におこなう検索処理以外にも、
随時ユーザによって指定された時刻に定期的に検索をお
こない、隣接サーバントの改善をおこなうようにしても
よい。
【0095】PP2Pシステムでは、隣接ノードを介し
て接続されないサーバント間は探索の可能性が皆無とな
るため、できるだけ探索の範囲を広げようとして、少数
のサーバントに多数のサーバントが「ぶら下がる」形と
なりやすい。これにより負荷が少数のサーバントに集中
しやすくなるほか、類似度の低いサーバントへの通信量
が多くなってしまうという本質的な欠点がある。
【0096】そこで、上記のように各サーバントが随時
隣接するサーバントを改善することによって、ネットワ
ークトポロジー自体が改善され、「似た者」の検索をよ
りより効率よく、高速・高精度におこなえるようにす
る。
【0097】(実施の形態2)さて、上述した実施の形
態1では、サーバント間で図2に示すような多数の通信
が発生するので(類似しないサーバントからの回答を省
略するにせよ)、以下で説明する実施の形態2のよう
に、探索パケットと同一の経路でメッセージを転送し、
メッセージに付加されたプロファイルとの類似度によっ
て、各転送先で当該メッセージの取捨選択をおこなうよ
うにしてもよい。
【0098】実施の形態2による情報配信システム内の
各装置のハードウエア構成は、実施の形態1のそれと同
一であるので説明を省略する。図9は、実施の形態2に
よる情報配信システム内の、各装置の構成を機能的に示
す説明図である。実施の形態2による各装置は、プロフ
ァイル作成部900、メッセージ受信部901、メッセ
ージパケット送受信部902、類似判定部903および
メッセージ表示部904を含む構成である。
【0099】さらに、プロファイル作成部900はキー
ワード入力部900a、キーワード抽出部900b、訪
問先抽出部900cおよびプロファイル記憶部900d
を含む構成である。また、メッセージパケット送受信部
902はプロファイル暗号化部902a、メッセージパ
ケット作成部902b、メッセージパケット送信部90
2c、メッセージパケット受信部902dおよびメッセ
ージパケット転送部902eを含む構成である。また、
類似判定部903はプロファイル復号部903aおよび
類似度算出部903bを含む構成である。
【0100】プロファイル作成部900の機能は、実施
の形態1のプロファイル作成部400と同一であるので
説明を省略する。他の各部の機能は実施の形態1と同
様、図2のサーバント200から他のサーバント201
〜204に広告を配信する場合を例として、図10およ
び11のフローチャートにより順次説明する。
【0101】図10は、実施の形態2による情報配信シ
ステムにおける、メッセージパケット発信処理の手順を
示すフローチャートである。この処理は情報の配信元、
ここではサーバント200における処理である。
【0102】ステップS1001で、サーバント200
はそのメッセージ受信部901により、図示しない化粧
品メーカーのホームページなどからその広告を受信(ダ
ウンロード)する。つぎに、ステップS1002でメッ
セージパケット送受信部902のプロファイル暗号化部
902aにより、プロファイル作成部900で作成済み
の、自己のユーザのプロファイルを暗号化する。
【0103】さらに、ステップS1003でメッセージ
パケット作成部902bにより、ステップS1001で
受信したメッセージおよびステップS1002で暗号化
したプロファイルに所定の形式のヘッダを付加すること
で、他のサーバントに配信するメッセージパケットを作
成する。このヘッダには、実施の形態1の探索パケット
と同様、パケットのID、このパケットの転送を何番目
のサーバントで停止すべきかを示す変数n、プロファイ
ルの類似の有無を決定する閾値などが含まれる。
【0104】そして、ステップS1004でメッセージ
パケット送信部902cにより、ステップS1003で
作成したメッセージパケットを隣接するサーバント、こ
こではサーバント201のメッセージパケット受信部9
02dに対して送信する。
【0105】つぎに、図11は実施の形態2による情報
配信システムにおける、メッセージパケット転送処理の
手順を示すフローチャートである。この処理はメッセー
ジパケットの転送先のサーバント、ここではサーバント
201〜204における処理である。以下、サーバント
201を例として説明する。
【0106】ステップS1101で、サーバント201
はそのメッセージパケット受信部902dにより、サー
バント200から送信されてきたメッセージパケットを
受信する。そして、ステップS1102でメッセージパ
ケット転送部902eにより、隣接する他のサーバント
の有無を判定し、ここではサーバント202・203が
存在するので(ステップS1102:Yes)、つぎに
ステップS1103で変数nと0との大小比較をおこな
う。
【0107】そして、nが0に達しているときは(ステ
ップS1103:Yes)、そのままステップS110
6に移行し、nが0に達していないときは(ステップS
1103:No)、ステップS1104でnのデクリメ
ント、ステップS1105でメッセージパケットのサー
バント202・203への転送をおこなった後、ステッ
プS1106に移行する。
【0108】ステップS1106で、サーバント201
はその類似判定部903のプロファイル復号部903a
により、ステップS1101で受信したメッセージパケ
ット内のプロファイルを復号し、つぎにステップS11
07で、類似度算出部903bにより当該プロファイル
と自己のユーザのプロファイルとの類似度を算出する。
【0109】そして、ステップS1107で算出した類
似度が上記パケット内の閾値以上であった場合、すなわ
ちプロファイルが類似する場合(ステップS1108:
Yes)には、続くステップS1109で上記パケット
内のメッセージを、メッセージ表示部904により画面
表示する。また、プロファイルが類似しない場合(ステ
ップS1108:No)には、そのまま本フローチャー
トによる処理を終了する。
【0110】なお、プロファイル作成部900、メッセ
ージ受信部901、メッセージパケット送受信部90
2、類似判定部903およびメッセージ表示部904
は、それぞれHD305などからRAM303に読み出
されたプログラムの命令にしたがって、CPU301が
命令処理を実行することにより、各部の機能を実現する
ものである。このプログラムはHD305のほか、FD
307、CD−ROM315あるいはMOなどの各種記
録媒体に格納することができ、またネットワークを介し
た配布も可能である。
【0111】以上説明した実施の形態2によれば、実施
の形態1のように配信元で選別した「似た者」にだけメ
ッセージを送付するのでなく、無差別に送付されたメッ
セージを各「似た者」が選別することになるので、「似
た者」であるかどうかを問い合わせたりその問い合わせ
に応じたりする必要がなく、処理が大幅に簡略化され
る。
【0112】なお、上述した実施の形態2では、サーバ
ント200がメッセージに付加して送るのはサーバント
200自身のプロファイルであるようにしたが、これに
代えてメッセージ自体のプロファイル、すなわちメッセ
ージの内容や分野を端的に表現するキーワードなどから
なるプロファイルを送信することも考えられる。
【0113】しかし、この方法ではメッセージのプロフ
ァイルと個人のプロファイルとの比較になるので、メッ
セージのプロファイルの作成者、たとえば化粧品メーカ
ーが消費者の隠れた動機、たとえば歌手Xが使用してい
るという理由を予測・発見できない場合には、メッセー
ジのプロファイルに歌手Xが表れない結果、この消費者
に当該メッセージを配布することはできないことにな
る。
【0114】逆に言えば、メッセージのプロファイルと
個人のプロファイルとの類似性でなく、個人間のプロフ
ァイルの類似性に着目したことで、広告主には分からな
い隠れた動機を有する消費者へも、的確にその広告を配
信できることが本発明の主要な効果である。ここでは広
告を例としているが、もちろん広告以外の情報一般につ
いて本発明を応用すれば、配信元が想定しないニーズを
有するユーザにも漏れなくその配信をおこなうことが可
能である。
【0115】なお、広告主は商品を実際に購入したユー
ザと、広告の配信先となったユーザとがどういう点で
「似た者」なのかを知る必要がない。すなわち、サーバ
ント204のユーザもその広告を取得することになった
理由が、サーバント200のユーザと歌手Xに対する関
心が共通しているからだろうと、同じ課題のレポートを
書く機会が多いからだろうと、いつも行く飲食店がたま
たま同じだからだろうと問題ではない。ただ自社製品に
関心を示す可能性の有無さえ分かれば、その理由が明ら
かでなくても広告主としては十分である。
【0116】なお、上述した実施の形態では、各ユーザ
のプロファイルは広告主や配信元には開示されておら
ず、たとえば従来技術のオプトインメールなどのよう
に、サーバでプロファイルを集中管理する方式に比べて
個人のプライバシーが守られている。また、サーバント
間の通信ではプロファイルの暗号化をおこない、正規の
サーバントに組み込まれた鍵などがなければ復号できな
いようにしているので、システム外の第三者に対する秘
密性も高い。
【0117】また、プロファイルはそれぞれのサーバン
トに保持され、作成・閲覧された文書内のキーワード
や、電子的・物理的な訪問先などが自動抽出されて随時
更新されるので、個人の興味や関心の変化をプロファイ
ルにリアルタイムに反映することができる。
【0118】なお、上述した実施の形態では商品を購入
した顧客などに広告の配信を依頼するようにしたが、こ
れはたとえば会員に登録したユーザ、懸賞に応募したユ
ーザ、アンケートに回答したユーザなど、何らかの興味
や関心を示したユーザであれば誰でもよいことは言うま
でもない。
【0119】また、一般の個人である必要もなく、たと
えば現在オプトインメールサービスを提供している、多
数の企業からの委託を受けてその広告配信を代行する企
業などであってもよい。実際の顧客データを統計処理す
るなどして、企業や商品ごとにあらかじめプロファイル
を作成しておき、その中からいずれかを選択して「似た
者」の探索をおこない、回答した「似た者」に対して広
告を配信するようにする。
【0120】なお、配信のみでも広告料は期待できる
が、さらに他のメッセージと差別化できるような配信を
おこなうことで、より高額の広告料を取得するビジネス
チャンスもある。たとえば、上記配信元はメッセージ
に、当該メッセージが広告であることを示すフラグ、当
該広告の表示サイズ、当該広告の最低表示時間などを付
加して「似た者」に送信する。
【0121】各サーバントには広告表示専用のアプリケ
ーションが導入されており、配信されたメッセージのう
ち特に広告を、所定の表示領域に指定されたサイズで指
定された期間だけ表示する。このように、広告だけを特
に差別化して見せるようにし、その露出度(目立ち度)
に応じた広告料を広告主から受けるようにする。
【0122】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明は、複数の情報配信装置から構成される情報配信シス
テムにおいて、第1の情報配信装置が、自己のユーザの
プロファイルを送信する送信手段を備え、第2の情報配
信装置が、前記送信手段により送信されてきたプロファ
イルを受信する受信手段と、前記受信手段により受信さ
れたプロファイルと自己のユーザのプロファイルとが類
似するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によ
り、前記受信手段により受信されたプロファイルと自己
のユーザのプロファイルとが類似すると判定された場合
に、自己のアドレスを前記第1の情報配信装置に返信す
る返信手段と、を備えたので、「似た者」すなわち類似
するプロファイルを有するユーザがシステム内から検索
され、この「似た者」に対してのみメッセージを送信す
ることで、情報をそれを必要とする可能性のあるユーザ
に対して漏れなく提供することが可能な情報配信システ
ムが得られるという効果を奏する。
【0123】また、請求項2に記載の発明は、前記請求
項1に記載の発明において、前記第2の情報配信装置
が、さらに前記受信手段により受信されたプロファイル
を第3の情報配信装置に転送する転送手段を備えたの
で、「似た者」すなわち類似するプロファイルを有する
ユーザがシステム内から連鎖的に検索され、この「似た
者」に対してのみメッセージを送信することで、情報を
それを必要とする可能性のあるユーザに対して漏れなく
提供することが可能な情報配信システムが得られるとい
う効果を奏する。
【0124】また、請求項3に記載の発明は、複数の情
報配信装置から構成される情報配信システムにおいて、
第1の情報配信装置が、メッセージおよび自己のユーザ
のプロファイルを送信する送信手段を備え、第2の情報
配信装置が、前記送信手段により送信されてきたメッセ
ージおよびプロファイルを受信する受信手段と、前記受
信手段により受信されたプロファイルと自己のユーザの
プロファイルとが類似するか否かを判定する判定手段
と、前記判定手段により、前記受信手段により受信され
たプロファイルと自己のユーザのプロファイルとが類似
すると判定された場合に、前記受信手段により受信され
たメッセージを表示する表示手段と、を備えたので、送
信されたメッセージは「似た者」すなわち類似するプロ
ファイルを有するユーザに対してのみ表示され、これに
よって、情報をそれを必要とする可能性のあるユーザに
対して漏れなく提供することが可能な情報配信システム
が得られるという効果を奏する。
【0125】また、請求項4に記載の発明は、プロファ
イルを受信する受信手段と、前記受信手段により受信さ
れたプロファイルと自己のユーザのプロファイルとが類
似するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によ
り、前記受信手段により受信されたプロファイルと自己
のユーザのプロファイルとが類似すると判定された場合
に、自己のアドレスを返信する返信手段と、を備えたの
で、「似た者」すなわち類似するプロファイルを有する
ユーザがシステム内から検索され、この「似た者」に対
してのみメッセージを送信することで、情報をそれを必
要とする可能性のあるユーザに対して漏れなく提供する
ことが可能な情報配信装置が得られるという効果を奏す
る。
【0126】また、請求項5に記載の発明は、前記請求
項4に記載の発明において、さらに、前記受信手段によ
り受信されたプロファイルを他の情報配信装置に転送す
る転送手段を備えたので、「似た者」すなわち類似する
プロファイルを有するユーザがシステム内から連鎖的に
検索され、この「似た者」に対してのみメッセージを送
信することで、情報をそれを必要とする可能性のあるユ
ーザに対して漏れなく提供することが可能な情報配信装
置が得られるという効果を奏する。
【0127】また、請求項6に記載の発明は、メッセー
ジおよびプロファイルを受信する受信手段と、前記受信
手段により受信されたプロファイルと自己のユーザのプ
ロファイルとが類似するか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により、前記受信手段により受信されたプ
ロファイルと自己のユーザのプロファイルとが類似する
と判定された場合に、前記受信手段により受信されたメ
ッセージを表示する表示手段と、を備えたので、送信さ
れたメッセージは「似た者」すなわち類似するプロファ
イルを有するユーザに対してのみ表示され、これによっ
て、情報をそれを必要とする可能性のあるユーザに対し
て漏れなく提供することが可能な情報配信装置が得られ
るという効果を奏する。
【0128】また、請求項7に記載の発明は、プロファ
イルを受信する受信工程と、前記受信工程で受信された
プロファイルと自己のユーザのプロファイルとが類似す
るか否かを判定する判定工程と、前記判定工程で、前記
受信工程で受信されたプロファイルと自己のユーザのプ
ロファイルとが類似すると判定された場合に、自己のア
ドレスを返信する返信工程と、を含んだので、「似た
者」すなわち類似するプロファイルを有するユーザがシ
ステム内から検索され、この「似た者」に対してのみメ
ッセージを送信することで、情報をそれを必要とする可
能性のあるユーザに対して漏れなく提供することが可能
な情報配信方法が得られるという効果を奏する。
【0129】また、請求項8に記載の発明は、前記請求
項7に記載の発明において、さらに、前記受信工程で受
信されたプロファイルを転送する転送工程を含んだの
で、「似た者」すなわち類似するプロファイルを有する
ユーザがシステム内から連鎖的に検索され、この「似た
者」に対してのみメッセージを送信することで、情報を
それを必要とする可能性のあるユーザに対して漏れなく
提供することが可能な情報配信方法が得られるという効
果を奏する。
【0130】また、請求項9に記載の発明は、メッセー
ジおよびプロファイルを受信する受信工程と、前記受信
工程で受信されたプロファイルと自己のユーザのプロフ
ァイルとが類似するか否かを判定する判定工程と、前記
判定工程で、前記受信工程で受信されたプロファイルと
自己のユーザのプロファイルとが類似すると判定された
場合に、前記受信工程で受信されたメッセージを表示す
る表示工程と、を含んだので、送信されたメッセージは
「似た者」すなわち類似するプロファイルを有するユー
ザに対してのみ表示され、これによって、情報をそれを
必要とする可能性のあるユーザに対して漏れなく提供す
ることが可能な情報配信方法が得られるという効果を奏
する。
【0131】また、請求項10に記載の発明によれば、
前記請求項7〜請求項9のいずれか一つに記載された方
法をコンピュータに実行させることが可能なプログラム
が得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の前提技術となるPP2Pシステムを
説明するための説明図である。
【図2】この発明の前提技術となるPP2Pシステムを
説明するための他の説明図である。
【図3】この発明の実施の形態による情報配信システム
内の各装置のハードウエア構成を示す説明図である。
【図4】この発明の実施の形態による情報配信システム
内の各装置の構成を機能的に示す説明図である。
【図5】この発明の実施の形態1による情報配信システ
ムにおける、探索パケット発信処理の手順を示すフロー
チャートである。
【図6】この発明の実施の形態1による情報配信システ
ムにおける、探索パケット転送処理および応答パケット
返信処理の手順を示すフローチャートである。
【図7】この発明の実施の形態1による情報配信システ
ムにおける、応答パケット転送処理の手順を示すフロー
チャートである。
【図8】この発明の実施の形態1による情報配信システ
ムにおける、メッセージ配信処理の手順を示すフローチ
ャートである。
【図9】この発明の実施の形態2による情報配信システ
ム内の各装置の構成を機能的に示す説明図である。
【図10】この発明の実施の形態2による情報配信シス
テムにおける、メッセージパケット発信処理の手順を示
すフローチャートである。
【図11】この発明の実施の形態2による情報配信シス
テムにおける、メッセージパケット転送処理の手順を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
200〜204 サーバント 300 バスまたはケーブル 301 CPU 302 ROM 303 RAM 304 HDD 305 HD 306 FDD 307 FD 308 ディスプレイ 309 ネットワークI/F 310 通信回線 311 キーボード 312 マウス 313 スキャナ 314 プリンタ 315 CD−ROM 316 CD−ROMドライブ 400,900 プロファイル作成部 400a,900a キーワード入力部 400b,900b キーワード抽出部 400c,900c 訪問先抽出部 400d,900d プロファイル記憶部 401 探索パケット送受信部 401a プロファイル暗号化部 401b 探索パケット作成部 401c 探索パケット送信部 401d 探索パケット受信部 401c 探索パケット転送部 402,903 類似判定部 402a,903a プロファイル復号部 402b,903b 類似度算出部 403 応答パケット送受信部 403a 応答パケット作成部 403b 応答パケット送信部 403c 応答パケット受信部 403d 応答パケット転送部 404 メッセージ送受信部 404a,901 メッセージ受信部 404b メッセージ送信部 902 メッセージパケット送受信部 902a プロファイル暗号化部 902b メッセージパケット作成部 902c メッセージパケット送信部 902d メッセージパケット受信部 902e メッセージパケット転送部 904 メッセージ表示部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の情報配信装置から構成される情報
    配信システムにおいて、 第1の情報配信装置は、 自己のユーザのプロファイルを送信する送信手段を備
    え、 第2の情報配信装置は、 前記送信手段により送信されてきたプロファイルを受信
    する受信手段と、 前記受信手段により受信されたプロファイルと自己のユ
    ーザのプロファイルとが類似するか否かを判定する判定
    手段と、 前記判定手段により、前記受信手段により受信されたプ
    ロファイルと自己のユーザのプロファイルとが類似する
    と判定された場合に、自己のアドレスを前記第1の情報
    配信装置に返信する返信手段と、 を備えたことを特徴とする情報配信システム。
  2. 【請求項2】 前記第2の情報配信装置は、さらに前記
    受信手段により受信されたプロファイルを第3の情報配
    信装置に転送する転送手段を備えたことを特徴とする前
    記請求項1に記載の情報配信システム。
  3. 【請求項3】 複数の情報配信装置から構成される情報
    配信システムにおいて、 第1の情報配信装置は、 メッセージおよび自己のユーザのプロファイルを送信す
    る送信手段を備え、 第2の情報配信装置は、 前記送信手段により送信されてきたメッセージおよびプ
    ロファイルを受信する受信手段と、 前記受信手段により受信されたプロファイルと自己のユ
    ーザのプロファイルとが類似するか否かを判定する判定
    手段と、 前記判定手段により、前記受信手段により受信されたプ
    ロファイルと自己のユーザのプロファイルとが類似する
    と判定された場合に、前記受信手段により受信されたメ
    ッセージを表示する表示手段と、 を備えたことを特徴とする情報配信システム。
  4. 【請求項4】 プロファイルを受信する受信手段と、 前記受信手段により受信されたプロファイルと自己のユ
    ーザのプロファイルとが類似するか否かを判定する判定
    手段と、 前記判定手段により、前記受信手段により受信されたプ
    ロファイルと自己のユーザのプロファイルとが類似する
    と判定された場合に、自己のアドレスを返信する返信手
    段と、 を備えたことを特徴とする情報配信装置。
  5. 【請求項5】 さらに、前記受信手段により受信された
    プロファイルを他の情報配信装置に転送する転送手段を
    備えたことを特徴とする前記請求項4に記載の情報配信
    装置。
  6. 【請求項6】 メッセージおよびプロファイルを受信す
    る受信手段と、 前記受信手段により受信されたプロファイルと自己のユ
    ーザのプロファイルとが類似するか否かを判定する判定
    手段と、 前記判定手段により、前記受信手段により受信されたプ
    ロファイルと自己のユーザのプロファイルとが類似する
    と判定された場合に、前記受信手段により受信されたメ
    ッセージを表示する表示手段と、 を備えたことを特徴とする情報配信装置。
  7. 【請求項7】 プロファイルを受信する受信工程と、 前記受信工程で受信されたプロファイルと自己のユーザ
    のプロファイルとが類似するか否かを判定する判定工程
    と、 前記判定工程で、前記受信工程で受信されたプロファイ
    ルと自己のユーザのプロファイルとが類似すると判定さ
    れた場合に、自己のアドレスを返信する返信工程と、 を含んだことを特徴とする情報配信方法。
  8. 【請求項8】 さらに、前記受信工程で受信されたプロ
    ファイルを転送する転送工程を含んだことを特徴とする
    前記請求項7に記載の情報配信方法。
  9. 【請求項9】 メッセージおよびプロファイルを受信す
    る受信工程と、 前記受信工程で受信されたプロファイルと自己のユーザ
    のプロファイルとが類似するか否かを判定する判定工程
    と、 前記判定工程で、前記受信工程で受信されたプロファイ
    ルと自己のユーザのプロファイルとが類似すると判定さ
    れた場合に、前記受信工程で受信されたメッセージを表
    示する表示工程と、 を含んだことを特徴とする情報配信方法。
  10. 【請求項10】 前記請求項7〜請求項9のいずれか一
    つに記載された方法をコンピュータに実行させるプログ
    ラム。
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