JP2002291895A - 心身ケアシステム - Google Patents

心身ケアシステム

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JP2002291895A
JP2002291895A JP2001104067A JP2001104067A JP2002291895A JP 2002291895 A JP2002291895 A JP 2002291895A JP 2001104067 A JP2001104067 A JP 2001104067A JP 2001104067 A JP2001104067 A JP 2001104067A JP 2002291895 A JP2002291895 A JP 2002291895A
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JP2001104067A
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Mitsuo Maeda
満雄 前田
Mitsuhiro Yoshida
光博 吉田
Daiki Sato
大樹 佐藤
Jun Kono
潤 河野
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Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Air Conditioning and Refrigeration Systems Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Air Conditioning and Refrigeration Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】心身のケアを充分に行う。運用を容易にする。 【解決手段】少なくとも1人の利用者Mが入室できる容
積が区画されたケア室1と、ケア室1に設備されケア室
1の内部の環境を調整する環境調整手段2と、環境調整
手段2を制御する環境調整手段制御部4と、ケア室1に
設備されケア室1に入室した利用者Mに刺激を加える刺
激手段3と、刺激手段3を制御する刺激手段制御部5
と、ケア室1に入室した利用者Mの心身のケアのための
環境調整手段制御部2の制御手順である環境プログラム
と、ケア室1に入室した利用者Mの心身のケアのための
刺激手段制御部3の制御手順である刺激プログラムとを
備えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、リハビリテーシ
ョン,リラグゼーション,ヒーリング,トレーニング等
からなる心身のケアを行う心身ケアシステムに係る技術
分野に属する。
【0002】
【従来の技術】 従来、心身ケアシステムとしては、例
えば、特開平11−137617号公報に記載のものが
知られている。
【0003】この従来の心身ケアシステムは、リハビリ
テーションからなる心身のケアを行うもので、少なくと
も1人の利用者が入室できる容積が区画されたケア室
と、ケア室に入室した利用者の心身を活性化させるため
に大気中の酸素濃度以上の高濃度酸素を含む呼吸用気体
を常圧(1気圧)でケア室の内部に供給する呼吸用気体
供給手段とを備えてなる。
【0004】この従来の心身ケアシステムでは、例え
ば、呼吸用気体の酸素濃度を30%程度に設定して、痴
呆の高齢者を一日30分間程度ケア室に入室させること
で、痴呆状態を改善することが試みられている。この試
みについては、痴呆状態の改善に有効性を認めた研究論
文等が発表されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 前述の従来の心身ケ
アシステムでは、呼吸を介して高濃度の酸素を身体
(脳)に供給して心身を活性化するのみであるため、心
身のケアの有効性に限界があるという問題点がある。ま
た、ケア室,呼吸用気体供給手段が構成されているのみ
で運用面に関する構成が開発されていないため、実際の
運用にかなり困難性が伴うという問題点がある。
【0006】本発明は、このような問題点を考慮してな
されたもので、心身のケアを充分に行うことができしか
も運用が容易な心身ケアシステムを提供することを課題
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】 前述の課題を解決する
ため、本発明に係る心身ケアシステムは、次のような手
段を採用する。
【0008】即ち、請求項1では、少なくとも1人の利
用者が入室できる容積が区画されたケア室と、ケア室に
設備されケア室の内部の環境を調整する環境調整手段
と、環境調整手段を制御する環境調整手段制御部と、ケ
ア室に設備されケア室に入室した利用者に刺激を加える
刺激手段と、刺激手段を制御する刺激手段制御部と、ケ
ア室に入室した利用者の心身のケアのための環境調整手
段制御部の制御手順である環境プログラムと、ケア室に
入室した利用者の心身のケアのための刺激手段制御部の
制御手順である刺激プログラムと、利用者に必要とされ
る心身のケアが記録された利用者プロファイルと、複数
の環境プログラム,刺激プログラムと利用者個人ごとの
利用者プロファイルとが検索,選択可能に集積されたデ
ータベース部と、ケア室に入室した利用者の利用者プロ
ファイルをデータベース部から検索し利用者に適応する
環境プログラム,刺激プログラムをデータベース部から
選択して環境調整手段制御部,刺激手段制御部に送信す
る中央制御部とを備えてなる。
【0009】この手段では、環境調整手段,刺激手段の
2系統で相乗させて心身を活性化させることで心身のケ
アを充分に行うことができるようにし、環境調整手段,
刺激手段に環境調整手段制御部,刺激手段制御部,中央
制御部を連係させデータベース部に集積された環境プロ
グラム,刺激プログラム,利用者プロファイルに基づい
て制御することで運用を容易にする。
【0010】また、請求項2では、請求項1の心身ケア
システムにおいて、利用者プロファイルは心身のケアの
履歴が記録され、中央制御部は検索した利用者プロファ
イルに記録されている心身のケアの履歴に基づいて選択
した環境プログラム,刺激プログラムを総合して新規の
ケアプログラムを作成することを特徴とする。
【0011】この手段では、過去の心身のケアを参考に
して適正なケアプログラムが作成される。
【0012】また、請求項3では、請求項1または2の
心身ケアシステムにおいて、ケア室に入室して心身のケ
アを受けている利用者の心身の状態を把握して心身のケ
アの効果を評価するケア効果評価部を備えたことを特徴
とする。
【0013】この手段では、行われている心身のケアの
有効性が確認される。
【0014】また、請求項4では、請求項3の心身ケア
システムにおいて、中央処理部はケア効果評価部の評価
に基づいて先に作成されたケアプログラムを修正するこ
とを特徴とする。
【0015】この手段では、行われている心身のケアの
有効性の確認に基づいてケアプログラムが適正に修正さ
れる。
【0016】また、請求項5では、請求項1〜4のいず
れかの心身ケアシステムにおいて、環境調整手段はケア
室の空気の調整と照明の調整とを行うものであることを
特徴とする。
【0017】この手段では、空調,照明を通してケア室
の内部の環境が調整される。
【0018】また、請求項6では、請求項1〜5のいず
れかの心身ケアシステムにおいて、刺激手段は人間の視
覚,聴覚を通して刺激を加えるものであることを特徴と
する。
【0019】この手段では、人間の視覚,聴覚を通して
利用者に刺激が加えられる。
【0020】また、請求項7では、請求項1〜6のいず
れかの心身ケアシステムにおいて、中央制御部はデータ
ベース部を共通化してコンピュータネットワークに接続
されていることを特徴とする。
【0021】この手段では、広域分散化したケア室が接
続されてデータベース部が共有化される。
【0022】また、請求項8では、請求項1〜7のいず
れかの心身ケアシステムにおいて、中央制御部はコンピ
ュータネットワークに接続され外部から刺激プログラム
を構成するデータの配信を受けることを特徴とする。
【0023】この手段では、外部の専門業者からコンピ
ュータネットワークを通して刺激プログラムを構成する
データの配信を受ける。
【0024】
【発明の実施の形態】 以下、本発明に係る心身ケアシ
ステムの実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0025】この実施の形態では、前述の従来例と同様
に、痴呆の高齢者である利用者Mのリハビリテーション
からなる心身のケアに好適なものを示してある。
【0026】この実施の形態は、図1に示すように、ケ
ア室1に機器設備系として環境調整手段2,刺激手段3
が設備され、環境調整手段2,刺激手段3に制御系とし
て環境調整手段制御部4,刺激手段制御部5,中央制御
部6が接続されている。また、中央制御部6には、操作
盤7,データベース部8,ケア効果評価部9が接続され
ている。
【0027】ケア室1は、図2に詳細に示されるよう
に、天井面11,側壁面12,床面13によって通常の
居室空間よりも広いある程度の運動が可能な容積が区画
されてなる。床面13は、木炭,竹炭,ゼオライト等を
素材とした水分,臭気成分を吸着可能な吸着材で形成さ
れている。なお、天井面11,側壁面12についても、
水分,臭気成分を吸着可能な吸着材で構成することも可
能である。また、後述する環境調整手段2の気流形成手
段22や刺激手段3の映写手段31により閉塞感を低減
させることができるため、ケア室1を1人の利用者Mの
みが活動できるカプセル形等の小型に構成することも可
能である。
【0028】環境調整手段2は、図2に詳細に示される
ように、ケア室1の内部の環境を調整することにより心
身のケアを行うもので、利用者Mの心身を活性化させる
呼吸用気体供給手段21,気流形成手段22,調香手段
23,イオン調整手段24,ゆらぎ照明手段25を備え
ている。環境調整手段2に接続した環境調整手段制御部
4は、ケア室1の内部の環境の状況を検出するセンサ部
41と、環境調整手段2の呼吸用気体供給手段21,気
流形成手段22,調香手段23,イオン調整手段24,
ゆらぎ照明手段25等に制御指示を行う制御本体部42
とを備えている。
【0029】環境調整手段2の呼吸用気体供給手段21
は、取入れた外気Aの酸素濃度を高めて酸素濃度を30
%程度の呼吸用気体Gを生成する酸素富化装置21a
と、酸素が充填された酸素ボンベ21bとがそれぞれバ
ルブ21c,21dを介して換気装置10に接続されて
構成されている。酸素富化装置21aとしては、分解反
応等を利用して徐々に生成される酸素を外気Aに混合す
る機構や、外気Aの酸素以外の成分を膜分離または吸着
除去して相対的に酸素濃度を高める機構等が選択され
る。酸素富化装置21aについては、環境調整手段制御
部4のケア室1の内部に設置されたセンサ部41を構成
する酸素濃度検出センサの検出信号に基づいて制御本体
部42で自動制御され、ケア室1の内部の30%程度の
酸素濃度が維持される。酸素ボンベ21bは、ケア室1
の使用開始時やケア室1に急激に多数の利用者Mが入っ
た時等に、低下した酸素濃度を急速に上昇させる補助機
構として使用される。なお、換気装置10は、ケア室1
の天井面11に設置され、ケア室1の内部へ供給される
給気である呼吸用気体Gと、汚損してケア室1の外部に
排出される排気G’との間で熱交換する。
【0030】この環境調整手段2の呼吸用気体供給手段
21によると、呼吸を介して高濃度の酸素を身体(脳)
に供給して心身を活性化する心身のケアが行われる。
【0031】環境調整手段2の気流形成手段22は、ケ
ア室1の内部の呼吸用気体Gを移動させてケア室1に入
室した利用者Mに気流Wを当触させるもので、ケア室1
の側壁面12に開口され呼吸用気体Gを吸入する吸入口
22aと、ケア室1の側壁面12に開口され呼吸用気体
Gが吹出され吹出口22bと、吸入口22a,吹出口2
2bの間にダクト等で接続された通気経路の途中に設置
され呼吸用気体Gに移動力を付与する(送風する)ブロ
ア22cとで構成されている。ブロア22cは、気流W
の風速が毎秒1〜3m程度になるように設定されてい
る。
【0032】この環境調整手段2の気流形成手段22に
よると、皮膚感覚を通じて心身を活性化する心身のケア
が行われる。前述の気流Wの風速は、利用者Mに違和感
を与えることがなくむしろ清涼感を与える。
【0033】環境調整手段2の気流形成手段22には、
利用者Mの心身のケアに直接的に寄与しないがケア室1
の住環境を良好に保持する二酸化炭素除去機構20,脱
臭機構30,空調機構40が設置されている。二酸化炭
素除去機構20は、二酸化炭素を吸着する吸着材を内蔵
してなるもので、気流形成手段22の通気経路での通気
を利用して二酸化炭素を吸着除去する。脱臭機構30
は、オゾンを発生させるオゾン発生器301と、オゾン
発生器301で発生したオゾンと呼吸用気体Gとを接触
させる接触器302とからなるもので、気流形成手段2
2の通気経路で呼吸用気体Gに含まれている臭気成分を
分解除去する。空調機構40は、温度調整機能,湿度調
整機能を備えてなるもので、気流形成手段22の通気経
路で呼吸用気体Gの温度,湿度を調整する。空調機構4
0については、環境調整手段制御部4のケア室1の内部
に設置されたセンサ部41として構成される温度,湿度
検出センサの検出信号に基づいて制御本体部42で自動
制御される。従って、ケア室1の内部の温度,湿度が適
正に維持される。
【0034】環境調整手段2の調香手段23は、呼吸用
気体Gに香を混入してケア室1に入室した利用者Mに嗅
がせるもので、芳香剤から揮発する香を呼吸用気体Gに
混入する。この調香手段23は、気流形成手段22の吹
出口22b近くの通気経路にバイパス経路で接続され、
気流形成手段22の通気経路の途中での香の消失が避け
られている。
【0035】この環境調整手段2の調香手段6による
と、嗅覚を通じて心身を活性化する心身のケアが行われ
る。なお、香は、ケア室1の内部の消臭にも寄与する。
【0036】環境調整手段2のイオン調整手段24は、
呼吸用気体Gにマイナスイオンを注入してケア室1に入
室した利用者Mに付与するもので、イオン発生器で発生
させたマイナスイオンのみを呼吸用気体Gに注入する。
このイオン調整手段24は、気流形成手段22の通気経
路に調香手段23に近接して設置され、気流形成手段2
2の通気経路の途中でのマイナスイオンの消失が避けら
れている。
【0037】この環境調整手段2のイオン調整手段24
によると、体のホルモン分泌調整を通じて心身を活性化
する心身のケアが行われる。なお、マイナスイオンは、
ケア室1の内部での雑菌の増殖の抑制にも寄与する。
【0038】環境調整手段2のゆらぎ照明手段25は、
照度を調整してケア室1に入室した利用者Mに光のゆら
ぎ感を付与するもので、人体の基本的なリズムの変動が
周波数fに逆比例するスペクトルである1/fの数値列
を演算する回路に基づいて光源の照度を1/fゆらぎに
調整する。このゆらぎ照明手段25は、ケア室1の天井
面11に設置されている。
【0039】この環境調整手段2のゆらぎ照明手段25
によると、照明を通じて心身を活性化する心身のケアが
行われる。
【0040】環境調整手段制御部4のセンサ部41は、
前述の酸素濃度検出センサ,温度,湿度検出センサの外
に、環境調整手段2,二酸化炭素除去機構20,脱臭機
構30,空調機構40の運転によるケア室1の内部の環
境の状況を検出する各種のセンサ類を備えている。セン
サ部41の検出信号は、制御本体部42に送信される。
【0041】環境調整手段制御部4の制御本体部42
は、図4に示すように、センサ部41の検出信号を受信
する検出信号受信部42aと、ケア室1に入室した利用
者Mの心身のケアのための環境調整手段2,二酸化炭素
除去機構20,脱臭機構30,空調機構40の制御手順
である環境プログラムF1を中央処理部6から受信する
プログラム受信部42bと、プログラム受信部42bが
受信した環境プログラムF1に基づき検出信号受信部4
2aが受信したセンサ部41の検出信号をフィードバッ
クとして環境調整手段2,二酸化炭素除去機構20,脱
臭機構30,空調機構40の制御を適正に実行する処理
部42cと、処理部42cの制御の実行を環境調整手段
2,二酸化炭素除去機構20,脱臭機構30,空調機構
40に指示する指示部42dとを備えている。
【0042】刺激手段3は、図2に詳細に示されるよう
に、ケア室1に入室した利用者Mに刺激を加えることに
より利用者Mの心身のケアを行うもので、映写手段3
1,音響手段32を備えている。刺激手段3に接続した
刺激手段制御部5は、ケア室1に入室した利用者Mの刺
激の状況を検出するセンサ部51と、刺激手段3の映写
手段31,音響手段32等に制御指示を行う制御本体部
52とを備えている。
【0043】刺激手段3の映写手段31は、ケア室1に
入室した利用者Mに映像,メッセージ等を見せるもの
で、映像,メッセージを投影する大型のスクリーンを主
要部として各種の付属機器が接続されて構成されてい
る。この映写手段31は、刺激手段制御部5のセンサ部
51を構成するカメラで撮影したケア室1の内部に入室
している利用者Mの動作を直接にまたは加工して映像と
して投影、あるいは位置検出し、ケア室1の内部に入室
している利用者Mの動作と映像とを利用者Mの身体的動
作を伴うゲーム的要素を加える等してインタラクティブ
に連係させることができるようになっている。刺激手段
制御部5のセンサ部51であるカメラは、ケア室1の内
部に入室した利用者Mの観察,診断用としても使用され
る。
【0044】この刺激手段3の映写手段31によると、
視覚,身体的動作を通じて心身を活性化する心身のケア
が行われる。前述のインタラクティブな連係は、利用者
Mの興味を喚起したり身体的トレーニングを行わせるの
に有効となる。
【0045】刺激手段3の音響手段32は、ケア室1に
入室した利用者Mに音を聞かせるもので、音を発声する
スピーカを主要部として各種の付属機器が接続されて構
成されている。この音響手段32は、ステレオ等の音効
システムの採用によって、音が臨場感を有するようにな
っている。
【0046】この刺激手段3の音響手段32によると、
聴覚を通じて心身を活性化する心身のケアが行われる。
前述の臨場感を有する音は、聴覚刺激を増幅する。
【0047】刺激手段制御部5のセンサ部51は、前述
のカメラの外に、ケア室1に入室した利用者Mに対する
映写手段31,音響手段32の刺激の状況を検出する各
種のセンサ類を備えている。センサ部51の検出信号
は、制御本体部52に送信される。
【0048】刺激手段制御部5の制御本体部52は、図
5に示すように、センサ部51の検出信号を受信する検
出信号受信部52aと、ケア室1に入室した利用者Mの
心身のケアのための刺激手段3の制御手順である刺激プ
ログラムF2を中央処理部6から受信するプログラム受
信部52bと、プログラム受信部52bが受信した刺激
プログラムF2に基づき検出信号受信部52aが受信し
たセンサ部51の検出信号をフィードバック,連係ソー
スとして刺激手段3の映写手段31,音響手段32の制
御を適正に実行する処理部52cと、処理部52cの制
御の実行を刺激手段3に指示する指示部52dとを備え
ている。
【0049】中央制御部6は、図3に示すように、デー
タベース部8との間で前述した環境プログラムF1,刺
激プログラムF2等のデータの読出し,書込みを行う読
書部61と、読書部61の読出し,書込みを指示して環
境プログラムF1,刺激プログラムF2等のデータの総
合等の各種の処理,演算を実行する処理部62と、読書
部61で読出されたデータ等を記憶するメモリ部63
と、操作盤7,ケア効果評価部9からの信号を受信する
受信部64と、処理部62で処理,演算された環境プロ
グラムF1等を環境調整手段制御部4に送信する第1の
送信部65と、処理部62で処理,演算された刺激プロ
グラムF2を刺激手段制御部5に送信する第2の送信部
66とを備えている。なお、この中央制御部6は、イン
ターネット等のコンピュータネットワークNに接続さ
れ、外部の各種システム(例えば、画像配信専門業者)
との連係で高度の環境プログラムF1,刺激プログラム
F2等を構成するデータを得ることができるようになっ
ている。
【0050】操作盤7は、図1に示すように、ケア室1
の内部に設備されて中央制御部6の受信部64に接続さ
れてなるもので、少なくとも識別コードの入力,身体的
特徴等の照合等により利用者Mを特定する端末が備えら
れている。
【0051】データベース部8は、図1に示すように、
少なくとも、中央制御部6によって検索,選択,更新さ
れる利用者プロファイルデータベース81,環境プログ
ラムデータベース82,刺激プログラムデータベース8
3,利用者入退室データベース84,ケア効果評価デー
タベース85,設備管理データベース86,課金管理デ
ータベース87を備えている。利用者プロファイルデー
タベース81は、利用者Mの個人ごとに、「識別コー
ド」,「氏名」,「痴呆の状態」,「必要とされる心身
のケアの内容」,「心身のケアの履歴」等が記録された
利用者プロファイルF3が集積されている。環境プログ
ラムデータベース82は、「痴呆の状態」に対応して環
境調整手段2を制御する複数のパターンの環境プログラ
ムF1が集積されている。刺激プログラムデータベース
83は、「痴呆の状態」に対応して刺激手段3を制御す
る複数のパターンの刺激プログラムF2が集積されてい
る。利用者入退室データベース84は、利用者Mの個人
ごとに、操作盤7の操作による利用者Mの特定に基づい
て、ケア室1の利用(入退室)の記録が集積されてい
る。ケア効果評価データベース85は、利用者Mの個人
ごとに、ケア効果評価部9の評価内容の記録が集積され
ている。設備管理データベース86は、中央制御部6か
ら環境調整手段制御部4,刺激手段制御部5に指示され
た制御内容から環境調整手段2,刺激手段3,二酸化炭
素除去機構20,脱臭機構30,空調機構40の動作履
歴を記録する。課金管理データベース87は、利用者M
の個人ごとに、中央制御部6から環境調整手段制御部
4,刺激手段制御部5に指示された制御内容から計算さ
れた利用者Mに請求すべき費用が記録されて集積されて
いる。
【0052】ケア効果評価部9は、図1,図6に示すよ
うに、ケア室1に入室して心身のケアを受けている利用
者Mの心身の状態を把握するもので、利用者Mに装着さ
れるセンサ部91と、心身のケアの効果を評価して中央
制御部6に送信する本体部92とを備えている。センサ
部91は、脈拍計,血圧計等からなる。本体部92は、
センサ部91の信号を受信する受信部92aと、ケア室
1に入室して心身のケアを受けている利用者Mの心身の
状態の問診結果やその他の検査等を入力する入力部92
bと、センサ部91からの信号と入力部92bからデー
タとから心身のケアの効果を評価する処理部92cと、
処理部92cの評価を中央制御部6の受信部64に送信
する送信部92dとを備えている。
【0053】この実施の形態による心身のケアでは、図
7に示すように、最初に利用者Mの特定が行われる。
【0054】利用者Mの特定は、ケア室1に入室した利
用者M本人または付添人による操作盤7の操作で行われ
る。利用者Mの特定のデータは、中央制御部6の処理部
62に送信される。中央制御部6の処理部62では、利
用者Mの特定のデータと読書部61で読出したデータベ
ース部8の利用者入退室データベース84のデータとを
比較し、重複利用,不正利用等をチェックする。利用者
Mの特定のデータが正規である場合には、中央制御部6
の処理部62が読書部61に対してデータベース部8の
利用者入退室データベース84に入室(利用開始)の記
録として書込ませる。利用者Mの特定のデータが不正で
ある場合には、中央制御部6の処理部62が警報等を発
する。
【0055】次ぎに、利用者プロファイルF3が検索さ
れる。
【0056】利用者プロファイルF3は、正規である利
用者Mの特定のデータに基づいて、中央制御部6の処理
部62が読書部61でデータベース部8の利用者プロフ
ァイルデータベース81から検索する。検索された利用
者プロファイルF3は、中央制御部6のメモリ部63に
書込まれる。
【0057】次ぎに、環境プログラムF1,刺激プログ
ラムF2が選択される。
【0058】環境プログラムF1,刺激プログラムF2
は、利用者プロファイルF3の「痴呆の状態」,「必要
とされる心身のケアの内容」に基づいて、中央制御部6
の処理部62が読書部61でデータベース部8の環境プ
ログラムデータベース82,刺激プログラムデータベー
ス83から適正なパターンのものを選択する。
【0059】次ぎに、新規のケアプログラムF4が作成
される。
【0060】ケアプログラムF4は、利用者プロファイ
ルF3の「心身のケアの履歴」を参考にし、中央制御部
6の処理部62が環境プログラムF1,刺激プログラム
F2を総合して作成する(図8参照)。なお、利用者プ
ロファイルF3の「心身のケアの履歴」の内容によって
は、環境プログラムF1,刺激プログラムF2がそのま
まケアプログラムF4となる。
【0061】次ぎに、ケアプログラムF4(環境プログ
ラムF1,刺激プログラムF2)が実行される。
【0062】ケアプログラムF4(環境プログラムF
1,刺激プログラムF2)は、中央制御部6の処理部6
2から第1の送信部65,第2の送信部66を通して環
境調整手段制御部4,刺激手段制御部5に送信される。
環境調整手段制御部4は、制御本体部42のプログラム
受信部42bで受信したケアプログラムF4(環境プロ
グラムF1)を処理部42c,指示部42dで環境調整
手段2,二酸化炭素除去機構20,脱臭機構30,空調
機構40の制御として実行する。刺激手段制御部5は、
制御本体部52のプログラム受信部52bで受信したケ
アプログラムF4(刺激プログラムF2)を処理部52
c,指示部52dで刺激手段3の制御として実行する。
【0063】ケアプログラムF4(環境プログラムF
1,刺激プログラムF2)が実行されると、環境調整手
段2の呼吸用気体供給手段21によって高濃度酸素の雰
囲気で心身が活性化され、環境調整手段2の気流形成手
段22により皮膚感覚を通じて心身が活性化され、環境
調整手段2の調香手段23により嗅覚を通じて心身が活
性化され、環境調整手段2のイオン調整手段24により
体のイオン調整を通じて心身が活性化され、環境調整手
段2のゆらぎ照明手段25により照明を通じて心身が活
性化され、刺激手段3の映写手段31により視覚,身体
的動作を通じて心身が活性化され、刺激手段3の音響手
段32により聴覚を通じて心身が活性化される。そし
て、これ等の心身の活性化は、互いに抑制することなく
相乗される。また、これ等の心身の活性化は、利用者M
の「痴呆の状態」,「必要とされる心身のケアの内
容」,「心身のケアの履歴」等に対応した固有のケアプ
ログラムF4(環境プログラムF1,刺激プログラムF
2)に基づいて行われる。従って、心身の活性化が飛躍
的に促進され、心身のケアが充分に行われることにな
る。
【0064】次ぎに、ケアプログラムF4(環境プログ
ラムF1,刺激プログラムF2)の実行の適正が検査さ
れ調整される。
【0065】ケアプログラムF4(環境プログラムF
1,刺激プログラムF2)の実行は、環境調整手段制御
部4のセンサ部41と刺激手段制御部5のセンサ部51
によって監視され、環境調整手段制御部4の制御本体部
42の処理部42cと刺激手段制御部5の制御本体部5
2の処理部52cとによって調整される。
【0066】次ぎに、ケアプログラムF4(環境プログ
ラムF1,刺激プログラムF2)の実行の効果が評価さ
れる。
【0067】ケアプログラムF4(環境プログラムF
1,刺激プログラムF2)の実行の効果は、ケア効果評
価部9の処理部92cでセンサ部91からの信号と入力
部92bからデータとから心身のケアの効果として評価
される。この評価については、中央制御部6の処理部6
2が読書部61に対してデータベース部8のケア効果評
価データベース85に評価の記録として書込ませる。こ
のデータベース部8のケア効果評価データベース85に
書込まれた評価の記録は、医学的診断,研究用資料とし
て利用される。
【0068】次ぎに、ケアプログラムF4(環境プログ
ラムF1,刺激プログラムF2)を修正する。
【0069】ケア効果評価部9によるケアプログラムF
4(環境プログラムF1,刺激プログラムF2)の実行
の効果の評価が低い場合には、ケアプログラムF4(環
境プログラムF1,刺激プログラムF2)のその後の内
容が修正される(図8参照)。なお、ケア効果評価部9
の評価が高い場合には、ケアプログラムF4(環境プロ
グラムF1,刺激プログラムF2)が修正されることは
ない。
【0070】次ぎに、修正されたケアプログラムF5
(環境プログラムF1,刺激プログラムF2)が続行さ
れて終了する。
【0071】ケアプログラムF4,5(環境プログラム
F1,刺激プログラムF2)の実行が終了すると、中央
制御部6の処理部62が読書部61に対してデータベー
ス部8の利用者入退室データベース84に退室(利用終
了)の記録として書込ませる。また、データベース部8
の設備管理データベース86には、設備の保守管理に使
用するために、環境調整手段2,刺激手段3,二酸化炭
素除去機構20,脱臭機構30,空調機構40の動作履
歴の記録が書込まれる。また、データベース部8の課金
管理データベース87には、利用費用の決算に使用する
ために、計算された利用者Mに請求すべき費用の記録が
書込まれる。
【0072】この実施の形態による心身のケアによる
と、環境調整手段2,刺激手段3,二酸化炭素除去機構
20,脱臭機構30,空調機構40がほとんど自動的に
制御されるため、運用が容易となる。
【0073】以上図示した実施の形態の外に、ケアプロ
グラムF4,5(環境プログラムF1,刺激プログラム
F2)を変更することにより、心身を安定化,沈静化さ
せるリラグゼーションや、心身を安定化,沈静化させさ
らに高度の充足感を与えるヒーリングや、運動で心身を
活性化させるトレーニング等の心身のケアを行うことも
可能である。
【0074】さらに、ケア室1を広域分散化してデータ
ベース部8が共有化してコンピュータネットワークNに
接続することも可能である。この実施の形態によると、
広域分散化したケア室1を集中管理することができる。
【0075】
【発明の効果】 以上のように、本発明に係る心身ケア
システムは、環境調整手段,刺激手段の2系統で相乗さ
せて心身を活性化させるため、心身のケアを充分に行う
ことができる効果がある。
【0076】また、環境調整手段,刺激手段に環境調整
手段制御部,刺激手段制御部,中央制御部を連係させデ
ータベース部に集積された環境プログラム,刺激プログ
ラム,利用者プロファイルに基づいて制御するため、運
用が容易になる効果がある。
【0077】さらに、請求項2として、過去の心身のケ
アを参考にして適正なケアプログラムが作成されるた
め、心身のケアをより充分に行うことができる効果があ
る。
【0078】さらに、請求項3として、行われている心
身のケアの有効性が確認されるため、心身のケアをより
充分に行うことができる効果がある。
【0079】さらに、請求項4として、行われている心
身のケアの有効性の確認に基づいてケアプログラムが適
正に修正されるため、心身のケアをより充分に行うこと
ができる効果がある。
【0080】さらに、請求項5として、空調,照明を通
してケア室の内部の環境が調整され心身の活性化が促進
されるため、心身のケアをより充分に行うことができる
効果がある。
【0081】さらに、請求項6として、人間の視覚,聴
覚を通して利用者に刺激が加えられ心身を活性化が促進
されるため、心身のケアをより充分に行うことができる
効果がある。
【0082】さらに、請求項7として、広域分散化した
ケア室が接続されてデータベース部が共有化されるた
め、広域分散化したケア室を集中管理することができる
効果がある。
【0083】さらに、請求項8として、外部の専門業者
からコンピュータネットワークを通して刺激プログラム
を構成するデータの配信を受けるため、高度の刺激プロ
グラムを構成することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る心身ケアシステムの実施の形態
を示す全体の制御構成図である。
【図2】 図1の要部の詳細図である。
【図3】 図1の一部のブロック図である。
【図4】 図1の他の一部のブロック図である。
【図5】 図1の他の一部のブロック図である。
【図6】 図1の他の一部のブロック図である。
【図7】 図1の制御のフローチャートである。
【図8】 図1におけるプログラムの構成図である。
【符号の説明】
1 ケア室 2 環境調整手段 3 刺激手段 4 環境調整手段制御部 5 刺激手段制御部 6 中央制御部 8 データベース部 9 ケア効果評価部 F1 利用者プロファイル F2 環境プログラム F3 刺激プログラム F4 ケアプログラム F5 修正されたケアプログラム M 利用者 N コンピュータネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 光博 東京都港区高輪3丁目26番33号 三菱電機 冷熱プラント株式会社内 (72)発明者 佐藤 大樹 東京都港区高輪3丁目26番33号 三菱電機 冷熱プラント株式会社内 (72)発明者 河野 潤 東京都港区高輪3丁目26番33号 三菱電機 冷熱プラント株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1人の利用者が入室できる容
    積が区画されたケア室と、ケア室に設備されケア室の内
    部の環境を調整する環境調整手段と、環境調整手段を制
    御する環境調整手段制御部と、ケア室に設備されケア室
    に入室した利用者に刺激を加える刺激手段と、刺激手段
    を制御する刺激手段制御部と、ケア室に入室した利用者
    の心身のケアのための環境調整手段制御部の制御手順で
    ある環境プログラムと、ケア室に入室した利用者の心身
    のケアのための刺激手段制御部の制御手順である刺激プ
    ログラムと、利用者に必要とされる心身のケアが記録さ
    れた利用者プロファイルと、複数の環境プログラム,刺
    激プログラムと利用者個人ごとの利用者プロファイルと
    が検索,選択可能に集積されたデータベース部と、ケア
    室に入室した利用者の利用者プロファイルをデータベー
    ス部から検索し利用者に適応する環境プログラム,刺激
    プログラムをデータベース部から選択して環境調整手段
    制御部,刺激手段制御部に送信する中央制御部とを備え
    てなる心身ケアシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1の心身ケアシステムにおいて、
    利用者プロファイルは心身のケアの履歴が記録され、中
    央制御部は検索した利用者プロファイルに記録されてい
    る心身のケアの履歴に基づいて選択した環境プログラ
    ム,刺激プログラムを総合して新規のケアプログラムを
    作成することを特徴とする心身ケアシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2の心身ケアシステムに
    おいて、ケア室に入室して心身のケアを受けている利用
    者の心身の状態を把握して心身のケアの効果を評価する
    ケア効果評価部を備えたことを特徴とする心身ケアシス
    テム。
  4. 【請求項4】 請求項3の心身ケアシステムにおいて、
    中央処理部はケア効果評価部の評価に基づいて先に作成
    されたケアプログラムを修正することを特徴とする心身
    ケアシステム。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかの心身ケアシス
    テムにおいて、環境調整手段はケア室の空気の調整と照
    明の調整とを行うものであることを特徴とする心身ケア
    システム。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかの心身ケアシス
    テムにおいて、刺激手段は人間の視覚,聴覚を通して刺
    激を加えるものであることを特徴とする心身ケアシステ
    ム。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかの心身ケアシス
    テムにおいて、中央制御部はデータベース部を共通化し
    てコンピュータネットワークに接続されていることを特
    徴とする心身ケアシステム。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかの心身ケアシス
    テムにおいて、中央制御部はコンピュータネットワーク
    に接続され外部から刺激プログラムを構成するデータの
    配信を受けることを特徴とする心身ケアシステム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009011582A (ja) * 2007-07-05 2009-01-22 Tokyo Denki Univ 可視光照明用遠隔制御システム
GB2533427A (en) * 2014-12-19 2016-06-22 Gen Electric Method and system for providing a personalized experience to a user in a medical environment
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