JP2002286157A - 圧力調整機能付き開閉弁 - Google Patents

圧力調整機能付き開閉弁

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JP2002286157A
JP2002286157A JP2001085255A JP2001085255A JP2002286157A JP 2002286157 A JP2002286157 A JP 2002286157A JP 2001085255 A JP2001085255 A JP 2001085255A JP 2001085255 A JP2001085255 A JP 2001085255A JP 2002286157 A JP2002286157 A JP 2002286157A
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pressure
pressure chamber
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main valve
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JP2001085255A
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English (en)
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Kazuo Hiraishi
一男 平石
Taisuke Toyoshige
泰輔 豊榮
Shigeru Kubozono
茂 久保園
Yoshinaga Matsufuji
能長 松藤
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧力調整弁による圧力調整と開閉弁による給
水の断/続を別ユニットで行っていたので、装置全体の
大型化につながり、特に衛生洗浄装置などへ組み込む場
合、装置全体の設計の自由度が阻害されていた。 【解決手段】 主弁体15と一体に形成され外周部に配
設されたテーパ部11aを持つ弁棒11と、前記テーパ
部11aと隙間部9を形成する弁機構本体10と、前記
弁棒11端部と前記弁機構本体10によって形成される
第2の圧力室12と、前記第2の圧力室12から前記隙
間部9と前記第1の圧力室4へ連通する弁棒11の軸方
向に形成された圧力導入路14と、前記第1の圧力室4
に前記主弁体15を前記主弁座29へ付勢するバネ5を
備えることで圧力調整と開閉弁を一つのユニットで構成
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、弁本体の流入路側
に作用する1次側の流体圧力が変動しても常に流出路側
に向けて一定の圧力を供給する圧力調整機能付き開閉弁
に関し、特に用便後の人体局部を洗浄する衛生洗浄装置
を始めとする各種機器に適用される圧力調整機能付き開
閉弁に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、圧力調整機能付き開閉弁としては
図1に示されるような構造のものがあった。かかる圧力
調整機能付き開閉弁は、給水上流側に圧力を調整するべ
く圧力調整弁を、下流側に給水を断/続すべく電磁弁
を、それぞれ別ユニットで備えており、電磁弁に通電す
ることにより給水の断/続がなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記装置で
は、圧力調整弁による圧力調整と開閉弁による給水の断
/続を別ユニットで行っていたので、装置全体の大型化
につながり、特に衛生洗浄装置などへ組み込む場合、装
置全体の設計の自由度が阻害され、材料費等のコストア
ップが招来されてしまうという問題があった。
【0004】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、本発明の目的は、給水源からの給水圧の変
動に影響されることなく圧力調整が行える圧力調整機能
付き開閉弁に関するもので、小型で安価な圧力調整機能
付き開閉弁を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】第一の発明は、主に衛生
洗浄装置などに組み込まれる圧力調整機能付き開閉弁
で、主弁座を開/閉するための閉止受圧型の主弁体と、
流入、流出流路と、前記主弁体と蓋体によって形成され
る第1の圧力室と、前記第1の圧力室と流入路側を連通
する圧力導入路と、前記第1の圧力室から外部へ連通す
る流路と、外部への流体の流出を断/続するため前記流
路を開閉する手段を備えた開閉弁において、前記主弁体
と一体に形成され外周部に配設されたテーパ部を持つ弁
棒と、前記テーパ部と前記隙間部を形成する弁機構本体
と、前記弁棒端部と前記弁機構本体によって形成される
第2の圧力室と、前記第2の圧力室から前記隙間部と前
記第1の圧力室へ連通する弁棒の軸方向に形成された圧
力導入路と、前記第1の圧力室に前記主弁体を前記主弁
座へ付勢するバネを備えることを特徴としている。
【0006】この構成によれば、給水源からの給水圧の
変動に影響されることなく圧力調整が行うことが可能
で、小型で安価な圧力調整機能付き開閉弁を構成するこ
とができる。
【0007】第二の発明は、主弁体がダイヤフラム弁
で、シート部が可撓性材料と剛体で構成されてなること
を特徴としている。
【0008】この構成によれば、止水時、主弁体のシー
ト部の主弁座への当接に対して、強度的に補強され、よ
り信頼性の高い主弁体を構成することが出来る。
【0009】第三の発明は、主弁体がダイヤフラム弁
で、コンボリューション部が可撓性材料と基布によって
構成されてなることを特徴としている。
【0010】この構成によれば、ダイヤフラムコンボリ
ューション部への受圧に対して、強度的に補強され、よ
り信頼性の高い主弁体を構成することが出来る。
【0011】第四の発明は、主弁体が弁棒と弁棒上部に
形成されたねじに係留されるワッシャーによって挟持さ
れて構成されてなることを特徴としている。
【0012】この構成によれば、より確実に主弁体と弁
棒を固定することが出来る。
【0013】第五の発明は、第1の圧力室への圧力導入
路の径より小さい径のピンが蓋体に形成されたことを特
徴としている。
【0014】この構成によれば、ピンと圧力導入路孔を
相対的に動作させることにより、圧力導入路へ侵入した
異物等を除去し、通水路の詰まりなどに起因する不具合
を防止し、より信頼性の高い圧力調整機能付き開閉弁と
することが出来る。
【0015】第六の発明は、蓋体に調整機構を設けて前
記バネの付勢力を可変させてなることを特徴としてい
る。
【0016】この構成によれば、バネの付勢力を調整す
ることで、所望の調整圧に設定することができ、より使
い勝手のよい圧力調整機能付き開閉弁とすることが出来
る。
【0017】第七の発明は、弁棒外周部に設けられた溝
部と弁棒下部の間のシール部材がUパッキンによって構
成されてなることを特徴としている。
【0018】この構成によれば、主弁体のストロークが
小さい位置においてはバネの付勢力の影響がないため、
低圧時に圧力損失の小さい圧力調整機能付き開閉弁とす
ることができる。
【0019】第八の発明は、弁棒外周部に設けられた溝
部と弁棒下部の間のシール部材がUパッキンによって構
成されてなることを特徴としている。
【0020】この構成によれば、Oリングなどの部材と
比較して、流入路側と第2の圧力室側を確実に分割シー
ルし、より摺動抵抗を小さくすることで弁の応答性をよ
くすることが出来る。
【0021】第九の発明は、主弁体のダイヤフラム弁が
二重のダイヤフラム弁によって構成されてなることを特
徴としている。
【0022】この構成によれば、ダイヤフラムにより安
定した受圧をさせることができるため、バイブレーショ
ン等に対してより安定した圧力調整機能付き開閉弁とす
ることができる。また、一方のダイヤフラムが圧力等に
より破損しても、流入路側から流出路側へ流出すること
はなく、信頼性の高い圧力調整機能付き開閉弁とするこ
とが出来る。
【0023】第十の発明は、第1の圧力室から外部への
流体の流出を断/続するため、連通流路を開閉する手段
として電磁弁を用いてなること特徴としている。
【0024】この構成によれば、人体などの存在の有無
をセンサーなどの検出手段によって検出し、その検出結
果を電気的な信号を電磁弁に入力することによって給水
の断/続を行うことができる。
【発明の実施の形態】本発明の内容をより理解しやすく
する為、以下に図示の実施例に基づいて説明する。
【0025】
【実施例】図1は従来の一般的な圧力調整機能付き開閉
弁の実施例である。圧力調整弁1と開閉弁2が別ユニッ
トとして構成されている。図2は本発明の圧力調整機能
付き開閉弁の実施例である。図3は本発明の圧力調整機
能付き開閉弁において、バネ5の付勢力を調整部30に
よって調整可能とした場合の実施例である。図4は本発
明の圧力調整機能付き開閉弁において、圧力導入路孔1
4aへ異物の詰まりを防止するためにピン34を挿入し
た場合、及び、二重ダイヤフラム35を用いた場合の実
施例である。
【0026】まず、図2に示す実施例から述べる。図2
は本発明の一実施形態に係る圧力調整機能付き開閉弁を
示す断面図である。
【0027】上記装置は、例えば、給水源側から逆止
弁、貯湯タンク付き熱交換器、吐水孔切替弁、吐水ノズ
ル(いずれも図示しない)の順で各部を配設した構成の
衛生洗浄装置において、上記逆止弁と熱交換器の間に介
在させ、給水源側からの給水圧力を調整して熱交換器に
与える装置として用いられる。
【0028】図2で示される装置は、図1での圧力調整
弁1と開閉弁2の構成を1ユニットで構成したもので、
主弁体15であるダイヤフラム弁と弁棒11からなり、
ワッシャー31によって固定されている。主弁体15は
主弁体収納室32の中央に縦方向略円筒形状に形成され
た主弁座29に着座し、主弁体15の外周部を弁機構本
体10と蓋体27の間に固定されており、図2の主弁体
シート部15aは縦方向に動作可能となっている。ま
た、前記主弁体15のシート部15aとコンボリューシ
ョン部15bには強度的に補強するためそれぞれ金属の
板15cと基布がインサート成形されて構成されてい
る。
【0029】主弁体収納室32は図2の縦方向に沿って
略円筒状に形成されており、主弁座29中央部には側面
左側から流入路7に連通し、主弁座29下部で、弁棒1
1と第2の圧力室12を形成している。また、側面右側
は流出路16に連通し、主弁体15上部においては蓋体
27との間に第1圧力室4を形成している。
【0030】第1の圧力室4は、弁棒11の軸方向に形
成された圧力導入路14によって第2の圧力室12に連
通しており、圧力導入路孔14aが主弁体15の上部に
開口している。前記圧力導入路14は弁棒11中央部に
形成されたテーパ部11aと弁機構本体10の段部10
aによって形成された隙間部9に、流路8によって連通
している。このとき前記流路8の流路面積は圧力導入路
14の流路面積よりも小さく構成されている。また、主
弁体15上部のワッシャー31と蓋体27の間にはバネ
5が配設されている。さらに第1圧力室4には外部へ連
通する流路17を備えており、第1圧力室4から外部へ
の給水を断/続するための手段として電磁弁20が配設
されている。
【0031】一方、第2の圧力室12は、弁棒11下部
と弁機構本体10の主弁座29下部において、弁棒11
下部の外周部分に取り付けられたパッキン28によっ
て、流入路側とを圧力的に分割して形成されている。
【0032】第1の圧力室4から外部への給水を断/続
を行うための電磁弁20は、ヨーク25とコイル24と
ポールコア22とバネ23とプランジャ21の先端にシ
ート弁体19とを備える。
【0033】ヨーク25は、円筒形状を呈していて、開
口部には固定用のフランジ25aを有しており、蓋体2
7の部位に取り付けねじなどによって固定されている。
ポールコア22は断面が円筒形状を呈していて、中央部
にバネ23の一端が当接されている。プランジャ21は
円筒形を呈し、その一方に円筒形状の穴21aをガイド
としてバネ23を当接し、常にプランジャ21を弁座1
8方向に付勢しており、ポールコア22と嵌合すること
によってポールコア22とともに1本の円柱を形成する
ようポールコア22の断面形状に対応した断面形状とな
っている。他端にはシート弁体19が配設されており、
シート弁体19は弁座18に形成される流路孔17aを
塞ぐため、可撓性を有する部材であり第1圧力室4と外
部との間を遮断する。コイル24はポールコア22及び
プランジャ21と同心状にヨーク25内に配設されてお
り、通電により励磁されているとき(以下「オンの時」
と略記する)だけ、プランジャ21をバネ23の付勢力
に抗してポールコア22側に引き寄せる。この結果、シ
ート弁体19が弁座18から離座して流路孔17aが開
き、流路33を経て外部へ給水されることとなる。一
方、通電が停止したとき(以下「オフの時」と略記す
る)には、プランジャ21はバネ23の付勢力によりシ
ート弁体19を弁座18に押しつけられ、給水は止ま
る。
【0034】次に上記構成における各部の動作を説明す
る。
【0035】まず、任意の状態における上記圧力調整機
能付き開閉弁の主弁体15に作用する圧力による力を式
で表す。
【0036】流入路7側の圧力をP1、流出路16側の
圧力をP2、第1の圧力室4の圧力をP3、第2の圧力
室12の圧力をP4とし、第1の圧力室4での主弁体1
5の受圧面積をA3、主弁座29の受圧面積をA2、第
2の圧力室12の受圧面積をA1とし、バネ力をf、及
び下向きに作用する力を正とすると、主弁体に作用する
力Fは次式で表される。 F=P3A3−P1(A2−A1)−P4A1−P2(A3−A2)+f …式 で表される。
【0037】電磁弁20がオフのとき、シート弁体19
が弁座18に着座して第1の圧力室4と外部は遮断さ
れ、圧力導入路14と流路8との間が連通しているた
め、流入路7側からの圧力P1は圧力導入路14から第
1の圧力室4に流入しており、第1の圧力室4の圧力P
3は流入路7側圧力P1と等しくなっている。また、第
2の圧力室12の圧力P4は、圧力導入路14と流路8
とが連通しているため、流入路7側からの圧力が流入し
ており、流入路7側圧力と等しくなっている。流出路1
6側圧力は0である。また、バネ5は主弁体15に初期
撓み状態で当接しており、付勢力f0が作用している。
【0038】上記より、P2=0、P3=P4=P1、
f=f0、となるため、式に左記を代入すると、主弁
体15に作用する力F=止水力=P1(A3−A2)+
f0で表される。
【0039】この状態で、電磁弁20がオンすると、プ
ランジャ21がバネ23の付勢力に抗してコイル24の
励磁によってポールコア22に引き寄せられて保持さ
れ、シート弁体19が弁座18から離座して流路孔17
aが開く。これにより第1の圧力室内4の水が流路孔1
7aから流路33を経て外部へ流出することとなり、第
1の圧力室4の圧力P3は瞬間的に外部の圧力と略等し
くなる。第2の圧力室12の圧力P4も圧力導入路14
があるため第1の圧力室の圧力P3に等しくなる。バネ
力fはf0が作用している。
【0040】上記より、P2=0、P3≒P4≒0、f
=f0となるため、式に左記を代入すると主弁体15
に作用する力F=−P1(A2−A1)+f0となる。
A3>A1、かつ−P1(A2−A1)>f0で設定さ
れているので、これは上向きの力が作用することを意味
している。これにより、主弁体15は主弁座29から離
座するので、流入路側7と流出路側16は連通状態とな
り給水が始まる。
【0041】前記の状態で、流出路16側へ給水が始ま
ると主弁体15が押し上げられてバネ5は押し縮められ
て、流出路16側の圧力が予め設定された圧力P2にな
った位置でバランスするようにバネ付勢力fが設定され
ている。ここで、第1の圧力室4の圧力P3と第2の圧
力室12の圧力P4は圧力導入路14によって連通して
いるので等しくなる。また、主弁体15が押し上げられ
た分撓んだバネ5による付勢力fsが作用しており、各
部に作用する圧力による力とバランスしているので式
の右辺は0に等しくなる。
【0042】上記より、P1>P2≠0、P3≒P4、
f=fsとなるため、式に左記を代入すると、式は P3(A3−A1)−P1(A2−A1)−P2(A3
−A1)+fs=0 となるように設定されているので、流出路16側の圧力
は一定となる。
【0043】次に、オンしていた電磁弁20をオフする
と、それまでポールコア22に保持されていたプランジ
ャ21がバネ23に付勢力によって弁座18へ押しつけ
られ、これにより流路孔17aはシート弁体19が弁座
18に着座することによって完全に閉じられるので、第
1の圧力室4の圧力P3は流入路7側の圧力P1と等し
くなり、第2の圧力室12の圧力P4も流入路7側の圧
力P1に等しくなる。
【0044】上記より、P3=P1、f=fsとなるた
め、式に左記を代入すると主弁体15に作用する力F
=(P1−P2)(A3−A2)+fsで表される。こ
れは下向きの力が作用していることを意味しており、主
弁体15が下方向へ押し下げられていることを表してい
る。
【0045】したがって、主弁体15が主弁座29に着
座し、止水が完了するとP2=0、f=f0となるの
で、主弁全体15に作用する止水力は電磁弁20がオン
状態になる前の状態の止水力と等しく、P1(A3−A
2)+f0となる。
【0046】図3は主弁体15の動作方向に進退自在に
調整可能な調整部30を蓋体27に配設し第1の圧力室
4に配設されたバネ5の撓み量を調整することで流出路
16側の圧力P2の設定値を任意に調整できるようにし
た実施例を示す。
【0047】図4は蓋体26にピン34を配設し、ピン
34の一端を圧力導入路孔14aに挿入し、主弁体15
との相対動作を行わせることにより、圧力導入路14へ
の異物等の侵入による不具合を防止した実施例を示す。
また、第1の圧力室4に配設されたバネ5の自然長を主
弁体15の長さよりも短くし、流入路7側の圧力が低圧
で主弁体15が十分に浮遊しない状態ではバネによる作
用力が0になるように構成された場合、及び、主弁体1
5として二重ダイヤフラム35を用いた場合の実施例を
示す。
【0048】図3、図4において、上記構成以外の各部
の構成及び機能については図2に示した装置各部の構成
及び機能と実質的には同一であるので、図2に示した装
置各部と同一の者には同一符号を付けてそれらの説明を
省略する。
【0049】なお、上述した内容は、あくまで本発明の
実施形態及び、それらの変形例に関するものであって、
本発明が上記内容にのみ限定されることを意味するもの
ではない。上記各実施形態及びそれらの変形例に係る装
置は衛生洗浄装置以外にも種種の用途に適用可能であ
る。
【発明の効果】
【0050】以上説明したように、本発明によれば給水
源からの給水圧力の変動に影響されることなく圧力調整
が行える小型で安価な圧力調整機能付き開閉弁を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の圧力調整装置の実施例である。
【図2】 本発明の圧力調整機能付き開閉弁の実施例で
ある。
【図3】 本発明の圧力調整機能付き開閉弁において、
バネの付勢力を調整部によって調整可能とした場合の実
施例である。
【図4】 本発明の圧力調整機能付き開閉弁において、
圧力導入路孔の異物詰まりを防ぐためにピンを挿入した
場合、及び、二重ダイヤフラムを用いた場合の実施例で
ある。
【符号の説明】
1…圧力調整弁 2…開閉弁 3…受圧体 4…第1の圧力室 5…バネ 6…蓋体 7…流入路 8…流路 9…隙間部 10…弁機構本体 10a…段部 11…弁棒 11a…テーパ部 12…第2の圧力室 13…圧力導入路 14…圧力導入路 14a…圧力導入路孔 15…主弁体 15a…シート部 15b…コンボリューション部 15c…金属の板 16…流出路 17…流路 17a…流路孔 18…弁座 19…シート弁体 20…電磁弁 21…プランジャ 21a…ガイド穴 22…ポールコア 23…バネ 24…コイル 25…ヨーク 25a…フランジ部 26…蓋体 27…蓋体 28…パッキン 29…主弁座 30…調整部 31…ワッシャー 32…主弁収納部 33…流路 34…ピン 35…二重ダイヤフラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松藤 能長 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 Fターム(参考) 2D038 JB05 3H055 AA05 AA22 CC03 CC12 DD22 EE05 3H056 AA07 BB32 CA08 CB03 CC12 CD01 GG05 GG11 5H316 AA07 BB08 DD11 DD12 EE02 EE10 EE12 EE20 JJ07 JJ14 KK02 LL05

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主弁座を開/閉するための閉止受圧型の
    主弁体と、流入、流出流路と、前記主弁体と蓋体によっ
    て形成される第1の圧力室と、前記第1の圧力室と流入
    路側を連通する圧力導入路と、前記第1の圧力室から外
    部へ連通する流路と、外部への流体の流出を断/続する
    ため前記流路を開閉する手段を備えた開閉弁において、
    前記主弁体と一体に形成され外周部に配設されたテーパ
    部を持つ弁棒と、前記テーパ部と前記隙間部を形成する
    弁機構本体と、前記弁棒端部と前記弁機構本体によって
    形成される第2の圧力室と、前記第2の圧力室から前記
    隙間部と前記第1の圧力室へ連通する弁棒の軸方向に形
    成された圧力導入路と、前記第1の圧力室に前記主弁体
    を前記主弁座へ付勢するバネを備えることを特徴とする
    圧力調整機能付き開閉弁。
  2. 【請求項2】 前記開閉弁は、主弁体がダイヤフラム弁
    で、シート部が可撓性材料と剛体で構成されてなること
    を特徴とする請求項1の圧力調整機能付き開閉弁。
  3. 【請求項3】 前記開閉弁は、主弁体がダイヤフラム弁
    で、コンボリューション部が可撓性材料と基布によって
    構成されてなることを特徴とする請求項1乃至2の圧力
    調整機能付き開閉弁。
  4. 【請求項4】 前記開閉弁は、主弁体が弁棒と弁棒上部
    に形成されたねじに係留されるワッシャーによって挟持
    されてなることを特徴とする請求項1乃至3の圧力調整
    機能付き開閉弁。
  5. 【請求項5】 前記開閉弁は、第1の圧力室への圧力導
    入路の径より小さい径のピンが蓋体に形成されたことを
    特徴とした請求項1乃至4の圧力調整機能付き開閉弁。
  6. 【請求項6】 前記開閉弁は、蓋体に調整機構を設けて
    前記バネの付勢力を可変させてなることを特徴とする請
    求項1乃至5の圧力調整機能付き開閉弁。
  7. 【請求項7】 前記開閉弁は、主弁体が主弁座に着座し
    たときにバネの作用力が0になるように設定されている
    ことを特徴とする請求項1乃至6の圧力調整機能付き開
    閉弁。
  8. 【請求項8】 前記開閉弁は、弁棒外周部に設けられた
    溝部と弁機構本体の間にあるシール部材がUパッキンに
    よって構成されてなることを特徴とする請求項1乃至7
    の圧力調整機能付き開閉弁。
  9. 【請求項9】 前記開閉弁は、主弁体のダイヤフラム弁
    が二重のダイヤフラム弁によって構成されてなることを
    特徴とする請求項1乃至8の圧力調整機能付き開閉弁。
  10. 【請求項10】 前記開閉弁は、第1の圧力室から外部
    への給水を断/続するため、連通流路を開閉する手段と
    して電磁弁を用いてなることを特徴とする請求項1乃至
    9の圧力調整機能付き開閉弁。
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