JP2002286009A - 拡開アンカーの製造方法 - Google Patents

拡開アンカーの製造方法

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JP2002286009A
JP2002286009A JP2001089665A JP2001089665A JP2002286009A JP 2002286009 A JP2002286009 A JP 2002286009A JP 2001089665 A JP2001089665 A JP 2001089665A JP 2001089665 A JP2001089665 A JP 2001089665A JP 2002286009 A JP2002286009 A JP 2002286009A
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信行 濱谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 引き抜き強度を大きくできる拡開アンカーを
提供することを課題とする。 【解決手段】 アンカーの先端部1に形成される凹部1
1が、軸方向Lへの押圧力を受けることにより、パイプ
材の外周面側が縮小した楔形か、もしくは完全に縮小さ
れた線状の溝に変形がなされる。これにより、先端部1
の拡開の際に必要な、凹部11を形成する工程を経つ
つ、凹部11のうち基材に対して接触しない部分を極力
無くすことができ、アンカーの引抜き強度を大きくする
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、コンクリート等
の基材に対して、各種金具等の被固定物を取り付け、固
定する際に使用する拡開アンカーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のアンカーの使用方法を示
す説明図である。図5(A)が基材に設けられた下孔に
このアンカーをセットした状態を示し、図5(B)がア
ンカーを固定した状態を示す。このアンカーの使用方法
を説明すると、まず、あらかじめドリル等によって基材
101に設けた下孔102に、アンカー本体103をセ
ットする。そして、ピン104をハンマー等によって打
撃して、アンカー本体103の先端側に向けて打ち込む
ことにより、ピン104の先端部がスリット105に強
制的に嵌入し、拡開片106を拡開させ、アンカー本体
103が基材101に固定される。そして同時に、被固
定物107も基材101に固定される。
【0003】図6は、従来のアンカーの製造方法の一例
を示すものである。まず、図6(A)に示すようなパイ
プ材201を用意する。次に、図6(B)に示すよう
に、上型202と下型203を使用してプレス機械等に
より軸方向に力を加えて、先端部204が所定の形状に
成形される。下型203は、図6(C)に示した通り、
型の下方内部に、上下方向に長条の突条部203aが、
それぞれ直角の方向に4つ設けられている。これらの突
条部203aによって、軸部205の先端部204に、
その上下方向に長条の凹部204aが、図6(E)に示
した通り、突条部203aと対応する位置に4つ形成さ
れる。これらの凹部204aによって、軸部205内部
の中空部206が、先端部204の部分において押しつ
ぶされた状態となり、その内径が縮小され、図7(B)
に示すような形状となる。
【0004】その後、図6(D)に示すように、上型2
07と下型203によって、軸部205に下方向への圧
力が加えられ、頭部208の成形が行われる。そして、
中空部206内にピン209を挿入することによって、
図6(F)及び図7(A)に示した通りのアンカーが完
成する。
【0005】図7(B)は、前記方法により製造された
従来のアンカーの先端側の拡大端面図である。このアン
カーの使用の際は、前記と同様にして、ハンマー等でピ
ン209を軸部205に打ち込む。これによって、ピン
209の先端が、潰された中空部206内に嵌入し、先
端部204に破断が生じる。この破断は、図7(B)の
仮想線P、Qに沿って生じ、且つ軸部205の長手方向
に沿って破断線が延びることになる。これによって、先
端部204が拡開して、アンカーが基材に固定される。
【発明が解決しようとする課題】
【0006】しかし、この従来の製造方法によるアンカ
ーにおいては、拡開時に、凹部204aの部分が基材に
対して接触しないため、その部分はアンカーの引抜き強
度に寄与しなかった。特に先端部204に、基材に対し
ての食いつきを良くする効果をねらって、雄ねじや環状
の凸状部(図5に示すもの)が設けられている場合にお
いては、この凹部204aの部分でそれらが途切れるた
めに、効果が十分に発揮されていなかった。しかしなが
ら、中空部206の破断を図7(B)の仮想線P、Qに
沿って生じさせるためには、中空部206を図7(B)
の形状にする必要があり、そのために凹部204の形成
という工程が必要であった。そこで本願発明はこの点に
鑑み、この凹部204aの形成の工程を経つつ、引き抜
き強度も大きくできる拡開アンカーの製造方法を提供す
ることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本願の第1の発明は、先端部1に拡開部分が形成
された、中空筒状のアンカー本体2を備える拡開アンカ
ーの製造方法において、アンカー本体2の材料である、
所定長さのパイプ材の外周部の軸方向所定範囲に対し
て、凹部11が形成される工程と、中空部12と凹部1
1とが共に縮小される工程とを含むことを特徴とする、
拡開アンカーの製造方法を提供する。
【0008】また、本願の第2の発明は、第1の発明に
係る拡開アンカーボルトの凹部11が塑性変形により形
成される工程と、パイプ材の軸方向Lへの圧縮が行われ
ることにより、パイプ材の外径を縮小することなく、中
空部12と凹部11とが共に縮小される工程とを含むこ
とを特徴とする拡開アンカーボルトの製造方法を提供す
る。
【0009】また、本願の第3の発明は、第1の発明に
係る拡開アンカーボルトの凹部11が塑性変形により形
成される工程と、パイプ材の径方向Dへの圧縮が行われ
ることにより、パイプ材の外径の縮小を伴い、中空部1
2と凹部11とが共に縮小される工程とを含むことを特
徴とする拡開アンカーボルトの製造方法を提供する。
【0010】次に、図面と共に本願発明の実施の形態に
ついて説明する。図1は、本願発明の実施の形態に係る
アンカーの製造工程を示すものである。なお、図1で
は、アンカーの基端部を下に、先端部を上に記載してい
る。この実施の形態は、パイプ材の外径を縮小させるこ
となく、先端の軸方向所定範囲に拡開部分を形成するも
のである。
【0011】まず、素材として、所定長さにカットされ
た金属製のパイプ材を用意する。次に、図1(B)に示
すように、プレス鍛造等により基端部3を形成する。基
端部3は、後にねじ等が形成される部分である。基端部
3の断面形状は、円形のままでもよく、あるいは多角形
としてもよく、自由に形成できる。そして、このパイプ
材の先端部1の軸方向外周面に、それぞれ直角の方向に
4つの突起が設けられた金型を押し当てて、塑性変形さ
せることにより、凹部11を形成する。これは、種々の
方法で行って良く、例えば従来のアンカーの製造方法と
同じく、図6(B)に示す下型203のような金型を用
いても良い。同時にパイプの中空部12もその圧力を受
けて、先端部1の内部において、図1(A)に示すよう
に、凹部11とそれぞれ45°ずれた位置で略十字形の
形状となるように変形がなされる。次に、この凹部11
の形成された先端部1に対して、図1(D)に示すよう
にして、軸方向Lに圧縮が行われる。これは、詳しくは
図2に示すような装置を用いる。
【0012】まず、ダイス41と支持ピン42に囲まれ
る部分に、前記凹部11を形成した素材10を基端部3
を下方向にして挿入する。この状態において、素材10
の先端部1はダイス41から突出している。その後、油
圧等により押さえピン43に押圧力を発生させることが
できる押圧体45を、図2(A)に示すように、素材1
0の上部に被せるようにして、ダイス41上に固定す
る。そして、図2(B)に示すように、押さえピン43
の押圧力により、先端部1を圧縮する。この時、内径が
素材10の外径と同一である、周囲押さえ44により、
素材10の先端部1は、外径を維持したまま圧縮され
る。この圧縮を施すことによって、凹部11は、押さえ
ピン43の押圧力の度合により異なるが、図1(C)に
示すように、パイプ材の外周面側が縮小された楔形か、
もしくは完全に縮小された線状の溝に変形がなされる。
これにより、基材に対して接触せず、アンカーの引抜き
強度に寄与しない先端部1の凹部11をほとんど無くす
ことができる。特に先端部1に、基材に対しての食いつ
きを良くする効果をねらって、雄ねじや環状の凸状部を
設ける場合においては、それらが途切れてしまう凹部1
1がほとんど無くなるために、効果が十分に発揮される
アンカーとできる。そのため、軸径が同じ場合、従来の
ものよりもアンカーの引抜き強度を大きくすることがで
きる。また、先端部1の中空部12についても、前記工
程にて変形した図1(A)に示す略十字形が更に変形さ
れ、図1(C)に示すように細い線状の空間が残る程度
にまで縮小がなされる。これにより、中空部12は後者
の方が小さいものになる。よって、この部分にピンを打
ち込んだ場合に、中空部12を押し広げ、先端部1に発
生する拡開力は、図1(C)に示すものの方が大きくな
り、これによってもアンカーの引き抜き強度を大きくす
ることができる。なお、この時の中空部12の拡大した
形状は、図7(B)に中空部206として示されたもの
と同じである。なお、周囲押さえ44の内径を調整する
ことにより、先端部1の加工後の外径については、自由
に設定することができる。
【0013】次に、拡開アンカーに各種の機能を付加す
るための加工を行う。例えば、図3に示すように、拡開
アンカーの先端部に穿孔機能を有する板状の超硬ドリル
刃5が固定されたものであって、自己穿孔機能を付加し
た、いわゆるセルフドリリングアンカーと呼ばれるもの
とするため、超硬ドリル刃5を取り付けるための足割り
溝13を、図1(E)及び(F)に示すように、先端部
1に行う。また、拡開をより容易に行うための足割り溝
14を、必要に応じて先端部1に切削加工により行う。
また、拡開アンカーの側面には、図3に示すような雄ね
じや、図1(F)に示すような、基材への食いつきを補
助するための環状の凸条部や、自己穿孔時の切り粉排出
用の螺旋溝を必要に応じて、切削や転造等の手段により
形成する。また、基端部3には、図1(F)に示すよう
な雄ねじや、雌ねじ・六角頭・すり割り溝等、ナットや
回転工具等の各種工具が取り付けられる形状に加工がな
される。これにより、アンカー本体2は完成され、その
後、付属のナットやピンを組み込んで拡開アンカー全体
が完成される。
【0014】なお、このアンカー本体2に付属させるナ
ットとピンについては、図3に示すように、袋ナット6
の上部にピン7の軸径よりも大きく、ピン7の頭部の径
よりも小さい穴61を設け、袋ナット6を逆回転させる
ことにより、ピン7をアンカー本体2から引き抜くこと
ができるようなものにしても良いし、そうではなく、通
常のナットのように、ピン7の頭部の径よりも大きい穴
を設けるものとしても良い。
【0015】また、本願発明の他の実施例として、前記
のように軸方向Lに圧縮を行うのではなく、径方向Dに
圧縮(絞り)を行う方法がある。これについて、説明す
る。
【0016】まず、素材として、所定長さにカットされ
た金属製のパイプ材を用意する。なお、この方法では、
軸径が縮小されて加工されるため、希望の径に仕上げる
ために、あらかじめ大きめの軸径のパイプ材を用いる。
次に、プレス鍛造等により基端部3を形成する。基端部
3は、後にねじ等が形成される部分である。基端部3の
断面形状は、円形のままでもよく、あるいは多角形とし
てもよく、自由に形成できる。そして、このパイプ材の
先端部1の軸方向外周面に、それぞれ直角の方向に4つ
の突起が設けられた金型を押し当てて、塑性変形させる
ことにより、凹部11を形成する。これは、種々の方法
で行って良く、例えば従来のアンカーの製造方法と同じ
く、図6(B)に示す下型203のような金型を用いて
も良い。また、パイプの中空部12もその圧力を受け
て、先端部1の内部において、図4(A)に示すよう
に、凹部11とそれぞれ45°ずれた位置で略十字形の
形状となるように変形がなされる。次に、図4(D)に
示すようにして、基端部3以外について径方向Dに圧縮
が行われ、軸が外径の縮小を伴い絞られる。この圧縮を
施すことによって、凹部11は、図4(C)に示すよう
に、線状の溝に変形がなされる。これにより、基材に対
して接触せず、アンカーの引抜き強度に寄与しない先端
部1の凹部11を無くすことができる。特に先端部1
に、基材に対しての食いつきを良くする効果をねらっ
て、雄ねじや環状の凸状部を設ける場合においては、そ
れらが途切れてしまう凹部11が無くなるために、効果
が十分に発揮されるアンカーとできる。そのため、軸径
が同じ場合、従来のものよりもアンカーの引抜き強度を
大きくすることができる。また、先端部1の中空部12
についても、前記工程にて変形した図4(A)に示す略
十字形が更に変形され、図4(C)に示すように細い線
状の空間が残る程度にまで縮小がなされる。これによ
り、中空部12は後者の方が小さいものになる。よっ
て、この部分にピンを打ち込んだ場合に、中空部12を
押し広げ、先端部1に発生する拡開力は、図4(C)に
示すものの方が大きくなり、これによってもアンカーの
引き抜き強度を大きくすることができる。なお、この時
の中空部12の拡大した形状は、図7(B)に中空部2
06として示されたものと同じである。
【0017】次に、図4(E)及び(F)に示すよう
な、超硬ドリル刃を取り付けるための足割り溝13や、
拡開をより容易に行うための足割り溝を、先端部1に切
削加工により行う。その他、拡開アンカーの側面には、
図3に示すような雄ねじや、図4(F)に示すような、
基材への食いつきを補助するための環状の凸条部や、自
己穿孔時の切り粉排出用の螺旋溝を必要に応じて、切削
や転造等の手段により形成する。また、基端部3には、
図4(F)に示すような雄ねじや、雌ねじ・六角頭・す
り割り溝等、ナットや各種工具が取り付けられる形状に
加工がなされる。これにより、アンカー本体2は完成さ
れ、その後、付属のナットやピンを組み込んで拡開アン
カー全体が完成される。
【0018】本願発明に係るアンカーにおいて、先端部
1の破断箇所は4つであるが、これについては、その数
に限定されるものではなく、2つ以上の数で自由に設定
して良い。また、各工程の順序についても、これまでに
説明したものに限られず、適宜入れ替えて実施して良
い。
【0019】
【発明の効果】前記に説明した方法により製造されたア
ンカーは、基材に対して接触せず、アンカーの引抜き強
度に寄与しない先端部の凹部をほとんど無くすことがで
きる。特に先端部に、基材に対しての食いつきを良くす
る効果をねらって、雄ねじや環状の凸状部が設けられて
いる場合においては、それらが途切れてしまう凹部がほ
とんど無くなるために、効果が十分に発揮されるアンカ
ーとできる。そのため、軸径が同じ場合、従来のものよ
りもアンカーの引抜き強度を大きくすることができる。
【0020】また、先端部の中空部についても、略十字
形が変形されて、細い線状の空間が残る程度にまで縮小
がなされる。よって、この部分にピンを打ち込んだ場合
に、先端部に発生する拡開力は後者の方が大きくなり、
これによってもアンカーの引き抜き強度を大きくするこ
とができる。
【0021】よって、本願第1の発明においては、アン
カー本体の先端部に凹部を形成する工程を経つつ、引き
抜き強度も大きくできる拡開アンカーを提供することが
できる。また、本願第2の発明においては、先端部の軸
径を縮小させずに、アンカー本体の先端部に凹部を形成
する工程を経つつ、引き抜き強度も大きくできる拡開ア
ンカーを提供することができる。また、本願第3の発明
においては、先端部の軸径を縮小を伴い、アンカー本体
の先端部に凹部を形成する工程を経つつ、引き抜き強度
も大きくできる拡開アンカーを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態に係るアンカーの製造工
程を示す図であり、(A)が第1の工程を示す先端側の
端面図、(B)が第1の工程を示す正面図、(C)が第
2の工程を示す先端側の端面図、(D)が第2の工程を
示す正面図、(E)が第3の工程を示す先端側の端面
図、(F)が第3の工程を示す正面図である。
【図2】本願発明の実施の形態に係るアンカーの製造工
程を示す図であり、(A)がアンカーの先端部を圧縮す
る前の装置の断面図であり、(B)がアンカーの先端部
を圧縮中の装置の断面図である。
【図3】本願発明の実施の形態に係るアンカーの完成状
態の一例を示す正面図である。
【図4】本願発明の他の実施の形態に係るアンカーの製
造工程を示す図であり、(A)が第1の工程を示す先端
側の端面図、(B)が第1の工程を示す正面図、(C)
が第2の工程を示す先端側の端面図、(D)が第2の工
程を示す正面図、(E)が第3の工程を示す先端側の端
面図、(F)が第3の工程を示す先端側の正面図であ
る。
【図5】従来のアンカーを示す図であり、(A)が基材
に設けられた下孔にアンカーをセットした状態を示す説
明図、(B)がアンカーを固定した状態を示す説明図で
ある。
【図6】従来のアンカーの製造工程を示す図であり、
(A)が素材であるパイプの正面図、(B)が第1の工
程を示す説明図、(C)が第1の工程における、下型に
設けられる突条部を示す断面図、(D)が第2の工程を
示す説明図、(E)が第2の工程におけるアンカー本体
の端面図、(F)がアンカーの完成状態を示す正面図で
ある。
【図7】従来のアンカーを示す図であり、(A)は斜視
図、(B)は先端側の拡大端面図である。
【符号の説明】
1 先端部 2 アンカー本体 11 凹部 12 中空部 D 径方向 L 軸方向

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端部(1)に拡開部分が形成された、中
    空筒状のアンカー本体(2)を備える拡開アンカーの製
    造方法において、 アンカー本体(2)の材料である、所定長さのパイプ材
    の外周部の軸方向所定範囲に対して、凹部(11)が形
    成される工程と、 中空部(12)と凹部(11)とが共に縮小される工程
    と、を含むことを特徴とする、拡開アンカーの製造方
    法。
  2. 【請求項2】凹部(11)が塑性変形により形成される
    工程と、 パイプ材の軸方向(L)への圧縮が行われることによ
    り、パイプ材の外径を縮小することなく、中空部(1
    2)と凹部(11)とが共に縮小される工程と、を含む
    ことを特徴とする、請求項1に記載の拡開アンカーボル
    トの製造方法。
  3. 【請求項3】凹部(11)が塑性変形により形成される
    工程と、 パイプ材の径方向(D)への圧縮が行われることによ
    り、パイプ材の外径の縮小を伴い、中空部(12)と凹
    部(11)とが共に縮小される工程と、を含むことを特
    徴とする、請求項1に記載の拡開アンカーボルトの製造
    方法。
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