JP2002284304A - 板状記憶媒体の供給装置、合成樹脂板用画像形成装置、及び媒体収容手段 - Google Patents
板状記憶媒体の供給装置、合成樹脂板用画像形成装置、及び媒体収容手段Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 媒体収容部に対して板状の記憶媒体を所定の
位置及び向きに正しく収容、又は、記憶媒体の孔を揃え
た状態で収容することができる板状記憶媒体の供給装
置、合成樹脂板用画像形成装置、及び媒体収容手段を提
供する。 【解決手段】 供給部の媒体供給ボックス11内に設け
る供給用媒体ホルダー120aの内部に、光カードCの
外縁部の位置を所望の位置に位置決めすると共に、光カ
ードの孔C0を供給用アーム101の把持位置に正確に
揃えて収容する位置決め用ユニット140を装着する。
位置決め用ユニットは、円形の底板141、枠形状の上
板142、規制板143と4本の規制軸144、14
5、146、147とから構成されている。規制板及び
4本の規制軸は、収容する光カードの外延部の規制位置
を所望によってずらすことができるようになっている。
位置及び向きに正しく収容、又は、記憶媒体の孔を揃え
た状態で収容することができる板状記憶媒体の供給装
置、合成樹脂板用画像形成装置、及び媒体収容手段を提
供する。 【解決手段】 供給部の媒体供給ボックス11内に設け
る供給用媒体ホルダー120aの内部に、光カードCの
外縁部の位置を所望の位置に位置決めすると共に、光カ
ードの孔C0を供給用アーム101の把持位置に正確に
揃えて収容する位置決め用ユニット140を装着する。
位置決め用ユニットは、円形の底板141、枠形状の上
板142、規制板143と4本の規制軸144、14
5、146、147とから構成されている。規制板及び
4本の規制軸は、収容する光カードの外延部の規制位置
を所望によってずらすことができるようになっている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク、カード
等の板状の記憶媒体を収容している媒体収容部から該記
憶媒体を所定の供給位置へ供給する板状記憶媒体の供給
装置、該板状記憶媒体の供給装置によって供給された板
状記憶媒体としての合成樹脂板表面に画像を作像し定着
させる合成樹脂板用画像形成装置、及び板状記憶媒体を
収容する媒体収容手段に関するものである。
等の板状の記憶媒体を収容している媒体収容部から該記
憶媒体を所定の供給位置へ供給する板状記憶媒体の供給
装置、該板状記憶媒体の供給装置によって供給された板
状記憶媒体としての合成樹脂板表面に画像を作像し定着
させる合成樹脂板用画像形成装置、及び板状記憶媒体を
収容する媒体収容手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、光ディスク(CD、CD−
R、CD−RW、LD、DVD等)など板状記憶媒体と
しての合成樹脂板の表面に画像を形成する合成樹脂板用
画像形成装置が種々提案されている。
R、CD−RW、LD、DVD等)など板状記憶媒体と
しての合成樹脂板の表面に画像を形成する合成樹脂板用
画像形成装置が種々提案されている。
【0003】例えば、特開平5−212857号公報な
どにおいて、電子写真方式によって光ディスクなどの合
成樹脂板に画像を形成する合成樹脂板用画像形成装置が
提案されている。
どにおいて、電子写真方式によって光ディスクなどの合
成樹脂板に画像を形成する合成樹脂板用画像形成装置が
提案されている。
【0004】この合成樹脂板用画像形成装置は、一時的
に画像を担持する像担持体上に画像を形成するための画
像形成工程と、像担持体上の画像を合成樹脂板上に転写
するための転写工程と、転写した画像を合成樹脂板上に
定着させるための定着工程とを有している。そして、転
写工程では、像担持体上の画像を合成樹脂板表面に正し
く位置決めして転写するため、合成樹脂板の収容部から
合成樹脂板が1枚づつ供給されるようになっている。画
像の転写が行われた合成樹脂板は、次の定着工程で画像
の定着が行われ、定着が終了すると定着終了後の合成樹
脂板を収容する位置へ排出されるようになっている。こ
のような合成樹脂板用画像形成装置においては、供給用
の合成樹脂板を収容している収容部から転写部へ、合成
樹脂板の供給がスムーズに行われることが望まれるとこ
ろである。
に画像を担持する像担持体上に画像を形成するための画
像形成工程と、像担持体上の画像を合成樹脂板上に転写
するための転写工程と、転写した画像を合成樹脂板上に
定着させるための定着工程とを有している。そして、転
写工程では、像担持体上の画像を合成樹脂板表面に正し
く位置決めして転写するため、合成樹脂板の収容部から
合成樹脂板が1枚づつ供給されるようになっている。画
像の転写が行われた合成樹脂板は、次の定着工程で画像
の定着が行われ、定着が終了すると定着終了後の合成樹
脂板を収容する位置へ排出されるようになっている。こ
のような合成樹脂板用画像形成装置においては、供給用
の合成樹脂板を収容している収容部から転写部へ、合成
樹脂板の供給がスムーズに行われることが望まれるとこ
ろである。
【0005】図12は、本出願人が先に出願した合成樹
脂板用画像形成装置(特願2000−229502)で
用いた合成樹脂板用の供給排出装置と同様の構成である
光ディスクDの供給排出装置を示したものである。この
装置について以下に説明する。
脂板用画像形成装置(特願2000−229502)で
用いた合成樹脂板用の供給排出装置と同様の構成である
光ディスクDの供給排出装置を示したものである。この
装置について以下に説明する。
【0006】この供給排出装置は、画像形成前の光ディ
スクDを収容する供給用ディスクホルダー120aと、
画像形成後の光ディスクDを収容する図示しないディス
ク排出ボックスと、第1ディスク供給排出機構13と、
第2ディスク供給排出機構14とを有している。これら
ディスク供給排出機構13、14は、供給用ディスクホ
ルダー120aから光ディスクDを取り出して光ディス
クDを保持搬送する保持テーブル31に供給するととも
に、画像形成後の光ディスクDを保持テーブル31から
受け取ってディスク排出ボックスに排出するものであ
る。
スクDを収容する供給用ディスクホルダー120aと、
画像形成後の光ディスクDを収容する図示しないディス
ク排出ボックスと、第1ディスク供給排出機構13と、
第2ディスク供給排出機構14とを有している。これら
ディスク供給排出機構13、14は、供給用ディスクホ
ルダー120aから光ディスクDを取り出して光ディス
クDを保持搬送する保持テーブル31に供給するととも
に、画像形成後の光ディスクDを保持テーブル31から
受け取ってディスク排出ボックスに排出するものであ
る。
【0007】上記第1ディスク供給排出機構13の第1
ロボットアーム13aは、供給用ディスクホルダー12
0a内に積み重ねられた一番上の光ディスクDを取り出
した後、回転軸13bを中心に半回転する。このように
半回転せしめられた位置で第1ロボットアーム13aに
保持される光ディスクDは、第2ディスク供給排出機構
14のクランプ部14bに一旦受け渡された後、更に第
2ロボットアーム14aに受け渡される。そして、第2
ロボットアーム14aが図中矢印方向に揺動すること
で、この光ディスクDが上記保持テーブル31上に供給
される。
ロボットアーム13aは、供給用ディスクホルダー12
0a内に積み重ねられた一番上の光ディスクDを取り出
した後、回転軸13bを中心に半回転する。このように
半回転せしめられた位置で第1ロボットアーム13aに
保持される光ディスクDは、第2ディスク供給排出機構
14のクランプ部14bに一旦受け渡された後、更に第
2ロボットアーム14aに受け渡される。そして、第2
ロボットアーム14aが図中矢印方向に揺動すること
で、この光ディスクDが上記保持テーブル31上に供給
される。
【0008】この供給の後、一連の画像形成プロセスに
よって画像が定着せしめられた光ディスクDは、第1デ
ィスク供給排出機構13及び第2ディスク供給排出機構
14の制御が上記供給時とは逆の順序で実行されること
により、上記ディスク排出ボックスに排出される。
よって画像が定着せしめられた光ディスクDは、第1デ
ィスク供給排出機構13及び第2ディスク供給排出機構
14の制御が上記供給時とは逆の順序で実行されること
により、上記ディスク排出ボックスに排出される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記供給排出装置にお
いては、供給用ディスクホルダー内に光ディスクの位置
及び向きが予め定められた所定の位置及び向きに正しく
積み重ねられて収容されていることが望ましい。
いては、供給用ディスクホルダー内に光ディスクの位置
及び向きが予め定められた所定の位置及び向きに正しく
積み重ねられて収容されていることが望ましい。
【0010】例えば、位置がずれたり向きが変化したり
した状態で収容されている光ディスクがあった場合、保
持部材であるアーム(図12においては、第1ロボット
アーム13a)でうまく保持することができなかった
り、保持部材の先端保持部が光ディスク表面の予期せぬ
位置に接触して光ディスクを傷つけてしまったりする恐
れもある。また、ずれた位置や変化した向きにある光デ
ィスクでも保持可能なアームの場合、位置ズレしたり向
きが変化したりしたまま画像形成装置の供給位置へ供給
されてしまう恐れもある。そして供給位置がズレたり向
きが変化したりした光ディスク上では、転写する画像の
位置ズレや向きの変化が生じたり、画像の一部が収まり
きらずに欠けたりすることもある。従って、供給用ディ
スクホルダー内で光ディスクが位置ズレや向きの変化を
することなく収容されていることが望まれるところであ
る。この要求は、光ディスクのような円盤形状の記憶媒
体に限らず、カードのような角型であったりその他円形
以外の形状の記憶媒体であったりしても発生するところ
である。
した状態で収容されている光ディスクがあった場合、保
持部材であるアーム(図12においては、第1ロボット
アーム13a)でうまく保持することができなかった
り、保持部材の先端保持部が光ディスク表面の予期せぬ
位置に接触して光ディスクを傷つけてしまったりする恐
れもある。また、ずれた位置や変化した向きにある光デ
ィスクでも保持可能なアームの場合、位置ズレしたり向
きが変化したりしたまま画像形成装置の供給位置へ供給
されてしまう恐れもある。そして供給位置がズレたり向
きが変化したりした光ディスク上では、転写する画像の
位置ズレや向きの変化が生じたり、画像の一部が収まり
きらずに欠けたりすることもある。従って、供給用ディ
スクホルダー内で光ディスクが位置ズレや向きの変化を
することなく収容されていることが望まれるところであ
る。この要求は、光ディスクのような円盤形状の記憶媒
体に限らず、カードのような角型であったりその他円形
以外の形状の記憶媒体であったりしても発生するところ
である。
【0011】また、図12で示した第1ロボットアーム
13aのように、保持部材であるアームが光ディスクの
孔を把持する構成である場合、供給用ディスクホルダー
内の光ディスクがその孔をホルダーで把持できる位置に
そろえて収容されていることが供給位置に供給するため
に最低限必要とされることである。
13aのように、保持部材であるアームが光ディスクの
孔を把持する構成である場合、供給用ディスクホルダー
内の光ディスクがその孔をホルダーで把持できる位置に
そろえて収容されていることが供給位置に供給するため
に最低限必要とされることである。
【0012】光ディスクがどの向きに画像を転写しても
支障がない、即ちいかなる向きに画像が転写されても構
わない場合がある。例えば、光ディスクが円盤形状で、
回転角の違いに関わらず、所定の領域へ画像転写されて
いればいいというような場合がある。このような光ディ
スクを用いる場合は、向きの変化に起因する画像の位置
ズレや欠けが発生する恐れはないので供給用ディスクホ
ルダー内での向きの変化を防止する必要はない。しかし
ながら、光ディスクの孔を保持する保持部材を用いてい
る場合は、孔を揃えた状態で収容していることが要求さ
れる。この要求は、光ディスクのような円盤形状の記憶
媒体に限らず、カードのような角型であったりその他円
形以外の形状の記憶媒体であったりしても、保持部材が
孔を保持する構成である限り発生するところである。
支障がない、即ちいかなる向きに画像が転写されても構
わない場合がある。例えば、光ディスクが円盤形状で、
回転角の違いに関わらず、所定の領域へ画像転写されて
いればいいというような場合がある。このような光ディ
スクを用いる場合は、向きの変化に起因する画像の位置
ズレや欠けが発生する恐れはないので供給用ディスクホ
ルダー内での向きの変化を防止する必要はない。しかし
ながら、光ディスクの孔を保持する保持部材を用いてい
る場合は、孔を揃えた状態で収容していることが要求さ
れる。この要求は、光ディスクのような円盤形状の記憶
媒体に限らず、カードのような角型であったりその他円
形以外の形状の記憶媒体であったりしても、保持部材が
孔を保持する構成である限り発生するところである。
【0013】本発明は以上の背景に鑑みなされたもので
あり、その第一の目的とするところは、供給用の板状の
記憶媒体を収容する媒体収容部に対して、板状の記憶媒
体を所定の位置及び向きに正しく収容することができる
板状記憶媒体の供給装置を提供することである。また、
その第二の目的とするところは、板状の記憶媒体が貫通
孔を有し、媒体収容部から該記憶媒体を取り出すための
保持部材が記憶媒体の孔を把持して取り出す構成のもの
において、媒体収容部に対して記憶媒体の孔を揃えた状
態で収容することができる板状記憶媒体の供給装置を提
供することである。また、その第三の目的とするところ
は、記憶媒体の向き又は孔を揃えた状態で収容すること
ができる媒体収容手段を提供することである。
あり、その第一の目的とするところは、供給用の板状の
記憶媒体を収容する媒体収容部に対して、板状の記憶媒
体を所定の位置及び向きに正しく収容することができる
板状記憶媒体の供給装置を提供することである。また、
その第二の目的とするところは、板状の記憶媒体が貫通
孔を有し、媒体収容部から該記憶媒体を取り出すための
保持部材が記憶媒体の孔を把持して取り出す構成のもの
において、媒体収容部に対して記憶媒体の孔を揃えた状
態で収容することができる板状記憶媒体の供給装置を提
供することである。また、その第三の目的とするところ
は、記憶媒体の向き又は孔を揃えた状態で収容すること
ができる媒体収容手段を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記第一の目的を達成す
るために、請求項1の板状記憶媒体の供給装置は、1枚
以上の板状の記憶媒体を収容する媒体収容部と、該媒体
収容部内の該記憶媒体を保持し該記憶媒体の供給を必要
とする供給位置へ供給する媒体供給手段とを有する板状
記憶媒体の供給装置において、該記憶媒体外縁部が所望
の位置に位置決めされた状態で該記憶媒体が該媒体収容
部内に収容されるよう位置決めする外縁用位置決め手段
を、該媒体収容部内に設けたことを特徴とするものであ
る。
るために、請求項1の板状記憶媒体の供給装置は、1枚
以上の板状の記憶媒体を収容する媒体収容部と、該媒体
収容部内の該記憶媒体を保持し該記憶媒体の供給を必要
とする供給位置へ供給する媒体供給手段とを有する板状
記憶媒体の供給装置において、該記憶媒体外縁部が所望
の位置に位置決めされた状態で該記憶媒体が該媒体収容
部内に収容されるよう位置決めする外縁用位置決め手段
を、該媒体収容部内に設けたことを特徴とするものであ
る。
【0015】請求項1の板状記憶媒体の供給装置におい
ては、該媒体収容部内に設けた外縁用位置決め手段によ
って媒体収容部内での記憶媒体の外縁部の位置を所望の
位置に位置決めする。これによって、板状の記憶媒体の
平面上で直線方向に平行移動して生じる位置ズレや、同
じく平面上で回転移動して生じる向きの変化を防止し、
板状の記憶媒体を媒体収容部内で所定の位置及び向きに
正しく収容する。
ては、該媒体収容部内に設けた外縁用位置決め手段によ
って媒体収容部内での記憶媒体の外縁部の位置を所望の
位置に位置決めする。これによって、板状の記憶媒体の
平面上で直線方向に平行移動して生じる位置ズレや、同
じく平面上で回転移動して生じる向きの変化を防止し、
板状の記憶媒体を媒体収容部内で所定の位置及び向きに
正しく収容する。
【0016】また、請求項2の板状記憶媒体の供給装置
は、請求項1の板状記憶媒体の供給装置において、上記
外縁用位置決め手段を、上記媒体収容部に対して着脱可
能な位置決めユニットから構成したことを特徴とするも
のである。
は、請求項1の板状記憶媒体の供給装置において、上記
外縁用位置決め手段を、上記媒体収容部に対して着脱可
能な位置決めユニットから構成したことを特徴とするも
のである。
【0017】請求項2の板状記憶媒体の供給装置におい
ては、媒体収容部内での板状の記憶媒体の外縁部の位置
決めを行う必要があるときには、位置決めユニットを装
着し、必要がないときには位置決めユニットを外す。ま
た、種類の異なる複数の位置決めユニットを、収容する
記憶媒体に応じて媒体収容部に交代で装着し、様々な種
類の記憶媒体を1種類の媒体収容部に収容可能にする。
ては、媒体収容部内での板状の記憶媒体の外縁部の位置
決めを行う必要があるときには、位置決めユニットを装
着し、必要がないときには位置決めユニットを外す。ま
た、種類の異なる複数の位置決めユニットを、収容する
記憶媒体に応じて媒体収容部に交代で装着し、様々な種
類の記憶媒体を1種類の媒体収容部に収容可能にする。
【0018】請求項3の板状記憶媒体の供給装置は、請
求項1又は2の板状記憶媒体の供給装置において、上記
外縁用位置決め手段を、上記媒体収容部内に収容される
該記憶媒体の外縁部に近接又は接触させることによって
収容位置を規制する外縁規制部材と、該外縁規制部材に
よる規制位置を移動させる規制位置移動手段とによって
構成したことを特徴とするものである。
求項1又は2の板状記憶媒体の供給装置において、上記
外縁用位置決め手段を、上記媒体収容部内に収容される
該記憶媒体の外縁部に近接又は接触させることによって
収容位置を規制する外縁規制部材と、該外縁規制部材に
よる規制位置を移動させる規制位置移動手段とによって
構成したことを特徴とするものである。
【0019】請求項3の板状記憶媒体の供給装置におい
ては、外縁規制部材を規制位置移動手段によって移動さ
せることによって、記憶媒体外縁部が所望の位置に位置
決めされた状態で記憶媒体が媒体収容部内に収容される
ように位置決めする。
ては、外縁規制部材を規制位置移動手段によって移動さ
せることによって、記憶媒体外縁部が所望の位置に位置
決めされた状態で記憶媒体が媒体収容部内に収容される
ように位置決めする。
【0020】上記第二の目的を達成するために、請求項
4の板状記憶媒体の供給装置は、貫通した孔を有する板
状の記憶媒体を1枚以上収容する媒体収容部と、該媒体
収容部内の該記憶媒体の孔を把持することにより該記憶
媒体を保持し、該記憶媒体を該記憶媒体の供給を必要と
する供給位置へ供給する媒体供給手段とを有する板状記
憶媒体の供給装置において、該記憶媒体の該孔が所望の
位置に位置決めされた状態で該記憶媒体が該媒体収容部
内に収容されるよう位置決めする孔用位置決め手段を、
該媒体収容部内に設けたことを特徴とするものである。
4の板状記憶媒体の供給装置は、貫通した孔を有する板
状の記憶媒体を1枚以上収容する媒体収容部と、該媒体
収容部内の該記憶媒体の孔を把持することにより該記憶
媒体を保持し、該記憶媒体を該記憶媒体の供給を必要と
する供給位置へ供給する媒体供給手段とを有する板状記
憶媒体の供給装置において、該記憶媒体の該孔が所望の
位置に位置決めされた状態で該記憶媒体が該媒体収容部
内に収容されるよう位置決めする孔用位置決め手段を、
該媒体収容部内に設けたことを特徴とするものである。
【0021】請求項4の板状記憶媒体の供給装置におい
ては、孔用位置決め手段によって、媒体収容部内での記
憶媒体の貫通孔の位置を所望の位置に揃える。これによ
って、記憶媒体の孔が媒体供給手段による孔の把持位置
に正確に揃った状態で記憶媒体が収容されるようにす
る。
ては、孔用位置決め手段によって、媒体収容部内での記
憶媒体の貫通孔の位置を所望の位置に揃える。これによ
って、記憶媒体の孔が媒体供給手段による孔の把持位置
に正確に揃った状態で記憶媒体が収容されるようにす
る。
【0022】請求項5の板状記憶媒体の供給装置は、請
求項4の板状記憶媒体の供給装置において、上記孔用位
置決め手段を、上記媒体収容部に対して着脱可能な位置
決めユニットから構成したことを特徴とするものであ
る。
求項4の板状記憶媒体の供給装置において、上記孔用位
置決め手段を、上記媒体収容部に対して着脱可能な位置
決めユニットから構成したことを特徴とするものであ
る。
【0023】請求項5の板状記憶媒体の供給装置におい
ては、媒体収容部内で板状記憶媒体の孔の位置決めを行
う必要があるときには、位置決めユニットを装着し、必
要がないときには位置決めユニットを外す。また、種類
の異なる複数の位置決めユニットを、収容する記憶媒体
に応じて媒体収容部に交代で装着し、様々な種類の記憶
媒体を1種類の媒体収容部に収容可能にする。
ては、媒体収容部内で板状記憶媒体の孔の位置決めを行
う必要があるときには、位置決めユニットを装着し、必
要がないときには位置決めユニットを外す。また、種類
の異なる複数の位置決めユニットを、収容する記憶媒体
に応じて媒体収容部に交代で装着し、様々な種類の記憶
媒体を1種類の媒体収容部に収容可能にする。
【0024】請求項6の板状記憶媒体の供給装置は、請
求項4又は5の板状記憶媒体の供給装置において、上記
孔用位置決め手段を、上記媒体収容部内に収容される該
記憶媒体の外縁部に近接又は接触させることによって収
容位置を規制する外縁規制部材と、該外縁規制部材によ
る規制位置を移動させる規制位置移動手段とによって構
成したことを特徴とするものである。
求項4又は5の板状記憶媒体の供給装置において、上記
孔用位置決め手段を、上記媒体収容部内に収容される該
記憶媒体の外縁部に近接又は接触させることによって収
容位置を規制する外縁規制部材と、該外縁規制部材によ
る規制位置を移動させる規制位置移動手段とによって構
成したことを特徴とするものである。
【0025】請求項6の板状記憶媒体の供給装置におい
ては、外縁規制部材を規制位置移動手段によって移動さ
せることによって、記憶媒体の孔が所望の位置に位置決
めされた状態で記憶媒体が媒体収容部内に収容されるよ
うに位置決めする。
ては、外縁規制部材を規制位置移動手段によって移動さ
せることによって、記憶媒体の孔が所望の位置に位置決
めされた状態で記憶媒体が媒体収容部内に収容されるよ
うに位置決めする。
【0026】請求項7の板状記憶媒体の供給装置は、請
求項3又は6の板状記憶媒体の供給装置において、上記
外縁規制部材を筺体に移動可能に設けられた外縁規制板
及び外縁規制軸の少なくとも一方から構成し、上記規制
位置移動手段を、該外縁規制板及び該外縁規制軸の少な
くとも一方の該筺体への固定用の孔を該移動方向に延在
した長孔としたことを特徴とするものである。
求項3又は6の板状記憶媒体の供給装置において、上記
外縁規制部材を筺体に移動可能に設けられた外縁規制板
及び外縁規制軸の少なくとも一方から構成し、上記規制
位置移動手段を、該外縁規制板及び該外縁規制軸の少な
くとも一方の該筺体への固定用の孔を該移動方向に延在
した長孔としたことを特徴とするものである。
【0027】請求項7の板状記憶媒体の供給装置におい
ては、該外縁規制板及び外縁規制軸の少なくとも一方
を、外縁規制部材の移動方向に延在した長孔に沿って移
動させ、記憶媒体をその外縁部を所望の位置に位置決め
しつつ媒体収容部内に収容されるようにしたり、記憶媒
体の孔を所望の位置に位置決めしつつ媒体収容部内に収
容されるようにしたりする。
ては、該外縁規制板及び外縁規制軸の少なくとも一方
を、外縁規制部材の移動方向に延在した長孔に沿って移
動させ、記憶媒体をその外縁部を所望の位置に位置決め
しつつ媒体収容部内に収容されるようにしたり、記憶媒
体の孔を所望の位置に位置決めしつつ媒体収容部内に収
容されるようにしたりする。
【0028】請求項8の板状記憶媒体の供給装置は、請
求項1,2,3,4,5,6又は7の板状記憶媒体の供
給装置において、上記媒体収容部の内部底面に、空の状
態の該媒体収容部内に上記記憶媒体が収容されたときに
該記憶媒体が該底面に接触して生じる傷つきを防止する
保護部材を設けたことを特徴とするものである。
求項1,2,3,4,5,6又は7の板状記憶媒体の供
給装置において、上記媒体収容部の内部底面に、空の状
態の該媒体収容部内に上記記憶媒体が収容されたときに
該記憶媒体が該底面に接触して生じる傷つきを防止する
保護部材を設けたことを特徴とするものである。
【0029】請求項8の板状記憶媒体の供給装置におい
ては、媒体収容部内に設けた保護部材によって、空の状
態の媒体収容部内に初めて収容される記憶媒体に底面と
の接触によって生じる傷が付かないようにする。
ては、媒体収容部内に設けた保護部材によって、空の状
態の媒体収容部内に初めて収容される記憶媒体に底面と
の接触によって生じる傷が付かないようにする。
【0030】請求項9の合成樹脂板用画像形成装置は、
像担持体上にトナー像を形成するトナー像形成手段と、
板状の記憶媒体である合成樹脂板に像担持体上のトナー
像を転写する転写手段と、転写手段で転写された該合成
樹脂板上にトナー像を定着する定着手段と、合成樹脂板
を装置内の供給位置に供給する供給装置とを備えた合成
樹脂板用画像形成装置において、上記供給装置として、
請求項1,2,3,4,5,6,7又は8の板状記憶媒
体の供給装置を用いたことを特徴とするものである。
像担持体上にトナー像を形成するトナー像形成手段と、
板状の記憶媒体である合成樹脂板に像担持体上のトナー
像を転写する転写手段と、転写手段で転写された該合成
樹脂板上にトナー像を定着する定着手段と、合成樹脂板
を装置内の供給位置に供給する供給装置とを備えた合成
樹脂板用画像形成装置において、上記供給装置として、
請求項1,2,3,4,5,6,7又は8の板状記憶媒
体の供給装置を用いたことを特徴とするものである。
【0031】請求項9の合成樹脂板用画像形成装置にお
いて、請求項1の板状記憶媒体の供給装置を用いる態様
においては、供給位置に供給する板状の記憶媒体を、媒
体収容部に所定の位置及び向きに正しく収容し、記憶媒
体が位置ズレしたり向きが変化したりしたまま画像形成
装置の供給位置へ供給されることがないようにする。請
求項9の合成樹脂板用画像形成装置において、請求項4
の板状記憶媒体の供給装置を用いる態様においては、板
状の記憶媒体が貫通孔を有し、媒体収容部から該記憶媒
体を取り出すための保持部材が記憶媒体の孔を把持して
取り出す構成のものにおいて、記憶媒体の孔が媒体供給
手段による孔の把持位置に正確に揃った状態で記憶媒体
が収容されるようにする。
いて、請求項1の板状記憶媒体の供給装置を用いる態様
においては、供給位置に供給する板状の記憶媒体を、媒
体収容部に所定の位置及び向きに正しく収容し、記憶媒
体が位置ズレしたり向きが変化したりしたまま画像形成
装置の供給位置へ供給されることがないようにする。請
求項9の合成樹脂板用画像形成装置において、請求項4
の板状記憶媒体の供給装置を用いる態様においては、板
状の記憶媒体が貫通孔を有し、媒体収容部から該記憶媒
体を取り出すための保持部材が記憶媒体の孔を把持して
取り出す構成のものにおいて、記憶媒体の孔が媒体供給
手段による孔の把持位置に正確に揃った状態で記憶媒体
が収容されるようにする。
【0032】上記第三の目的を達成するために、請求項
10の媒体収容手段は、内部に1枚以上の板状の記憶媒
体を収容可能な媒体収容部と、該記憶媒体外縁部が所望
の位置に位置決めされた状態で該媒体収容部内に収容さ
れるよう位置決めする外縁用位置決めユニット、又は、
該記憶媒体の孔が所望の位置に位置決めされた状態で該
媒体収容部内に収容されるよう位置決めする孔用位置決
めユニットとを有し、かつ、該外縁用位置決めユニット
又は該孔用位置決めユニットを該媒体収容部に対して着
脱可能に構成したことを特徴とするものである。
10の媒体収容手段は、内部に1枚以上の板状の記憶媒
体を収容可能な媒体収容部と、該記憶媒体外縁部が所望
の位置に位置決めされた状態で該媒体収容部内に収容さ
れるよう位置決めする外縁用位置決めユニット、又は、
該記憶媒体の孔が所望の位置に位置決めされた状態で該
媒体収容部内に収容されるよう位置決めする孔用位置決
めユニットとを有し、かつ、該外縁用位置決めユニット
又は該孔用位置決めユニットを該媒体収容部に対して着
脱可能に構成したことを特徴とするものである。
【0033】請求項10の媒体収容手段においては、媒
体収容部内で板状記憶媒体の外縁部の位置決めを行う必
要があるときには、外縁用位置決めユニットを装着し、
必要がないときには外縁用位置決めユニットを外して使
用する。また、媒体収容部内で板状記憶媒体の孔の位置
決めを行う必要があるときには、孔用位置決めユニット
を装着し、必要がないときには孔用位置決めユニットを
外して使用する。また、種類の異なる複数の位置決めユ
ニットを、収容する記憶媒体に応じて媒体収容部に交代
で装着し、様々な種類の記憶媒体を1種類の媒体収容部
に収容可能にする。
体収容部内で板状記憶媒体の外縁部の位置決めを行う必
要があるときには、外縁用位置決めユニットを装着し、
必要がないときには外縁用位置決めユニットを外して使
用する。また、媒体収容部内で板状記憶媒体の孔の位置
決めを行う必要があるときには、孔用位置決めユニット
を装着し、必要がないときには孔用位置決めユニットを
外して使用する。また、種類の異なる複数の位置決めユ
ニットを、収容する記憶媒体に応じて媒体収容部に交代
で装着し、様々な種類の記憶媒体を1種類の媒体収容部
に収容可能にする。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、板状の記憶媒体
としての合成樹脂板表面に画像を形成する合成樹脂板用
画像形成装置としての電子写真プリンタ(以下、「プリ
ンタ」という。)に適用した一実施形態について説明す
る。
としての合成樹脂板表面に画像を形成する合成樹脂板用
画像形成装置としての電子写真プリンタ(以下、「プリ
ンタ」という。)に適用した一実施形態について説明す
る。
【0035】まず、本実施形態に係るプリンタ全体の構
成及び動作について説明する。図1は、本実施形態に係
るプリンタ全体の概略構成図である。このプリンタは、
このプリンタに接続された図示しないコンピュータから
の画像情報に基づいて、合成樹脂板上に画像を作像する
トナー像形成手段及び転写手段としての作像部1と、こ
の作像部1で作像された画像を合成樹脂板に定着する定
着手段としての定着ユニット8と、画像形成前の合成樹
脂板及び画像形成後の合成樹脂板を収容し、供給位置と
しての後述する媒体搬送部への合成樹脂板の供給と媒体
搬送部からの合成樹脂板の排出とを行う供給排出装置と
しての供給排出部10と、この供給排出部10からの画
像形成前の合成樹脂板を搬送し、画像形成後の合成樹脂
板を再び供給排出部10まで搬送する媒体搬送部20
と、各部を制御する制御手段としての制御部30とから
主に構成されている。
成及び動作について説明する。図1は、本実施形態に係
るプリンタ全体の概略構成図である。このプリンタは、
このプリンタに接続された図示しないコンピュータから
の画像情報に基づいて、合成樹脂板上に画像を作像する
トナー像形成手段及び転写手段としての作像部1と、こ
の作像部1で作像された画像を合成樹脂板に定着する定
着手段としての定着ユニット8と、画像形成前の合成樹
脂板及び画像形成後の合成樹脂板を収容し、供給位置と
しての後述する媒体搬送部への合成樹脂板の供給と媒体
搬送部からの合成樹脂板の排出とを行う供給排出装置と
しての供給排出部10と、この供給排出部10からの画
像形成前の合成樹脂板を搬送し、画像形成後の合成樹脂
板を再び供給排出部10まで搬送する媒体搬送部20
と、各部を制御する制御手段としての制御部30とから
主に構成されている。
【0036】上記作像部1は、像担持体としての感光体
ベルト2の周囲に、感光体ベルト2表面を一様帯電する
帯電チャージャ3と、感光体ベルト2上に潜像を形成す
る光書込装置4と、顕像化物質としてのシアン(以下、
「C」と省略する。)、マゼンタ(以下、「M」と省略
する。)、イエロー(以下、「Y」と省略する。)、ブ
ラック(以下、「Bk」と省略する。)の各色現像剤に
より上記潜像をそれぞれ現像する現像手段としての4つ
の現像器5C,5M,5Y,5Bkと、感光体ベルト2
上に形成された各色トナー像が1次転写される中間転写
体である中間転写ドラム6とを有する。また、この作像
部1には、上記中間転写ドラム6上のトナー像を合成樹
脂板上に2次転写するために合成樹脂板に電荷を付与す
る2次転写チャージャ7a,7bが設けられている。
ベルト2の周囲に、感光体ベルト2表面を一様帯電する
帯電チャージャ3と、感光体ベルト2上に潜像を形成す
る光書込装置4と、顕像化物質としてのシアン(以下、
「C」と省略する。)、マゼンタ(以下、「M」と省略
する。)、イエロー(以下、「Y」と省略する。)、ブ
ラック(以下、「Bk」と省略する。)の各色現像剤に
より上記潜像をそれぞれ現像する現像手段としての4つ
の現像器5C,5M,5Y,5Bkと、感光体ベルト2
上に形成された各色トナー像が1次転写される中間転写
体である中間転写ドラム6とを有する。また、この作像
部1には、上記中間転写ドラム6上のトナー像を合成樹
脂板上に2次転写するために合成樹脂板に電荷を付与す
る2次転写チャージャ7a,7bが設けられている。
【0037】フルカラー画像を形成する場合、上記コン
ピュータからのプリント信号を受けると、まず、感光体
ベルト2が図中矢印Aの方向に回転し、帯電チャージャ
3がコロナ放電を開始する。これにより、感光体ベルト
2の表面は、負電荷で所定電位に一様に帯電される。ま
た、中間転写ドラム6は、感光体ベルト2に対して等速
で、図中矢印Bの方向に回転する。そして、まず、光書
込装置4からC画像データに基づくレーザ光Lが発射さ
れ、感光体ベルト2上にC静電潜像が形成される。
ピュータからのプリント信号を受けると、まず、感光体
ベルト2が図中矢印Aの方向に回転し、帯電チャージャ
3がコロナ放電を開始する。これにより、感光体ベルト
2の表面は、負電荷で所定電位に一様に帯電される。ま
た、中間転写ドラム6は、感光体ベルト2に対して等速
で、図中矢印Bの方向に回転する。そして、まず、光書
込装置4からC画像データに基づくレーザ光Lが発射さ
れ、感光体ベルト2上にC静電潜像が形成される。
【0038】このようにして書き込まれたC静電潜像
は、シアン現像器5C内で負帯電されたC現像剤により
現像され、感光体ベルト2上にCトナー像が形成され
る。このCトナー像は、上記中間転写ドラム6と対向す
る1次転写位置において中間転写ドラム6上に1次転写
される。この1次転写位置では、上記Cトナー像が搬送
されるタイミングに合わせて所定の1次転写電界が形成
され、感光体ベルト2上のCトナー像は、1次転写電界
を受けて中間転写ドラム6へ静電的に移動する。また、
1次転写後の感光体ベルト2の表面は、図示しない所定
の感光体クリーニング手段によりクリーニングされる。
は、シアン現像器5C内で負帯電されたC現像剤により
現像され、感光体ベルト2上にCトナー像が形成され
る。このCトナー像は、上記中間転写ドラム6と対向す
る1次転写位置において中間転写ドラム6上に1次転写
される。この1次転写位置では、上記Cトナー像が搬送
されるタイミングに合わせて所定の1次転写電界が形成
され、感光体ベルト2上のCトナー像は、1次転写電界
を受けて中間転写ドラム6へ静電的に移動する。また、
1次転写後の感光体ベルト2の表面は、図示しない所定
の感光体クリーニング手段によりクリーニングされる。
【0039】また、上記Cトナー像の1次転写工程と並
行して、上記感光体ベルト2上には上記光書込装置4に
より次のM静電潜像が形成される。このM静電潜像は、
マゼンタ現像器5Mにより上記C静電潜像の現像と同様
にして現像される。これにより感光体ベルト2上に形成
されたMトナー像は、上記1次転写位置において、中間
転写ドラム6上に既に1次転写されたCトナー像に重な
り合うように所定のタイミングで、中間転写ドラム6上
に1次転写される。以下、同様にして、Y及びBkトナ
ー像についても、中間転写ドラム6上に順次重ね合わせ
て1次転写される。以上のように、感光体ベルト2上の
各色トナー像を1次転写することで、中間転写ドラム6
上には、各色トナー像が重なり合った4色重ねトナー像
が形成される。
行して、上記感光体ベルト2上には上記光書込装置4に
より次のM静電潜像が形成される。このM静電潜像は、
マゼンタ現像器5Mにより上記C静電潜像の現像と同様
にして現像される。これにより感光体ベルト2上に形成
されたMトナー像は、上記1次転写位置において、中間
転写ドラム6上に既に1次転写されたCトナー像に重な
り合うように所定のタイミングで、中間転写ドラム6上
に1次転写される。以下、同様にして、Y及びBkトナ
ー像についても、中間転写ドラム6上に順次重ね合わせ
て1次転写される。以上のように、感光体ベルト2上の
各色トナー像を1次転写することで、中間転写ドラム6
上には、各色トナー像が重なり合った4色重ねトナー像
が形成される。
【0040】尚、上記光書込装置4による書込タイミン
グや、現像バイアスの印加タイミング等の作像部1内の
制御は、上記制御部30により図示しないプリンタコン
トローラを介して行われる。また、以上は、フルカラー
画像を形成する場合について説明したが、Bkのみ用い
たモノクロ画像を形成したり、他の1色あるいは任意の
2色又は3色からなる画像を形成したりすることも可能
である。
グや、現像バイアスの印加タイミング等の作像部1内の
制御は、上記制御部30により図示しないプリンタコン
トローラを介して行われる。また、以上は、フルカラー
画像を形成する場合について説明したが、Bkのみ用い
たモノクロ画像を形成したり、他の1色あるいは任意の
2色又は3色からなる画像を形成したりすることも可能
である。
【0041】図2は、供給排出部10の説明図である。
上記供給排出部10は、画像形成前の合成樹脂板を収容
する媒体収容部としての供給用媒体ホルダー120aを
収容する媒体供給ボックス11と、画像形成後の合成樹
脂板を収容する排出用媒体ホルダー120aを収容する
媒体排出ボックス12と、第1媒体供給収容機構13及
び第2媒体供給収容機構14(図1参照)とを有する。
これら媒体供給収容機構13,14は、供給用媒体ホル
ダー120aから合成樹脂板を取り出して上記媒体搬送
部20に供給するとともに、媒体搬送部20により搬送
されてきた画像形成後の合成樹脂板を媒体搬送部から取
り出して排出用媒体ホルダー120bに収容する。第2
媒体供給収容機構14により媒体搬送部20に合成樹脂
板が供給される位置又は媒体搬送部20から合成樹脂板
を取り出す位置(以下、この位置を「供給収容位置」と
いう。)が、上記定着ユニット8による定着が行われる
定着位置及び2次転写位置と同一線上に位置するように
配置されている。
上記供給排出部10は、画像形成前の合成樹脂板を収容
する媒体収容部としての供給用媒体ホルダー120aを
収容する媒体供給ボックス11と、画像形成後の合成樹
脂板を収容する排出用媒体ホルダー120aを収容する
媒体排出ボックス12と、第1媒体供給収容機構13及
び第2媒体供給収容機構14(図1参照)とを有する。
これら媒体供給収容機構13,14は、供給用媒体ホル
ダー120aから合成樹脂板を取り出して上記媒体搬送
部20に供給するとともに、媒体搬送部20により搬送
されてきた画像形成後の合成樹脂板を媒体搬送部から取
り出して排出用媒体ホルダー120bに収容する。第2
媒体供給収容機構14により媒体搬送部20に合成樹脂
板が供給される位置又は媒体搬送部20から合成樹脂板
を取り出す位置(以下、この位置を「供給収容位置」と
いう。)が、上記定着ユニット8による定着が行われる
定着位置及び2次転写位置と同一線上に位置するように
配置されている。
【0042】上記供給用媒体ホルダー120a内で積み
重ねられた一番上の合成樹脂板は、上記第1媒体供給収
容機構13の第1ロボットアーム13aのうち供給用ア
ーム101によってその孔C0を把持されることによっ
て保持され、供給用アーム101は回転軸13bを中心
に半回転する。その位置で、供給用アーム101に保持
された合成樹脂板は、上記第2媒体供給収容機構14の
第2ロボットアーム14aに受け渡される。そして、第
2ロボットアーム14aが図1中矢印Cの方向に回動す
ることで、その合成樹脂板は、上記媒体搬送部20にセ
ットされる。
重ねられた一番上の合成樹脂板は、上記第1媒体供給収
容機構13の第1ロボットアーム13aのうち供給用ア
ーム101によってその孔C0を把持されることによっ
て保持され、供給用アーム101は回転軸13bを中心
に半回転する。その位置で、供給用アーム101に保持
された合成樹脂板は、上記第2媒体供給収容機構14の
第2ロボットアーム14aに受け渡される。そして、第
2ロボットアーム14aが図1中矢印Cの方向に回動す
ることで、その合成樹脂板は、上記媒体搬送部20にセ
ットされる。
【0043】上記媒体搬送部20は、合成樹脂板を保持
する保持テーブル21が設けられている。この保持テー
ブル21の保持面には、圧力スイッチ22を介してエア
ポンプ23に接続された吸引孔21aが形成されてい
る。保持テーブル21に供給された合成樹脂板は、エア
ポンプ23からのエア吸引により、その記録面が上記保
持面上に吸着し、その保護層面が露出した状態で垂直に
保持される。以下、保持テーブル21上に保持されたと
きに露出した面を上面という。また、上記媒体搬送部2
0は、上記保持テーブル21が固定された搬送ベルト2
4(図3(a)参照)と、搬送ベルト上の保持テーブル
21が図中上下方向に往復移動するように搬送ベルト2
4を駆動する図示しないベルト駆動機構とを有する。上
記搬送ベルト24は、図中下方に位置する固定ローラ2
4aを中心として全体が回動可能に構成されており、上
記保持テーブル21が図中最も上方の位置にあるときを
ホームポジションとしている。また、媒体搬送部20
は、揺動支点25を中心として図中矢印Gの方向に揺動
し、二点鎖線で示す退避位置まで揺動するように構成さ
れている。
する保持テーブル21が設けられている。この保持テー
ブル21の保持面には、圧力スイッチ22を介してエア
ポンプ23に接続された吸引孔21aが形成されてい
る。保持テーブル21に供給された合成樹脂板は、エア
ポンプ23からのエア吸引により、その記録面が上記保
持面上に吸着し、その保護層面が露出した状態で垂直に
保持される。以下、保持テーブル21上に保持されたと
きに露出した面を上面という。また、上記媒体搬送部2
0は、上記保持テーブル21が固定された搬送ベルト2
4(図3(a)参照)と、搬送ベルト上の保持テーブル
21が図中上下方向に往復移動するように搬送ベルト2
4を駆動する図示しないベルト駆動機構とを有する。上
記搬送ベルト24は、図中下方に位置する固定ローラ2
4aを中心として全体が回動可能に構成されており、上
記保持テーブル21が図中最も上方の位置にあるときを
ホームポジションとしている。また、媒体搬送部20
は、揺動支点25を中心として図中矢印Gの方向に揺動
し、二点鎖線で示す退避位置まで揺動するように構成さ
れている。
【0044】図3(a)及び(b)は、上記媒体搬送部
20による合成樹脂板の搬送動作を示す説明図である。
搬送ベルト24は、図示しない移動機構により、図中上
側の移動ローラ24b側が、図中下側の固定ローラ24
aを中心に、図3(a)の実線で示す往路位置と、図3
(b)の実線で示す復路位置との間で揺動する。上記第
2媒体供給収容機構14により保持テーブル21に合成
樹脂板がセットされると、搬送ベルト24は往路位置に
位置決めされる。そして、上記保持テーブル21は、画
像形成前の合成樹脂板を保持した状態で、搬送ベルト2
4の駆動により、上記固定ローラ24aに向かって図中
矢印Eの方向に移動する。このとき、上記合成樹脂板
は、上記定着位置及び上記2次転写位置を通過しない経
路、すなわち、その上面が定着ユニット8に設けられた
ヒートローラ8a及び中間転写ドラム6と近接又は接触
しない経路を通って搬送される。
20による合成樹脂板の搬送動作を示す説明図である。
搬送ベルト24は、図示しない移動機構により、図中上
側の移動ローラ24b側が、図中下側の固定ローラ24
aを中心に、図3(a)の実線で示す往路位置と、図3
(b)の実線で示す復路位置との間で揺動する。上記第
2媒体供給収容機構14により保持テーブル21に合成
樹脂板がセットされると、搬送ベルト24は往路位置に
位置決めされる。そして、上記保持テーブル21は、画
像形成前の合成樹脂板を保持した状態で、搬送ベルト2
4の駆動により、上記固定ローラ24aに向かって図中
矢印Eの方向に移動する。このとき、上記合成樹脂板
は、上記定着位置及び上記2次転写位置を通過しない経
路、すなわち、その上面が定着ユニット8に設けられた
ヒートローラ8a及び中間転写ドラム6と近接又は接触
しない経路を通って搬送される。
【0045】このようにして保持テーブル21が固定ロ
ーラ24a側に搬送されると、上記搬送ベルト24は、
上記移動機構により固定ローラ24aを中心に揺動し、
図3(b)の実線に示す復路位置に位置決めされる。そ
して、保持テーブル21は、搬送ベルト24に沿って往
路時とは逆方向の図中矢印Fの方向に移動する。この移
動の際、保持テーブル21に保持された合成樹脂板の上
面は、2次転写位置で中間転写ドラム6と近接又は接触
し、定着位置で定着ユニット8のヒートローラ8aに近
接又は接触するような経路を通る。搬送ベルト24が復
路位置に位置決めされた後、保持テーブル21上の合成
樹脂板は、その上面が表裏判別装置40と対向するよう
に位置する。この位置において、合成樹脂板は、表裏判
別装置40により、画像形成面となる保護層面が上面と
なっているか否かが判別される。
ーラ24a側に搬送されると、上記搬送ベルト24は、
上記移動機構により固定ローラ24aを中心に揺動し、
図3(b)の実線に示す復路位置に位置決めされる。そ
して、保持テーブル21は、搬送ベルト24に沿って往
路時とは逆方向の図中矢印Fの方向に移動する。この移
動の際、保持テーブル21に保持された合成樹脂板の上
面は、2次転写位置で中間転写ドラム6と近接又は接触
し、定着位置で定着ユニット8のヒートローラ8aに近
接又は接触するような経路を通る。搬送ベルト24が復
路位置に位置決めされた後、保持テーブル21上の合成
樹脂板は、その上面が表裏判別装置40と対向するよう
に位置する。この位置において、合成樹脂板は、表裏判
別装置40により、画像形成面となる保護層面が上面と
なっているか否かが判別される。
【0046】上記表裏判別装置40による検出結果に基
づいて、合成樹脂板の保護層面が上面にある(正常)と
判断された場合、上記制御部30は、上記2次転写位置
に中間転写ドラム6上の4色重ねトナー像の先端が到達
するタイミングに合わせて、上記保持テーブル21を移
動させ、その合成樹脂板を搬送する。この保持テーブル
21に保持された合成樹脂板は、2次転写位置に対して
媒体搬送方向上流側と下流側のそれぞれに配置された2
つの2次転写チャージャ7a,7bにより、その上面と
なっている保護層面が正極性に帯電される。これによ
り、2次転写位置において、合成樹脂板と中間転写ドラ
ム6との間に所定の2次転写電界が形成される。そし
て、中間転写ドラム6上の4色重ねトナー像は、この2
次転写電界を受けて合成樹脂板の保護層面に静電的に移
動し、一括して2次転写される。
づいて、合成樹脂板の保護層面が上面にある(正常)と
判断された場合、上記制御部30は、上記2次転写位置
に中間転写ドラム6上の4色重ねトナー像の先端が到達
するタイミングに合わせて、上記保持テーブル21を移
動させ、その合成樹脂板を搬送する。この保持テーブル
21に保持された合成樹脂板は、2次転写位置に対して
媒体搬送方向上流側と下流側のそれぞれに配置された2
つの2次転写チャージャ7a,7bにより、その上面と
なっている保護層面が正極性に帯電される。これによ
り、2次転写位置において、合成樹脂板と中間転写ドラ
ム6との間に所定の2次転写電界が形成される。そし
て、中間転写ドラム6上の4色重ねトナー像は、この2
次転写電界を受けて合成樹脂板の保護層面に静電的に移
動し、一括して2次転写される。
【0047】このようにして4色重ねトナー像が付着し
た合成樹脂板は、上記保持テーブル21に保持されたま
ま、上記定着ユニット8に設けられたヒートローラ8a
と対向する定着位置に搬送される。この定着位置では、
ヒートローラ8aが合成樹脂板の保護層面に接触し、保
護層面上の4色重ねトナー像を加圧、加熱して合成樹脂
板上に定着する。定着後の合成樹脂板は、上記保持テー
ブル21に保持されたまま、ホームポジションまで移動
する。そして、第2媒体供給収容機構14の制御及び第
1媒体供給収容機構13の制御が上記供給時とは逆の順
序で実行されることにより、第1ロボットアームの排出
用アーム102に保持された合成樹脂板が排出用媒体ホ
ルダー120bに収容される。上記第1及び第2ロボッ
トアーム14aによって、媒体供給排出手段が形成され
ている。
た合成樹脂板は、上記保持テーブル21に保持されたま
ま、上記定着ユニット8に設けられたヒートローラ8a
と対向する定着位置に搬送される。この定着位置では、
ヒートローラ8aが合成樹脂板の保護層面に接触し、保
護層面上の4色重ねトナー像を加圧、加熱して合成樹脂
板上に定着する。定着後の合成樹脂板は、上記保持テー
ブル21に保持されたまま、ホームポジションまで移動
する。そして、第2媒体供給収容機構14の制御及び第
1媒体供給収容機構13の制御が上記供給時とは逆の順
序で実行されることにより、第1ロボットアームの排出
用アーム102に保持された合成樹脂板が排出用媒体ホ
ルダー120bに収容される。上記第1及び第2ロボッ
トアーム14aによって、媒体供給排出手段が形成され
ている。
【0048】次に、本実施形態の特徴について説明す
る。本実施形態の供給排出部10のうち、合成樹脂板の
供給を行う供給装置としての供給部に、本発明特有の構
成を設けている。また、以下は、合成樹脂板としてカー
ド形状メディアCを用いた場合について説明する。図4
は、本実施形態に用いる供給用媒体ホルダー120aの
斜視図、図5(a)は、供給用媒体ホルダー120a内
に装着する位置決めユニット140の斜視図、(b)
は、同じく位置決めユニット140の正面図である。本
実施形態においては、供給部の媒体供給ボックス11内
に設ける供給用媒体ホルダー120aの内部に、カード
形状メディアCの外縁部の位置を所望の位置に位置決め
して収容するための外縁用位置決め手段としての位置決
めユニット140を装着している。また、位置決めユニ
ット140は、カード形状メディアCの孔C0を供給用
アーム101の把持位置に正確に揃えて収容するための
孔用位置決め手段としての働きも担っている。
る。本実施形態の供給排出部10のうち、合成樹脂板の
供給を行う供給装置としての供給部に、本発明特有の構
成を設けている。また、以下は、合成樹脂板としてカー
ド形状メディアCを用いた場合について説明する。図4
は、本実施形態に用いる供給用媒体ホルダー120aの
斜視図、図5(a)は、供給用媒体ホルダー120a内
に装着する位置決めユニット140の斜視図、(b)
は、同じく位置決めユニット140の正面図である。本
実施形態においては、供給部の媒体供給ボックス11内
に設ける供給用媒体ホルダー120aの内部に、カード
形状メディアCの外縁部の位置を所望の位置に位置決め
して収容するための外縁用位置決め手段としての位置決
めユニット140を装着している。また、位置決めユニ
ット140は、カード形状メディアCの孔C0を供給用
アーム101の把持位置に正確に揃えて収容するための
孔用位置決め手段としての働きも担っている。
【0049】位置決めユニット140は、円形の底板1
41と、内側に開口部を残した枠形状の上板142と、
底板141と上板142とで上下が支持された外縁規制
部材としての規制板143と4本の規制軸144、14
5、146、147とから構成されている。この規制板
143は、底板141と上板142とにそれぞれ設けら
れた長孔143aにビス143bによって強くビス止め
されている。そして、ビス143bを緩めて長孔143
a内で移動させることによって、規制板143の位置を
長孔143aの範囲内で移動させることができるように
なっている。一方、4本の規制軸144、145、14
6、147は、その両端面にビス孔が偏芯位置に形成さ
れており、底板141と上板142とにビス止めされて
いる。ビス144b,145b,146b,147bを
緩めて回転させることによって、内部に収容するカード
形状メディアCの外延部の規制位置をずらすことができ
るようになっている。これら、規制板143のビス14
3bと長孔143a、規制軸144,145,146,
147のビス144b,145b,146b,147b
と偏芯のビス孔によって、規制位置移動手段が形成され
ている。尚、底板141への取り付けに使用しているビ
スは、頭部が底板裏面から突出しないよう全て皿ビスを
使用している。また、底板中央には、カード形状メディ
アCが収容されたときカード形状メディアCの孔の周輪
部が接触する位置に、カード形状メディアCの落下によ
る衝撃を緩衝するための保護シート148が設けられて
いる。この保護シートは、厚さ0.5mmの塩化ビニー
ル製である。
41と、内側に開口部を残した枠形状の上板142と、
底板141と上板142とで上下が支持された外縁規制
部材としての規制板143と4本の規制軸144、14
5、146、147とから構成されている。この規制板
143は、底板141と上板142とにそれぞれ設けら
れた長孔143aにビス143bによって強くビス止め
されている。そして、ビス143bを緩めて長孔143
a内で移動させることによって、規制板143の位置を
長孔143aの範囲内で移動させることができるように
なっている。一方、4本の規制軸144、145、14
6、147は、その両端面にビス孔が偏芯位置に形成さ
れており、底板141と上板142とにビス止めされて
いる。ビス144b,145b,146b,147bを
緩めて回転させることによって、内部に収容するカード
形状メディアCの外延部の規制位置をずらすことができ
るようになっている。これら、規制板143のビス14
3bと長孔143a、規制軸144,145,146,
147のビス144b,145b,146b,147b
と偏芯のビス孔によって、規制位置移動手段が形成され
ている。尚、底板141への取り付けに使用しているビ
スは、頭部が底板裏面から突出しないよう全て皿ビスを
使用している。また、底板中央には、カード形状メディ
アCが収容されたときカード形状メディアCの孔の周輪
部が接触する位置に、カード形状メディアCの落下によ
る衝撃を緩衝するための保護シート148が設けられて
いる。この保護シートは、厚さ0.5mmの塩化ビニー
ル製である。
【0050】図6(a)は、位置決めユニット140を
装着した供給用媒体ホルダー120aの状態を示す図、
(b)は、位置決めユニット140の底板141と供給
用媒体ホルダー120aとの位置決め機構の説明図であ
る。位置決めユニット140を装着するときには、供給
用媒体ホルダー120aの上部開口から位置決めユニッ
ト140を挿入するが、このとき、底板141の2箇所
に設けている凸部141a、bを、供給用媒体ホルダー
120aの側面開口部に形成され鉛直方向に延在した係
止部120b、120cに係合させた状態でスライドさ
せながら挿入する。これにより、装着した位置決めユニ
ット140が供給用媒体ホルダー120aに対して周方
向に回ることを防止する。また、この位置決めユニット
140は、供給用媒体ホルダー120aから上方に引き
抜くことによって容易に外すこともできる。上記供給用
媒体ホルダー120aと、供給用媒体ホルダー120a
に着脱可能に収容した位置決めユニット140とから媒
体収容手段を構成している。
装着した供給用媒体ホルダー120aの状態を示す図、
(b)は、位置決めユニット140の底板141と供給
用媒体ホルダー120aとの位置決め機構の説明図であ
る。位置決めユニット140を装着するときには、供給
用媒体ホルダー120aの上部開口から位置決めユニッ
ト140を挿入するが、このとき、底板141の2箇所
に設けている凸部141a、bを、供給用媒体ホルダー
120aの側面開口部に形成され鉛直方向に延在した係
止部120b、120cに係合させた状態でスライドさ
せながら挿入する。これにより、装着した位置決めユニ
ット140が供給用媒体ホルダー120aに対して周方
向に回ることを防止する。また、この位置決めユニット
140は、供給用媒体ホルダー120aから上方に引き
抜くことによって容易に外すこともできる。上記供給用
媒体ホルダー120aと、供給用媒体ホルダー120a
に着脱可能に収容した位置決めユニット140とから媒
体収容手段を構成している。
【0051】上記構成において、供給用媒体ホルダー1
20aにカード形状メディアCを収容するとき、先ず規
制板143と規制軸144,145,146,147の
ビスを全て緩め、1枚目のカード形状メディアCを供給
用媒体ホルダー120aの位置決めユニット140内部
に設ける。本実施形態においては、カード形状メディア
Cとして、中央に孔C0を有するものを用いて説明す
る。1枚のカード形状メディアCを、その位置及び向き
が所望の状態となるよう外縁部を位置決めして位置決め
ユニット内140に収容する。これに同期して、カード
形状メディアCの孔C0の位置も供給用アーム101で
把持できる位置に正しく位置決めする。これらの位置決
めは、カード形状メディアCが転写領域に正しい向きで
進入するよう、また、供給用アーム101による孔C0
の把持が正確に行われるような位置及び向きとする。次
に、規制板143のビス143bを長孔143a内でス
ライドさせ、規制板143をカード形状メディアCの辺
に対して0.5mmの間隔となるまで接近させてビス1
43bを締める。規制板143で規制した辺に向かい合
う辺は、規制軸144を回転させてちょうどカード形状
メディアCの辺に対して0.5mmの間隔となる向きで
ビス144bを締める。残りの2辺も同様にして0.5
mmの間隔となる向きに規制軸145,146,147
を回転させてビス145b,146b,147bを締め
る。このようにして、カード形状メディアCの供給用媒
体ホルダー120a内での位置決めが完了する。
20aにカード形状メディアCを収容するとき、先ず規
制板143と規制軸144,145,146,147の
ビスを全て緩め、1枚目のカード形状メディアCを供給
用媒体ホルダー120aの位置決めユニット140内部
に設ける。本実施形態においては、カード形状メディア
Cとして、中央に孔C0を有するものを用いて説明す
る。1枚のカード形状メディアCを、その位置及び向き
が所望の状態となるよう外縁部を位置決めして位置決め
ユニット内140に収容する。これに同期して、カード
形状メディアCの孔C0の位置も供給用アーム101で
把持できる位置に正しく位置決めする。これらの位置決
めは、カード形状メディアCが転写領域に正しい向きで
進入するよう、また、供給用アーム101による孔C0
の把持が正確に行われるような位置及び向きとする。次
に、規制板143のビス143bを長孔143a内でス
ライドさせ、規制板143をカード形状メディアCの辺
に対して0.5mmの間隔となるまで接近させてビス1
43bを締める。規制板143で規制した辺に向かい合
う辺は、規制軸144を回転させてちょうどカード形状
メディアCの辺に対して0.5mmの間隔となる向きで
ビス144bを締める。残りの2辺も同様にして0.5
mmの間隔となる向きに規制軸145,146,147
を回転させてビス145b,146b,147bを締め
る。このようにして、カード形状メディアCの供給用媒
体ホルダー120a内での位置決めが完了する。
【0052】図7は、規制板143及び規制軸144,
145,146,147によって正しく位置決めされた
状態を供給用媒体ホルダー120a上方から見た図であ
る。規制板143及び規制軸144,145,146,
147によって位置決めされたカード形状メディアC
は、位置ズレしたり向きが変化したりすることができな
いようになっている。このように供給用媒体ホルダー1
20a内の規制位置を位置決めした後、同じサイズのカ
ード形状メディアCを重ねて収容する。そして、この供
給用媒体ホルダー120aを媒体供給ボックス11に載
置する。
145,146,147によって正しく位置決めされた
状態を供給用媒体ホルダー120a上方から見た図であ
る。規制板143及び規制軸144,145,146,
147によって位置決めされたカード形状メディアC
は、位置ズレしたり向きが変化したりすることができな
いようになっている。このように供給用媒体ホルダー1
20a内の規制位置を位置決めした後、同じサイズのカ
ード形状メディアCを重ねて収容する。そして、この供
給用媒体ホルダー120aを媒体供給ボックス11に載
置する。
【0053】以上のように、供給用媒体ホルダー120
a内でカード形状メディアCの位置を規制板143及び
規制軸144,145,146,147で規制すること
によって、供給用のカード形状メディアCを所定の位置
に、かつカード形状メディアCの縦横を所定の向きに正
しく収容することができる。これによって、カード形状
メディアC上に画像を転写する際、転写位置で画像に対
してカードCの向きがずれているために画像がずれて転
写されたり、画像端部がカードCからはみ出した状態で
転写され画像が欠けたりすることも防止できる。また、
このような位置決めを、規制板143をビス143bと
長孔143aで支持することによって、ビス143bを
長孔内でずらすという容易な操作で行うことができる。
一方、4本の規制軸144、145、146、147に
ついては、ビス孔を偏心に設けることによって、規制軸
を回すという容易な操作で行うことができる。また、位
置決めユニット140の内部に保護シートを設けている
ので、カード形状メディアCへの傷つきを防止すること
ができる。
a内でカード形状メディアCの位置を規制板143及び
規制軸144,145,146,147で規制すること
によって、供給用のカード形状メディアCを所定の位置
に、かつカード形状メディアCの縦横を所定の向きに正
しく収容することができる。これによって、カード形状
メディアC上に画像を転写する際、転写位置で画像に対
してカードCの向きがずれているために画像がずれて転
写されたり、画像端部がカードCからはみ出した状態で
転写され画像が欠けたりすることも防止できる。また、
このような位置決めを、規制板143をビス143bと
長孔143aで支持することによって、ビス143bを
長孔内でずらすという容易な操作で行うことができる。
一方、4本の規制軸144、145、146、147に
ついては、ビス孔を偏心に設けることによって、規制軸
を回すという容易な操作で行うことができる。また、位
置決めユニット140の内部に保護シートを設けている
ので、カード形状メディアCへの傷つきを防止すること
ができる。
【0054】図8は、本実施例に適用可能な供給用アー
ム101の先端保持部によるカード形状メディアCの孔
C0の把持機構の説明図である。この保持部は、供給用
アーム101先端の下面に固着されたチャック爪110
と、このチャック爪110と同心状で供給用アーム10
1を貫通する軸111bを有するチャック解除ピン11
1と、解除ピン111の軸111bのうち供給用アーム
101上部に固設された解除板112とを有している。
ム101の先端保持部によるカード形状メディアCの孔
C0の把持機構の説明図である。この保持部は、供給用
アーム101先端の下面に固着されたチャック爪110
と、このチャック爪110と同心状で供給用アーム10
1を貫通する軸111bを有するチャック解除ピン11
1と、解除ピン111の軸111bのうち供給用アーム
101上部に固設された解除板112とを有している。
【0055】上記チャック爪110は、先端が解除ピン
111の軸心方向へ向かって湾曲した弾性体からなり、
外力がかからないときには先端よりやや中央部側がカー
ド形状メディアCの孔C0の内径より僅かに大径となっ
ている。
111の軸心方向へ向かって湾曲した弾性体からなり、
外力がかからないときには先端よりやや中央部側がカー
ド形状メディアCの孔C0の内径より僅かに大径となっ
ている。
【0056】上記チャック解除ピン111は、チャック
爪110に下側から当接又はやや間隙を有して対向する
先端部111aを有し、この先端部111aはカード形
状メディアCの孔C0の内径よりやや小さい外径となっ
ている。また、チャック解除ピン111の軸111b
は、供給用アーム101に貫通した状態で設けられ供給
用アーム101に対して上下動可能となっている。
爪110に下側から当接又はやや間隙を有して対向する
先端部111aを有し、この先端部111aはカード形
状メディアCの孔C0の内径よりやや小さい外径となっ
ている。また、チャック解除ピン111の軸111b
は、供給用アーム101に貫通した状態で設けられ供給
用アーム101に対して上下動可能となっている。
【0057】解除板112は、図8(b)に示すよう
に、長手方向中央部に供給用アーム101との間隙を保
つためのイモビス113が設けられ、イモビス113が
設けられている位置から解除ピン111が固設されてい
る側とは反対側にはソレノイド114が接続されてい
る。また、このソレノイド114は本体側に固設されて
おり、ソレノイド114をONすると、解除板112は
ソレノイド接続部が下方に押されイモビス113が設け
られている位置を支点としてチャック解除ピン固設側が
上昇する。
に、長手方向中央部に供給用アーム101との間隙を保
つためのイモビス113が設けられ、イモビス113が
設けられている位置から解除ピン111が固設されてい
る側とは反対側にはソレノイド114が接続されてい
る。また、このソレノイド114は本体側に固設されて
おり、ソレノイド114をONすると、解除板112は
ソレノイド接続部が下方に押されイモビス113が設け
られている位置を支点としてチャック解除ピン固設側が
上昇する。
【0058】上記構成において、供給用アーム101が
カード形状メディアCを保持するとき、供給用媒体ホル
ダーの一番上にあるカード形状メディアCの孔C0に、
チャック解除ピン111の先端部111a、チャック爪
110の順で進入させ、チャック爪110がその孔C0
の内面に圧接してカード形状メディアCを保持する。供
給用アーム101からカード形状メディアCを開放する
とき、ソレノイドをONし、チャック解除ピン111を
上昇させる。これに同期して、チャック解除ピン111
の先端部111aも上昇してチャック爪110を押し上
げると、チャック爪110が内向きに湾曲させられ、孔
C0の内面に対する当接圧が低下して、供給用アーム1
01によるカード形状メディアCの保持が解除される。
これによって、カード形状メディアCは、第2ディスク
供給排出機構14の第2ロボットアーム14aへの受け
渡し位置に載置される。
カード形状メディアCを保持するとき、供給用媒体ホル
ダーの一番上にあるカード形状メディアCの孔C0に、
チャック解除ピン111の先端部111a、チャック爪
110の順で進入させ、チャック爪110がその孔C0
の内面に圧接してカード形状メディアCを保持する。供
給用アーム101からカード形状メディアCを開放する
とき、ソレノイドをONし、チャック解除ピン111を
上昇させる。これに同期して、チャック解除ピン111
の先端部111aも上昇してチャック爪110を押し上
げると、チャック爪110が内向きに湾曲させられ、孔
C0の内面に対する当接圧が低下して、供給用アーム1
01によるカード形状メディアCの保持が解除される。
これによって、カード形状メディアCは、第2ディスク
供給排出機構14の第2ロボットアーム14aへの受け
渡し位置に載置される。
【0059】このような機構を適用した場合において、
供給用媒体ホルダー120a内に収容されているカード
形状メディアCの孔C0の位置がずれていると、図9に
示すように、解除ピンの先端部でカード形状メディア表
面を傷つけてしまうことになる。本実施形態において
は、カード形状メディアCの孔C0の位置も正しく位置
決めできるので、供給用アーム101が孔C0を把持す
るときに、アーム先端保持部が誤ってカード形状メディ
ア表面に接触し傷つけてしまうことを防止することもで
きる。また、供給アームで正しく把持できるので、第2
ロボットアーム14aへ確実に供給することができる。
このようなカードCの孔C0の位置ズレに起因する不具
合は、上述の把持機構の構成に限らず、カードCの孔C
0を把持する構成であれば生じる恐れがあるが、他の構
成の把持機構を用いた場合でも防止することができる。
供給用媒体ホルダー120a内に収容されているカード
形状メディアCの孔C0の位置がずれていると、図9に
示すように、解除ピンの先端部でカード形状メディア表
面を傷つけてしまうことになる。本実施形態において
は、カード形状メディアCの孔C0の位置も正しく位置
決めできるので、供給用アーム101が孔C0を把持す
るときに、アーム先端保持部が誤ってカード形状メディ
ア表面に接触し傷つけてしまうことを防止することもで
きる。また、供給アームで正しく把持できるので、第2
ロボットアーム14aへ確実に供給することができる。
このようなカードCの孔C0の位置ズレに起因する不具
合は、上述の把持機構の構成に限らず、カードCの孔C
0を把持する構成であれば生じる恐れがあるが、他の構
成の把持機構を用いた場合でも防止することができる。
【0060】また、本実施形態においては、位置決めユ
ニット140を供給用媒体ホルダー120aから着脱可
能にしている。従って、位置決めユニット140を用い
ずに供給用媒体ホルダー120a筺体で正しく位置決め
できる形状の合成樹脂板を収容する場合は位置決めユニ
ット140を外して収容することができる。また、装着
する位置決めユニット140を変えて、異なる種類の形
状の合成樹脂板を収容可能にすることもできる。さら
に、1つの形状の供給用媒体ホルダー120aで多種類
の形状の記憶媒体の収容に対応できるので、同じ形状の
供給用媒体ホルダー120aを量産して使用でき、生産
コストを低減することができる。また、後述のように排
出用媒体ホルダーとして使用することもできる。
ニット140を供給用媒体ホルダー120aから着脱可
能にしている。従って、位置決めユニット140を用い
ずに供給用媒体ホルダー120a筺体で正しく位置決め
できる形状の合成樹脂板を収容する場合は位置決めユニ
ット140を外して収容することができる。また、装着
する位置決めユニット140を変えて、異なる種類の形
状の合成樹脂板を収容可能にすることもできる。さら
に、1つの形状の供給用媒体ホルダー120aで多種類
の形状の記憶媒体の収容に対応できるので、同じ形状の
供給用媒体ホルダー120aを量産して使用でき、生産
コストを低減することができる。また、後述のように排
出用媒体ホルダーとして使用することもできる。
【0061】次に、本実施形態の変形例について説明す
る。図10は、変形例にかかる説明図で、合成樹脂板と
して円盤状の光ディスクDに画像を形成する場合の、位
置決めユニット140とその内部に収容されている光デ
ィスクDを真上からみた平面図である。円盤状の光ディ
スクDを収容する場合、位置決めユニット140には、
規制板143を設けず、4本の規制軸144,145,
146,147のみを設ける。そして、内部に光ディス
クDを正しく位置決めして収容し、規制軸144,14
5,146,147をそれぞれ回転させて4本の規制軸
144,145,146,147と光ディスク外縁との
間隔がそれぞれ1mmとなる位置で停止させてビスを締
める。このように、規制軸144,145,146,1
47で光ディスクDの外縁を規制すると、光ディスクD
の孔D0の位置ズレは±1mm以内に抑えることができ
る。尚、この場合は、光ディスクDが円盤形状で向きは
変わっても印刷位置のズレが発生しないため、向きの規
制は行う必要がない。
る。図10は、変形例にかかる説明図で、合成樹脂板と
して円盤状の光ディスクDに画像を形成する場合の、位
置決めユニット140とその内部に収容されている光デ
ィスクDを真上からみた平面図である。円盤状の光ディ
スクDを収容する場合、位置決めユニット140には、
規制板143を設けず、4本の規制軸144,145,
146,147のみを設ける。そして、内部に光ディス
クDを正しく位置決めして収容し、規制軸144,14
5,146,147をそれぞれ回転させて4本の規制軸
144,145,146,147と光ディスク外縁との
間隔がそれぞれ1mmとなる位置で停止させてビスを締
める。このように、規制軸144,145,146,1
47で光ディスクDの外縁を規制すると、光ディスクD
の孔D0の位置ズレは±1mm以内に抑えることができ
る。尚、この場合は、光ディスクDが円盤形状で向きは
変わっても印刷位置のズレが発生しないため、向きの規
制は行う必要がない。
【0062】以上の実施形態及び、実施形態の変形例に
よれば、カード形状メディアC、光ディスクD等の記憶
媒体を、位置ズレや向きの変化を生じることなく媒体搬
送部に供給することができ、媒体供給部への供給位置の
ズレや向きの変化にに起因する転写する画像の位置ズレ
や向きの変化、画像の欠け等を防止することができる。
また、位置決めユニット140を外した供給用媒体ホル
ダー120aを、トナー像の定着が終了した記憶媒体を
排出する排出用媒体ホルダーとして利用することもでき
る。以下に、供給用媒体ホルダーを排出用媒体ホルダー
として利用する具体的な一例を説明する。
よれば、カード形状メディアC、光ディスクD等の記憶
媒体を、位置ズレや向きの変化を生じることなく媒体搬
送部に供給することができ、媒体供給部への供給位置の
ズレや向きの変化にに起因する転写する画像の位置ズレ
や向きの変化、画像の欠け等を防止することができる。
また、位置決めユニット140を外した供給用媒体ホル
ダー120aを、トナー像の定着が終了した記憶媒体を
排出する排出用媒体ホルダーとして利用することもでき
る。以下に、供給用媒体ホルダーを排出用媒体ホルダー
として利用する具体的な一例を説明する。
【0063】図11(a)は、供給用媒体ホルダーを排
出用媒体ホルダーとして利用するために、排出用媒体ホ
ルダー内に設ける案内軸ユニット130の斜視図であ
る。案内軸ユニット130は、光ディスクDの孔の内径
(φ15mm)より小さい外径(φ14.5mm)を有
し、先端方向に向かって次第に細くなっている先端テー
パ形状の案内軸131と、案内軸131を垂直に支持す
る位置決め部材としての支持板132と、支持板上面に
案内軸131が支持されている位置の周輪部のみに設け
られたゴムブレード133とからなっている。また、案
内軸ユニット130の支持板外径は、排出用媒体ホルダ
ー120b内部の底面部と同径になっている。
出用媒体ホルダーとして利用するために、排出用媒体ホ
ルダー内に設ける案内軸ユニット130の斜視図であ
る。案内軸ユニット130は、光ディスクDの孔の内径
(φ15mm)より小さい外径(φ14.5mm)を有
し、先端方向に向かって次第に細くなっている先端テー
パ形状の案内軸131と、案内軸131を垂直に支持す
る位置決め部材としての支持板132と、支持板上面に
案内軸131が支持されている位置の周輪部のみに設け
られたゴムブレード133とからなっている。また、案
内軸ユニット130の支持板外径は、排出用媒体ホルダ
ー120b内部の底面部と同径になっている。
【0064】図11(b)は、案内軸ユニット130を
排出用媒体ホルダー120b内に装着した図である。支
持板132が排出用媒体ホルダー120b内の底面に装
着されると、支持板132が排出用媒体ホルダー120
b内に固定される。支持板中央に設けられた突起132
aに案内軸131が嵌合され、これによって案内軸13
1が排出用媒体ホルダー120b内で正しく位置決めさ
れると共に鉛直上方に向けて支持される。また、支持板
132の案内軸周輪部は、円盤状のゴムブレード133
で被覆されている。
排出用媒体ホルダー120b内に装着した図である。支
持板132が排出用媒体ホルダー120b内の底面に装
着されると、支持板132が排出用媒体ホルダー120
b内に固定される。支持板中央に設けられた突起132
aに案内軸131が嵌合され、これによって案内軸13
1が排出用媒体ホルダー120b内で正しく位置決めさ
れると共に鉛直上方に向けて支持される。また、支持板
132の案内軸周輪部は、円盤状のゴムブレード133
で被覆されている。
【0065】上記構成によって、画像の定着が終了した
光ディスクDを排出用媒体ホルダー120bに収容する
とき、第1ロボットアームの排出用アーム102に保持
された光ディスクDが排出用媒体ホルダー120bに収
容される。このとき、排出用媒体ホルダー120b内を
光ディスクDが落下し、落下する光ディスクDの孔に案
内軸131が進入して光ディスクDは鉛直下方向に案内
されながら落下する。以上のようにして、位置決めユニ
ット140を外した媒体ホルダー120aを、排出用媒
体ホルダー120bとして利用することができる。尚、
カード形状メディアCついても、同様にして同一形状の
媒体ホルダーを供給用と排出用の2通りに使用すること
ができる。
光ディスクDを排出用媒体ホルダー120bに収容する
とき、第1ロボットアームの排出用アーム102に保持
された光ディスクDが排出用媒体ホルダー120bに収
容される。このとき、排出用媒体ホルダー120b内を
光ディスクDが落下し、落下する光ディスクDの孔に案
内軸131が進入して光ディスクDは鉛直下方向に案内
されながら落下する。以上のようにして、位置決めユニ
ット140を外した媒体ホルダー120aを、排出用媒
体ホルダー120bとして利用することができる。尚、
カード形状メディアCついても、同様にして同一形状の
媒体ホルダーを供給用と排出用の2通りに使用すること
ができる。
【0066】更に、上述した実施形態においては、記憶
媒体として形状がカード型とディスク型のものを例に説
明したが、記憶媒体の形状は、これら2種類に限るもの
ではない。また、供給用アーム101の媒体保持機構と
して、記憶媒体の孔を把持する構成のものを用いたが、
その他の部分を保持する構成のものを用いることも可能
である。
媒体として形状がカード型とディスク型のものを例に説
明したが、記憶媒体の形状は、これら2種類に限るもの
ではない。また、供給用アーム101の媒体保持機構と
して、記憶媒体の孔を把持する構成のものを用いたが、
その他の部分を保持する構成のものを用いることも可能
である。
【0067】
【発明の効果】請求項1の板状記憶媒体の供給装置によ
れば、供給用の板状の記憶媒体を、媒体収容部に所定の
位置及び向きに正しく収容することができるという優れ
た効果がある。これによって、記憶媒体が媒体収容部内
で位置ズレしたり向きが変化したりした状態で収容さ
れ、媒体収容部から該記憶媒体を取り出すための保持部
材が記憶媒体の予期せぬ位置へ接触したり衝突したりす
ることによって発生する、記憶媒体表面の損傷も防止す
ることができる。
れば、供給用の板状の記憶媒体を、媒体収容部に所定の
位置及び向きに正しく収容することができるという優れ
た効果がある。これによって、記憶媒体が媒体収容部内
で位置ズレしたり向きが変化したりした状態で収容さ
れ、媒体収容部から該記憶媒体を取り出すための保持部
材が記憶媒体の予期せぬ位置へ接触したり衝突したりす
ることによって発生する、記憶媒体表面の損傷も防止す
ることができる。
【0068】請求項2の板状記憶媒体の供給装置によれ
ば、必要に応じて媒体収容部に対して位置決めユニット
の着脱を行い、1種類の媒体収容部の利用範囲を広くす
ることができるという優れた効果がある。また、種類の
異なる記憶媒体ごとにその記憶媒体を収容する媒体収容
部の形状を変える必要がなくなるので、同じ形状の媒体
収容部を量産して使用でき、媒体収容部の生産コストを
低減することができるという優れた効果もある。
ば、必要に応じて媒体収容部に対して位置決めユニット
の着脱を行い、1種類の媒体収容部の利用範囲を広くす
ることができるという優れた効果がある。また、種類の
異なる記憶媒体ごとにその記憶媒体を収容する媒体収容
部の形状を変える必要がなくなるので、同じ形状の媒体
収容部を量産して使用でき、媒体収容部の生産コストを
低減することができるという優れた効果もある。
【0069】請求項3の板状記憶媒体の供給装置によれ
ば、外縁規制部材と規制位置移動手段とによって、外縁
用位置決め手段を容易に構成できるという優れた効果が
ある。
ば、外縁規制部材と規制位置移動手段とによって、外縁
用位置決め手段を容易に構成できるという優れた効果が
ある。
【0070】請求項4の板状記憶媒体の供給装置によれ
ば、板状の記憶媒体が貫通孔を有し、媒体収容部から該
記憶媒体を取り出すための保持部材が板状の記憶媒体の
孔を把持して取り出す構成のものにおいて、媒体収容部
に対して板状の記憶媒体の孔を揃えた状態で収容するこ
とができるという優れた効果がある。また、これによっ
て、保持部材によって記憶媒体を確実に把持し供給位置
へ供給することができるという優れた効果もある。
ば、板状の記憶媒体が貫通孔を有し、媒体収容部から該
記憶媒体を取り出すための保持部材が板状の記憶媒体の
孔を把持して取り出す構成のものにおいて、媒体収容部
に対して板状の記憶媒体の孔を揃えた状態で収容するこ
とができるという優れた効果がある。また、これによっ
て、保持部材によって記憶媒体を確実に把持し供給位置
へ供給することができるという優れた効果もある。
【0071】請求項5の板状記憶媒体の供給装置によれ
ば、必要に応じて媒体収容部に対して位置決めユニット
の着脱を行い、1種類の媒体収容部の利用範囲を広くす
ることができるという優れた効果がある。また、種類の
異なる記憶媒体ごとにその記憶媒体を収容する媒体収容
部の形状を変える必要がなくなるので、同じ形状の媒体
収容部を量産して使用でき、媒体収容部の生産コストを
低減することができるという優れた効果もある。
ば、必要に応じて媒体収容部に対して位置決めユニット
の着脱を行い、1種類の媒体収容部の利用範囲を広くす
ることができるという優れた効果がある。また、種類の
異なる記憶媒体ごとにその記憶媒体を収容する媒体収容
部の形状を変える必要がなくなるので、同じ形状の媒体
収容部を量産して使用でき、媒体収容部の生産コストを
低減することができるという優れた効果もある。
【0072】請求項6の板状記憶媒体の供給装置によれ
ば、外縁規制部材と規制位置移動手段とによって、孔用
位置決め手段を容易に構成できるという優れた効果があ
る。
ば、外縁規制部材と規制位置移動手段とによって、孔用
位置決め手段を容易に構成できるという優れた効果があ
る。
【0073】請求項7の板状記憶媒体の供給装置によれ
ば、外縁規制板及び外縁規制軸の少なくとも一方の固定
用の孔を移動方向に延在した長孔とするという容易な構
成で、記憶媒体外縁部や記憶媒体の孔の位置を媒体収容
部内の所望の位置に位置決めできるという優れた効果が
ある。
ば、外縁規制板及び外縁規制軸の少なくとも一方の固定
用の孔を移動方向に延在した長孔とするという容易な構
成で、記憶媒体外縁部や記憶媒体の孔の位置を媒体収容
部内の所望の位置に位置決めできるという優れた効果が
ある。
【0074】請求項8の板状記憶媒体の供給装置によれ
ば、記憶媒体への傷つきを防止できるという優れた効果
がある。
ば、記憶媒体への傷つきを防止できるという優れた効果
がある。
【0075】請求項9の合成樹脂板用画像形成装置のう
ち、請求項1の板状記憶媒体の供給装置を用いる態様に
よれば、記憶媒体が位置ズレしたり向きが変化したりし
たまま画像形成装置の供給位置へ供給されることがない
ので、これらに起因する転写する画像の位置ズレや向き
の変化、画像の欠け等を防止することができるという優
れた効果がある。請求項9の合成樹脂板用画像形成装置
のうち、請求項4の板状記憶媒体の供給装置を用いる態
様によれば、記憶媒体の孔を媒体供給手段による孔の把
持位置に正確に揃えた状態で媒体収容部に収容できるの
で、供給装置によって画像形成装置の供給位置にスムー
ズに供給することができるという優れた効果がある。ま
た、請求項9の合成樹脂板用画像形成装置のうち、請求
項2又は5の板状記憶媒体の供給装置を用いる態様によ
れば、位置決めユニットを外した媒体収容部を、トナー
像の定着が終了した記憶媒体を排出する排出用の媒体収
容部として利用することもできる。
ち、請求項1の板状記憶媒体の供給装置を用いる態様に
よれば、記憶媒体が位置ズレしたり向きが変化したりし
たまま画像形成装置の供給位置へ供給されることがない
ので、これらに起因する転写する画像の位置ズレや向き
の変化、画像の欠け等を防止することができるという優
れた効果がある。請求項9の合成樹脂板用画像形成装置
のうち、請求項4の板状記憶媒体の供給装置を用いる態
様によれば、記憶媒体の孔を媒体供給手段による孔の把
持位置に正確に揃えた状態で媒体収容部に収容できるの
で、供給装置によって画像形成装置の供給位置にスムー
ズに供給することができるという優れた効果がある。ま
た、請求項9の合成樹脂板用画像形成装置のうち、請求
項2又は5の板状記憶媒体の供給装置を用いる態様によ
れば、位置決めユニットを外した媒体収容部を、トナー
像の定着が終了した記憶媒体を排出する排出用の媒体収
容部として利用することもできる。
【0076】請求項10の媒体収容手段によれば、記憶
媒体をその向き又は孔を揃えた状態で媒体収容部内に収
容することができるという優れた効果がある。また、必
要に応じて媒体収容部に対して位置決めユニットの着脱
を行い、1種類の媒体収容部の利用範囲を広くすること
ができるという優れた効果がある。更に、種類の異なる
記憶媒体ごとにその記憶媒体を収容する媒体収容部の形
状を変える必要がなくなるので、同じ形状の媒体収容部
を量産して使用でき、媒体収容部の生産コストを低減す
ることができるという優れた効果もある。
媒体をその向き又は孔を揃えた状態で媒体収容部内に収
容することができるという優れた効果がある。また、必
要に応じて媒体収容部に対して位置決めユニットの着脱
を行い、1種類の媒体収容部の利用範囲を広くすること
ができるという優れた効果がある。更に、種類の異なる
記憶媒体ごとにその記憶媒体を収容する媒体収容部の形
状を変える必要がなくなるので、同じ形状の媒体収容部
を量産して使用でき、媒体収容部の生産コストを低減す
ることができるという優れた効果もある。
【図1】実施形態に係るプリンタ全体の概略構成図。
【図2】同、供給排出部の説明図。
【図3】(a)及び(b)は、媒体搬送部による合成樹
脂板の搬送動作を示す説明図。
脂板の搬送動作を示す説明図。
【図4】本実施形態に用いる供給用媒体ホルダーの斜視
図。
図。
【図5】(a)は、供給用媒体ホルダー内に装着する位
置決めユニットの斜視図。(b)は、同位置決めユニッ
トの正面図。
置決めユニットの斜視図。(b)は、同位置決めユニッ
トの正面図。
【図6】(a)は、位置決めユニットを装着した供給用
媒体ホルダーの状態を示す図。(b)は、位置決めユニ
ットの底板と供給用媒体ホルダーとの位置決め機構の説
明図。
媒体ホルダーの状態を示す図。(b)は、位置決めユニ
ットの底板と供給用媒体ホルダーとの位置決め機構の説
明図。
【図7】正しく位置決めされたカード形状メディアの状
態を供給用媒体ホルダー上方から見た図。
態を供給用媒体ホルダー上方から見た図。
【図8】本実施例に適用可能な供給用アームによるカー
ド形状メディアの孔の把持機構の説明図。
ド形状メディアの孔の把持機構の説明図。
【図9】解除ピンでカード形状メディア表面が傷つくと
きの説明図。
きの説明図。
【図10】変形例にかかる位置決めユニットを真上から
みた平面図。
みた平面図。
【図11】(a)は、案内軸ユニットの斜視図。(b)
は、案内軸ユニットを排出用媒体ホルダー内に装着した
図。
は、案内軸ユニットを排出用媒体ホルダー内に装着した
図。
【図12】従来提案されていたものと同様の構成の供給
排出装置の説明図。
排出装置の説明図。
1 画像形成部 2 感光体ベルト 6 中間転写ドラム 7a,7b 2次転写チャージャ 8 定着ユニット 8a 定着ローラ 10 供給排出部 11 媒体供給ボックス 13 第1媒体供給排出機構 13a 第1ロボットアーム 14 第2媒体供給排出機構 20 媒体搬送部 21 保持テーブル 24 搬送ベルト 30 制御部 101 供給用アーム 110 チャック爪 111 チャック解除ピン 112 解除板 114 ソレノイド 120a 供給用及び排出用媒体ホルダー(媒体収容
部) 130 案内軸ユニット 140 位置決めユニット(外縁用位置決め手段、
孔用位置決め手段) 141 底板 142 上板 143 規制板 144,145,146,147 規制軸 148 保護シート C カード形状メディア D 光ディスク
部) 130 案内軸ユニット 140 位置決めユニット(外縁用位置決め手段、
孔用位置決め手段) 141 底板 142 上板 143 規制板 144,145,146,147 規制軸 148 保護シート C カード形状メディア D 光ディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H078 AA27 BB01 BB12 DD05 DD29 DD40 DD42 DD45 DD73 FF05 3F022 AA07 CC02 EE05 KK11 KK18 5D121 AA03 AA12 JJ05
Claims (10)
- 【請求項1】1枚以上の板状の記憶媒体を収容する媒体
収容部と、該媒体収容部内の該記憶媒体を保持し該記憶
媒体の供給を必要とする供給位置へ供給する媒体供給手
段とを有する板状記憶媒体の供給装置において、 該記憶媒体外縁部が所望の位置に位置決めされた状態で
該記憶媒体が該媒体収容部内に収容されるよう位置決め
する外縁用位置決め手段を、該媒体収容部内に設けたこ
とを特徴とする板状記憶媒体の供給装置。 - 【請求項2】請求項1の板状記憶媒体の供給装置におい
て、 上記外縁用位置決め手段を、上記媒体収容部に対して着
脱可能な位置決めユニットから構成したことを特徴とす
る板状記憶媒体の供給装置。 - 【請求項3】請求項1又は2の板状記憶媒体の供給装置
において、 上記外縁用位置決め手段を、上記媒体収容部内に収容さ
れる該記憶媒体の外縁部に近接又は接触させることによ
って収容位置を規制する外縁規制部材と、該外縁規制部
材による規制位置を移動させる規制位置移動手段とによ
って構成したことを特徴とする板状記憶媒体の供給装
置。 - 【請求項4】貫通した孔を有する板状の記憶媒体を1枚
以上収容する媒体収容部と、該媒体収容部内の該記憶媒
体の孔を把持することにより該記憶媒体を保持し、該記
憶媒体を該記憶媒体の供給を必要とする供給位置へ供給
する媒体供給手段とを有する板状記憶媒体の供給装置に
おいて、 該記憶媒体の該孔が所望の位置に位置決めされた状態で
該記憶媒体が該媒体収容部内に収容されるよう位置決め
する孔用位置決め手段を、該媒体収容部内に設けたこと
を特徴とする板状記憶媒体の供給装置。 - 【請求項5】請求項4の板状記憶媒体の供給装置におい
て、 上記孔用位置決め手段を、上記媒体収容部に対して着脱
可能な位置決めユニットから構成したことを特徴とする
板状記憶媒体の供給装置。 - 【請求項6】請求項4又は5の板状記憶媒体の供給装置
において、 上記孔用位置決め手段を、上記媒体収容部内に収容され
る該記憶媒体の外縁部に近接又は接触させることによっ
て収容位置を規制する外縁規制部材と、該外縁規制部材
による規制位置を移動させる規制位置移動手段とによっ
て構成したことを特徴とする板状記憶媒体の供給装置。 - 【請求項7】請求項3又は6の板状記憶媒体の供給装置
において、 上記外縁規制部材を筺体に移動可能に設けられた外縁規
制板及び外縁規制軸の少なくとも一方から構成し、 上記規制位置移動手段を、該外縁規制板及び該外縁規制
軸の少なくとも一方の該筺体への固定用の孔を該移動方
向に延在した長孔としたことを特徴とする板状記憶媒体
の供給装置。 - 【請求項8】請求項1,2,3,4,5,6又は7の板
状記憶媒体の供給装置において、 上記媒体収容部の内部底面に、空の状態の該媒体収容部
内に上記記憶媒体が収容されたときに該記憶媒体が該底
面に接触して生じる傷つきを防止する保護部材を設けた
ことを特徴とする板状記憶媒体の供給装置。 - 【請求項9】像担持体上にトナー像を形成するトナー像
形成手段と、板状の記憶媒体である合成樹脂板に像担持
体上のトナー像を転写する転写手段と、転写手段で転写
された該合成樹脂板上にトナー像を定着する定着手段
と、合成樹脂板を装置内の供給位置に供給する供給装置
とを備えた合成樹脂板用画像形成装置において、 上記供給装置として、請求項1,2,3,4,5,6,
7又は8の板状記憶媒体の供給装置を用いたことを特徴
とする合成樹脂板用画像形成装置。 - 【請求項10】内部に1枚以上の板状の記憶媒体を収容
可能な媒体収容部と、該記憶媒体外縁部が所望の位置に
位置決めされた状態で該媒体収容部内に収容されるよう
位置決めする外縁用位置決めユニット、又は、該記憶媒
体の孔が所望の位置に位置決めされた状態で該媒体収容
部内に収容されるよう位置決めする孔用位置決めユニッ
トとを有し、かつ、該外縁用位置決めユニット又は該孔
用位置決めユニットを該媒体収容部に対して着脱可能に
構成したことを特徴とする媒体収容手段。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001086801A JP2002284304A (ja) | 2001-03-26 | 2001-03-26 | 板状記憶媒体の供給装置、合成樹脂板用画像形成装置、及び媒体収容手段 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001086801A JP2002284304A (ja) | 2001-03-26 | 2001-03-26 | 板状記憶媒体の供給装置、合成樹脂板用画像形成装置、及び媒体収容手段 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002284304A true JP2002284304A (ja) | 2002-10-03 |
Family
ID=18942126
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001086801A Withdrawn JP2002284304A (ja) | 2001-03-26 | 2001-03-26 | 板状記憶媒体の供給装置、合成樹脂板用画像形成装置、及び媒体収容手段 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002284304A (ja) |
-
2001
- 2001-03-26 JP JP2001086801A patent/JP2002284304A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080603 |