JP2002281280A - 画像回転装置及び画像形成装置 - Google Patents

画像回転装置及び画像形成装置

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JP2002281280A JP2001078914A JP2001078914A JP2002281280A JP 2002281280 A JP2002281280 A JP 2002281280A JP 2001078914 A JP2001078914 A JP 2001078914A JP 2001078914 A JP2001078914 A JP 2001078914A JP 2002281280 A JP2002281280 A JP 2002281280A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置の機種が異なってもそれらに対
応して共通で使用できる画像回転装置を提供する。 【解決手段】 画像回転装置5は、画像データを回転す
る回転部51と、スキャナ画像処理回路3からの画像デ
ータを入力する入力シリアルインタフェース52と、外
部の画像メモリから画像データを入力する入力パラレル
インタフェース53と、入力シリアルインタフェース5
2にて入力された画像データまたは回転部51にて回転
された画像データの何れかを選択して画像メモリへ出力
する出力パラレルインタフェース54と、入力パラレル
インタフェース53にて入力された画像データまたは回
転部51にて回転された画像データの何れかを選択して
プリンタ制御部7へ出力する出力シリアルインタフェー
ス55とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、取得した画像デー
タを回転する画像回転装置、及び、その画像回転装置を
備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置,デジタル複写装置な
どの画像形成装置にあっては、種々のスペックのものが
使用されており、これらの装置の機種に応じて、搭載さ
れるスキャナ(読取器),プリンタ(記録器)の処理速
度,解像度などは異なっている。これらの装置では、読
み取った画像データを90度回転して用紙に記録する場
合があり、この場合、読取時または記録時に画像データ
の回転処理を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そして、従来では、そ
れらの装置の各機種に対して搭載されるスキャナ,プリ
ンタのスペックに応じて、画像データの回転処理を行う
ための画像回転装置を設計して各装置に実装している。
従って、その画像回転装置の開発・設計に長時間を要
し、また機種が増えた場合にはそれらに対応する画像回
転装置の数も多くなり、部品などの管理が煩雑になると
いう問題がある。
【0004】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、画像形成装置の機種が異なってもそれらに対応
して共通で使用できる画像回転装置、及び、その画像回
転装置を備えた画像形成装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る画像回転
装置は、画像データを回転する回転部と、外部の読取器
にて読み取られた画像データを入力する第1入力部と、
外部の画像メモリから画像データを入力する第2入力部
と、前記第1入力部にて入力された画像データまたは前
記回転部にて回転された画像データの何れかを選択して
前記画像メモリへ出力する第1出力部と、前記第2入力
部にて入力された画像データまたは前記回転部にて回転
された画像データの何れかを選択して外部の記録器へ出
力する第2出力部とを備えることを特徴とする。
【0006】請求項1の画像回転装置にあっては、読取
時に画像データを回転する場合には、第1入力部に入力
された読取画像データを回転部にて回転させた後に、第
1出力部を介して画像メモリへ出力して格納しておき、
画像メモリに格納されている回転画像データを第2入力
部を介して入力し、その入力した回転画像データを第2
出力部を介して記録器へ出力する。一方、記録時に画像
データを回転する場合には、第1入力部に入力された読
取画像データをそのまま第1出力部を介して画像メモリ
へ出力して格納しておき、画像メモリから第2入力部を
介して入力した画像データを回転部にて回転させた後
に、その回転画像データを第2出力部を介して記録器へ
出力する。よって、画像データに対する読取時での回転
処理と記録時での回転処理とを何れも行うことができ、
機種が異なる画像形成装置への対応が可能となる。
【0007】請求項2に係る画像形成装置は、請求項1
記載の一つの画像回転装置と、前記読取器,画像メモリ
及び記録器とを備えることを特徴とする。
【0008】請求項2の画像形成装置にあっては、一つ
の画像回転装置にて、読取時の回転処理と記録時の回転
処理とを行えて、装置構成の小型化を図れる。
【0009】請求項3に係る画像形成装置は、請求項1
記載の複数の画像回転装置と、前記読取器,画像メモリ
及び記録器とを備えることを特徴とする。
【0010】請求項3の画像形成装置にあっては、画像
回転装置を複数備えており、一方の画像回転装置を読取
時の回転処理専用、他方の画像回転装置を記録時の回転
処理専用という形態で使用でき、読取処理と記録処理と
を並列的に行えて、処理速度が高速化する。また、複数
の画像回転装置を備えているため、多階調で読み取った
画像データについても並列的に処理できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面を参照して具体的に詳述する。 (第1実施の形態)図1は、本発明の画像形成装置とし
てのファクシミリ装置の一例の構成を示すブロック図で
あり、本発明の画像形成装置は、主制御部1,スキャナ
2,スキャナ画像処理回路3,イメージメモリ4,画像
回転装置5,コーデック(符号化・復号)部6,プリン
タ制御部7,プリンタ8,操作パネル9,画像メモリ1
0,ROM11,RAM12,モデム13,NCU(Ne
twork Control Unit)14等を備えている。
【0012】主制御部1は、具体的にはCPUで構成さ
れており、バス15を介してファクシミリ装置の上述し
たようなハードウェア各部と接続されていて、それらを
制御すると共に、ROM11に格納されたコンピュータ
プログラムに従って、種々のソフトウェア的機能を実行
する。また、主制御部1は本発明の特徴部分である画像
回転装置5の動作処理を制御する。
【0013】スキャナ2及びスキャナ画像処理回路3に
て読取器を構成しており、例えばCCDを利用したスキ
ャナ2では原稿を読み取り画像信号が出力され、画像信
号はスキャナ画像処理回路3でシェーディング補正,地
色補正,ガンマ補正等が施された後2値化されて画像デ
ータとされ、シリアルデータとして画像回転装置5へ出
力される。
【0014】イメージメモリ4は、画像回転装置5での
回転処理を含む各種の処理を行う際に画像データを一旦
蓄積する。コーデック部6は、画像データを符号化する
と共に、符号化された画像データを元の画像データに復
号する。画像回転装置5は、入力された画像データに必
要に応じて回転処理を施し、回転画像データをプリンタ
制御部7へ出力する。画像回転装置5は、回転処理が不
要である場合には、入力された画像データをそのままプ
リンタ制御部7へ出力する。なお、この画像回転装置5
の構成及び動作については、その周辺回路であるイメー
ジメモリ4,コーデック部6も含めて後に詳述する。
【0015】プリンタ制御部7及びプリンタ8にて記録
器を構成しており、例えば電子写真方式のプリンタ8
は、読取器で読み取られた原稿の画像データ若しくはそ
の回転画像データ、または、ファクシミリ通信により受
信した画像データ若しくはその回転画像データをハード
コピーとしてプリントアウトする。
【0016】操作パネル9は、ファクシミリ装置を操作
するために必要な文字キー,テンキー,短縮ダイヤルキ
ー,ワンタッチダイヤルキー,各種のファンクションキ
ー等を備えている。このファンクションキーの中には、
画像データに対する回転処理の有無を設定する回転設定
キー9aと、読取時の回転処理か、記録時の回転処理か
を指定する回転モードキー9bとが含まれる。
【0017】画像メモリ10は、DRAM等で構成さ
れ、読み取られた原稿の画像データ若しくはその回転画
像データまたは受信した画像データ若しくはその回転画
像データが符号化されたものを格納する。ROM11
は、ファクシミリ装置の動作に必要な種々のソフトウェ
アのプログラムを予め格納している。RAM12は、S
RAMまたはフラッシュメモリ等で構成され、ソフトウ
ェアの実行時に発生する一時的なデータを記憶する。
【0018】モデム13は、バス15に接続されてお
り、ファクシミリ通信が可能なファクスモデムから構成
されている。また、モデム13は、同様にバス15に接
続されたNCU14と直接的に接続されている。NCU
14は、公衆電話回線網とのアナログ回線Lの閉結及び
開放の動作を行うハードウェアであり、必要に応じてモ
デム13を公衆電話回線網と接続する。
【0019】図2は、画像回転装置5の構成を示すブロ
ック図である。画像回転装置5は、回転部51と、第1
入力部としての入力シリアルインタフェース(I/F)
52と、第2入力部としての入力パラレルインタフェー
ス(I/F)53と、第1出力部としての出力パラレル
インタフェース(I/F)54と、第2出力部としての
出力シリアルインタフェース(I/F)55と、バッフ
ァメモリ56とを有する。
【0020】回転部51は、主制御部1にて制御され、
画像データを回転する。この際、回転処理対象の画像デ
ータは外部のイメージメモリ4に一旦蓄積され、徐々に
バッファメモリ56に読み出されて回転処理が施され
る。
【0021】入力シリアルインタフェース52は、読み
取られた原稿の画像データをスキャナ画像処理回路3か
らシリアル形式で入力する。出力パラレルインタフェー
ス54は、記録時の回転処理の場合に入力シリアルイン
タフェース52で入力された画像データを選択し、読取
時の回転処理の場合に回転部51で回転処理された画像
データを選択し、選択した画像データを符号化のために
コーデック部6へパラレル形式で出力する。
【0022】入力パラレルインタフェース53は、画像
メモリ10に格納された符号化画像データが復号された
画像データをコーデック部6からパラレル形式で入力す
る。出力シリアルインタフェース55は、読取時の回転
処理の場合に入力パラレルインタフェース53で入力さ
れた画像データを選択し、記録時の回転処理の場合に回
転部51で回転処理された画像データを選択し、選択し
た画像データをプリンタ制御部7へシリアル形式で出力
する。
【0023】次に、動作について説明する。図3,図4
は、上述した構成のファクシミリ装置における読取処理
の動作手順を示すフローチャートである。
【0024】主制御部1は、回転設定キー9aの押下の
有無を検出して、画像データに対する回転処理が設定さ
れているか否かを判断する(ステップS1)。回転処理
が設定されている場合(S1:YES)、主制御部1
は、回転モードキー9bによる選択を検出して、読取時
の回転処理,記録時の回転処理の何れが設定されている
かを判断する(ステップS2)。
【0025】読取時の回転処理が設定されている場合
(S2:YES)、主制御部1は、画像回転装置5内の
回転部51,入力シリアルインタフェース52,出力パ
ラレルインタフェース54及びバッファメモリ56を起
動させ(ステップS3)、コーデック部6(符号化機
能)を起動させる(ステップS4)。
【0026】入力シリアルインタフェース52は、読み
取られた原稿の画像データをスキャナ画像処理回路3か
ら入力する(ステップS5)。回転部51は、この入力
された画像データに回転処理を施す(ステップS6)。
出力パラレルインタフェース54は、回転処理が施され
た画像データをコーデック部6へ出力する(ステップS
7)。コーデック部6は、この回転画像データを符号化
し、その符号化回転画像データを画像メモリ10へ出力
し、画像メモリ10がそれを格納する(ステップS
8)。
【0027】全ての原稿の読取りが終了しない間は(ス
テップS9:NO)、このようなS5〜S8の処理が繰
り返される。主制御部1は、全ての原稿の読取りが終了
したことを判断した場合に(S9:YES)、起動させ
ていた画像回転装置5及びコーデック部6をリセットさ
せる(ステップS10)。
【0028】回転処理が設定されていない場合(S1:
NO)、または、記録時の回転処理が設定されている場
合(S2:NO)、主制御部1は、画像回転装置5内の
入力シリアルインタフェース52,出力パラレルインタ
フェース54及びバッファメモリ56を起動させ(ステ
ップS11)。コーデック部6(符号化機能)を起動さ
せる(ステップS12)。
【0029】入力シリアルインタフェース52は、読み
取られた原稿の画像データをスキャナ画像処理回路3か
ら入力し、出力パラレルインタフェース54は、この入
力された非回転画像データをコーデック部6へ出力する
(ステップ13)。コーデック部6は、この非回転画像
データを符号化し、その符号化非回転画像データを画像
メモリ10へ出力し、画像メモリ10がそれを格納する
(ステップS14)。
【0030】全ての原稿の読取りが終了しない間は(ス
テップS15:NO)、このようなS13,S14の処
理が繰り返される。主制御部1は、全ての原稿の読取り
が終了したことを判断した場合に(S15:YES)、
起動させていた画像回転装置5及びコーデック部6をリ
セットさせる(ステップS16),
【0031】図5,図6は、上述した構成のファクシミ
リ装置における記録処理の動作手順を示すフローチャー
トである。
【0032】主制御部1は、回転設定キー9aの押下の
有無を検出して、画像データに対する回転処理が設定さ
れているか否かを判断する(ステップS21)。回転処
理が設定されている場合(S21:YES)、主制御部
1は、回転モードキー9bによる選択を検出して、記録
時の回転処理,読取時の回転処理の何れが設定されてい
るかを判断する(ステップS22)。
【0033】記録時の回転処理が設定されている場合
(S22:YES)、主制御部1は、画像回転装置5内
の回転部51,入力パラレルインタフェース53,出力
シリアルインタフェース55及びバッファメモリ56を
起動させ(ステップS23)。コーデック部6(復号機
能)を起動させる(ステップS24)。
【0034】入力パラレルインタフェース53は、画像
メモリ10から読み出されて復号された非回転画像デー
タをコーデック部6から入力する(ステップS25)。
回転部51は、この入力された非回転画像データに回転
処理を施す(ステップS26)。出力シリアルインタフ
ェース55は、回転処理が施された画像データをプリン
タ制御部7へ出力する(ステップS27)。プリンタ8
は、プリンタ制御部7の制御により、この回転画像デー
タをプリントアウトする(ステップS28)。
【0035】全ての原稿のプリントが終了しない間は
(ステップS29:NO)、このようなS25〜S28
の処理が繰り返される。主制御部1は、全ての原稿のプ
リントが終了したことを判断した場合に(S29:YE
S)、起動させていた画像回転装置5及びコーデック部
6をリセットさせる(ステップS30)。
【0036】回転処理が設定されていない場合(S2
1:NO)、または、読取時の回転処理が設定されてい
る場合(S22:NO)、主制御部1は、画像回転装置
5内の入力パラレルインタフェース53,出力シリアル
インタフェース55及びバッファメモリ56を起動させ
(ステップS31)。コーデック部6(復号機能)を起
動させる(ステップS32)。
【0037】入力パラレルインタフェース53は、画像
メモリ10から読み出されて復号された回転画像データ
(回転処理が設定されている場合)または非回転画像デ
ータ(回転処理が設定されていない場合)をコーデック
部6から入力し、出力シリアルインタフェース55は、
この入力された回転画像データまたは非回転画像データ
をプリンタ制御部7へ出力する(ステップS33)。プ
リンタ8は、プリンタ制御部7の制御により、この回転
画像データまたは非回転画像データをプリントアウトす
る(ステップS34)。
【0038】全ての原稿のプリントが終了しない間は
(ステップS35:NO)、このようなS33,S34
の処理が繰り返される。主制御部1は、全ての原稿のプ
リントが終了したことを判断した場合に(S35:YE
S)、起動させていた画像回転装置5及びコーデック部
6をリセットさせる(ステップS36)。
【0039】なお、上述した例では、読み取られた画像
データを符号化して画像メモリ10に格納する場合につ
いて説明したが、画像メモリ10を通さないで回転画像
データをリアルタイムで記録することも可能である。こ
の場合には、入力シリアルインタフェース52を介して
スキャナ画像処理回路3から入力した画像データに、回
転部51にて回転処理を施し、出力シリアルインタフェ
ース55を介して、その回転処理が施された画像データ
をプリンタ制御部7へ出力するようにすれば良い。
【0040】また、上述した例では、イメージメモリ4
を画像回転装置5の外部に接続するので、ファクシミリ
装置の仕様(紙サイズ,解像度)に応じて適切な容量の
メモリを接続することができる。
【0041】(第2実施の形態)図7は、本発明の画像
形成装置としてのファクシミリ装置の他の例の構成を示
すブロック図であり、図7において、図1と同一部分に
は同一の符号を付してそれらの説明を省略する。この第
2実施の形態では、2個の画像回転装置5a,5bを備
えている。
【0042】これらの画像回転装置5a,5bの構成
は、上述した第1実施の形態における画像回転装置5の
構成(図2参照)と同様である。また、各画像回転装置
5a,5bに対応して、上記イメージメモリ4と同様の
イメージメモリ4a,4bと、上記コーデック部6と同
様のコーデック部6a,6bとが設けられている。
【0043】第2実施の形態では、一方の画像回転装置
5aが読取時の回転処理専用に使用され、他方の画像回
転装置5bが記録時の回転処理専用に使用される。即
ち、回転モードキー9bにて読取時の回転処理が設定さ
れている場合には、画像回転装置5aが起動されて、読
み取った画像データに回転部51で回転処理が施され、
その回転画像データがコーデック部6aで符号化され、
画像メモリ10から読み出された符号化回転画像データ
がコーデック部6aで復号され、復号後の回転画像デー
タが画像回転装置5aからプリンタ制御部7へ出力され
る。一方、回転モードキー9bにて記録時の回転処理が
設定されている場合には、画像回転装置5bが起動され
て、読み取った画像データがそのままコーデック部6b
で符号化されて画像メモリ10に格納され、画像メモリ
10から読み出された符号化画像データがコーデック部
6bで復号され、復号後の画像データに回転部51で回
転処理が施され、その回転画像データが画像回転装置5
bからプリンタ制御部7へ出力される。
【0044】(第3実施の形態)図8は、本発明の画像
形成装置としてのファクシミリ装置の更に他の例の構成
を示すブロック図であり、図8において、図1,図7と
同一部分には同一の符号を付してそれらの説明を省略す
る。
【0045】第2実施の形態と同様に、2個の画像回転
装置5c,5dを備えているが、この第3実施の形態で
は、読取時における処理(上述した図3,図4のフロー
チャートの処理)を画像回転装置5cが実行し、記録時
における処理(上述した図5,図6のフローチャートの
処理)を画像回転装置5dが実行する。画像回転装置5
cには符号化専用のコーデック部6cが接続され、画像
回転装置5dには復号専用のコーデック部6dが接続さ
れている。
【0046】この第3実施の形態では、読取時の処理と
記録時の処理とを独立的に制御できるので、これらの処
理を並列的に行えることになり、処理速度の高速化を実
現できる。
【0047】また、第1実施の形態における画像回転装
置5を複数備えておく構成とすることにより、超高速の
読取/記録を行うシステム、高解像度用に複数のCCD
を用いて多階調の画像データを取得するようなシステム
であっても、対応することが可能である。
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明の画像回転装置で
は、画像データを回転する回転部と、外部の読取器にて
読み取られた画像データを入力する第1入力部と、外部
の画像メモリから画像データを入力する第2入力部と、
第1入力部にて入力された画像データまたは回転部にて
回転された画像データの何れかを選択して画像メモリへ
出力する第1出力部と、第2入力部にて入力された画像
データまたは回転部にて回転された画像データの何れか
を選択して外部の記録器へ出力する第2出力部とを備え
るように構成したので、画像形成装置の機種が異なって
もそれらに対応して共通で使用することができ、従来の
ように画像形成装置の機種に応じて種々のタイプの画像
回転装置を設計する必要がなくなる。
【0049】本発明の画像形成装置では、一つの画像回
転装置にて、読取時の回転処理と記録時の回転処理とを
行うことができ、装置構成の小型化を図ることができ
る。
【0050】本発明の他の画像形成装置では、複数の画
像回転装置を備えるようにしたので、並列処理が可能と
なり、処理速度の高速化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置の一例(第1実施の
形態)の構成を示すブロック図である。
【図2】画像回転装置の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明のファクシミリ装置における読取処理の
動作手順を示すフローチャートである。
【図4】本発明のファクシミリ装置における読取処理の
動作手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明のファクシミリ装置における記録処理の
動作手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明のファクシミリ装置における記録処理の
動作手順を示すフローチャートである。
【図7】本発明のファクシミリ装置の他の例(第2実施
の形態)の構成を示すブロック図である。
【図8】本発明のファクシミリ装置の更に他の例(第3
実施の形態)の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 主制御部 2 スキャナ 3 スキャナ画像処理回路 5,5a,5b,5c,5d 画像回転装置 7 プリンタ制御部 8 プリンタ 10 画像メモリ 51 回転部 52 入力シリアルインタフェース(I/F) 53 入力パラレルインタフェース(I/F) 54 出力パラレルインタフェース(I/F) 55 出力シリアルインタフェース(I/F)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを回転する回転部と、外部の
    読取器にて読み取られた画像データを入力する第1入力
    部と、外部の画像メモリから画像データを入力する第2
    入力部と、前記第1入力部にて入力された画像データま
    たは前記回転部にて回転された画像データの何れかを選
    択して前記画像メモリへ出力する第1出力部と、前記第
    2入力部にて入力された画像データまたは前記回転部に
    て回転された画像データの何れかを選択して外部の記録
    器へ出力する第2出力部とを備えることを特徴とする画
    像回転装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の一つの画像回転装置と、
    前記読取器,画像メモリ及び記録器とを備えることを特
    徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の複数の画像回転装置と、
    前記読取器,画像メモリ及び記録器とを備えることを特
    徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101190363B1 (ko) * 2004-09-09 2012-10-11 소니 주식회사 화상 전환 장치 및 화상 전환 방법, 그리고 프로그램 기록매체

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101190363B1 (ko) * 2004-09-09 2012-10-11 소니 주식회사 화상 전환 장치 및 화상 전환 방법, 그리고 프로그램 기록매체

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