JP2002273541A - クランクシャフト鍛造品のバリ取り装置及びバリ取り方法 - Google Patents

クランクシャフト鍛造品のバリ取り装置及びバリ取り方法

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JP2002273541A JP2001079020A JP2001079020A JP2002273541A JP 2002273541 A JP2002273541 A JP 2002273541A JP 2001079020 A JP2001079020 A JP 2001079020A JP 2001079020 A JP2001079020 A JP 2001079020A JP 2002273541 A JP2002273541 A JP 2002273541A
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征仁 中村
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21KMAKING FORGED OR PRESSED METAL PRODUCTS, e.g. HORSE-SHOES, RIVETS, BOLTS OR WHEELS
    • B21K1/00Making machine elements
    • B21K1/06Making machine elements axles or shafts
    • B21K1/08Making machine elements axles or shafts crankshafts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21JFORGING; HAMMERING; PRESSING METAL; RIVETING; FORGE FURNACES
    • B21J5/00Methods for forging, hammering, or pressing; Special equipment or accessories therefor
    • B21J5/02Die forging; Trimming by making use of special dies ; Punching during forging
    • B21J5/027Trimming

Abstract

(57)【要約】 【課題】 クランクシャフトのカウンタウェイト倒れを
発生させず、かつその効果を持続させ得るクランクシャ
フト鍛造品のバリ取り装置を提供する。 【解決手段】 前記クランクシャフト鍛造品のバリ54
を切り落とすバリ取り装置51をクランクシャフト形状
に対応した刃部57を有する下型55と、その下型の上
に載せられるクランクシャフト鍛造品53を押圧する上
型56とからなる主要素から構成する。そして、前記上
型に刃物型62を垂設し、前記下型に刃物型の先端部を
臨ませることができる穴部59を設けて、前記クランク
シャフト鍛造品のバリを切り落とす際、同時に前記バリ
の打ち抜くようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クランクシャフト
の鍛造品からバリを切り落とす装置及び方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来から周知のクランクシャフト1は、
図8及び図9に示すように、回転中心である軸心Cを同
一とするフロント2とフランジ3と、それらの間に設け
られている複数のジャーナル4と、それらのジャーナル
4間に介装されているカウンタウェイト5a、5b、5
cと、相隣接する一対のカウンタウェイト間において前
記軸心Cと異なる軸心を有するクランクピン6等から構
成されている。このように、クランクシャフト1は複雑
な屈曲形状を有しているため、それを製造するには、ま
ず構造用炭素鋼からなる角ビレット又は丸ビレットを素
材として、ロール形成、曲げ加工、鍛造型を使用する荒
打ち(第一鍛造過程)及び仕上げ打ち(第二鍛造過程)
等の種々の過程を経て先ず、図10に示すようなクラン
クシャフト鍛造品7を製造する。
【0003】次いで前記クランクシャフト鍛造品7の周
囲から外方に向かって延展形成されるバリ8を切り落と
すのであるが、その場合、クランクシャフトをその軸心
Cが横方向水平になるようにおいたときの横断面輪郭形
状(図9において紙面と平行に置かれたクランクシャフ
ト1をその上からみたときの外周形状)が、図11に示
すように、切欠部9として形成されている下型10の上
に前記鍛造品7を持ち上げて、その鍛造品7を前記切欠
部9の中に落とし込んでまず前記バリ8を下型10に係
止させる。そして前記鍛造品7の上に上型(図示なし)
を宛がった後、その上型を下方に向かって押圧する。す
ると、前記下型10の切欠部9の周縁部に形成されてい
るエッジ状の刃部11にバリ8が係止されるが、クラン
クシャフト鍛造品7のうち、クランクシャフト1の形状
に相当する部分(非係止部)が前記刃部11に係止され
ていないから、前記刃部11に引っかかったバリ8が前
記非係止部から切り取られて下型10上に残り、バリ抜
きされたクランクシャフト鍛造品7が前記切欠部9を通
って下方に落下する。そのクランクシャフト鍛造品7を
必要に応じて研削したり油路を設けたりするとクランク
シャフト1ができる。
【0004】ところが上記のようにクランクシャフト鍛
造品7を上下の二つの型に挟んでバリ8を切り取る方法
において、同一型により何千回もバリ抜きのためにいわ
ゆる型打ちを繰り返していると、得られたクランクシャ
フト1のうち、軸心C方向最外側に位置する二つの外側
カウンタウェイト5a、5cの先端部が、図9の矢印A
に示す方向、すなわちクランクシャフト1の外方に開
く、いわゆる「カウンタウェイト倒れ」現象が起こる。
【0005】そこで従来からこのカウンタウェイト倒れ
を抑制する方法として種々の方法が提案されているが、
その中に、図12に示すように、クランクシャフト鍛造
品7を押し型12と抱き型13からなる保持型で挟んで
保持するとともに、クランクシャフト鍛造品7のうちバ
リが付いている部位を上下型14、10で挟持して両者
を矢印Bの向きに降下させることにより前記バリ8を切
断する際、前記上型14に突起15を設けておいて、上
型14だけをまず降下させて前記突起15によりバリ8
を部分的に薄くした状態で上下型14、10を降下させ
て、バリ8を切断する方法がある(特開2000−19
7945号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記公知技術は前記カ
ウンタウェイト倒れを抑制する効果をある程度発揮する
が、前記突起も一種の刃物型であるので、型打ち回数が
増えるとその効果が急激に減少してくることが避けられ
ない。そこで本発明者は、カウンタウェイト倒れの抑制
効果を確実に発揮でき、しかも型打ち回数が増加しても
前記抑制効果を持続できるクランクシャフト鍛造品のバ
リ抜き装置及び方法を提案すべく鋭意研究した結果、
「カウンタウェイト倒れ」現象のあった外側カウンタウ
ェイトのバリ切断面周囲では、モーメント力の不釣り合
いが顕著に発生していることを知見し、この知見した事
実を利用して本発明を完成した。従って、本発明の課題
は、クランクシャフト鍛造品のバリ取りに使用されるバ
リ取り装置を繰り返し使用しても、クランクシャフトの
カウンタウェイト倒れを発生させず、かつその効果を持
続させ得るクランクシャフト鍛造品のバリ取り装置及び
方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のク
ランクシャフト鍛造品のバリ取り装置では、クランクシ
ャフトの横断面輪郭形状に対応した刃部を有する一対の
金型を備え、該一対の金型によってクランクシャフト鍛
造品のバリを切り落とすバリ取り装置において、前記ク
ランクシャフト鍛造品の外側カウンタウェイト部から軸
心方向外方に向かって所定距離をおいて前記一対の金型
のうち一方の金型に垂設される刃物型と、該刃物型の先
端部が臨み得る他方の金型に形成される穴部とを備え、
前記刃物型は、前記一対の金型によって前記クランクシ
ャフト鍛造品のバリを切り落とす際、同時に、前記バリ
を打ち抜くように設定してあることを特徴とする。請求
項2記載の発明のクランクシャフト鍛造品のバリ取り方
法では、クランクシャフトの横断面輪郭形状に対応した
刃部を有する一対の金型を備え、該一対の金型によって
クランクシャフト鍛造品のバリを切り落とすバリ取り方
法において、前記クランクシャフト鍛造品のバリを切り
落とす際、同時に、前記一対の金型のうち一方の金型に
垂設される刃物型によって、前記クランクシャフト鍛造
品の外側カウンタウェイト部から軸心方向外方に向かっ
て所定距離をおいた部位の前記バリを打ち抜くようにし
たことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、図面に沿って本発明を具体
化した実施例について詳述すると、図1及び図2に示す
ように、本発明に係るクランクシャフト鍛造品53のバ
リ取り装置51は、基本的には従来技術と同様に、内方
側においてクランクシャフトの横断面形状と略同じ形状
・大きさに切欠かれた切欠部52にクランクシャフト鍛
造品53を落とし込んで、その外周面から外方に延展す
るバリ54に係止させる下型55と、その下型55に載
せられたクランクシャフト鍛造品53をその上から押圧
する上型56の二つの主要素から構成されている。尚、
本実施例における上記上型56及び下型55が、特許請
求の範囲に記載の「一対の金型」を構成する。
【0009】前記下型55において前記切欠部52の周
縁上面には、図3に示すように、エッジ状の刃部57が
段差状に形成されており、前記クランクシャフト鍛造品
53に対するバリ54の付け根部分が係止可能になって
いる。さらに、クランクシャフトのカウンタウェイトと
して加工されるカウンタウェイト部58のうち、前記ク
ランクシャフトの軸心C方向外方側に位置する外側カウ
ンタウェイト部58a、58cから所定距離Lだけ離れ
た外方側位置、より正確に言うと外側カウンタウェイト
部58a、58cが落とし込まれる外側切欠部52a、
52cから所定距離Lだけ離れた外方側位置において前
記下型55には、後述する刃物型の先端部が入り込む穴
部59が垂直形成されている。なお、図3においては一
方の外側カウンタウェイト部58c及び外側切欠部52
cが描かれていないが、それらは、他方の外側カウンタ
ウェイト部58a及び外側切欠部52aと同様に機能す
る。
【0010】前記上型56は、1枚の板状基板部60
と、前記クランクシャフト鍛造品53を前記下型55に
押圧するためにクランクシャフトの横断面より僅かに小
さい横断面形状を有し、かつ下端面が同じくクランクシ
ャフトの上面をほぼ抱き込むように形成された押圧部6
1とからなっており、前記基板部60を下方に向かって
押圧すると、それまでクランクシャフト鍛造品53のバ
リ54を係止していた下型55の刃部57がバリ54に
食い込んでそれをクランクシャフト鍛造品53から切り
離す。さらに前記基板部60の下面において前記穴部5
9の真上には角柱状の刃物型62が垂設されており、前
記基板部60を押圧してクランクシャフト鍛造品53の
バリ54を下型55の刃部57で切り落とすとき、同時
に前記刃物型62が前記穴部59と共働して前記バリ5
4を打ち抜く。その他、本発明に係るバリ取り装置51
においては、従来から公知の装置同様に、装置自体を駆
動させるのに必要な付属的要素が装着されている。
【0011】次に上記構造のバリ取り装置51の作用・
効果について説明すると、クランクシャフト鍛造品53
を下型55より上方に持ち上げて、それをその切欠部5
2の中に落とし込む。すると図4に示すように、クラン
クシャフト鍛造品53のバリ54が下型55に係止され
るとともに、バリ54の付け根部分が下型55の刃部5
7の上に載置される。
【0012】続いて前記クランクシャフト鍛造品53の
上に上型56を載せてその押圧部61の下端面をクラン
クシャフト鍛造品53の上面にぴったり当接させる。そ
れから上型56の基板部60を下方に押圧すれば、図5
に示すように、その押圧力とクランクシャフト鍛造品5
3の自重の加速度等によりクランクシャフト鍛造品53
が降下して、下型55の刃部57がバリ54に食い込
む。そのときバリ54には、所定の張力T1が発生し、
この張力T1によってモーメント力M1がかかることと
なる。その後、さらなる上型56の下降で、バリ54は
切断されていく。
【0013】同時に前記刃物型62は予め設計により基
板部60の所定位置に垂下形成されているので、前記刃
物型62が前記穴部59と共働して外側カウンタウェイ
ト部58a、58cから距離Lだけ離れた部位のバリ5
4を突き破ろうとする。そのとき、その部分的なバリ5
4には、所定の張力T2が発生し、この張力T2によっ
てモーメント力M2がかかることとなる。ここで、部分
的なバリ54にかかるモーメント力M2は、上述のモー
メント力M1と釣り合った状態になり、前記刃部57と
刃物型62間に存在する部分的なバリ54には軸心C方
向の変位が起こらない。従ってこの過程で外側カウンタ
ウェイト部58a、58cがバリ54によって引っ張ら
れようとする力が抑さえられる。さらに前記上型56に
押圧力を加え続けると、前記刃部57と刃物型62との
間のバリ56は、クランクシャフト鍛造品53側にも刃
物型62側にも引っ張られることなく、図6に示すよう
に、切断されるとともに、切断屑や刃物型62の先端が
下型55に形成されている穴部59に入る。このよう
に、少なくとも前記刃物型62で切断された箇所に近い
外側カウンタウェイト部58a、58cが、カウンタウ
ェイト部58のバリ54を一斉に切り落とす際に、前記
軸心C方向において外方に引っ張られるのが抑制され
る。
【0014】他方、前記刃物型62及び穴部59が存在
しない前記軸心Cに近い領域においては、前記張力T2
が発生せずT1だけ発生し、モーメント力M1,M2の
不釣り合い状態となり、下型55の刃部57によりバリ
54が切断される際、外側カウンタウェイト部58a、
58cがバリ54側にある程度引っ張られるが、カウン
タウェイト倒れを引き起こすまでには至らないし、前記
刃物型62の奥行き長さを大きくすることによりカウン
タウェイト倒れを抑制できる。
【0015】このように本発明は、カウンタウェイト倒
れを起こす外側カウンタウェイト部58a、58cの軸
心C方向外方において、かつ前記軸心Cからより離れた
位置において、クランクシャフト鍛造品53からのバリ
54の切り落としと同時に、前記バリ54を打ち抜くこ
とにより、その打ち抜き部位付近のバリ54に生じるモ
ーメント力がカウンタウェイト倒れの要因とならないよ
うにバランスさせる。そのときモーメント力のバランス
関係は、例えば、前記外側カウンタウェイト部58a、
58cとそれに相隣接するカウンタウェイト部との間の
バリ54を切り落とす際にそのバリ54に発生するモー
メント力のバランス関係と同じである。さらに本発明に
係る装置にあっては前記刃物型62と穴部59とが共働
してバリ54を確実に打ち抜くので、前記した従来技術
の上型における突起のみの場合と異なり、バリ54の打
ち抜き作用もより永続的に維持される。
【0016】
【実験例及び比較例】本発明の効果を具体的に確認する
ために、図2に示すように相隣接するカウンタウェイト
部58a、58bの間隔Eの0.5倍から1倍に相当す
る距離Lを以ってカウンタウェイト部58aから軸心C
方向に向かって外方に離れた位置であって、ジャーナル
部63から10mm離れた位置に横幅が15mm、奥行
き長さが30mmの刃物型62を備えた上型56を使用
して、図3における外側カウンタウェイト部58aの厚
さFに対する高さHの比(H/F)が3.0、2.7、
2.5及び2.3である4種類のクランクシャフト鍛造
品53のバリ取り(型打ち)実験を行なった。そして各
クランクシャフト鍛造品53につき4000回の型打ち
実験を行ない、外側カウンタウェイト部58aの倒れ角
を測定したところ、前記4種類のクランクシャフト鍛造
品53の倒れ角は、それぞれ0.2、0.2、0.1、
0.1度(0.2度以下)であった(実験例)。
【0017】比較のために前記刃物型62を備えていな
い上型56を使用して、前記実験例に準じて同様の型打
ち実験を行なったところ、4種類のクランクシャフト鍛
造品53の倒れ角は、それぞれ1.7、1.1、0.
6、0.5度で、いずれの場合も前記実験例の倒れ角よ
り格段に大きかった(比較実験例)。
【0018】尚、本発明においては、上記実施例に限ら
れず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更し
た実施例とすることができる。即ち、上記実施例では、
固定下型55に対して可動上型56が下降してバリを切
り落とすようにしたが、固定上型に対して可動下型が上
昇したり、あるいは、上下型が互いに上下動したりして
バリを切り落とすこともできる。また、下型55に押圧
部61及び刃物型62を設け、上型56に刃部57及び
穴部59を設けることもできる。また、上型と下型を前
記従来技術と同様に保持型と抱き型の周囲に設けること
もできる。また刃物型62の形状・大きさもカウンタウ
ェイト倒れの抑制効果が発揮される範囲において変更で
きる。例えば図7に示したように、刃物型を先端先細
状、例えば、その縦断面が略U字状、V字状、両側テー
パ状、片側テーパ状とすることができる。
【0019】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、クランク
シャフト鍛造品のバリ取りに使用されるバリ取り装置を
繰り返し使用しても、クランクシャフトのカウンタウェ
イト倒れを発生させず、かつその効果を持続させること
ができるという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る装置の部分破断斜視図である。
【図2】下型の上にクランクシャフト鍛造品を載置した
上面図である。
【図3】図2のIII―III方向の矢視図である。
【図4】図3において符号IVで示す部分を説明するため
の説明図である。
【図5】バリが切断され始めた状態を示す図4同様の説
明図である。
【図6】バリの切断が終わろうとする状態を示す前記同
様に説明図である。
【図7】刃物型の別の態様を示す要部断面図である。
【図8】クランクシャフトの斜視図である。
【図9】クランクシャフトの上面図である。
【図10】クランクシャフト鍛造品の斜視図である。
【図11】下型の平面図である。
【図12】従来技術の要部を示す部分断面図である。
【符号の説明】 1;クランクシャフト、53;クランクシャフト鍛造
品、55;下型、56;上型、57;刃部、58a;外
側カウンタウェイト部、58c;外側カウンタウェイト
部、59;穴部、62;刃物型、C;軸心、L;距離。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランクシャフトの横断面輪郭形状に対
    応した刃部(57)を有する一対の金型(55、56)
    を備え、該一対の金型によってクランクシャフト鍛造品
    (53)のバリ(54)を切り落とすバリ取り装置にお
    いて、 前記クランクシャフト鍛造品の外側カウンタウェイト部
    (58a、58c)から軸心(C)方向外方に向かって
    所定距離(L)をおいて前記一対の金型のうち一方の金
    型に垂設される刃物型(62)と、該刃物型の先端部が
    臨み得る他方の金型に形成される穴部(59)とを備
    え、 前記刃物型は、前記一対の金型によって前記クランクシ
    ャフト鍛造品のバリを切り落とす際、同時に、前記バリ
    を打ち抜くように設定してあることを特徴とするクラン
    クシャフト鍛造品のバリ取り装置。
  2. 【請求項2】 クランクシャフトの横断面輪郭形状に対
    応した刃部(57)を有する一対の金型(55、56)
    を備え、該一対の金型によってクランクシャフト鍛造品
    (53)のバリ(54)を切り落とすバリ取り方法にお
    いて、 前記クランクシャフト鍛造品のバリを切り落とす際、同
    時に、前記一対の金型のうち一方の金型に垂設される刃
    物型(62)によって、前記クランクシャフト鍛造品の
    外側カウンタウェイト部(58a、58c)から軸心
    (C)方向外方に向かって所定距離(L)をおいた部位
    の前記バリを打ち抜くようにしたことを特徴とするクラ
    ンクシャフト鍛造品のバリ取り方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110125305A (zh) * 2019-06-18 2019-08-16 江苏太平洋精锻科技股份有限公司 一种汽车变速箱结合齿热切边模具
US10464120B2 (en) 2014-12-10 2019-11-05 Nippon Steel Corporation Method for producing forged crankshaft

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