JP2002272595A - 多機能バット形状鍋セット - Google Patents

多機能バット形状鍋セット

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JP2002272595A
JP2002272595A JP2001073447A JP2001073447A JP2002272595A JP 2002272595 A JP2002272595 A JP 2002272595A JP 2001073447 A JP2001073447 A JP 2001073447A JP 2001073447 A JP2001073447 A JP 2001073447A JP 2002272595 A JP2002272595 A JP 2002272595A
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shaped pot
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Toshikazu Manabe
利和 真鍋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、コンパクトに収納でき、鍋としても
バットとしても使用でき、野外にも運搬するのが容易
で、調理が簡単且つ迅速にできる多機能バット形状鍋セ
ットを提供することを目的とする。 【解決手段】本発明の多機能バット形状鍋セットは、同
一底面形状を有するとともに耐熱材料で構成された平底
バット状構造を備え、上下に積み重なって棚状に保管さ
れる複数の多機能バット形状鍋2と、保管時には最も上
に置かれる多機能バット形状鍋2を上面から覆う上蓋3
と、仕切りボード11が設けられ、前面開口から多機能
バット形状鍋2を前方に引き出すことができ、上面開口
から上蓋を多機能バット形状鍋2に載置することができ
る収納体1と、把持具4を備え、多機能バット形状鍋2
が、鍋として使用しないとき食品を載置するバットまた
は皿として使用されることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上下に積み重なっ
て棚状に保管され、鍋として使用しないときは食品を載
置するバットや皿として使用される多機能バット形状鍋
セット、とくに野外で利用するのに適した多機能バット
形状鍋セットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鍋や皿等の調理用品には調理ごと
に様々の種類のものが存在する。料理に合わせて調理用
品を選ぶため、食事の時刻にはこれらが雑然と調理台に
並べられ、どうしてもスペースが手狭になり、料理を置
くのにも困るといったことが起きてしまう。これは調理
後でも同様で、住宅事情からキッチンに十分なスペース
が割けないため、種類が多く、形の大きい鍋や皿等の調
理用品は保管、収納場所に困るといったことが起きてい
る。こうしたことから、キッチンでは調理用品、とくに
鍋類やお玉類を空中に吊るしたり、雑然と積み重ねたり
して保管しているというのが実情である。
【0003】鍋類には、フライパンのように浅底で広く
片持ちの長い取っ手を有すものや、煮たり蒸したりを行
う深底で両持ちの取っ手を備えたもの、鍋物用の土鍋、
すき焼き用の鉄鍋等、様々の形態を有しており、使用頻
度が低いものも多く、保管、収納には非常に厄介なもの
である。鍋類の収納を工夫し、鍋を横に立てて並べると
いった方法も提案されているが、抜本的な解決策とはな
っていない。
【0004】鍋類以外にも、天麩羅をあげた際に油をき
ったり、あるいは天婦羅用のころもを付けたり、また、
調理のための食材を用意して載せておいたり、オーブン
に入れたりするバットも、事情はまったく変わらない。
さすがに鍋類ほどは種類はないが、保管、収容場所に困
るという点では変わりがない。さらに、皿類も食卓に料
理を出す比較的小さい皿のほかに大皿等があり、これも
厨房内のスペースをとるものであった。
【0005】このように、従来調理用品のためキッチン
が雑然とし、収納スペースをとって、収納や調理のとき
に困るといったことが起こっているが、同様のことが、
一見問題なさそうにみえるキャンプ場等、野外で調理を
行う際にも、移動の際に発生する。最近、アウトドアー
志向が高まり、野外で食事をとることが多くなったが、
調理用の鍋類、皿類、さらには食材を持ち運ぶのは嵩張
り、非常に面倒なことである。車両で多人数が移動しな
ければならないのに、同時に調理用品や食材を運ぶのは
嵩張って大変であるし、衛生の面でもよくない。こうし
たことから、せっかくの野外での食事にインスタント食
品を使わざるをえないということも起こっている。
【0006】また、最近、女性の社会進出が進み、家庭
の中で誰もが自分で料理しなければならない機会が増え
てきている。しかし、常日頃料理をしたことのない人が
レシピもなく、急に調理するのは難しい。メモなどで食
材の量や、調味料等の分量を指示すれば、このような経
験のない人でも料理できる可能性はあるが、素人にはな
かなか難しい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来の厨房では、鍋類やバット、皿類等を収納するスペ
ース、調理のために必要なスペースが不足するようなこ
とがあった。鍋とバット、大皿等はとくに種類と嵩が大
きく、収納に困るものであった。そして、皿やバット、
鍋を冷蔵庫に入れて収納しようとしても、形状が丸く、
収納に適した形状でないため、収納しきれないような場
合も発生した。
【0008】また、鍋やバット、皿はそれぞれ使用目
的、形態が異なっており、基本的にこれらが共用される
ことはない。鍋とバット、さらには皿といった壁を取り
除くのは、長年染み付いた観念を払拭することであり、
容易にはできないことである。
【0009】また、料理をしたことのない人に、調理用
の素材を加工し、調味料を計量して加えよといっても、
なかなか難しいが、予め加工したものを準備しバットに
載置しておけば、こうした人たちも料理することが可能
になる。しかし、バットを準備しておくには上述したよ
うにスペースが必要であるし、その後調理のためには別
途鍋類を用意しなければならず、調味料や水加減等で新
たな問題が生じる。こうしたことを回避するのは従来の
鍋やバット、皿では非常に難しい。
【0010】そして、野外での食事を行うために、鍋や
皿、さらには食材を安全かつ衛生的に運搬するのは、車
両の中でスペースをとるという点からなかなか運びづら
いものであった。
【0011】そこで、本発明は従来のこのような問題を
解決するもので、コンパクトに収納でき、鍋としてもバ
ットとしても使用でき、野外にも運搬するのが容易で、
調理が簡単且つ迅速にできる多機能バット形状鍋セット
を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために本発明の多機能バット形状鍋セットは、同一底面
形状を有するとともに耐熱材料で形成された平底バット
状構造を備え、上下に積み重なって棚状に保管される複
数の多機能バット形状鍋と、多機能バット形状鍋の少な
くとも1以上と係合することができ、保管時には最も上
に載置された多機能バット形状鍋を上面から覆う上蓋
と、仕切りボードが設けられ、前方に設けられた前面開
口から多機能バット形状鍋を引き出すことができ、上面
開口から上蓋を多機能バット形状鍋に載置することがで
きる収納体と、把持具を備え、多機能バット形状鍋が、
鍋として使用しないとき食品を載置するバットまたは皿
として使用されることを特徴とする。
【0013】これにより、コンパクトに収納でき、鍋と
してもバットとしても使用でき、野外にも運搬するのが
容易で、調理が簡単且つ迅速にできる多機能バット形状
鍋セットを提供することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載された発
明は、それぞれが同一底面形状を有するとともに耐熱材
料で形成された平底バット状構造を備え、上下に積み重
なって棚状に保管される複数の多機能バット形状鍋と、
多機能バット形状鍋の少なくとも1以上と係合すること
ができ、保管時には最も上に載置される多機能バット形
状鍋を上面から覆うことができる上蓋と、隣接する多機
能バット形状鍋の間を隔てる仕切りボードが設けられ、
前方に設けられた前面開口から多機能バット形状鍋を引
き出すことができ、上面開口から最も上に載置された多
機能バット形状鍋を上蓋で覆うことができる収納体と、
多機能バット形状鍋を引き出すときに使用する把持具を
備え、多機能バット形状鍋が、鍋として使用しないとき
には食品を載置するバットまたは皿として使用すること
が可能であることを特徴とする多機能バット形状鍋セッ
トであるから、同一底面形状の多機能バット形状鍋を積
み重ねて棚状に保管するためコンパクトに収納でき、加
熱可能な鍋として、また食材を準備しておくバット、皿
としても使用でき、コンパクトな収納体に収納するから
野外にも運搬するのが容易である。多機能バット形状鍋
をそのまま加熱すればよいため調理が簡単且つ迅速に行
える。
【0015】本発明の請求項2に記載された発明は、請
求項1記載の多機能バット形状鍋セットであって、複数
の多機能バット形状鍋がそれぞれ同一底面形状を有する
のに代えて、複数の多機能バット形状鍋が異なった底面
形状を有する2種以上の多機能バット形状鍋を含み、該
異なった底面形状を組み合わせることにより他の多機能
バット形状鍋の底面形状もしくは組み合わせ底面形状と
同一底面形状となることを特徴とする多機能バット形状
鍋セットであるから、すべてが同じ底面形状の多機能バ
ット形状鍋でなく、小さな多機能バット形状鍋も存在さ
せることができ、使い勝手がよくなる。この小さな多機
能バット形状鍋を小皿として使うことができる。
【0016】本発明の請求項3に記載された発明は、多
機能バット形状鍋の底面形状が矩形で、収納体が全体と
して直方体形状を有していることを特徴とする請求項1
または2記載の多機能バット形状鍋セットであるから、
多機能バット形状鍋の底面形状が矩形であるため収納が
容易で、コンパクトに収納できるし、製造が矩形である
ため容易である。
【0017】本発明の請求項4に記載された発明は、多
機能バット形状鍋が2種以上の異なる深さを有すことを
特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の多機能バッ
ト形状鍋セットであるから、深さのある多機能バット形
状鍋を長時間弱火で加熱する鍋物用に使え、あまり深く
ない多機能バット形状鍋を炒め物に使うことできる。さ
らに、バットとして食材を載置して収納しておくとき
に、食材の量に比例して深さの異なる多機能バット形状
鍋を選択することができる。
【0018】本発明の請求項5に記載された発明は、多
機能バット形状鍋と上蓋を収納体に収納したとき荷崩れ
しないように固定する搬送用の固定具を備え、野外で使
用されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記
載の多機能バット形状鍋セットであるから、搬送用の固
定具によって多機能バット形状鍋と上蓋を収納体に固定
するため、荷崩れしないで持ち運べ、野外に持参するの
に適している。
【0019】本発明の請求項6に記載された発明は、仕
切りボード上に、多機能バット形状鍋をスライドさせる
ときの摩擦を低減し、通気を確保するための突部または
突条が形成されたことを特徴とする請求項1〜5のいず
れかに記載の多機能バット形状鍋セットであるから、多
機能バット形状鍋をスライドするのが容易で、通気のた
めの間隙が形成でき、湿気を除くことができる。
【0020】本発明の請求項7に記載された発明は、把
持具が、多機能バット形状鍋の上端縁に形成されたフラ
ンジ部と係合するクランプ部を備えたことを特徴とする
請求項1〜5のいずれかに記載の多機能バット形状鍋セ
ットであるから、多機能バット形状鍋を引き出すときに
は、把持具のクランプ部を多機能バット形状鍋のフラン
ジ部に引っ掛けて持ち上げるだけでよく、取っ手を多機
能バット形状鍋から取り除くことができ、コンパクトに
収納体に収納することができる。
【0021】(実施の形態1)以下、本発明の実施の形
態1における多機能バット形状鍋セットについて、図面
に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態1にお
ける多機能バット形状鍋セットの斜視図、図2は本発明
の実施の形態1における多機能バット形状鍋セットの収
納体の斜視図、図3は本発明の実施の形態1における多
機能バット形状鍋セットの多機能バット形状鍋と上蓋の
斜視図、図4(a)は本発明の実施の形態1における多
機能バット形状鍋セットの把持具の側面図、図4(b)
は本発明の実施の形態1における多機能バット形状鍋セ
ットの把持具の断面図である。
【0022】図1〜図4(a)(b)において、1は以
下詳述する多機能バット形状鍋セットを1つにまとめて
保管、収納する収納体、2は平底バット状構造を有し、
多機能バット形状鍋セットの最も重要な構成要素である
複数の多機能バット形状鍋、3は収納体1の最も上に収
納される多機能バット形状鍋2を上面から覆う上蓋であ
る。本明細書において平底バット状構造とは、平底のバ
ット状の容器であって上方が大きく開放されている形態
の容器である。比較的容器高さの浅い容器が多いが、本
発明では深底の容器まで含む構造である。
【0023】実施の形態1においては多機能バット形状
鍋2の底面形状は全体として矩形であって、収納体1の
中に棚状に積み重ねられて収納される。なお、後述する
ように小棚も設けられており、小型のものも収納され
る。そして、多機能バット形状鍋2は一義的に鍋として
の機能を果さなければならないので、金属板、ホウロ
ウ、セラミック等の耐熱材料から構成されている。多機
能バット形状鍋2の底面形状としては、矩形のほかに例
えば小判型形状、半円形状、楕円形状、多角形状その他
様々の形状があるが、食材等を多数載置できるバットと
しての機能を果す必要もあり、鋭角の部分を形成しない
のが面積確保という点で望ましい。鍋として火のとおり
がよいものでもなければならないし、焼き付き等起こさ
ないような熱伝達上単純な形状が望ましい。そして、本
実施の形態1の多機能バット形状鍋セットは収納体1の
中に収納したとき、1かたまりになる。従って、外周は
すべての面でできるだけシンプルな形状が望ましく、上
記した矩形、なかでも正方形もしくは正方形に近い長方
形がバットとしての機能が生かせ、鍋としても最も効果
的に機能し、多機能バット形状鍋セットをコンパクトで
持ち運びが容易な構造にすることができる。
【0024】また、多機能バット形状鍋2を前面から簡
単に引き出しできるように、収納体1には前面開口が形
成され開放されている。上蓋3が多機能バット形状鍋2
の少なくとも1以上、ここではいずれとも係合し、保管
時には最も上に置かれた多機能バット形状鍋を上蓋で覆
うことができるように、収納体1の上面にも上面開口が
形成されている。
【0025】図4に示すように、4は、収納体1に多機
能バット形状鍋2が保管、収納されているときに、これ
を収納体1の前面から引き出して把持するための把持具
である。5は多機能バット形状鍋セットがバラバラにな
って荷崩れしないように周囲から固定する固定具であ
る。固定具5は、収納体1の中に多機能バット形状鍋2
をそれぞれ所定の場所に収納し、上蓋3を覆って、多機
能バット形状鍋セットのかたまりを作って野外等に持ち
出すとき等に利用される。本実施の形態1においては、
ゴム状の無端ベルトで緊締して固定しているが、端部に
金具を設けて締め付け固定することができるバンド類似
の固定具でもよい。
【0026】次に、図2に基づいて収納体1の詳細な説
明を行う。11は隣接する多機能バット形状鍋2の間を
隔てる仕切りボードであり、収納体1に多機能バット形
状鍋2をそれぞれの空間内に保管、収納するために設け
られている。後述する多機能バット形状鍋C23,多
機能バット形状鍋C23は高さが低く、2段になって
奥側に収納されるため、これらに対する仕切りボード1
1は短く小棚になっている。12は、多機能バット形状
鍋2をスライドさせるときの摩擦を低減し、通気を確保
するために、仕切りボード11と多機能バット形状鍋2
との間に設けられた半球状の突部である。この突部12
は所定長さのかまぼこ状の突条であってもよい。
【0027】仕切りボード11は、後記する多機能バッ
ト形状鍋2の深さと、突部12が形成する多機能バット
形状鍋2の下側の間隙と、多機能バット形状鍋2を引き
出すために把持具4の一部を挿し込むために必要な上側
の間隙とから、配置のためのピッチが定まる。突部12
や突条、あるいは上側に形成された間隙によって通気が
確保され、多機能バット形状鍋2内の水はけ、乾燥度を
向上させることができる。なお、図示はしないが、仕切
りボード11もしくは収納体1の内壁に水分の吸収を行
う乾燥材を収納する乾燥材室を設けてもよい。持ち運び
しない収納体1の場合などには、多機能バット形状鍋2
の保管時に内部の殺菌を行うために殺菌灯を設けること
もできる。
【0028】続いて、図3に基づいて多機能バット形状
鍋2と上蓋3の詳細な説明を行う。21は多機能バット
形状鍋2の最も上に収納される多機能バット形状鍋A、
22は多機能バット形状鍋A21の下で収納体1の前面
側に配置される多機能バット形状鍋B、23は多機能
バット形状鍋B22の奥に収納される上段側の多機能バ
ット形状鍋C、23は多機能バット形状鍋B22の
奥に収納される下段側の多機能バット形状鍋C、24
は多機能バット形状鍋B22,C23,C 23
の下に収納される多機能バット形状鍋D、25は多機能
バット形状鍋D24の下に収納される多機能バット形状
鍋Eである。なお、多機能バット形状鍋C23は多
機能バット形状鍋C23の上に載置される。そし
て、ここでは多機能バット形状鍋C23と多機能バ
ット形状鍋C23を2段にしているが、多機能バッ
ト形状鍋B22と同一高さの1段の多機能バット形状鍋
23だけにしてもよい。この場合小棚の仕切りボ
ード11は不要となる。多機能バット形状鍋A21,多
機能バット形状鍋B22,多機能バット形状鍋C23
,C23,多機能バット形状鍋D24,多機能バ
ット形状鍋E25は、それぞれ仕切りボード11の突部
12上に載置、収納される。図3,4において、26は
多機能バット形状鍋2の上端縁に形成されたフランジ
部、27はフランジ部26に設けられた引掛け突部、2
8はフランジ部26に形成された引掛け凹部である。
【0029】図3に示すように、本実施の形態1におい
ては多機能バット形状鍋2の前面側にA〜Eの符号を表
示してある。これにより、各多機能バット形状鍋2を符
号A〜Eで特定できるから、最も適した多機能バット形
状鍋2を選んで符号で特定し、内部に加工した食材を準
備しておけば、詳しいレシピを知らなくとも符号A〜E
の指摘に従って多機能バット形状鍋2を引き出し、常日
頃料理をしたことのない人でもそのまま迅速且つ容易に
調理することができる。
【0030】実施の形態1の多機能バット形状鍋A21
は矩形の底面形状をしており、深さが他の多機能バット
形状鍋B〜Eの深さHの2倍である2Hで、長時間弱火
で加熱する鍋物、例えばおでん等の鍋物をつくるのに利
用するのに適している。底の浅い多機能バット形状鍋2
は炒め物に使うことができる。実施の形態1では2種類
の深さを備えた多機能バット形状鍋2としているが、3
種類以上の深さを用意するのも適当である。例えば、実
施の形態1においては多機能バット形状鍋C23
23の高さは0.4H程度で、更に高さが低くな
っている。これらの深さが異なる多機能バット形状鍋2
は、用途でサイズを選択し、例えばバットとして食材を
載せるときには、食材の量に比例して深さの異なる多機
能バット形状鍋を選択することができる。
【0031】次に、多機能バット形状鍋B22と多機能
バット形状鍋C23,C23 は矩形の底面形状
を有してはいるものの、大きさと形状が多機能バット形
状鍋A21と異なっている。しかし、多機能バット形状
鍋B22と多機能バット形状鍋C23またはC
を組み合わせると、多機能バット形状鍋A21とほ
ぼ同一の矩形の底面形状にすることができる。しかも、
多機能バット形状鍋B22の高さが、多機能バット形状
鍋C23と多機能バット形状C23の高さ、及
び仕切りボード11の厚みを加えた高さとほぼ一致させ
ている。このように、すべての多機能バット形状鍋2が
同じ底面形状でなく、小さな多機能バット形状鍋B2
2,高さも形状も小さな多機能バット形状鍋C
,C23 も存在するから、使い勝手がよくな
る。例えば小皿として使用することができる。多機能バ
ット形状鍋D24,多機能バット形状鍋E25は多機能
バット形状鍋A21と底面形状が同一形状であり、深さ
も広さも汎用性があるため、バットや大皿として使用す
ることができる。なお、多機能バット形状鍋C23
と多機能バット形状C23の少なくとも一方に小さ
な上蓋(図示しない)を設けておくのがよい。
【0032】そして、本実施の形態1においては、多機
能バット形状鍋B22と多機能バット形状鍋C
,C23を小さい矩形の底面形状とし、これを
組み合わせて多機能バット形状鍋A21とほぼ同じ底面
形状の矩形にしているが、多機能バット形状鍋B22と
多機能バット形状鍋C23,C23の底面形状
として、例えば一方が半円の凸状部分をもち、他方がこ
れと噛み合う凹状部分をもって、組合したとき全体とし
て多機能バット形状鍋A21と同じ底面形状の矩形とな
るのでもよい。もちろん、多機能バット形状鍋C23
,C23の小棚となる仕切りボード11の形状も
これと合わせて変化させるのがよい。係合する形状であ
ればどのようなものでも構わない。もちろん、全体の底
面形状が矩形でなくてもよいのは上述した通りである。
【0033】ところで、多機能バット形状鍋2を収納体
1にコンパクトに収納するため、本実施の形態1におい
ては図4(a)(b)に示すような把持具4が必要であ
る。41は多機能バット形状鍋2の引掛け突部27と係
合するクランプ引掛け爪、41aは内部のバネで出没す
る安全のためのストッパ、41bはストッパ41aの係
止を外すための摘み、42は多機能バット形状鍋2の内
側から押圧し、クランプ引掛け爪41と協働して把持具
4のクランプ部を構成する押圧爪である。多機能バット
形状鍋2を引き出すときには押圧爪42をクランプ引掛
け凹部28に掛けて引き出し、そのままクランプ部をフ
ランジ部26に押し込んでストッパ41a突出させ、多
機能バット形状鍋2のフランジ部26を把持具4内でし
っかり係止する。把持具4を外すときは摘み41bを使
って係合を解けばよい。なお、把持具4と固定具5を収
納しておくバッグを収納体1の側面に着脱自在に設ける
ことができる。また、ストッパ41a、摘み41bは必
ずしも必要ではない。さらに、本実施の形態1において
は把持具4を多機能バット形状鍋2に着脱自在にして引
き出しているが、多機能バット形状鍋2の前面に固定的
に取り付けて置くのも手間が不要で使い勝手が高くな
る。しかし、この場合、把持具4を着脱自在にする場合
より、コンパクト性という点では着脱自在のものに一歩
譲ることになる。
【0034】以上、本実施の形態1の多機能バット形状
鍋セットの構造について説明したが、以下本実施の形態
1の多機能バット形状鍋セットを使用するときの使用方
法の説明を行う。
【0035】厨房内で多機能バット形状鍋セットを置い
て使用するときは、固定具を利用する必要は乏しい。殺
菌灯などを使用して衛生管理を図るのが好適である。野
外で食事をするために搬送するときには、多機能バット
形状鍋2を収納体1内に収納して固定具5を掛けて持ち
運べばよい。この際、調理のための食材を予め加工して
おき、最も適当な多機能バット形状鍋2を選んで、加工
物を内部に収納して準備しておくのがよい。同時に調味
料も、多機能バット形状鍋C23など小さなバット
形状鍋の中にパックなど施して収納しておくことができ
る。野外では、準備した食材のあるバット形状鍋をその
まま火に掛けて加熱すればよく、余分な手間が全く不要
になる。
【0036】本実施の形態1の多機能バット形状鍋セッ
トを有効に利用できる使用方法として次のようなものが
ある。すなわち、日頃から調理をした経験のない人にメ
モ状のレシピを渡して料理させるのはなかなか難しい
が、本多機能バット形状鍋セットの1以上の多機能バッ
ト形状鍋2の中に、料理の得意な協力者が予め加工した
食材を準備しておくとともに調味料等も入れておき、メ
モで多機能バット形状鍋2の符号を指示することで料理
の手助けをすることができる。
【0037】例えば、多機能バット形状鍋C23
引き出し、内部に準備しておいた調味料を取り出す。こ
の調味料を多機能バット形状鍋D24内に用意していた
食材にそのまま添加し、直接火に掛ければよい。加熱
中、鍋の中に入れる別の食材があれば、他の多機能バッ
ト形状鍋B22の中に準備、収納しておき、これを引き
出し、材料をそのまま添加すればよい。
【0038】この場合、料理の経験のない人に対してメ
モで指示する事項は、例えば(1)多機能バット形状鍋
23を引き出して調味料を取り出す。(2)多機
能バット形状鍋D24を引き出してそのまま調味料を加
える。(3)多機能バット形状D24をそのまま火に掛
け、10分強火で加熱する。(4)加熱中、多機能バッ
ト形状鍋B22を引き出し、中の食材、例えば肉を2分
後に、キノコ類を3分後に、野菜を5分後にすべて加え
る、といった程度のことであり、きわめてシンプルな指
示で、料理経験者がそばに居なくとも誰でも同じ料理を
実現できる。調味料や食材の分量も、1カップ1/2と
いった計測の難しい指示ではなく、誰もが同じ味に仕上
げることが可能になる。
【0039】そして、多機能バット形状鍋2の数をさら
に増し、底面形状の1/4程度の小さな小皿状の多機能
バット形状鍋2を用意しておけば、バットや大皿と異な
った取り皿として多機能バット形状鍋2を利用すること
ができる。そして、アウトドアーで調理し、食事を楽し
むときには、この多機能バット形状鍋セットだけを持参
すればよく、手軽で持ち運びが容易になる。
【0040】以上説明したように、本実施の形態1の多
機能バット形状鍋セットは、同一底面形状を有し耐熱材
料の平底バット状構造を備え、上下に積み重ねられる多
機能バット形状鍋と、上蓋と、収納体と、多機能バット
形状鍋に着脱自在の把持具を設けたので、コンパクトに
収納でき、加熱可能な鍋としてもバットとしても皿とし
ても使用でき、野外に運搬するのも容易に行え、料理用
に加工した食材を準備した多機能バット形状鍋をそのま
ま鍋として加熱すればよいため調理が簡単且つ迅速に行
えるものである。また、多機能バット形状鍋の底面形状
が矩形であるためバットとして食材の載置が容易で、コ
ンパクトに収納できるし、製造が矩形であるため容易で
ある。そして、様々の深さの多機能バット形状鍋を用途
に応じて利用することができる。野外に持参するのに非
常に適した調理用品となる。家庭内でも場所をとらず、
様々の使い方ができ、レシピの伝達にも最適である。殺
菌灯をつければさらに衛生的な装置とすることができ
る。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に記載された多機能バット形状鍋セットは、それぞれが
同一底面形状の耐熱材料で形成された平底バット状構造
を備え、積み重なって収納される複数の多機能バット形
状鍋と、上蓋と、収納体と、把持具を設けたから、同一
底面形状の多機能バット形状鍋を積み重ねて棚状に保管
するためコンパクトに収納でき、加熱可能な鍋として、
また食材を準備しておくバット、皿としても使用でき
る。コンパクトな収納体に収納するから野外にも運搬す
るのが容易である。多機能バット形状鍋をそのまま加熱
すればよいため調理が簡単且つ迅速に行える。
【0042】本発明の請求項2に記載された多機能バッ
ト形状鍋セットは、異なった底面形状を有する2種以上
の多機能バット形状鍋を含み、該異なった底面形状を組
み合わせるから、すべてが同じ底面形状の多機能バット
形状鍋でなく、小さな多機能バット形状鍋も存在するか
ら使い勝手がよくなる。小さな多機能バット形状鍋を小
皿として使うことができる。
【0043】本発明の請求項3に記載された多機能バッ
ト形状鍋セットは、多機能バット形状鍋の底面形状が矩
形で収納体が直方体であるから、多機能バット形状鍋の
底面形状が矩形であるため収納が容易で、コンパクトに
収納できるし、製造が矩形であるため容易である。
【0044】本発明の請求項4に記載された多機能バッ
ト形状鍋セットは、多機能バット形状鍋が2種以上の異
なる深さを有すことを特徴とする請求項1〜3のいずれ
かに記載の多機能バット形状鍋セットであるから、深さ
のある多機能バット形状鍋を長時間弱火で加熱する鍋物
用に使え、あまり深くない多機能バット形状鍋を炒め物
に使うことできる。さらに、バットとして食材を載置し
て収納しておくときに、食材の量に比例して深さの異な
る多機能バット形状鍋を選択することができる。
【0045】本発明の請求項5に記載された多機能バッ
ト形状鍋セットは、荷崩れしないように固定する搬送用
の固定具を備え、野外で使用されるから、搬送用の固定
具によって多機能バット形状鍋と上蓋を収納体に固定す
るため、荷崩れしないで持ち運べ、野外に持参するのに
適している。
【0046】本発明の請求項6に記載された多機能バッ
ト形状鍋セットは、多機能バット形状鍋をスライドさせ
るときの摩擦を低減し、通気を確保するための突部また
は突条が形成されたから、多機能バット形状鍋をスライ
ドするのが容易で、通気のための間隙が形成でき、湿気
を除くことができる。
【0047】本発明の請求項7に記載された多機能バッ
ト形状鍋セットは、把持具が多機能バット形状鍋の上端
縁に形成されたフランジ部と係合するクランプ部を備え
たから、多機能バット形状鍋を引き出すときには、把持
具のクランプ部を多機能バット形状鍋のフランジ部に引
っ掛けて持ち上げるだけでよく、取っ手を多機能バット
形状鍋から取り除くことができ、コンパクトに収納体に
収納することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における多機能バット形
状鍋セットの斜視図
【図2】本発明の実施の形態1における多機能バット形
状鍋セットの収納体の斜視図
【図3】本発明の実施の形態1における多機能バット形
状鍋セットの多機能バット形状鍋と上蓋の斜視図
【図4】(a)本発明の実施の形態1における多機能バ
ット形状鍋セットの把持具の側面図 (b)本発明の実施の形態1における多機能バット形状
鍋セットの把持具の断面図
【符号の説明】
1 収納体 2 多機能バット形状鍋 3 上蓋 4 把持具 5 固定具 11 仕切りボード 12 突部 21 多機能バット形状鍋A 22 多機能バット形状鍋B 23 多機能バット形状鍋C 23 多機能バット形状鍋C 24 多機能バット形状鍋D 25 多機能バット形状鍋E 26 フランジ部 27 引掛け突部 28 引掛け凹部 41 クランプ引掛け爪 41a ストッパ 41b 摘み 42 押圧爪

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれが同一底面形状を有するととも
    に耐熱材料で形成された平底バット状構造を備え、上下
    に積み重なって棚状に保管される複数の多機能バット形
    状鍋と、 前記多機能バット形状鍋の少なくとも1以上と係合する
    ことができ、保管時には最も上に載置される多機能バッ
    ト形状鍋を上面から覆うことができる上蓋と、 隣接する多機能バット形状鍋の間を隔てる仕切りボード
    が設けられ、前方に設けられた前面開口から前記多機能
    バット形状鍋を引き出すことができ、上面開口から最も
    上に載置された多機能バット形状鍋を前記上蓋で覆うこ
    とができる収納体と、 前記多機能バット形状鍋を引き出すときに使用する把持
    具を備え、 前記多機能バット形状鍋が、鍋として使用しないときに
    は食品を載置するバットまたは皿として使用することが
    可能であることを特徴とする多機能バット形状鍋セッ
    ト。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の多機能バット形状鍋セッ
    トであって、複数の多機能バット形状鍋がそれぞれ同一
    底面形状を有するのに代えて、複数の多機能バット形状
    鍋が異なった底面形状を有する2種以上の多機能バット
    形状鍋を含み、該異なった底面形状を組み合わせること
    により他の多機能バット形状鍋の底面形状もしくは組み
    合わせ底面形状と同一底面形状となることを特徴とする
    多機能バット形状鍋セット。
  3. 【請求項3】 前記多機能バット形状鍋の底面形状が矩
    形で、前記収納体が全体として直方体形状を有している
    ことを特徴とする請求項1または2記載の多機能バット
    形状鍋セット。
  4. 【請求項4】 前記多機能バット形状鍋が2種以上の異
    なる深さを有すことを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    かに記載の多機能バット形状鍋セット。
  5. 【請求項5】 前記多機能バット形状鍋と前記上蓋を前
    記収納体に収納したとき荷崩れしないように固定する搬
    送用の固定具を備え、野外で使用されることを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれかに記載の多機能バット形状鍋
    セット。
  6. 【請求項6】 前記仕切りボード上に、前記多機能バッ
    ト形状鍋をスライドさせるときの摩擦を低減し、通気を
    確保するための突部または突条が形成されたことを特徴
    とする請求項1〜5のいずれかに記載の多機能バット形
    状鍋セット。
  7. 【請求項7】 前記把持具が、前記多機能バット形状鍋
    の上端縁に形成されたフランジ部と係合するクランプ部
    を備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記
    載の多機能バット形状鍋セット。
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