JP2002270904A - 半導体パッケージ装置 - Google Patents

半導体パッケージ装置

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JP2002270904A
JP2002270904A JP2001069287A JP2001069287A JP2002270904A JP 2002270904 A JP2002270904 A JP 2002270904A JP 2001069287 A JP2001069287 A JP 2001069287A JP 2001069287 A JP2001069287 A JP 2001069287A JP 2002270904 A JP2002270904 A JP 2002270904A
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semiconductor package
emitting element
semiconductor
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JP2001069287A
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Masayuki Sugizaki
雅之 杉崎
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Toshiba Development and Engineering Corp
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Toshiba Corp
Toshiba Electronic Engineering Co Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、発光素子をパッケージングしてなる
光半導体パッケージにおいて、放熱効率を向上できるよ
うにすることを最も主要な特徴としている。 【解決手段】たとえば、所定のインナーリード21a
に、熱導伝率が高いアルミナセラミックスなどの絶縁材
よりなる素子マウント部材31を固着する。そして、そ
の素子マウント部材31の一主面上に形成された導電パ
ターン33の素子パターン電極と、発光素子41の発光
面電極とをはんだ付けする。また、発光素子41の基板
面電極44とインナーリード21aとを、金細線71を
用いてボンディングする。こうして、発光素子41の発
光面を素子マウント部材31に接触させた状態で実装す
ることにより、発光素子41からの熱の放熱経路を短く
する構成とされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体パッケー
ジ装置に関するもので、特に、発熱の大きい発光素子を
パッケージングしてなる光半導体パッケージに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、発熱の大きい発光素子を樹脂成形
体によりパッケージングしてなる光半導体パッケージが
実用化されている。
【0003】図7は、従来の光半導体パッケージ101
の構成例を示すものである。なお、同図(a)は光半導
体パッケージ101の内部構造を透視して示す一主面
(発光面)側の正面図、同図(b)は同じく光半導体パ
ッケージ101の下側面図、同図(c)は図(a)の7
c−7c線に沿う光半導体パッケージ101の断面図で
ある。
【0004】図において、発光素子103は、たとえ
ば、Fe合金またはCu合金からなるリードフレーム1
05の、その主面の所定の位置に固着されている。通
常、発光素子103は極性を有し、発光面(PN接合か
らなる活性層)側と非発光面側とがそれぞれアノード電
極/カソード電極をなしている。すなわち、上記発光素
子103は、一方の極となる非発光面側の電極が、導電
ペーストやはんだなどの固着材107を介して、上記リ
ードフレーム105上に固着されている。もう一方(他
方)の極となる発光面側の電極には金細線109が直に
ボンディングされて、上記リードフレーム105の所定
のリード(インナーリード)105aと接続されてい
る。
【0005】また、上記リードフレーム105の、その
主面の所定の位置には、必要に応じて、上記発光素子1
03を駆動するための回路が形成されてなる半導体素子
111が固着されるようになっている。そして、この半
導体素子111と上記リードフレーム105の所定のイ
ンナーリード105aとの間がそれぞれ金細線109を
介して電気的に接続されることにより、上記半導体素子
111には所定の配線が施されている。
【0006】外部端子(アウターリード)105bを除
く、上記リードフレーム105の一部を含んで、上記発
光素子103および上記半導体素子111などの周囲
が、モールド成形により透明性樹脂113によって覆わ
れている。この透明性樹脂113は、上記発光素子10
3の発光部からの信号光の波長に対して、透明である必
要がある。また、透明性樹脂113には、上記発光素子
103の発光部からの信号光を集光させるための集光レ
ンズ113aが一体成形により形成されている。
【0007】ここで、上記光半導体パッケージ101
は、光伝送を行う場合、上記外部端子105b以外が、
図示していない外囲器によって覆われるようになってい
る。外囲器は、外乱光の侵入を防ぐためと、輻射電気ノ
イズの出入りを抑えるために、金属や導電性プラスチッ
クなどを用いて形成されるようになっている。また、外
囲器には、上記透明性樹脂113の集光レンズ113a
に対応する位置に、光ファイバーケーブルの終端部をな
す光コネクタプラグの着脱部が設けられている。すなわ
ち、光伝送時には、上記発光素子103の発光部からの
信号光が、上記透明性樹脂113の集光レンズ113a
によって集光されて、上記光ファイバーケーブルへと導
かれる。
【0008】しかしながら、上記した構成の光半導体パ
ッケージ101においては、放熱効果が十分でないとい
う問題があった。すなわち、発光素子103の主に発光
面より発生する熱は、発光素子103の非発光面側の電
極から固着材107を介してリードフレーム105へと
伝わり、外部端子105bを経て、光半導体パッケージ
101の外部へと放熱される。また、熱の一部は、発光
素子103→透明性樹脂113→外囲器もしくはリード
フレーム105→外部端子105bの経路で、外部へと
放熱される。いずれの場合も、発熱源である発光素子1
03の発光面からの放熱経路が長いため、十分な放熱効
果が得られないという問題があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
においては、発熱源である発光素子の発光面からの放熱
経路が長いため、十分な放熱効果が得られないという問
題があった。
【0010】そこで、この発明は、放熱効率を向上で
き、十分な放熱効果を得ることが可能な半導体パッケー
ジ装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明の半導体パッケージ装置にあっては、半
導体素子と、インナーリードおよびアウターリードを有
するリードフレームと、前記インナーリードに接続され
るとともに、少なくとも前記半導体素子の第1の電極が
接続される第1の導電パターンが形成された、前記半導
体素子を固着するための絶縁材からなるマウント部材
と、少なくとも前記インナーリードを含んで、前記マウ
ント部材上に固着された前記半導体素子を覆う樹脂成形
体とを具備したことを特徴とする。
【0012】この発明の半導体パッケージ装置によれ
ば、半導体素子の発熱源側をマウント部材に接触させた
状態で実装できるようになる。これにより、半導体素子
からの放熱経路を短くすることが可能となるものであ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0014】(第1の実施形態)図1は、本発明の第1
の実施形態にかかる光半導体パッケージの構成例を示す
ものである。なお、同図(a)は光半導体パッケージの
内部構造を透視して示す一主面(非発光面)側の正面
図、同図(b)は同じく光半導体パッケージの内部構造
を透視して示す他主面(発光面)側の正面図、同図
(c)は同じく光半導体パッケージの下側面図、同図
(d)は図(a),(b)の1d−1d線に沿う光半導
体パッケージの断面図である。
【0015】この光半導体パッケージ11の場合、たと
えば、Fe合金またはCu合金からなるリードフレーム
21の、所定のインナーリード21aに素子マウント部
材31が固着され、その素子マウント部材31の一主面
上の所定の位置に発光素子(半導体素子)41が実装さ
れている。上記発光素子41は、その発光面を上記素子
マウント部材31に接触させた状態で実装される。
【0016】また、上記リードフレーム21の、その一
主面の所定のインナーリード21aには、上記発光素子
41を駆動するための回路が形成されてなる半導体回路
素子51が固着されている。この半導体回路素子51
は、上記リードフレーム21の所定のインナーリード2
1aとの間がそれぞれ金細線52を介して電気的に接続
されて、所定の配線が施されている。
【0017】そして、外部端子(アウターリード)21
bを除く、上記リードフレーム21の一部を含んで、上
記発光素子41および上記半導体回路素子51などの周
囲が、モールド成形による透明性樹脂(透光性を有する
樹脂成形体)61によって覆われてなる構成とされてい
る。この透明性樹脂61には、上記発光素子41の発光
部からの信号光を集光させるための集光レンズ61aが
一体成形により設けられている。
【0018】なお、この光半導体パッケージ11におい
ては、光伝送を行う場合、上記外部端子21b以外が、
従来と同様に、図示していない外囲器によって覆われる
ようになっている。
【0019】このような構成によれば、素子マウント部
材31上に、発光素子41の発熱源であるPN接合から
なる活性層に近い発光面を固着できるようになる。その
結果、高い放熱効果を得ることが可能となる。
【0020】以下に、各部の構成について、さらに詳細
に説明する。
【0021】図2は、上記発光素子41の構成例を示す
ものである。なお、同図(a)は発光素子41の正面図
であり、同図(b)は同じく右側面図、同図(c)は同
じく下側面図である。
【0022】通常、発光素子41は極性を有し、発光面
41a側と非発光面41b側とがそれぞれアノード電極
/カソード電極をなしている。すなわち、上記発光素子
41の一主面である発光面41a側には、その表層に近
いところにPN接合からなる活性層(図示していない)
が形成されている。また、上記発光素子41の発光面4
1aには、発光部(発熱源)42および一方の極となる
発光面電極(第1の電極)43が設けられている。この
発光面電極43の一部は発光部電極43aをなしてお
り、電流注入のために、上記発光部42の周りを囲むよ
うにして形成されている。
【0023】上記発光素子41の他主面である非発光面
41b側には、他方の極となる基板面電極(第2の電
極)44が設けられている。
【0024】上記発光素子41の上下の各側面41c,
41dは、それぞれ、シリコンの結晶面に沿う形状を有
して形成されている。
【0025】図3は、上記素子マウント部材31の構成
例を示すものである。なお、同図(a)は素子マウント
部材31の一主面側を示す平面図、同図(b)は同じく
他主面側を示す平面図、同図(c)は同図(a),
(b)の3b−3b線に沿う断面図である。
【0026】素子マウント部材31は、たとえば、熱導
伝率(熱伝導度)が比較的高いアルミナセラミックスや
AlN(窒化アルミニウム)などの絶縁材により板型に
形成されている。上記素子マウント部材31の一主面上
には、上記リードフレーム21の所定のインナーリード
21aが電気的接合(たとえば、はんだ)または絶縁接
合(たとえば、接着)により固着される、導電パターン
32,33が形成されている。上記素子マウント部材3
1に固着される上記リードフレーム21は熱を逃がすた
めの放熱経路の一部となるため、いずれの接合の場合に
も、できるだけ大きな面積を有して固着するのが良い。
【0027】上記導電パターン32,33のうち、たと
えば導電パターン33には、上記発光素子41の発光面
電極43がはんだなどにより電気的に接続される、素子
パターン電極(第1の導電パターン)33aが一体的に
形成されている。
【0028】また、上記素子マウント部材31のほぼ中
心部には、上記発光素子41の発光部42からの信号光
を透過させるための貫通孔34が開孔されている。この
貫通孔34は、上記発光素子41の発光部42の径より
も大きな径を有して形成されるようになっている(貫通
孔34の径>発光部42の径)。なお、上記貫通孔34
は、たとえばセラミックスの場合には、焼成前段階で型
抜きするか、レーザカットするか、または、その両方を
行うことによって形成される。
【0029】図4は、上記素子マウント部材31の周辺
部の構成を抜き出して示すものである。なお、同図
(a)は素子マウント部材31の一主面側を示す平面
図、同図(b)は同図(a)の4b−4b線に沿う断面
図である。
【0030】図に示すように、素子マウント部材31の
一主面上の上記導電パターン32,33に、所定のイン
ナーリード21aが電気的接合または絶縁接合によって
固定されることにより、素子マウント部材31はリード
フレーム21に固着されている。
【0031】素子マウント部材31の一主面上には、発
光面側を接触させるようにして、発光素子41がマウン
トされている。すなわち、発光素子41は、発光面側の
上記発光部42が、上記素子マウント部材31の上記貫
通孔34に対応され、かつ、発光面側の上記発光面電極
43が、上記素子マウント部材31の一主面上の素子パ
ターン電極33aと位置ずれなく、導電ペーストまたは
はんだなどの固着材を介して固着されている。
【0032】また、上記発光素子41は、非発光面側の
上記基板面電極44が、金細線71を介して、上記リー
ドフレーム21の所定のインナーリード21aとワイヤ
ボンディングされている。
【0033】このような構成とした場合、発光素子41
の主に発光面より発生する熱を、直に、素子マウント部
材31からリードフレーム21へと伝えることが可能と
なる。すなわち、発光素子41の発光面側を素子マウン
ト部材31に接触させるように実装することによって、
発光素子41の内部を介さずに放熱させることが可能と
なり、その分だけ、従来の場合よりも放熱経路を短くで
きる。
【0034】一方、導電パターン33を介して固着され
る上記インナーリード21aは、金細線71を介して、
所定のインナーリード21aと電気的に接続されてい
る。
【0035】上記したように、発光素子の発熱源側を素
子マウント部材に接触させた状態で実装できるようにし
ている。
【0036】すなわち、素子マウント部材の一主面上に
導電パターンを形成し、これに、発光素子の発光面側を
固着させるようにしている。これにより、発光素子の主
に発光面より発生する熱は、固着材→素子マウント部材
→リードフレームへと伝わり、外部端子を経て、光半導
体パッケージの外部へと放熱されることになる。したが
って、従来の光半導体パッケージ(図7参照)に比べ、
発光素子からの熱の放熱経路を短くすることが可能とな
る結果、放熱効率が上がり、十分な放熱効果が期待でき
るものである。
【0037】なお、上記した第1の実施形態において
は、発光素子41の基板面電極44を、金細線71を介
して、リードフレーム21の所定のインナーリード21
aに接続するように構成した場合について説明したが、
これに限らず、たとえば素子マウント部材31上にワイ
ヤボンディングのためのパッドを設けるようにすること
も可能である。
【0038】(第2の実施形態)図5は、本発明の第2
の実施形態にかかる光半導体パッケージの構成例を示す
ものである。なお、同図(a)は光半導体パッケージに
おける、素子マウント部材の周辺部の構成を抜き出して
示す平面図であり、同図(b)は図(a)の5b−5b
線に沿う断面図である。
【0039】図に示すように、素子マウント部材31-1
の一主面上には、リードフレーム21の所定のインナー
リード21aが電気的接合または絶縁接合により固着さ
れる、導電パターン32-1,33-1が形成されている。
この場合も、上記素子マウント部材31-1と上記インナ
ーリード21aとは、できるだけ大きな面積を有して固
着するのが良い。
【0040】上記導電パターン32-1,33-1とは別
に、上記素子マウント部材31-1の一主面上には、上記
発光素子41の発光面電極(第1の電極)43がはんだ
などにより電気的に接続される素子パターン電極(図示
していない)が一体的に形成されたパッド(第1の導電
パターン)35a、および、上記発光素子41の基板面
電極(第2の電極)44が金細線71を介して接続され
るパッド(第3の導電パターン)35bが形成されてい
る。上記パッド35a,35bは、金細線71をそれぞ
れ介して、所定のインナーリード21aと接続されてい
る。
【0041】また、上記素子マウント部材31-1のほぼ
中心部には、上記発光素子41の発光部42からの信号
光を透過させるための貫通孔34が開孔されている。
【0042】このような構成とした場合、十分な放熱効
果が期待できるだけでなく、信号線にかかる容量(C)
成分を減らすことが可能となる。すなわち、上記素子マ
ウント部材31-1に固着される所定のインナーリード2
1aを信号線として用いるようにした場合、インナーリ
ード21aは面積が大きいために容量結合が大きい。し
たがって、上記発光素子41の発光面電極43および基
板面電極44をパッド35a,35bに接続するように
することで、高速の信号電流に影響するC成分を削減し
て、発光素子41を高速スイッチング動作させることが
可能となる。
【0043】(第3の実施形態)図6は、本発明の第3
の実施形態にかかる光半導体パッケージの構成例を示す
ものである。なお、同図(a)は光半導体パッケージに
おける、素子マウント部材の周辺部の構成を抜き出して
示す平面図であり、同図(b)は図(a)の6b−6b
線に沿う断面図であり、同図(c)は図(a)の6c−
6c線に沿う断面図である。
【0044】図に示すように、素子マウント部材31-2
の一主面上には、上記リードフレーム21の所定のイン
ナーリード21aが電気的接合または絶縁接合により固
着される、導電パターン32,33が形成されている。
上記導電パターン32,33のうち、たとえば導電パタ
ーン33には、上記発光素子41の発光面電極43がは
んだなどにより電気的に接続される、素子パターン電極
(図示していない)が一体的に形成されている。
【0045】上記導電パターン32,33とは別に、上
記素子マウント部材31-2の一主面上には、導電パター
ン36,37が形成されている。導電パターン36,3
7は、たとえば、半導体制御素子81を実装するための
パターン電極(第2の導電パターン)36a,37aを
有して、それぞれ一体的に形成されている。
【0046】また、上記素子マウント部材31-2には、
上記発光素子41の発光部42からの信号光を透過させ
るための貫通孔34が開孔されている。
【0047】この場合、上記半導体制御素子81は、そ
の裏面側の電極がはんだ付けなどにより、上記パターン
電極37aと電気的に接続される。また、表面側の電極
が、金細線71を介して上記パターン電極36aとボン
ディングされる。これにより、上記半導体制御素子81
は、上記素子マウント部材31-2の一表面上に実装さ
れ、インナーリード21aを介して、図示していないコ
ントロール回路とつながれる。
【0048】このような構成とした場合、発光素子41
と、この発光素子41を制御するための各種の半導体制
御素子81とを、素子マウント部材31-2上に一緒に実
装できるようになる。すなわち、上記素子マウント部材
31-2には絶縁材を用いるようにしているため、導電パ
ターン36,37の形成により、複数の素子41,81
を混載させることが可能である。
【0049】たとえば、上記半導体制御素子81とし
て、温度変化に応じて抵抗値が変化するセンサ素子を実
装させるようにした場合には、発光素子41の安定した
光出力動作を実現できる。つまり、上記素子マウント部
材31-2は熱導伝率が高く、発光素子41の温度変化を
伝えやすいため、高精度な温度検出が可能となる。発光
素子41は、温度と信号光の光出力とが負の勾配を持つ
ことや、発光しきい値電流が正の勾配を持つことが知ら
れている。よって、発光素子41の温度をセンサ素子で
検出し、その結果にもとづいて発光素子41のバイアス
を調整してやることにより、安定した光出力が得られ
る。
【0050】また、上記半導体制御素子81として、た
とえば、センサ素子とペルチェ素子のような保温素子と
を実装させることも可能である。この場合には、発光素
子41の温度を一定に保つことが容易に可能となり、よ
り安定した光出力が得られるようになる。
【0051】このように、発光素子41の近傍に、温度
センシングなどの機能を容易に追加できるようになる結
果、高い放熱効果に加え、光半導体パッケージ11の安
定性や信頼性をも改善することが可能となる。
【0052】なお、この第3の実施形態においては、第
1の実施形態にかかる構成の光半導体パッケージに適用
した場合を例に説明したが、たとえば第2の実施形態に
かかる構成の光半導体パッケージにも同様に適用でき
る。
【0053】また、発光素子に限らず、発熱する各種の
半導体素子をパッケージングしてなる種々の半導体パッ
ケージ装置にも適用することが可能である。
【0054】その他、本願発明は、上記(各)実施形態
に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸
脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さら
に、上記(各)実施形態には種々の段階の発明が含まれ
ており、開示される複数の構成要件における適宜な組み
合わせにより種々の発明が抽出され得る。たとえば、
(各)実施形態に示される全構成要件からいくつかの構
成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の
欄で述べた課題(の少なくとも1つ)が解決でき、発明
の効果の欄で述べられている効果(の少なくとも1つ)
が得られる場合には、その構成要件が削除された構成が
発明として抽出され得る。
【0055】
【発明の効果】以上、詳述したようにこの発明によれ
ば、放熱効率を向上でき、十分な放熱効果を得ることが
可能な半導体パッケージ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態にかかる光半導体パッ
ケージの構成例を示す概略図。
【図2】同じく、光半導体パッケージにおける発光素子
の構成例を示す拡大図。
【図3】同じく、光半導体パッケージにおける素子マウ
ント部材の構成例を示す拡大図。
【図4】同じく、素子マウント部材の周辺部の構成を抜
き出して示す拡大図。
【図5】本発明の第2の実施形態にかかる光半導体パッ
ケージの、素子マウント部材の周辺部の構成を抜き出し
て示す拡大図。
【図6】本発明の第3の実施形態にかかる光半導体パッ
ケージの、素子マウント部材の周辺部の構成を抜き出し
て示す拡大図。
【図7】従来技術とその問題点を説明するために示す、
光半導体パッケージの概略構成図。
【符号の説明】
11…光半導体パッケージ 21…リードフレーム 21a…インナーリード 21b…外部端子 31,31-1,31-2…素子マウント部材 32,32-1,33,33-1,36,37…導電パター
ン 33a…素子パターン電極 34…貫通孔 35a,35b…パッド 36a,37a…パターン電極 41…発光素子 41a…発光面 41b…非発光面 42…発光部 43…発光面電極 43a…発光部電極 44…基板面電極 51…半導体回路素子 52…金細線 61…透明性樹脂 61a…集光レンズ 71…金細線 81…半導体制御素子

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体素子と、 インナーリードおよびアウターリードを有するリードフ
    レームと、 前記インナーリードに接続されるとともに、少なくとも
    前記半導体素子の第1の電極が接続される第1の導電パ
    ターンが形成された、前記半導体素子を固着するための
    絶縁材からなるマウント部材と、 少なくとも前記インナーリードを含んで、前記マウント
    部材上に固着された前記半導体素子を覆う樹脂成形体と
    を具備したことを特徴とする半導体パッケージ装置。
  2. 【請求項2】 前記半導体素子は、その発熱源側を前記
    マウント部材に接触させるようにして固着されることを
    特徴とする請求項1に記載の半導体パッケージ装置。
  3. 【請求項3】 前記半導体素子は発光素子であり、その
    発光面側を前記マウント部材に接触させるようにして固
    着されることを特徴とする請求項1または2に記載の半
    導体パッケージ装置。
  4. 【請求項4】 前記マウント部材には、前記発光素子の
    発光部が対応される貫通孔が設けられてなることを特徴
    とする請求項1または3に記載の半導体パッケージ装
    置。
  5. 【請求項5】 前記樹脂成形体は、透光性を有すること
    を特徴とする請求項1または3に記載の半導体パッケー
    ジ装置。
  6. 【請求項6】 前記マウント部材は、熱伝導度の大きい
    アルミナセラミックスまたは窒化アルミニウムを用いて
    形成されることを特徴とする請求項1に記載の半導体パ
    ッケージ装置。
  7. 【請求項7】 前記マウント部材には、さらに第2の導
    電パターンが形成されてなることを特徴とする請求項1
    に記載の半導体パッケージ装置。
  8. 【請求項8】 前記第2の導電パターンには、前記半導
    体素子を制御するための制御素子が実装されることを特
    徴とする請求項7に記載の半導体パッケージ装置。
  9. 【請求項9】 前記マウント部材には、さらに第3の導
    電パターンが形成されてなることを特徴とする請求項1
    に記載の半導体パッケージ装置。
  10. 【請求項10】 前記第3の導電パターンには、前記半
    導体素子の第2の電極が接続されることを特徴とする請
    求項9に記載の半導体パッケージ装置。
  11. 【請求項11】 前記リードフレームには、前記半導体
    素子を駆動するための回路素子が実装されることを特徴
    とする請求項1に記載の半導体パッケージ装置。
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