JP2002261995A - 画像通信装置、画像通信方法及びプログラム記録媒体 - Google Patents

画像通信装置、画像通信方法及びプログラム記録媒体

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JP2002261995A
JP2002261995A JP2001059549A JP2001059549A JP2002261995A JP 2002261995 A JP2002261995 A JP 2002261995A JP 2001059549 A JP2001059549 A JP 2001059549A JP 2001059549 A JP2001059549 A JP 2001059549A JP 2002261995 A JP2002261995 A JP 2002261995A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 端末側の通信速度に応じて、転送画像データ
のデータ種別を自動的に切り替える画像通信装置を実現
する。 【解決手段】 一連の画像データ群を送信するデータ送
信部104aと、端末の通信速度を求める端末速度検出
部104dと、画像データ毎に送信時間を求める送信時
間予測部104fと、前記画像データ毎の表示時間を求
める表示時間算出部104eと、先に送信した前記画像
データの受信完了と判断される時点から、次に送信すべ
き次画像データを送信を開始する次データ送信部104
bと、該次画像データの受信完了と判断される時点で、
まだ、先に送信して再生表示中の前記画像データの前記
表示時間が経過していない場合、前記表示時間が経過す
るまでの空き時間を利用して、後に送信すべき画像デー
タのうち単位時間当たりまたは単にデータ容量が大きい
画像データを先取りして送信させる先行データ送信部1
04cとを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静止画像や動画像
に関する各種画像データを送受信する画像通信装置、画
像通信方法及び画像通信プログラム記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像通信装置には、たとえば、特
開平8−115312号公報「マルチメディア文書再生
装置、マルチメディア文書編集装置およびマルチメディ
ア文書編集再生装置」にて開示されているように、複数
のシーンにまたがる動画像データを記録している画像デ
ータ1本をすべてダウンロードする前に、順次ダウンロ
ードしながら再生を行なうことを可能とするマルチメデ
ィア文書再生装置、マルチメディア文書編集装置および
マルチメディア文書編集再生装置を提供しているものが
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術においては、すべてをダウンロードする前に、順次
再生する技術として、1種類の画像データのみに関する
ものであり、複数種類からなる複数本の画像データにつ
いて、切り替えながら、ダウンロードを継続させるよう
には、考慮されていない。また、ダウンロードを行なう
際に、端末側の通信速度を自動的に検出して、送信すべ
き画像データを適宜切り替えてダウンロードさせるごと
き技術も実現できていない。従って、端末側の通信速度
が遅い場合であっても、選択した1種類のみからなる1
本の画像データしかダウンロードができないため、画像
データの転送が、画像の再生表示速度に追い付くことが
できず、画像表示をスムースに行なうことができなくな
る場合が発生するという欠点があった。
【0004】本発明は、かかる問題を解決するためにな
されたものであり、端末側の通信速度に応じて、選択さ
れている画像データのデータ種別(たとえば、静止画像
データと動画像データ)を、適宜自動的に切り替えて、
画像の再生表示速度に間に合うようにダウンロードさせ
ることにより、ダウンロード要求元である受信者側にと
って、ストレスを生じさせることなく、画像表示がなさ
れることを可能にせんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の技術手段は、複数
の画像データからなる一連の画像データ群を送信するた
めのデータ送信手段と、前記一連の画像データ群を送信
する送信先となる相手端末毎の通信速度を求めるための
端末速度検出手段と、前記画像データ毎の送信に要する
前記相手端末毎の送信時間を求める送信時間予測手段
と、前記画像データ毎に前記画像データの再生表示に要
する表示時間を求める表示時間算出手段とを有し、更
に、前記送信時間予測手段に基づいて、先に送信した画
像データが送信先の前記相手端末において受信が完了さ
れたと判断される時点から、次に送信すべき次画像デー
タの送信を開始する次データ送信手段と、該次画像デー
タが送信先の前記相手端末において受信が完了されたと
判断される時点で、先に送信して再生表示中の状態にあ
る前記画像データの前記表示時間が、まだ、経過してい
ない場合、前記表示時間が、経過するまでの空き時間を
利用して、後に送信すべき画像データのうち単位時間当
たりまたは単にデータ容量が大きい画像データを先取り
して送信させる先行データ送信手段とを有している画像
通信装置とすることを特徴とするものである。
【0006】第2の技術手段は、前記第1の技術手段に
記載の画像通信装置において、前記次データ送信手段
が、先に送信して再生表示中の状態にある前記画像デー
タの前記表示時間が、まだ、経過する前に、前記次画像
データの送信が完了しているように、次に送信すべき前
記次画像データの対象となる画像データ種別を自動的に
選択することができる次データ選択手段を有している画
像通信装置とすることを特徴とするものである。
【0007】第3の技術手段は、前記第2の技術手段に
記載の画像通信装置において、前記次データ選択手段
が、選択対象とする前記画像データ種別として、動画像
データか、あるいは、静止画像データかのいずれかを選
択するものである画像通信装置とすることを特徴とする
ものである。
【0008】第4の技術手段は、複数の画像データから
なる一連の画像データ群を転送させるためのデータ転送
手段と、再生表示すべき画像データが全く蓄積されてい
ない状態にある場合には、転送されてきた画像データを
現データ蓄積領域に蓄積させる現データ蓄積手段と、該
現データ蓄積領域に蓄積された前記画像データの再生表
示に要する表示時間を求める表示時間算出手段と、該表
示時間の間、前記現データ蓄積領域に蓄積されている前
記画像データを再生表示させる表示手段と、該表示時間
中に次に表示すべき次画像データを転送させて次データ
蓄積領域に蓄積させる次データ蓄積手段と、次に表示す
べき前記次画像データの転送が終了した時点で、先に前
記現データ蓄積領域に蓄積されて、前記表示手段により
再生表示させている前記画像データの前記表示時間が、
まだ、経過していない場合、該表示時間が完了するまで
の空き時間を利用して、後に表示する画像データのうち
単位時間当たりまたは単にデータ容量が大きい画像デー
タを先取りして転送させて先受データ蓄積領域に蓄積さ
せる先受データ蓄積手段とを有している画像通信装置と
することを特徴とするものである。
【0009】第5の技術手段は、前記第1乃至第4の技
術手段に記載の画像通信装置において、前記表示時間算
出手段が、前記画像データが静止画像データである場
合、該画像データに含まれている文字数及び/又は画像
の複雑度を求める文字数・複雑度算出手段を有し、前記
画像データの前記文字数及び/又は画像の複雑度に基づ
いて、前記表示時間を算出することができる画像通信装
置とすることを特徴とするものである。
【0010】第6の技術手段は、複数の画像データから
なる一連の画像データ群を送信する相手端末毎の通信速
度に基づいて、前記画像データ毎に送信に要する前記相
手端末毎の送信時間を求め、前記画像データが送信先の
前記相手端末において受信が完了されたと判断される時
点から、次に送信すべき次画像データの送信を開始し、
更に、先に受信が完了されたと判断される前記画像デー
タの再生表示に要する表示時間を求めることにより、前
記次画像データが送信先の前記相手端末において受信が
完了されたと判断される時点で、先に送信して再生表示
中の状態にある前記画像データの前記表示時間が、ま
だ、経過していない場合、前記表示時間が、経過するま
での空き時間を利用して、後に送信すべき画像データの
うち単位時間当たりまたは単にデータ容量が大きい画像
データを先取りして送信させる画像通信方法とすること
を特徴とするものである。
【0011】第7の技術手段は、前記第6の技術手段に
記載の画像通信方法において、先に送信して再生表示中
の状態にある前記画像データの前記表示時間が、まだ、
経過する前に、前記次画像データの送信が完了している
ように、次に送信すべき前記次画像データの対象となる
画像データ種別を自動的に選択して送信する画像通信方
法とすることを特徴とするものである。
【0012】第8の技術手段は、複数の画像データから
なる一連の画像データ群を転送させる画像通信方法にお
いて、転送されてきた前記画像データを現データ蓄積領
域に蓄積させて再生表示させると同時に、該再生表示中
に、次に表示すべき次画像データを転送させて次データ
蓄積領域に蓄積させ、かつ、次に表示すべき前記次画像
データの転送が完了した時点で、前記再生表示中の状態
にある前記画像データの表示時間が、まだ、経過してい
ない場合、該表示時間が完了するまでの空き時間を利用
して、後に表示する画像データのうち単位時間当たりま
たは単にデータ容量が大きい画像データを先取りして転
送させて先受データ蓄積領域に蓄積させる画像通信方法
とすることを特徴とするものである。
【0013】第9の技術手段は、複数の画像データから
なる一連の画像データ群を送信する送信先となる相手端
末毎の通信速度に基づいて、前記画像データ毎に送信に
要する前記相手端末毎の送信時間を求め、前記画像デー
タが送信先の前記相手端末において受信が完了されたと
判断される時点から、次に送信すべき次画像データを送
信を開始し、更に、先に受信が完了されたと判断される
前記画像データの再生表示に要する表示時間を求めるこ
とより、前記次画像データが送信先の前記相手端末にお
いて受信が完了されたと判断される時点で、先に送信し
て再生表示中の状態にある前記画像データの前記表示時
間が、まだ、経過していない場合、前記表示時間が、経
過するまでの空き時間を利用して、後に送信すべき画像
データのうち単位時間当たりまたは単にデータ容量が大
きい画像データを先取りして送信させる画像通信方法
を、コンピュータのプログラムとして実行させることが
できるようにコンピュータが読取り可能な形式で記録さ
せたプログラム記録媒体とすることを特徴とするもので
ある。
【0014】第10の技術手段は、複数の画像データか
らなる一連の画像データ群を転送させる画像通信方法に
おいて、転送されてきた前記画像データを現データ蓄積
領域に蓄積させて再生表示させると同時に、該再生表示
中に、次に表示すべき次画像データを転送させて次デー
タ蓄積領域に蓄積させ、かつ、次に表示すべき前記次画
像データの転送が完了した時点で、前記再生表示中の状
態にある前記画像データの表示時間が、まだ、経過して
いない場合、該表示時間が完了するまでの空き時間を利
用して、後に表示する画像データのうち単位時間当たり
または単にデータ容量が大きい画像データを先取りして
転送させて先受データ蓄積領域に蓄積させる画像通信方
法を、コンピュータのプログラムとして実行させること
ができるようにコンピュータが読取り可能な形式で記録
させたプログラム記録媒体とすることを特徴とするもの
である。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明に係る画像通信装置につい
て、本発明に係る画像通信方法と共に、図面を用いて、
以下に説明する。図1は、画像ファイルなどを保存する
サーバの構成を示す回路ブロック図であり、図2は、サ
ーバ側と通信を行なう端末側の構成を示す回路ブロック
図である。
【0016】図1において、サーバ100は、サーバ内
の各回路ブロック全体を制御するCPU101,サーバ
管理者が各種のデータの管理を指示するために用いるキ
ーボードなどからなる入力装置102,サーバの処理結
果や状態など各種の情報をサーバ管理者に表示するため
に用いるCRTなどの表示装置103,プログラムやア
ニメーションデータなどの各種の画像データを格納する
ために用いるハードディスク装置(HDD)などからな
る記憶装置104,ネットワークを介して、端末側と通
信を行なう通信装置105,本発明を実現するためのサ
ーバ側のプログラムを格納するプログラム記録媒体10
6などを有している。
【0017】記憶装置104には、プログラム記録媒体
106から読み出されたプログラムが格納されていて、
CPU101の制御に基づいて、図1に示す以下のごと
き各種の処理が実行される。データ送信部104aは、
端末側からの要求に応じて、画像データ領域104gに
格納されている画像データの中から要求された一連の画
像データ群を取り出して、要求元の端末側に送信させる
動作を行なうものである。
【0018】次データ送信部104bは、要求元の端末
において、先に送信した画像データの受信が完了された
と判断される時点から、一連の画像データ群のうち次に
送信すべき次画像データの送信を開始せんとする動作を
するものであり、先に送信した画像データが要求元の前
記端末側で再生表示されている間に、前記次画像データ
を、画像データ領域104gから取り出して送信させる
動作を行なうものである。なお、次データ選択手段10
4b1は、先に送信した画像データの表示時間が経過す
る前に、前記次画像データの送信が完了しているよう
に、次に送信すべき前記次画像データの対象となる画像
データ種別を選択するものであり、たとえば、動画像デ
ータか、あるいは、静止画像データかのいずれかを選択
するものである。
【0019】先行データ送信部104cは、次データ送
信部104bが前記次画像データの送信動作を完了し、
端末側で前記次画像データの受信が完了されたと判断さ
れる時点において、先に送信して再生表示中の状態にあ
る画像データの表示時間(再生時間)が経過していない
場合、前記表示時間が経過するまでの空き時間を利用し
て、後に送信すべき画像データのうち、単位時間当たり
または単にデータ容量が大きい画像データ(即ち、送信
に時間を要する画像データ)を、画像データ領域104
gから先取りして分割して送信させる動作を行なうもの
である。
【0020】端末速度検出部104dは、要求元の端末
側から通信可能速度情報を受信して、該端末の通信速度
を検出するものである。表示時間算出部104eは、画
像データ毎に、該画像データが画面表示される再生表示
時間を求めるものであり、画像データの種別や、画像デ
ータが静止画像である場合、該画像データに含まれてい
る文字数及び/又は画像の複雑度に応じて、自動的に算
出するものである。なお、文字数・複雑度算出部104
1は、画像データが静止画像である場合、該画像デー
タに含まれている文字列の分散個所毎の文字数を計数し
たり、あるいは、画像の色情報やデータ容量(サイズ)
から、画像の複雑度を求めたりするものである。
【0021】送信時間予測部104fは、画像データ毎
に送信に要する端末毎の送信時間を求めるものであり、
端末速度検出部104dにより検出された要求元の前記
端末側の通信速度と、送信する画像データのデータ容量
(データサイズ)に基づいて、送信した画像データが、
該端末において、受信完了になるまでの時間を予測する
ものである。
【0022】また、図2に示す端末200側も、図1に
示すサーバ100とほぼ同様の構成からなっており、端
末内の各回路ブロック全体を制御するCPU201,ユ
ーザが鑑賞せんとするアニメーションを選択指定するた
めに用いるキーボードなどからなる入力装置202,ア
ニメーションを表示したり、端末内の処理結果や状態な
どを表示したりするために用いるCRTなどの表示装置
203,アニメーションデータや各種のデータを一時的
に蓄積するために用いるRAMや、プログラムやデータ
を保存するために用いるハードディスク装置(HDD)
などからなる記憶装置204,ネットワークを介して、
サーバ100側と通信を行なう通信装置205,本発明
を実現するための端末200側のプログラムを格納する
プログラム記録媒体206などを有している。
【0023】また、記憶装置204には、現在再生して
いる画像データを蓄積している現データ蓄積領域204
1,次に再生すべき画像データを蓄積している次デー
タ蓄積領域204b1,動画像データなど単位時間当た
りまたは単にデータ容量が大きい画像データを先受けし
て蓄積している先受データ蓄積領域204c1も含まれ
ている。即ち、現データ蓄積領域204a1,次データ
蓄積領域204b1,先受データ蓄積領域204c1の三
つの画像データ蓄積領域を有することにより、静止画像
データと動画像データとを混在させてサーバ上に保持さ
せることも可能となっている。たとえば、ユーザが所望
する一連の画像データ群(即ち、たとえば、一連の静止
画像データからなるアニメーション)に関連して、ユー
ザが興味を有すると思われるアニメーション部分につい
ては、動画像データもサーバ上に保存しておき、ユーザ
が、再生表示しているアニメーションに関連する動画を
見たい場合には、端末200の通信速度に応じて再生可
能であると判定された場合、自動的に該動画像に切り替
えてダウンロードさせて、(あるいは、簡単な操作で、
該動画像に切り替えることにより、)該動画像を表示さ
せ、該動画像が終了すると、次の静止画像のアニメーシ
ョンに移行して、表示させていくことが可能となる。
【0024】即ち、本発明にかかる画像通信装置におい
ては、先に転送されてきて、現データ蓄積領域204a
1に蓄積保存されている、たとえば、静止画像データの
再生表示中に、次に表示すべき、たとえば、静止画像に
ついて、次データ蓄積領域204b1に蓄積保存させる
一方、一般的に、大量のデータ容量(データサイズ)に
及ぶ動画像データについては、静止画像データの再生表
示中の時間帯において、通信時間に余裕がある際に、事
前に、動画像データの一部ずつを先取りする形で先行転
送させて、先受データ蓄積領域204c1に蓄積保存さ
せていくことが可能になっている。
【0025】なお、現データ蓄積領域204a1,次デ
ータ蓄積領域204b1,先受データ蓄積領域204c1
の三つの画像データ蓄積領域のうち、再生表示に用いら
れる画像データ蓄積領域は、現データ蓄積領域204a
1であり、一旦、次データ蓄積領域204b1に蓄積保存
されている次画像データは、現画像データの再生表示時
間が経過した時点で、現データ蓄積領域204a1に移
動させて、再生表示させることになる。また、先受デー
タ蓄積領域204c1に先受けされていた画像データ
も、同様に、再生表示される際には、現データ蓄積領域
204a1に移動させて、再生表示させる。
【0026】また、記憶装置204には、プログラム記
録媒体206から読み出されたプログラムが格納されて
いて、CPU201の制御に基づいて、図1に示す以下
のごとき各種の処理が実行される。現データ蓄積部20
4aは、当該端末200に再生表示すべき画像データが
存在していない状態にある場合、サーバ100側から転
送されてきた画像データを現データ蓄積領域204a1
に蓄積させるものである。次データ蓄積部204bは、
現データ蓄積領域204a1に蓄積されている前記画像
データを再生表示させている表示時間中に、次に表示す
べき次画像データを転送させて次データ蓄積領域204
1に蓄積させるものである。
【0027】先受データ蓄積部204cは、次に表示す
べき前記次画像データの転送が終了した時点で、まだ、
現データ蓄積領域204a1に蓄積されている前記画像
データを再生表示させている前記表示時間が経過してい
ない場合、該表示時間が完了するまでの空き時間を利用
して、後に表示する画像データのうち単位時間当たりま
たは単にデータ容量が大きい画像データを(たとえば、
動画像データ)先取りして転送させて先受データ蓄積領
域204c1に蓄積させるものである。
【0028】データ転送部204dは、当該端末200
のユーザの要求に応じて、サーバ100側に、所望の一
連の画像データ群の転送を要求して、該一連の画像デー
タ群をダウンロードさせるものである。表示時間算出部
204eは、サーバ100側の表示時間算出部104e
と全く同様の機能を有するもので、現データ蓄積領域2
04a1に蓄積されている画像データの再生表示に要す
る表示時間を求めるものであり、画像データの種別や、
画像データが静止画像である場合、該画像データに含ま
れている文字数及び/又は画像の複雑度に応じて、自動
的に算出するものである。なお、文字数・複雑度算出部
204e1は、画像データが静止画像である場合、該画
像データに含まれている文字列の分散個所毎の文字数を
計数したり、あるいは、画像の色情報やデータ容量(サ
イズ)から、画像の複雑度を求めたりするものである。
表示部204fは、現データ蓄積領域204a1に蓄積
されている画像データを再生して、表示装置203に画
面表示させるものである。
【0029】次に、サーバ100側及び端末200側の
動作について、フローチャートを用いて説明する。ま
ず、図3は、サーバ100側の動作の流れを示すフロー
チャートである。端末200側からの接続依頼(即ち、
画像データ転送)の要求を受信すると(ステップS10
1)、端末速度検出部104dは、端末200側から、
該端末の通信可能速度情報を取得し、該端末200の通
信速度を検出する(ステップS102)。次に、接続依
頼した端末200から送信されてくるユーザ情報に基づ
いて、サーバ100のサービスを受ける資格を有するユ
ーザかチェックし(ステップS103)、サービスを受
ける資格を有するユーザでない場合(ステップS103
のNG)、直ちに通信を終了させる。
【0030】一方、サービスを受ける資格を有するユー
ザであると判定された場合(ステップS103のO
K)、サーバ100が提供可能とするサービス内容一覧
を、画像データ領域104gから取り出して、端末20
0側に送付する(ステップS104)。端末200側か
ら、サービス内容一覧の中から選択された選択番号を受
信すると(ステップS105)、選択された該選択番号
に該当する一連の画像データ群を、画像データ領域10
4gを検索して取得し、データ送信部104aにより、
前記一連の画像データ群の中、最初の画像データが、画
像データ領域104gから取り出されて、端末200側
に送信される(ステップS106)。
【0031】送信時間予測部104fにより、端末20
0側において、送信した画像データの受信が完了された
と判断される時点になり、かつ、次に送信すべき画像デ
ータが、まだ存在している場合(ステップS107のY
ES)、まず、表示時間算出部104eは、先に送信し
た画像データの種別や文字数及び/又は画像の複雑度に
基づいて、該画像データの再生表示に要する表示時間を
算出する(ステップS108)。なお、画像データが静
止画像である場合、文字数・複雑度算出部104e1
起動して、該画像データに含まれている文字列の分散個
所毎の文字数、及び/又は、画像の複雑度を算出する。
【0032】次いで、前記表示時間とステップS102
で検出した端末200側の通信速度とに基づいて、次に
送信すべき次画像データが、途切れることなく、該端末
200において再生表示可能な画像データとなるよう
に、次データ選択手段104b 1により、画像データ種
別(たとえば、静止画像データ、動画像データのいずれ
かの画像データ種別)が選択される(ステップS10
9)。即ち、該端末200において先に送信した画像デ
ータが表示されている表示時間が終了する前に、次に表
示すべき画像データが該端末200に転送完了の状態と
することができるかを、送信時間予測部104fによ
り、算出し、適合する画像データの種別が選択される。
【0033】次データ送信部104bにより、次に送信
すべき画像データとして、選択された画像データ種別の
画像データが、画像データ領域104gから取り出され
て、次画像データの送信である旨の表示が付されて、端
末200側に送信される(ステップS110)。更に、
先行データ送信が可能か否かチェックされる(ステップ
S111)。即ち、前記次画像データが送信先の前記端
末200において受信が完了されたと、送信時間予測部
104fにより、判断された時点で、まだ、先に送信し
て再生表示中の状態にある前記画像データの表示時間が
経過していないかチェックされる。前記表示時間がまだ
経過していない場合(ステップS111のYES)、前
記表示時間が経過するまでの空き時間が存在している場
合であり、後に送信すべき一連の画像データ群のうち、
該空き時間を利用して、先取りして送信させるべき単位
時間当たりまたは単にデータ容量が大きい画像データが
あるかチェックされる(ステップS112)。
【0034】先取りして送信させるべき画像データがあ
る場合(ステップS112のYES)、先行データ送信
部104cにより、画像データ領域104gの中から、
先取りして送信させるべき画像データが取り出されて、
前記空き時間の間だけ、先取りした画像データの一部
が、先行送信である旨の表示が付されて、端末200側
に先行して送信される(ステップS113)。その後、
ステップS107に戻って、次に送信すべき画像データ
がまだ存在しているかチェックされる。最後に、次に送
信すべき画像データが存在していない場合(ステップS
107のNO)、送信した画像データに対応する料金
を、送信先のユーザに課金する(ステップS114)。
【0035】次に、図4に示す端末200側の動作の流
れを示すフローチャートに従って、端末200側の動作
について説明する。まず、データ転送部201により、
サーバ100に対して、接続依頼(即ち、画像データの
転送依頼)の要求が送出される(ステップS201)。
サーバ100側との接続がなされた後、当該端末200
の通信可能速度(即ち、該端末における通信速度)を送
信すると共に(ステップS202)、当該端末200の
ユーザ情報を送信する(ステップS203)。サーバ1
00側において、画像データの転送サービスを受ける資
格を有するユーザであることが識別されている場合は、
前記サービス内容一覧が送付されてくるので、該一覧の
中から、所望する一連の画像データ群を選択する選択番
号を送信する(ステップS204)。
【0036】送信した選択番号に該当する一連の画像デ
ータ群のうち最初の画像データが、サーバ100側か
ら、送信されてくるので、現データ蓄積部204aによ
り該画像データが取得され、現データ蓄積領域204a
1に蓄積されて(ステップS205)、表示部204f
が起動されて、再生表示される(ステップS206)。
次に、続いて送信されてくる画像データを取得し(ステ
ップS207)、次に再生表示すべき画像データである
ことを示す次画像データであるか、あるいは、後で再生
することを示す先受画像データ(即ち、先取りされて先
行送信されてきた画像データ)であるかがチェックされ
る(ステップS208)。
【0037】次に再生表示すべき次画像データである場
合(ステップS208のYES)、次データ蓄積部20
4bにより、次に再生表示すべき画像データを蓄積する
次データ蓄積領域204b1に一旦蓄積保存し(ステッ
プS209)、後で再生する先受画像データである場合
(ステップS208のNO)、単位時間当たりまたは単
にデータ容量(データサイズ)が大きい、たとえば、動
画像データの一部が先行されて送信されてきているの
で、先受データ蓄積部204cにより、該先受画像デー
タを先受けして蓄積する先受データ蓄積領域204c1
に一旦蓄積保存する(ステップS210)。
【0038】次いで、現在再生中の画像データの再生が
終了したかチェックし(ステップS211)、まだ、終
了していない場合(ステップS211のNO)、ステッ
プS207に戻り、サーバ100側からの画像データの
取得動作を繰り返す。一方、再生が終了している場合
(ステップS211のYES)、現在再生している画像
データを蓄積している現データ蓄積領域204a1を、
空きの状態にし(ステップS212)、次データ蓄積領
域204b1に蓄積保存されている次に再生すべき次画
像データを、現データ蓄積領域204a1に移して、再
生表示を行なう準備を行なう(ステップS213)。
【0039】更に、先受データ蓄積領域204c1に保
存されている先受画像データが、次に再生すべき画像デ
ータであるかをチェックする(ステップS214)。先
受画像データが次に再生すべき次画像データに該当する
場合(ステップS214のYES)、先受データ蓄積領
域204c1に蓄積保存されている先受画像データを、
次に再生すべき画像データを蓄積する次データ蓄積領域
204b1に移して、次画像データとし(ステップS2
15)、一方、先受画像データが次に再生すべき次画像
データに該当しない場合(ステップS214のNO)、
次データ蓄積領域204b1を空きの状態に設定して、
次に再生すべきデータが蓄積されていない旨を表示する
(ステップS216)。
【0040】最後に、送信されてきたすべての画像デー
タについて再生が終了しているかチェックし(ステップ
S217)、再生が終了していれば(ステップS217
のYES)、全ての処理を終了し、まだ、再生すべき画
像データが残っている場合(ステップS217のN
O)、ステップS206に戻って、画像データの再生を
繰り返す。
【0041】次に、端末200の表示装置203に画面
表示している画像の表示の流れについて、図5,図8を
用いて説明する。ここに、図5は、画面表示の時間的な
推移の一例を示す画面図であり、図8は、サーバ側から
端末側へ転送されてくる画像データパターン(即ち、一
連の画像データ群)の流れの一例を示す図である。ま
た、図8においては、図8(A)から図8(D)に向か
って、順次、静止画像データに占める動画像データの再
生表示時間の割合が多くなっている例を示しており、端
末200からの選択番号で指定された場合に、表示が可
能な限り、動画像の再生表示時間が長い一連の画像デー
タパターンを、ユーザの指定に応じて、あるいは、自動
的に選択して、転送させることが可能である。即ち、図
(D)から図(A)に向かって、順次、端末200の通
信速度に基づいて、表示可能性をチェックしていくこと
が可能である。
【0042】図8に示す画像データパターンにおいて
は、「画面No.」欄に示す番号が、図5に示す画面の
順番に対応しており、「内容」欄にある「静止画/動
画」が、画像データの種別の一例を示している。即ち、
図8(A)乃至図8(D)に示す如く、図8の「画面N
o.」欄の「2」及び「4」においては、静止画像デー
タと動画像データ(一般的には、データ容量が大きくな
る画像データ)との双方の画像種別の画像データがサー
バ100上には保存されていて、端末200の通信速度
に応じて、静止画像データあるいは動画像データのいず
れかを自動的に選択して転送させることができる。
【0043】図5においては、画像種別を示す一例とし
て、「顔」+「吹き出し」マークが静止画を示し、
「顔」+「胴」マークが動画が示している。即ち、図5
の「低速」側の端末に表示している画面表示は、図8
(B)の場合に対応しており、2番目の動画は表示する
ことができないため、4番目以外はすべて静止画であ
り、4番目のみが動画となっている。一方、図5の「高
速」側の端末に表示している画面表示は、図8(D)の
場合に対応しており、2,4番目の双方とも動画が表示
され、その他は静止画が表示されている。
【0044】また、図8の「再生時間」欄の「再生」欄
には、各画像データの再生表示時間が示されている。ま
た、端末200側の通信速度が低速である場合と、高速
である場合(図8に示す例においては、低速時の2倍の
通信速度である場合を示している)とにおけるサーバ1
00から端末200への各画像データの転送時間が、そ
れぞれ「低速」欄の「転送」欄と、「高速」欄の「転
送」欄とに示されている。なお、図8に示す「転送」欄
は、「転送画面」欄にて示されているように、先に転送
されてきた画像データの再生表示中の期間に、転送され
てくる次に表示すべき次画像データの転送時間が示され
ている。更に、「低速」欄,「高速」欄及び「再生時
間」欄には、それぞれ「累計」欄が設けられていて、各
画像データに関する所要転送時間及び所要再生時間を累
積した時間も表示されている。
【0045】ここで、図8(C)及び図8(D)の場合
においては、通信速度が低速の場合、「画面No.」が
「1」の画像データの再生が終了した時点で、まだ、次
に表示すべき「2」の画像データの転送が終了しておら
ず、再生時間よりも画像データの転送時間を多く要する
こととなり、スムースな画面表示ができなくなることを
示している。(図8の「低速」欄に、「×」印で表示し
ている。)一方、図8(A)及び図8(B)の場合にお
いては、通信速度が低速の場合であっても、再生時間よ
りもデータの転送時間が短くなっているので、スムース
な画面表示が可能であることを示している。(図8の
「低速」欄に、「○」印で表示している。)
【0046】また、端末の通信速度が高速の場合は、図
8(A)乃至(D)のいずれの場合であっても、すべ
て、再生時間よりもデータの転送時間が短くなっている
ので、スムースな画面表示が可能であることを示してい
る。(図8の「高速」欄に、「○」印で表示してい
る。)
【0047】即ち、サーバ100側では、端末200側
の通信速度をチェックして、図8のごときテーブルに基
づいて、該端末200に対して、どこまで動画像を送信
できるかを判断している。図8に示すように、該端末2
00の通信速度が低速である場合は、第2番目の画面と
して静止画像と動画像とが保存されていて、該第2番目
の画像として動画像を送信させんとしても、該動画像の
表示開始時間までには該動画像のデータ転送を終了させ
ることができない。一方、第4番目の画面の場合、動画
像を送信したとしても、表示開始時間までに該動画像の
送信を完了させることが可能であり、途切れることな
く、画面表示することができる。また、該端末200の
通信速度が高速である場合には、第2番目と第4番目の
両方の画面を動画像としても、途切れることなく、画面
表示させることができるので、転送されてくる画像を順
番にスムースに再生させることができる。
【0048】また、画像データの表示時間の算出につい
ては、動画像の場合は、再生時間が決まっているので、
その再生時間が表示時間となる。一方、静止画像とし
て、文字データと画像データとで作成されている場合、
使用されている文字列の文字数から、その静止画の表示
時間を自動的に決定することが可能である。即ち、人間
が、1秒間に読むことができる文字数と、文字列が画面
上に分散されて配置されている場合の分散個所数とを考
慮することにより、たとえば、{(文字数)/10}+
{(文字の分散個所数)*0.2}の関係が成立する時
間を、自動的に表示時間として算出することとすれば、
各静止画像データについて、人手により表示時間を設定
するような作業が不要となる。
【0049】なお、文字を読む速度は、人によって個人
差があるので、最初の接続時において、「速い」、「通
常」、「遅い」等の設定情報を端末200側から入力さ
せて、表示時間と送られてくる画像データの内容とを変
更させるようにすることも可能である。
【0050】また、画像の複雑度に応じて、表示時間を
自動的に設定することも可能である。たとえば、GIF
(Graphics Interchange Format)形式の画像であれ
ば、画面に使用されている色の数が、画像データの先頭
に入っている色情報により、簡単に求めることができ
る。而して、色数が多い画像の表示時間は長くして、色
数が少ない画像の表示時間は短くするなどの制御を行な
うことができる。
【0051】また、モノクロの画像の場合、FAXで使
用されているMH(Modified Huffman)符号化方式や
MR(Modified READ)符号化方式によって、画像デー
タを圧縮した際に、圧縮データ容量が少ないものは、簡
単な画像であり、圧縮データ容量が多いものは、複雑な
画像と考えられるので、圧縮データ容量が少ない画像デ
ータは、表示時間を短くし、圧縮データ容量が多い画像
データは、表示時間を長くするなどの制御を行なうこと
ができる。
【0052】図6は、画像データの表示時間表の一例を
示すものであり、図8(A)乃至(D)に示す「再生時
間」欄のデータに対応するものであり、「画像NO.」
の「2」と「4」には、静止画像データと動画像データ
との両方が用意されていることを示している。また、図
6は、各データの表示時間を、「0.1秒」の単位で示
しており、たとえば、図6の「画面No.」欄に示す第
1番目の画像データ「画面1」は、静止画のみが用意さ
れており、2.2秒間表示されることを意味している。
第2番目の画像データ「画面2」は、静止画と動画とが
用意されており、静止画の場合は、2.6秒、動画の場
合は、2.2秒間表示されることを意味している。以下
のデータも同様の意味を有する。
【0053】図7は、画像データのデータ容量と、サー
バから端末への送信時間の一例を示すものであり、図8
(A)乃至(D)に示す「転送」欄のデータに対応する
ものである。各データのデータ容量は「Kバイト」の単
位で示しており、送信時間は「0.1秒」の単位で示し
ている。たとえば、図7の「画面No.」欄に示す第1
番目の画像データ「画面1」は、静止画であり、該画像
データのデータ容量は18Kバイトであり、低速の通信
速度の場合は、送信時間が1.8秒間要し、高速の通信
速度の場合には、送信時間が0.9秒で済むことを意味
している。第2番目の画像データ「画面2」は、データ
容量が、20Kバイトの静止画と34Kバイトの動画と
があり、それぞれ、静止画の場合の送信時間は、低速の
通信速度で2.0秒、高速の通信速度で1.0秒かかり、
動画の場合の送信時間は、低速の通信速度で3.4秒、
高速の通信速度で1.7秒かかることを意味している。
以下のデータも同様の意味を有している。
【0054】次に、図8(B)に示す画像データの場合
を例にとって、端末200側におけるデータの流れにつ
いて、図9,図10を用いて説明する。ここに、図9
は、各画像データを、記憶装置204内にある現データ
蓄積領域204a1,次データ蓄積領域204b1,先受
データ蓄積領域204c1に順次格納する流れを示す図
である。また、図10は、各画像データの転送推移を、
時間軸上で示した図である。
【0055】まず、図10(A)の「転送」行の「通
常」行に示すように、図8(B)の「画面No.」欄の
「1」で示す最初の静止画像1が送信されてくると、端
末200は、図9(A)に示す現データ蓄積領域204
1に蓄積していき、データ受信が終了すると、端末2
00は、再生動作に移行して、図10(A)の「再生」
行に示すように、該静止画像1を指定されている時間
(即ち、「0」から「22」までの時間)、再生して表
示する。
【0056】一方、その間に、次に送られてきた静止画
像2(図8(B)の「画面No.」欄の「2」)は、図
9(A)に示すように、次データ蓄積領域204b1
蓄積される。該静止画像2のデータ受信が終了した時、
図10(A)の「転送」行の「通常」行と「再生」行と
に示すように、静止画像1の再生時間が終了する前に、
該静止画像2の転送は終了している(即ち、図10
(A)に示す時間「20」の時点で終了している)。従
って、サーバ100は、次画像データである静止画像2
の送信が終了した時、静止画像1の再生時間が終了する
までの間の空き時間(即ち、時間「20」から「22」
に至るまでの時間)を利用して、先受データである動画
像4(図8(B)の「画面No.」欄の「4」)の画像
データを先取りして、図10(A)の「転送」行の「先
行」行に示すように、送信を開始する。端末200側で
は、受信されてくる画像データが、次の画像データか、
先の画像データかをチェックして、先の画像データであ
れば、図9(A)に示すように、先受データ蓄積領域2
04c1に蓄積していく。
【0057】現データ蓄積領域204a1に蓄積されて
いた静止画像1の再生時間が終了すると、図9(B)に
示すように、次データ蓄積領域204b1に蓄積されて
いた静止画像2の画像データが、現データ蓄積領域20
4a1に移されて、該静止画像2の画像データの再生が
開始される(即ち、図10(A)に示す時間「22」の
時点から再生が開始される)。一方、図10(A)の
「転送」行の「先行」行に示すように、静止画像1の再
生時間が終了すると、先取りして送信されていた動画像
4の送信が中断されて、図10(A)の「転送」行の
「通常」行に示すように、次の画像データである静止画
像3(図8(B)の「画面No.」欄の「3」)の画像
データの送信が開始される。
【0058】端末200側では、静止画像2の再生が開
始されているが、その間に、次に送られてきた静止画像
3(図8(B)の「画面No.」欄の「3」)は、図9
(B)に示すように、次データ蓄積領域204b1に蓄
積されていく。該静止画像3のデータ受信が終了した
時、図10(A)の「転送」行の「通常」行と「再生」
行とに示すように、静止画像2の再生時間が終了する前
に、該静止画像3の転送は終了している(即ち、図10
(A)に示す時間「44」の時点で終了している)。
【0059】従って、サーバ100は、次データである
静止画像3の送信が終了した時、静止画像2の再生時間
が終了するまでの間の空き時間(即ち、図10(A)に
示す時間「44」から「48」に至るまでの時間)を利
用して、先に中断していた先受データである動画像4
(図8(B)の「画面No.」欄の「4」)の画像デー
タの送信を再開させて、先取りしていた動画像4の中断
位置から、図10(A)の「転送」行の「先行」行に示
すように、送信を開始する。端末200側では、受信さ
れてくる画像データが、次の画像データか、先の画像デ
ータかをチェックして、先の画像データであれば、図9
(B)に示すように、先に蓄積していた先受データに継
続させて、先受データ蓄積領域204c1に蓄積してい
く。
【0060】現データ蓄積領域204a1に蓄積されて
いた静止画像2の再生時間が終了すると、図9(C)に
示すように、次データ蓄積領域204b1に蓄積されて
いた静止画像3の画像データが、現データ蓄積領域20
4a1に移されて、該静止画像3の画像データの再生が
開始される(即ち、図10(A)に示す時間「48」の
時点から再生が開始される)。一方、図10(A)の
「転送」行の「先行」行に示すように、静止画像2の再
生時間が終了すると、先取りして送信されていた動画像
4の送信が中止されて、図10(A)の「転送」行の
「通常」行に示すように、次の画像データとして動画像
4の画像データの続きが送信されることになる。
【0061】端末200側では、静止画像3の再生が開
始されているが、その間に、図9(C)に示すように、
先受データ蓄積領域204c1に蓄積されている動画像
4が次に再生すべき画像データであることが識別され
て、先受データ蓄積領域204c1から次データ蓄積領
域204b1に転送されると共に、次に送られてきた動
画像4の続き部分が、次データ蓄積領域204b1の引
き続く領域に順次蓄積されていく。該動画像4のデータ
受信が終了した時、該動画像の一部が先取りされて、
「先行」転送されていたので、図10(A)の「転送」
行の「通常」行と「再生」行とに示すように、静止画像
3の再生時間が終了する前に、該動画像4の転送は終了
している(即ち、図10(A)に示す時間「64」の時
点で終了している)。
【0062】しかしながら、サーバ100には、次デー
タである動画像4の送信が終了した時、静止画像3の再
生時間が終了するまでの間の空き時間を利用して、先取
りして、送信すべき画像データは存在していないので、
図10(A)の「転送」行に示すように、転送動作を中
止して、静止画像3の再生が終了するまで待ち合わせ
る。
【0063】現データ蓄積領域204a1に蓄積されて
いた静止画像3の再生時間が終了すると、図9(D)に
示すように、次データ蓄積領域204b1に蓄積されて
いた動画像4の画像データが、現データ蓄積領域204
1に移されて、該動画像4の画像データの再生が開始
される(即ち、図10(A)に示す時間「66」の時点
から再生が開始される)。一方、図10(A)の「転
送」行の「通常」行に示すように、静止画像3の再生時
間が終了すると、次の画像データとして静止画像5(図
8(B)の「画面No.」欄の「5」)の画像データが
送信されることになる。
【0064】端末200側では、動画像4の再生が開始
されているが、その間に、次に送られてきた静止画像5
(図8(B)の「画面No.」欄の「5」)は、図9
(D)に示すように、次データ蓄積領域204b1に蓄
積されていく。該静止画像5のデータ受信が終了した
時、図10(A)の「転送」行の「通常」行と「再生」
行とに示すように、動画像4の再生時間が終了する前
に、該静止画像5の転送は終了している(即ち、図10
(A)に示す時間「76」の時点で終了している)。
【0065】しかし、サーバ100側で送信すべき画像
データはすべて送信済みになっているので、図10
(A)の「転送」行の「通常」行に示すように、転送動
作は終了する。
【0066】一方、端末200側では、現データ蓄積領
域204a1に蓄積されていた動画像4の再生時間が終
了すると、図9(E)に示すように、次データ蓄積領域
204b1に蓄積されていた静止画像5の画像データ
が、現データ蓄積領域204a1に移されて、該静止画
像5の画像データの再生が開始される。
【0067】かくのごとく、端末200の記憶装置20
4の記憶容量が少ない場合であっても、各々小さい容量
の画面データ用格納領域を3つ(現データ蓄積領域20
4a 1,次データ蓄積領域204b1,先受データ蓄積領
域204c1)用意することにより、途切れなくスムー
スに動画を混在させて、配信させ・再生させることが可
能になる。
【0068】なお、図10(B)に示す実施例は、次の
画像データの再生が始まる直前までに、該当する画像デ
ータを転送するように制御されている例を示すものであ
り、そのデータ転送の開始までに空き時間が生じている
場合には、先の画像データとしての動画像データを先取
りして、先受データ蓄積領域204c1に向けて転送す
るものである。
【0069】また、無線通信回線を利用して、画像デー
タを転送する場合、エラーの発生に対応して、再転送
(リトライ)する必要があり、通信速度に関する理論値
を求めることができない。従って、最初に実測値をチェ
ックして、その通信速度に合わせたデータ転送制御にし
たり、あるいは、リアルタイムで実測値を測定しなが
ら、ダイナミックに途中で送信内容を変更することとす
る方法を採用する必要がある。
【0070】
【発明の効果】以上に説明したごとく、本発明に係る画
像通信装置,画像通信方法、あるいは、かかる画像通信
方法を実行できるプログラム記録媒体を用いることにす
れば、端末の通信速度に応じて、自動的に転送すべき静
止画と動画との割り振りを行なうことができ、通信速度
が遅い端末の場合は、静止画を、通信速度が速い端末の
場合は、動画を、より多く転送することが自動的に可能
となり、鑑賞する際に、ストレスを感じることがなく、
漫画やアニメーション等を端末でより多く楽しめる効果
が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像ファイルなどを保存するサーバの構成を示
す回路ブロック図である。
【図2】サーバ側と通信を行なう端末側の構成を示す回
路ブロック図である。
【図3】サーバ側の動作の流れを示すフローチャートで
ある。
【図4】端末側の動作の流れを示すフローチャートであ
る。
【図5】画面表示の時間的な推移の一例を示す画面図で
ある。
【図6】画像データの表示時間表の一例を示すものであ
る。
【図7】画像データのデータ容量と、サーバから端末へ
の送信時間の一例を示すものである。
【図8】サーバ側から端末側へ転送されてくる画像デー
タパターンの流れの一例を示す図である。
【図9】各画像データを、現データ蓄積領域,次データ
蓄積領域,先受データ蓄積領域に順次格納する流れを示
す図である。
【図10】各画像データの転送推移を、時間軸上で示し
た図である。
【符号の説明】
100…サーバ、101…CPU、102…入力装置、
103…表示装置、104…記憶装置、104a…デー
タ送信部、104b…次データ送信部、104b 1…次
データ選択部、104c…先行データ送信部、104d
…端末速度検出部、104e…表示時間算出部、104
1…文字数・複雑度算出部、104f…送信時間予測
部、104g…画像データ領域、105…通信装置、1
06…プログラム記録媒体、200…端末、201…C
PU、202…入力装置、203…表示装置、204…
記憶装置、204a…現データ蓄積部、204a1…現
データ蓄積領域、204b…次データ蓄積部、204b
1…次データ蓄積領域、204c…先受データ蓄積部、
204c1…先受データ蓄積領域、204d…データ転
送部、204e…表示時間算出部、204e1…文字数
・複雑度算出部、204f…表示部、205…通信装
置、206…プログラム記録媒体。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像データからなる一連の画像デ
    ータ群を送信するためのデータ送信手段と、前記一連の
    画像データ群を送信する送信先となる相手端末毎の通信
    速度を求めるための端末速度検出手段と、前記画像デー
    タ毎の送信に要する前記相手端末毎の送信時間を求める
    送信時間予測手段と、前記画像データ毎に前記画像デー
    タの再生表示に要する表示時間を求める表示時間算出手
    段とを有し、更に、前記送信時間予測手段に基づいて、
    先に送信した画像データが送信先の前記相手端末におい
    て受信が完了されたと判断される時点から、次に送信す
    べき次画像データの送信を開始する次データ送信手段
    と、該次画像データが送信先の前記相手端末において受
    信が完了されたと判断される時点で、先に送信して再生
    表示中の状態にある前記画像データの前記表示時間が、
    まだ、経過していない場合、前記表示時間が経過するま
    での空き時間を利用して、後に送信すべき画像データの
    うち単位時間当たりまたは単にデータ容量が大きい画像
    データを先取りして送信させる先行データ送信手段とを
    有していることを特徴とする画像通信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像通信装置におい
    て、前記次データ送信手段が、先に送信して再生表示中
    の状態にある前記画像データの前記表示時間が経過する
    前に、前記次画像データの送信が完了しているように、
    次に送信すべき前記次画像データの対象となる画像デー
    タ種別を自動的に選択することができる次データ選択手
    段を有していることを特徴とする画像通信装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の画像通信装置におい
    て、前記次データ選択手段が、選択対象とする前記画像
    データ種別として、動画像データか、あるいは、静止画
    像データかのいずれかを選択するものであることを特徴
    とする画像通信装置。
  4. 【請求項4】 複数の画像データからなる一連の画像デ
    ータ群を転送させるためのデータ転送手段と、再生表示
    すべき画像データが全く蓄積されていない状態にある場
    合には、転送されてきた画像データを現データ蓄積領域
    に蓄積させる現データ蓄積手段と、該現データ蓄積領域
    に蓄積された前記画像データの再生表示に要する表示時
    間を求める表示時間算出手段と、該表示時間の間、前記
    現データ蓄積領域に蓄積されている前記画像データを再
    生表示させる表示手段と、該表示時間中に次に表示すべ
    き次画像データを転送させて次データ蓄積領域に蓄積さ
    せる次データ蓄積手段と、次に表示すべき前記次画像デ
    ータの転送が終了した時点で、先に前記現データ蓄積領
    域に蓄積されて、前記表示手段により再生表示させてい
    る前記画像データの前記表示時間が、まだ、経過してい
    ない場合、該表示時間が完了するまでの空き時間を利用
    して、後に表示する画像データのうち単位時間当たりま
    たは単にデータ容量が大きい画像データを先取りして転
    送させて先受データ蓄積領域に蓄積させる先受データ蓄
    積手段とを有していることを特徴とする画像通信装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4に記載の画像通信装置に
    おいて、前記表示時間算出手段が、前記画像データが静
    止画像データである場合、該画像データに含まれている
    文字数及び/又は画像の複雑度を求める文字数・複雑度
    算出手段を有し、前記画像データの前記文字数及び/又
    は画像の複雑度に基づいて、前記表示時間を算出するこ
    とができることを特徴とする画像通信装置。
  6. 【請求項6】 複数の画像データからなる一連の画像デ
    ータ群を送信する相手端末毎の通信速度に基づいて、前
    記画像データ毎に送信に要する前記相手端末毎の送信時
    間を求め、前記画像データが送信先の前記相手端末にお
    いて受信が完了されたと判断される時点から、次に送信
    すべき次画像データの送信を開始し、更に、先に受信が
    完了されたと判断される前記画像データの再生表示に要
    する表示時間を求めることにより、前記次画像データが
    送信先の前記相手端末において受信が完了されたと判断
    される時点で、先に送信して再生表示中の状態にある前
    記画像データの前記表示時間が、まだ、経過していない
    場合、前記表示時間が経過するまでの空き時間を利用し
    て、後に送信すべき画像データのうち単位時間当たりま
    たは単にデータ容量が大きい画像データを先取りして送
    信させることを特徴とする画像通信方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の画像通信方法におい
    て、先に送信して再生表示中の状態にある前記画像デー
    タの前記表示時間が経過する前に、前記次画像データの
    送信が完了しているように、次に送信すべき前記次画像
    データの対象となる画像データ種別を自動的に選択して
    送信することを特徴とする画像通信方法。
  8. 【請求項8】 複数の画像データからなる一連の画像デ
    ータ群を転送させる画像通信方法において、転送されて
    きた前記画像データを現データ蓄積領域に蓄積させて再
    生表示させると同時に、該再生表示中に、次に表示すべ
    き次画像データを転送させて次データ蓄積領域に蓄積さ
    せ、かつ、次に表示すべき前記次画像データの転送が完
    了した時点で、前記再生表示中の状態にある前記画像デ
    ータの表示時間が、まだ、経過していない場合、該表示
    時間が完了するまでの空き時間を利用して、後に表示す
    る画像データのうち単位時間当たりまたは単にデータ容
    量が大きい画像データを先取りして転送させて先受デー
    タ蓄積領域に蓄積させることを特徴とする画像通信方
    法。
  9. 【請求項9】 複数の画像データからなる一連の画像デ
    ータ群を送信する送信先となる相手端末毎の通信速度に
    基づいて、前記画像データ毎に送信に要する前記相手端
    末毎の送信時間を求め、前記画像データが送信先の前記
    相手端末において受信が完了されたと判断される時点か
    ら、次に送信すべき次画像データを送信を開始し、更
    に、先に受信が完了されたと判断される前記画像データ
    の再生表示に要する表示時間を求めることにより、前記
    次画像データが送信先の前記相手端末において受信が完
    了されたと判断される時点で、先に送信して再生表示中
    の状態にある前記画像データの前記表示時間が、まだ、
    経過していない場合、前記表示時間が経過するまでの空
    き時間を利用して、後に送信すべき画像データのうち単
    位時間当たりまたは単にデータ容量が大きい画像データ
    を先取りして送信させる画像通信方法を、コンピュータ
    のプログラムとして実行させることができるようにコン
    ピュータが読取り可能な形式で記録させたことを特徴と
    するプログラム記録媒体。
  10. 【請求項10】 複数の画像データからなる一連の画像
    データ群を転送させる画像通信方法において、転送され
    てきた前記画像データを現データ蓄積領域に蓄積させて
    再生表示させると同時に、該再生表示中に、次に表示す
    べき次画像データを転送させて次データ蓄積領域に蓄積
    させ、かつ、次に表示すべき前記次画像データの転送が
    完了した時点で、前記再生表示中の状態にある前記画像
    データの表示時間が、まだ、経過していない場合、該表
    示時間が完了するまでの空き時間を利用して、後に表示
    する画像データのうち単位時間当たりまたは単にデータ
    容量が大きい画像データを先取りして転送させて先受デ
    ータ蓄積領域に蓄積させる画像通信方法を、コンピュー
    タのプログラムとして実行させることができるようにコ
    ンピュータが読取り可能な形式で記録させたことを特徴
    とするプログラム記録媒体。
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