JP2002256974A - 気化器における燃料調整針弁の取付構造 - Google Patents

気化器における燃料調整針弁の取付構造

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JP2002256974A JP2001058927A JP2001058927A JP2002256974A JP 2002256974 A JP2002256974 A JP 2002256974A JP 2001058927 A JP2001058927 A JP 2001058927A JP 2001058927 A JP2001058927 A JP 2001058927A JP 2002256974 A JP2002256974 A JP 2002256974A
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collar
fuel
carburetor
hole
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JP2001058927A
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English (en)
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Norisuke Osada
憲祐 長田
Yoshiaki Michiyama
祥明 道山
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Walbro Japan Inc
Original Assignee
Walbro Japan Inc
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M3/00Idling devices for carburettors
    • F02M3/08Other details of idling devices
    • F02M3/10Fuel metering pins; Nozzles
    • F02M2003/105Needle adjustment limiter caps

Landscapes

  • Control Of The Air-Fuel Ratio Of Carburetors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低速燃料系と高速燃料系の燃料調整針弁のた
めの各カラーを嵌合する気化器本体の円筒部の間に、カ
ラーの抜止め手段を備える。 【解決手段】 気化器本体2に端壁面から内方へ順に内
径が小さくなる円筒部9と円錐部8と小径円筒部7と弁
室5と出口通路4とを同軸に設け、円筒部9に樹脂製リ
テイナ10と金属製カラー21とを圧入する。燃料調整
針弁31,31Aに頭部35から先端へ順に外径が小さ
くなるねじ軸部34とステム33と先端ニードル32と
を設ける。ねじ軸部34をカラー21のねじ孔23へ螺
合し、リテイナ10の軸孔13へねじ溝を切り込みなが
ら螺合し、ステム33をリテイナ10の先端部の軸孔1
2から弁室5へ突出し、先端ニードル32を弁室5から
出口通路4へ突出する。1対の円筒部9の接近する部分
に円筒部9と直交するピン孔26aを設ける。1対のカ
ラー21の外周面に設けた環状溝24に、気化器本体2
のピン孔26aから抜止めピン26を係合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主として動力鋸、刈
払い機などに搭載される小型内燃機関の気化器、特に燃
料調整針弁の燃料量増方向への回動を制限する、気化器
における燃料調整針弁の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】蝶型絞り弁式気化器の燃料量調整には、
低速燃料系と高速燃料系の各燃料通路に燃料調整針弁が
配設される。気化器本体のねじ孔に、外周面にねじ加工
をしたカラーを圧入して抜け荷重を大きくした燃料調整
針弁の取付構造では、燃料調整針弁の気化器本体からの
抜けに対しては有効であるが、カラーの圧入時にカラー
が変形したり、バリが発生し易いばかりでなく、気化器
本体のねじ孔とカラーのねじ孔との同心度に狂いが生じ
易い。また、気化器本体のねじ孔は袋孔になり、異物が
発生しまたは浸入するとその除去が難しい。
【0003】そこで、本出願人は気化器本体に対するね
じ孔の加工を廃止する目的で、予めねじ孔を加工したカ
ラーを気化器本体に圧入する構造の燃料調整針弁の取付
構造を、特願2000−076895号により提案し
た。しかし、上述の燃料調整針弁の取付構造は、カラー
に燃料調整針弁を締め込んだ時に、カラーに浮き上がる
荷重が作用し、内奥のリテイナとの間に隙間が生じる
と、燃料調整針弁にガタが生じ、燃料量に変化が生じ易
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は上述の
問題に鑑み、互いに接近して配設される低速燃料系と高
速燃料系の燃料調整針弁のための各カラーを嵌合する円
筒部の間に、カラーの抜止め手段を備えた、気化器にお
ける燃料調整針弁の取付構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の構成は気化器本体に設けた円筒部へ金属製
のカラーを圧入し、該カラーに螺合した燃料調整針弁の
ステムを入口通路に連なる弁室へ突出し、弁室から出口
通路へ先端ニードルを突出するようにし、相隣接する高
速燃料系と低速燃料系の燃料調整針弁を支持する1対の
前記カラーの外周面に環状溝を設け、1対の環状溝の間
へ突出係合する抜止めピンを気化器本体に支持したこと
を特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は低速燃料系と高速燃料系
の燃料調整針弁を互いに平行に接近して配設し、両者の
カラーの外周面に環状溝を設ける一方、カラーを圧入す
る円筒部の間に円筒部と直交するピン孔を設け、ピン孔
から1対のカラーの環状溝へ抜止めピンを圧入するもの
である。つまり、カラーの抜け方向と直交する方向に抜
止めピンを装着することにより、カラーの浮上がりない
し抜けを防止する。
【0007】気化器本体にねじ孔を加工しないで、単純
な孔加工と1本の抜止めピンを追加するだけで、カラー
の気化器本体からの抜けを防止する。
【0008】
【実施例】図1は本発明に係る気化器における燃料調整
針弁の取付構造を示す平面断面図である。中心軸線xで
示す方向に吸気路が貫通するアルミニウムなどの金属か
らなる気化器本体2は、端壁2aに空気清浄器を突き合
せ、端壁2bに断熱管を突き合せたうえ、左右1対の通
しボルト27により機関の吸気ポートへ結合される。気
化器本体2から側方へ突出する突壁部3に、断面楕円形
の内空部29と内空部29よりも小さい断面楕円形の内
空部28とが形成される。気化器本体2には内空部28
の端壁面から内方へ順に内径が小さくなる円筒部9と円
錐部8と小径円筒部7と弁室5と出口通路4とが同軸に
形成される。弁室5は入口通路6を経て定圧燃料室へ連
通され、出口通路4は吸気路へ臨む高速燃料噴孔または
低速燃料噴孔へ連通される。
【0009】各燃料調整針弁31,31Aはほぼ同じ構
造のものであるので、燃料調整針弁31については気化
器本体2の円筒部とカラーに符号を付け、燃料調整針弁
31Aについては燃料調整針弁の各部に符号を付けた。
【0010】円筒部9に軸孔13を有する樹脂製リテイ
ナ10と、ねじ孔23を有する金属製カラー21とが圧
入される。樹脂製リテイナ10はねじ孔23よりも僅か
に小径の軸孔13と、弁室5よりも小径の軸孔12とを
形成され、先端の円錐面を気化器本体2の円錐部8へ密
着され、筒部10aを小径円筒部7へ圧入される。樹脂
製リテイナ10の基端部には中空の軸部14が形成さ
れ、かつ金属製カラー21の先端部に形成した小径軸孔
22へ圧入される。
【0011】燃料調整針弁31は工具溝を有する頭部3
5から先端へ向けて外径が順に小さくなる、ねじ軸部3
4とステム33と先端ニードル32とを形成される。燃
料調整針弁31は高速燃料系のものであり、低速燃料系
の燃料調整針弁31Aも同様の構成をなし、同様の方法
で気化器本体2へ支持される。燃料調整針弁31はねじ
軸部34を金属製カラー21のねじ孔23へ螺合され、
同時に、樹脂製リテイナ10の軸孔13へねじ溝を切り
ながら螺合され、ステム33が軸孔12を経て弁室5へ
突出され、先端ニードル32が弁室5から出口通路4へ
突出される。
【0012】上述のようにして、金属製の燃料調整針弁
31は金属製の気化器本体2へ直接螺合されるのでな
く、樹脂製リテイナ10に圧入され、かつ金属製カラー
21に螺合される。したがつて、図示してない定圧燃料
室の燃料は入口通路6を経て弁室5へ入り、弁室5から
出口通路4と先端ニードル32との間の環状の隙間を経
て出口通路4へ流れ、さらに高速燃料噴孔または低速燃
料噴孔を経て吸気路へ供給される。弁室5から出口通路
4へ流れる燃料量は、先端ニードル32の弁室5から出
口通路4への突出量により加減される。ステム33は樹
脂製リテイナ10の軸孔12へ圧入されるから、外部の
空気が弁室5へ吸い込まれて、弁室5から出口通路4へ
流れる燃料量に悪影響を及ぼすことはない。また、樹脂
製リテイナ10の端壁が円錐部8へ密着されるので、弁
室5から円筒部9への燃料洩れや円筒部9から弁室5へ
の空気の浸入が阻止される。
【0013】本発明によれば、カラー21の円筒部9か
らの抜出しを抑えるために、図2に示すように、気化器
本体2の底部のピン孔26aに嵌合した抜止めピン26
を、前後に並ぶ1対のカラー21の間へ、つまり1対の
環状溝24へ係合するようにしたものである。上述の構
成により、円筒部9へ圧入したカラー21の回動が阻止
されるだけでなく、カラー21の軸方向移動も阻止され
る。したがつて、カラー21が機関の振動を受けると、
カラー21が円筒部9から抜け出すという不具合が解消
される。
【0014】なお、工場からの出荷時、各燃料調整針弁
31,31Aの頭部35にはキヤツプがセレーシヨン嵌
合され、燃料調整針弁31,31Aのキヤツプが相互に
干渉して、工場で調整された燃料量よりも燃料増方向へ
は燃料調整針弁31,31Aを回転できないように設定
される。そして、頭部35を収容する内空部28は内空
部29へ嵌合固定した蓋板により閉鎖され、キヤツプを
外すことができないようになつている。機関の運転環境
に応じて外部から工具を頭部35の工具溝へ係合して燃
料減方向へ調整することができる。
【0015】図3に示す実施例では、抜止めピン26を
気化器本体2のピン孔26へ圧入する代りに、気化器本
体2に螺合したボルト27の先端に形成した抜止めピン
26を、1対のカラー21の環状溝24へ係合するよう
にしたものである。
【0016】
【発明の効果】本発明は上述のように、気化器本体の円
筒部へねじ孔を加工したカラーを圧入し、カラーの抜け
荷重を抑えるために、カラーの外周面に設けた環状溝の
間へ1本の抜止めピンが係合するように、気化器本体の
ピン孔に抜止めピンを圧入したものであるから、気化器
本体に対する加工負担が軽く、しかも1本の抜止めピン
により低速燃料系と高速燃料系の両方のカラーの抜けを
有効に阻止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る気化器における燃料調整針弁の取
付構造を示す平面断面図である。
【図2】図1の線2A−2Aによる側面断面図である。
【図3】本発明の変更実施例に係る気化器における燃料
調整針弁の取付構造を示す側面断面図である。
【符号の説明】
2:気化器本体 3:突壁部 4:出口通路 5:弁室
6:入口通路 7:小径円筒部 8:円錐部 9:円
筒部 10:樹脂製リテイナ 11:小径円筒部 12:軸孔 13:軸孔 14:中空の軸部 21:金
属製カラー 22:軸孔 23:ねじ孔 24:環状溝
26:抜止めピン 26a:ピン孔 27:ボルト
28:内空部 29:内空部 31:燃料調整針弁 3
1A:燃料調整針弁 32:先端ニードル 33:ステ
ム 34:ねじ軸部 35:頭部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】気化器本体に設けた円筒部へ金属製のカラ
    ーを圧入し、該カラーに螺合した燃料調整針弁のステム
    を入口通路に連なる弁室へ突出し、弁室から出口通路へ
    先端ニードルを突出するようにし、相隣接する高速燃料
    系と低速燃料系の燃料調整針弁を支持する1対の前記カ
    ラーの外周面に環状溝を設け、1対の環状溝の間へ突出
    係合する抜止めピンを気化器本体に支持したことを特徴
    とする、気化器における燃料調整針弁の取付構造。
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